JP2002012769A - 硬化性フルオロポリエーテルゴム組成物 - Google Patents
硬化性フルオロポリエーテルゴム組成物Info
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Abstract
ケニル基を有し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテ
ル構造を有する直鎖状フルオロポリエーテル化合物 (B)一分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少な
くとも2個有し、ケイ素原子に結合した水素原子が全て
H−SiCH2−構造を構成する有機ケイ素化合物 (C)ヒドロシリル化反応触媒 を含有することを特徴とする硬化性フルオロポリエーテ
ルゴム組成物。 【効果】 本発明の硬化性フルオロポリエーテルゴム組
成物は、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、離型性、撥水
性、撥油性、耐候性等に優れている上、耐酸性、耐アル
カリ性に優れた硬化物を与え、幅広い成形用途に利用可
能で、例えば半導体製造装置のシール材、自動車用、航
空機用O−リング、ダイヤフラム、シール材料、複写機
用のロール材料、二次電池及び燃料電極構成材料等に有
用である。
Description
耐熱性、耐溶剤性、耐薬品性、耐候性、離型性に優れ、
耐酸性を改良した硬化物を得ることができる硬化性フル
オロポリエーテルゴム組成物に関する。
中に少なくとも2個のアルケニル基を有し、かつ主鎖中
にパーフルオロアルキルエーテル構造を有する直鎖状フ
ルオロポリエーテル化合物、一分子中にH−SiOSi
構造を少なくとも2個以上持つ有機ケイ素化合物及びヒ
ドロシリル化反応触媒からなる組成物から、耐熱性、耐
薬品性、耐溶剤性、離型性、撥水性、撥油性、耐候性等
の性質がバランスよく優れた硬化物を得られることが特
許第2990646号公報等で提案されている。
ーテルゴム組成物はほとんどの用途においては、これで
十分な性能を有しているものの、耐酸性を要求される半
導体関連用途、エンジンオイル用途等では更に耐酸性が
高いことが要求される。
たもので、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、離型性、撥水
性、撥油性、耐候性等に優れている上、耐酸性に優れた
硬化物を与える硬化性フルオロポリエーテルゴム組成物
を提供することを目的とする。
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有
し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテル構造を有す
る直鎖状フルオロポリエーテル化合物、一分子中にケイ
素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有し、ケイ
素原子に結合した水素原子が全てH−SiCH2−構造
を構成する有機ケイ素化合物、ヒドロシリル化反応触媒
を配合することにより、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、
離型性、撥水性、撥油性、耐候性等に優れている上、耐
酸性に優れた硬化物を与える硬化性フルオロポリエーテ
ルゴム組成物が得られることを見出し、本発明をなすに
至った。
平8−199070号公報)等で示されるようなH−S
iOSi構造を有する有機ケイ素化合物を使用するフル
オロポリエーテルゴム組成物は酸に対してSiOSi結
合のケイ素−酸素間の開裂が起こるためあまり強くな
い。これに対してH−SiCH2−構造を有する有機ケ
イ素化合物に起因するケイ素−炭素の結合は酸に対して
は非常に安定な構造であり、H−SiCH2−構造を有
する有機ケイ素化合物を使用することで耐酸性に優れた
フルオロポリエーテルゴム組成物を得ることができる。
し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテル構造を有す
る直鎖状フルオロポリエーテル化合物 (B)一分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少な
くとも2個有し、ケイ素原子に結合した水素原子が全て
H−SiCH2−構造を構成する有機ケイ素化合物 (C)ヒドロシリル化反応触媒 を含有することを特徴とする硬化性フルオロポリエーテ
ルゴム組成物を提供する。
と、本発明に用いる(A)成分の直鎖状フルオロポリエ
ーテル化合物は、一分子中に少なくとも2個のアルケニ
ル基を有し、かつ主鎖中に2価のパーフルオロアルキル
エーテル構造を有するものである。
造としては、−CdF2dO−(式中、各単位のdは独立
に1〜6の整数である。)の多数の繰り返し単位を含む
もので、例えば下記一般式(3)で示されるものなどが
挙げられる。 (CdF2dO)q (3) (式中、qは1〜500、好ましくは2〜400、より
好ましくは10〜200の整数である。)
dF2dO−としては、例えば下記の単位等が挙げられ
る。なお、上記パーフルオロアルキルエーテル構造は、
これらの繰り返し単位の1種単独で構成されていてもよ
いし、2種以上の組み合わせであってもよい。 −CF2O− −CF2CF2O− −CF2CF2CF2O− −CF(CF3)CF2O− −CF2CF2CF2CF2O− −CF2CF2CF2CF2CF2CF2O− −C(CF3)2O− これらの中では、特に下記単位が好適である。 −CF2O− −CF2CF2O− −CF2CF2CF2O− −CF(CF3)CF2O−
ーテル化合物中のアルケニル基としては、炭素数2〜
8、特に2〜6で、かつ末端にCH2=CH−構造を有
するものが好ましく、例えばビニル基、アリル基、プロ
ペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル
基等が挙げられ、中でもビニル基、アリル基が好まし
い。このアルケニル基は、分子中に存在していてもよい
が、分子鎖の両末端に結合していることが好ましく、こ
の場合、直鎖状フルオロポリエーテル化合物の主鎖の両
端部に直接結合していてもよいし、下記に示すような2
価の連結基を介して主鎖と結合していてもよい。 −CH2−、−CH2O−、−Y−NR−CO− (但し、Yは、−CH2−又は下記構造式(Z)で示さ
れる基であり、Rは水素原子、メチル基、フェニル基又
はアリル基である。)
は、下記一般式(2)又は(3)で示される直鎖状のも
のが好ましい。
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、Rf0
は2価のパーフルオロポリエーテル構造であり、上記式
(3)、即ち(CdF2dO)qで示されるものが好まし
い。pは独立に0又は1、rは2〜6の整数、Qは炭素
数1〜15の2価の炭化水素基であり、エーテル結合を
含んでいてもよく、具体的にはアルキレン基、エーテル
結合を含んでいてもよいアルキレン基である。]
リエーテル化合物としては、特に下記一般式(4)で示
されるものが好適である。
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、pは独
立に0又は1、rは2〜6の整数、uは2〜6の整数、
m、nはそれぞれ0〜200の整数である。]
ル化合物は、重量平均分子量が4,000〜100,0
00、特に1,000〜50,000であることが望ま
しい。
ーテル化合物の具体例としては、下記化合物等を例示す
ることができる。なお、式中、m、nは前記と同様であ
る。
ロポリエーテル化合物を目的に応じた所望の重量平均分
子量に調節するため、予め上記した直鎖状フルオロポリ
エーテル化合物を分子内にSiH基を2個含有する有機
ケイ素化合物と通常の方法及び条件でヒドロシリル化反
応させ、鎖長延長した生成物を(A)成分として使用す
ることも可能である。
剤、鎖長延長剤として作用するものである。この(B)
成分は一分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少な
くとも2個有し、ケイ素原子に結合した水素原子が全て
H−SiCH2−構造を構成する有機ケイ素化合物であ
れば特に制限されるものではない。このような有機ケイ
素化合物としては、下記一般式(1)で示されるものが
好ましい。
種の炭素数1〜20、好ましくは1〜6の1価の炭化水
素基である。Zは水素原子もしくは−Q−M、−Q−R
f、−Q−、−Rf’−、−Q−Rf’−Q−(但し、
Qは炭素数1〜15の2価の炭化水素基であり、エーテ
ル結合を含んでいてもよく、Rfは1価のパーフルオロ
アルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基であり、
Rf’は2価のパーフルオロアルキレン基又はパーフル
オロオキシアルキレン基である。)で表される。sは
1、2又は3であり、tは0、1、2又は3である。a
及びbは0又は1、かつaとbは同時に0とはならな
い。]
は、上述したように、メチレン基、エチレン基、プロピ
レン基、へキシレン基等のアルキレン基や、これらアル
キレン基の鎖中に−O−のエーテル結合が介在した基が
挙げられる。Rfの1価のパーフルオロアルキル基、パ
ーフルオロオキシアルキル基、Rf’の2価のパーフル
オロアルキレン基、パーフルオロオキシアルキレン基に
ついても後述する。
記のものが挙げられる。なお、下記式でMeはメチル基
を示す。
化後の均一性を考慮して、一分子中に1個以上の1価の
パーフルオロアルキル基、1価のパーフルオロオキシア
ルキル基、2価のパーフルオロアルキレン基又は2価の
パーフルオロオキシアルキレン基を有しているものを使
用することができる。
ロオキシアルキル基、パーフルオロアルキレン基、パー
フルオロオキシアルキレン基としては、下記一般式で示
される基を例示することができる。 1価のパーフルオロアルキル基:CgF2g+1− (但し、gは1〜20、好ましくは2〜10の整数であ
る。) 2価のパーフルオロアルキレン基:−CgF2g− (但し、gは1〜20、好ましくは2〜10の整数であ
る。) 1価のパーフルオロオキシアルキル基:
キル基、パーフルオロ(オキシ)アルキレン基は、ケイ
素原子に直接結合していてもよいが、ケイ素原子と2価
の連結基を介して結合していてもよい。ここで、2価の
連結基としては、アルキレン基、アリーレン基やこれら
の組み合わせでも、あるいはこれらにエーテル結合酸素
原子やアミド結合、カルボニル結合等を介在するもので
あってもよく、例えば炭素原子数2〜12のものが好ま
しく、下記の基等が挙げられる。 −CH2CH2− −CH2CH2CH2− −CH2CH2CH2OCH2− −CH2CH2CH2−NH−CO− −CH2CH2CH2−N(Ph)−CO−(但し、Ph
はフェニル基である。) −CH2CH2CH2−N(CH3)−CO− −CH2CH2CH2−O−CO−
における1価又は2価の含フッ素置換基、即ちパーフル
オロアルキル基、パーフルオロオキシアルキル基、パー
フルオロアルキレン基あるいはパーフルオロオキシアル
キレン基を含有する1価の有機基以外のケイ素原子に結
合した1価の置換基Rとしては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキ
シル基、オクチル基、デシル基等のアルキル基;ビニル
基、アリル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル
基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェニル
エチル基等のアラルキル基:あるいはこれらの基の水素
原子の一部が塩素原子、シアノ基等で置換された例えば
クロロメチル基、クロロプロピル基、シアノエチル基等
の炭素原子数1〜20の非置換又は置換炭化水素基が挙
げられる。
子中のケイ素原子数は特に制限されないが、通常2〜6
0、特に3〜30程度が好ましい。
えば下記のような化合物が挙げられ、これらの化合物は
単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。なお、
下記式でMeはメチル基、Phはフェニル基を示す。
に含まれるビニル基、アリル基、シクロアルケニル基等
のアルケニル基1モルに対して、(B)成分中のヒドロ
シリル基、即ちSiH基の量が好ましくは0.5〜5モ
ル、より好ましくは1〜2モル供給する量が好適であ
る。(B)成分の配合量が少なすぎると架橋度合いが不
十分になる場合があり、多すぎると鎖長延長が優先し、
硬化が不十分となったり、発泡したり、耐熱性、圧縮永
久歪み特性等が悪化する場合がある。
ては、遷移金属、例えばPt、Rh、Pd等の白金族金
属やこれら遷移金属の化合物などが好ましく使用され
る。本発明では、これら化合物が一般に貴金属の化合物
で高価格であることから、比較的入手し易い白金化合物
が好適に用いられる。
又は塩化白金酸とエチレン等のオレフィンとの錯体、ア
ルコールやビニルシロキサンとの錯体、白金/シリカ、
アルミナ又はカーボン等を例示することができるが、こ
れらに限定されるものではない。
は、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、パラジウム系
化合物等が知られており、例えばRhCl(PP
h3)3、RhCl(CO)(PPh3)2、RhCl(C
2H4)2、Ru3(CO)12、IrCl(CO)(PPh
3)2、Pd(PPh3)4等が挙げられる(なお、Phは
フェニル基を示す)。
ものではなく、通常の触媒量で所望とする硬化速度を得
ることができるが、経済的見地又は良好な硬化物を得る
ためには、硬化性組成物全量に対して0.1〜1,00
0ppm(白金族金属換算)、より好ましくは0.1〜
500ppm(同上)程度の範囲とするのがよい。
橋剤、鎖長延長剤として、(B)成分に加えて、作業
性、ゴム物性等の調整のためH−Si−OSi構造や
(B)成分に該当しない構造で、一分子中にSiH構造
を少なくとも2個有する有機ケイ素化合物を任意の割合
で配合することもできる。このような(B)成分に該当
しない含SiH有機ケイ素化合物は、SiH基を一分子
中に2個以上有するものであれば、特に限定されず、鎖
状、環状、網目状などの構造をとっていてもよい。
(B)成分のほかにヒドロシリル基、即ちSiH基を有
する有機ケイ素化合物を添加する場合、通常(A)成分
中に含まれるビニル基、アリル基、シクロアルケニル基
等のアルケニル基1モルに対して、SiH基の合計量が
好ましくは0.5〜5モル、より好ましくは1〜2モル
供給する量が好適である。SiH基の量が少なすぎると
架橋度合いが不十分になる場合があり、多すぎると鎖長
延長が優先し、硬化が不十分となったり、発泡したり、
耐熱性、圧縮永久歪み特性等が悪化する場合がある。
H構造を有する有機ケイ素化合物の配合量は、特に限定
されるものではなく、用途に応じて任意に設定できる。
高めるために種々の添加剤を必要に応じて添加すること
ができる。これら添加剤として具体的には、硬化性組成
物の硬化速度を制御する目的で加えるCH2=CH
(R)SiO単位(式中、Rは水素原子又は置換もしく
は非置換の1価の炭化水素基である。)を含むポリシロ
キサン(特公昭48−10947号公報参照)及びアセ
チレン化合物(米国特許第3445420号公報及び特
公平4−3774号公報参照)、更に、重金属のイオン
性化合物(米国特許第3532649号公報参照)等を
例示することができる。
る熱収縮の減少、硬化して得られる弾性体の熱膨張率の
低下、熱安定性、耐候性、耐薬品性、難燃性あるいは機
械的強度を向上させたり、ガス透過率を下げる目的で充
填剤を添加してもよい。この場合、添加剤としては、例
えばヒュームドシリカ、石英粉末、ガラス繊維、カーボ
ン、酸化鉄、酸化チタン及び酸化セリウム等の金属酸化
物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の金属炭酸塩
等を挙げることができる。更に必要に応じて適当な顔
料、染料を添加することも可能である。
限されず、上記成分を練り合わせることにより製造する
ことができる。また(A)成分と(B)、(C)成分及
び(A)成分と(C)成分との2組成物とし、使用時に
混合するようにしてもよい。また、得られた組成物を硬
化させるには、(A)成分の官能基の種類、(C)成分
の触媒の種類などにより室温硬化も可能であるが、通常
は組成物を100〜200℃にて数分から数時間程度の
時間で硬化させることが好ましい。
り、その用途、目的に応じて該組成物を適当なフッ素系
溶剤、例えば、1,3−ビストリフルオロメチルベンゼ
ン、パーフルオロオクタン等を加えて所望の濃度に溶解
してから使用することもできる。
ム組成物は、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、離型性、撥
水性、撥油性、耐候性等に優れている上、耐酸性、耐ア
ルカリ性に優れた硬化物を与え、幅広い成形用途に利用
可能で、例えば半導体製造装置のシール材、自動車用、
航空機用O−リング、ダイヤフラム、シール材料、複写
機用のロール材料、二次電池及び燃料電極構成材料等に
有用である。
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記例で粘度は25℃の値であ
る。
マー(粘度8,500cs、平均分子量22,000、
ビニル基量0.009モル/100g)100重量部に
ジメチルシロキシ基で処理された比表面積200m2/
gの煙霧質シリカ20重量部を加え、混合、熱処理の
後、三本ロールミル上にて混合し、更に下記式(ii)
で表される含フッ素有機ケイ素化合物2.64重量部、
塩化白金酸をCH2=CHSiMe2OSiMe2CH=
CH2で変性した触媒のトルエン溶液(白金濃度1.0
重量%)0.2重量部及びエチニルシクロヘキサノール
の50%トルエン溶液0.4重量部を加え、混合し、組
成物Iを作成した。これを減圧下で脱泡し、2mm厚の
長方形の枠に置き、再び空気抜きをし、100kg/c
m2、150℃で10分間プレス硬化した。試験片を硬
化した試料から切り取り、JIS K6251,625
3に準じて物性を測定したところ、以下の結果が得られ
た。 硬さ(デュロメータータイプA) 40 伸び(%) 540 引張り強さ(MPa) 10.7
性、溶剤膨潤性、低温特性及び透湿性を測定したとこ
ろ、表1〜5に示す結果が得られた。
ッ素有機ケイ素化合物の代わりに下記式(iii)で表
される含フッ素水素シロキサン2.49重量部を使用し
た以外は実施例1と同様にして組成物IIを作成した。
組成物IIを実施例1と同様にして硬化シートを作成し
た。試験片を切り取り、JIS K6251,6253
に準じて物性を測定したところ、以下の結果が得られ
た。 硬さ(デュロメータータイプA) 41 伸び(%) 620 引張り強さ(MPa) 11.8
したところ表2に示す結果が得られた。
性に優れる。
ム
ゴム
r) *1 バイトンGFLT…デュポン社製フッ素ゴム *4 KE951…信越化学工業社製フロロシリコーン
ゴム *5 FE251…信越化学工業社製フロロシリコーン
ゴム
の代わりに下記式(iv)で表されるポリマー(粘度
5,300cs、平均分子量17,000、ビニル基量
0.012モル/100g)を使用し、実施例1で使用
した含フッ素ケイ素化合物3.53重量部を使用した以
外は実施例1と同様に組成物を調製し、硬化シートを作
成した。試験片を切り取り、JIS K6251,62
53に準じて物性を測定したところ、以下の結果が得ら
れた。 硬さ(デュロメータータイプA) 45 伸び(%) 420 引張り強さ(MPa) 10.2
したところ表6に示す結果が得られた。
の代わりに下記式(v)で表されるポリマー(粘度13
6,000cs、平均分子量23,300、ビニル基量
0.008モル/100g)100重量部、実施例1で
使用した含フッ素有機ケイ素化合物2.30重量部を用
いた以外は実施例1と同様に組成物を調製し、硬化シー
トを作成した。試験片を切り取り、JIS K625
1,6253に準じて物性を測定したところ、以下の結
果が得られた。 硬さ(デュロメータータイプA) 35 伸び(%) 540 引張り強さ(MPa) 11.2
したところ表6に示す結果が得られた。
の代わりに下記式(vi)で表されるポリマー(粘度8
7,000cs、平均分子量27,900、ビニル基量
0.007モル/100g)100重量部、実施例1で
使用した含フッ素有機ケイ素化合物1.95重量部を用
いた以外は実施例1と同様に組成物を調製し、硬化シー
トを作成した。試験片を切り取り、JIS K625
1,6253に準じて物性を測定したところ、以下の結
果が得られた。 硬さ(デュロメータータイプA) 35 伸び(%) 530 引張り強さ(MPa) 10.2
したところ表6に示す結果が得られた。
(ii)で表される含フッ素有機ケイ素化合物1.69
重量部及び下記式(vii)で表される有機ケイ素化合
物0.46重量部を併用する以外は実施例1と同様に組
成物を調製し、硬化シートを作成した。試験片を切り取
り、JIS K6251,6253に準じて物性を測定
したところ、以下の結果が得られた。 硬さ(デュロメータータイプA) 55 伸び(%) 380 引張り強さ(MPa) 9.7
したところ表7に示す結果が得られた。
素化合物の代わりに下記式(viii)で表される含フ
ッ素有機ケイ素化合物2.47重量部を使用した以外は
実施例1と同様にして組成物を作成し、実施例1と同様
にして硬化シートを作成した。試験片を切り取り、JI
S K6251,6253に準じて物性を測定したとこ
ろ、以下の結果が得られた。 硬さ(デュロメータータイプA) 37 伸び(%) 640 引張り強さ(MPa) 9.3
したところ表7に示す結果が得られた。
で表されるポリマー(粘度8,500cs、平均分子量
22,000、ビニル基量0.009モル/100g)
100重量部にジメチルシロキシ基で処理された比表面
積200m2/gの煙霧質シリカ20重重部を加え、混
合、熱処理の後、三本ロールミル上にて混合し、更に式
(ii)で表される含フッ素有機ケイ素化合物1.06
重量部、比較例1で使用した式(iii)で表される含
フッ素水素シロキサン1.51重量部、塩化白金酸をC
H2=CHSiMe2OSiMe2CH=CH2で変性した
触媒のトルエン溶液(白金濃度1.0重量%)0.2重
量部及びエチニルシクロヘキサノールの50%トルエン
溶液0.4重量部を加え、混合し、組成物を作成した。
これを減圧下で脱泡し、2mm厚の長方形の枠に置き、
再び空気抜きをし、100kg/cm2、150℃で1
0分間プレス硬化した。試験片を硬化した試料から切り
取り、JISK6251,6253に準じて物性を測定
したところ、以下の結果が得られた。 硬さ(デュロメータータイプA) 41 伸び(%) 590 引張り強さ(MPa) 12
したところ表7に示す結果が得られた。
るH−SiCH2−型有機ケイ素化合物を使用した硬化
性フルオロポリエーテルゴム組成物の場合、比較例に示
されるH−SiOSi型の有機ケイ素化合物を使用した
場合に比べて非常に優れた耐酸性を示す。また、実施例
7からH−SiCH2−型及びH−SiOSi型の併用
でも耐酸性の向上が見られることが明らかである。
4)
種の炭素数1〜20の1価の炭化水素基である。Zは水
素原子もしくは−Q−M、−Q−Rf、−Q−、−R
f’−、−Q−Rf’−Q−(但し、Qは炭素数1〜1
5の2価の炭化水素基であり、エーテル結合を含んでい
てもよく、Rfは1価のパーフルオロアルキル基又はパ
ーフルオロオキシアルキル基であり、Rf’は2価のパ
ーフルオロアルキレン基又はパーフルオロオキシアルキ
レン基である。)で表される。sは1、2又は3であ
り、tは0、1、2又は3である。a及びbは0又は
1、かつaとbは同時に0とはならない。]
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、Rf0
は2価のパーフルオロポリエーテル構造であり、pは独
立に0又は1、Qは上記と同じである。]
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、pは独
立に0又は1、rは1〜6の整数、uは2〜6の整数、
m、nはそれぞれ0〜200の整数である。]
造としては、−CdF2dO−(式中、各単位のdは独立
に1〜6の整数である。)の多数の繰り返し単位を含む
もので、例えば下記一般式(5)で示されるものなどが
挙げられる。 (CdF2dO)q (5) (式中、qは1〜500、好ましくは2〜400、より
好ましくは10〜200の整数である。)
dF2dO−としては、例えば下記の単位等が挙げられ
る。なお、上記パーフルオロアルキルエーテル構造は、
これらの繰り返し単位の1種単独で構成されていてもよ
いし、2種以上の組み合わせであってもよい。 −CF2O− −CF2CF2O− −CF2CF2CF2O− −CF(CF3)CF2O− −CF2CF2CF2CF2O− −CF2CF2CF2CF2CF2CF2O− −C(CF3)2O− これらの中では、特に下記単位が好適である。 −CF2O− −CF2CF2O− −CF2CF2CF2O− −CF(CF3)CF2O−
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、Rf0
は2価のパーフルオロポリエーテル構造であり、上記式
(5)、即ち(CdF2dO)qで示されるものが好まし
い。pは独立に0又は1、Qは炭素数1〜15の2価の
炭化水素基であり、エーテル結合を含んでいてもよく、
具体的にはアルキレン基、エーテル結合を含んでいても
よいアルキレン基である。]
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、pは独
立に0又は1、rは1〜6の整数、uは2〜6の整数、
m、nはそれぞれ0〜200の整数である。]
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)一分子中に少なくとも2個のアル
ケニル基を有し、かつ主鎖中にパーフルオロポリエーテ
ル構造を有する直鎖状フルオロポリエーテル化合物 (B)一分子中にケイ素原子に結合した水素原子を少な
くとも2個有し、ケイ素原子に結合した水素原子が全て
H−SiCH2−構造を構成する有機ケイ素化合物 (C)ヒドロシリル化反応触媒 を含有することを特徴とする硬化性フルオロポリエーテ
ルゴム組成物。 - 【請求項2】 (B)成分の有機ケイ素化合物が、下記
一般式(1)で表されるものである請求項1記載の硬化
性フルオロポリエーテルゴム組成物。 【化1】 [式中、cは1、2、3又は4であり、Rは同一又は異
種の炭素数1〜20の1価の炭化水素基である。Zは水
素原子もしくは−Q−M、−Q−Rf、−Q−、−R
f’−、−Q−Rf’−Q−(但し、Qは炭素数1〜1
5の2価の炭化水素基であり、エーテル結合を含んでい
てもよく、Rfは1価のパーフルオロアルキル基又はパ
ーフルオロオキシアルキル基であり、Rf’は2価のパ
ーフルオロアルキレン基又はパーフルオロオキシアルキ
レン基である。)で表される。sは1、2又は3であ
り、tは0、1、2又は3である。a及びbは0又は
1、かつaとbは同時に0とはならない。] - 【請求項3】 (A)成分が、下記一般式(2)又は
(3)で表される直鎖状フルオロポリエーテル化合物で
ある請求項1記載の硬化性フルオロポリエーテルゴム組
成物。 【化2】 [式中、Xは独立に−CH2−、−CH2O−又は−Y−
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、Rf0
は2価のパーフルオロポリエーテル構造であり、pは独
立に0又は1、rは2〜6の整数、Qは上記と同じであ
る。] 【化3】 (o、m又はp位) - 【請求項4】 (A)成分が、下記一般式(4)で表さ
れる直鎖状フルオロポリエーテル化合物である請求項3
記載の硬化性フルオロポリエーテルゴム組成物。 【化4】 [式中、Xは独立に−CH2−、−CH2O−又は−Y−
NR’−CO−(但し、Yは−CH2−又は下記構造式
(Z)で示される基であり、R’は水素原子、メチル
基、フェニル基又はアリル基である。)であり、pは独
立に0又は1、rは2〜6の整数、uは2〜6の整数、
m、nはそれぞれ0〜200の整数である。] 【化5】 (o、m又はp位)
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