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JP2002081714A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JP2002081714A
JP2002081714A JP2000273420A JP2000273420A JP2002081714A JP 2002081714 A JP2002081714 A JP 2002081714A JP 2000273420 A JP2000273420 A JP 2000273420A JP 2000273420 A JP2000273420 A JP 2000273420A JP 2002081714 A JP2002081714 A JP 2002081714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
heat exchanger
operation frequency
frequency
defrosting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000273420A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Nakai
明紀 中井
Tomohiko Tsutsumi
智彦 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2000273420A priority Critical patent/JP2002081714A/ja
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気温度や設置場所の環境に応じて効率良く
除霜運転を行うことが可能な空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機2と室外熱交換器3と減圧機構4
とを有し、暖房運転時に蒸発器として機能する室外熱交
換器3への着霜を除霜可能に構成する。外気温度doa
が基準温度DOALO未満であれば、圧縮機2の運転周
波数を基準運転周波数よりも高い運転周波数に設定して
除霜運転を行う。また、除霜運転時における圧縮機2の
運転周波数を第1基準運転周波数で行うか、あるいは第
1基準運転周波数よりも高く設定される第2基準運転周
波数で行うかを手動設定可能に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暖房運転、除霜
運転等を行うことが可能な空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている空気調和機で
は、圧縮機、室外熱交換器、減圧機構、室内熱交換器を
その冷媒回路中に備え、室外熱交換器を蒸発器として機
能させると共に、室内熱交換器を凝縮器として機能させ
ることによって暖房運転を行うことができるようになっ
ている。このとき上記暖房運転を継続して行うと、気温
の低い屋外で蒸発器として機能する室外熱交換器に着霜
が生じる。この際、生じた着霜をそのまま放置しておく
と室外熱交換器の熱交換効率が低下するので、このよう
な場合、上記空気調和機では除霜運転を行うようにして
いる。
【0003】除霜運転とは、一般に室内熱交換器から室
内へ放出するはずであった熱量を室外熱交換器に付与す
ることにより、室外熱交換器に生じた着霜を溶融し、除
去しようとするものである。また、このような除霜運転
は、室外熱交換器に設けたサーミスタによって検知した
室外熱交換器温度を所定の除霜開始熱交換器温度と比較
し、上記室外熱交換器温度が除霜開始熱交換器温度より
も低くなったときに、除霜要求があったと判断して開始
されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来では、上
記除霜運転時における圧縮機の運転周波数は、いかなる
環境条件下においても等しい運転周波数で除霜運転が行
われていた。すなわち、外気温度が、例えば−5℃以上
のときに融け残りがないように予め規定された運転周波
数が用いられていた。しかしながら、実使用上、極低温
(例えば、−10〜−20℃)の地域では、上記の想定
した環境条件以上に霜を融かす耐力が必要となるため、
設計時の想定以上に除霜時間が延びてしまうという問題
がある。また、このような除霜時間の延長は、上記した
ように、その間、室内への熱量の供給が行われないこと
を示しているため、室温低下の原因にもなる。
【0005】さらに上記除霜時間を延長させないため
に、予め除霜運転時における圧縮機の運転周波数を高め
に設定しておくと、極低温ではない通常の外気温度時に
過度の室外機圧縮機音や、室内機冷媒通過音が発生して
しまうという問題も生じている。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであり、その目的は、外気温度や設置場
所の環境に応じて効率良く除霜運転を行うことが可能な
空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、圧縮機2と室外熱交換器3と減圧機構4とを有
し、暖房運転時に蒸発器として機能する室外熱交換器3
への着霜を除霜可能に構成した空気調和機において、外
気温度doaが基準温度DOALO未満であれば、圧縮
機2の運転周波数を基準運転周波数よりも高い運転周波
数で除霜運転することを特徴としている。
【0008】上記請求項1の空気調和機では、外気温度
doaが基準温度DOALO未満であれば、圧縮機2の
運転周波数を基準運転周波数よりも高い運転周波数で除
霜運転するようにしている。このように外気温度doa
が低い場合に、圧縮機2の運転周波数を上げて除霜性能
を高めるよう制御したことによって、その時の外気温度
doaに応じた除霜運転を行うことが可能になると共
に、除霜時間の短縮化を図ることができる。
【0009】また請求項2の空気調和機は、圧縮機2と
室外熱交換器3と減圧機構4とを有し、暖房運転時に蒸
発器として機能する室外熱交換器3への着霜を除霜可能
に構成した空気調和機において、除霜運転時における圧
縮機2の運転周波数を第1基準運転周波数で行うか、あ
るいは第1基準運転周波数よりも高く設定される第2基
準運転周波数で行うかを手動設定可能に構成したことを
特徴としている。
【0010】上記請求項2の空気調和機では、除霜運転
時における圧縮機2の運転周波数を第1基準運転周波数
で行うか、あるいは第1基準運転周波数よりも高く設定
される第2基準運転周波数で行うかを手動設定可能に構
成している。この結果、空気調和機を設置した場所の環
境条件に応じて、除霜運転時の運転周波数を選択するこ
とが可能となる。これより、例えば上記空気調和機を寒
冷地域や豪雪地域に設置する場合は、予め、通常よりも
高い運転周波数を有する第2基準運転周波数に設定して
おくことによって、除霜時間の短縮化を図ることができ
る。
【0011】また請求項3の空気調和機は、圧縮機2と
室外熱交換器3と減圧機構4とを有し、暖房運転時に蒸
発器として機能する室外熱交換器3への着霜を除霜可能
に構成した空気調和機において、除霜運転時における圧
縮機2の運転周波数を第1基準運転周波数で行うか、あ
るいは第1基準運転周波数よりも高く設定される第2基
準運転周波数で行うかを手動設定可能に構成すると共
に、外気温度doaが基準温度DOALO未満であれ
ば、圧縮機2の運転周波数を上記各基準運転周波数より
もさらに高い運転周波数で除霜運転することを特徴とし
ている。
【0012】上記請求項3の空気調和機では、設置場所
の環境条件に応じて圧縮機2の運転周波数を手動設定す
ることが可能であると共に、その時の外気温度doaに
応じても運転周波数が可変可能に構成されているため、
より適切な運転周波数で除霜運転を行うことができると
共に、除霜時間の短縮化を図ることもできる。
【0013】さらに請求項4の空気調和機は、上記圧縮
機2の運転周波数を増加させたときに、上記減圧機構4
の開度を増加させることを特徴としている。
【0014】上記請求項4の空気調和機では、運転周波
数の増加と共に減圧機構4の開度も増加させている。こ
れによって、循環量を増やすことができるため、上記除
霜性能をより高めることができ、さらなる除霜時間の短
縮化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施の形態である空気調和
機1の構成を示す冷媒回路図である。
【0016】図1に示すように、上記空気調和機1は、
圧縮機2、室外熱交換器3、電動膨張弁4(減圧機
構)、室内熱交換器5を備えるヒートポンプ式の空気調
和機であり、圧縮機2からの冷媒が循環されるように冷
媒回路が構成されている。すなわち、圧縮機2の吐出側
2aと吸込側2bとは、それぞれ四路切換弁6の1次ポ
ートに接続されている。そして、四路切換弁6の2次ポ
ートの一方から室外ファン8を付設している室外熱交換
器3、電動膨張弁4、室内ファン9を付設している室内
熱交換器5をそれぞれ経由して四路切換弁6の他方の2
次ポートへ至る冷媒回路が冷媒配管によって構成されて
いる。そして、四路切換弁6からは、アキュムレータ7
を介して圧縮機2の吸込側2bに戻るようになってい
る。また上記室外熱交換器3には室外熱交換器温度を検
知するための室外熱交温度サーミスタ10が付設され、
さらに屋外には外気温度doaを検知するための外気温
度サーミスタ(図示せず)が設けられている。
【0017】上記空気調和機1の冷媒回路において冷房
運転及び暖房運転を行う場合について説明する。すなわ
ち上記冷暖房運転の際には、電動膨張弁4を所定の開度
に調整すると共に、室外ファン8及び室内ファン9を所
定の回転数で駆動する。そして、冷房運転を行う場合
は、圧縮機2からの吐出冷媒を実線矢印に示すように循
環させ、室外熱交換器3を凝縮器として機能させると共
に、室内熱交換器5を蒸発器として機能させることによ
って室内空気の冷却を行う。また、暖房運転を行う場合
は、圧縮機2からの吐出冷媒を破線矢印に示すように循
環させ、室内熱交換器5を凝縮器として機能させると共
に、室外熱交換器3を蒸発器として機能させることによ
って、室内空気の加熱を行うように構成している。
【0018】ところで、上記のような暖房運転を継続し
て行うと、気温の低い屋外で蒸発器として機能する室外
熱交換器3に着霜が生じる。この着霜を放置すると室外
熱交換器3の熱交換能力が低下するので、このような場
合には、自動的に除霜運転が行われるように制御されて
いる。ここで、本実施形態における除霜運転について説
明すると、上記暖房運転中に、室外熱交換器3に付設さ
れた室外熱交温度サーミスタ10によって検知された室
外熱交換器温度と、予め設定された除霜開始熱交換器温
度(例えば、−12℃)との比較を行い、上記室外熱交
換器温度が除霜開始熱交換器温度以下となったときに、
除霜要求があったと判断して除霜運転が行われるように
構成されている。そして上記除霜運転は、図1の冷媒回
路における室外ファン8と室内ファン9とを停止させる
と共に、四路切換弁6を実線方向に切替えて室外熱交換
器3に圧縮機2からの吐出ガス冷媒を供給することによ
る逆サイクル除霜運転で行われる。このとき、上記除霜
運転時における圧縮機2の運転周波数は、以下で詳細に
述べるように、外気温度doaや設置場所の環境条件に
基づいて切換設定可能なように構成されている。
【0019】上記除霜運転時における圧縮機2の運転周
波数制御について説明する。図2に上記運転周波数制御
を説明するための説明図を示す。図は外気温度doaや
設置場所の環境条件に応じて切換設定される運転周波数
の仮定数を示しており、、は外気温度doaを考慮した
場合の運転周波数を、は設置場所を考慮した場合の運転
周波数を、または上記外気温度doaと設置場所との両
方を考慮した場合における運転周波数をそれぞれ示して
いる。
【0020】まず、外気温度doaに基づく運転周波数
制御について説明する。上記暖房運転時において除霜運
転開始指令が出されると、外気温度サーミスタで検知さ
れる外気温度doaが、予め設定された基準温度DOA
LO(例えば、0℃)よりも低いか否かの判断が行われ
る。ここで、上記外気温度doaが基準温度DOALO
以上である場合は、通常除霜時の運転周波数である第1
基準運転周波数(例えば、70Hz)で除霜運転が行わ
れ、逆に外気温度doaの方が低い場合は、上記第1基
準運転周波数よりも高い運転周波数を有する第2基準運
転周波数(例えば、74Hz)で除霜運転が行われるよ
うに制御されている。
【0021】次に、上記空気調和機1が設置される場所
の環境条件に基づく運転周波数制御について説明する。
本実施形態では、空気調和機1を極低温(例えば、−1
0℃から−20℃)の寒冷地域や極低温ではないが豪雪
地域に設置した場合と、極低温ではない普通の地域に設
置した場合に、基準となる除霜時の運転周波数の切換設
定を手動で行うことができるように構成している。すな
わち、普通の地域に設置した場合は第1基準運転周波数
(例えば、70Hz)を、また寒冷地域や豪雪地域に設
置した場合は、上記第1基準運転周波数よりも高く設定
された第2基準運転周波数(例えば、78Hz)を選択
することができるように構成されている。具体的な切換
方法としては、例えば、図示しない制御用プリント基板
上に、電気的なON/OFF切換が可能なジャンパ線等
を設けておき、このジャンパ線を切断するか否かによっ
て、上記運転周波数の切換えができるようにしている。
つまり、このジャンパ線が電気的に接続されている状態
(ON状態)では、第1基準運転周波数で除霜運転が行
われ、ジャンパ線が切断された状態(OFF状態)で
は、第2基準運転周波数で除霜運転が行われるように設
定されている。
【0022】また、上記した外気温度doaと設置場所
の環境条件との両方を考慮して運転周波数を制御するこ
とも可能である。この場合、上記圧縮機2の運転周波数
は、上記で述べた運転周波数制御において設定されたど
の運転周波数よりも、さらに高い運転周波数(例えば、
82Hz)で除霜運転が行われるように制御されてい
る。なお、このような除霜運転は、上記室外熱交換器温
度が予め設定された除霜運転終了熱交換器温度に達する
か、あるいは予め設定された除霜時間が経過した時に終
了され、その後再び暖房運転に戻るように制御されてい
る。
【0023】図3に、上記除霜運転時における圧縮機2
の運転周波数の切換制御を行うための制御フローチャー
トを示す。まずステップS1において除霜運転開始指令
が出されると、ステップS2に移行して、圧縮機2の運
転周波数の補正量であるa及びbの値に0を代入する。
次にステップS3では、外気温度サーミスタで検知され
た外気温度doaが、予め設定された基準温度DOAL
O(例えば、0℃)未満であるか否かの判断を行う。こ
こで、外気温度doaの方が低い場合は、ステップS4
に移行して補正量aをa=4(Hz)とし、その後ステ
ップS5に移行する。一方、ステップS3において、上
記外気温度doaが基準温度DOALO以上である場合
もステップS5に移行する。ステップS5では、上記運
転周波数の手動設定が行われているか否かについての判
断が行われる。ここで、手動設定が行われている場合
は、ステップS6に移行して補正量bをb=8(Hz)
とし、その後ステップS7に移行する。一方、ステップ
S5において、手動設定が行われていない場合もステッ
プS7に移行する。ステップS7では、通常の除霜運転
を行う場合に設定される第1基準運転周波数(例えば、
70Hz)に、上記補正量であるa及びbの値を加え
て、これを新たな圧縮機2の運転周波数として除霜運転
を開始するよう制御されている。
【0024】以上のように上記空気調和機1の実施形態
によれば、外気温度サーミスタで検知される外気温度d
oaが基準温度DOALO未満であれば、圧縮機2の運
転周波数を通常の基準運転周波数よりも高い運転周波数
で除霜運転するようにしている。このように外気温度d
oaが低い場合に、上記圧縮機2の運転周波数を上げて
除霜性能を高めるよう制御したことによって、その時の
外気温度doaに応じた除霜運転を行うことが可能にな
ると共に、除霜時間の短縮化を図ることができる。ま
た、除霜運転時における運転周波数を第1基準運転周波
数で行うか、それよりも高く設定された第2基準運転周
波数で行うかを手動で切換設定できるように構成したこ
とによって、寒冷地域や豪雪地域に設置した場合は、通
常よりも高い第2基準運転周波数を選択して除霜運転す
ることができるようになるため、設置場所の環境条件に
応じた除霜運転を行うことが可能になると共に、除霜時
間の短縮化を図ることができる。またこのような切換設
定を可能にしたことによって、寒冷地域等に設置する場
合を考えて、全ての空気調和機1の除霜運転時における
運転周波数を高めに設定をしておくという必要がなくな
るため、これによって引き起こされていた室外機圧縮機
音や室内機冷媒通過音を抑制することもできる。
【0025】次に、上記空気調和機1の実施形態での電
動膨張弁4の制御方法について説明する。すなわち本実
施の形態では、除霜運転時に、上記した運転周波数制御
に加えて電動膨張弁4の開度調整制御も併せて行うよう
にしている。すなわち、上記圧縮機2の運転周波数を増
加させる制御が行われたときには、電動膨張弁4の開度
もそれに応じて大きくするように制御されている。この
結果、冷媒回路を流れる冷媒の循環量を増加することが
できるため、これによって上記除霜性能をより高めるこ
とができ、さらなる除霜時間の短縮を図ることができ
る。
【0026】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。すなわち本実施の形態では、圧縮機2の運
転周波数や電動膨張弁4の開度を制御することによって
除霜時間の短縮化を図ったが、この他、霜の融け残りを
回避するような制御を併せ持たせること、すなわち除霜
時間を通常よりも少し長く設定したり、除霜運転終了熱
交換器温度を通常よりも高く設定したりするような制御
を併せて実施することも可能である。また、上記実施の
形態では、逆サイクル除霜運転を行う場合を例にとって
述べたが、その他の方法による除霜運転、例えば、圧縮
機2から室外熱交換器3に通じるバイパス通路を設け、
このバイパス通路を通してホットガスを供給することに
よる除霜運転等に、上記制御を適用することも可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1の空気調和機によ
れば、外気温度が低い場合に、圧縮機の運転周波数を上
げて除霜性能を高めるよう制御したことによって、その
時の外気温度に応じた除霜運転を行うことが可能になる
と共に、除霜時間の短縮化を図ることができる。
【0028】また請求項2の空気調和機によれば、空気
調和機を設置した場所の環境条件に応じて、除霜運転時
の運転周波数を手動で選択することが可能となるため、
除霜時間の短縮化を図ることができる。
【0029】さらに請求項3の空気調和機によれば、設
置場所の環境条件に応じて圧縮機の運転周波数を手動設
定することが可能であると共に、その時の外気温度に応
じても運転周波数が可変可能に構成されているため、よ
り適切な運転周波数で除霜運転を行うことができると共
に、除霜時間の短縮化を図ることもできる。
【0030】請求項4の空気調和機によれば、運転周波
数の増加と共に減圧機構の開度も増加させることによっ
て、循環量を増やすことができるため、上記除霜性能を
より高めることができ、さらなる除霜時間の短縮化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である空気調和機の構成
を示す冷媒回路図である。
【図2】上記第1実施形態である空気調和機における圧
縮機の運転周波数制御を説明するための説明図である。
【図3】上記第1実施形態である空気調和機における圧
縮機の運転周波数の切換制御を行うための制御フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 圧縮機 3 室外熱交換器 4 電動膨張弁(減圧機構) 5 室内熱交換器 6 四路切換弁 10 室外熱交温度サーミスタ doa 外気温度 DOALO 基準温度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(2)と室外熱交換器(3)と減
    圧機構(4)とを有し、暖房運転時に蒸発器として機能
    する室外熱交換器(3)への着霜を除霜可能に構成した
    空気調和機において、外気温度(doa)が基準温度
    (DOALO)未満であれば、圧縮機(2)の運転周波
    数を基準運転周波数よりも高い運転周波数で除霜運転す
    ることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機(2)と室外熱交換器(3)と減
    圧機構(4)とを有し、暖房運転時に蒸発器として機能
    する室外熱交換器(3)への着霜を除霜可能に構成した
    空気調和機において、除霜運転時における圧縮機(2)
    の運転周波数を第1基準運転周波数で行うか、あるいは
    第1基準運転周波数よりも高く設定される第2基準運転
    周波数で行うかを手動設定可能に構成したことを特徴と
    する空気調和機。
  3. 【請求項3】 圧縮機(2)と室外熱交換器(3)と減
    圧機構(4)とを有し、暖房運転時に蒸発器として機能
    する室外熱交換器(3)への着霜を除霜可能に構成した
    空気調和機において、除霜運転時における圧縮機(2)
    の運転周波数を第1基準運転周波数で行うか、あるいは
    第1基準運転周波数よりも高く設定される第2基準運転
    周波数で行うかを手動設定可能に構成すると共に、外気
    温度(doa)が基準温度(DOALO)未満であれ
    ば、圧縮機(2)の運転周波数を上記各基準運転周波数
    よりもさらに高い運転周波数で除霜運転することを特徴
    とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 上記圧縮機(2)の運転周波数を増加さ
    せたときに、上記減圧機構(4)の開度を増加させるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの空気調
    和機。
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