JP2002080320A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 化粧品に配合したときに、粘性が必要な化粧
品に対して増粘作用を付与し、毛髪の櫛通り性を改善
し、かつ毛髪の枝分かれを防止し、また皮膚に艶と潤い
を付与し、かつ皮膚をなめらかにする。粘性をそれほど
必要としない化粧品では、毛髪の櫛通り性を改善し、か
つ毛髪の枝分かれを防止し、また皮膚に艶と潤いを付与
し、かつ皮膚をなめらかにする。 【解決手段】 シリル化ペプチド、ペプチドアルキルエ
ステルおよびアシル化ペプチドの塩から選択される一種
または二種以上と、アクリルアミド/中和2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸架橋コポリマ
ー、アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合
体およびアクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチル
タウリン酸ナトリウム共重合体から選択される一種また
は二種以上を含有させて化粧料を構成する。
品に対して増粘作用を付与し、毛髪の櫛通り性を改善
し、かつ毛髪の枝分かれを防止し、また皮膚に艶と潤い
を付与し、かつ皮膚をなめらかにする。粘性をそれほど
必要としない化粧品では、毛髪の櫛通り性を改善し、か
つ毛髪の枝分かれを防止し、また皮膚に艶と潤いを付与
し、かつ皮膚をなめらかにする。 【解決手段】 シリル化ペプチド、ペプチドアルキルエ
ステルおよびアシル化ペプチドの塩から選択される一種
または二種以上と、アクリルアミド/中和2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸架橋コポリマ
ー、アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合
体およびアクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチル
タウリン酸ナトリウム共重合体から選択される一種また
は二種以上を含有させて化粧料を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャンプー、ヘア
トリートメント剤、ヘアクリーム、染毛剤、染毛料、モ
イスチャージェル、皮膚用クリーム、洗顔料、ファンデ
ーションなどの化粧料に関し、さらに詳しくは、粘性が
必要な化粧品に対して増粘作用を付与し、毛髪化粧料に
おいては、毛髪の櫛通り性を改善し、かつ毛髪の枝分か
れを防止し、皮膚化粧料においては、皮膚に艶と潤いを
付与し、かつ皮膚をなめらかにする化粧料に関する。
トリートメント剤、ヘアクリーム、染毛剤、染毛料、モ
イスチャージェル、皮膚用クリーム、洗顔料、ファンデ
ーションなどの化粧料に関し、さらに詳しくは、粘性が
必要な化粧品に対して増粘作用を付与し、毛髪化粧料に
おいては、毛髪の櫛通り性を改善し、かつ毛髪の枝分か
れを防止し、皮膚化粧料においては、皮膚に艶と潤いを
付与し、かつ皮膚をなめらかにする化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリペプチド誘導体は毛髪へ
の収着作用、損傷防止作用、枝毛修復作用、皮膚刺激の
緩和作用、増膜作用、保湿作用などの目的で使用されて
きた。
の収着作用、損傷防止作用、枝毛修復作用、皮膚刺激の
緩和作用、増膜作用、保湿作用などの目的で使用されて
きた。
【0003】しかしながら、使用上の問題が大別して2
つあった。すなわち、ポリペプチド誘導体を配合した
化粧品では、一般に用いられている増粘剤では増粘しに
くく、ジェルタイプ、高粘度タイプ化粧品を調製しにく
かった。また、ポリペプチド誘導体類は上記の作用を
有するが、配合量や配合される処方によっては使用感触
面でややベタツキが認められ、その機能を充分に発揮さ
せるだけの量を配合できないという問題があった。
つあった。すなわち、ポリペプチド誘導体を配合した
化粧品では、一般に用いられている増粘剤では増粘しに
くく、ジェルタイプ、高粘度タイプ化粧品を調製しにく
かった。また、ポリペプチド誘導体類は上記の作用を
有するが、配合量や配合される処方によっては使用感触
面でややベタツキが認められ、その機能を充分に発揮さ
せるだけの量を配合できないという問題があった。
【0004】そのため、ポリペプチド誘導体の有する毛
髪の損傷防止、枝毛修復作用などの更なる効果の向上が
計れる化粧料の開発が望まれていた。
髪の損傷防止、枝毛修復作用などの更なる効果の向上が
計れる化粧料の開発が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、
一般に使用されている増粘剤で調製が難しかったポリペ
プチド誘導体を配合したジェルタイプ、高粘度化粧料を
提供し、また、ポリペプチド誘導体の有する毛髪の損
傷防止、枝毛修復作用などの更なる効果の向上と、使用
感触面でのベタツキが改善された化粧料を提供すること
を目的とする。
一般に使用されている増粘剤で調製が難しかったポリペ
プチド誘導体を配合したジェルタイプ、高粘度化粧料を
提供し、また、ポリペプチド誘導体の有する毛髪の損
傷防止、枝毛修復作用などの更なる効果の向上と、使用
感触面でのベタツキが改善された化粧料を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を行った結果、下記の(A)およ
び(B)を含有することを特徴とする化粧料が上記課題
を解決することを見出し、本発明を完成するにいたっ
た。
を解決すべく鋭意研究を行った結果、下記の(A)およ
び(B)を含有することを特徴とする化粧料が上記課題
を解決することを見出し、本発明を完成するにいたっ
た。
【0007】すなわち、(A)下記の一般式(I)
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、R1、R2、R3のうち少なくと
も2個は水酸基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基を
示し、R4は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミ
ノ酸の末端アミノ基を除く側鎖の残基を示し、R5はR
4以外のアミノ酸側鎖を示し、Aは結合手で−CH
2−、−(CH2)3−、−(CH2)3OCH2CH
(OH)CH2−、−(CH2)3S−、−(CH2)
3NH−および−(CH2)3OCOCH2CH2−よ
りなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、mは
0〜200、nは0〜200、m+nは1〜200であ
る(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、
アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕で表される
シリル化ペプチド、下記の一般式(II)
も2個は水酸基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基を
示し、R4は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミ
ノ酸の末端アミノ基を除く側鎖の残基を示し、R5はR
4以外のアミノ酸側鎖を示し、Aは結合手で−CH
2−、−(CH2)3−、−(CH2)3OCH2CH
(OH)CH2−、−(CH2)3S−、−(CH2)
3NH−および−(CH2)3OCOCH2CH2−よ
りなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、mは
0〜200、nは0〜200、m+nは1〜200であ
る(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、
アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕で表される
シリル化ペプチド、下記の一般式(II)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、R6はアミノ酸側鎖を示し、pは
1〜200であり、R7は炭素数1〜22の不飽和また
は飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す)で表
されるペプチドアルキルエステル、および、下記の一般
式(III)
1〜200であり、R7は炭素数1〜22の不飽和また
は飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す)で表
されるペプチドアルキルエステル、および、下記の一般
式(III)
【0012】
【化6】
【0013】(式中、R8は炭素数7〜21の不飽和ま
たは飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示し、R
9はアミノ酸側鎖を示し、qは1〜200であり、Mは
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、トリエタノ
ールアミンなどの有機アルカリを示す)で表されるアシ
ル化ペプチドの塩からなるペプチド誘導体の群から選択
される一種または二種以上と、(B)アクリルアミド/
中和2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォ
ン酸架橋コポリマー、アクリロイルジメチルタウリン酸
ナトリウム共重合体、およびアクリル酸ナトリウム/ア
クリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体から
選択される一種または二種以上とを含有する化粧料に関
する。なお、上記一般式(I)、(II)および(II
I)中のm、n、p、qはいずれも下付け文字である。
たは飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示し、R
9はアミノ酸側鎖を示し、qは1〜200であり、Mは
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、トリエタノ
ールアミンなどの有機アルカリを示す)で表されるアシ
ル化ペプチドの塩からなるペプチド誘導体の群から選択
される一種または二種以上と、(B)アクリルアミド/
中和2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォ
ン酸架橋コポリマー、アクリロイルジメチルタウリン酸
ナトリウム共重合体、およびアクリル酸ナトリウム/ア
クリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体から
選択される一種または二種以上とを含有する化粧料に関
する。なお、上記一般式(I)、(II)および(II
I)中のm、n、p、qはいずれも下付け文字である。
【0014】
【発明の実施の形態】シリル化ペプチド、ペプチドアル
キルエステルおよびアシル化ペプチドの塩からなる群の
ペプチド誘導体において、出発原料として用いられるペ
プチド類には、アミノ酸、ペプチドが含まれる。
キルエステルおよびアシル化ペプチドの塩からなる群の
ペプチド誘導体において、出発原料として用いられるペ
プチド類には、アミノ酸、ペプチドが含まれる。
【0015】上記アミノ酸としては、アラニン、グリシ
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェ
ニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン、メチオ
ニン、アルギニン、ヒスチジン、リシン、アスパラギ
ン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、シス
チン、システイン、システイン酸、トリプトファン、ヒ
ドロキシプロリン、ヒドロキシリシン、シトルリンなど
が挙げられる。
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェ
ニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン、メチオ
ニン、アルギニン、ヒスチジン、リシン、アスパラギ
ン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、シス
チン、システイン、システイン酸、トリプトファン、ヒ
ドロキシプロリン、ヒドロキシリシン、シトルリンなど
が挙げられる。
【0016】上記のペプチドとしては、天然ペプチド、
合成ペプチド、タンパク質を酸、アルカリまたは酵素で
部分加水分解して得られる加水分解ペプチが挙げられ
る。
合成ペプチド、タンパク質を酸、アルカリまたは酵素で
部分加水分解して得られる加水分解ペプチが挙げられ
る。
【0017】天然ペプチドとしては、例えば、グルタチ
オン、パシトラシンA、インシュリン、グルカゴン、オ
キシトシン、バソプレシンなどが挙げられ、合成ペプチ
ドとしては、例えば、ポリグリシン、ポリリシン、ポリ
グルタミン酸、ポリセリン、ポリアスパラギン酸などが
挙げられる。
オン、パシトラシンA、インシュリン、グルカゴン、オ
キシトシン、バソプレシンなどが挙げられ、合成ペプチ
ドとしては、例えば、ポリグリシン、ポリリシン、ポリ
グルタミン酸、ポリセリン、ポリアスパラギン酸などが
挙げられる。
【0018】加水分解ペプチドとしては、コラーゲン
(その変性物であるゼラチンも含む)、ケラチン、絹フ
ィブロイン、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、卵
黄タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、米、いも類
のタンパクなどの動植物由来の蛋白質、また、サッカロ
ミセス属、キャンディダ属、エンドミコプシス属の酵母
菌や、ビール酵母、清酒酵母といわれる酵母菌より分離
した酵母タンパク、キノコ類より抽出したタンパク、ク
ロレラより分離したタンパクなどの微生物由来の蛋白質
を酸、アルカリ、酵素またはその併用によって部分的に
加水分解して得られるペプチドであり、この加水分解ペ
プチド中には、前記種々のアミノ酸で構成されるペプチ
ドの混合物で、そのアミノ酸の量体が2〜200のもの
が含まれる。
(その変性物であるゼラチンも含む)、ケラチン、絹フ
ィブロイン、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、卵
黄タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、米、いも類
のタンパクなどの動植物由来の蛋白質、また、サッカロ
ミセス属、キャンディダ属、エンドミコプシス属の酵母
菌や、ビール酵母、清酒酵母といわれる酵母菌より分離
した酵母タンパク、キノコ類より抽出したタンパク、ク
ロレラより分離したタンパクなどの微生物由来の蛋白質
を酸、アルカリ、酵素またはその併用によって部分的に
加水分解して得られるペプチドであり、この加水分解ペ
プチド中には、前記種々のアミノ酸で構成されるペプチ
ドの混合物で、そのアミノ酸の量体が2〜200のもの
が含まれる。
【0019】本発明の化粧料を構成する(A)のペプチ
ド誘導体の一つであるシリル化ペプチドは、ペプチドの
アミノ酸側鎖のアミノ基を含むアミノ基にケイ素原子を
ただ一つ含む官能基が共有結合したものであり、下記の
一般式(I)
ド誘導体の一つであるシリル化ペプチドは、ペプチドの
アミノ酸側鎖のアミノ基を含むアミノ基にケイ素原子を
ただ一つ含む官能基が共有結合したものであり、下記の
一般式(I)
【0020】
【化7】
【0021】〔式中、R1、R2、R3のうち少なくと
も2個は水酸基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基を
示し、R4は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミ
ノ酸の末端アミノ基を除く側鎖の残基を示し、R5はR
4以外のアミノ酸側鎖を示し、Aは結合手で−CH
2−、−(CH2)3−、−(CH2)3OCH2CH
(OH)CH2−、−(CH2)3S−、−(CH2)
3NH−および−(CH2)3OCOCH2CH2−よ
りなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、mは
0〜200、nは0〜200、m+nは1〜200であ
る(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、
アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕で表される
ものが代表的なものとして挙げられ、特開平8−594
24号公報、特開平8−67608号公報などに開示の
方法で水溶液中で容易に合成できる。
も2個は水酸基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基を
示し、R4は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミ
ノ酸の末端アミノ基を除く側鎖の残基を示し、R5はR
4以外のアミノ酸側鎖を示し、Aは結合手で−CH
2−、−(CH2)3−、−(CH2)3OCH2CH
(OH)CH2−、−(CH2)3S−、−(CH2)
3NH−および−(CH2)3OCOCH2CH2−よ
りなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、mは
0〜200、nは0〜200、m+nは1〜200であ
る(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、
アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕で表される
ものが代表的なものとして挙げられ、特開平8−594
24号公報、特開平8−67608号公報などに開示の
方法で水溶液中で容易に合成できる。
【0022】一般式(I)で表されるシリル化ペプチド
において、n、mは0〜200、好ましくは0より大き
く50以下、より好ましくは0より大きく10以下であ
り、m+nは1〜200、好ましくは2〜100、より
好ましくは3〜50であるが、これは次の理由によるも
のである。
において、n、mは0〜200、好ましくは0より大き
く50以下、より好ましくは0より大きく10以下であ
り、m+nは1〜200、好ましくは2〜100、より
好ましくは3〜50であるが、これは次の理由によるも
のである。
【0023】すなわち、mが上記範囲より大きくなる
と、側鎖のアミノ基に結合するシリル化合物が増え、ペ
プチド本来の毛髪や皮膚への収着作用が減少するためで
あり、nが上記範囲より大きくなると、ペプチド部分に
対するシリル化化合物の割合が少なくなって、シリル化
化合物の有する効果を充分に発揮できなくなり、m+n
が上記範囲より大きくなると、ペプチドとしての収着性
が低分子量のペプチドに比べて減少する上に、保存中に
凝集しやすくなり、化粧品としての保存安定性が低下す
るためである。なお、上記のm、nやm+nは、理論的
には整数であるが、ペプチドが前記のような加水分解ペ
プチドの場合は、該加水分解ペプチドが分子量の異なる
ものの混合物として得られるため、測定値は平均値にな
る。
と、側鎖のアミノ基に結合するシリル化合物が増え、ペ
プチド本来の毛髪や皮膚への収着作用が減少するためで
あり、nが上記範囲より大きくなると、ペプチド部分に
対するシリル化化合物の割合が少なくなって、シリル化
化合物の有する効果を充分に発揮できなくなり、m+n
が上記範囲より大きくなると、ペプチドとしての収着性
が低分子量のペプチドに比べて減少する上に、保存中に
凝集しやすくなり、化粧品としての保存安定性が低下す
るためである。なお、上記のm、nやm+nは、理論的
には整数であるが、ペプチドが前記のような加水分解ペ
プチドの場合は、該加水分解ペプチドが分子量の異なる
ものの混合物として得られるため、測定値は平均値にな
る。
【0024】シリル化ペプチドの具体例としては、例え
ば、シリル化加水分解シルク、シリル化加水分解コラー
ゲン、シリル化加水分解ケラチン、シリル化加水分解大
豆タンパク、シリル化加水分解小麦タンパク等が挙げら
れ、これらの水溶液は、プロモイスW−52SIG、プ
ロモイスS−700SIG、プロモイスWS−HSI
G、プロモイスWK−HSIGという名で発売されてい
る。
ば、シリル化加水分解シルク、シリル化加水分解コラー
ゲン、シリル化加水分解ケラチン、シリル化加水分解大
豆タンパク、シリル化加水分解小麦タンパク等が挙げら
れ、これらの水溶液は、プロモイスW−52SIG、プ
ロモイスS−700SIG、プロモイスWS−HSI
G、プロモイスWK−HSIGという名で発売されてい
る。
【0025】ペプチドのアルキルエステルとしては、下
記の一般式(II)
記の一般式(II)
【0026】
【化8】
【0027】(式中、R6はアミノ酸側鎖を示し、pは
1〜200であり、R7は炭素数1〜22の不飽和また
は飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す)で表
されるものが挙げられ、具体例としては、例えば、上記
のアミノ酸またはポリペプチドのメチルエステル、エチ
ルエステル、プロピルエステル、イソプロピルエステ
ル、ラウリルエステル、セチルエステル、2−エチルヘ
キシルエステル、2−ヘキシルデシルエステル、ステア
リルエステル、イソステアリルエステルなどが挙げられ
る。
1〜200であり、R7は炭素数1〜22の不飽和また
は飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示す)で表
されるものが挙げられ、具体例としては、例えば、上記
のアミノ酸またはポリペプチドのメチルエステル、エチ
ルエステル、プロピルエステル、イソプロピルエステ
ル、ラウリルエステル、セチルエステル、2−エチルヘ
キシルエステル、2−ヘキシルデシルエステル、ステア
リルエステル、イソステアリルエステルなどが挙げられ
る。
【0028】また、アシル化ペプチドの塩としては、例
えば、下記の一般式(III)
えば、下記の一般式(III)
【0029】
【化9】
【0030】(式中、R8は炭素数7〜21の不飽和ま
たは飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示し、R
9はアミノ酸側鎖を示し、qは1〜200であり、Mは
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、トリエタノ
ールアミンなどの有機アルカリを示す)で表されるもの
が挙げられる。
たは飽和の直鎖状または分岐状のアルキル基を示し、R
9はアミノ酸側鎖を示し、qは1〜200であり、Mは
ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、トリエタノ
ールアミンなどの有機アルカリを示す)で表されるもの
が挙げられる。
【0031】上記のアミノ酸またはポリペプチドのアシ
ル化物の塩としては、例えばラウリン酸加水分解コラー
ゲンカリウム、ラウリン酸加水分解シルクナトリウム、
ラウリン酸加水分解ケラチンカリウム、ラウリン酸加水
分解小麦タンパクナトリウム、ラウリン酸加水分解コン
キオリン、ラウリン酸加水分解大豆タンパクカリウム、
ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム、ヤシ油脂肪
酸加水分解シルクナトリウム、ヤシ油脂肪酸加水分解ケ
ラチンカリウム、ミリスチン酸加水分解コラーゲンナト
リウム、ミリスチン酸加水分解シルクナトリウム、ミリ
スチン酸グルタミン酸カリウム、ミリスチン酸加水分解
ケラチン、ミリスチン酸ポリアスパラギン酸カリウム、
パルミチン酸加水分解コラーゲンナトリウム、パルミチ
ン酸加水分解シルクトリエタノールアミン、ステアリン
酸加水分解コラーゲンカリウム、水添樹脂酸加水分解コ
ラーゲンカリウム、水添樹脂酸加水分解シルクカリウ
ム、水添樹脂酸加水分解ケラチンカリウムなどが挙げら
れる。
ル化物の塩としては、例えばラウリン酸加水分解コラー
ゲンカリウム、ラウリン酸加水分解シルクナトリウム、
ラウリン酸加水分解ケラチンカリウム、ラウリン酸加水
分解小麦タンパクナトリウム、ラウリン酸加水分解コン
キオリン、ラウリン酸加水分解大豆タンパクカリウム、
ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム、ヤシ油脂肪
酸加水分解シルクナトリウム、ヤシ油脂肪酸加水分解ケ
ラチンカリウム、ミリスチン酸加水分解コラーゲンナト
リウム、ミリスチン酸加水分解シルクナトリウム、ミリ
スチン酸グルタミン酸カリウム、ミリスチン酸加水分解
ケラチン、ミリスチン酸ポリアスパラギン酸カリウム、
パルミチン酸加水分解コラーゲンナトリウム、パルミチ
ン酸加水分解シルクトリエタノールアミン、ステアリン
酸加水分解コラーゲンカリウム、水添樹脂酸加水分解コ
ラーゲンカリウム、水添樹脂酸加水分解シルクカリウ
ム、水添樹脂酸加水分解ケラチンカリウムなどが挙げら
れる。
【0032】前記一般式(II)で表されるペプチドの
アルキルエステルや一般式(III)で表されるアシル
化ペプチドの塩において、pやqはそれぞれ1〜20
0、好ましくは2〜100、より好ましくは3〜50で
あるが、これは次の理由によるものである。
アルキルエステルや一般式(III)で表されるアシル
化ペプチドの塩において、pやqはそれぞれ1〜20
0、好ましくは2〜100、より好ましくは3〜50で
あるが、これは次の理由によるものである。
【0033】すなわち、pやqがそれぞれ上記範囲より
大きくなると、ペプチドとしての収着性が低分子量のペ
プチドに比べて減少する上にペプチドの造膜効果が強く
発揮されて、毛髪化粧料では毛髪がこわばったり、皮膚
化粧料では皮膚につっぱり感を与えるようになるおそれ
があり、さらに、前記一般式(II)で表されるペプチ
ドのアルキルエステルにおいては、ペプチドエステルの
有する有機溶媒への相溶性が劣るようになり、また、一
般式(III)で表されるアシル化ペプチドの塩におい
ては、アシル化ペプチドの有する乳化能、界面活性能が
低下するようになるからである。なお、このpやqも理
論的には整数であるが、ペプチドが前記のような加水分
解ペプチドの場合は、該加水分解ペプチドが分子量の異
なるものの混合物として得られるため、測定値は平均値
になる。
大きくなると、ペプチドとしての収着性が低分子量のペ
プチドに比べて減少する上にペプチドの造膜効果が強く
発揮されて、毛髪化粧料では毛髪がこわばったり、皮膚
化粧料では皮膚につっぱり感を与えるようになるおそれ
があり、さらに、前記一般式(II)で表されるペプチ
ドのアルキルエステルにおいては、ペプチドエステルの
有する有機溶媒への相溶性が劣るようになり、また、一
般式(III)で表されるアシル化ペプチドの塩におい
ては、アシル化ペプチドの有する乳化能、界面活性能が
低下するようになるからである。なお、このpやqも理
論的には整数であるが、ペプチドが前記のような加水分
解ペプチドの場合は、該加水分解ペプチドが分子量の異
なるものの混合物として得られるため、測定値は平均値
になる。
【0034】本発明を構成する(B)成分の一つである
アクリルアミド/中和2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルフォン酸架橋コポリマーは、例えば、テト
ラアリルオキシエタン、アリルサッカロース、アリルペ
ンタエリスリトールまたはメチレンビスアクリルアミド
のようにオレフィン系ポリ不飽和を含む物質によって架
橋したコポリマーであって、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、アンモニア水あるいはトリエタノールアミ
ン、モノエタノールアミンなどで部分的または完全中和
したものである。
アクリルアミド/中和2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルフォン酸架橋コポリマーは、例えば、テト
ラアリルオキシエタン、アリルサッカロース、アリルペ
ンタエリスリトールまたはメチレンビスアクリルアミド
のようにオレフィン系ポリ不飽和を含む物質によって架
橋したコポリマーであって、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、アンモニア水あるいはトリエタノールアミ
ン、モノエタノールアミンなどで部分的または完全中和
したものである。
【0035】本発明のコポリマーの一つはアゾビスイソ
ブチロニトリルなどの触媒を用いてアクリルアミドと2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸ナ
トリウムとを共重合し第3級ブタノールのようなアルコ
ール中で沈殿させることによって得られ、好ましいコポ
リマーは、モノマーの混合物1モルあたり10−4〜4
×10−4モル%の濃度で架橋剤を用いて70〜55モ
ル%のアクリルアミドと30〜45モル%の2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸ナトリウム
とを共重合することによって得られる。
ブチロニトリルなどの触媒を用いてアクリルアミドと2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸ナ
トリウムとを共重合し第3級ブタノールのようなアルコ
ール中で沈殿させることによって得られ、好ましいコポ
リマーは、モノマーの混合物1モルあたり10−4〜4
×10−4モル%の濃度で架橋剤を用いて70〜55モ
ル%のアクリルアミドと30〜45モル%の2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸ナトリウム
とを共重合することによって得られる。
【0036】本発明に用いるコポリマーは組成物として
も用いることができ、例えば、35〜45重量%のアク
リルアミド/中和2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルフォン酸架橋コポリマー、15〜25重量%の
イソパラフィン、3〜8%のPOE(7)ラウリルエー
テルおよび水からなる組成物である。この組成物はセピ
ック社のSEPIGEL 305(セピゲル305)の
名で発売されている。
も用いることができ、例えば、35〜45重量%のアク
リルアミド/中和2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルフォン酸架橋コポリマー、15〜25重量%の
イソパラフィン、3〜8%のPOE(7)ラウリルエー
テルおよび水からなる組成物である。この組成物はセピ
ック社のSEPIGEL 305(セピゲル305)の
名で発売されている。
【0037】本発明に用いる2つめのコポリマーはアク
リロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体である
が、組成物としても用いることができる。アクリロイル
ジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体、イソヘキサデ
カン、ポリソルベート80及び水からなる組成物はセピ
ック社よりSIMULGEL 600(シマルゲル60
0)の名で発売されている。
リロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体である
が、組成物としても用いることができる。アクリロイル
ジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体、イソヘキサデ
カン、ポリソルベート80及び水からなる組成物はセピ
ック社よりSIMULGEL 600(シマルゲル60
0)の名で発売されている。
【0038】本発明に用いる三つめのコポリマーはアク
リル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン酸ナ
トリウム共重合体であり、組成物としても用いることが
できる。アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチル
タウリン酸ナトリウム共重合体35〜40%、イソヘキ
サデカン20〜25%、ポリソルベート80が5〜10
%及び水からなる組成物は、セピック社のSIMULG
EL EG(シマルゲルEG)の名で発売されている。
リル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン酸ナ
トリウム共重合体であり、組成物としても用いることが
できる。アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチル
タウリン酸ナトリウム共重合体35〜40%、イソヘキ
サデカン20〜25%、ポリソルベート80が5〜10
%及び水からなる組成物は、セピック社のSIMULG
EL EG(シマルゲルEG)の名で発売されている。
【0039】また、上記化粧品には、本発明の効果を損
なわない範囲で適宜他の成分を配合することができ、そ
のような成分としては、例えば、油脂類、ロウ類、炭化
水素類、エステル油、シリコーン油などの油性原料、脂
肪酸類、低級アルコール類、高級アルコール類、多価ア
ルコール類、アミノ酸、ポリペプチド類、糖類、界面活
性剤類、高分子類、粉体、色剤類、紫外線防御剤類、ビ
タミン類、動植物抽出物、酸化防止剤、殺菌・防腐剤、
抗炎症剤、金属封鎖剤、香料、美白剤、育毛剤、肌荒れ
防止剤、老化防止剤などが挙げられる。
なわない範囲で適宜他の成分を配合することができ、そ
のような成分としては、例えば、油脂類、ロウ類、炭化
水素類、エステル油、シリコーン油などの油性原料、脂
肪酸類、低級アルコール類、高級アルコール類、多価ア
ルコール類、アミノ酸、ポリペプチド類、糖類、界面活
性剤類、高分子類、粉体、色剤類、紫外線防御剤類、ビ
タミン類、動植物抽出物、酸化防止剤、殺菌・防腐剤、
抗炎症剤、金属封鎖剤、香料、美白剤、育毛剤、肌荒れ
防止剤、老化防止剤などが挙げられる。
【0040】油性原料の具体例としては、例えば、オリ
ーブ油、マカデミアナッツ油、椿油、メドフォーム油、
ハイオレイックひまわり油、ハイオレイック紅花油、ひ
まし油、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロ
ウ、ラノリン、米糠ワックス、流動パラフィン、イソパ
ラフィン、スクワラン、ワセリン、セレシン、トリ2−
エチルヘキサン酸グリセロール、トリイソステアリン酸
グリセロール、トリイソパルミチン酸グリセロール、テ
トラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ
2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、リンゴ
酸ジイソステアリル、パルミチン酸2−エチルヘキシ
ル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イ
ソステアリル、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、セラミド類などが挙げられる。
ーブ油、マカデミアナッツ油、椿油、メドフォーム油、
ハイオレイックひまわり油、ハイオレイック紅花油、ひ
まし油、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロ
ウ、ラノリン、米糠ワックス、流動パラフィン、イソパ
ラフィン、スクワラン、ワセリン、セレシン、トリ2−
エチルヘキサン酸グリセロール、トリイソステアリン酸
グリセロール、トリイソパルミチン酸グリセロール、テ
トラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ
2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、リンゴ
酸ジイソステアリル、パルミチン酸2−エチルヘキシ
ル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イ
ソステアリル、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、セラミド類などが挙げられる。
【0041】脂肪酸類としては、例えば、オクタン酸、
デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリ
ン酸、イソパルミチン酸、12−ヒドロキシステアリン
酸、リシノール酸、樹脂酸、水素添加樹脂酸、アビエチ
ン酸、ロジン、不均化ロジン、水素添加ロジン、テトラ
ヒドロアビエチン酸などが挙げられる。
デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリ
ン酸、イソパルミチン酸、12−ヒドロキシステアリン
酸、リシノール酸、樹脂酸、水素添加樹脂酸、アビエチ
ン酸、ロジン、不均化ロジン、水素添加ロジン、テトラ
ヒドロアビエチン酸などが挙げられる。
【0042】低級および高級アルコール類としては、例
えば、エタノール、プロピルアルコール、オクタノー
ル、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パル
ミチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステア
リルアルコール、2−オクチルドデカノール、オレイル
アルコール、ベヘニルアルコール、バチルアルコール、
キミルアルコール、コレステロール、フィトステロール
などが挙げられ、多価アルコールとしては、例えば、グ
リセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビ
トール、エリスルトール、マルチトールなどが挙げられ
る。
えば、エタノール、プロピルアルコール、オクタノー
ル、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パル
ミチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステア
リルアルコール、2−オクチルドデカノール、オレイル
アルコール、ベヘニルアルコール、バチルアルコール、
キミルアルコール、コレステロール、フィトステロール
などが挙げられ、多価アルコールとしては、例えば、グ
リセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビ
トール、エリスルトール、マルチトールなどが挙げられ
る。
【0043】アミノ酸としては、例えば、グリシン、ア
ラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン、プ
ロリン、チロシン、アルギニン、リジンなどが挙げら
れ、ポリペプチド類としては、例えば、コラーゲン、ケ
ラチン、絹フィブロイン、カゼイン、コンキオリン、エ
ラスチン、卵黄タンパク、大豆タンパク、小麦タンパ
ク、米、いも類のタンパクなどの動植物由来の蛋白質や
微生物由来の蛋白質を酸、アルカリ、酵素またはその併
用によって部分的に加水分解して得られるペプチド類が
挙げられる。
ラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン、プ
ロリン、チロシン、アルギニン、リジンなどが挙げら
れ、ポリペプチド類としては、例えば、コラーゲン、ケ
ラチン、絹フィブロイン、カゼイン、コンキオリン、エ
ラスチン、卵黄タンパク、大豆タンパク、小麦タンパ
ク、米、いも類のタンパクなどの動植物由来の蛋白質や
微生物由来の蛋白質を酸、アルカリ、酵素またはその併
用によって部分的に加水分解して得られるペプチド類が
挙げられる。
【0044】非イオン性界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、しょ
糖脂肪酸エステルアルキルポリグリコシド、ポリエーテ
ル変性シリコーンなどが挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、しょ
糖脂肪酸エステルアルキルポリグリコシド、ポリエーテ
ル変性シリコーンなどが挙げられる。
【0045】アニオン性界面活性剤としては、例えば、
脂肪酸石鹸、アルカンスルフォン酸塩、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、脂肪
酸アルカノールアミド硫酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫
酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルリン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、アシル
N−メチルタウリン塩などが挙げられる。
脂肪酸石鹸、アルカンスルフォン酸塩、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、脂肪
酸アルカノールアミド硫酸塩、脂肪酸モノグリセリド硫
酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルリン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、アシル
N−メチルタウリン塩などが挙げられる。
【0046】カチオン性界面活性剤としてはテトラアル
キルアンモニウム塩、脂肪酸アミドアミン塩、アルキル
エーテルオンモニウム塩などが挙げられ、両性界面活性
剤としては、例えば、アルキルグリシン塩、N−アシル
アミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩、
脂肪酸アミドプロピルベタイン、N−アルキル−N,N
−ジメチルアンモニウム−N−プロピルスルフォン酸
塩、フォスファチジルコリン、フォスファチジルイノシ
トール、フォスファチジルエタノールアミン、フォスフ
ァチジルグリセロール、リゾレシチン、レシチンなどが
挙げられる。その他、高分子タイプ、天然系などの界面
活性剤も挙げられる。
キルアンモニウム塩、脂肪酸アミドアミン塩、アルキル
エーテルオンモニウム塩などが挙げられ、両性界面活性
剤としては、例えば、アルキルグリシン塩、N−アシル
アミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩、
脂肪酸アミドプロピルベタイン、N−アルキル−N,N
−ジメチルアンモニウム−N−プロピルスルフォン酸
塩、フォスファチジルコリン、フォスファチジルイノシ
トール、フォスファチジルエタノールアミン、フォスフ
ァチジルグリセロール、リゾレシチン、レシチンなどが
挙げられる。その他、高分子タイプ、天然系などの界面
活性剤も挙げられる。
【0047】高分子類としては、例えば、ポリアクリル
酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ビニルピロ
リドン系ポリマー、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルアミド、アミノ変性シリコーン、メチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ヒア
ルロン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、
寒天、グアーガム、クインスシードガム、タマリンドガ
ム、デンプン、デキストリン、ローカストビーンガム、
キトサン、カチオン化セルロース、カチオン化グアガ
ム、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ビニルピロ
リドン系ポリマー、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルアミド、アミノ変性シリコーン、メチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ヒア
ルロン酸ナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、
寒天、グアーガム、クインスシードガム、タマリンドガ
ム、デンプン、デキストリン、ローカストビーンガム、
キトサン、カチオン化セルロース、カチオン化グアガ
ム、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
【0048】紫外線防御剤としては、例えば、パラメト
キシケイヒ酸2−エチルヘキシル、4−t−ブチル−4
−メトキシベンゾイルメタン、パラジメチルアミノ安息
香酸、サリチル酸ホモメンチル、ジパラメトキシケイヒ
酸オクチル、ヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ヒド
ロキシメトキシベンゾフェノンスルフォン酸塩、2,
4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2−エチルヘキ
シル−1−オキシ)−1,3,5−トリアジンなどが挙
げられる。
キシケイヒ酸2−エチルヘキシル、4−t−ブチル−4
−メトキシベンゾイルメタン、パラジメチルアミノ安息
香酸、サリチル酸ホモメンチル、ジパラメトキシケイヒ
酸オクチル、ヒドロキシメトキシベンゾフェノン、ヒド
ロキシメトキシベンゾフェノンスルフォン酸塩、2,
4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2−エチルヘキ
シル−1−オキシ)−1,3,5−トリアジンなどが挙
げられる。
【0049】ビタミン類としては、例えば、ビタミン
A、ビタミンC、ビタミンEおよびそれらの誘導体類が
挙げられ、植物抽出物としては、例えば、シャクヤク抽
出液、ボタン皮抽出液などが挙げられる。
A、ビタミンC、ビタミンEおよびそれらの誘導体類が
挙げられ、植物抽出物としては、例えば、シャクヤク抽
出液、ボタン皮抽出液などが挙げられる。
【0050】
【実施例】以下に実施例および比較例により本発明を更
に詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に
より限定されるものではない。また、以下の実施例およ
び比較例中における各成分の配合量はいずれも重量部に
よるものであり、配合量が固形分量でないものについて
は、成分名のあとに括弧書きで固形分濃度を示す。
に詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に
より限定されるものではない。また、以下の実施例およ
び比較例中における各成分の配合量はいずれも重量部に
よるものであり、配合量が固形分量でないものについて
は、成分名のあとに括弧書きで固形分濃度を示す。
【0051】実施例1および比較例1A〜1D(ヘアス
タイリングジェル)表1に示す組成のヘアスタイリング
ジェルを調製し、調製物の増粘性、頭髪に適用したとき
の使用感触を比較した。
タイリングジェル)表1に示す組成のヘアスタイリング
ジェルを調製し、調製物の増粘性、頭髪に適用したとき
の使用感触を比較した。
【0052】
【表1】
【0053】各ヘアスタイリングジェルの評価は下記の
ように行った。すなわち、表1に示す実施例1および比
較例1A〜1Dの各ヘアスタイリングジェルを手に取
り、その粘性を評価した後、頭髪に塗布し、使用後の頭
髪のなめらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などを官
能評価した。なお、比較例1Bは分離しているので評価
は行わなかった。評価の結果を表2に示すが、評価基準
は下記に示す通りである。
ように行った。すなわち、表1に示す実施例1および比
較例1A〜1Dの各ヘアスタイリングジェルを手に取
り、その粘性を評価した後、頭髪に塗布し、使用後の頭
髪のなめらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などを官
能評価した。なお、比較例1Bは分離しているので評価
は行わなかった。評価の結果を表2に示すが、評価基準
は下記に示す通りである。
【0054】〔評価基準〕増粘性 ;○:粘度があり手に取った時、垂れ落ちがない △:垂れ落ちにくい ×:垂れ落ちる
【0055】
【表2】
【0056】表2に示すように、塩化N−〔2−ヒドロ
キシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕加水分
解ケラチン液、加水分解シルクエチル液およびセピゲル
305を配合した実施例1のヘアスタイリングジェルは
高い粘度を有し、使用感触も良好であった。
キシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕加水分
解ケラチン液、加水分解シルクエチル液およびセピゲル
305を配合した実施例1のヘアスタイリングジェルは
高い粘度を有し、使用感触も良好であった。
【0057】実施例2および比較例2A〜2C(皮膚用
クリーム) 表3に示す組成の皮膚用クリームを調製し、調製物の増
粘性、皮膚に塗布したときの、なめらかさ、のび、しっ
とり感を評価した。
クリーム) 表3に示す組成の皮膚用クリームを調製し、調製物の増
粘性、皮膚に塗布したときの、なめらかさ、のび、しっ
とり感を評価した。
【0058】
【表3】
【0059】各皮膚用クリームの評価は下記のように行
った。すなわち、表3に示す実施例2および比較例2A
〜2Cの各皮膚用クリームを手の甲に塗布し、ヘアスタ
イリングジェルを手に取り、その粘性を評価した後、頭
髪に塗布し、なめらかさ、のび、しっとり感などの使用
感触を総合的に官能評価した。評価基準は以下に示す通
りで、評価の結果を表4に示す。
った。すなわち、表3に示す実施例2および比較例2A
〜2Cの各皮膚用クリームを手の甲に塗布し、ヘアスタ
イリングジェルを手に取り、その粘性を評価した後、頭
髪に塗布し、なめらかさ、のび、しっとり感などの使用
感触を総合的に官能評価した。評価基準は以下に示す通
りで、評価の結果を表4に示す。
【0060】〔評価基準〕増粘性 ;○:粘度があり手に取った時、垂れ落ちがない △:垂れ落ちにくい ×:垂れ落ちる使用感触 なめらかさ;○:非常になめらかである △:ややなめらかである ×:なめらかでない のび ;○:非常にのびがよい △:ややのびがよい ×:のびが悪い しっとりさ;○:非常にしっとりする △:ややしっとりする ×:しっとりしない
【0061】
【表4】
【0062】表4に示すように、シリル化加水分解シル
クとセピゲル305を配合した実施例2の皮膚用クリー
ムは、増粘性、なめらかさ、のび、しっとり感などの使
用感触に優れていた。
クとセピゲル305を配合した実施例2の皮膚用クリー
ムは、増粘性、なめらかさ、のび、しっとり感などの使
用感触に優れていた。
【0063】実施例3および比較例3A〜3C(トリー
トメントクリーム) 表5に示す組成のヘアトリートメントクリームを調製
し、調製物の増粘性、頭髪に適用したときの使用感触を
比較した。
トメントクリーム) 表5に示す組成のヘアトリートメントクリームを調製
し、調製物の増粘性、頭髪に適用したときの使用感触を
比較した。
【0064】
【表5】
【0065】表5に示すトリートメントクリームの各試
料を手に取り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、
なめらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評
価した。評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果
を表6に示す。
料を手に取り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、
なめらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評
価した。評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果
を表6に示す。
【0066】
【表6】
【0067】表6に示すように、シリル化加水分解大豆
たん白液とセピゲル305を配合した実施例3のトリー
トメントクリームは、増粘性、なめらかさ、まとまりや
すさ、しっとり感などの使用感触が良好であった。
たん白液とセピゲル305を配合した実施例3のトリー
トメントクリームは、増粘性、なめらかさ、まとまりや
すさ、しっとり感などの使用感触が良好であった。
【0068】実施例4および比較例4A〜4C(ヘアコ
ンディショナー) 表7に示す組成のヘアコンディショナーを調製し、調製
物の増粘性、頭髪に適用したときの使用感触を比較し
た。
ンディショナー) 表7に示す組成のヘアコンディショナーを調製し、調製
物の増粘性、頭髪に適用したときの使用感触を比較し
た。
【0069】
【表7】
【0070】表7に示すヘアコンディショナーの各試料
を手に取り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、な
めらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評価
した。評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果を
表8に示す。
を手に取り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、な
めらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評価
した。評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果を
表8に示す。
【0071】
【表8】
【0072】表8に示すように、加水分解シルクエチル
液、シリル化加水分解ケラチンおよびセピゲル305を
配合した実施例4のヘアコンディショナーは、増粘性、
なめらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などの使用感
触が良好であった。
液、シリル化加水分解ケラチンおよびセピゲル305を
配合した実施例4のヘアコンディショナーは、増粘性、
なめらかさ、まとまりやすさ、しっとり感などの使用感
触が良好であった。
【0073】実施例5および比較例5A〜5C(ヘアク
リーム) 表9に示す組成のヘアクリームを調製し、調製物の増粘
性、頭髪に適用したときの使用感触を比較した。
リーム) 表9に示す組成のヘアクリームを調製し、調製物の増粘
性、頭髪に適用したときの使用感触を比較した。
【0074】
【表9】
【0075】表9に示すヘアクリームの各試料を手に取
り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、なめらか
さ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評価した。
評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果を表10
に示す。
り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、なめらか
さ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評価した。
評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果を表10
に示す。
【0076】
【表10】
【0077】表10に示すように、ヤシ油脂肪酸加水分
解コラーゲンカリウム液およびセピゲル305を配合し
た実施例5のヘアクリームは、増粘性、なめらかさ、ま
とまりやすさ、しっとり感などの使用感触に優れてい
た。
解コラーゲンカリウム液およびセピゲル305を配合し
た実施例5のヘアクリームは、増粘性、なめらかさ、ま
とまりやすさ、しっとり感などの使用感触に優れてい
た。
【0078】実施例6および比較例6A〜6C(ヘアク
リーム) 表11に示す組成のヘアクリームを調製し、調製物の増
粘性、頭髪に適用したときの使用感触を比較した。
リーム) 表11に示す組成のヘアクリームを調製し、調製物の増
粘性、頭髪に適用したときの使用感触を比較した。
【0079】
【表11】
【0080】表11に示すヘアクリームの各試料を手に
取り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、なめらか
さ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評価した。
評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果を表12
に示す。
取り、増粘性を評価し、次いで毛髪に塗布し、なめらか
さ、まとまりやすさ、しっとり感などを官能評価した。
評価基準は実施例1と同様であり、評価の結果を表12
に示す。
【0081】
【表12】
【0082】表12に示すように、ラウロイル加水分解
シルクナトリウム液とセピゲル305を配合した実施例
6のヘアクリームは、増粘性、なめらかさ、まとまりや
すさ、しっとり感などの使用感触が良好であった。
シルクナトリウム液とセピゲル305を配合した実施例
6のヘアクリームは、増粘性、なめらかさ、まとまりや
すさ、しっとり感などの使用感触が良好であった。
【0083】実施例7および比較例7A(酸化染毛剤) 表13に示す組成の酸化染毛剤の第1剤と表14に示す
組成の酸化染毛剤の第2剤を調製し、それぞれの第1剤
と第2剤を1:1(重量比)で混合して毛髪に適用し、
毛髪へのつき、のび、染着性を比較評価した。
組成の酸化染毛剤の第2剤を調製し、それぞれの第1剤
と第2剤を1:1(重量比)で混合して毛髪に適用し、
毛髪へのつき、のび、染着性を比較評価した。
【0084】
【表13】
【0085】
【表14】
【0086】実施例7および比較例7Aのそれぞれの酸
化染毛剤第1剤と第2剤を1:1(重量比)で混合し、
毛髪に適用して評価した結果、シリル化加水分解シルク
とセピゲル305を配合した第1剤と加水分解シルクエ
チル液とセピゲル305を配合した第2剤を混合した実
施例7の酸化染毛剤は、比較例7Aの酸化染毛剤に比べ
て、染毛剤の毛髪へのつき、のび、染着性が優れてい
た。
化染毛剤第1剤と第2剤を1:1(重量比)で混合し、
毛髪に適用して評価した結果、シリル化加水分解シルク
とセピゲル305を配合した第1剤と加水分解シルクエ
チル液とセピゲル305を配合した第2剤を混合した実
施例7の酸化染毛剤は、比較例7Aの酸化染毛剤に比べ
て、染毛剤の毛髪へのつき、のび、染着性が優れてい
た。
【0087】実施例8および比較例8A(酸性染毛料) 表15に示す組成の2種の酸性染毛料を調製し、それぞ
れの酸性染毛料の毛髪へのつき、のび、染着性を比較評
価した。
れの酸性染毛料の毛髪へのつき、のび、染着性を比較評
価した。
【0088】
【表15】
【0089】ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンナトリウ
ム液とセピゲル305を配合した実施例8の酸性染毛料
は比較例8Aの酸性染毛料に比べて、毛髪へのつき、の
び、染着性が良好であった。
ム液とセピゲル305を配合した実施例8の酸性染毛料
は比較例8Aの酸性染毛料に比べて、毛髪へのつき、の
び、染着性が良好であった。
【0090】実施例9および比較例9A(モイスチャー
ジェル) 表16に示す組成の2種のモイスチャージェルを調製
し、調製したモイスチャージェルの増粘性、のび、しっ
とり感を評価した。
ジェル) 表16に示す組成の2種のモイスチャージェルを調製
し、調製したモイスチャージェルの増粘性、のび、しっ
とり感を評価した。
【0091】
【表16】
【0092】実施例9および比較例9Aのモイスチャー
ジェルを皮膚に塗布したとき、塩化N−〔2−ヒドロキ
シ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピ
ル〕加水分解シルクとラウロイル加水分解シルクナトリ
ウムとセピゲル305を配合した実施例9のモイスチャ
ージェルは比較例9Aのモイスチャージェルに比べて、
増粘性に優れ、皮膚へのつき、のび、しっとり感などの
使用感触が良好であった。
ジェルを皮膚に塗布したとき、塩化N−〔2−ヒドロキ
シ−3−(ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ)プロピ
ル〕加水分解シルクとラウロイル加水分解シルクナトリ
ウムとセピゲル305を配合した実施例9のモイスチャ
ージェルは比較例9Aのモイスチャージェルに比べて、
増粘性に優れ、皮膚へのつき、のび、しっとり感などの
使用感触が良好であった。
【0093】実施例10および比較例10A(皮膚用ク
リーム) 表17に示す組成の2種類の皮膚用クリームを調製し、
調製した皮膚用クリームの増粘性および使用感触(なめ
らかさ、しっとり感)を評価した。
リーム) 表17に示す組成の2種類の皮膚用クリームを調製し、
調製した皮膚用クリームの増粘性および使用感触(なめ
らかさ、しっとり感)を評価した。
【0094】
【表17】
【0095】実施例10および比較例10Aのモイスチ
ャージェルを皮膚に塗布したとき、シリル化加水分解ケ
ラチンと塩化N−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル〕加水分解コラーゲンとセピゲル
305を配合した実施例10のモイスチャージェルは比
較例10Aのモイスチャージェルに比べて、増粘性、な
めらかさ、しっとり感などの使用感触に優れていた。
ャージェルを皮膚に塗布したとき、シリル化加水分解ケ
ラチンと塩化N−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチル
アンモニオ)プロピル〕加水分解コラーゲンとセピゲル
305を配合した実施例10のモイスチャージェルは比
較例10Aのモイスチャージェルに比べて、増粘性、な
めらかさ、しっとり感などの使用感触に優れていた。
【0096】実施例11および比較例11A(ハンドお
よびボディローション) 表18に示す組成の2種のハンドおよびボディローショ
ンを調製し、調製したハンドおよびボディローションの
増粘性および使用感触(なめらかさ、しっとり感)を評
価した。
よびボディローション) 表18に示す組成の2種のハンドおよびボディローショ
ンを調製し、調製したハンドおよびボディローションの
増粘性および使用感触(なめらかさ、しっとり感)を評
価した。
【0097】
【表18】
【0098】実施例11および比較例11Aのハンドお
よびボディローションを皮膚に塗布したとき、シリル化
加水分解コラーゲンとセピゲル305を配合した実施例
11のハンドおよびボディローションは比較例11Aの
ハンドおよびボディローションに比べて、増粘性および
なめらかさ、のび、しっとり感などの使用感触に優れて
いた。
よびボディローションを皮膚に塗布したとき、シリル化
加水分解コラーゲンとセピゲル305を配合した実施例
11のハンドおよびボディローションは比較例11Aの
ハンドおよびボディローションに比べて、増粘性および
なめらかさ、のび、しっとり感などの使用感触に優れて
いた。
【0099】実施例12(染毛料) 下記の組成の染毛料を調製し、毛髪に適用したときのつ
き、のび、染着性を評価した。なお、配合量は重量部に
よるものである。
き、のび、染着性を評価した。なお、配合量は重量部に
よるものである。
【0100】 加水分解シルクエチル液(20%) 0.1 セピゲル305*1 5.5 カルボキシビニルポリマー 1.0 タマリンドガム 0.2 キサンタンガム 0.8 黒色401号 0.3 紫色401号 0.1 橙色205号 0.15 ベンジルアルコール 6.0 エタノール 15.0 クエン酸 pH3.2にする 精製水 計100にする
【0101】実施例12の染毛料は、毛髪へのつき、の
び、染着性に優れていた。
び、染着性に優れていた。
【0102】実施例13(シャンプー) 下記の組成のシャンプーを調製し、頭髪を洗浄したとき
の泡立ち、洗浄後の毛髪のしっとり感を評価した。な
お、配合量は重量部によるものである。
の泡立ち、洗浄後の毛髪のしっとり感を評価した。な
お、配合量は重量部によるものである。
【0103】 ラウロイル化加水分解シルクナトリウム液 2.0 セピゲル305*1 1.0 ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(27%) 64.0 ラウリン酸ジエターノルアミド 3.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.3 クエン酸水溶液(5%) pH5.0にする 防腐剤 適量 精製水 計100にする
【0104】実施例13のシャンプーで頭髪を洗浄した
とき、泡立ちが良好で、洗浄後の毛髪はしっとりしてい
た。
とき、泡立ちが良好で、洗浄後の毛髪はしっとりしてい
た。
【0105】実施例14(パーマジェル第一剤) 下記の組成のパーマジェル第一剤を調製し、毛髪をパー
マネントウェーブ処理した後のウェーブや毛髪の仕上が
り状態を評価した。なお、配合量は重量部によるもので
ある。
マネントウェーブ処理した後のウェーブや毛髪の仕上が
り状態を評価した。なお、配合量は重量部によるもので
ある。
【0106】 シリル化加水分解コラーゲン*8 1.0 セピゲル305*1 0.5 チオグリコール酸アンモニウム(50%) 12.0 モノエタノルアミン(80%) 1.0 ポリオキシエチレン(5)アルキルフェニルエーテル 3.0 エデト酸二ナトリウム 0.1 アンモニア水 pH9.2にする 精製水 計100にする
【0107】実施例14のパーマジェル第一剤と、第二
剤として臭素酸ナトリウムの6%水溶液を使用して毛髪
にパーマネントウェーブ処理を施したところ、ウェーブ
が均一で、毛髪はなめらかでかつしっとり感を有してい
た。
剤として臭素酸ナトリウムの6%水溶液を使用して毛髪
にパーマネントウェーブ処理を施したところ、ウェーブ
が均一で、毛髪はなめらかでかつしっとり感を有してい
た。
【0108】実施例15(洗顔料) 下記の組成の洗顔料を調製し、洗顔後のしっとり感、な
めらかさを評価した。なお、配合量は重量部によるもの
である。
めらかさを評価した。なお、配合量は重量部によるもの
である。
【0109】 ラウロイル加水分解シルクナトリウム液(20%) 2.0 シマルゲルEG*9 1.0 N−ココイルグルタミン酸ナトリウム 21.0 グリセリン 9.0 ポリエチレングリコール500 15.0 ジプロピレングリコール 10.0 ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン 5.0 ブロックポリマー ポリオキシエチレン(15)オレイルエーテル 3.0 ヤシ油 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 計100とする *9;シマルゲルEG(商品名);セピック社発売のアクリル酸ナトリウム/ア クリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体、イソヘキサデカン、 ポリソルベート80、および水からなる組成物
【0110】実施例15の洗顔料は、洗顔後のしっとり
感、なめらかさに優れていた。
感、なめらかさに優れていた。
【0111】実施例16(乳化型ファンデーション) 下記の組成の乳化型ファンデーションを調製し、皮膚に
使用した際ののび、しっとり感を評価した。なお、配合
量は重量部によるものである。
使用した際ののび、しっとり感を評価した。なお、配合
量は重量部によるものである。
【0112】 イソステアロイル加水分解コラーゲンアミノメチル 0.2 プロパンジオール シマルゲル600*10 0.5 タルク 2.8 ベンガラ 5.0 黄酸化鉄 0.5 黒酸化鉄 1.4 ベントナイト 0.5 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.9 トリエタノールアミン 1.0 プロピレングリコール 10.0 ステアリン酸 2.2 イソステアリルアルコール 6.8 モノイソステアリン酸グリセリン 2.0 液状ラノリン 1.5 流動パラフィン 6.5 香料 適量 防腐剤 適量 精製水 計100とする *10;シマルゲル600(商品名);セピック社発売のアクリロイルジメチル タウリン酸ナトリウム共重合体、イソヘキサデカン、ポリソルベート8 0および水からなる組成物
【0113】実施例16の乳化型ファンデーションを使
用した際、のび、しっとり感に優れていた。
用した際、のび、しっとり感に優れていた。
【0114】実施例17(口紅) 下記の組成の口紅を調製し、使用した際ののび、しっと
り感を評価した。なお、配合量は重量部によるものであ
る。
り感を評価した。なお、配合量は重量部によるものであ
る。
【0115】 イソステアロイル加水分解コラーゲン(25%)*11 0.1 シマルゲルEG*9 0.2 赤色201号 0.5 赤色202号 2.0 セレシン 3.5 キャンデリラロウ 4.0 カルナウバロウ 8.0 ヒマシ油 30.0 ジイソステアリン酸グリセリル 25.0 リンゴ酸ジイソステアリル 5.0 ポリオキシエチレン(25)ポリオキシプロピレン 1.0 (20)2−テトラデシルエーテル 精製水 4.0 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 2.0 香料 適量 防腐剤 適量 *11;成和化成社製、プロモイスE−118(MO)(商品名)
【0116】実施例17の口紅は、使用した際、のび、
しっとり感に優れていた。
しっとり感に優れていた。
【0117】実施例18(サンスクリーン) 下記の組成のサンスクリーンを調製し、使用した際のの
び、しっとり感を評価した。なお、配合量は重量部によ
るものである。
び、しっとり感を評価した。なお、配合量は重量部によ
るものである。
【0118】 イソステアロイル加水分解コラーゲン(25%)*11 0.1 セピゲル305*1 0.15 オキシベンゾン 2.0 パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0 スクワラン 10.0 ワセリン 5.0 ステアリルアルコール 2.8 ステアリン酸 3.0 ステアリン酸グリセリル 3.0 1,3−ブチレングリコール 7.0 二酸化チタン 5.5 トリエタノールアミン 1.0 キレート剤 適量 防腐剤 適量 酸化防止剤 適量 精製水 計100とする
【0119】実施例18のサンスクリーンは、のび、し
っとり感が良好であった。
っとり感が良好であった。
【0120】実施例19(美容液) 下記の組成の美容液を調製し、肌に適用した際ののび、
しっとり感を評価した。なお、配合量は重量部によるも
のである。
しっとり感を評価した。なお、配合量は重量部によるも
のである。
【0121】 イソステアロイル加水分解コラーゲン(25%)*11 0.1 シマルゲルEG*9 1.5 マカデミアナッツ油 3.0 N−ステアロイルスフィンゴシン 0.2 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 10.0 防腐剤 適量 精製水 計100とする
【0122】実施例19の美容液は、のび、しっとり感
に優れていた。
に優れていた。
【0123】実施例20(美容液) 下記の組成の美容液を調製し、肌に適用した際ののび、
しっとり感を評価した。なお、配合量は重量部によるも
のである。
しっとり感を評価した。なお、配合量は重量部によるも
のである。
【0124】 イソステアロイル加水分解コラーゲン(25%)*11 0.1 シマルゲル600*10 3.0 ホホバ油 1.0 スクワラン 1.0 N−パルミトイルスフィンゴシン 2.0 水素添加卵黄レシチン 2.0 グリセリン 4.0 ジプロピレングリコール 11.0 酸化防止剤 適量 キレート剤 適量 防腐剤 適量 精製水 計100とする
【0125】実施例20の美容液は、のび、しっとり感
に優れていた。
に優れていた。
【0126】
【発明の効果】毛髪化粧品や皮膚化粧品に配合したとき
に、粘性が必要な化粧品に対して充分な増粘作用を付与
し、毛髪の櫛通り性を改善し、かつ毛髪の枝分かれを防
止し、また皮膚に艶と潤いを付与し、かつ皮膚をなめら
かにすることができ、また、粘性をそれほど必要としな
い毛髪化粧品や皮膚化粧品に対しては、毛髪の櫛通り性
を改善し、かつ毛髪の枝分かれを防止し、また皮膚に艶
と潤いを付与し、かつ皮膚をなめらかにすることができ
る。
に、粘性が必要な化粧品に対して充分な増粘作用を付与
し、毛髪の櫛通り性を改善し、かつ毛髪の枝分かれを防
止し、また皮膚に艶と潤いを付与し、かつ皮膚をなめら
かにすることができ、また、粘性をそれほど必要としな
い毛髪化粧品や皮膚化粧品に対しては、毛髪の櫛通り性
を改善し、かつ毛髪の枝分かれを防止し、また皮膚に艶
と潤いを付与し、かつ皮膚をなめらかにすることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/02 A61K 7/02 Z 7/027 7/027 7/075 7/075 7/08 7/08 7/11 7/11 7/13 7/13 7/42 7/42 7/50 7/50 // C07K 1/00 C07K 1/00 1/12 1/12 2/00 2/00 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB082 AB232 AB242 AB412 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC152 AC182 AC212 AC242 AC302 AC342 AC352 AC372 AC402 AC422 AC442 AC472 AC532 AC542 AC552 AC642 AC662 AC772 AC782 AC792 AD042 AD052 AD091 AD092 AD152 AD172 AD282 AD332 AD352 AD392 AD411 AD421 AD431 AD432 AD441 AD442 AD451 AD452 AD512 AD572 CC05 CC12 CC13 CC19 CC23 CC32 CC33 CC36 CC38 DD31 DD41 EE07 EE12 4H045 AA10 AA30 BA52 CA32 CA33 CA40 CA51 EA15 FA16 FA51 FA52
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の(A)および(B)を含有するこ
とを特徴とする化粧料。(A)下記の一般式(I) 【化1】 〔式中、R1、R2、R3のうち少なくとも2個は水酸
基で、残りは炭素数1〜3のアルキル基を示し、R4は
側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端ア
ミノ基を除く側鎖の残基を示し、R5はR4以外のアミ
ノ酸側鎖を示し、Aは結合手で−CH2−、−(C
H2)3−、−(CH2)3OCH2CH(OH)CH
2−、−(CH2)3S−、−(CH2)3NH−およ
び−(CH2)3OCOCH2CH2−よりなる群から
選ばれる少なくとも1種の基を表し、mは0〜200、
nは0〜200、m+nは1〜200である(ただし、
mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、アミノ酸配列
の順序を示すものではない)〕で表されるシリル化ペプ
チド、下記の一般式(II) 【化2】 (式中、R6はアミノ酸側鎖を示し、pは1〜200で
あり、R7は炭素数1〜22の不飽和または飽和の直鎖
状または分岐状のアルキル基を示す)で表されるペプチ
ドアルキルエステル、および、下記の一般式(III) 【化3】 (式中、R8は炭素数7〜21の不飽和または飽和の直
鎖状または分岐状のアルキル基を示し、R9はアミノ酸
側鎖を示し、qは1〜200であり、Mはナトリウム、
カリウムなどのアルカリ金属、トリエタノールアミンな
どの有機アルカリを示す)で表されるアシル化ペプチド
の塩からなるペプチド誘導体の群から選択される一種ま
たは二種以上 (B)アクリルアミド/中和2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルフォン酸架橋コポリマー、アクリロ
イルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体、およびア
クリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン酸
ナトリウム共重合体から選択される一種または二種以上 - 【請求項2】 ペプチド誘導体の原料タンパク質がシル
ク、コラーゲン、ケラチン、カゼイン、大豆タンパク、
小麦タンパク、カゼイン、コンキオリンである請求項1
項記載の化粧料。 - 【請求項3】 ペプチド誘導体の群から選択される一種
または二種以上の配合量が0.01〜15重量%である
請求項1または2記載の化粧料。 - 【請求項4】 アクリルアミド/中和2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルフォン酸架橋コポリマー、
アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体、
およびアクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタ
ウリン酸ナトリウム共重合体から選択される一種または
二種以上の配合量が0.01〜15重量%である請求項
1または2記載の化粧料。
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---|---|---|---|
JP2000308468A JP2002080320A (ja) | 2000-09-01 | 2000-09-01 | 化粧料 |
Publications (1)
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---|---|
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- 2000-09-01 JP JP2000308468A patent/JP2002080320A/ja active Pending
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