JP2002077754A - テレビジョン受像機及びその管理方法 - Google Patents
テレビジョン受像機及びその管理方法Info
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- JP2002077754A JP2002077754A JP2000255056A JP2000255056A JP2002077754A JP 2002077754 A JP2002077754 A JP 2002077754A JP 2000255056 A JP2000255056 A JP 2000255056A JP 2000255056 A JP2000255056 A JP 2000255056A JP 2002077754 A JP2002077754 A JP 2002077754A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】各ユーザに割り当てたリモコン端末による制御
機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコン端末か
ら、制限又は管理できるようにする。 【解決手段】各リモコン端末をIDと優先度とを予め付
与して各ユーザに割り当てると共に、テレビジョン受像
機を制御するための制御データを更新自由な一般データ
と更新を制限した規制データとで構成してテレビジョン
受像機のメモリに格納する。優先度Aを付された第1の
リモコン端末は、テレビジョン受像機に対して機器設定
用データを送信することにより、前記優先度Aより低い
優先度を付された第2のリモコン端末用として前記メモ
リに格納されている前記規制データを更新することがで
きる。
機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコン端末か
ら、制限又は管理できるようにする。 【解決手段】各リモコン端末をIDと優先度とを予め付
与して各ユーザに割り当てると共に、テレビジョン受像
機を制御するための制御データを更新自由な一般データ
と更新を制限した規制データとで構成してテレビジョン
受像機のメモリに格納する。優先度Aを付された第1の
リモコン端末は、テレビジョン受像機に対して機器設定
用データを送信することにより、前記優先度Aより低い
優先度を付された第2のリモコン端末用として前記メモ
リに格納されている前記規制データを更新することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ール装置(以下単に、リモコン端末装置とも記す)によ
って制御可能なテレビジョン受像機に関し、特にリモー
トコントロール装置を複数のリモートコントロール端末
(以下単に、リモコン端末とも記す)により構成して制
御するようにしたテレビジョン受像機及びその管理方法
に関する。
ール装置(以下単に、リモコン端末装置とも記す)によ
って制御可能なテレビジョン受像機に関し、特にリモー
トコントロール装置を複数のリモートコントロール端末
(以下単に、リモコン端末とも記す)により構成して制
御するようにしたテレビジョン受像機及びその管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】リモコン端末装置は、ユーザが移動せず
にテレビジョン受像機を操作するための手段として、多
数用いられている。また、テレビジョン受像機は、電子
技術の進展やユーザの趣向の多様化に伴ない、ユーザが
要求する多様な動作や特性に設定することが可能なよう
にされている場合が多い。テレビジョン受像機は、視聴
者個人個人の聴覚と視覚を利用する機器であることか
ら、画面を見、音声を聞きながら、画面から離間した位
置からテレビジョン受像機の設定を変更できるようにさ
れているのが一般的である。前記設定とは例えば、受信
チャンネルや、表示画面に表示される画像の画質や、表
示面のサイズや、タイマーなどの設定や、信号源の切り
替えなどである。前記した画像の画質では、画像の平均
輝度、コントラスト、色相、色の濃さ(飽和度)などを
好みに応じて設定することにより、個人の好みや、使用
目的に応じて使い分けができる。これらの設定は、一般
的にリモコン端末からの設定が可能にされていて、設定
されたデータはテレビジョン受像機側で記憶され、次回
テレビジョン受像機が使用されるときには、その記憶さ
れたデータに基づいてテレビジョン受像機のパラメータ
が設定され、動作が行われる。
にテレビジョン受像機を操作するための手段として、多
数用いられている。また、テレビジョン受像機は、電子
技術の進展やユーザの趣向の多様化に伴ない、ユーザが
要求する多様な動作や特性に設定することが可能なよう
にされている場合が多い。テレビジョン受像機は、視聴
者個人個人の聴覚と視覚を利用する機器であることか
ら、画面を見、音声を聞きながら、画面から離間した位
置からテレビジョン受像機の設定を変更できるようにさ
れているのが一般的である。前記設定とは例えば、受信
チャンネルや、表示画面に表示される画像の画質や、表
示面のサイズや、タイマーなどの設定や、信号源の切り
替えなどである。前記した画像の画質では、画像の平均
輝度、コントラスト、色相、色の濃さ(飽和度)などを
好みに応じて設定することにより、個人の好みや、使用
目的に応じて使い分けができる。これらの設定は、一般
的にリモコン端末からの設定が可能にされていて、設定
されたデータはテレビジョン受像機側で記憶され、次回
テレビジョン受像機が使用されるときには、その記憶さ
れたデータに基づいてテレビジョン受像機のパラメータ
が設定され、動作が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リモコン端末装置によるテレビジョン受像機の制御で
は、1台のリモコン端末だけを使用してテレビジョン受
像機を制御していたために、複数のユーザが同一のテレ
ビジョン受像機を使用する場合において、各人の要求通
りにテレビジョン受像機を動作させたいときには、その
都度テレビジョン受像機本体で、又はリモコン端末を介
してテレビジョン受像機の動作又は機能の設定をし直さ
なければならなかった。また、前記問題を解決すべく、
ユーザ各人が夫々リモコン端末を有するようにして、一
のテレビジョン受像機を制御することが考えられるが、
その場合には、例えば親が子供の受信可能チャンネルを
制限したい場合であっても、親は子供用のリモコン端末
の設定内容まで管理することが不可能であった。
リモコン端末装置によるテレビジョン受像機の制御で
は、1台のリモコン端末だけを使用してテレビジョン受
像機を制御していたために、複数のユーザが同一のテレ
ビジョン受像機を使用する場合において、各人の要求通
りにテレビジョン受像機を動作させたいときには、その
都度テレビジョン受像機本体で、又はリモコン端末を介
してテレビジョン受像機の動作又は機能の設定をし直さ
なければならなかった。また、前記問題を解決すべく、
ユーザ各人が夫々リモコン端末を有するようにして、一
のテレビジョン受像機を制御することが考えられるが、
その場合には、例えば親が子供の受信可能チャンネルを
制限したい場合であっても、親は子供用のリモコン端末
の設定内容まで管理することが不可能であった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、複数のリモコン端末からなるリモコン端末装置
で同一のテレビジョン受像機を制御するように構成した
場合に、各ユーザに割り当てたリモコン端末による制御
機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコン端末か
ら、制限又は管理できるようにすることを目的とする。
であり、複数のリモコン端末からなるリモコン端末装置
で同一のテレビジョン受像機を制御するように構成した
場合に、各ユーザに割り当てたリモコン端末による制御
機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコン端末か
ら、制限又は管理できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のリモートコント
ロール装置及びその管理方法は前記課題を解決するため
になされたものであり、第1の発明は、識別番号と優先
度が付与された各リモートコントロール端末から送信さ
れたリモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、該
リモコン信号受信部で受信したリモコン信号から送信元
識別番号と更新先識別番号と機器設定用データとを抽出
するリモコン信号解析部と、各識別番号ごとの前記機器
設定用データを識別番号及び優先度と共にユーザ別制御
データとして格納するユーザ別制御データ記憶部とを備
え、前記機器設定用データ又は前記ユーザ別制御データ
に基づいて動作又は機能の設定を行うテレビジョン受像
機であって、前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶され
ているユーザ別制御データの更新要求を前記リモコン信
号解析部で検出した場合に、前記ユーザ別制御データの
うち、前記更新先識別番号に対応する制御データの一部
を、前記更新先識別番号に対応する更新先優先度より前
記送信元識別番号に対応する送信元優先度の方が優先度
が高いときにのみ、前記機器設定用データによって更新
可能としたテレビジョン受像機である。
ロール装置及びその管理方法は前記課題を解決するため
になされたものであり、第1の発明は、識別番号と優先
度が付与された各リモートコントロール端末から送信さ
れたリモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、該
リモコン信号受信部で受信したリモコン信号から送信元
識別番号と更新先識別番号と機器設定用データとを抽出
するリモコン信号解析部と、各識別番号ごとの前記機器
設定用データを識別番号及び優先度と共にユーザ別制御
データとして格納するユーザ別制御データ記憶部とを備
え、前記機器設定用データ又は前記ユーザ別制御データ
に基づいて動作又は機能の設定を行うテレビジョン受像
機であって、前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶され
ているユーザ別制御データの更新要求を前記リモコン信
号解析部で検出した場合に、前記ユーザ別制御データの
うち、前記更新先識別番号に対応する制御データの一部
を、前記更新先識別番号に対応する更新先優先度より前
記送信元識別番号に対応する送信元優先度の方が優先度
が高いときにのみ、前記機器設定用データによって更新
可能としたテレビジョン受像機である。
【0006】本発明によれば、各ユーザに識別番号と優
先度を付したリモコン端末を夫々割り当て、テレビジョ
ン受像機を制御するための各ユーザごとの制御データを
ユーザ別制御データ記憶部のメモリに格納しておき、ど
のリモコン端末からも、リモコン信号によって制御デー
タを送信することによりテレビジョン受像機を制御でき
るようにした場合に、優先度Aが付与されたリモコン端
末用として前記メモリに格納されている前記制御データ
のうちの一部のデータを、前記優先度Aより高い優先度
Bが付与されたリモコン端末によってのみ更新すること
ができ、低い優先度Aが付与されたリモコン端末によっ
て高い優先度Bが付与されたリモコン端末用として格納
されている制御データのうちの一部のデータを更新する
ことはできないから、特定のユーザは、他のユーザに割
り当てたリモコン端末による制御機能又は制御範囲を制
限したり、管理したりすることが可能となる。
先度を付したリモコン端末を夫々割り当て、テレビジョ
ン受像機を制御するための各ユーザごとの制御データを
ユーザ別制御データ記憶部のメモリに格納しておき、ど
のリモコン端末からも、リモコン信号によって制御デー
タを送信することによりテレビジョン受像機を制御でき
るようにした場合に、優先度Aが付与されたリモコン端
末用として前記メモリに格納されている前記制御データ
のうちの一部のデータを、前記優先度Aより高い優先度
Bが付与されたリモコン端末によってのみ更新すること
ができ、低い優先度Aが付与されたリモコン端末によっ
て高い優先度Bが付与されたリモコン端末用として格納
されている制御データのうちの一部のデータを更新する
ことはできないから、特定のユーザは、他のユーザに割
り当てたリモコン端末による制御機能又は制御範囲を制
限したり、管理したりすることが可能となる。
【0007】第2の発明は、識別番号と優先度が付与さ
れた各リモートコントロール端末から送信されたリモコ
ン信号を受信するリモコン信号受信部と、該リモコン信
号受信部で受信したリモコン信号から送信元識別番号と
送信元優先度と更新先識別番号と機器設定用データとを
抽出するリモコン信号解析部と、各識別番号ごとの前記
機器設定用データを識別番号及び優先度と共にユーザ別
制御データとして格納するユーザ別制御データ記憶部と
を備え、前記機器設定用データ又は前記ユーザ別制御デ
ータに基づいて動作又は機能の設定を行うテレビジョン
受像機であって、前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶
されているユーザ別制御データの更新要求を前記リモコ
ン信号解析部で検出した場合に、前記ユーザ別制御デー
タのうち、前記更新先識別番号に対応する制御データの
一部を、前記更新先識別番号に対応する更新先優先度よ
り前記受信した送信元優先度の方が優先度が高いときに
のみ、前記機器設定用データによって更新可能としたテ
レビジョン受像機である。
れた各リモートコントロール端末から送信されたリモコ
ン信号を受信するリモコン信号受信部と、該リモコン信
号受信部で受信したリモコン信号から送信元識別番号と
送信元優先度と更新先識別番号と機器設定用データとを
抽出するリモコン信号解析部と、各識別番号ごとの前記
機器設定用データを識別番号及び優先度と共にユーザ別
制御データとして格納するユーザ別制御データ記憶部と
を備え、前記機器設定用データ又は前記ユーザ別制御デ
ータに基づいて動作又は機能の設定を行うテレビジョン
受像機であって、前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶
されているユーザ別制御データの更新要求を前記リモコ
ン信号解析部で検出した場合に、前記ユーザ別制御デー
タのうち、前記更新先識別番号に対応する制御データの
一部を、前記更新先識別番号に対応する更新先優先度よ
り前記受信した送信元優先度の方が優先度が高いときに
のみ、前記機器設定用データによって更新可能としたテ
レビジョン受像機である。
【0008】本発明によれば、各ユーザに識別番号と優
先度を付したリモコン端末を夫々割り当てると共に、テ
レビジョン受像機を制御するための各ユーザごとの制御
データをユーザ別制御データ記憶部のメモリに格納して
おき、リモコン端末から、機器設定用データ、送信元識
別番号、送信先識別番号、更新先識別番号と共に送信元
優先度がテレビジョン受像機に送信される。したがっ
て、各リモコン端末の優先度が変更された場合には、変
更された事実をテレビジョン受像機側に伝送することが
できる。そして、前記送信された送信元優先度を用いる
ことにより、優先度Aが付与された更新先識別番号のリ
モコン端末用の前記制御データのうちの一部のデータ
を、前記優先度Aより高い優先度Bが付与された送信元
識別番号のリモコン端末によってのみ更新することがで
き、逆に低い優先度Aが付与されたリモコン端末によっ
て高い優先度Bが付与されたリモコン端末用として格納
されている制御データのうちの一部のデータを更新する
ことはできないから、特定のユーザは、他のユーザに割
り当てたリモコン端末による制御機能又は制御範囲を制
限したり、管理したりすることが可能となる。また、テ
レビジョン受像機の管理者などは、必要に応じて各リモ
コン端末の優先度を変更し、その変更後の優先度情報に
よってユーザ別制御データを管理することができる。
先度を付したリモコン端末を夫々割り当てると共に、テ
レビジョン受像機を制御するための各ユーザごとの制御
データをユーザ別制御データ記憶部のメモリに格納して
おき、リモコン端末から、機器設定用データ、送信元識
別番号、送信先識別番号、更新先識別番号と共に送信元
優先度がテレビジョン受像機に送信される。したがっ
て、各リモコン端末の優先度が変更された場合には、変
更された事実をテレビジョン受像機側に伝送することが
できる。そして、前記送信された送信元優先度を用いる
ことにより、優先度Aが付与された更新先識別番号のリ
モコン端末用の前記制御データのうちの一部のデータ
を、前記優先度Aより高い優先度Bが付与された送信元
識別番号のリモコン端末によってのみ更新することがで
き、逆に低い優先度Aが付与されたリモコン端末によっ
て高い優先度Bが付与されたリモコン端末用として格納
されている制御データのうちの一部のデータを更新する
ことはできないから、特定のユーザは、他のユーザに割
り当てたリモコン端末による制御機能又は制御範囲を制
限したり、管理したりすることが可能となる。また、テ
レビジョン受像機の管理者などは、必要に応じて各リモ
コン端末の優先度を変更し、その変更後の優先度情報に
よってユーザ別制御データを管理することができる。
【0009】第3の発明は、第2の発明のテレビジョン
受像機において、前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶
されているユーザ別制御データにおいて、前記送信元識
別番号に対応する優先度が、前記リモコン信号受信部で
受信した送信元優先度と異なる場合は、前記ユーザ別制
御データ記憶部に記憶されていて前記送信元識別番号に
対応する優先度を、前記受信した送信元優先度で書き替
えるようにしたテレビジョン受像機である。
受像機において、前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶
されているユーザ別制御データにおいて、前記送信元識
別番号に対応する優先度が、前記リモコン信号受信部で
受信した送信元優先度と異なる場合は、前記ユーザ別制
御データ記憶部に記憶されていて前記送信元識別番号に
対応する優先度を、前記受信した送信元優先度で書き替
えるようにしたテレビジョン受像機である。
【0010】本発明によれば、送信された送信元優先度
が、当該送信元識別番号に対応する優先度として前記メ
モリに格納されていた優先度と異なる場合は、前記メモ
リに格納されていた送信元優先度は前記送信された優先
度によって書き替えられる。したがって、テレビジョン
受像機の管理者などは、必要に応じて各リモコン端末の
優先度を変更し、その変更結果を前記メモリに格納され
ているユーザ別制御データに反映させた上で、各リモコ
ン端末によるテレビジョン受像機の制御範囲や機能制限
などの管理をすることができる。
が、当該送信元識別番号に対応する優先度として前記メ
モリに格納されていた優先度と異なる場合は、前記メモ
リに格納されていた送信元優先度は前記送信された優先
度によって書き替えられる。したがって、テレビジョン
受像機の管理者などは、必要に応じて各リモコン端末の
優先度を変更し、その変更結果を前記メモリに格納され
ているユーザ別制御データに反映させた上で、各リモコ
ン端末によるテレビジョン受像機の制御範囲や機能制限
などの管理をすることができる。
【0011】第4の発明は、識別番号と優先度が付与さ
れた各リモートコントロール端末から送信されたリモコ
ン信号を受信するリモコン信号受信ステップと、該受信
したリモコン信号から送信元識別番号と更新先識別番号
と機器設定用データとを抽出するリモコン信号解析ステ
ップと、各識別番号ごとの前記機器設定用データを識別
番号及び優先度と共にユーザ別制御データとして格納す
るデータ格納ステップとを有し、前記機器設定用データ
又は前記ユーザ別制御データに基づいてテレビジョン受
像機の動作又は機能の設定を行うテレビジョン受像機の
管理方法であって、前記格納ステップで格納したユーザ
別制御データの更新要求を前記リモコン信号解析ステッ
プで検出した場合に、ユー前記ザ別制御データのうち、
前記更新先識別番号に対応する制御データの一部を、前
記更新先識別番号に対応する更新先優先度より前記送信
元識別番号に対応する送信元優先度の方が優先度が高い
ときにのみ、更新可能としたテレビジョン受像機の管理
方法である。
れた各リモートコントロール端末から送信されたリモコ
ン信号を受信するリモコン信号受信ステップと、該受信
したリモコン信号から送信元識別番号と更新先識別番号
と機器設定用データとを抽出するリモコン信号解析ステ
ップと、各識別番号ごとの前記機器設定用データを識別
番号及び優先度と共にユーザ別制御データとして格納す
るデータ格納ステップとを有し、前記機器設定用データ
又は前記ユーザ別制御データに基づいてテレビジョン受
像機の動作又は機能の設定を行うテレビジョン受像機の
管理方法であって、前記格納ステップで格納したユーザ
別制御データの更新要求を前記リモコン信号解析ステッ
プで検出した場合に、ユー前記ザ別制御データのうち、
前記更新先識別番号に対応する制御データの一部を、前
記更新先識別番号に対応する更新先優先度より前記送信
元識別番号に対応する送信元優先度の方が優先度が高い
ときにのみ、更新可能としたテレビジョン受像機の管理
方法である。
【0012】第5の発明は、識別番号と優先度が付与さ
れた各リモートコントロール端末から送信されたリモコ
ン信号を受信するリモコン信号受信ステップと、該受信
したリモコン信号から送信元識別番号と送信元優先度と
更新先識別番号と機器設定用データとを抽出するリモコ
ン信号解析ステップと、各識別番号ごとの前記機器設定
用データを識別番号及び優先度と共にユーザ別制御デー
タとして格納するデータ格納ステップとを有し、前記機
器設定用データ又は前記ユーザ別制御データに基づいて
テレビジョン受像機の動作又は機能の設定を行うテレビ
ジョン受像機の管理方法であって、前記格納ステップで
格納したユーザ別制御データの更新要求を前記リモコン
信号解析ステップで検出した場合に、前記ユーザ別制御
データのうち、前記更新先識別番号に対応する制御デー
タの一部を、前記更新先識別番号に対応する更新先優先
度より前記受信した送信元優先度の方が優先度が高いと
きにのみ、前記機器設定用データによって更新可能とし
たテレビジョン受像機の管理方法である。
れた各リモートコントロール端末から送信されたリモコ
ン信号を受信するリモコン信号受信ステップと、該受信
したリモコン信号から送信元識別番号と送信元優先度と
更新先識別番号と機器設定用データとを抽出するリモコ
ン信号解析ステップと、各識別番号ごとの前記機器設定
用データを識別番号及び優先度と共にユーザ別制御デー
タとして格納するデータ格納ステップとを有し、前記機
器設定用データ又は前記ユーザ別制御データに基づいて
テレビジョン受像機の動作又は機能の設定を行うテレビ
ジョン受像機の管理方法であって、前記格納ステップで
格納したユーザ別制御データの更新要求を前記リモコン
信号解析ステップで検出した場合に、前記ユーザ別制御
データのうち、前記更新先識別番号に対応する制御デー
タの一部を、前記更新先識別番号に対応する更新先優先
度より前記受信した送信元優先度の方が優先度が高いと
きにのみ、前記機器設定用データによって更新可能とし
たテレビジョン受像機の管理方法である。
【0013】第6の発明は、第5の発明のテレビジョン
受像機の管理方法において、前記データ格納ステップで
記憶されたユーザ別制御データにおいて、前記送信元識
別番号に対応する優先度が、前記受信した送信元優先度
と異なる場合は、前記記憶されているユーザ別制御デー
タにおいて前記送信元識別番号に対応する優先度を、前
記受信した送信元優先度で書き替えるようにしたテレビ
ジョン受像機の管理方法である。
受像機の管理方法において、前記データ格納ステップで
記憶されたユーザ別制御データにおいて、前記送信元識
別番号に対応する優先度が、前記受信した送信元優先度
と異なる場合は、前記記憶されているユーザ別制御デー
タにおいて前記送信元識別番号に対応する優先度を、前
記受信した送信元優先度で書き替えるようにしたテレビ
ジョン受像機の管理方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョン受像機及び
テレビジョン受像機の管理方法では、リモートコントロ
ール装置(リモコン端末装置)を構成する各リモートコ
ントロール端末(リモコン端末)を各ユーザに割り当
て、いずれかのリモコン端末により一のテレビジョン受
像機を制御することが可能であるものとする。テレビジ
ョン受像機には予め識別番号を付し、各リモコン端末に
は予め識別番号と優先度とを付し、一般データと規制デ
ータとからなるテレビジョン受像機の制御データをユー
ザ別制御データとしてテレビジョン受像機のメモリに格
納する。そして、該格納されているユーザ別制御データ
のうちの規制データを更新する場合には、第1のユーザ
に予め付された優先度Aより、第2のユーザに予め付さ
れた優先度Bの方が優先度が高い場合に限り、第2のユ
ーザ用のリモコン端末から送出されたリモコン信号によ
り、前記メモリに格納されている第1のユーザに係る規
制データを更新することができるようにしたものであ
る。
テレビジョン受像機の管理方法では、リモートコントロ
ール装置(リモコン端末装置)を構成する各リモートコ
ントロール端末(リモコン端末)を各ユーザに割り当
て、いずれかのリモコン端末により一のテレビジョン受
像機を制御することが可能であるものとする。テレビジ
ョン受像機には予め識別番号を付し、各リモコン端末に
は予め識別番号と優先度とを付し、一般データと規制デ
ータとからなるテレビジョン受像機の制御データをユー
ザ別制御データとしてテレビジョン受像機のメモリに格
納する。そして、該格納されているユーザ別制御データ
のうちの規制データを更新する場合には、第1のユーザ
に予め付された優先度Aより、第2のユーザに予め付さ
れた優先度Bの方が優先度が高い場合に限り、第2のユ
ーザ用のリモコン端末から送出されたリモコン信号によ
り、前記メモリに格納されている第1のユーザに係る規
制データを更新することができるようにしたものであ
る。
【0015】ここに、テレビジョン受像機はリモコン端
末から送出されるリモコン信号により制御されるので、
前記リモコン信号はテレビジョン受像機を制御するため
の機器設定用データの他に、少なくとも送出元のリモコ
ン端末の識別番号と、送出先のテレビジョン受像機の識
別番号とを送出する。また、テレビジョン受像機に格納
されているユーザ別制御データを更新する場合には、さ
らに、更新先の識別番号も送信する。テレビジョン受像
機にユーザ別制御データとして記憶される制御データ
は、一般データと規制データとで構成される。或るリモ
コン端末用の一般データは、当該リモコン端末自身によ
る書き替え、又は他のリモコン端末による書き替えが規
制されず、また、或るリモコン端末用の規制データは書
き替えが規制されており、当該リモコン端末に付与され
た優先度より高い優先度を付与されているリモコン端末
により書き替えが可能である。
末から送出されるリモコン信号により制御されるので、
前記リモコン信号はテレビジョン受像機を制御するため
の機器設定用データの他に、少なくとも送出元のリモコ
ン端末の識別番号と、送出先のテレビジョン受像機の識
別番号とを送出する。また、テレビジョン受像機に格納
されているユーザ別制御データを更新する場合には、さ
らに、更新先の識別番号も送信する。テレビジョン受像
機にユーザ別制御データとして記憶される制御データ
は、一般データと規制データとで構成される。或るリモ
コン端末用の一般データは、当該リモコン端末自身によ
る書き替え、又は他のリモコン端末による書き替えが規
制されず、また、或るリモコン端末用の規制データは書
き替えが規制されており、当該リモコン端末に付与され
た優先度より高い優先度を付与されているリモコン端末
により書き替えが可能である。
【0016】以下、発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。図1は本発明テレビジョン受像機の第
1実施例を示す模式図である。図1において、10はテ
レビジョン受像機であり、50は複数のリモコン端末
(51、52、53、54)で構成されるリモコン端末
装置である。テレビジョン受像機10では、アンテナ1
1で受信した信号をチューナ13に与え、チューナ13
で選局を行う。映像・音声処理部15ではチューナ13
で選局されたテレビジョン信号を基に映像信号と音声信
号の復号が行われる。なお、以下の記載では識別番号を
IDとも記す。
照して説明する。図1は本発明テレビジョン受像機の第
1実施例を示す模式図である。図1において、10はテ
レビジョン受像機であり、50は複数のリモコン端末
(51、52、53、54)で構成されるリモコン端末
装置である。テレビジョン受像機10では、アンテナ1
1で受信した信号をチューナ13に与え、チューナ13
で選局を行う。映像・音声処理部15ではチューナ13
で選局されたテレビジョン信号を基に映像信号と音声信
号の復号が行われる。なお、以下の記載では識別番号を
IDとも記す。
【0017】リモコン端末装置50はリモコン端末5
1、52、53、54で構成され、各リモコン端末とテ
レビジョン受像機10との間で双方向に通信することが
できる。リモコン端末装置50のいずれかのリモコン端
末から送信されたリモコン信号は、リモコン信号受信部
19で受信され、リモコン信号がリモコン信号解析部2
1で解析されて送信元IDと送信先IDと更新先IDと
機器設定用データなどが抽出され、テレビ制御部23に
与えられる。テレビ制御部23は、例えば受信チャンネ
ルに関する情報などはデータ転送部17を介してチュー
ナ13に与え、信号源の切り替えや、画面の明るさなど
画質に関する情報はデータ転送部17を介して映像・音
声処理部15に与える。
1、52、53、54で構成され、各リモコン端末とテ
レビジョン受像機10との間で双方向に通信することが
できる。リモコン端末装置50のいずれかのリモコン端
末から送信されたリモコン信号は、リモコン信号受信部
19で受信され、リモコン信号がリモコン信号解析部2
1で解析されて送信元IDと送信先IDと更新先IDと
機器設定用データなどが抽出され、テレビ制御部23に
与えられる。テレビ制御部23は、例えば受信チャンネ
ルに関する情報などはデータ転送部17を介してチュー
ナ13に与え、信号源の切り替えや、画面の明るさなど
画質に関する情報はデータ転送部17を介して映像・音
声処理部15に与える。
【0018】また必要があれば、或いはリモコン端末か
らの要求により、テレビ制御部23はリモコン信号送信
部27を介して、受信チャンネルや、選択されている信
号源や、選択されている画質などの情報を各リモコン端
末に送る。各リモコン端末はリモコン信号送信部27か
ら送信された情報を自身の表示部に表示する。テレビジ
ョン受像機と各リモコン端末には識別番号が付され、各
リモコン端末には夫々の優先度があらかじめ付される。
一例を挙げると、テレビジョン受像機10には識別番号
(ID)0を付し、リモコン端末51には識別番号(I
D)として1を付し、優先度(L)として3を付す。同
様に、リモコン端末52には識別番号(ID)として2
を付し、優先度(L)として1を付し、リモコン端末5
3には識別番号(ID)として3を付し、優先度(L)
として1を付し、リモコン端末54には識別番号(I
D)として4を付し、優先度(L)として2を付す。そ
して、各リモコン端末は4人のユーザに夫々割り当てら
れる。
らの要求により、テレビ制御部23はリモコン信号送信
部27を介して、受信チャンネルや、選択されている信
号源や、選択されている画質などの情報を各リモコン端
末に送る。各リモコン端末はリモコン信号送信部27か
ら送信された情報を自身の表示部に表示する。テレビジ
ョン受像機と各リモコン端末には識別番号が付され、各
リモコン端末には夫々の優先度があらかじめ付される。
一例を挙げると、テレビジョン受像機10には識別番号
(ID)0を付し、リモコン端末51には識別番号(I
D)として1を付し、優先度(L)として3を付す。同
様に、リモコン端末52には識別番号(ID)として2
を付し、優先度(L)として1を付し、リモコン端末5
3には識別番号(ID)として3を付し、優先度(L)
として1を付し、リモコン端末54には識別番号(I
D)として4を付し、優先度(L)として2を付す。そ
して、各リモコン端末は4人のユーザに夫々割り当てら
れる。
【0019】図5は本発明に係るユーザ別制御データの
一例を示す図である。図5に示すように、前記した識別
番号IDは重複しないように付し、優先度Lは重複して
も良く、ここでは数値が大きいほど優先度が高いものと
する。同図に示すように、各ユーザ用の制御データは規
制データと一般データとで構成され、全ユーザ(全リモ
コン端末)の制御データがユーザ別制御データとしてメ
モリを有するユーザ別制御データ記憶部25に記憶され
ている。このうち一般データは、各ユーザが自分自身の
一般データだけを更新可能としても良いが、他のユーザ
の一般データを更新することができるようにしても良
い。また、各ユーザ用の制御データのうち規制データ
は、各ユーザが自分自身用の規制データを自由に更新す
ることはできず、所定の条件を満たしたときにのみ更新
が許可される。
一例を示す図である。図5に示すように、前記した識別
番号IDは重複しないように付し、優先度Lは重複して
も良く、ここでは数値が大きいほど優先度が高いものと
する。同図に示すように、各ユーザ用の制御データは規
制データと一般データとで構成され、全ユーザ(全リモ
コン端末)の制御データがユーザ別制御データとしてメ
モリを有するユーザ別制御データ記憶部25に記憶され
ている。このうち一般データは、各ユーザが自分自身の
一般データだけを更新可能としても良いが、他のユーザ
の一般データを更新することができるようにしても良
い。また、各ユーザ用の制御データのうち規制データ
は、各ユーザが自分自身用の規制データを自由に更新す
ることはできず、所定の条件を満たしたときにのみ更新
が許可される。
【0020】図2は本発明に係る各リモコン端末を示す
ブロック図である。図2に示すように各リモコン端末
は、表示部31、入力部33、リモコン端末制御部3
5、メモリ37、リモコン信号受信・解析部39、リモ
コン信号送信部41で構成される。表示部31は、リモ
コン端末のユーザが入力部33から入力した内容や、メ
モリ37に格納されている制御データや、リモコン信号
受信・解析部39で受信した制御データや、リモコン信
号送信部41から送信する制御データなどを表示するこ
とができる。メモリ37にはテレビジョン受像機の管理
者等により予め付与された当該リモコン端末自身のID
と優先度Lとが格納される。
ブロック図である。図2に示すように各リモコン端末
は、表示部31、入力部33、リモコン端末制御部3
5、メモリ37、リモコン信号受信・解析部39、リモ
コン信号送信部41で構成される。表示部31は、リモ
コン端末のユーザが入力部33から入力した内容や、メ
モリ37に格納されている制御データや、リモコン信号
受信・解析部39で受信した制御データや、リモコン信
号送信部41から送信する制御データなどを表示するこ
とができる。メモリ37にはテレビジョン受像機の管理
者等により予め付与された当該リモコン端末自身のID
と優先度Lとが格納される。
【0021】リモコン信号送信部41から送出される機
器設定用データはテレビジョン受像機を制御するための
制御データであり、リモコン信号受信部19で受信され
た後、全部又は一部がユーザ別制御データ記憶部25に
記憶される。前記一般データは図5に例示した如く、テ
レビジョン受像機10の画面サイズを4:3にするか1
6:9にするかのサイズ選択データ(size)や、画面の
輝度に関するデータや、画面のコントラスト(picture)
や色の飽和度(colour)に関するデータや、映像・音声処
理部15に入力する信号源をチューナ13からの出力に
するか、図示しないVTRからの出力にするか等を決め
るためのソース選択データ(source)や、音質や音量など
音声処理に関するデータなどであり、前記規制データは
例えば、受信可能なチャンネルのリスト等である。
器設定用データはテレビジョン受像機を制御するための
制御データであり、リモコン信号受信部19で受信され
た後、全部又は一部がユーザ別制御データ記憶部25に
記憶される。前記一般データは図5に例示した如く、テ
レビジョン受像機10の画面サイズを4:3にするか1
6:9にするかのサイズ選択データ(size)や、画面の
輝度に関するデータや、画面のコントラスト(picture)
や色の飽和度(colour)に関するデータや、映像・音声処
理部15に入力する信号源をチューナ13からの出力に
するか、図示しないVTRからの出力にするか等を決め
るためのソース選択データ(source)や、音質や音量など
音声処理に関するデータなどであり、前記規制データは
例えば、受信可能なチャンネルのリスト等である。
【0022】各リモコン端末は予め定めた一人のユーザ
だけが使用可能であり、必要ならばそのためのパスワー
ドを設定することができる。図2に示すようにあるリモ
コン端末のユーザは、入力部33から機器設定用データ
を入力し、テレビジョン受像機10に対して、リモコン
信号送信部41からリモコン信号を送信することができ
る。このリモコン信号は送信先IDと送信元IDと更新
先IDと機器設定用データとからなる。送信元優先度は
当該リモコン端末に付された優先度であるが、この第1
実施例では送信されず、後述する第2実施例では送信さ
れる。テレビジョン受像機10から送出されたリモコン
信号をリモコン端末で受信する場合は、表示用データな
どをリモコン信号受信・解析部39で受信し、必要に応
じて表示部31で表示する。なお、当該リモコン端末自
身に付される識別番号IDとその優先度Lは、テレビジ
ョン受像機10の管理者等の特定ユーザだけが変更する
ことができるものとする。
だけが使用可能であり、必要ならばそのためのパスワー
ドを設定することができる。図2に示すようにあるリモ
コン端末のユーザは、入力部33から機器設定用データ
を入力し、テレビジョン受像機10に対して、リモコン
信号送信部41からリモコン信号を送信することができ
る。このリモコン信号は送信先IDと送信元IDと更新
先IDと機器設定用データとからなる。送信元優先度は
当該リモコン端末に付された優先度であるが、この第1
実施例では送信されず、後述する第2実施例では送信さ
れる。テレビジョン受像機10から送出されたリモコン
信号をリモコン端末で受信する場合は、表示用データな
どをリモコン信号受信・解析部39で受信し、必要に応
じて表示部31で表示する。なお、当該リモコン端末自
身に付される識別番号IDとその優先度Lは、テレビジ
ョン受像機10の管理者等の特定ユーザだけが変更する
ことができるものとする。
【0023】次に本発明第1実施例におけるテレビジョ
ン受像機のデータ管理処理について説明する。図1にお
いて、リモコン信号受信部19が或るリモコン信号を受
信すると、リモコン信号解析部21でリモコン信号から
送信元ID、送信先ID、更新先ID、機器設定用デー
タが抽出される。そして送信先IDとテレビジョン受像
機10のIDとが一致するかどうかをテレビ制御部23
で調べ、一致する場合のみ受信を有効と見なす。一致し
ない場合はテレビジョン受像機10に宛てて送信された
ものでないから、受信を中止するか、受信した後に受信
したリモコン信号を破棄する。
ン受像機のデータ管理処理について説明する。図1にお
いて、リモコン信号受信部19が或るリモコン信号を受
信すると、リモコン信号解析部21でリモコン信号から
送信元ID、送信先ID、更新先ID、機器設定用デー
タが抽出される。そして送信先IDとテレビジョン受像
機10のIDとが一致するかどうかをテレビ制御部23
で調べ、一致する場合のみ受信を有効と見なす。一致し
ない場合はテレビジョン受像機10に宛てて送信された
ものでないから、受信を中止するか、受信した後に受信
したリモコン信号を破棄する。
【0024】この例では、送信先IDが0である場合
に、受信したデータをテレビ制御部23のメモリに一時
的に格納する。そして、リモコン信号からの要求がテレ
ビジョン受像機の受信か、データ更新かによって以降の
処理が異なる。前記データ更新とは、ユーザ別制御デー
タ記憶部25に記憶されているユーザ別制御データの更
新を指す。リモコン信号からの要求がデータの更新であ
るときには、ユーザ別制御データ記憶部25に格納され
ているユーザ別制御データを用いて、更新先IDに対応
する優先度(更新先優先度)と送信元IDに対応する優
先度(送信元優先度)とを比較する。そして、送信元優
先度の方が優先度が高い場合のみ、受信した制御データ
により、更新先IDに対応する規制データを更新し、ユ
ーザ別制御データ記憶部25に格納する。
に、受信したデータをテレビ制御部23のメモリに一時
的に格納する。そして、リモコン信号からの要求がテレ
ビジョン受像機の受信か、データ更新かによって以降の
処理が異なる。前記データ更新とは、ユーザ別制御デー
タ記憶部25に記憶されているユーザ別制御データの更
新を指す。リモコン信号からの要求がデータの更新であ
るときには、ユーザ別制御データ記憶部25に格納され
ているユーザ別制御データを用いて、更新先IDに対応
する優先度(更新先優先度)と送信元IDに対応する優
先度(送信元優先度)とを比較する。そして、送信元優
先度の方が優先度が高い場合のみ、受信した制御データ
により、更新先IDに対応する規制データを更新し、ユ
ーザ別制御データ記憶部25に格納する。
【0025】送信元優先度が更新先優先度と同じ場合
は、受信した制御データにより、ユーザ別制御データ記
憶部25に格納されているユーザ別制御データのうち一
般データのみの書き替えが許可され、必要に応じて書き
換えが行われる。これにより、送信元リモコン端末のユ
ーザは自分用の一般データを更新することができる。送
信元優先度が更新先優先度より低い場合は、ユーザ別制
御データ記憶部25に格納されているユーザ別制御デー
タの書き替えを受信した機器設定用データによって行う
ことは禁止される。なお、送信元優先度が更新先優先度
より低い場合でも、受信した制御データを用いて、ユー
ザ別制御データ記憶部25に格納されている一般データ
を更新できるようにしても良い。
は、受信した制御データにより、ユーザ別制御データ記
憶部25に格納されているユーザ別制御データのうち一
般データのみの書き替えが許可され、必要に応じて書き
換えが行われる。これにより、送信元リモコン端末のユ
ーザは自分用の一般データを更新することができる。送
信元優先度が更新先優先度より低い場合は、ユーザ別制
御データ記憶部25に格納されているユーザ別制御デー
タの書き替えを受信した機器設定用データによって行う
ことは禁止される。なお、送信元優先度が更新先優先度
より低い場合でも、受信した制御データを用いて、ユー
ザ別制御データ記憶部25に格納されている一般データ
を更新できるようにしても良い。
【0026】この例では、リモコン端末51の優先度L
は3で最も高いから、Lが1のリモコン端末52、リモ
コン端末53、Lが2のリモコン端末54に対応する夫
々の規制データを、リモコン端末51からの機器設定用
データにより書き替えることができる。また、リモコン
端末54の優先度Lは2であるから、Lが1のリモコン
端末52、リモコン端末53に対応する夫々の規制デー
タを、リモコン端末54からの機器設定用データにより
書き替えることができるが、Lが3のリモコン端末51
に対応する規制データはリモコン端末54からのリモコ
ン信号により書き替えることができず、一般データのみ
の書き替えだけ許可されるか、或いは一般データの書き
替えも禁止される。ここでは優先度3は最も高い優先度
であり、テレビジョン受像機10の管理者用の優先度と
して用いられている。
は3で最も高いから、Lが1のリモコン端末52、リモ
コン端末53、Lが2のリモコン端末54に対応する夫
々の規制データを、リモコン端末51からの機器設定用
データにより書き替えることができる。また、リモコン
端末54の優先度Lは2であるから、Lが1のリモコン
端末52、リモコン端末53に対応する夫々の規制デー
タを、リモコン端末54からの機器設定用データにより
書き替えることができるが、Lが3のリモコン端末51
に対応する規制データはリモコン端末54からのリモコ
ン信号により書き替えることができず、一般データのみ
の書き替えだけ許可されるか、或いは一般データの書き
替えも禁止される。ここでは優先度3は最も高い優先度
であり、テレビジョン受像機10の管理者用の優先度と
して用いられている。
【0027】図3は本発明第1実施例におけるテレビジ
ョン受像機のデータ管理処理を示すフローチャートであ
る。このデータ管理処理はテレビジョン受像機10の電
源が投入されると同時に開始され、電源が切断されるま
で継続される。テレビジョン受像機10の電源が投入さ
れるとステップS11ではテレビジョン受像機10を使
用するための初期設定が行われ、ステップS13へ進
む。テレビジョン受像機10が前回使用された時の制御
データはテレビ制御部23のメモリに格納されており、
ステップS11における初期設定では、前記メモリから
読み出された前回の設定内容に基づいてテレビジョン受
像機10の動作が行われる。
ョン受像機のデータ管理処理を示すフローチャートであ
る。このデータ管理処理はテレビジョン受像機10の電
源が投入されると同時に開始され、電源が切断されるま
で継続される。テレビジョン受像機10の電源が投入さ
れるとステップS11ではテレビジョン受像機10を使
用するための初期設定が行われ、ステップS13へ進
む。テレビジョン受像機10が前回使用された時の制御
データはテレビ制御部23のメモリに格納されており、
ステップS11における初期設定では、前記メモリから
読み出された前回の設定内容に基づいてテレビジョン受
像機10の動作が行われる。
【0028】ステップS13ではリモコン信号を受信し
たか?と問われ、YesであればステップS15へ進
み、NoであればステップS13へ戻る。ステップS1
5では、リモコン端末から電源オフの指示があったか
?、と問われ、YesであればステップS17へ進み、
NoであればステップS19へ進む。ステップS17で
は、現在テレビジョン受像機10を制御している制御デ
ータをテレビ制御部23のメモリに格納して電源を遮断
し、このデータ管理処理を終了する。ステップS19で
は、リモコン信号解析部21で受信データを解析し、テ
レビ制御部23のメモリに格納してステップS21へ進
む。
たか?と問われ、YesであればステップS15へ進
み、NoであればステップS13へ戻る。ステップS1
5では、リモコン端末から電源オフの指示があったか
?、と問われ、YesであればステップS17へ進み、
NoであればステップS19へ進む。ステップS17で
は、現在テレビジョン受像機10を制御している制御デ
ータをテレビ制御部23のメモリに格納して電源を遮断
し、このデータ管理処理を終了する。ステップS19で
は、リモコン信号解析部21で受信データを解析し、テ
レビ制御部23のメモリに格納してステップS21へ進
む。
【0029】ステップS21では、送信先IDは0か?
と問われ、YesであればステップS23へ進み、No
であれば当該テレビジョン受像機に宛てて送信された信
号ではないとして受信信号を無効にし、ステップS13
へ戻る。ステップS23では、リモコン信号によってデ
ータ更新が要求されているか?、と問われ、Yesであ
ればステップS33へ進み、NoであればステップS2
5へ進む。ステップS25では、ユーザ別制御データ記
憶部25に格納されている、送信元ユーザ(送信元識別
番号)に対応する前記規制データと、受信した機器設定
用データとを比較し、ステップS27へ進む。ステップ
S27では、ステップS25における比較において、受
信した機器設定用データが選択(設定)を許可されてい
る範囲内か?、と問われ、YesであればステップS3
1へ進み、NoであればステップS29へ進む。ステッ
プS29では、送信元リモコン端末に対して"選択不可"
と送信し、ステップS13へ戻る。
と問われ、YesであればステップS23へ進み、No
であれば当該テレビジョン受像機に宛てて送信された信
号ではないとして受信信号を無効にし、ステップS13
へ戻る。ステップS23では、リモコン信号によってデ
ータ更新が要求されているか?、と問われ、Yesであ
ればステップS33へ進み、NoであればステップS2
5へ進む。ステップS25では、ユーザ別制御データ記
憶部25に格納されている、送信元ユーザ(送信元識別
番号)に対応する前記規制データと、受信した機器設定
用データとを比較し、ステップS27へ進む。ステップ
S27では、ステップS25における比較において、受
信した機器設定用データが選択(設定)を許可されてい
る範囲内か?、と問われ、YesであればステップS3
1へ進み、NoであればステップS29へ進む。ステッ
プS29では、送信元リモコン端末に対して"選択不可"
と送信し、ステップS13へ戻る。
【0030】ステップS31では、リモコン信号受信部
19で受信した機器設定用データと、ユーザ別制御デー
タ記憶部25に格納されているユーザ別制御データとに
基づいて、テレビジョン受像機を設定し、ステップS1
3へ戻る。この場合、受信した機器設定用データと、ユ
ーザ別制御データ記憶部25に格納されているユーザ別
制御データとが異なる項目については、受信した機器設
定用データに基づいてテレビジョン受像機の設定が行わ
れる。ステップS33では、ユーザ別制御データ記憶部
25に送信元IDと対応付けて格納されている送信元優
先度と、更新先IDと対応付けて格納されている更新先
優先度とを比較し、ステップS35へ進む。
19で受信した機器設定用データと、ユーザ別制御デー
タ記憶部25に格納されているユーザ別制御データとに
基づいて、テレビジョン受像機を設定し、ステップS1
3へ戻る。この場合、受信した機器設定用データと、ユ
ーザ別制御データ記憶部25に格納されているユーザ別
制御データとが異なる項目については、受信した機器設
定用データに基づいてテレビジョン受像機の設定が行わ
れる。ステップS33では、ユーザ別制御データ記憶部
25に送信元IDと対応付けて格納されている送信元優
先度と、更新先IDと対応付けて格納されている更新先
優先度とを比較し、ステップS35へ進む。
【0031】ステップS35では、送信元優先度が更新
先優先度より優先度が高いか?、と問われ、Yesであ
ればステップS37へ進み、NoであればステップS3
9へ進む。ステップS37では、ユーザ別制御データ記
憶部25に更新先IDと対応付けて格納されている制御
データについて、一般データと規制データとを、受信し
た機器設定用データで更新し、ステップS13へ戻る。
ステップS39では、ユーザ別制御データ記憶部25に
更新先IDと対応付けて格納されている制御データにつ
いて、一般データのみを更新し、ステップS13へ戻
る。なお、ステップS39では、送信元優先度が更新先
優先度より優先度が低い場合には、規制データの更新を
禁止するだけでなく、一般データの更新も禁止するよう
にしても良い。
先優先度より優先度が高いか?、と問われ、Yesであ
ればステップS37へ進み、NoであればステップS3
9へ進む。ステップS37では、ユーザ別制御データ記
憶部25に更新先IDと対応付けて格納されている制御
データについて、一般データと規制データとを、受信し
た機器設定用データで更新し、ステップS13へ戻る。
ステップS39では、ユーザ別制御データ記憶部25に
更新先IDと対応付けて格納されている制御データにつ
いて、一般データのみを更新し、ステップS13へ戻
る。なお、ステップS39では、送信元優先度が更新先
優先度より優先度が低い場合には、規制データの更新を
禁止するだけでなく、一般データの更新も禁止するよう
にしても良い。
【0032】以下、本発明の第2実施例について説明す
る。図1及び図3に示す第1実施例では、各リモコン端
末からテレビジョン受像機10へリモコン信号を送出す
るときに、当該リモコン端末に付された優先度の情報を
送出していない。しかし、第2実施例では、送信先I
D、送信元ID、更新先ID、機器設定用データと共
に、当該リモコン端末に付された優先度Lの情報を送出
する。
る。図1及び図3に示す第1実施例では、各リモコン端
末からテレビジョン受像機10へリモコン信号を送出す
るときに、当該リモコン端末に付された優先度の情報を
送出していない。しかし、第2実施例では、送信先I
D、送信元ID、更新先ID、機器設定用データと共
に、当該リモコン端末に付された優先度Lの情報を送出
する。
【0033】図4は、本発明第2実施例におけるテレビ
ジョン受像機のデータ管理処理を示すフローチャートで
ある。図3に示す第1実施例のフローチャートと、図4
に示す第2実施例のフローチャートとの違いは、図3の
ステップS33に代わって図4のステップS33bが設
けられている点である。ステップS33bでは、送信元
IDに付随させて送信されて来た送信元優先度と、ユー
ザ別制御データ記憶部25に前記送信元IDと対応付け
て格納されている優先度とを比較し、異なる場合は、ユ
ーザ別制御データ記憶部25に前記送信元IDと対応付
けて格納されている優先度に代えて、受信した送信元優
先度を書き込み、更新する。そして前記更新済みの送信
元優先度と、ユーザ別制御データ記憶部25に格納され
ている更新先優先度とを比較して、ステップS35へ進
む。前記したように、各ユーザ(各リモコン端末)に割
り当てた識別番号と優先度は、最も高い優先度が付され
たテレビジョン受像機10の管理者等の特定ユーザによ
ってのみ、変更が許可されているものであり、テレビジ
ョン受像機10の管理者等がリモコン端末の優先度を変
更した場合には、第2実施例で示したようにして、ユー
ザ別制御データ記憶部25に格納されている優先度の情
報が書き替えられる。
ジョン受像機のデータ管理処理を示すフローチャートで
ある。図3に示す第1実施例のフローチャートと、図4
に示す第2実施例のフローチャートとの違いは、図3の
ステップS33に代わって図4のステップS33bが設
けられている点である。ステップS33bでは、送信元
IDに付随させて送信されて来た送信元優先度と、ユー
ザ別制御データ記憶部25に前記送信元IDと対応付け
て格納されている優先度とを比較し、異なる場合は、ユ
ーザ別制御データ記憶部25に前記送信元IDと対応付
けて格納されている優先度に代えて、受信した送信元優
先度を書き込み、更新する。そして前記更新済みの送信
元優先度と、ユーザ別制御データ記憶部25に格納され
ている更新先優先度とを比較して、ステップS35へ進
む。前記したように、各ユーザ(各リモコン端末)に割
り当てた識別番号と優先度は、最も高い優先度が付され
たテレビジョン受像機10の管理者等の特定ユーザによ
ってのみ、変更が許可されているものであり、テレビジ
ョン受像機10の管理者等がリモコン端末の優先度を変
更した場合には、第2実施例で示したようにして、ユー
ザ別制御データ記憶部25に格納されている優先度の情
報が書き替えられる。
【0034】以上、詳細に説明したように、本発明のテ
レビジョン受像機又はその管理方法によれば、各ユーザ
に夫々リモコン端末を割り当てて、どのリモコン端末か
らも機器設定用データを送信することによりテレビジョ
ン受像機を制御できるようにした場合に、各リモコン端
末に予めそのリモコン端末の識別番号と優先度とを付与
して、テレビジョン受像機を制御するための各ユーザご
との制御データをユーザ別制御データ記憶部のメモリに
格納しておき、テレビジョン受像機側でリモコン端末の
識別番号を伴った機器設定用データを受信したときに、
低い優先度が付与されたリモコン端末の識別番号に対応
させて前記メモリに記憶されている制御データのうちの
規制データを、前記低い優先度より高い優先度が付与さ
れたリモコン端末によって更新することができ、逆に低
い優先度が付与されたリモコン端末によって高い優先度
が付与されたリモコン端末の識別番号に対応させて前記
メモリに記憶されている規制データを更新することはで
きない。これにより、テレビジョン受像機の管理者等の
特定のユーザは、他のユーザに割り当てたリモコン端末
による制御機能又は制御範囲を制限したり、管理したり
することが可能となる。
レビジョン受像機又はその管理方法によれば、各ユーザ
に夫々リモコン端末を割り当てて、どのリモコン端末か
らも機器設定用データを送信することによりテレビジョ
ン受像機を制御できるようにした場合に、各リモコン端
末に予めそのリモコン端末の識別番号と優先度とを付与
して、テレビジョン受像機を制御するための各ユーザご
との制御データをユーザ別制御データ記憶部のメモリに
格納しておき、テレビジョン受像機側でリモコン端末の
識別番号を伴った機器設定用データを受信したときに、
低い優先度が付与されたリモコン端末の識別番号に対応
させて前記メモリに記憶されている制御データのうちの
規制データを、前記低い優先度より高い優先度が付与さ
れたリモコン端末によって更新することができ、逆に低
い優先度が付与されたリモコン端末によって高い優先度
が付与されたリモコン端末の識別番号に対応させて前記
メモリに記憶されている規制データを更新することはで
きない。これにより、テレビジョン受像機の管理者等の
特定のユーザは、他のユーザに割り当てたリモコン端末
による制御機能又は制御範囲を制限したり、管理したり
することが可能となる。
【図1】本発明テレビジョン受像機の第1実施例を示す
模式図である。
模式図である。
【図2】本発明に係る各リモコン端末を示すブロック図
である。
である。
【図3】本発明第1実施例におけるテレビジョン受像機
のデータ管理処理を示すフローチャートである。
のデータ管理処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明第2実施例におけるテレビジョン受像機
のデータ管理処理を示すフローチャートである。
のデータ管理処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るユーザ別制御データの一例を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 10 テレビジョン受像機 13 チューナ 15 映像・音声処理部 17 データ転送部 19 リモコン信号受信部 21 リモコン信号解析部 23 テレビ制御部 27 リモコン信号送信部 50 リモートコントロール装置 51、52、53、54 リモートコントロール端末
Claims (6)
- 【請求項1】識別番号と優先度が付与された各リモート
コントロール端末から送信されたリモコン信号を受信す
るリモコン信号受信部と、該リモコン信号受信部で受信
したリモコン信号から送信元識別番号と更新先識別番号
と機器設定用データとを抽出するリモコン信号解析部
と、各識別番号ごとの前記機器設定用データを識別番号
及び優先度と共にユーザ別制御データとして格納するユ
ーザ別制御データ記憶部とを備え、前記機器設定用デー
タ又は前記ユーザ別制御データに基づいて動作又は機能
の設定を行うテレビジョン受像機であって、 前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶されているユーザ
別制御データの更新要求を前記リモコン信号解析部で検
出した場合に、前記ユーザ別制御データのうち、前記更
新先識別番号に対応する制御データの一部を、前記更新
先識別番号に対応する更新先優先度より前記送信元識別
番号に対応する送信元優先度の方が優先度が高いときに
のみ、前記機器設定用データによって更新可能としたこ
とを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項2】識別番号と優先度が付与された各リモート
コントロール端末から送信されたリモコン信号を受信す
るリモコン信号受信部と、該リモコン信号受信部で受信
したリモコン信号から送信元識別番号と送信元優先度と
更新先識別番号と機器設定用データとを抽出するリモコ
ン信号解析部と、各識別番号ごとの前記機器設定用デー
タを識別番号及び優先度と共にユーザ別制御データとし
て格納するユーザ別制御データ記憶部とを備え、前記機
器設定用データ又は前記ユーザ別制御データに基づいて
動作又は機能の設定を行うテレビジョン受像機であっ
て、 前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶されているユーザ
別制御データの更新要求を前記リモコン信号解析部で検
出した場合に、前記ユーザ別制御データのうち、前記更
新先識別番号に対応する制御データの一部を、前記更新
先識別番号に対応する更新先優先度より前記受信した送
信元優先度の方が優先度が高いときにのみ、前記機器設
定用データによって更新可能としたことを特徴とするテ
レビジョン受像機。 - 【請求項3】前記ユーザ別制御データ記憶部に記憶され
ているユーザ別制御データにおいて、前記送信元識別番
号に対応する優先度が、前記リモコン信号受信部で受信
した送信元優先度と異なる場合は、前記ユーザ別制御デ
ータ記憶部に記憶されていて前記送信元識別番号に対応
する優先度を、前記受信した送信元優先度で書き替える
ことを特徴とする請求項2記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項4】識別番号と優先度が付与された各リモート
コントロール端末から送信されたリモコン信号を受信す
るリモコン信号受信ステップと、該受信したリモコン信
号から送信元識別番号と更新先識別番号と機器設定用デ
ータとを抽出するリモコン信号解析ステップと、各識別
番号ごとの前記機器設定用データを識別番号及び優先度
と共にユーザ別制御データとして格納するデータ格納ス
テップとを有し、前記機器設定用データ又は前記ユーザ
別制御データに基づいてテレビジョン受像機の動作又は
機能の設定を行うテレビジョン受像機の管理方法であっ
て、 前記格納ステップで格納したユーザ別制御データの更新
要求を前記リモコン信号解析ステップで検出した場合
に、ユー前記ザ別制御データのうち、前記更新先識別番
号に対応する制御データの一部を、前記更新先識別番号
に対応する更新先優先度より前記送信元識別番号に対応
する送信元優先度の方が優先度が高いときにのみ、更新
可能としたことを特徴とするテレビジョン受像機の管理
方法。 - 【請求項5】識別番号と優先度が付与された各リモート
コントロール端末から送信されたリモコン信号を受信す
るリモコン信号受信ステップと、該受信したリモコン信
号から送信元識別番号と送信元優先度と更新先識別番号
と機器設定用データとを抽出するリモコン信号解析ステ
ップと、各識別番号ごとの前記機器設定用データを識別
番号及び優先度と共にユーザ別制御データとして格納す
るデータ格納ステップとを有し、前記機器設定用データ
又は前記ユーザ別制御データに基づいてテレビジョン受
像機の動作又は機能の設定を行うテレビジョン受像機の
管理方法であって、 前記格納ステップで格納したユーザ別制御データの更新
要求を前記リモコン信号解析ステップで検出した場合
に、前記ユーザ別制御データのうち、前記更新先識別番
号に対応する制御データの一部を、前記更新先識別番号
に対応する更新先優先度より前記受信した送信元優先度
の方が優先度が高いときにのみ、前記機器設定用データ
によって更新可能としたことを特徴とするテレビジョン
受像機の管理方法。 - 【請求項6】前記データ格納ステップで記憶されたユー
ザ別制御データにおいて、前記送信元識別番号に対応す
る優先度が、前記受信した送信元優先度と異なる場合
は、前記記憶されているユーザ別制御データにおいて前
記送信元識別番号に対応する優先度を、前記受信した送
信元優先度で書き替えることを特徴とする請求項5記載
のテレビジョン受像機の管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255056A JP2002077754A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | テレビジョン受像機及びその管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255056A JP2002077754A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | テレビジョン受像機及びその管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002077754A true JP2002077754A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18743908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255056A Pending JP2002077754A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | テレビジョン受像機及びその管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002077754A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100556438B1 (ko) * | 2004-01-02 | 2006-03-03 | 엘지전자 주식회사 | 영상기기의 원격 제어장치 및 그 제어방법 |
KR100720712B1 (ko) | 2005-02-15 | 2007-05-21 | 삼성전자주식회사 | 접근권한 설정 시스템 및 방법 그리고 그에 적용되는 원격제어장치 |
US7295252B2 (en) | 2002-03-18 | 2007-11-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Control apparatus of audio-visual display apparatus and the control method |
WO2014080508A1 (ja) * | 2012-11-26 | 2014-05-30 | 日立マクセル株式会社 | ネットワーク端末システム、表示装置、端末装置、表示装置における情報処理方法、プログラム |
CN114598907A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-06-07 | 湖南华耘电子有限公司 | 一种多媒体电视多遥控器操作系统 |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255056A patent/JP2002077754A/ja active Pending
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