JP2002058080A - リモートコントロール装置及びその管理方法 - Google Patents
リモートコントロール装置及びその管理方法Info
- Publication number
- JP2002058080A JP2002058080A JP2000238389A JP2000238389A JP2002058080A JP 2002058080 A JP2002058080 A JP 2002058080A JP 2000238389 A JP2000238389 A JP 2000238389A JP 2000238389 A JP2000238389 A JP 2000238389A JP 2002058080 A JP2002058080 A JP 2002058080A
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- JP
- Japan
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- remote control
- control terminal
- priority
- data
- identification number
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Television Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】各ユーザに割り当てたリモコン端末による制御
機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコンから、制
限又は管理できるようにする。 【解決手段】各リモコン端末にIDと優先度とを予め付
与するとともに、制御対象機器を制御するための制御デ
ータを更新自由な一般データと更新を制限した規制デー
タとで構成して各リモコン端末のメモリに格納する。優
先度Aを付された第1のリモコン端末は、前記優先度A
より低い優先度を付された第2のリモコン端末に対して
制御対象機器を制御するための制御データを送信し、第
2のリモコン端末のメモリに格納されている規制データ
を更新することができる。
機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコンから、制
限又は管理できるようにする。 【解決手段】各リモコン端末にIDと優先度とを予め付
与するとともに、制御対象機器を制御するための制御デ
ータを更新自由な一般データと更新を制限した規制デー
タとで構成して各リモコン端末のメモリに格納する。優
先度Aを付された第1のリモコン端末は、前記優先度A
より低い優先度を付された第2のリモコン端末に対して
制御対象機器を制御するための制御データを送信し、第
2のリモコン端末のメモリに格納されている規制データ
を更新することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やVTRなどの機器に使用されるリモートコントロー
ル装置(以下単に、リモコン装置とも記す)に関し、特
にリモートコントロール装置を複数のリモートコントロ
ール端末(以下単に、リモコン端末とも記す)により構
成して特定の機器を制御するようにしたリモートコント
ロール装置及びその管理方法に関する。
機やVTRなどの機器に使用されるリモートコントロー
ル装置(以下単に、リモコン装置とも記す)に関し、特
にリモートコントロール装置を複数のリモートコントロ
ール端末(以下単に、リモコン端末とも記す)により構
成して特定の機器を制御するようにしたリモートコント
ロール装置及びその管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リモコン装置は、ユーザが移動せずに制
御対象機器を操作するための手段として、多数用いられ
ている。また、制御対象の機器は、電子技術の進展やユ
ーザの趣向の多様化に伴ない、多様な動作や特性に設定
することが可能なように設計されている場合が多い。例
えばテレビジョン受像機においては、受信チャンネル
や、表示画面に表示される画像の画質や、表示面の形状
や、タイマーなどの設定や、信号源の切り替えなどをリ
モートコントロール端末から行うことが可能である。前
記した画像の画質では、画像の平均輝度、コントラス
ト、色相、色の濃さ(飽和度)などを好みに応じて設定
することにより、個人の好みや、使用目的に応じて使い
分けができる。これらの設定は、一般的にリモコン端末
からも設定が可能にされていて、設定されたデータはテ
レビジョン受像機側で記憶され、次回テレビジョン受像
機が使用されるときには、その記憶されたデータに基づ
いてテレビジョン受像機のパラメータが設定され、動作
が行われる。
御対象機器を操作するための手段として、多数用いられ
ている。また、制御対象の機器は、電子技術の進展やユ
ーザの趣向の多様化に伴ない、多様な動作や特性に設定
することが可能なように設計されている場合が多い。例
えばテレビジョン受像機においては、受信チャンネル
や、表示画面に表示される画像の画質や、表示面の形状
や、タイマーなどの設定や、信号源の切り替えなどをリ
モートコントロール端末から行うことが可能である。前
記した画像の画質では、画像の平均輝度、コントラス
ト、色相、色の濃さ(飽和度)などを好みに応じて設定
することにより、個人の好みや、使用目的に応じて使い
分けができる。これらの設定は、一般的にリモコン端末
からも設定が可能にされていて、設定されたデータはテ
レビジョン受像機側で記憶され、次回テレビジョン受像
機が使用されるときには、その記憶されたデータに基づ
いてテレビジョン受像機のパラメータが設定され、動作
が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リモコン装置では、1台のリモコン端末だけを使用して
制御対象の機器を制御していたために、複数のユーザが
同一の制御対象機器を使用する場合で、各人の要求通り
に制御対象機器を動作させたいときには、その都度制御
対象の機器本体で、又はリモコン端末を介して制御対象
機器の動作の設定をし直さなければならなかった。ま
た、この問題を解決すべく、各人が夫々リモコン端末を
有するようにして、単一の制御対象機器を制御すること
が考えられるが、その場合には、制御対象機器が例えば
テレビジョン受像機であれば、親が子供の受信可能チャ
ンネルを制限したい場合であっても、親は子供用のリモ
コン端末の設定内容まで管理することが不可能であっ
た。本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
複数のリモコン端末からなるリモコン装置で同一の機器
を制御する場合に、各ユーザに割り当てたリモコン端末
による制御機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコ
ンから、制限又は管理できるようにすることを目的とす
る。
リモコン装置では、1台のリモコン端末だけを使用して
制御対象の機器を制御していたために、複数のユーザが
同一の制御対象機器を使用する場合で、各人の要求通り
に制御対象機器を動作させたいときには、その都度制御
対象の機器本体で、又はリモコン端末を介して制御対象
機器の動作の設定をし直さなければならなかった。ま
た、この問題を解決すべく、各人が夫々リモコン端末を
有するようにして、単一の制御対象機器を制御すること
が考えられるが、その場合には、制御対象機器が例えば
テレビジョン受像機であれば、親が子供の受信可能チャ
ンネルを制限したい場合であっても、親は子供用のリモ
コン端末の設定内容まで管理することが不可能であっ
た。本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
複数のリモコン端末からなるリモコン装置で同一の機器
を制御する場合に、各ユーザに割り当てたリモコン端末
による制御機能又は制御範囲を、特定のユーザのリモコ
ンから、制限又は管理できるようにすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリモートコント
ロール装置及びその管理方法は前記課題を解決するため
になされたものであり、第1の発明は、双方向通信機能
を有して第1の機器を制御可能な複数のリモートコント
ロール端末からなるリモートコントロール装置であっ
て、各リモートコントロール端末が前記第1の機器を制
御するための制御データを当該リモートコントロール端
末の入力手段による書き替えが可能な一般データと前記
入力手段による書き替えが不可能な規制データとで構成
し、各リモートコントロール端末は、当該リモートコン
トロール端末の識別番号と優先度とを有すると共に前記
制御データを格納するメモリを有し、第1の優先度を付
された第1のリモートコントロール端末から送信された
第1リモコン信号を、第2の優先度が付され第2のメモ
リを有する第2のリモートコントロール端末が受信した
場合に、前記第1の優先度が前記第2の優先度と同じか
それより低い優先度であるときには第2のメモリの前記
規制データを前記第1のリモコン信号によって更新する
ことを不可能とし、前記第1の優先度が前記第2の優先
度より高い優先度であるときには第2のメモリの前記規
制データを前記第1のリモコン信号によって更新するこ
とを可能としたリモートコントロール装置である。
ロール装置及びその管理方法は前記課題を解決するため
になされたものであり、第1の発明は、双方向通信機能
を有して第1の機器を制御可能な複数のリモートコント
ロール端末からなるリモートコントロール装置であっ
て、各リモートコントロール端末が前記第1の機器を制
御するための制御データを当該リモートコントロール端
末の入力手段による書き替えが可能な一般データと前記
入力手段による書き替えが不可能な規制データとで構成
し、各リモートコントロール端末は、当該リモートコン
トロール端末の識別番号と優先度とを有すると共に前記
制御データを格納するメモリを有し、第1の優先度を付
された第1のリモートコントロール端末から送信された
第1リモコン信号を、第2の優先度が付され第2のメモ
リを有する第2のリモートコントロール端末が受信した
場合に、前記第1の優先度が前記第2の優先度と同じか
それより低い優先度であるときには第2のメモリの前記
規制データを前記第1のリモコン信号によって更新する
ことを不可能とし、前記第1の優先度が前記第2の優先
度より高い優先度であるときには第2のメモリの前記規
制データを前記第1のリモコン信号によって更新するこ
とを可能としたリモートコントロール装置である。
【0005】本発明によれば、各ユーザに夫々リモコン
端末を割り当て、どのリモコン端末からも、リモコン信
号によって制御データを送信することにより制御対象の
機器を制御できるようにした場合に、低い優先度が付与
されたリモコン端末に記憶されている制御データのうち
の規制データを、前記低い優先度より高い優先度が付与
されたリモコン端末によってのみ更新することができ、
逆に低い優先度が付与されたリモコン端末によって高い
優先度が付与されたリモコン端末に記憶されている規制
データを更新することはできないから、特定のユーザ
は、他のユーザに割り当てたリモコン端末による制御機
能又は制御範囲を制限したり、管理したりすることが可
能となる。
端末を割り当て、どのリモコン端末からも、リモコン信
号によって制御データを送信することにより制御対象の
機器を制御できるようにした場合に、低い優先度が付与
されたリモコン端末に記憶されている制御データのうち
の規制データを、前記低い優先度より高い優先度が付与
されたリモコン端末によってのみ更新することができ、
逆に低い優先度が付与されたリモコン端末によって高い
優先度が付与されたリモコン端末に記憶されている規制
データを更新することはできないから、特定のユーザ
は、他のユーザに割り当てたリモコン端末による制御機
能又は制御範囲を制限したり、管理したりすることが可
能となる。
【0006】第2の発明は、第1の発明のリモートコン
トロール装置において、各リモートコントロール端末が
当該リモートコントロール端末以外のリモートコントロ
ール端末に対してリモコン信号を送出する際には、前記
第1の機器を制御するための制御データに、当該リモー
トコントロール端末の識別番号と優先度と送信先のリモ
ートコントロール端末の識別番号とを付加して送信する
ようにしたリモートコントロール装置である。
トロール装置において、各リモートコントロール端末が
当該リモートコントロール端末以外のリモートコントロ
ール端末に対してリモコン信号を送出する際には、前記
第1の機器を制御するための制御データに、当該リモー
トコントロール端末の識別番号と優先度と送信先のリモ
ートコントロール端末の識別番号とを付加して送信する
ようにしたリモートコントロール装置である。
【0007】本発明によれば、いずれかのリモコン端末
から他のリモコン端末へ制御データを送信する場合に、
制御データの他に、送信元リモコン端末のIDと優先
度、送信先のIDを送信することにより、受信側のリモ
コン端末では、受信したリモコン信号が当該リモコン端
末に宛てて送信されたものであるか否かが容易に分か
り、当該リモコン端末以外に宛てて送信されたものであ
れば、直ちに受信を中止するか、受信したリモコン信号
を破棄することができる。そして、当該リモコン端末宛
てに送信されたものである場合には、送信元の優先度と
当該リモコン端末の優先度とを比較することにより、規
制データの更新を許可すべきか否かの判断が即座にでき
る。
から他のリモコン端末へ制御データを送信する場合に、
制御データの他に、送信元リモコン端末のIDと優先
度、送信先のIDを送信することにより、受信側のリモ
コン端末では、受信したリモコン信号が当該リモコン端
末に宛てて送信されたものであるか否かが容易に分か
り、当該リモコン端末以外に宛てて送信されたものであ
れば、直ちに受信を中止するか、受信したリモコン信号
を破棄することができる。そして、当該リモコン端末宛
てに送信されたものである場合には、送信元の優先度と
当該リモコン端末の優先度とを比較することにより、規
制データの更新を許可すべきか否かの判断が即座にでき
る。
【0008】第3の発明は、第1の発明のリモートコン
トロール装置において、前記第1の機器に対して予め識
別番号を付しておき、各リモートコントロール端末から
リモコン信号を送出する場合には制御対象のリモートコ
ントロール端末又は前記第1の機器の識別番号を送信先
識別番号として送出し、各リモートコントロール端末で
リモコン信号を受信する場合には、当該識別番号と前記
送信先識別番号とが一致した時にのみ、受信した前記制
御データに基づく処理を行うようにしたリモートコント
ロール装置である。
トロール装置において、前記第1の機器に対して予め識
別番号を付しておき、各リモートコントロール端末から
リモコン信号を送出する場合には制御対象のリモートコ
ントロール端末又は前記第1の機器の識別番号を送信先
識別番号として送出し、各リモートコントロール端末で
リモコン信号を受信する場合には、当該識別番号と前記
送信先識別番号とが一致した時にのみ、受信した前記制
御データに基づく処理を行うようにしたリモートコント
ロール装置である。
【0009】本発明によれば、一つのリモコン端末を、
制御対象機器の制御用と、他のリモコン端末に格納され
ている制御データの書き替え用とに、兼用することがで
き、他のリモコン端末の制御可能範囲を管理するための
専用のリモコン端末を必要としない。なお、当該識別番
号と前記送信先識別番号とが一致した時にのみ、受信し
た前記制御データに基づく処理を行うが、前記制御デー
タに基づく処理とは、当該リモコン端末のメモリに格納
されている制御データのうち、受信した制御データで更
新すべきデータがあるか否かを調べ、更新すべきデータ
がある場合には更新する処理を指す。因みに、制御対象
制御機器が自身の識別番号を受信した場合には、制御対
象機器はリモコン端末から送信された制御データに基づ
いて、当該制御対象機器のパラメータの設定や動作を行
う。
制御対象機器の制御用と、他のリモコン端末に格納され
ている制御データの書き替え用とに、兼用することがで
き、他のリモコン端末の制御可能範囲を管理するための
専用のリモコン端末を必要としない。なお、当該識別番
号と前記送信先識別番号とが一致した時にのみ、受信し
た前記制御データに基づく処理を行うが、前記制御デー
タに基づく処理とは、当該リモコン端末のメモリに格納
されている制御データのうち、受信した制御データで更
新すべきデータがあるか否かを調べ、更新すべきデータ
がある場合には更新する処理を指す。因みに、制御対象
制御機器が自身の識別番号を受信した場合には、制御対
象機器はリモコン端末から送信された制御データに基づ
いて、当該制御対象機器のパラメータの設定や動作を行
う。
【0010】第4の発明は、双方向通信機能を有して第
1の機器を制御可能な複数のリモートコントロール端末
からなるリモートコントロール装置の管理方法であっ
て、各リモートコントロール端末が前記第1の機器を制
御するための制御データを当該リモートコントロール端
末の入力手段による書き替えが可能な一般データと前記
入力手段による書き替えが不可能な規制データとで構成
し、各リモートコントロール端末に当該リモートコント
ロール端末の識別番号と優先度とを付すと共に前記制御
データを各リモートコントロール端末のメモリに格納
し、第1の優先度を付された第1のリモートコントロー
ル端末から送信された第1リモコン信号を、第2の優先
度が付され第2のメモリを有する第2のリモートコント
ロール端末が受信した場合に、前記第1の優先度が前記
第2の優先度と同じかそれより低い優先度であるときに
は第2のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン
信号によって更新することを不可能とし、前記第1の優
先度が前記第2の優先度より高い優先度であるときには
第2のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン信
号によって更新するようにしたリモートコントロール装
置の管理方法である。
1の機器を制御可能な複数のリモートコントロール端末
からなるリモートコントロール装置の管理方法であっ
て、各リモートコントロール端末が前記第1の機器を制
御するための制御データを当該リモートコントロール端
末の入力手段による書き替えが可能な一般データと前記
入力手段による書き替えが不可能な規制データとで構成
し、各リモートコントロール端末に当該リモートコント
ロール端末の識別番号と優先度とを付すと共に前記制御
データを各リモートコントロール端末のメモリに格納
し、第1の優先度を付された第1のリモートコントロー
ル端末から送信された第1リモコン信号を、第2の優先
度が付され第2のメモリを有する第2のリモートコント
ロール端末が受信した場合に、前記第1の優先度が前記
第2の優先度と同じかそれより低い優先度であるときに
は第2のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン
信号によって更新することを不可能とし、前記第1の優
先度が前記第2の優先度より高い優先度であるときには
第2のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン信
号によって更新するようにしたリモートコントロール装
置の管理方法である。
【0011】第5の発明は、第4の発明のリモートコン
トロール装置の管理方法において、各リモートコントロ
ール端末が当該リモートコントロール端末以外のリモー
トコントロール端末に対してリモコン信号を送出する際
には、前記第1の機器を制御するための制御データに、
当該リモートコントロール端末の識別番号と優先度と送
信先のリモートコントロール端末の識別番号とを付加し
て送信するようにしたリモートコントロール装置の管理
方法である。
トロール装置の管理方法において、各リモートコントロ
ール端末が当該リモートコントロール端末以外のリモー
トコントロール端末に対してリモコン信号を送出する際
には、前記第1の機器を制御するための制御データに、
当該リモートコントロール端末の識別番号と優先度と送
信先のリモートコントロール端末の識別番号とを付加し
て送信するようにしたリモートコントロール装置の管理
方法である。
【0012】第6の発明は、第4の発明のリモートコン
トロール装置の管理方法において、前記第1の機器に対
して予め識別番号を付しておき、各リモートコントロー
ル端末からリモコン信号を送出する場合には制御対象の
リモートコントロール端末又は前記第1の機器の識別番
号を送信先識別番号として送出し、各リモートコントロ
ール端末でリモコン信号を受信する場合には、当該識別
番号と前記送信先識別番号とが一致した時にのみ、受信
した前記制御データに基づく処理を行うようにしたリモ
ートコントロール装置の管理方法である。
トロール装置の管理方法において、前記第1の機器に対
して予め識別番号を付しておき、各リモートコントロー
ル端末からリモコン信号を送出する場合には制御対象の
リモートコントロール端末又は前記第1の機器の識別番
号を送信先識別番号として送出し、各リモートコントロ
ール端末でリモコン信号を受信する場合には、当該識別
番号と前記送信先識別番号とが一致した時にのみ、受信
した前記制御データに基づく処理を行うようにしたリモ
ートコントロール装置の管理方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のリモートコントロール装
置及びリモートコントロール装置の管理方法は、リモー
トコントロール装置(リモコン装置)を構成する各リモ
ートコントロール端末(リモコン端末)により一の制御
対象機器を制御することが可能とするものであり、制御
対象の機器には予め識別番号を付し、各リモコン端末に
は識別番号と優先度とを付し、一つのリモコン端末のメ
モリに格納されている規制データは、当該リモコン装置
より優先度の高い他のリモコン端末によってのみ書き替
えを行い得るものである。ここに、制御対象の機器は、
リモコン端末から送出されるリモコン信号により制御さ
れる。前記リモコン信号は制御対象の機器を制御するた
めの制御データの他に、送出元のリモコン端末の識別番
号及び優先度と、送出先のリモコン端末又は制御対象機
器の識別番号とを送出する。各リモコン端末はメモリを
有し、該メモリには当該リモコン端末を使用するユーザ
用に設定された前記制御データが格納される。前記制御
データは、各リモコン端末自身の入力手段により書き替
えが可能な一般データと、端末自身の入力手段では書き
替えが不可能な規制データとで構成される。
置及びリモートコントロール装置の管理方法は、リモー
トコントロール装置(リモコン装置)を構成する各リモ
ートコントロール端末(リモコン端末)により一の制御
対象機器を制御することが可能とするものであり、制御
対象の機器には予め識別番号を付し、各リモコン端末に
は識別番号と優先度とを付し、一つのリモコン端末のメ
モリに格納されている規制データは、当該リモコン装置
より優先度の高い他のリモコン端末によってのみ書き替
えを行い得るものである。ここに、制御対象の機器は、
リモコン端末から送出されるリモコン信号により制御さ
れる。前記リモコン信号は制御対象の機器を制御するた
めの制御データの他に、送出元のリモコン端末の識別番
号及び優先度と、送出先のリモコン端末又は制御対象機
器の識別番号とを送出する。各リモコン端末はメモリを
有し、該メモリには当該リモコン端末を使用するユーザ
用に設定された前記制御データが格納される。前記制御
データは、各リモコン端末自身の入力手段により書き替
えが可能な一般データと、端末自身の入力手段では書き
替えが不可能な規制データとで構成される。
【0014】以下、発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。図1は本発明リモートコントロール装
置の実施例を示す模式図である。図1において、10は
テレビジョン受像機であり、50は複数のリモコン端末
(51、52、53、54)で構成されるリモコン装置
である。テレビジョン受像機10では、アンテナ11で
受信した信号をチューナ13に与え、チューナ13で選
局を行う。映像・音声処理部15ではチューナ13で選
局されたテレビジョン信号を基に映像信号と音声信号の
復号が行われる。
照して説明する。図1は本発明リモートコントロール装
置の実施例を示す模式図である。図1において、10は
テレビジョン受像機であり、50は複数のリモコン端末
(51、52、53、54)で構成されるリモコン装置
である。テレビジョン受像機10では、アンテナ11で
受信した信号をチューナ13に与え、チューナ13で選
局を行う。映像・音声処理部15ではチューナ13で選
局されたテレビジョン信号を基に映像信号と音声信号の
復号が行われる。
【0015】リモコン装置50はリモコン端末51、5
2、53、54で構成され、各リモコン端末同士或いは
各リモコン端末とテレビジョン受像機10との間で双方
向に通信することができる。リモコン装置50のいずれ
かのリモコン端末から送信されたリモコン信号は、リモ
コン信号受信・解析部19で受信され、解析されて、テ
レビ制御部23に与えられる。テレビ制御部23は例え
ば受信チャンネルに関する情報などはデータ転送部17
を介してチューナ13に与え、信号源の切り替えや、画
面の明るさなど画質に関する情報はデータ転送部17を
介して映像・音声処理部15に与える。
2、53、54で構成され、各リモコン端末同士或いは
各リモコン端末とテレビジョン受像機10との間で双方
向に通信することができる。リモコン装置50のいずれ
かのリモコン端末から送信されたリモコン信号は、リモ
コン信号受信・解析部19で受信され、解析されて、テ
レビ制御部23に与えられる。テレビ制御部23は例え
ば受信チャンネルに関する情報などはデータ転送部17
を介してチューナ13に与え、信号源の切り替えや、画
面の明るさなど画質に関する情報はデータ転送部17を
介して映像・音声処理部15に与える。
【0016】また必要があれば、或いはリモコン端末か
らの要求により、テレビ制御部23はリモコン信号送信
部21を介して、受信チャンネルや、選択されている信
号源や、選択されている画質などの情報を各リモコン端
末に送る。各リモコン端末はリモコン信号送信部21か
ら送信された情報を自身の表示部に表示する。制御対象
の機器と各リモコン端末には識別番号が付され、各リモ
コン端末には優先度があらかじめ付される。即ち、テレ
ビジョン受像機10には識別番号(ID)0を付し、リ
モコン端末51には識別番号(ID)として1を付し、
優先度(L)として3を付す。同様に、リモコン端末5
2には識別番号(ID)として2を付し、優先度(L)
として1を付し、リモコン端末53には識別番号(I
D)として3を付し、優先度(L)として1を付し、リ
モコン端末54には識別番号(ID)として4を付し、
優先度(L)として2を付す。前記した識別番号IDは
重複しないように付し、優先度Lは重複しても良く、こ
こでは数値が大きいほど優先度が高いものとする。
らの要求により、テレビ制御部23はリモコン信号送信
部21を介して、受信チャンネルや、選択されている信
号源や、選択されている画質などの情報を各リモコン端
末に送る。各リモコン端末はリモコン信号送信部21か
ら送信された情報を自身の表示部に表示する。制御対象
の機器と各リモコン端末には識別番号が付され、各リモ
コン端末には優先度があらかじめ付される。即ち、テレ
ビジョン受像機10には識別番号(ID)0を付し、リ
モコン端末51には識別番号(ID)として1を付し、
優先度(L)として3を付す。同様に、リモコン端末5
2には識別番号(ID)として2を付し、優先度(L)
として1を付し、リモコン端末53には識別番号(I
D)として3を付し、優先度(L)として1を付し、リ
モコン端末54には識別番号(ID)として4を付し、
優先度(L)として2を付す。前記した識別番号IDは
重複しないように付し、優先度Lは重複しても良く、こ
こでは数値が大きいほど優先度が高いものとする。
【0017】図2は本発明における各リモコン端末を示
すブロック図である。図2に示すように各リモコン端末
は、表示部31、入力部33、リモコン制御部35、メ
モリ37、リモコン信号受信・解析部39、リモコン信
号送信部41で構成される。表示部31は、リモコン端
末のユーザが入力部33から入力した内容や、メモリ3
7に格納されている制御データや、リモコン信号受信・
解析部39で受信した制御データや、リモコン信号送信
部41から送信する制御データなどを表示することがで
きる。メモリ37には当該リモコン端末自身のIDと優
先度、一般データと規制データとからなる制御データが
格納されるる。
すブロック図である。図2に示すように各リモコン端末
は、表示部31、入力部33、リモコン制御部35、メ
モリ37、リモコン信号受信・解析部39、リモコン信
号送信部41で構成される。表示部31は、リモコン端
末のユーザが入力部33から入力した内容や、メモリ3
7に格納されている制御データや、リモコン信号受信・
解析部39で受信した制御データや、リモコン信号送信
部41から送信する制御データなどを表示することがで
きる。メモリ37には当該リモコン端末自身のIDと優
先度、一般データと規制データとからなる制御データが
格納されるる。
【0018】前記制御データはテレビジョン受像機を制
御するための制御データであり、入力部33からの入力
により自由に書き替えられる一般データと、入力部33
からの入力では書き替えが不可能であり、書き替えが制
限される規制データとからなる。前記一般データは例え
ば、テレビジョン受像機10の画面サイズを4:3にす
るか16:9にするかのサイズ選択データや、画面の輝
度に関するデータや、画面のコントラストや色の飽和度
に関するデータや、映像・音声処理部15に入力する信
号源をチューナ13からの出力にするか、図示しないV
TRからの出力にするか等を決めるためのソース選択デ
ータや、音質や音量など音声処理に関するデータなどで
あり、前記規制データは例えば、受信可能なチャンネル
のリストである。
御するための制御データであり、入力部33からの入力
により自由に書き替えられる一般データと、入力部33
からの入力では書き替えが不可能であり、書き替えが制
限される規制データとからなる。前記一般データは例え
ば、テレビジョン受像機10の画面サイズを4:3にす
るか16:9にするかのサイズ選択データや、画面の輝
度に関するデータや、画面のコントラストや色の飽和度
に関するデータや、映像・音声処理部15に入力する信
号源をチューナ13からの出力にするか、図示しないV
TRからの出力にするか等を決めるためのソース選択デ
ータや、音質や音量など音声処理に関するデータなどで
あり、前記規制データは例えば、受信可能なチャンネル
のリストである。
【0019】各リモコン端末は予め定めた特定のユーザ
だけが使用可能であり、そのためのパスワードを設定す
ることができる。図2に示すようにあるリモコン端末の
ユーザは、入力部33から制御データを入力し、メモリ
37に格納されている自分用の一般データを書き替える
ことが可能であると共に、テレビジョン受像機10又は
他のリモコン端末に対して、リモコン信号送信部41か
らリモコン信号を送信することができる。このリモコン
信号は送信先IDと送信元IDと送信元優先度と制御デ
ータとからなる。他のリモコン端末から送出されたリモ
コン信号を受信する場合も、同様であり、送信先IDと
送信元IDと送信元優先度と制御データとがリモコン信
号受信・解析部39介して受信される。なお、前記送信
元優先度とは、送信元のリモコン端末に予め付されてい
る優先度を指す。
だけが使用可能であり、そのためのパスワードを設定す
ることができる。図2に示すようにあるリモコン端末の
ユーザは、入力部33から制御データを入力し、メモリ
37に格納されている自分用の一般データを書き替える
ことが可能であると共に、テレビジョン受像機10又は
他のリモコン端末に対して、リモコン信号送信部41か
らリモコン信号を送信することができる。このリモコン
信号は送信先IDと送信元IDと送信元優先度と制御デ
ータとからなる。他のリモコン端末から送出されたリモ
コン信号を受信する場合も、同様であり、送信先IDと
送信元IDと送信元優先度と制御データとがリモコン信
号受信・解析部39介して受信される。なお、前記送信
元優先度とは、送信元のリモコン端末に予め付されてい
る優先度を指す。
【0020】或るリモコン端末がリモコン信号を受信す
ると、まず当該リモコン端末のIDと送信先IDとが一
致するかどうかを調べ、一致する場合のみ受信を有効と
見なす。一致しない場合は当該リモコン端末に宛てて送
信されたものでないから、受信を中止するか、受信した
後に受信したリモコン信号を破棄する。このことはテレ
ビジョン受像機10がリモコン端末から送出されたリモ
コン信号を受信した場合も同様である。
ると、まず当該リモコン端末のIDと送信先IDとが一
致するかどうかを調べ、一致する場合のみ受信を有効と
見なす。一致しない場合は当該リモコン端末に宛てて送
信されたものでないから、受信を中止するか、受信した
後に受信したリモコン信号を破棄する。このことはテレ
ビジョン受像機10がリモコン端末から送出されたリモ
コン信号を受信した場合も同様である。
【0021】次に、当該リモコン端末の優先度と送信元
優先度とを比較し、送信元優先度の方が優先度が高い場
合のみ、受信した制御データにより、当該リモコン端末
のメモリ37に格納されている規制データの書き替えが
許可される。送信元優先度が当該リモコン端末の優先度
と同じかそれより低い場合は、受信した制御データによ
り、メモリ37に格納されている一般データのみの書き
替えが許可され、必要に応じて書き換えが行われる。
優先度とを比較し、送信元優先度の方が優先度が高い場
合のみ、受信した制御データにより、当該リモコン端末
のメモリ37に格納されている規制データの書き替えが
許可される。送信元優先度が当該リモコン端末の優先度
と同じかそれより低い場合は、受信した制御データによ
り、メモリ37に格納されている一般データのみの書き
替えが許可され、必要に応じて書き換えが行われる。
【0022】例えば、リモコン端末51の優先度Lは3
で最も高いから、Lが1のリモコン端末52、リモコン
端末53、Lが2のリモコン端末54の規制データをリ
モコン信号により書き替えることができる。また、リモ
コン端末54の優先度Lは2であるから、Lが1のリモ
コン端末52、リモコン端末53の規制データをリモコ
ン信号により書き替えることができるが、Lが3のリモ
コン端末51の規制データはリモコン信号により書き替
えることができず、一般データのみの書き替えが可能で
ある。
で最も高いから、Lが1のリモコン端末52、リモコン
端末53、Lが2のリモコン端末54の規制データをリ
モコン信号により書き替えることができる。また、リモ
コン端末54の優先度Lは2であるから、Lが1のリモ
コン端末52、リモコン端末53の規制データをリモコ
ン信号により書き替えることができるが、Lが3のリモ
コン端末51の規制データはリモコン信号により書き替
えることができず、一般データのみの書き替えが可能で
ある。
【0023】図3は本発明における各リモコン端末の受
信処理を示すフローチャートである。この受信処理はリ
モコン端末の電源が投入されると同時に開始され、制御
データを送信するために送信モードが選択されるか電源
が切断されるまで継続される。リモコン端末の電源が投
入されるとステップS11ではリモコン端末を使用する
ための初期設定が行われ、ステップS13へ進む。ステ
ップS13では送信ボタンが押されたか又は電源が切断
されたか?と問われ、ユーザが送信ボタンを押したか、
又は電源を切断した場合はYesでこの受信処理を終了
し、それ以外はNoでステップS15へ進む。
信処理を示すフローチャートである。この受信処理はリ
モコン端末の電源が投入されると同時に開始され、制御
データを送信するために送信モードが選択されるか電源
が切断されるまで継続される。リモコン端末の電源が投
入されるとステップS11ではリモコン端末を使用する
ための初期設定が行われ、ステップS13へ進む。ステ
ップS13では送信ボタンが押されたか又は電源が切断
されたか?と問われ、ユーザが送信ボタンを押したか、
又は電源を切断した場合はYesでこの受信処理を終了
し、それ以外はNoでステップS15へ進む。
【0024】ステップS15では、入力部33からの入
力があったか?、と問われ、YesであればステップS
29へ進み、NoであればステップS17へ進む。ステ
ップS17では、リモコン信号を受信したか?、と問わ
れ、YesであればステップS19へ進み、Noであれ
ばステップS13へ戻る。ステップS19では、受信し
た送信先IDと当該リモコン端末のIDとが一致するか
?、と問われ、YesであればステップS21へ進み、
NoであればステップS13へ戻る。ステップS21で
は、送信元IDは0か?、と問われ、Yesであればス
テップS25へ進み、NoであればステップS23へ進
む。
力があったか?、と問われ、YesであればステップS
29へ進み、NoであればステップS17へ進む。ステ
ップS17では、リモコン信号を受信したか?、と問わ
れ、YesであればステップS19へ進み、Noであれ
ばステップS13へ戻る。ステップS19では、受信し
た送信先IDと当該リモコン端末のIDとが一致するか
?、と問われ、YesであればステップS21へ進み、
NoであればステップS13へ戻る。ステップS21で
は、送信元IDは0か?、と問われ、Yesであればス
テップS25へ進み、NoであればステップS23へ進
む。
【0025】ステップS25では、受信したリモコン信
号がテレビジョン受像機10から送信されたデータであ
ると判断して、受信した内容を表示部31で表示し、ス
テップS13へ戻る。ステップS23では、送信元リモ
コン端末の優先度が当該リモコン端末の優先度より高い
か?、と問われ、YesであればステップS27へ進
み、NoであればステップS29へ進む。ステップS2
7では、メモリ37に格納されている制御データの一般
データと規制データとを受信した制御データと比較し、
更新すべきデータがあれば書き替えて更新し、ステップ
S13へ戻る。ステップS29では、メモリ37に格納
されている制御データの一般データのみを必受信した制
御データと比較して、更新すべきデータがあれば受信し
た制御データに基づいて書き替えて更新し、ステップS
13へ戻る。
号がテレビジョン受像機10から送信されたデータであ
ると判断して、受信した内容を表示部31で表示し、ス
テップS13へ戻る。ステップS23では、送信元リモ
コン端末の優先度が当該リモコン端末の優先度より高い
か?、と問われ、YesであればステップS27へ進
み、NoであればステップS29へ進む。ステップS2
7では、メモリ37に格納されている制御データの一般
データと規制データとを受信した制御データと比較し、
更新すべきデータがあれば書き替えて更新し、ステップ
S13へ戻る。ステップS29では、メモリ37に格納
されている制御データの一般データのみを必受信した制
御データと比較して、更新すべきデータがあれば受信し
た制御データに基づいて書き替えて更新し、ステップS
13へ戻る。
【0026】以上、詳細に説明したように、本発明のリ
モートコントロール装置又はリモートコントロール装置
の管理方法によれば、各ユーザに夫々リモコン端末を割
り当て、どのリモコン端末からも、リモコン信号によっ
て制御データを送信することにより制御対象の機器を制
御できるようにした場合に、各リモコン端末に予めその
リモコン端末の識別番号と優先度とを付与してリモコン
端末同士での双方向通信を可能とする。そして、低い優
先度が付与されたリモコン端末に記憶されている制御デ
ータのうちの規制データを、前記低い優先度より高い優
先度が付与されたリモコン端末によって更新することが
でき、逆に低い優先度が付与されたリモコン端末によっ
て高い優先度が付与されたリモコン端末に記憶されてい
る規制データを更新することはできない。これにより、
特定のユーザは、他のユーザに割り当てたリモコン端末
による制御機能又は制御範囲を制限したり、管理したり
することが可能となる。
モートコントロール装置又はリモートコントロール装置
の管理方法によれば、各ユーザに夫々リモコン端末を割
り当て、どのリモコン端末からも、リモコン信号によっ
て制御データを送信することにより制御対象の機器を制
御できるようにした場合に、各リモコン端末に予めその
リモコン端末の識別番号と優先度とを付与してリモコン
端末同士での双方向通信を可能とする。そして、低い優
先度が付与されたリモコン端末に記憶されている制御デ
ータのうちの規制データを、前記低い優先度より高い優
先度が付与されたリモコン端末によって更新することが
でき、逆に低い優先度が付与されたリモコン端末によっ
て高い優先度が付与されたリモコン端末に記憶されてい
る規制データを更新することはできない。これにより、
特定のユーザは、他のユーザに割り当てたリモコン端末
による制御機能又は制御範囲を制限したり、管理したり
することが可能となる。
【図1】本発明リモートコントロール装置の実施例を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】本発明における各リモコン端末を示すブロック
図である。
図である。
【図3】本発明における各リモコン端末の受信処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
10 テレビジョン受像機 13 チューナ 15 映像・音声処理部 17 データ転送部 19、39 リモコン信号受信・解析部 21、41 リモコン信号送信部 23 テレビ制御部 31 表示部 33 入力部 35 リモコン制御部 37 メモリ 50 リモートコントロール装置 51、52、53、54 リモートコントロール端末
Claims (6)
- 【請求項1】双方向通信機能を有して第1の機器を制御
可能な複数のリモートコントロール端末からなるリモー
トコントロール装置であって、各リモートコントロール
端末が前記第1の機器を制御するための制御データを当
該リモートコントロール端末の入力手段による書き替え
が可能な一般データと前記入力手段による書き替えが不
可能な規制データとで構成し、各リモートコントロール
端末は、当該リモートコントロール端末の識別番号と優
先度とを有すると共に前記制御データを格納するメモリ
を有し、 第1の優先度を付された第1のリモートコントロール端
末から送信された第1リモコン信号を、第2の優先度が
付され第2のメモリを有する第2のリモートコントロー
ル端末が受信した場合に、前記第1の優先度が前記第2
の優先度と同じかそれより低い優先度であるときには第
2のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン信号
によって更新することを不可能とし、前記第1の優先度
が前記第2の優先度より高い優先度であるときには第2
のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン信号に
よって更新することを可能としたことを特徴とするリモ
ートコントロール装置。 - 【請求項2】各リモートコントロール端末が当該リモー
トコントロール端末以外のリモートコントロール端末に
対してリモコン信号を送出する際には、前記第1の機器
を制御するための制御データに、当該リモートコントロ
ール端末の識別番号と優先度と送信先のリモートコント
ロール端末の識別番号とを付加して送信することを特徴
とする請求項1記載のリモートコントロール装置。 - 【請求項3】前記第1の機器に対して予め識別番号を付
しておき、各リモートコントロール端末からリモコン信
号を送出する場合には制御対象のリモートコントロール
端末又は前記第1の機器の識別番号を送信先識別番号と
して送出し、各リモートコントロール端末でリモコン信
号を受信する場合には、当該識別番号と前記送信先識別
番号とが一致した時にのみ、受信した前記制御データに
基づく処理を行うことを特徴とする請求項1記載のリモ
ートコントロール装置。 - 【請求項4】双方向通信機能を有して第1の機器を制御
可能な複数のリモートコントロール端末からなるリモー
トコントロール装置の管理方法であって、各リモートコ
ントロール端末が前記第1の機器を制御するための制御
データを当該リモートコントロール端末の入力手段によ
る書き替えが可能な一般データと前記入力手段による書
き替えが不可能な規制データとで構成し、各リモートコ
ントロール端末に当該リモートコントロール端末の識別
番号と優先度とを付すと共に前記制御データを各リモー
トコントロール端末のメモリに格納し、 第1の優先度を付された第1のリモートコントロール端
末から送信された第1リモコン信号を、第2の優先度が
付され第2のメモリを有する第2のリモートコントロー
ル端末が受信した場合に、前記第1の優先度が前記第2
の優先度と同じかそれより低い優先度であるときには第
2のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン信号
によって更新することを不可能とし、前記第1の優先度
が前記第2の優先度より高い優先度であるときには第2
のメモリの前記規制データを前記第1のリモコン信号に
よって更新することを可能としたことを特徴とするリモ
ートコントロール装置の管理方法。 - 【請求項5】各リモートコントロール端末が当該リモー
トコントロール端末以外のリモートコントロール端末に
対してリモコン信号を送出する際には、前記第1の機器
を制御するための制御データに、当該リモートコントロ
ール端末の識別番号と優先度と送信先のリモートコント
ロール端末の識別番号とを付加して送信することを特徴
とする請求項4記載のリモートコントロール装置の管理
方法。 - 【請求項6】前記第1の機器に対して予め識別番号を付
しておき、各リモートコントロール端末からリモコン信
号を送出する場合には制御対象のリモートコントロール
端末又は前記第1の機器の識別番号を送信先識別番号と
して送出し、各リモートコントロール端末でリモコン信
号を受信する場合には、当該識別番号と前記送信先識別
番号とが一致した時にのみ、受信した前記制御データに
基づく処理を行うことを特徴とする請求項4記載のリモ
ートコントロール装置の管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000238389A JP2002058080A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | リモートコントロール装置及びその管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000238389A JP2002058080A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | リモートコントロール装置及びその管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002058080A true JP2002058080A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18730097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000238389A Pending JP2002058080A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | リモートコントロール装置及びその管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002058080A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007074165A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 遠隔操作装置、携帯端末装置及び放送機器の遠隔操作方法 |
KR100720712B1 (ko) | 2005-02-15 | 2007-05-21 | 삼성전자주식회사 | 접근권한 설정 시스템 및 방법 그리고 그에 적용되는 원격제어장치 |
US7295252B2 (en) | 2002-03-18 | 2007-11-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Control apparatus of audio-visual display apparatus and the control method |
WO2008083184A2 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Echostar Technologies Corporation | Two-way communication for control of an entertainment device |
US8341686B2 (en) | 2010-06-07 | 2012-12-25 | Echostar Technologies L.L.C. | Backup and restore of network configuration data using a remote controller device |
KR20140069687A (ko) * | 2012-11-29 | 2014-06-10 | 엘지전자 주식회사 | 홈 어플라이언스 및 그 동작방법 |
-
2000
- 2000-08-07 JP JP2000238389A patent/JP2002058080A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7295252B2 (en) | 2002-03-18 | 2007-11-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Control apparatus of audio-visual display apparatus and the control method |
KR100720712B1 (ko) | 2005-02-15 | 2007-05-21 | 삼성전자주식회사 | 접근권한 설정 시스템 및 방법 그리고 그에 적용되는 원격제어장치 |
JP2007074165A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 遠隔操作装置、携帯端末装置及び放送機器の遠隔操作方法 |
JP4530223B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2010-08-25 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 遠隔操作装置、携帯端末装置及び放送機器の遠隔操作方法 |
WO2008083184A2 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Echostar Technologies Corporation | Two-way communication for control of an entertainment device |
WO2008083184A3 (en) * | 2006-12-29 | 2009-02-12 | Echostar Technologies Corp | Two-way communication for control of an entertainment device |
US9293032B2 (en) | 2006-12-29 | 2016-03-22 | Echostar Technologies L.L.C. | Two-way communication for control of an entertainment device |
US8341686B2 (en) | 2010-06-07 | 2012-12-25 | Echostar Technologies L.L.C. | Backup and restore of network configuration data using a remote controller device |
US8832770B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-09-09 | Echostar Technologies L.L.C. | Backup and restore of network configuration data using a remote controller device |
KR20140069687A (ko) * | 2012-11-29 | 2014-06-10 | 엘지전자 주식회사 | 홈 어플라이언스 및 그 동작방법 |
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