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JP2002075678A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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Publication number
JP2002075678A
JP2002075678A JP2000264307A JP2000264307A JP2002075678A JP 2002075678 A JP2002075678 A JP 2002075678A JP 2000264307 A JP2000264307 A JP 2000264307A JP 2000264307 A JP2000264307 A JP 2000264307A JP 2002075678 A JP2002075678 A JP 2002075678A
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Japan
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discharge lamp
electrodeless discharge
shield member
lighting device
lamp lighting
Prior art date
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JP2000264307A
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Shohei Yamamoto
正平 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化しても、誘導コイルにより発生された
高周波電磁界がシールドケースにより消費され難くす
る。 【解決手段】 ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無
電極放電灯1と、無電極放電灯1に高周波電力を供給す
る高周波電源回路4と、無電極放電灯1の外側に巻回さ
れ高周波電源回路4に接続して無電極放電灯1に高周波
磁界を発生させる誘導コイル2と、高周波電源回路4を
収納する筐体と、誘導コイル2の巻回軸に略直交する直
交面上に配設された環状の第1のシールド部材5a及び
その第1のシールド部材5aと交わるよう誘導コイル2
の巻回軸と略平行に配設された第2のシールド部材5を
少なくとも含み導電性を有するメッシュ状のシールドケ
ース5と、を備えた無電極放電灯点灯装置において、第
1のシールド部材5aは、第2のシールド部材5bより
も誘導コイル2から離して配設された構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドケースが
メッシュ状の無電極放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無電極放電灯点灯装置と
して、特開平9−69305号に開示されたものが存在
する。このものは、図11に示すように、ガラスバルブ
内に放電ガスを封入した無電極放電灯101、無電極放
電灯101に高周波電力を供給する高周波電源回路10
2、無電極放電灯101の外側に巻回され高周波電源回
路102に接続して無電極放電灯101に高周波磁界を
発生させる誘導コイル103、高周波電源回路102を
収納する筐体104、誘導コイル103の巻回軸に略直
交する直交面上に配設され導電性を有した環状の第1の
シールド部材及びその第1のシールド部材と交わるよう
誘導コイル103の巻回軸と略平行に配設された第2の
シールド部材よりなるメッシュ状のシールドケース10
5を備えている。
【0003】このものでは、誘導コイル103により発
生された高周波電磁界が、シールドケース105により
消費される量を少なくするために、シールドケース10
5と誘導コイル103との間隔Lを、誘導コイル103
の直径に比例した量離す必要があるので、誘導コイル1
03の巻回部直径φが決められた場合、例えば、L≧φ
/2の関係が成立するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の無電極
放電灯点灯装置にあっては、誘導コイル103により発
生された高周波磁束がシールドケース105により消費
される量を少なくするために、例えば、前述した関係、
すなわち、L≧φ/2の関係を成立させるようにしてい
るので、シールドケース105の外径を、誘導コイル1
03の大きさの2倍以下にすることができない。
【0005】従って、小型化した場合には、誘導コイル
により発生された高周波電磁界がシールドケースにより
消費され易くなるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、小型化しても、誘導コ
イルにより発生された高周波電磁界がシールドケースに
より消費され難い無電極放電灯点灯装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の無電極放電灯点灯装置は、ガラ
スバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯と、無電
極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路と、無
電極放電灯の外側に巻回され高周波電源回路に接続して
無電極放電灯に高周波磁界を発生させる誘導コイルと、
高周波電源回路を収納する筐体と、誘導コイルの巻回軸
に略直交する直交面上に配設された環状の第1のシール
ド部材及びその第1のシールド部材と交わるよう誘導コ
イルの巻回軸と略平行に配設された第2のシールド部材
を少なくとも含み導電性を有するメッシュ状のシールド
ケースと、を備えた無電極放電灯点灯装置において、前
記第1のシールド部材は、前記第2のシールド部材より
も前記誘導コイルから離して配設された構成にしてい
る。
【0008】請求項2記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1記載の無電極放電灯点灯装置において、前記誘
導コイルの巻回部分における前記巻回軸に沿った両端部
は、前記第1のシールド部材との間の最短距離が略等し
い構成にしている。
【0009】請求項3記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1又は請求項2のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置において、前記シールドケースは、前記第1の
シールド部材及び前記第2のシールド部材により、前記
巻回軸に沿った先端部に開口部を有した略円筒状をな
し、その開口部は、前記巻回軸の方向から見たときに、
前記無電極放電灯が通り抜けるのを規制するよう設けら
れた規制部材により分割された構成にしている。
【0010】請求項4記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項3記載の無電極放電灯点灯装置において、前記規
制部材は、伸縮自在に形成されてなる構成にしている。
【0011】請求項5記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置において、前記誘導コイルは、前記高周波電源
回路との間を接続するよう巻回部分から遠ざかる方向へ
引き廻されたリード部を有し、そのリード部は、最も近
接した2本の前記第2のシールド部材との最短距離が略
等しい構成にしている。
【0012】請求項6記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項5記載の無電極放電灯点灯装置において、前記リ
ード部と最も近接した2本の前記第2のシールド部材間
の間隔は、他の前記第2のシールド部材間の間隔よりも
大きい構成にしている。
【0013】請求項7記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項6記載の無電極放電灯点灯装置にお
いて、前記第1のシールド部材間の間隔は、前記第2の
シールド部材間の間隔よりも小さい構成にしている。
【0014】請求項8記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置において、前記第1のシールド部材の単位長当
たりの抵抗値は、前記第2のシールド部材の単位長当た
りの抵抗値よりも小さい構成にしている。
【0015】請求項9記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置において、前記第2のシールド部材の長手方向
に直交する方向への剛性は、前記第1のシールド部材の
周回方向に直交する方向への剛性よりも大きい構成にし
ている。
【0016】請求項10記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の無電極放
電灯点灯装置において、前記第1のシールド部材は、前
記無電極放電灯から見たときの投影面の面積が前記巻回
軸の方向から見たときの投影面の面積よりも小さい構成
にしている。
【0017】請求項11記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の無電極
放電灯点灯装置において、前記第2のシールド部材は、
前記無電極放電灯から見たときの投影面の面積が前記第
1のシールド部材の周回方向から見たときの投影面の面
積よりも小さい構成にしている。
【0018】請求項12記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の無電極
放電灯点灯装置において、前記無電極放電灯の始動時に
おける高周波電磁界の消費を、前記無電極放電灯の点灯
時における高周波電磁界の消費よりも少なくし得る構成
にしている。
【0019】請求項13記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項12記載の無電極放電灯点灯装置において、
前記第1のシールド部材は、前記無電極放電灯の始動時
における周回方向の抵抗値が点灯時よりも小さい構成に
している。
【0020】請求項14記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項12記載の無電極放電灯点灯装置において、
前記第1のシールド部材は、前記無電極放電灯の点灯時
に導電ループとする構成にしている。
【0021】請求項15記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項12記載の無電極放電灯点灯装置において、
前記第1のシールド部材は、前記無電極放電灯の始動時
における前記無電極放電灯との距離が点灯時よりも大き
い構成にしている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1に基
づいて以下に説明する。
【0023】1は無電極放電灯で、ナス型のガラスバル
ブに、不活性ガス及び金属蒸気等の放電ガスを封入した
ものであって、その軸方向中央部よりやや基端寄りの外
側にに、誘導コイル2が巻回されている。この誘導コイ
ル2は、金属製の筐体3の内部に収納された高周波電源
回路4に接続され、高周波電源回路4から高周波電力を
供給することにより、高周波電磁界を発生する。
【0024】5はシールドケースで、導電性を有し、誘
導コイル2の巻回軸に略直交する直交面上に配設された
環状の第1のシールド部材5a及びその第1のシールド
部材5aと交わるよう誘導コイル2の巻回軸と略平行に
配設された第2のシールド部材5bにより、誘導コイル
2の巻回軸に沿った先端部に開口部を有する略円筒をな
したメッシュ状に形成されている。この第1のシールド
部材5aは、誘導コイル2とは反対側で、第2のシール
ド部材5bと交わることにより、第2のシールド部材5
bよりも誘導コイル2から離して配設されている。この
シールドケース5は、前述した誘導コイル2により発生
される高周波電磁界をシールドする。
【0025】この無電極放電灯点灯装置は、誘導コイル
2に高周波電力が供給されて、誘導コイル2が高周波電
磁界を発生すると、無電極放電灯1内に高周波プラズマ
電流を発生させて、無電極放電灯1が紫外線又は可視光
を発生させる。
【0026】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
誘導コイル2の巻回軸に略直交する直交面上に配設され
導電性を有した環状の第1のシールド部材5a及びその
第1のシールド部材5aと交わるよう誘導コイル2の巻
回軸と略平行に配設された第2のシールド部材5bを少
なくとも有したメッシュ状のシールドケース5のうち、
誘導コイル2により発生された高周波磁束の消費に関連
する部分である第1のシールド部材5aを、第2のシー
ルド部材5bより外側に配設しているから、小型化する
よう、シールドケース5を小さくしても、第2のシール
ド部材5bの厚み相当分だけ、誘導コイル2から離すこ
とができ、高周波電磁界を消費し難くすることができ
る。
【0027】また、シールドケース5を、巻回軸に沿っ
た先端部に開口部を有した略円筒状とすることにより、
高周波電磁界が極力消費されないように、開口部を大き
く確保することができる。
【0028】次に、本発明の第2実施形態を図2に基づ
いて以下に説明する。この図2は、誘導コイル2の巻回
軸を含む平面で切り取った正面断面図となっている。な
お、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、
基本的には第1実施形態と同様であるが、誘導コイル2
の巻回部分における巻回軸に沿った両端部、すなわち同
図における上端部及び下端部が、第1のシールド部材5
aとの間の最短距離L1を略等しくした構成としてい
る。
【0029】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
誘導コイル2の巻回部分における巻回軸に沿った両端部
では、第1のシールド部材5aとの間の最短距離が略等
しいから、シールドケース5と誘導コイル2との間を、
より離すことができ、高周波電磁界が消費され難くなる
という第1実施形態の効果をさらに奏することができ
る。
【0030】次に、本発明の第3実施形態を図3に基づ
いて以下に説明する。なお、第2実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第2実施形態と異なるところの
み記す。本実施形態は、基本的には第2実施形態と同様
であるが、シールドケース5が誘導コイル2の巻回軸に
沿った先端部に有した開口部に、例えば、ゴム製の伸縮
自在の規制部材が、橋渡しされて固定されることによ
り、誘導コイル2の巻回軸の方向から見たときに、規制
部材6によって、シールドケース5の円形の開口部が、
半円状の2つの開口部分に分割された構成となってい
る。これらの半円状の2つの開口部分は、最も幅の広い
箇所では、第1のシールド部材5a及び第2のシールド
部材5bのいずれの間隔よりも広くなっているが、無電
極放電灯1の外径よりも大きくなっている。
【0031】従って、無電極放電灯1が万一、外れた場
合でも、この半円状の開口部分を通り抜けるのが、規制
される。
【0032】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
第2実施形態の効果に加えて、万一、無電極放電灯1が
筐体3から外れるようなことがあっても、その外れた無
電極放電灯1を、規制部材6により開口部を通り抜ける
のを規制できるので、無電極放電灯1がシールドケース
5内に留まるようになる。
【0033】また、規制部材6が伸縮自在に形成されて
いるから、シールドケース5の大きさとは無関係に、規
制部材6をシールドケース5に固定することができる。
【0034】なお、本実施形態では、規制部材3は、ゴ
ム製であるが、コイルばね等の導電性部材でもよい。
【0035】次に、本発明の第4実施形態を図4に基づ
いて以下に説明する。なお、第3実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第3実施形態と異なるところの
み記す。本実施形態は、基本的には第3実施形態と同様
であるが、さらに、誘導コイル2が、高周波電源回路4
との間を接続するよう巻回部分から遠ざかる方向へ引き
廻されたリード部2aを有し、そのリード部2aが、最
も近接した2本の第2のシールド部材5bとの最短距離
が略等しい構成となっている。
【0036】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
第3実施形態の効果に加えて、誘導コイル2が高周波電
源回路4との間を接続するよう巻回部分から遠ざかる方
向へ引き廻されたリード部2aが、最も近接した2本の
第2のシールド部材5bとの最短距離L2を略等しくし
ているから、無電極放電灯点灯装置を小型化するよう、
シールドケース5を小さくしても、第2のシールド部材
5bと誘導コイル2のリード部2aとの間を、より離す
ことができ、第2のシールド部材5bと誘導コイル2の
リード部2aとの間の浮遊容量を小さくすることができ
るので、始動時及び点灯時における高周波電源回路4の
高周波出力電圧を小さくすることができる。
【0037】次に、本発明の第5実施形態を図5に基づ
いて以下に説明する。なお、第4実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第4実施形態と異なるところの
み記す。本実施形態は、基本的には第4実施形態と同様
であるが、リード部2aと最も近接した2本の第2シー
ルド部材間の間隔が、他の第2のシールド部材5b間の
間隔よりも大きい構成となっている。
【0038】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
リード部2aと最も近接した2本の第2のシールド部材
5b間の間隔が、他の第2のシールド部材5b間の間隔
よりも大きいから、無電極放電灯点灯装置を小型化する
よう、シールドケース5を小さくしても、第2のシール
ド部材5bと誘導コイル2のリード部2aとの間を、よ
り離すことができ、第2のシールド部材5bと誘導コイ
ル2のリード部2aとの間の浮遊容量を小さくすること
ができるので、始動時及び点灯時における高周波電源回
路4の高周波出力電圧を小さくすることができるという
効果をさらに奏することができる。
【0039】次に、本発明の第6実施形態を図6に基づ
いて以下に説明する。なお、第3実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第3実施形態と異なるところの
み記す。本実施形態は、基本的には第3実施形態と同様
であるが、第1のシールド部材5a間の間隔が、第2の
シールド部材5b間の間隔よりも小さい構成となってい
る。
【0040】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
第1のシールド部材5a間の間隔が、第2のシールド部
材5b間の間隔よりも小さいから、第1のシールド部材
5a間の間隔と第2のシールド部材5b間の間隔とが等
しい場合と比較して、第1のシールド部材5a及び第2
のシールド部材5bを少なくとも有したシールドケース
5のうち、誘導コイル2により発生された高周波磁界を
外部に漏洩するのを抑止する効果の少ない第2のシール
ド部材5bを少なくすることができるので、無電極放電
灯1で発生した可視光を妨げ難くなり、無電極放電灯点
灯装置の効率を向上させることができる。
【0041】次に、本発明の第7実施形態を図7に基づ
いて以下に説明する。なお、第6実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第6実施形態と異なるところの
み記す。本実施形態は、基本的には第6実施形態と同様
であるが、第1のシールド部材5aの単位長当たりの抵
抗値が、第2のシールド部材5bの単位長当たりの抵抗
値よりも小さく、また、第2のシールド部材5bの長手
方向に直交する方向への剛性が、第1のシールド部材5
aの周回方向に直交する方向への剛性よりも大きくなる
よう、第2のシールド部材5bを第1のシールド部材5
aよりも太くした構成としている。
【0042】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
誘導コイル2とトランス結合する第1のシールド部材5
aの単位長当たりの抵抗値を、第2のシールド部材5b
の単位長当たりの抵抗値よりも小さくすることにより、
単位長あたりの抵抗値が第1のシールド部材5aと第2
のシールド部材5bとの間で等しい場合よりも、第1の
部材による高周波磁界の損失を低減することができ、無
電極放電灯点灯装置の効率を向上させることができる。
【0043】また、第2のシールド部材5bの長手方向
に直交する方向への剛性が、第1のシールド部材5aの
周回方向に直交する方向への剛性よりも大きいから、第
2のシールド部材5bの長手方向に直交する方向への剛
性が、第1のシールド部材5aの周回方向に直交する方
向への剛性と等しい場合に比較して、第1のシールド部
材5a及び第2のシールド部材5bを少なくとも有した
シールドケース5のうち、誘導コイル2により発生され
た高周波磁界を外部に漏洩するのを抑止する効果の少な
い第2のシールド部材5bを、より少ない部材で構成す
ることができるので、無電極放電灯1で発生した可視光
を妨げ難くなり、無電極放電灯点灯装置の効率を向上さ
せることができる。
【0044】次に、本発明の第8実施形態を図8及び図
9に基づいて以下に説明する。図8は、誘導コイル2の
巻回軸に平行で、かつ、巻回軸を含む仮想面で切断した
正面断面図である。また、図9は、巻回軸に直交する仮
想面で切断した平面断面図である。なお、第7実施形態
と同一の部材には同一の符号を付し、第7実施形態と異
なるところのみ記す。
【0045】本実施形態は、基本的には第7実施形態と
同様であるが、第1のシールド部材5aが、無電極放電
灯1から見たときの投影面の面積を、巻回軸の方向から
見たときの投影面の面積よりも小さくしており、さら
に、第2のシールド部材5bが、無電極放電灯1から見
たときの投影面の面積を、第1のシールド部材5aの周
回方向から見たときの投影面の面積よりも小さくした構
成としている。
【0046】詳しくは、第1のシールド部材5aは、図
8に示すように、断面長方形状に形成されており、巻回
軸に平行な辺の長さL3を、誘導コイル2の半径方向の
辺の長さL4よりも短くすることにより、無電極放電灯
1から見たときの投影面の面積を、巻回軸の方向から見
たときの投影面の面積よりも小さくしている。
【0047】また、第2のシールド部材5bは、図9に
示すように、断面長方形状に形成されており、第1のシ
ールド部材5aの周回方向の辺の長さL5を、誘導コイ
ル2の半径方向の辺の長さL6よりも短くすることによ
り、無電極放電灯1から見たときの投影面の面積を、第
1のシールド部材5aの周回方向から見たときの投影面
の面積よりも小さくした構成としている。
【0048】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
第7実施形態の効果に加えて、第1のシールド部材5a
が、無電極放電灯1から見たときの投影面の面積を巻回
軸の方向から見たときの投影面の面積よりも小さくして
いるから、断面積を増やすことにより周方向に沿った単
位長当たりの抵抗値を低減させても、無電極放電灯1に
より発生された可視光を妨げ難くなり、無電極放電灯点
灯装置の効率を向上させることができる。
【0049】また、第2のシールド部材5bが、無電極
放電灯1から見たときの投影面の面積を第1のシールド
部材5aの周回方向から見たときの投影面の面積よりも
小さくしているから、断面積を増やすことにより長手方
向に直交する方向の剛性を大きくする場合に、より少な
い部材で、長手方向に直交する方向の剛性を大きくする
ことができるので、無電極放電灯1により発生された可
視光を妨げ難くなり、無電極放電灯点灯装置の効率を向
上させることができる。
【0050】次に、本発明の第9実施形態を図10に基
づいて以下に説明する。なお、第6実施形態と同一の部
材には同一の符号を付し、第6実施形態と異なるところ
のみ記す。本実施形態は、基本的には第6実施形態と同
様であるが、前記無電極放電灯の始動時における高周波
電磁界の消費を、前記無電極放電灯の点灯時における高
周波電磁界の消費よりも少なくし得る構成としている。
【0051】このものは、閉じることにより第1のシー
ルド部材5aを導通ループとし得るスイッチ7と、光を
検出したときに閉じるよう制御する制御回路8を有して
いる。このものは、点灯後に光が検出されて、制御回路
8がスイッチ7を閉じたとき、第1のシールド部材5a
が、無電極放電灯1の点灯時に導電ループとされること
により、無電極放電灯1の始動時における高周波電磁界
の消費を、点灯時より少なくする構成としている。
【0052】かかる無電極放電灯点灯装置にあっては、
一般にはプラズマが発生していないために誘導コイル2
とシールドケース5との間のトランス結合が強くなって
高周波電磁界の消費が多くなってしまう始動時に、点灯
時よりも高周波電磁界の消費を少なくし得るようにして
いるから、始動し難くなるというような無電極放電灯1
の始動時に与える影響を低減することができる。
【0053】また、第1のシールド部材5aは、点灯時
には、導通ループとなるので、点灯中のノイズを少なく
することができる。
【0054】なお、本実施形態では、第1のシールド部
材5aが、無電極放電灯1の点灯時に導電ループされる
ことにより、無電極放電灯1の始動時における高周波電
磁界の消費を、点灯時より少なくする構成としている
が、第1のシールド部材5aを、光が照射されることに
より抵抗値が増大する材料製としたり、又は、加熱され
ることにより抵抗値が増大する材料製として、無電極放
電灯1の始動時における周回方向の抵抗値を、点灯時の
抵抗値よりも小さくすることにより、無電極放電灯1の
始動時における高周波電磁界の消費を、点灯時より少な
くする構成としても、同様の効果を奏することができ
る。
【0055】また、本実施形態では、第1のシールド部
材5aが、無電極放電灯1の点灯時に導電ループされる
ことにより、無電極放電灯1の始動時における高周波電
磁界の消費を、点灯時より少なくする構成としている
が、第1のシールド部材5aを、バイメタルや形状記憶
合金等により構成し、無電極放電灯1が点灯して発熱す
るとともに、無電極放電灯1との距離を小さくするよう
にして、無電極放電灯1の始動時における無電極放電灯
1との距離を、点灯時の無電極放電灯1との距離よりも
大きくすることにより、無電極放電灯1の始動時におけ
る高周波電磁界の消費を、点灯時より少なくする構成と
しても、同様の効果を奏することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の無電極放電灯点灯装置
は、誘導コイルの巻回軸に略直交する直交面上に配設さ
れ導電性を有した環状の第1のシールド部材及びその第
1のシールド部材と交わるよう誘導コイルの巻回軸と略
平行に配設された第2のシールド部材を少なくとも有し
たメッシュ状のシールドケースのうち、誘導コイルによ
り発生された高周波電磁界の消費に関連する部分である
第1のシールド部材を、第2のシールド部材より外側に
配設しているから、シールドケースを小さくしても、第
2のシールド部材の厚み相当分だけ、誘導コイルから離
すことができ、を高周波電磁界が消費され難くなる。
【0057】請求項2記載の無電極放電灯点灯装置は、
誘導コイルの巻回部分における巻回軸に沿った両端部で
は、第1のシールド部材との間の最短距離が略等しいか
ら、シールドケースと誘導コイルとの間を、より離すこ
とができ、高周波電磁界が消費され難くなるという請求
項1記載の無電極放電灯点灯装置の効果をさらに奏する
ことができる。
【0058】請求項3記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1又は請求項2のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置の効果に加えて、シールドケースを、巻回軸に
沿った先端部に開口部を有した略円筒状とすることによ
り、高周波電磁界が極力消費されないように、開口部を
大きく確保することができ、また、万一、無電極放電灯
が筐体から外れるようなことがあっても、その外れた無
電極放電灯を、規制部材により開口部を通り抜けるのを
規制できるので、無電極放電灯がシールドケース内に留
まるようになる。
【0059】請求項4記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項3記載の無電極放電灯点灯装置の効果に加えて、
規制部材が伸縮自在に形成されてなるから、シールドケ
ースの大きさとは無関係に、規制部材をシールドケース
に固定することができる。
【0060】請求項5記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置の効果に加えて、誘導コイルが高周波電源回路
との間を接続するよう巻回部分から遠ざかる方向へ引き
廻されたリード部が、最も近接した2本の第2のシール
ド部材との最短距離を略等しくしているから、無電極放
電灯点灯装置を小型化するよう、シールドケースを小さ
くしても、第2のシールド部材と誘導コイルのリード部
との間を、より離すことができ、第2のシールド部材と
誘導コイルのリード部との間の浮遊容量を小さくするこ
とができるので、始動時及び点灯時における高周波電源
回路の高周波出力電圧を小さくすることができる。
【0061】請求項6記載の無電極放電灯点灯装置は、
リード部と最も近接した2本の第2のシールド部材間の
間隔が、他の第2のシールド部材間の間隔よりも大きい
から、無電極放電灯点灯装置を小型化するよう、シール
ドケースを小さくしても、第2のシールド部材と誘導コ
イルのリード部との間を、より離すことができ、第2の
シールド部材と誘導コイルのリード部との間の浮遊容量
を小さくすることができるので、始動時及び点灯時にお
ける高周波電源回路の高周波出力電圧を小さくすること
ができるという請求項5記載の無電極放電灯点灯装置の
効果をさらに奏することができる。
【0062】請求項7記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項6記載の無電極放電灯点灯装置の効
果に加えて、第1のシールド部材間の間隔が、第2のシ
ールド部材間の間隔よりも小さいから、第1のシールド
部材間の間隔と第2のシールド部材間の間隔とが等しい
場合と比較して、第1のシールド部材及び第2のシール
ド部材を少なくとも有したシールドケースのうち、誘導
コイルにより発生された高周波磁界を外部に漏洩するの
を抑止する効果の少ない第2のシールド部材を少なくす
ることができるので、無電極放電灯で発生した可視光を
妨げ難くなり、無電極放電灯点灯装置の効率を向上させ
ることができる。
【0063】請求項8記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置の効果に加えて、誘導コイルとトランス結合す
る第1のシールド部材の単位長当たりの抵抗値を、第2
のシールド部材の単位長当たりの抵抗値よりも小さくす
ることにより、単位長あたりの抵抗値が第1のシールド
部材と第2のシールド部材との間で等しい場合よりも、
第1の部材による高周波磁界の損失を低減することがで
き、無電極放電灯点灯装置の効率を向上させることがで
きる。
【0064】請求項9記載の無電極放電灯点灯装置は、
請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の無電極放電灯
点灯装置の効果に加えて、第2のシールド部材の長手方
向に直交する方向への剛性が、第1のシールド部材の周
回方向に直交する方向への剛性よりも大きいから、第2
のシールド部材の長手方向に直交する方向への剛性が、
第1のシールド部材の周回方向に直交する方向への剛性
と等しい場合に比較して、第1のシールド部材及び第2
のシールド部材を少なくとも有したシールドケースのう
ち、誘導コイルにより発生された高周波磁界を外部に漏
洩するのを抑止する効果の少ない第2のシールド部材
を、より少ない部材で構成することができるので、無電
極放電灯で発生した可視光を妨げ難くなり、無電極放電
灯点灯装置の効率を向上させることができる。
【0065】請求項10記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の無電極放
電灯点灯装置の効果に加えて、第1のシールド部材が、
無電極放電灯から見たときの投影面の面積を巻回軸の方
向から見たときの投影面の面積よりも小さくしているか
ら、断面積を増やすことにより周方向に沿った単位長当
たりの抵抗値を低減させても、無電極放電灯により発生
された可視光を妨げ難くなり、無電極放電灯点灯装置の
効率を向上させることができる。
【0066】請求項11記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の無電極
放電灯点灯装置の効果に加えて、第2のシールド部材
が、無電極放電灯から見たときの投影面の面積を第1の
シールド部材の周回方向から見たときの投影面の面積よ
りも小さくしているから、断面積を増やすことにより長
手方向に直交する方向の剛性を大きくする場合に、より
少ない部材で、長手方向に直交する方向の剛性を大きく
することができるので、無電極放電灯により発生された
可視光を妨げ難くなり、無電極放電灯点灯装置の効率を
向上させることができる。
【0067】請求項12記載の無電極放電灯点灯装置
は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の無電極
放電灯点灯装置の効果に加えて、一般にはプラズマが発
生していないために誘導コイルとシールドケースとの間
のトランス結合が強くなって高周波電磁界の消費が多く
なってしまう始動時に、点灯時よりも高周波電磁界の消
費を少なくし得るようにしているから、無電極放電灯の
始動時に与える影響を低減することができる。
【0068】請求項13記載の無電極放電灯点灯装置
は、無電極放電灯の始動時に、点灯時よりも、第1のシ
ールド部材の周回方向の抵抗値を小さくすることによ
り、始動時における高周波電磁界の消費を小さくするこ
とができ、無電極放電灯の始動時に与える影響を低減す
ることができるという請求項12記載の無電極放電灯点
灯装置の効果を奏することができる。
【0069】請求項14記載の無電極放電灯点灯装置
は、第1のシールド部材を、無電極放電灯が始動してか
ら導電ループとすることにより、始動時における高周波
電磁界の消費を小さくすることができ、無電極放電灯の
始動時に与える影響を低減することができるという請求
項12記載の無電極放電灯点灯装置の効果を奏すること
ができる。
【0070】請求項15記載の無電極放電灯点灯装置
は、無電極放電灯の始動時における第1のシールド部材
と無電極放電灯との距離を、無電極放電灯の点灯時より
も大きくすることにより、始動時における高周波電磁界
の消費を小さくすることができ、無電極放電灯の始動時
に与える影響を低減することができるという請求項12
記載の無電極放電灯点灯装置の効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の正面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の正面断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態の上面図である。
【図4】本発明の第4実施形態の正面図である。
【図5】本発明の第5実施形態の正面図である。
【図6】本発明の第6実施形態の正面図である。
【図7】本発明の第7実施形態の正面図である。
【図8】本発明の第8実施形態の正面断面図である。
【図9】同上の平面断面図である。
【図10】本発明の第9実施形態の正面図である。
【図11】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 無電極放電灯 2 誘導コイル 2a リード部 3 筐体 4 高周波電源回路 5 シールドケース 5a 第1のシールド部材 5b 第2のシールド部材 6 規制部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無
    電極放電灯と、無電極放電灯に高周波電力を供給する高
    周波電源回路と、無電極放電灯の外側に巻回され高周波
    電源回路に接続して無電極放電灯に高周波磁界を発生さ
    せる誘導コイルと、高周波電源回路を収納する筐体と、
    誘導コイルの巻回軸に略直交する直交面上に配設された
    環状の第1のシールド部材及びその第1のシールド部材
    と交わるよう誘導コイルの巻回軸と略平行に配設された
    第2のシールド部材を少なくとも含み導電性を有するメ
    ッシュ状のシールドケースと、を備えた無電極放電灯点
    灯装置において、 前記第1のシールド部材は、前記第2のシールド部材よ
    りも前記誘導コイルから離して配設されたことを特徴と
    する無電極放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記誘導コイルの巻回部分における前記
    巻回軸に沿った両端部は、前記第1のシールド部材との
    間の最短距離が略等しい請求項1記載の無電極放電灯点
    灯装置。
  3. 【請求項3】 前記シールドケースは、前記第1のシー
    ルド部材及び前記第2のシールド部材により、前記巻回
    軸に沿った先端部に開口部を有した略円筒状をなし、そ
    の開口部は、前記巻回軸の方向から見たときに、前記無
    電極放電灯が通り抜けるのを規制するよう設けられた規
    制部材により分割された請求項1又は請求項2のいずれ
    かに記載の無電極放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記規制部材は、伸縮自在に形成されて
    なる請求項3記載の無電極放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記誘導コイルは、前記高周波電源回路
    との間を接続するよう巻回部分から遠ざかる方向へ引き
    廻されたリード部を有し、そのリード部は、最も近接し
    た2本の前記第2のシールド部材との最短距離が略等し
    い請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無電極放電
    灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記リード部と最も近接した2本の前記
    第2のシールド部材間の間隔は、他の前記第2のシール
    ド部材間の間隔よりも大きい請求項5記載の無電極放電
    灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のシールド部材間の間隔は、前
    記第2のシールド部材間の間隔よりも小さい請求項1乃
    至請求項6記載の無電極放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のシールド部材の単位長当たり
    の抵抗値は、前記第2のシールド部材の単位長当たりの
    抵抗値よりも小さい請求項1乃至請求項7のいずれかに
    記載の無電極放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のシールド部材の長手方向に直
    交する方向への剛性は、前記第1のシールド部材の周回
    方向に直交する方向への剛性よりも大きい請求項1乃至
    請求項8のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のシールド部材は、前記無電
    極放電灯から見たときの投影面の面積が前記巻回軸の方
    向から見たときの投影面の面積よりも小さい請求項1乃
    至請求項9のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のシールド部材は、前記無電
    極放電灯から見たときの投影面の面積が前記第1のシー
    ルド部材の周回方向から見たときの投影面の面積よりも
    小さい請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の無電
    極放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】 前記無電極放電灯の始動時における高
    周波電磁界の消費を、前記無電極放電灯の点灯時におけ
    る高周波電磁界の消費よりも少なくし得る請求項1乃至
    請求項11記載の無電極放電灯点灯装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のシールド部材は、前記無電
    極放電灯の始動時における周回方向の抵抗値が点灯時よ
    りも小さい請求項12記載の無電極放電灯点灯装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のシールド部材は、前記無電
    極放電灯の点灯時に導電ループとする請求項12記載の
    無電極放電灯点灯装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のシールド部材は、前記無電
    極放電灯の始動時における前記無電極放電灯との距離が
    点灯時よりも大きい請求項12記載の無電極放電灯点灯
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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