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JP2002069818A - 紡績針(丸針)を用いた不織布の開繊装置 - Google Patents

紡績針(丸針)を用いた不織布の開繊装置

Info

Publication number
JP2002069818A
JP2002069818A JP2000269488A JP2000269488A JP2002069818A JP 2002069818 A JP2002069818 A JP 2002069818A JP 2000269488 A JP2000269488 A JP 2000269488A JP 2000269488 A JP2000269488 A JP 2000269488A JP 2002069818 A JP2002069818 A JP 2002069818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
spinning
nonwoven fabric
needles
round
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000269488A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Kurata
吉晴 倉田
Teruo Unno
照夫 海野
Masahiro Nakagawa
雅弘 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakagawa Seisakusho Co Ltd filed Critical Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Priority to JP2000269488A priority Critical patent/JP2002069818A/ja
Publication of JP2002069818A publication Critical patent/JP2002069818A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/66Disintegrating fibre-containing textile articles to obtain fibres for re-use

Landscapes

  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不織布でこれまで単に廃棄処分されていた使
用済み製品、切断残、製造および加工工程での不良品の
リサイクルのために本発明は考案されたものである。紡
績針(丸針)を用いてこれまでの再生リサイクル方法よ
り容易且つ安価に、そしてこれまでの開繊機より繊維切
断を抑え、再度不織布の原材料として利用するための有
効繊維長を確保することが本発明の目的である。 【解決手段】 本発明は使用済み、切断残、製造工程、
加工工程においてこれまで廃棄されてきた不織布の再生
のために紡績針(丸針)を装備した開繊機を用いる。こ
れにより再び不織布を製造するために必要な最低有効長
3mmを確保することが可能となる。また、開繊を行うに
あたって紡績針(丸針)付回転ドラムと紡績針(丸針)
付補助板を使用するが、その際、紡績針(丸針)付補助
板の位置を調整可能にすることによって回転ドラムと補
助板との隙間ゲージを変更可能にし、開繊率の向上が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紡績針を打ち込んだ
回転ドラムと紡績針を打ち込んだ補助板を用いて、繊維
切断を抑えながら不織布を機械的に開繊する開繊装置及
びその開繊方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の似た技術としては、不織布をはじ
めとした布状の繊維を開繊、反毛しているためにメタリ
ックワイヤーを巻きつけた回転ドラムを利用した技術が
ある。また、使用済みや切断残、不良品の不織布を加熱
して溶解し、再生リサイクルする技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のメタリックワイ
ヤーを用いた不織布の開繊方法では、不織布を構成する
化学繊維への接触面の形状の不適合、針長の短さによる
繊維への食い込みの不十分さから繊維長を維持しながら
開繊できず、繊維を切断してしまうのが現状である。メ
タリックワイヤーにて切断されてしまった短繊維では不
織布の再生に必要な有効繊維長を満たさないものになっ
てしまうという問題があった。
【0004】また、紡績針(丸針)付回転ドラムと紡績
針(丸針)付補助板との隙間ゲージが原料投入口から排
出口まで均一であると、投入口付近より開繊されていっ
た原料の厚みは徐々に隙間ゲージより薄くなってしま
う。その後、加工後不織布排出口付近の紡績針(丸針)
付回転ドラムと紡績針(丸針)付補助板では殆ど開繊さ
れないという問題が起こった。
【0005】加熱溶解して不織布を製造するための糸の
再生リサイクルする技術を用いる場合では、大掛かりで
高価な加熱溶解炉および糸製造装置、そして高純度の原
材料が必要となる。切断残や不良品のみが対象であれば
純度からみて再生リサイクルも可能であるが、使用済み
の不織布を加えることによって純度が大幅に低下する。
これによって糸への再生リサイクルが困難になる。
【0006】本発明は大掛かりな装置を必要とせず、安
価に、使用済みおよび切断残や不良品としてこれまで廃
棄されてきた不織布を再生することを目的としている。
さらに機械的に開繊する場合でも繊維切断を極力抑え、
不織布へ再生可能な有効繊維長を効率よく確保すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の不織布をリサイクル可能な状態に開繊する
方法においては、繊維を直接開繊する機構に紡績針(丸
針)を用いる。メタリックワイヤーに較べ、紡績針(丸
針)は繊維に接触したときの衝撃が少なく、繊維切断を
起こしにくい効果がある。これは繊維に対するメタリッ
クワイヤーの接触面が直線及び鋭角なのに対して、紡績
針(丸針)は球面であるためである。また、針長がメタ
リックワイヤーに対して長く確保できるため、メタリッ
クワイヤーのように不織布の開繊において、複雑に絡み
合った繊維の一部分のみを引っ掛けて切断してしまうこ
とが少なくなる。
【0008】また、位置調整可能な紡績針(丸針)付補
助板と紡績針(丸針)付回転ドラムの隙間ゲージを加工
用不織布投入口から加工後不織布排出口へ向けて徐々に
狭めてゆくことによって、投入後の原料厚みが低下して
いっても、加工後不織布排出口付近まで効率よく開繊し
てゆく事ができる。
【0009】
【実施例】本発明に沿い、紡績針を装備した開繊機を用
いて不織布を開繊した。不織布を構成する原材料で6mm
あった繊維を、この開繊機によって3mm以上の状態で回
収することに成功した。
【0010】また、原料投入口付近のみならず、加工後
不織布排出口付近でも紡績針(丸針)付回転ドラムと隙
間ゲージを狭めるため位置調整を行った紡績針(丸針)
付補助板によって継続して開繊することが出来た。
【0011】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
きわめて容易且つ安価に不織布を繊維状に開繊でき、ま
た不織布へのリサイクルに必要な有効繊維長を確保でき
る。これにより環境科学上および産業上の利益は計り知
れない。現在問題になっている産業廃棄物処理場の増設
問題にも好影響を及ぼす。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本機械の断面図である。
【図2】紡績針(丸針)付回転ドラム及び位置調整可能な
紡績針(丸針)付補助板部分の拡大図である。
【図3】紡績針(丸針)植針部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 紡績針(丸針)付回転ドラム 2 位置調整可能な紡績針(丸針)付補助板 3 加工前の不織布 投入口 4 加工後の不織布 排出口 5 不織布 材料送りロール 6 開繊後の不織布回収ブラシ 7 回転ドラム駆動用モーター 8 紡績針(丸針)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績針(丸針)付回転ドラムと位置調整
    可能な紡績針(丸針)付開繊補助板を用いて、機械的に
    不織布を開繊する装置およびその方法。
  2. 【請求項2】 位置調整可能な紡績針(丸針)付補助板
    と紡績針(丸針)付回転ドラムとの隙間ゲージを調整
    し、加工後不織布排出口に近づくにつれてその隙間ゲー
    ジを徐々に狭くしてゆくこと(偏芯)によって、機械的
    に不織布の開繊率を高めてゆく方法。
JP2000269488A 2000-09-06 2000-09-06 紡績針(丸針)を用いた不織布の開繊装置 Pending JP2002069818A (ja)

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JP2000269488A JP2002069818A (ja) 2000-09-06 2000-09-06 紡績針(丸針)を用いた不織布の開繊装置

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Family

ID=18756085

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012255229A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Toyota Boshoku Corp 繊維加工品積層体の開繊装置
KR101523969B1 (ko) * 2013-10-21 2015-05-29 주식회사 해나라 폐로프의 필라멘트 형성장치
CN110453317A (zh) * 2019-09-11 2019-11-15 常熟市伟成非织造成套设备有限公司 工作辊梳棉式废纤维边角料开松机
CN110923856A (zh) * 2019-12-24 2020-03-27 大连隆田科技有限公司 一种预氧毡开松机

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224