JP2002065841A - 皮膚貼付用粘着剤組成物、および皮膚貼付用粘着テープもしくはシート - Google Patents
皮膚貼付用粘着剤組成物、および皮膚貼付用粘着テープもしくはシートInfo
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Abstract
シング材として好適に使用することができ、医療衛生分
野やスポーツ分野、美容健康分野などの外用用途に最適
に用いることができる皮膚貼付用粘着剤組成物、および
皮膚貼付用粘着テープもしくはシートを提供する。特に
耐水接着性に優れたものである。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸アルキルエステル4
0〜80重量%、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単
量体10〜60重量%、カルボキシル基含有エチレン性
不飽和単量体 1〜10重量%を含む単量体混合物から得
られるアクリル系共重合体100重量部に、室温で液状
またはペースト状のカルボン酸エステル20〜120重
量部を含有する粘着剤組成物である。カルボン酸エステ
ルとしては、飽和脂肪酸のグリセリンエステルが好まし
く、カプリル酸やカプリン酸、2−エチルヘキサン酸の
ような飽和脂肪酸のトリグリセリドを用いることが最も
好ましい。基材フィルムの少なくとも片面に、上記粘着
剤組成物を層状に形成することによって、皮膚貼付用粘
着テープやシートを作製する。
Description
用途に使用される皮膚貼付用粘着剤組成物およびこれを
用いた皮膚貼付用粘着テープもしくはシートに関するも
のであり、詳しくは救急絆創膏や巻絆、パッド付き大型
絆創膏、ドレッシング材などに好適に使用されるもので
ある。
着テープもしくはシートは、通常、基材フィルムの片面
に粘着剤層を設けてなるものであり、該粘着剤層を介し
て適用すべき皮膚面に貼着使用される。
に用いる粘着剤は、一般にゴム系粘着剤とアクリル系粘
着剤に大別される。
ム、スチレン/イソプレン/スチレン系ゴムなどのゴム
成分に、粘着付与剤や軟化剤などを配合して粘着剤組成
物としており、皮膚面に対して優れた接着力を有するも
のである。しかしながら、この粘着剤は通常、疎水性が
高く、透湿性が低いので、貼付中に皮膚面からの発汗な
どによって皮膚面が蒸れて皮膚刺激を生起したり、夏場
や入浴時などの多量の発汗時には皮膚接着力が急激に低
下する恐れがある。
リル酸アルキルエステルを主成分単量体とし、これに共
重合性の各種単量体を共重合させることによって、目的
に応じた特性をバランス良く有する粘着剤を調製するこ
とが可能であり、粘着特性の制御が比較的容易なもので
ある。ところが、アクリル系粘着剤は粘着剤組成物に親
水性を付与したり、高透湿性を付与したりすることが比
較的容易である反面、ゴム系粘着剤のような皮膚面に対
する接着性を強接着にすることが難しく、また、上記ゴ
ム系粘着剤のように夏場や入浴時の発汗に対する皮膚接
着力の低下の問題を解決するまでに至っていないのが実
情である。
着剤およびそれを用いた粘着テープもしくはシートは、
比較的乾燥した皮膚面に対しては優れた接着力を有する
が、皮膚面からの発汗によって接着力が著しく低下する
ことを免れず、発汗に対しても満足できる皮膚接着性を
維持できるものが得られていないのが実情である。
の問題点を解決するためになされたものであって、夏場
やスポーツ時、入浴時などの皮膚面からの発汗が多い環
境下でも実用的に充分な皮膚接着性を維持することがで
き、しかも数日間にわたる皮膚貼付でも剥がれやずれが
ほとんど生じることがない皮膚貼付用粘着テープもしく
はシートを得るべく検討を重ねた結果、特定の組成から
なるアクリル系共重合体に、特定のカルボン酸エステル
を含有させ、不溶分の量を特定の範囲に調整してなる粘
着剤組成物を用いることによって、上記問題点を解決で
きることを見い出し、本発明を完成するに至った。
タ)アクリル酸アルキルエステル40〜80重量%、ア
ルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体10〜60重量
%、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体1〜1
0重量%を含む単量体混合物から得られるアクリル系共
重合体100重量部と、室温で液状またはペースト状の
カルボン酸エステル20〜120重量部を含有する粘着
剤組成物であり、アクリル系共重合体の30〜80重量
%が不溶化していることを特徴とする皮膚貼付用粘着剤
組成物を提供するものである。
とも片面に、直接的もしくは間接的に請求項1〜4の何
れか1項に記載の皮膚貼付用粘着剤組成物を層状に形成
してなる皮膚貼付用粘着テープもしくはシートを提供す
るものである。
に用いる単量体混合物は、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルと、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単量体
と、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体とを必
須成分として含有するものである。
は、粘着剤組成物および粘着剤層に粘着性、皮膚接着性
を付与する成分であり、特にアルキル基の炭素数が2以
上、特に6〜15の長鎖アルキルエステルを用いると効
果的である。また、(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルは、皮膚に対する刺激性が比較的少なく、長期間の使
用によっても粘着性の低下が起こりにくいという利点を
有するものである。
ステルの具体例としては、アクリル酸またはメタクリル
酸のエチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステ
ル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエ
ステル、オクチルエステル、ノニルエステル、デシルエ
ステル、ドデシルエステルなどを一種もしくは二種以上
併用して用いることができる。なお、これらのアルキル
エステル鎖は直鎖であっても、分岐鎖であってもよいこ
とは云うまでもない。
は、後述する各種エチレン性不飽和単量体と共重合する
ことによって粘着剤組成物となるが、本発明においては
40〜80重量%、好ましくは50〜70重量%の範囲
で共重合することが望ましい。(メタ)アクリル酸アル
キルエステルの共重合量が40重量%に満たない場合に
は、得られたアクリル系共重合体に充分な皮膚接着性が
付与されず、また、80重量%を超える量の共重合量で
は凝集力の低下が見られ、皮膚面からの剥離除去時に糊
残り現象を生じることがある。
ステルと共重合するアルコキシ基含有エチレン性不飽和
単量体は、得られる粘着剤組成物や粘着剤層に親水性を
与えて水蒸気透過性と吸湿性を付与する成分であり、本
発明の効果を発揮するうえで重要な成分である。従っ
て、最終的に得られるアクリル系共重合体中10〜60
重量%、好ましくは20〜50重量%の範囲で共重合す
ることが望ましい。共重合量が10重量%に満たない場
合には、本発明の効果を発揮するための親水性の付与や
発汗時の皮膚接着性の維持に対して充分な効果を得るこ
とが難しく、また、60重量%を超える共重合量では、
粘着剤としての皮膚接着性が低下して実用的な接着力を
維持することが難しくなるのである。
は、メトキシポリエチレングリコールアクリレート、エ
トキシジエチレングリコールアクリレート、ブトキシジ
エチレングリコールアクリレート、メトキシエチルアク
リレート、エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチ
ルアクリレートなどの炭素数が1〜4のアルコキシ基を
有するアルコキシアルキルアクリレートを用いることが
好ましい。
チレン性不飽和単量体と共にカルボキシル基含有エチレ
ン性不飽和単量体を共重合する。つまり、該カルボキシ
ル基含有エチレン性不飽和単量体を共重合することによ
って、架橋処理する際の反応点を確保できると共に、得
られるアクリル系共重合体の凝集力が向上するので、粘
着剤組成物を調製する上では重要な単量体となる。しか
しながら、この単量体は多量に共重合すると凝集力の向
上は期待できるが、皮膚刺激性が次第に強くなる。従っ
て、本発明ではカルボキシル基含有エチレン性不飽和単
量体を共重合する場合、1〜10重量%、好ましくは3
〜8重量%程度の共重合比率とすることが望ましい。
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマ
ール酸、(無水)マレイン酸などが挙げられる。これら
のうち、共重合性や取扱性などの点で好ましい単量体と
しては、アクリル酸やメタクリル酸が挙げられる。
に含有させる共重合体としては、上記各単量体の混合物
を必須成分として得られる共重合体を用いることができ
るが、親水性の付与などの各種改質を行うための改質用
単量体として、スチレンや酢酸ビニル、N−ビニル−2
−ピロリドン、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2
−ヒドロキシプロピルアクリレートなどの単量体を必要
に応じて適宜共重合してもよいものである。
アクリル系共重合体は、ガラス転移温度が250°K以
下とすることが好ましい。つまり、ガラス転移温度を2
50°K以下にすることによって、皮膚貼付用粘着テー
プやシートとして重要な皮膚接着力を充分に発現するよ
うになるのである。
量を100万以下、好ましくは50万〜90万程度に調
整することが望ましい。つまり、本発明のアクリル系共
重合体は、相溶させるカルボン酸エステルによって可塑
化されても充分な凝集性を発揮させるために、架橋処理
などを施して不溶分を30〜80重量%の範囲調整する
必要があるが、アクリル系共重合体の重量平均分子量が
大きすぎると、粘着剤組成物から粘着剤層を形成させた
場合に、粘着剤層の内部凝集力が高まり過ぎて皮膚接着
力不足に陥る場合がある。従って、本発明では用いるア
クリル系共重合体の重量平均分子量を100万以下に調
整しておくことが望ましいのである。
方法としては、溶液重合や乳化重合、懸濁重合など特に
限定されるものではなく、過酸化物系化合物やアゾ系化
合物のような通常のラジカル重合開始剤を用いたラジカ
ル重合によって共重合することができる。
アクリル系共重合体100重量部に対して、20〜12
0重量部のカルボン酸エステルを含有するものである。
本発明に用いるカルボン酸エステルは、室温下で液状ま
たはペースト状の性状を示すものであって、粘着剤組成
物とした場合に接着性が許容できない範囲まで低下する
ために、ロウ状などの固形状のものを用いることはでき
ない。
記アクリル系共重合体と相溶させることによって、粘着
剤層にした場合に、微小変形領域での弾性率を低下させ
ることができ、貼付する皮膚面の凹凸に対する粘着剤層
表面の密着性(濡れ性)を向上させて、良好な皮膚接着
性を発揮させることができ、さらに優れた耐汗接着性を
発揮させるのである。この理由は明らかではないが、発
汗時において皮膚面と粘着剤層との界面の水分が、界面
活性剤的に作用するカルボン酸エステルによって粘着剤
層内に吸収され、さらに吸収された水分によって粘着剤
層の透湿度も向上するようになり、結果的に発汗時にお
いても皮膚接着性を維持することができると推定され
る。
しては、前記アクリル系共重合体に親和性、相溶性を示
すと共に、発汗時の水分に対しても親和性を示すもので
あって、具体的には、ミリスチン酸エチル、ミリスチン
酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリ
ン酸ブチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラウリン
酸ヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジ
エチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オ
クチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、
2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸イ
ソセチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、コハク酸
ジオクチルなどの一価アルコールを用いたカルボン酸エ
ステルや、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプ
リン酸プロピレングリコール、ジイソステアリン酸プロ
ピレングリコール、モノカプリル酸グリセリル、トリカ
プリル酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセ
リル、トリカプリン酸グリセリル、トリラウリン酸グリ
セリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリオレイ
ン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロ
ールプロパンなどの二価以上の多価アルコールを用いた
カルボン酸エステルを用いることができる。
化を防止するという点から不飽和二重結合を有さない飽
和脂肪酸を用い、皮膚への刺激性の小ささや経済性の点
からグリセリンエステルとすることが望ましい。従っ
て、飽和脂肪酸としては、カプリル酸やカプリン酸、2
−エチルヘキサン酸などの飽和脂肪酸と、一価もしくは
多価アルコールとのエステル化物を用いることが好まし
く、最も好ましくはカプリル酸トリグリセリルや、カプ
リン酸トリグリセリル、2−エチルヘキサン酸トリグリ
セリルを用いることが望ましい。
飽和結合を有するものを用いた場合、大気中の酸素によ
って酸化劣化して物性変化を起こし、所望の特性を発揮
しない恐れがあるので、このような場合には自体公知の
酸化防止剤を粘着剤層中に配合しておくことが好ましい
ものである。
種以上を前記アクリル系共重合体に配合するが、その配
合量はアクリル系重合体100重量部に対して、エステ
ル化物の総量が20〜120重量部、好ましくは30〜
100重量部の範囲になるように調製する。カルボン酸
エステルの配合量が20重量部に満たない場合には、貼
付する皮膚面の発汗時に皮膚接着性の低下が大きく、本
発明の目的とする効果を得ることが難しく、また、12
0重量部を超える配合量では、カルボン酸エステルが粘
着剤層からブルームして、発汗時でなくても皮膚接着性
が低下する恐れがあり好ましくない。
分を有するものであるが、本発明ではアクリル系共重合
体はその30〜80重量%、好ましくは35〜70重量
%が不溶化していることを特徴とする。本発明において
「不溶化」とは、有機溶剤に溶解しないという意味であ
るが、具体的にはトルエンに溶解しないという意味であ
る。また、不溶化率は、乾燥したサンプルをトルエン中
に常温で7日間浸漬し、平均孔径0.2μmのポリテト
ラフルオロエチレン膜(日東電工社製、NTF膜)にて
不溶分を濾別、乾燥して浸漬前の乾燥サンプル重量との
比率で算出した値である。
%に満たない場合は、形成した粘着剤層の内部凝集力が
不充分となって、皮膚面への貼付中にずれを生じたり、
皮膚面から剥離したときに皮膚面に粘着剤が残留する、
所謂糊残り現象を生じる恐れがある。一方、不溶化率が
80重量%を超える場合には、皮膚接着性が極端に低下
し、貼付使用中に端部剥がれや、剥離脱落現象を生じる
恐れがある。
る方法として、一般的に架橋処理を施す方法を採用する
ことができる。架橋処理としては、有機過酸化物やイソ
シアネート化合物、有機金属塩、金属アルコラート、金
属キレート、エポキシ化合物、一級アミノ化合物などの
架橋剤を用いた化学的架橋や、電離性放射線を照射して
なる物理的架橋を行うことができ、これらのうち、架橋
度合いの調整のし易さや配合しやすさ、ポットライフの
点から、金属キレートや金属アルコラート、多官能性イ
ソシアネートを用いた化学的架橋処理や電離性放射線照
射による物理的架橋処理を施すことが好ましい。
構成からなるものであるが、必要に応じてグリセリンや
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールな
どの多価アルコールに代表される可塑剤や、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸架橋体、ポリビニルピロリドンに
代表される水溶性もしくは吸水性の樹脂、ロジン系樹
脂、テルペン系樹脂、石油系樹脂に代表される粘着性付
与樹脂、各種軟化剤、各種充填剤、顔料などの各種添加
剤を配合してもよい。
剤組成物は、基材フィルムの片面に直接的もしくは間接
的に層状に形成して皮膚貼付用粘着テープやシートとす
ることができる。ここで「間接的」とは、粘着剤層を基
材フィルム上に直接接触させるのではなく、例えば、粘
着剤層との投錨性を向上させるために、基材フィルムの
表面に下塗り剤を塗布して粘着剤層を形成する方法など
を意味するものである。
ートを構成する基材フィルムは、粘着剤層を指示するも
のであれば特に限定されるものではないが、粘着テープ
やシートとして皮膚面に貼付した場合の皮膚面の蒸れの
防止や発汗時の皮膚接着性の低下の防止を著しく改善さ
せるためには、透湿性を有する基材フィルムを用いるこ
とが好ましい。
ーテルウレタンやポリエステルウレタンなどのウレタン
系ポリマー、ポリエーテルポリアミドブロックポリマー
などのアミド系ポリマー、ポリアクリレートなどのアク
リル系ポリマー、ポリエチレンやポリプロピレン、エチ
レン/酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン系ポリ
マー、ポリエーテルポリエステルなどのポリエステル系
ポリマーなどの材料から得ることができる。また、これ
らの基材フィルムは皮膚面への貼付時にムレや白化など
を生じないようにするために、水蒸気透過性を有する材
質から選択することが好ましく、例えばウレタン系やア
ミド系のフィルムを用いることが好適である。なお、基
材フィルムは上記材料のうちの何れか一種からなるもの
であってもよいし、任意の材料からなるフィルムを複数
枚積層した積層フィルムであってもよい。
に、違和感を生じないようにするために、その厚みを1
0〜100μm、好ましくは20〜40μm程度にする
ことがよい。また、皮膚面に貼付した際の皮膚追従性を
良好にするためには、引張強度を100〜900kg/
cm2 、100%モジュラスを10〜100kg/cm
2 程度に調整することが好ましい。この範囲に調整した
基材フィルムを用いると、関節部位のような動きの大き
い皮膚面に貼付した際に効果的である。上記基材フィル
ムは無孔フィルムだけでなく、水蒸気透過性であって非
透水性である多孔性フィルムを用いることも、貼付中の
ムレの防止の点から効果的である。このようなフィルム
の場合には、材質には特に制限はされず、公知の多孔化
技術を施すことによって簡単に得ることができる。無孔
性フィルムの場合にはフィルム厚が大きくなるほど水蒸
気透過性は低下する傾向が顕著に現れるが、多孔性フィ
ルムの場合には厚みに比例して水蒸気透過性の低下が顕
著に現れないので有用である。
絆創膏や大型絆創膏、ドレッシング材、ドレープ材など
に好適に用いることができるが、その用途に応じて、例
えば厚みが比較的大きいとされる絆創膏(厚みは通常、
100μm程度)には多孔性フィルムを用いることが好
適である。多孔性フィルムに好適な基材フィルムとして
は、ポリオレフィン系樹脂からなる多孔質プラスチック
フィルムが好適であり、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの樹脂を用
いることができる。特に、線状低密度ポリエチレン樹脂
を使用することが、生産性や加工性の点から好ましいも
のである。線状低密度ポリエチレン樹脂とは、エチレン
とα−オレフィンとの共重合体であり、α−オレフィン
としては、ブテンやヘキセン、オクテンなどが挙げられ
る。
に形成される粘着剤層は、厚みを10〜80μm程度と
することが好ましい。厚みが10μmに満たない場合に
は、皮膚に貼付する際に充分な皮膚接着性を発揮できな
い場合があり、また、80μmを超えた厚みでは、粘着
テープやシート全体として充分な水蒸気透過性を得るこ
とができないので耐汗性を付与しがたく、また、長期間
の貼付で皮膚刺激性を発現する場合がある。
くはシートは、水蒸気透過性を有することが好ましく、
貼付材全体としての透湿度は300g/m2 ・24h・
40℃・30%R.H.以上、好ましくは300〜24
00g/m2 ・24h・40℃・30%R.H.、さら
に好ましくは800〜2400g/m2 ・24h・40
℃・30%R.H.の範囲に設定する。人の皮膚面に貼
付材を貼付した場合、個人差や貼付部位によっても異な
るが、最低限300g/m2 ・24h・40℃・30%
R.H.の透湿度を有するようにしないと、発汗量が多
い部位などに貼付した場合には、充分な透湿性を発揮で
きずムレの原因となってしまうからである。
は上記構成からなるものであるが、通常、粘着剤層の露
出表面には、表面にシリコーン処理などの剥離処理を施
した剥離シートを仮着しておくことが一般的である。
のような構成からなるので、皮膚に対して刺激性が少な
く、長期間の貼付に対して有用である。特に、皮膚面の
発汗による水分放散に対しても皮膚接着力の著しい低下
を招くことがなく、優れた耐汗接着性を有するので、夏
場やスポーツ時、入浴時の貼付使用においても不都合が
生じないという効果を発揮するものである。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の応
用が可能である。なお、以下の文中で「部」とあるのは
「重量部」を意味し、「%」とあるのは「重量%」を意
味する。
部、2−メトキシエチルアクリレート30部、アクリル
酸5部からなる単量体混合物を、トルエン80部に均一
に溶解混合し、重合開始剤としてのアゾビスイソブチロ
ニトリル0.3部を添加して共重合反応を行い、アクリ
ル系共重合体を得た。
リル酸トリグリセリル60部、架橋剤として三官能性イ
ソシアネート化合物(日本ポリウレタン社製、コロネー
トHL)0.1部をトルエン溶媒中で混合し、これを片
面にシリコーン処理を施した剥離シートの処理面に、乾
燥後の厚みが40μmとなるように塗布し、110℃で
3分間加熱乾燥して架橋された皮膚貼付用粘着剤層を形
成した。
エステル系不織布(デュポン社製、ソンタラ8010)
を貼付圧着し、さらに、60℃で72時間熟成して、本
発明の皮膚貼付用粘着シートを作製した。
0部とした以外は、実施例1と同様にして本発明の皮膚
貼付用粘着シートを作製した。
00部とし、架橋剤としての三官能性イソシアネート化
合物の量を0.14部とした以外は、実施例1と同様に
して本発明の皮膚貼付用粘着シートを作製した。
ル酸トリグリセリルを配合しない以外は、実施例1と同
様にして皮膚貼付用粘着シートを作製した。
キシルアクリレート92部、アクリル酸8部からなる単
量体混合物を共重合して得られた共重合体とし、架橋剤
としての三官能性イソシアネート化合物の量を0.11
部とした以外は、実施例1と同様にして皮膚貼付用粘着
シートを作製した。
キシルアクリレート70部、2−メトキシエチルアクリ
レート30部からなる単量体混合物を共重合して得られ
た共重合体とし、架橋剤を配合しなかった以外は、実施
例1と同様にして皮膚貼付用粘着シートを作製した。
ル酸トリグリセリル60部を、ポリエチレングリコール
(分子量400)に代え、架橋剤としての三官能性イソ
シアネート化合物の量を0.16部とした以外は、実施
例1と同様にして皮膚貼付用粘着シートを作製した。
ート化合物の量を0.05部に代えた以外は、実施例1
と同様にして皮膚貼付用粘着シートを作製した。
ート化合物の量を0.40部に代えた以外は、実施例1
と同様にして皮膚貼付用粘着シートを作製した。
チレン含量15%)30部、液状ポリイソプレン30
部、β−ピネン系重合体(軟化点115℃)40部をト
ルエン中で均一に混合し、これを実施例1と同様に片面
にシリコーン処理を施した剥離シートの処理面に塗布、
乾燥して皮膚貼付用粘着シートを作製した。
5部とした以外は、実施例1と同様にして皮膚貼付用粘
着シートを作製した。
40部とし、架橋剤としての三官能性イソシアネート化
合物の量を0.12部とした以外は、実施例1と同様に
して皮膚貼付用粘着シートを作製した。
を、ミリスチン酸イソプロピル50部に代え、架橋剤と
しての三官能性イソシアネート化合物の量を0.12部
とした以外は、実施例1と同様にして本発明の皮膚貼付
用粘着シートを作製した。
ト70部、2−エトキシエチルアクリレート25部、ア
クリル酸5部に代えた以外は、実施例1と同様にして本
発明の皮膚貼付用粘着シートを作製した。
皮膚貼付用粘着シートについて、以下の試験を行い、そ
の結果を表1に示した。
を所定量(約0.2g)採取し、これを秤量して重量
(W1)を求めた。次いで、この粘着剤をトルエン中に
常温下で7日間浸漬し、可溶分を抽出した。不溶分(残
渣)をポリテトラフルオロエチレン膜(平均孔径0.2
μm、日東電工社製、NTF膜)にて濾別、乾燥し、秤
量して重量(W2)を求めた。不溶分の比率(ゲル分
率)を、以下の式にて算出した。
m、高さ40mmのガラス製容器に入れ、直径50mm
の円形に裁断した皮膚貼付用粘着シートを粘着剤層を下
向きにして容器の口に貼付、固定した。粘着シートを貼
付した容器全体の重量(W4)を測定したのち、これを
40℃、相対湿度30%R.H.の恒温恒湿機中に入
れ、24時間放置後の重量(W4)を測定した。透湿度
を、以下の式にて算出した。
×0.02×π)
30%R.H.の恒温恒湿条件の試験室で、30分以上
安静にしたボランティアの背中に、20mm×60mm
の矩形状に裁断した皮膚貼付用粘着シートを、2kgの
ローラーで1往復して圧着貼付し、20分経過したの
ち、速度300mm/分の引き剥し速度で180度方向
に粘着シートを剥離し、その際の剥離抵抗応力を皮膚接
着力(常態)とした。
度30%R.H.の恒温恒湿条件の試験室で、30分以
上安静にしたボランティアの背中に、20mm×60m
mの矩形状に裁断した皮膚貼付用粘着シートを、2kg
のローラーで1往復して圧着貼付し、さらに、粘着シー
トの貼付部位全体をポリエステルフィルム(透湿度10
g/m・24h・40℃・30%R.H.以下)で密封
し、6時間経過したのち、ポリエステルフィルムを除去
し、速度300mm/分の引き剥し速度で180度方向
に粘着シートを剥離し、その際の剥離抵抗応力を皮膚接
着力(発汗時)とした。
よび発汗時の皮膚接着力測定をした後の皮膚面を目視観
察し、皮膚面上への糊残りの有無を以下の判断基準にて
判定した。 ○:皮膚面上に糊残りは見られない。 △:皮膚面上の一部に糊残りが見られた。 ×:糊残りが全面に見られた。
力試験に行ったのち、皮膚面を目視観察し、以下の判断
基準にて皮膚面の浸軟の程度を判定した。 ○:浸軟は認められ巣、周囲の皮膚と同じ状態である。 △:僅かに白くふやけており、周囲の皮膚との差が認め
られる。 ×:明らかに白く浸軟している。
例品は比較例品に比べて、常態での皮膚接着力と発汗時
の皮膚接着力の差が少なく、耐汗接着性に優れた粘着シ
ートである。また、実施例品は剥離時の糊残りもなく、
皮膚の浸軟を生じないものである。
Claims (7)
- 【請求項1】 (メタ)アクリル酸アルキルエステル4
0〜80重量%、アルコキシ基含有エチレン性不飽和単
量体10〜60重量%、カルボキシル基含有エチレン性
不飽和単量体1〜10重量%を含む単量体混合物から得
られるアクリル系共重合体100重量部と、室温で液状
またはペースト状のカルボン酸エステル20〜120重
量部を含有する粘着剤組成物であり、アクリル系共重合
体の30〜80重量%が不溶化していることを特徴とす
る皮膚貼付用粘着剤組成物。 - 【請求項2】 カルボン酸エステルが、飽和脂肪酸のグ
リセリンエステルである請求項1記載の皮膚貼付用粘着
剤組成物。 - 【請求項3】 飽和脂肪酸がカプリル酸、カプリン酸、
2−エチルヘキサン酸の何れかである請求項2記載の皮
膚貼付用粘着剤組成物。 - 【請求項4】 グリセリンエステルがトリグリセリンエ
ステルである請求項2または3記載の皮膚貼付用粘着剤
組成物。 - 【請求項5】 基材フィルムの少なくとも片面に、直接
的もしくは間接的に請求項1〜4の何れか1項に記載の
皮膚貼付用粘着剤組成物を層状に形成してなる皮膚貼付
用粘着テープもしくはシート。 - 【請求項6】 基材フィルムが、透湿性を有する基材フ
ィルムである請求項5記載の皮膚貼付用粘着テープもし
くはシート。 - 【請求項7】 全体の透湿度が、300〜2400g/
m2 ・24h・40℃・30%R.H.である請求項5
または6記載の皮膚貼付用粘着テープもしくはシート。
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