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JP2002065718A - 保冷材および保冷材の製造方法 - Google Patents

保冷材および保冷材の製造方法

Info

Publication number
JP2002065718A
JP2002065718A JP2000267624A JP2000267624A JP2002065718A JP 2002065718 A JP2002065718 A JP 2002065718A JP 2000267624 A JP2000267624 A JP 2000267624A JP 2000267624 A JP2000267624 A JP 2000267624A JP 2002065718 A JP2002065718 A JP 2002065718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
nonwoven fabric
film
resin
thermoplastic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000267624A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Doi
正人 土井
Shuichi Goto
修一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Unitech Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Unitech Co Ltd filed Critical Idemitsu Unitech Co Ltd
Priority to JP2000267624A priority Critical patent/JP2002065718A/ja
Publication of JP2002065718A publication Critical patent/JP2002065718A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】柔軟性を有するため使用場所に応じて変形させ
ることができるとともに、保管、運搬時にかさばらない
保冷材を提供すること。 【解決手段】透水性基布30と複数の凸部20Aを有す
る熱可塑性樹脂フィルム20とを積層して形成される空
隙部20Bに、高分子吸水性樹脂20Cが封入されてな
る保冷材10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保冷材および保冷
材の製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来から、水、不凍液、ゲル化剤等を混合
した冷却剤を樹脂シートで包んだ冷却枕等の保冷材がよ
く使われている。このような保冷材は、通常、冷凍庫で
冷却剤を固化させた状態で使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
保冷材は内部に大量に含まれる冷却剤を固化させるた
め、保冷材自体が固く、柔軟性に欠けるという問題があ
る。しかも、冷却剤がほぼ全体に亘って封入されてお
り、それが固化するために、折り曲げる等を行い変形さ
せて使用することは困難であり、使用する箇所、方法、
冷却面等が限定されるという問題もある。さらに冷却剤
を固化させる前は、多少の柔軟性があるものの、小さく
折り畳めるほどではないため、保管、運搬等に有る程度
のスペースが必要になるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、柔軟性を有するため使用
場所に応じて変形させることができるとともに、保管、
運搬時にかさばらない保冷材および保冷材の製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保冷材は、
透水性基布と複数の凸部を有する熱可塑性樹脂フィルム
とを積層して形成される空隙部に、高分子吸水性樹脂が
封入されてなることを特徴とする。本発明における透水
性基布としては、種々の織布、不織布等を用いることが
できるが、製造コスト等の点を考慮すると不織布を採用
することが好ましい。
【0006】不織布としては、特に制限はなく、各種製
造方法によって製造される不織布であり、例えば、スパ
ンボンド不織布、スパンレース不織布、熱風ガード不織
布、熱エンボスガード不織布、メルトブロー不織布など
の公知の不織布が挙げられる。これらの中でも、強度、
生産性等から長繊維であるスパンボンド不織布や、特殊
機能を有するメルトブロー不織布、これら複数からなる
多層不織布が挙げられる。
【0007】不織布に用いられる熱可塑性樹脂として
は、ポリオレフィン系樹脂が挙げられる。ここで、ポリ
オレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、エチレンと
炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合体が好まし
い。共重合体としては、直鎖状低密度ポリエチレン(L
LDPE、以下LLとも略す)や、高圧法LDPE等が
挙げられる。
【0008】ポリオレフィン系樹脂以外の熱可塑性樹脂
からなる不織布としては、ポリエステル系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、好ましくは融点が150℃以上、より好ま
しくは融点が150〜300℃のものが挙げられる。こ
こで、ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメ
チレンテレフタレート、ポリナフタレンテレフタレート
等のホモポリエステル、およびこれらを主成分単位とし
て他の成分を共重合したコポリエステル、さらには、こ
れらの混合ポリエステルを挙げることができる。
【0009】ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6
(ポリカプロラクタミド)、ナイロン6,6(ポリヘキ
サメチレンアジポアミド)、ナイロン6,10(ポリヘ
キサメチレンセバカミド)、ナイロン11(ポリウンデ
カンアミド)、ナイロン7(ポリ−ω−アミノヘプタン
酸)、ナイロン9(ポリ−ω−アミノノナン酸)、ナイ
ロン12(ポリラウリンアミド)などが挙げられる。中
でも、ナイロン6、ナイロン6,6が好ましく用いられ
る。
【0010】使用する不織布としては、一種類の熱可塑
性樹脂単独からなる不織布であってもよく、二種以上の
熱可塑性樹脂からなる複合繊維不織布であってもよい。
これらの複合繊維不織布としては、鞘成分としてポリオ
レフィン系樹脂、芯成分としてポリアミド系樹脂、ポリ
エステル系樹脂等の鞘成分樹脂よりも高融点の樹脂から
なる芯−鞘構造の複合繊維、または通常、繊維の50質
量%以上がポリオレフィン系樹脂で、残りが他の樹脂で
あるサイドバイサイド構造の複合繊維とすることもでき
る。なお、芯−鞘構造繊維、サイドバイサイド構造複合
繊維としては、ポリオレフィン系樹脂の中から、異なる
二種のポリオレフィン系樹脂を組み合わせたものであっ
てもよい。
【0011】不織布の繊維径としては、特に限定される
ものではないが、例えば、1〜50μmが好ましく、5
〜40μmがより好ましい。また、不織布の目付量とし
ては、特に限定されるものではないが、通常5〜200
g/m2、好ましくは15〜150g/m2である。この
範囲の目付量とすることで、十分な透水性および強度を
確保することができる。なお、スパンボンド不織布/メ
ルトブロー不織布/スパンボンド不織布の3層積層不織
布の場合には、その目付量は、7〜25g/m2が好ま
しく、より好ましくは、12〜17g/m2である。
【0012】不織布の透水性としては、JIS A−1
218に準拠して求めた透水係数が1.0×10-2cm
/s以上であることが好ましく、この値以上の透水性と
することで、速やかに水が不織布を透過して、高分子吸
収性樹脂を膨潤させることができる。
【0013】また、熱可塑性樹脂フィルムを構成する熱
可塑性樹脂としては、耐水性および低温での機械的強度
に優れるものが好ましく、具体的には、安全で衛生面に
優れ、かつ、地球環境に優しいポリオレフィン系樹脂が
好ましい。ポリオレフィン系樹脂としては、種々のポリ
エチレン、ポリプロピレンを採用できるが、保冷材の強
度等を考慮すると、ポリエチレンを採用することが好ま
しい。
【0014】高分子吸水性樹脂は、その組成からデンプ
ン系、セルロース系、合成ポリマー系の3種に大別され
るが、本発明においては、これらのいずれを用いること
もできる。ここで、デンプン系およびセルロース系とし
ては、それぞれグラフト重合系とカルボキシメチル化系
とが挙げられる。一方、合成ポリマー系としては、ポリ
アクリル酸系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリル
アミド系、ポリオキシエチレン系等が挙げられる。これ
らのうち、デンプングラフト重合系またはポリアクリル
酸系のものを用いることが好ましい。また、樹脂の形態
としては、粉末状、繊維状、フィルム状等種々のものを
採用することができる。
【0015】このような高分子吸水性樹脂の吸水原理
は、以下に示す通りである。すなわち、多数の親水性基
を持った吸収性樹脂が水と接触すると、水に溶けようと
して広がり始めるとともに、樹脂内部のイオン濃度が外
部の水よりも高いことによって生じる浸透圧により樹脂
内部に水が吸収される。続いて、親水基のマイナスイオ
ン同士が互いに反発しあい、さらに広がりが助長され
る。ここで、吸水性樹脂は三次元架橋構造を有している
ため、ある程度広がるとそれ以上は広がらなくなり、網
を広げたような状態で止まり、この高分子の編み目の一
つ一つに水が閉じこめられて吸水力が生じる。
【0016】さらに、空隙部は、複数個形成されていれ
ば、その数には、特に制限はないが、保冷効果を高める
ためには、できるだけ多く形成されていることが好まし
い。また、空隙部の大きさ、形状等は、用途等に応じて
任意に設定することができる。
【0017】本発明の保冷材を使用するに当たっては、
まず、保冷材を水に浸すことにより、透水性基布を通過
した水が、空隙部内の吸水性樹脂に吸収され、樹脂を膨
潤させる。続いて、水に浸した保冷材を冷凍庫等で冷却
することで、吸水性樹脂に吸収された水が凍結する。こ
れを冷却したい部位に当てて使用することとなる。ま
た、使用の際には、空隙部以外の部分を切断し、適当な
大きさにして使用することもでき、冷却したい部位の形
態に合わせて変形させて使用することもできる。
【0018】本発明によれば、透水性基布と複数の凸部
を有する熱可塑性樹脂フィルムとを積層して形成される
空隙部に、高分子吸水性樹脂が封入されてなる保冷材で
ある。したがって、全面に亘って冷却剤が封入される従
来の保冷材と比べて柔軟性に富むため、使用前は、容易
にロール状に丸めることができる。また、透水性基布と
熱可塑性樹脂フィルムとが密着した部分(空隙部のない
部分)から、容易に折り畳むことができるため、保管、
運搬等の際にかさばることがない。
【0019】さらに、使用の際にも、空隙部の形成され
ていない部分からは、容易に折り曲げることができ、保
冷材全体として柔軟性を保っているため、使用部位の形
態に応じて変形させて使用することが可能となる。すな
わち、一方の面からの平面的な冷却ではなく、変形させ
て被冷却物を包みこむことで、周囲全体から効率的な冷
却、保冷を行うことが可能となる。
【0020】以上において、前記高分子吸水性樹脂の封
入率は、特に制限はなく、高分子吸水性樹脂の膨潤率と
空隙部の容積等を考慮して適宜選択できる。具体的に
は、前記空隙部の体積に対して1%以上であることが好
ましく、5%以上が一層好ましい。ここで、封入率が1
%未満であると、十分な保冷効果が得られないことがあ
る。なお、本発明における封入率とは、高分子吸水性樹
脂の充填量(g)の、空隙部の容積(cm3)に対する
割合のことをいう。
【0021】本発明に係る保冷剤の製造方法は、熱可塑
性樹脂フィルムを加熱するとともに、表面に複数の凹部
が設けられた成形ドラムに巻回して前記凹部で空隙部を
形成した後に、この空隙部内に封入装置を用いて高分子
吸収性樹脂を入れ、続いて、前記熱可塑性樹脂フィルム
と透水性基布とを前記成形ドラム上で熱溶着させること
を特徴とする。
【0022】ここで、熱可塑性樹脂フィルムに空隙部を
形成する際には、例えば、成形ドラムに形成された凹部
内から真空吸引する方法等を採用することができる。ま
た、高分子吸水性樹脂を封入する際には、例えば、先端
部に計量装置が設けられたホッパ等の封入装置を用い
て、フィルムに形成された空隙部に所定量の高分子吸水
性樹脂を封入すればよい。
【0023】さらに、熱可塑性樹脂フィルムを加熱する
際の温度としては、使用するフィルムの材質に応じて適
宜設定すればよいが、ポリオレフィン系樹脂の場合は、
60〜155℃程度に加熱することとなる。そして、熱
可塑性樹脂フィルムと透水性基布とを熱溶着する際の温
度も、樹脂シートおよび基布の材質に応じて適宜設定す
ればよいが、ポリオレフィン系樹脂とLLDPE製の不
織布とを用いた場合には、90〜180℃で熱溶着すれ
ばよい。
【0024】本発明によれば、空隙部の形成、高分子吸
収性樹脂の封入、および透水性基布と熱可塑性樹脂フィ
ルムとの熱溶着の全ての工程を成形ドラム上で行ってい
るから、製造設備を簡易にすることができ、製造コスト
増を抑えることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。 [1]保冷材 図1から図3には、本発明の一実施形態に係る保冷材1
0が示されている。保冷材1は、透水性基布であるPE
T/LLDPE製の不織布30と、この不織布と熱溶着
された複数の凸部20Aを有する熱可塑性樹脂フィルム
であるポリエチレンフィルム(以下、PEフィルムとい
う)20とを備えるとともに、これらの不織布30およ
びPEフィルム20を積層して形成された空隙部20B
に封入された高分子吸収性樹脂20Cとを備えて構成さ
れている。
【0026】ここで、不織布30の目付量は、45g/
2とされ、その透水係数は、1.0×10-2cm/s
以上(JIS A−1218に準拠して求めた値)とさ
れている。また、高分子吸収性樹脂20Cの封入量は、
1g(封入率で約6%)とされている。すなわち、凸部
20Aの具体的な大きさは、図3に示されるように、寸
法A=50mm、寸法B=10mm。寸法C=30mm
であり、その体積は、15cm 3である。したがって、
封入率は、100×(1/15)=6.0%となる。
【0027】[2]保冷材の製造装置および製造方法 図4から図6には、本発明の保冷材の製造方法に用いる
製造装置であるドラム成形機40が示されている。ドラ
ム成形機40は、PEフィルム20に凸部20Aを形成
した後、凸部20A内に高分子吸収性樹脂20Cを封入
し、続いて、PEフィルム20と不織布30とを熱溶着
する装置である。
【0028】ドラム成形機40は、送り装置41から案
内ロール42A、42B、43Bを通って繰り出された
PEフィルム20を加熱する赤外線ヒータ43と、この
PEフィルム20が巻回される凸部20A形成用の成形
ドラム44と、形成された凸部20Aに高分子吸収性樹
脂20Cを封入するための封入装置であるホッパ49
と、別の送り装置45から案内ロール46A、46B、
46Cを通って繰り出された不織布30をPEフィルム
20に熱溶着する加熱ロール47と、以上によって製造
された保冷材10を送り出す搬送手段48と、これら各
部を統括制御するための操作盤55とを備えている。
【0029】成形ドラム44は、軸方向及び周方向に沿
って複数形成された凹部44Aを備えている。凹部44
Aは、図4に示されるように、成形ドラム44の金属製
の外周部分に穿設された貫通孔50の所定深さ位置にシ
リコーン成形品からなる易離型性材としての底面部材5
1を配置することで形成されており、底面部材51が有
する弾性力で貫通孔50内に保持されている。さらに、
図5に示されるように、底面部材51の周縁には複数の
切欠部51Aが形成され、各切欠部51Aによって、成
形ドラム44内と凹部44Aとが連通することにより、
各凹部44Aを成形ドラム44内から真空吸引可能とさ
れている。
【0030】また、成形ドラム44の外周部分は、内蔵
された図示しないヒータによって40〜100℃に加熱
されている。すなわち、この図示しないヒータおよび外
部に配置された前述の赤外線ヒータ43で、PEフィル
ム20を両面から60〜155℃に加熱している。な
お、凹部をドラム内部から吸引するのではなく、凹部に
嵌合する押圧子によって、PEフィルムを凹部内に押し
込んでPEフィルムに凸部を形成してもよい。
【0031】封入装置であるホッパ49は、下方に向か
うに従って縮径する円錐形状に形成されており、上部に
高分子吸収性樹脂20Cを投入する開口部を有するとと
もに、下端部には樹脂を排出する排出口を有している。
高分子吸収性樹脂20Cを排出する排出口には、計量装
置49Aが取り付けられ、吸収性樹脂20Cが所定量ず
つPEフィルム20に形成された凸部20Aに封入され
るようにされている。なお、ホッパ49は、成形ドラム
44において、成形ドラム44の軸方向(図3中紙面に
垂直方向)に並ぶ凹部44Aに対応した数だけ設けられ
ている。
【0032】加熱ロール47は、表面が80〜250℃
まで加熱可能なものであり、この範囲の溶着温度で、不
織布30をPEフィルム20に押圧しながら互いを熱溶
着するように構成されている。搬送手段48は、成形ド
ラム44から剥離した保冷材10を直下に案内する一対
のコンベア48A、48Bと、案内された保冷材10を
水平方向に送り出す受け台48Cとを備えている。ここ
で、一方のコンベア48Bが可倒式になっており、製造
開始時に送り出された保冷材10の先端を各コンベア4
8A、48B間に容易に導入することが可能とされてい
る。
【0033】このような本実施形態では、次のようにし
て保冷材10を製造する。まず、ロール状に巻かれたP
Eフィルム20および不織布30をそれぞれ送り装置4
1、45に装着し、PEフィルム20および不織布30
を成形ドラム44まで案内して巻回される。また、高分
子吸収性樹脂20Cをホッパ49に投入する。
【0034】成形ドラム44に巻回されたPEフィルム
20を、赤外線ヒータ43および40〜100℃とされ
た成形ドラム44自身の外周表面で60〜155℃まで
加熱し、成形可能な状態に軟化させるとともに、成形ド
ラム44内から真空吸引を行ってPEフィルム20に凸
部20Aを形成する。続いて、予めホッパ49に投入し
てある高分子吸収性樹脂20Cを、ホッパ49の先端に
設けられている計量装置49Aにより、所定量ずつ凸部
20A内に封入する。
【0035】この後、PEフィルム20と、これに重ね
られた不織布30とを、80〜155℃に加熱された加
熱ロール47で熱溶着する。そして、熱溶着により一体
となったPEフィルム20および不織布30を成形ドラ
ム44から剥離させて保冷材10を得る。
【0036】[3]保冷材の使用方法 このようにして得られた保冷材10は、次のようにして
使用する。まず、使用部位、用途に応じて、保冷材10
を適当な大きさにカットする。カットした保冷材10
を、水に浸すことで、透水性基布である不織布30を透
過した水が空隙部20B内に封入されている高分子吸収
性樹脂20Cに吸収され、吸収性樹脂20Cが膨潤す
る。水に浸した保冷材10を冷凍庫等に投入し、吸収性
樹脂20Cに吸収された水を凍結させる。これを取り出
して、使用部位に装着して冷却、保冷する。
【0037】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)複数の凸部20Aを有するPEフィルム20と不織
布30とを積層して形成される空隙部20Bに、高分子
吸水性樹脂20Cが封入されてなる保冷材10である。
したがって、全面に亘って冷却剤が封入される従来の保
冷材と比べて柔軟性に富むため、使用前は、容易にロー
ル状に丸めることができる。また、透水性基布と熱可塑
性樹脂フィルムとが密着した部分(空隙部20Bのない
部分)から、容易に折り畳むことができるため、保管、
運搬等の際にかさばることがない。
【0038】さらに、使用の際にも、空隙部20Bの形
成されていない部分からは、容易に折り曲げることがで
き、保冷材10全体として柔軟性を保っているため、使
用部位に応じて変形させて使用することが可能となる。
すなわち、一方の面からの平面的な冷却ではなく、変形
させて被冷却物を包みこむことで、周囲全体から効率的
な冷却、保冷を行うことが可能となる。
【0039】(2)空隙部20B(凸部20A)の形成、
高分子吸収性樹脂20Cの封入、および不織布30とP
Eフィルム20との熱溶着の全ての工程を成形ドラム4
4上で行っているから、製造設備を簡易にすることがで
き、コスト増を抑えることができる。 (3)ドラム成形機40の加熱手段は、赤外線ヒータ43
および成形ドラム44により、PEフィルム20を両面
側から加熱しているため、PEフィルム20を短時間で
適切な成形温度にすることができ、生産性の向上を図る
ことができる。 (4)成形ドラム44の凹部44Aの底面は、シリコーン
成形品である底面部材51で形成されているため、凹部
44A内での凸部20Aの剥離性を一層向上させること
ができ、保冷材10の凸部20Aをより確実に形成でき
る。
【0040】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施形態では、透水性基布としてPET/LLDPE
製の不織布30を用いていたが、これに限定されず、P
P製の不織布を用いてもよく、織布を用いることもでき
る。要するに透水性を有する基布であれば、どのような
ものを用いてもよい。また、熱可塑性樹脂フィルムとし
てPEフィルム20を用いていたが、これに限定され
ず、熱可塑性樹脂フィルムであれば任意のものを採用で
きる。
【0041】前記実施形態では、不織布30の目付量
は、45g/m2とされていたが、これに限定されず、
任意の目付量を採用することができる。また、不織布3
0の透水係数は、1.0×10-2cm/s以上(JIS
A−1218に準拠して求めた値)とされていたが、
これに限定されず、水に浸した際に、水が空隙部内まで
透過して、高分子吸収性樹脂に吸収可能で有れば、その
値は任意である。さらに、高分子吸収性樹脂20Cの封
入量は、1gとされていたが、これに限定されず、吸収
性樹脂の膨潤率、使用する熱可塑性樹脂フィルムの強度
等に応じて適宜設定することができる。
【0042】前記実施形態では、成形ドラム44の凹部
44Aを形成する底面部材51は、シリコーン成形品で
あったが、これに限定されず、金属の基材の表面にフッ
素加工を施したもの等を採用でき、要するに易離型性を
有していれば任意の素材からなるものを採用できる。ま
た、PEフィルム20を両面側から加熱していたが、こ
れに限定されず、例えば、成形ドラムの外周側に設けら
れた赤外線ヒータのみで加熱してもよく、PEフィルム
を加熱して成形可能な状態に軟化させることができれ
ば、その個数や配置位置、加熱箇所等は任意である。さ
らに、ヒータとしても赤外線ヒータに限定されず、一般
的に用いられる他のヒータを用いてもよい。
【0043】さらに、PEフィルム20は単層構造であ
ったが、これに限定されず、2層以上の多層構造を有し
ていてもよい。この際、PEフィルムの両側面に融点差
を設けてもよい。その他、本発明を実施する際の具体的
な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲
内で他の構造、形状等としてもよい。
【0044】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明する。 [実施例1]熱可塑性樹脂フィルムとして、LLDPE
(厚み:60μm)を、不織布としてPETとLLDP
Eの積層不織布(ストラマイティ MN050S、出光
ユニテック(株)製、目付量 50g/m2)を、高分
子吸水性樹脂としてサンフレッシュ ST500D(三
洋化成(株)、吸水倍率400倍)を使用し、前述の実
施形態に示した装置および方法で、保冷剤10を製造し
た。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、透水性基布と複数の凸
部を有する熱可塑性樹脂フィルムとを積層して形成され
る空隙部に、高分子吸水性樹脂が封入されてなる保冷材
である。したがって、全面に亘って冷却剤が封入される
従来の保冷材と比べて柔軟性に富むため、使用前は、容
易にロール状に丸めることができる。また、透水性基布
と熱可塑性樹脂フィルムとが密着した部分(空隙部のな
い部分)から、容易に折り畳むことができるため、保
管、運搬等の際にかさばることがない。
【0046】さらに、使用の際にも、空隙部の形成され
ていない部分からは、容易に折り曲げることができ、保
冷材全体として柔軟性を保っているため、使用部位に応
じて変形させて使用することが可能となる。すなわち、
一方の面からの平面的な冷却ではなく、変形させて被冷
却物を包みこむことで、周囲全体から効率的な冷却、保
冷を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る保冷材を示す平面図
である。
【図2】図1の実施形態における保冷材を示す断面図で
ある。
【図3】図1の実施形態における凸部を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の保冷材の製造方法に用いる製造装置を示
す概略構成図である。
【図5】図4の製造装置の要部拡大断面図である。
【図6】図4の製造装置の構成部材を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10 保冷材 20 熱可塑性樹脂フィルムとしてのポリエチレンフィ
ルム 20A 凸部 20B 空隙部 20C 高分子吸収性樹脂 30 透水性基布としての不織布 40 ドラム成形機 44 成形ドラム 44A 凹部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 67:00 B29K 67:00 B29L 7:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 4C099 AA02 CA03 CA07 CA09 CA11 CA19 GA12 HA02 HA06 JA05 LA02 LA07 LA11 4F211 AA03 AA04 AA08 AA24 AC03 AH81 TA01 TC03 TC05 TC14 TC20 TD11 TH02 TH06 TJ23 TJ29 TN12 TN26 TQ10 TW06 TW15 TW16 4L047 AA14 AA21 AA23 AA27 AA28 AB02 BA09 BB09 CA06 CA19 CB07 CB10 CC16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透水性基布と複数の凸部を有する熱可塑性
    樹脂フィルムとを積層して形成される空隙部に、高分子
    吸水性樹脂が封入されてなることを特徴とする保冷材。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の保冷材において、 前記透水性基布は、不織布であることを特徴とする保冷
    材。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の保冷材において、 前記不織布の目付量は、15〜150g/m2であるこ
    とを特徴とする保冷材。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の保冷材に
    おいて、 前記不織布の透水係数は、1.0×10-2cm/s以上
    であることを特徴とする保冷材。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    保冷材において、 前記熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン系樹脂であること
    を特徴とする保冷材。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかに記載の
    保冷材において、 前記高分子吸水性樹脂の封入率は、前記空隙部の体積に
    対して1%以上であることを特徴とする保冷材。
  7. 【請求項7】熱可塑性樹脂シートを加熱するとともに、
    表面に複数の凹部が設けられた成形ドラムに巻回して前
    記凹部で空隙部を形成した後に、 この空隙部内に封入装置を用いて高分子吸収性樹脂を入
    れ、続いて、前記熱可塑性樹脂フィルムと透水性基布と
    を前記成形ドラム上で熱溶着させることを特徴とする保
    冷材の製造方法。
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