JP2002063762A - データ転送記録装置 - Google Patents
データ転送記録装置Info
- Publication number
- JP2002063762A JP2002063762A JP2000249796A JP2000249796A JP2002063762A JP 2002063762 A JP2002063762 A JP 2002063762A JP 2000249796 A JP2000249796 A JP 2000249796A JP 2000249796 A JP2000249796 A JP 2000249796A JP 2002063762 A JP2002063762 A JP 2002063762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- music data
- data
- music
- recording
- dubbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音楽データのダビング操作時に不要な曲の一
部分の音楽データもダビング記録するが、それの消去を
マニュアル操作なしに自動で行う。 【解決手段】 第2のディスク210に記録されている
音楽データを音楽データ再生手段201、音楽データ記
録手段202を通して第2のディスク211に記録する
際に、音楽データの再生音声209で音楽データの内容
を聴き取ったユーザが記録中止を判断してインターフェ
ース手段204を通してダビング停止信号208を送信
する。ダビング停止信号208を受信したコントローラ
203は音楽データ再生手段201の再生・転送動作、
音楽データ記録手段202の記録動作を停止させると共
に、第2のディスク211に途中まで記録されている音
楽データを消去し、消去に続いて次の曲の音楽データの
再生を開始する。
部分の音楽データもダビング記録するが、それの消去を
マニュアル操作なしに自動で行う。 【解決手段】 第2のディスク210に記録されている
音楽データを音楽データ再生手段201、音楽データ記
録手段202を通して第2のディスク211に記録する
際に、音楽データの再生音声209で音楽データの内容
を聴き取ったユーザが記録中止を判断してインターフェ
ース手段204を通してダビング停止信号208を送信
する。ダビング停止信号208を受信したコントローラ
203は音楽データ再生手段201の再生・転送動作、
音楽データ記録手段202の記録動作を停止させると共
に、第2のディスク211に途中まで記録されている音
楽データを消去し、消去に続いて次の曲の音楽データの
再生を開始する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の記録媒体か
ら第2の記録媒体へと音楽データを転送・記録するデー
タ転送記録装置に関する。
ら第2の記録媒体へと音楽データを転送・記録するデー
タ転送記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽データを記録した記録媒体から再生
装置でデータを読み出し、記録装置へデータを転送し、
そのデータを記録装置で別の記録媒体へ記録するダビン
グ操作は一般的に行われている。現在では、音楽データ
を通常の再生速度以上の速度でダビング操作を行う装置
や、音楽データをデジタル化した後にMPEG(Moving
Picture Experts Group)やATRAC(Adaptive Tran
sform Acoustic Coding)などのような圧縮処理を施し
た圧縮データの形式で記録媒体に記録されたデータを読
み出し、伸長処理を行わずに一方の媒体に記録するダビ
ング方式が提案されている。
装置でデータを読み出し、記録装置へデータを転送し、
そのデータを記録装置で別の記録媒体へ記録するダビン
グ操作は一般的に行われている。現在では、音楽データ
を通常の再生速度以上の速度でダビング操作を行う装置
や、音楽データをデジタル化した後にMPEG(Moving
Picture Experts Group)やATRAC(Adaptive Tran
sform Acoustic Coding)などのような圧縮処理を施し
た圧縮データの形式で記録媒体に記録されたデータを読
み出し、伸長処理を行わずに一方の媒体に記録するダビ
ング方式が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、ダビングを行う
場合には、再生側記録媒体に記録されている曲単位の音
楽データの全てについてダビングを行うか、あるいはダ
ビングを希望する曲をいくつか指定した上でダビングを
行う。例えば、コンパクトディスクからミニディスクへ
ダビングを行う場合、コンパクトディスクに記録されて
いる音楽データの全てについて、あるいはユーザがあら
かじめ選択したいくつかの好みの曲について、ミニディ
スクへのダビング操作を行う。
場合には、再生側記録媒体に記録されている曲単位の音
楽データの全てについてダビングを行うか、あるいはダ
ビングを希望する曲をいくつか指定した上でダビングを
行う。例えば、コンパクトディスクからミニディスクへ
ダビングを行う場合、コンパクトディスクに記録されて
いる音楽データの全てについて、あるいはユーザがあら
かじめ選択したいくつかの好みの曲について、ミニディ
スクへのダビング操作を行う。
【0004】ところで、ダビングを行う場合、ユーザは
ダビングする音楽データの内容を全て知っているとは限
らない。このような場合、ユーザは、ダビング中の再生
音楽を聴くことにより音楽データの内容を確認する。気
に入らない場合には、途中でダビング動作を停止する。
ダビングする音楽データの内容を全て知っているとは限
らない。このような場合、ユーザは、ダビング中の再生
音楽を聴くことにより音楽データの内容を確認する。気
に入らない場合には、途中でダビング動作を停止する。
【0005】しかし、この時点では、途中まで記録した
曲の一部の音楽データが残っているため、その不要な残
った音楽データを消去し、次の曲の音楽データのダビン
グを始めるといった煩雑な操作が必要となる。
曲の一部の音楽データが残っているため、その不要な残
った音楽データを消去し、次の曲の音楽データのダビン
グを始めるといった煩雑な操作が必要となる。
【0006】また、好みの曲とそうでない曲の区別なく
全ての曲について一旦はダビングを行い、そのダビング
が終了したあとで、ミニディスクを再生し、記録した曲
の内容を確認し、必要のない曲を消去するというやり方
もある。
全ての曲について一旦はダビングを行い、そのダビング
が終了したあとで、ミニディスクを再生し、記録した曲
の内容を確認し、必要のない曲を消去するというやり方
もある。
【0007】しかし、この場合は、全曲ダビングのため
に時間がかかるし、あとで不要な曲を探し、それを消去
しなければならないことは、大変に煩わしいものとな
る。
に時間がかかるし、あとで不要な曲を探し、それを消去
しなければならないことは、大変に煩わしいものとな
る。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
創作したものであり、例えば内容の分からない音楽デー
タのダビングを、煩雑な操作なしに短時間で行うことの
可能なデータ転送記録装置を提供することを目的として
いる。
創作したものであり、例えば内容の分からない音楽デー
タのダビングを、煩雑な操作なしに短時間で行うことの
可能なデータ転送記録装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】データ転送記録装置につ
いての本発明は、次のような手段を講じることにより、
上記の課題を解決するものである。すなわち、ダビング
対象全曲をとりあえずは順次に再生しながらダビングす
ることとする。ここで、ダビング対象全曲とは、ユーザ
がとりあえずはダビングの対象とする曲の全体のことを
いう(以下同様)。それは、必ずしも、第1の記録媒体
に記録されている全曲のことであるとは限らない。その
全曲をユーザがとりあえずのダビングの対象とするとき
は、その記録全曲がダビング対象全曲となる。また、第
1の記録媒体に記録されている全曲のうちでタイトル等
をみてダビングを希望する曲をいくつか選択し、また、
必要に応じて転送記録順を指定することもあるが、その
ように選択したいくつかの曲の全体についてもダビング
対象全曲という。
いての本発明は、次のような手段を講じることにより、
上記の課題を解決するものである。すなわち、ダビング
対象全曲をとりあえずは順次に再生しながらダビングす
ることとする。ここで、ダビング対象全曲とは、ユーザ
がとりあえずはダビングの対象とする曲の全体のことを
いう(以下同様)。それは、必ずしも、第1の記録媒体
に記録されている全曲のことであるとは限らない。その
全曲をユーザがとりあえずのダビングの対象とするとき
は、その記録全曲がダビング対象全曲となる。また、第
1の記録媒体に記録されている全曲のうちでタイトル等
をみてダビングを希望する曲をいくつか選択し、また、
必要に応じて転送記録順を指定することもあるが、その
ように選択したいくつかの曲の全体についてもダビング
対象全曲という。
【0010】ダビング対象全曲の順次的な再生により曲
単位でダビングが必要か不要かのモニタを行う。曲単位
でダビングを不要とする操作があると、直ちにダビング
を停止し、途中まで記録された曲単位の音楽データを自
動的に消去し、さらに次の音楽データのダビングを開始
する。
単位でダビングが必要か不要かのモニタを行う。曲単位
でダビングを不要とする操作があると、直ちにダビング
を停止し、途中まで記録された曲単位の音楽データを自
動的に消去し、さらに次の音楽データのダビングを開始
する。
【0011】あるいは、このように曲単位でのその都度
の消去に代えて、とりあえずダビング対象全曲を一括に
ダビング記録し、その最中に曲単位で不要のフラグを立
てておき、一括ダビング記録が終わったあとで、フラグ
を参照して不要音楽データを消去する。
の消去に代えて、とりあえずダビング対象全曲を一括に
ダビング記録し、その最中に曲単位で不要のフラグを立
てておき、一括ダビング記録が終わったあとで、フラグ
を参照して不要音楽データを消去する。
【0012】あるいは、とりあえずのダビング対象全曲
のダビングに代えて、モニタのための再生のみを行い、
その最中に曲単位で不要のフラグを立てておき、一括再
生が終わったあとで、フラグを参照して必要音楽データ
のみを転送・記録する。
のダビングに代えて、モニタのための再生のみを行い、
その最中に曲単位で不要のフラグを立てておき、一括再
生が終わったあとで、フラグを参照して必要音楽データ
のみを転送・記録する。
【0013】いずれにしても、従来技術のような途中ま
で記録されてしまった不要音楽データの消去のためのマ
ニュアル操作および消去後の次の音楽データのダビング
開始のためのマニュアル操作が不要化され、曲単位で不
要音楽データの指摘を行うだけで、あとは自動的な処理
が行われるため、ダビング動作の操作性および効率性を
向上することが可能となる。
で記録されてしまった不要音楽データの消去のためのマ
ニュアル操作および消去後の次の音楽データのダビング
開始のためのマニュアル操作が不要化され、曲単位で不
要音楽データの指摘を行うだけで、あとは自動的な処理
が行われるため、ダビング動作の操作性および効率性を
向上することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本願第1の発明のデータ転送記録
装置は、第1の記録媒体に記録されている音楽データを
再生する音楽データ再生手段と、前記音楽データ再生手
段により再生・転送される前記音楽データを受け取って
第2の記録媒体に記録する音楽データ記録手段とを備え
ていることを前提としている。そして、その前提に加え
て、さらに、次のような要素を備えたことを特徴として
いる。すなわち、次のような機能をもつダビング停止信
号発信手段と動作制御手段とを備えている。
装置は、第1の記録媒体に記録されている音楽データを
再生する音楽データ再生手段と、前記音楽データ再生手
段により再生・転送される前記音楽データを受け取って
第2の記録媒体に記録する音楽データ記録手段とを備え
ていることを前提としている。そして、その前提に加え
て、さらに、次のような要素を備えたことを特徴として
いる。すなわち、次のような機能をもつダビング停止信
号発信手段と動作制御手段とを備えている。
【0015】そのダビング停止信号発信手段とは、前記
音楽データ再生手段の再生・転送動作および前記音楽デ
ータ記録手段の記録動作を停止することを命令するダビ
ング停止信号を発信するものとなっている。
音楽データ再生手段の再生・転送動作および前記音楽デ
ータ記録手段の記録動作を停止することを命令するダビ
ング停止信号を発信するものとなっている。
【0016】また、その動作制御手段とは、前記ダビン
グ停止信号を受信したときに、前記音楽データ再生手段
の前記第1の記録媒体からの再生・転送動作と前記音楽
データ記録手段の前記第2の記録媒体への記録動作とを
自動的に停止し、さらに、前記音楽データ記録手段にお
ける記録動作停止時点までに前記第2の記録媒体に記録
された曲単位の前記音楽データを自動的に消去するよう
に制御するものとなっている。
グ停止信号を受信したときに、前記音楽データ再生手段
の前記第1の記録媒体からの再生・転送動作と前記音楽
データ記録手段の前記第2の記録媒体への記録動作とを
自動的に停止し、さらに、前記音楽データ記録手段にお
ける記録動作停止時点までに前記第2の記録媒体に記録
された曲単位の前記音楽データを自動的に消去するよう
に制御するものとなっている。
【0017】なお、前記のダビング停止信号発信手段
は、後述する具体的な実施の形態におけるインターフェ
ース手段に相当し、動作制御手段は同じくコントローラ
に相当している。
は、後述する具体的な実施の形態におけるインターフェ
ース手段に相当し、動作制御手段は同じくコントローラ
に相当している。
【0018】この第1の発明による作用は次のとおりで
ある。ここでは、ダビング対象全曲をとりあえずは順次
にダビングすることとしている。
ある。ここでは、ダビング対象全曲をとりあえずは順次
にダビングすることとしている。
【0019】ダビング中の再生音楽をモニタしているユ
ーザがダビング不要の曲であるとしてダビング停止の操
作を行ったときには、後述インターフェース手段相当の
ダビング停止信号発信手段は、後述コントローラ相当の
動作制御手段に対してダビング停止信号を発信し、その
ダビング停止信号を受け取った動作制御手段は、音楽デ
ータ再生手段に対してその再生・転送動作を停止する制
御を行うとともに、音楽データ記録手段に対してその記
録動作を停止する制御を行う。そして、引き続いて動作
制御手段は、音楽データ記録手段を制御して、第2の記
録媒体にすでに記録されてしまったその不要な曲の一部
分の音楽データについて、これを自動的に消去する。
ーザがダビング不要の曲であるとしてダビング停止の操
作を行ったときには、後述インターフェース手段相当の
ダビング停止信号発信手段は、後述コントローラ相当の
動作制御手段に対してダビング停止信号を発信し、その
ダビング停止信号を受け取った動作制御手段は、音楽デ
ータ再生手段に対してその再生・転送動作を停止する制
御を行うとともに、音楽データ記録手段に対してその記
録動作を停止する制御を行う。そして、引き続いて動作
制御手段は、音楽データ記録手段を制御して、第2の記
録媒体にすでに記録されてしまったその不要な曲の一部
分の音楽データについて、これを自動的に消去する。
【0020】以上のように、この第1の発明において
は、従来技術とは異なり、ユーザとしては、その途中ま
で記録されてしまった不要な音楽データをあらためてマ
ニュアル操作で消去する必要がなく、したがって、ダビ
ング動作の操作性を向上することが可能となっている。
は、従来技術とは異なり、ユーザとしては、その途中ま
で記録されてしまった不要な音楽データをあらためてマ
ニュアル操作で消去する必要がなく、したがって、ダビ
ング動作の操作性を向上することが可能となっている。
【0021】本願第2の発明のデータ転送記録装置は、
上記の第1の発明において、前記動作制御手段は、前記
曲単位の音楽データの自動的消去を行った後において、
前記音楽データ再生手段による前記第1の記録媒体から
次のダビング対象の音楽データの再生・転送動作と前記
音楽データ記録手段による前記第2の記録媒体への音楽
データの記録動作を自動的に開始するものとして構成さ
れているというものである。
上記の第1の発明において、前記動作制御手段は、前記
曲単位の音楽データの自動的消去を行った後において、
前記音楽データ再生手段による前記第1の記録媒体から
次のダビング対象の音楽データの再生・転送動作と前記
音楽データ記録手段による前記第2の記録媒体への音楽
データの記録動作を自動的に開始するものとして構成さ
れているというものである。
【0022】この第2の発明による作用は次のとおりで
ある。不要音楽データの自動的消去に引き続いて、次の
曲の音楽データのダビング動作を自動的に開始するの
で、従来技術と異なり、ユーザとしては、あらためての
マニュアルによるダビング再開操作を行う必要がなく、
複数の曲の音楽データのダビング動作を自動的に連続的
に行うことができ、ダビング動作の操作性を向上するこ
とが可能となる。
ある。不要音楽データの自動的消去に引き続いて、次の
曲の音楽データのダビング動作を自動的に開始するの
で、従来技術と異なり、ユーザとしては、あらためての
マニュアルによるダビング再開操作を行う必要がなく、
複数の曲の音楽データのダビング動作を自動的に連続的
に行うことができ、ダビング動作の操作性を向上するこ
とが可能となる。
【0023】本願第3の発明のデータ転送記録装置は、
第1の記録媒体に記録されている音楽データを再生する
音楽データ再生手段と、前記音楽データ再生手段により
再生・転送される前記音楽データを受け取って第2の記
録媒体に記録する音楽データ記録手段とを備えているこ
とを前提としている。そして、その前提に加えて、さら
に、次のような要素を備えたことを特徴としている。す
なわち、次のような機能をもつメモリ手段とダビングデ
ータ消去信号発信手段と動作制御手段とを備えている。
第1の記録媒体に記録されている音楽データを再生する
音楽データ再生手段と、前記音楽データ再生手段により
再生・転送される前記音楽データを受け取って第2の記
録媒体に記録する音楽データ記録手段とを備えているこ
とを前提としている。そして、その前提に加えて、さら
に、次のような要素を備えたことを特徴としている。す
なわち、次のような機能をもつメモリ手段とダビングデ
ータ消去信号発信手段と動作制御手段とを備えている。
【0024】そのメモリ手段とは、ダビング対象全曲分
の記憶領域を有するテーブルをもち、ある曲の音楽デー
タの再生・転送中にユーザ操作によってダビングデータ
の消去の指示がなされたときに、その曲に該当する領域
において消去対象であることを記録することにより、ダ
ビング対象全曲内での不要音楽データの一括管理を行う
ものとなっている。
の記憶領域を有するテーブルをもち、ある曲の音楽デー
タの再生・転送中にユーザ操作によってダビングデータ
の消去の指示がなされたときに、その曲に該当する領域
において消去対象であることを記録することにより、ダ
ビング対象全曲内での不要音楽データの一括管理を行う
ものとなっている。
【0025】また、そのダビングデータ消去信号発信手
段とは、前記音楽データ再生手段および音楽データ記録
手段により現在行われている第2の記録媒体へのダビン
グ中の曲の音楽データについて後で消去すべきことを命
令するダビングデータ消去信号を発信するものとなって
いる。
段とは、前記音楽データ再生手段および音楽データ記録
手段により現在行われている第2の記録媒体へのダビン
グ中の曲の音楽データについて後で消去すべきことを命
令するダビングデータ消去信号を発信するものとなって
いる。
【0026】また、その動作制御手段とは、前記音楽デ
ータ再生手段から前記音楽データ記録手段へ音楽データ
が転送されている間に、前記ダビングデータ消去信号発
信手段からのダビングデータ消去信号を受信すると前記
メモリ手段のテーブルにおける該当領域に消去対象であ
ることを記録するとともに、前記ダビング対象全曲のダ
ビングの完了の後に、前記テーブルを参照して消去対象
となっている曲の音楽データを前記第2の記録媒体から
自動的に消去するように制御するものとなっている。
ータ再生手段から前記音楽データ記録手段へ音楽データ
が転送されている間に、前記ダビングデータ消去信号発
信手段からのダビングデータ消去信号を受信すると前記
メモリ手段のテーブルにおける該当領域に消去対象であ
ることを記録するとともに、前記ダビング対象全曲のダ
ビングの完了の後に、前記テーブルを参照して消去対象
となっている曲の音楽データを前記第2の記録媒体から
自動的に消去するように制御するものとなっている。
【0027】なお、前記のダビングデータ消去信号発信
手段は、後述する具体的な実施の形態におけるインター
フェース手段に相当し、動作制御手段は同じくコントロ
ーラに相当している。
手段は、後述する具体的な実施の形態におけるインター
フェース手段に相当し、動作制御手段は同じくコントロ
ーラに相当している。
【0028】この第3の発明による作用は次のとおりで
ある。ダビング対象曲の音楽データの再生音楽をモニタ
しているときに不要音楽データがあっても、ダビング対
象全曲をとりあえずは第2の記録媒体にダビングしてし
まい、その全曲のダビングの完遂後において、テーブル
を参照して第2の記録媒体からあらためて不要音楽デー
タを一括的に消去するようにしたので、第2の発明に比
べて、次のような利点がある。すなわち、第2の発明の
場合には、ダビングの途中において、再生・転送動作お
よび記録動作を一旦中断し、記録されてしまった不要な
曲の一部分の音楽データを第2の記録媒体からその都度
消去し、消去の後に、次の曲の音楽データの再生・転
送、記録を開始するということを繰り返すことになる。
ある。ダビング対象曲の音楽データの再生音楽をモニタ
しているときに不要音楽データがあっても、ダビング対
象全曲をとりあえずは第2の記録媒体にダビングしてし
まい、その全曲のダビングの完遂後において、テーブル
を参照して第2の記録媒体からあらためて不要音楽デー
タを一括的に消去するようにしたので、第2の発明に比
べて、次のような利点がある。すなわち、第2の発明の
場合には、ダビングの途中において、再生・転送動作お
よび記録動作を一旦中断し、記録されてしまった不要な
曲の一部分の音楽データを第2の記録媒体からその都度
消去し、消去の後に、次の曲の音楽データの再生・転
送、記録を開始するということを繰り返すことになる。
【0029】これに対して、この第3の発明の場合に
は、不要な曲の残りの音楽データについてはダビングを
スキップするが、複数のダビング対象曲の音楽データの
再生・転送、記録については次から次へと中断なく連続
的に行うこととし、ダビング対象全曲のダビングが終了
したあとで、第2の記録媒体に記録されてしまった不要
な曲の一部分の音楽データをまとめて消去する。したが
って、音楽データ再生手段の再生・転送動作および音楽
データ記録手段の受信動作、記録動作に滞りがなく、そ
の効率的な駆動によりダビング対象全曲の音楽データの
転送を、その都度消去の場合に比べて、より高速に行う
ことができ、ダビング動作の操作性のさらなる向上とと
もにダビング動作の効率化を図ることができる。
は、不要な曲の残りの音楽データについてはダビングを
スキップするが、複数のダビング対象曲の音楽データの
再生・転送、記録については次から次へと中断なく連続
的に行うこととし、ダビング対象全曲のダビングが終了
したあとで、第2の記録媒体に記録されてしまった不要
な曲の一部分の音楽データをまとめて消去する。したが
って、音楽データ再生手段の再生・転送動作および音楽
データ記録手段の受信動作、記録動作に滞りがなく、そ
の効率的な駆動によりダビング対象全曲の音楽データの
転送を、その都度消去の場合に比べて、より高速に行う
ことができ、ダビング動作の操作性のさらなる向上とと
もにダビング動作の効率化を図ることができる。
【0030】本願第4の発明のデータ転送記録装置は、
第1の記録媒体に記録されている音楽データを再生する
音楽データ再生手段と、前記音楽データ再生手段から転
送される前記音楽データを受け取って第2の記録媒体に
記録する音楽データ記録手段とを備えていることを前提
としている。そして、その前提に加えて、さらに、次の
ような要素を備えたことを特徴としている。すなわち、
メモリ手段とデータ転送禁止信号発信手段と動作制御手
段とを備えている。
第1の記録媒体に記録されている音楽データを再生する
音楽データ再生手段と、前記音楽データ再生手段から転
送される前記音楽データを受け取って第2の記録媒体に
記録する音楽データ記録手段とを備えていることを前提
としている。そして、その前提に加えて、さらに、次の
ような要素を備えたことを特徴としている。すなわち、
メモリ手段とデータ転送禁止信号発信手段と動作制御手
段とを備えている。
【0031】そのメモリ手段とは、ダビング対象全曲分
の記憶領域を有するテーブルをもち、ある曲の音楽デー
タの再生中にユーザ操作によってダビングデータの消去
の指示がなされたときに、その曲に該当する領域におい
て消去対象であることを記録することにより、ダビング
対象全曲内での不要音楽データの一括管理を行うものと
なっている。
の記憶領域を有するテーブルをもち、ある曲の音楽デー
タの再生中にユーザ操作によってダビングデータの消去
の指示がなされたときに、その曲に該当する領域におい
て消去対象であることを記録することにより、ダビング
対象全曲内での不要音楽データの一括管理を行うものと
なっている。
【0032】また、そのデータ転送禁止信号発信手段と
は、前記音楽データ再生手段により現在行われている第
1の記録媒体からの再生中の曲の音楽データについて、
後のデータ転送を禁止すべきことを命令するデータ転送
禁止信号を発信するものとなっている。
は、前記音楽データ再生手段により現在行われている第
1の記録媒体からの再生中の曲の音楽データについて、
後のデータ転送を禁止すべきことを命令するデータ転送
禁止信号を発信するものとなっている。
【0033】また、その動作制御手段とは、前記音楽デ
ータ再生手段から音楽データが再生されている間に、前
記データ転送禁止信号を受信すると前記テーブルにおけ
る該当領域にデータ転送禁止対象であることを記録する
とともに、ダビング対象全曲の再生の完了の後に、前記
テーブルを参照してデータ転送禁止対象以外の曲の音楽
データを前記第1の記録媒体から読み出して前記音楽デ
ータ記録手段へ転送し、前記音楽データ記録手段に対し
て前記第2の記録媒体に記録するように制御するものと
なっている。
ータ再生手段から音楽データが再生されている間に、前
記データ転送禁止信号を受信すると前記テーブルにおけ
る該当領域にデータ転送禁止対象であることを記録する
とともに、ダビング対象全曲の再生の完了の後に、前記
テーブルを参照してデータ転送禁止対象以外の曲の音楽
データを前記第1の記録媒体から読み出して前記音楽デ
ータ記録手段へ転送し、前記音楽データ記録手段に対し
て前記第2の記録媒体に記録するように制御するものと
なっている。
【0034】なお、前記のデータ転送禁止信号発信手段
は、後述する具体的な実施の形態におけるインターフェ
ース手段に相当し、動作制御手段は同じくコントローラ
に相当している。
は、後述する具体的な実施の形態におけるインターフェ
ース手段に相当し、動作制御手段は同じくコントローラ
に相当している。
【0035】この第4の発明による作用は次のとおりで
ある。前段階の再生動作と後段階のデータ転送・記録動
作とに二分している。データ転送・記録を行う前に、あ
らかじめダビング対象全曲を再生し、その再生音楽をユ
ーザがモニタして音楽データの内容を確認し、不要音楽
データについてはデータ転送の禁止のフラグをメモリ手
段のテーブルに立て、ダビング対象全曲の再生動作が終
了してから、テーブルのフラグに基づいてダビング必要
曲のみの音楽データを転送し、記録するようにしてあ
る。上記の第2や第3の発明では、ダビング対象全曲を
ダビング記録することを前提にして、不要音楽データに
ついては途中までのダビング記録にとどめ、あとでその
記録されてしまった不要音楽データを消去することとし
ているが、この第4の発明の場合は、不要音楽データの
ダビング記録は行うことがなく、したがって、不要音楽
データの消去も必要ではなく、必要音楽データのみを転
送・記録するため、全体として、ダビング動作の効率性
を向上することが可能となっている。
ある。前段階の再生動作と後段階のデータ転送・記録動
作とに二分している。データ転送・記録を行う前に、あ
らかじめダビング対象全曲を再生し、その再生音楽をユ
ーザがモニタして音楽データの内容を確認し、不要音楽
データについてはデータ転送の禁止のフラグをメモリ手
段のテーブルに立て、ダビング対象全曲の再生動作が終
了してから、テーブルのフラグに基づいてダビング必要
曲のみの音楽データを転送し、記録するようにしてあ
る。上記の第2や第3の発明では、ダビング対象全曲を
ダビング記録することを前提にして、不要音楽データに
ついては途中までのダビング記録にとどめ、あとでその
記録されてしまった不要音楽データを消去することとし
ているが、この第4の発明の場合は、不要音楽データの
ダビング記録は行うことがなく、したがって、不要音楽
データの消去も必要ではなく、必要音楽データのみを転
送・記録するため、全体として、ダビング動作の効率性
を向上することが可能となっている。
【0036】なお、音声データの転送については、これ
を聴取に適した通常の再生速度と同じ速度で行うのでも
よいが、データ転送および記録動作を聴取に適した通常
の再生速度よりも高速に行うことによってダビング動作
の所要時間を短縮化することができる。
を聴取に適した通常の再生速度と同じ速度で行うのでも
よいが、データ転送および記録動作を聴取に適した通常
の再生速度よりも高速に行うことによってダビング動作
の所要時間を短縮化することができる。
【0037】本願第5の発明のデータ転送記録装置は、
上記の第4の発明において、さらに、前記音楽データ再
生手段により現在行われている第1の記録媒体からの再
生中の曲の音楽データについて、後のデータ転送を許可
すべきことを命令するデータ転送許可信号を発信するデ
ータ転送許可信号発信手段を備えており、前記動作制御
手段は、さらに、前記音楽データ再生手段から音楽デー
タが再生されている間に、前記データ転送許可信号を受
信すると前記テーブルにおける該当領域にデータ転送許
可対象であることを記録するとともに、ダビング対象全
曲の再生の完了の後に、前記テーブルを参照してデータ
転送許可対象のみの曲の音楽データを前記第1の記録媒
体から読み出して前記音楽データ記録手段へ転送し、前
記音楽データ記録手段に対して前記第2の記録媒体に記
録するように制御を行うものとして構成されていること
を特徴としている。
上記の第4の発明において、さらに、前記音楽データ再
生手段により現在行われている第1の記録媒体からの再
生中の曲の音楽データについて、後のデータ転送を許可
すべきことを命令するデータ転送許可信号を発信するデ
ータ転送許可信号発信手段を備えており、前記動作制御
手段は、さらに、前記音楽データ再生手段から音楽デー
タが再生されている間に、前記データ転送許可信号を受
信すると前記テーブルにおける該当領域にデータ転送許
可対象であることを記録するとともに、ダビング対象全
曲の再生の完了の後に、前記テーブルを参照してデータ
転送許可対象のみの曲の音楽データを前記第1の記録媒
体から読み出して前記音楽データ記録手段へ転送し、前
記音楽データ記録手段に対して前記第2の記録媒体に記
録するように制御を行うものとして構成されていること
を特徴としている。
【0038】この第5の発明による作用は次のとおりで
ある。データ転送・記録を行う前に、あらかじめダビン
グ対象全曲を再生し、その再生音楽をユーザがモニタし
て音楽データの内容を確認し、必要音楽データについて
はデータ転送の許可のフラグをメモリ手段のテーブルに
立て、ダビング対象全曲の再生動作が終了してから、テ
ーブルのフラグに基づいてダビング必要曲のみの音楽デ
ータを転送し、記録するようにしてある。上記第4の発
明においては、ある曲の再生中においてデータ転送禁止
信号があると、再生を中止して次の曲の再生へとスキッ
プするため、この不要音楽データの再生に要する時間を
短縮化することができるが、この第5の発明によると、
さらに、ある曲の再生中においてデータ転送許可信号が
あると、再生を中止して次の曲の再生へとスキップする
ため、この必要音楽データの再生に要する時間も短縮化
することができる。すなわち、前段階ではダビング対象
全曲につき再生のみを行い、後段階では必要音楽データ
のみの転送・記録を行うので、再生においては、必要音
楽データであってもその曲の全体を再生する必要はな
く、必要であるとの操作を行ったあとは直ちに次の曲の
再生へと進んでよい。このことにより、ダビング対象全
曲の再生に要するトータルの時間を短縮化することがで
きる。
ある。データ転送・記録を行う前に、あらかじめダビン
グ対象全曲を再生し、その再生音楽をユーザがモニタし
て音楽データの内容を確認し、必要音楽データについて
はデータ転送の許可のフラグをメモリ手段のテーブルに
立て、ダビング対象全曲の再生動作が終了してから、テ
ーブルのフラグに基づいてダビング必要曲のみの音楽デ
ータを転送し、記録するようにしてある。上記第4の発
明においては、ある曲の再生中においてデータ転送禁止
信号があると、再生を中止して次の曲の再生へとスキッ
プするため、この不要音楽データの再生に要する時間を
短縮化することができるが、この第5の発明によると、
さらに、ある曲の再生中においてデータ転送許可信号が
あると、再生を中止して次の曲の再生へとスキップする
ため、この必要音楽データの再生に要する時間も短縮化
することができる。すなわち、前段階ではダビング対象
全曲につき再生のみを行い、後段階では必要音楽データ
のみの転送・記録を行うので、再生においては、必要音
楽データであってもその曲の全体を再生する必要はな
く、必要であるとの操作を行ったあとは直ちに次の曲の
再生へと進んでよい。このことにより、ダビング対象全
曲の再生に要するトータルの時間を短縮化することがで
きる。
【0039】なお、この第5の発明の変形として、上記
第4の発明にいうデータ転送禁止信号発信手段を省略し
て、前記メモリ手段のテーブルには、データ転送禁止の
フラグは立てずにおき、データ転送許可のフラグのみを
立てるようにしてもよい。データ転送禁止のフラグがな
くても、データ転送許可のフラグさえあれば、ダビング
必要曲のみの音楽データのダビング記録が可能である。
第4の発明にいうデータ転送禁止信号発信手段を省略し
て、前記メモリ手段のテーブルには、データ転送禁止の
フラグは立てずにおき、データ転送許可のフラグのみを
立てるようにしてもよい。データ転送禁止のフラグがな
くても、データ転送許可のフラグさえあれば、ダビング
必要曲のみの音楽データのダビング記録が可能である。
【0040】また、前記音楽データの消去に代えて、曲
単位の管理を行うテーブルオブコンテンツのようなアド
レス情報管理テーブルでの更新を行って、実質的な消去
を行うように構成してもよい。
単位の管理を行うテーブルオブコンテンツのようなアド
レス情報管理テーブルでの更新を行って、実質的な消去
を行うように構成してもよい。
【0041】(具体的な実施の形態)以下、本発明にか
かわるデータ転送記録装置の具体的な実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
かわるデータ転送記録装置の具体的な実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0042】(実施の形態1)実施の形態1は、ダビン
グ対象全曲の音楽データの転送・記録中にその音楽デー
タを再生し、ユーザがその再生音楽を聴く(モニタす
る)ことで内容を確認し、不要と思った曲については、
ユーザ操作に基づいて、その音楽データの転送・記録を
自動的に途中で停止し、不要ではあるが記録として残る
こととなった不要な曲の一部分の音楽データを前記の転
送・記録の停止の直後において自動的に消去するもので
ある。
グ対象全曲の音楽データの転送・記録中にその音楽デー
タを再生し、ユーザがその再生音楽を聴く(モニタす
る)ことで内容を確認し、不要と思った曲については、
ユーザ操作に基づいて、その音楽データの転送・記録を
自動的に途中で停止し、不要ではあるが記録として残る
こととなった不要な曲の一部分の音楽データを前記の転
送・記録の停止の直後において自動的に消去するもので
ある。
【0043】以下、図1および図6を用いて実施の形態
1におけるデータ転送記録装置を説明する。図1は本発
明の実施の形態1におけるデータ転送記録装置の構成を
示すブロック図である。図6は実施の形態1におけるデ
ータ転送記録装置のデータ転送およびデータ記録の動作
の説明図である。
1におけるデータ転送記録装置を説明する。図1は本発
明の実施の形態1におけるデータ転送記録装置の構成を
示すブロック図である。図6は実施の形態1におけるデ
ータ転送記録装置のデータ転送およびデータ記録の動作
の説明図である。
【0044】音楽データ再生手段101は、第1のディ
スク110に記録されている音楽データ112を読み出
し、信号処理を施した後の音楽データ105を音楽デー
タ記録手段102へ転送するとともに、ユーザによるモ
ニタのために再生音声109を出力するように構成され
ている。音楽データ記録手段102は、転送されてくる
音楽データ105を受信し、信号処理を施した後の音楽
データ113を第2のディスク111に記録するように
構成されている。
スク110に記録されている音楽データ112を読み出
し、信号処理を施した後の音楽データ105を音楽デー
タ記録手段102へ転送するとともに、ユーザによるモ
ニタのために再生音声109を出力するように構成され
ている。音楽データ記録手段102は、転送されてくる
音楽データ105を受信し、信号処理を施した後の音楽
データ113を第2のディスク111に記録するように
構成されている。
【0045】コントローラ103は、制御信号107に
よって音楽データ再生手段101の再生、停止の制御を
行うとともに、制御信号106によって音楽データ記録
手段102の記録、停止、データ消去の制御を行うよう
に構成されている。インターフェース手段104は、ユ
ーザからのダビング停止の指示によってダビング停止信
号108をコントローラ103に送出するように構成さ
れている。
よって音楽データ再生手段101の再生、停止の制御を
行うとともに、制御信号106によって音楽データ記録
手段102の記録、停止、データ消去の制御を行うよう
に構成されている。インターフェース手段104は、ユ
ーザからのダビング停止の指示によってダビング停止信
号108をコントローラ103に送出するように構成さ
れている。
【0046】第1のディスク110には通常複数の曲の
音楽データが記録されているが、ここでは、一例とし
て、図6に示すように第1の音楽データ601から第7
の音楽データ607までの7曲の音楽データが記録され
ているとする。そして、これら7曲の音楽データをダビ
ング対象全曲とすることとする。
音楽データが記録されているが、ここでは、一例とし
て、図6に示すように第1の音楽データ601から第7
の音楽データ607までの7曲の音楽データが記録され
ているとする。そして、これら7曲の音楽データをダビ
ング対象全曲とすることとする。
【0047】音楽データ再生手段101は、第1のディ
スク110から第1の音楽データ601を再生し、再生
音声109を出力しながら、音楽データ記録手段102
に転送し、音楽データ記録手段102は受け取った音楽
データを第1の音楽データ608として第2のディスク
111に記録している。この場合、ユーザは、この第1
の音楽データ601の再生音声109を聴いて、そのダ
ビングをよしとし、特別な操作は行わない。したがっ
て、その1番目の1曲全体の音楽データが第2のディス
ク111にダビングされることになる。
スク110から第1の音楽データ601を再生し、再生
音声109を出力しながら、音楽データ記録手段102
に転送し、音楽データ記録手段102は受け取った音楽
データを第1の音楽データ608として第2のディスク
111に記録している。この場合、ユーザは、この第1
の音楽データ601の再生音声109を聴いて、そのダ
ビングをよしとし、特別な操作は行わない。したがっ
て、その1番目の1曲全体の音楽データが第2のディス
ク111にダビングされることになる。
【0048】次いで、音楽データ再生手段101は、第
1のディスク110において第2の音楽データ602の
再生へ移り、同様に再生音声109を出力しながら、そ
の音楽データを音楽データ記録手段102に転送し、音
楽データ記録手段102は受け取った音楽データを第2
の音楽データ609として第2のディスク111に記録
している。この場合も、ユーザは、再生音声109を聴
いて第2の音楽データ602のダビングをよしとし、特
別な操作は行わない。したがって、その2番目の1曲全
体の音楽データが第2のディスク111にダビングされ
ることになる。
1のディスク110において第2の音楽データ602の
再生へ移り、同様に再生音声109を出力しながら、そ
の音楽データを音楽データ記録手段102に転送し、音
楽データ記録手段102は受け取った音楽データを第2
の音楽データ609として第2のディスク111に記録
している。この場合も、ユーザは、再生音声109を聴
いて第2の音楽データ602のダビングをよしとし、特
別な操作は行わない。したがって、その2番目の1曲全
体の音楽データが第2のディスク111にダビングされ
ることになる。
【0049】次いで、音楽データ再生手段101は、第
1のディスク110において第3の音楽データ603の
再生へ移る。いま、音楽データ再生手段101が第1の
ディスク110から第3の音楽データ603を再生して
音楽データ記録手段102に転送しつつあり、音楽デー
タ記録手段102がその音楽データを受け取って第3の
音楽データ610として第2のディスク111に記録し
つつあるとする。図6では、第3の音楽データ610の
一部分がすでに第2のディスク111に記録されてしま
っている。このときも、ユーザはその第3の音楽データ
603の再生音声109を聴いている。
1のディスク110において第3の音楽データ603の
再生へ移る。いま、音楽データ再生手段101が第1の
ディスク110から第3の音楽データ603を再生して
音楽データ記録手段102に転送しつつあり、音楽デー
タ記録手段102がその音楽データを受け取って第3の
音楽データ610として第2のディスク111に記録し
つつあるとする。図6では、第3の音楽データ610の
一部分がすでに第2のディスク111に記録されてしま
っている。このときも、ユーザはその第3の音楽データ
603の再生音声109を聴いている。
【0050】この場合に、ユーザがその曲のダビングは
取り止めにしたいと思ったとする。ユーザは、そのダビ
ング停止のための所要の操作を行う。そのダビング停止
操作の指令はインターフェース手段104に与えられ
る。そして、インターフェース手段104からコントロ
ーラ103に対してダビング停止信号108が送出され
る。図6において、記号の△で示したタイミングが、ダ
ビング停止信号108のタイミングである。
取り止めにしたいと思ったとする。ユーザは、そのダビ
ング停止のための所要の操作を行う。そのダビング停止
操作の指令はインターフェース手段104に与えられ
る。そして、インターフェース手段104からコントロ
ーラ103に対してダビング停止信号108が送出され
る。図6において、記号の△で示したタイミングが、ダ
ビング停止信号108のタイミングである。
【0051】ダビング停止信号108を受け取ったコン
トローラ103は、制御信号107により音楽データ再
生手段101に対して再生動作の停止を指示するととも
に、制御信号106により音楽データ記録装置102に
対して記録動作の停止を指示する。これにより、音楽デ
ータ再生手段101から音楽データ記録手段102への
第3の音楽データの転送は中止される。すなわち、音楽
データ再生手段101は第1のディスク110における
第3の音楽データ603の再生・転送動作および再生音
声109の出力を停止する。また、音楽データ記録手段
102は第2のディスク111における第3の音楽デー
タ610の記録動作を停止する。
トローラ103は、制御信号107により音楽データ再
生手段101に対して再生動作の停止を指示するととも
に、制御信号106により音楽データ記録装置102に
対して記録動作の停止を指示する。これにより、音楽デ
ータ再生手段101から音楽データ記録手段102への
第3の音楽データの転送は中止される。すなわち、音楽
データ再生手段101は第1のディスク110における
第3の音楽データ603の再生・転送動作および再生音
声109の出力を停止する。また、音楽データ記録手段
102は第2のディスク111における第3の音楽デー
タ610の記録動作を停止する。
【0052】この再生・転送動作および記録動作の停止
に引き続いて、さらに、コントローラ103は、第2の
ディスク111にその曲の途中までダビングがなされて
しまった第3の音楽データ610の消去を指示するため
の制御信号106を音楽データ記録手段102に送出す
る。音楽データ記録手段102は、その制御信号106
に従って第2のディスク111においてその途中まで記
録された第3の音楽データ610を消去する。これによ
り、第2のディスク111には、それ以前にダビングさ
れた第1の音楽データ608と第2の音楽データ609
とが残ることになり、不要とした第3の音楽データ61
0の記録は消去される。
に引き続いて、さらに、コントローラ103は、第2の
ディスク111にその曲の途中までダビングがなされて
しまった第3の音楽データ610の消去を指示するため
の制御信号106を音楽データ記録手段102に送出す
る。音楽データ記録手段102は、その制御信号106
に従って第2のディスク111においてその途中まで記
録された第3の音楽データ610を消去する。これによ
り、第2のディスク111には、それ以前にダビングさ
れた第1の音楽データ608と第2の音楽データ609
とが残ることになり、不要とした第3の音楽データ61
0の記録は消去される。
【0053】すなわち、ダビング対象全曲をとりあえず
は順次にダビングすることとし、ダビング中の再生音楽
をモニタしているユーザがダビング不要の曲であるとし
てダビング停止の操作を行ったときには、そのダビング
中の曲については、それ以上の音楽データの転送・記録
については、これを自動的に停止するとともに、第2の
ディスク111にすでに記録されてしまったその不要な
曲の一部分の音楽データについて、これを自動的に消去
することとしたものである。したがって、従来技術とは
異なり、ユーザとしては、その途中まで記録されてしま
った不要な音楽データをあらためて消去する必要がな
い。したがって、ダビング動作の操作性を向上すること
が可能となっている。
は順次にダビングすることとし、ダビング中の再生音楽
をモニタしているユーザがダビング不要の曲であるとし
てダビング停止の操作を行ったときには、そのダビング
中の曲については、それ以上の音楽データの転送・記録
については、これを自動的に停止するとともに、第2の
ディスク111にすでに記録されてしまったその不要な
曲の一部分の音楽データについて、これを自動的に消去
することとしたものである。したがって、従来技術とは
異なり、ユーザとしては、その途中まで記録されてしま
った不要な音楽データをあらためて消去する必要がな
い。したがって、ダビング動作の操作性を向上すること
が可能となっている。
【0054】この実施の形態1においては、第2のディ
スクに記録されてしまった不要な音楽データそのものを
消去することとしているが、これ以外に、例えば、ミニ
ディスクのテーブルオブコンテンツ(TOC)のような
媒体に記録されているデータのアドレス情報などを管理
するテーブルの更新を行うことによって、音楽データを
消去した場合と同様の効果を得るようにしてもよい。
スクに記録されてしまった不要な音楽データそのものを
消去することとしているが、これ以外に、例えば、ミニ
ディスクのテーブルオブコンテンツ(TOC)のような
媒体に記録されているデータのアドレス情報などを管理
するテーブルの更新を行うことによって、音楽データを
消去した場合と同様の効果を得るようにしてもよい。
【0055】また、上記の実施の形態ではディスク状の
記録媒体を対象として説明しているが、第1の記録媒体
についても第2の記録媒体についても、必ずしもディス
ク状のものにとらわれる必要性はなく、テープ状の記録
媒体や半導体メモリ等の記録媒体を対象としてもよく、
その場合には、上記同様の動作が可能なそれぞれの媒体
専用の再生手段および記録手段を用いることにより、同
様の効果を得ることが可能である。
記録媒体を対象として説明しているが、第1の記録媒体
についても第2の記録媒体についても、必ずしもディス
ク状のものにとらわれる必要性はなく、テープ状の記録
媒体や半導体メモリ等の記録媒体を対象としてもよく、
その場合には、上記同様の動作が可能なそれぞれの媒体
専用の再生手段および記録手段を用いることにより、同
様の効果を得ることが可能である。
【0056】(実施の形態2)実施の形態2は、上記の
実施の形態1における不要音楽データの自動的消去に引
き続いて、ダビング対象の次の曲の音楽データの再生・
転送および記録を自動的に開始させるようにしたもので
ある。
実施の形態1における不要音楽データの自動的消去に引
き続いて、ダビング対象の次の曲の音楽データの再生・
転送および記録を自動的に開始させるようにしたもので
ある。
【0057】以下、図2および図7を用いて実施の形態
2におけるデータ転送記録装置を説明する。図2は本発
明の実施の形態2におけるデータ転送記録装置の構成を
示すブロック図である。図7は実施の形態2におけるデ
ータ転送記録装置のデータ転送およびデータ記録の動作
の説明図である。
2におけるデータ転送記録装置を説明する。図2は本発
明の実施の形態2におけるデータ転送記録装置の構成を
示すブロック図である。図7は実施の形態2におけるデ
ータ転送記録装置のデータ転送およびデータ記録の動作
の説明図である。
【0058】図2中のインターフェース手段204、音
楽データ205、ダビング停止信号208、再生音声2
09、第1のディスク210、第2のディスク211、
音楽データ212、音楽データ213のそれぞれは、図
1中のインターフェース手段104、音楽データ10
5、ダビング停止信号108、再生音声109、第1の
ディスク110、第2のディスク111、音楽データ1
12、音楽データ113と同様の構成要素であり、その
説明については既述のとおりであるので、ここでは説明
を省略する。
楽データ205、ダビング停止信号208、再生音声2
09、第1のディスク210、第2のディスク211、
音楽データ212、音楽データ213のそれぞれは、図
1中のインターフェース手段104、音楽データ10
5、ダビング停止信号108、再生音声109、第1の
ディスク110、第2のディスク111、音楽データ1
12、音楽データ113と同様の構成要素であり、その
説明については既述のとおりであるので、ここでは説明
を省略する。
【0059】コントローラ203は、制御信号207に
よって音楽データ再生手段201の再生、停止および曲
の先頭の検索の制御を行うとともに、制御信号206に
よって音楽データ記録手段202の記録、停止、データ
消去の制御を行うように構成されている。
よって音楽データ再生手段201の再生、停止および曲
の先頭の検索の制御を行うとともに、制御信号206に
よって音楽データ記録手段202の記録、停止、データ
消去の制御を行うように構成されている。
【0060】実施の形態1の場合と同様に、第1のディ
スク210に記録されている第1の音楽データ701、
第2の音楽データ702を第2のディスク211へダビ
ングした後、音楽データ再生手段201は第1のディス
ク210において第3の音楽データ703の再生へ移
る。
スク210に記録されている第1の音楽データ701、
第2の音楽データ702を第2のディスク211へダビ
ングした後、音楽データ再生手段201は第1のディス
ク210において第3の音楽データ703の再生へ移
る。
【0061】いま、音楽データ再生手段201が第1の
ディスク210から第3の音楽データ703を再生して
音楽データ記録手段202に転送しつつあり、音楽デー
タ記録手段202がその音楽データを受け取って第3の
音楽データ710として第2のディスク211に記録し
つつあるとする。図7では、第3の音楽データ710の
一部分がすでに第2のディスク211に記録されてしま
っている。このときも、ユーザはその第3の音楽データ
703の再生音声209を聴いている。この場合に、ユ
ーザがその曲のダビングは取り止めにしたいと思ったと
する。ユーザは、そのダビング停止のための所要の操作
を行う。そのダビング停止操作の指令はインターフェー
ス手段204に与えられる。そして、インターフェース
手段204からコントローラ203に対してダビング停
止信号208が送出される。
ディスク210から第3の音楽データ703を再生して
音楽データ記録手段202に転送しつつあり、音楽デー
タ記録手段202がその音楽データを受け取って第3の
音楽データ710として第2のディスク211に記録し
つつあるとする。図7では、第3の音楽データ710の
一部分がすでに第2のディスク211に記録されてしま
っている。このときも、ユーザはその第3の音楽データ
703の再生音声209を聴いている。この場合に、ユ
ーザがその曲のダビングは取り止めにしたいと思ったと
する。ユーザは、そのダビング停止のための所要の操作
を行う。そのダビング停止操作の指令はインターフェー
ス手段204に与えられる。そして、インターフェース
手段204からコントローラ203に対してダビング停
止信号208が送出される。
【0062】ダビング停止信号208を受け取ったコン
トローラ203は、制御信号207により音楽データ再
生手段201に対して再生・転送動作の停止を指示する
とともに、制御信号206により音楽データ記録装置2
02に対して記録動作の停止を指示する。これにより、
音楽データ再生手段201から音楽データ記録手段20
2への第3の音楽データの転送は中止される。すなわ
ち、音楽データ再生手段201は第1のディスク210
における第3の音楽データ703の再生・転送動作およ
び再生音声209の出力を停止する。また、音楽データ
記録手段202は第2のディスク211における第3の
音楽データ710の記録動作を停止する。
トローラ203は、制御信号207により音楽データ再
生手段201に対して再生・転送動作の停止を指示する
とともに、制御信号206により音楽データ記録装置2
02に対して記録動作の停止を指示する。これにより、
音楽データ再生手段201から音楽データ記録手段20
2への第3の音楽データの転送は中止される。すなわ
ち、音楽データ再生手段201は第1のディスク210
における第3の音楽データ703の再生・転送動作およ
び再生音声209の出力を停止する。また、音楽データ
記録手段202は第2のディスク211における第3の
音楽データ710の記録動作を停止する。
【0063】この再生・転送動作および記録動作の停止
に引き続いて、さらに、コントローラ203は、第2の
ディスク211にその曲の途中までダビングがなされて
しまった第3の音楽データ710の消去を指示するため
の制御信号206を音楽データ記録手段202に送出す
る。音楽データ記録手段202は、その制御信号206
に従って第2のディスク211においてその途中まで記
録された第3の音楽データ710を消去する。これによ
り、第2のディスク211には、それ以前にダビングさ
れた第1の音楽データ708と第2の音楽データ709
とが残ることになり、不要とした第3の音楽データ71
0の記録は消去される。
に引き続いて、さらに、コントローラ203は、第2の
ディスク211にその曲の途中までダビングがなされて
しまった第3の音楽データ710の消去を指示するため
の制御信号206を音楽データ記録手段202に送出す
る。音楽データ記録手段202は、その制御信号206
に従って第2のディスク211においてその途中まで記
録された第3の音楽データ710を消去する。これによ
り、第2のディスク211には、それ以前にダビングさ
れた第1の音楽データ708と第2の音楽データ709
とが残ることになり、不要とした第3の音楽データ71
0の記録は消去される。
【0064】不要音楽データの消去が終了すると、コン
トローラ203は引き続いて制御信号207により音楽
データ再生手段201を制御して、第1のディスク21
0に記録されている第4の音楽データ704の曲の先頭
を検索し、その第4の音楽データ704について再生・
転送の動作の開始を指示するとともに、制御信号206
により音楽データ記録手段202を制御して、その第4
の音楽データ713を第2のディスク211に記録する
動作の開始を指示する。
トローラ203は引き続いて制御信号207により音楽
データ再生手段201を制御して、第1のディスク21
0に記録されている第4の音楽データ704の曲の先頭
を検索し、その第4の音楽データ704について再生・
転送の動作の開始を指示するとともに、制御信号206
により音楽データ記録手段202を制御して、その第4
の音楽データ713を第2のディスク211に記録する
動作の開始を指示する。
【0065】その後、第1のディスク210から、第4
の音楽データ704以降、順次にダビングがなされ、第
2のディスク211には、第1の音楽データ711、第
2の音楽データ712、第4の音楽データ713、第5
の音楽データ714、第6の音楽データ715、第7の
音楽データ716の順序で記録される。
の音楽データ704以降、順次にダビングがなされ、第
2のディスク211には、第1の音楽データ711、第
2の音楽データ712、第4の音楽データ713、第5
の音楽データ714、第6の音楽データ715、第7の
音楽データ716の順序で記録される。
【0066】このように本実施の形態2においては、不
要音楽データの自動的消去に引き続いて、次の曲の音楽
データのダビング動作を自動的に開始して、複数の曲の
音楽データのダビング動作を連続的に行うようにしてあ
るため、ダビング動作の操作性を向上することが可能と
なっている。
要音楽データの自動的消去に引き続いて、次の曲の音楽
データのダビング動作を自動的に開始して、複数の曲の
音楽データのダビング動作を連続的に行うようにしてあ
るため、ダビング動作の操作性を向上することが可能と
なっている。
【0067】この実施の形態2においては、第2のディ
スクに記録されてしまった不要な音楽データそのものを
消去することとしているが、これ以外に、例えば、ミニ
ディスクのテーブルオブコンテンツ(TOC)のような
媒体に記録されているデータのアドレス情報などを管理
するテーブルの更新を行うことによって、音楽データを
消去した場合と同様の効果を得るようにしてもよい。
スクに記録されてしまった不要な音楽データそのものを
消去することとしているが、これ以外に、例えば、ミニ
ディスクのテーブルオブコンテンツ(TOC)のような
媒体に記録されているデータのアドレス情報などを管理
するテーブルの更新を行うことによって、音楽データを
消去した場合と同様の効果を得るようにしてもよい。
【0068】(実施の形態3)実施の形態3は、ダビン
グ対象曲の音楽データの再生音楽をモニタしているとき
に不要音楽データがあっても、ダビング対象全曲をとり
あえず第2のディスクにダビングしてしまい、その全曲
のダビングの完遂後において、第2のディスクからあら
ためて不要音楽データを消去するようにしたものであ
る。
グ対象曲の音楽データの再生音楽をモニタしているとき
に不要音楽データがあっても、ダビング対象全曲をとり
あえず第2のディスクにダビングしてしまい、その全曲
のダビングの完遂後において、第2のディスクからあら
ためて不要音楽データを消去するようにしたものであ
る。
【0069】以下、図3、図8および図9を用いて実施
の形態3におけるデータ転送記録装置を説明する。図3
は本発明の実施の形態3におけるデータ転送記録装置の
構成を示すブロック図である。図8は実施の形態3にお
けるデータ転送記録装置のデータ転送およびデータ記録
の動作の説明図である。図9は不要音楽データの自動的
消去の処理に用いるメモリ上のテーブルである。
の形態3におけるデータ転送記録装置を説明する。図3
は本発明の実施の形態3におけるデータ転送記録装置の
構成を示すブロック図である。図8は実施の形態3にお
けるデータ転送記録装置のデータ転送およびデータ記録
の動作の説明図である。図9は不要音楽データの自動的
消去の処理に用いるメモリ上のテーブルである。
【0070】図3中のインターフェース手段304、音
楽データ305、制御信号306、制御信号307、再
生音声309、第1のディスク310、第2のディスク
311、音楽データ312、音楽データ313のそれぞ
れは、図1中のインターフェース手段104、音楽デー
タ105、制御信号106、制御信号107、再生音声
109、第1のディスク110、第2のディスク11
1、音楽データ112、音楽データ113と同様の構成
要素であり、その説明については既述のとおりであるの
で、ここでは説明を省略する。
楽データ305、制御信号306、制御信号307、再
生音声309、第1のディスク310、第2のディスク
311、音楽データ312、音楽データ313のそれぞ
れは、図1中のインターフェース手段104、音楽デー
タ105、制御信号106、制御信号107、再生音声
109、第1のディスク110、第2のディスク11
1、音楽データ112、音楽データ113と同様の構成
要素であり、その説明については既述のとおりであるの
で、ここでは説明を省略する。
【0071】音楽データ再生手段301は、第1のディ
スク310に記録されている第1から第7の音楽データ
801〜807を順次に再生するとともに、音楽データ
記録手段302への転送を行う。
スク310に記録されている第1から第7の音楽データ
801〜807を順次に再生するとともに、音楽データ
記録手段302への転送を行う。
【0072】コントローラ303は、あらかじめメモリ
314に図9に示すようなダビング対象全曲分のテーブ
ル901を用意しておく。コントローラ303は、イン
ターフェース手段304から送信されるダビングデータ
消去信号308を受信したとき、再生中の曲の音楽デー
タであって第2のディスク311に記録されてしまった
音楽データが消去対象になったことをテーブル901に
記録する。
314に図9に示すようなダビング対象全曲分のテーブ
ル901を用意しておく。コントローラ303は、イン
ターフェース手段304から送信されるダビングデータ
消去信号308を受信したとき、再生中の曲の音楽デー
タであって第2のディスク311に記録されてしまった
音楽データが消去対象になったことをテーブル901に
記録する。
【0073】ユーザは音楽データ再生手段301による
再生音声309で現在ダビング中の曲の音楽データの内
容をモニタする。ここで、ユーザが例えば、第3の音楽
データ803と第6の音楽データ806をダビング不要
と判断したとする。ユーザは、そのダビングデータ消去
のための所要の操作を行う。そのダビングデータ消去操
作の指令はインターフェース手段304に与えられる。
そして、インターフェース手段304からコントローラ
303に対してダビングデータ消去信号308が送出さ
れる。
再生音声309で現在ダビング中の曲の音楽データの内
容をモニタする。ここで、ユーザが例えば、第3の音楽
データ803と第6の音楽データ806をダビング不要
と判断したとする。ユーザは、そのダビングデータ消去
のための所要の操作を行う。そのダビングデータ消去操
作の指令はインターフェース手段304に与えられる。
そして、インターフェース手段304からコントローラ
303に対してダビングデータ消去信号308が送出さ
れる。
【0074】コントローラ303は、ダビングデータ消
去信号308を受信した時点でメモリ314上のテーブ
ル901において第3の音楽データの項目902にデー
タ消去することを記録する。
去信号308を受信した時点でメモリ314上のテーブ
ル901において第3の音楽データの項目902にデー
タ消去することを記録する。
【0075】そして、コントローラ303は、制御信号
307により音楽データ再生手段301に対して再生・
転送動作の一旦中止を指示し、その直後に次の曲の音楽
データの再生を開始することを指示する。コントローラ
303は、また、制御信号306により音楽データ記録
装置302に対して、転送が一旦中止した曲の音楽デー
タが第2のディスク311に記録されてしまったことに
ついてはそのままにしておき、次の曲の音楽データの記
録を開始を指示する。
307により音楽データ再生手段301に対して再生・
転送動作の一旦中止を指示し、その直後に次の曲の音楽
データの再生を開始することを指示する。コントローラ
303は、また、制御信号306により音楽データ記録
装置302に対して、転送が一旦中止した曲の音楽デー
タが第2のディスク311に記録されてしまったことに
ついてはそのままにしておき、次の曲の音楽データの記
録を開始を指示する。
【0076】第6の音楽データ806についても同様
に、ダビングデータ消去信号308を受信した時点でメ
モリ314上のテーブル901において第6の音楽デー
タの項目903にデータ消去することを記録する。再生
・転送動作の一旦中止、その直後の次の曲の音楽データ
の再生の開始についても同様である。
に、ダビングデータ消去信号308を受信した時点でメ
モリ314上のテーブル901において第6の音楽デー
タの項目903にデータ消去することを記録する。再生
・転送動作の一旦中止、その直後の次の曲の音楽データ
の再生の開始についても同様である。
【0077】なお、第2のディスク311に記録されて
しまうこととなった第3の音楽データ813と第6の音
楽データ816は、転送が中断した分だけ、第1のディ
スク310上のそれぞれの音楽データ803,806に
比べてデータ量が小さくなっている。
しまうこととなった第3の音楽データ813と第6の音
楽データ816は、転送が中断した分だけ、第1のディ
スク310上のそれぞれの音楽データ803,806に
比べてデータ量が小さくなっている。
【0078】以上のようにして、ダビング対象曲の音楽
データの再生音楽をモニタしているときに不要音楽デー
タがあっても、ダビング対象全曲をとりあえず第2のデ
ィスク311にダビングしてしまう。
データの再生音楽をモニタしているときに不要音楽デー
タがあっても、ダビング対象全曲をとりあえず第2のデ
ィスク311にダビングしてしまう。
【0079】コントローラ303は、ダビング対象全曲
の音楽データの第2のディスク311へのとりあえずの
ダビングが終了した後、メモリ314におけるテーブル
901でのダビングデータ消去信号308の受信履歴を
参照し、音楽データ記録手段302に対して該当するす
でに記録済みの第3の音楽データ813と第6の音楽デ
ータ816の消去を指示する。音楽データ記録手段30
2は、その指示に従って第3の音楽データ813と第6
の音楽データ816を消去する。これで、ダビング動作
が終了する。
の音楽データの第2のディスク311へのとりあえずの
ダビングが終了した後、メモリ314におけるテーブル
901でのダビングデータ消去信号308の受信履歴を
参照し、音楽データ記録手段302に対して該当するす
でに記録済みの第3の音楽データ813と第6の音楽デ
ータ816の消去を指示する。音楽データ記録手段30
2は、その指示に従って第3の音楽データ813と第6
の音楽データ816を消去する。これで、ダビング動作
が終了する。
【0080】これにより、第2のディスク311には、
第1の音楽データ821と第2の音楽データ822と第
4の音楽データ823と第5の音楽データ824と第7
の音楽データ825が残ることになる。
第1の音楽データ821と第2の音楽データ822と第
4の音楽データ823と第5の音楽データ824と第7
の音楽データ825が残ることになる。
【0081】この実施の形態3においては、ダビング対
象曲の音楽データの再生音楽をモニタしているときに不
要音楽データがあっても、ダビング対象全曲をとりあえ
ず第2のディスクにダビングしてしまい、その全曲のダ
ビングの完遂後において、第2のディスクからあらため
て不要音楽データを一括的に消去するようにしたので、
実施の形態2に比べて、次のような利点がある。すなわ
ち、実施の形態2の場合には、ダビングの途中におい
て、再生・転送動作および記録動作を一旦中断し、記録
されてしまった不要な曲の一部分の音楽データを第2の
ディスクからその都度消去し、消去の後に、次の曲の音
楽データの再生・転送、記録を開始するということを繰
り返すことになる。これに対して、本実施の形態3の場
合には、不要な曲の残りの音楽データについてはダビン
グをスキップするが、複数のダビング対象曲の音楽デー
タの再生・転送、記録については次から次へと中断なく
連続的に行うこととし、ダビング対象全曲のダビングが
終了したあとで、第2のディスクに記録されてしまった
不要な曲の一部分の音楽データをまとめて消去する。し
たがって、音楽データ再生手段の再生動作、転送動作お
よび音楽データ記録手段の受信動作、記録動作に滞りが
なく、その効率的な駆動によりダビング対象全曲の音楽
データの転送をより高速に行うことができ、ダビング動
作の効率性を向上することが可能となっている。
象曲の音楽データの再生音楽をモニタしているときに不
要音楽データがあっても、ダビング対象全曲をとりあえ
ず第2のディスクにダビングしてしまい、その全曲のダ
ビングの完遂後において、第2のディスクからあらため
て不要音楽データを一括的に消去するようにしたので、
実施の形態2に比べて、次のような利点がある。すなわ
ち、実施の形態2の場合には、ダビングの途中におい
て、再生・転送動作および記録動作を一旦中断し、記録
されてしまった不要な曲の一部分の音楽データを第2の
ディスクからその都度消去し、消去の後に、次の曲の音
楽データの再生・転送、記録を開始するということを繰
り返すことになる。これに対して、本実施の形態3の場
合には、不要な曲の残りの音楽データについてはダビン
グをスキップするが、複数のダビング対象曲の音楽デー
タの再生・転送、記録については次から次へと中断なく
連続的に行うこととし、ダビング対象全曲のダビングが
終了したあとで、第2のディスクに記録されてしまった
不要な曲の一部分の音楽データをまとめて消去する。し
たがって、音楽データ再生手段の再生動作、転送動作お
よび音楽データ記録手段の受信動作、記録動作に滞りが
なく、その効率的な駆動によりダビング対象全曲の音楽
データの転送をより高速に行うことができ、ダビング動
作の効率性を向上することが可能となっている。
【0082】この実施の形態3においては、第2のディ
スクに記録されてしまった不要な音楽データそのものを
消去することとしているが、これ以外に、例えば、ミニ
ディスクのテーブルオブコンテンツ(TOC)のような
媒体に記録されているデータのアドレス情報などを管理
するテーブルの更新を行うことによって、音楽データを
消去した場合と同様の効果を得るようにしてもよい。
スクに記録されてしまった不要な音楽データそのものを
消去することとしているが、これ以外に、例えば、ミニ
ディスクのテーブルオブコンテンツ(TOC)のような
媒体に記録されているデータのアドレス情報などを管理
するテーブルの更新を行うことによって、音楽データを
消去した場合と同様の効果を得るようにしてもよい。
【0083】(実施の形態4)実施の形態4は、第1の
ディスクから第2のディスクへの音楽データの転送・記
録に先立って、第1のディスクからの音楽データの再生
のみを行い、その再生においてダビングを不要とする曲
をみつけ、そのあとで不要音楽データ以外のダビングを
必要とする曲の音楽データのみを転送・記録するように
したものである。
ディスクから第2のディスクへの音楽データの転送・記
録に先立って、第1のディスクからの音楽データの再生
のみを行い、その再生においてダビングを不要とする曲
をみつけ、そのあとで不要音楽データ以外のダビングを
必要とする曲の音楽データのみを転送・記録するように
したものである。
【0084】以下、図4、図10および図11を用いて
実施の形態4におけるデータ転送記録装置を説明する。
図4は本発明の実施の形態4におけるデータ転送記録装
置の構成を示すブロック図である。図10は実施の形態
4におけるデータ転送記録装置のデータ再生、データ転
送およびデータ記録の動作の説明図である。図11は不
要音楽データの自動的転送禁止の処理に用いるメモリ上
のテーブルである。
実施の形態4におけるデータ転送記録装置を説明する。
図4は本発明の実施の形態4におけるデータ転送記録装
置の構成を示すブロック図である。図10は実施の形態
4におけるデータ転送記録装置のデータ再生、データ転
送およびデータ記録の動作の説明図である。図11は不
要音楽データの自動的転送禁止の処理に用いるメモリ上
のテーブルである。
【0085】図4中のインターフェース手段404、音
楽データ405、制御信号406、制御信号407、再
生音声409、第1のディスク410、第2のディスク
411、音楽データ412、音楽データ413のそれぞ
れは、図1中のインターフェース手段104、音楽デー
タ105、制御信号106、制御信号107、再生音声
109、第1のディスク110、第2のディスク11
1、音楽データ112、音楽データ113と同様の構成
要素であり、その説明については既述のとおりであるの
で、ここでは説明を省略する。
楽データ405、制御信号406、制御信号407、再
生音声409、第1のディスク410、第2のディスク
411、音楽データ412、音楽データ413のそれぞ
れは、図1中のインターフェース手段104、音楽デー
タ105、制御信号106、制御信号107、再生音声
109、第1のディスク110、第2のディスク11
1、音楽データ112、音楽データ113と同様の構成
要素であり、その説明については既述のとおりであるの
で、ここでは説明を省略する。
【0086】音楽データ再生手段401は、第1のディ
スク410に記録されている第1の音楽データ1001
から第7の音楽データ1007までの7曲全ての音楽デ
ータを順次に再生する。ただし、本実施の形態4の場合
は、これまでの実施の形態1〜3と違って、この段階で
は、音楽データ再生手段401から音楽データ記録手段
402へのデータ転送は行わない。
スク410に記録されている第1の音楽データ1001
から第7の音楽データ1007までの7曲全ての音楽デ
ータを順次に再生する。ただし、本実施の形態4の場合
は、これまでの実施の形態1〜3と違って、この段階で
は、音楽データ再生手段401から音楽データ記録手段
402へのデータ転送は行わない。
【0087】コントローラ403は、あらかじめメモリ
414に図11に示すようなダビング対象全曲分のテー
ブル1101を用意しておく。コントローラ403は、
インターフェース手段404から送信されるデータ転送
禁止信号408を受信したとき、再生中の曲の音楽デー
タが転送禁止対象になったことをテーブル1101に記
録する。
414に図11に示すようなダビング対象全曲分のテー
ブル1101を用意しておく。コントローラ403は、
インターフェース手段404から送信されるデータ転送
禁止信号408を受信したとき、再生中の曲の音楽デー
タが転送禁止対象になったことをテーブル1101に記
録する。
【0088】ユーザは音楽データ再生手段401による
再生音声409で現在再生中の曲の音楽データの内容を
モニタし、ダビングすべき曲かどうかを判断する。ここ
で、ユーザが例えば、第3の音楽データ1003と第6
の音楽データ1006をダビング不要と判断したとす
る。ユーザは、その曲のデータ転送禁止のための所要の
操作を行う。その転送禁止操作の指令はインターフェー
ス手段404に与えられる。そして、インターフェース
手段404からコントローラ403に対してデータ転送
禁止信号408が送出される。
再生音声409で現在再生中の曲の音楽データの内容を
モニタし、ダビングすべき曲かどうかを判断する。ここ
で、ユーザが例えば、第3の音楽データ1003と第6
の音楽データ1006をダビング不要と判断したとす
る。ユーザは、その曲のデータ転送禁止のための所要の
操作を行う。その転送禁止操作の指令はインターフェー
ス手段404に与えられる。そして、インターフェース
手段404からコントローラ403に対してデータ転送
禁止信号408が送出される。
【0089】コントローラ403は、第3の音楽データ
1003が再生されている間にインターフェース手段4
04からデータ転送禁止信号408を受信すると、メモ
リ414上のテーブル1101において第3の音楽デー
タの項目1102にデータ転送を禁止することを記録す
る。
1003が再生されている間にインターフェース手段4
04からデータ転送禁止信号408を受信すると、メモ
リ414上のテーブル1101において第3の音楽デー
タの項目1102にデータ転送を禁止することを記録す
る。
【0090】そして、コントローラ403は、制御信号
407により音楽データ再生手段401に対して再生動
作の一旦中止を指示し、その直後に次の曲の音楽データ
の再生を開始することを指示する。
407により音楽データ再生手段401に対して再生動
作の一旦中止を指示し、その直後に次の曲の音楽データ
の再生を開始することを指示する。
【0091】第6の音楽データ1006についても同様
に、データ転送禁止信号408を受信した時点でメモリ
414上のテーブル1101において第6の音楽データ
の項目1103にデータ転送を禁止することを記録す
る。再生動作の一旦中止、その直後の次の曲の音楽デー
タの再生の開始についても同様である。
に、データ転送禁止信号408を受信した時点でメモリ
414上のテーブル1101において第6の音楽データ
の項目1103にデータ転送を禁止することを記録す
る。再生動作の一旦中止、その直後の次の曲の音楽デー
タの再生の開始についても同様である。
【0092】音楽データ再生手段401が最後の第7の
音楽データ1007の再生を終了すると、コントローラ
403は、メモリ414におけるテーブル1101での
データ転送禁止信号408の受信履歴を参照し、データ
転送禁止信号408を受信しなかった曲の音楽データの
再生およびデータ転送を制御信号407により音楽デー
タ再生手段401に指示するとともに、制御信号406
により音楽データ記録手段402に対して転送データの
記録を指示する。これにより、メモリ414のテーブル
1101にデータ転送禁止の設定がされている第3およ
び第6の音楽データを除き、音楽データ再生手段401
は第1のディスク410から再生した第1の音楽データ
1011、第2の音楽データ1012、第4の音楽デー
タ1013、第5の音楽データ1014、第7の音楽デ
ータ1015を転送し、第2のディスク411に対して
第1の音楽データ1021、第2の音楽データ102
2、第4の音楽データ1023、第5の音楽データ10
24、第7の音楽データ1025として記録し、必要な
曲の音楽データのみをダビングして終了する。なお、必
要な曲の音楽データのデータ転送・記録においては、そ
の音楽データを再生音楽として再生してもよいし、ある
いは再生しなくてもよい。
音楽データ1007の再生を終了すると、コントローラ
403は、メモリ414におけるテーブル1101での
データ転送禁止信号408の受信履歴を参照し、データ
転送禁止信号408を受信しなかった曲の音楽データの
再生およびデータ転送を制御信号407により音楽デー
タ再生手段401に指示するとともに、制御信号406
により音楽データ記録手段402に対して転送データの
記録を指示する。これにより、メモリ414のテーブル
1101にデータ転送禁止の設定がされている第3およ
び第6の音楽データを除き、音楽データ再生手段401
は第1のディスク410から再生した第1の音楽データ
1011、第2の音楽データ1012、第4の音楽デー
タ1013、第5の音楽データ1014、第7の音楽デ
ータ1015を転送し、第2のディスク411に対して
第1の音楽データ1021、第2の音楽データ102
2、第4の音楽データ1023、第5の音楽データ10
24、第7の音楽データ1025として記録し、必要な
曲の音楽データのみをダビングして終了する。なお、必
要な曲の音楽データのデータ転送・記録においては、そ
の音楽データを再生音楽として再生してもよいし、ある
いは再生しなくてもよい。
【0093】この実施の形態4においては、データ転送
前にあらかじめダビング対象全曲を再生し、その再生音
楽をユーザがモニタして音楽データの内容を確認し、不
要音楽データについてはデータ転送の禁止をメモリし、
ダビング対象全曲の再生動作が終了してからダビング必
要曲のみの音楽データを転送し、記録するようにしたの
で、次のような利点がある。すなわち、これまでの実施
の形態では、ダビング対象全曲をダビング記録すること
を前提にして、不要音楽データについては途中までのダ
ビング記録にとどめ、あとでその記録されてしまった不
要音楽データを消去することとしていたが、本実施の形
態4の場合は、不要音楽データのダビング記録は行うこ
とがなく、したがって、不要音楽データの消去も必要で
はなく、必要音楽データのみを転送・記録するため、全
体として、ダビング動作の効率性を向上することが可能
となっている。
前にあらかじめダビング対象全曲を再生し、その再生音
楽をユーザがモニタして音楽データの内容を確認し、不
要音楽データについてはデータ転送の禁止をメモリし、
ダビング対象全曲の再生動作が終了してからダビング必
要曲のみの音楽データを転送し、記録するようにしたの
で、次のような利点がある。すなわち、これまでの実施
の形態では、ダビング対象全曲をダビング記録すること
を前提にして、不要音楽データについては途中までのダ
ビング記録にとどめ、あとでその記録されてしまった不
要音楽データを消去することとしていたが、本実施の形
態4の場合は、不要音楽データのダビング記録は行うこ
とがなく、したがって、不要音楽データの消去も必要で
はなく、必要音楽データのみを転送・記録するため、全
体として、ダビング動作の効率性を向上することが可能
となっている。
【0094】この実施の形態4においては、音声データ
の転送を聴取に適した通常の再生速度と同じ速度で行う
のでもよいが、データ転送および記録動作を聴取に適し
た通常の再生速度よりも高速に行うことによってダビン
グ動作の所要時間を短縮することができる。
の転送を聴取に適した通常の再生速度と同じ速度で行う
のでもよいが、データ転送および記録動作を聴取に適し
た通常の再生速度よりも高速に行うことによってダビン
グ動作の所要時間を短縮することができる。
【0095】(実施の形態5)実施の形態5は、上記の
実施の形態4を前提として、データ転送許可信号を用い
ることにより、前記のテーブルにおいて、あとの音楽デ
ータの転送・記録の際のデータ転送を許可する曲につい
てもフラグを立てることにより、前段階のダビング対象
全曲の再生において、ダビング記録を必要とする曲の音
楽データの再生に関して、その曲が必要であると確認し
操作した時点から、その必要とする曲の次の曲へと再生
をスキップさせるようにしたものである。
実施の形態4を前提として、データ転送許可信号を用い
ることにより、前記のテーブルにおいて、あとの音楽デ
ータの転送・記録の際のデータ転送を許可する曲につい
てもフラグを立てることにより、前段階のダビング対象
全曲の再生において、ダビング記録を必要とする曲の音
楽データの再生に関して、その曲が必要であると確認し
操作した時点から、その必要とする曲の次の曲へと再生
をスキップさせるようにしたものである。
【0096】以下、図5、図12および図13を用いて
実施の形態5におけるデータ転送記録装置を説明する。
図5は本発明の実施の形態5におけるデータ転送記録装
置の構成を示すブロック図である。図12は実施の形態
5におけるデータ転送記録装置のデータ再生、データ転
送およびデータ記録の動作の説明図である。図13はダ
ビング記録の必要・不要の識別の処理に用いるメモリ上
のテーブルである。
実施の形態5におけるデータ転送記録装置を説明する。
図5は本発明の実施の形態5におけるデータ転送記録装
置の構成を示すブロック図である。図12は実施の形態
5におけるデータ転送記録装置のデータ再生、データ転
送およびデータ記録の動作の説明図である。図13はダ
ビング記録の必要・不要の識別の処理に用いるメモリ上
のテーブルである。
【0097】図5中のインターフェース手段504、音
楽データ505、制御信号506、制御信号507、再
生音声509、第1のディスク510、第2のディスク
511、音楽データ512、音楽データ513のそれぞ
れは、図1中のインターフェース手段104、音楽デー
タ105、制御信号106、制御信号107、再生音声
109、第1のディスク110、第2のディスク11
1、音楽データ112、音楽データ113と同様の構成
要素であり、その説明については既述のとおりであるの
で、ここでは説明を省略する。
楽データ505、制御信号506、制御信号507、再
生音声509、第1のディスク510、第2のディスク
511、音楽データ512、音楽データ513のそれぞ
れは、図1中のインターフェース手段104、音楽デー
タ105、制御信号106、制御信号107、再生音声
109、第1のディスク110、第2のディスク11
1、音楽データ112、音楽データ113と同様の構成
要素であり、その説明については既述のとおりであるの
で、ここでは説明を省略する。
【0098】音楽データ再生手段501は、第1のディ
スク510に記録されている第1の音楽データ1201
から第7の音楽データ1207までの7曲全ての音楽デ
ータを順次に再生する。ただし、この段階では、音楽デ
ータ再生手段501から音楽データ記録手段502への
データ転送は行わない。
スク510に記録されている第1の音楽データ1201
から第7の音楽データ1207までの7曲全ての音楽デ
ータを順次に再生する。ただし、この段階では、音楽デ
ータ再生手段501から音楽データ記録手段502への
データ転送は行わない。
【0099】コントローラ503は、あらかじめメモリ
514に図13に示すようなダビング対象全曲分のテー
ブル1301を用意しておく。コントローラ503は、
インターフェース手段504から送信されるデータ転送
禁止信号508を受信したとき、再生中の曲の音楽デー
タが転送禁止対象になったことをテーブル1301に記
録し、また、インターフェース手段504から送信され
るデータ転送許可信号516を受信したとき、再生中の
曲の音楽データが転送許可対象になったことをテーブル
1301に記録する。
514に図13に示すようなダビング対象全曲分のテー
ブル1301を用意しておく。コントローラ503は、
インターフェース手段504から送信されるデータ転送
禁止信号508を受信したとき、再生中の曲の音楽デー
タが転送禁止対象になったことをテーブル1301に記
録し、また、インターフェース手段504から送信され
るデータ転送許可信号516を受信したとき、再生中の
曲の音楽データが転送許可対象になったことをテーブル
1301に記録する。
【0100】ユーザは音楽データ再生手段501による
再生音声509で現在再生中の曲の音楽データの内容を
モニタし、ダビングする曲かどうかを判断する。ここ
で、ユーザが例えば、第1の音楽データ1211をダビ
ング必要と判断し、第2の音楽データ1212をダビン
グ不要と判断し、第3の音楽データ1213をダビング
不要と判断し、第4の音楽データ1214をダビング必
要と判断し、第5の音楽データ1215をダビング不要
と判断し、第6の音楽データ1216をダビング必要と
判断し、第7の音楽データ1217をダビング必要と判
断したとする。
再生音声509で現在再生中の曲の音楽データの内容を
モニタし、ダビングする曲かどうかを判断する。ここ
で、ユーザが例えば、第1の音楽データ1211をダビ
ング必要と判断し、第2の音楽データ1212をダビン
グ不要と判断し、第3の音楽データ1213をダビング
不要と判断し、第4の音楽データ1214をダビング必
要と判断し、第5の音楽データ1215をダビング不要
と判断し、第6の音楽データ1216をダビング必要と
判断し、第7の音楽データ1217をダビング必要と判
断したとする。
【0101】ユーザは、ダビングを必要と判断した曲に
対してはデータ転送許可のための所要の操作を行い、ダ
ビングを不要と判断した曲に対してはデータ転送禁止の
ための所要の操作を行う。これらの操作の指令はインタ
ーフェース手段504に与えられる。そして、インター
フェース手段504からコントローラ503に対してそ
れぞれデータ転送許可信号516、データ転送禁止信号
508が送出される。
対してはデータ転送許可のための所要の操作を行い、ダ
ビングを不要と判断した曲に対してはデータ転送禁止の
ための所要の操作を行う。これらの操作の指令はインタ
ーフェース手段504に与えられる。そして、インター
フェース手段504からコントローラ503に対してそ
れぞれデータ転送許可信号516、データ転送禁止信号
508が送出される。
【0102】コントローラ503は、第1の音楽データ
1201が再生されている間にインターフェース手段5
04からデータ転送許可信号516を受信すると、メモ
リ514上のテーブル1301において第1の音楽デー
タの項目1311にデータ転送を許可することを記録す
る。そして、コントローラ503は、制御信号507に
より音楽データ再生手段501に対して再生動作の一旦
中止を指示し、その直後に次の曲の音楽データ1202
の再生を開始することを指示する。
1201が再生されている間にインターフェース手段5
04からデータ転送許可信号516を受信すると、メモ
リ514上のテーブル1301において第1の音楽デー
タの項目1311にデータ転送を許可することを記録す
る。そして、コントローラ503は、制御信号507に
より音楽データ再生手段501に対して再生動作の一旦
中止を指示し、その直後に次の曲の音楽データ1202
の再生を開始することを指示する。
【0103】また、コントローラ503は、第2の音楽
データ1202が再生されている間にインターフェース
手段504からデータ転送禁止信号508を受信する
と、メモリ514上のテーブル1301において第2の
音楽データの項目1312にデータ転送を禁止すること
を記録する。そして、コントローラ503は、制御信号
507により音楽データ再生手段501に対して再生動
作の一旦中止を指示し、その直後に次の曲の音楽データ
1203の再生を開始することを指示する。
データ1202が再生されている間にインターフェース
手段504からデータ転送禁止信号508を受信する
と、メモリ514上のテーブル1301において第2の
音楽データの項目1312にデータ転送を禁止すること
を記録する。そして、コントローラ503は、制御信号
507により音楽データ再生手段501に対して再生動
作の一旦中止を指示し、その直後に次の曲の音楽データ
1203の再生を開始することを指示する。
【0104】上記のような一連の動作を第7の音楽デー
タ1207まで行う。
タ1207まで行う。
【0105】音楽データ再生手段501が最後の第7の
音楽データ1207の再生を終了すると、コントローラ
503は、メモリ514におけるテーブル1301での
データ転送禁止信号508とデータ転送許可信号516
の受信履歴を参照し、データ再生時にデータ転送許可信
号516を受信した音楽データの再生およびデータ転送
を制御信号507により音楽データ再生手段501に指
示するとともに、制御信号506により音楽データ記録
手段502に対して転送データの記録を指示する。これ
により、メモリ514のテーブル1301にデータ転送
禁止の設定がされている第2、第3、第5の音楽データ
は除き、データ転送許可の設定がされている第1、第
4、第6、第7の必要な音楽データ1221,122
2,1223,1224のみを転送し、第2のディスク
511に対して第1の音楽データ1231、第4の音楽
データ1232、第6の音楽データ1233、第7の音
楽データ1234として記録し、必要な曲の音楽データ
のみをダビングして終了する。なお、必要な曲の音楽デ
ータのデータ転送、記録においては、その音楽データを
再生音楽として再生してもよいし、あるいは再生しなく
てもよい。
音楽データ1207の再生を終了すると、コントローラ
503は、メモリ514におけるテーブル1301での
データ転送禁止信号508とデータ転送許可信号516
の受信履歴を参照し、データ再生時にデータ転送許可信
号516を受信した音楽データの再生およびデータ転送
を制御信号507により音楽データ再生手段501に指
示するとともに、制御信号506により音楽データ記録
手段502に対して転送データの記録を指示する。これ
により、メモリ514のテーブル1301にデータ転送
禁止の設定がされている第2、第3、第5の音楽データ
は除き、データ転送許可の設定がされている第1、第
4、第6、第7の必要な音楽データ1221,122
2,1223,1224のみを転送し、第2のディスク
511に対して第1の音楽データ1231、第4の音楽
データ1232、第6の音楽データ1233、第7の音
楽データ1234として記録し、必要な曲の音楽データ
のみをダビングして終了する。なお、必要な曲の音楽デ
ータのデータ転送、記録においては、その音楽データを
再生音楽として再生してもよいし、あるいは再生しなく
てもよい。
【0106】この実施の形態5においては、実施の形態
4の場合と同様に、データ転送前にあらかじめダビング
対象全曲を再生し、その再生音楽をユーザがモニタして
音楽データの内容を確認し、不要音楽データについては
データ転送の禁止をメモリし、ダビング対象全曲の再生
動作が終了してからダビング必要曲のみの音楽データを
転送し、記録するようにしたので、次のような利点があ
る。すなわち、これまでの実施の形態では、ダビング対
象全曲をダビング記録することを前提にして、不要音楽
データについては途中までのダビング記録にとどめ、あ
とでその記録されてしまった不要音楽データを消去する
こととしていたが、本実施の形態5の場合は、不要音楽
データのダビング記録は行うことがなく、したがって、
不要音楽データの消去も必要ではなく、必要音楽データ
のみを転送・記録するため、全体として、ダビング動作
の効率性を向上することが可能となっている。
4の場合と同様に、データ転送前にあらかじめダビング
対象全曲を再生し、その再生音楽をユーザがモニタして
音楽データの内容を確認し、不要音楽データについては
データ転送の禁止をメモリし、ダビング対象全曲の再生
動作が終了してからダビング必要曲のみの音楽データを
転送し、記録するようにしたので、次のような利点があ
る。すなわち、これまでの実施の形態では、ダビング対
象全曲をダビング記録することを前提にして、不要音楽
データについては途中までのダビング記録にとどめ、あ
とでその記録されてしまった不要音楽データを消去する
こととしていたが、本実施の形態5の場合は、不要音楽
データのダビング記録は行うことがなく、したがって、
不要音楽データの消去も必要ではなく、必要音楽データ
のみを転送・記録するため、全体として、ダビング動作
の効率性を向上することが可能となっている。
【0107】さらに、本実施の形態5の場合には、前段
階の再生において、ダビングを不要とする曲に対してデ
ータ転送禁止を指示するだけにとどまらず、ダビングを
必要とする曲に対してデータ転送許可を指示するように
してあり、データ転送禁止の操作があったときは、その
曲の再生を中止して次の曲の再生へとスキップするだけ
でなく、データ転送許可の操作があったときにも、その
曲の再生を中止して次の曲の再生へとスキップするの
で、ダビング対象全曲の再生に要するトータルの時間、
すなわちダビングを行う前の音楽データの内容を確認す
るのに必要な時間を短縮化することができる。
階の再生において、ダビングを不要とする曲に対してデ
ータ転送禁止を指示するだけにとどまらず、ダビングを
必要とする曲に対してデータ転送許可を指示するように
してあり、データ転送禁止の操作があったときは、その
曲の再生を中止して次の曲の再生へとスキップするだけ
でなく、データ転送許可の操作があったときにも、その
曲の再生を中止して次の曲の再生へとスキップするの
で、ダビング対象全曲の再生に要するトータルの時間、
すなわちダビングを行う前の音楽データの内容を確認す
るのに必要な時間を短縮化することができる。
【0108】この実施の形態5においては、音声データ
の転送を聴取に適した通常の再生速度と同じ速度で行う
のでもよいが、データ転送および記録動作を聴取に適し
た通常の再生速度よりも高速に行うことによってダビン
グ動作の所要時間を短縮することができる。
の転送を聴取に適した通常の再生速度と同じ速度で行う
のでもよいが、データ転送および記録動作を聴取に適し
た通常の再生速度よりも高速に行うことによってダビン
グ動作の所要時間を短縮することができる。
【0109】また、ダビング対象全曲のモニタ再生の終
了の後に行う必要音楽データのみの転送・記録において
は、テーブル1301のデータ転送許可のフラグのみを
みるようにしてもよいし、あるいはデータ転送禁止のフ
ラグのみをみるようにしてもよい。したがって、逆にい
うと、上記の実施の形態5の説明とは違って、モニタ再
生において、データ転送許可信号516が受信されたと
きには、スキップ動作を行うだけで、データ転送許可の
フラグを立てることはせず、データ転送禁止信号508
が受信されたときには、スキップ動作とともにデータ転
送禁止のフラグを立てるようにするというのでもよい。
または、データ転送禁止信号508が受信されたときに
は、スキップ動作を行うだけで、データ転送禁止のフラ
グを立てることはせず、データ転送許可信号516が受
信されたときには、スキップ動作とともにデータ転送許
可のフラグを立てるようにするというのでもよい。
了の後に行う必要音楽データのみの転送・記録において
は、テーブル1301のデータ転送許可のフラグのみを
みるようにしてもよいし、あるいはデータ転送禁止のフ
ラグのみをみるようにしてもよい。したがって、逆にい
うと、上記の実施の形態5の説明とは違って、モニタ再
生において、データ転送許可信号516が受信されたと
きには、スキップ動作を行うだけで、データ転送許可の
フラグを立てることはせず、データ転送禁止信号508
が受信されたときには、スキップ動作とともにデータ転
送禁止のフラグを立てるようにするというのでもよい。
または、データ転送禁止信号508が受信されたときに
は、スキップ動作を行うだけで、データ転送禁止のフラ
グを立てることはせず、データ転送許可信号516が受
信されたときには、スキップ動作とともにデータ転送許
可のフラグを立てるようにするというのでもよい。
【0110】ところで、上記した実施の形態1〜5のい
ずれにおいても、記録媒体については、ディスク状の記
録媒体を対象として説明している。しかし、本発明にお
いては、第1の記録媒体についても第2の記録媒体につ
いても、必ずしもディスク状のものにとらわれる必要性
はなく、テープ状の記録媒体や半導体メモリ等の記録媒
体を対象としてもよく、その場合には、上記同様の動作
が可能なそれぞれの媒体専用の再生手段および記録手段
を用いることにより、同様の効果を得ることが可能であ
る。
ずれにおいても、記録媒体については、ディスク状の記
録媒体を対象として説明している。しかし、本発明にお
いては、第1の記録媒体についても第2の記録媒体につ
いても、必ずしもディスク状のものにとらわれる必要性
はなく、テープ状の記録媒体や半導体メモリ等の記録媒
体を対象としてもよく、その場合には、上記同様の動作
が可能なそれぞれの媒体専用の再生手段および記録手段
を用いることにより、同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0111】また、上記した実施の形態1〜5のいずれ
においても、再生側にある第1の記録媒体のデータを順
番に再生する場合を説明したが、ユーザが自由に曲順を
設定して再生する場合でも同様の効果を得ることができ
る。
においても、再生側にある第1の記録媒体のデータを順
番に再生する場合を説明したが、ユーザが自由に曲順を
設定して再生する場合でも同様の効果を得ることができ
る。
【0112】
【発明の効果】データ転送記録装置についての本発明に
よれば、従来技術のような途中まで記録されてしまった
不要音楽データの消去のためのマニュアル操作および消
去後の次の音楽データのダビング開始のためのマニュア
ル操作を不要化することができる。すなわち、ユーザに
とっては曲単位で不要音楽データの指摘を行うだけです
み、あとは自動的な処理が行われるため、ダビング動作
の操作性および効率性の向上を図ることができる。
よれば、従来技術のような途中まで記録されてしまった
不要音楽データの消去のためのマニュアル操作および消
去後の次の音楽データのダビング開始のためのマニュア
ル操作を不要化することができる。すなわち、ユーザに
とっては曲単位で不要音楽データの指摘を行うだけです
み、あとは自動的な処理が行われるため、ダビング動作
の操作性および効率性の向上を図ることができる。
【0113】曲単位で不要音楽データの自動消去を行
い、次の曲のダビングを開始することを繰り返すことも
可能であるが、ダビング対象全曲を一括ダビングし、そ
の過程で不要な曲についてフラグを立てておき、一括ダ
ビングの終了の後にフラグを参照してまとめて消去する
ことも可能であり、ダビング動作の操作性および効率性
の向上をさらに進めることができる。
い、次の曲のダビングを開始することを繰り返すことも
可能であるが、ダビング対象全曲を一括ダビングし、そ
の過程で不要な曲についてフラグを立てておき、一括ダ
ビングの終了の後にフラグを参照してまとめて消去する
ことも可能であり、ダビング動作の操作性および効率性
の向上をさらに進めることができる。
【0114】また、モニタのための再生のみと必要音楽
データの転送・記録とに分け、再生の過程で不要な曲に
ついてフラグを立てておき、ダビング対象全曲の再生の
終了の後にフラグを参照してダビング必要曲のみの音楽
データを一括的にデータ転送・記録することも可能であ
り、ダビング動作の操作性および効率性の向上をさらに
進めることができる。
データの転送・記録とに分け、再生の過程で不要な曲に
ついてフラグを立てておき、ダビング対象全曲の再生の
終了の後にフラグを参照してダビング必要曲のみの音楽
データを一括的にデータ転送・記録することも可能であ
り、ダビング動作の操作性および効率性の向上をさらに
進めることができる。
【0115】ダビング停止やダビングデータ消去やデー
タ転送禁止やデータ転送許可の操作指令があったとき
は、その都度、次の曲の再生または再生・転送へとスキ
ップすることにより、ダビング処理に必要なトータルの
時間を短縮化できる。
タ転送禁止やデータ転送許可の操作指令があったとき
は、その都度、次の曲の再生または再生・転送へとスキ
ップすることにより、ダビング処理に必要なトータルの
時間を短縮化できる。
【図1】 本発明の実施の形態1におけるデータ転送記
録装置の構成を示すブロック図
録装置の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態2におけるデータ転送記
録装置の構成を示すブロック図
録装置の構成を示すブロック図
【図3】 本発明の実施の形態3におけるデータ転送記
録装置の構成を示すブロック図
録装置の構成を示すブロック図
【図4】 本発明の実施の形態4におけるデータ転送記
録装置の構成を示すブロック図
録装置の構成を示すブロック図
【図5】 本発明の実施の形態5におけるデータ転送記
録装置の構成を示すブロック図
録装置の構成を示すブロック図
【図6】 本発明の実施の形態1におけるデータ転送記
録装置のデータ転送およびデータ記録の動作の説明図
録装置のデータ転送およびデータ記録の動作の説明図
【図7】 本発明の実施の形態2におけるデータ転送記
録装置のデータ転送およびデータ記録の動作の説明図
録装置のデータ転送およびデータ記録の動作の説明図
【図8】 本発明の実施の形態3におけるデータ転送記
録装置のデータ転送およびデータ記録の動作の説明図
録装置のデータ転送およびデータ記録の動作の説明図
【図9】 実施の形態3におけるデータ転送記録装置の
テーブルを示す図
テーブルを示す図
【図10】 本発明の実施の形態4におけるデータ転送
記録装置のデータ再生、データ転送およびデータ記録の
動作の説明図
記録装置のデータ再生、データ転送およびデータ記録の
動作の説明図
【図11】 実施の形態4におけるデータ転送記録装置
のテーブルを示す図
のテーブルを示す図
【図12】 本発明の実施の形態5におけるデータ転送
記録装置のデータ再生、データ転送およびデータ記録の
動作の説明図
記録装置のデータ再生、データ転送およびデータ記録の
動作の説明図
【図13】 実施の形態5におけるデータ転送記録装置
のテーブルを示す図
のテーブルを示す図
101,201,301,401,501…音楽データ
再生手段 102,202,302,402,502…音楽データ
記録手段 103,203,303,403,503…コントロー
ラ(動作制御手段) 104,204…インターフェース手段(ダビング停止
信号発信手段) 108,208…ダビング停止信号 110,210,310,410,510…第1のディ
スク 111,211,311,411,511…第2のディ
スク 304…インターフェース手段(ダビングデータ消去信
号発信手段) 308…ダビングデータ消去信号 314,414,514…メモリ 404…インターフェース手段(データ転送禁止信号発
信手段) 408,508…データ転送禁止信号 504…インターフェース手段(データ転送禁止信号・
許可信号発信手段) 516…データ転送許可信号 901,1101,1301…テーブル
再生手段 102,202,302,402,502…音楽データ
記録手段 103,203,303,403,503…コントロー
ラ(動作制御手段) 104,204…インターフェース手段(ダビング停止
信号発信手段) 108,208…ダビング停止信号 110,210,310,410,510…第1のディ
スク 111,211,311,411,511…第2のディ
スク 304…インターフェース手段(ダビングデータ消去信
号発信手段) 308…ダビングデータ消去信号 314,414,514…メモリ 404…インターフェース手段(データ転送禁止信号発
信手段) 408,508…データ転送禁止信号 504…インターフェース手段(データ転送禁止信号・
許可信号発信手段) 516…データ転送許可信号 901,1101,1301…テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 BC04 CC04 HL08 JJ03 5D066 EA02 EA13 EA17 EA22 EA23 SA07 SB11 SC04 SD10 SE01 SF08 5D110 AA15 AA19 AA26 BB02 BB06 DA14 DA15 DE08 EB04 EB08
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の記録媒体に記録されている音楽デ
ータを再生する音楽データ再生手段と、 前記音楽データ再生手段により再生・転送される前記音
楽データを受け取って第2の記録媒体に記録する音楽デ
ータ記録手段とを備えたデータ転送記録装置において、 前記音楽データ再生手段の再生・転送動作および前記音
楽データ記録手段の記録動作を停止することを命令する
ダビング停止信号を発信するダビング停止信号発信手段
と、 前記ダビング停止信号を受信したときに、前記音楽デー
タ再生手段の前記第1の記録媒体からの再生・転送動作
と前記音楽データ記録手段の前記第2の記録媒体への記
録動作とを自動的に停止し、さらに、前記音楽データ記
録手段における記録動作停止時点までに前記第2の記録
媒体に記録された曲単位の前記音楽データを自動的に消
去するように制御する動作制御手段とを備えていること
を特徴とするデータ転送記録装置。 - 【請求項2】 前記動作制御手段は、前記曲単位の音楽
データの自動的消去を行った後において、前記音楽デー
タ再生手段による前記第1の記録媒体から次のダビング
対象の音楽データの再生・転送動作と前記音楽データ記
録手段による前記第2の記録媒体への音楽データの記録
動作を自動的に開始するものとして構成されていること
を特徴とする請求項1に記載のデータ転送記録装置。 - 【請求項3】 第1の記録媒体に記録されている音楽デ
ータを再生する音楽データ再生手段と、 前記音楽データ再生手段により再生・転送される前記音
楽データを受け取って第2の記録媒体に記録する音楽デ
ータ記録手段とを備えたデータ転送記録装置において、 ダビング対象全曲分の記憶領域を有するテーブルをもつ
メモリ手段と、 前記音楽データ再生手段および音楽データ記録手段によ
り現在行われている第2の記録媒体へのダビング中の曲
の音楽データについて後で消去すべきことを命令するダ
ビングデータ消去信号を発信するダビングデータ消去信
号発信手段と、 前記音楽データ再生手段から前記音楽データ記録手段へ
音楽データが転送されている間に、前記ダビングデータ
消去信号発信手段からのダビングデータ消去信号を受信
すると前記メモリ手段のテーブルにおける該当領域に消
去対象であることを記録するとともに、ダビング対象全
曲のダビングの完了の後に、前記テーブルを参照して消
去対象となっている曲の音楽データを前記第2の記録媒
体から自動的に消去するように制御する動作制御手段と
を備えていることを特徴とするデータ転送記録装置。 - 【請求項4】 第1の記録媒体に記録されている音楽デ
ータを再生する音楽データ再生手段と、 前記音楽データ再生手段から転送される前記音楽データ
を受け取って第2の記録媒体に記録する音楽データ記録
手段とを備えたデータ転送記録装置において、 ダビング対象全曲分の記憶領域を有するテーブルをもつ
メモリ手段と、 前記音楽データ再生手段により現在行われている第1の
記録媒体からの再生中の曲の音楽データについて、後の
データ転送を禁止すべきことを命令するデータ転送禁止
信号発信するデータ転送禁止信号発信手段と、 前記音楽データ再生手段から音楽データが再生されてい
る間に、前記データ転送禁止信号を受信すると前記メモ
リ手段のテーブルにおける該当領域にデータ転送禁止対
象であることを記録するとともに、ダビング対象全曲の
再生の完了の後に、前記テーブルを参照してデータ転送
禁止対象以外の曲の音楽データを前記第1の記録媒体か
ら読み出して前記音楽データ記録手段へ転送し、前記音
楽データ記録手段に対して前記第2の記録媒体に記録す
るように制御する動作制御手段とを備えていることを特
徴とするデータ転送記録装置。 - 【請求項5】 さらに、前記音楽データ再生手段により
現在行われている第1の記録媒体からの再生中の曲の音
楽データについて、後のデータ転送を許可すべきことを
命令するデータ転送許可信号を発信するデータ転送許可
信号発信手段を備えており、 前記動作制御手段は、さらに、前記音楽データ再生手段
から音楽データが再生されている間に、前記データ転送
許可信号を受信すると前記テーブルにおける該当領域に
データ転送許可対象であることを記録するとともに、ダ
ビング対象全曲の再生の完了の後に、前記テーブルを参
照してデータ転送許可対象のみの曲の音楽データを前記
第1の記録媒体から読み出して前記音楽データ記録手段
へ転送し、前記音楽データ記録手段に対して前記第2の
記録媒体に記録するように制御を行うものとして構成さ
れていることを特徴とする請求項4に記載のデータ転送
記録装置。 - 【請求項6】 前記データ転送禁止信号発信手段を省略
してある請求項5に記載のデータ転送記録装置。 - 【請求項7】 前記音楽データの消去に代えて、曲単位
の管理を行うテーブルオブコンテンツのようなアドレス
情報管理テーブルでの更新を行って、実質的な消去を行
うように構成されている請求項1から請求項3までのい
ずれかに記載のデータ転送記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000249796A JP2002063762A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | データ転送記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000249796A JP2002063762A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | データ転送記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002063762A true JP2002063762A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18739482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000249796A Pending JP2002063762A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | データ転送記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002063762A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002065468A1 (fr) * | 2001-02-16 | 2002-08-22 | Sony Corporation | Appareil de copie permettant de copier des données |
JP2007080372A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Sony Corp | 記録装置、記録方法及び記録プログラム |
JP2007133957A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Sharp Corp | 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法 |
US7400566B2 (en) | 2003-12-09 | 2008-07-15 | Sony Corporation | Method of sequentially recording programs using calculated reception ending times |
JP2011040159A (ja) * | 2010-10-07 | 2011-02-24 | Sharp Corp | コンテンツ蓄積装置、コンテンツ再生装置、記録媒体、コンテンツ蓄積制御方法及び、コンテンツ再生制御方法 |
JP2011060390A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Toshiba Corp | 電子機器およびダビング方法 |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000249796A patent/JP2002063762A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002065468A1 (fr) * | 2001-02-16 | 2002-08-22 | Sony Corporation | Appareil de copie permettant de copier des données |
US7327645B2 (en) | 2001-02-16 | 2008-02-05 | Sony Corporation | Dubbing apparatus for dubbing data |
US7672203B2 (en) | 2001-02-16 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Dubbing device for dubbing data |
US7969837B2 (en) | 2001-02-16 | 2011-06-28 | Sony Corporation | Dubbing device for dubbing data |
US8339910B2 (en) | 2001-02-16 | 2012-12-25 | Sony Corporation | Dubbing device for dubbing data |
US7400566B2 (en) | 2003-12-09 | 2008-07-15 | Sony Corporation | Method of sequentially recording programs using calculated reception ending times |
JP2007080372A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Sony Corp | 記録装置、記録方法及び記録プログラム |
JP4505742B2 (ja) * | 2005-09-13 | 2010-07-21 | ソニー株式会社 | 記録装置、記録方法及び記録プログラム |
JP2007133957A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Sharp Corp | 音楽データ記録再生装置、及びその音楽データ記録再生方法 |
JP2011060390A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Toshiba Corp | 電子機器およびダビング方法 |
JP2011040159A (ja) * | 2010-10-07 | 2011-02-24 | Sharp Corp | コンテンツ蓄積装置、コンテンツ再生装置、記録媒体、コンテンツ蓄積制御方法及び、コンテンツ再生制御方法 |
JP4759093B2 (ja) * | 2010-10-07 | 2011-08-31 | シャープ株式会社 | コンテンツ蓄積制御システムおよびその音楽再生装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6388961B1 (en) | Recording apparatus, playback apparatus, recording method, and playback method | |
JP3556602B2 (ja) | 再記録可能記録媒体のオーディオデータ再生方法 | |
US7729209B2 (en) | Recording and playback apparatus using harddrive for ripping digital audio data | |
JP2001292388A (ja) | 再生装置 | |
US6836385B2 (en) | Recording/reproducing apparatus | |
JP2002063762A (ja) | データ転送記録装置 | |
KR100646301B1 (ko) | 데이터 기록 재생 장치, 기억 장치 및 파일 액세스 방법 | |
US7751690B2 (en) | Recording and reproducing apparatus | |
JP4527526B2 (ja) | オーディオデータの記録された記録媒体、その記録/再生方法、その記録装置、及び再生装置 | |
JP3999483B2 (ja) | 記録媒体再生装置及びプログラム | |
JPH10285536A (ja) | 映像信号処理装置 | |
JPH09161461A (ja) | 映像記録再生装置 | |
JPH11273262A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP3542528B2 (ja) | 記録再生装置 | |
CN100362590C (zh) | 光盘装置中幻灯播放的控制方法 | |
KR100555782B1 (ko) | Dvd 플레이어에서의 복합 파일 설정 및 재생 방법 | |
JP4394465B2 (ja) | 再生装置、情報処理方法およびプログラム | |
JP3158834B2 (ja) | ビデオ信号再生方法及びビデオ信号再生装置 | |
JPH09247597A (ja) | 磁気記録方法及び磁気記録再生装置 | |
JP4106982B2 (ja) | 記憶装置、記憶制御方法、プログラム | |
JPH09204761A (ja) | 編集装置 | |
EP1202272A2 (en) | Recording apparatus for information recording medium and recording method | |
JP2001084741A (ja) | オーディオシステム | |
JPH076505A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2002157819A (ja) | ダビング装置 |