JP2002062552A - ラマン増幅器および光通信システム - Google Patents
ラマン増幅器および光通信システムInfo
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Abstract
低コストで図ることができるラマン増幅器および光通信
システムを提供する。 【解決手段】 ラマン増幅器10では、励起光源14か
ら出力されたラマン増幅用励起光は、2分岐されて、第
1の合分波器121を経て第1のラマン増幅用光ファイ
バ111に供給されるとともに、第2の合分波器122を
経て第2のラマン増幅用光ファイバ112に供給され
る。入力端10aに入力した信号光は、ラマン増幅され
つつ第1のラマン増幅用光ファイバ111を伝搬し、第
1の合分波器121および光アイソレータ13を経て、
ラマン増幅されつつ第2のラマン増幅用光ファイバ11
2を伝搬し、第2の合分波器122を経て、出力端10b
より出力される。2本のラマン増幅用光ファイバ1
11,112それぞれは、光導波領域における組成が互い
に異なり、直列に接続されている。
Description
信を行う光通信システムにおいて信号光が光伝送路を伝
送される際に被る伝送損失をラマン増幅により補償する
ラマン増幅器に関するものである。
ムにおいて、送信器から送出された信号光は、光伝送路
を伝送される際に伝送損失を被り、受信器に到達すると
きにはパワーが小さくなる。受信器に到達した信号光の
パワーが所定値以下であると、受信エラーに因り正常に
光通信を行えない場合が生じ得る。そこで、送信器と受
信器との間に光増幅器を設けて、この光増幅器により信
号光を光増幅することで、信号光が光伝送路を伝送され
る際に被る伝送損失を補償することが行われている。
加された増幅用光ファイバを用いた希土類元素添加光フ
ァイバ増幅器(例えばEr元素添加光ファイバ増幅器)
と、ラマン増幅用光ファイバにおけるラマン増幅現象を
利用したラマン増幅器とがある。希土類元素添加光ファ
イバ増幅器と比べると、ラマン増幅器は、ラマン増幅用
励起光の波長を適切に設定することで利得を有する波長
帯域を所望のものにすることが可能である等の特徴を有
している。
を多重化して光通信を行う波長多重(WDM: Waveleng
th Division Multiplexing)光通信システムでは、ラマ
ン増幅器は、広い波長帯域で信号光をラマン増幅し得る
ことが求められ、或いは、複数の波長帯域それぞれで信
号光をラマン増幅し得ることが求められている。例え
ば、文献「Y. Emori, et al., "100nm bandwidth flat
gain Raman amplifierspumped and gain-equalized by
12-wavelength-channel WDM high power laserdiodes",
OFC'99, PD19 (1999)」に記載されたラマン増幅器は、
N個(N≧2)の励起光源それぞれから出力された異な
る波長の光を合波したものをラマン増幅用励起光として
ラマン増幅用光ファイバに供給することで、利得スペク
トルの幅の拡大等を図ることができるものである。この
文献では、励起光源の個数Nを12としている。
献に記載されたラマン増幅器は、利得スペクトルの幅の
拡大等を図るには多数の励起光源を備えなければならな
いことから、コストが高くなる。また、中継区間毎にラ
マン増幅器を備えるとすれば、その光通信システムは、
中継区間の数と上記N値とを乗じた個数の励起光源を備
えなければならないことから、やはりコストが高くな
る。
れたものであり、ラマン増幅の利得スペクトルの幅の拡
大等を低コストで図ることができるラマン増幅器および
光通信システムを提供することを目的とする。
器は、(1) 光導波領域における組成が互いに異なり、ラ
マン増幅用励起光が供給されることにより信号光をラマ
ン増幅する複数のラマン増幅用光ファイバと、(2) 複数
のラマン増幅用光ファイバそれぞれに対しラマン増幅用
励起光を供給する励起光供給手段とを備えることを特徴
とする。このラマン増幅器によれば、複数のラマン増幅
用光ファイバそれぞれに励起光供給手段によりラマン増
幅用励起光が供給されると、複数のラマン増幅用光ファ
イバそれぞれを伝搬する信号光はラマン増幅される。複
数のラマン増幅用光ファイバそれぞれは、光導波領域に
おける組成が互いに異なるので、ストークスシフト量も
互いに異なる。これにより、複数のラマン増幅用光ファ
イバそれぞれにおけるラマン増幅の利得帯域を互いに異
なるものとすることができる。ラマン増幅器におけるラ
マン増幅の利得帯域は、複数のラマン増幅用光ファイバ
それぞれにおけるラマン増幅の利得帯域を総合したもの
となり、1種類のラマン増幅用光ファイバのみが設けら
れた従来の場合の利得帯域と比較して広くすることがで
きる。
のラマン増幅用光ファイバが直列に接続されていてもよ
いし、並列に接続されていてもよい。何れの場合にも、
ラマン増幅器におけるラマン増幅の利得帯域は、従来の
場合の利得帯域と比較して広くすることができる。複数
のラマン増幅用光ファイバが並列に接続される場合に
は、信号光は、分波器により複数の波長帯域に分波さ
れ、何れかのラマン増幅用光ファイバにより帯域毎にラ
マン増幅される。複数のラマン増幅用光ファイバが直列
に接続される場合には、並列接続の場合に必要となる合
波器や分波器が不要であるので、より低コストである。
光供給手段が複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれに
対し同一波長のラマン増幅用励起光を供給することを特
徴とする。この場合には、ラマン増幅器における利得帯
域の幅は、複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれの組
成に応じたものとなる。
光供給手段が複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれに
対し共通の励起光源から出力されたラマン増幅用励起光
を供給することを特徴とする。この場合には、励起光源
の個数を少なくして、低コスト化を図る上で更に好適で
ある。
光供給手段が複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれに
対し互いに異なる波長のラマン増幅用励起光を供給する
ことを特徴とする。この場合には、ラマン増幅器におけ
る利得帯域の幅は、複数のラマン増幅用光ファイバそれ
ぞれの組成およびラマン増幅用励起光の波長の双方に応
じたものとなり、更に広くすることも可能である。
数のラマン増幅用光ファイバの何れかは光導波領域にG
eが添加されていることを特徴とする。また、複数のラ
マン増幅用光ファイバの何れかは光導波領域にPが添加
されていることを特徴とする。これらの場合には、ラマ
ン増幅用光ファイバにおける利得帯域は、添加されたG
eまたはPに応じたものとなり、ラマン増幅器の利得帯
域を設定する上で好適である。
波領域における組成が互いに異なり、ラマン増幅用励起
光が供給されることにより信号光をラマン増幅する複数
のラマン増幅用光ファイバが敷設されてなる光伝送路
と、(2) 光伝送路に対しラマン増幅用励起光を供給する
励起光供給手段とを備えることを特徴とする。この光通
信システムによれば、複数のラマン増幅用光ファイバが
敷設されてなる光伝送路に励起光供給手段によりラマン
増幅用励起光が供給されると、光伝送路を伝搬する信号
光はラマン増幅される。複数のラマン増幅用光ファイバ
それぞれは、光導波領域における組成が互いに異なるの
で、ストークスシフト量も互いに異なる。これにより、
複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれにおけるラマン
増幅の利得帯域を互いに異なるものとすることができ
る。光通信システムにおけるラマン増幅の利得帯域は、
複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれにおけるラマン
増幅の利得帯域を総合したものとなり、1種類のラマン
増幅用光ファイバのみが設けられた従来の場合の利得帯
域と比較して広くすることができる。
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
本発明に係るラマン増幅器の第1の実施形態について説
明する。図1は、第1の実施形態に係るラマン増幅器1
0の構成図である。このラマン増幅器10は、入力端1
0aから出力端10bへ向けて順に、第1のラマン増幅
用光ファイバ111、第1の合分波器121、光アイソレ
ータ13、第2のラマン増幅用光ファイバ112および
第2の合分波器122が設けられている。また、このラ
マン増幅器10は、第1の合分波器121および第2の
合分波器122の双方に接続された励起光源14が設け
られている。
する。第1の合分波器121は、励起光源14から出力
されたラマン増幅用励起光を第1のラマン増幅用光ファ
イバ111に供給するとともに、第1のラマン増幅用光
ファイバ111より到達した信号光を光アイソレータ1
3へ向けて通過させる。第2の合分波器122は、励起
光源14から出力されたラマン増幅用励起光を第2のラ
マン増幅用光ファイバ112に供給するとともに、第2
のラマン増幅用光ファイバ112より到達した信号光を
出力端10bへ向けて通過させる。
入力端10aより入力した信号光を第1の合分波器12
1へ向けて伝送するとともに、第1の合分波器121より
ラマン増幅用励起光が供給されることにより該信号光を
ラマン増幅する。光アイソレータ13は、第1の合分波
器121から第2のラマン増幅用光ファイバ112の方向
へは光を通過させるが、逆の方向には光を通過させな
い。第2のラマン増幅用光ファイバ112は、光アイソ
レータ13より入力した信号光を第2の合分波器122
へ向けて伝送するとともに、第2の合分波器122より
ラマン増幅用励起光が供給されることにより該信号光を
ラマン増幅する。
から出力されたラマン増幅用励起光は、2分岐されて、
第1の合分波器121を経て第1のラマン増幅用光ファ
イバ111に供給されるとともに、第2の合分波器122
を経て第2のラマン増幅用光ファイバ112に供給され
る。そして、入力端10aに入力した信号光は、ラマン
増幅されつつ第1のラマン増幅用光ファイバ111を伝
搬し、第1の合分波器121および光アイソレータ13
を経て、ラマン増幅されつつ第2のラマン増幅用光ファ
イバ112を伝搬し、第2の合分波器122を経て、出力
端10bより出力される。
ラマン増幅用光ファイバ111,112それぞれは、光導
波領域における組成が互いに異なり、直列に接続されて
いる。また、2本のラマン増幅用光ファイバ111,1
12それぞれには、共通の励起光源14から出力された
同一波長のラマン増幅用励起光が供給される。ラマン増
幅用光ファイバ111,112それぞれは、コア領域を含
む光導波領域における組成が互いに異なることにより、
ストークスシフト量が互いに異なり、ラマン増幅の利得
帯域が互いに異なるものとなる。
ークスシフト量とラマン散乱量との関係を示すグラフで
ある。この図に示すように、光ファイバにおいてラマン
散乱量がピークとなるストークスシフト量は光ファイバ
の組成により異なる。例えば、GeO2のラマン散乱量
はストークスシフト量が420cm-1程度のときにピー
クとなり、P2O5のラマン散乱量はストークスシフト量
が635cm-1程度のときにピークとなり、B2O3のラ
マン散乱量はストークスシフト量が825cm -1程度の
ときにピークとなる。GeO2およびP2O5それぞれの
ラマン散乱量がピークとなるストークスシフト量は、波
長による表記では互いに100nm程度異なっている。
ン増幅の利得スペクトルとの関係を示すグラフである。
図3(a)に示すように、第1のラマン増幅用光ファイ
バ111は、ストークスシフト量がaであれば、ラマン
増幅用励起光の波長λよりストークスシフト量aだけ長
い波長を中心に利得スペクトルを有する。また、図3
(b)に示すように、第2のラマン増幅用光ファイバ1
12は、ストークスシフト量がbであれば、ラマン増幅
用励起光の波長λよりストークスシフト量bだけ長い波
長を中心に利得スペクトルを有する。このとき、図3
(c)に示すように、共通の励起光源14から出力され
た同一波長λのラマン増幅用励起光がラマン増幅用光フ
ァイバ111,112に供給されると、ラマン増幅用光フ
ァイバ111,112それぞれにおけるラマン増幅の利得
帯域が互いに異なるものとなる。
11は光導波領域にGeO2が添加された石英系光ファイ
バであり、第2のラマン増幅用光ファイバ112は光導
波領域にP2O5が添加された石英系光ファイバである。
このようにすることで、共通の励起光源14から出力さ
れた同一波長のラマン増幅用励起光が供給されたとして
も、ラマン増幅用光ファイバ111,112それぞれにお
けるラマン増幅の利得帯域が互いに異なるものとなる。
そして、ラマン増幅器10におけるラマン増幅の利得帯
域は、ラマン増幅用光ファイバ111,112それぞれに
おけるラマン増幅の利得帯域を総合したものとなり、1
種類のラマン増幅用光ファイバのみが設けられた従来の
場合の利得帯域と比較して広くすることができる。以上
のように、本実施形態に係るラマン増幅器10は、1個
の励起光源を用いるだけでラマン増幅の利得スペクトル
の幅の拡大等を図ることができ、低コストである。
本発明に係るラマン増幅器の第2の実施形態について説
明する。図4は、第2の実施形態に係るラマン増幅器2
0の構成図である。このラマン増幅器20は、入力端2
0aから出力端20bへ向けて順に、第1のラマン増幅
用光ファイバ211、第2のラマン増幅用光ファイバ2
12および合分波器22が設けられている。また、この
ラマン増幅器20は、合分波器22に接続された励起光
源24が設けられている。
する。合分波器22は、励起光源24から出力されたラ
マン増幅用励起光を第1のラマン増幅用光ファイバ21
1および第2のラマン増幅用光ファイバ212の双方に供
給するとともに、第2のラマン増幅用光ファイバ212
より到達した信号光を出力端20bへ向けて通過させ
る。
入力端20aより入力した信号光を第2のラマン増幅用
光ファイバ212へ向けて伝送するとともに、合分波器
22よりラマン増幅用励起光が供給されることにより該
信号光をラマン増幅する。第2のラマン増幅用光ファイ
バ212は、第1のラマン増幅用光ファイバ211より入
力した信号光を合分波器22へ向けて伝送するととも
に、合分波器22よりラマン増幅用励起光が供給される
ことにより該信号光をラマン増幅する。
から出力されたラマン増幅用励起光は、合分波器22を
経て第1のラマン増幅用光ファイバ211および第2の
ラマン増幅用光ファイバ212の双方に供給される。そ
して、入力端20aに入力した信号光は、ラマン増幅さ
れつつ第1のラマン増幅用光ファイバ211および第2
のラマン増幅用光ファイバ212を伝搬し、合分波器2
2を経て、出力端20bより出力される。
ラマン増幅用光ファイバ211,212それぞれは、光導
波領域における組成が互いに異なり、直列に接続されて
いる。また、2本のラマン増幅用光ファイバ211,2
12それぞれには、共通の励起光源24から出力された
同一波長のラマン増幅用励起光が供給される。ラマン増
幅用光ファイバ211,212それぞれは、コア領域を含
む光導波領域における組成が互いに異なることにより、
ストークスシフト量が互いに異なり、ラマン増幅の利得
帯域が互いに異なるものとなる。
11は光導波領域にGeO2が添加された石英系光ファイ
バであり、第2のラマン増幅用光ファイバ212は光導
波領域にP2O5が添加された石英系光ファイバである。
このようにすることで、共通の励起光源24から出力さ
れた同一波長のラマン増幅用励起光が供給されたとして
も、ラマン増幅用光ファイバ211,212それぞれにお
けるラマン増幅の利得帯域が互いに異なるものとなる。
そして、ラマン増幅器20におけるラマン増幅の利得帯
域は、ラマン増幅用光ファイバ211,212それぞれに
おけるラマン増幅の利得帯域を総合したものとなり、1
種類のラマン増幅用光ファイバのみが設けられた従来の
場合の利得帯域と比較して広くすることができる。以上
のように、本実施形態に係るラマン増幅器20も、1個
の励起光源を用いるだけでラマン増幅の利得スペクトル
の幅の拡大等を図ることができ、低コストである。
本発明に係るラマン増幅器の第3の実施形態について説
明する。図5は、第3の実施形態に係るラマン増幅器3
0の構成図である。このラマン増幅器30は、入力端3
0aから出力端30bへ向けて順に、第1のラマン増幅
用光ファイバ311、第1の合分波器321、光アイソレ
ータ33、第2のラマン増幅用光ファイバ312および
第2の合分波器322が設けられている。また、このラ
マン増幅器30は、第1の合分波器321に接続された
第1の励起光源341、および、第2の合分波器322に
接続された第2の励起光源342が設けられている。
源342それぞれはラマン増幅用励起光を出力する。第
1の合分波器321は、第1の励起光源341から出力さ
れたラマン増幅用励起光を第1のラマン増幅用光ファイ
バ311に供給するとともに、第1のラマン増幅用光フ
ァイバ311より到達した信号光を光アイソレータ33
へ向けて通過させる。第2の合分波器322は、第2の
励起光源342から出力されたラマン増幅用励起光を第
2のラマン増幅用光ファイバ312に供給するととも
に、第2のラマン増幅用光ファイバ312より到達した
信号光を出力端30bへ向けて通過させる。
入力端30aより入力した信号光を第3の合分波器32
1へ向けて伝送するとともに、第1の合分波器321より
ラマン増幅用励起光が供給されることにより該信号光を
ラマン増幅する。光アイソレータ33は、第1の合分波
器321から第2のラマン増幅用光ファイバ312の方向
へは光を通過させるが、逆の方向には光を通過させな
い。第2のラマン増幅用光ファイバ312は、光アイソ
レータ33より入力した信号光を第2の合分波器322
へ向けて伝送するとともに、第2の合分波器322より
ラマン増幅用励起光が供給されることにより該信号光を
ラマン増幅する。
源341から出力されたラマン増幅用励起光は、第1の
合分波器321を経て第1のラマン増幅用光ファイバ3
11に供給され、第2の励起光源342から出力されたラ
マン増幅用励起光は、第2の合分波器322を経て第2
のラマン増幅用光ファイバ312に供給される。そし
て、入力端30aに入力した信号光は、ラマン増幅され
つつ第1のラマン増幅用光ファイバ311を伝搬し、第
1の合分波器321および光アイソレータ33を経て、
ラマン増幅されつつ第2のラマン増幅用光ファイバ31
2を伝搬し、第2の合分波器322を経て、出力端30b
より出力される。
ラマン増幅用光ファイバ311,312それぞれは、光導
波領域における組成が互いに異なり、直列に接続されて
いる。ラマン増幅用光ファイバ311,312それぞれ
は、コア領域を含む光導波領域における組成が互いに異
なることにより、ストークスシフト量が互いに異なる。
例えば、第1のラマン増幅用光ファイバ311は光導波
領域にGeO2が添加された石英系光ファイバであり、
第2のラマン増幅用光ファイバ312は光導波領域にP2
O5が添加された石英系光ファイバである。
ラマン増幅用光ファイバ311に供給されるラマン増幅
用励起光の波長λ1と、第2の励起光源342から出力さ
れ第2のラマン増幅用光ファイバ312に供給されるラ
マン増幅用励起光の波長λ2とは、同一であってもよい
し、異なっていてもよい。
は、第1または第2の実施形態の場合と同様に、ラマン
増幅用光ファイバ311,312それぞれにおけるラマン
増幅の利得帯域が互いに異なるものとなる。一方、波長
λ1と波長λ2とが互いに異なれば、ラマン増幅用光ファ
イバ311,312それぞれにおけるラマン増幅の利得帯
域が互いに更に離れたものとすることもできるし、ま
た、ラマン増幅用光ファイバ311,312それぞれにお
けるラマン増幅の利得帯域が互いに一部が重なるように
することもできる(図3(d)参照)。何れの場合も、
ラマン増幅器30におけるラマン増幅の利得帯域は、ラ
マン増幅用光ファイバ311,312それぞれにおけるラ
マン増幅の利得帯域を総合したものとなり、1種類のラ
マン増幅用光ファイバのみが設けられた従来の場合の利
得帯域と比較して広くすることができる。以上のよう
に、本実施形態に係るラマン増幅器30は、2個の励起
光源を用いるだけでラマン増幅の利得スペクトルの幅の
拡大等を図ることができ、低コストである。
本発明に係るラマン増幅器の第4の実施形態について説
明する。図6は、第4の実施形態に係るラマン増幅器4
0の構成図である。このラマン増幅器40は、第1のラ
マン増幅用光ファイバ411と第2のラマン増幅用光フ
ァイバ412とが並列に接続されて設けられており、こ
れらと入力端40aとの間に分波器45が設けられ、こ
れらと出力端40bとの間に合分波器421,422およ
び合波器46が設けられている。また、このラマン増幅
器40は、第1の合分波器421および第2の合分波器
422の双方に接続された励起光源44が設けられてい
る。
する。第1の合分波器421は、励起光源44から出力
されたラマン増幅用励起光を第1のラマン増幅用光ファ
イバ411に供給するとともに、第1のラマン増幅用光
ファイバ411より到達した信号光を合波器46へ向け
て通過させる。第2の合分波器422は、励起光源44
から出力されたラマン増幅用励起光を第2のラマン増幅
用光ファイバ412に供給するとともに、第2のラマン
増幅用光ファイバ412より到達した信号光を合波器4
6へ向けて通過させる。
信号光を第1の波長帯域と第2の波長帯域とに分波し
て、第1の波長帯域の信号光を第1のラマン増幅用光フ
ァイバ411へ出力し、第2の波長帯域の信号光を第2
のラマン増幅用光ファイバ412へ出力する。第1のラ
マン増幅用光ファイバ411は、分波器45より到達し
た第1の波長帯域の信号光を第1の合分波器421へ向
けて伝送するとともに、第1の合分波器421よりラマ
ン増幅用励起光が供給されることにより該信号光をラマ
ン増幅する。第2のラマン増幅用光ファイバ412は、
分波器45より到達した第2の波長帯域の信号光を第2
の合分波器422へ向けて伝送するとともに、第2の合
分波器422よりラマン増幅用励起光が供給されること
により該信号光をラマン増幅する。合波器46は、第1
の合分波器421より到達した第1の波長帯域の信号光
と、第2の合分波器422より到達した第2の波長帯域
の信号光とを合波して、この合波した信号光を出力端4
0bへ向けて出力する。
から出力されたラマン増幅用励起光は、2分岐されて、
第1の合分波器421を経て第1のラマン増幅用光ファ
イバ411に供給されるとともに、第2の合分波器422
を経て第2のラマン増幅用光ファイバ412に供給され
る。そして、入力端40aに入力した信号光は、分波器
45により第1の波長帯域と第2の波長帯域とに分波さ
れる。第1の波長帯域の信号光は、ラマン増幅されつつ
第1のラマン増幅用光ファイバ411を伝搬し、第1の
合分波器421を経て合波器46に向かう。第2の波長
帯域の信号光は、ラマン増幅されつつ第2のラマン増幅
用光ファイバ412を伝搬し、第2の合分波器422を経
て合波器46に向かう。第1および第2の波長帯域の信
号光は、合波器46により合波されて、出力端40bよ
り出力される。
ラマン増幅用光ファイバ411,412それぞれは、光導
波領域における組成が互いに異なり、並列に接続されて
いる。また、2本のラマン増幅用光ファイバ411,4
12それぞれには、共通の励起光源44から出力された
同一波長のラマン増幅用励起光が供給される。ラマン増
幅用光ファイバ411,412それぞれは、コア領域を含
む光導波領域における組成が互いに異なることにより、
ストークスシフト量が互いに異なり、ラマン増幅の利得
帯域が互いに異なるものとなる。
11は光導波領域にGeO2が添加された石英系光ファイ
バであり、第2のラマン増幅用光ファイバ412は光導
波領域にP2O5が添加された石英系光ファイバである。
このようにすることで、共通の励起光源44から出力さ
れた同一波長のラマン増幅用励起光が供給されたとして
も、ラマン増幅用光ファイバ411,412それぞれにお
けるラマン増幅の利得帯域が互いに異なるものとなる。
そして、ラマン増幅器40におけるラマン増幅の利得帯
域は、ラマン増幅用光ファイバ411,412それぞれに
おけるラマン増幅の利得帯域を総合したものとなり、1
種類のラマン増幅用光ファイバのみが設けられた従来の
場合の利得帯域と比較して広くすることができる。以上
のように、本実施形態に係るラマン増幅器40は、1個
の励起光源を用いるだけでラマン増幅の利得スペクトル
の幅の拡大等を図ることができ、低コストである。
光ファイバ411,412それぞれに同一波長のラマン増
幅用励起光が供給されるものとしたが、異なる波長のラ
マン増幅用励起光が供給されてもよい。
明に係る光通信システムの実施形態について説明する。
図7は、本実施形態に係る光通信システム1の構成図で
ある。この光通信システム1は、送信局61と中継局6
2との間、中継局62と中継局63との間、および、中
継局63と受信局64との間、それぞれが光伝送路で接
続されたものである。
は、ラマン増幅用光ファイバ511が敷設されたもので
ある。中継局62と中継局63との間の光伝送路は、ラ
マン増幅用光ファイバ512および513が敷設されたも
のである。中継局62内には、ラマン増幅用励起光を出
力する励起光源541と、この励起光源541から出力さ
れたラマン増幅用励起光をラマン増幅用光ファイバ51
1に導入する為の合分波器521とが設けられている。中
継局63内には、ラマン増幅用励起光を出力する励起光
源542と、この励起光源542から出力されたラマン増
幅用励起光をラマン増幅用光ファイバ512および513
に導入する為の合分波器522とが設けられている。す
なわち、ラマン増幅用光ファイバ511、励起光源541
および合分波器521はラマン増幅器を構成している。
また、ラマン増幅用光ファイバ512および513、励起
光源541ならびに合分波器521もラマン増幅器を構成
している。
の励起光源541から出力されたラマン増幅用励起光
は、合分波器521を経てラマン増幅用光ファイバ511
に供給される。中継局63内の励起光源542から出力
されたラマン増幅用励起光は、合分波器522を経てラ
マン増幅用光ファイバ512および513に供給される。
そして、送信局61から送出された信号光は、中継局6
1へ向けてラマン増幅されつつラマン増幅用光ファイバ
511を伝搬し、中継局62へ向けてラマン増幅されつ
つラマン増幅用光ファイバ512および513を伝搬し、
さらに、受信局64へ向けて光伝送路を伝搬して、受信
局64において受信される。
ラマン増幅用光ファイバ511〜513それぞれは、光導
波領域における組成が互いに異なり、直列に接続されて
いる。また、これらのうち2本のラマン増幅用光ファイ
バ512,513それぞれには、共通の励起光源542か
ら出力された同一波長のラマン増幅用励起光が供給され
る。ラマン増幅用光ファイバ511〜513それぞれは、
コア領域を含む光導波領域における組成が互いに異なる
ことにより、ストークスシフト量が互いに異なり、ラマ
ン増幅の利得帯域が互いに異なるものとなる。
513のうち、何れかは光導波領域にGeO2が添加され
た石英系光ファイバであり、他の何れかは光導波領域に
P2O 5が添加された石英系光ファイバである。このよう
にすることで、ラマン増幅用光ファイバ511〜513そ
れぞれにおけるラマン増幅の利得帯域が互いに異なるも
のとなる。そして、光通信システム1におけるラマン増
幅の利得帯域は、ラマン増幅用光ファイバ511〜513
それぞれにおけるラマン増幅の利得帯域を総合したもの
となり、1種類のラマン増幅用光ファイバのみが設けら
れた従来の場合の利得帯域と比較して広くすることがで
きる。以上のように、本実施形態に係る光通信システム
1は、3個の励起光源を用いるだけでラマン増幅の利得
スペクトルの幅の拡大等を図ることができ、低コストで
ある。
係るラマン増幅器によれば、複数のラマン増幅用光ファ
イバそれぞれに励起光供給手段によりラマン増幅用励起
光が供給されると、複数のラマン増幅用光ファイバそれ
ぞれを伝搬する信号光はラマン増幅される。複数のラマ
ン増幅用光ファイバそれぞれは、光導波領域における組
成が互いに異なるので、ストークスシフト量も互いに異
なる。これにより、複数のラマン増幅用光ファイバそれ
ぞれにおけるラマン増幅の利得帯域を互いに異なるもの
とすることができる。ラマン増幅器におけるラマン増幅
の利得帯域は、複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれ
におけるラマン増幅の利得帯域を総合したものとなり、
1種類のラマン増幅用光ファイバのみが設けられた従来
の場合の利得帯域と比較して広くすることができる。し
たがって、このラマン増幅器は、少ない個数の励起光源
を用いるだけでラマン増幅の利得スペクトルの幅の拡大
等を図ることができ、低コストである。
列に接続される場合には、信号光は、分波器により複数
の波長帯域に分波され、何れかのラマン増幅用光ファイ
バにより帯域毎にラマン増幅される点で好適である。複
数のラマン増幅用光ファイバが直列に接続される場合に
は、並列接続の場合に必要となる合波器や分波器が不要
であるので、より低コストである点で好適である。
用光ファイバそれぞれに対し同一波長のラマン増幅用励
起光を供給する場合には、ラマン増幅器における利得帯
域の幅は、複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれの組
成に応じたものとなる。また、励起光供給手段が複数の
ラマン増幅用光ファイバそれぞれに対し共通の励起光源
から出力されたラマン増幅用励起光を供給する場合に
は、励起光源の個数を少なくして、低コスト化を図る上
で更に好適である。また、励起光供給手段が複数のラマ
ン増幅用光ファイバそれぞれに対し互いに異なる波長の
ラマン増幅用励起光を供給する場合には、ラマン増幅器
における利得帯域の幅は、複数のラマン増幅用光ファイ
バそれぞれの組成およびラマン増幅用励起光の波長の双
方に応じたものとなり、更に広くすることも可能であ
る。
れかは、光導波領域にGeが添加されているのが好適で
あり、或いは、光導波領域にPが添加されているのが好
適である。これらの場合には、ラマン増幅用光ファイバ
における利得帯域は、添加されたGeまたはPに応じた
ものとなり、ラマン増幅器の利得帯域を設定する上で好
適である。
数のラマン増幅用光ファイバが敷設されてなる光伝送路
に励起光供給手段によりラマン増幅用励起光が供給され
ると、光伝送路を伝搬する信号光はラマン増幅される。
複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれは、光導波領域
における組成が互いに異なるので、ストークスシフト量
も互いに異なる。これにより、複数のラマン増幅用光フ
ァイバそれぞれにおけるラマン増幅の利得帯域を互いに
異なるものとすることができる。光通信システムにおけ
るラマン増幅の利得帯域は、複数のラマン増幅用光ファ
イバそれぞれにおけるラマン増幅の利得帯域を総合した
ものとなり、1種類のラマン増幅用光ファイバのみが設
けられた従来の場合の利得帯域と比較して広くすること
ができる。したがって、この光通信システムは、少ない
個数の励起光源を用いるだけでラマン増幅の利得スペク
トルの幅の拡大等を図ることができ、低コストである。
図である。
量とラマン散乱量との関係を示すグラフである。
スペクトルとの関係を示すグラフである。
図である。
図である。
図である。
ある。
12…ラマン増幅用光ファイバ、121,122…合分波
器、13…光アイソレータ、14…励起光源、20…ラ
マン増幅器、211,212…ラマン増幅用光ファイバ、
22…合分波器、24…励起光源、30…ラマン増幅
器、311,312…ラマン増幅用光ファイバ、321,
322…合分波器、33…光アイソレータ、341,34
2…励起光源、40…ラマン増幅器、411,412…ラ
マン増幅用光ファイバ、421,422…合分波器、44
…励起光源、45…分波器、46…合波器、511〜5
13…ラマン増幅用光ファイバ、521,522…合分波
器、541,542…励起光源、61…送信局、62,6
3…中継局、64…受信局。
Claims (9)
- 【請求項1】 光導波領域における組成が互いに異な
り、ラマン増幅用励起光が供給されることにより信号光
をラマン増幅する複数のラマン増幅用光ファイバと、 前記複数のラマン増幅用光ファイバそれぞれに対し前記
ラマン増幅用励起光を供給する励起光供給手段とを備え
ることを特徴とするラマン増幅器。 - 【請求項2】 前記複数のラマン増幅用光ファイバが直
列に接続されていることを特徴とする請求項1記載のラ
マン増幅器。 - 【請求項3】 前記複数のラマン増幅用光ファイバが並
列に接続されていることを特徴とする請求項1記載のラ
マン増幅器。 - 【請求項4】 前記励起光供給手段は前記複数のラマン
増幅用光ファイバそれぞれに対し同一波長の前記ラマン
増幅用励起光を供給することを特徴とする請求項1記載
のラマン増幅器。 - 【請求項5】 前記励起光供給手段は前記複数のラマン
増幅用光ファイバそれぞれに対し共通の励起光源から出
力された前記ラマン増幅用励起光を供給することを特徴
とする請求項1記載のラマン増幅器。 - 【請求項6】 前記励起光供給手段は前記複数のラマン
増幅用光ファイバそれぞれに対し互いに異なる波長の前
記ラマン増幅用励起光を供給することを特徴とする請求
項1記載のラマン増幅器。 - 【請求項7】 前記複数のラマン増幅用光ファイバの何
れかは光導波領域にGeが添加されていることを特徴と
する請求項1記載のラマン増幅器。 - 【請求項8】 前記複数のラマン増幅用光ファイバの何
れかは光導波領域にPが添加されていることを特徴とす
る請求項1記載のラマン増幅器。 - 【請求項9】 光導波領域における組成が互いに異な
り、ラマン増幅用励起光が供給されることにより信号光
をラマン増幅する複数のラマン増幅用光ファイバが敷設
されてなる光伝送路と、前記光伝送路に対し前記ラマン
増幅用励起光を供給する励起光供給手段とを備えること
を特徴とする光通信システム。
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