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JP2006294819A - 光増幅用部品、光増幅器及び光通信システム - Google Patents

光増幅用部品、光増幅器及び光通信システム Download PDF

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浩孝 小野
Makoto Yamada
誠 山田
Tadashi Sakamoto
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Atsushi Mori
淳 森
Makoto Shimizu
誠 清水
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Abstract

【課題】 高効率のS帯光増幅器に使用する光増幅用部品及び高効率のS帯光増幅器、ならびにこれらを用いた効率的な光通信システムを提供すること。
【解決手段】 励起光と信号光を合波する合分波器4の入力端に光アイソレータ2と励起光源3とを接続する。光フィルタ5の入力端および出力端にそれぞれEr 添加ファイバ1を接続する。Er添加ファイバ1−aの一端を接合分波器4の出力端に、およびEr添加ファイバ1−bの一端を合分波器4′の入力端にそれぞれ接続する。このようにして、光フィルタをEr添加ファイバの途中に挿入する。合分波器4′の出力端には、光アイソレータ2′を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光信号を増幅する光増幅器に関する。
通信容量増大の需要に応えるため、光ファイバの光伝送に適した波長帯を有効に利用した光通信システムが開発されている。これらのシステムの中には、従来の通信波長帯であるO帯(1260−1360nm)、C帯(1530−1565nm)、L帯(1565−1625nm)だけでなく、S帯(1460−1530nm)を利用したものがある。
S帯の光信号を増幅する光増幅器の一つとして、Er 添加ファイバ、またはEr 添加導波路を使用した光増幅器がある(特許文献1参照)。これらS帯の光信号を増幅する光増幅器では、光信号の波長帯域より長波長の波長帯域における利得係数が、光信号の波長帯域の利得係数より大きくなるため、光フィルタを用いて利得係数の大きい波長帯の光を抑制することで効率的にS帯光信号を増幅している(特許文献1の図2参照)。
特開2003−188445号公報 A. Yu et al., IEEE Photonics Technology Letters, vol. 5, no. 7, pp. 733-755, 1993、山田他、1994年電子情報通信学会秋季大会 C-152 P. F. Wysocki et al., IEEE Photonics Technology Letters, vol. 9, no. 10, pp. 1343-1345, 1997
しかしながら、これらの光増幅器では、おおよそ波長帯域1490−1520nmにある複数の波長多重された光信号(WDM信号)をほぼ同じ利得で増幅する(光増幅器が波長に対して利得平坦な特性を有する)ことを目的とするため、光フィルタの損失が1490nmから長波長になるに従って大きくなるように設定されている。そのため、全体的に増幅効率が抑制される欠点がある。
これに対し、光通信システムにおいては、WDM信号を分波した後に1波長ずつ増幅する必要性が生じる場合もある。このような光の増幅の用途に対して、増幅効率が抑制された従来のS帯光増幅器を用いることは増幅効率の観点から好ましくない。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、従来のS帯光増幅器において増幅効率が抑制される点を解決した、高効率のS帯光増幅器に使用する光増幅用部品及び高効率のS帯光増幅器、ならびにこれらを用いた効率的な光通信システムを提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コア又はクラッドにEr を添加したEr 添加ファイバと、Er添加ファイバの途中に挿入された光フィルタと、励起光源と、該励起光源からの励起光と信号光とを合波してEr 添加ファイバへ導く光学的手段と、Er添加ファイバから出射される出力光を励起光と信号光とに分波する手段とを備えた光信号を増幅する光増幅器であって、光フィルタは、信号光の波長帯域内において5nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光増幅器であって、光増幅器は、励起光が光フィルタをバイパスする導波路を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の光増幅器であって、光フィルタは、信号光の波長帯域内において10nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3に記載の光増幅器であって、励起光源が生成する励起光を分岐する分岐手段と、該分岐手段によって分岐された励起光と光フィルタから出射される出力光とを合波して複数のEr 添加ファイバに導く手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の光増幅器であって、信号光の波長帯域がS帯にあることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の光増幅器であって、Er添加ファイバは、Er 添加ファイバの1480nmにおける合計の損失値が、5dB以上であるEr 添加石英ファイバ、9dB以上であるEr 添加テルライトファイバ、および7dB以上であるEr 添加フッ化物ファイバのいずれか1つであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、信号光を生成する信号光源および信号光を光変調する光変調器を備えた光送信機が光合分波器の各ポートに接続された送信部と、光増幅器と、信号光を受信する光受信機が光合分波器の各ポートに接続された受信部と、送信部、光増幅器、および受信部を接続する伝送用光ファイバとを備え、光増幅器が、送信部から出射された出力光を増幅し、受信部へ出力する光通信システムであって、光合分波器は、透過波長帯域30nm以下である2つ以上の入出力端を備え、光増幅器は、Er添加ファイバの途中に挿入され、信号光の波長帯域内において5nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有する光フィルタを備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の光通信システムであって、光増幅器の一部または全部が、複数の光信号を同時に増幅する光増幅器であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、コア又はクラッドにEr を添加したEr添加ファイバにグレーティングが形成されたファイバーグレーティングであって、ファイバーグレーティングは、ファイバーグレーティング中を伝播する信号光の波長帯域内において5nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有することを特徴とする。
本発明によれば、一定の透過波長帯域を有する光フィルタを備えることにより、S帯光信号、C帯光信号、或いはL帯光信号を高いパワー変換効率で増幅が可能である。また、本発明の光増幅用部品或いは光増幅器を用いることで、効率的な光通信システムを構築することが可能である。
(実施形態1)
図1に、本発明の実施形態1の光増幅器の構成を示す。励起光と信号光を合波する合分波器4の入力端に光アイソレータ2と励起光源3とを接続する。光フィルタ5の入力端および出力端にそれぞれEr 添加ファイバ1を接続する。Er添加ファイバ1−aの一端を接合分波器4の出力端に、およびEr添加ファイバ1−bの一端を合分波器4′の入力端にそれぞれ接続する。このようにして、光フィルタをEr添加ファイバの途中に挿入する。合分波器4′の出力端には、光アイソレータ2′を接続する。
励起光源3として980nm帯半導体レーザ、合分波器4としてファイバ型WDMカプラ、光フィルタ5として誘電体多層膜フィルタを使用した。合分波器4′は、励起光ポートを反射がないように適切に処理した合波器である。Er 添加ファイバ1は、1480nmにおける損失17dBを有する特性のものである。
図2に、光フィルタ5の損失スペクトルを示す。光フィルタ5の透過波長帯域(損失値が最小損失Lmin(dB)とLmin+3(dB)の間にある波長帯域)は、1497−1522nmである。また、励起光波長である980nm帯における損失は2.0−2.5dBである。
図3に、実施形態1の光増幅器の利得スペクトル、および従来技術の特許文献2に基づく光増幅器の利得スペクトルを示す。実施形態1の利得特性は、光増幅器への入力信号光パワーを−10dBmとし、励起光源3が生成する励起光パワーを140mWとした場合に得られたものである。比較として示した従来技術の光増幅器における利得特性も、光増幅器への入力信号光パワー、および励起光源が生成する励起光パワーを実施形態1の光増幅器と同じ設定を行っている(入力信号光パワーを−10dBmとし、励起光パワーを140mWとする)。
実施形態1の光増幅器は、1502nmから1523.5nmの波長帯域において従来の光増幅器より大きな信号出力パワーが得られる。1501.8nmから1522.2nmの波長帯域では、+10dBm以上の光信号出力パワーが得られる。このパワー変換効率は、従来の光増幅器では最大40%であるのに対し、実施形態1の光増幅器では最大52%である。このように実施形態1の光増幅器では、S帯にある光信号を従来の光増幅器と比較してより高いパワー変換効率で増幅することができる。
従来から、光増幅媒体の間に光フィルタを挿入する構成により、高利得・低雑音を実現する技術は知られている(非特許文献1参照)。しかし、従来の光増幅器で使用されている光フィルタは透過波長帯域幅が1〜3nm以下であり、実施形態1の光増幅器で使用する光フィルタ5はそれらより透過波長帯域幅が5〜25nmと広い。光送信機から出射される信号光の波長は、装置内の温度変化などにより変化することがある。光通信システムに用いられている分布帰還型半導体レーザ(DFB−LD)の温度変化率は、0.1nm/℃である。そのため、装置内の温度変化量が70℃(0−70℃)あるような場合、波長変化量は7nmにもなる。つまり、実施形態1の光増幅器は、光フィルタ5の透過波長帯域幅が広いため、波長が経時変化する光信号を損失なく増幅できる。
従来の光増幅器には、複数の光信号を同時に、且つほぼ同じ利得で増幅させることを目的とする、波長依存性を低減し、利得を等化する光フィルタが用いられている(非特許文献2参照)。しかし、実施形態1で使用した光フィルタは、本質的に利得等化を行う機能を有さない。そのため、実施形態1では波長依存性は残るが、増幅効率を最大限発揮することができる。
なお、光フィルタ5としては、1450nmから1530nmの波長帯域内に透過波長帯域幅5nm以上を有する光フィルタを用いることができる。このような光フィルタを用いることにより、実施形態1の光増幅器と同様に、光信号波長の経時変化時にも損失なく増幅することができ、高いパワー変換効率が得られる光増幅器を実現することができる。さらに光フィルタ5は、光信号の波長変化により柔軟に対応することができる透過波長帯域幅10nm以上であることが望ましい。さらに、S帯の光信号を増幅するにあたっては、光フィルタの信号波長帯域25nm以下にすることで、C帯のASE(Amplified Spontaneous Emission)を効果的に抑制でき、効率的にS帯信号を増幅することができる。ASEとは、増幅されたスペクトル幅の広い放出光の放射現象のことである。
Er 添加ファイバ1としては、1480nmにおいて、6dB以上の損失を有するEr 添加石英ファイバ、9dB以上の損失を有するEr 添加テルライトファイバ、または7dB以上の損失を有するEr 添加フッ化物ファイバなどを用いることが可能である。これらのEr 添加ファイバであれば、実施形態1と同様の効果が得られる。
(実施形態2)
図4に、本発明の実施形態2にかかる光増幅器の構成を示す。実施形態1の光増幅器に対して、光フィルタ5の入力端及び出力端に励起光と信号光とを合波し、分波する合分波器6および6′をそれぞれ接続する。および、これら2つの合分波器の励起光が透過するポート同士を接続すし、励起光が光フィルタをバイパスする導波路を設ける。
光フィルタ5には、実施形態1で使用されている光フィルタと同じ損失スペクトルを有する光フィルタを用いる。
図5に、実施形態2の光増幅器の利得スペクトル、特許文献2に基づく従来の光増幅器及び実施形態1で示した光増幅器の利得スペクトルを示す。図5の利得特性は、光増幅器への入力信号光パワーを−10dBmとし、励起光源3が生成する励起光パワーを140mWとした場合に得られたものである。ここで、励起光源3として980nm帯半導体レーザを使用した。比較のために示した特許文献2に基づく従来の光増幅器及び実施形態1で示した光増幅器においても、光増幅器への入力信号光パワー、励起光源が生成する励起光パワーは実施形態2の光増幅器と同じ設定を行っている(入力信号光パワーを−10dBmとし、励起光パワーを140mWとする)。
1502nmから1523.5nmの波長帯域において、従来の光増幅器より大きな信号出力パワーが得られる。1501.8nmから1522.2nmの波長帯域では、+10dBm以上の信号出力パワーが得られる。このパワー変換効率は、従来の光増幅器では最大40%であるのに対し、実施形態2の光増幅器では最大52%であった。このように、実施形態2の光増幅器では、S帯にある光信号を従来の光増幅器と比較してより高いパワー変換効率で増幅できる。
実施形態2の光増幅器は、第1のEr 添加ファイバ1−aで吸収されないで透過した励起光を第2のEr 添加ファイバ1−bの励起光として用いることで、1501.6nmから1522.3nmの波長帯域で+10dBm以上の光信号出力パワーが得られる。また、パワー変換効率は最大60%である。このように実施形態2の光増幅器は、S帯にある光信号を従来の光増幅器及び実施形態1の光増幅器と比較してより高いパワー変換効率で増幅できた。
(実施形態3)
図6に、本発明の実施形態3にかかる光増幅器の構成を示す。励起光と信号光を合波する合分波器4の入力端に光アイソレータ2と励起光源3とを接続する。光フィルタ5の入力端および出力端にそれぞれEr 添加ファイバ1を接続する。Er添加ファイバ1−aの一端を接合分波器4の出力端に、およびEr添加ファイバ1−bの一端を合分波器4′の入力端にそれぞれ接続する。このようにして、光フィルタをEr添加ファイバの途中に挿入する。励起光源3に光分岐器7を接続し、その光分岐器7の2つの出力端が合分波器4と、光フィルタおよび第2のEr 添加ファイバ1−bに接続された合分波器6とにそれぞれ接続する。合分波器4′の出力端には、光アイソレータ2′を接続する。
光フィルタ5は、第1の実施形態で使用されている光フィルタと同じ損失スペクトルを有するものである。
実施形態3の光増幅器は、励起光源が生成する励起光を分岐し、分岐した励起光をそれぞれ第1のEr 添加ファイバ1−a、第2のEr 添加ファイバ1−bに入力させることにより、第2の実施形態と同様に、最大でパワー変換効率60%が得られる。すなわち、実施形態3の光増幅器は、S帯にある光信号を従来の光増幅器及び実施形態1の光増幅器と比較してより高いパワー変換効率で増幅できる。
(実施形態4)
図7に、実施形態4の光増幅器及び従来の光増幅器のC帯の利得スペクトルを示す。また図8に、実施形態4の光増幅器及び従来の光増幅器のL帯の利得スペクトルを示す。実施形態4は、実施形態1の構成において、光フィルタ5がそれぞれ1537nm−1562nm、1577nm−1602nmの透過波長帯域を有する光フィルタである光増幅器である。従来の光増幅器とは、光フィルタを使用しない構成の光増幅器である。但し、図7及び8ともに、実施形態4の光増幅器と従来の光増幅器との励起光源の出力は同一である。
実施形態2、3の構成においても、透過波長帯域5nm、10nmなどの光フィルタを用いることにより、C帯、或いはL帯の光増幅器を構成することができ、従来の光増幅器と比較してより高いパワー変換効率が得られる。
このようなC帯、L帯における高効率な光増幅器は、光フィルタの透過波長帯域幅がおおむね25nm以下で実現できる。
ここまで励起光源3として、980nm帯半導体レーザを使用した光増幅器を示したが、1380nmから1490nmに発振波長を有する半導体レーザを使用しても、同様に従来の光増器と比較して高いパワー変換効率の光増幅器が実現できる。また、実施形態1〜4の光増幅器では、2つのEr 添加ファイバを使用したが、3本以上のEr 添加ファイバを使用しても同様に従来の光増幅器と比較して高いパワー変換効率の光増幅器が実現できる。
(実施形態5)
図9に、本発明の実施形態5における光増幅用部品を示す。この光増幅用部品は、グレーティング8が直接書き込こまれたEr添加ファイバである。このグレーティング8の損失スペクトルは、図2に示す実施形態1の損失スペクトルとほぼ同じである。また、励起光波長である980nm帯における損失は、2.0−2.5dBである。
図10に、本発明の実施形態5にかかるファイバーグレーティングを用いた光増幅器の構成を示す。実施形態5の光増幅器の利得特性は、実施形態1の光増幅器の利得特性とほぼ同じであり、実施形態5の光増幅器では、S帯にある光信号を従来の光増幅器と比較して高いパワー変換効率で増幅できる。
また、実施形態1〜4では光フィルタとして誘電体多層膜フィルタを用いるが、それら光フィルタに替えて、1つ或いは複数のファイバーグレーティングを用いても、同様に高いパワー変換効率で増幅できる。
(実施形態6)
図11に、本発明の実施形態6にかかる光通信システムを示す。変調した光信号を送信する光送信機10−a〜dを合分波器11の各ポートにそれぞれ接続する。合分波器11の出力端と光増幅器14の入力端とを、および光増幅器14の出力端と合分波器11′の入力端とをそれぞれ伝送用光ファイバ13を介して接続する。合分波器11′の各ポートに、信号光を受信する光受信機12−a〜dをそれぞれ接続する。光送信機10−a〜dと合分波器11とからなる部分を送信部とし、光受信機12−a〜dと合分波器11′とからなる部分を受信部とする。
各光送信機10が送信する光信号の波長は1つであり、それぞれ10−aは1490nm±9.5nm、10−bは1510nm±9.5nm、10−cは1530nm±9.5nm、10−dは1550nm±9.5nmの波長帯域にある光信号を送信する。合分波器11の各ポートは、各ポートに接続された光送信機が送信する光信号を損失値1.0dB以下で透過する。
図12に、光増幅器14の構成を示す。光増幅部15−a〜dは、それぞれ光送信機10−a〜dから送信される光信号を増幅する光増幅部である。合波された信号光は、光合分波器16によって分波され各光増幅部15−a〜dへ入射する。光増幅部15−a〜dによって増幅された信号光は、合分波器16′によって合波され、光増幅器14から出射する。
光合分波器16および16′光増幅部15−bは本発明の実施形態1で述べた光増幅器を使用している。また、光増幅部15−a、15−c、及び15−dは、光増幅部15−bと同様に、光フィルタを使用した光増幅器である。光増幅器14は、出力値が−22dBm〜+2dBmの入力信号光を最大で+13dBmまで増幅することができる。
本発明の第1の実施形態の光増幅器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に使用した光フィルタの損失スペクトルを示す図である。 本発明の実施形態1にかかる光増幅器の利得スペクトルを示す図である。 本発明の実施形態2にかかる光増幅器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2にかかる光増幅器の利得スペクトルを示す図である。 本発明の実施形態3にかかる光増幅器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4にかかる光増幅器の利得スペクトルを示す図である。 本発明の実施形態4にかかる光増幅器の利得スペクトルを示す図である。 本発明の実施形態5にかかる光増幅用部品の概略を示す図である。 本発明の実施形態5にかかる光増幅用部品を用いた光増幅器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態6にかかる光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態6にかかる光通信システムにおいて用いる光増幅器の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 Er 添加ファイバ
2、2′ 光アイソレータ
3 励起光源
4、4′ 合分波器
5 光フィルタ
6、6′ 合分波器
7 光分岐器
8 グレーティング
9 光増幅用部品
10 光送信機
11、11′ 合分波器
12 光受信機
13 伝送用光ファイバ
14 光増幅器
15 光増幅部
16 合分波器

Claims (9)

  1. コア又はクラッドにEr を添加したEr 添加ファイバと、前記Er添加ファイバの途中に挿入された光フィルタと、励起光源と、該励起光源からの励起光と信号光とを合波して前記Er 添加ファイバへ導く光学的手段と、前記Er添加ファイバから出射される出力光を前記励起光と前記信号光とに分波する手段とを備えた光信号を増幅する光増幅器であって、
    前記光フィルタは、前記信号光の波長帯域内において5nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有することを特徴とする光増幅器。
  2. 請求項1に記載の光増幅器であって、前記光増幅器は、前記励起光が前記光フィルタをバイパスする導波路を備えたことを特徴とする光増幅器。
  3. 請求項1に記載の光増幅器であって、前記光フィルタは、前記信号光の波長帯域内において10nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有することを特徴とする光増幅器。
  4. 請求項1乃至3に記載の光増幅器であって、前記励起光源が生成する励起光を分岐する分岐手段と、該分岐手段によって分岐された励起光と前記光フィルタから出射される出力光とを合波して前記複数のEr 添加ファイバに導く手段とを備えたことを特徴とする光増幅器。
  5. 請求項1乃至4に記載の光増幅器であって、前記信号光の波長帯域がS帯にあることを特徴とする光増幅器。
  6. 請求項5に記載の光増幅器であって、前記Er添加ファイバは、波長が1480nm帯の光の前記Er 添加ファイバにおける合計の損失値が、5dB以上であるEr 添加石英ファイバ、9dB以上であるEr 添加テルライトファイバ、および7dB以上であるEr 添加フッ化物ファイバのいずれか1つであることを特徴とする光増幅器。
  7. 信号光を生成する信号光源および前記信号光を光変調する光変調器を備えた光送信機が光合分波器の各ポートに接続された送信部と、光増幅器と、信号光を受信する光受信機が光合分波器の各ポートに接続された受信部と、前記送信部、前記光増幅器、および前記受信部を接続する伝送用光ファイバとを備え、前記光増幅器が、前記送信部から出射された出力光を増幅し、前記受信部へ出力する光通信システムであって、
    前記光合分波器は、透過波長帯域30nm以下である2つ以上の入出力端を備え、
    前記光増幅器は、前記Er添加ファイバの途中に挿入され、前記信号光の波長帯域内において5nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有する光フィルタを備えたことを特徴とする光通信システム。
  8. 請求項7に記載の光通信システムであって、前記光増幅器の一部または全部が、複数の光信号を同時に増幅する光増幅器であることを特徴とする光通信システム。
  9. コア又はクラッドにEr を添加したEr添加ファイバにグレーティングが形成されたファイバーグレーティングであって、前記ファイバーグレーティングは、該ファイバーグレーティング中を伝播する信号光の波長帯域内において5nm以上25nm以下の透過波長帯域幅を有することを特徴とする光増幅用部品。
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