JP2002055668A - 表示装置の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示装置のiccプロファイル作成方法およびそれらの方法の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置 - Google Patents
表示装置の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示装置のiccプロファイル作成方法およびそれらの方法の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置Info
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- JP2002055668A JP2002055668A JP2000243234A JP2000243234A JP2002055668A JP 2002055668 A JP2002055668 A JP 2002055668A JP 2000243234 A JP2000243234 A JP 2000243234A JP 2000243234 A JP2000243234 A JP 2000243234A JP 2002055668 A JP2002055668 A JP 2002055668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置のようにガンマ値やガンマ特性
のみで入出力特性を表せない表示装置においても、高価
な測定機器を用いずに適切なキャリブレーションを行っ
て入出力特性を求め、それを元にICCプロファイルを
作成する。 【解決手段】 白と黒のカラーパッチPatA、Pat
Bを同比率で配置した背景パターンと単色カラーパッチ
PatCを比較して、双方が一致して見えるようにPa
tCのR,G,B値を調整し、白と黒の中間の灰色のR
GB値を測定する。次に、白または黒と測定した灰色と
をPatA、PatBとして同比率で配置した背景パタ
ーンとPatCを比較して、双方が一致して見えるよう
にPatCのR,G,B値を調整し、白または黒と灰色
との中間の灰色のRGB値を測定する。このようにして
キャリブレーションを繰り返して入出力特性のデータを
得る。
のみで入出力特性を表せない表示装置においても、高価
な測定機器を用いずに適切なキャリブレーションを行っ
て入出力特性を求め、それを元にICCプロファイルを
作成する。 【解決手段】 白と黒のカラーパッチPatA、Pat
Bを同比率で配置した背景パターンと単色カラーパッチ
PatCを比較して、双方が一致して見えるようにPa
tCのR,G,B値を調整し、白と黒の中間の灰色のR
GB値を測定する。次に、白または黒と測定した灰色と
をPatA、PatBとして同比率で配置した背景パタ
ーンとPatCを比較して、双方が一致して見えるよう
にPatCのR,G,B値を調整し、白または黒と灰色
との中間の灰色のRGB値を測定する。このようにして
キャリブレーションを繰り返して入出力特性のデータを
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が専用の測
定機器を用いずに入出力特性の測定を行うことが可能な
表示装置およびその入出力特性測定方法と、測定したデ
ータに基づいて画像がどのように見えるかをシミュレー
ションして、リアルタイムで画像を補正して元の画像と
補正後の画像との違いを確認することができ、さらに、
その画像の見え方が最適になるように微調整を行うこと
が可能な表示装置の画像補正方法と、測定したデータか
らICCプロファイルを作成するICCプロファイル作
成方法と、それらの手順を記憶させた記憶媒体に関す
る。
定機器を用いずに入出力特性の測定を行うことが可能な
表示装置およびその入出力特性測定方法と、測定したデ
ータに基づいて画像がどのように見えるかをシミュレー
ションして、リアルタイムで画像を補正して元の画像と
補正後の画像との違いを確認することができ、さらに、
その画像の見え方が最適になるように微調整を行うこと
が可能な表示装置の画像補正方法と、測定したデータか
らICCプロファイルを作成するICCプロファイル作
成方法と、それらの手順を記憶させた記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置やCRTを始めとする表示
装置は、コントラストや彩度限界(色域)、輝度特性等
の違いによって、各表示方式毎に色の見え方が異なる。
また、表示装置が設置された環境における照明条件や、
表示装置を見るときの角度、距離によって色の見え方や
感じ方が変わる。さらに、経年変化によってデバイス特
性が変化するため、出荷時の特性が同じであったとして
も、その後の使われ方によって特性が変化する。
装置は、コントラストや彩度限界(色域)、輝度特性等
の違いによって、各表示方式毎に色の見え方が異なる。
また、表示装置が設置された環境における照明条件や、
表示装置を見るときの角度、距離によって色の見え方や
感じ方が変わる。さらに、経年変化によってデバイス特
性が変化するため、出荷時の特性が同じであったとして
も、その後の使われ方によって特性が変化する。
【0003】さらに、プリンタやスキャナ等の周辺機器
とデータをやり取りする際には、入出力特性や色域が異
なるのが当然であり、デバイスが異なっても画像の見え
方が同じであるようにするためには、特性をキャリブレ
ーションして、その特性を記述したプロファイルをデバ
イス毎に作成する必要がある。
とデータをやり取りする際には、入出力特性や色域が異
なるのが当然であり、デバイスが異なっても画像の見え
方が同じであるようにするためには、特性をキャリブレ
ーションして、その特性を記述したプロファイルをデバ
イス毎に作成する必要がある。
【0004】カラーマネージメントシステム(CMS)
は、このようなデバイス間の見え方の違いを少なくする
ために、機器毎のプロファイルに基づいて適切な色変換
を行うものである。しかし、各デバイスに適したプロフ
ァイルを作成するためには、例えば表示装置であれば、
分光測色計等の測定機器が必要となる。ところが、精度
の高い測定機器は高額であるため、利用者の側で独自に
計測を行うのは困難である。
は、このようなデバイス間の見え方の違いを少なくする
ために、機器毎のプロファイルに基づいて適切な色変換
を行うものである。しかし、各デバイスに適したプロフ
ァイルを作成するためには、例えば表示装置であれば、
分光測色計等の測定機器が必要となる。ところが、精度
の高い測定機器は高額であるため、利用者の側で独自に
計測を行うのは困難である。
【0005】また、出荷時にメーカー側でプロファイル
を用意することも考えられるが、利用者側の照明条件や
経年変化による表示特性の変化が大きい場合には、出荷
時にメーカー側でプロファイルを用意したとしても、色
の見え方がずれてくるという問題がある。
を用意することも考えられるが、利用者側の照明条件や
経年変化による表示特性の変化が大きい場合には、出荷
時にメーカー側でプロファイルを用意したとしても、色
の見え方がずれてくるという問題がある。
【0006】そこで、特開平7−285241号公報お
よび特開平11−338443号公報には、表示装置に
関して、測定機器を用いずにソフトウェアのみで特性を
計測する方法が開示されている。
よび特開平11−338443号公報には、表示装置に
関して、測定機器を用いずにソフトウェアのみで特性を
計測する方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−285241号公報に開示されている技術は、輝度
に関してはn個のガンマ値に対応するガンマ曲線に基づ
いてグレイスケールのパッチを表示し、どのガンマ値が
一番リニアであるかを選択するものである。このため、
入出力特性を単一のガンマ値で表すことができないこと
が多い液晶等を用いた表示装置には、適用することがで
きない。
7−285241号公報に開示されている技術は、輝度
に関してはn個のガンマ値に対応するガンマ曲線に基づ
いてグレイスケールのパッチを表示し、どのガンマ値が
一番リニアであるかを選択するものである。このため、
入出力特性を単一のガンマ値で表すことができないこと
が多い液晶等を用いた表示装置には、適用することがで
きない。
【0008】また、特開平11−338443号公報に
開示されている技術も、ガンマ特性を有することを前提
としており、例えば24bitカラー表示の場合、白と
黒の中間の灰色をRGB=(0,0,0)、(1,1,
1)、(2,2,2)、・・・、(255,255,2
55)と変化させた値を用いている。ここで、()内は
R(赤),G(緑)、B(青)の各輝度値であり、最大
値を255、最小値を0として、最大の場合に最も明る
く、最小の場合に最も暗いことを表している。
開示されている技術も、ガンマ特性を有することを前提
としており、例えば24bitカラー表示の場合、白と
黒の中間の灰色をRGB=(0,0,0)、(1,1,
1)、(2,2,2)、・・・、(255,255,2
55)と変化させた値を用いている。ここで、()内は
R(赤),G(緑)、B(青)の各輝度値であり、最大
値を255、最小値を0として、最大の場合に最も明る
く、最小の場合に最も暗いことを表している。
【0009】しかしながら、液晶表示装置の場合には、
例えば青色のみが強く表れたりするので、必ずしもこの
方法で色合わせができるとは限らない。さらに、単色
(赤、青、緑)と黒色との中間調についても同様に、
R,G,Bの各々の強さが異なると色合いが変化するた
めに、正確に色合わせを行うのが困難であるという問題
がある。特に、液晶表示装置の場合には、最大彩度、輝
度特性、色度の視野角依存性、色度特性の階調依存等の
点で、CRTとは異なる特性を示すことが多い。
例えば青色のみが強く表れたりするので、必ずしもこの
方法で色合わせができるとは限らない。さらに、単色
(赤、青、緑)と黒色との中間調についても同様に、
R,G,Bの各々の強さが異なると色合いが変化するた
めに、正確に色合わせを行うのが困難であるという問題
がある。特に、液晶表示装置の場合には、最大彩度、輝
度特性、色度の視野角依存性、色度特性の階調依存等の
点で、CRTとは異なる特性を示すことが多い。
【0010】すなわち、通常の液晶を用いた表示装置で
は、中間調においてRGB各色毎に特性が変化するため
に、輝度特性をガンマ曲線で近似することができず、従
来の方式では色を合わせるという点で正確さを欠いてい
た。
は、中間調においてRGB各色毎に特性が変化するため
に、輝度特性をガンマ曲線で近似することができず、従
来の方式では色を合わせるという点で正確さを欠いてい
た。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、液晶表示装置等のよ
うにガンマ値やガンマ特性のみで入出力特性を表すこと
ができない表示装置においても、高価な測定機器を用い
ずに適切なキャリブレーションを行って測定データを元
にICCプロファイルを作成することができる表示装置
の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示
装置のICCプロファイル作成方法およびそれらの方法
の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置を提供するこ
とを目的とする。
決するためになされたものであり、液晶表示装置等のよ
うにガンマ値やガンマ特性のみで入出力特性を表すこと
ができない表示装置においても、高価な測定機器を用い
ずに適切なキャリブレーションを行って測定データを元
にICCプロファイルを作成することができる表示装置
の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示
装置のICCプロファイル作成方法およびそれらの方法
の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置の入出
力特性測定方法は、任意の1色のカラーパッチとそれと
は異なる任意の1色のカラーパッチとを同じ比率で配置
して2色の中間色に見えるように表示した第1表示領域
と、単色のカラーパッチを表示した第2表示領域とを比
較して、表示装置の入出力特性を測定する方法であっ
て、該第1表示領域の2色のうちの1色として黒を表示
し、他の1色として白を表示して、黒を構成する3原色
の各輝度値と、白を構成する3原色の各輝度値との平均
値を入力に関する測定データとし、該第2表示領域の単
色を構成する3原色の各輝度値を調整して、該第1表示
領域の色と該第2表示領域の色とが最も近く見えるよう
に設定し、そのときの第2表示領域の単色を構成する3
原色の各輝度値を出力に関する測定データとして入出力
特性を求める第1のステップを行った後、該第1表示領
域の2色のうちの1色として黒または白を表示し、他の
1色として先のステップで第2表示領域の色として設定
した色を表示し、黒または白を構成する3原色の各輝度
値と、該先のステップで第2表示領域の色として設定し
た色の入力に関する測定データとの平均値を入力に関す
る測定データとし、該第2表示領域の単色を構成する3
原色の各輝度値を調整して、該第1表示領域の色と該第
2表示領域の色とが最も近く見えるように設定し、その
ときの第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝度値
を出力に関する測定データとして入出力特性を求める第
2のステップと、該第1表示領域の2色のうちの1色と
して、先のステップで該第2表示領域の色として設定し
た色を表示し、他の1色として他の先のステップで該第
2表示領域の色として設定した他の色を表示し、該先の
ステップで第2表示領域の色として設定した色の入力に
関する測定データと、該他の先のステップで第2表示領
域の色として設定した色の入力に関する測定データとの
平均値を入力に関する測定データとし、該第2表示領域
の単色を構成する3原色の各輝度値を調整して該第1表
示領域の色と該第2表示領域の色とが最も近く見えるよ
うに設定し、そのときの第2表示領域の単色を構成する
3原色の各輝度値を出力に関する測定データとして入出
力特性を求める第3のステップとを繰り返して表示装置
の入出力特性を求めており、そのことにより上記目的が
達成される。
力特性測定方法は、任意の1色のカラーパッチとそれと
は異なる任意の1色のカラーパッチとを同じ比率で配置
して2色の中間色に見えるように表示した第1表示領域
と、単色のカラーパッチを表示した第2表示領域とを比
較して、表示装置の入出力特性を測定する方法であっ
て、該第1表示領域の2色のうちの1色として黒を表示
し、他の1色として白を表示して、黒を構成する3原色
の各輝度値と、白を構成する3原色の各輝度値との平均
値を入力に関する測定データとし、該第2表示領域の単
色を構成する3原色の各輝度値を調整して、該第1表示
領域の色と該第2表示領域の色とが最も近く見えるよう
に設定し、そのときの第2表示領域の単色を構成する3
原色の各輝度値を出力に関する測定データとして入出力
特性を求める第1のステップを行った後、該第1表示領
域の2色のうちの1色として黒または白を表示し、他の
1色として先のステップで第2表示領域の色として設定
した色を表示し、黒または白を構成する3原色の各輝度
値と、該先のステップで第2表示領域の色として設定し
た色の入力に関する測定データとの平均値を入力に関す
る測定データとし、該第2表示領域の単色を構成する3
原色の各輝度値を調整して、該第1表示領域の色と該第
2表示領域の色とが最も近く見えるように設定し、その
ときの第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝度値
を出力に関する測定データとして入出力特性を求める第
2のステップと、該第1表示領域の2色のうちの1色と
して、先のステップで該第2表示領域の色として設定し
た色を表示し、他の1色として他の先のステップで該第
2表示領域の色として設定した他の色を表示し、該先の
ステップで第2表示領域の色として設定した色の入力に
関する測定データと、該他の先のステップで第2表示領
域の色として設定した色の入力に関する測定データとの
平均値を入力に関する測定データとし、該第2表示領域
の単色を構成する3原色の各輝度値を調整して該第1表
示領域の色と該第2表示領域の色とが最も近く見えるよ
うに設定し、そのときの第2表示領域の単色を構成する
3原色の各輝度値を出力に関する測定データとして入出
力特性を求める第3のステップとを繰り返して表示装置
の入出力特性を求めており、そのことにより上記目的が
達成される。
【0013】前記第2表示領域の単色を構成する3原色
の各輝度値を調整する際に、3原色のうちの2色の成分
と他の1色の成分とを分離して該2色の輝度値を連動さ
せて調整を行い、ある程度の調整が進んでから3色の微
調整を行うのが好ましい。
の各輝度値を調整する際に、3原色のうちの2色の成分
と他の1色の成分とを分離して該2色の輝度値を連動さ
せて調整を行い、ある程度の調整が進んでから3色の微
調整を行うのが好ましい。
【0014】前記第2表示領域において、複数のカラー
パッチを2次元平面上に、単色を構成する3原色のうち
の1色の輝度値を片方の軸に沿って増加または減少させ
ると共に、残りの2色の輝度値をそれとは直交するもう
片方の軸に沿って増加または減少させて配置して、該複
数のカラーパッチのうち、前記第1表示領域と最も近い
色に見えるカラーパッチを選択し、選択されたカラーパ
ッチの単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関する
測定データとするのが好ましい。
パッチを2次元平面上に、単色を構成する3原色のうち
の1色の輝度値を片方の軸に沿って増加または減少させ
ると共に、残りの2色の輝度値をそれとは直交するもう
片方の軸に沿って増加または減少させて配置して、該複
数のカラーパッチのうち、前記第1表示領域と最も近い
色に見えるカラーパッチを選択し、選択されたカラーパ
ッチの単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関する
測定データとするのが好ましい。
【0015】本発明の表示装置は、本発明の表示装置の
入出力特性測定方法によって入出力特性が測定される表
示装置であって、表示画面に前記第1表示領域と前記第
2表示領域とを表示させ、該第2表示領域の単色を構成
する3原色の各輝度値を調整して該第1表示領域の色と
該第2表示領域の色とが最も近く見えるように設定し、
そのときの第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝
度値を出力に関する測定データとして入出力特性を求め
るキャリブレーション部を備えており、そのことにより
上記目的が達成される。
入出力特性測定方法によって入出力特性が測定される表
示装置であって、表示画面に前記第1表示領域と前記第
2表示領域とを表示させ、該第2表示領域の単色を構成
する3原色の各輝度値を調整して該第1表示領域の色と
該第2表示領域の色とが最も近く見えるように設定し、
そのときの第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝
度値を出力に関する測定データとして入出力特性を求め
るキャリブレーション部を備えており、そのことにより
上記目的が達成される。
【0016】本発明の表示装置の画像補正方法は、本発
明の表示装置の入出力特性測定方法によって求めた入出
力特性の測定データに基づいて画像補正用のパラメータ
を算出し、該パラメータを用いて画像の色補正を行って
おり、そのことにより上記目的が達成される。
明の表示装置の入出力特性測定方法によって求めた入出
力特性の測定データに基づいて画像補正用のパラメータ
を算出し、該パラメータを用いて画像の色補正を行って
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0017】本発明の表示装置のICCプロファイル作
成方法は、本発明の表示装置の入出力特性測定方法によ
って求めた入出力特性の測定データに基づいてICCプ
ロファイル用のデータを作成し、該データを用いてIC
Cプロファイルを作成しており、そのことにより上記目
的が達成される。
成方法は、本発明の表示装置の入出力特性測定方法によ
って求めた入出力特性の測定データに基づいてICCプ
ロファイル用のデータを作成し、該データを用いてIC
Cプロファイルを作成しており、そのことにより上記目
的が達成される。
【0018】前記ICCプロファイル用のデータに基づ
いて、ICCプロファイルを更新するのが好ましい。
いて、ICCプロファイルを更新するのが好ましい。
【0019】本発明の表示装置の入出力特性測定方法に
よって求めた入出力特性の測定データに基づいて画像補
正用のパラメータを算出し、元の画像と該パラメータを
用いて補正した画像とを表示画面に同時に表示させて、
2つの画像を見比べながらICCプロファイルを構成す
るデータを調整するのが好ましい。
よって求めた入出力特性の測定データに基づいて画像補
正用のパラメータを算出し、元の画像と該パラメータを
用いて補正した画像とを表示画面に同時に表示させて、
2つの画像を見比べながらICCプロファイルを構成す
るデータを調整するのが好ましい。
【0020】本発明の記憶媒体は、本発明の表示装置の
入出力特性測定方法、または、本発明の表示装置の画像
補正方法の手順を記憶させてあり、そのことにより上記
目的が達成される。
入出力特性測定方法、または、本発明の表示装置の画像
補正方法の手順を記憶させてあり、そのことにより上記
目的が達成される。
【0021】以下、本発明の作用について説明する。
【0022】本発明にあっては、白と黒とのカラーパッ
チを同じ比率で配置した第1表示領域と、3原色からな
る単色のカラーパッチを表示した第2表示領域とを比較
して、双方が一致して見えるように第2表示領域のR,
G,Bの各輝度値を調整して設定することによって、白
と黒との中間である灰色のRGB値を測定することが可
能である。このとき、R,G,Bの各輝度値のバランス
が取れていないと、モノトーンであるはずの灰色に色が
着いているように見える色ずれが起こり、ホワイトバラ
ンスが崩れることになる。このような場合でも、R,
G,Bの各輝度値を調整することにより、ハードウェア
レベルの輝度値ではなく、人間の目で見てRGBのバラ
ンスが取れた値を用いることができるため、正確な色合
わせを行うと共に、輝度特性カーブを計測することが可
能となる。このようにしてキャリブレーションを繰り返
すことにより、表示装置の入出力特性を表す測定データ
を得ることが可能である。
チを同じ比率で配置した第1表示領域と、3原色からな
る単色のカラーパッチを表示した第2表示領域とを比較
して、双方が一致して見えるように第2表示領域のR,
G,Bの各輝度値を調整して設定することによって、白
と黒との中間である灰色のRGB値を測定することが可
能である。このとき、R,G,Bの各輝度値のバランス
が取れていないと、モノトーンであるはずの灰色に色が
着いているように見える色ずれが起こり、ホワイトバラ
ンスが崩れることになる。このような場合でも、R,
G,Bの各輝度値を調整することにより、ハードウェア
レベルの輝度値ではなく、人間の目で見てRGBのバラ
ンスが取れた値を用いることができるため、正確な色合
わせを行うと共に、輝度特性カーブを計測することが可
能となる。このようにしてキャリブレーションを繰り返
すことにより、表示装置の入出力特性を表す測定データ
を得ることが可能である。
【0023】まず、最初に0(黒)と255(白)の輝
度値を用いて第1表示領域にその中間の入力値128
(灰色)に相当する色が見えるように同じ比率で配置し
て表示し、それと見え方が一致するように第2表示領域
の輝度値を調整して出力値を測定し、入出力特性を求め
る。さらに、0と測定した128の輝度値を用いてその
中間の64に相当する色を作成して入出力特性を求め、
同様に、255と測定した128の輝度値からその中間
の192に相当する色を作成して入出力特性を求め、・
・・、と繰り返し測定を行っていくことにより、最大2
56段階の入出力特性を得ることができる。これによっ
て、ソフトウェアのみでCRTや液晶表示装置等の表示
装置の入出力特性を測定する際に、正確な測定を行うこ
とが可能となる。
度値を用いて第1表示領域にその中間の入力値128
(灰色)に相当する色が見えるように同じ比率で配置し
て表示し、それと見え方が一致するように第2表示領域
の輝度値を調整して出力値を測定し、入出力特性を求め
る。さらに、0と測定した128の輝度値を用いてその
中間の64に相当する色を作成して入出力特性を求め、
同様に、255と測定した128の輝度値からその中間
の192に相当する色を作成して入出力特性を求め、・
・・、と繰り返し測定を行っていくことにより、最大2
56段階の入出力特性を得ることができる。これによっ
て、ソフトウェアのみでCRTや液晶表示装置等の表示
装置の入出力特性を測定する際に、正確な測定を行うこ
とが可能となる。
【0024】このとき、R,G,Bの各輝度値を自由に
変化させると、自由度が高すぎて測定に時間がかかる。
従って、3原色のうちの2色の成分(例えばRとG)と
他の1色の成分(例えばB)とを分離して、2色の輝度
値(例えばR,G)を連動させて輝度値を調整し、ある
程度の調整が進んだ時点で3色(R,G,B)の全ての
成分を微調整するのが好ましい。
変化させると、自由度が高すぎて測定に時間がかかる。
従って、3原色のうちの2色の成分(例えばRとG)と
他の1色の成分(例えばB)とを分離して、2色の輝度
値(例えばR,G)を連動させて輝度値を調整し、ある
程度の調整が進んだ時点で3色(R,G,B)の全ての
成分を微調整するのが好ましい。
【0025】さらに、カラーパッチを2次元平面上に複
数配置して、1色(例えばB)の輝度値を片方の軸(例
えばX軸)に沿って増加または減少させ、2色(例えば
RとG)をもう片方の軸(例えばY軸)に沿って増加ま
たは減少させることにより、比較対象が増えて各輝度値
を調整しやすくなる。
数配置して、1色(例えばB)の輝度値を片方の軸(例
えばX軸)に沿って増加または減少させ、2色(例えば
RとG)をもう片方の軸(例えばY軸)に沿って増加ま
たは減少させることにより、比較対象が増えて各輝度値
を調整しやすくなる。
【0026】このようにして測定したデータに基づい
て、評価用画像がどのように補正されるのかをシミュレ
ートして、補正後の画像と元の画像とを比較しながら、
測定データを微調整することが可能となる。さらに、こ
のとき、測定したデータだけではなく、ICCプロファ
イルを構成する全てのデータ(例えば作成者やコメント
等のタグの内容)を調整することができる。
て、評価用画像がどのように補正されるのかをシミュレ
ートして、補正後の画像と元の画像とを比較しながら、
測定データを微調整することが可能となる。さらに、こ
のとき、測定したデータだけではなく、ICCプロファ
イルを構成する全てのデータ(例えば作成者やコメント
等のタグの内容)を調整することができる。
【0027】さらに、このようにして測定した入出力特
性のデータから入力および出力の逆変換を行って、IC
Cプロファイル用のデータを作成することが可能とな
る。ICCプロファイルのガンマデータは、ガンマ値だ
けではなく、ガンマ特性を最大32ビット分のテーブル
として格納することができるので、例えば上述のように
して測定した最大256段階となるガンマテーブルを格
納するのに充分である。よって、精度の高い画像補正を
行ったり、ICCプロファイルを作成することが可能と
なる。さらに、その際にデータをグラフ化して、利用者
が直接データを確認したり、修正できるようにすること
も可能である。
性のデータから入力および出力の逆変換を行って、IC
Cプロファイル用のデータを作成することが可能とな
る。ICCプロファイルのガンマデータは、ガンマ値だ
けではなく、ガンマ特性を最大32ビット分のテーブル
として格納することができるので、例えば上述のように
して測定した最大256段階となるガンマテーブルを格
納するのに充分である。よって、精度の高い画像補正を
行ったり、ICCプロファイルを作成することが可能と
なる。さらに、その際にデータをグラフ化して、利用者
が直接データを確認したり、修正できるようにすること
も可能である。
【0028】測定した入出力特性のデータは、上述した
ように、黒から白への変化がリニアである場合のデータ
に合わせてあるので、実際にはこれを元にデータを変換
する必要があるが、測定したデータに基づいてICCプ
ロファイル用のデータを作成し、新しくICCプロファ
イルを作成して保存することや、ICCプロファイルを
内蔵できるフォーマット(PNG、TIFF等)で保存
することも可能である。このようにICCプロファイル
を内蔵させた場合、内蔵したプロファイルと他出力デバ
イス用プロファイルを用いて色変換を行うアプリケーシ
ョンを用いることにより、オリジナルの画像を作成した
環境で見た色合いと同様になる。よって、他のマシンや
異なるICCプロファイルを用いる環境における妥当性
を確認することができる。
ように、黒から白への変化がリニアである場合のデータ
に合わせてあるので、実際にはこれを元にデータを変換
する必要があるが、測定したデータに基づいてICCプ
ロファイル用のデータを作成し、新しくICCプロファ
イルを作成して保存することや、ICCプロファイルを
内蔵できるフォーマット(PNG、TIFF等)で保存
することも可能である。このようにICCプロファイル
を内蔵させた場合、内蔵したプロファイルと他出力デバ
イス用プロファイルを用いて色変換を行うアプリケーシ
ョンを用いることにより、オリジナルの画像を作成した
環境で見た色合いと同様になる。よって、他のマシンや
異なるICCプロファイルを用いる環境における妥当性
を確認することができる。
【0029】なお、本発明を用いても、全てのデータを
利用者の側で計測できないこともある。また、絶対に必
要な情報だけであれば、更新手段が無くてもICCプロ
ファイルを作成することは可能であるが、R,G,Bお
よび白色点の各々の色度範囲は、色の見え方を特定する
上で重要な要素となるため、予め用意しておくことが好
ましい。従って、測定された入出力データに基づいて、
ICCプロファイルを更新できるようにするのが好まし
い。
利用者の側で計測できないこともある。また、絶対に必
要な情報だけであれば、更新手段が無くてもICCプロ
ファイルを作成することは可能であるが、R,G,Bお
よび白色点の各々の色度範囲は、色の見え方を特定する
上で重要な要素となるため、予め用意しておくことが好
ましい。従って、測定された入出力データに基づいて、
ICCプロファイルを更新できるようにするのが好まし
い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【0031】まず、本発明の一実施形態である表示装置
の入出力特性測定方法(キャリブレーションの仕方)に
ついて説明する。図1(a)は、単色のカラーパッチ
(第2表示領域)を1つだけ表示した場合を示してい
る。ここでは、Pat(カラーパッチ)AとPatBが
背景パターン(第1表示領域)を構成する2色のカラー
パッチを示し、PatCが単色のカラーパッチ(第2表
示領域)を示す。
の入出力特性測定方法(キャリブレーションの仕方)に
ついて説明する。図1(a)は、単色のカラーパッチ
(第2表示領域)を1つだけ表示した場合を示してい
る。ここでは、Pat(カラーパッチ)AとPatBが
背景パターン(第1表示領域)を構成する2色のカラー
パッチを示し、PatCが単色のカラーパッチ(第2表
示領域)を示す。
【0032】例えば、表示装置の画面モードが24ビッ
トモードであり、R,G,Bの各々が256階調で構成
されるとして、白と黒との中間である灰色を測定したい
場合には、PatAを(R,G,B)=(0,0,0)
の黒色とし、PatBを(R,G,B)=(255,2
55,255)の白色とする。そして、白と黒とを同じ
比率で配置することにより、図1(a)に示すように平
均して灰色に見えるように、PatAとPatBとを配
置する。PatA、PatBの配置については、図1
(b)に示すように画素単位で交互にPatAとPat
Bを繰り返すパターンが最も好ましいが、画面縦方向に
画素毎にPatAとPatBを繰り返したり、画面横方
向にドット毎にPatAとPatBを繰り返すパターン
であってもよい。
トモードであり、R,G,Bの各々が256階調で構成
されるとして、白と黒との中間である灰色を測定したい
場合には、PatAを(R,G,B)=(0,0,0)
の黒色とし、PatBを(R,G,B)=(255,2
55,255)の白色とする。そして、白と黒とを同じ
比率で配置することにより、図1(a)に示すように平
均して灰色に見えるように、PatAとPatBとを配
置する。PatA、PatBの配置については、図1
(b)に示すように画素単位で交互にPatAとPat
Bを繰り返すパターンが最も好ましいが、画面縦方向に
画素毎にPatAとPatBを繰り返したり、画面横方
向にドット毎にPatAとPatBを繰り返すパターン
であってもよい。
【0033】PatAとPatBから構成される背景パ
ターンと、カラーパッチPatCとは、重ねて配置する
か、または隣接して配置することによって両者の比較を
容易にすることができる。そして、PatCのR,G,
Bの各値を調整して適切に設定し、PatAとPatB
から作った色(平均して見える色)とPatCの色とが
合えば、黒から白への輝度変化がリニアであると仮定し
た場合の黒と白の中間色である灰色成分を構成するR,
G,B値を得ることができる。
ターンと、カラーパッチPatCとは、重ねて配置する
か、または隣接して配置することによって両者の比較を
容易にすることができる。そして、PatCのR,G,
Bの各値を調整して適切に設定し、PatAとPatB
から作った色(平均して見える色)とPatCの色とが
合えば、黒から白への輝度変化がリニアであると仮定し
た場合の黒と白の中間色である灰色成分を構成するR,
G,B値を得ることができる。
【0034】ここで、PatCの初期値は、(128、
128、128)とするのが簡単であるが、オリジナル
のICCプロファイルのデータから導かれる値を使用し
ても良く、または、ガンマ特性を前提として導いてもよ
い。
128、128)とするのが簡単であるが、オリジナル
のICCプロファイルのデータから導かれる値を使用し
ても良く、または、ガンマ特性を前提として導いてもよ
い。
【0035】さらに、R,G,Bの輝度値を各々増減さ
せて、PatAとPatBから作った色とPatCの色
とを一致させる際に、R,G,Bの全ての値を自由に変
更すると、自由度が高すぎて一致する色に到達するまで
に時間がかかる。このため、初めに例えばRとGを連動
させて(R,G)の成分と(B)の成分というように分
離して各値を調整し、ある程度の調整が進んだ時点でR
とGとBの全ての成分の微調整を行うのが好ましい。
せて、PatAとPatBから作った色とPatCの色
とを一致させる際に、R,G,Bの全ての値を自由に変
更すると、自由度が高すぎて一致する色に到達するまで
に時間がかかる。このため、初めに例えばRとGを連動
させて(R,G)の成分と(B)の成分というように分
離して各値を調整し、ある程度の調整が進んだ時点でR
とGとBの全ての成分の微調整を行うのが好ましい。
【0036】カラーパッチのデータについては、少なす
ぎると比較対象が減って色の調整が難しくなるので、図
2に示すように、単色のカラーパッチP0〜P8を複数
設けてもよい。この場合、例えば(R,G)をY軸方向
(画面縦方向)、(B)をX軸方向(画面横方向)に取
り、その座標系上に複数のカラーパッチを配置すること
ができる。
ぎると比較対象が減って色の調整が難しくなるので、図
2に示すように、単色のカラーパッチP0〜P8を複数
設けてもよい。この場合、例えば(R,G)をY軸方向
(画面縦方向)、(B)をX軸方向(画面横方向)に取
り、その座標系上に複数のカラーパッチを配置すること
ができる。
【0037】例えば、図2に示すように、画面中央のP
at4に現在注目しているカラーパッチPatCを配置
し、Pat1にはPat4からB成分のみを減らしたカ
ラーパッチを配置し、Pat7にはPat4からB成分
のみを増やしたカラーパッチを配置する。また、Pat
3にはPat4からR成分とG成分の両方を増やしたカ
ラーパッチを配置し、Pat5にはPat4からR成分
とG成分の両方を減らしたカラーパッチを配置する。
at4に現在注目しているカラーパッチPatCを配置
し、Pat1にはPat4からB成分のみを減らしたカ
ラーパッチを配置し、Pat7にはPat4からB成分
のみを増やしたカラーパッチを配置する。また、Pat
3にはPat4からR成分とG成分の両方を増やしたカ
ラーパッチを配置し、Pat5にはPat4からR成分
とG成分の両方を減らしたカラーパッチを配置する。
【0038】ここで、Pat4=PatC=(128,
128,128)とし、Rの変化量をD[r]、Gの変
化量をD[g]、Bの変化量をD[b]とすると、 Pat0=(128+D[r],128+D[g],1
28−D[b])、 Pat1=(128,128,128−D[b])、 Pat2=(128−D[r],128−D[g],1
28−D[b])、 Pat3=(128+D[r],128+D[g],1
28)、 Pat4=(128,128,128)、 Pat5=(128−D[r],128−D[g],1
28)、 Pat6=(128+D[r],128+D[g],1
28+D[b])、 Pat7=(128,128,128+D[b])、 Pat8=(128−D[r],128−D[g],1
28+D[b]) となる。但し、R,G,Bのいずれかの計算値が0未満
となる場合には、256からその値を引いた値とし、2
56以上となる場合には256を引いた値とする。な
お、D[r],D[g],D[b]は各々同じであって
も異なっていても良く、また、Pat4の値によって変
化させてもよい。
128,128)とし、Rの変化量をD[r]、Gの変
化量をD[g]、Bの変化量をD[b]とすると、 Pat0=(128+D[r],128+D[g],1
28−D[b])、 Pat1=(128,128,128−D[b])、 Pat2=(128−D[r],128−D[g],1
28−D[b])、 Pat3=(128+D[r],128+D[g],1
28)、 Pat4=(128,128,128)、 Pat5=(128−D[r],128−D[g],1
28)、 Pat6=(128+D[r],128+D[g],1
28+D[b])、 Pat7=(128,128,128+D[b])、 Pat8=(128−D[r],128−D[g],1
28+D[b]) となる。但し、R,G,Bのいずれかの計算値が0未満
となる場合には、256からその値を引いた値とし、2
56以上となる場合には256を引いた値とする。な
お、D[r],D[g],D[b]は各々同じであって
も異なっていても良く、また、Pat4の値によって変
化させてもよい。
【0039】各輝度値を調整する場合には、例えば、ス
クロールボタンを押して右にスクロールさせれば表示さ
れている全ての(B)成分が増加し、左にスクロールさ
せれば(B)成分が減少し、上にスクロールさせればR
とGの成分が増加し、下にスクロールさせればRとGの
成分が減少するというように設定すれば、利用者(ユー
ザー)が直感的に扱い易くなる。
クロールボタンを押して右にスクロールさせれば表示さ
れている全ての(B)成分が増加し、左にスクロールさ
せれば(B)成分が減少し、上にスクロールさせればR
とGの成分が増加し、下にスクロールさせればRとGの
成分が減少するというように設定すれば、利用者(ユー
ザー)が直感的に扱い易くなる。
【0040】または、図3に示すように、スクロールさ
せずにP0からP8のいずれかをマウスやペン等のポイ
ンティングデバイスを用いてクリックすることによっ
て、新しいP4として設定してもよい。この場合、選択
されたカラーパッチの色を新しいP4として画面中央に
配置し、その周辺のカラーパッチとの関係は変更前と同
様にすることができる。
せずにP0からP8のいずれかをマウスやペン等のポイ
ンティングデバイスを用いてクリックすることによっ
て、新しいP4として設定してもよい。この場合、選択
されたカラーパッチの色を新しいP4として画面中央に
配置し、その周辺のカラーパッチとの関係は変更前と同
様にすることができる。
【0041】さらに、2色を連動させてある程度の調整
が進んだ後、R,G,Bの微調整を行うことができる。
例えば、RとGを連動させたものと、Bとを調整した上
記例において、ある程度調整が進んだ場合、Bをそのま
まにしておいてRをY軸方向、BをX軸方向に取り、そ
の座標系上に複数のカラーパッチを配置して同様な調整
を行っていく。必要があれば、このような軸の取り方を
RとB、RとG、GとR等と変更しながら納得が行くま
で補正を行ってもよい。
が進んだ後、R,G,Bの微調整を行うことができる。
例えば、RとGを連動させたものと、Bとを調整した上
記例において、ある程度調整が進んだ場合、Bをそのま
まにしておいてRをY軸方向、BをX軸方向に取り、そ
の座標系上に複数のカラーパッチを配置して同様な調整
を行っていく。必要があれば、このような軸の取り方を
RとB、RとG、GとR等と変更しながら納得が行くま
で補正を行ってもよい。
【0042】このようにして、白と黒とを同じ比率で配
置して作った灰色(入力値(128,128,12
8))と見え方が一致する単色のカラーパッチから出力
値(R128,G128,B128)が得られる。
置して作った灰色(入力値(128,128,12
8))と見え方が一致する単色のカラーパッチから出力
値(R128,G128,B128)が得られる。
【0043】次に、黒と白との間で黒側に近い1/4の
灰色を測定する。上記と同様に、黒(0,0,0)のカ
ラーパッチと測定した灰色(R128,G128,B1
28)のカラーパッチとを比率が同じになるように配置
した背景パターンと、単色のカラーパッチとを比較して
選択することにより、1/4灰色(入力値(64、6
4、64))の出力値(R64、G64,B64)を測
定する。
灰色を測定する。上記と同様に、黒(0,0,0)のカ
ラーパッチと測定した灰色(R128,G128,B1
28)のカラーパッチとを比率が同じになるように配置
した背景パターンと、単色のカラーパッチとを比較して
選択することにより、1/4灰色(入力値(64、6
4、64))の出力値(R64、G64,B64)を測
定する。
【0044】このように、黒(0,0,0)のカラーパ
ッチと測定した灰色のカラーパッチとを比率が同じにな
るように配置した背景パターンと、単色のカラーパッチ
とを比較して選択することにより、黒と灰色の中間の色
の入出力特性を測定することができ、白(255,25
5,255)のカラーパッチと測定した灰色のカラーパ
ッチとを比率が同じになるように配置した背景パターン
と、単色のカラーパッチとを比較して選択することによ
り、白と灰色の中間の色の入出力特性を測定することが
できる。
ッチと測定した灰色のカラーパッチとを比率が同じにな
るように配置した背景パターンと、単色のカラーパッチ
とを比較して選択することにより、黒と灰色の中間の色
の入出力特性を測定することができ、白(255,25
5,255)のカラーパッチと測定した灰色のカラーパ
ッチとを比率が同じになるように配置した背景パターン
と、単色のカラーパッチとを比較して選択することによ
り、白と灰色の中間の色の入出力特性を測定することが
できる。
【0045】以上のように、背景パターンと見え方が一
致するカラーパッチの選択を繰り返して行うことによ
り、精度の高いリニアなグレースケールパターンを得る
ことができる。よって、ガンマ値だけでは決定できない
ような表示特性を有する表示装置のR,G,B各々の輝
度特性を得ることができる。
致するカラーパッチの選択を繰り返して行うことによ
り、精度の高いリニアなグレースケールパターンを得る
ことができる。よって、ガンマ値だけでは決定できない
ような表示特性を有する表示装置のR,G,B各々の輝
度特性を得ることができる。
【0046】なお、ここで得られる輝度特性は、上述し
たようなリニアな特性を前提としているので、これを用
いて画像補正を行ったり、ICCプロファイルを作成す
る場合には、データを変換する必要がある。
たようなリニアな特性を前提としているので、これを用
いて画像補正を行ったり、ICCプロファイルを作成す
る場合には、データを変換する必要がある。
【0047】ICCプロファイルは、通常はファイルと
して扱われるが、実画像データに埋め込むことも可能で
あり、例えばPICT(Quick Draw Pic
ture)、EPS(Encapsulated Po
st Script)、TIFF(Tag Image
File Format)、PNG(Portabl
e Network Graphics)等の画像フォ
ーマットに埋め込むことができる。ICCプロファイル
は、通常、下記表1に示すようなヘッダ情報と下記表2
に示すようなタグとを有している。
して扱われるが、実画像データに埋め込むことも可能で
あり、例えばPICT(Quick Draw Pic
ture)、EPS(Encapsulated Po
st Script)、TIFF(Tag Image
File Format)、PNG(Portabl
e Network Graphics)等の画像フォ
ーマットに埋め込むことができる。ICCプロファイル
は、通常、下記表1に示すようなヘッダ情報と下記表2
に示すようなタグとを有している。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】このうち、必須なのはヘッダ情報であり、
タグが全く無くてもICCプロファイルとしては適正で
ある。タグは、カウント(データの数)、データの種類
および実際のデータから構成され、40種類ものタグが
用意されているので表2にはその一部のみを示してい
る。通常は上記表2に示した8つのタグ+copyri
ghtタグ+テキスト情報タグが設けられていることが
多い。但し、grayTRCTagはあまり用いられな
い。
タグが全く無くてもICCプロファイルとしては適正で
ある。タグは、カウント(データの数)、データの種類
および実際のデータから構成され、40種類ものタグが
用意されているので表2にはその一部のみを示してい
る。通常は上記表2に示した8つのタグ+copyri
ghtタグ+テキスト情報タグが設けられていることが
多い。但し、grayTRCTagはあまり用いられな
い。
【0051】このようなICCプロファイルの輝度特性
カーブ(rTRC,gTRC,bTRC)用のデータ
は、上述のようにして測定したデータに対して、入力と
出力とを入れ替える逆変換を行って導く。
カーブ(rTRC,gTRC,bTRC)用のデータ
は、上述のようにして測定したデータに対して、入力と
出力とを入れ替える逆変換を行って導く。
【0052】このように目視による測定を行うことで算
出したデータのうち、1つの色成分(例えばG成分)を
基準にして、基準成分は入出力特性が1:1であると仮
定する。これは、画像の色補正を行う際に基準が必要と
なるからである。そして、G成分に関しては入力・出力
共に出力値とし、他の2つの色成分(R成分とB成分)
については出力特性はそのままで入力特性のみG成分の
出力値を新しい入力成分とする。これを元にして、測定
していない値については線形補間やスプライン補間を行
ってR,G,B各々の255段階のテーブルを作成する
ことができるので、そのテーブルにより画像データを適
切に補正することができる。
出したデータのうち、1つの色成分(例えばG成分)を
基準にして、基準成分は入出力特性が1:1であると仮
定する。これは、画像の色補正を行う際に基準が必要と
なるからである。そして、G成分に関しては入力・出力
共に出力値とし、他の2つの色成分(R成分とB成分)
については出力特性はそのままで入力特性のみG成分の
出力値を新しい入力成分とする。これを元にして、測定
していない値については線形補間やスプライン補間を行
ってR,G,B各々の255段階のテーブルを作成する
ことができるので、そのテーブルにより画像データを適
切に補正することができる。
【0053】例えば、PatAとPatBとを白と黒と
して、その中間の灰色(128、128、128)の入
出力特性を測定した場合に、PatCの輝度値が(R1
28,G128,B128)になっていたとすると、G
成分に関しては入出力の関係が(入力値、出力値)=
(128,G128)、R成分に関しては入出力の関係
が(入力値、出力値)=(128,R128)、B成分
に関しては入出力の関係が(入力値、出力値)=(12
8、B128)となる。このとき、G成分がリニアであ
ると仮定して変換を行うと、G成分は(128,12
8)、R成分は(G128,R128)、B成分は(G
128,B128)のように表される。このような変換
を全ての計測点に対して行った計算結果を画像補正用の
パラメータとして使用することができる。
して、その中間の灰色(128、128、128)の入
出力特性を測定した場合に、PatCの輝度値が(R1
28,G128,B128)になっていたとすると、G
成分に関しては入出力の関係が(入力値、出力値)=
(128,G128)、R成分に関しては入出力の関係
が(入力値、出力値)=(128,R128)、B成分
に関しては入出力の関係が(入力値、出力値)=(12
8、B128)となる。このとき、G成分がリニアであ
ると仮定して変換を行うと、G成分は(128,12
8)、R成分は(G128,R128)、B成分は(G
128,B128)のように表される。このような変換
を全ての計測点に対して行った計算結果を画像補正用の
パラメータとして使用することができる。
【0054】例えば、図4に示すような入出力特性の測
定データが得られた場合に、この方法で変換を行うと、
図5に示すような補正用変換テーブルが得られる。な
お、これらの図においては横軸が入力、縦軸が出力を示
している。また、図4および図5において、上のカーブ
がRとGの入出力変換テーブルを示し、下のカーブがB
の入出力変換テーブルを示している。
定データが得られた場合に、この方法で変換を行うと、
図5に示すような補正用変換テーブルが得られる。な
お、これらの図においては横軸が入力、縦軸が出力を示
している。また、図4および図5において、上のカーブ
がRとGの入出力変換テーブルを示し、下のカーブがB
の入出力変換テーブルを示している。
【0055】(実施形態1)図6は本発明の一実施形態
であるICCプロファイル作成方法を説明するためのブ
ロック図である。まず、キャリブレーション部100に
よって上述したような測定データ101を得る。キャリ
ブレーション部100は、図3に示すような画面を利用
者に表示し、次々に背景パターンを切り替えて、それに
合うように見える単色カラーパッチを表示する部分であ
る。
であるICCプロファイル作成方法を説明するためのブ
ロック図である。まず、キャリブレーション部100に
よって上述したような測定データ101を得る。キャリ
ブレーション部100は、図3に示すような画面を利用
者に表示し、次々に背景パターンを切り替えて、それに
合うように見える単色カラーパッチを表示する部分であ
る。
【0056】次に、測定データ101はICCプロファ
イル生成手段102に送られる。ICCプロファイル生
成手段102は、フォーマットに従って必要な情報をフ
ァイルとして出力ものであり、上述したような入出力の
逆変換を行って測定データ101を変換する。例えば図
4に示したような特性データの入力と出力を入れ替える
ことにより、図7に示すようなICCプロファイル用変
換テーブル(横軸が入力、縦軸が出力)を作成する。こ
のテーブルを用いて、以前に作成されたか、またはメー
カーが用意したICCプロファイル103を元にして、
新しいICCプロファイル104を作成する。この場合
には、ICCプロファイルを更新したことになるが、新
規に作成することも可能である。
イル生成手段102に送られる。ICCプロファイル生
成手段102は、フォーマットに従って必要な情報をフ
ァイルとして出力ものであり、上述したような入出力の
逆変換を行って測定データ101を変換する。例えば図
4に示したような特性データの入力と出力を入れ替える
ことにより、図7に示すようなICCプロファイル用変
換テーブル(横軸が入力、縦軸が出力)を作成する。こ
のテーブルを用いて、以前に作成されたか、またはメー
カーが用意したICCプロファイル103を元にして、
新しいICCプロファイル104を作成する。この場合
には、ICCプロファイルを更新したことになるが、新
規に作成することも可能である。
【0057】(実施形態2)図8は本発明の他の実施形
態であるICCプロファイル作成方法および画像補正方
法を説明するためのブロック図である。まず、キャリブ
レーション部100によって上述したような測定データ
101を得る。
態であるICCプロファイル作成方法および画像補正方
法を説明するためのブロック図である。まず、キャリブ
レーション部100によって上述したような測定データ
101を得る。
【0058】次に、測定データ101はICCプロファ
イル生成手段102とデータ調整手段105の両方に送
られる。
イル生成手段102とデータ調整手段105の両方に送
られる。
【0059】ICCプロファイル生成手段102では、
実施形態1と同様に入出力の逆変換を行って測定データ
101を変換し、以前に作成されたか、またはメーカー
が用意したICCプロファイル103を元にして、新し
いICCプロファイル104を作成する。
実施形態1と同様に入出力の逆変換を行って測定データ
101を変換し、以前に作成されたか、またはメーカー
が用意したICCプロファイル103を元にして、新し
いICCプロファイル104を作成する。
【0060】一方、データ調整手段105に送られた測
定データ101は、評価用画像108を変換する際に用
いられる。映像補正手段(画像補正手段)106では、
画像のデータを画素単位で画像補正用入出力変換テーブ
ルを元にして変換することにより、補正を行う。データ
調整手段105は、入出力特性のカーブに制御点を設け
て、その点を利用者がポインティングデバイスを用いて
動かすことによりカーブ自体を補正する手段である。
定データ101は、評価用画像108を変換する際に用
いられる。映像補正手段(画像補正手段)106では、
画像のデータを画素単位で画像補正用入出力変換テーブ
ルを元にして変換することにより、補正を行う。データ
調整手段105は、入出力特性のカーブに制御点を設け
て、その点を利用者がポインティングデバイスを用いて
動かすことによりカーブ自体を補正する手段である。
【0061】補正された画像とオリジナルの画像(補正
前の画像)108とは、表示装置107の表示画面に表
示され、両方の画像を見比べながらデータ調整手段10
5によって利用者が意図するように入出力特性を変換す
る。その情報を用いて、映像補正手段106ではオリジ
ナルの画像を再び入出力特性を反映する表示画像に変換
し、補正された画像を表示する領域において、表示画像
を変更する。このようなデータ調整手段105および映
像補正手段106による画像の補正を繰り返して行うこ
とが可能である。
前の画像)108とは、表示装置107の表示画面に表
示され、両方の画像を見比べながらデータ調整手段10
5によって利用者が意図するように入出力特性を変換す
る。その情報を用いて、映像補正手段106ではオリジ
ナルの画像を再び入出力特性を反映する表示画像に変換
し、補正された画像を表示する領域において、表示画像
を変更する。このようなデータ調整手段105および映
像補正手段106による画像の補正を繰り返して行うこ
とが可能である。
【0062】例えば図9に示すように、オリジナルの画
像を画面の左上の領域に表示し、色変換後の画像を画面
の右上の領域に表示する。例えば、図9では下のカーブ
がBを示し、上のカーブがRとGとを示す。また、画面
の左下の領域にはICCプロファイルのヘッダ情報と主
なタグ情報を表示して適宜変更も可能としておき、画面
の右下の領域には測定データをICCプロファイル用に
変換したデータ(例えば図7のテーブル)を表示する。
像を画面の左上の領域に表示し、色変換後の画像を画面
の右上の領域に表示する。例えば、図9では下のカーブ
がBを示し、上のカーブがRとGとを示す。また、画面
の左下の領域にはICCプロファイルのヘッダ情報と主
なタグ情報を表示して適宜変更も可能としておき、画面
の右下の領域には測定データをICCプロファイル用に
変換したデータ(例えば図7のテーブル)を表示する。
【0063】さらに、この実施形態では、R,G,Bの
各値を独立して変更するため、右下の表示領域の下にあ
るR,G,Bの選択用ボタンを押して、押されている色
成分のカーブを調整することができるようにしている。
各値を独立して変更するため、右下の表示領域の下にあ
るR,G,Bの選択用ボタンを押して、押されている色
成分のカーブを調整することができるようにしている。
【0064】このようにして、測定データを元に画像を
どのように変換されるかを表示して、その表示を見なが
ら測定データを再度微調整することや、調整された測定
データからICCプロファイル用のパラメータを作成す
ることができるようになる。
どのように変換されるかを表示して、その表示を見なが
ら測定データを再度微調整することや、調整された測定
データからICCプロファイル用のパラメータを作成す
ることができるようになる。
【0065】以上のように、ソフトウェアを用いてCR
Tや液晶表示装置等のキャリブレーションを行う際に正
確なパラメータを作成して、ICCプロファイル生成手
段102や映像補正手段106に渡すことが可能とな
る。
Tや液晶表示装置等のキャリブレーションを行う際に正
確なパラメータを作成して、ICCプロファイル生成手
段102や映像補正手段106に渡すことが可能とな
る。
【0066】さらに、図10に示すように、新たに作成
したICCプロファイル104を元にして、ICCプロ
ファイル109を内蔵した画像データ作成手段109に
よって画像データ110にICCプロファイルを埋め込
み、ICCプロファイルを内蔵した画像データ(PN
G、TIFF等)を作成することも可能である。この画
像データ作成手段109は、画像フォーマットに対応し
た読み込みおよび書き込みルーチンから構成されてお
り、調整を行った画像を保存する際にICCプロファイ
ルのデータを画像ファイルに埋め込む部分となる。
したICCプロファイル104を元にして、ICCプロ
ファイル109を内蔵した画像データ作成手段109に
よって画像データ110にICCプロファイルを埋め込
み、ICCプロファイルを内蔵した画像データ(PN
G、TIFF等)を作成することも可能である。この画
像データ作成手段109は、画像フォーマットに対応し
た読み込みおよび書き込みルーチンから構成されてお
り、調整を行った画像を保存する際にICCプロファイ
ルのデータを画像ファイルに埋め込む部分となる。
【0067】以下に、上記実施形態1および実施形態2
に共通するキャリブレーションの具体的な手順につい
て、図11のフローチャートを用いて説明する。
に共通するキャリブレーションの具体的な手順につい
て、図11のフローチャートを用いて説明する。
【0068】まず、ステップ1において、初期値の設定
を行う。ここでは、背景パターン(第1表示領域)を構
成する2色をPatA、PatBとし、各々の入力値を
PatA_n=255,PatB_n=0とする。R
[255],G[255],B[255]は、各々の入
力信号が255であるときの輝度値を示し、それぞれ2
55を代入する。また、R[0],G[0],B[0]
は、各々の入力信号が0であるときの輝度値を示し、そ
れぞれ0を代入する。
を行う。ここでは、背景パターン(第1表示領域)を構
成する2色をPatA、PatBとし、各々の入力値を
PatA_n=255,PatB_n=0とする。R
[255],G[255],B[255]は、各々の入
力信号が255であるときの輝度値を示し、それぞれ2
55を代入する。また、R[0],G[0],B[0]
は、各々の入力信号が0であるときの輝度値を示し、そ
れぞれ0を代入する。
【0069】次に、ステップ2において、背景パターン
を表示画面に表示する。このとき、PatAとPatB
が同じ比率になるように配置して、平均して灰色に見え
るようにする。本実施形態では、PatAとPatBを
図1(b)のように配置した。
を表示画面に表示する。このとき、PatAとPatB
が同じ比率になるように配置して、平均して灰色に見え
るようにする。本実施形態では、PatAとPatBを
図1(b)のように配置した。
【0070】次に、ステップ3において、単色カラーパ
ッチPatC(第2表示領域)の初期値の設定を行う。
ここで、PatC_nは求めたい入力輝度値であり、P
atA_nとPatB_nの平均値(中間値)とする。
さらに、PatCを構成する色は、R[PatC_n]
をR[PatA_n]とR[PatB_n]との平均値
とし、G[PatC_n]をG[PatA_n]とG
[PatB_n]との平均値とし、B[PatC_n]
をB[PatA_n]とB[PatB_n]との平均値
とする。これらの値は単なる初期値であり、メーカーが
提供しているオリジナルのICCプロファイルや、以前
の測定データを元にして初期値を設定することも可能で
ある。
ッチPatC(第2表示領域)の初期値の設定を行う。
ここで、PatC_nは求めたい入力輝度値であり、P
atA_nとPatB_nの平均値(中間値)とする。
さらに、PatCを構成する色は、R[PatC_n]
をR[PatA_n]とR[PatB_n]との平均値
とし、G[PatC_n]をG[PatA_n]とG
[PatB_n]との平均値とし、B[PatC_n]
をB[PatA_n]とB[PatB_n]との平均値
とする。これらの値は単なる初期値であり、メーカーが
提供しているオリジナルのICCプロファイルや、以前
の測定データを元にして初期値を設定することも可能で
ある。
【0071】次に、ステップ4において、PatCを背
景パターンのPatAやPatBに隣接させるか、また
は図1(a)に示したように背景パターンの上に表示す
る。さらに、複数の単色カラーパッチを表示する場合に
は、PatCの他にその周辺のカラーパッチも合わせて
表示する。このとき、周辺のカラーパッチの色は、中心
のPatCのRGB値から容易に導くことができる。
景パターンのPatAやPatBに隣接させるか、また
は図1(a)に示したように背景パターンの上に表示す
る。さらに、複数の単色カラーパッチを表示する場合に
は、PatCの他にその周辺のカラーパッチも合わせて
表示する。このとき、周辺のカラーパッチの色は、中心
のPatCのRGB値から容易に導くことができる。
【0072】例えば図2に示したように9つの単色カラ
ーパッチを表示する場合には、 Pat0=(R[PatC_n]+D[r],G[Pa
tC_n]+D[g],B[PatC_n]−D
[b])、 Pat1=(R[PatC_n],G[PatC_
n],B[PatC_n]−D[b])、 Pat2=(R[PatC_n]−D[r],G[Pa
tC_n]−D[g],B[PatC_n]−D
[b])、 Pat3=(R[PatC_n]+D[r],G[Pa
tC_n]+D[g],B[PatC_n])、 Pat4=(R[PatC_n],G[PatC_
n],B[PatC_n])、 Pat5=(R[PatC_n]−D[r],G[Pa
tC_n]−D[g],B[PatC_n])、 Pat6=(R[PatC_n]+D[r],G[Pa
tC_n]+D[g],B[PatC_n]+D
[b])、 Pat7=(R[PatC_n],G[PatC_
n],B[PatC_n]+D[b])、 Pat8=(R[PatC_n]−D[r],G[Pa
tC_n]−D[g],B[PatC_n]+D
[b]) のようになる。但し、R,G,Bのいずれかの計算値が
0未満となる場合には256からその値を引いた値と
し、256以上となる場合には256を引いた値となる
ようにする。
ーパッチを表示する場合には、 Pat0=(R[PatC_n]+D[r],G[Pa
tC_n]+D[g],B[PatC_n]−D
[b])、 Pat1=(R[PatC_n],G[PatC_
n],B[PatC_n]−D[b])、 Pat2=(R[PatC_n]−D[r],G[Pa
tC_n]−D[g],B[PatC_n]−D
[b])、 Pat3=(R[PatC_n]+D[r],G[Pa
tC_n]+D[g],B[PatC_n])、 Pat4=(R[PatC_n],G[PatC_
n],B[PatC_n])、 Pat5=(R[PatC_n]−D[r],G[Pa
tC_n]−D[g],B[PatC_n])、 Pat6=(R[PatC_n]+D[r],G[Pa
tC_n]+D[g],B[PatC_n]+D
[b])、 Pat7=(R[PatC_n],G[PatC_
n],B[PatC_n]+D[b])、 Pat8=(R[PatC_n]−D[r],G[Pa
tC_n]−D[g],B[PatC_n]+D
[b]) のようになる。但し、R,G,Bのいずれかの計算値が
0未満となる場合には256からその値を引いた値と
し、256以上となる場合には256を引いた値となる
ようにする。
【0073】次に、ステップ5において、複数の単色カ
ラーパッチを表示している場合には利用者から見て背景
パターン(PatAとPatBの中間の色)と最も近い
色を単色カラーパッチの中から選択する。また、単色カ
ラーパッチが1つだけの場合には、スクロールボタンに
よってのみ、色の変更を行う。
ラーパッチを表示している場合には利用者から見て背景
パターン(PatAとPatBの中間の色)と最も近い
色を単色カラーパッチの中から選択する。また、単色カ
ラーパッチが1つだけの場合には、スクロールボタンに
よってのみ、色の変更を行う。
【0074】そして、ステップ6において、決定する場
合にはステップ7に進み、まだ色が近づいていないと判
断した場合にはステップ3に戻る。
合にはステップ7に進み、まだ色が近づいていないと判
断した場合にはステップ3に戻る。
【0075】ステップ3では、図1(a)に示したよう
に単色カラーパッチPatCが1つだけの場合には、輝
度値を変化させて新しい色を表示する。また、図2に示
したように複数の単色カラーパッチを用いた場合には、
各カラーパッチの輝度値を変化させる。なお、新しい色
を表示する場合には、(R,G)成分と(B)成分のよ
うに成分を分離して2つの成分を連動させて調整し、あ
る程度の調整が進んだ時点でR,G,Bの全ての成分を
微調整するのが好ましい。
に単色カラーパッチPatCが1つだけの場合には、輝
度値を変化させて新しい色を表示する。また、図2に示
したように複数の単色カラーパッチを用いた場合には、
各カラーパッチの輝度値を変化させる。なお、新しい色
を表示する場合には、(R,G)成分と(B)成分のよ
うに成分を分離して2つの成分を連動させて調整し、あ
る程度の調整が進んだ時点でR,G,Bの全ての成分を
微調整するのが好ましい。
【0076】ステップ7では、終了であればステップ9
に進み、測定データを書き出す。ここでは、入出力の測
定データとして(128,R128)、(128,G1
28)、(128,B128)が得られる。このとき、
測定データはメモリに格納される。また、ステップ7で
終了しなかった場合には、ステップ8に進む。
に進み、測定データを書き出す。ここでは、入出力の測
定データとして(128,R128)、(128,G1
28)、(128,B128)が得られる。このとき、
測定データはメモリに格納される。また、ステップ7で
終了しなかった場合には、ステップ8に進む。
【0077】ステップ8では、PatAとPatBとを
新しく設定する。このときに分かっている特性として
は、入力値として0、255、およびそれまでに入出力
特性が測定された色の入力値と出力値の組み合わせとな
っているため、それらの組み合わせから新たなPatA
とPatBとを選択して、ステップ2に戻る。
新しく設定する。このときに分かっている特性として
は、入力値として0、255、およびそれまでに入出力
特性が測定された色の入力値と出力値の組み合わせとな
っているため、それらの組み合わせから新たなPatA
とPatBとを選択して、ステップ2に戻る。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
利用者側で高価な測定機器を用意しなくても、表示装置
の設置環境に合わせてプロファイルを作成することがで
きる。また、液晶表示装置のように、ガンマ値やガンマ
特性のみで入出力特性を表すことができない表示装置に
おいても、正確に入出力特性を測定し、プロファイルを
作成することができる。また、表示装置の経年変化に対
して、プロファイルを簡単に更新することができる。さ
らに、プロファイルを適用する前に、予め画像を変換し
て、変換前と変換後を見比べることにより、作成したプ
ロファイルの特性を予測して、適切に調整することがで
きる。
利用者側で高価な測定機器を用意しなくても、表示装置
の設置環境に合わせてプロファイルを作成することがで
きる。また、液晶表示装置のように、ガンマ値やガンマ
特性のみで入出力特性を表すことができない表示装置に
おいても、正確に入出力特性を測定し、プロファイルを
作成することができる。また、表示装置の経年変化に対
して、プロファイルを簡単に更新することができる。さ
らに、プロファイルを適用する前に、予め画像を変換し
て、変換前と変換後を見比べることにより、作成したプ
ロファイルの特性を予測して、適切に調整することがで
きる。
【図1】(a)は本発明の一実施形態である表示装置の
入出力特性測定方法において、色合わせについて説明す
るための図であり、(b)はPatAとPatBの配置
例を示す図である。
入出力特性測定方法において、色合わせについて説明す
るための図であり、(b)はPatAとPatBの配置
例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施形態である表示装置の入出力
特性測定方法において、色合わせについて説明するため
の図である。
特性測定方法において、色合わせについて説明するため
の図である。
【図3】本発明の他の実施形態である表示装置の入出力
特性測定方法において、ポインティングデバイスを用い
た色の選択について説明するための図である。
特性測定方法において、ポインティングデバイスを用い
た色の選択について説明するための図である。
【図4】本発明により得られる測定データの入出力特性
の一例を示すグラフである。
の一例を示すグラフである。
【図5】本発明により得られる補正用変換テーブルの一
例を示すグラフである。
例を示すグラフである。
【図6】実施形態1のICCプロファイル作成方法につ
いて説明するためのブロック図である。
いて説明するためのブロック図である。
【図7】本発明により得られるICCプロファイル用テ
ーブルの一例を示すグラフである。
ーブルの一例を示すグラフである。
【図8】実施形態2のICCプロファイル作成方法およ
び画像補正方法について説明するためのブロック図であ
る。
び画像補正方法について説明するためのブロック図であ
る。
【図9】本発明の一実施形態であるICCプロファイル
作成方法において、ICCプロファイル用データの調整
について説明するための図である。
作成方法において、ICCプロファイル用データの調整
について説明するための図である。
【図10】本発明によって作成したICCプロファイル
を内蔵した画像データについて説明するための図であ
る。
を内蔵した画像データについて説明するための図であ
る。
【図11】本発明を用いたキャリブレーションについて
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
100 キャリブレーション部 101 測定データ 102 ICCプロファイル生成手段 103 以前のICCプロファイル 104 新規ICCプロファイル 105 データ調整手段 106 映像補正手段 107 表示装置 108 評価用画像 109 ICCプロファイルを内蔵した画像データ作成
手段 110 画像データ 111 ICCプロファイルを内蔵した画像データ作成
手段 PatA、PatB 背景パターンを構成するカラーパ
ッチ PatC、Pat0、Pat1、Pat2、Pat3、
Pat4、Pat5、Pat6、Pat7、Pat8
単色カラーパッチ
手段 110 画像データ 111 ICCプロファイルを内蔵した画像データ作成
手段 PatA、PatB 背景パターンを構成するカラーパ
ッチ PatC、Pat0、Pat1、Pat2、Pat3、
Pat4、Pat5、Pat6、Pat7、Pat8
単色カラーパッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 安久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 樋上 貞彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 作田 瑞 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2G020 AA08 DA05 DA16 DA35 DA65 5C082 AA01 AA37 BA34 BB53 BD02 CA12 CA81 CB05 CB08 DA73 DA87 EA20 MM10
Claims (9)
- 【請求項1】 任意の1色のカラーパッチとそれとは異
なる任意の1色のカラーパッチとを同じ比率で配置して
2色の中間色に見えるように表示した第1表示領域と、
単色のカラーパッチを表示した第2表示領域とを比較し
て、表示装置の入出力特性を測定する方法であって、 該第1表示領域の2色のうちの1色として黒を表示し、
他の1色として白を表示して、黒を構成する3原色の各
輝度値と、白を構成する3原色の各輝度値との平均値を
入力に関する測定データとし、 該第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝度値を調
整して、該第1表示領域の色と該第2表示領域の色とが
最も近く見えるように設定し、そのときの第2表示領域
の単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関する測定
データとして入出力特性を求める第1のステップを行っ
た後、 該第1表示領域の2色のうちの1色として黒または白を
表示し、他の1色として先のステップで第2表示領域の
色として設定した色を表示し、黒または白を構成する3
原色の各輝度値と、該先のステップで第2表示領域の色
として設定した色の入力に関する測定データとの平均値
を入力に関する測定データとし、 該第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝度値を調
整して、該第1表示領域の色と該第2表示領域の色とが
最も近く見えるように設定し、そのときの第2表示領域
の単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関する測定
データとして入出力特性を求める第2のステップと、 該第1表示領域の2色のうちの1色として、先のステッ
プで該第2表示領域の色として設定した色を表示し、他
の1色として他の先のステップで該第2表示領域の色と
して設定した他の色を表示し、該先のステップで第2表
示領域の色として設定した色の入力に関する測定データ
と、該他の先のステップで第2表示領域の色として設定
した色の入力に関する測定データとの平均値を入力に関
する測定データとし、 該第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝度値を調
整して該第1表示領域の色と該第2表示領域の色とが最
も近く見えるように設定し、そのときの第2表示領域の
単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関する測定デ
ータとして入出力特性を求める第3のステップとを繰り
返して表示装置の入出力特性を求める表示装置の入出力
特性測定方法。 - 【請求項2】 前記第2表示領域の単色を構成する3原
色の各輝度値を調整する際に、3原色のうちの2色の成
分と他の1色の成分とを分離して該2色の輝度値を連動
させて調整を行い、ある程度の調整が進んでから3色の
微調整を行う請求項1に記載の表示装置の入出力特性測
定方法。 - 【請求項3】 前記第2表示領域において、複数のカラ
ーパッチを2次元平面上に、単色を構成する3原色のう
ちの1色の輝度値を片方の軸に沿って増加または減少さ
せると共に、残りの2色の輝度値をそれとは直交するも
う片方の軸に沿って増加または減少させて配置して、該
複数のカラーパッチのうち、前記第1表示領域と最も近
い色に見えるカラーパッチを選択し、選択されたカラー
パッチの単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関す
る測定データとする請求項1または請求項2に記載の表
示装置の入出力特性測定方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の表示装置の入出力特性測定方法によって入出力特性が
測定される表示装置であって、 表示画面に前記第1表示領域と前記第2表示領域とを表
示させ、該第2表示領域の単色を構成する3原色の各輝
度値を調整して該第1表示領域の色と該第2表示領域の
色とが最も近く見えるように設定し、そのときの第2表
示領域の単色を構成する3原色の各輝度値を出力に関す
る測定データとして入出力特性を求めるキャリブレーシ
ョン部を備えた表示装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の表示装置の入出力特性測定方法によって求めた入出力
特性の測定データに基づいて画像補正用のパラメータを
算出し、該パラメータを用いて画像の色補正を行う表示
装置の画像補正方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の表示装置の入出力特性測定方法によって求めた入出力
特性の測定データに基づいてICCプロファイル用のデ
ータを作成し、該データを用いてICCプロファイルを
作成する表示装置のICCプロファイル作成方法。 - 【請求項7】 前記ICCプロファイル用のデータに基
づいて、ICCプロファイルを更新する請求項6に記載
の表示装置のICCプロファイル作成方法。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の表示装置の入出力特性測定方法によって求めた入出力
特性の測定データに基づいて画像補正用のパラメータを
算出し、元の画像と該パラメータを用いて補正した画像
とを表示画面に同時に表示させて、2つの画像を見比べ
ながらICCプロファイルを構成するデータを調整する
請求項6または請求項7に記載のICCプロファイルの
作成方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の表示装置の入出力特性測定方法、または、請求項5に
記載の表示装置の画像補正方法の手順を記憶させた記憶
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243234A JP2002055668A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 表示装置の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示装置のiccプロファイル作成方法およびそれらの方法の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243234A JP2002055668A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 表示装置の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示装置のiccプロファイル作成方法およびそれらの方法の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002055668A true JP2002055668A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18734122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243234A Pending JP2002055668A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 表示装置の入出力特性測定方法、表示装置の画像補正方法、表示装置のiccプロファイル作成方法およびそれらの方法の手順を記憶した記憶媒体並びに表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002055668A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US9601063B2 (en) | 2012-03-23 | 2017-03-21 | Seiko Epson Corporation | Device for controlling display apparatus, method for controlling display apparatus, display apparatus, and electronic equipment |
CN109300176A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-02-01 | 浙江理工大学上虞工业技术研究院有限公司 | 色纺纱色彩传输与再现方法 |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000243234A patent/JP2002055668A/ja active Pending
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