[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2002043203A - 薄膜形成装置および基板洗浄装置 - Google Patents

薄膜形成装置および基板洗浄装置

Info

Publication number
JP2002043203A
JP2002043203A JP2000219180A JP2000219180A JP2002043203A JP 2002043203 A JP2002043203 A JP 2002043203A JP 2000219180 A JP2000219180 A JP 2000219180A JP 2000219180 A JP2000219180 A JP 2000219180A JP 2002043203 A JP2002043203 A JP 2002043203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
irradiation
distance
stage
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000219180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3595760B2 (ja
Inventor
Yoshiharu Ota
義治 太田
Kazunori Yuzuhara
和則 柚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2000219180A priority Critical patent/JP3595760B2/ja
Priority to TW090116475A priority patent/TW505959B/zh
Priority to KR1020010043011A priority patent/KR100873265B1/ko
Publication of JP2002043203A publication Critical patent/JP2002043203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3595760B2 publication Critical patent/JP3595760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
    • C03C23/0075Cleaning of glass

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 UV光照射ランプの照射面と基板との間の距
離を基板の表面全体にわたって均等に保って十分な洗浄
効果を得ること。 【解決手段】 基板の表面を洗浄処理する洗浄処理部
と、洗浄後の基板の表面に塗布液を塗布することによっ
て薄膜を形成する薄膜形成部とを備え、洗浄処理部は、
基板が載置されるステージ52と、ステージ52上に載
置された基板Gの表面に光を照射する光照射部54と、
基板G上の複数の点で光照射部54の照射面59と基板
Gの表面との間の距離を検出する距離検出センサ55
と、基板G上の複数の点で光照射部54の照射面59と
基板Gの表面との間の距離を変化させる照射距離可変手
段53A,53B,53Cと、距離検出センサ55から
の検出データに基づいて前記照射距離可変手段の動作を
制御する制御部とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば矩形のLC
D基板を洗浄してその基板上に薄膜を形成する薄膜形成
装置及びこの薄膜形成装置内に設けられる基板洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示装置の製造工程では、
ガラス基板の表面に例えばITO(Indium Tin Oxide)
の薄膜や回路パターンを形成するため、半導体製造工程
の場合と同様のフォトリソグラフィ技術が利用される。
この場合、例えば、レジスト液塗布処理によってガラス
基板の表面にレジスト液が塗布され、露光処理によって
ガラス基板上のレジスト膜に回路パターンが露光され、
現像処理によってレジスト膜に露光された回路パターン
が現像される。
【0003】レジスト液塗布処理に際しては、予め基板
の表面が洗浄される。このような基板洗浄には、一般に
乾式洗浄と湿式洗浄とがあり、乾式洗浄は、従来、基板
の表面に紫外線光(以下、UV光という。)を照射して
基板表面の有機物を除去する表面改質を行なうことによ
って成されている。具体的には、ガラス基板が洗浄室内
のステージ上に載せられ、ステージの水平移動によって
ガラス基板がUV光照射ランプの照射面と対向する位置
までスライドされ、この対向位置で前記照射面からガラ
ス基板の表面にUV光が照射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したU
V洗浄において、ガラス基板の面内で均等な洗浄効果を
得るためには、UV光照射ランプの照射面と基板との間
の距離を基板の全面にわたって均等に保ってUV照射を
行なう必要がある。すなわち、基板の表面全体にわたっ
て均等にUV光を照射しなければ、洗浄ムラが生じ、十
分な洗浄効果を得ることができない。
【0005】しかしながら、ガラス基板は一般に大型で
あり、したがって、これが載置されるステージもまた大
型であるため、ステージおよびガラス基板に撓みが生じ
易い。そのため、UV光照射ランプの照射面と基板との
間の距離を基板の表面全体にわたって均等に保つことが
難しい。
【0006】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、UV光照射ランプの
照射面と基板との間の距離を基板の表面全体にわたって
均等に保って十分な洗浄効果を得ることができる薄膜形
成装置および基板洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の主要な第1の観点によれば、基板の表面を
洗浄処理する洗浄処理部と、洗浄後の基板の表面に塗布
液を塗布することによって薄膜を形成する薄膜形成部と
を備えた薄膜形成装置において、前記洗浄処理部は、基
板が載置されるステージと、ステージ上に載置された基
板の表面に光を照射する光照射部と、基板上の複数の点
で光照射部の照射面と基板の表面との間の距離を検出す
る距離検出センサと、基板上の複数の点で光照射部の照
射面と基板の表面との間の距離を変化させる照射距離可
変手段と、前記距離検出センサからの検出データに基づ
いて前記照射距離可変手段の動作を制御する制御部とを
具備することを特徴とする薄膜形成装置が提供される。
また、本発明の主要な第2の観点によれば、基板の表面
に光を照射することによって基板の表面を洗浄処理する
基板洗浄装置において、基板が載置されるステージと、
ステージ上に載置された基板の表面に光を照射する光照
射部と、基板上の複数の点で光照射部の照射面と基板の
表面との間の距離を検出する距離検出センサと、基板上
の複数の点で光照射部の照射面と基板の表面との間の距
離を変化させる照射距離可変手段と、前記距離検出セン
サからの検出データに基づいて前記照射距離可変手段の
動作を制御する制御部とを具備することを特徴とする基
板洗浄装置が提供される。
【0008】前記構成の薄膜形成装置および基板洗浄装
置においては、特に、前記制御部が、光照射部の照射面
と基板の表面との間の距離が基板の全面にわたって略均
等になるように、前記照射距離可変手段の動作を制御す
ることが望ましい。また、前記光照射部から照射される
光がエキシマ紫外線光であることが望ましい。また、基
板の表面と前記光照射部の照射面との接触を防止する接
触防止手段を備えていても良い。また、好ましい実施形
態において、前記照射距離可変手段は、ステージを昇降
させるとともにステージの高さを複数の点で調整する複
数の昇降軸からなる。また、前記照射距離可変手段は、
ステージ上に設けられて基板を支持する複数の圧電素子
であっても良く、また、ステージの表面から突没してス
テージに対して基板を昇降させる複数の昇降ピンであっ
ても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。
【0010】図1〜図5は本発明をLCD基板の塗布現
像処理システム(薄膜形成装置)1に適用した第1の実
施形態を示している。この塗布現像処理システム1は、
LCD基板に対してレジスト液を塗布した後、図に2で
示す露光システム(EXP)に一旦受け渡し、この露光
システム2によって露光処理された後の基板を再度受け
取って現像処理を行なう。
【0011】このような一連の処理を行なうため、この
塗布現像処理システム1は、LCD基板のローディング
およびアンローディングを行なうためのローダ/アンロ
ーダ部(L/UL)3と、基板洗浄処理を行なうための
第1プロセス部(洗浄処理部)4と、レジスト液の塗布
(コーティング)および周縁レジスト除去処理等を行な
うための第2プロセス部5と、現像処理を行なうための
第3プロセス部6と、露光システム2との間で基板の受
け渡しを行なうためのインターフェース部(I/F)7
とを備えている。
【0012】ローダ/アンローダ部3は、カセット載置
台10と搬送部(C/S)11とを備えている。カセッ
ト載置台10上には2種類のカセットC1,C2が載置
されている。例えば、第1のカセットC1には処理前の
LCD基板が収納され、第2のカセットC2には処理後
のLCD基板が収納される。
【0013】また、搬送部11には、第1のサブアーム
機構13が設けられている。この第1のサブアーム機構
13は、基板を保持できる例えばアーム14を有し、こ
のアーム14を旋回させ進退させ上下させることによ
り、第1のカセットC1に収納された基板を取り出して
第1のプロセス部4側に受け渡せるようになっている。
なお、全ての処理が終了した基板は、この第1のサブア
ーム機構13によって、例えば第1のプロセス部4側か
ら第2のカセットC2へと収納される。
【0014】第1のプロセス部4は、第1のサブアーム
機構13から基板を受け取る第1のメインアーム機構1
5を有している。このメインアーム機構15は、Y方向
に沿って延設された第1の中央搬送路16上を走行する
ベース17と、このベース17上で旋回、進退、上下駆
動される例えばアーム18とを備えている。
【0015】第1のメインアーム機構15の一方側に
は、中央搬送路16に沿って、例えばブラシスクラバか
らなる2つの洗浄ユニット(SCR)19が設けられて
いる。また、第1のメインアーム機構15の他方側に
は、中央搬送路16に沿って、例えばホットプレートを
備える加熱/加熱ユニット(HP/HP)20と、エキ
シマUV光によって有機物洗浄を行なう乾式洗浄部とし
てのエキシマユニット(Excimer Unit)21と、例えば
クーリングプレートを備える冷却ユニット(COL)2
2とがそれぞれ設けられている。
【0016】ここで、明細書中、「加熱/加熱ユニット
(HP/HP)」の表記は、ホットプレートを有する加
熱ユニットが例えば上下2段に積み上げて設置されてい
ることを示している(図中には、上下2段で表記されて
いる。以下同じ)。また、図中、加熱ユニットを表すH
Pおよび冷却ユニットを表すCOLの後に付された数字
(「HP1」や「COL1」等)は、加熱処理若しくは
冷却処理の種類若しくは順序を示している。
【0017】第1のメインアーム機構15は、ローダ/
アンローダ部3から受け取った基板を各処理ユニット1
9〜22に搬入するとともに、必要な処理が施された基
板を各処理ユニット19〜22から取り出して順次別の
処理ユニット19〜22若しくは第2のプロセス部5に
搬送するようになっている。
【0018】一方、第2のプロセス部5は、Y方向に沿
って延設された第2の中央搬送路23上を走行する第2
のメインアーム機構24を備えている。この第2のメイ
ンアーム機構24は、第1のメインアーム機構15と同
様に構成されたベース25およびアーム26を有してい
る。
【0019】また、この第2のメインアーム機構24の
一方側には、塗布系ユニット群100が設けられてい
る。この塗布系ユニット群100は、基板にレジスト液
を塗布するレジスト液塗布処理ユニット(CT)122
と、レジスト液が塗布された基板を乾燥処理する減圧乾
燥処理ユニット(VD)140と、乾燥後の基板の周縁
部の不要レジストを除去するエッジリムーバ(ER)1
23とから成り、これらは互いに一体となって第2の中
央搬送路23に沿って配列されている。また、第2のメ
インアーム機構24の他方側には、第2の中央搬送路2
3に沿って、基板表面の疎水化処理を行なうためのアド
ヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)29と、加
熱/加熱ユニット(HP/HP)30と、加熱/冷却ユ
ニット(HP/COL)31とが配置されている。
【0020】第2のメインアーム機構24は、第1のプ
ロセス部4から受け取った基板を各処理ユニット28〜
31に搬入し、必要な処理が施された基板を各処理ユニ
ット28〜31から取り出して順次別の処理ユニット2
8〜31若しくは第3のプロセス部6側に搬送するよう
になっている。
【0021】第3のプロセス部6は、Y方向に沿って延
設された第3の中央搬送路33上を走行する第3のメイ
ンアーム機構34を備えている。この第3のメインアー
ム機構34は、第1および第2のメインアーム機構1
5,24と同様に構成されたベース35およびアーム3
6を有している。
【0022】この第3のメインアーム機構34の一方側
には、露光処理後のLCD基板を現像処理するための3
つの現像処理ユニット(DEV)38が第3の中央搬送
路33に沿って設けられている。また、第3のメインア
ーム機構34の他方側には、第3の中央搬送路33に沿
って、タイトリングを行なうタイトラー(TITLE
R)39と、加熱/加熱ユニット(HP/HP)40
と、2つの加熱/冷却ユニット(HP/COL)41と
が配設されている。
【0023】第3のメインアーム機構34は、第2のプ
ロセス部5から受け取ったレジスト液塗布済みの基板を
露光システム2側(インターフェース部7)に移送する
とともに、露光済みの基板を露光システム2側から受け
取る。また、第3のメインアーム機構34は、露光済み
の基板を各処理ユニット38〜41に搬入するととも
に、必要な処理が施された基板を各処理ユニット38〜
41から取り出して順次別の処理ユニット38〜41若
しくは第2のプロセス部5側に搬送するようになってい
る。
【0024】なお、図1に示されるように、第1のプロ
セス部4と第2のプロセス部5との間および第2のプロ
セス部5と第3のプロセス部6との間にはそれぞれ冷却
ユニット(COL)42,43が設けられている。これ
らの冷却ユニット42,43は処理中の基板を一時的に
待機させておくために用いられる。
【0025】また、インターフェース部7は、バッファ
ーカセット(BC)および第2のサブアーム機構46を
有する搬送・待機部47と、第2のサブアーム機構46
と露光システム2との間で基板の受け渡しを行なわせる
ための受け渡し台(図示せず)を有する受け渡し部49
とからなる。
【0026】このインターフェース部7は、第2のプロ
セス部5から第3メインアーム機構34を介して受け取
ったレジスト液塗布済みの基板を露光システム2側に移
送させるとともに、露光済みの基板を露光システム2か
ら受け取って第3のプロセス部6に受け渡す機能を有す
る。
【0027】次に、前記構成の塗布現像処理システム1
における処理手順を図2のフローチャートを参照しなが
ら説明する。なお、フローチャート内の英字記号は、図
1の同符号が付されたユニットで処理が行なわれること
を意味している。
【0028】まず、載置台10上の第1のカセットC1
内に収納された未処理の基板が、ローダ/アンローダ部
3から搬送部(C/S)11を介して第1のプロセス部
4の第1のメインアーム機構15に受け渡される(ステ
ップS1,S2)。次いで、この基板は、エキシマユニ
ット(Excimer Unit)21でエキシマUV光により有機
物洗浄され(ステップS3)、その後、冷却ユニット2
2による第1の冷却処理(COL1)によって冷却され
る(ステップS4)。
【0029】次に、第1の冷却処理が施された基板は、
湿式洗浄装置19によってブラシ洗浄(SCR)され
(ステップS5)、加熱ユニット20による第1の加熱
処理(HP1)によって乾燥された後(ステップS
6)、冷却ユニット42による第2の冷却処理によって
冷却される(ステップS7)。そして、この基板は、そ
の後、第1のメインアーム機構15から第2のプロセス
部5の第2のメインアーム機構24へと受け渡される。
【0030】第2のプロセス部5に受け渡された基板
は、アドヒージョン処理ユニット29によって、表面の
疎水化処理(AD)が行われた後(ステップS8)、第
3の冷却処理(COL3)が施される(ステップS
9)。次いで、疎水化処理後の基板は、塗布系ユニット
群100に導入され,レジスト液塗布(CT)、減圧乾
燥処理(VD)および基板周縁の不要なレジスト液の除
去(ER)が行われる(ステップS10)。
【0031】このように処理された基板は、加熱ユニッ
ト30,31に挿入され、ベーキング処理(HP2)が
施される(ステップS11)。これにより、基板に塗布さ
れたレジスト液に含まれる溶剤が揮発される。次いで、
この基板が冷却ユニットに搬入されて略室温まで冷却
(COL4)される(ステップS12)。その後、この
基板は、第2のメインアーム機構24から第3のメイン
アーム機構34を介してインターフェース部7に搬送さ
れ、露光システム2に受け渡される(ステップS1
3)。そして、この露光システム2において露光処理
(EXP)が施される(ステップS14)。
【0032】露光処理が行なわれた基板は、インターフ
ェース部7と第3のメインアーム機構34とを介してタ
イトラー39に挿入されタイトリング処理が行なわれる
(ステップS15)。
【0033】その後、基板は、現像処理装置38に導入
されて現像処理(DEV)が行なわれる(ステップS1
6)。この現像処理ユニット38では、例えば基板が回
転された状態で基板上に現像液が供給されて現像が行な
われる。また、リンス液で現像液が洗い流された後、振
り切り乾燥が行なわれる。
【0034】最後に、基板は、この基板に対向する加熱
/加熱ユニット40もしくは加熱/冷却ユニット41に
挿入され、第3の加熱処理(HP3)によって加熱乾燥
された後(ステップS17)、第5の冷却処理(COL
5)により冷却される(ステップS18)。
【0035】以上の処理が全て施された基板は、第3の
メインアーム機構34から、第2および第1のメインア
ーム機構24,15を介して搬送部11(C/S)に設
けられた第1のサブアーム機構13に受け渡される(ス
テップS19)。そして、この第1のサブアーム機構1
3によってローダ/アンローダ部3に載置された第2の
カセットC2内に収容される(ステップS20)。
【0036】次に、基板洗浄装置を構成するエキシマユ
ニット(Excimer Unit)21について説明する。図3は
エキシマユニット21を概念的に示した模式図であり、
また、図4はエキシマユニット21の構成を概略的に示
した平面図である。これらの図から分かるように、エキ
シマユニット21は洗浄室を形成するハウジング50を
備えており、ハウジング50内には矩形のステージ52
と光照射装置(光照射部)54とが収容されている。ス
テージ52は、基板Gが載置される載置面を有してお
り、第1の中央搬送路16と略平行(Y方向)に移動
(スライド)可能である。また、光照射装置54は、ス
テージ52の移動経路の途中に配置されており、ステー
ジ52の上側からステージ52上に載置された基板Gに
エキシマUV光を照射する。図4に詳しく示されるよう
に、ステージ52は、第1の中央搬送路16と略平行に
延びるガイドレール62に連結装置63を介して連結さ
れるとともに、ステージ駆動部65によって駆動されて
ガイドレール62に沿って往復動できる。具体的には、
ステージ52は、例えばステージ駆動部65からの駆動
信号によって駆動されるエアシリンダ(図示せず)の伸
縮動作やボールネジ(図示せず)の回転動作等により、
第1のメインアーム機構15から基板Gを受け取るホー
ムポジション(図4に実線で示される第1の位置)と、
照明装置54を略完全に通り過ぎた折り返しポジション
(図4に一点鎖線で示された第2の位置)との間で往復
動される。一方、照明装置54は、エキシマUV光を発
する光源57と、光源57からのエキシマUV光を透過
して基板Gに向けて照射する照射面59とを有してい
る。光源57は、ステージ52の移動方向(Y方向)に
沿って並んで配列された例えば3つのエキシマUVラン
プ57a,57b,57cから成る。また、各ランプ5
7a,57b,57cは、基板Gの幅全体にわたってム
ラなくエキシマUV光を照射できるように、ステージ5
2の移動方向に対して略直交する方向(X方向)に所定
の長さで延びている。なお、光源57は、照射駆動部6
8に接続されており、この照射駆動部68からの駆動信
号によってON/OFFされる。また、ステージ52の
移動経路の上側には、照射面59と基板Gの表面との間
の距離を検出する距離検出センサ55が、光源57より
もホームポジション側に位置して設けられている。この
距離検出センサ55は、照明装置54に付設され或いは
照明装置54と別個に設けられている。また、距離検出
センサ55は、X方向(基板Gの幅方向)に並ぶ基板G
上の複数の点で照射面59と基板Gの表面との間の距離
を計測すべく、X方向に配列された複数のセンサ部(例
えば光センサから成る)55a,55b…を有してい
る。なお、距離検出センサ55によって得られた検出信
号は、ステージ駆動部65と照射駆動部68および後述
する昇降駆動部66の駆動を制御する制御部67に入力
されるようになっている。また、照射面59と基板Gの
表面との間の距離を変化させることができるように、ス
テージ52には照射距離可変手段としての昇降機構が設
けられている。この昇降機構は、ステージ52の底面に
連結された例えば3つの昇降(伸縮)軸53A,53
B,53Cと、これらの昇降軸53A,53B,53C
を昇降(伸縮)させるモータ54A,54B,54Cと
から成る。各モータ54A,54B,54Cは、昇降駆
動部66に接続されており、昇降駆動部66からの駆動
信号によって個別に駆動されて、対応する昇降軸53
A,53B,53Cを昇降させる。すなわち、昇降駆動
部66からの駆動信号によって昇降軸53A,53B,
53Cが個別に昇降され、ステージ52の高さ(したが
って、照射面59と基板Gの表面との間の距離)が変化
するようになっている。そのため、前述した連結装置6
3は、ステージ52の昇降動作を許容するように、ステ
ージ52をガイドレール62に連結している。また、ス
テージ52の全面にわたってその高さを調整(補正)し
て照射面59と基板Gの表面との間の距離を基板Gの全
面にわたって均等に保つことができるように、3つの昇
降軸53A,53B,53Cは、互いにステージ52の
幅方向(X方向)および長手方向(Y方向)に所定距離
だけ離間した状態、具体的には、三角形を成す配置形態
で設けられている。また、ステージ52には、ステージ
52に対して基板Gを昇降させる複数の昇降ピン60
が、ステージ52の表面から突没自在に設けられてい
る。これらの昇降ピン60は、昇降駆動部66からの駆
動信号によってその昇降動作が制御されるようになって
いる。
【0037】次に、上記構成のエキシマユニット21の
動作について説明する。まず、前述したように、第1の
中央搬送路16を移動する第1のメインアーム機構15
のアーム18から基板Gがエキシマユニット21のステ
ージ52上に受け渡される。この場合、図5の(a)に
示されるように、予め昇降ピン60がステージ52の表
面から所定の高さまで突出された状態で、ステージ52
がホームポジションに待機される。そして、このホーム
ポジションで基板Gが第1のメインアーム機構15のア
ーム18から昇降ピン60に受け渡される。図5の
(a)に示されるように基板Gが昇降ピン60に受け渡
されたら、昇降駆動部66によって昇降ピン60が下降
され、基板Gがステージ52の載置面上に載置される。
そして、光照射装置54の照射面59と基板Gの表面と
の間の距離が予め決められた距離Lとなるように、昇降
駆動部66によって昇降軸53A,53B,53Cが上
昇される。その状態が図5の(b)に示されている。以
上の動作が完了したら、続いて、ステージ駆動部65に
よってステージ52がホームポジションから光照射装置
54に向かってY方向に移動され、その移動方向側に位
置する基板Gの表面から順次に照射面59に対向されて
エキシマUV光による有機物洗浄が行なわれる。ところ
で、エキシマUV光は、短波長であり、その空間伝達距
離が極めて短いため、基板Gに対して十分な洗浄効果を
与えるためには、基板Gと照射面59との間の距離を数
百μm〜数mmのオーダーに設定する必要がある。すな
わち、基板Gと照射面59との間の距離の管理を通常の
UV光の場合よりも厳格に行なって、基板Gの全面にわ
たって均等にエキシマUV光を照射しなければ、基板G
の面内で均等且つ十分な洗浄効果を得ることはできな
い。しかしながら、LCD基板Gは大型であり、したが
って、これが載置されるステージ52もまた大型である
ため、前述したように光照射装置54の照射面59と基
板Gの表面との間の距離が予め決められた距離Lとなる
ように昇降軸53A,53B,53Cを上昇させても、
実際には、ステージ52および基板Gに生じる撓みによ
って、照射面59と基板Gとの間の距離が基板Gの表面
全体にわたって均等になってはいない。そこで、本実施
形態では、基板Gが照射面59と対向する前に、移動す
る基板Gと照射面59との間の距離を距離検出センサ5
5によって予め検出し、その検出値に基づいてステージ
52の高さをステージ52の移動中に昇降軸53A,5
3B,53Cの昇降によって逐次補正しながら、照射面
59と基板Gの表面との間の距離が基板Gの表面全体に
わたって均等(距離L)になるように基板Gを照射面5
9と対向する位置へと送り込むようにする。以下、これ
について詳細に説明する。まず、図3に示されるよう
に、基板Gは、その幅方向の列を単位として、距離検出
センサ55により所定のタイミングで照射面59との間
の距離が検出される。具体的には、例えば、各センサ部
55a,55b…から発せられる光によって各センサ部
55a,55b…とこれに対向する基板G上の点との間
の距離が計測され、その計測値と照射面59の既知の高
さとから照射面59と基板G上の計測点との間の距離が
制御部67によって演算される。この時、規定の距離L
を満たしていない計測点における基板高さを補正するた
めに、制御部67は、センサ55によって検出された基
板Gの幅方向の列が照射面59と対向する前に、昇降駆
動部66を介して各モータ54A,54B,54Cを個
別に駆動させて、幅方向の列の全ての計測点で照射面5
9との間の距離がLとなるようにする。このような動作
は所定のタイミングでセンサ55による検出が行なわれ
る度になされ、これにより、結果として、照射面59と
基板Gの表面との間の距離が基板Gの表面全体にわたっ
て均等(距離L)になるように基板Gが照射面59と対
向する位置へと送り込まれる(図5の(c)参照)。ま
た、距離検出センサ55からの検出情報に基づいて、光
照射装置54に近いモータから順に(54A→54B→
54C)駆動させることにより、ステージ52の高さを
その移動方向側端部から順に補正するようにしても良
い。なお、ホームポジションから折り返しポジションに
向かうこの往路において、距離検出センサ55からの検
出データは、制御部67のメモリに記憶される。以上の
ようにして光照射が基板Gの全面にわたって行なわれ、
基板Gが折り返しポジション(図4に一点鎖線で示され
る位置)に達したら、今度は、ステージ52がホームポ
ジションに向かって逆方向に移動される。この復路にお
いても、光照射装置54から基板GにエキシマUV光が
照射され、前述したと同様の操作によって基板Gの表面
全体にわたって均等に有機物洗浄が行なわれる。この場
合、前述した往路で制御部67のメモリに記憶された検
出データに基づき、ステージ52の高さが補正されなが
ら基板Gの全面にわたって均等にエキシマUV光が照射
される。そして、基板Gがホームポジションに達した段
階で、エキシマユニット21のステージ52上から第1
のメインアーム機構15のアーム18に基板Gが受け渡
される。
【0038】また、本実施形態のエキシマユニット21
には、昇降軸53A,53B,53Cの昇降動作によっ
て基板Gが照射面59と接触しないように、昇降軸53
A,53B,53Cの上昇動作を規制する接触防止イン
ターロック機構が設けられている。この接触防止インタ
ーロック機構は、具体的には、距離検出センサ55と制
御部67と昇降駆動部66とから主に構成されており、
距離検出センサ55によって検出される基板Gと照射面
59との間の距離が所定の閾値よりも小さいことが制御
部67によって認識されると、昇降駆動部66を介した
モータ54A,54B,54Cの駆動(具体的には、昇
降軸53A,53B,53Cの上昇)が停止される(あ
るいは、基板Gが照射面59と対向する前に、昇降駆動
部66を介して昇降軸53A,53B,53Cが所定量
だけ下降される)ようになっている。また、基板Gの湾
曲によって照射面59に最も近くなる可能性がある基板
G上のポイントを実測やシュミレーションによって見つ
け出し、そのポイントを距離検出センサ55によって積
極的に検出して接触の有無の可能性を確認しつつ基板G
を照射面59側へとスライドさせるようにしても良い。
【0039】以上説明したように、本実施形態のエキシ
マユニット21は、基板Gが照射面59と対向する前
に、基板Gと照射面59との間の距離を距離検出センサ
55によって予め検出し、その検出値に基づいてステー
ジ52の高さを昇降軸53A,53B,53Cの昇降に
よって逐次補正しながら、基板Gを照射面59と対向す
る位置へと送り込むようにしている。具体的には、ステ
ージ52および基板Gの撓みによって生じる照射面59
と基板Gの表面との間の距離の不均衡を、ステージ52
の複数の個所でステージ52の高さを調整することによ
り是正して、照射面59と基板Gの表面との間の距離が
基板Gの表面全体にわたって均等(距離L)になるよう
にしている。したがって、基板Gの全面にわたって均等
にエキシマUV光を照射することができ、洗浄ムラを回
避して基板Gの面内で均等且つ十分な洗浄効果を得るこ
とができる。
【0040】このような効果は、特に、基板Gと照射面
59との間の距離を数百μm〜数mmのオーダーに設定
する必要があるエキシマUV光を用いる場合に有益であ
る。エキシマUV光は、前述したように、短波長であ
り、その空間伝達距離が極めて短いため、基板Gと照射
面59との間の距離の管理を通常のUV光の場合よりも
厳格に行なう必要がある反面、通常のUV光に比べてO
N/OFFのレスポンスが良好であるため、スループッ
トを向上させることができる。したがって、本実施形態
のように、エキシマUV光照射によって基板Gを洗浄し
つつ、前述したセンサ55によって基板Gと照射面59
との間の距離の管理を厳格に行なえば、スループットを
向上させつつ洗浄効果もアップさせることができ、その
後の薄膜形成処理の精度および効率を飛躍的にアップさ
せることが可能となる。
【0041】また、本実施形態のエキシマユニット21
は、基板Gと照射面59との接触を防止する接触防止イ
ンターロック機構を備えている。したがって、基板Gの
洗浄を安全且つ確実に行なうことができる。
【0042】なお、本実施形態においては、ホームポジ
ションから折り返しポジションに向かう往路で距離検出
センサ55による検出のみを行ない、折り返しポジショ
ンからホームポジションに向かう復路で初めてエキシマ
UV光の照射を行なうようにしても良い。すなわち、ホ
ームポジションから折り返しポジションに向かう往路で
は、エキシマUV光の照射を行なわず、距離検出センサ
55によって基板Gと照射面59との間の距離を検出し
てその検出データを制御部67のメモリに記憶し、折り
返しポジションからホームポジションに向かう復路で、
メモリに記憶された検出データに基づいてステージ52
の高さを補正しながら、基板Gの全面にわたって均等に
エキシマUV光を照射するようにしても良い。
【0043】図6および図7は本発明の第2の実施形態
を示している。なお、本実施形態において、第1の実施
形態と共通する構成部分については、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0044】前述した第1の実施形態では、昇降軸53
A,53B,53Cによるステージ52の高さ調整を介
して間接的に基板Gの高さすなわち照射面59と基板G
の表面との間の距離が基板G上の複数の点で変化された
が、本実施形態では、ステージ52上に配設されて基板
Gを支持する多数の圧電素子72によって直接的に基板
Gの高さすなわち照射面59と基板Gの表面との間の距
離が細かく変化される。
【0045】具体的には、圧電素子72は、例えばステ
ージ52の幅方向および長手方向に沿う多数の列を形成
するように、ステージ52の表面上に固定されている。
また、各圧電素子72は昇降駆動部66に電気的に接続
され、昇降駆動部66は圧電素子72に対し個別に(あ
るいは幅方向の列を単位として)電圧を印加できるよう
になっている。そして、制御部67は、センサ55から
の検出結果に基づき、昇降駆動部66から圧電素子72
に印加される電圧を制御する。
【0046】また、圧電素子72の変形による基板Gの
ズレを防止するため、ステージ52には、基板Gの裏面
に吸引力を作用させて基板Gを圧電素子72に吸着させ
るための多数の吸引孔70が設けられている。なお、図
7に詳しく示されるように、これらの吸引孔70は、吸
引管路74を介して、例えば吸引ポンプ75に接続され
ている。それ以外の構成は第1の実施形態と同一であ
る。
【0047】このような構成によれば、電圧の印加に伴
う圧電素子72の機械的な歪み(変形)によって、圧電
素子72と接触する基板G上の多数の点で基板Gの高さ
が調整される。前述した第1の実施形態では、3つの補
正点でステージ52(基板G)の高さが調整されたが、
本実施形態では、圧電素子72の数に対応して補正点の
数が第1の実施形態に比べ飛躍的に増大され、その分、
基板Gの高さが細かく調整されるため、照射距離の均等
率を飛躍的に高めることができる。
【0048】図8は本発明の第3の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1および第2の実施
形態と共通する構成部分については、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0049】本実施形態では、第2の実施形態の圧電素
子72が昇降ピン60に取って代えられている。すなわ
ち、多数の昇降ピン60によって基板Gの高さ調整が基
板G上の多数の点で行なわれるようになっている。な
お、それ以外の構成は第2の実施形態と同一であり、し
たがって、第2の実施形態と同一の作用効果を得ること
ができる。なお、本発明は、前述した各実施形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述し
た実施形態では、照射面59が固定され、基板Gが照射
面59へとスライドされているが、基板Gが固定され、
照射面59が基板Gに向けてスライドされる構成であっ
ても良い。また、前記実施形態では、本発明をLCD基
板の塗布現像処理システムに適用した例が示されている
が、これに限らず、カラーフィルタ等、他の基板の塗布
・現像処理システムに本発明を適用できることは言うま
でもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
UV光照射ランプの照射面と基板との間の距離を基板の
表面全体にわたって均等に保って十分な洗浄効果を得る
ことができる薄膜形成装置及び基板洗浄装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるLCD製造装置の平面図で
ある。
【図2】図1のLCD製造装置を用いた製造工程のフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るエキシマユニッ
トを概念的に示した模式図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るエキシマユニッ
トの構成を概略的に示した平面図である。
【図5】エキシマユニットの動作形態を段階的に示した
概略図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るエキシマユニッ
トの構成を概略的に示した平面図である。
【図7】図6のエキシマユニットを構成するステージの
断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るエキシマユニッ
トの構成を概略的に示した平面図である。
【符号の説明】
1…塗布現像処理システム(薄膜形成装置) 4…第1プロセス部(洗浄処理部) 21…エキシマユニット(洗浄処理部、洗浄処理装置) 52…ステージ 53A,53B,53C…昇降軸(照射距離可変手段) 54…光照射装置(光照射部) 55…距離検出センサ 59…照射面 60…昇降ピン(照射距離可変手段) 67…制御部 72…圧電素子(照射距離可変手段) G…基板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/304 645 H01L 21/30 563 Fターム(参考) 2H025 AA00 AB17 AC08 EA01 EA04 FA03 FA14 2H090 JB02 JC19 3B116 AA02 AB23 AB47 BC01 4G059 AA08 AB09 AB11 AB19 AC24 AC30 5F046 HA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面を洗浄処理する洗浄処理部
    と、洗浄後の基板の表面に塗布液を塗布することによっ
    て薄膜を形成する薄膜形成部とを備えた薄膜形成装置に
    おいて、 前記洗浄処理部は、基板が載置されるステージと、ステ
    ージ上に載置された基板の表面に光を照射する光照射部
    と、基板上の複数の点で光照射部の照射面と基板の表面
    との間の距離を検出する距離検出センサと、基板上の複
    数の点で光照射部の照射面と基板の表面との間の距離を
    変化させる照射距離可変手段と、前記距離検出センサか
    らの検出データに基づいて前記照射距離可変手段の動作
    を制御する制御部とを具備することを特徴とする薄膜形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、光照射部の照射面と基板
    の表面との間の距離が基板の全面にわたって略均等にな
    るように、前記照射距離可変手段の動作を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光照射部から照射される光がエキシ
    マ紫外線光であることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 基板の表面と前記光照射部の照射面との
    接触を防止する接触防止手段を備えていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の薄
    膜形成装置。
  5. 【請求項5】 前記照射距離可変手段は、ステージを昇
    降させるとともにステージの高さを複数の点で調整する
    複数の昇降軸からなることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれか1項に記載の薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】 前記照射距離可変手段は、ステージ上に
    設けられて基板を支持する複数の圧電素子からなること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    記載の薄膜形成装置。
  7. 【請求項7】 前記照射距離可変手段は、ステージの表
    面から突没してステージに対して基板を昇降させる複数
    の昇降ピンからなることを特徴とする請求項1ないし請
    求項4のいずれか1項に記載の薄膜形成装置。
  8. 【請求項8】 基板の表面に光を照射することによって
    基板の表面を洗浄処理する基板洗浄装置において、 基板が載置されるステージと、ステージ上に載置された
    基板の表面に光を照射する光照射部と、基板上の複数の
    点で光照射部の照射面と基板の表面との間の距離を検出
    する距離検出センサと、基板上の複数の点で光照射部の
    照射面と基板の表面との間の距離を変化させる照射距離
    可変手段と、前記距離検出センサからの検出データに基
    づいて前記照射距離可変手段の動作を制御する制御部と
    を具備することを特徴とする基板洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、光照射部の照射面と基板
    の表面との間の距離が基板の全面にわたって略均等にな
    るように、前記照射距離可変手段の動作を制御すること
    を特徴とする請求項8に記載の基板洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記光照射部から照射される光がエキ
    シマ紫外線光であることを特徴とする請求項8または請
    求項9に記載の基板洗浄装置。
  11. 【請求項11】 基板の表面と前記光照射部の照射面と
    の接触を防止する接触防止手段を備えていることを特徴
    とする請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載
    の基板洗浄装置。
  12. 【請求項12】 前記照射距離可変手段は、ステージを
    昇降させるとともにステージの高さを複数の点で調整す
    る複数の昇降軸からなることを特徴とする請求項8ない
    し請求項11のいずれか1項に記載の基板洗浄装置。
  13. 【請求項13】 前記照射距離可変手段は、ステージ上
    に設けられて基板を支持する複数の圧電素子からなるこ
    とを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれか1
    項に記載の基板洗浄装置。
  14. 【請求項14】 前記照射距離可変手段は、ステージの
    表面から突没してステージに対して基板を昇降させる複
    数の昇降ピンからなることを特徴とする請求項8ないし
    請求項11のいずれか1項に記載の基板洗浄装置。
JP2000219180A 2000-07-19 2000-07-19 薄膜形成装置および基板洗浄装置 Expired - Fee Related JP3595760B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219180A JP3595760B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 薄膜形成装置および基板洗浄装置
TW090116475A TW505959B (en) 2000-07-19 2001-07-05 Apparatus for processing substrate and apparatus for forming thin film
KR1020010043011A KR100873265B1 (ko) 2000-07-19 2001-07-18 기판처리장치 및 막형성장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219180A JP3595760B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 薄膜形成装置および基板洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002043203A true JP2002043203A (ja) 2002-02-08
JP3595760B2 JP3595760B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=18714007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000219180A Expired - Fee Related JP3595760B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 薄膜形成装置および基板洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3595760B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103043915A (zh) * 2011-10-12 2013-04-17 东京毅力科创株式会社 膜形成装置及膜形成方法
JP2018531408A (ja) * 2015-10-09 2018-10-25 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 基板テーブル及びリソグラフィ装置
CN116631923A (zh) * 2022-02-18 2023-08-22 株式会社斯库林集团 基板处理装置和基板处理方法
JP2023128234A (ja) * 2022-03-03 2023-09-14 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103043915A (zh) * 2011-10-12 2013-04-17 东京毅力科创株式会社 膜形成装置及膜形成方法
JP2018531408A (ja) * 2015-10-09 2018-10-25 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 基板テーブル及びリソグラフィ装置
CN116631923A (zh) * 2022-02-18 2023-08-22 株式会社斯库林集团 基板处理装置和基板处理方法
JP2023120864A (ja) * 2022-02-18 2023-08-30 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法
JP7405884B2 (ja) 2022-02-18 2023-12-26 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
JP2023128234A (ja) * 2022-03-03 2023-09-14 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3595760B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4542577B2 (ja) 常圧乾燥装置及び基板処理装置及び基板処理方法
KR101603343B1 (ko) 기판 반송 처리 장치
TWI440116B (zh) 減壓乾燥裝置
JP2004241702A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2007158032A (ja) 基板搬送方法及び基板搬送装置
JP2002110506A (ja) 塗布装置及び塗布方法
JP4407971B2 (ja) 基板処理装置
TWI305934B (ja)
TWI324790B (ja)
JP2000124127A (ja) レジスト塗布・現像装置、ならびにそれに用いる基板加熱処理装置および基板搬送装置
JP3595760B2 (ja) 薄膜形成装置および基板洗浄装置
JP4657991B2 (ja) 加熱・冷却処理装置、基板処理装置および基板処理方法
JP3960162B2 (ja) 基板搬送装置、基板処理システム及び基板搬送方法
JP2006245110A (ja) 熱的処理装置
JP2005251864A (ja) 処理システム
JP7195382B2 (ja) 基板処理システム、基板処理方法、プログラム、および情報記憶媒体
JP5014208B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP2001117064A (ja) 搬送装置の位置合わせ機構および位置合わせ方法、ならびに基板処理装置
JP5025546B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
US20110237088A1 (en) Substrate processing method, substrate processing system, and computer-readable recording medium recording program thereon
KR101603217B1 (ko) 평판 표시장치의 제조 장비와 그 제조 방법
JP4028351B2 (ja) ベーキング方法及びベーキング装置
JP3793063B2 (ja) 処理方法及び処理装置
JP4124448B2 (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP2000047398A (ja) 加熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040906

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees