[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001527627A - スラスト軸受 - Google Patents

スラスト軸受

Info

Publication number
JP2001527627A
JP2001527627A JP54602898A JP54602898A JP2001527627A JP 2001527627 A JP2001527627 A JP 2001527627A JP 54602898 A JP54602898 A JP 54602898A JP 54602898 A JP54602898 A JP 54602898A JP 2001527627 A JP2001527627 A JP 2001527627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
rotating member
fluid
thrust bearing
thrust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP54602898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4454699B2 (ja
Inventor
オクルジャス,ロバート,エイ.
Original Assignee
パンプ エンジニアリング,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パンプ エンジニアリング,インコーポレイテッド filed Critical パンプ エンジニアリング,インコーポレイテッド
Publication of JP2001527627A publication Critical patent/JP2001527627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4454699B2 publication Critical patent/JP4454699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/106Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
    • F16C33/1075Wedges, e.g. ramps or lobes, for generating pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/04Shafts or bearings, or assemblies thereof
    • F04D29/041Axial thrust balancing
    • F04D29/0413Axial thrust balancing hydrostatic; hydrodynamic thrust bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/047Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with fixed wedges to generate hydrodynamic pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/102Construction relative to lubrication with grease as lubricant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/42Pumps with cylinders or pistons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 図面に見られるように、軸方向力を受けて軸方向移動を生じる回転部材15用のスラスト軸受5である。回転部材15の少なくとも一部にシール表面17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 スラスト軸受 発明の背景 本発明は、ポンプおよびタービン用のスラスト軸受に関するものである。より 詳しく言えば、本発明のスラスト軸受は、軸方向スラスト荷重に適応するように 設計されている。ポンプおよびタービン内では、通常、回転翼車に対しポンプ輸 送流体により及ぼされる圧力に不均衡がある。流体入口での圧力は低く、ポンプ 輸送流体から翼車反対側に加わる圧力は、通常高い。このため、ポンプまたはタ ービンの作動に影響を与え得る圧力の不均衡が翼車に生じる。 ポンプまたはタービンのロータに軸方向スラスト荷重が作用するのは、よく見 られることである。時には、2連吸込ポンプの場合のように、軸方向スラストが ロータの両側に均等またはほぼ均等に作用することもあり、このときロータのス ラスト吸収量は大きな問題にはならない。しかし、大半の設計では、翼車に著し い軸方向スラストが加わり、ポンプまたはタービン内へのスラスト軸受の組込み が必要となるほどである。 大半の設計の工業用遠心ターボ機では、スラスト軸受が、圧力ケーシングとは 別個のハウジング内に配置されている。これらのスラスト軸受は、通常、転動接 触型(非摩擦玉およびコロ軸受)か、または滑り接触型(流体静力学または流体 動力学式)であり、グリースまたはオイルで潤滑されている。 遠心式のポンプまたはタービンの設計は、米国特許第5082428号に記載 されているように、圧力ケーシング内にスラスト軸受を配置することで、著しく 簡略化できる。この構成では、軸方向スラスト荷重が吸収されるだけでなく、ポ ンプの高圧区域(吐出)と低圧区域(区間)との間の極めて効果的な面シールが 得られる。98%から99%の容積効率が実際に達せられる。この値は、0.8 5%から0.9%の容積効率(新しい場合)を有する通常の摩耗リングを備えた ポンプに匹敵する。しかし、摩耗リングが摩耗すると、ポンプの効率は低下する 。 本発明は、1992年1月21日に発行された米国特許第5082428号に 記載の高速遠心ポンプの改良品に関するものであり、且つその改良品そのもので ある。特に、本発明は、前記米国特許に初めに開示された潤滑スラスト軸受およ びシールの新たな且つ有用な改良品である。このスラスト軸受は、ポンプ翼車の 吸込側に隣接配置される流体静力学的な軸受である。翼車面と軸受面双方が、平 らで互いに平行であり、且つまた回転軸線に対し正確に直角である。スラスト軸 受およびシールの作用面には、360°に亘って環状溝が設けられている。内側 ランド(平面部)が、環状溝とポンプ低圧区域との間のシールを形成している。 スラスト軸受の外側ランドは、環状溝とポンプ高圧区域との間のシールを形成し ている。 環状溝は、導管を介して、ポンプ最高圧区域、すなわちディフューザ(吹出し 部分)と連通している。原発明の働きについては、4欄21行から6欄25行ま でを参照のこと。 実際に判明したことは、純粋な流体静力学的なスラスト軸受およびシールが良 好に働く場合は、翼車摩耗リングOD(外径)に対する翼車ODの比が十分に大 きい値で、効果的なシールのための十分なランド面積に加えて、十分な環状溝面 積が得られる場合である。このことは、低比速度の翼車(すなわち低流量で高ヘ ッド)については妥当する。しかし、高比速度の翼車(高流量で低ヘッド)で、 比較的大きい摩耗リング(吸込アイ)直径と比較的小型の翼車ODとを有するも のの場合は、周辺の流体静力学的な区域でしかスラストの均衡が得られない。し たがって、高速滑り接触が高比速度翼車に生じる場合には、しばしばスラスト軸 受が故障する結果となる。 原特許のスラスト軸受およびシールの別の欠点は、圧縮流体が、ポンプのディ フーザ区域から供給されることである。稼働時、ディフーザ区域内の圧力は、ポ ンプがシャットオフ(ゼロ流量)と最高効率点(BEP)との間の容量範囲内で 作動する場合には、流体静力学的スラスト軸受の動作に対し十分である。しかし 、BEPを超える容量(ランアウト状態)では、ディフーザ内の流体が速度を増 して、導管内の静圧が環状溝内の圧力以下となり、その結果導管内へ逆流するほ どになる。この逆流は、翼車面とスラスト軸受面端部との間の重い滑り接触を防 止するには、環状溝内の静圧が不十分であることを意味し、その結果、スラスト 軸 受/シールが破壊されることになる。 ランアウト状態は、ポンプシステムが充填されて、ポンプシステムが始動する 際に、しばしば発生する。空気は(水等のたいていの流体に比して低密度の空気 のため)極めて小さい圧力抵抗の弁またはオリフィス等の絞り装置を通過せしめ られ、これによって遠心ポンプがBEP容量をはるかに超えて作動せしめられる 。このような作動は数秒間にすぎないが、高速ポンプ内には往々にして摩擦接触 が発生し、スラスト軸受が故障する。また、原設計条件を超えた不注意な操作も 、しばしば生じる。本発明は、これらの間題を解消するものである。 したがって、翼車に加わる軸方向荷重を均衡させ、ポンプまたはタービンを出 来るだけ効率的に作動させ得るポンプまたはタービン用軸方向スラスト軸受を得 ることが望まれる。 発明の要約 本発明は、軸方向力を受けて軸方向に移動させられる回転部材のためのスラス ト軸受に関するものである。回転部材の少なくとも一部分にはシール表面が設け られ、軸受は回転部材に隣接して配置されている。軸受にはシール面が設けられ ている。このシール面は、回転部材のシール表面と対向して設けられている。シ ール面とシール表面との間には軸受間隙が形成されている。 流体リザーバが軸受に設けられ、該流体リザーバは、シール面とシール表面と の間の軸受間隙と連通している。通路が、軸受を経て回転部材に隣接する吐出区 域まで延在し、流体リザーバに流体を供給している。 回転部材のシール表面には、複数のポケットが設けられ、該ポケットが流体リ ザーバと連通するように配置されている。回転部材のシール表面には、複数のく さび形凹部が設けられている。これらの凹部は、ポケットに隣接配置され、ポケ ットと連通している。これらの凹部は、流体リザーバと直接には連通していない 。流体リザーバからの流体は、回転部材のシール表面のポケットに流入する。回 転部材が回転するにつれて、ポケット内の流体は環状運動を行い、この環状運動 によって流体が半径方向外方へ移動するにつれて、ポケット内の流体への圧力が 増大する。ポケットによって発生させられる流体圧力は、軸受のシール面に作用 し、 回転部材に加わる軸方向力に対抗する。ポケットからの流体は、またくさび形凹 部に流入する。回転部材の回転により、流体がくさび形凹部によって形成された 縮減間隙へ圧入されるにつれて、流体に加わる圧力は増大する。凹部内の増圧さ れた流体圧力は、また軸受のシール面に作用し、回転部材に加わる軸方向力に逆 対抗する。 図面の簡単な説明 図1は本発明のスラスト軸受の横断面図。 図2は図1に示したスラスト軸受の一部の平面図。 図3は図2の線3−3に沿った横断面図。 図4は本発明の別の実施例の横断面図。 図5は図4に示した実施例の一部の平面図で、一部を仮想的に示した図。 図6は本発明の別の実施例の横断面図。 図7は図6のスラスト軸受の固定部分の部分平面図。 図8は図6のスラスト軸受の回転部分の部分平面図。 図9は本発明の別の実施例の横断面図。 図10は本発明の別の実施例のスラスト軸受の横断面図。 図11は図10に示した実施例の一部の部分平面図。 図12は図11の線12−12に沿った横断面図。 図13は図11の線13−13に沿った横断面図。 好適実施例の詳細な説明 本発明は、軸方向力を受ける回転部材の軸方向位置決めに使用されるスラスト 軸受と面シールとに関するものである。更に詳しく言えば、このスラスト軸受は 、回転部材の軸方向力を均衡させるために、流体静力学および流体動力学的な力 を利用する。このスラスト軸受は、軸受表面と回転部材との間の流体膜を利用し て、回転部材の軸方向位置決めを行う。 スラスト軸受の機能は、回転部材に作用する力による、回転部材の軸方向移動 を制限することである。これらの力は、通常、回転部材の回転軸線と平行に作用 する。スラスト軸受は、回転部材の軸方向運動を制限する一方、回転部材の自由 回転を可能にするように働かねばならない。スラスト軸受は、ポンプ、タービン 、モータ等の広範囲の機械配列内で使用される。回転部材に作用する軸方向スラ ストは、そのときの事情で立て置き型電動モータであれば、回転部材の重量が原 因となり得る。ポンプ、タービン、類似装置の場合であれば、軸方向スラストは 、装置ケーシング内でのポンプ輸送流体の圧力差によって発生する。これらの圧 力差は、回転部材の異なる区域に作用して、回転部材の回転軸線に沿って正味軸 方向力を発生させる。 数種類のスラスト軸受が、機械装置内に使用するために開発されたきた。1つ の種類のスラスト軸受は、玉軸受または円筒ころ軸受等の転動部材を使用して、 回転部材に作用する軸方向力を均衡させる。別の種類のスラスト軸受は、滑り接 触軸受である。この滑り接触スラスト軸受は、軸受と回転部材との間に潤滑剤を 使用する。潤滑剤は、軸受と回転部材との間の摩擦を低減する目的のものである 。軸方向力を処理するために、滑り接触軸受では、軸受と回転部材との間の潤滑 剤膜を敗れないように維持せねばならない。滑り接触軸受は、軸受表面が、装置 の作動中に回転部材と接触しないかぎり、摩擦抵抗が低く、かつ摩耗率も低い。 本発明は、改良型の滑り接触軸受である。本発明の特徴は、添付図面と関連して 行う以下の説明により、一層容易に理解されるだろう。 図1、図2、図3は、本発明のスラスト軸受の一実施例を示したものである。 スラスト軸受5には、シール表面17を有する回転部材15に隣接して配置され る、シール面11を備えた軸受9が用いられている。軸受9と回転部材15とは 、シール面9がシール表面17に対し間隔をおいて対向するように配置されてい る。軸受9内には、軸受のシール面11に隣接してリザーバ13が設けられてい る。通路19が、軸受19を貫通して延び、リザーバ13と連通している。通路 19は、リザーバ13への流体または潤滑剤の供給に使用される。図1〜図3に 示したように、軸受9は事実上円筒形であり、リザーバ13も、同じく事実上円 筒形で、且つ軸受9の事実上中心に設けられている。回転部材15もまた事実上 円筒形であり、シール表面17も事実上円筒形である。シール表面17の直径は 、軸受9のシール面11の直径と事実上等しい。 回転部材15のシール表面17には、複数の凹所25が設けられている。各凹 所25は、ポケット27とくさび形チャンバ31とから成っている。ポケット2 7は、一様の深さを有し、シール表面17の中心部から半径方向外方へ向かって 延びている。これらのポケットは、シール表面17上を半径方向外方へ向かうに つれて、幅を増すことができる。シール表面17の中心に最も近いポケット27 内方部分29は、流体リザーバ13の上方に延在するように位置している。ポケ ット27のこの内方部分29は、内方部分29が流体リザーバ13と自由連通す るように位置決めされている。ポケット27は、回転部材15のシール表面17 の外周部に達する手前で終わっている。 各ポケット27に隣接し、且つ各ポケット27に連通してくさび形チャンバ3 1が設けられている。くさび形チャンバ31は、回転部材15のシール表面17 上を半径方向外方へ向かって延びている。くさび形チャンバ31は、シール表面 17の外周部近くの、ポケット27と事実上等しい位置で終わっている。くさび 形チャンバ31の内方部分33は、くさび形チャンバ31がリザーバ13と重な らず、かつリザーバ13と連通しないような半径方向位置で終わっている。くさ び形チャンバ31は、チャンバ幅に亘って深さが変化している。くさび形チャン バ31の最も深い部分は、ポケット27に隣接する部分である。くさび形チャン バ31は、周方向にポケット27から遠ざかるにつれて、その深さが減少してい る。周方向でポケット27から最も遠いチャンバ31部分は、事実上回転部材1 5のシール表面17に移行している。くさび形チャンバ31は、シール表面17 の半径方向外方へ延びるにつれて、幅を増すことができる。 図4および図5に示した本発明の別の実施例の場合は、実際には、環状リザー バ43が、軸受39のシール面41に設けられている。環状リザーバ43へ圧力 下の流体を供給するために、少なくとも1つの通路49が設けられている。実際 には、環状リザーバ43への圧力下の流体の供給には、3個の等間隔に配置され た通路49が特に良好に機能することが判明した。流路51が軸受39の事実上 中心を通って延在することで、流体は回転部材15を貫流できる。回転部材15 は、図1〜図3について既に説明した回転部材と、事実上等しい構造を有してい る。環状リザーバ43は、内側ランド47によって流路51から分離されている 。 流路51は、例えばポンプ入口通路またはタービン出口通路とすることができる 。回転部材15の凹所25のポケット27は、環状リザーバ43と連通するよう に配置されている。凹所25のくさび形チャンバ31は、ポケット27とは連通 するように、しかし環状リザーバ43とは連通しないように、配置されている。 これは、回転部材15に対する凹所25の既述の位置決めに実質的に同じである 。 図6〜図8には本発明のスラスト軸受の別の実施例が示されている。図6の場 合、スラスト軸受は、ポンプまたはタービン内に使用されており、軸方向スラス トは、ポンプまたはタービンのケーシング内部の差圧によって発生する。この実 施例の場合、圧縮流体は、ケーシング内の高圧区域64から吸出されて、軸受キ ャビティの加圧に利用できる。ポンプまたはタービンのロータに加わる軸方向ス ラストは、ケーシング内部の差圧によって発生するため、スラスト軸受のリザー バの加圧に使用される高圧は、ロータに作用する軸方向力に逆作用するのに常に 十分でなければならない。別様に説明すれば、ロータに加わる軸方向スラストは 、ケーシング内の圧力上昇により増大するため、上昇したその同じ圧力が、スラ スト軸受のリザーバへの供給に利用可能であり、かつ軸受キャビティ内に存在す る軸方向スラストに効果的に逆作用するということである。ポンプケーシング内 のこの高圧区域64には、常時、スラスト軸受の環状溝73へ流体を供給するの に十分な圧力が存在する。この点は、ランアウト状態で流体速度の増大により圧 力降下が生じるポンプのディフューザ区域と異なっている。それ故、ポンプの高 圧区域64を利用することにより、逆流の問題やスラスト軸受の故障が防止され る。 図6に示した遠心ポンプは、ポンプケーシング59と回転翼車63を取囲む軸 受ハウジング61とを有している。回転翼車63は、軸65上に取付けられてい る。軸65は、軸受67に支承され、該軸受は、半径方向に軸を位置決めしてい るが、軸方向力には抵抗しない。スラスト軸受71は、ポンプケーシング59の 座ぐり部内に配置されている。スラスト軸受71は、図4および図5に関連して 既に説明したように、環状リザーバ73を有している。回転翼車63の面77は 、ポケット81とくさび形チャンバ83とから形成された複数の凹所79を有し ている。凹所79および環状リザーバ73は、図7および図8に、より詳細に示 されている。凹所79の環状リザーバ73は、図4および図5に示したのと等し い 構成および配向を有している。 スラスト軸受71は、少なくとも1つの通路87を有し、該通路が、環状リザ ーバ73から、スラスト軸受71を経て、ポンプケーシング59内の翼車吐出区 域64まで延在している。吐出区域64は、環状リザーバ73への高圧流体の源 となっている。実際には、軸受71内に等間隔に3個の通路87を配置し、これ らにより環状リザーバ73へ圧力下の流体を供給するのが好ましいことが判明し た。ピン88がスラスト軸受71からポンプケーシング59内に、突入するよう に配置され、これにより、翼車63の回転時にスラスト軸受がポンプケーシング 内で回転するのが防止される。 図9には、本発明の別の実施例が示されている。この実施例は、第2スラスト 軸受71’が回転翼車63に隣接して軸受ハウジング61内に配置されている点 を除いて、図6〜図8に示した遠心ポンプに極めて類似している。スラスト軸受 71’は環状リザーバ73’を有している。スラスト軸受71’は、図6〜図8 に関連して説明したスラスト軸受と事実上等しいものである。翼車63の第2面 77’には、図8に示した凹所79と同じ複数の凹所が設けられ、該第2面が、 第2スラスト軸受71’と対向している。これらの凹所は、図7に関連して既に 説明したものと同じである。図9に示した実施例により、遠心ポンプは、軸65 の軸線に沿って両方向に作用する軸方向スラストに対抗することが可能になる。 本発明の作用形式は、スラスト軸受の概念を遠心ポンプに適用した例を示した 図6〜図8を参照することで、最もよく理解されよう。この実施例では、液体が 、翼車63の回転によってポンプ入口60内へ吸込まれる。回転翼車は、ポンプ ケーシング59内で流体を外方へ吐出通路89へ向けて移動させる。流体が翼車 63の回転により半径方向外方へ圧送されることで、液体の圧力が上昇する。翼 車63が回転することで、翼車63の後部シュラウド(囲い板)に作用する全圧 力が、前部シュラウド面77に作用する圧力より大きくなる。この圧力の不均衡 によって、翼車63がポンプ入口60方向へ移動させられる。回転翼車63のこ の移動によって、翼車63が取付けられている軸65の軸線に沿って軸方向スラ ストが発生する。軸受ハウジング61内の軸受67は、軸65を支承するが、該 軸の軸線と平行方向な軸65の軸方向移動は阻止しない。重要な点は、回転翼車 6 3が、ポンプ入口60の方向への移動時にスラスト軸受71に衝突しない点であ る。 回転翼車63に加わる軸方向スラストに対抗するため、流体が、遠心ポンプ5 7の翼車吐出区域64から、スラスト軸受71内の、等間隔に配置された3個の 通路87を介して、スラスト軸受71内に設けられた環状リザーバ73へ供給さ れる。環状リザーバ73内の流体圧力は、回転翼車63に対して作用し、翼車が スラスト軸受71から間隔をおいて維持されるように補助する。加えて、環状リ ザーバ73へ供給される流体は、翼車63の面77に設けられた凹所79のポケ ット81とも連通している。したがって、環状リザーバ73内の圧力下の流体の いくらかは、ポケット81内へ流入し、またポケット81に接続されているくさ び形チャンバ83内へも流入する。翼車63の回転は、ポケット81内の液体を 環状または周方向に運動させる。翼車63の回転は、ポケット81内の液体を、 翼車の回転につれてポケット内で半径方向外方へも移動させる。流体の半径方向 外方への移動は、遠心力により各ポケット81内の圧力を上昇させる。ポケット 81内の圧力は、ポケット81内で流体が更に半径方向外方へ移動するにつれて 、引き続き上昇する。ポケット81に連通しているくさび形チャンバ83内の流 体も、同様の遠心力を受け、くさび形チャンバ83内の液体が半径方向外方へ移 動するにつれて、昇圧する。翼車63の回転によりポケット81およびくさび形 チャンバ83内に発生する流体圧は、環状リザーバ73内の流体圧を上回る流体 圧を発生させる。この流体圧が、回転翼車63とスラスト軸受71の面75との 間に作用する。ポケット81内およびくさび形チャンバ83内のこの流体圧が、 翼車63をポンプ入口60の方向へ移動させる軸方向力に対抗作用する。 くさび形チャンバ83は、また付加的な圧力勾配を発生するように作用して、 回転翼車63に加わる軸方向スラストを均衡させる。翼車63の回転により、流 体は回転方向に引張られる。くさび形チャンバ83は、ポケット81から遠ざか るにつれて深さが漸減するので、くさび形チャンバ83とスラスト軸受71の面 75との間の間隙が減少する。したがって、くさび形チャンバ83内の圧力は、 流体が、くさび形チャンバ83の、ポケット81に隣接する部分から、くさび形 チャンバ83の、ポケット81とは反対側の端部へ周方向に移動するにつれて上 昇する。注意すべき点は、くさび形チャンバ83が、翼車63の回転でくさび形 チャンバ83内の流体が回転方向に引張られるように位置決めされている点であ る。くさび形チャンバ83とスラスト軸受71の面75との間隙が減少すること で、翼車63に作用する圧力が増大し、翼車に作用する軸方向スラストが相殺さ れる。 環状リザーバ73へは、圧力下の液体が供給されるため、この液体は、スラス ト軸受71の面75と翼車63の面77との間へ逃げることができる。翼車63 の面77とスラスト軸受71の面75との間に大きい間隙が存在する場合には、 環状リザーバ73内の液体は、ポンプケーシング59の吐出および吸込区域へ移 動するだろう。しかし、翼車63の面77がスラスト軸受71の面75の方へ移 動すると、液体がスラスト軸受71と翼車63との間を流れて、ポンプケーシン グ59の吐出および吸込区域へ移動する見込みは少なくなる。実際には、翼車6 3がスラスト軸受71に接近すればするだけ、流体は、環状リザーバ73内に保 留され、リザーバ73内の流体静力学的な力が上昇するだろう。また、更に多く の液体が、ポケット81およびくさび形チャンバ83内に保留され、回転する翼 車63の遠心力によって発生する圧力により、流体が凹所内で半径方向外方へ移 動するにつれて、凹所79内の圧力が増大しよう。加えて、くさび形チャンバ8 3とスラスト軸受71の面75との間隙が減少し、それによって、くさび形チャ ンバ83内の圧力が、該チャンバのくさび形状により生じる流体動力学効果のた めに、上昇しよう。こうしたことから、本発明のスラスト軸受では、回転する翼 車63に加わる軸方向力に抗するため、3つの方法を利用することが確定される 。すなわち回転する翼車63が発生させる遠心力により凹所79内に発生する圧 力、くさび形チャンバ83の流体動力学効果により発生する圧力、環状リザーバ 73内に存在する流体静力学的な圧力を利用することである。これら3つの圧力 が翼車63に作用することで、翼車63は、スラスト軸受71の面75から間隔 をおいて維持される。翼車63に作用する圧力は、翼車63とスラスト軸受71 との間の間隙と共に変化するので、スラスト軸受71は、遠心ポンプの作動状態 の変化に適応することができる。ポンプの回転が加速されて、翼車63に加わる 軸方向スラストが増大すれば、翼車63とスラスト軸受71との間隙は減少し、 その 結果、環状リザーバ73へ供給される流体により得られる有効圧力が増大する。 環状リザーバ73への供給流体から得られる圧力は、翼車63に作用する圧力が 、翼車63が受ける軸方向スラストと均衡するまで、上昇する。翼車63がスラ スト軸受71から離れるにつれて、環状リザーバ73に供給される液体圧力の効 果が減少し、翼車63は、翼車63に加わる軸方向スラストが完全に相殺される まで、スラスト軸受71の方へ移動できることになろう。 圧縮流体は、遠心ポンプ57の翼車63の吐出区域64から吸出されるので、 環状リザーバ73に供給される流体は、常に、回転翼車63に加わる軸方向スラ ストに逆作用させるのに十分な利用可能な圧力を有しているであろう。翼車63 に加わる軸方向スラストは、遠心ポンプ57のポンプケーシング59内部の差圧 によって発生するので、翼車の吐出区域89内の高圧液体は、差圧により発生す る軸方向スラストに逆作用するのに十分な圧力を、常時保有しているであろう。 本発明のスラスト軸受は、ゼロ流量からランアウトまでのすべての容量の場合 に、翼車吐出区域のスラスト軸受外径部に十分な圧力が存在することで、確実に 操作されることが判明した。注意すべき点は、流体静力学および流体動力学的な 操作の組合わせにより、いずれかの方法を個々に用いた場合には得られない利点 が得られる点である。例えば流体静力学的な特徴は、流体動力学的な圧力が有効 になるRPMまで翼車速度が加速されるまでの間、スラスト軸受と翼車との接触 を阻止することである。軸受に最大の摩耗が生じるのは、通常、ポンプの始動時 と停止時とである。静液圧の特徴により、この摩耗が最小化される。 既述のように、翼車外径と摩耗リング直径との比が1.5未満のポンプの翼車 は、翼車のスラスト荷重を効果的に相殺するのに十分な静液圧環状溝区域を設け ることができない。本発明では、流体動力学的な特徴により、信頼性のある作動 に必要な付加的対抗圧が得られる。 図9に示した実施例では、スラスト軸受71が回転翼車63の両側に配置され ている。この実施例は、図6〜図8の実施例と全く同じように機能する。ひとつ 異なる点は、回転翼車63の両側に配置されたスラスト軸受71が自己制御式で あり、それによってスラスト軸受71が、ポンプ入口60に対し接近または離間 する方向で翼車に加わる軸方向スラストに対抗できる点である。 図10〜図13には、スラスト軸受の別の実施例が示されている。この実施例 は、既述の実施例に類似しているが、特に、米国特許第4966708号、第4 983305号、第5049045号に記載の液圧ターボチャージャと共に使用 するのに適している。液圧ターボチャージャのこれらの特許は、ここに引用する ことで本明細書に取入れられる。液圧ターボチャージャは、通常、フィードポン プの下流に配置され、タービン翼車を回転させるのに十分な液圧エネルギーがタ ービン部分内で得られる前には、ターボチャージャのロータに大きな軸方向スラ ストが加わる。タービンノズル入口管のターボチャージャのポンプ部分いずれか から加圧される流体静力学的なスラスト軸受は、軸方向スラストに適応でき、タ ービンロータを回転可能にする。しかし、このような流体静力学的スラスト軸受 には、いくつかの重大な欠点がある。必要とされる外部加圧管路および取付具が 、通常、ステンレス鋼製であり、製作費が高い。外部加圧管路の故障が生じれば 、スラスト軸受への圧縮流体供給が中断し、スラスト軸受は軸方向スラスト荷重 に適応不能となる。スラスト軸受が正常に機能しなくなれば、言うまでもなくタ ーボチャージャは故障する。液圧ターボチャージャの場合、純粋に流体動力学的 なスラスト軸受では機能しないだろう。なぜなら、タービン翼車に加わる軸方向 力は、ロータが回転を始動するのに十分な突破(ブレークアウト)トルクを発生 させることが出来ないほどの大きさを有するからである。 液圧ターボチャージャのスラスト軸受は、流体静力学および流体動力学的な特 徴をスラスト軸受に組合わせることで、明らかに改良できる。しかし、スラスト 軸受の流体動力学的な特徴は、液圧ターボチャージャの効率を低下させるポン作 用を生じないように仕立て上げる必要がある。 図10〜図13に示したスラスト軸受は、既述のスラスト軸受に類似している 。スラスト軸受115は、タービンケーシング107内で、タービン翼車105 に隣接配置されている。タービン翼車105はシール表面111を有している。 軸受115は、軸受ハウジング117内でタービン翼車105に隣接配置されて いる。軸受115はシール面119を有し、該シール面は、タービン翼車105 のシール表面111と間隔をおいて対向している。軸受ハウジング117からは 、ピン121が軸受115内へ突入し、軸受の回転を防止している。 環状溝または流体リザーバ123が、軸受115のシール面119に設けられ ている。少なくとも1個の通路125が、環状溝123を、タービン翼車105 の外周部に隣接してタービンケーシング107内に設けられた区域または渦巻部 (ボリュート)129に接続している。 複数の凹所131が、軸受115のシール面119に設けられている。各凹所 131は、ポケット133と、くさび形チャンバ135とを有している。凹所、 ポケット、くさび形チャンバは、大体において既述のように構成されている。し かし、ポケットとくさび形チャンバとが、既述のように回転部材または回転翼車 にではなく、軸受115のシール面に設けられている。また、ポケット133は 、軸受115のシール面119に設けた環状溝123と、直接に連通している。 作動時、圧縮流体は、タービンケーシング107内のボリュート129内へ導 入される。この圧力下の流体は、タービン翼車105に作用し、翼車105を回 転させる。この流体は、また通路125へ流入し、したがって軸受115の環状 溝123、ポケット133、くさび形チャンバ135へ供給される。流体静力学 的区域、すなわち環状溝123と凹所131との区域は、ブレークアウトトルク を克服し、かつタービン翼車を回転させるのに十分な、タービン翼車105に作 用する流体圧を提供する。タービン翼車105が回転すると、凹所131に供給 される流体は、回転方向に引張られる。流体圧は、流体がくさび形チャンバ13 5内の漸減間隙によって圧縮されるにつれて増大する。これにより、タービン翼 車105に加わる軸方向スラスト荷重に均衡する流体動力学的な圧力が得られる 。タービン翼車の回転速度が増し、タービン翼車のシール表面111と軸受11 5のシール面119との間隙が減少し、ボリュート129へ供給される流体の粘 性が増大することで、流体圧はくさび形チャンバ135内で上昇する。 タービン翼車105を回転させるためにボリュート129内へ導入される流体 は、タービン翼車105の中心106またはアイ(eye)区域でタービン10 4から吐出される。軸受115のシール面119に凹所131を設けることによ って、翼車タービン105の軸方向力に対抗する流体動力学的圧力が発生する。 しかし、凹所131は回転しないので、流体を半径方向外方へ移動させるポンプ 作用は発生しない。ポンプ作用が除かれることで、タービン104の効率が高ま る。流体が、タービン翼車105に設けられた回転する凹所のポンプ作用によっ て半径方向外方へポンプ移動させられると、その流体圧は、ボリュート129内 の圧力レベルまで絞られるため、有用な仕事が行われなくなり、効率が低下する 結果となる。凹所131を軸受115の非回転シール面119に設けることによ り、タービン104の効率を著しく減じることなく、スラスト軸受103に対し 軸方向スラストと均衡する流体動力学的圧力が発生せしめられる。 更に、スラスト軸受は、回転翼車105の各側に配置できることを理解せねば ならない。その場合の実施例は、図9に示した実施例と正確に等しい機能を有し ており、回転翼車の両側に自己調整式スラスト軸受が配置され、それにより、ス ラスト軸受は、ボリュート129に向かう方向またはボリュート129から離れ る方向で翼車に加わる軸方向スラスト力に対抗することができる。 本発明について以上で行った詳細な記述は説明を目的とするものである。当業 者には、多くの変化形および変更態様が、本発明の範囲を逸脱することなしに可 能であることは言うまでもない。したがって、既述の内容は、すべて説明の意味 で構成されたものであって、制限的な意味で構成されたものではなく、本発明の 範囲は、添付請求の範囲によってのみ限定されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 軸方向移動を生じる軸方向力が加えられる回転部材と、 前記回転部材の少なくとも一部に設けられたシール表面と、 前記回転部材に隣接配置される軸受と、 前記軸受に設けられたシール面であって、前記回転部材の前記シール表面に対 向して位置し、前記シール表面との間に軸受間隙を形成するシール面と、 前記軸受内に設けられた流体リザーバであって、前記シール面と前記シール表 面との間に形成される前記軸受間隙と連通する流体リザーバと、 圧力下の流体を前記流体リザーバへ供給するため前記軸受を通って前記回転部 材に隣接するボリュート区域まで延在する少なくとも1個の通路であって、前記 流体リザーバ内の前記圧力下の流体は、前記回転部材に加えられる軸方向力に対 抗するため前記軸受の前記シール面に作用するようになっている通路と、 前記軸受の前記シール面に設けられた複数のポケットであって、前記流体リザ ーバと連通するように配置されたポケットと、 前記軸受の前記シール面に設けられた複数のくさび形凹部であって、前記ポケ ットに隣接し且つ連通するように配置されるが前記流体リザーバとは連通しない 凹部とを有するスラスト軸受において、 前記リザーバからの流体が前記軸受の前記シール面の前記ポケットに流入し、 前記ポケット内の流体が前記回転部材の回転につれて前記回転部材に引張られ前 記くさび形凹部内へ流入し、前記回転部材の回転によって前記くさび形凹部によ り形成された漸減間隙へ前記流体が圧入されることで前記流体に加わる圧力が増 加し、前記凹部内の前記増加した流体圧が、前記回転部材に加えられる軸方向力 に対抗するため、前記軸受の前記シール面に作用するスラスト軸受。 2. 前記くさび形凹部は、前記ポケットから周方向で遠ざかるにつれて、深 さを減じている請求項1に記載されたスラスト軸受。 3. 前記回転部材は、前記ポケット内の流体を前記くさび形凹部に流入させ る方向に回転するように設計されている請求項2に記載されたスラスト軸受。 4. 前記流体リザーバは、前記軸受の前記シール面に設けられた環状溝であ る請求項4に記載されたスラスト軸受。 5. 前記回転部材は前記回転部材の軸方向移動を生じる対向方向の軸方向力 を受け、前記回転部材がは前記回転部材の反対側に第2シール表面を有し、第2 軸受が前記回転部材の前記反対側に隣接して前記軸方向力に対抗するために配置 されている請求項1に記載されたスラスト軸受。 6. 前記回転部材は液圧ターボチャージャ内に配置された翼車であり、前記 ターボチャージャは圧力下の流体を受容する前記ボリュート区域を画設し、前記 通路は前記ターボチャージャのボリュート区域と連通しており、それによって前 記ボリュート区域からの圧力下の流体が前記流体リザーバへ供給される請求項1 に記載されたスラスト軸受。
JP54602898A 1997-03-27 1998-03-27 スラスト軸受 Expired - Lifetime JP4454699B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4092397P 1997-03-27 1997-03-27
US60/040,923 1997-03-27
US09/048,640 US6036435A (en) 1997-03-27 1998-03-26 Thrust bearing
US09/048,640 1998-03-26
PCT/US1998/006130 WO1998042993A1 (en) 1997-03-27 1998-03-27 Thrust bearing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001527627A true JP2001527627A (ja) 2001-12-25
JP4454699B2 JP4454699B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=26717609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54602898A Expired - Lifetime JP4454699B2 (ja) 1997-03-27 1998-03-27 スラスト軸受

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6036435A (ja)
EP (1) EP0970315A4 (ja)
JP (1) JP4454699B2 (ja)
CA (1) CA2285319C (ja)
WO (1) WO1998042993A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013213558A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Matsuo Shigeto 圧力バランスランド型スラスト軸受
JP2015516054A (ja) * 2012-05-08 2015-06-04 ボーグワーナー インコーポレーテッド 軸方向軸受装置
JP2016166555A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 株式会社デンソー 送風装置

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6309174B1 (en) 1997-02-28 2001-10-30 Fluid Equipment Development Company, Llc Thrust bearing for multistage centrifugal pumps
US6713028B1 (en) 1999-01-26 2004-03-30 Fluid Equipment Development Company, Llc Rotating process chamber with integral pump and energy recovery turbine
AU2736700A (en) 1999-01-26 2000-08-07 Fluid Equipment Development Company, Llc Hydraulic energy recovery device
US6468431B1 (en) 1999-11-02 2002-10-22 Eli Oklelas, Jr. Method and apparatus for boosting interstage pressure in a reverse osmosis system
US6797173B1 (en) 1999-11-02 2004-09-28 Eli Oklejas, Jr. Method and apparatus for membrane recirculation and concentrate energy recovery in a reverse osmosis system
DE10003018B4 (de) * 2000-01-25 2009-09-24 Atlas Copco Energas Gmbh Turboverdichter
US6471174B2 (en) 2000-06-14 2002-10-29 Wood Tech, Llc Graphic arts station
US6626575B2 (en) 2001-06-07 2003-09-30 Roller Bearing Company Of America Spherical plain bearing with spread lock dual sealing means
US7048520B1 (en) * 2002-04-16 2006-05-23 Mccarthy James Multistage sealed coolant pump
US7108488B2 (en) * 2004-03-26 2006-09-19 Honeywell International, Inc. Turbocharger with hydrodynamic foil bearings
DE102004023149A1 (de) * 2004-05-07 2005-11-24 Atlas Copco Energas Gmbh Turbomaschine
FR2878590B1 (fr) * 2004-11-29 2007-01-05 Renault Sas Reduction de frottement d'un palier hydrodynamique
WO2007084339A2 (en) * 2006-01-13 2007-07-26 Heartware, Inc. Rotary blood pump
US8672611B2 (en) 2006-01-13 2014-03-18 Heartware, Inc. Stabilizing drive for contactless rotary blood pump impeller
US8128821B2 (en) 2006-06-14 2012-03-06 Fluid Equipment Development Company, Llc Reverse osmosis system with control based on flow rates in the permeate and brine streams
US8016545B2 (en) 2006-06-14 2011-09-13 Fluid Equipment Development Company, Llc Thrust balancing in a centrifugal pump
US20080105617A1 (en) * 2006-06-14 2008-05-08 Eli Oklejas Two pass reverse osmosis system
US8529761B2 (en) * 2007-02-13 2013-09-10 Fluid Equipment Development Company, Llc Central pumping and energy recovery in a reverse osmosis system
US7758320B2 (en) * 2007-05-03 2010-07-20 Tank, Inc. Two-stage hydrodynamic pump and method
US20090159724A1 (en) * 2007-12-21 2009-06-25 Kacik Mark S Turbine valve
US8808538B2 (en) * 2008-01-04 2014-08-19 Fluid Equipment Development Company, Llc Batch-operated reverse osmosis system
US7892429B2 (en) 2008-01-28 2011-02-22 Fluid Equipment Development Company, Llc Batch-operated reverse osmosis system with manual energization
JP5291363B2 (ja) * 2008-03-14 2013-09-18 三菱重工業株式会社 ポンプ
FR2932530B1 (fr) * 2008-06-17 2011-07-01 Snecma Turbomachine a systeme de maintien en position longue duree
US8710406B2 (en) * 2008-09-19 2014-04-29 Conair Corporation Safety device and method for electric heating appliances
US8061970B2 (en) * 2009-01-16 2011-11-22 Dresser-Rand Company Compact shaft support device for turbomachines
US8529191B2 (en) * 2009-02-06 2013-09-10 Fluid Equipment Development Company, Llc Method and apparatus for lubricating a thrust bearing for a rotating machine using pumpage
NO330015B1 (no) * 2009-06-22 2011-02-07 Statoil Asa Et aksialt gasskyvekraftlager for rotorer i roterende maskineri
US20110052109A1 (en) * 2009-08-28 2011-03-03 Dresser-Rand Company Hydrostatic auxiliary bearing for a turbomachine
US8465207B2 (en) * 2009-10-09 2013-06-18 Dresser-Rand Company Auxiliary bearing system with oil reservoir for magnetically supported rotor system
WO2011044428A2 (en) * 2009-10-09 2011-04-14 Dresser-Rand Company Auxiliary bearing system for magnetically supported rotor system
EP2486295B1 (en) * 2009-10-09 2018-03-14 Dresser-Rand Company Auxiliary bearing system with oil ring for magnetically supported rotor system
US8283825B2 (en) * 2009-10-09 2012-10-09 Dresser-Rand Company Auxiliary bearing system with plurality of inertia rings for magnetically supported rotor system
US8371799B2 (en) * 2010-01-13 2013-02-12 Honeywell International Inc. Turbo compressor/journal foil bearings with axial retainers
US8353633B2 (en) 2010-01-15 2013-01-15 Dresser-Rand Company Bearing assembly support and adjustment system
EP2626604B1 (en) * 2010-10-06 2019-06-12 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding part
DE112011104267A5 (de) * 2010-12-07 2013-10-10 Ixetic Hückeswagen Gmbh Kupplung, Rotor und Baugruppe für eine Pumpe
US8994237B2 (en) 2010-12-30 2015-03-31 Dresser-Rand Company Method for on-line detection of liquid and potential for the occurrence of resistance to ground faults in active magnetic bearing systems
EP2659277B8 (en) 2010-12-30 2018-05-23 Dresser-Rand Company Method for on-line detection of resistance-to-ground faults in active magnetic bearing systems
US9551349B2 (en) 2011-04-08 2017-01-24 Dresser-Rand Company Circulating dielectric oil cooling system for canned bearings and canned electronics
EP2715167B1 (en) 2011-05-27 2017-08-30 Dresser-Rand Company Segmented coast-down bearing for magnetic bearing systems
US8851756B2 (en) 2011-06-29 2014-10-07 Dresser-Rand Company Whirl inhibiting coast-down bearing for magnetic bearing systems
US9377027B2 (en) 2011-08-11 2016-06-28 Itt Manufacturing Enterprises Llc. Vertical double-suction pump having beneficial axial thrust
SG10201804053PA (en) 2012-04-20 2018-07-30 Fluid Equipment Development Company Llc Reverse osmosis system with energy recovery devices
WO2014187466A1 (en) * 2013-05-23 2014-11-27 Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule Aachen Impeller of a centrifugal pump apparatus
US10473159B2 (en) 2014-12-05 2019-11-12 Energy Recovery, Inc. Hydrodynamic bearing features
DE102015211042A1 (de) * 2015-06-16 2016-12-22 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum Komprimieren eines Fluids und Herstellungsverfahren für eine Vorrichtung zum Komprimieren eines Fluids
US9975089B2 (en) 2016-10-17 2018-05-22 Fluid Equipment Development Company, Llc Method and system for performing a batch reverse osmosis process using a tank with a movable partition
US10590946B2 (en) 2017-01-09 2020-03-17 Borgwarner Inc. Turbocharger having thrust bearing with biased oil flow
US10113582B2 (en) * 2017-01-27 2018-10-30 Regal Beloit Australia Pty., Ltd. Hydrodynamic bearing assembly and method of assembling the same
US10865794B2 (en) 2017-01-27 2020-12-15 Regal Beloit Australia Pty Ltd Centrifugal pump assemblies having an axial flux electric motor and methods of assembly thereof
US10830252B2 (en) 2017-01-27 2020-11-10 Regal Beloit Australia Pty Ltd Centrifugal pump assemblies having an axial flux electric motor and methods of assembly thereof
US10731653B2 (en) 2017-01-27 2020-08-04 Regal Beloit Australia Pty Ltd Centrifugal pump assemblies having an axial flux electric motor and methods of assembly thereof
US10584739B2 (en) 2017-01-27 2020-03-10 Regal Beloit Australia Pty Ltd Centrifugal pump assemblies having an axial flux electric motor and methods of assembly thereof
US11085457B2 (en) 2017-05-23 2021-08-10 Fluid Equipment Development Company, Llc Thrust bearing system and method for operating the same
US10801512B2 (en) 2017-05-23 2020-10-13 Vector Technologies Llc Thrust bearing system and method for operating the same
US10605245B2 (en) 2017-09-14 2020-03-31 Regal Beloit America, Inc. Centrifugal pump assemblies having an axial flux electric motor and methods of assembly thereof
US10988999B2 (en) 2018-11-09 2021-04-27 Flowserve Management Company Fluid exchange devices and related controls, systems, and methods
CA3119322A1 (en) 2018-11-09 2020-05-14 Flowserve Management Company Pistons for use in fluid exchange devices and related devices, systems, and methods
WO2020097557A1 (en) 2018-11-09 2020-05-14 Flowserve Management Company Fluid exchange devices and related controls, systems, and methods
US10865810B2 (en) 2018-11-09 2020-12-15 Flowserve Management Company Fluid exchange devices and related systems, and methods
US11193608B2 (en) 2018-11-09 2021-12-07 Flowserve Management Company Valves including one or more flushing features and related assemblies, systems, and methods
US12092136B2 (en) 2018-11-09 2024-09-17 Flowserve Pte. Ltd. Fluid exchange devices and related controls, systems, and methods
CA3119069A1 (en) 2018-11-09 2020-05-14 Flowserve Management Company Fluid exchange devices and related controls, systems, and methods
WO2021118771A1 (en) 2019-12-12 2021-06-17 Flowserve Management Company Fluid exchange devices and related controls, systems, and methods

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563618A (en) * 1969-08-13 1971-02-16 Ivanov Viktor V Gas- or liguid-lubricated hydrostatic double-action thrust
US3588203A (en) * 1969-09-12 1971-06-28 Allis Louis Co Self-equalizing,self-aligning thrust bearing
US3895689A (en) * 1970-01-07 1975-07-22 Judson S Swearingen Thrust bearing lubricant measurement and balance
FR2199074B1 (ja) * 1973-05-04 1974-12-06 Poclain Sa
CH549736A (de) * 1973-06-21 1974-05-31 Sulzer Ag Selbstdruckerzeugendes axial-gasschwebelager.
DE2504204C3 (de) * 1975-02-01 1981-11-12 Skf Kugellagerfabriken Gmbh, 8720 Schweinfurt Selbstdruckerzeugendes Axialgleitlager
US4026399A (en) * 1975-10-16 1977-05-31 Federal-Mogul Corporation Self-aligning thrust bearing assembly
US4255081A (en) * 1979-06-07 1981-03-10 Oklejas Robert A Centrifugal pump
JPS5945850B2 (ja) * 1979-07-13 1984-11-09 株式会社日立製作所 スラスト軸受
US4288128A (en) * 1979-10-01 1981-09-08 Caterpillar Tractor Co. Self-aligning thrust bearing
US4337018A (en) * 1980-01-29 1982-06-29 Commercial Shearing, Inc. Rotary impeller pump or motor with counterbalancing chamber in thrust plate bearing counterbore
JPS56141021A (en) * 1980-04-02 1981-11-04 Toyota Motor Corp Bearing construction for turbo machinery
DD154633B1 (de) * 1980-11-28 1986-03-12 Zeiss Jena Veb Carl Fluidgleitlager
US4333692A (en) * 1980-12-05 1982-06-08 Excelermatic Inc. Hydrostatic axial thrust bearing
DE3141061A1 (de) * 1981-10-13 1983-04-28 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Selbstpumpendes spurlager fuer elektrische maschinen mit vertikaler welle, insbesondere wasserkraftgeneratoren
US4462700A (en) * 1981-11-23 1984-07-31 United Technologies Corporation Hydrodynamic fluid film thrust bearing
JPS6014615A (ja) * 1983-07-06 1985-01-25 Ebara Corp スラスト軸受およびその製造方法
US4555007A (en) * 1983-12-15 1985-11-26 Aetna Bearing Company Self adjusting thrust, low angular contact bearing
US4639148A (en) * 1984-02-14 1987-01-27 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Thrust bearing for turbocharger
JPH0660635B2 (ja) * 1985-12-16 1994-08-10 三菱電機株式会社 スクロ−ル圧縮機
US4726695A (en) * 1986-06-12 1988-02-23 Anatech, Inc. Hydrodynamic thrust bearing
SE455431B (sv) * 1986-11-12 1988-07-11 Cellwood Machinery Ab Hydrostatisk axiallagring
US4830572A (en) * 1986-11-13 1989-05-16 Oklejas Jr Eli Idler disk
US5106262A (en) * 1986-11-13 1992-04-21 Oklejas Robert A Idler disk
US4828403A (en) * 1987-04-03 1989-05-09 Schwartzman Everett H Resiliently mounted fluid bearing assembly
US5049045A (en) * 1988-02-26 1991-09-17 Oklejas Robert A Power recovery turbine pump
US4966708A (en) * 1989-02-24 1990-10-30 Oklejas Robert A Power recovery pump turbine
US4983305A (en) * 1989-02-24 1991-01-08 Oklejas Robert A Power recovery pump turbine
US5188462A (en) * 1990-03-02 1993-02-23 Smith International Inc. Lubricant system for a rotary cone rock bit
US5082428A (en) * 1990-08-16 1992-01-21 Oklejas Robert A Centrifugal pump
DE4034764C1 (ja) * 1990-11-02 1992-05-07 Jahnel-Kestermann Getriebewerke Bochum Gmbh, 4630 Bochum, De
US5273413A (en) * 1992-02-27 1993-12-28 Skf Usa Inc. Thrust bearing for high speed screw compressors
JPH06173944A (ja) * 1992-12-03 1994-06-21 Ebara Corp 気体動圧軸受
US5312190A (en) * 1993-06-09 1994-05-17 General Electric Company Load sensing thrust plate
US5413469A (en) * 1993-06-17 1995-05-09 Zexel Corporation Thrust bearing arrangement for a drive shaft of a scroll compressor
US5533814A (en) * 1994-05-04 1996-07-09 Aesop, Inc. Low profile self-compensated hydrostatic thrust bearing
US5487608A (en) * 1994-07-22 1996-01-30 Seagate Technology, Inc. Single plate hydrodynamic bearing with self-balancing fluid level and fluid circulation
US5533812A (en) * 1994-07-22 1996-07-09 Seagate Technology, Inc. Single plate hydrodynamic bearing with self-balancing fluid level
US5433529A (en) * 1994-08-02 1995-07-18 Synektron Corporation Fluid bearing construction employing thrust plate with pressure compensation ports
US5425345A (en) * 1994-10-31 1995-06-20 Chrysler Corporation Mechanically driven centrifugal air compressor with hydrodynamic thrust load transfer
US5529398A (en) * 1994-12-23 1996-06-25 Bosley; Robert W. Compliant foil hydrodynamic fluid film thrust bearing
US5540505A (en) * 1995-04-18 1996-07-30 United Technologies Corporation Top foil plate for hydrodynamic fluid film thrust bearings
US5547286A (en) * 1995-04-18 1996-08-20 United Technologies Corporation Hydrodynamic air thrust bearing with offset bump foils
US5540504A (en) * 1995-09-07 1996-07-30 Quantum Corporation Shock resistant bearing
US5951169A (en) * 1997-03-27 1999-09-14 Pump Engineering, Inc. Thrust bearing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013213558A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Matsuo Shigeto 圧力バランスランド型スラスト軸受
JP2015516054A (ja) * 2012-05-08 2015-06-04 ボーグワーナー インコーポレーテッド 軸方向軸受装置
JP2016166555A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 株式会社デンソー 送風装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0970315A1 (en) 2000-01-12
US6036435A (en) 2000-03-14
JP4454699B2 (ja) 2010-04-21
CA2285319A1 (en) 1998-10-01
EP0970315A4 (en) 2000-08-02
WO1998042993A1 (en) 1998-10-01
CA2285319C (en) 2007-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001527627A (ja) スラスト軸受
US5951169A (en) Thrust bearing
EP1717449B1 (en) A centrifugal pump and an impeller thereof
US5980114A (en) Thrust bearing
US5106262A (en) Idler disk
EP0267810B1 (en) Idler disk
US5529464A (en) Cryogenic turbopump
US2349731A (en) Centrifugal pump
CN203822685U (zh) 一种近零内泄漏的氟塑料磁力泵
CN112628152B (zh) 用于输送流体的泵
CN105626540B (zh) 节段式多级离心泵
EP3118460B1 (en) Turbo machine
CN203822654U (zh) 一种近零内泄漏的不锈钢磁力泵
KR101373269B1 (ko) 축선방향 균형 시스템을 갖는 펌프
KR20130013257A (ko) 원심 펌프
CN112177943A (zh) 一种轮缘支撑的一体化管道泵
CN213511239U (zh) 一种轮缘支撑的一体化管道泵
CN205401146U (zh) 节段式多级离心泵
CN220687598U (zh) 一种轴向无窜动多级离心泵
EP3857072B1 (en) A multistage pump with axial thrust optimization
RU73758U1 (ru) Насос погружного типа для перекачки жидких металлов
CN213360439U (zh) 具有推力瓦块结构的矿用多级离心泵
Mel'nik Modern Trends in the Design of Slide Bearing Supports for Centrifugal Pumps.
JPH0467045B2 (ja)
RU2187713C1 (ru) Центробежный насос

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081202

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090119

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090630

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090810

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090730

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term