[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001522687A - 骨折の固定のためのインプラント - Google Patents

骨折の固定のためのインプラント

Info

Publication number
JP2001522687A
JP2001522687A JP2000520704A JP2000520704A JP2001522687A JP 2001522687 A JP2001522687 A JP 2001522687A JP 2000520704 A JP2000520704 A JP 2000520704A JP 2000520704 A JP2000520704 A JP 2000520704A JP 2001522687 A JP2001522687 A JP 2001522687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
plate
upper arm
head
screws
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000520704A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘルムート ミュクター
Original Assignee
ヘルムート ミュクター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘルムート ミュクター filed Critical ヘルムート ミュクター
Publication of JP2001522687A publication Critical patent/JP2001522687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/80Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
    • A61B17/8061Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates specially adapted for particular bones
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/80Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates
    • A61B17/8052Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates immobilised relative to screws by interlocking form of the heads and plate holes, e.g. conical or threaded
    • A61B17/8057Cortical plates, i.e. bone plates; Instruments for holding or positioning cortical plates, or for compressing bones attached to cortical plates immobilised relative to screws by interlocking form of the heads and plate holes, e.g. conical or threaded the interlocking form comprising a thread
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/84Fasteners therefor or fasteners being internal fixation devices
    • A61B17/842Flexible wires, bands or straps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S606/00Surgery
    • Y10S606/902Cortical plate specifically adapted for a particular bone

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 プレート、特に上腕のためのプレートが、好ましくは二つのねじのためのガイド部を有し、これらのガイド部が当該ねじをプレートに対して角度をもって安定に保持する。好ましくは、当該ねじがさらに締め付け装置によってねじシャフト部のまわりでの回転に対して及びねじシャフト部の方向における移動に対して安定に取り外し可能に固定される。このために、境を接するシャフト部直径よりも大きいねじ部外径を有する特別のねじが適している。確実なガイドを保証するために、シャフト部直径がねじ頭部の領域において増大させられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、プレートを備え、当該プレートにねじのための孔が配置されている
、結節の関与をともなうあるいは結節の関与なしの上腕頭部の領域における上腕
の骨折部の固定のためのインプラントに関する。それに加えて、本発明は、外科
における使用のためのねじに関する。
【0002】 当該種類に係るインプラントとして、以下のようなT字形のプレートが知られ
ている。すなわち、当該T字形のプレートは、それの脚部に上下に配置された三
つの孔を有し、且つそれに対して横向きに配置された頭部に並行して位置する二
つの孔を有する。このプレートは、皮質性ねじで上腕幹部に固定され、且つ海綿
質ねじで上腕頭部に固定される。それによって、両方の断片が互いに対して固定
される(安定させられる、ぐらつかないようにされる)。さらに、この上腕骨折
の治療のための小断片Tプレート及びL字形のプレートも知られている。
【0003】 これらの骨接合プレート(Osteosynthese-Platten)は、純粋な支持プレートと して機能する。このことは、幹部断片(Schaftfragment)も頭部断片(Kopffragmen
t)もプレートに対して固定されねばならないことを意味する。それゆえに、運動
安定性のある骨接合(Osteosynthese)のための前提は、頭部断片における及び幹 部断片におけるねじの良好な保持、並びに、両方の主断片の互いに対しての良好
な正中線側の骨の支持である。しかしながら、特に年とった人の骨の場合には、
挿着される海綿質ねじがしばしば十分に保持を受けず、それゆえに遅くとも治療
の間に実行されるべき治療体操の運動の際にねじがゆるむという事態になる。そ
れに加えて、たいてい、骨折領域における骨の非常に幅広い露出が必要である。
それによって、断片の血行不全という事態に、従って骨の治癒の障害という事態
になる可能性がある。
【0004】 このことは、たいていの場合、数日の間上腕が胸郭(Burstkorb)に固定されて その後はじめてしだいに再び動かされる旧来の治療(保存療法、konservative B
ehandlung)が実行されることに通じる。しかしながら、このことは、明らかに 聞き取れる骨軋轢音(Knochenkrepitation)及びはげしい痛みによって表面化する
骨折部間隙(Frakturspalt)におけるきわだった動きに通じる。この状況は必要な
運動療法(Bewegungstherapie)を困難にし、肩関節(Schultergelenk)の可動性を 得るために、患者に高い度合いの痛み容認を要求し、且つ理学療法士(Physiothe
rapeut)に高度の説得力を要求する。しかしながら、多くの場合には、それにも かかわらず肩関節可動性における明らかな不足が残る。
【0005】 それゆえに、本発明は、はじめに述べた種類のインプラントを、それによって
骨折部の簡単な確実な固定(安定化)が獲得され得るように構成することを課題
とする。 この課題は、プレートが好ましくは二つの上腕頭部ねじのためのガイド部を有
し、当該ガイド部が上腕頭部ねじを当該プレートに対して角度をもって安定に保
持することによって解決される。
【0006】 本発明に係るガイド部は、前記ねじが骨においてゆるむあるいはプレートと骨
との間の間隔が変化するときにも前記ねじを当該プレートに対して決められた角
度で保持することを可能にする。それに加えて、当該ガイド部は、手術の間じゅ
う、前記ねじを設定された最善の角度にて配置することを助ける。
【0007】 二つの上腕頭部ねじの使用の際には、骨の頭部断片と幹部断片との互いに対し
ての角度の固定した固着が保証されるだけでなく、さらに付加的に上腕頭部ねじ
をゆるめることを例えば振り子運動(Pendeluebungen)の際に阻止する回転(自転
)安定性も獲得される。
【0008】 一つの実施例は、当該ガイド部が孔部であり、当該孔部の横断面が上腕骨ねじ
のシャフト部直径に合致することを考慮にいれる。これらのガイド部は、ねじを
ある角度で保持するためにプレート厚を利用する。このために当該孔の内径が少
なくとも一部の孔部分でねじのシャフト領域の外径に精密に適合させられる。そ
の結果、ねじが当該孔に差し込まれ得るが、しかしながらその後もはやねじシャ
フト部の軸線の方向において移動させられ得るにすぎない。この形態は、特定の
プレート厚を要求するが、しかしながらそれは、プレート表面を越えて突き出て
いるあるいは逆に骨内へ突き出ているガイド部をいっそう好むべきものである。
【0009】 当該ガイド部によって設定される角度は、例えば、上腕頭部の生理学的な角度
に相当すべきであるだろう。従って、上腕幹部の縦軸線(長手方向軸線)に対し
て測定して、35°と40°との間の、好ましくは37.5°の角度が提案され
る。
【0010】 当該プレートが、上腕頭部ねじをシャフト方向における移動に対してあるいは
ねじシャフト部のまわりでの回転(自転)に対して安定に、好ましくは取り外し
可能に、固定する締め付け装置(挟み込み装置)を有するととりわけ有利である
。このような締め付け装置は、当該プレートに対して相対的なねじの運動をブロ
ックし、且つそれによって、上腕の激しい運動の際にもゆるむ可能性のない動か
ない保持インプラント(Halteimplantat)をもたらす。
【0011】 このような締め付け装置の有利な構成は、上腕頭部ねじの孔の間に横方向孔を
伴うスリットが設けられていることを考慮にいれる。この横方向孔にはねじが、
当該ねじを締めることによって当該スリットがせばめられるように組み込まれ得
る。このことは、前記孔の直径が軽度に変形させられてそれによって上腕頭部ね
じがそれの角度状態の維持のもとで固定されることを導く。
【0012】 好ましくは上腕頭部ねじの孔が互いに平行に、それらの軸線が上腕幹部の縦軸
線とともに一つの平面内にあるように配置されている。それによって、上腕頭部
ねじの軸線は上腕幹部の縦軸線と予め定められた角度で、好ましくは35°〜4
0°で交差する。一つの線上における当該ねじのこの配置は、骨折領域における
骨の非常に幅の狭い露出での手術を可能にする。このことは、迅速な骨の治癒に
通じる。なぜならば、血行不全が回避されるからである。
【0013】 ちぎれた結節の再固定(Refixation)のためのワイヤ折骨端周囲縫合あるいはP
DSコードを受け入れるために、当該プレートにそれの上側及び下側に対して平
行に延びている孔を設けることが提案される。これらの孔は、好ましくはプレー
ト先端部に及び締め付け装置の領域に設けられている。
【0014】 当該プレートの有利な形態は、非常にコンパクトに形成されている。このプレ
ートは、100mmの最大長、12mmの最大幅をもち、それの厚さは4mmと9.5
mmとの間にある。ねじガイド部の特別な形は、最大約7mmのプレート厚を許す。
それの造形において、当該プレートは、基部に近い上腕骨(Humerus)の領域にお ける解剖学上の状況に適合させられている。下側の部分において、当該プレート
は、市販の皮質性ねじで上腕幹部の基部に近い部分にねじ締め固定される。この
関節近傍の領域にあまり大きな曲げモーメントが発生しないので、三つのねじに
よる固定が十分である。上腕幹部領域に入った骨折を手当てするために、当該プ
レートは、上腕幹部の領域に相応に増やされた数のねじ孔を備えてより長く構成
されてもよい。
【0015】 本発明に係る課題は、外科における使用のための、ねじ頭部を備えるねじであ
って、それのねじ部外径(ねじ山部外径)が境を接するシャフト部直径よりも大
きいねじによっても解決される。この本発明に係るねじは、シャフト部直径がね
じ頭部の領域において少なくともねじ部外径と同じ大きさであり且つねじ頭部の
直径よりも小さいことによって特徴づけられる。
【0016】 そのように構成されたねじは孔における当該ねじのガイドを可能にし、その結
果、当該ねじが例えば保持プレートに対して所定の角度で配置され得る。当該保
持プレートがより厚く形成されていればいるほど、当該ねじのガイドがいっそう
容易に達成され得る。しかしながら、とりわけかたい材料の場合には、すでに比
較的に薄いプレートでも確実なガイドが獲得され得る。
【0017】 特に外科においてしばしば使用される海綿質ねじ部は、ねじシャフト部に対し
て相対的に大きいねじ部外径をもつ。従って、上述の解決策はとりわけこのよう
なねじ部を備えるねじのために適している。
【0018】 上述のねじが縦方向孔(長手方向孔)を有するととりわけ有利である。このよ
うな縦方向孔は、ねじを特別のガイドワイヤシステム(Fuehrungsdrahtsystem)に
より配置することを可能にする。外科におけるこのようなガイドワイヤシステム
の使用は、例えば、Mueller, Allgoewer, Schneider, Willenegger (1992), Man
ual der Osteosynthese (骨接合術のマニュアル)、第3版、Springer出版によ
り知られている。
【0019】 本発明のさまざまな実施例が図面に示されており、以下に詳細に説明される。 図1は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面を示し、 図2は、把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図
を示し、 図3は、詳細として把持顎ねじのポジショニングを示し、 図4は、プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示
し、 図5は、ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示し、 図6は、上腕頭部ねじを示し、 図7は、図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示し、 図8は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断
面を示し、 図9は、図8からの拡大された詳細図を示す。
【0020】 図1は、基部に近い上腕骨骨折部(Humerusfraktur)、ネーア(Neer)によるタイ
プIII、を伴う上腕骨を示す。折れた上腕の描かれた部分は、上腕頭部(Oberarmk
opf)2と上腕幹部(Oberarmschaft)3の基部に近い部分からなる。プレート4は 、基部に近い上腕骨(Humerus)に当接し、それの造形において、基部に近い上腕 骨の領域における解剖学上の状況(関係、Verhaeltnisse)に適合させられている
。当該プレートの全長は95mmである。それの厚さは、上腕幹部の基部に近い部
分の領域でほぼ4mmであり、上腕頭部の領域において9.5mmに増大させられて
いる。当該プレートの幅は最大で12mmである。
【0021】 このプレートは、下側の部分において、市販の皮質性ねじ(中枢性ねじ、Cort
icalisschrauben)5、6、7によって上腕幹部の基部に近い部分3にねじ締め 固定されている。特有の上腕頭部ねじ8及び9のための受容部は、プレート4の
上側の部分に、プレート4における上腕頭部ねじ8、9の確実な締め付け(挟ん
で動かなくすること)を可能にする把持顎(Spannbacken)10として構成されて いる。
【0022】 図2は、抜き出して描かれたプレート4を縮尺どおりの図示で示す。プレート
4の下側の部分11には、一列に三つの孔12、13、14が設けられている。
これらの孔のうちの中央の孔13は長穴(スロット)として構成されている。こ
れらの孔は、市販の皮質性ねじ5、6、7の受容のために形成されている。当該
プレートは、これらの孔の間に、狭隘部(くびれ部、Einschnuerungen)15及 び16を有する。それによって、当該プレートにおけるより均斉のとれた応力分
散(ストレス分布、Spannungsverteilung)が達成される。接触面17は、平坦 ではなく、凹面に作りあげられている。それによって、当該プレートが上腕骨の
表面により良好に当接する。
【0023】 線18及び19は、当該プレートの凹面の造形に基づいて描写するに至る狭隘
部15及び16の目に見えるエッジ(Sichtkanten)である。つまりここではへこ みではなく、プレートが面でのっている。
【0024】 プレート4の上側の部分20は、上腕頭部ねじ8及び9のための受容部として
ガイド部21、22を有する。これらのガイド部は、上腕縦軸線(上腕長手方向
軸線)に対して37.5゜の角度23で設けられている。これは、ほぼ上腕頭部
の生理学的な角度に合致する。これらのガイド部は、ねじ頭部24の受容のため
のより大きい直径と太くされたねじシャフト部25の受容のためのいくらか小さ
い直径とを有する孔として形成されている。ガイド部21、22の深さは、従っ
てこの領域におけるプレート4の厚さは、ねじ8ないし9に予め決められた角度
状態における確実な支え(保持)を与えるために当該ガイド部の長さがまさに十
分であるように選択されている。
【0025】 プレート4の上側の部分20の図2に示された平面図は、プレート4がガイド
部として用いられる孔21、22の間にスリット(Spalt)を有することを示す。 このスリットに対して横向きに(横切って)、孔26が設けられており、当該孔
に把持顎ねじ(Spannbackenschraube)27がねじ込まれ得る。
【0026】 把持顎装置(Spannbackeneinrichtung)28を用いてのねじ8及び9、特にそれ
らの太くされた部分25の挟み込みを、図3が示す。孔26のねじ部(ねじ山部
)への把持顎ねじ27のねじ込みによって、プレート4の、スリット29の両側
に位置する部分が、互いに接近するように動かされる。その結果、スリット29
が狭くなる。それによって、ガイド部21、22の横断面もほんの少しだけ変形
させられる。その結果、ガイド部の壁部がねじ8ないし9の太くされたシャフト
部25に押しつけられる。それによって、ねじ8及び9が決められた(固定され
た)角度状態に加えてねじ軸線30のまわりでの回転(ねじり)及びねじ軸線3
0の方向における移動(変位)に対して固定される。
【0027】 別の締め付け装置(挟み込み装置)31を図4が示す。プレート4における上
腕頭部ねじ8ないし9のこの種の固定(締め付け、Verspannung)の場合には、 ねじ頭部32が切れ目をつけられており、内部に円錐形の孔33とねじ部(ねじ
山部)34とを備えている。ねじ部34の内側端部には、ねじ内において六角穴
(Innensechskant)35が隣接する。当該六角穴によって、ねじ8が上腕頭部内へ
ねじ込まれ得る。ねじ8のねじ込みの後に、円錐ねじ(Konusschraube)36が同 様に六角穴37によってねじ8のねじ部33にねじ込まれる。それによって、上
腕頭部ねじ8の切れ目をつけられた頭部32が離れるように押され、それによっ
てプレート4にしっかり締め付けられる(挟んで動かなくされる)。
【0028】 締め付け装置(挟み込み装置)38の別の選択可能なものを図5が示す。上腕
頭部ねじ8のこの種の固定(締め付け)の場合には、ねじ頭部39に境を接して
いるシャフト部が雄ねじ部(外ねじ部)40として構成されており、プレート4
におけるガイド部として用いられるねじ受容部41が対応する雌ねじ部(内ねじ
部)として構成されている。プレート4における当該ねじ部の内のり直径は、ね
じ端部におけるねじ8の海綿質ねじ部(Spongiosagewinde)の直径と少なくとも
同じ大きさである。上腕頭部ねじ8が差し込まれ得るように、ねじ端部における
海綿質ねじ部及びねじ頭部ねじ部40のピッチは、ほぼ等しくなければならない
。それに加えて、ねじ部ピッチ40は、セルフロッキング(Selbsthemmung)が保 証されているように決められていなければならない。上腕頭部ねじ8のねじ込み
の際には、これが最終的にしっかり回して固定される。それによってプレート4
における上腕頭部ねじ8の確実な固定(締め付け)が達成される。
【0029】 この変形例は、その前に述べた両方の変形例と比べて断片間の圧縮(interfrag
mentaere Kompression)を許さないないしは最小限の断片間の圧縮しか許さない 。それによって、それは、機能に関して上腕頭部の内部での固定具(Fixateur)の
ように働く。
【0030】 上腕頭部ねじの上記のガイド部の延びる方向に対して横向きに、前記プレート
に孔42、43が設けられており、当該孔が裂き取られた結節(Tubercula)の再 固定のためのワイヤ折骨端周囲縫合(Drahtcerclage)あるいはPDSコード(PDS-
Kordel)の受容に用いられる。
【0031】 構造に関して長さを除いてねじ9に合致するねじ8が図6に示されている。こ
のねじは、ねじ頭部44、ねじシャフト部45、及びねじ部(ねじ山部)52か
らなる。ねじシャフト部45は、頭部44に向かってさしあたり円錐形に形成さ
れている。その結果、それは、頭部44の領域において太くなる。一部のシャフ
ト区間(Schaftstrecke)にわたって形成された太くされたこのシャフト部分46 は、残りのシャフト部直径48に比べてより大きくされているシャフト部直径4
7をもつ。ねじ部52の外径49は、シャフト部分45の直径48よりも大きい
。しかしながら、太くされたシャフト部分46の直径47より小さいか等しい大
きさである。ねじ8は、特別のガイドワイヤシステムにより配置され得るように
中心の孔50を有し、ねじ頭部44にねじ8を回して締めるための六角穴51が
設けられている。 必要なねじ長の適合を保証するために、これらのねじのねじ長は40mmと80
mmとの間で5mm間隔で与えられている。このことは、異なる骨折(Brueche)及び 異なる骨のためにそのときどきに適切なねじ長を選択することを可能にする。
【0032】 当該ねじは、海綿質ねじ部を備えている。このようなねじ部の図が図7に描か
れている。本発明に係る使用領域のためには、6.5mm海綿質ねじ部を備える市
販のねじでなく、8.5mm海綿質ねじ部を備えるねじが考慮にいれられる。この
ねじは、骨における明らかに高められた保持力を導き、それゆえに、ひどく骨粗
鬆的に変えられた骨(stark osteoporotisch veraendertem Knochen)の場合に使 用するためにも適している。
【0033】 図8に示されたプレート構造は、本質的に、図1に係るプレート構造に合致す
る。しかしながら、上腕頭部ねじの受容部の領域において、当該プレートは明ら
かにより薄く構成されている。上腕頭部ねじ53及び54は、図1に示されたよ
うなレンズ状頭部(膨らんだ頭部、Linsenkopf)をもはやもっておらず、ガイド
シャフト部55ないし56で終わる。プレート57において上腕頭部ねじ53な
いし54にアバットメント(支え台、Widerlager)を与えるために、図9に示さ
れているように、プレート57において孔58が一貫しておらず、骨59への接
触部にすぐのところで約15°の角度60で低下する(軽減される)。
【0034】 それとともに、プレート57における孔58の傾いた姿勢(状態)によって、
ねじ54ないしねじ53のアバットメントとして用いられる「突出部」が発生す
る。上腕頭部ねじ53ないし54の海綿質ねじ部61は、狭くされた孔58を通
っても問題なく差し込まれ得る程度に小さい外径をもつか、あるいは、当該上腕
頭部ねじが孔58の狭くなった箇所の領域において問題なくねじ込まれ得るよう
に「突出部」と海綿質ねじ部とが互いに調和させられている。
【0035】 この有利な実施形態によって、プレート57はプレート4よりも約25%〜3
0%だけ薄く(幅狭に)形成され得る。それの最大の幅は、もはや7mmにすぎな
い。それと比較して、皮質性ねじ62、63、64はプレート57にシャフト部
(幹部)において約6mmを課する。
【0036】 構造の結果として、把持顎ねじ65のねじ部がM5からM4に低下させられ、
PDSコードないしはワイヤの受容のための孔66がプレート57の上側端部へ
移動させられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面図である。
【図2】 把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図である
【図3】 詳細として把持顎ねじのポジショニングを示す図である。
【図4】 プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示す図で
ある。
【図5】 ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示す図である。
【図6】 上腕頭部ねじを示す図である。
【図7】 図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示す図である。
【図8】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断面図で
ある。
【図9】 図8からの拡大された詳細図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年9月23日(1999.9.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 骨折の固定のためのインプラント
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、プレートを備え、当該プレートにねじのための孔が配置されており
、その際当該プレートが上腕頭部ねじのためのガイド部を有し、それが上腕頭部
ねじを当該プレートに対して角度をもって安定して保持する、結節の関与をとも
なうあるいは結節の関与なしの上腕頭部の領域における上腕の骨折部の固定のた
めのインプラントに関する。
【0002】 当該種類に係るインプラントとして、US 5,693,055により、ねじ頭部における
力を吸収し且つ上腕の幹骨におけるより大きくされた支持面によって骨幹部にお
けるよりわずかな応力が達成されるという座金兼ガイドディスクが知られている
。このガイドプレートは、幹骨に座金の意味でのっており且つ単に上腕頭部に組
み込まれるねじによって幹骨に対して固着される。従って、米国特許5,693,055 に記載されたインプラントの機能は、上腕頭部におけるねじ力及びこれによって
生み出される断片間の圧縮に頼らざるを得ない。しかしながら、それは、経験に
よれば数時間から数日の範囲内での規則的に始まる骨焼結(Knochensinterung)の
結果弱まる。
【0003】 それゆえに、本発明は、はじめに述べた種類のインプラントを、それによって
骨折部の簡単な確実な固定(安定化)が獲得され得るように構成することを課題
とする。
【0004】 この課題は、プレートが、上腕頭部ねじをシャフト方向における移動に対して
あるいはねじシャフト部のまわりでの回転(自転)に対して安定に、好ましくは
取り外し可能に、固定する締め付け装置(挟み込み装置)を有することによって
解決される。
【0005】 このような締め付け装置は、当該プレートに対して相対的なねじの運動をブロ
ックし、且つそれによって、上腕の激しい運動の際にもゆるむ可能性のない動か
ない保持インプラント(Halteimplantat)をもたらす。このメカニズムによって、
骨焼結が妨げられる。プレートにおける上腕頭部ねじのこのようなしっかりした
固定(締め付け)がないと、規則的に骨焼結が生じ、且つすぐに骨接合(Osteosy
nthese)がゆるむことになる。
【0006】 二つの上腕頭部ねじの使用の際には、骨の頭部断片と幹部断片との互いに対し
ての角度の固定した固着が保証されるだけでなく、さらに付加的に上腕頭部ねじ
をゆるめることを例えば振り子運動(Pendeluebungen)の際に阻止する回転(自転
)安定性も獲得される。
【0007】 一つの実施例は、当該ガイド部が孔部であり、当該孔部の横断面が上腕頭部ね
じのシャフト部直径に合致することを考慮にいれる。これらのガイド部は、ねじ
をある角度で保持するためにプレート厚を利用する。このために当該孔の内径が
少なくとも一部の孔部分でねじのシャフト領域の外径に精密に適合させられる。
その結果、ねじが当該孔に差し込まれ得るが、しかしながらその後もはやねじシ
ャフト部の軸線の方向において移動させられ得るにすぎない。この形態は、特定
のプレート厚を要求するが、しかしながらそれは、プレート表面を越えて突き出
ているあるいは逆に骨内へ突き出ているガイド部をいっそう好むべきものである
【0008】 当該ガイド部によって設定される角度は、例えば、上腕頭部の生理学的な角度
に相当すべきであるだろう。従って、上腕幹部の縦軸線(長手方向軸線)に対し
て測定して、35°と40°との間の、好ましくは37.5°の角度が提案され
る。
【0009】 締め付け装置の有利な構成は、上腕頭部ねじの孔の間に横方向孔を伴うスリッ
トが設けられていることを考慮にいれる。この横方向孔にはねじが、当該ねじを
締めることによって当該スリットがせばめられるように組み込まれ得る。このこ
とは、前記孔の直径が軽度に変形させられてそれによって上腕頭部ねじがそれの
角度状態の維持のもとで固定されることを導く。
【0010】 好ましくは上腕頭部ねじの孔が互いに平行に、それらの軸線が上腕幹部の縦軸
線とともに一つの平面内にあるように配置されている。それによって、上腕頭部
ねじの軸線は上腕幹部の縦軸線と予め定められた角度で、好ましくは35°〜4
0°で交差する。一つの線上における当該ねじのこの配置は、骨折領域における
骨の非常に幅の狭い露出での手術を可能にする。このことは、迅速な骨の治癒に
通じる。なぜならば、血行不全が回避されるからである。
【0011】 ちぎれた結節の再固定(Refixation)のためのワイヤ折骨端周囲縫合あるいはP
DSコードを受け入れるために、当該プレートにそれの上側及び下側に対して平
行に延びている孔を設けることが提案される。これらの孔は、好ましくはプレー
ト先端部に及び締め付け装置の領域に設けられている。
【0012】 当該プレートの有利な形態は、非常にコンパクトに形成されている。このプレ
ートは、100mmの最大長、12mmの最大幅をもち、それの厚さは4mmと9.5
mmとの間にある。ねじガイド部の特別な形は、最大約7mmのプレート厚を許す。
それの造形において、当該プレートは、基部に近い上腕骨(Humerus)の領域にお ける解剖学上の状況に適合させられている。下側の部分において、当該プレート
は、市販の皮質性ねじで上腕幹部の基部に近い部分にねじ締め固定される。この
関節近傍の領域にあまり大きな曲げモーメントが発生しないので、三つのねじに
よる固定が十分である。上腕幹部領域に入った骨折を手当てするために、当該プ
レートは、上腕幹部の領域に相応に増やされた数のねじ孔を備えてより長く構成
されてもよい。
【0013】 本発明のさまざまな実施例が図面に示されており、以下に詳細に説明される。 図1は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面を示し、 図2は、把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図
を示し、 図3は、詳細として把持顎ねじのポジショニングを示し、 図4は、プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示
し、 図5は、ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示し、 図6は、上腕頭部ねじを示し、 図7は、図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示し、 図8は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断
面を示し、 図9は、図8からの拡大された詳細図を示す。
【0014】 図1は、基部に近い上腕骨骨折部(Humerusfraktur)、ネーア(Neer)によるタイ
プIII、を伴う上腕骨を示す。折れた上腕の描かれた部分は、上腕頭部(Oberarmk
opf)2と上腕幹部(Oberarmschaft)3の基部に近い部分からなる。プレート4は 、基部に近い上腕骨(Humerus)に当接し、それの造形において、基部に近い上腕 骨の領域における解剖学上の状況(関係、Verhaeltnisse)に適合させられている
。当該プレートの全長は95mmである。それの厚さは、上腕幹部の基部に近い部
分の領域でほぼ4mmであり、上腕頭部の領域において9.5mmに増大させられて
いる。当該プレートの幅は最大で12mmである。
【0015】 このプレートは、下側の部分において、市販の皮質性ねじ(中枢性ねじ、Cort
icalisschrauben)5、6、7によって上腕幹部の基部に近い部分3にねじ締め 固定されている。特有の上腕頭部ねじ8及び9のための受容部は、プレート4の
上側の部分に、プレート4における上腕頭部ねじ8、9の確実な締め付け(挟ん
で動かなくすること)を可能にする把持顎(Spannbacken)10として構成されて いる。
【0016】 図2は、抜き出して描かれたプレート4を縮尺どおりの図示で示す。プレート
4の下側の部分11には、一列に三つの孔12、13、14が設けられている。
これらの孔のうちの中央の孔13は長穴(スロット)として構成されている。こ
れらの孔は、市販の皮質性ねじ5、6、7の受容のために形成されている。当該
プレートは、これらの孔の間に、狭隘部(くびれ部、Einschnuerungen)15及 び16を有する。それによって、当該プレートにおけるより均斉のとれた応力分
散(ストレス分布、Spannungsverteilung)が達成される。接触面17は、平坦 ではなく、凹面に作りあげられている。それによって、当該プレートが上腕骨の
表面により良好に当接する。
【0017】 線18及び19は、当該プレートの凹面の造形に基づいて描写するに至る狭隘
部15及び16の目に見えるエッジ(Sichtkanten)である。つまりここではへこ みではなく、プレートが面でのっている。
【0018】 プレート4の上側の部分20は、上腕頭部ねじ8及び9のための受容部として
ガイド部21、22を有する。これらのガイド部は、上腕縦軸線(上腕長手方向
軸線)に対して37.5゜の角度23で設けられている。これは、ほぼ上腕頭部
の生理学的な角度に合致する。これらのガイド部は、ねじ頭部24の受容のため
のより大きい直径と太くされたねじシャフト部25の受容のためのいくらか小さ
い直径とを有する孔として形成されている。ガイド部21、22の深さは、従っ
てこの領域におけるプレート4の厚さは、ねじ8ないし9に予め決められた角度
状態における確実な支え(保持)を与えるために当該ガイド部の長さがまさに十
分であるように選択されている。
【0019】 プレート4の上側の部分20の図2に示された平面図は、プレート4がガイド
部として用いられる孔21、22の間にスリット(Spalt)を有することを示す。 このスリットに対して横向きに(横切って)、孔26が設けられており、当該孔
に把持顎ねじ(Spannbackenschraube)27がねじ込まれ得る。
【0020】 把持顎装置(Spannbackeneinrichtung)28を用いてのねじ8及び9、特にそれ
らの太くされた部分25の挟み込みを、図3が示す。孔26のねじ部(ねじ山部
)への把持顎ねじ27のねじ込みによって、プレート4の、スリット29の両側
に位置する部分が、互いに接近するように動かされる。その結果、スリット29
が狭くなる。それによって、ガイド部21、22の横断面もほんの少しだけ変形
させられる。その結果、ガイド部の壁部がねじ8ないし9の太くされたシャフト
部25に押しつけられる。それによって、ねじ8及び9が決められた(固定され
た)角度状態に加えてねじ軸線30のまわりでの回転(ねじり)及びねじ軸線3
0の方向における移動(変位)に対して固定される。
【0021】 別の締め付け装置(挟み込み装置)31を図4が示す。プレート4における上
腕頭部ねじ8ないし9のこの種の固定(締め付け、Verspannung)の場合には、 ねじ頭部32が切れ目をつけられており、内部に円錐形の孔33とねじ部(ねじ
山部)34とを備えている。ねじ部34の内側端部には、ねじ内において六角穴
(Innensechskant)35が隣接する。当該六角穴によって、ねじ8が上腕頭部内へ
ねじ込まれ得る。ねじ8のねじ込みの後に、円錐ねじ(Konusschraube)36が同 様に六角穴37によってねじ8のねじ部33にねじ込まれる。それによって、上
腕頭部ねじ8の切れ目をつけられた頭部32が離れるように押され、それによっ
てプレート4にしっかり締め付けられる(挟んで動かなくされる)。
【0022】 締め付け装置(挟み込み装置)38の別の選択可能なものを図5が示す。上腕
頭部ねじ8のこの種の固定(締め付け)の場合には、ねじ頭部39に境を接して
いるシャフト部が雄ねじ部(外ねじ部)40として構成されており、プレート4
におけるガイド部として用いられるねじ受容部41が対応する雌ねじ部(内ねじ
部)として構成されている。プレート4における当該ねじ部の内のり直径は、ね
じ端部におけるねじ8の海綿質ねじ部(Spongiosagewinde)の直径と少なくとも
同じ大きさである。上腕頭部ねじ8が差し込まれ得るように、ねじ端部における
海綿質ねじ部及びねじ頭部ねじ部40のピッチは、ほぼ等しくなければならない
。それに加えて、ねじ部ピッチ40は、セルフロッキング(Selbsthemmung)が保 証されているように決められていなければならない。上腕頭部ねじ8のねじ込み
の際には、これが最終的にしっかり回して固定される。それによってプレート4
における上腕頭部ねじ8の確実な固定(締め付け)が達成される。
【0023】 この変形例は、その前に述べた両方の変形例と比べて断片間の圧縮(interfrag
mentaere Kompression)を許さないないしは最小限の断片間の圧縮しか許さない 。それによって、それは、機能に関して上腕頭部の内部での固定具(Fixateur)の
ように働く。
【0024】 上腕頭部ねじの上記のガイド部の延びる方向に対して横向きに、前記プレート
に孔42、43が設けられており、当該孔が裂き取られた結節(Tubercula)の再 固定のためのワイヤ折骨端周囲縫合(Drahtcerclage)あるいはPDSコード(PDS-
Kordel)の受容に用いられる。
【0025】 構造に関して長さを除いてねじ9に合致するねじ8が図6に示されている。こ
のねじは、ねじ頭部44、ねじシャフト部45、及びねじ部(ねじ山部)52か
らなる。ねじシャフト部45は、頭部44に向かってさしあたり円錐形に形成さ
れている。その結果、それは、頭部44の領域において太くなる。一部のシャフ
ト区間(Schaftstrecke)にわたって形成された太くされたこのシャフト部分46 は、残りのシャフト部直径48に比べてより大きくされているシャフト部直径4
7をもつ。ねじ部52の外径49は、シャフト部分45の直径48よりも大きい
。しかしながら、太くされたシャフト部分46の直径47より小さいか等しい大
きさである。ねじ8は、特別のガイドワイヤシステムにより配置され得るように
中心の孔50を有し、ねじ頭部44にねじ8を回して締めるための六角穴51が
設けられている。 必要なねじ長の適合を保証するために、これらのねじのねじ長は40mmと80
mmとの間で5mm間隔で与えられている。このことは、異なる骨折(Brueche)及び 異なる骨のためにそのときどきに適切なねじ長を選択することを可能にする。
【0026】 当該ねじは、海綿質ねじ部を備えている。このようなねじ部の図が図7に描か
れている。本発明に係る使用領域のためには、6.5mm海綿質ねじ部を備える市
販のねじでなく、8.5mm海綿質ねじ部を備えるねじが考慮にいれられる。この
ねじは、骨における明らかに高められた保持力を導き、それゆえに、ひどく骨粗
鬆的に変えられた骨(stark osteoporotisch veraendertem Knochen)の場合に使 用するためにも適している。
【0027】 図8に示されたプレート構造は、本質的に、図1に係るプレート構造に合致す
る。しかしながら、上腕頭部ねじの受容部の領域において、当該プレートは明ら
かにより薄く構成されている。上腕頭部ねじ53及び54は、図1に示されたよ
うなレンズ状頭部(膨らんだ頭部、Linsenkopf)をもはやもっておらず、ガイド
シャフト部55ないし56で終わる。プレート57において上腕頭部ねじ53な
いし54にアバットメント(支え台、Widerlager)を与えるために、図9に示さ
れているように、プレート57において孔58が一貫しておらず、骨59への接
触部にすぐのところで約15°の角度60で低下する(軽減される)。
【0028】 それとともに、プレート57における孔58の傾いた姿勢(状態)によって、
ねじ54ないしねじ53のアバットメントとして用いられる「突出部」が発生す
る。上腕頭部ねじ53ないし54の海綿質ねじ部61は、狭くされた孔58を通
っても問題なく差し込まれ得る程度に小さい外径をもつか、あるいは、当該上腕
頭部ねじが孔58の狭くなった箇所の領域において問題なくねじ込まれ得るよう
に「突出部」と海綿質ねじ部とが互いに調和させられている。
【0029】 この有利な実施形態によって、プレート57はプレート4よりも約25%〜3
0%だけ薄く(幅狭に)形成され得る。それの最大の幅は、もはや7mmにすぎな
い。それと比較して、皮質性ねじ62、63、64はプレート57にシャフト部
(幹部)において約6mmを課する。
【0030】 構造の結果として、把持顎ねじ65のねじ部がM5からM4に低下させられ、
PDSコードないしはワイヤの受容のための孔66がプレート57の上側端部へ
移動させられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面図である。
【図2】 把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図である
【図3】 詳細として把持顎ねじのポジショニングを示す図である。
【図4】 プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示す図で
ある。
【図5】 ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示す図である。
【図6】 上腕頭部ねじを示す図である。
【図7】 図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示す図である。
【図8】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断面図で
ある。
【図9】 図8からの拡大された詳細図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月21日(1999.12.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 骨折の固定のためのインプラント
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、プレートを備え、当該プレートにねじのための孔が配置されており
、その際当該プレートが上腕頭部ねじのためのガイド部を有し、それが上腕頭部
ねじを当該プレートに対して角度をもって安定して保持する、結節の関与をとも
なうあるいは結節の関与なしの上腕頭部の領域における上腕の骨折部の固定のた
めのインプラントに関する。
【0002】 当該種類に係るインプラントとして、US 5,693,055により、ねじ頭部における
力を吸収し且つ上腕の幹骨におけるより大きくされた支持面によって骨幹部にお
けるよりわずかな応力が達成されるという座金兼ガイドディスクが知られている
。このガイドプレートは、幹骨に座金の意味でのっており且つ単に上腕頭部に組
み込まれるねじによって幹骨に対して固着される。従って、米国特許5,693,055 に記載されたインプラントの機能は、上腕頭部におけるねじ力及びこれによって
生み出される断片間の圧縮に頼らざるを得ない。しかしながら、それは、経験に
よれば数時間から数日の範囲内での規則的に始まる骨焼結(Knochensinterung)の
結果弱まる。
【0003】 別のインプラントがUS 4,657,001により知られている。しかしながら、このイ
ンプラントは、上腿部領域(Oberschenkelbereich)にだけ適しており、同様に断 片間の圧縮を導く。
【0004】 それゆえに、本発明は、はじめに述べた種類のインプラントを、それによって
骨折部の簡単な確実な固定(安定化)が獲得され得るように構成することを課題
とする。
【0005】 この課題は、プレートが、上腕頭部ねじをシャフト方向における移動に対して
安定に、好ましくは取り外し可能に、固定する締め付け装置(挟み込み装置)を
有することによって解決される。
【0006】 このような締め付け装置は、当該プレートに対して相対的なねじの運動をブロ
ックし、且つそれによって、上腕の激しい運動の際にもゆるむ可能性のない動か
ない保持インプラント(Halteimplantat)をもたらす。このメカニズムによって、
骨焼結が妨げられる。
【0007】 二つの上腕頭部ねじの使用の際には、骨の頭部断片と幹部断片との互いに対し
ての角度の固定した固着が保証されるだけでなく、さらに付加的に上腕頭部ねじ
をゆるめることを例えば振り子運動(Pendeluebungen)の際に阻止する回転(自転
)安定性も獲得される。
【0008】 一つの実施例は、当該ガイド部が孔部であり、当該孔部の横断面が上腕頭部ね
じのシャフト部直径に合致することを考慮にいれる。これらのガイド部は、ねじ
をある角度で保持するためにプレート厚を利用する。このために当該孔の内径が
少なくとも一部の孔部分でねじのシャフト領域の外径に精密に適合させられる。
その結果、ねじが当該孔に差し込まれ得るが、しかしながらその後もはやねじシ
ャフト部の軸線の方向において移動させられ得るにすぎない。この形態は、特定
のプレート厚を要求するが、しかしながらそれは、プレート表面を越えて突き出
ているあるいは逆に骨内へ突き出ているガイド部をいっそう好むべきものである
【0009】 当該ガイド部によって設定される角度は、例えば、上腕頭部の生理学的な角度
に相当すべきであるだろう。従って、上腕幹部の縦軸線(長手方向軸線)に対し
て測定して、35°と40°との間の、好ましくは37.5°の角度が提案され
る。
【0010】 締め付け装置の有利な構成は、上腕頭部ねじの孔の間に横方向孔を伴うスリッ
トが設けられていることを考慮にいれる。この横方向孔にはねじが、当該ねじを
締めることによって当該スリットがせばめられるように組み込まれ得る。このこ
とは、前記孔の直径が軽度に変形させられてそれによって上腕頭部ねじがそれの
角度状態の維持のもとで固定されることを導く。
【0011】 好ましくは上腕頭部ねじの孔が互いに平行に、それらの軸線が上腕幹部の縦軸
線とともに一つの平面内にあるように配置されている。それによって、上腕頭部
ねじの軸線は上腕幹部の縦軸線と予め定められた角度で、好ましくは35°〜4
0°で交差する。一つの線上における当該ねじのこの配置は、骨折領域における
骨の非常に幅の狭い露出での手術を可能にする。このことは、迅速な骨の治癒に
通じる。なぜならば、血行不全が回避されるからである。
【0012】 ちぎれた結節の再固定(Refixation)のためのワイヤ折骨端周囲縫合あるいはP
DSコードを受け入れるために、当該プレートにそれの上側及び下側に対して平
行に延びている孔を設けることが提案される。これらの孔は、好ましくはプレー
ト先端部に及び締め付け装置の領域に設けられている。
【0013】 当該プレートの有利な形態は、非常にコンパクトに形成されている。このプレ
ートは、100mmの最大長、12mmの最大幅をもち、それの厚さは4mmと9.5
mmとの間にある。ねじガイド部の特別な形は、最大約7mmのプレート厚を許す。
それの造形において、当該プレートは、基部に近い上腕骨(Humerus)の領域にお ける解剖学上の状況に適合させられている。下側の部分において、当該プレート
は、市販の皮質性ねじで上腕幹部の基部に近い部分にねじ締め固定される。この
関節近傍の領域にあまり大きな曲げモーメントが発生しないので、三つのねじに
よる固定が十分である。上腕幹部領域に入った骨折を手当てするために、当該プ
レートは、上腕幹部の領域に相応に増やされた数のねじ孔を備えてより長く構成
されてもよい。
【0014】 本発明のさまざまな実施例が図面に示されており、以下に詳細に説明される。 図1は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面を示し、 図2は、把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図
を示し、 図3は、詳細として把持顎ねじのポジショニングを示し、 図4は、プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示
し、 図5は、ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示し、 図6は、上腕頭部ねじを示し、 図7は、図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示し、 図8は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断
面を示し、 図9は、図8からの拡大された詳細図を示す。
【0015】 図1は、基部に近い上腕骨骨折部(Humerusfraktur)、ネーア(Neer)によるタイ
プIII、を伴う上腕骨を示す。折れた上腕の描かれた部分は、上腕頭部(Oberarmk
opf)2と上腕幹部(Oberarmschaft)3の基部に近い部分からなる。プレート4は 、基部に近い上腕骨(Humerus)に当接し、それの造形において、基部に近い上腕 骨の領域における解剖学上の状況(関係、Verhaeltnisse)に適合させられている
。当該プレートの全長は95mmである。それの厚さは、上腕幹部の基部に近い部
分の領域でほぼ4mmであり、上腕頭部の領域において9.5mmに増大させられて
いる。当該プレートの幅は最大で12mmである。
【0016】 このプレートは、下側の部分において、市販の皮質性ねじ(中枢性ねじ、Cort
icalisschrauben)5、6、7によって上腕幹部の基部に近い部分3にねじ締め 固定されている。特有の上腕頭部ねじ8及び9のための受容部は、プレート4の
上側の部分に、プレート4における上腕頭部ねじ8、9の確実な締め付け(挟ん
で動かなくすること)を可能にする把持顎(Spannbacken)10として構成されて いる。
【0017】 図2は、抜き出して描かれたプレート4を縮尺どおりの図示で示す。プレート
4の下側の部分11には、一列に三つの孔12、13、14が設けられている。
これらの孔のうちの中央の孔13は長穴(スロット)として構成されている。こ
れらの孔は、市販の皮質性ねじ5、6、7の受容のために形成されている。当該
プレートは、これらの孔の間に、狭隘部(くびれ部、Einschnuerungen)15及 び16を有する。それによって、当該プレートにおけるより均斉のとれた応力分
散(ストレス分布、Spannungsverteilung)が達成される。接触面17は、平坦 ではなく、凹面に作りあげられている。それによって、当該プレートが上腕骨の
表面により良好に当接する。
【0018】 線18及び19は、当該プレートの凹面の造形に基づいて描写するに至る狭隘
部15及び16の目に見えるエッジ(Sichtkanten)である。つまりここではへこ みではなく、プレートが面でのっている。
【0019】 プレート4の上側の部分20は、上腕頭部ねじ8及び9のための受容部として
ガイド部21、22を有する。これらのガイド部は、上腕縦軸線(上腕長手方向
軸線)に対して37.5゜の角度23で設けられている。これは、ほぼ上腕頭部
の生理学的な角度に合致する。これらのガイド部は、ねじ頭部24の受容のため
のより大きい直径と太くされたねじシャフト部25の受容のためのいくらか小さ
い直径とを有する孔として形成されている。ガイド部21、22の深さは、従っ
てこの領域におけるプレート4の厚さは、ねじ8ないし9に予め決められた角度
状態における確実な支え(保持)を与えるために当該ガイド部の長さがまさに十
分であるように選択されている。
【0020】 プレート4の上側の部分20の図2に示された平面図は、プレート4がガイド
部として用いられる孔21、22の間にスリット(Spalt)を有することを示す。 このスリットに対して横向きに(横切って)、孔26が設けられており、当該孔
に把持顎ねじ(Spannbackenschraube)27がねじ込まれ得る。
【0021】 把持顎装置(Spannbackeneinrichtung)28を用いてのねじ8及び9、特にそれ
らの太くされた部分25の挟み込みを、図3が示す。孔26のねじ部(ねじ山部
)への把持顎ねじ27のねじ込みによって、プレート4の、スリット29の両側
に位置する部分が、互いに接近するように動かされる。その結果、スリット29
が狭くなる。それによって、ガイド部21、22の横断面もほんの少しだけ変形
させられる。その結果、ガイド部の壁部がねじ8ないし9の太くされたシャフト
部25に押しつけられる。それによって、ねじ8及び9が決められた(固定され
た)角度状態に加えてねじ軸線30のまわりでの回転(ねじり)及びねじ軸線3
0の方向における移動(変位)に対して固定される。
【0022】 別の締め付け装置(挟み込み装置)31を図4が示す。プレート4における上
腕頭部ねじ8ないし9のこの種の固定(締め付け、Verspannung)の場合には、 ねじ頭部32が切れ目をつけられており、内部に円錐形の孔33とねじ部(ねじ
山部)34とを備えている。ねじ部34の内側端部には、ねじ内において六角穴
(Innensechskant)35が隣接する。当該六角穴によって、ねじ8が上腕頭部内へ
ねじ込まれ得る。ねじ8のねじ込みの後に、円錐ねじ(Konusschraube)36が同 様に六角穴37によってねじ8のねじ部33にねじ込まれる。それによって、上
腕頭部ねじ8の切れ目をつけられた頭部32が離れるように押され、それによっ
てプレート4にしっかり締め付けられる(挟んで動かなくされる)。
【0023】 締め付け装置(挟み込み装置)38の別の選択可能なものを図5が示す。上腕
頭部ねじ8のこの種の固定(締め付け)の場合には、ねじ頭部39に境を接して
いるシャフト部が雄ねじ部(外ねじ部)40として構成されており、プレート4
におけるガイド部として用いられるねじ受容部41が対応する雌ねじ部(内ねじ
部)として構成されている。プレート4における当該ねじ部の内のり直径は、ね
じ端部におけるねじ8の海綿質ねじ部(Spongiosagewinde)の直径と少なくとも
同じ大きさである。上腕頭部ねじ8が差し込まれ得るように、ねじ端部における
海綿質ねじ部及びねじ頭部ねじ部40のピッチは、ほぼ等しくなければならない
。それに加えて、ねじ部ピッチ40は、セルフロッキング(Selbsthemmung)が保 証されているように決められていなければならない。上腕頭部ねじ8のねじ込み
の際には、これが最終的にしっかり回して固定される。それによってプレート4
における上腕頭部ねじ8の確実な固定(締め付け)が達成される。
【0024】 この変形例は、その前に述べた両方の変形例と比べて断片間の圧縮(interfrag
mentaere Kompression)を許さないないしは最小限の断片間の圧縮しか許さない 。それによって、それは、機能に関して上腕頭部の内部での固定具(Fixateur)の
ように働く。
【0025】 上腕頭部ねじの上記のガイド部の延びる方向に対して横向きに、前記プレート
に孔42、43が設けられており、当該孔が裂き取られた結節(Tubercula)の再 固定のためのワイヤ折骨端周囲縫合(Drahtcerclage)あるいはPDSコード(PDS-
Kordel)の受容に用いられる。
【0026】 構造に関して長さを除いてねじ9に合致するねじ8が図6に示されている。こ
のねじは、ねじ頭部44、ねじシャフト部45、及びねじ部(ねじ山部)52か
らなる。ねじシャフト部45は、頭部44に向かってさしあたり円錐形に形成さ
れている。その結果、それは、頭部44の領域において太くなる。一部のシャフ
ト区間(Schaftstrecke)にわたって形成された太くされたこのシャフト部分46 は、残りのシャフト部直径48に比べてより大きくされているシャフト部直径4
7をもつ。ねじ部52の外径49は、シャフト部分45の直径48よりも大きい
。しかしながら、太くされたシャフト部分46の直径47より小さいか等しい大
きさである。ねじ8は、特別のガイドワイヤシステムにより配置され得るように
中心の孔50を有し、ねじ頭部44にねじ8を回して締めるための六角穴51が
設けられている。 必要なねじ長の適合を保証するために、これらのねじのねじ長は40mmと80
mmとの間で5mm間隔で与えられている。このことは、異なる骨折(Brueche)及び 異なる骨のためにそのときどきに適切なねじ長を選択することを可能にする。
【0027】 当該ねじは、海綿質ねじ部を備えている。このようなねじ部の図が図7に描か
れている。本発明に係る使用領域のためには、6.5mm海綿質ねじ部を備える市
販のねじでなく、8.5mm海綿質ねじ部を備えるねじが考慮にいれられる。この
ねじは、骨における明らかに高められた保持力を導き、それゆえに、ひどく骨粗
鬆的に変えられた骨(stark osteoporotisch veraendertem Knochen)の場合に使 用するためにも適している。
【0028】 図8に示されたプレート構造は、本質的に、図1に係るプレート構造に合致す
る。しかしながら、上腕頭部ねじの受容部の領域において、当該プレートは明ら
かにより薄く構成されている。上腕頭部ねじ53及び54は、図1に示されたよ
うなレンズ状頭部(膨らんだ頭部、Linsenkopf)をもはやもっておらず、ガイド
シャフト部55ないし56で終わる。プレート57において上腕頭部ねじ53な
いし54にアバットメント(支え台、Widerlager)を与えるために、図9に示さ
れているように、プレート57において孔58が一貫しておらず、骨59への接
触部にすぐのところで約15°の角度60で低下する(軽減される)。
【0029】 それとともに、プレート57における孔58の傾いた姿勢(状態)によって、
ねじ54ないしねじ53のアバットメントとして用いられる「突出部」が発生す
る。上腕頭部ねじ53ないし54の海綿質ねじ部61は、狭くされた孔58を通
っても問題なく差し込まれ得る程度に小さい外径をもつか、あるいは、当該上腕
頭部ねじが孔58の狭くなった箇所の領域において問題なくねじ込まれ得るよう
に「突出部」と海綿質ねじ部とが互いに調和させられている。
【0030】 この有利な実施形態によって、プレート57はプレート4よりも約25%〜3
0%だけ薄く(幅狭に)形成され得る。それの最大の幅は、もはや7mmにすぎな
い。それと比較して、皮質性ねじ62、63、64はプレート57にシャフト部
(幹部)において約6mmを課する。
【0031】 構造の結果として、把持顎ねじ65のねじ部がM5からM4に低下させられ、
PDSコードないしはワイヤの受容のための孔66がプレート57の上側端部へ
移動させられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面図である。
【図2】 把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図である
【図3】 詳細として把持顎ねじのポジショニングを示す図である。
【図4】 プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示す図で
ある。
【図5】 ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示す図である。
【図6】 上腕頭部ねじを示す図である。
【図7】 図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示す図である。
【図8】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断面図で
ある。
【図9】 図8からの拡大された詳細図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月30日(2000.5.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 骨折の固定のためのインプラント
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、プレートを備え、当該プレートにねじのための孔が配置されており
、その際当該プレートが上腕頭部ねじのためのガイド部を有し、それが上腕頭部
ねじを当該プレートに対して角度をもって安定して保持する、結節の関与をとも
なうあるいは結節の関与なしの上腕頭部の領域における上腕の骨折部の固定のた
めのインプラントに関する。
【0002】 当該種類に係るインプラントとして、US 5,693,055により、ねじ頭部における
力を吸収し且つ上腕の幹骨におけるより大きくされた支持面によって骨幹部にお
けるよりわずかな応力が達成されるという座金兼ガイドディスクが知られている
。このガイドプレートは、幹骨に座金の意味でのっており且つ単に上腕頭部に組
み込まれるねじによって幹骨に対して固着される。従って、米国特許5,693,055 に記載されたインプラントの機能は、上腕頭部におけるねじ力及びこれによって
生み出される断片間の圧縮に頼らざるを得ない。しかしながら、それは、経験に
よれば数時間から数日の範囲内での規則的に始まる骨焼結(Knochensinterung)の
結果弱まる。
【0003】 別のインプラントがUS 4,657,001により知られている。しかしながら、このイ
ンプラントは、上腿部領域(Oberschenkelbereich)にだけ適しており、同様に断 片間の圧縮を導く。
【0004】 それゆえに、本発明は、はじめに述べた種類のインプラントを、それによって
骨折部の簡単な確実な固定(安定化)が獲得され得るように構成することを課題
とする。
【0005】 この課題は、プレートが、上腕頭部ねじをシャフト方向における移動に対して
安定に、好ましくは取り外し可能に、固定する締め付け装置(挟み込み装置)を
有することによって解決される。
【0006】 このような締め付け装置は、当該プレートに対して相対的なねじの運動をブロ
ックし、且つそれによって、上腕の激しい運動の際にもゆるむ可能性のない動か
ない保持インプラント(Halteimplantat)をもたらす
【0007】 二つの上腕頭部ねじの使用の際には、骨の頭部断片と幹部断片との互いに対し
ての角度の固定した固着が保証されるだけでなく、さらに付加的に上腕頭部ねじ
をゆるめることを例えば振り子運動(Pendeluebungen)の際に阻止する回転(自転
)安定性も獲得される。
【0008】 一つの実施例は、当該ガイド部が孔部であり、当該孔部の横断面が上腕頭部ね
じのシャフト部直径に合致することを考慮にいれる。これらのガイド部は、ねじ
をある角度で保持するためにプレート厚を利用する。このために当該孔の内径が
少なくとも一部の孔部分でねじのシャフト領域の外径に精密に適合させられる。
その結果、ねじが当該孔に差し込まれ得るが、しかしながらその後もはやねじシ
ャフト部の軸線の方向において移動させられ得るにすぎない。この形態は、特定
のプレート厚を要求するが、しかしながらそれは、プレート表面を越えて突き出
ているあるいは逆に骨内へ突き出ているガイド部をいっそう好むべきものである
【0009】 当該ガイド部によって設定される角度は、例えば、上腕頭部の生理学的な角度
に相当すべきであるだろう。従って、上腕幹部の縦軸線(長手方向軸線)に対し
て測定して、35°と40°との間の、好ましくは37.5°の角度が提案され
る。
【0010】 締め付け装置の有利な構成は、上腕頭部ねじの孔の間に横方向孔を伴うスリッ
トが設けられていることを考慮にいれる。この横方向孔にはねじが、当該ねじを
締めることによって当該スリットがせばめられるように組み込まれ得る。このこ
とは、前記孔の直径が軽度に変形させられてそれによって上腕頭部ねじがそれの
角度状態の維持のもとで固定されることを導く。
【0011】 好ましくは上腕頭部ねじの孔が互いに平行に、それらの軸線が上腕幹部の縦軸
線とともに一つの平面内にあるように配置されている。それによって、上腕頭部
ねじの軸線は上腕幹部の縦軸線と予め定められた角度で、好ましくは35°〜4
0°で交差する。一つの線上における当該ねじのこの配置は、骨折領域における
骨の非常に幅の狭い露出での手術を可能にする。このことは、迅速な骨の治癒に
通じる。なぜならば、血行不全が回避されるからである。
【0012】 ちぎれた結節の再固定(Refixation)のためのワイヤ折骨端周囲縫合あるいはP
DSコードを受け入れるために、当該プレートにそれの上側及び下側に対して平
行に延びている孔を設けることが提案される。これらの孔は、好ましくはプレー
ト先端部に及び締め付け装置の領域に設けられている。
【0013】 当該プレートの有利な形態は、非常にコンパクトに形成されている。このプレ
ートは、100mmの最大長、12mmの最大幅をもち、それの厚さは4mmと9.5
mmとの間にある。ねじガイド部の特別な形は、最大約7mmのプレート厚を許す。
それの造形において、当該プレートは、基部に近い上腕骨(Humerus)の領域にお ける解剖学上の状況に適合させられている。下側の部分において、当該プレート
は、市販の皮質性ねじで上腕幹部の基部に近い部分にねじ締め固定される。この
関節近傍の領域にあまり大きな曲げモーメントが発生しないので、三つのねじに
よる固定が十分である。上腕幹部領域に入った骨折を手当てするために、当該プ
レートは、上腕幹部の領域に相応に増やされた数のねじ孔を備えてより長く構成
されてもよい。
【0014】 本発明のさまざまな実施例が図面に示されており、以下に詳細に説明される。 図1は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面を示し、 図2は、把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図
を示し、 図3は、詳細として把持顎ねじのポジショニングを示し、 図4は、プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示
し、 図5は、ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示し、 図6は、上腕頭部ねじを示し、 図7は、図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示し、 図8は、ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断
面を示し、 図9は、図8からの拡大された詳細図を示す。
【0015】 図1は、基部に近い上腕骨骨折部(Humerusfraktur)、ネーア(Neer)によるタイ
プIII、を伴う上腕骨を示す。折れた上腕の描かれた部分は、上腕頭部(Oberarmk
opf)2と上腕幹部(Oberarmschaft)3の基部に近い部分からなる。プレート4は 、基部に近い上腕骨(Humerus)に当接し、それの造形において、基部に近い上腕 骨の領域における解剖学上の状況(関係、Verhaeltnisse)に適合させられている
。当該プレートの全長は95mmである。それの厚さは、上腕幹部の基部に近い部
分の領域でほぼ4mmであり、上腕頭部の領域において9.5mmに増大させられて
いる。当該プレートの幅は最大で12mmである。
【0016】 このプレートは、下側の部分において、市販の皮質性ねじ(中枢性ねじ、Cort
icalisschrauben)5、6、7によって上腕幹部の基部に近い部分3にねじ締め 固定されている。特有の上腕頭部ねじ8及び9のための受容部は、プレート4の
上側の部分に、プレート4における上腕頭部ねじ8、9の確実な締め付け(挟ん
で動かなくすること)を可能にする把持顎(Spannbacken)10として構成されて いる。
【0017】 図2は、抜き出して描かれたプレート4を縮尺どおりの図示で示す。プレート
4の下側の部分11には、一列に三つの孔12、13、14が設けられている。
これらの孔のうちの中央の孔13は長穴(スロット)として構成されている。こ
れらの孔は、市販の皮質性ねじ5、6、7の受容のために形成されている。当該
プレートは、これらの孔の間に、狭隘部(くびれ部、Einschnuerungen)15及 び16を有する。それによって、当該プレートにおけるより均斉のとれた応力分
散(ストレス分布、Spannungsverteilung)が達成される。接触面17は、平坦 ではなく、凹面に作りあげられている。それによって、当該プレートが上腕骨の
表面により良好に当接する。
【0018】 線18及び19は、当該プレートの凹面の造形に基づいて描写するに至る狭隘
部15及び16の目に見えるエッジ(Sichtkanten)である。つまりここではへこ みではなく、プレートが面でのっている。
【0019】 プレート4の上側の部分20は、上腕頭部ねじ8及び9のための受容部として
ガイド部21、22を有する。これらのガイド部は、上腕縦軸線(上腕長手方向
軸線)に対して37.5゜の角度23で設けられている。これは、ほぼ上腕頭部
の生理学的な角度に合致する。これらのガイド部は、ねじ頭部24の受容のため
のより大きい直径と太くされたねじシャフト部25の受容のためのいくらか小さ
い直径とを有する孔として形成されている。ガイド部21、22の深さは、従っ
てこの領域におけるプレート4の厚さは、ねじ8ないし9に予め決められた角度
状態における確実な支え(保持)を与えるために当該ガイド部の長さがまさに十
分であるように選択されている。
【0020】 プレート4の上側の部分20の図2に示された平面図は、プレート4がガイド
部として用いられる孔21、22の間にスリット(Spalt)を有することを示す。 このスリットに対して横向きに(横切って)、孔26が設けられており、当該孔
に把持顎ねじ(Spannbackenschraube)27がねじ込まれ得る。
【0021】 把持顎装置(Spannbackeneinrichtung)28を用いてのねじ8及び9、特にそれ
らの太くされた部分25の挟み込みを、図3が示す。孔26のねじ部(ねじ山部
)への把持顎ねじ27のねじ込みによって、プレート4の、スリット29の両側
に位置する部分が、互いに接近するように動かされる。その結果、スリット29
が狭くなる。それによって、ガイド部21、22の横断面もほんの少しだけ変形
させられる。その結果、ガイド部の壁部がねじ8ないし9の太くされたシャフト
部25に押しつけられる。それによって、ねじ8及び9が決められた(固定され
た)角度状態に加えてねじ軸線30のまわりでの回転(ねじり)及びねじ軸線3
0の方向における移動(変位)に対して固定される。
【0022】 別の締め付け装置(挟み込み装置)31を図4が示す。プレート4における上
腕頭部ねじ8ないし9のこの種の固定(締め付け、Verspannung)の場合には、 ねじ頭部32が切れ目をつけられており、内部に円錐形の孔33とねじ部(ねじ
山部)34とを備えている。ねじ部34の内側端部には、ねじ内において六角穴
(Innensechskant)35が隣接する。当該六角穴によって、ねじ8が上腕頭部内へ
ねじ込まれ得る。ねじ8のねじ込みの後に、円錐ねじ(Konusschraube)36が同 様に六角穴37によってねじ8のねじ部33にねじ込まれる。それによって、上
腕頭部ねじ8の切れ目をつけられた頭部32が離れるように押され、それによっ
てプレート4にしっかり締め付けられる(挟んで動かなくされる)。
【0023】 締め付け装置(挟み込み装置)38の別の選択可能なものを図5が示す。上腕
頭部ねじ8のこの種の固定(締め付け)の場合には、ねじ頭部39に境を接して
いるシャフト部が雄ねじ部(外ねじ部)40として構成されており、プレート4
におけるガイド部として用いられるねじ受容部41が対応する雌ねじ部(内ねじ
部)として構成されている。プレート4における当該ねじ部の内のり直径は、ね
じ端部におけるねじ8の海綿質ねじ部(Spongiosagewinde)の直径と少なくとも
同じ大きさである。上腕頭部ねじ8が差し込まれ得るように、ねじ端部における
海綿質ねじ部及びねじ頭部ねじ部40のピッチは、ほぼ等しくなければならない
。それに加えて、ねじ部ピッチ40は、セルフロッキング(Selbsthemmung)が保 証されているように決められていなければならない。上腕頭部ねじ8のねじ込み
の際には、これが最終的にしっかり回して固定される。それによってプレート4
における上腕頭部ねじ8の確実な固定(締め付け)が達成される。
【0024】 この変形例は、その前に述べた両方の変形例と比べて断片間の圧縮(interfrag
mentaere Kompression)を許さないないしは最小限の断片間の圧縮しか許さない 。それによって、それは、機能に関して上腕頭部の内部での固定具(Fixateur)の
ように働く。
【0025】 上腕頭部ねじの上記のガイド部の延びる方向に対して横向きに、前記プレート
に孔42、43が設けられており、当該孔が裂き取られた結節(Tubercula)の再 固定のためのワイヤ折骨端周囲縫合(Drahtcerclage)あるいはPDSコード(PDS-
Kordel)の受容に用いられる。
【0026】 構造に関して長さを除いてねじ9に合致するねじ8が図6に示されている。こ
のねじは、ねじ頭部44、ねじシャフト部45、及びねじ部(ねじ山部)52か
らなる。ねじシャフト部45は、頭部44に向かってさしあたり円錐形に形成さ
れている。その結果、それは、頭部44の領域において太くなる。一部のシャフ
ト区間(Schaftstrecke)にわたって形成された太くされたこのシャフト部分46 は、残りのシャフト部直径48に比べてより大きくされているシャフト部直径4
7をもつ。ねじ部52の外径49は、シャフト部分45の直径48よりも大きい
。しかしながら、太くされたシャフト部分46の直径47より小さいか等しい大
きさである。ねじ8は、特別のガイドワイヤシステムにより配置され得るように
中心の孔50を有し、ねじ頭部44にねじ8を回して締めるための六角穴51が
設けられている。 必要なねじ長の適合を保証するために、これらのねじのねじ長は40mmと80
mmとの間で5mm間隔で与えられている。このことは、異なる骨折(Brueche)及び 異なる骨のためにそのときどきに適切なねじ長を選択することを可能にする。
【0027】 当該ねじは、海綿質ねじ部を備えている。このようなねじ部の図が図7に描か
れている。本発明に係る使用領域のためには、6.5mm海綿質ねじ部を備える市
販のねじでなく、8.5mm海綿質ねじ部を備えるねじが考慮にいれられる。この
ねじは、骨における明らかに高められた保持力を導き、それゆえに、ひどく骨粗
鬆的に変えられた骨(stark osteoporotisch veraendertem Knochen)の場合に使 用するためにも適している。
【0028】 図8に示されたプレート構造は、本質的に、図1に係るプレート構造に合致す
る。しかしながら、上腕頭部ねじの受容部の領域において、当該プレートは明ら
かにより薄く構成されている。上腕頭部ねじ53及び54は、図1に示されたよ
うなレンズ状頭部(膨らんだ頭部、Linsenkopf)をもはやもっておらず、ガイド
シャフト部55ないし56で終わる。プレート57において上腕頭部ねじ53な
いし54にアバットメント(支え台、Widerlager)を与えるために、図9に示さ
れているように、プレート57において孔58が一貫しておらず、骨59への接
触部にすぐのところで約15°の角度60で低下する(軽減される)。
【0029】 それとともに、プレート57における孔58の傾いた姿勢(状態)によって、
ねじ54ないしねじ53のアバットメントとして用いられる「突出部」が発生す
る。上腕頭部ねじ53ないし54の海綿質ねじ部61は、狭くされた孔58を通
っても問題なく差し込まれ得る程度に小さい外径をもつか、あるいは、当該上腕
頭部ねじが孔58の狭くなった箇所の領域において問題なくねじ込まれ得るよう
に「突出部」と海綿質ねじ部とが互いに調和させられている。
【0030】 この有利な実施形態によって、プレート57はプレート4よりも約25%〜3
0%だけ薄く(幅狭に)形成され得る。それの最大の幅は、もはや7mmにすぎな
い。それと比較して、皮質性ねじ62、63、64はプレート57にシャフト部
(幹部)において約6mmを課する。
【0031】 構造の結果として、把持顎ねじ65のねじ部がM5からM4に低下させられ、
PDSコードないしはワイヤの受容のための孔66がプレート57の上側端部へ
移動させられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの縦断面図である。
【図2】 把持顎ねじを備える抜き出して描かれたプレートのいくつかの見方の図である
【図3】 詳細として把持顎ねじのポジショニングを示す図である。
【図4】 プレート座の領域における上腕頭部ねじの固定のための別の可能性を示す図で
ある。
【図5】 ねじ頭部ねじ部を用いての固定のための別の選択可能なものを示す図である。
【図6】 上腕頭部ねじを示す図である。
【図7】 図6に示す上腕頭部ねじのねじ部の一部分を示す図である。
【図8】 ねじで上腕骨に固定されたプレートの一つの選択可能な実施形態の縦断面図で
ある。
【図9】 図8からの拡大された詳細図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート(4)を備え、 それにねじ(5、6、7)のための孔(12、13、14)が配置されている
    、 結節の関与のあるあるいは結節の関与のない上腕頭部の領域における上腕の骨折
    の固定のためのインプラントにおいて、 プレート(4)が好ましくは二つの上腕頭部ねじ(8、9)のためのガイド部
    (21、22)を有し、 それが上腕頭部ねじ(8、9)をプレート(4)に対して角度(23)をもっ
    て安定して保持する ことを特徴とするインプラント。
  2. 【請求項2】 ガイド部(21、22)が孔部であり、当該孔部の横断面が
    上腕頭部ねじ(8、9)のシャフト部直径(47)に相当することを特徴とする
    、請求項1に記載のインプラント。
  3. 【請求項3】 前記角度(2、3)が35°と40°との間にあり、好まし
    くは37.5°であることを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載のイ
    ンプラント。
  4. 【請求項4】 プレート(4)が締め付け装置(28、31、38)を有し
    、当該締め付け装置が上腕頭部ねじ(8、9)をシャフト方向における移動に対
    してあるいはねじシャフト部(45)のまわりでの回転に対して安定に、好まし
    くは解消可能に固定することを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載の
    インプラント。
  5. 【請求項5】 前記プレートが締め付け装置として上腕頭部ねじ(8、9)
    の孔(21、22)の間に横方向孔(26)を備えるスリット(29)を有する
    ことを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載のインプラント。
  6. 【請求項6】 上腕頭部ねじ(8、9)の孔軸線(21、22)が上腕幹部
    の縦軸線を含む平面に位置することを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に
    記載のインプラント。
  7. 【請求項7】 プレート(4)がそれの上側及び下側に対して平行に延びる
    孔(42、43)を有することを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載
    のインプラント。
  8. 【請求項8】 プレート(4)が約6〜8mmの最大厚さを有することを特徴
    とする、上記請求項のいずれか一項に記載のインプラント。
  9. 【請求項9】 プレート(4)が12mmの最大幅を有することを特徴とする
    、上記請求項のいずれか一項に記載のインプラント。
  10. 【請求項10】 ねじ頭部と、境を接するシャフト部直径(48)よりも大
    きいねじ部外径(49)とを備える外科における使用のためのねじにおいて、シ
    ャフト部直径(47)が、ねじ頭部(44)の領域にて少なくともねじ部外径(
    49)と同じ大きさであり、ねじ頭部の直径よりも小さいことを特徴とするねじ
  11. 【請求項11】 当該ねじが海綿質ねじ部(52)を有することを特徴とす
    る、請求項10に記載のねじ。
  12. 【請求項12】 当該ねじが縦方向孔(50)を有することを特徴とする、
    請求項10または請求項11に記載のねじ。
JP2000520704A 1997-11-14 1998-11-05 骨折の固定のためのインプラント Pending JP2001522687A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19750493.0 1997-11-14
DE19750493A DE19750493A1 (de) 1997-11-14 1997-11-14 Implantat zur Stabilisierung einer Fraktur und Schraube zur Verwendung in der Chirurgie
PCT/DE1998/003303 WO1999025266A1 (de) 1997-11-14 1998-11-05 Implantat zur stabilisierung einer fraktur und schraube zur verwendung in der chirurgie

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001522687A true JP2001522687A (ja) 2001-11-20

Family

ID=7848745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000520704A Pending JP2001522687A (ja) 1997-11-14 1998-11-05 骨折の固定のためのインプラント

Country Status (19)

Country Link
US (1) US6468278B1 (ja)
EP (1) EP1030616B1 (ja)
JP (1) JP2001522687A (ja)
KR (1) KR20010015816A (ja)
CN (1) CN1285721A (ja)
AT (1) ATE245390T1 (ja)
AU (1) AU743141B2 (ja)
BG (1) BG104402A (ja)
CA (1) CA2309249A1 (ja)
DE (4) DE19750493A1 (ja)
DK (1) DK1030616T3 (ja)
ES (1) ES2204004T3 (ja)
HU (1) HU222851B1 (ja)
IL (1) IL136129A0 (ja)
PL (1) PL340453A1 (ja)
PT (1) PT1030616E (ja)
RU (1) RU2222284C2 (ja)
TR (1) TR200001346T2 (ja)
WO (1) WO1999025266A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005040586A (ja) * 2003-06-11 2005-02-17 Hildinger Karl Heinz 骨接合プレートまたは類似のインプラントおよび球状ソケット
JP2005304607A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Mizuho Co Ltd 骨折治療用固定具
JP2014208282A (ja) * 2007-07-24 2014-11-06 ハンソン,ヘンリク 骨折での骨片の固定デバイス
JP2015536733A (ja) * 2012-11-27 2015-12-24 ライト メディカル テクノロジー インコーポレイテッドWright Medical Technology, Inc. 定型癒合プレートと圧迫ネジ

Families Citing this family (108)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PT1211992E (pt) 1999-09-13 2004-06-30 Synthes Ag Sistema de placa de osso
EP1211993B1 (de) * 1999-09-14 2005-10-26 Dietmar Prof. Dr. Wolter Fixationssystem für knochen
US7695502B2 (en) 2000-02-01 2010-04-13 Depuy Products, Inc. Bone stabilization system including plate having fixed-angle holes together with unidirectional locking screws and surgeon-directed locking screws
US7282053B2 (en) * 2003-03-27 2007-10-16 Depuy Products, Inc. Method of using fracture fixation plate for performing osteotomy
US6706046B2 (en) 2000-02-01 2004-03-16 Hand Innovations, Inc. Intramedullary fixation device for metaphyseal long bone fractures and methods of using the same
US20040153073A1 (en) 2000-02-01 2004-08-05 Hand Innovations, Inc. Orthopedic fixation system including plate element with threaded holes having divergent axes
US6866665B2 (en) * 2003-03-27 2005-03-15 Hand Innovations, Llc Bone fracture fixation system with subchondral and articular surface support
US7857838B2 (en) 2003-03-27 2010-12-28 Depuy Products, Inc. Anatomical distal radius fracture fixation plate
US6767351B2 (en) 2000-02-01 2004-07-27 Hand Innovations, Inc. Fixation system with multidirectional stabilization pegs
YU73000A (sh) * 2000-11-22 2003-02-28 Milorad Mitković Unutrašnji fiksator kostiju
DE10107369B4 (de) 2001-02-16 2016-03-24 Ernst Wiedemann Implantatplatte
US20050240187A1 (en) 2004-04-22 2005-10-27 Huebner Randall J Expanded fixation of bones
DE20122742U1 (de) * 2001-05-28 2007-06-14 Synthes Ag Chur, Chur Knochenplatte zur Fixation von proximalen Humerusfrakturen
US7938850B2 (en) 2002-05-30 2011-05-10 Depuy Products, Inc. Nail plate
US7780710B2 (en) 2004-01-23 2010-08-24 Depuy Products, Inc. System for stabilization of fractures of convex articular bone surfaces including subchondral support structure
US7780664B2 (en) 2002-12-10 2010-08-24 Depuy Products, Inc. Endosteal nail
US7160303B2 (en) * 2003-01-23 2007-01-09 Cervitech, Inc. Medical implant with a secured bone screw
CN100374093C (zh) * 2003-03-13 2008-03-12 钱本文 无柄人工髋关节装置
US7250053B2 (en) * 2003-03-27 2007-07-31 Depuy Products, Inc. Low profile distal radius fracture fixation plate
US7294130B2 (en) * 2003-03-27 2007-11-13 Depuy Products, Inc. Distal radius fracture fixation plate having K-wire hole structured to fix a K-wire in one dimension relative to the plate
US7635381B2 (en) * 2003-03-27 2009-12-22 Depuy Products, Inc. Anatomical distal radius fracture fixation plate with fixed-angle K-wire holes defining a three-dimensional surface
DE10320124B3 (de) * 2003-04-11 2004-09-30 Königsee Implantate und Instrumente zur Osteosynthese GmbH Osteosyntheseplatte, insbesondere winkelstabile Radiusplatte, zur operativen Versorgung von Knochenfrakturen
US7951176B2 (en) 2003-05-30 2011-05-31 Synthes Usa, Llc Bone plate
US11259851B2 (en) 2003-08-26 2022-03-01 DePuy Synthes Products, Inc. Bone plate
DE20321551U1 (de) 2003-08-26 2007-12-27 Synthes Gmbh Knochenplatte
US7799030B2 (en) 2003-09-08 2010-09-21 Smith & Nephew, Inc. Orthopaedic plate and screw assembly
US7780667B2 (en) 2003-09-08 2010-08-24 Smith & Nephew, Inc. Orthopaedic plate and screw assembly
US20050055024A1 (en) 2003-09-08 2005-03-10 James Anthony H. Orthopaedic implant and screw assembly
CN100393287C (zh) * 2003-09-18 2008-06-11 斯恩蒂斯有限公司 用于治疗股骨骨折的装置
US8979900B2 (en) 2003-09-24 2015-03-17 DePuy Synthes Products, LLC Spinal stabilization device
US20050065516A1 (en) 2003-09-24 2005-03-24 Tae-Ahn Jahng Method and apparatus for flexible fixation of a spine
US8105367B2 (en) 2003-09-29 2012-01-31 Smith & Nephew, Inc. Bone plate and bone plate assemblies including polyaxial fasteners
US8182485B1 (en) 2003-11-21 2012-05-22 Toby Orthopaedics, Llc Fracture fixation system
WO2005072284A2 (en) * 2004-01-23 2005-08-11 Depuy Products, Inc. System for stabilization of fractures of convex articular bone surfaces including subchondral support structure
US7001388B2 (en) * 2004-01-23 2006-02-21 Hand Innovations, Llc System for stabilization of fractures of convex articular bone surfaces including subchondral support structure
US7637928B2 (en) 2004-01-26 2009-12-29 Synthes Usa, Llc Variable angle locked bone fixation system
US8574268B2 (en) 2004-01-26 2013-11-05 DePuy Synthes Product, LLC Highly-versatile variable-angle bone plate system
US11291484B2 (en) 2004-01-26 2022-04-05 DePuy Synthes Products, Inc. Highly-versatile variable-angle bone plate system
JP2008500844A (ja) * 2004-03-26 2008-01-17 スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド 大腿骨骨折の治療方法及び大腿骨骨折用デバイス
US7229445B2 (en) 2004-06-21 2007-06-12 Synthes (Usa) Bone plate with bladed portion
US8394130B2 (en) 2005-03-17 2013-03-12 Biomet C.V. Modular fracture fixation system
US7604657B2 (en) 2005-09-19 2009-10-20 Depuy Products, Inc. Bone fixation plate with complex suture anchor locations
US7648508B2 (en) * 2004-11-30 2010-01-19 Stryker Trauma S.A. Bone plating implants, instruments and methods
US8160928B2 (en) * 2005-01-21 2012-04-17 Ebay Inc. Network-based commerce facility offer management methods and systems
WO2006081483A1 (en) 2005-01-28 2006-08-03 Depuy Products, Inc. Nail plate system
US8740955B2 (en) * 2005-02-15 2014-06-03 Zimmer, Inc. Bone screw with multiple thread profiles for far cortical locking and flexible engagement to a bone
DE102005007674B4 (de) * 2005-02-19 2007-02-01 Aesculap Ag & Co. Kg Orthopädisches Fixiersystem
DE602005004375T2 (de) * 2005-03-11 2009-01-22 Orthofix S.R.L., Bussolengo Vorrichtung zur Osteosynthese von proximalen Oberarmfrakturen
JP2008540037A (ja) 2005-05-18 2008-11-20 ソノマ・オーソペディック・プロダクツ・インコーポレイテッド 低侵襲で作動可能な骨固定装置、システムおよび使用方法
US8961516B2 (en) 2005-05-18 2015-02-24 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Straight intramedullary fracture fixation devices and methods
US9060820B2 (en) 2005-05-18 2015-06-23 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Segmented intramedullary fracture fixation devices and methods
US20060264947A1 (en) * 2005-05-20 2006-11-23 Orbay Jorge L Bone fixation system
US20060264956A1 (en) * 2005-05-20 2006-11-23 Orbay Jorge L Methods and apparatus for bone fastener implantation
CA2616798C (en) 2005-07-25 2014-01-28 Smith & Nephew, Inc. Systems and methods for using polyaxial plates
US8382807B2 (en) 2005-07-25 2013-02-26 Smith & Nephew, Inc. Systems and methods for using polyaxial plates
US7905909B2 (en) 2005-09-19 2011-03-15 Depuy Products, Inc. Bone stabilization system including multi-directional threaded fixation element
US8187276B1 (en) * 2006-09-26 2012-05-29 Zahiri Christopher A Odd angle internal bone fixation device for use in a transverse fracture of a humerus
CA2670263A1 (en) 2006-11-22 2008-05-29 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation device, tools and methods
WO2008069800A1 (en) 2006-12-07 2008-06-12 Anatol Podolsky Method and apparatus for total hip replacement
US8974540B2 (en) 2006-12-07 2015-03-10 Ihip Surgical, Llc Method and apparatus for attachment in a modular hip replacement or fracture fixation device
US8579985B2 (en) 2006-12-07 2013-11-12 Ihip Surgical, Llc Method and apparatus for hip replacement
US7918853B2 (en) 2007-03-20 2011-04-05 Smith & Nephew, Inc. Orthopaedic plate and screw assembly
ES2393679T3 (es) * 2007-04-19 2012-12-27 Stryker Trauma Gmbh Dispositivo para fracturas de cadera con cilindro y tapa de extremo para control de carga
ES2619649T3 (es) * 2007-04-19 2017-06-26 Stryker European Holdings I, Llc Dispositivo para fractura de cadera con mecanismo de bloqueo estático que permite la compresión
SE533302C2 (sv) * 2007-07-24 2010-08-17 Henrik Hansson Anordning för fixering av benfragment vid benbrott
US20090198285A1 (en) * 2008-02-06 2009-08-06 Raven Iii Raymond Subcondylar fracture fixation plate system for tubular bones of the hand
WO2009114389A2 (en) 2008-03-10 2009-09-17 Eduardo Gonzalez-Hernandez Bone fixation system
EP2282690A4 (en) 2008-04-17 2017-06-14 Toby Orthopaedics, Llc Soft tissue attachment system and clip
AU2009257472A1 (en) 2008-06-10 2009-12-17 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Fracture fixation device, tools and methods
CA2738478A1 (en) 2008-09-26 2010-04-01 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Bone fixation device, tools and methods
US8449544B2 (en) 2009-06-30 2013-05-28 Smith & Nephew, Inc. Orthopaedic implant and fastener assembly
US8834469B2 (en) 2009-06-30 2014-09-16 Smith & Nephew, Inc. Orthopaedic implant and fastener assembly
RU2012108851A (ru) 2009-09-14 2013-10-27 Зинтес Гмбх Компрессионная пластинка с вариабельным углом
WO2011073738A1 (en) 2009-12-14 2011-06-23 Metabolic Explorer Use of inducible promoters in the production of methionine
US8961573B2 (en) 2010-10-05 2015-02-24 Toby Orthopaedics, Inc. System and method for facilitating repair and reattachment of comminuted bone portions
WO2012058448A2 (en) 2010-10-27 2012-05-03 Toby Orthopaedics, Llc System and method for fracture replacement of comminuted bone fractures or portions thereof adjacent bone joints
US9387020B2 (en) 2011-01-10 2016-07-12 Ascension Orthopedics, Inc. Bone plate system for repair of proximal humeral fracture
US9254154B2 (en) 2011-03-03 2016-02-09 Toby Orthopaedic, Inc. Anterior lesser tuberosity fixed angle fixation device and method of use associated therewith
BR112013032140A2 (pt) 2011-06-15 2016-12-13 Smith & Nephew Inc implante de travamento de ângulo variável
US9271772B2 (en) 2011-10-27 2016-03-01 Toby Orthopaedics, Inc. System and method for fracture replacement of comminuted bone fractures or portions thereof adjacent bone joints
US9730797B2 (en) 2011-10-27 2017-08-15 Toby Orthopaedics, Inc. Bone joint replacement and repair assembly and method of repairing and replacing a bone joint
US9402667B2 (en) 2011-11-09 2016-08-02 Eduardo Gonzalez-Hernandez Apparatus and method for use of the apparatus for fracture fixation of the distal humerus
US9095389B2 (en) 2012-03-08 2015-08-04 The Cleveland Clinic Foundation Bone fixation apparatus and method
KR101944150B1 (ko) 2012-06-18 2019-01-30 에보니크 데구사 게엠베하 메티오닌의 발효적 생산을 위한 재조합 미생물
US9398928B2 (en) * 2012-09-28 2016-07-26 DePuy Synthes Products, Inc. Adjustable height arthroplasty plate
US9283008B2 (en) 2012-12-17 2016-03-15 Toby Orthopaedics, Inc. Bone plate for plate osteosynthesis and method for use thereof
US9333014B2 (en) 2013-03-15 2016-05-10 Eduardo Gonzalez-Hernandez Bone fixation and reduction apparatus and method for fixation and reduction of a distal bone fracture and malunion
CN105979892B (zh) * 2013-09-26 2019-04-26 马修·汉森 改善肌肉力学的假体增加件
US10080596B2 (en) 2013-12-09 2018-09-25 Acumed Llc Hip fixation with load-controlled dynamization
US9433451B2 (en) 2013-12-09 2016-09-06 Acumed Llc Hip fixation system with a compliant fixation element
JP6486363B2 (ja) 2013-12-09 2019-03-20 アキュームド・エルエルシー プレートに基づく柔軟な股関節固定システム
EP3079612B1 (en) 2013-12-09 2020-06-24 Acumed LLC Nail-based compliant hip fixation system
US9526542B2 (en) * 2014-05-07 2016-12-27 Acumed Llc Hip fixation with load-controlled dynamization
US9770278B2 (en) 2014-01-17 2017-09-26 Arthrex, Inc. Dual tip guide wire
US9814499B2 (en) 2014-09-30 2017-11-14 Arthrex, Inc. Intramedullary fracture fixation devices and methods
USD816840S1 (en) 2015-04-22 2018-05-01 Flower Orthopedics Corporation Proximal humeral fracture plate
US10238438B2 (en) 2015-04-22 2019-03-26 Flower Orthopedics Corporation Proximal humeral fracture plate
RU2614097C2 (ru) * 2015-09-07 2017-03-22 Государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Дагестанская государственная медицинская академия" Министерства здравоохранения РФ Устройство для лечения переломов большого бугорка плечевой кости
GB2557840B (en) 2015-09-18 2021-07-21 Smith & Nephew Inc Bone plate
RU2661758C2 (ru) * 2016-05-25 2018-07-19 Михаил Васильевич Казарезов Винт для блокирующего остеосинтеза переломов костей опорно-двигательного аппарата
US10820930B2 (en) 2016-09-08 2020-11-03 DePuy Synthes Products, Inc. Variable angle bone plate
US10905476B2 (en) 2016-09-08 2021-02-02 DePuy Synthes Products, Inc. Variable angle bone plate
US10624686B2 (en) 2016-09-08 2020-04-21 DePuy Synthes Products, Inc. Variable angel bone plate
US11026727B2 (en) 2018-03-20 2021-06-08 DePuy Synthes Products, Inc. Bone plate with form-fitting variable-angle locking hole
US10772665B2 (en) 2018-03-29 2020-09-15 DePuy Synthes Products, Inc. Locking structures for affixing bone anchors to a bone plate, and related systems and methods
US11013541B2 (en) 2018-04-30 2021-05-25 DePuy Synthes Products, Inc. Threaded locking structures for affixing bone anchors to a bone plate, and related systems and methods
US10945850B2 (en) * 2018-10-25 2021-03-16 Revision Technologies Llc Interconnected implants and methods
US10925651B2 (en) 2018-12-21 2021-02-23 DePuy Synthes Products, Inc. Implant having locking holes with collection cavity for shavings

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2612159A (en) * 1949-03-01 1952-09-30 Marie B Collison Trochanteric plate for bone surgery
FR2519857A1 (fr) * 1982-01-19 1983-07-22 Butel Jean Dispositif pour osteosynthese des fractures des extremites du femur
US4465065A (en) * 1983-01-07 1984-08-14 Yechiel Gotfried Surgical device for connection of fractured bones
US4657001A (en) * 1984-07-25 1987-04-14 Fixel Irving E Antirotational hip screw
FR2606268B1 (fr) * 1986-11-07 1989-02-03 Landos Applic Orthopediques Fs Dispositif pour osteosynthese de col de femur
IT214756Z2 (it) * 1988-04-11 1990-06-18 Armillei Egisto Dispostiivo per la riduzione e il fissaggio di fratture del collodel femore
FR2682281B1 (fr) * 1991-10-11 1997-01-03 Sofamor Vis a os percutanee, destinee a supporter notamment un cadre stereotaxie
DE9200328U1 (de) * 1992-01-14 1992-02-27 Howmedica GmbH, 2314 Schönkirchen Verriegelungsnagel für die Versorgung von Frakturen des proximalen Femurs
US5693055A (en) * 1995-01-03 1997-12-02 Zahiri; Christopher A. Odd angle internal bone fixation device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005040586A (ja) * 2003-06-11 2005-02-17 Hildinger Karl Heinz 骨接合プレートまたは類似のインプラントおよび球状ソケット
JP4619048B2 (ja) * 2003-06-11 2011-01-26 カール ハインツ ヒルディンガー 骨接合プレートまたは類似のインプラントおよび球状ソケット
JP2005304607A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Mizuho Co Ltd 骨折治療用固定具
JP4518831B2 (ja) * 2004-04-19 2010-08-04 瑞穂医科工業株式会社 骨折治療用固定具
JP2014208282A (ja) * 2007-07-24 2014-11-06 ハンソン,ヘンリク 骨折での骨片の固定デバイス
JP2015536733A (ja) * 2012-11-27 2015-12-24 ライト メディカル テクノロジー インコーポレイテッドWright Medical Technology, Inc. 定型癒合プレートと圧迫ネジ

Also Published As

Publication number Publication date
US6468278B1 (en) 2002-10-22
DE19881735D2 (de) 2001-02-01
HU222851B1 (hu) 2003-12-29
PL340453A1 (en) 2001-02-12
DK1030616T3 (da) 2003-11-17
ES2204004T3 (es) 2004-04-16
EP1030616A1 (de) 2000-08-30
DE29823952U1 (de) 2000-02-03
IL136129A0 (en) 2001-05-20
BG104402A (bg) 2001-02-28
EP1030616B1 (de) 2003-07-23
KR20010015816A (ko) 2001-02-26
ATE245390T1 (de) 2003-08-15
HUP0004313A2 (en) 2001-03-28
DE19750493A1 (de) 1999-06-02
WO1999025266A1 (de) 1999-05-27
CA2309249A1 (en) 1999-05-27
AU2262899A (en) 1999-06-07
AU743141B2 (en) 2002-01-17
TR200001346T2 (tr) 2000-11-21
CN1285721A (zh) 2001-02-28
HUP0004313A3 (en) 2001-04-28
DE59809106D1 (de) 2003-08-28
RU2222284C2 (ru) 2004-01-27
PT1030616E (pt) 2003-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001522687A (ja) 骨折の固定のためのインプラント
KR101144067B1 (ko) 해부학적 원위 요골 골절 고정판 및 그 사용 방법
EP1507486B1 (en) Intramedullary fixation device for metaphyseal long bone fractures
US7909858B2 (en) Bone plate systems using provisional fixation
AU687699B2 (en) Spinal fixation system
US9295507B2 (en) Sternal reconstruction system
JP4536118B2 (ja) 広範な多軸留め具組立体を備えた脊椎インプラント
CA2508172C (en) Bone fracture fixation systems with both multidirectional and unidirectional stabilization pegs
JP2002514100A (ja) 脊椎を固定するための方法および装置
US20090275947A1 (en) Bone plate system for bone restoration and methods of use thereof
JPH06218003A (ja) 頸脊椎固定装置
JP2002521119A (ja) 2つの骨破片を相互連結させるためのインプラント
JP2003503144A (ja) 脊柱における骨を接合するためのシステム、そして具体的には脊椎を安定させるためのシステム、およびそのようなシステムのための固定エレメントおよび補助エレメント
US20220175429A1 (en) Systems and methods for treating rib fractures and osteotomies using implantation
EP4008281A1 (en) Systems for treating rib fractures and osteotomies using implantation
US20220370106A1 (en) Bone plate
AU2003234384B2 (en) Intramedullary fixation device for metaphyseal long bone fractures
MXPA00004619A (en) Implant for stabilizing a fracture and screw for use in surgery

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050629

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050629

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703