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JP2001520729A - ラチェット機構 - Google Patents

ラチェット機構

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JP2001520729A
JP2001520729A JP54452898A JP54452898A JP2001520729A JP 2001520729 A JP2001520729 A JP 2001520729A JP 54452898 A JP54452898 A JP 54452898A JP 54452898 A JP54452898 A JP 54452898A JP 2001520729 A JP2001520729 A JP 2001520729A
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outer ring
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JP54452898A
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ポール ウイルモト,エリツク
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エイムブリツジ ピーテイーワイ リミテツド
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Publication date
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Priority claimed from AUPO8822A external-priority patent/AUPO882297A0/en
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Publication of JP2001520729A publication Critical patent/JP2001520729A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/12Freewheels or freewheel clutches with hinged pawl co-operating with teeth, cogs, or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 一方向に運動が伝達可能であるが反対方向に伝達不可能に設けられ、バネを必要としないラチェット機構を提供するものであり、ラチェット機構には係合部材(16、50、100、250、330)が含まれ、係合部材は外部部材(12、70、200、300)上の歯部と係合する歯部を有し、係合部材(16、50、100、250、330)は内部部材(30、80、220、320)に装着され、シャフトが一方向に回転され係合部材が移動されて歯部(18、110、258、335)と外部部材の歯部とが係合されると、係合部材(16、50、100、250、330)上の駆動面(120、255、323)は外部部材(12、70、200、300)と接触せしめられ、反対方向に回転されると、係合部材は外部部材との係合が解かれるように移動されて、ラチェットが回転自在になるように構成される。他の構成によれば、単独あるいは駆動面と係合してカム(34、321)を設けることにより、係合部材の歯部が外部部材と係合あるいは非係合にされ得る。

Description

【発明の詳細な説明】 ラチェット機構 (技術分野) 本発明は動作が一方向に伝達され、その反対方向への伝達が抑止されるラチェ ット機構に関する。このような機構には機械的ダイオード、一方クラッチ等とが 含まれる。ここで使用する用語“ラチェット機構”とは上述の如き機構を含む。 (背景技術) 従来のラチェット機構は複数の爪を含み、爪はバネにより半径方向外側に変位 され、一方向の回転中、爪は歯部と係合して反対方向に回転されるとき、この機 構が固定される。これらの機構は十分に好適に動作するが、製造費が高くその構 造は相対的に複雑で、ある環境下、特にヨットのウインチに使用され、ヨットの 走行中に修理が必要であるときのような場合修理が困難である。 (発明の開示) 本発明の目的はこれらの問題点を解決したラチェット機構を提供することにあ る。 本発明によれは内部部材と、外部部材と、内部部材及び外部部材の一方上に設 けられた少なくとも一の歯部と、内部部材及び外部部材の他方上に設けられる係 合部材と、係合部材上に設けられた係合歯部と、係合部材上に設けられ内部部材 及び外部部材の一方と接触して係合部材をある位置まで移動し、係合歯部を少な くとも一の歯部と係合させる駆動部とを備え、係合部材は内部部材及び外部部材 の他方に対し移動可 能に内部部材及び外部部材の他方に装着されるラチェット機構が提供される。 本発明のラチェット機構はバネを含んでいないので、ラチェット機構を保守し たり修理するとき使用する小さなバネ・爪機構を配置する必要がない。ラチェッ ト機構では係合部材を適所に挿入するだけでよく、これはバネを配設することな くできるので、修理及び組立が従来のラチェット機構より大巾に簡潔になる。 内部部材及び外部部材の一方は好ましくは複数の歯部を有し、少なくとも一の 歯部が複数の歯部の少なくとも一であり、複数の歯部の一は係合部材と接触し係 合部材を移動させ、係合部材を複数の歯部の少なくとも一の歯部と係合させるよ うに構成される。 駆動部は好ましくは係合部材面を含み、内部部材及び外部部材の一方と係合部 材面との接触により係合部材が内部部材及び外部部材の他方に対し揺動し、係合 部材の係合歯部がある位置に移動されて係合歯部が内部部材及び外部部材の一方 の少なくとも一の歯部と係合可能に設けられる。 駆動部をなす係合部材面は係合部材上の突出部あるいは係合部材面の平滑な連 接部として構成できる。 また本発明においては内側円周部に少なくとも一の歯部を有する外部リングと 、外面に少なくとも一の歯部を有し外部リングの少なくとも一の歯部と係合する 係合部材と、係合部材を移動して外部リングと係合させ係合部材の少なくとも一 の歯部を外部リングの少なくとも一の歯部と係合させる駆動 部材と、駆動部材を支承するシャフトとを備え、係合部材は外部リング内に配置 され、シャフトを一方向に回転したとき駆動部材は回転され、係合部材の少なく とも一の歯部が駆動されて外部リングの少なくとも一の歯部と係合され、シャフ ト、係合部材及び外部リングは単一の一体物として移動し、且つシャフトを反対 方向に回転したとき駆動部材により係合部材が移動され、係合部材の少なくとも 一の歯部が移動して外部リングの少なくとも一の歯部との係合が解かれ、シャフ トは外部リングに対し自在に回転可能に構成されたラチェット機構が提供される 。 且つ本発明の一実施態様によれば、係合部材はその外周部の一部上のみに複数 の歯部を有する係合リングである。 この場合駆動部材は係合リング上の面部と係合リングのくぼみ部内で係合する 内部リング上のカム部材を含み、内部リングが一方向に回転されたとき係合リン グのくぼみ部内にカムが係合されて同方向に回転され、リング上の駆動面は外部 リングと接触され、係合リングは上動されて、係合リングの歯部が外部リングの 少なくとも一の歯部と係合される。 本発明の別の一実施態様においては、係合部材が外部リングの内周部の周囲に 配置される複数のセグメントからなり、各セグメントはシャフトが一方向に回転 したとき外部リングの少なくとも一の歯部と係合する少なくとも一の歯部を有す る。 また本発明の一実施態様によれば、駆動部材はシャフト上に固定されるカムを 有するカムディスクであり、内部リング あるいはセグメントはカムを受容するくぼみ部を有し、シャフトが第1の方向に 回転されたとき、カムはリングあるいはセグメントに係合され、内部リングある いはセグメントの少なくとも一の歯部が移動されて外部リングの少なくとも一の 歯部と係合される。 上記のカムは好ましくは内部リングあるいはセグメント上の対応する肩部と係 合する肩部を有し、シャフトが回転したときカム上の肩部が内部リングあるいは セグメント上の肩部と当接し、歯部が移動されて係合あるいは非係合状態にされ る。 本発明による別の実施態様ではセグメントは長手のスロットを有し、カムはス ロット内に受容される円筒状の突出部として設けられる。 更に別の一実施態様によれば、セグメントは矩形のブロック部材でなり、セグ メントの少なくとも一の歯部はブロック形状のセグメントの隅部の頂部に形成さ れる。 本発明の別の実施態様によれば、係合部材はシャフトに支承され、駆動部材は 係合部材上に設けられた突出体でなり、一方向に回転されたとき、外部リングの 少なくとも一の歯部が突出体と係合し係合部材の歯部が移動されて外部リングの 少なくとも一の歯部との係合が解かれ、反対方向に回転されたとき、突出体は外 部リングの少なくとも一の歯部と係合し、係合部材の歯部が外部リングの少なく とも一の歯部と係合され、これにより駆動力が外部リングから係合部材を経てシ ャフトへと伝達される。 本発明の別の一実施態様においては、内部リングが外部リングとほぼ同心に配 置される。一方別の実施態様では、内部リングは外部リングに対し偏心状態にし て配置される。 本発明の別の実施態様によれは、内周面に複数の歯部を有する外部部材と、保 持部を有する内部部材と、内部部材の保持部上で揺動運動可能に装着された係合 部材と、係合部材上の少なくとも一の歯部と、係合部材上の駆動部とを備え、外 部リングが一方向に回転したとき外部リングの歯部が係合部材の駆動部と係合し 係合部が保持部材に対し揺動され、係合部の少なくとも一の歯部が外部部材の歯 部から外されて外部部材及び内部部材が互いに対し回転可能になり、一方反対方 向に外部リングが回転したとき外部部材の歯部は駆動部と係合し係合部材が揺動 され、係合部の少なくとも一の歯部が外部リングの歯部の少なくとも一の歯部に 係合し、駆動力が外部リングから係合部材を経て内部部材へ伝達されるように構 成されたラチェット機構が提供される。 保持部は好ましくは内部部材の円弧状溝と、溝と隣接して設けられ、内部部材 上の保持ボスを区画する円弧状のスカロップ溝とを包有する。 また係合部材は保持ボスと係合し、内部部材と回転運動可能にまた内部部材に 対し保持ボス上で揺動運動可能に保持ボス上の係合部材を位置決めする保持くぼ み部を有する。 駆動部は好ましくは係合部上の突出部として設けられる。 且つ係合部が外部リングの歯部と係合し係合部材の揺動運動を容易にすること が可能な当接部を有するテールを包有す る。 本発明の好ましい実施態様を添付図面に沿い以下に例示する。 (図面の簡単な説明) 図1は本発明の第1の実施態様によるラチェット機構を示す簡略説明図、図2 は本発明の第2の実施態様によるラチェット機構を示す簡略説明図、図3は本発 明の第3の実施態様の簡略説明図、図4及び図5は夫々別の実施態様の簡略動作 説明図、図6は更に別の実施態様の簡略説明図、図7は更に別の実施態様の簡略 説明図、図8〜図22は図7の実施態様の動作の説明図、図23は本発明の更に 別の実施態様の簡略説明図、図24は本発明の更に別の実施態様の簡略説明図、 図25は図24の実施態様で僅かに異なる位置における説明図、図26は図24 の実施態様における駆動あるいは固定位置の説明図、図27は図24の実施態様 における解放位置での説明図である。 (発明を実施するための最良の形態) 図1を参照するに外部リング12を有するラチェット機構10が図示されてお り、外部リング12の内周部にラチェット歯14が具備されている。内部リング 16は外部リング12の内側に配設される。内部リング16にはその外周部のラ チェット歯14と係合する部分のみに歯部18が具備されている。 内部リング16にはまた、肩部22及び湾曲面24により区画されるくぼみ部 20が形成される。シャフト28は内部 リング16及び外部リング12と同心に配置され、一体カムディスク30を支承 する。カムディスク30には湾曲カム面36及び肩部38を有するカム34が具 備される。 シャフト28を図1の矢印Aの方向に回転すると、カムディスク30は回転さ れ、湾曲カム面36が湾曲面24と係合して、内部リング16が全体として図1 の右側へ押され、歯部18は外部リング12と噛み合う。従ってシャフト28が 連続的に回転すると、カムディスク30、内部リング16及び外部リング12が 矢印A方向に一体として回転する。これにより回転力がシャフト28から外部リ ング12へ伝達される。 シャフト28が矢印A方向と反対方向に回転されたとき、カム34上の肩部3 8がくぼみ部20の肩部22に係合し、内部リング16が全体として図1の左側 へ引かれる。これにより歯部18がラチェット歯14から外され、矢印A方向と 反対方向への連続回転中、シャフト28及び内部リング16は外部リング12に 対し回転し得る。 図1に沿って上述したラチェット機構は特にウインチ等の装置に使用され得る 。ウインチに使用する場合、シャフト28はウインチハンドルと連結され、外部 リング12はウインチの外部シリンダの一部を構成し、一方向に回転したときシ リンダ12が回転されケーブル内に引き込まれ、反対方向に回転されたとき外部 リング12はハンドル28に対し回転自在になる。ラチェット機構はまた伝達機 構のようなギアシステムに採用でき、この場合シャフト及びギアは一方向へ回転 すると共に相互に反対方向に回転する必要がある。 図2は本発明の第2の実施態様を示しており、この実施態様は、内部リング1 6が外部リング12に対し偏心して装着される構成以外は図1の実施態様と同様 である。 本実施態様では、内部リング16のくぼみ部20が2個の肩部22、24を有 している。肩部22は図1の肩部22と全く同様に動作する。図2の肩部24は 図1の湾曲面24と置換され、内部リング16が外部リング12に対し偏心され ているため、肩部24及びカムディスク30の相当する肩部40により内部リン グ16が移動し、内部リング16の歯部18は外部リング12のラチェット歯1 4と噛み合う。従ってシャフト28が矢印A方向に回転すると、内部リング16 、18が噛み合い、駆動力が外部リング12へ伝達され、また反対方向に回転す ると先の実施態様と同様に歯部は外され、カムディスク30及び内部リング16 は外部リング12に対し回転可能になる。 別の実施態様(図示せず)においては、一対のリング24が設けられる。各リ ングは図1及び図2の歯部18のようにその外周部の一部に歯部を有する。2個 のリングは互いに位相が180度をなすよう配設され、歯部18がラチェット歯 14と噛み合い、駆動力をシャフト28から外部リング12へ伝達するとき、負 荷がラチェット機構に加わって全体として均等に分配され得る。 本発明の第3の実施態様示す図3を参照するに、上述した実施態様に沿って説 明した部材と同一部材には同一番号が付 される。 本実施態様では内部リング16は複数のセグメント50と置換される。図3の 実施態様では2個のセグメント50が使用されているが、必要なら2以上のセグ メントも使用可能である。 各セグメント50は外部リング12のラチェット歯14と係合する歯部18を 有している。セグメント50には肩部38及び肩部40を有するくぼみ部20が 具備される。カムディスク30には、それぞれのくぼみ部20と係合可能な2個 のカム34が具備される。カム34は肩部38、40を有している。 シャフト28が矢印A方向に回転すると、肩部40はくぼみ部20の肩部24 と係合し、セグメント50が全体として時計方向に移動され、歯部18はラチェ ット歯14と係合し、運動が外部リング12へ伝達される。セグメント50の運 動は全体としてカムディスク30及び外部リング12に対し接線方向の運動であ り、歯部18は移動して外部リングのラチェット歯14と係合する。従って歯部 18はラチェット歯14と堅く係合される。 シャフト28が矢印A方向と反対方向に回転すると、肩部38は肩部22と係 合しセグメント50が外部リング12から離れる方向に引っ張られ、歯部18は ラチェット歯14から外され、外部リング12及びシャフト28は互いに対し回 転自在になる。 歯部18は好ましくはラチェット歯14から外されると、 歯部が外れラチェット歯14上に乗り、矢印A方向への回転時に歯部18がラチ ェット歯14に対し迅速且つ確実に再係合され得る。これはカム34及びくぼみ 部20を好適に寸法決めすることにより達成できる。またボタン60をセグメン ト50上にカムディスク30に近置し、外部リング12から離れるセグメント5 0の運動量を制限する。ボタン60、カム34及びくぼみ部20の好適な寸法決 めにより、セグメント50が重力の影響を受けて半径方向外側へ移動することを 確実に阻止できる。この構成はラチェットを用いる用途、特にヨットに用いて、 ヨットが片側へ傾きセグメント50が重力を受けセグメント50が歯部18から 外れて落下する危惧のあるヨットのウインチに使用して有用である。カム34及 びくぼみ部20の寸法決めあるいはボタン60を設けることにより、シャフト1 2が矢印A方向と半径方向に回転され歯部18が引かれてラチェット歯14との 係合が外されるまで、歯部18、14の確実な係合が常に確実に維持される。 図3の実施態様にあってはラチェット機構を横切って均等に負荷が分配され、 図1及び図2に示す構成のような機構の片側のみに負荷が加わるという利点を有 することになる。 図4及び図5は本発明の更に別の実施態様を示している。説明の簡単化のため 、外部リングは図面に一部のみが図示され、セグメント50の一のみが示されて いる。この場合図中番号が同一の場合上述した実施態様と同一の部材を示してい る。 本実施態様では、セグメント50上の少なくとも1個の歯 部18がセグメント50の外面に設けられる複数の歯部ではなく先頭のセグメン ト50の正面隅部により与えられる。各セグメント50の外側当接面75は全体 として外部リング12のラチェット歯14に沿って延びている。カムディスク3 0が矢印A方向に回転すると、上述の実施態様と同様に歯部18をなすセグメン ト50の先頭縁部が駆動されて外部リング12のラチェット歯14の1と係合さ れる。 図5に詳示するように、歯部18をラチェット歯14から外すため、カムディ スク30が矢印B方向に回転すると、当接面75がラチェット歯14上を移動し 、従ってセグメント50が内側及び外側へ揺動し、歯部18はラチェット歯14 から外れ、外部リング12及びカムディスク30がシャフト28(図示せず)と 共に外部リング12に対し回転可能となる。 図6は本発明の更に別の実施態様を示しており、より多数のセグメント50が 設けられる。図示の実施態様では7個のセグメントが設けられ、セグメント70 は一端部にラチェット歯14と係合可能な歯部18を形成し、全体として矩形の ブロック部材を構成している。カムディスク30のカム34は全体として円筒状 の突出部をなし、各セグメント50には円筒状カム34を受容する全体として長 手スロット51が具備されている。カム34が一方向に回転すると、上述したよ うにセグメント50全体がカムディスク30及び外部リング12に対し半径方向 に押され、歯部18はラチェット歯14の一と係合し、これによりカムディスク 30がシャフト28 と共に外部リング12に対し固定される。シャフト28が反対方向に回転される と、カム34はスロット51内で僅かに移動し、、セグメント50及び歯部18 がラチェット歯14から離れて引かれ、シャフト28及びカムディスク30が外 部リング12に対し回転自在となる。 本発明の好ましい実施態様においては従来構成の場合のように爪部材を変位し てラチェット歯部と係合させるためにバネ力を用いてないので、本実施態様のラ チェットは従来の構成のものより動作が迅速になり、またラチェットが自在に移 動可能なとき(即ち非固定状態)、ラチェット機構に伴う「カチカチ」というノ イズ音を生じない。従来の構成のラチェット機構に伴う「カチカチ」というノイ ズ音を生じさせることが望ましい場合、バネ(図示せず)を設け、グメント50 全体あるいは内部リング16を外部リングのラチェット歯14へ向かって外側へ 押させ、シャフトが矢印B方向に回転されるとき歯部18が確実にラチェット歯 14上を移動し「カチカチ」というノイズ音を生じさせることもできる。ラチェ ット機構の動作にはバネは必要ではなく、ラチェット機構が動作していることを 明確に示したい場合に「カチカチ」というノイズ音を生じるためにのみバネが用 いられることは理解されよう。 本発明の好適な実施態様によるラチェット機構は、ラチェット機構が少数の構 成部品で構成され、単に内部リング16を外部リング内に配置し、シャフト28 及びカムディスク30を内部リング内に配置することにより互いに容易に組立可 能であるという利点を有している。従来の構成の場合のようにラチェット歯部を 1部材上にバネにより変位させ、歯部を他の部材上の歯部と係合させるというよ うなことが不要となるので、構成及び組立が大幅に簡略化される。 図7〜図22は本発明の更に別の実施態様を示している。本実施例では、外部 リング70がその内周面73に複数の歯部72を有している。歯部72は内側へ 突出する突出部74と1歯部の基部77から隣接する歯部の先端部78へ延びる 湾曲遷移面76とにより区画される。 内部部材80は外部リング70内に配置される。本実施態様によれば、図7の ラチェット機構は、外部リング70がウインチの歯車箱の出力部と連結され、内 部リング80がウインチドラムと連結されて回転出力動力を供給する出力シャフ トを効果的に構成する構造のウインチに使用できる。外部リング70が一方向に 回転すると、外部リング70が内部部材80に対し自在に回転可能であり、外部 リング70が反対方向に回転すると、駆動力が外部リング70から内部部材80 へ伝達されることは先の実施態様の説明から明らかであろう。 内部部材80は少なくとも1個の保持部材90を有している。保持部材90は 内部部材80の内側へ内部部材80の外面93から延びる円弧溝92を有してい る。外面93内のスカラップ溝94は円弧溝92に隣接して設けられる。部分円 構成の保持ボス95がスカラップ溝94と溝92との間に形成される。 係合部材100は保持ボス95上に装荷される。係合部材100の円弧アーム 部102はスロット95内に受容されるアーム部102と、スカラップ溝94に 対し構成がほぼ同一のテール部104とを有している。部材円のくぼみ部106 はアーム部102とテール部104との間に形成されており、くぼみ部106は 係合部材100を保持ボス95上で側部方向に摺動させるすることにより保持ボ ス95を受容する。これにより係合部材100は例えば、図7の矢印G方向に内 部部材80と共に回転可能にまた図7の二重矢印方向Fに保持ボス95上で揺動 運動可能に保持ボス95上に効果的に固定され保持される(この構成については 以下に詳述する)。 テール部94は当接端部108を有し、係合部材100はアーム部102とほ ぼ対向する方向に延びる歯部110を有する。歯部110はアーム部110と交 わる湾曲面111とその間に歯部頂点114を区画する対向湾曲面113とによ り区画されている。 テール部104は外面115及び内面116を有し、内面116はほぼスカラ ップ溝94上に配置される。突出駆動部120は面113、115間に配設され 、突出駆動部材120は突出部材であり面113、115間の遷移部分を構成し ている。 図8〜図22を参照するに、ラチェット機構の動作について以下に詳述する。 駆動力が最後にリング70から内部部材80へ伝達されたとき、頂点部78と基 部77との間の歯部72の歯面121は係合部材100の歯部110の面111 と係合する。リング70が矢印H方向に回転されると、歯面121は図9に示す ように歯部110から離間して移動し、図9に示した隣接する歯部72’は係合 部材100上の駆動突出部120と係合する。歯部72’が駆動突出部120と 係合すると、係合部材100が図9の矢印J方向に保持ボス95に対し揺動する 。図10、図11及び図12に示す場合と同様にこの揺動運動により、係合部材 100の歯部110がリング70の歯部72から完全に外れ、歯部72は係合部 材100、延いては内部部材80へ駆動力を伝達することなく、係合部材100 上で効果的に移動できる。図9〜図11は矢印J方向に係合部材100が保持ボ ス95上で揺動するに伴い溝92内に更に移動するアーム部102を示しており 、図12は外部リング70の歯部72が完全に離間して係合部材100を示して いる。 図12、図13及び図14に明示するように、外部リング70を矢印方H向に 連続して回転すると、線Lにより示されるように係合部材100が移動され、歯 部72は丁度駆動突出部120上及びテール部104の当接端部108上に位置 する。 図15に示すように、駆動突出部120を迅速に移動したリング70の歯部7 2が係合部材100の歯部110に到達すると、図15に示す点Cで接触し、保 持ボス95上の係合部材100が矢印J方向に再旋回され、テール部104は上 動し当接端部108は図15及び図16に示すように歯部72及び面76により 区画される空間内に実動される。図17 に示すように矢印H方向に連続して回転すると、図10の歯部72”がテール部 104の当接端部108と接触し、係合部材100が図10の矢印K方向に係合 部材100が旋回され、歯部72”は駆動力を係合部材100へ伝達することな くテール部104を超えて移動できる。リング70を図18の矢印H方向に連続 して回転すると、歯部72”’が再び駆動突出部120と接触し、係合部材10 0が図9〜図17に沿って上述した如く連続的に旋回運動する。従って外部リン グ70が矢印H方向に回転されると、係合部材100は保持ボス95上で単に後 退及び前進旋回され、内部部材80へ駆動力を伝達する係合部材100に駆動力 が伝達されることはない。従って外部リング70は駆動力を伝達することなく内 部リング80に対し効果的に回転自在になる。 図19で矢印M方向と反対方向に歯部72を回転すると、駆動力が内部部材8 0へ伝達される。図19の歯部72は駆動突出部120と接触され、これにより 係合部材100は図20に示すように保持ボス95上で矢印K方向に旋回し、歯 部110は矢印N方向に歯部72’の通路(図20に示す)内へ向かって移動す る。 図21及び図22は歯部72が駆動突出部120上を移動し、歯部72’の歯 面121上を摺動して歯部72’の通路内に移動し歯部110が連続的に移動す る状態を示している。図22に示す矢印M方向に連続して回転することにより、 駆動力が歯部72’の歯面121と歯部110の歯面111との間の接触部を介 しリング70から伝達され、また駆動力 は矢印M方向に係合部材100へ更に内部部材80へと伝達されて、矢印M方向に 内部部材80が回転される。従って図22に示す位置では、係合部材100は旋 回されてリング70の歯部72の一と係合され、リング70の接触及び回転によ りその位置に保持され、駆動力は係合部材100を介し内部部材80へ伝達され 内部部材80が回転される。 図7に示すようにラチェット機構は3個の係合部材100と対応する3個の保 持ボス95とを包有している。一方係合部材100の数は任意に設定でき、必要 に応じ内部部材80の円周部に沿って更に係合部材を設けることができよう。 図7の好適な実施態様の利点はラチェット機構が極めて高速で動作可能であり また極めて小さな運動量で極めて正確に停止可能である。 図23は高速動作可能であるという更なる利点を有し、図7〜図22の実施態 様と近似の実施態様が示されている。特にこの実施態様では、係合位置と非係合 位置との間で係合部材が比較的低速活動され(即ち係合部材が比較的低速移動さ れ)、これにより高速な平滑動作が可能になる。 図23を参照するに、外部リング200には歯部210が形成され内部リング 220は切取部240を有している。切取部240は湾曲段差部241と背部の 深いくぼみ部242と段差部241の対向側の浅い正面くぼみ部243とからな る。係合部材250は係合部材250上に形成される肩部251により段差部2 41上に装着される。従って係合部材250は段差部241上において図23の 矢印M方向で後退及 び前進旋回可能である。 くぼみ部242は図23の矢印P方向における係合部材250の移動を制限す る背部壁245を有し、矢印P方向と反対方向の移動が段部251と肩部241 との間の係合により抑止される。 内部部材220が図23の矢印R方向に回転されると、歯部210の1は係合 部材250のほぼ背部へ係合部材250の最外面255と係合し、係合部材25 0が図23の矢印N方向に肩部241上で旋回して、係合部材250の係合歯部 258が半径方向外側へ引っ張られる。図23の部材250’及び歯部210’ は面255’と歯部210’との間が係合され係合部材250の旋回運動が開始 されて係合歯部258が歯部210の1と係合する位置にまで移動される状態を 示している。内部リング220が連続的に回転されると、部材250’の背端部 260’がくぼみ部242’まで移動される。この位置は図23に係合部材25 0”により示される。この位置において係合部材250”は歯部210”と係合 可能な位置にあり、歯部258”が歯部210”と係合すると、歯部258”は 上動して歯部210”と完全係合状態となる。本実施態様では係合部材250の 1のみが歯部210と係合し駆動力を外部リング200へ伝達する。内部リング 220が矢印R方向と半径方向に回転されると、係合部材250は引っ張られて 歯部210”との係合が外れ図23の矢印J方向に歯部210”’により揺動さ れ、リング220はリング200に対し単に回転自在になる。 本実施態様では係合部材250の平滑面255により形成される駆動部により 、係合位置と非係合位置との間で係合部材250が比較的小さい距離の移動で済 み、このため高速運動が可能となる。また歯部210と駆動面255との間の係 合により、係合部材250が移動されて歯部と完全に係合されるが、係合歯部2 58が位置決めされ歯部210と接触され、この係合により係合歯部258は完 全に歯部210内に移動される。これは駆動突出部120により係合部材上の係 合歯部が外部リングの歯部内に完全に挿入される上述の実施態様と対比される。 図24〜図27は図1〜図5と同様であるが、ラチェットを係合位置内に移動 させる駆動面をも含む実施態様を示している。 図24を参照するに、外部リング300には歯部301が形成される。内部リ ング320はシャフトと一体にあるいはその一部として形成され、片面にカム耳 部321を有している。緩く取り付けられた係合リング330は内部リング32 0上に設けられ、カム耳部321を受容するくぼみ部322を有している。くぼ み部322の近傍のリング330には、リンク330の残部に対し半径方向外側 へ突出する駆動面323が含まれる。リング330は全体として円形であるが片 側が駆動面323の近傍で僅かに平担にされている。内部リング320が矢印Q 方向に回転されると、ラチェット機構は回転動作自在になり、カム321がくぼ み部322の端面335と接触し、リング330がまた矢印Q方向に移動され、 駆動面321は単に歯部301の上にある。 内部リング330は多数の歯部335を有し、図24の位置ではラチェット機 構が回転自在にあるとき、歯部335全体は歯部301から離れてあるいは単に 歯部301上に位置する。 図25は図24と同様な図であり、駆動面323は歯部301上ににあり、歯 部335は歯部301から離間している。 ラチェットを係合させたい場合、リング320は図26の矢印S方向に回転さ れる。これによりカム321がくぼみ部322の対向端部まで移動し、くぼみ部 322の端面339と係合する。矢印S方向に内部リング320が連続的に回転 されると、リングはまた矢印S方向に回転開始する。リングが矢印S方向に回転す ると、駆動面323は歯部301と接触し、これによりリング330が上動、あ るいは図26の矢印T方向に僅かに回転し、リング330の歯部335が引っ張 られ、リング330の歯部301と係合される。従って確実な係合が得られ駆動 力は内部リング320から係合リング330を経て外部リング301へ伝達され る。図27に矢印Vで示す方向に逆回転されると、カム321はくぼみ部322 の対向端部へ向かって移動し係合リング330はまた矢印V方向に回転される。 駆動面323が歯部301と係合すると、リング330が図27の矢印W方向に 下方へ僅かに引っ張られ、歯部335は歯部301から外され、ラチェットは逆 方向に単に回転自在となる。 本発明の精神及び範囲内の設計変更は当業者により容易に実行可能であり、本 発明はここに例示した実施態様に限定されないことは理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部部材と、外部部材と、内部部材及び外部部材の一方上に設けられる少な くとも一の歯部と、内部部材及び外部部材の他方上に設けられる係合部材と、係 合部材上に設けられた係合歯部と、係合部材上に設けられ内部部材及び外部部材 の一方と接触して係合部材をある位置まで移動し係合歯部を少なくとも一の歯部 と係合させる駆動部とを備え、係合部材は内部部材及ひ外部部材の他方に対し移 動可能に内部部材及び外部部材の他方に装着されるラチェット機構。 2.内部部材及び外部部材の一方は複数の歯部を有し、少なくとも一の歯部が複 数の歯部の少なくとも一の歯部であり、複数の歯部の一は係合部材と接触し係合 部材を移動させ係合部材を複数の歯部の少なくとも一の歯部と係合させる請求項 1のラチェット機構。 3.駆動部は係合部材の面を包有し、内部部材及び外部部材の一方と係合部材の 面との接触により係合部材は内部部材及び外部部材の他方に対し揺動し、係合部 材の係合歯部がある位置に移動されて係合歯部が内部部材及び外部部材の一方の 少なくとも一の歯部と係合可能になるように構成される請求項1のラチェット機 構。 4.内側円周部に少なくとも一の歯部を有する外部リングと、外面に少なくとも 一の歯部を有し外部リングの少なくとも一の歯部と係合する係合部材と、係合部 材を移動して外部リングと係合させ係合部材の少なくとも一の歯部を外部リング の少なくとも一の歯部と係合させる駆動部材と、駆動部材を 支承するシャフトとを備え、係合部材は外部リング内に配置され内面にくぼみ部 を有し、駆動部材は係合部材のくぼみ部内に突出するカムを有し係合部材に対し くぼみ部内で移動可能であり、シャフトを一方向に回転すると駆動部材は回転さ れくぼみ部内のカムを移動し、くぼみ部の一端部と係合されて、係合部材が押さ れ係合部材の少なくとも一の歯部は駆動されて外部リングの少なくとも一の歯部 と係合され、シャフト、係合部材及び外部リングは単一の一体物として移動し、 シャフトを反対方向に回転するとカムはくぼみ部内でくぼみ部の他端部へ移動し て、係合部材が外部リングから離れるように押され、係合部材の少なくとも一の 歯部は移動して外部リングの少なくとも一の歯部との係合が解放され、シャフト は外部リングに対し回転自在に構成されるラチェット機構。 5.係合部材はその外周部の一部上にのみ複数の歯部を有する係合リングである 請求項4のラチェット機構。 6.係合部材は外部リングの内周部の周囲に配置される複数のセグメントからな り、各セグメントはシャフトが一方向に回転するとき外部リングの少なくとも一 の歯部と係合する少なくとも一の歯部を有する請求項4のラチェット機構。 7.セグメントは長手のスロットを有し、カムはスロット内に受容される円筒状 の突出部である請求項6のラチェット機構。 8.セグメントは矩形のブロック部材でありセグメントの少なくとも一の歯部は ブロック形状のセグメントの隅部の頂部により形成される請求項7のラチェット 機構。 9.内周面に複数の歯部を有する外部部材と、保持部を有する内部部材と、内部 部材の保持部上で揺動運動可能に装着される係合部材と、係合部材上の少なくと も一の歯部と、係合部材上の駆動部とを備え、外部リングが一方向に回転すると 外部リングの歯部は係合部材の駆動部と係合し係合部が保持部材に対し揺動され 、係合部の少なくとも一の歯部は外部部材の歯部から外されて外部部材及び内部 部材が互いに対し回転可能であり、一方反対方向に外部リングが回転すると外部 部材の歯部は駆動部と係合し係合部材が揺動され、係合部の少なくとも一の歯部 は外部リングの歯部の少なくとも一の歯部と係合し、駆動力が外部リングから係 合部材を経て内部部材へ伝達されるように構成されたラチェット機構。 10.保持部は内部部材の円弧状溝と、溝と隣接して設けられ内部部材上の保持 ボスを区画する円弧状のスカロップ溝とを包有する請求項9のラチェット機構。 11.係合部材は保持ボスと係合し、内部部材と回転運動可能に、内部部材に対 し保持ボス上で揺動運動可能に保持ボス上の係合部材を位置決めする保持くぼみ 部を有する請求項9のラチェット機構。 12.駆動部は係合部上の突出部である請求項9のラチェット機構。 13.係合部は外部リングの歯部と係合し係合部材の揺動運動を容易にすること が可能な当接部を持つテールを包有する請求項9のラチェット機構。
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