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JP2001513023A - デジタル貯蔵ディスクのプラスチック本体に付着しているコーティングを取り除く方法及び装置 - Google Patents

デジタル貯蔵ディスクのプラスチック本体に付着しているコーティングを取り除く方法及び装置

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JP2001513023A
JP2001513023A JP53806698A JP53806698A JP2001513023A JP 2001513023 A JP2001513023 A JP 2001513023A JP 53806698 A JP53806698 A JP 53806698A JP 53806698 A JP53806698 A JP 53806698A JP 2001513023 A JP2001513023 A JP 2001513023A
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storage
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station
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ビュルクレ ヴォルフガング
ローデ グスタフ
シュピース クラウス
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マーヴェーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
ヴェセロ マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、デジタル貯蔵ディスク(19)のプラスチック本体に付着しているコーティングを、該貯蔵ディスクに向けられた高圧水噴流によって、取り除く方法並びに装置に関する。本発明の特徴とするところは、貯蔵ディスク(19)及び高圧水噴流(23)をコーティング取り除きプロセス中に互いに相対的に動かす点に存する。5つのノズルステーション(11〜15)、ブラシステーション(16)、すすぎステーション(17)及び乾燥ステーション(18)が処理ライン(10)内で互いに間隔をおいて前後に配置されている。回転可能に支承されている取り付け部(24)に保持されている貯蔵ディスク(19)は、ノズルステーション(11〜15)に沿って縦方向に動かされる。この縦方向運動に対して付加的に、取り付け部(24)及びこの取り付け部と一緒に貯蔵ディスクは高速度で回転せしめられる。したがって縦方向運動及び回転運動は同時に行われる。本発明は、貯蔵ディスクのプラスチック本体が損傷せしめられることなしに、極めて短時間でコーティングを残りなしに完全に取り除くことを保証する。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタル貯蔵ディスクのプラスチック本体に 付着しているコーティングを取り除く方法及び装置 本発明は、請求項1及び8の上位概念に記載されている形式のデジタル貯蔵デ ィスクのプラスチック本体に付着しているコーティングを取り除く方法並びに装 置に関する。 デジタル貯蔵ディスクは今日では、トーン担体及び情報担体として、特にオー ディオCD(コンパクトディスク)として、固定貯蔵ディスクCD−ROM(コ ンパクトディスクーリード オンリーメモリー)として、あるいはCD−R(コ ンパクトディスクーレコーダブル)として広範囲に広められている。 このような貯蔵ディスクはメタライジングしたプラスチックディスクである。 貯蔵ディスクの形状安定性に対する強い要求のために、製作の際には高級なプラ スチック、特にポリカーボネートが加工される。 オーディオCDは大体において、射出成形技術及び圧縮成形技術で製作された プラスチック本体から成っており、このプラスチック本体は既にすべての情報を 包含している。CD再生装置のレーザがこの情報を読み取り得るようにするため に、情報而にはなお、一般にはアルミニウムから成る反射性金属層を設けておか なければならない。次いでCDはUV−透明ラッカーで封印される。 CD−ROM若しくはCD−Rの反射層のためには、主として薄い金被覆層、 一部ではまた銀被覆層が利用される。次いで種々の保護ラッカー層が設けられ、 この保護ラッカー層はディスクを極めて敏感なラベル側から、損傷に対して効果 的に保護する。 オーディオCDに対する大きな相違点は、ポリカーボネートディスクと反射層 との間にフォトラッカー層があることであり、このフォトラッカー層内に記録の 際にデジタル化したデータが露光せしめられる。 貯蔵ディスクに記録する場合、比較的に透明な色素層が点状に短時間加熱され て、化学反応が生ぜしめられ、この化学反応は色素の透光性を変化させ、これに よって読み取りマークが生ぜしめられる。 貯蔵ディスクを製作する際のきずものが生じる率は比較的に大きい。更に、多 量の古い不要になった貯蔵ディスク、特にCD−ROMが生ずる。それは、この ような貯蔵ディスクは貯蔵された情報が短命であるために、部分的に迅速に存在 意義を失うからである。 したがって、くずの量を減少させるため、及び費用の理由から、ポリカーボネ ートを高度に純粋な形で取り戻すことが試みられている。更にコーティング物質 を取り戻すことは意義のあることである。このことは、特にフォトラッカー層の 色素の場合に当てはまる。 それは、フォトラッカー層は高価であるからである。 エコロジー的な観点からは、結合を解離しない利用は意味がない。それは混合 物からは低価値の製品しか製作できないからである。 したがって、貯蔵ディスクからコーティングを取り除くための種々の化学的及 び機械的な方法が既に提案されている。 例えば、DE-41 23 199 A1によって、貯蔵ディスクをはぎ取りナイフで加工し て、コーティングをプラスチック本体から機械的に除去することが公知である。 しかしながら貯蔵ディスクはコーティングを取り除く際に取り扱いが極めて困難 である。更に一般にポリカーボネートの一部も一緒に取り除かれてしまう。コー ティングを選択的に層状に取り除くことは不可能である。 原理的には、貯蔵ディスクからコーティングを取り除くために、特に削り性物 質を付加した高圧水噴流を使用することが公知である。しかしながらこの方法は 従来は技術的に成功していない。 そこで本発明の課題は、従来技術から出発して、貯蔵ディスクのコーティング を取り除く改良された合理的な方法を提示し、かつこの方法を実施する高出力の 装置を構成することである。 この課題の方法部分の解決策は、本発明によれば、請求項1の特徴部分に記載 した手段から成っている。 この課題の装置部分の解決策は、請求項8の特徴部分に記載されている。 本発明の核心は、貯蔵ディスク及び高圧水噴流がコーティングの取り除きの際 に互いに相対的に動かされることである。 この形式で、プラスチック本体を汚したり、それどころか損傷させたりするこ となしに、コーティングを完全に残りなしに取り除くことが保証される。重要な ことは、取り除きが極めて短時間で行われることである。 これにより、1秒よりも短い時間で貯蔵ディスクからコーティングを完全に取 り除く効果的かつ安価な方法が提供される。 運転パラメータ、特に運動速度、ノズル形状、ノズル直径、ノズル間隔及び高 圧水噴流の衝突速度を方法に合うように調和させることによって、コーティング の個々の層を選択的に取り除くことも可能である。このことは、特にフォトラッ カー層のために使用される色素を取り戻す場合に、意味がある。 請求項2の特徴によれば、貯蔵ディスクは高圧水噴流に対して相対的に、縦方 向、横方向又は回転させて動かすことができる。特に有利なのは、回転運動及び 縦方向運動を重畳させること、あるいは2つの回転運動を重畳させることである 。 基本的には、高圧水噴流を、請求項3に記載したよ うに、相応して動かすことが可能である。 請求項4の特徴によれば、貯蔵ディスクは取り付け部に固定されていて、高圧 水噴流に沿って動かされる。 高圧水で処理した後に、貯蔵ディスクはブラシによって後クリーニングするこ とができる(請求項5)。 更に、ディスク表面に場合により残っているコーティングの構成部分又はフォ トラッカー層を溶解させるために、溶剤を供給することができる(請求項6)。 この場合溶剤は前述のブラシの1つによって供給することができる。 コーティングの取り除きのために利用された水は請求項7の特徴によれば、循 環システム内を案内されて浄化される。この循環システム内には単数又は複数の フィルタが内蔵されており、これらのフィルタによって、コーティングのはがさ れた個々の構成部分を別個に取り戻すことができる。 本発明による装置は請求項8の特徴を有している。重要なことは、貯蔵ディス クが取り付け部に保持されて、ノズルに対して相対的に運動可能であることであ る。 取り付け部は種々に構成することができる。取り付け部は貯蔵ディスクをその 運動及び処理の際に確実に保持しなければならない。技術的に実施可能なのは、 吸い込みグリッパ状の構成である。 実地において特に適している取り付け部は取り付け皿を備えており、この取り 付け皿に貯蔵ディスクを固定することができる。 高圧水噴流の運転圧力は1000バールよりも上であり、有利にはほぼ150 0バールである。必要な運転圧力を生ぜしめるために、増圧器又はポンプが使用 される。更に極めて小さなノズル直径で作業が行われる。実地の実験の示したと ころでは、0.1mmよりも小さいノズル直径は特に良好な取り除きを可能にする 。 高圧水噴流の機械的な力によって貯蔵ディスクのコーティングが取り除かれる 。この場合、貯蔵ディスクと高圧水噴流との間の相対運動は、コーティングが完 全に取り除かれること、及び貯蔵ディスクが高圧水噴流によって切断されないこ とを保証する。 一般的な発明思想の特に有利な実施例では、単数又は複数の高圧水ノズルが噴 射方向を貯蔵ディスクに固定して配置されており、貯蔵ディスクが取り付け皿上 に回転可能に支承されて、高速で回転しながらノズルに沿って動かされる。これ によって貯蔵ディスクと高圧水噴流との直線状の相対運動と回転相対運動とを重 畳させることができる。 請求項9の特徴によれば、それぞれ複数のノズルを有するノズルステーション が互いに間隔をおいて前後に配置されている。この形式で、貯蔵ディスクを連続 的に加工するための処理ラインが形成される。 貯蔵ディスクのための取り付け部は請求項10によれば、有利には回転可能に 支承されている。これによって、取り付け部上の貯蔵ディスクは本発明による装 置を通過する際に回転しながら動かされることができる。 基本的には、複数の貯蔵ディスクを1つの取り付け部に固定することも考えら れる。 特に皿状の取り付け部を水平に配置することも、もちろん可能ではあるが、請 求項11の特徴によれば、取り付け部の回転軸線が水平線に対して平行であるか 、あるいは角度をなして延びていると、有利である。これによって取り付け皿を 斜めに若しくは鉛直に配置することが可能である。この形式で、供給された水は 取り除かれたコーティング構成部分と一緒に下方に向かって排出されて、引き続 いて処理されることができる。 貯蔵ディスクを取り付け部に固定するために、取り付け部は請求項12の特徴 によれば、締め付け装置を備えている。この締め付け装置は空気力式に、あるい は液力式に働くことができる。 締め付け装置の別の実施例は請求項13によって特徴付けられている。請求項 13によれば、締め付け装置は遠心力セグメントを有しており、これらの遠心力 セグメントは貯蔵ディスクの中央の開口に係合する。 貯蔵ディスクは固定するために、取り付け部の皿に当て付けられる。このこと は公知の供給装置によって行われる。取り付け部の回転運動が開始されると、遠 心力セグメントが外方に向かって動き、その際貯蔵ディスクは遠心力セグメント の適当な保持突起によって固く締め付けられる。 貯蔵ディスクが連続的に通過することを保証するために、複数の取り付け部が 、請求項14の特徴によれば、エンドレスに案内されている搬送手段に所属して いる。この形式で貯蔵ディスクは装置を通して動かされて、処理される。取り付 け部への、若しくは取り付け部からの、貯蔵ディスクの取り付け及び取り外しは 公知の供給装置及び取り外し装置によって行われる。 搬送手段としては、牽引手段、例えばベルト、伝動鎖あるいは伝動ローラを有 しているか、有していない機械的な駆動装置を使用することができる。 別の機械技術的に有利な解決策は請求項15に特徴付けられている。請求項1 5によれば、複数の取り付け部が1つの回転可能な搬送円板上に配置されている 。 有利には取り付け部は回転可能に搬送円板上で支承されている。 取り付け部は供給ステーションで連続的に貯蔵ディスクを供給されることがで きる。搬送円板が回転する際に、貯蔵ディスクは回転しながら高圧水ノズルに沿 って導かれる。次いでコーティングを取り除かれたポリカーボネートディスクは 排出ステーションで取り外される。 この実施例は特にその構造スペースの点で有利である。駆動部及び軸受けのた めの乾燥範囲と高圧水噴流のための湿潤範囲とを充分に分離し得ることも、重要 である。 コーティングの完全な取り除きを保証し得るようにするために、請求項16の 特徴によれば、高圧水ノズルは貯蔵ディスクの露出平面並びに貯蔵ディスクの外 縁及び内縁に向けられている。 基本的には、高圧水ノズルの軸線を互いに異なった角度で配置しておくことが できる(請求項17)。 既に述べたように、貯蔵ディスクは後クリーニングのために付加的にブラシ処 理することができる。このために、請求項18の特徴によれば、ノズルステーシ ョンの後方に、単数又は複数のブラシを有するブラシステーションが接続されて いる。 次いで貯蔵ディスクはなお洗浄処理することができる。このことはすすぎステ ーション(請求項19)内で行われ、このすすぎステーション内で貯蔵ディスク は有利には大量の水で洗われる。更に、貯蔵ディスクを乾燥させるために、請求 項20に記載したように、乾燥ステーションを後方に接続しておくことができる 。この乾燥ステーションにおいて、貯蔵ディスクは放 射又は対流によって乾燥される。有利にはこの乾燥は温空気によって行われる。 本発明による装置の1実施形態では、請求項21の特徴によれば、処理ライン 内に貯蔵ディスクへの溶剤のための供給ユニットが内蔵されている。これによっ て万一ディスク表面に残っているコーティング構成部分が取り除かれる。 これによって特に有利には、フォトラッカー層を選択的に取り除き、極めて高 価な色素を取り戻すことが可能である。この場合、まずその他のラッカー層及び 金属層が高圧水噴流によって取り除かれる。次いでフォトラッカー層が溶剤によ って取り除かれる。溶剤は色素と一緒に別個に引き出され、再処理装置に供給さ れる。 溶剤としては有利にはアルコール、特にメチルアルコール又はエチルアルコー ルが使用される。 請求項22の特徴によれば、高圧水噴流の影響下にある処理範囲は軸受け及び 駆動手段の範囲に対して液密に仕切られている。これによって装置は湿潤範囲と 乾燥範囲とに分離される。この形式で駆動部分及び軸受けを水分から保護するこ とができる。 有利にはこの仕切りはプロセス中一緒に循環する仕切り壁によって行われる。 本発明による装置は万能的にかつ極めてフレキシブルに使用することができる 。種々の構造及び直径の貯 蔵ディスクのコーティングを残りなしに取り除くことができる。この装置はポリ カーボネートを高度に純粋な形で取り戻すことができる。更にフォトラッカー層 の色素及び又は例えば金又は銀のような価値にある金属コーティングを取り戻す ことができる。 選択的にオーディオCD又はCD−ROM若しくはCD−Rを加工することが できる。このためには場合によってわずかな変更を行って、例えば溶剤の供給ユ ニットを接続するだけでよい。 本発明は以下において図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。 図1はデジタル貯蔵ディスクの半部の概略図である。 図2は本発明による装置を技術的に一般化して示した側面図である。 図3は図2に示した装置の4つの作業ステーションのやはり側面図である。 図4は図3の図示を矢印Aの方向で見た平面図である。 図5は貯蔵ディスクのための取り付け部の鉛直横断面図である。 図6は別の実施例の一部を示した図である。 図7は取り付け部の締め付け装置の正面図である。 図8は図7の図示の平面図である。 図9は別の実施例を示した図である。 図10は図9の図示のA−B線に沿った鉛直横断面図である。 図1はオーディオCDの形のデジタル貯蔵ディスク1の構造を示す。デジタル 貯蔵ディスクはここではその半分が示されている。 貯蔵ディスク1は、コーティング3を備えているポリカーボネートから成る透 明なプラスチック本体2を有している。コーティング3はプラスチック本体2上 に付着している金属、例えば金、銀あるいはアルミニウムの反射層4と、ポリマ ーから成る保護ラッカー層5と、ラベルのためのフォト印刷層6とから成ってい る。 反射層4に接する領域には情報支持面7が設けられている。貯蔵ディスク1は 中央に中央開口8を有している。 プラスチック本体2のために使用されているポリカーボネートを純粋な形で取 り戻すためには、コーティング3を貯蔵ディスク1から取り除かなければならな い。 コーティングを取り除くことは、図2を参照して説明するような装置9内で行 われる。 装置9内では、互いに間隔をおいて前後に配置されている5つのノズルステー ション11〜15、ブラシステーション16、すすぎステーション17及び乾燥 ステーション18から処理ライン10が形成されてい る。 装置9に貯蔵ディスク19を供給するため及びコーティングを取り除かれた貯 蔵ディスク19を取り出すために、普通の自動的に働く単に概略的に示した供給 ステーション20及び取り出しステーション21が役立つ。 図3及び4は、図2のノズルステーション15、ブラシステーション16、す すぎステーション17及び乾燥ステーション18の側面図及び平面図を示す。 ノズルステーション11〜15はそれぞれ1つ又は複数の定置のノズル22を 備えている。これらのノズル22を介して、貯蔵ディスク19は高圧水噴流23 で加工される。しかし基本的には、高圧水ノズル22を図示していない機枠に対 して可動に配置しておくことも可能であり、その場合取り除きプロセスの必要に 応じて、高圧水ノズル22の運動方向及び運動速度並びに貯蔵ディスク10に対 する衝突角度を種々に選択することができる。 回転可能に支承されている取り付け部24に保持されている貯蔵ディスク19 は処理ライン10内を矢印Lで示した方向に動かされる。この縦方向の運動Lに 対して付加的に、取り付け部24及びこれとともに貯蔵ディスク19は回転(矢 印R)せしめられる。これによって縦方向運動Lと回転運動Rとが重畳せしめら れる。 高速で回転する貯蔵ディスク19の搬送の際に、ノズル22から高圧水噴流2 3が貯蔵ディスク19の個々の範囲に向けられる。極めて高エネルギの、細く束 ねられた高圧水噴流23によって、貯蔵ディスク19のコーティングが取り除か れ、その際貯蔵ディスク19と高圧水噴流23との間の相対運動によって、貯蔵 ディスク19の損傷あるいは破壊が回避される。 コーティングの完全な取り除きは5つのノズルステーション11〜15によっ て保証される。 ノズルステーション11〜15に続いて、回転するブラシ25を備えたブラシ ステーション16が設けられている。 ブラシステーション16をこのように内蔵することは有利である。それは、貯 蔵ディスクを種々に構成することができ、コーティング若しくは個々の層が種々 の厚さでプラスチック本体2に付着することができるからである。 オーディオCDの場合には、ブラシステーション16は、ノズルステーション 11〜15における加工後に貯蔵ディスク19の表面にまだ付着している残り粒 子を取り除くのに役立つ。 CD−ROM若しくはCD−Rのコーティングを取り除く場合には、ノズルス テーション11〜15は、金若しくは銀の被覆を取り除くのに利用され、ブラシ ステーションは、フォトラッカー層を取り除くのに役 立つ。このために、ブラシ加工の際には有利には溶剤が図2に略示した供給ユニ ット26を介して供給される。 ブラシ加工の後に貯蔵ディスク19はすすぎステーション17で洗浄され、次 いで乾燥ステーション18内で温空気によって乾燥せしめられ、それから取り出 しステーション21を経て装置9から出る。符号27はすすぎ水ノズルを示し、 符号28は温空気ノズルを示す。 図2においては更に、貯蔵ディスク19の加工の際に必要とされる水の案内及 び浄化のためのフィルタ30を内蔵した循環システム29が示されている。 図3及び4においては、取り付け部24を動かす循環するエンドレスの搬送手 段31が鎖線で概略的に示されている。 更に図4には仕切壁32が示されており、この仕切壁は装置9を湿潤範囲33 と乾燥範囲34とに仕切っている。湿潤範囲33内では貯蔵ディスク19の処理 が行われるのに対し、乾燥範囲34内には搬送手段31並びに軸35、軸受け3 6及びそのほかのすべての駆動エレメントが配置されている。 図5には、回転可能に支承された取り付け皿38を有する取り付け部37が示 されており、その回転軸線39は水平線に対して平行に延びている。取り付け部 37の軸40は仕切壁41を貫通している。ラビリン スシール42によって、乾燥範囲43内にある軸受け44が湿潤範囲45に対し て遮断されている。 正面側において、貯蔵ディスク47が締め付け装置46によって取り付け皿3 8に保持されている。 貯蔵ディスク47の露出平面48を高圧水噴流49によって加工するために、 複数のノズル50が設けられているが、ここではこれらのノズル50のうち単に 1つのノズルだけが示されている。矢印P1は、ノズル50を可動に配置するこ とも可能であることを示している。 貯蔵ディスク47の外縁51をきれいにするために、付加的なノズル52が設 けられており、このノズルの高圧水噴流53は貯蔵ディスク47の厚さに相応し て、ノズル50の高圧水噴流49よりも著しく細く束ねられている。 D1及びD2はノズル50若しくは52の軸線を示す。これらの軸線は図示の 実施例では互いに直角になっている。基本的には軸線D1、D2及びほかのノズ ル50の軸線は互いに異なった角度で配置することができる。 貯蔵ディスク47を加工する場合、取り付け皿38が回転し、その際回転運動 Rは図示していない駆動部によって生ぜしめられる。同時に貯蔵ディスク47は 取り付け皿38と一緒にノズル50及び52に沿って縦方向に動かされる。 図6に示した実施例は不動の取り付け皿55を有する取り付け部54を示す。 貯蔵ディスク57の表面56全体からコーティングを取り除き得るようにする ために、複数のノズル58が1つのノズル条片59に配置されている。有利には 1つの装置内で複数のこのようなノズル条片59が設けられており、その際個々 のノズル58はノズル条片ごとにずらして配置されている。 散水壁60によって湿潤範囲61と乾燥範囲62との分割が行われている。水 が貫通することはシール63によって阻止される。更に噴射水のための排出トラ フ64が設けられている。 取り付け部54はここでは図示していない別の取り付け部と一緒に、エンドレ スに案内されている鎖伝動装置の形の搬送手段65に所属せしめられている。こ の形式で、取り付け部54は鎖車67によって駆動される循環鎖66によってノ ズル条片59に沿って動かすことができる。 図6において符号68は滑りレール68を示し、符号69は鎖車67の駆動軸 70のための軸受け台を示す。 図7及び8によって取り付け部72の締め付け装置71を詳細に説明する。 貯蔵ディスク73は、ここでは示されていない供給装置によって取り付け部7 2の取り付け皿74に押し 付けられ、最初の短時間は付着力によって付着した状態にとどまる。この付着力 は、取り付け皿74を水で濡らしておくことによって、強くすることができる。 締め付け装置71は複数の遠心力セグメント75を有しており、これらの遠心 力セグメントは取り付け皿74において滑動可能に支承されている。取り付け皿 の回転運動によって遠心力セグメント75は、矢印P2によって示すように、外 方に向かって動かされ、その際遠心力セグメント75の外方に向いた突起76が 貯蔵ディスク73の中央開口77に係合する。この形式で貯蔵ディスク73は遠 心力の作用で取り付け皿74に緊定される。 これによって貯蔵ディスク73は、衝突する高圧水噴流による処理の際にも、 また後続のブラシステーションにおいても、申し分なく位置固定されることが保 証されている。 貯蔵ディスク73を取り外すためには、取り付け皿74が制動される。その場 合遠心力セグメント75は再び内方に動き、貯蔵ディスク73を取り外すことが できる。この場合遠心力セグメント75を戻すことは、外周に取り付けられたO リング78によって補助される。もちろん、この場合ばねで操作される戻しエレ メントを使用することも考えられる。 図9及び10に示した本発明による装置の実施例では、複数の取り付け部79 が1つの回転可能に構成さ れている搬送円板80上に配置されている。この場合取り付け部79のやはり回 転可能に構成されている取り付け皿81は搬送円板80の回転軸線82を中心と する同心のピッチ円TK上に位置している。 矢印Pzによって示した供給ステーションを介して取り付け部79に貯蔵ディ スク83が供給される。搬送円板80が回転すると、貯蔵ディスク83は回転し ながら高圧水ノズル84、85に沿って案内される。搬送円板80の回転運動は 矢印R1によって示されており、取り付け部79の回転運動は矢印R2によって 示されている。 第1のノズルステーション86においてはノズル84によって貯蔵ディスク8 3の露出平面87が加工され、ノズル85によって外縁88が加工される。 次いで搬送円板80が更に回転すると、貯蔵ディスク83はまず別のノズルス テーション89を通して案内され、それからブラシステーション90で回転ブラ シ92によって後クリーニングされる。 次いで貯蔵ディスク83はすすぎステーション92内で洗浄され、乾燥ステー ション93内で乾燥される。それから貯蔵ディスクは矢印PAで示した箇所で取 り出される。 回転可能な搬送円板80は、高圧水噴流94、95の影響下にある処理範囲9 6を、軸受け98及び取り付け部79並びに搬送円板80の駆動手段の範囲97 に対して、液密に遮断する。水が通過することはシール99によって防止される 。 図10から分かるように、搬送円板の回転軸線82及び取り付け部79の回転 軸線100は水平線に対してαの角度で配置されている。取り付け部79のこの 傾斜位置は取り付け皿81に対する貯蔵ディスク83の付着を改善する。更に、 取り除かれたコーティングと混ざった水の排出及び集合が保証されている。 貯蔵ディスク83からコーティングを取り除く場合に、貯蔵ディスクは高速で 回転しながら高圧水噴流94、95に沿って動かされる。相対運動によって、貯 蔵ディスク83の個々の範囲における高圧水噴流94、95の作用時間は短い。 したがって貯蔵ディスク83のコーティングを取り除くために、極めて高エネル ギの細く束ねられた高圧水噴流94、95を利用することができ、貯蔵ディスク 83のプラスチック本体が損傷せしめられたり、あるいは破損せしめられてしま うようなことはない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月19日(1998.12.19) 【補正内容】 明細書 デジタル貯蔵ディスクのプラスチック本体に付着しているコーティングを取り 除く方法及び装置 本発明は、請求項1及び5の上位概念に記載されている形式のデジタル貯蔵デ ィスクのプラスチック本体に付着しているコーティングを取り除く方法並びに装 置に関する。 デジタル貯蔵ディスクは今日では、トーン担体及び情報担体として、特にオー ディオCD(コンパクトディスク)として、固定貯蔵ディスクCD−ROM(コ ンパクトディスク−リード オンリーメモリー)として、あるいはCD−R(コ ンパクトディスク−レコーダブル)として広範囲に広められている。 このような貯蔵ディスクはメタライジングしたプラスチックディスクである。 貯蔵ディスクの形状安定性に対する強い要求のために、製作の際には高級なプラ スチック、特にポリカーボネートが加工される。 オーディオCDは大体において、射出成形技術及び圧縮成形技術で製作された プラスチック本体から成っており、このプラスチック本体は既にすべての情報を 包含している。CD再生装置のレーザがこの情報を読み取り得るようにするため に、情報面にはなお、一般にはアルミニウムから成る反射性金属層を設けておか なければならない。次いでCDはUV−透明ラッカーで封印される。 CD−ROM若しくはCD−Rの反射層のためには、主として薄い金被覆層、 一部ではまた銀被覆層が利用される。次いで種々の保護ラッカー層が設けられ、 この保護ラッカー層はディスクを極めて敏感なラベル側から、損傷に対して効果 的に保護する。 オーディオCDに対する大きな相違点は、ポリカーボネートディスクと反射層 との間にフォトラッカー層があることであり、このフォトラッカー層内に記録の 際にデジタル化したデータが露光せしめられる。 貯蔵ディスクに記録する場合、比較的に透明な色素層が点状に短時間加熱され て、化学反応が生ぜしめられ、この化学反応は色素の透光性を変化させ、これに よって読み取りマークが生ぜしめられる。 貯蔵ディスクを製作する際のきずものが生じる率は比較的に大きい。更に、多 量の古い不要になった貯蔵ディスク、特にCD−ROMが生ずる。それは、この ような貯蔵ディスクは貯蔵された情報が短命であるために、部分的に迅速に存在 意義を失うからである。 したがって、くずの量を減少させるため、及び費用の理由から、ポリカーボネ ートを高度に純粋な形で取り戻すことが試みられている。更にコーティング物質 を取り戻すことは意義のあることである。このことは、特にフォトラッカー層の 色素の場合に当てはまる。 それは、フォトラッカー層は高価であるからである。 エコロジー的な観点からは、結合を解離しない利用は意味がない。それは混合 物からは低価値の製品しか製作できないからである。 したがって、貯蔵ディスクからコーティングを取り除くための種々の化学的及 び機械的な方法が既に提案されている。 例えば、DE-41 23 199 A1によって、貯蔵ディスクをはぎ取りナイフで加工し て、コーティングをプラスチック本体から機械的に除去することが公知である。 しかしながら貯蔵ディスクはコーティングを取り除く際に取り扱いが極めて困難 である。更に一般にポリカーボネートの一部も一緒に取り除かれてしまう。コー ティングを選択的に層状に取り除くことは不可能である。 原理的には、貯蔵ディスクからコーティングを取り除くために、特に削り性物 質を付加した高圧水噴流を使用することが公知である。しかしながらこの方法は 従来は技術的に成功していない。 JP-A-6246744によって、プレート形のプラスチック担体に付着しているコーテ ィングをプラスチック担体に向けられた高圧水噴流によって取り除く方法が公知 である。このためにプラスチック担体は定置の支台上にある。加工中高圧水噴流 のノズルはプラスチック担体に沿って動かされる。類似の処理法はJP-A-5612584 2に記載されている。この場合プラスチック担体は装置上に保持されて装置と一 緒に回転せしめられるとともに、高圧水噴流はプラスチック担体に対して相対的 に動かされる。 そこで本発明の課題は、従来技術から出発して、貯蔵ディスクのコーティング を取り除く改良された合理的な方法を提示し、かつこの方法を実施する高出力の 装置を構成することである。 この課題の方法部分の解決策は、本発明によれば、請求項1の特徴部分に記載 した手段から成っている。この課題の装置部分の解決策は、請求項5の特徴部分 に記載されている。 本発明の核心は、複数の貯蔵ディスクを1つの搬送手段上でそれぞれ取り付け 部に保持して搬送手段に対して相対的に回転させながら動かし、かつ高圧水噴流 を縦方向及び又は横方向に貯蔵ディスクに対して動かすことである。 この形式で、プラスチック本体を汚したり、それどころか損傷させたりするこ となしに、コーティングを完仝に残りなしに取り除くことが保証される。重要な ことは、取り除きが極めて短時間で行われることである。 これにより、1秒よりも短い時間で貯蔵ディスクからコーティングを完全に取 り除く効果的かつ安価な方法が提供される。 運転パラメータ、特に運動速度、ノズル形状、ノズル直径、ノズル間隔及び高 圧水噴流の衝突速度を方法に合うように調和させることによって、コーティング の個々の層を選択的に取り除くことも可能である。このことは、特にフォトラッ カー層のために使用される色素を取り戻す場合に、意味がある。 貯蔵ディスクは高圧水噴流に対して相対的に、縦方向、横方向又は回転させて 動かされる。特に有利なのは、回転運動及び縦方向運動を重畳させること、ある いは2つの回転運動を重畳させることである。 基本的には、高圧水噴流を相応して動かすことも可能である。 高圧水で処理した後に、貯蔵ディスクはブラシによって後クリーニングするこ とができる(請求項2)。 更に、ディスク表面に場合により残っているコーティングの構成部分又はフォ トラッカー層を溶解させるために、溶剤を供給することができる(請求項3)。こ の場合溶剤は前述のブラシの1つによって供給することができる。 コーティングの取り除きのために利用された水は請求項4の特徴によれば、循 環システム内を案内されて浄化される。この循環システム内には単数又は複数の フィルタが内蔵されており、これらのフィルタによって、コーティングのはがさ れた個々の構成部分を別個に取り戻すことができる。 本発明による装置は請求項5の特徴を有している。重要なことは、複数の貯蔵 ディスクが1つの搬送手段上でそれぞれ回転可能に支承されている取り付け部に 保持されて、搬送手段に対して相対的に回転するように配置されており、かつノ ズルが貯蔵ディスクに対して相対的に運動可能であることである。 取り付け部は種々に構成することができる。取り付け部は貯蔵ディスクをその 運動及び処理の際に確実に保持しなければならない。技術的に実施可能なのは、 吸い込みグリッパ状の構成である。 実地において特に適している取り付け部は取り付け皿を備えており、この取り 付け皿に貯蔵ディスクを固定することができる。 高圧水噴流の運転圧力は1000バールよりも上であり、有利にはほぼ150 0バールである。必要な運転圧力を生ぜしめるために、増圧器又はポンプが使用 される。更に極めて小さなノズル直径で作業が行われる。実地の実験の示したと ころでは、0.1mmよりも小さいノズル直径は特に良好な取り除きを可能にする 。 高圧水噴流の機械的な力によって貯蔵ディスクのコーティングが取り除かれる 。この場合、貯蔵ディスクと高圧水噴流との間の相対運動は、コーティングが完 全に取り除かれること、及び貯蔵ディスクが高圧水噴流によって切断されないこ とを保証する。 一般的な発明思想の特に有利な実施例では、単数又は複数の高圧水ノズルが噴 射方向を貯蔵ディスクに固定して配置されており、貯蔵ディスクが取り付け皿上 に回転可能に支承されて、高速で回転しながらノズルに沿って動かされる。これ によって貯蔵ディスクと高圧水噴流との直線状の相対運動と回転相対運動とを重 畳させることができる。 請求項6の特徴によれば、それぞれ複数のノズルを有するノズルステーション が互いに間隔をおいて前後に配置されている。この形式で、貯蔵ディスクを連続 的に加工するための処理ラインが形成される。 特に皿状の取り付け部を水平に配置することも、もちろん可能ではあるが、請 求項7の特徴によれば、取り付け部の回転軸線が水平線に対して平行であるか、 あるいは角度をなして延びていると、有利である。これによって取り付け皿を斜 めに若しくは鉛直に配置することが可能である。この形式で、供給された水は取 り除かれたコーティング構成部分と一緒に下方に向かって排出されて、引き続い て処理されることができる。 貯蔵ディスクを取り付け部に固定するために、取り付け部は請求項8の特徴に よれば、締め付け装置を備えている。この締め付け装置は空気力式に、あるいは 液力式に働くことができる。 締め付け装置の別の実施例は請求項9によって特徴 付けられている。請求項9によれば、締め付け装置は遠心力セグメントを有して おり、これらの遠心力セグメントは貯蔵ディスクの中央の開口に係合する。 貯蔵ディスクは固定するために、取り付け部の皿に当て付けられる。このこと は公知の供給装置によって行われる。取り付け部の回転運動が開始されると、遠 心力セグメントが外方に向かって動き、その際貯蔵ディスクは遠心力セグメント の適当な保持突起によって固く締め付けられる。 貯蔵ディスクが連続的に通過することを保証するために、複数の取り付け部が 、請求項10の特徴によれば、エンドレスに案内されている搬送手段に所属して いる。この形式で貯蔵ディスクは装置を通して動かされて、処理される。取り付 け部への、若しくは取り付け部からの、貯蔵ディスクの取り付け及び取り外しは 公知の供給装置及び取り外し装置によって行われる。 搬送手段としては、牽引手段、例えばベルト、伝動鎖あるいは伝動ローラを有 しているか、有していない機械的な駆動装置を使用することができる。 別の機械技術的に有利な解決策は請求項11に特徴付けられている。請求項1 1によれば、複数の取り付け部が1つの回転可能な搬送円板上に配置されている 。 取り付け部は回転可能に搬送円板上で支承されている。 取り付け部は供給ステーションで連続的に貯蔵ディスクを供給されることがで きる。搬送円板が回転する際に、貯蔵ディスクは回転しながら高圧水ノズルに沿 って導かれる。次いでコーティングを取り除かれたポリカーボネートディスクは 排出ステーションで取り外される。 この実施例は特にその構造スペースの点で有利である。駆動部及び軸受けのた めの乾燥範囲と高圧水噴流のための湿潤範囲とを充分に分離し得ることも、重要 である。 コーティングの完全な取り除きを保証し得るようにするために、請求項12の 特徴によれば、高圧水ノズルは貯蔵ディスクの露出平面並びに貯蔵ディスクの外 縁及び場合により内縁にも向けられている。 基本的には、高圧水ノズルの軸線を互いに異なった角度で配置しておくことが できる(請求項13)。 既に述べたように、貯蔵ディスクは後クリーニングのために付加的にブラシ処 理することができる。このために、請求項14の特徴によれば、ノズルステーシ ョンの後方に、単数又は複数のブラシを有するブラシステーションが接続されて いる。 次いで貯蔵ディスクはなお洗浄処理することができる。このことはすすぎステ ーション(請求項15)内で行われ、このすすぎステーション内で貯蔵ディスク は有利には大量の水で洗われる。 更に、貯蔵ディスクを乾燥させるために、請求項16に記載したように、乾燥 ステーションを後方に接続しておくことができる。この乾燥ステーションにおい て、貯蔵ディスクは放射又は対流によって乾燥される。有利にはこの乾燥は温空 気によって行われる。 本発明による装置の1実施形態では、請求項17の特徴によれば、処理ライン 内に貯蔵ディスクへの溶剤のための供給ユニットが内蔵されている。これによっ て万一ディスク表而に残っているコーティング構成部分が取り除かれる。 これによって特に有利には、フォトラッカー層を選択的に取り除き、極めて高 価な色素を取り戻すことが可能である。この場合、まずその他のラッカー層及び 金属層が高圧水噴流によって取り除かれる。次いでフォトラッカー層が溶剤によ って取り除かれる。溶剤は色素と一緒に別個に引き出され、再処理装置に供給さ れる。 溶剤としては有利にはアルコール、特にメチルアルコール又はエチルアルコー ルが使用される。 請求項18の特徴によれば、高圧水噴流の影響下にある処理範囲は軸受け及び 駆動手段の範囲に対して液密に仕切られている。これによって装置は湿潤範囲と 乾燥範囲とに分離される。この形式で駆動部分及び軸受けを水分から保護するこ とができる。 有利にはこの仕切りはプロセス中一緒に循環する仕 切り壁によって行われる。 本発明による装置は万能的にかつ極めてフレキシブルに使用することができる 。種々の構造及び直径の貯蔵ディスクのコーティングを残りなしに取り除くこと ができる。この装置はポリカーボネートを高度に純粋な形で取り戻すことができ る。更にフォトラッカー層の色素及び又は例えば金又は銀のような価値にある金 属コーティングを取り戻すことができる。 選択的にオーディオCD又はCD−ROM若しくはCD−Rを加工することが できる。このためには場合によってわずかな変更を行って、例えば溶剤の供給ユ ニットを接続するだけでよい。 請求の範囲 1. デジタル貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)のプラスチッ ク本体(2)に付着したコーティング(3)を、デジタル貯蔵ディスク(1、1 9、47、57、73、83)に向けた高圧水噴流(23、49、53、94、 95)によって取り除く方法であって、貯蔵ディスク(1、19、47、57、 73、83)及び高圧水噴流(23、49、53、94、95)を互いに相対的 に動かす形式のものにおいて、複数の貯蔵ディスク(1、19、47、57、7 3、83)を1つの搬送手段(31、65、80)上でその都度取り付け部(2 4、37、54、72、79)に保持して搬送手段(31、65)に対して相対 的に回転させて動かし、かつ高圧水噴流(23、49、53、94、95)を貯 蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)に対して相対的に縦方向及び 又は横方向に動かすことを特徴とする、デジタル貯蔵ディスクのプラスチック本 体に付着したコーティングを取り除く方法。 2. 貯蔵ディスク(19、83)をブラシ(25、91)によって後クリーニン グすることを特徴とする、請求項1記載の方法。 3. 貯蔵ディスク(19)を溶剤によって後クリーニ ングすることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。 4. コーティング(3)と混合した水をフィルタ(30)を内蔵した循環システ ム(29)内で、コーティング(3)のはがした構成部分を分離しながら、浄化 することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 5. デジタル貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)のプラスチッ ク本体(2)に付着したコーティング(3)を、ノズル(22、50、52、5 8、84、85)からデジタル貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、8 3)に向けた高圧水噴流(23、49、53、94、95)によって取り除く装 置において、複数の貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)が1つ の搬送手段(31、65、80)上でそれぞれ回転可能に支承されている取り付 け部(24、37、54、72、79)に保持されて、搬送手段(31、65、 80)に対して相対的に回転するように配置されており、かつノズル(22、5 0、52、58、84、85)が貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、 83)に対して相対的に運動可能であることを特徴とする、デジタル貯蔵ディス クのプラスチック本体に付着したコーティングを取り除く装置。 6. 複数のノズル(22、84、85)を有するノズ ルステーション(11〜15、86、89)が処理ライン(10)内で互いに間 隔をおいて前後に内蔵されていることを特徴とする、請求項5記載の装置。 7. 取り付け部(37、79)の回転軸線(39、100)が水平線に対して平 行であるか、あるいは角度(α)をなして延びていることを特徴とする、請求項 5又は6記載の装置。 8. 取り付け部(37、72)が1つの貯蔵ディスク(47、73)を固定する ための締め付け装置(46、71)を有していることを特徴とする、請求項5か ら7までのいずれか1項記載の装置。 9. 締め付け装置(71)が貯蔵ディスク(73)の中央の孔(77)に係合す る遠心力セグメント(75)を有していることを特徴とする、請求項8記載の装 置。 10.搬送手段(31、65)がエンドレスに案内されていることを特徴とする、 請求項5から9までのいずれか1項記載の装置。 11.搬送手段(80)が搬送円板であって、少なくとも2つの取り付け部(79 )を備え、これらの取り付け部が搬送円板(80)の回転軸線(82)を中心と して同心的に位置するピッチ円(TK)上に配置されていることを特徴とする、 請求項5から9までのいずれか1項記載の装置。 12.ノズル(50、52、84、85)が、貯蔵ディスク(43、83)の露出 平面(48、87)及び又は外縁(51、88)及び又は内縁に向けられている ことを特徴とする、請求項5から11までのいずれか1項記載の装置。 13.ノズル(50、52)の軸線(D1、D2)が互いに異なった角度で配置さ れていることを特徴とする、請求項5から12までのいずれか1項記載の装置。 14.ノズルステーション(11〜15、86、89)の後方にブラシステーショ ン(16、90)が接続されていることを特徴とする、請求項5から13までの いずれか1項記載の装置。 15.ノズルステーション(11〜15、86、89)の後方にすすぎステーショ ン(17、92)が接続されていることを特徴とする、請求項5から14までの いずれか1項記載の装置。 16.ノズルステーション(11〜15、86、89)の後方に乾燥ステーション (18、93)が接続されていることを特徴とする、請求項5から15までのい ずれか1項記載の装置。 17.処理ライン(10)内に貯蔵ディスク(19)への溶剤のための供給ユニッ ト(26)が内蔵されていることを特徴とする、請求項5から16までのいずれ か1項記載の装置。 18.高圧水噴流(23、49、53、94、95)の影響下にある処理範囲(3 3、45、61、96)が軸受け(36、44、69、98)及び単数又は複数 の取り付け部(24、37、54、72、79)のための駆動手段(31、65 )の範囲(34、43、62、97)に対して液密に仕切られていることを特徴 とする、請求項8から17までのいずれか1項記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グスタフ ローデ ドイツ連邦共和国 ハティンゲン アム フォーゲルブルーフ 18 (72)発明者 クラウス シュピース ドイツ連邦共和国 アーヘン フレネット シュトラーセ 49

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. デジタル貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)のプラスチッ ク本体(2)に付着したコーティング(3)を、デジタル貯蔵ディスク(1、1 9、47、57、73、83)に向けた高圧水噴流(23、49、53、94、 95)によって取り除く方法において、貯蔵ディスク(1、19、47、57、 73、83)及び高圧水噴流(23、49、53、94、95)を互いに相対的 に動かすことを特徴とする、デジタル貯蔵ディスクのプラスチック本体に付着し たコーティングを取り除く方法。 2. 貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)を高圧水噴流(23、 49、53、94、95)に対して相対的に縦方向及び又は横方向及び又は回転 させて動かすことを特徴とする、請求項1記載の方法。 3. 高圧水噴流(23、49、53、94、95)を貯蔵ディスクに対して相対 的に縦方向及び又は横方向及び又は回転させて動かすことを特徴とする、請求項 1又は2記載の方法。 4. 貯蔵ディスク(19、47、57、73、83)を取り付け部(24、37 、54、72、79)に固定して、高圧水噴流(23、49、53、94、95 )に沿って動かすことを特徴とする、請求項1 から3までのいずれか1項記載の方法。 5. 貯蔵ディスク(19、83)をブラシ(25、91)によって後クリーニン グすることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。 6. 貯蔵ディスク(19)を溶剤によって後クリーニングすることを特徴とする 、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 7. コーティング(3)と混合した水をフィルタ(30)を内蔵した循環システ ム(29)内で、コーティング(3)のはがした構成部分を分離しながら、浄化 することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。 8. デジタル貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)のプラスチッ ク本体(2)に付着したコーティング(3)を、ノズル(22、50、52、5 8、84、85)からデジタル貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、8 3)に向けた高圧水噴流(23、49、53、94、95)によって取り除く装 置において、貯蔵ディスク(1、19、47、57、73、83)が取り付け部 (24、37、54、72、79)に保持されて、ノズル(22、50、52、 58、84、85)に対して相対的に運動可能であることを特徴とする、デジタ ル貯蔵ディスクのプラスチック本体に付着したコーティングを取り除く装置。 9. 複数のノズル(22、84、85)を有するノズルステーション(11〜1 5、86、89)が処理ライン(10)内で互いに間隔をおいて前後に内蔵され ていることを特徴とする、請求項8記載の装置。 10.取り付け部(24、37、72、79)が回転可能に支承されていることを 特徴とする、請求項8又は9記載の装置。 11.取り付け部(37、79)の回転軸線(39、100)が水平線に対して平 行であるか、あるいは角度(α)をなして延びていることを特徴とする、請求項 8から10までのいずれか1項記載の装置。 12.取り付け部(37、72)が少なくとも1つの貯蔵ディスク(47、73) を固定するための締め付け装置(46、71)を有していることを特徴とする、 請求項8から11までのいずれか1項記載の装置。 13.締め付け装置(71)が貯蔵ディスク(73)の中央の開口(77)に係合 する遠心力セグメント(75)を有していることを特徴とする、請求項12記載 の装置。 14.取り付け部(24、37、54、72)が少なくとも1つの別の取り付け部 (24、37、54、72)と一緒に、エンドレスに案内されている搬送手段( 31、65)に所属していることを特徴とする 、請求項8から13までのいずれか1項記載の装置。 15.少なくとも2つの取り付け部(79)が搬送円板(80)の回転軸線(82 )を中心として同心的に位置するピッチ円(TK)上に配置されていることを特 徴とする、請求項8から13までのいずれか1項記載の装置。 16.ノズル(50、52、84、85)が、貯蔵ディスク(43、83)の露出 平面(48、87)及び又は外縁(51、88)及び又は内縁に向けられている ことを特徴とする、請求項8から15までのいずれか1項記載の装置。 17.ノズル(50、52)の軸線(D1、D2)が互いに異なった角度で配置さ れていることを特徴とする、請求項8から16までのいずれか1項記載の装置。 18.ノズルステーション(11〜15、86、89)の後方にブラシステーショ ン(16、90)が接続されていることを特徴とする、請求項9から17までの いずれか1項記載の装置。 19.ノズルステーション(11〜15、86、89)の後方にすすぎステーショ ン(17、92)が接続されていることを特徴とする、請求項9から18までの いずれか1項記載の装置。 20.ノズルステーション(11〜15、86、89) の後方に乾燥ステーション(18、93)が接続されていることを特徴とする、 請求項9から19までのいずれか1項記載の装置。 21.処理ライン(10)内に貯蔵ディスク(19)への溶剤のための供給ユニッ ト(26)が内蔵されていることを特徴とする、請求項9から20までのいずれ か1項記載の装置。 22.高圧水噴流(23、49、53、94、95)の影響下にある処理範囲(3 3、45、61、96)が軸受け(36、44、69、98)及び取り付け部( 24、37、54、72、79)の駆動手段(31、65)の範囲(34、43 、62、97)に対して液密に仕切られていることを特徴とする、請求項8から 21までのいずれか1項記載の装置。
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