[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001509108A - 加熱可能なゴム部材 - Google Patents

加熱可能なゴム部材

Info

Publication number
JP2001509108A
JP2001509108A JP52618298A JP52618298A JP2001509108A JP 2001509108 A JP2001509108 A JP 2001509108A JP 52618298 A JP52618298 A JP 52618298A JP 52618298 A JP52618298 A JP 52618298A JP 2001509108 A JP2001509108 A JP 2001509108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber member
heatable
rubber
conductive
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP52618298A
Other languages
English (en)
Inventor
グラゴウ、クラウス
デーネルト、クラウス
ゾルフ、ベルント
Original Assignee
メッツェラー オートモチブ プロファイルズ ゲゼルシヤフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メッツェラー オートモチブ プロファイルズ ゲゼルシヤフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical メッツェラー オートモチブ プロファイルズ ゲゼルシヤフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2001509108A publication Critical patent/JP2001509108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3803Wiper blades heated wiper blades
    • B60S1/3805Wiper blades heated wiper blades electrically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/15Sealing arrangements characterised by the material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3829Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by the material of the squeegee or coating thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ゴム部材(10)が弾性ゴム材料から押出され適当な電源に接続可能な電気的加熱手段を有する加熱可能なゴム部材、時にシール形材またはゴムホースについて説明されている。本発明の第1の実施形態によれば、電気的加熱手段が、ゴム部材(10)の中に共押出しされ、弾性ゴム材料に導電性物質を添加することによって電気抵抗として形成された少なくとも1つの抵抗領域(19)を有する。本発明の第2の実施形態によれば、電気的加熱手段が、ゴム部材(10)の少なくとも1つの領域の上に電気抵抗として形成された導電層(100)を有する。両実施形態において、電気抵抗として形成された抵抗領域(19)は絶縁層(18)で被覆される。

Description

【発明の詳細な説明】 加熱可能なゴム部材 本発明は、弾性ゴム材料から押出され適当な電源に接続可能な電気的加熱手段 を有する加熱可能なゴム部材、特にシール形材またはゴムホースに関する。 この種の加熱可能なゴム部材は既に知られている。ヨーロッパ特許出願公開第 0516526号明細書には、加熱可能なゴム部材として形成された自動車の開 閉要素用のシール装置が記載されている。このシール装置は可撓性の電気抵抗が 埋め込まれている柔らかい管状のシール部を有している。抵抗は螺旋状に形成さ れた電線から構成されている。電圧を印加すると、電線、従ってこの電線を取囲 む柔らかいシール部が加熱される。 この種の公知の加熱可能なゴム部材はしかしながら一連の欠点を有している。 すなわち、ゴム部材の製造は比較的労力がかかり、従ってコストが高い。という のは、多数の製造ステップで、先ず螺旋状の抵抗線が成形され、次に柔らかいシ ール材料が抵抗線の周りに押出されねばならないからである。さらに、このよう にして製造されたゴム部材の場合、抵抗線がシール装置の使用中にシール部から 剥離するという問題が生ずることがある。これによって、抵抗線に発生した熱が シール部に十分に伝達されなくなる。これはシール装置の加熱パワーを減少させ る。パワー不足を補うために、この場合には抵抗線が必要な量以上に加熱されな ければならない。しかしながら、このことによって例えば過熱によるシール装置 の損傷が起こることがある。最後に、シール部からの抵抗線の剥離によってシー ル部に亀裂が発生することがあり、これによってシール装置のシール作用が害さ れる。 本発明の課題は、上述の従来技術から出発して、この種の加熱可能なゴム部材 を、上述の欠点が回避されるように改良することにある。特に、簡単な方法で手 頃な価格で製造可能であり、問題のない加熱作用およびシール作用が保証される ように、加熱可能なゴム部材が製造されるようにしたい。 この課題は、本発明によれば、電気的加熱手段が、ゴム部材の中に共押出しさ れ、弾性ゴム材料に導電性物質を添加することによって電気抵抗として形成され た少 なくとも1つの抵抗領域を有することによって解決される。弾性ゴム材料に導電 性物質を添加することによって、先ず独立した抵抗線の使用が必要なくなる。従 って、その抵抗線がゴム部材から剥離することによって発生する上述した問題が 全てなくなる。さらに、導電性物質はゴム部材と共に共押出しされるので、加熱 可能なゴム部材の製造が著しく簡単になる。それゆえ、ゴム部材を押出す前に抵 抗線を労力をかけて独立して保持しかつ調整することはなくなる。ゴム部材の、 導電性物質を有する共押出しされた抵抗領域に電流を与えることによって、この ゴム部材が加熱される。この熱はゴム部材に結合されている部分、例えば自動車 の車体部分に伝達される。それによって例えばゴム部材へのかかる部分の凍り付 きが防止される。 本発明の優れた実施態様によれば、電気抵抗として形成された抵抗領域はゴム 部材の表面に形成される。 導電性物質が金属及び/又はグラファイト及び/又はすす及び/又は共押出し された導電性プラスチックであると好ましい。しかしながら導電性物質の使用は この例に限定されない。寧ろ電流を流すのに適するような物質のあらゆる種類を 考えることができる。 本発明による加熱可能なゴム部材を製造するために、導電性物質は例えば粉末 形状または粒状形状で最初に生ゴム材料に混合される。その際、使用される導電 性物質の量は変えることができ、所望の要求に応じて的確に調整することができ る。例えばゴム部材の大きな範囲が加熱されるようにしたい場合、または例えば 温度が低いときに大きな加熱パワーを利用できるようにしたい場合、大量の導電 性物質を使用することが推奨される。 このようにして製造されたゴム材料と導電性物質との混合物がゴム部材の押出 し中にこれと共に共押出しされる。その際、このような製造の仕方によって導電 性領域、従って加熱可能な領域がゴム部材のあらゆる任意の個所に形成されるこ とは重要である。従って、ゴム部材の的確な、所望の場合には局部的な加熱が可 能になる。抵抗領域の中に電流の流れを発生させるために、この抵抗領域を適当 な電源に接続するための通常の端子素子が必要である。このような端子素子は例 えばプラグ等であってよい。 本発明の他の観点によれば、本発明による加熱可能なゴム部材は、電気的加熱 手 段が、ゴム部材の少なくとも1つの領域の上に電気抵抗として形成された導電層 を有することによって解決される。この実施形態において、加熱可能なゴム部材 は導電性物質を使用することによって形成されるのではない。その代わりに、ゴ ム部材が製作された後、これの上に導電層が塗布される。しかしながら、両実施 形態において、本発明の基本的な考え方が実現されることは、つまりゴム部材の 中で独立した抵抗索子を使用することを回避できることは共通である。その場合 、本発明の第1の実施形態に関して説明した利点および効果は同様に本発明の第 2の実施形態においても得られる。 導電層が導電性ラック及び/又は導電性プラスチック及び/又は金属層及び/ 又はグラファイト層及び/又はすす層であると有利である。第1の実施形態の場 合と同様に導電層はこれらの材料の使用に限定ざれない。寧ろ電流を流すのに適 するあらゆる材料が考えられる。 本発明によれば、実施形態において説明された加熱可能なゴム部材はEPDM から形成することができる。この材料はしかしながら純粋な例であり、それゆえ 同様に他の材料も使用することができる。 ゴム部材の電気抵抗として形成された共押出し領域または導電層が少なくとも 1つの絶縁層で被覆されていると有利である。これによって、利用者がゴム部材 の電流の流れている部分に直接触ることが防止される。さらに、抵抗として形成 された領域の腐食等の損傷を防止するために、絶縁層が保護層として使われ得る 。その際、絶縁層は例えば非導電性ラック及び/又はプラスチックであってもよ い。 本発明の優れた実施態様によれば、加熱手段がその作動のためにトリップ素子 に接続されている。このようなトリップ素子はオン・オフ用の論理要素である。 このトリップ素子の例として、タイマ及び/又は外気温発信器及び/又は制御ス イッチ及び/又は自動車の中央ロック装置及び/又は自動車の点火装置が挙げら れる。しかしながら、この列挙は純粋な例であり、確定ではないと理解されたい 。 本発明のトリップ素子の使用は幾つかの利点を有している。加熱可能なゴム部 材の加熱素子が例えば外気温発信器に接続されている場合、加熱素子の作動は予 め定められた温度を下回った際に自動的に行われる。加熱素子が自動車の中央ロ ック装置に接続されている場合、例えば、加熱装置が中央ロック装置を作動する と起動さ れるという利点が奏される。これは特に以下でさらに説明する例において重要で ある。 本発明による加熱可能なゴム部材は種々の変形および形状で使用され得る。幾 つかの有利な用途を以下において説明する。 本発明によれば、加熱可能なゴム部材がカバーシール部、特に自動車のリヤカ バーシール部及び/又はフロントカバーシール部であってよい。しかし同様に加 熱可能なゴム部材をスライディングルーフシール部、ドアシール部及び/又はド ア被覆体に使用することも考えられる。さらに、ウインドーガイドとして使用す ることも考えられる。技術的に異なる用途では、加熱可能なゴム部材が液体ホー ス、特に水ホースであってもよい。さらに、本発明による加熱可能なゴム部材が ガラスワイパのワイパブレードとして使用することも考えられる。これらの例の 列挙は純粋な例であり、確定ではないと理解されたい。寧ろ本発明による加熱可 能なゴム部材は液体の凍結または対象物への凍り付きが防止されるべきところで はどこでも使用することができる。 上述した本発明による加熱可能なゴム部材の第2の用途を一般的な機能態様を 明らかにするために以下において説明する。寒い気候において使用すると、ドア ガラスが自動車のウインドーガイドの中に凍り付いて動かなくなり寒い自動車の 中では最初は下げられないことがしばしば起こる。このような場合に例えばウイ ンドーガイド形材として形成された加熱可能なゴム部材が考えられる。ゴム部材 の加熱素子は例えば自動車の中央ロック装置に接続されている。ドアのロックを 解除すると、この加熱素子が電気的に駆動され、所定の時間の間電流を流される 。それによって、ゴム部材の電気抵抗として形成された領域、例えばウインドー ガイド形材のシールリップが加熱され、ドアウインドーガラスがウインドーガイ ド形材への凍り付きを解かされる。それにより、ウインドーガイド形材を傷付け ることなく、ドアガラスを良好に開くことができる。自動車においてよくある他 の問題は例えば車両の中のまたは車両における液体が凍結することである。この 問題も同様に本発明による加熱可能なゴム部材によって解決される。この場合、 加熱可能なゴム部材は例えば水ホースとして形成される。ゴム部材の電気抵抗と して形成された領域に電流を与えると、この領域が加熱され、例えばガラスワイ パホースまたはガラスワイパ ブレードの場合その近くの凍った液体または内容物を加熱し、凍結を排除する。 次に、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。 図1はリヤカバーシール部として形成された本発明による加熱可能なゴム部材 の横断面図、 図2はドアシール部として形成された本発明による加熱可能なゴム部材の横断 面図、 図3はウインドーガイド形材として形成された本発明による加熱可能なゴム部 材の横断面図、 図4はウインドーガイド形材として形成された本発明による加熱可能なゴム部 材の他の実施形態の横断面図、 図5は液体ホースとして形成された本発明による加熱可能なゴム部材の部分斜 視図、 図6はスライディングルーフシール部として形成された本発明による加熱可能 なゴム部材の横断面図、 図7は本発明による加熱可能なゴム部材がワイパブレードして形成されている ワイパブレード装置の横断面図、 図8は抵抗領域が本発明の第2の観点に基づいて形成されている図3のウイン ドーガイド形材の横断面図を示す。 図1は本発明の第1の実施形態を示す。ここでは加熱可能なゴム部材はリヤカ バーシール部10として形成されている。このリヤカバーシール部10は中空シ ール部材12と固定部13とから成るシール形材11から構成されている。固定 部13はリヤカバーシール部10を車体の突縁20に固定するために使われる。 この固定は保持リップ14と補強インサート15とによって行われる。補強イン サート15はほぼU字形の断面を有し、特に金属から製造されている。この補強 インサート15は固定部13を予め定められた形状に保持する役目を有している 。固定部13に物質的に結合する中空シール部材12は中空室16を有している 。 リヤカバーシール部10は中空シール部材12のリヤカバー21側の領域に適 当な電源(図示されていない)に接続可能な加熱手段を有している。この加熱手 段は中空シール部材12の中に共押出しされた抵抗領域19から構成されている 。こ の抵抗領域19は基本的には導電性物質が前述したやり方で入れられているゴム 混合物から構成されている。抵抗領域19は図示されていない端子を介して適当 な電源に接続される。利用者が電流の流れている抵抗領域19に直接触るのを防 止し、かつ抵抗領域19が外部の影響によって傷付けられるのを防止するために 、リヤカバーシール部10はこの抵抗領域19が絶縁性外側層18で被覆されて いる。シール特性を改善するために、リヤカバーシール部10はその上端部領域 に追加的に櫛状シールリップ17を有している。 例えば温度が低いことからリヤカバー21がリヤカバーシール部10に凍り付 いてしまったときには、作動のためにトリップ素子に接続された加熱手段が作動 させられる。例えばトリップ素子は自動車の中央ロック装置の形態で設けること ができる。この中央ロック装置が開かれると、抵抗領域19を通って電流が流れ る。その際、電流は抵抗領域19の中に存在する導電性物質によって案内される 。この電流の流れによって、導電性物質、従って抵抗領域19の全体が加熱され る。この加熱によってリヤカバー21はリヤカバーシール部10への凍り付きを 解かされる。それにより、リヤカバー21はリヤカバーシール部10を傷付ける ことなくこのリヤカバーシール部10から解放することができる。 図2は本発明の別の実施形態を示す。ここでは加熱可能なゴム部材はドアシー ル部30として形成されている。このドアシール部30の基本的な構成および作 用態様は図1の実施形態と同じである。ドアシール部30は中空シール部材32 と固定部33とから成るシール形材31から構成されている。固定部33はドア シール部30をドアの突縁39に固定するために使われる。このために固定部3 3は保持リップ34と補強インサート35とを有している。補強インサート35 はほぼU字形の断面を有している。中空シール部材32はそれぞれシール材料に よって取囲まれた2つの中空室36a,36bを有している。2つの中空室を使 用することは、この実施形態においては、図示されていないドアが閉じられた場 合にシール部がこのドアの輪郭部に良好に当たることができるという利点を有す る。中空シール部材32はこの中空シール部材32のドアに接触する領域に抵抗 領域38を有しており、この抵抗領域38は中空シール部材32のゴム部材の中 に共押出しされ導電性物質を添加されている。さらに、中空シール部材は抵抗領 域38の範囲が絶縁性外側 層37で被覆されている。この絶縁性外側層37は利用者と敏感な抵抗領域38 とを保護する目的を有している。電気抵抗領域38から構成された加熱手段の作 動は図示されていないトリップ素子によって行われる。温度が低いときに図示さ れていないドアを開く際ドアシール部30が傷付けられるのを防止するために、 先ず電気的加熱手段が作動させられる。抵抗領域38を通って流れる電流によっ てこれが加熱され、それによりドアシール部30がドアへの凍り付きを解かされ る。引き離しが行われたら、ドアはドアシール部30を傷付けることなく開くこ とができる。 図3および図4にはウインドーガイド形材40,50の2つの実施形態が示さ れている。図3に示されたウインドーガイド形材40の場合、このウインドーガ イド形材40はウインドーフレーム41の中に収容されている。このウインドー ガイド形材40は自由端部に2つのシールリップ44を有するシール形材43か ら構成されている。この場合、シール形材43とそこに設けられているシールリ ップ44との形状は、ウインドーガラス42がシール形材43とシールリップ4 4とによって形成されている内部空間の中へ挿入され得るように選定されている 。このために、シールリップ44はウインドーガラス42を挿入する際にシール 形材43によって形成されている内部空間の中に押し込められる。シールリップ 44の弾性復帰力によって、これはその出発位置へ復帰しようとする。これによ って、ウインドーガラス42の有利なかつ確実な密封が達成される。ウインドー ガラス42がウインドーガイド形材40に凍り付いてしまう程温度が低いときに 、凍り付いたウインドーガラス42を開けることによってウインドーガイド形材 40が傷付けられるのを阻止するために、シールリップ44は導電性物質を添加 することによって電気抵抗として形成された抵抗領域46を有している。この抵 抗領域46は絶縁性外側層45で被覆されている。図1および図2に示された実 施形態と同じように行われる抵抗領域46での加熱によって、ウインドーガラス 42は開ける前にウインドーガイド形材40への凍り付きを解かされる。 ウインドーガイド形材の変形した形状が図4に示されている。ここに示されて いるウインドーガイド形材50はフレーム部分51に固定されているシール形材 53から構成されている。この固定は上述したやり方で保持リップ54と補強イ ンサート55とによって行われる。ウインドーガイド形材50はドア隙間ならび にウイ ンドーガラス52に対して密封するためにシールリップ56,57を有している 。さらに、抵抗領域59とそこに存在する絶縁性外側層58とから構成された追 加的なシールリップが設けられている。この実施形態においては、ウインドーガ ラス52の外に当接し外周部に接触するシールリップのみが抵抗領域として形成 されている。このことは、この領域が温度の低いときにウインドーガラス52に 凍り付くウインドーガイド形材50の唯一の領域であるという事実から生じてい る。図5の実施形態によって、導電性物質の添加によって電気抵抗として形成さ れシール形材52と共に共押出しされて電気的加熱手段を形成するゴム部材の領 域を、各々任意の形状および大きさで、この実施形態においては局部的にのみ、 ウインドーガイド形材50に形成し得ることが一目瞭然に示されている。加熱可 能な抵抗領域59をウインドーガイド形材50に正確に配置することによって、 必要とされるところに的確に熱が発生される。さらに、導電性物質の必要な使用 量を最少にすることによって、ウインドーガイド形材50を製造する際のコスト が低減する。 図5には本発明による加熱可能なゴム部材の他の実施形態が示されている。こ の実施形態において、加熱可能なゴム部材は液体ホース60の形をしている。こ の液体ホース60は抵抗領域63、絶縁性外側層61および絶縁性内側層62か ら構成されている。抵抗領域63は、弾性ゴム材料に導電性物質を添加すること によって電気抵抗として形成されたゴム材料から構成されている。絶縁性外側層 は、利用者と電流の流れている抵抗領域との直接的な接触を阻止する目的を有し ている。この種の液体ホースによってしばしば水が搬送されるという事実に基づ いて、この液体ホース60は絶縁性内側層62を有している。この絶縁性内側層 62は特に、導電性抵抗領域を腐食および類似の損傷から保護する役目を持って いる。 上述の液体ホース60の使用は特に次の目的を持っている。このようなホース が例えば自動車のガラスワイパに給水するためのワイパ水ホースとして使用され る場合、特に温度が低いときにホース内に存在する水が凍る虞れがある。その場 合、ガラスワイパ装置の使用がもはや不可能になる。例えばワイパ水ホースの抵 抗領域が自動車の中央ロック装置として形成されたトリップ素子または点火装置 に接続されている場合、それを作動すると電流がこの抵抗領域63を通って流れ る。このために、抵抗領域63の図示されていない端子手段が適当な電源に接続 されている。 電気抵抗を形成する導電性物質に基づいて、抵抗領域63は電流の流れによって 加熱される。発生した熱がホース内に存在する凍った水に伝達され、それにより これが解かされる。それゆえ、ワイパ水ホース60に接続されたガラスワイパ装 置は短時間後に再び使用可能になる。 図6はスライディングルーフシール部70としての本発明の加熱可能なゴム部 材の構成を示す。このスライディングルーフシール部70は固定部72と中空シ ール部材73とから形成されたシール形材71から構成されている。自動車のフ レームにスライデイングルーフシール部を固定するために、固定部72は短軸状 の脚部77を有している。この短軸状の脚部77は自動車のフレームに存在する 対応して形成されたアンダ一カット溝78の中に嵌合する。これによって、スラ イディングルーフシール部70は自動車のフレームに強固に結合される。中空シ ール部材73は中空室74を包囲している。この中空室74の機能態様は図1お よび図2の実施形態における対応する中空室と同じである。スライディングルー フシール部70においては中空シール部材73の全体がスライディングルーフ( 図示されていない)に接触するので、中空シール部材全体が抵抗領域76として 形成されている。上述した理由から、この抵抗領域76は絶縁性外側層75で被 覆されている。スライディングルーフシール部70の動作および機能態様は上述 した実施形態の動作および機能態様と同じである。 図7には加熱可能なゴム部材の別の使用例が示されている。この実施形態に おいて、加熱可能なゴム部材はワイパブレード装置80の一部を形成している。 このワイパブレード装置80は本来のワイパブレード81と収容装置82とから 構成されている。ワイパブレード81はワイパ部84と固定部83とから構成さ れている。固定部83はワイパブレード81を収容装置82の中に保持する機能 を持っている。このために固定部83は空所87を有しており、この空所87は 収容装置82の対応するアンダカット溝88の中に嵌入する。固定部83が弾性 材料から作成されているという事実に基づいて、ワイパブレード81はこれを交 換したい場合に収容装置82から引き出すことができる。ワイパ部84は導電性 物質を添加することによって電気抵抗として形成された抵抗領域86として形成 されている。この抵抗領域86として形成されたワイパ部84は固定部83と共 に共押出しされる。外 部の影響を受け利用者が直接触ることがあるワイパブレード81の範囲には絶縁 性外側層85が設けられている。この絶縁性外側層85は上述の保護機能と同じ 機能を果たす。 抵抗領域86を加熱するために、図示されていない適当な電源に接続された電 気端子89が設けられている。この電気端子89と抵抗領域86との解除可能で はない確実な結合を行うために、電気端子はワイパブレード81の抵抗領域86 の中に差込まれる針の形をしている。この理由から抵抗領域86の一部は固定部 83の中に埋め込まれている。電気端子89を収容装置82に固定することは固 定手段90によって行われる。このようにして電気端子89とワイパブレード8 1の抵抗領域86との間には簡単に解除できる差込み結合が作られる。これはワ イパブレードが消耗のために交換できるようになっている場合に特に重要である 。この交換はワイパブレード81が収容装置82から引き出されることによって 行われる。これによって、同時に針状電気端子89が抵抗領域86から引き出さ れる。新しいワイパブレードの装着は逆の順序で行われる、すなわち針状電気端 子89が抵抗領域86の中に差込まれ、固定部83が収容装置82の中へ挟み込 まれる。電気端子89を抵抗領域86の中へ良好に案内するために、固定部83 には補助的な案内通路が設けられている。 最後に図8に本発明の第2の観点に基づいた実施形態が示されている。この実 施形態において、抵抗領域はゴム部材の上に形成された導電層の形に形成されて いる。この実施形態は図3のウインドーガイド形材の変形を示す。従って、対応 する要素には同一符号が付されている。繰り返しを避けるために図3の実施形態 の説明を参照されたい。図3の実施形態との相違は、図8のウインドーガイド形 材40が導電性物質を添加することによって電気抵抗として形成された抵抗領域 を有していない点である。その代わりに図8の実施形態においては抵抗領域とし て、シール形材43の上に形成された導電層100が使用されている。この実施 形態においては導電性ラックから成るこの導電層はシール形材43の製作後にシ ールリップ44上に塗布される。この場合、機能および作用態様は図3の抵抗領 域と同じである。導電層100として形成された抵抗領域は絶縁性外側層45で 被覆されている。図1および図2の実施形態と同様に行われる導電層100での 加熱によって、ウインド ーガイド形材40に凍り付いたウインドーガラス42は開く前にウインドーガイ ド形材40への凍り付きを解かされる。 上述した全ての実施形態には、電気抵抗として形成された領域を共押出しする ことによって簡単に1つのゴム部材を製造することのできる加熱可能なゴム部材 がそれぞれ示されている。導電性物質を添加することによって電気抵抗を構成す ることにより、抵抗線等のような独立した抵抗素子を省略することができる。こ れによって、加熱可能なゴム部材の機能が妨害されることを回避できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーネルト、クラウス ドイツ連邦共和国 デー―88131 リンダ ウ ルードヴィッヒ−キック−シュトラー セ 43 (72)発明者 ゾルフ、ベルント ドイツ連邦共和国 デー―88069 テット ナング ホーフブルンネンヴェーク 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ゴム部材(10;30;40;50;60;70;81)が弾性ゴム材料か ら押出され適当な電源に接続可能な電気的加熱手段を有する加熱可能なゴム部材 、特にシール形材またはゴムホースにおいて、電気的加熱手段が、ゴム部材(1 0;30;40;50;60;70;81)の中に共押出しされ、弾性ゴム材料 に導電性物質を添加することによって電気抵抗として形成された少なくとも1つ の抵抗領域(19;38;46;59;63;76;86)を有することを特徴 とする加熱可能なゴム部材。 2.抵抗領域(19;38;46;59;63;76;86)がゴム部材(10 ;30;40;50;60;70;81)の表面に形成されていることを特徴と する請求項1記載の加熱可能なゴム部材。 3.導電性物質が金属及び/又はグラファイト及び/又はすす及び/又は共押出 しされた導電性プラスチックであることを特徴とする請求項1記載の加熱可能な ゴム部材。 4.ゴム部材(10;30;40;50;60;70;81)が弾性ゴム材料か ら押出され適当な電源に接続可能な電気的加熱手段を有する加熱可能なゴム部材 、特にシール形材またはゴムホースにおいて、電気的加熱手段が、ゴム部材(1 0;30;40;50;60;70;81)の少なくとも1つの領域の上に電気 抵抗として形成された導電層(100)を有することを特徴とする加熱可能なゴ ム部材。 5.導電層(100)が導電性ラック及び/又は導電性プラスチック及び/又は 金属層及び/又はグラファイト層及び/又はすす層であることを特徴とする請求 項4記載の加熱可能なゴム部材。 6.ゴム部材(10;30;40;50;60;70;81)がEPDMから形 成 されていることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の加熱可能なゴム部材 。 7.ゴム部材の抵抗領域(19;38;46;59;76;86)または導電層 (100)が少なくとも1つの絶縁層(18;37;54;58;61,62; 75;85)で被覆されていることを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の 加熱可能なゴム部材。 8.絶縁層が非導電性ラック及び/又はプラスチックであることを特徴とする請 求項7記載の加熱可能なゴム部材。 9.加熱手段がこれの作動のためにトリップ素子に接続されていることを特徴と する請求項1乃至8の1つに記載の加熱可能なゴム部材。 10.トリップ素子がタイマ及び/又は外気温発信器及び/又は制御スイッチ及 び/又は自動車の中央ロック装置及び/又は自動車の点火装置であることを特徴 とする請求項9記載の加熱可能なゴム部材。 11.加熱可能なゴム部材がカバーシール部(10)、特に自動車のリヤカバー シール部及び/又はフロントカバーシール部であることを特徴とする請求項1乃 至10の1つに記載の加熱可能なゴム部材。 12.加熱可能なゴム部材がスライディングルーフシール部(70)であること を特徴とする請求項1乃至10の1つに記載の加熱可能なゴム部材。 13.加熱可能なゴム部材がドアシール部(30)及び/又はドア被覆体である ことを特徴とする請求項1乃至10の1つに記載の加熱可能なゴム部材。 14.加熱可能なゴム部材がウインドーガイド形材(40;50)であることを 特徴とする請求項1乃至10の1つに記載の加熱可能なゴム部材。 15.加熱可能なゴム部材が液体ホース(60)、特に水ホースであることを特 徴とする請求項1乃至10の1つに記載の加熱可能なゴム部材。 16.加熱可能なゴム部材がワイパブレード(81)であることを特徴とする請 求項1乃至10の1つに記載の加熱可能なゴム部材。
JP52618298A 1996-12-12 1997-12-04 加熱可能なゴム部材 Pending JP2001509108A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19651733A DE19651733A1 (de) 1996-12-12 1996-12-12 Beheizbarer Gummikörper
DE19651733.8 1996-12-12
PCT/EP1997/006787 WO1998025780A1 (de) 1996-12-12 1997-12-04 Beheizbarer gummikörper

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001509108A true JP2001509108A (ja) 2001-07-10

Family

ID=7814505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52618298A Pending JP2001509108A (ja) 1996-12-12 1997-12-04 加熱可能なゴム部材

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0942841B1 (ja)
JP (1) JP2001509108A (ja)
KR (1) KR20000057552A (ja)
AT (1) ATE197431T1 (ja)
BR (1) BR9714019A (ja)
CA (1) CA2274639A1 (ja)
DE (2) DE19651733A1 (ja)
WO (1) WO1998025780A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3121044A1 (en) 2015-07-24 2017-01-25 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Weather strip for automobile

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19839651B4 (de) * 1998-09-01 2006-02-23 Polytetra Gmbh Chemisch weitgehend resistente, schlauchförmige Ummantelung für einen Heizkörper einer elektrischen Heizvorrichtung
GB2343906B (en) * 1998-11-18 2003-02-12 Draftex Ind Ltd Reinforcements for sealing,finishing and trimming strips
NL1013180C2 (nl) * 1999-09-30 2001-04-02 Inalfa Ind Bv Afdichtprofiel voor een beweegbaar afsluitorgaan van een voertuig.
AU2349601A (en) * 1999-11-09 2001-06-06 Phoenix Ag Sealing frame
GB2358037B (en) * 1999-11-11 2003-11-12 Draftex Ind Ltd Sealing trimming glass-guiding or finishing strips
US6337549B1 (en) 2000-05-12 2002-01-08 Anthony Gerald Bledin Capacitive anti finger trap proximity sensor
DE10104752B4 (de) * 2001-02-02 2013-05-23 Volkswagen Ag Kraftfahrzeug mit ausfahrbarem Spoiler und beheizbarer Trennfuge zwischen Spoiler und Kraftfahrzeug
US7215529B2 (en) 2003-08-19 2007-05-08 Schlegel Corporation Capacitive sensor having flexible polymeric conductors
JP4882885B2 (ja) * 2006-08-08 2012-02-22 日産自動車株式会社 バックドア開口部のシール部構造
KR100823557B1 (ko) 2007-03-19 2008-04-21 현대자동차주식회사 차량용 도어 글라스의 밀폐 장치
GB2451700B (en) * 2007-08-10 2012-01-25 Walker & Co James Seal structure
FR2929215B1 (fr) * 2008-03-26 2010-04-02 Valeo Systemes Dessuyage Balai d'essuyage pour vitres de vehicule
DE102008053277B4 (de) 2008-10-27 2013-05-23 Bombardier Transportation Gmbh Türanordnung für ein Schienenfahrzeug
DE102009043725B4 (de) 2009-10-01 2013-06-06 Bombardier Transportation Gmbh Türanordnung für ein Schienenfahrzeug
DE102009043723B4 (de) 2009-10-01 2013-06-06 Bombardier Transportation Gmbh Türanordnung für ein Schienenfahrzeug
DE102013100715B3 (de) * 2013-01-24 2014-02-27 Deflex-Dichtsysteme Gmbh Fenster- oder Fassadenelement
DE102013206364A1 (de) * 2013-04-11 2014-10-16 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung zur Erwärmung einer Dichtung
DE102014018372A1 (de) 2013-12-13 2015-06-18 Voss Automotive Gmbh Konfektionierte beheizbare Medienleitung sowie Verfahren zu deren Herstellung
DE102014018528B4 (de) * 2014-12-12 2019-08-29 Audi Ag Dichtungsvorrichtung für eine öffenbare Fensterscheibe eines Kraftfahrzeugs
DE102018219929A1 (de) * 2018-11-21 2020-05-28 Robert Bosch Gmbh Beheizbares Wischgummi für ein Wischblatt
EP3716728B1 (en) 2019-03-27 2022-09-28 Ningbo Geely Automobile Research & Development Co., Ltd. Vehicle wing element heating system
DE102019116016A1 (de) * 2019-06-12 2020-12-17 Sealable Solutions Gmbh Weichenanordnung mit Weichenheizung
US11254291B2 (en) 2019-12-13 2022-02-22 Ford Global Technologies, Llc Heated wipers for motor vehicles
CN112937831A (zh) * 2021-01-29 2021-06-11 西北橡胶塑料研究设计院有限公司 一种复合可加热型密封型材及其制备方法
FR3127724B1 (fr) * 2021-10-01 2023-09-08 Hutchinson Joint d’etancheite chauffant pour une vitre d’un vehicule

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2274839A (en) * 1941-05-21 1942-03-03 Us Rubber Co Electrically heated hose
DE1238785B (de) * 1963-04-27 1967-04-13 Daimler Benz Ag Vorrichtung zum Loesen eingefrorener, beweglicher Fahrzeugteile, wie Tueren, Klappen od. dgl.
DE1430621A1 (de) * 1964-06-08 1968-12-12 Bierer Hermann Elektrische Heizvorrichtung fuer eine Kraftfahrzeugtuer
DE1765622C3 (de) * 1968-06-20 1980-07-17 Tuerk & Hillinger Gmbh & Co, 7200 Tuttlingen Elektrisches Heizkabel und Verfahren zu seiner Herstellung
DE2060137A1 (de) * 1970-12-07 1972-06-08 Calidec Ges Fuer Elek Sche Fus Fussbodenheizkabel
US3883993A (en) * 1973-01-15 1975-05-20 Schlegel Uk Ltd Edge protector strip and sealing strip
US3948811A (en) * 1973-05-29 1976-04-06 Acheson Industries, Inc. Electrically conductive sheet composition
DE3500436A1 (de) * 1984-02-01 1985-08-14 VEB Fahrzeugzubehörwerke Ronneburg, DDR 6506 Ronneburg, Gera Heizbare randzone bei dachausschnitten von fahrzeugen, insbesondere fuer den dichtungsbereich von glasklappdaechern
SE458978B (sv) * 1987-05-22 1989-05-22 Leif Nilsson System foer uppvaermning och/eller varmhaallning av minst en till ett motorfordon hoerande detalj
DE3802077A1 (de) * 1987-12-16 1989-06-29 Gartner & Co J Glaswand oder fassade
FR2676971A1 (fr) 1991-05-30 1992-12-04 Peugeot Joint d'etancheite pour element ouvrant de vehicule automobile.
DE59206897D1 (de) * 1991-07-03 1996-09-19 Gurit Essex Ag Lösbare Klebeverbindungen, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung von Vorrichtungen zum Lösen solcher Klebeverbindungen
GB2261010B (en) * 1991-10-30 1995-01-25 Silent Channel Prod Ltd Sealing strip
US5449544A (en) * 1992-06-06 1995-09-12 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip for an automobile and a method for assembling the same
DE4329535C2 (de) * 1993-08-09 1998-03-26 Metzeler Automotive Profiles Einklemmschutz für kraftbetätigte Schließeinrichtungen
DE4436971C2 (de) * 1994-10-15 1996-11-28 Pahl Gummi Asbest Schlauch mit elektrisch leitfähiger Innenschicht
DE4441345C2 (de) * 1994-11-21 1997-12-04 Bonne Andreas Dipl Ing Dichtungsprofil mit metallischem Dekor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3121044A1 (en) 2015-07-24 2017-01-25 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Weather strip for automobile
US9994095B2 (en) 2015-07-24 2018-06-12 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Weather strip for automobile

Also Published As

Publication number Publication date
BR9714019A (pt) 2000-05-09
DE59702617D1 (de) 2000-12-14
EP0942841A1 (de) 1999-09-22
DE19651733A1 (de) 1998-06-18
KR20000057552A (ko) 2000-09-25
WO1998025780A1 (de) 1998-06-18
CA2274639A1 (en) 1998-06-18
ATE197431T1 (de) 2000-11-11
EP0942841B1 (de) 2000-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001509108A (ja) 加熱可能なゴム部材
US5826293A (en) Heated wiper blade
KR100228139B1 (ko) 동력으로 작동되는 개폐장치를 위한 트래핑보호장치
KR101320762B1 (ko) 프레임리스 가열식 와이퍼 조립체 그리고 이것을 이용한 시스템
EP1765036A2 (en) Electrical connection in glazing operations
CA2178300A1 (en) Wiper Blade Heating and Fluid Dispensing Means
US5979796A (en) Heated windshield wiper washer nozzle system and method
US6338526B1 (en) Cover of an openable motor vehicle roof with a heating element embedded in its plastic frame
US5504965A (en) Electrically heated wiper blade utilizing spiral coiled resister wire
US20130312330A1 (en) Sealing arrangements for doors of motor vehicles and methods of making the same
JPH085092B2 (ja) ウエザストリップの製造方法
CN110901354A (zh) 用于机动车辆的车窗或车门的密封装置
EP0671864B2 (fr) Etanchéité d'une liaison électrique d'un vitrage
US6266925B1 (en) Weather stripping system with heating element for vehicles
CN116142138A (zh) 刮水片装置和加热元件
US5787543A (en) Heated windshield wiper blade
GB2350552A (en) Heated washer assembly for motor vehicle glazing
CA2279668C (en) An electric heating device for a vehicle window parapet
US2733472A (en) Heated windshield wiper blade
WO2003045747A3 (de) Vorrichtung und verfahren zum erwärmen wenigstens einer kraftfahrzeugscheibe
CN219446709U (zh) 车窗密封组件和车辆
KR930006520Y1 (ko) 자동차용 백미러
US20240359662A1 (en) Vehicle wheel well component with heater
KR200294480Y1 (ko) 자동차 사이드미러 가열장치
KR200332481Y1 (ko) 열선이 구비된 자동차의 와이퍼