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JP2001507014A - テトラヒドロピリジン誘導体を調製する方法 - Google Patents

テトラヒドロピリジン誘導体を調製する方法

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JP2001507014A
JP2001507014A JP52848398A JP52848398A JP2001507014A JP 2001507014 A JP2001507014 A JP 2001507014A JP 52848398 A JP52848398 A JP 52848398A JP 52848398 A JP52848398 A JP 52848398A JP 2001507014 A JP2001507014 A JP 2001507014A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2-(2-ブロモエチルナフタレン)を、4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたはその塩の一つと反応させることにより、式(I)の1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンおよびその薬学的に許容できる塩を調製するための方法、並びに、ナフチル酢酸を還元し、得られた2-ナフチルエタノールを臭化水素酸で処理し、2-(2-ブロモエチル)ナフタレンを4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたはその塩の一つで処理することにより、同生成物およびその塩を調製するための全体的な方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 テトラヒドロピリジン誘導体を調製する方法 本発明は、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル )-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンおよびその薬学的に許容できる塩を調製する ための方法に関する。 1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6- テトラヒドロピリジン(これ以降、そのコード番号SR 57746で呼ばれる)および その薬学的に許容できる塩は、EP 0 101381において、まず、食欲不振誘発剤と して記載され、その後、抗不安抑制薬(US 5,026,716)、抗便秘剤(US 5,109,0 05)、神経栄養剤(US 5,270,320)、フリーラジカルスカベンジャー(US 5,292 ,745)および心臓保護剤(US 5,378,709)として記載されている。 公報EP 0 101 381は、4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラ ヒドロピリジンを、 ハロゲン化(ヘテロ)アラルキル、特に塩化物、臭化物もしくは沃化物、また はメタンスルホニルオキシ基もしくはp-トルエンスルホニルオキシ基のような求 電子脱離基を含む類縁誘導体と; または、アルキレン基が直鎖状であれば、ハロゲン化(ヘテロ)アラルカンカ ルボン酸の何れかと 縮合させ、該縮合反応の後、得られたアミドを還元させることにより調製された 、一連の1-(ヘテロ)アラルキル-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3, 6-テトラヒドロピリジンを記載している。 上記公報によると、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチ ルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンは、4-(3-トリフルオロメチルフ ェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを2-ナフチル塩化アセチルと反応させ 、得られた生成物を水素化アルミニウムリチウムを用いて還元させることにより 、塩酸塩の形態で調製される。この方法は、第一ステップにおいて満足に進行す るが、以後の反応は、記載された調製で得た理論値の42.73%の収率により実証 されるように、還元剤によるトリフルオロメチル基の攻撃のため、収率の損失を 引き起こ す。 同公報は、トリエチルアミンの存在下で、4-(3-トリフルオロメチルフェニル )-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを2-(2-クロロエチル)ナフタレンと縮合さ せることによる、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフ ェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩の調製を記載しているが、得ら れた収率の記載はない。しかし、このアルキル化により得ることができる収率と は無関係に、2-(2-クロロエチル)ナフタレンの使用により、この中間体の製造 に関して問題が生じ、これには、塩化チオニル中で2-(2-ナフチル)エタノール を加熱することが含まれる。この反応は、一方で、ナフチルエタノールが完全に は反応しないため、他方で、操作状況により、2-ビニルナフタレンの量が変化す るため、塩素化誘導体の収率が非常に低い。 高い収率(83.9%)は、ピリジンの存在下で、エーテル中で2-ナフタレンエタ ノールを塩化チオニルと反応させることにより得られるが(J.Am.Chem.Soc. ,1982,104(19):5171)、この種の反応は、多大な注意を払って行わなければな らず、特に産業スケールで開発することは困難である。 EP 0 101 381に記載の条件下で、即ちエタノール中で還流させながら20-24時 間、2-(2-クロロエチル)ナフタレンを4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3 ,6-テトラヒドロピリジンと反応させると、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3 -トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩が非常に 低い収率で得られることも判っている。 4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたは その塩の一つを2-(2-ブロモエチル)ナフタレンと反応させると、1-[2-(2-ナ フチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロ ピリジンおよびその塩は、EP 0 101 381に従って得られたもの以上に高い収率で 得られることが今日判っている。 この方法で得られた生成物は、実際にビニル誘導体を含んでいないため、EP 0 101 381に従って2-(2-クロロエチル)ナフタレンを用いて調製された1-[2-( 2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒ ドロピリジン塩酸塩より、純度が高いことが更に見出された。その上、作用物質 と して使用した2-(2-ブロモエチル)ナフタレンは、2-ナフチルエタノールおよび 臭化水素酸から、90%を越える収率で非常に容易に調製することができ、得られ た生成物は、多くて0.1%の量で2-ビニルナフタレンを含むか、あるいは含んで いない。 最終的に、2-(2-ブロモエチル)ナフタレンは、2-ナフチルエタノールを単離 することなく、80%を越えるまでの高い収率で、ナフチル酢酸から直接得られる ことが見出された。 従って、その見方の一つによれば、本発明は、式(I) の1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3, 6-テトラヒドロピリジンおよび薬学的に許容できる塩を調製するための方法であ って、式(II): の4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたは その塩の一つを、式(III) の2-(2-ブロモエチル)ナフタレンで、塩基の存在下において、20℃〜使用した 溶媒の還流温度の間の温度で処理することを特徴とする方法に関する。 式(II)の出発化合物として使用した式(II)の4-(3-トリフルオロメチルフ ェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンが、遊離塩基の形態またはその塩の一 形 態にあるかどうかは、塩酸塩は後者において好ましいが、重要ではない。 溶媒は、プロトン性または非プロトン性であり得、好ましくは極性であり、例 えば、単独もしくは水と混合させたメタノールもしくはエタノールのようなC1- C3アルコール、アセトニトリル、またはアセトンもしくはメチルイソブチルケト ンのようなケトンである。 ある好都合な手法において、反応は、式(II)の化合物を塩酸塩の形態で使用 して行われる。より都合よくは、4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6 -テトラヒドロピリジン塩酸塩を、上述の極性のプロトン性または非プロトン性 溶媒中で、還流させながら、塩基の存在下で、2-(2-ブロモエチル)ナフタレン と反応させる。 特に好都合な手法において、塩酸塩の形態にある化合物(II)の化合物(III )との反応は、エタノール/水の混合物、アセトニトリルおよびアセトンから選 択される溶媒中で、還流温度で、水酸化アルカリ金属および炭酸塩から選択され る塩基の存在下で行われる。 この特に好都合な条件下で、反応は、3-8時間の加熱後に完了し、式(I) の化合物は、慣用的な技術により、例えば、これにより得られた遊離塩基の簡単 な濾過により、あるいは対応する塩を回収するための酸の溶液での処理により、 単離され;次いで、これを中和させて遊離塩基を得ることができ、これを順に薬 学的に許容できる塩の一つに変換することができる。この条件下での最終生成物 の収率は、大変満足でき、80-90%に達することができる。 この方法により得られた式(I)の化合物は、非常に高い純度を有し、特に、 EP 0 101 381に従ってクロロエチルナフタレンから得られた生成物とは対照的に 、検出可能な量のビニル誘導体を含んでいない。 上述のように、2-(2-クロロエチル)ナフタレンを使用する欠点は、2-(2-ナ フチル)エタノールの塩化チオニルとの反応による生成物の調製が、感知できる 量の2-ビニルナフタレンを生成するため(これは、所望の生成物を単離する間に 除去される)、非常に収率が低いということである。 こうした副反応は、2-ナフチル酢酸を還元し、次いで得られたクルードな2-(2 -ナフチル)エタノールを濃臭化水素酸で処理することを特徴とする方法により、 2-(2-ブロモエチル)ナフタレンを調製することにある、本発明のもう一つの見 方によれば起こらない。 還元は、好ましくは、エーテルタイプの有機溶媒、例えばメチルt−ブチルエ ーテル、ジオキサンまたはテトラヒドロフラン中において、水素化アルミニウム リチウム、水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムおよびジ ボランから選択され、任意に混合されたホウ素またはアルミニウムの水素化物を 用いて行われる。 ある好ましい手法において、ナフチル酢酸は、都合よくは20℃以下の温度で、 テトラヒドロフラン中で水素化アルミニウムリチウムで処理され、例えば、水酸 化アルカリ金属の添加による塩の除去および濾過による不溶性物質の除去後、テ トラヒドロフランを蒸発させ、クルードな2-(2-ナフチル)エタノールから成る 残渣を濃臭化水素酸(47-48%)で処理する。このようにして、2-(2-ブロモエ チル)ナフタレンは、最初のナフチル酢酸に対して、80%を越えるまでの非常に 高い収率で単離される。 その上、この手法により得られた2-(2-ブロモエチル)ナフタレンは、0.1% 未満のビニル誘導体を含むため、非常に純粋である。 好ましい見方によれば、本発明は、特に、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-( 3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンおよびその薬学 的に許容できる塩を調製するための方法であって、 (a)2-ナフチル酢酸を、2-(2-ナフチル)エタノールに還元し、得られた生 成物を、それを精製することなく、濃臭化水素酸と反応させ; (b)次いで、得られた2-(2-ブロモエチル)ナフタレンを、塩基の存在下で 、4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたは その塩の一つで処理し, (c)1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)- 1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを、薬学的に許容できる塩の一つに任意に変換さ れる塩基の形態、または任意に中和されて遊離塩基が得られる塩の一形態の何れ かで単離する ことを特徴とする方法に関する。 ステップ(a)は、好ましくは、還元剤として任意に混合されたボロンまたは アルミニウムの水素化物を用いて行われ、水素化アルミニウムリチウム、水素化 ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムおよびジボランが特に好都 合である。 ジボランは、例えば硫化ジメチルまたはテトラヒドロフランとの複合体の一形 態で通常使用される。この複合体は、in situで容易に形成することができる。 水素化アルミニウムリチウムは、好ましい還元剤である 還元は、好ましくは、テトラヒドロフラン中で、還元剤が水素化アルミニウム リチウムであれば20℃以下の温度で、または使用した還元剤がジボランであれば 還流下で行われる。 還元が終わると、還元剤は、慣用的な方法により、例えば水酸化ナトリウムの ような塩基を用いて破壊され、塩は水相とともに除去され、溶媒の蒸発後、得ら れたクルードな2-(2-ナフチル)エタノールを、濃臭化水素酸と直接反応させる 。この臭素化は、還流下で行い、4−8時間の加熱後に完了する。 ナフチル酢酸に対して、80%を越える収率でこのように得られた2-(2-ブロモ エチル)ナフタレンは、簡単な濾過により単離され、イソプロパノールから結晶 化される。それは純粋であり、検出可能な量のビニル誘導体を含んでいない。 ステップ(b)、即ち、得られた2-(2-ブロモエチル)ナフタレンの4-(3-ト リフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン、または好ましく はその塩酸塩との反応は、極性のプロトン性または非プロトン性溶媒中で行われ るのが好都合である。好ましくは、この反応は、アセトニトリル、アセトンおよ び水/エタノール混合物から選択される溶媒中で、還流させながら、水素化アル カリ金属および炭酸塩から選択される塩基の存在下において、非常に高い収率で 、ビニル誘導体の形成もなく起こる。 特に好都合な手法において、2-(2-ブロモエチル)ナフタレンは、2/1〜1/1(v/v )の水/エタノール混合物中で、水酸化アルカリ金属、特に水酸化ナトリウムの 存在下で、還流させながら、4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テ トラヒドロピリジン塩酸塩と反応させ、この反応は一般に4−6時間後に完了す る。 ステップ(b)において上述の特に好都合な手法の条件下で理論値の90%に達 し得る収率で得られた1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチ ルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを、ステップ(c)において、遊 離塩基の形態またはその塩の一形態の何れかで単離する。 上述の特に好都合な手法において、水−アルコール溶媒の使用は、反応混合物 を冷却する際に、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフ ェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩基を沈殿させることを可能にし、こ れを、簡単な濾過により単離し、水で洗い、乾燥させることができる。 得られた遊離塩基を、有機溶媒または水−有機溶媒中の適切な酸の溶液で処理 し、結晶化させることにより、その薬学的に許容できる塩の一つに変換すること ができる。 好ましい薬学的に許容できる塩、塩酸塩は、塩基の塩酸エタノール溶液との反 応、および適切な溶媒、例えばエタノール、エタノール/水混合物、アセトン、 メチルエチルケトン、酢酸エチルまたはこれらの水との混合物、エタノール/塩 酸混合物またはジメチルスルホキシドからの結晶化により得ることができる。 1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6 -テトラヒドロピリジンは、薬学的に許容できる塩または許容できない塩の一形 態で単離することもでき、許容できない塩からは、例えば水酸化アルカリ金属を 用いた中和により遊離塩基を遊離させ、任意に上述のような薬学的に許容できる 塩に変換させることができる。1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフル オロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンは、好ましくは、好まし い塩、塩酸塩の形態で単離され、これは上述のような適切な溶媒から再結晶化さ れる。 以下の実施例は、本発明を詳説する。 例1 12.5gの2-(2-ブロモエチル)ナフタレン、14gの4-(3-トリフルオロメチル フェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩、4.34gの水酸化ナトリウム 、135mLの水および95mLの95%エタノールの混合物を、5時間還流させ、そ の後、その反応混合物を一晩室温に冷却しておき、次いで濾過し、このようにし て単離した生成物を水で洗い、真空下50℃で乾燥させて、最初の4-(3-トリフル オロメ チルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩に対して計算して90%の収 率で、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6- テトラヒドロピリジン塩基を得た。 例2 6.25gの2-(2-ブロモエチル)ナフタレン、7gの4-(3-トリフルオロメチル フェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩、3.75gの炭酸カリウム、100 mLのアセトンの混合物を、4時間還流させ、その後、その反応混合物を室温に 冷却しておいた。形成された塩を濾過し捨てた。溶媒を蒸発させ、残渣を塩酸の エタノール溶液に溶解して、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオ ロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩を得、これをエタノ ールから再結晶化した。収率:最初の4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2 ,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩に対して理論値の70%。得られた生成物は、 純粋な白色結晶粉体の形態で、99.9%のHPLC純度を有する。 例3 例2に記載の操作条件を使用し、アセトニトリル中で3時間還流させることに より、99.9%のHPLC純度を有する、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリ フルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩を、最初の4-( 3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩に対して 計算して80.1%の収率で単離する。 例4 200mLの無水エタノール中で、6.25mLの濃塩酸を、例1により得られた17. 2gの1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6- テトラヒドロピリジン塩基の溶液に、撹拌しながら添加した。得られた混合物を 、90分間還流させ、その後、まずその溶液を暖めて濾過し、次いで蒸発させて約 100mLの溶媒を除去した。その混合物に、20mLの蒸留水を添加し、溶液の温 度を75℃にし、次いで、この溶液を1時間につき10℃の速度で5℃まで冷却した 。そ の混合物を約1時間5℃に保持し、次いで生成物を濾過により収集し、32mLの 無水エタノールおよび3mLの水の混合物で洗った。生成物を真空下50℃で乾燥 させて、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)- 1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩を得た。 例5 a/ 2-(2-ブロモエチル)ナフタレン 27.8kg 2-ナフチル酢酸の95L テトラヒドロフラン溶液を、20℃以下の温度 で、27.5Lのテトラヒドロフランおよび10kgの水素化アルミニウムリチウムの混 合物に添加した。その混合物を0℃に冷却し、次いで、以下のもの:まず、10L の水、次に1.5kg 水酸化ナトリウムの10L 水溶液、最後に30Lの水をゆっく り添加した。分離した塩を、160Lのテトラヒドロフランで洗い、次いで濾過し た。一つに合わせたテトラヒドロフラン溶液を蒸発させ、推定24.5kgの2-(2-ナ フチル)エタノールから成る残渣を、138Lの濃臭化水素酸で処理した。その混 合物を、5時間還流させ、撹拌しながら室温に戻し、次いで、得られた生成物を 濾過し、水で洗った。水分を含んだ生成物を、還流下で147Lのイソプロパノー ルに溶解し、約75Lの溶媒を蒸留により除去し、その混合物を一晩冷却しておい た。このようにして結晶化された生成物を濾過し、予め冷却しておいたイソプロ パノールで洗い、真空下40℃で乾燥させた。得られた2-(2-ブロモエチル)ナフ タレンは、検出可能な量のビニル誘導体を含んでいない。最初のナフチル酢酸に 対して計算した収率:81%。 b/1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テト ラヒドロピリジン 12.5kgの2-(2-ブロモエチル)ナフタレンおよび14kgの4-(3-トリフルオロメ チルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩を、4.34kgの水酸化ナト リウム、135Lの水および95Lの95%エタノールの混合物に添加した。その反応 混合物を少なくとも4時間還流させ、次いで、反応生成物を沈殿させるため、一 晩室温に冷却しておいた。 c/ 塩基の単離 操作(b)で得られた沈殿を、濾過により収集し、14Lずつの水で2回洗った ; 次いで、その生成物を真空下、約50℃で乾燥させた。これにより、1-[2-(2-ナ フチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロ ピリジン塩基を得た。M.p.129-131℃。最初の2-ナフチル酢酸に対して計算した 全収率:74.3%。 例6 二種類の調製において、4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テト ラヒドロピリジンを、トリエチルアミンの存在下で、それぞれ2-(2-ブロモエチ ル)ナフタレン(調製A)および2-(2-クロロエチル)ナフタレン(調製B)と 、エタノール中で還流させながら20時間反応させた。二種類の調製の反応混合物 を濃縮し、残渣をエチルエーテルに溶解し、濾過して水で洗ったエーテル溶液を 乾燥させ、蒸発させた。残渣を、塩化水素ガスのイソプロパノール溶液に溶解し て、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2, 3,6-テトラヒドロピリジン塩酸塩を得、これをエタノールから結晶化した。 調製A:収率:59.8% HPLC純度:99.9% 算定ビニル含量:検出されず 調製B:収率:7.5% HPLC純度:97.8% 算定ビニル含量:2.1%
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): の1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3, 6-テトラヒドロピリジンおよびその薬学的に許容できる塩を調製するための方法 であって、式(II): の4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたは その塩の一つを、式(III): の2-(2-ブロモエチル)ナフタレンで、塩基の存在下において、20℃〜使用した 溶媒の還流温度の間の温度で処理することを特徴とする方法。 2.前記化合物(II)が、塩酸塩の形態で使用されることを特徴とする請求項 1記載の方法。 3.前記反応が、極性のプロトン性または非プロトン性溶媒中で、還流下で行 われることを特徴とする請求項2記載の方法。 4.前記反応が、アセトン、アセトニトリルおよび水/エタノール混合物から 選択される溶媒中で、水酸化アルカリ金属および炭酸塩から選択される塩基の存 在下で行われることを特徴とする請求項3記載の方法。 5.2-(2-ブロモエチル)ナフタレンを調製するための方法であって、2-ナフ チル酢酸を還元し、次いで得られたクルードな2-(2-ナフチル)エタノールを濃 臭化水素酸で処理することを特徴とする方法。 6.前記還元が、水素化アルミニウムリチウムおよびジボランから選択され、 任意に混合されたホウ素またはアルミニウムの水素化物を用いて行われることを 特徴とする請求項5記載の方法。 7.前記2-ナフチル酢酸が、テトラヒドロフラン中で水素化アルミ千ウムリチ ウムを用いて還元され、塩の除去および溶媒の蒸発の後、残渣を濃臭化水素酸で 処理することを特徴とする請求項5記載の方法。 8.1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6- テトラヒドロピリジンおよびその薬学的に許容できる塩を調製するための方法で あって、 (a)2-ナフチル酢酸を、2-(2-ナフチル)エタノールに還元し、得られた生 成物を精製することなく、濃臭化水素酸と反応させ; (b)次に、得られた2-(2-ブロモエチル)ナフタレンを、4-(3-トリフルオ ロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジンまたはその塩の一つで処理 し; (c)1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリフルオロメチルフェニル)- 1,2,3,6-テトラヒドロピリジンを、薬学的に許容できる塩の一つに任意に変換さ れる塩基の形態、または任意に中和されて遊離塩基が得られる塩の一形態の何れ かで単離する ことを特徴とする方法。 9.前記水素化アルミニウムリチウムが、ステップ(a)において還元剤とし て使用されることを特徴とする請求項8記載の方法。 10.前記還元が、テトラヒドロフラン中で行われることを特徴とする請求項 9記載の方法。 11.4-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン 塩酸塩を、ステップ(b)において使用することを特徴とする請求項8ないし1 0の何れか1項記載の方法。 12.前記ステップ(b)の反応が、極性のプロトン性または非プロトン性溶 媒中で、塩基の存在下で行われることを特徴とする請求項11記載の方法。 13.前記極性のプロトン性または非プロトン性溶媒が、還流下にあるアセト ニトリル、アセトンおよびエタノール/水混合物から選択され、前記塩基が、水 酸化アルカリ金属および炭酸塩から選択されることを特徴とする請求項12記載 の方法。 14.前記ステップ(b)が、2/1〜1/1(v/v)エタノール/水混合物中で、 水酸化アルカリ金属の存在下で、還流させながら2-(2-ブロモエチル)ナフタレ ンを処理することにより行われることを特徴とする請求項13記載の方法。 15.前記水酸化ナトリウムが、水酸化アルカリ金属として使用されることを 特徴とする請求項14記載の方法。 16.ステップ(c)において、1-[2-(2-ナフチル)エチル]-4-(3-トリ フルオロメチルフェニル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン塩基を、濾過により 単離し、任意にその薬学的に許容できる塩の一つに変換することを特徴とする請 求項14または15の何れか1項記載の方法。 17.前記得られた塩基が、その塩酸塩に変換されることを特徴とする請求項 16記載の方法。
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