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JP2001331007A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2001331007A
JP2001331007A JP2000149298A JP2000149298A JP2001331007A JP 2001331007 A JP2001331007 A JP 2001331007A JP 2000149298 A JP2000149298 A JP 2000149298A JP 2000149298 A JP2000149298 A JP 2000149298A JP 2001331007 A JP2001331007 A JP 2001331007A
Authority
JP
Japan
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waste toner
black
toner
unit
image
Prior art date
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Granted
Application number
JP2000149298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3902381B2 (ja
Inventor
Akiyo Nakajima
章代 中嶋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000149298A priority Critical patent/JP3902381B2/ja
Publication of JP2001331007A publication Critical patent/JP2001331007A/ja
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Publication of JP3902381B2 publication Critical patent/JP3902381B2/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が図れる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像装置9から供給される複数色のトナ
ーよりトナー像を担持する感光体ベルト3と、感光体ベ
ルト3のトナー像が転写される中間転写体5と、中間転
写体5から用紙Pにトナー像を転写する転写ローラ17
と、感光体ベルト3の廃トナーを除去しつつ回収するク
リーニング装置13とを備え、転写後の中間転写体5の
廃トナーを、感光体ベルト3の帯電電位と逆極性に帯電
させることにより、中間転写体5の廃トナーを感光体ベ
ルト3に転写させ、感光体ベルト3に転写した廃トナー
をクリーニング装置13により回収する複写機1におい
て、クリーニング装置13は、黒色の廃トナーを回収す
る黒色用廃トナーボトル27と、不特定の色の廃トナー
を回収する不特定色用廃トナーボトル39とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザビ
ームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式によるカラー画像形成装置
には、感光体から中間転写体に一色ずつトナー像を転写
することで中間転写体上に複数色のトナー像を形成した
後、中間転写体のトナー像を用紙に一括転写することに
より、カラー画像を得るものがある。このような中間転
写体を用いるカラー画像形成装置においては、転写後に
中間転写体及び感光体に残留する廃トナーをクリーニン
グする必要がある。
【0003】中間転写体及び感光体のクリーニングをす
るものとしては、例えば、特開平10−254251号
公報に開示されている技術が知られている。これは、中
間転写体の廃トナーを、感光体の帯電電位と逆極性に帯
電させることにより、中間転写体の廃トナーを感光体に
転写し、この廃トナーを感光体のクリーニング装置によ
り除去するものであり、除去された廃トナーは、クリー
ニング装置に設けられた廃トナー回収部に回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
では、中間転写体及び感光体の廃トナーを1つの廃トナ
ー回収部に回収するため、廃トナー回収部を大型にする
必要があり、画像形成装置が大型になってしまうという
課題がある。
【0005】そこで、本発明は、小型化が図れる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、現像手段から供給される複数色のトナーによりトナ
ー像を担持する像担持体と、像担持体のトナー像が転写
される中間転写体と、中間転写体から転写材にトナー像
を転写する転写手段と、像担持体の廃トナーを除去しつ
つ回収するクリーニング手段とを備え、転写後の中間転
写体の廃トナーを、像担持体の帯電電位と逆極性に帯電
させることにより、中間転写体の廃トナーを像担持体に
転写させ、像担持体に転写した廃トナーをクリーニング
手段により除去する画像形成装置において、クリーニン
グ手段は、黒色の廃トナーのみを回収する黒色用回収部
と、不特定の色の廃トナーを回収する不特定色用回収部
とを備えることを特徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、黒色のト
ナーにより画像形成を行うモノクロ画像形成時におい
て、用紙に黒色のトナー像を転写した後、クリーニング
手段は、中間転写体から感光体に転写された黒色の廃ト
ナー(以後、「黒廃トナー」という。)を除去しつつ、
黒色用回収部に回収する。また、任意の複数色のトナー
により画像形成をおこなうカラー画像形成時において、
用紙に複数色のトナー像を転写した後、クリーニング手
段は、中間転写体から感光体に転写された任意の複数色
の廃トナー(以後、「不特定廃トナー」という。)を除
去しつつ、不特定色用回収部に回収する。
【0008】黒廃トナーと不特定廃トナーとで別々の回
収部を用いているため、黒廃トナーと不特定廃トナーと
を1つの回収部にまとめて回収することに比べ、1つ1
つの回収部を小型にすることができ、しかも、回収部を
2つに分けることにより、画像形成装置内における回収
部の配置自由度が高くなるので、画像形成装置の小型化
が図れる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、黒色用回収部及び不特定色用回収部に
回収された廃トナーが満杯になったことを検知する満杯
検知手段と、黒色用回収部及び不特定色用回収部のいず
れかに廃トナーを案内する案内手段とを備え、満杯検知
手段が、一方の回収部における廃トナーの満杯を検知し
たとき、案内手段は、他方の回収部に廃トナーを案内す
ることを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、満杯
検知手段が一方の回収部の満杯を検知すると、案内手段
が、廃トナーを他方の回収部に案内することにより、黒
色用及び不特定色用回収部が満杯になるまで廃トナーの
回収が行えるので、2つの回収部を有効に活用すること
ができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、案内手段は、黒色用回収部が満杯にな
ったときにのみ、不特定色用回収部に廃トナーを案内す
ることを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、案内
手段は、黒色用回収部が満杯になったときにのみ、不特
定色用回収部に廃トナーを案内するので、黒色用回収部
に、黒色以外の色の廃トナーが混ざるのを防止すること
ができ、黒廃トナーのリサイクルが可能になる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、少なくとも黒色用回
収部及び不特定色用回収部の一方が、像担持体の内側に
設けられていることを特徴とする。
【0014】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、少なくとも黒色用回収部及び不特定色用回
収部の一方を、像担持体の内側の空きスペースに設ける
ことにより、画像形成装置内の空きスペースを有効活用
することができ、しかも、画像形成装置の大型化を伴わ
ずに、大量の廃トナーを回収することができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、黒色用回収部から現
像手段に廃トナーを搬送するトナー搬送手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0016】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、トナー搬送手段は、黒色用回収部に回収さ
れた黒廃トナーを現像手段に搬送し、現像手段は、画像
作成時において、搬送された黒廃トナーを用いて現像を
行う。
【0017】トナー搬送手段を設けることにより、黒色
用回収部の黒廃トナーを、効率良くリサイクルすること
ができ、廃トナーを寿命まで使用することができる。ま
た、黒色用回収部内の黒廃トナーが、現像手段に搬送さ
れるので、黒色用回収部を更に小型にすることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明にかかる複写機を概略的に示す構成図である。図1に
示すように、フルカラー画像が作成可能な複写機(画像
形成装置)1は、概して、像担持体としての感光体ベル
ト3と、感光体ベルト3に所定のバイアスを印加する帯
電装置5と、図示しない読取り装置が読取った画像デー
タに基づいて感光体ベルト3上に静電潜像を形成する露
光装置7と、感光体ベルト3の静電潜像をトナー像とし
て現像する現像装置(現像手段)9と、トナー像の転写
をおこなう転写装置11と、転写後に感光体ベルト3に
残留する廃トナーを除去しつつ回収するクリーニング装
置(クリーニング手段)13とを有している。
【0019】感光体ベルト3は、本実施の形態では、負
帯電の有機感光体であり、図示しない複数の駆動ローラ
により所定の速度で、図中矢印A方向に回転する。感光
体ベルト3は、感光体ベルト3に接触又は近接して設け
られた帯電装置7からのバイアス印加により、その表面
を一様に負帯電され、露光装置9からの露光Lにより原
稿の画像に対応した静電潜像を形成される。尚、像担持
体としては、感光体ベルト3に限定されず、例えば、感
光体ドラムを用いても良い。
【0020】現像装置9は、感光体ベルト3に、正規の
トナー極性が負極性のブラック(K)、イエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)のトナーをそれ
ぞれ供給する4つの現像器9a、9b、9c、9dを有
しており、対応する色のトナーにより、感光体ベルト3
上に形成された静電潜像をトナー像として現像するもの
である。
【0021】転写装置11は、感光体ベルト3のトナー
像が一次転写される中間転写体15と、中間転写体15
のトナー像を用紙Pに二次転写する転写ローラ(転写手
段)17と、転写後に中間転写体15に残留した廃トナ
ーに正極性の電荷を印加する廃トナー帯電装置16とを
有している。中間転写体15は、図中矢印B方向に回転
し、感光体ベルト3との一次転写部19において、感光
体ベルト3のトナー像が、中間転写体15に転写される
ようになっている。
【0022】即ち、複数色のトナーによりカラー画像を
形成するカラー画像作成時においては、感光体ベルト3
上に所定の色のトナー像が順次に形成され、その都度、
各色のトナー像が中間転写体5に順次転写される。中間
転写体5に順次転写されて重ね合わされた複数色のトナ
ー像は、転写ローラ17により用紙Pに一括転写され
る。また、ブラックトナーのみで画像を形成するモノク
ロ画像形成時においては、感光体ベルト3上のブラック
トナー像が、中間転写体5に転写された後、転写ローラ
17により用紙Pに転写される。
【0023】転写ローラ17は、転写ローラ17と中間
転写体15との間を通る用紙Pに、所定の二次転写バイ
アス(正極性のバイアス)を印加することにより、中間
転写体15上のトナー像を、用紙Pに転写するものであ
る。尚、用紙Pに転写されたトナー像は、図示しない定
着装置により、溶融定着されて最終画像となる。
【0024】廃トナー帯電装置16は、転写後に中間転
写体15に残留した廃トナーに、感光体ベルト3の帯電
電位と逆極性(本実施の形態では正極性)の電荷を印加
することにより、中間転写体15の廃トナーの帯電量を
均一にするものである。この廃トナーは、一次転写部1
9において、感光体ベルト3に逆転写されて、クリーニ
ング装置13により除去されつつ回収される。
【0025】クリーニング装置13は、黒廃トナーを除
去しつつ回収する黒色用クリーニングユニット21と、
黒廃トナー、イエローの廃トナー、シアンの廃トナー、
及びマゼンタの廃トナーのいずれかを除去しつつ回収す
る不特定色用クリーニングユニット23と、クリーニン
グユニット21、23を駆動する駆動部(案内手段)3
3と、駆動部33の駆動を制御する制御部35とを有し
ている。
【0026】黒色用クリーニングユニット21は、感光
体ベルト3に残留した黒廃トナーを掻き落す黒色用クリ
ーニングブレード25と、黒色用クリーニングブレード
25が掻き落した黒廃トナーを回収する黒色用廃トナー
ボトル(黒色用回収部)27とが一体に設けられてい
る。また、黒色用廃トナーボトル27内には、黒色用廃
トナーボトル27内が満杯になったことを検知する黒色
用満杯検知センサ(満杯検知手段)31が配置されてい
る。
【0027】また、不特定色用クリーニングユニット2
3も、上述の黒色用クリーニングユニット21と同様
に、中間転写体5に残留した不特定廃トナーを掻き落す
不特定色用クリーニングブレード37と、不特定廃トナ
ーを回収する不特定色用廃トナーボトル(不特定色用回
収部)39とを有しており、不特定色用廃トナーボトル
39内には、上述した黒色用満杯検知センサ31と同様
な不特定色用満杯検知センサ(満杯検知手段)32が配
置されている。
【0028】黒廃トナーと不特定廃トナーとを別々の廃
トナーボトル27、39に回収することにより、黒廃ト
ナーと不特定廃トナーとを1つの廃トナーボトルにまと
めて回収することに比べ、1つ1つの廃トナーボトル2
7、39を小型にすることができ、しかも、廃トナーボ
トルを2つに分けることにより、複写機1内における廃
トナーボトル27、39の配置自由度が高くなるので、
複写機1の小型化が図れる。
【0029】本実施の形態では、黒色用満杯検知センサ
31及び不特定色用満杯検知センサ32は、発光素子3
1a、32aと、受光素子31b、32bとを有する反
射型フォトセンサである。黒色用満杯検知センサ31及
び不特定色用満杯検知センサ32は、発光素子31a、
32aから受光素子31b、32bに向かう光の光透過
率の低下により、各廃トナーボトル27、39が満杯で
あることを検知し、制御部33に満杯である旨の信号を
送るようになっている。
【0030】尚、本実施の形態では、満杯検知手段とし
て、反射型フォトセンサを用いたが、例えば、圧電セン
サを用いたり、黒色用及び不特定色用廃トナーボトル2
7、39の重量変化を計ることにより、満杯である旨を
検知したりしても良く、黒色用及び不特定色用廃トナー
ボトル27、39が満杯である旨を検知できれば特に限
定しない。
【0031】また、駆動部33は、黒色用満杯検知セン
サ31及び不特定色用満杯検知センサ32からの検知信
号や、操作部40からの信号をを受けた制御部35の制
御により、黒色用クリーニングユニット21を、黒色用
クリーニングブレード25が中間転写体5に当接する当
接位置、及び黒色用クリーニングブレード25が中間転
写体5から離れる退避位置に移動させる。同様に、不特
定色用クリーニングユニット23も、駆動部33により
当接位置及び退避位置に移動させられる。
【0032】次に、上述した構成に及び図2のフローチ
ャートに基づき、本実施の形態の作用を説明する。ステ
ップS1において、操作部40からのプリント信号を受
けると、ステップS2において、モノクロ画像作成モー
ドか否かを判断し、モノクロ画像作成モードである場合
には、ステップS3に進み、モノクロ画像作成モードで
ない場合(カラー画像作成モードである場合)は、ステ
ップS6に進む。
【0033】ステップS3において、黒色用廃トナーボ
トル27が満杯か否かを判断し、満杯である場合には、
ステップS6に進み、満杯でない場合には、ステップS
4において、黒色用クリーニングブレード27を当接位
置に位置し、上述のプリント動作(モノクロ画像形成動
作)をおこなった後、ステップS5において、プリント
動作を終了する。
【0034】ステップS3乃至ステップS5では、モノ
クロ画像作成時においては、駆動部33により、黒色用
クリーニングユニット21は、当接位置に位置し、不特
定色用クリーニングユニット23は、退避位置に位置す
る。その後、黒色用クリーニングブレード25が、中間
転写体5から感光体ベルト3に逆転写された黒廃トナー
を掻き落し、黒色用廃トナーボトル27が、黒色用クリ
ーニングブレード25により掻き落された黒廃トナーを
回収する。
【0035】ステップS6において、不特定色用廃トナ
ーボトル39が満杯か否かを判断し、満杯である場合に
は、ステップS8において、プリント動作を中止し、ス
テップS9において、操作部40に不特定色用廃トナー
ボトル39が満杯である旨の警告表示をさせる。
【0036】また、ステップS6において、不特定色用
廃トナーボトル39が満杯でない場合には、ステップS
7において、不特定色用クリーニングブレード37を当
接位置に位置させ、黒色用クリーニングブレード25を
退避位置に位置させた後、プリント動作をおこなう。
【0037】ステップS6及びステップS7では、カラ
ー画像作成時、又は、黒色用廃トナーボトル27が満杯
になったときにおいては、駆動部33が不特定色用クリ
ーニングユニット21を当接位置に位置させ、黒色用ク
リーニングユニット21を退避位置に位置させることに
より、感光体ベルト3の廃トナーは、不特定色用クリー
ニングブレード37を介して、カラー用灰トナーボトル
39に案内される。具体的には、不特定色用クリーニン
グブレード37が、中間転写体5から感光体ベルト3に
転写された不特定廃トナー又は黒廃トナーを掻き落し、
不特定色用廃トナーボトル39は、掻き落された不特定
廃トナー又は黒廃トナーを回収する。
【0038】黒色用廃トナーボトル27が満杯になった
場合において、駆動部33が、不特定廃トナーボトル3
9に廃トナーを回収させることにより、2つの廃トナー
ボトル27、39が満杯になるまで廃トナーの回収がお
こなえるので、2つの廃トナーボトル27、39を有効
に活用することができる。また、カラー画像作成時及び
黒色用廃トナーボトル27が満杯になったときには、不
特定色用廃トナーボトル39に廃トナーを回収させるの
で、黒色用廃トナーボトル27に、黒色以外の色の廃ト
ナーが混ざるのを防止することができ、黒色用廃トナー
ボトル27に回収された黒廃トナーのリサイクルがおこ
なえる。
【0039】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0040】図3は、第2実施の形態にかかる感光体ベ
ルトの近傍を概略的に示す構成図である。第2実施の形
態では、図3に示すように、感光体ベルト3内の空洞部
分に、黒色用廃トナーボトル27と、不特定色用廃トナ
ーボトル39とを一体に設けており、黒色用クリーニン
グブレード25が掻き落した黒廃トナーを、黒色用回収
装置45を介して、黒色用廃トナーボトル27に回収
し、不特定色用クリーニングブレード37の不特定廃ト
ナーを、カラー用回収装置47を介して、不特定色用廃
トナーボトル39に回収していることが第1実施の形態
と異なる。
【0041】黒色用回収装置45は、本実施の形態で
は、図示しないポンプにより生成された空気流により、
黒色用クリーニングブレード27が掻き落した黒廃トナ
ーを、黒色用廃トナーボトル27に搬送している。ま
た、カラー用回収装置47も同様に、ポンプによる空気
流により、不特定色用クリーニングブレード37が掻き
落した不特定廃トナーを、不特定色用廃トナーボトル3
9に搬送している。
【0042】尚、本実施の形態では、ポンプを用いた回
収装置45、47を用いているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、黒色用クリーニングブレード27
を、黒色用廃トナーボトル27よりも上方に配置し、重
力により黒色用クリーニングブレード27から黒色用廃
トナーボトル27に向けて、廃トナーを落下させるよう
にしても良く、黒色用クリーニングブレード27が掻き
落した黒廃トナーを、黒色用廃トナートナーボトル27
に搬送できればよい。また、不特定色用クリーニングブ
レード37及び不特定色用廃トナーボトル39について
も同様である。
【0043】この第2実施の形態では、黒色用廃トナー
ボトル27及び不特定色用廃トナーボトル39を、像担
持体の内側の空きスペースに設けることにより、画像形
成装置内の空きスペースを有効活用することができ、し
かも、画像形成装置の大型化を伴うことなく、大量の廃
トナーを、回収することができる。また、各トナーボト
ル27、39を、感光体ベルト3から着脱可能に設けれ
ば、各廃トナーボトル27、39が満杯になった場合
に、新しい廃トナーボトルと交換すれば良く、満杯時の
メンテナンスが容易になる。
【0044】図4は、第3実施の形態にかかる感光体ベ
ルトの近傍を概略的に示す構成図である。図4に示すよ
うに、感光体ベルト3の空洞部分に、不特定色用廃トナ
ーボトル39を配置し、黒色用トナーボトル27の廃ト
ナーを、黒色用の現像器9aのトナーホッパ(図示せ
ず)に、搬送するトナー搬送装置(トナー搬送手段)5
1を設けたことが第1実施の形態と異なる。
【0045】トナー搬送装置51は、第2実施の形態の
黒色用回収装置45と同様に、ポンプによる空気流によ
り、黒色用トナーボトル27から現像器9aにブラック
トナーを搬送するものである。尚、トナー搬送装置51
は、ポンプを用いたものに限定されず、例えば、搬送コ
イルや搬送スクリュー等により黒廃トナーを、現像器9
aに搬送する構成であっても良い。
【0046】この第3実施の形態では、トナー搬送装置
51を設けることにより、黒色用トナーボトル27の黒
色の廃トナーを効率良くリサイクルすることができ、廃
トナーを寿命まで使用することができる。また、黒色用
廃トナーボトル27の廃トナーが、現像器9aに搬送さ
れるので、黒色用廃トナーボトル27の小型化が更に図
れる。
【0047】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、図5に示すように、1つのトナ
ーボトル60内に設けた仕切り板62により、黒色用回
収室(黒色用回収部)63と、不特定色用回収室(不特
定色用回収部)65とを設け、矢印C方向に揺動する揺
動部材(案内手段)67により、黒廃トナー及び不特定
廃トナーを、黒色用回収室63又はカラー用回収室65
のいずれかに案内するようにしても良い。
【0048】また、図6に示すように、クリーニングブ
レード37と一体の不特定色用廃トナーボトル39の他
に、感光体ベルト3内に設けられた内側不特定色用廃ト
ナーボトル49を設け、トナー残量が、黒色トナーより
も多い、不特定廃トナーを大量に回収できるようにして
も良い。
【0049】本実施の形態では、黒色用廃トナーボトル
27が満杯になった場合にのみ、不特定色用廃トナーボ
トル39に廃トナーを回収させていたが、不特定色用廃
トナーボトル39が満杯になった場合に、廃トナーを黒
色用廃トナーボトル27に回収させるようにしても良
い。
【0050】本発明は、複写機1に適用したが、これに
限定されるものではなく、例えば、レーザービームプリ
ンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に適用しても、同
様な作用効果を得る。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、黒廃トナー
と不特定廃トナーとで別々の回収部を用いているため、
黒廃トナーと不特定廃トナーとを1つの回収部にまとめ
て回収することに比べ、1つ1つの回収部を小型にする
ことができ、しかも、回収部を2つに分けることによ
り、画像形成装置内における回収部の配置自由度が高く
なるので、画像形成装置の小型化が図れる。
【0052】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、満杯検知手段
が一方の回収部の満杯を検知すると、案内手段が、廃ト
ナーを他方の回収部に案内することにより、黒色用及び
不特定色用回収部が満杯になるまでトナーの回収が行え
るので、2つの回収部を有効に活用することができる。
【0053】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、案内手段は、
黒色用回収部が満杯になったときにのみ、不特定色用回
収部に廃トナーを案内するので、黒色用回収部に、黒色
以外の廃トナーが混ざるのを防止することができ、黒廃
トナーのリサイクルが可能になる。
【0054】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、少なくとも黒色用回収部及び不特定色用回収部の一
方が、像担持体の内側の空きスペースに設けられている
ことにより、画像形成装置内の空きスペースを有効活用
することができ、しかも、画像形成装置の大型化を伴わ
ずに、大量の廃トナーを回収することができる。
【0055】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、トナー搬送手段を設けることにより、黒色用回収部
の黒廃トナーを、効率良くリサイクルすることができ、
黒廃トナーを寿命まで使用することができる。また、黒
色用回収部内の黒廃トナーが、現像手段に搬送されるの
で、黒色用回収部を更に小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカラー複写機を概略的に示す構
成図である。
【図2】制御部が行う制御の流れを示すフローチャート
である。
【図3】第2実施の形態にかかる感光体ベルトの近傍を
概略的に示す構成図である。
【図4】第3実施の形態にかかる感光体ベルトの近傍を
概略的に示す構成図である。
【図5】変形例にかかる感光体ベルトの近傍を概略的に
示す構成図である。
【図6】変形例にかかる感光体ベルトの近傍を概略的に
示す構成図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 3 感光体ベルト(像担持体) 9 現像装置(現像手段) 13 クリーニング装置(クリーニング手段) 15 中間転写体 17 転写ローラ(転写手段) 27 黒色用廃トナーボトル(黒色用回収部) 31 黒色用満杯検知センサ(満杯検知手段) 32 不特定色用満杯検知センサ 33 駆動部(案内手段) 39 不特定色用廃トナーボトル(不特定色用回収
部) 51 トナー搬送装置(トナー搬送手段) 67 揺動部材(案内手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像手段から供給される複数色のトナー
    によりトナー像を担持する像担持体と、像担持体のトナ
    ー像が転写される中間転写体と、中間転写体から転写材
    にトナー像を転写する転写手段と、転写後に像担持体に
    残留する廃トナーを除去しつつ回収するクリーニング手
    段とを備え、転写後の中間転写体の廃トナーを、像担持
    体の帯電電位と逆極性に帯電させることにより、中間転
    写体の廃トナーを像担持体に転写させ、像担持体に転写
    した廃トナーをクリーニング手段により除去する画像形
    成装置において、 クリーニング手段は、黒色の廃トナーのみを回収する黒
    色用回収部と、不特定の色の廃トナーを回収する不特定
    色用回収部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 黒色用回収部及び不特定色用回収部に回
    収された廃トナーが満杯になったことを検知する満杯検
    知手段と、黒色用回収部及び不特定色用回収部のいずれ
    かに廃トナーを案内する案内手段とを備え、満杯検知手
    段が、一方の回収部における廃トナーの満杯を検知した
    とき、案内手段は、他方の回収部に廃トナーを案内する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 案内手段は、黒色用回収部が満杯になっ
    たときにのみ、不特定色用回収部に廃トナーを案内する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも黒色用回収部及び不特定色用
    回収部の一方が、像担持体の内側に設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 黒色用回収部から現像手段に廃トナーを
    搬送するトナー搬送手段を備えることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP2006258920A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Sharp Corp 廃トナー回収装置
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