JP2001329844A - 2サイクルエンジン - Google Patents
2サイクルエンジンInfo
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- JP2001329844A JP2001329844A JP2000148075A JP2000148075A JP2001329844A JP 2001329844 A JP2001329844 A JP 2001329844A JP 2000148075 A JP2000148075 A JP 2000148075A JP 2000148075 A JP2000148075 A JP 2000148075A JP 2001329844 A JP2001329844 A JP 2001329844A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- combustion chamber
- piston
- air
- scavenging port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シニューレ式2サイクルエンジン10におい
て簡単な構造で層状掃気を行い排気中のHC量を低減す
る。 【解決手段】 シリンダブロック11の内周面12に
は、吸気側掃気口18、排気側掃気口19、空気流入口
50が形成される。排気側掃気口19は、掃気行程にお
いて吸気側掃気口18よりも遅れて燃焼室14へ開口す
る。空気流入口50は大気空間に連通する。ピストン3
3の外周面には、ピストン33が上死点付にきたとき空
気流入口50と吸気側掃気口18を連通させる溝40が
形成される。溝40を通じて吸気側掃気口18に導入さ
れた空気は、掃気行程時に排気側掃気口19から流入す
る混合気に先んじて燃焼室14に流入し、混合気の排気
口16からの吹き抜けを減少させる。
て簡単な構造で層状掃気を行い排気中のHC量を低減す
る。 【解決手段】 シリンダブロック11の内周面12に
は、吸気側掃気口18、排気側掃気口19、空気流入口
50が形成される。排気側掃気口19は、掃気行程にお
いて吸気側掃気口18よりも遅れて燃焼室14へ開口す
る。空気流入口50は大気空間に連通する。ピストン3
3の外周面には、ピストン33が上死点付にきたとき空
気流入口50と吸気側掃気口18を連通させる溝40が
形成される。溝40を通じて吸気側掃気口18に導入さ
れた空気は、掃気行程時に排気側掃気口19から流入す
る混合気に先んじて燃焼室14に流入し、混合気の排気
口16からの吹き抜けを減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば刈払機等
に装備される2サイクルエンジンに係り、詳しくは排気
中のTHC(Total Hydro Carbon:
総炭化水素量)を低減する2サイクルエンジンに関する
ものである。
に装備される2サイクルエンジンに係り、詳しくは排気
中のTHC(Total Hydro Carbon:
総炭化水素量)を低減する2サイクルエンジンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンでは、掃気行程時に
おいて、掃気口から燃焼室に導入された混合気が燃焼室
内に留まらずにそのまま排気口から流出してしまう吹き
抜けが起こり、この吹き抜けた混合気が、HC(炭化水
素)を含んだ未燃ガスとして大気中へ放出され、大気汚
染の原因となっている。
おいて、掃気口から燃焼室に導入された混合気が燃焼室
内に留まらずにそのまま排気口から流出してしまう吹き
抜けが起こり、この吹き抜けた混合気が、HC(炭化水
素)を含んだ未燃ガスとして大気中へ放出され、大気汚
染の原因となっている。
【0003】実開平57−53026号公報の2サイク
ルエンジンは、混合気の導入されるクランク室に連通す
る通常の掃気口の他に、この通常の掃気口よりも早いタ
イミングで開口する副掃気口を備えている。副掃気口
は、クランク室とは連通せずに、この2サイクルエンジ
ンに装備された空気ポンプに接続されている。空気ポン
プは、空気制御弁及び閉止弁を介して大気中の空気を吸
入し、副掃気口へと空気を圧送する。
ルエンジンは、混合気の導入されるクランク室に連通す
る通常の掃気口の他に、この通常の掃気口よりも早いタ
イミングで開口する副掃気口を備えている。副掃気口
は、クランク室とは連通せずに、この2サイクルエンジ
ンに装備された空気ポンプに接続されている。空気ポン
プは、空気制御弁及び閉止弁を介して大気中の空気を吸
入し、副掃気口へと空気を圧送する。
【0004】掃気行程時においては、通常の掃気口に先
立って副掃気口が開口し、空気ポンプに圧送された空気
によって燃焼室の掃気が行われ、続いて、通常の掃気口
が開口して混合気による掃気が行われる。こうした層状
掃気を行うことによって、実開平57−53026号公
報の2サイクルエンジンでは、混合気の吹き抜けによる
排気中のHC量が低減されている。
立って副掃気口が開口し、空気ポンプに圧送された空気
によって燃焼室の掃気が行われ、続いて、通常の掃気口
が開口して混合気による掃気が行われる。こうした層状
掃気を行うことによって、実開平57−53026号公
報の2サイクルエンジンでは、混合気の吹き抜けによる
排気中のHC量が低減されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平57−5302
6号公報の2サイクルエンジンでは、層状掃気を行うた
めに、空気ポンプや燃焼室内の混合気が空気ポンプを介
して大気中へ逆流するのを防止する閉止弁を必要とし、
構造が複雑となる。
6号公報の2サイクルエンジンでは、層状掃気を行うた
めに、空気ポンプや燃焼室内の混合気が空気ポンプを介
して大気中へ逆流するのを防止する閉止弁を必要とし、
構造が複雑となる。
【0006】この発明の目的は、簡単な構造で層状掃気
が行え排気中のHC量を低減できる2サイクルエンジン
を提供することである。
が行え排気中のHC量を低減できる2サイクルエンジン
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の2サイクルエ
ンジン(10)によれば、シリンダ(11)内を往復動
するピストン(33)の往復方向両側に燃焼室(14)
及び燃料含有ガス室(28)がそれぞれ画設され、燃料
含有ガス室(28)には燃料含有ガスを導入する吸気口
(15)が、燃焼室(14)には内部のガスを排出する
排気口(16)がそれぞれ設けられ、シリンダ(11)
の内周面(12)には、燃料含有ガス室(28)に連通
しつつピストン(33)の往復動により燃焼室(14)
への開閉を制御される第一の掃気口(18)が形成され
るとともに、大気空間に連通する空気導入口(50)が
形成され、第一の掃気口(18)が燃焼室(14)に対
して閉じられる位置にピストン(33)があるときに空
気導入口(50)及び第一の掃気口(18)へ臨む連通
路(40)がピストン(33)及び/又はシリンダ(1
1)に形成されている。
ンジン(10)によれば、シリンダ(11)内を往復動
するピストン(33)の往復方向両側に燃焼室(14)
及び燃料含有ガス室(28)がそれぞれ画設され、燃料
含有ガス室(28)には燃料含有ガスを導入する吸気口
(15)が、燃焼室(14)には内部のガスを排出する
排気口(16)がそれぞれ設けられ、シリンダ(11)
の内周面(12)には、燃料含有ガス室(28)に連通
しつつピストン(33)の往復動により燃焼室(14)
への開閉を制御される第一の掃気口(18)が形成され
るとともに、大気空間に連通する空気導入口(50)が
形成され、第一の掃気口(18)が燃焼室(14)に対
して閉じられる位置にピストン(33)があるときに空
気導入口(50)及び第一の掃気口(18)へ臨む連通
路(40)がピストン(33)及び/又はシリンダ(1
1)に形成されている。
【0008】連通路(40)は、ピストン(33)のみ
に形成されていても良いし、ピストン(33)及びシリ
ンダ(11)の双方に形成されていても良い。また、連
通路(40)は、空気導入口(50)及び第一の掃気口
(18)へ臨むことができるのであれば形状は問わず、
ピストン(33)の外周面に形成される溝(40)の
他、端部がピストン(33)の外周面に開口する通孔等
でも良い。
に形成されていても良いし、ピストン(33)及びシリ
ンダ(11)の双方に形成されていても良い。また、連
通路(40)は、空気導入口(50)及び第一の掃気口
(18)へ臨むことができるのであれば形状は問わず、
ピストン(33)の外周面に形成される溝(40)の
他、端部がピストン(33)の外周面に開口する通孔等
でも良い。
【0009】吸気行程においては、第一の掃気口(1
8)は燃焼室(14)に対して閉じられ、燃焼室(1
4)及び燃料含有ガス室(28)は容積をそれぞれ減少
及び増大される。燃料含有ガス室(28)の容積増大に
より燃料含有ガス室(28)及び第一の掃気口(18)
は負圧となり、吸気口(15)より燃料含有ガスが燃料
含有ガス室(28)へ導入される。連通路(40)が空
気導入口(50)及び第一の掃気口(18)へ臨む位置
にピストン(33)が来ると、大気空間に存在する空気
が、燃料含有ガス室(28)及び第一の掃気口(18)
の負圧により、空気導入口(50)から連通路(40)
を通じて第一の掃気口(18)へと吸引される。ピスト
ン(33)がこの位置を過ぎると、連通路(40)が空
気導入口(50)及び第一の掃気口(18)へ臨まなく
なり第一の掃気口(18)への空気の吸引はされなくな
る。第一の掃気口(18)が燃焼室(14)に対して開
き、掃気行程に入ると、最初に第一の掃気口(18)内
に滞留していた空気が燃焼室(14)へと導入され、続
いて燃料含有ガス室(28)内の燃料含有ガスが第一の
掃気口(18)を通じて燃焼室(14)へと導入され
る。燃料含有ガスに先んじて空気が燃焼室(14)へ導
入されることによって、排気口(16)から吹き抜ける
燃料含有ガスの量を少なくなる。このように、ピストン
(33)の移動によって層状掃気を行うための空気の導
入が制御されることから、簡単な構造で2サイクルエン
ジン(10)の排気中のHC量を低減することができ
る。
8)は燃焼室(14)に対して閉じられ、燃焼室(1
4)及び燃料含有ガス室(28)は容積をそれぞれ減少
及び増大される。燃料含有ガス室(28)の容積増大に
より燃料含有ガス室(28)及び第一の掃気口(18)
は負圧となり、吸気口(15)より燃料含有ガスが燃料
含有ガス室(28)へ導入される。連通路(40)が空
気導入口(50)及び第一の掃気口(18)へ臨む位置
にピストン(33)が来ると、大気空間に存在する空気
が、燃料含有ガス室(28)及び第一の掃気口(18)
の負圧により、空気導入口(50)から連通路(40)
を通じて第一の掃気口(18)へと吸引される。ピスト
ン(33)がこの位置を過ぎると、連通路(40)が空
気導入口(50)及び第一の掃気口(18)へ臨まなく
なり第一の掃気口(18)への空気の吸引はされなくな
る。第一の掃気口(18)が燃焼室(14)に対して開
き、掃気行程に入ると、最初に第一の掃気口(18)内
に滞留していた空気が燃焼室(14)へと導入され、続
いて燃料含有ガス室(28)内の燃料含有ガスが第一の
掃気口(18)を通じて燃焼室(14)へと導入され
る。燃料含有ガスに先んじて空気が燃焼室(14)へ導
入されることによって、排気口(16)から吹き抜ける
燃料含有ガスの量を少なくなる。このように、ピストン
(33)の移動によって層状掃気を行うための空気の導
入が制御されることから、簡単な構造で2サイクルエン
ジン(10)の排気中のHC量を低減することができ
る。
【0010】さらに、この発明の2サイクルエンジン
(10)によれば、シリンダ(11)の内周面(12)
には、燃料含有ガス室(28)に連通しつつピストン
(33)の往復動により燃焼室(14)への開閉を制御
され、掃気行程において第一の掃気口(18)よりも遅
れて燃焼室(14)に開口する第二の掃気口(19)が
形成される。
(10)によれば、シリンダ(11)の内周面(12)
には、燃料含有ガス室(28)に連通しつつピストン
(33)の往復動により燃焼室(14)への開閉を制御
され、掃気行程において第一の掃気口(18)よりも遅
れて燃焼室(14)に開口する第二の掃気口(19)が
形成される。
【0011】掃気行程において、最初に第一の掃気口
(18)内に滞留していた空気が燃焼室(14)へと導
入され、続いて第二の掃気口(19)を通じて燃料含有
ガス室(28)内の燃料含有ガスが燃焼室(14)へと
導入される。第一の掃気口(18)内に滞留していた空
気がなくなると、第一の掃気口(18)を通じても燃料
含有ガス室(28)内の燃料含有ガスが燃焼室(14)
へと導入される。第二の掃気口を設けることにより、層
状掃気における、燃焼室(14)への燃料含有ガスの導
入タイミングと導入量を適切なものに設定することがで
き、2サイクルエンジン(10)の出力を向上させるこ
とができる。
(18)内に滞留していた空気が燃焼室(14)へと導
入され、続いて第二の掃気口(19)を通じて燃料含有
ガス室(28)内の燃料含有ガスが燃焼室(14)へと
導入される。第一の掃気口(18)内に滞留していた空
気がなくなると、第一の掃気口(18)を通じても燃料
含有ガス室(28)内の燃料含有ガスが燃焼室(14)
へと導入される。第二の掃気口を設けることにより、層
状掃気における、燃焼室(14)への燃料含有ガスの導
入タイミングと導入量を適切なものに設定することがで
き、2サイクルエンジン(10)の出力を向上させるこ
とができる。
【0012】さらに、この発明の2サイクルエンジン
(10)によれば、空気導入口(50)及び吸気口(1
5)はシリンダ(11)の内周面(12)において隣り
合う位置に形成され、空気導入口(50)及び吸気口
(15)にはそれぞれ第一の流量制御弁(54)及び第
二の流量制御弁(56)が配設される。
(10)によれば、空気導入口(50)及び吸気口(1
5)はシリンダ(11)の内周面(12)において隣り
合う位置に形成され、空気導入口(50)及び吸気口
(15)にはそれぞれ第一の流量制御弁(54)及び第
二の流量制御弁(56)が配設される。
【0013】吸気口から燃料含有ガス室(28)へ供給
される燃料含有ガス量は、第二の流量制御弁(56)に
より制御され、供給される燃料含有ガス量の大小に応じ
て2サイクルエンジン(10)の出力回転数は制御され
る。空気導入口(50)から第一の掃気口(18)に導
入される空気量は、第一の流量制御弁(54)により制
御されるが、2サイクルエンジン(10)の回転数に応
じて制御されることが望ましい。空気導入口(50)及
び吸気口(15)をシリンダ(11)の内周面(12)
において隣り合う位置に形成することにより、第一の流
量制御弁(54)及び第二の流量制御弁(56)を隣接
した位置に配置することができ、第一の流量制御弁(5
4)及び第二の流量制御弁(56)の連動を容易に行う
ことができる。
される燃料含有ガス量は、第二の流量制御弁(56)に
より制御され、供給される燃料含有ガス量の大小に応じ
て2サイクルエンジン(10)の出力回転数は制御され
る。空気導入口(50)から第一の掃気口(18)に導
入される空気量は、第一の流量制御弁(54)により制
御されるが、2サイクルエンジン(10)の回転数に応
じて制御されることが望ましい。空気導入口(50)及
び吸気口(15)をシリンダ(11)の内周面(12)
において隣り合う位置に形成することにより、第一の流
量制御弁(54)及び第二の流量制御弁(56)を隣接
した位置に配置することができ、第一の流量制御弁(5
4)及び第二の流量制御弁(56)の連動を容易に行う
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1はシニューレ式2サ
イクルエンジン10においてピストン33が上死点付近
の位置にあるときの状態を示す縦断面図である。図1で
は、ピストン33はほぼ上死点にある。シニューレ方式
2サイクルエンジン10は例えば刈払機に装備される。
シリンダブロック11において、円筒状の内周面12
は、シリンダブロック11の中心線に沿ってシリンダブ
ロック11内を延び、シリンダブロック11の下端面に
開口している。頂部凹所13は、内周面12の頂部に形
成され、図示しない点火プラグ等の放電電極を配置され
る。ピストン33の上面、内周面12、及び、頂部凹所
13は、燃焼室14を画定する。排気口16は、シリン
ダブロック11の周壁を貫通し、シリンダブロック11
の外部と内周面12とを連通させている。空気導入口5
0及び吸気口15は、排気口16から内周面12の周方
向へ180°離れた位置で、シリンダブロック11の周
壁を貫通し、シリンダブロック11の外部と内周面12
とを連通させている。空気導入口50は、内周面12の
高さ方向へは、上端部が排気口16の上端部より少し低
い位置に形成されており、吸気口15は、内周面12の
高さ方向へ空気導入口50よりも低い位置に形成されて
いる。複数個の冷却フィン17は、シリンダブロック1
1の外面の上半部においてシリンダブロック11の放射
方向へ相互に平行に外方へ張出している。吸気側掃気口
18及び排気側掃気口19は、ピストン33が下死点へ
近づくと、燃焼室14へ開口する位置に形成される。ク
ランクケース27は、その上面をシリンダブロック11
の下面へ接合されている。ピストン33の下面、内周面
12、及び、クランクケース27の内側壁は、クランク
室28を画定する。クランク室28は、吸気側掃気口1
8及び排気側掃気口19へは常時、連通しているととも
に、ピストン33が上死点の方へ接近すると、吸気口1
5へ連通する。クランク軸29はクランクケース27の
両端壁に回転自在に軸支され、ピストン33は、内周面
12内へ摺動自在に嵌挿され、往復動により燃焼室14
及びクランク室28の容積を増減する。コンロッド35
は、小端部においてピストン33へピストンピン36に
より回転自在に結合し、大端部においてクランク軸29
のクランクピン37へ回転自在に結合している。
いて図面を参照して説明する。図1はシニューレ式2サ
イクルエンジン10においてピストン33が上死点付近
の位置にあるときの状態を示す縦断面図である。図1で
は、ピストン33はほぼ上死点にある。シニューレ方式
2サイクルエンジン10は例えば刈払機に装備される。
シリンダブロック11において、円筒状の内周面12
は、シリンダブロック11の中心線に沿ってシリンダブ
ロック11内を延び、シリンダブロック11の下端面に
開口している。頂部凹所13は、内周面12の頂部に形
成され、図示しない点火プラグ等の放電電極を配置され
る。ピストン33の上面、内周面12、及び、頂部凹所
13は、燃焼室14を画定する。排気口16は、シリン
ダブロック11の周壁を貫通し、シリンダブロック11
の外部と内周面12とを連通させている。空気導入口5
0及び吸気口15は、排気口16から内周面12の周方
向へ180°離れた位置で、シリンダブロック11の周
壁を貫通し、シリンダブロック11の外部と内周面12
とを連通させている。空気導入口50は、内周面12の
高さ方向へは、上端部が排気口16の上端部より少し低
い位置に形成されており、吸気口15は、内周面12の
高さ方向へ空気導入口50よりも低い位置に形成されて
いる。複数個の冷却フィン17は、シリンダブロック1
1の外面の上半部においてシリンダブロック11の放射
方向へ相互に平行に外方へ張出している。吸気側掃気口
18及び排気側掃気口19は、ピストン33が下死点へ
近づくと、燃焼室14へ開口する位置に形成される。ク
ランクケース27は、その上面をシリンダブロック11
の下面へ接合されている。ピストン33の下面、内周面
12、及び、クランクケース27の内側壁は、クランク
室28を画定する。クランク室28は、吸気側掃気口1
8及び排気側掃気口19へは常時、連通しているととも
に、ピストン33が上死点の方へ接近すると、吸気口1
5へ連通する。クランク軸29はクランクケース27の
両端壁に回転自在に軸支され、ピストン33は、内周面
12内へ摺動自在に嵌挿され、往復動により燃焼室14
及びクランク室28の容積を増減する。コンロッド35
は、小端部においてピストン33へピストンピン36に
より回転自在に結合し、大端部においてクランク軸29
のクランクピン37へ回転自在に結合している。
【0015】吸気側掃気口18及び排気側掃気口19
は、内周面12の高さ方向へは、上端部が排気口16の
上端部よりも低い位置に形成され、また、吸気側掃気口
18の上端部が排気側掃気口19の上端部よりも高い位
置になるよう形成されている。
は、内周面12の高さ方向へは、上端部が排気口16の
上端部よりも低い位置に形成され、また、吸気側掃気口
18の上端部が排気側掃気口19の上端部よりも高い位
置になるよう形成されている。
【0016】溝40は、ピストン33の外周面における
下端部に形成され、周方向へは、空気導入口50から吸
気側掃気口18までの範囲に延びている。ピストン33
が上死点に近い所定のクランク角範囲では、溝40は、
両端をそれぞれ空気導入口50及び吸気側掃気口18へ
臨ませ、空気導入口50及び吸気側掃気口18を相互に
連通させる。
下端部に形成され、周方向へは、空気導入口50から吸
気側掃気口18までの範囲に延びている。ピストン33
が上死点に近い所定のクランク角範囲では、溝40は、
両端をそれぞれ空気導入口50及び吸気側掃気口18へ
臨ませ、空気導入口50及び吸気側掃気口18を相互に
連通させる。
【0017】キャブレタ52は、空気導入口50及び吸
気口15の間隔にほぼ等しいピッチの通孔58及び通孔
60を備えている。キャブレタ52は、通孔58及び通
孔60をそれぞれ空気導入口50及び吸気口15に合わ
せ、それぞれを連通させた状態でシリンダブロック11
の側部に固定されている。通孔58は大気空間に開放さ
れており、通孔60へは気化された燃料と空気との混合
気が供給される。流量制御弁54は、通孔58に配設さ
れ通孔58を通過する空気量を制御している。流量制御
弁56は、通孔60に配設され通孔60を通過する混合
気量を制御している。流量制御弁54は、流量制御弁5
6に固定又は連結され、流量制御弁56の操作により通
孔58を通過する混合気量を増大及び減少させたときに
それぞれ、通孔60を通過する空気量を増大及び減少さ
せる。
気口15の間隔にほぼ等しいピッチの通孔58及び通孔
60を備えている。キャブレタ52は、通孔58及び通
孔60をそれぞれ空気導入口50及び吸気口15に合わ
せ、それぞれを連通させた状態でシリンダブロック11
の側部に固定されている。通孔58は大気空間に開放さ
れており、通孔60へは気化された燃料と空気との混合
気が供給される。流量制御弁54は、通孔58に配設さ
れ通孔58を通過する空気量を制御している。流量制御
弁56は、通孔60に配設され通孔60を通過する混合
気量を制御している。流量制御弁54は、流量制御弁5
6に固定又は連結され、流量制御弁56の操作により通
孔58を通過する混合気量を増大及び減少させたときに
それぞれ、通孔60を通過する空気量を増大及び減少さ
せる。
【0018】図2は、吸気側掃気口18及び排気側掃気
口19の位置におけるシリンダブロック11の横断面と
溝40の位置におけるピストン33の横断面とを合わせ
て示す図である。排気口16及び空気流入口50は、内
周面12の円形横断面の直径上においてそれそれ反対の
位置に開口中心を置いている。吸気口15の開口中心
は、内周面12の円形横断面上では空気流入口50の開
口中心上に位置している。内周面12の円形横断面にお
いて、排気口16及び空気流入口50の各開口中心を結
ぶ線を、横断面におけるシリンダブロック11の中心線
と定義する。吸気側掃気口18及び排気側掃気口19
は、共に横断面におけるシリンダブロック11の中心線
を挟んで対称な位置に対で形成されている。吸気側掃気
口18及び排気側掃気口19は、内周面12の周方向へ
は排気側掃気口19が吸気側掃気口18よりも排気口1
6に近い側に配置されている。吸気側掃気口18及び排
気側掃気口19共に横断面上において排気口16から遠
ざかる側に向けられている。
口19の位置におけるシリンダブロック11の横断面と
溝40の位置におけるピストン33の横断面とを合わせ
て示す図である。排気口16及び空気流入口50は、内
周面12の円形横断面の直径上においてそれそれ反対の
位置に開口中心を置いている。吸気口15の開口中心
は、内周面12の円形横断面上では空気流入口50の開
口中心上に位置している。内周面12の円形横断面にお
いて、排気口16及び空気流入口50の各開口中心を結
ぶ線を、横断面におけるシリンダブロック11の中心線
と定義する。吸気側掃気口18及び排気側掃気口19
は、共に横断面におけるシリンダブロック11の中心線
を挟んで対称な位置に対で形成されている。吸気側掃気
口18及び排気側掃気口19は、内周面12の周方向へ
は排気側掃気口19が吸気側掃気口18よりも排気口1
6に近い側に配置されている。吸気側掃気口18及び排
気側掃気口19共に横断面上において排気口16から遠
ざかる側に向けられている。
【0019】シニューレ式2サイクルエンジン10の作
用について説明する。以下、シニューレ式2サイクルエ
ンジン10の運転の位相はクランク軸29の回転角、す
なわちクランク角に換算して説明する。
用について説明する。以下、シニューレ式2サイクルエ
ンジン10の運転の位相はクランク軸29の回転角、す
なわちクランク角に換算して説明する。
【0020】ピストン33がその下死点から上死点の方
へ移動する行程では、燃焼室14の容積が減少し、クラ
ンク室28の容積が増大する。クランク角がC1になる
と、排気口16はピストン33により閉じられ、燃料含
有ガスである混合気は、燃焼室14に密封状態になっ
て、圧縮される。さらに、クランク角がC2(C2>C
1)になると、吸気口15はクランク室28へ連通し、
燃焼室14における混合気の圧縮に並行して、キャブレ
タ52からの混合気は吸気口15を介してクランク室2
8へ導入される。
へ移動する行程では、燃焼室14の容積が減少し、クラ
ンク室28の容積が増大する。クランク角がC1になる
と、排気口16はピストン33により閉じられ、燃料含
有ガスである混合気は、燃焼室14に密封状態になっ
て、圧縮される。さらに、クランク角がC2(C2>C
1)になると、吸気口15はクランク室28へ連通し、
燃焼室14における混合気の圧縮に並行して、キャブレ
タ52からの混合気は吸気口15を介してクランク室2
8へ導入される。
【0021】ピストン33が上死点近くになると、点火
プラグの放電が起こり、燃焼室14内の混合気中の燃料
は、着火されて、爆発し、ピストン33を下方へ駆動す
る。一方、ピストン33が上死点近辺において、ピスト
ン33の下端は空気導入口50及び吸気側掃気口18の
高さに達し、溝40が空気導入口及び吸気側掃気口18
を相互に連通する。吸気側掃気口18は、この時、吸気
行程のクランク室28と同圧状態にあり、負圧となって
いるので、大気中の空気は、キャブレタ52の通孔5
8、空気導入口50、及び、溝40を介して吸気側掃気
口18へ導入され、吸気側掃気口18に所定量充填され
る。
プラグの放電が起こり、燃焼室14内の混合気中の燃料
は、着火されて、爆発し、ピストン33を下方へ駆動す
る。一方、ピストン33が上死点近辺において、ピスト
ン33の下端は空気導入口50及び吸気側掃気口18の
高さに達し、溝40が空気導入口及び吸気側掃気口18
を相互に連通する。吸気側掃気口18は、この時、吸気
行程のクランク室28と同圧状態にあり、負圧となって
いるので、大気中の空気は、キャブレタ52の通孔5
8、空気導入口50、及び、溝40を介して吸気側掃気
口18へ導入され、吸気側掃気口18に所定量充填され
る。
【0022】ピストン33が上死点から下死点の方へ移
動し、クランク角がC3(C3>C2)になると、排気
口16が燃焼室14へ開口し、燃焼済みガスは、排気ガ
スとして排気口16からマフラ(図示せず)へ排出され
る。さらに、クランク角がC4(C4>C3)になる
と、吸気側掃気口18が燃焼室14へ開口開始する。こ
れに伴い、吸気側掃気口18に充填されていた空気が燃
焼室14へ導入される。対で存在する2つの吸気側掃気
口18から燃焼室14内への空気の流れは、排気口16
とは逆の方へ向かい、燃焼室14において相互に衝突
し、反転渦となって、今度は排気口16の方へ向かい、
燃焼室14内の燃焼済みガスを掃気して排気口16から
追い出す。吸気側掃気口18から燃焼室14へ導入され
る空気の大部分は、吹き抜けガスとして、燃焼済みガス
と共に排気口16から排出される。クランク角がC5
(C5>C4)になると、排気側掃気口19が、燃焼室
14へ開口開始し、今度は、クランク室28内の混合気
が、対で存在する2つの排気側掃気口19から燃焼室1
4内へ、排気口16とは逆の方へ向かって燃焼室14内
へ流入し、相互に衝突し、反転渦となる。この混合気の
反転渦は、排気口16側に既に吸気側掃気口18からの
空気流が存在するので、排気口16からの吹き抜けが抑
制され、燃焼室14内に留まる。吸気側掃気口18に充
填されていた空気がすべて燃焼室14に導入されてしま
うと、クランク室28内の混合気が吸気側掃気口18か
ら燃焼室14へ流入する。このように、燃焼室14を掃
気して吹き抜けるガスを、最初に空気、この後に混合気
とする層状掃気を用いることにより、排気中のHCは大
幅に低減される。
動し、クランク角がC3(C3>C2)になると、排気
口16が燃焼室14へ開口し、燃焼済みガスは、排気ガ
スとして排気口16からマフラ(図示せず)へ排出され
る。さらに、クランク角がC4(C4>C3)になる
と、吸気側掃気口18が燃焼室14へ開口開始する。こ
れに伴い、吸気側掃気口18に充填されていた空気が燃
焼室14へ導入される。対で存在する2つの吸気側掃気
口18から燃焼室14内への空気の流れは、排気口16
とは逆の方へ向かい、燃焼室14において相互に衝突
し、反転渦となって、今度は排気口16の方へ向かい、
燃焼室14内の燃焼済みガスを掃気して排気口16から
追い出す。吸気側掃気口18から燃焼室14へ導入され
る空気の大部分は、吹き抜けガスとして、燃焼済みガス
と共に排気口16から排出される。クランク角がC5
(C5>C4)になると、排気側掃気口19が、燃焼室
14へ開口開始し、今度は、クランク室28内の混合気
が、対で存在する2つの排気側掃気口19から燃焼室1
4内へ、排気口16とは逆の方へ向かって燃焼室14内
へ流入し、相互に衝突し、反転渦となる。この混合気の
反転渦は、排気口16側に既に吸気側掃気口18からの
空気流が存在するので、排気口16からの吹き抜けが抑
制され、燃焼室14内に留まる。吸気側掃気口18に充
填されていた空気がすべて燃焼室14に導入されてしま
うと、クランク室28内の混合気が吸気側掃気口18か
ら燃焼室14へ流入する。このように、燃焼室14を掃
気して吹き抜けるガスを、最初に空気、この後に混合気
とする層状掃気を用いることにより、排気中のHCは大
幅に低減される。
【0023】シニューレ式2サイクルエンジン10の出
力回転数(クランク軸29の回転数)は、流量制御弁5
6により制御される吸気口15への混合気の供給量によ
って変更される。空気導入口50から吸気側掃気口18
に導入される空気量は、出力回転数が小さければ少量し
か必要とされず、出力回転数が大きければ多量に必要と
される。流量制御弁56を操作し、出力回転数を制御す
ると、流量制御弁54は、流量制御弁56に連動して作
動し、空気導入口50から吸気側掃気口18に導入され
る空気量は出力回転数に応じた適切な量に調節される。
力回転数(クランク軸29の回転数)は、流量制御弁5
6により制御される吸気口15への混合気の供給量によ
って変更される。空気導入口50から吸気側掃気口18
に導入される空気量は、出力回転数が小さければ少量し
か必要とされず、出力回転数が大きければ多量に必要と
される。流量制御弁56を操作し、出力回転数を制御す
ると、流量制御弁54は、流量制御弁56に連動して作
動し、空気導入口50から吸気側掃気口18に導入され
る空気量は出力回転数に応じた適切な量に調節される。
【図1】 シニューレ式2サイクルエンジンにおいてピ
ストンが上死点付近の位置にあるときの状態を示す縦断
面図である。
ストンが上死点付近の位置にあるときの状態を示す縦断
面図である。
【図2】 吸気側掃気口及び排気側掃気口の位置におけ
るシリンダブロックの横断面と溝の位置におけるピスト
ンの横断面とを合わせて示す図である。
るシリンダブロックの横断面と溝の位置におけるピスト
ンの横断面とを合わせて示す図である。
10 シニューレ式2サイクルエンジン(2サイクル
エンジン) 11 シリンダブロック(シリンダ) 12 内周面 14 燃焼室 15 吸気口 16 排気口 18 吸気側掃気口(第一の掃気口) 19 排気側掃気口(第二の掃気口) 28 クランク室(燃料含有ガス室) 33 ピストン 40 溝(連通路) 50 空気導入口 54 流量制御弁(第一の流量制御弁) 56 流量制御弁(第二の流量制御弁)
エンジン) 11 シリンダブロック(シリンダ) 12 内周面 14 燃焼室 15 吸気口 16 排気口 18 吸気側掃気口(第一の掃気口) 19 排気側掃気口(第二の掃気口) 28 クランク室(燃料含有ガス室) 33 ピストン 40 溝(連通路) 50 空気導入口 54 流量制御弁(第一の流量制御弁) 56 流量制御弁(第二の流量制御弁)
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダ(11)内を往復動するピスト
ン(33)の往復方向両側に燃焼室(14)及び燃料含
有ガス室(28)がそれぞれ画設され、前記燃料含有ガ
ス室(28)には燃料含有ガスを導入する吸気口(1
5)が、前記燃焼室(14)には内部のガスを排出する
排気口(16)がそれぞれ設けられ、前記シリンダ(1
1)の内周面(12)には、前記燃料含有ガス室(2
8)に連通しつつ前記ピストン(33)の往復動により
前記燃焼室(14)への開閉を制御される第一の掃気口
(18)が形成されるとともに、大気空間に連通する空
気導入口(50)が形成され、前記第一の掃気口(1
8)が前記燃焼室(14)に対して閉じられる位置に前
記ピストン(33)があるときに前記空気導入口(5
0)及び前記第一の掃気口(18)へ臨む連通路(4
0)が前記ピストン(33)及び/又は前記シリンダ
(11)に形成されていることを特徴とする2サイクル
エンジン。 - 【請求項2】 前記シリンダ(11)の内周面(12)
には、前記燃料含有ガス室(28)に連通しつつ前記ピ
ストン(33)の往復動により前記燃焼室(14)への
開閉を制御され、掃気行程において前記第一の掃気口
(18)よりも遅れて前記燃焼室(14)に開口する第
二の掃気口(19)が形成されることを特徴とする請求
項1記載の2サイクルエンジン。 - 【請求項3】 前記空気導入口(50)及び前記吸気口
(15)は前記シリンダ(11)の内周面(12)にお
いて隣り合う位置に形成され、前記空気導入口(50)
及び前記吸気口(15)にはそれぞれ第一の流量制御弁
(54)及び第二の流量制御弁(56)が配設されるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の2サイクル
エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148075A JP2001329844A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 2サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148075A JP2001329844A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 2サイクルエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001329844A true JP2001329844A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18654165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000148075A Pending JP2001329844A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 2サイクルエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001329844A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2840020A1 (fr) * | 2002-05-24 | 2003-11-28 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | Moteur a deux temps a balayage ameliore |
US7520253B2 (en) * | 2006-10-27 | 2009-04-21 | Kioritz Corporation | Two-stroke internal combustion engine |
JP2009185633A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Kioritz Corp | 層状掃気式2サイクル内燃エンジン用エアクリーナ |
CN102797550A (zh) * | 2012-04-06 | 2012-11-28 | 天津内燃机研究所 | 二冲程发动机 |
JP2016160835A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 株式会社丸山製作所 | 2サイクルエンジン |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000148075A patent/JP2001329844A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2840020A1 (fr) * | 2002-05-24 | 2003-11-28 | Stihl Ag & Co Kg Andreas | Moteur a deux temps a balayage ameliore |
US6953011B2 (en) | 2002-05-24 | 2005-10-11 | Andreas Stihl Ag & Co. Kg | Two-cycle engine |
US7520253B2 (en) * | 2006-10-27 | 2009-04-21 | Kioritz Corporation | Two-stroke internal combustion engine |
JP2009185633A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Kioritz Corp | 層状掃気式2サイクル内燃エンジン用エアクリーナ |
CN102797550A (zh) * | 2012-04-06 | 2012-11-28 | 天津内燃机研究所 | 二冲程发动机 |
JP2016160835A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 株式会社丸山製作所 | 2サイクルエンジン |
US10190534B2 (en) | 2015-03-02 | 2019-01-29 | Maruyama Mfg. Co., Inc. | Two-cycle engine |
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