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JP2001327831A - 湿式排ガス脱硫装置 - Google Patents

湿式排ガス脱硫装置

Info

Publication number
JP2001327831A
JP2001327831A JP2000153112A JP2000153112A JP2001327831A JP 2001327831 A JP2001327831 A JP 2001327831A JP 2000153112 A JP2000153112 A JP 2000153112A JP 2000153112 A JP2000153112 A JP 2000153112A JP 2001327831 A JP2001327831 A JP 2001327831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorption tower
opening
liquid
exhaust gas
absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000153112A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Ishizaki
昌典 石崎
Shigeru Nozawa
滋 野澤
Toshio Katsube
利夫 勝部
Yasuki Hashimoto
泰樹 橋本
Takanori Nakamoto
隆則 中本
Hirobumi Yoshikawa
博文 吉川
Hiroshi Ishizaka
浩 石坂
Kensho Taniguchi
憲昭 谷口
Atsushi Katagawa
篤 片川
Naoki Oda
直己 尾田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JP2001327831A publication Critical patent/JP2001327831A/ja
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  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収塔内の圧力損失を低減させ、かつ、吸収
塔入口部でのスプレ液中の固形物のドライアップを防止
すること及び/又は吸収塔出口部での圧力損失及びミス
ト飛散量を低減すること。 【解決手段】 吸収塔内の吸収液が入口ダクト2の開口
部及び/又は出口ダクトの開口部をさけて流下するか、
または前記開口部上を水平方向に数カ所で断続的に流下
するような形状の液流下用案内板11a〜11cを吸収
塔の前記開口部上部の側壁に設ける。吸収塔入口ダクト
2の開口部及び/又は出口ダクトの開口部でカーテン状
のスプレ液は形成されず、吸収塔1の圧力損失の低減が
可能となる。また、2室型湿式排煙脱硫装置の吸収塔に
おいては、出口ダクト上部の液流下用案内板があるた
め、吸収塔の下降流領域から出口ダクトへのターン部に
カーテン状の液膜部が形成されないので、吸収塔出口部
の圧力損失並びに出口ダクトへ同伴するミスト飛散量を
低減することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラなどの燃焼
装置から排出される排ガス中の二酸化硫黄(以下SO
と記す)を除去する湿式排煙脱硫装置に係わり、特に吸
収塔の圧力損失低減及び吸収塔からのミスト飛散量低減
を図るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球を取り巻く自然環境の悪化が
著しくなっている。中でも世界各地に設置された火力発
電所等において、化石燃料の燃焼に伴って発生する排ガ
ス中のSO及び煤塵は、大気汚染などの環境問題の主
原因の一つである。
【0003】特に最近に至っては、SO及び煤塵排出
濃度の低濃度化が要求される一方でボイラの大容量化が
進められており、高性能、低コスト、運転費の安い排煙
脱硫装置の開発が急務である。運転費を低減させるため
には吸収塔内でのガス流れの圧力損失が電力消費量に大
きく影響するため、圧力損失の小さい吸収塔を設計する
ことが重要である。しかしながら最近の設備費の低減/
合理化に対する強い要請により、吸収塔断面積(塔径)
を縮小して吸収塔のコンパクト化を達成し、同時に塔内
でのガス流れを高流速化し、気液接触効率を向上させる
ことが行われるようになった。しかし、吸収塔断面積
(塔径)を小さくすることにより塔内のガス流れの圧力
損失が増加することになる。
【0004】また、燃料中の硫黄分が高い場合には、吸
収塔での吸収液の噴霧量を従来に比べ大幅に増加させる
必要があり、吸収塔内の前記圧力損失が増加する傾向に
ある。また、環境問題への配慮から最近では厳しい排ガ
ス規制が課せられているため、脱硫装置に要求される脱
硫率は従来の80%〜90%程度から95〜99.9%
と100%に近いものとなってきている。これに対処す
るためには、必然的に吸収塔内での液−ガス比を高める
こと、すなわち噴霧液量を増加させることが必要であ
り、これにより吸収塔内での圧力損失は当然高くなる。
【0005】従来技術の排煙脱硫装置の一例を図5に示
す。排煙脱硫装置は吸収塔1、入口ダクト2、出口ダク
ト3、吸収液循環タンク4、循環ポンプ5、吸収液スプ
レ部6を主体として構成される。排ガス7は、入口ダク
ト2から導入され、吸収液スプレ部6から噴霧される吸
収液と気液接触し、清浄なガスとなって出口ダクト3か
ら排出される。また、前記吸収液スプレ部6で気液接触
した吸収液は、吸収塔1内を下降して吸収液循環タンク
4に一時的に溜められ、この吸収液循環タンク4の吸収
液は循環ポンプ5により吸引・昇圧されて吸収液スプレ
部6より噴霧される。脱硫ファン8は、入口ダクト2、
スプレ部6、出口ダクト3等の圧力損失を補うために設
置される。入口ダクト2の幅は、ガス流速が約15m/
s程度になるよう決められる。
【0006】吸収液スプレ部6から吸収液循環タンク4
に降下する吸収液の中の大部分の吸収液9aは直接吸収
液循環タンク4に降下し、吸収液の中の一部の吸収液9
bは吸収塔1の側壁を伝わって降下し、また他の一部の
吸収液9cは吸収塔1の側壁を伝わって入口ダクト2に
設置されたひさし10を伝って降下し、それぞれ吸収液
循環タンク4へ溜められる。
【0007】入口ダクト2は、排ガス温度が比較的高
く、スプレ部6からスプレされたスプレ液内の固形物が
ドライアップし、スケールが発生しやすい環境である。
このため入口ダクト2の上部にひさし10を設置し、ス
プレ液が入口ダクト2に直接噴霧されないようになって
いる。
【0008】また、従来技術の2室型湿式排煙脱硫装置
の一例を図6に示す。この湿式排煙脱硫装置は、主に吸
収塔21、入口ダクト22、出口ダクト23、仕切板2
4、吸収液循環ポンプ25及び26、吸収液循環タンク
27、攪拌機28、空気吹き込み配管29、ミストエリ
ミネータ30、吸収液抜き出し配管31、上昇流領域3
2、下降流領域33、スプレヘッダ34及び35等から
構成される。
【0009】ボイラ(図示しない)から排出される排ガ
スが、脱硫ファン(図示しない)より入口ダクト22か
ら吸収塔1に導入される。吸収塔21内は仕切板24を
設置し、入口ダクト22から導入された排ガスは、仕切
板24に遮られて上昇流領域32を上昇し、塔頂部で反
転後、下降流領域33を下降する。この間、上昇流領域
32及び下降流領域33では、吸収塔循環ポンプ25及
び26から送られる炭酸カルシウム(CaCO)を含
んだ吸収液が、それぞれの領域に設けられたスプレノズ
ル36、37から噴霧され、吸収液と排ガスの気液接触
が行われる。この時、排ガス中のSOは吸収液中に吸
収され、亜硫酸カルシウムを生成する。亜硫酸カルシウ
ムを含む吸収液は一旦循環タンク27にとどまり、酸化
用攪拌機28によって攪拌されながら、空気吹き込み配
管29から供給される空気中の酸素によって亜硫酸カル
シウムが酸化されて石膏が生成する。亜硫酸カルシウム
及び石膏が共存する循環タンク27内の吸収液の一部
は、吸収塔循環ポンプ25及び26によって再びスプレ
ヘッダ34及び35を経由してスプレノズル36及び3
7に送られ、一部は吸収液抜き出し配管31により石膏
回収設備(図示しない)へ送られる。
【0010】また、スプレノズル36、37から噴霧さ
れた吸収液の中で比較的液滴径の小さいものは排ガス中
に同伴され、出口ダクト内23に設けられたミストエリ
ミネータ30によって捕集される。
【0011】図6に示す従来技術は、入口ダクト22と
出口ダクト23が設置面からほぼ同じ高さに設けられて
いることを特徴とするが、コンパクト化を図るために、
スプレ部36、37を通過するガス流速を高速化してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来技術で
は、吸収液スプレ部6から吸収液循環タンク4に降下す
る吸収液9a〜9cの内、吸収塔1の側壁を伝って降下
した吸収液9cは入口ダクト2ではカーテン状の液膜4
0で覆うように流下し、入口ダクト2の圧力損失が大き
くなる。最近の脱硫装置では、従来に比べ吸収塔断面積
(塔径)が小さくなっており、従って、吸収塔側壁を伝
わって流下する吸収液の割合が増加する。さらに脱硫率
の高効率化のために噴霧液量を増加させていることに伴
い入口ダクト2へ上方の吸収塔側壁を伝わって流下する
液量は増加する。このため、入口ダクト2での圧力損失
は増大し、脱流装置での圧力損失の1/2程度となる場
合もある。
【0013】さらに、従来の脱硫装置では入口ダクト2
にひさし10が設置されているが、吸収塔1の側壁を伝
わって流下するスプレ液9cは、入口ダクト2におい
て、ひさし10を伝わってカーテン状の液膜40を形成
するため、排ガス7が吸収塔1へ導入される際の大きな
妨げになり、非常に大きな圧力損失となる。また、この
圧力損失の増加は、脱硫ファン8の設備費、運転費の増
加となって現れる。
【0014】また、図6の2室型湿式排煙脱硫装置の吸
収塔21の側壁と出口ダクト23の接続部を図7に示す
が、スプレノズル37から循環タンク27(図6)に落
下する吸収液の内、吸収塔21の内壁沿いに落下する吸
収液が出口ダクト23側へ混流することのないように、
吸収塔21の側壁の開口部の上側と出口ダクト23の接
続部にひさし38が設置されるが、この構造において
も、吸収塔21の側壁の開口部と出口ダクト23の接続
部でカーテン状に落下する吸収液による液膜40が形成
されてしまうため、液膜40通過時の圧力損失の上昇並
びに出口ダクト23方向へのミスト飛散量が増加する。
【0015】本発明の課題は、上記のような問題点を解
決しようとするもので、吸収塔内の圧力損失を低減さ
せ、かつ、吸収塔入口部でのスプレ液中の固形物のドラ
イアップを防止すること及び/又は吸収塔出口部での圧
力損失及びミスト飛散量を低減することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題は、吸収塔内の
吸収液が入口ダクトの開口部を正面から見て延長した領
域をさけて流下するか、または入口ダクトが接続する吸
収塔の開口部上を水平方向に数カ所で断続的に流下する
ような形状の液流下用案内板を吸収塔の前記開口部上部
の側壁に設けることにより達成される。
【0017】すなわち、ボイラ等からの排ガスを導入し
て、排ガス中の二酸化硫黄や煤塵等を吸収液により除去
するための吸収塔と、該吸収塔の側壁に設けられた開口
部に接続された排ガスを吸収塔に導くための入口ダクト
と、吸収塔で二酸化硫黄を吸収した吸収液を一時的に溜
める吸収液循環タンクと、前記吸収塔側壁開口部の上方
の吸収塔側壁内部に設けられ、該開口部を避けて吸収液
が吸収塔側壁を伝って流下する案内板又は前記開口部上
を断続的に吸収液が流れる案内板を備えたことを特徴と
する湿式排煙脱硫装置である。
【0018】また、上記課題は、2室型湿式排煙脱硫装
置の吸収塔においては、吸収塔側壁を伝って流下する吸
収液が出口ダクトが接続する吸収塔の開口部を避けて落
下させる液流下用案内板を吸収塔出口部の前記開口部上
部の側壁に設置することで達成される。
【0019】すなわち、ボイラ等からの排ガスを導入し
て、排ガス中の二酸化硫黄や煤塵等を吸収液により除去
するための吸収塔と、該吸収塔の側壁に設けられた開口
部に接続された排ガスを吸収塔に導くための入口ダクト
と、吸収塔で二酸化硫黄を吸収した吸収液を一次的に溜
める吸収液循環タンクと、吸収塔の側壁に設けられた開
口部に接続された排ガスを吸収塔外部に排出する出口ダ
クトを備え、前記吸収塔は、排ガスを入口ダクトからほ
ぼ水平に導入し、出口ダクトからほぼ水平方向に排出す
るガス流路を有し、その排ガス流路を入口ダクト側と出
口ダクト側の2室に分割するための天井側に開口部を有
した仕切板を設けることで、入口ダクトから導入される
排ガスが鉛直上方に速度ベクトルを持つ上昇流領域と、
天井側の開口部で反転した後に吸収塔側壁部に設けられ
た開口部を通じて出口ダクトに向けて鉛直下方に速度ベ
クトルを持つ下降流領域を形成し、それぞれの領域に設
けられた吸収液を噴出するスプレノズルを備えた構成か
らなる2室型湿式排煙脱硫装置において、吸収塔側壁を
伝って流下する吸収液が、出口ダクトへ接続した吸収塔
側壁の開口部を避けて流れる液流下用案内板を前記吸収
塔側壁の開口部の上部又は出口ダクトの上部に設置した
ことを特徴とする湿式排煙脱硫装置である。
【0020】
【作用】本発明によれば、スプレ液が吸収塔入口部の開
口部を避けて流下するような案内板を設置しているの
で、吸収塔入口部でのカーテン状のスプレ液は形成され
ず、吸収塔の圧力損失の低減が可能となる。
【0021】また2室型湿式排煙脱硫装置の吸収塔にお
いては、本発明によれば、吸収塔の下降流領域から出口
ダクトへのターン部にカーテン状の液膜部が形成されな
いよう出口ダクト上部(吸収塔出口部)に液流下用案内
板を設置するため、吸収塔出口部の圧力損失並びに出口
ダクトへ同伴するミスト飛散量を低減することが可能と
なる。
【0022】本発明の図2には、代表例として傘型、山
型、波型の案内板11a、11b、11cを記載してい
るが、吸収塔入口部の液の流下を防ぐ案内板であれば、
いかなる形状のものでも本発明に含まれる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に
係わる吸収塔の断面側面図である。図1において符号1
から符号8は、図5に示す従来技術のものと同一のもの
を示す。図2には図1のA−A線矢視図を示す。
【0024】図2(a)には吸収塔1の側壁を伝わって
流下するスプレ液を入口ダクト2を避けて流下させるよ
うに、液流下用の傘型の案内板11aを設けた構成を示
す。また、図2(b)には吸収塔1の側壁を伝わって流
下するスプレ液を入口ダクト2が接続する吸収塔入口部
の開口部に断続的に流下させる山型の案内板11bを複
数並列配置した場合を示している。さらに、図2(c)
には、吸収塔1の側壁を伝わって流下するスプレ液を吸
収塔入口部の開口部に断続的に流下させる波形の案内板
11cを示している。
【0025】また図2(a)〜図2(c)に示すよう
に、吸収塔1内のスプレ部6から噴霧されたスプレ液の
内、吸収塔1の側壁を伝わって吸収塔1の入口ダクト2
との接続部の開口部へ流下しようとするスプレ液9c
は、液流下用の案内板11a〜11cにより、入口ダク
ト2へ流入することを避けることが可能となる。
【0026】本発明の他の実施の形態について図3を用
いて詳述する。図3に示す吸収塔の構成については図6
に示した従来技術のそれと同様であるが、図3に示す吸
収塔21では液流下用案内板39を出口ダクト23が接
続される吸収塔側壁に設置した点が従来技術と異なる。
【0027】図4に図3のA−A線矢視図を示すよう
に、液流下用案内板39は吸収塔21の側壁の出口ダク
ト23の接続部の開口部上部に該開口部を覆うように設
ける。
【0028】スプレノズル36、37より噴霧された吸
収液の一部は吸収塔21の側壁を伝って循環タンク27
に落下していくが、この過程において、樋状の液流下用
案内板39を設置しているため、出口ダクト23との接
続部の吸収塔側壁上部に図6の従来技術の吸収塔21の
ようにカーテン状の液膜40を形成することはない。吸
収塔21の塔壁を伝って落下するスプレ液41は液流下
用案内板39により、その流れ方向を水平方向に速度ベ
クトルを持つ流れに強制的に変更され、吸収塔21から
出口ダクト23に至るガス流れに無関係な領域へと落下
する。これにより排ガス流れの観点から考えると、流れ
抵抗となるカーテン状の液膜部40(図7)を通過する
必要がなくなることで圧力損失が低減され、同時に出口
ダクト23に至る排ガス中に同伴するミスト量を低減す
ることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、吸収塔入口部及び/又
は吸収塔出口部へ流下するカーテン状のスプレ液を形成
することを防止でき、吸収塔入口部及び/又は吸収塔出
口部での圧力損失の低減が可能となり、かつ吸収塔出口
ガス中に同伴するミスト量を低減することが可能にな
る。排ガス条件や要求性能にもよるが、ガス流れの圧力
損失は1/2程度に低減でき、各種ファンの設備費、運
転費を低くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の吸収塔の断面側面図で
ある。
【図2】 図1のA−A線矢視図である。
【図3】 本発明の実施の形態の吸収塔の断面側面図で
ある。
【図4】 図3のA−A線矢視図である。
【図5】 従来技術の一例を示した断面側面図である。
【図6】 従来技術の一例を示した断面側面図である。
【図7】 図6の一部拡大図である。
【符号の説明】
1、21 吸収塔 2、22 入口ダク
ト 3、23 出口ダクト 4、27 吸収液循
環タンク 5、25、26 循環ポンプ 6、36、37 吸
収液スプレ部 7 排ガス 8 脱硫ファン 9a、9b、9c、41 スプレ液 10、38 ひさし 11a 液流下用の
案内板(傘型) 11b 液流下用の案内板(山型)11c 液流下用の
案内板(波型) 24 仕切板 28 攪拌機 29 空気吹き込み配管 30 ミストエリミ
ネータ 31 吸収液抜き出し配管 32 上昇流領域 33 下降流領域 34、35 スプレ
ヘッダ 36、37 スプレノズル 39 液流下用案内
板 40 液膜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝部 利夫 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 (72)発明者 橋本 泰樹 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 (72)発明者 中本 隆則 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 (72)発明者 吉川 博文 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 石坂 浩 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 谷口 憲昭 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 (72)発明者 片川 篤 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 (72)発明者 尾田 直己 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 Fターム(参考) 4D002 AA02 AC01 BA02 BA14 BA16 CA01 CA04 DA05 DA16 EA02 FA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ等からの排ガスを導入して、排ガ
    ス中の二酸化硫黄や煤塵等を吸収液により除去するため
    の吸収塔と、 該吸収塔の側壁に設けられた開口部に接続された排ガス
    を吸収塔に導くための入口ダクトと、 吸収塔で二酸化硫黄を吸収した吸収液を一時的に溜める
    吸収液循環タンクと、 前記吸収塔側壁開口部の上方の吸収塔側壁内部に設けら
    れ、該開口部を避けて吸収液が吸収塔側壁を伝って流下
    する案内板又は前記開口部上を断続的に吸収液が流れる
    案内板を備えたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
  2. 【請求項2】 案内板は単一の折曲部又は複数の折曲部
    を有する折曲板からなることを特徴とする請求項1記載
    の湿式排煙脱硫装置。
  3. 【請求項3】 ボイラ等からの排ガスを導入して、排ガ
    ス中の二酸化硫黄や煤塵等を吸収液により除去するため
    の吸収塔と、該吸収塔の側壁に設けられた開口部に接続
    された排ガスを吸収塔に導くための入口ダクトと、吸収
    塔で二酸化硫黄を吸収した吸収液を一次的に溜める吸収
    液循環タンクと、吸収塔の側壁に設けられた開口部に接
    続された排ガスを吸収塔外部に排出する出口ダクトを備
    え、前記吸収塔は、排ガスを入口ダクトからほぼ水平に
    導入し、出口ダクトからほぼ水平方向に排出するガス流
    路を有し、その排ガス流路を入口ダクト側と出口ダクト
    側の2室に分割するための天井側に開口部を有した仕切
    板を設けることで、入口ダクトから導入される排ガスが
    鉛直上方に速度ベクトルを持つ上昇流領域と、天井側の
    開口部で反転した後に吸収塔側壁部に設けられた開口部
    を通じて出口ダクトに向けて鉛直下方に速度ベクトルを
    持つ下降流領域を形成し、それぞれの領域に設けられた
    吸収液を噴出するスプレノズルを備えた構成からなる2
    室型湿式排煙脱硫装置において、 吸収塔側壁を伝って流下する吸収液が、出口ダクトへ接
    続した吸収塔側壁の開口部を避けて流れる液流下用案内
    板を前記吸収塔側壁の開口部の上部又は出口ダクトの上
    部に設置したことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
  4. 【請求項4】 案内板は単一の折曲部又は複数の折曲部
    を有する折曲板からなることを特徴とする請求項3記載
    の湿式排煙脱硫装置。
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