JP2001324072A - 樹脂製フランジ継ぎ手 - Google Patents
樹脂製フランジ継ぎ手Info
- Publication number
- JP2001324072A JP2001324072A JP2000141971A JP2000141971A JP2001324072A JP 2001324072 A JP2001324072 A JP 2001324072A JP 2000141971 A JP2000141971 A JP 2000141971A JP 2000141971 A JP2000141971 A JP 2000141971A JP 2001324072 A JP2001324072 A JP 2001324072A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange joint
- resin
- joint
- flange
- metal
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- Pending
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】金属製フランジ継ぎ手と接続する際に、つば部
に生じる曲げ応力を排除し、破損を防ぐ樹脂製フランジ
継ぎ手を提供すること。 【解決手段】本発明は、円筒状の管接続口の奥側端部外
周に、複数の接合用のボルト孔を設けたつば部を有する
樹脂製フランジ継ぎ手において、前記つば部の接合面側
であって、前記ボルト孔を含んだ近傍範囲に円筒状の凸
部が形成された樹脂製フランジ継ぎ手とした。
に生じる曲げ応力を排除し、破損を防ぐ樹脂製フランジ
継ぎ手を提供すること。 【解決手段】本発明は、円筒状の管接続口の奥側端部外
周に、複数の接合用のボルト孔を設けたつば部を有する
樹脂製フランジ継ぎ手において、前記つば部の接合面側
であって、前記ボルト孔を含んだ近傍範囲に円筒状の凸
部が形成された樹脂製フランジ継ぎ手とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を移送する配
管等に使用されるフランジ継ぎ手に関する。
管等に使用されるフランジ継ぎ手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフランジ継ぎ手として
は、図4(a)(b)に示すものが知られている。図4(a) は
金属製フランジ継ぎ手を示したもので、その接合面22
a は流路11の周囲に円筒状の凸部23a が形成された
構造になっている。また、図4(b) は樹脂製フランジ継
ぎ手を示したものであるが、その接合面22b は面一に
形成されている。配管上の要請から樹脂管と金属器具類
との接続が必要となる場合には、図4(a) に示す金属製
フランジ継ぎ手と(b) に示す樹脂製フランジ継ぎ手を接
続することになる。この接続の状態を示したのが図5で
ある。すなわち、樹脂管12と金属器具類の金属管口1
3との接続にあたり、樹脂製フランジ継ぎ手2の管接続
口10に樹脂管12を接続し、金属製フランジ継ぎ手1
に金属管口13を接続しておき、金属製フランジ継ぎ手
1の接合面22a と樹脂製フランジ継ぎ手2の接合面2
2b を、ゴム製のシールパッキン30を介在させ、ボル
ト40を金属製フランジ継ぎ手1と樹脂製フランジ継ぎ
手2のボルト孔21a,21b に挿通させた後、ナット4
1をにより両者を固定して接続する。
は、図4(a)(b)に示すものが知られている。図4(a) は
金属製フランジ継ぎ手を示したもので、その接合面22
a は流路11の周囲に円筒状の凸部23a が形成された
構造になっている。また、図4(b) は樹脂製フランジ継
ぎ手を示したものであるが、その接合面22b は面一に
形成されている。配管上の要請から樹脂管と金属器具類
との接続が必要となる場合には、図4(a) に示す金属製
フランジ継ぎ手と(b) に示す樹脂製フランジ継ぎ手を接
続することになる。この接続の状態を示したのが図5で
ある。すなわち、樹脂管12と金属器具類の金属管口1
3との接続にあたり、樹脂製フランジ継ぎ手2の管接続
口10に樹脂管12を接続し、金属製フランジ継ぎ手1
に金属管口13を接続しておき、金属製フランジ継ぎ手
1の接合面22a と樹脂製フランジ継ぎ手2の接合面2
2b を、ゴム製のシールパッキン30を介在させ、ボル
ト40を金属製フランジ継ぎ手1と樹脂製フランジ継ぎ
手2のボルト孔21a,21b に挿通させた後、ナット4
1をにより両者を固定して接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の金属製フランジ継ぎ手1と樹脂製フランジ継ぎ手2
を接続するため接合面を合わせると、金属製フランジ継
ぎ手1は接合面22a の中央部に凸部23を有してお
り、樹脂製フランジ継ぎ手2の接合面22b は面一に形
成されているので、外周部分に間隙50が生じる。この
間隙50があるためボルト40およびナット41による
締め付けを行うと、樹脂製フランジ継ぎ手2のつば部2
0b に曲げ応力が生じ、破損する恐れがあるという問題
があった。
来の金属製フランジ継ぎ手1と樹脂製フランジ継ぎ手2
を接続するため接合面を合わせると、金属製フランジ継
ぎ手1は接合面22a の中央部に凸部23を有してお
り、樹脂製フランジ継ぎ手2の接合面22b は面一に形
成されているので、外周部分に間隙50が生じる。この
間隙50があるためボルト40およびナット41による
締め付けを行うと、樹脂製フランジ継ぎ手2のつば部2
0b に曲げ応力が生じ、破損する恐れがあるという問題
があった。
【0004】本発明は、金属製フランジ継ぎ手と接続す
る際に、つば部に生じる曲げ応力を排除し、破損を防ぐ
樹脂製フランジ継ぎ手を提供することを目的とする。
る際に、つば部に生じる曲げ応力を排除し、破損を防ぐ
樹脂製フランジ継ぎ手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状の管接
続口の奥側端部外周に、複数の接合用のボルト孔を設け
たつば部を有する樹脂製フランジ継ぎ手において、前記
つば部の接合面側であって、前記ボルト孔を含んだ近傍
範囲に円筒状の凸部が形成された樹脂製フランジ継ぎ手
とした。
続口の奥側端部外周に、複数の接合用のボルト孔を設け
たつば部を有する樹脂製フランジ継ぎ手において、前記
つば部の接合面側であって、前記ボルト孔を含んだ近傍
範囲に円筒状の凸部が形成された樹脂製フランジ継ぎ手
とした。
【0006】(作用)本発明では、前記つば部の接合面
側であって、前記ボルト孔を含んだ近傍範囲に円筒状の
凸部が形成されているので、接合面の中央部に円筒状の
凸部を有する金属製フランジ継ぎ手との接続の際に、両
接合面が符合し、ボルトおよびナットによる締め付けを
行って、もつば部に生じる曲げ応力を排除し、破損を防
ぐことができる。
側であって、前記ボルト孔を含んだ近傍範囲に円筒状の
凸部が形成されているので、接合面の中央部に円筒状の
凸部を有する金属製フランジ継ぎ手との接続の際に、両
接合面が符合し、ボルトおよびナットによる締め付けを
行って、もつば部に生じる曲げ応力を排除し、破損を防
ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一
形態である樹脂製フランジ継ぎ手を示す断面図である。
10は管接続口、11は流路、21b はボルト孔、22
b は接合面である。これらは従来技術と同様のものなの
で、同一の符号を付して説明を省略する。従来技術と相
違する点は、接合面22b 中のボルト孔を含んだ近傍範
囲に円筒状の凸部23を設けた点である。本実施の一形
態では、接合面22b のボルト孔21より外側の外周部
分を近傍範囲Xとして、段差を設けて円筒状の凸部23
b を形成している。段差は金属フランジ継ぎ手1の凸部
23a の段差と略等しい寸法であることが望ましい。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一
形態である樹脂製フランジ継ぎ手を示す断面図である。
10は管接続口、11は流路、21b はボルト孔、22
b は接合面である。これらは従来技術と同様のものなの
で、同一の符号を付して説明を省略する。従来技術と相
違する点は、接合面22b 中のボルト孔を含んだ近傍範
囲に円筒状の凸部23を設けた点である。本実施の一形
態では、接合面22b のボルト孔21より外側の外周部
分を近傍範囲Xとして、段差を設けて円筒状の凸部23
b を形成している。段差は金属フランジ継ぎ手1の凸部
23a の段差と略等しい寸法であることが望ましい。
【0008】図2は、本発明の実施の一形態である樹脂
製フランジ継ぎ手を示す底面図である。すなわち、接合
面22b が示されている。凸部23b は、この接合面2
2b においてボルト孔21を含んだ近傍範囲Xの幅に連
続的に形成される。
製フランジ継ぎ手を示す底面図である。すなわち、接合
面22b が示されている。凸部23b は、この接合面2
2b においてボルト孔21を含んだ近傍範囲Xの幅に連
続的に形成される。
【0009】図3は、本発明の実施の一形態である樹脂
製フランジ継ぎ手と金属製フランジ継ぎ手の接続状態を
示す断面図である。接続の仕方は従来と同様であるので
省略する。樹脂製フランジ継ぎ手2の接合面22b と金
属製フランジ継ぎ手1の接合面22a に間隙は生じなく
なり、シールパッキン30により両接合面が密着するこ
とになる。
製フランジ継ぎ手と金属製フランジ継ぎ手の接続状態を
示す断面図である。接続の仕方は従来と同様であるので
省略する。樹脂製フランジ継ぎ手2の接合面22b と金
属製フランジ継ぎ手1の接合面22a に間隙は生じなく
なり、シールパッキン30により両接合面が密着するこ
とになる。
【0010】以上本発明の実施の形態について説明した
が、次のように変更した形態での実施も可能である。例
えば、上述した実施の形態では、近傍範囲Xとして、凸
部23b を接合面22b の外周端まで形成したが、ボル
ト孔22b が含まれる範囲であれば、必ずしも外周端ま
で形成する必要はない。また、上述した実施の形態で
は、凸部23b を接合面22b の外周に沿った連続する
円筒状としたが、各ボルト孔の周囲ごとに孤立し、全体
として円筒状をなすようにしても良い。
が、次のように変更した形態での実施も可能である。例
えば、上述した実施の形態では、近傍範囲Xとして、凸
部23b を接合面22b の外周端まで形成したが、ボル
ト孔22b が含まれる範囲であれば、必ずしも外周端ま
で形成する必要はない。また、上述した実施の形態で
は、凸部23b を接合面22b の外周に沿った連続する
円筒状としたが、各ボルト孔の周囲ごとに孤立し、全体
として円筒状をなすようにしても良い。
【0011】以上詳述したように、本発明の樹脂製フラ
ンジ継ぎ手によれば、接合面の中央部に円筒状の凸部を
有する金属製フランジ継ぎ手との接続する際に、ボルト
およびナットによる締め付けを行っても、つば部に生じ
る曲げ応力を排除し、破損を防ぐことができる。
ンジ継ぎ手によれば、接合面の中央部に円筒状の凸部を
有する金属製フランジ継ぎ手との接続する際に、ボルト
およびナットによる締め付けを行っても、つば部に生じ
る曲げ応力を排除し、破損を防ぐことができる。
【図1】本発明の実施の一形態である樹脂製フランジ継
ぎ手を示す断面図である。
ぎ手を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態である樹脂製フランジ継
ぎ手を示す底面図である。
ぎ手を示す底面図である。
【図3】本発明の実施の一形態である樹脂製フランジ継
ぎ手と金属製フランジ継ぎ手の接続状態を示す断面図で
ある。
ぎ手と金属製フランジ継ぎ手の接続状態を示す断面図で
ある。
【図4】従来のフランジ継ぎ手を示す断面図であり、
(a) は金属製フランジ継ぎ手、(b) は樹脂製フランジ継
ぎ手である。
(a) は金属製フランジ継ぎ手、(b) は樹脂製フランジ継
ぎ手である。
【図5】従来の樹脂製フランジ継ぎ手と金属製フランジ
継ぎ手の接続状態を示す断面図である。
継ぎ手の接続状態を示す断面図である。
1 金属製フランジ継ぎ手 2 樹脂製フランジ継ぎ手 10 管接続口 11 流路 12 樹脂管 13 金属管口 20a,20b つば部 21a,21b ボルト孔 22a,22b 接合面 23a,23b 凸部 30 シールパッキン 40 ボルト 41 ナット 50 間隙
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状の管接続口の奥側端部外周に、複数
の接合用のボルト孔を設けたつば部を有する樹脂製フラ
ンジ継ぎ手において、前記つば部の接合面側であって、
前記ボルト孔を含んだ近傍範囲に円筒状の凸部が形成さ
れたことを特徴とする樹脂製フランジ継ぎ手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141971A JP2001324072A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 樹脂製フランジ継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141971A JP2001324072A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 樹脂製フランジ継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001324072A true JP2001324072A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18649018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000141971A Pending JP2001324072A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | 樹脂製フランジ継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001324072A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100959A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Snecma | フランジ付連結装置 |
-
2000
- 2000-05-15 JP JP2000141971A patent/JP2001324072A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100959A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Snecma | フランジ付連結装置 |
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