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JP2001317181A - 外壁構造 - Google Patents

外壁構造

Info

Publication number
JP2001317181A
JP2001317181A JP2000135660A JP2000135660A JP2001317181A JP 2001317181 A JP2001317181 A JP 2001317181A JP 2000135660 A JP2000135660 A JP 2000135660A JP 2000135660 A JP2000135660 A JP 2000135660A JP 2001317181 A JP2001317181 A JP 2001317181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall structure
tile
elastic adhesive
base panel
resistant elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000135660A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Iku
哲夫 伊久
Yoji Goto
養二 後藤
Masanobu Higuchi
雅信 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2000135660A priority Critical patent/JP2001317181A/ja
Publication of JP2001317181A publication Critical patent/JP2001317181A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で高級感が得られる外壁構造を提供
する。 【解決手段】躯体1に、ユニット化された下地パネル2
が設けられ、これら下地パネル2の表面に、高耐候弾性
接着剤3を塗布し、その表面に、適宜の目地40間隔を
設けてタイル4が貼設されてなる外壁構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイル調やレンガ
積み調の模様が設けられてなる外壁構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅の外壁模様としては、タイ
ル調やレンガ積み調の模様が知られている。
【0003】従来より、このような模様を表現するため
の外壁構造としては、図3に示すように、ユニット化さ
れた外壁パネルaの表面に、これらタイル調やレンガ積
み調の意匠bを施したものを用意しておき、これを躯体
cに取り付けた後、隣接する外壁パネル間の継ぎ目d
に、バックアップ材eやコーキング材fを設けて処理す
るようになされたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の外
壁構造の場合、タイル調やレンガ積み調の意匠bを施し
た外壁パネルaを使用しても、隣接する外壁パネルa間
の継ぎ目dの部分によって、タイル調やレンガ積み調の
模様が分断されてしまうので、図4に示すように、住宅
gを全体的に見た場合、この外壁パネルa同士の継ぎ目
dが目立ってしまうこととなり、本物感が得られず、安
っぽくなってしまうといった不都合を生じる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、簡単な構造で高級感が得られる外壁構造を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の外壁構造は、躯体に、ユニット化された下地
パネルが設けられ、これら下地パネルの表面に、高耐候
弾性接着剤を塗布し、その表面に、適宜の目地間隔を設
けてタイルが貼設されてなるものである。
【0007】この構成によると、タイルは、下地パネル
の継ぎ目に関係なく貼設することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は外壁構造の全体構成の概略を示し、
図2は同外壁構造を施工した住宅10を示している。
【0010】すなわち、この外壁構造は、躯体1に下地
パネル2が設けられ、その表面に高耐候弾性接着剤3を
介してタイル4が貼設されている。
【0011】躯体1は、鉄骨材によって構成されてお
り、取付金具(図示省略)を介して下地パネル2が固定
される。
【0012】下地パネル2は、矩形状に組まれた枠体2
1の表面に、板状となされた防耐火性の下地材22を貼
設して構成されている。この下地パネル2は、枠体21
の部分を躯体1の外側に当接した状態で、この枠体21
の部分が、躯体1に設けられた取付金具(図示省略)に
よって固定されることで、この躯体1に固定される。こ
の下地パネル2の固定は、隣接する下地パネル2同士の
間に設けられた継ぎ目20の間から取付金具(図示省
略)を締結することによって行われる。
【0013】この下地パネル2を固定した後の継ぎ目2
0には、弾性材料などからなるバックアップ材5が設け
られる。このバックアップ材5の上からは、シーリング
材6が設けられ、下地パネル2の継ぎ目20は、これら
バックアップ材5とシーリング材6とによって埋められ
る。
【0014】高耐候弾性接着剤3としては、例えば、エ
スダイン(積水化学工業株式会社製二液性エポキシ変成
シリコン系接着剤)を用いることができる。この高耐候
弾性接着剤3は、上記下地パネル2の下地材22の表面
と、下地パネル2の継ぎ目20の最外郭となるシーリン
グ材6の表面とに塗布される。この高耐候弾性接着剤3
の塗布は、現場で調製した高耐候弾性接着剤3をコテ
(図示省略)で塗り付けることによって行われる。この
際、不陸がある部位についても、この高耐候弾性接着剤
3を塗り付けて均してしまう。また、高耐候弾性接着剤
3の表面には、クシコテ(図示省略)によって、斜めに
櫛目模様31が設けられる。この高耐候弾性接着剤3
は、目立たないようにダークグレーに着色されたものが
使用される。
【0015】タイル4としては、例えば、横幅が約20
0〜250mm、縦幅が約60mm前後、厚みが約10
mm前後といった具合に形成され、表面にレンガ模様が
施されたせっ器質タイルなどを用いることができる。こ
のタイル4は、上記型耐候弾性接着剤3の表面に接着さ
れる。タイル4の接着面には、リブ41が設けられてい
て接着面積の拡大が図られている。したがって、タイル
4を上記高耐候弾性接着剤3の表面に接着すると、リブ
41が高耐候弾性接着剤3に食い込んで強固に接着され
ることとなる。このタイル4の接着面のリブ41は、タ
イル4の縦方向または横方向に沿って設けられている。
これに対して高耐候弾性接着剤3の櫛目模様31は、斜
めに設けている。したがって、タイル4のリブ41が縦
方向または横方向のいずれに沿って設けられたものであ
っても、タイル4は、高耐候弾性接着剤3の櫛目模様3
1に食い込んで何ら問題なく充分な強度で接着されるこ
ととなる。
【0016】また、タイル4は、隣接するタイル4との
間に目地40が形成されるように、適宜の間隔を存して
接着される。この目地の間隔としては、例えば、縦目地
間隔5mm、横目地間隔7mmといった具合に設けられ
る。この接着状態で、タイル4の目地40からは、高耐
候弾性接着剤3が見えることとなるが、この高耐候弾性
接着剤3は、ダークグレーに着色されているため、目地
40から見える櫛目模様31が目立たないこととなる。
なお、この状態で、目地40に目地モルタル(図示省
略)を充填して仕上げてもよい。ただし、目地モルタル
(図示省略)を充填する場合、目地40としては、例え
ば9mm程度に幅広く割り付けしておかなければならな
い。
【0017】この外壁構造によると、タイル4は、下地
パネル2の継ぎ目20に関係なく貼設することができる
ので、下地パネル2の継ぎ目20が目立ってしまうとい
ったこともなく、本格的にレンガ積みで構成したような
高級感のある外壁がえられる。
【0018】また、タイル4は、単に高耐候弾性接着剤
3を介して接着しているだけなので、簡単に施工でき
る。また、目地モルタルなどによってタイル4の目地4
0を埋めないので、実質的にタイル4の厚み分に相当す
る深い目地40が得られることとなり、充分な質感が得
られる。
【0019】さらに、タイル4を貼設するベースとなる
下地パネル2は、取付金具(図示省略)を介して躯体1
に固定するようになた通常の外壁取付構造である。した
がって、タイル4を貼設しようとする部位には下地パネ
ル2を取り付け、それ以外の部位には通常の意匠が施さ
れた外壁パネル7を取り付けるといったことにすれば、
図2に示すように、住宅10は、タイル4による外壁構
造部4aと、外壁パネル7による外壁構造とを併用した
外壁を容易に構成することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、タ
イルは、下地パネルの継ぎ目に関係なく貼設することが
できるので、施工完了状態で、下地パネルの継ぎ目が目
立ってしまうといったことも無く、本格的に構成したタ
イル調模様やレンガ積み模様のような高級感が得られ
る。
【0021】また、タイルは、高耐候弾性接着剤を介し
て下地パネルの表面に貼設しているだけなので、目地モ
ルタルによる目地処理なども無く簡単に施工することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外壁構造の全体構成の概略を示す
部分破断斜視図である。
【図2】本発明に係る外壁構造による住宅を示す正面図
である。
【図3】従来の外壁構造の概略を示す部分破断斜視図で
ある。
【図4】従来の外壁構造による住宅を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 躯体 2 下地パネル 3 高耐候弾性接着剤 4 タイル 40 目地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 雅信 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA42 AA57 AB04 AB22 BA12 CA04 DA12 DC21 DD15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体に、ユニット化された下地パネルが
    設けられ、これら下地パネルの表面に、高耐候弾性接着
    剤を塗布し、その表面に、適宜の目地間隔を設けてタイ
    ルが貼設されてなることを特徴とする外壁構造。
JP2000135660A 2000-05-09 2000-05-09 外壁構造 Pending JP2001317181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000135660A JP2001317181A (ja) 2000-05-09 2000-05-09 外壁構造

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JP2001317181A true JP2001317181A (ja) 2001-11-16

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ID=18643706

Family Applications (1)

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JP (1) JP2001317181A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179260A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Sekisui House Ltd タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び下地パネルのシーリング目地補修方法
JP2012001975A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Sekisui House Ltd タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び壁下地のシーリング目地補修方法
JP2016065426A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 ミサワホーム株式会社 タイルパネルの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011179260A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Sekisui House Ltd タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び下地パネルのシーリング目地補修方法
JP2012001975A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Sekisui House Ltd タイル貼着構造、タイル貼着方法、及び壁下地のシーリング目地補修方法
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