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JP2001314175A - 新規栄養補助食品 - Google Patents

新規栄養補助食品

Info

Publication number
JP2001314175A
JP2001314175A JP2000172756A JP2000172756A JP2001314175A JP 2001314175 A JP2001314175 A JP 2001314175A JP 2000172756 A JP2000172756 A JP 2000172756A JP 2000172756 A JP2000172756 A JP 2000172756A JP 2001314175 A JP2001314175 A JP 2001314175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
selenium
zinc
capsule
yeast
solubilized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000172756A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Katsuta
公雄 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bio Venture Bank Co Ltd
Original Assignee
Bio Venture Bank Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bio Venture Bank Co Ltd filed Critical Bio Venture Bank Co Ltd
Priority to JP2000172756A priority Critical patent/JP2001314175A/ja
Publication of JP2001314175A publication Critical patent/JP2001314175A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒトの精子数増加作用を有する新規栄養補助食
品の創製を目的とする。 【解決手段】亜鉛および又はセレンを適当量含んだカプ
セル剤またはドリンクを提供することによって解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の微量元素を
服用することによって環境ホルモンに起因して生じる症
状を改善させる新規栄養補助食品に関する。
【0003】
【従来技術】長年に渡る石油製品の使用の結果として環
境中にダイオキシンや環境ホルモンが拡散し、その結果
として環境ホルモンの影響が人体にも及んできているこ
とが問題視されている。環境ホルモンは体内に入ると女
性ホルモンと似た作用を有し、男性をメス化し生殖障害
や皮膚障害そして発ガン性に影響が及ぶことが知られて
いる。その1例として成人男子の精子数、特に若者の精
子数の減少があげられている。
【0004】精子数の減少は、人類にとってもその絶滅
につながる重大な課題であり、何らかの手段によって戻
すことができればよいのであるが、これまでにしられて
いる精子数を増やす手段としては、朝食を規則的に食べ
る、喫煙を止める、酒は少な目にする、3日に一回は射
精を行う、肉類を多くとる、カップ麺をあまり食べな
い、よく歩く、睡眠をよくとる等が知られているが、栄
養補助食品や医薬品による手段は知られていない。さら
に性欲を増進させる性欲剤または男性のの勃起力を増加
させるバイアグラ等は知られているが精子数を増加させ
る手段は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記要請に応えるべ
く、環境ホルモンの影響によって低下した精子数を増加
させる手段を見いだすことを課題とする
【0006】
【課題を解決する手段】前述した目的を達成するため
に、本発明者は微量元素である亜鉛とセレンに着目し
た。本微量元素は現代人において摂取量が減少してお
り、一日の必要量が亜鉛で15〜30mg/日またセレ
ンは50μg/日必要なのに対して、加工食品等を多く
とるようになった影響でそれぞれ7mg/日および2〜
3μg/日の摂取量と非常にすくなっていることが判明
したからであり、亜鉛は前立腺にもっとも多く含まれ射
精のたびに放出される物質であることが分かっているか
らである。しかしながら、これらの不足を補うことで環
境ホルモンによる精子数減少を補うことができるか否か
は全くの未知であった。
【0007】そこで本発明者は、亜鉛量にして0.5〜
50mg/カプセル、好ましくは2〜10mg/カプセ
ル、亜鉛イーストと、セレンをセレン量にして0.01
〜100μg/カプセル、好ましくは0.1〜50μg
/カプセルを含んだセレニウムイーストを混合して精子
数増加作用を有する新規栄養補助食品であるカプセル剤
としてヒトに投与して精子数を測定したところ全員に精
子数の増加を観察し本発明を完成させた。本カプセル剤
には賦形剤として乳酸塩や糖類、デンプン類を添加する
事もできる。本発明においてはセレンは含まれなくとも
同様の効果が見られたが、セレンが含まれていた方が精
子の運動量によい結果が得られた。また亜鉛もセレンも
可溶化は困難とされていたが、亜鉛イーストとセレニウ
ムイーストを適当量混合して温浴攪拌または超音波処理
して濾過または遠心分離処理して可溶性分画を得ること
によって、水溶性の亜鉛とセレニウムを得ることができ
た。本水溶液を栄養ドリンク中に添加することによっ
て、精子数増加作用を有する新規栄養補助食品である栄
養ドリンクを完成させることができた。
【0008】
【発明の実施の態様】これまでに数多くのカプセル剤が
知られているがセレンおよび/または亜鉛をカプセル化
した報告はなかった。しかしながら本発明の目的は健康
補助食品として亜鉛および/またはセレンをカプセルに
充填するのであるから、金属や無機あるいは有機化合物
中のセレンおよび/または亜鉛は使用できない、食品成
分中の亜鉛および/又はセレンを添加しなければならな
い、そこで材料としては白子エキスあるいはカキ肉エキ
ス等が考えられるが、本発明には亜鉛イーストおよび/
またはセレニウムイーストが好ましかった。しかしなが
ら本発明には、精子数を増大の目的でセレンおよび亜鉛
を高濃度にカプセル化する技術はすべて含まれる。
【0009】セレニムイーストは1〜100mg/カプ
セルの含有量、好ましくは5〜50mg/カプセルの含
有量で添加する。また亜鉛イーストは10〜1000m
g/カプセル、好ましくは40〜200mg/カプセル
の含有量で添加するのが好ましい。カプセルは亜鉛イー
ストのみでもよいがセレニウムとともに含有された方が
好ましい結果が得られる。これらに乳酸、乳酸ナトリウ
ム、ブドウ糖、グルコース、マルトース、ヘキソース、
デンプン等の腑形剤を添加することもできる。次にドリ
ンク剤を作成するため、セレン成分と亜鉛成分の可溶化
をおこなった。可溶化には食品成分のセレンまたは亜鉛
であればいずれの食材でも使用可能である。もっとも好
ましくはセレニウムイーストと亜鉛イーストの使用であ
る。
【0010】セレン・亜鉛の可溶化 亜鉛イーストとセレニウムイーストを1/0.3〜1/
10に混合して、好ましくは1/0.5〜1/3に混合
して適量の蒸留水を加えて30分間超音波処理または熱
処理等を行った後に、可溶化した成分をろ過や遠心分離
によって分離してセレン/亜鉛可溶化液を得た。可溶化
されたセレンはセレン酸亜鉛の化合物を形成しているこ
とが予想された。こうして得られた可溶性の亜鉛/セレ
ン水溶液を各種のドリンクに加えて精子数増加と性欲を
昂進させるドリンクを提供することができる。
【0011】
【実施例】以下に実施例を示すが本発明はこれに限定さ
れるものではない。 実施例1:新規カプセル剤の製造 セレニウムイースト((株)エルエス・コーポレーショ
ン製)を1500mgと亜鉛イースト((株)エルエス
・コーポレーション製)の9000mgと乳酸ナトリウ
ム(食品添加物品)の10500mgを乳鉢でよく混合
してその350mg1カプセルに詰めることによって、
下記組成のカプセルを作成した。 1カプセル中の含有量 セレン(セレニウムイースト 25mg) 25μg 亜鉛(亜鉛イースト 150mg) 7.5mg 乳酸ナトリウム 175mg
【0012】そして毎日1錠づつ被験者に服用してもら
いその前後で精子数を測定したところ下記のような結果
が得られた。測定は精子中の乳酸脱水素酵素を利用して
測る本分野の専門家なら知られている方法で行った。 上記結果から服用30日後には全員が精子数の増加が見
られ、しかも全員に性欲の増強が観察された。次にドリ
ンク剤を作成するため、セレン成分と亜鉛成分の可溶化
をおこなった。セレンと亜鉛を加える場合には、食品中
のセレンと亜鉛を食品として通常なされる範囲の手段に
よって可溶化することが義務づけられているので、次の
ような手段を試みた。
【0013】実施例2 セレン・亜鉛の可溶化 セレニウムイーストの10gと亜鉛イーストの10gを
加えて混合し50mlの蒸留水を加えて30分間超音波
処理した後、ろ過して可溶化した。こうして得られた上
清には原子吸光分析によって7mg/gの亜鉛と1μg
/gのセレンが含まれていた。本可溶化したセレン/亜
鉛可溶化液を用いて下記のような新規ドリンクを作成し
た。
【0014】 実施例3 ドリンク 100ml中 果糖ブドウ糖液糖 6g 還元澱粉糖化物 2g クエン酸 75mg クエン酸ナトリウム 20mg ビタミンB1硝酸塩 2mg ビタミンB2リボフラビン 2mg ビタミンB6塩酸塩 2mg ニコチン酸アミド 5mg パントテン酸カルシウム 5mg 安息香酸ナトリウム 30mg ナルコユリ軟エキス 200mg マカエキスパウダー 200mg パフィアエキスパウダー 200mg グレイトミネラル 300mg セレン・亜鉛可溶化液 200mg 香料 0.09ml 水 適量 上記の配合によってセレン・亜鉛の含有量の高いドリン
クを得ることができた。本ドリンクおよび/又はカプセ
ル剤は男性用には精子数増加、性欲高進のみならず疲労
回復、味覚低下の防止、老化防止、膵臓機能機能低下防
止などがみられ、これらの作用は男性のみならず女性に
も観察された。女性には下記のような作用が観察され
た、疲労回復、味覚低下防止、不妊改善、性欲高進、老
化防止、膵機能低下防止などである。
【0015】
【発明の効果】精子数の増加および性欲の昂進をおこす
ことのできる栄養補助食品である新規カプセル剤および
新規ドリンクを提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 33/30 A61P 15/08 A61P 15/08 A23L 2/00 F Fターム(参考) 4B017 LC03 LE10 LK01 LK21 LP01 4B018 LE02 LE05 MD05 ME14 4C076 AA12 AA53 BB01 CC17 CC40 FF68 4C086 AA01 AA02 HA03 HA08 MA01 MA02 MA04 MA17 MA37 MA52 NA14 ZA81

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亜鉛0.5〜50mg/カプセル好ましく
    は2〜10mg/カプセルおよび/またはセレン0.0
    1〜100μg/カプセル好ましくは0.1〜50μg
    /カプセルを含んで成る精子数増加作用を有する新規栄
    養補助食品であるカプセル剤。
  2. 【請求項2】亜鉛イーストとセレニウムイーストを1/
    0.3〜1/10に混合して、好ましくは1/0.5〜
    1/3に混合後超音波処理または熱処理後に、可溶化し
    た成分分離して得られるセレン・亜鉛可溶化液およびそ
    の製造方法」。
  3. 【請求項3】請求項2によって得られるセレン・亜鉛可
    溶化液を用いて作られるドリンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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