JP2001303627A - 給水栓ボックス - Google Patents
給水栓ボックスInfo
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Abstract
される場合であっても、無理なく両者を接続できる構成
を提供する。 【解決手段】 鞘管工法により配管される給水管と給水
栓とをエルボ継手を介して接続する際に使用する給水栓
ボックスである。この給水栓ボックスは継手を収容する
ボックス本体と、これを壁面等に固定するためのプレー
トを別体に構成する。そして、プレートに対してボック
ス本体を予め特定された複数の角度から一を選択して取
り付けるようにした。
Description
に取り付けるために用いる給水栓ボックスに関するもの
である。
ら鞘管構造の配管を分岐し、鞘管の先端に設けられた継
手に水栓器具を取り付ける方法が採用されている。そし
て、継手は壁面などに固定された給水栓ボックスに取り
付ける構造が広く採用されている。
に用いられる鞘管は強度的要請からも比較的硬質であ
り、容易に屈曲できる組成ではない。また、床下配管か
ら給水栓に配管を立ち上げる場合でも配管を真上に立ち
上げる態様だけではなく、壁面に沿って斜め方向から立
ち上げる必要もあり、先端に設けられた継手を固定する
に際してはある程度の角度調整ができることが好まし
い。
的とするものであり、先端に継手を有する鞘管を斜めに
立ち上げた場合でも確実に継手を確保することができる
給水栓ボックスを提供するものである。
ように、ビス孔20が多数形成されているが、これを壁
面等に取り付けるに当たり継手30の収容部40が出っ
張った状態で一体化されているため、該収容部40が邪
魔となってドライバ等による取付作業が行い難いという
課題があったが、本発明はこれをも解消することを目的
としている。なお、図4において、50はボックス側開
口部60と螺合して継手30を収容部40に固定するス
トッパーリング、70は継手30の雄ねじ31と螺合す
る化粧版である。
に本発明では、鞘管工法により配管される給水管と給水
栓とをエルボ継手を介して接続する際に該継手を壁面等
に固定するための給水栓ボックスにおいて、継手を収容
するボックス本体と、これを壁面等に固定するためのプ
レートを別体に構成し、先に壁面等に固定したプレート
に対してボックス本体を予め特定された複数の角度から
一を選択して取り付けることとした。つまり、一端を給
水栓側開口部、他端を鞘管接続部として継手を収容可能
なエルボ状のボックス本体と、壁面等に貫設された給水
栓取付口との連通口を備え、壁面等にビス止め等により
固定可能なプレートとを別体に構成してなり、前記給水
栓側開口部と前記連通口を合致させた状態でボックス本
体を予め決められた複数の角度でプレートに取り付け可
能とする手段を用いた。なお、鞘管工法による配管は給
水管や給水栓に限らず、たとえば給湯管や給湯栓の場合
もあるが、本発明でいう給水管等はこれら給湯管等をも
含む概念である。
栓側開口部と連通口との係合構造により取り付けられる
(請求項2)。具体的には、係合構造を給水栓側開口部
と連通口とそれぞれに設けた複数の弾性爪から構成した
(請求項3)。さらに、この手段に、給水栓側開口部あ
るいは連通口に半径方向に突出する突片を形成すると共
に、前記突片を嵌合可能な位置決め孔を前記突片を形成
した側とは違う連通口あるいは給水栓側開口部に複数設
けるという手段を用いた(請求項4)。
態を添付した図面に従って説明する。図1は、本発明の
一実施形態に係る給水栓ボックスの分解斜視図であっ
て、同図において、1は壁面等にビス等によって取り付
けられる固定プレート、2はボックス本体、3はエルボ
継手である。
板材の前面に壁面等の給水栓取付口と連通する連通口1
aを設け、その内面には雌ねじ1bが刻設されている。
ボックス本体2は下端を鞘管(図示せず)の接続部2
a、上端を給水栓側開口部2bとしたエルボ状を呈し、
給水栓側開口部2bには継手3の左右張り出し部3aが
係合する凹部2cを形成している。
ば、先ず固定プレート1を壁面等の給水栓取付口にビス
止め等し、次にボックス本体2を後述する構成により固
定プレート1に取り付る。続いて、前記ボックス本体2
の下端接続部2aに鞘管を接続し、この状態で鞘管内の
給水管をボックス本体2の開口部2bを介して固定プレ
ート1の連通口1aより引き出す。そして、給水管の管
端を継手3の下端に袋ナット3bなどの公知の接続構造
により接続し、この状態で継手3をボックス本体2に収
容する。このときストッパーリング4を固定プレート1
の連通口1aにおける雌ねじ1bに螺合することによっ
て、ストッパーリング4が継手3の左右張り出し部3a
と当接し、継手3をボックス本体2に固定することがで
きる。
管3cに刻設された外周雄ねじ3dに螺合され、ストッ
パーリング4等を遮蔽する。また、蛇口等は継手3の上
方管3cの内周雌ねじ3eに螺合して取り付けられる。
いて説明すると、先ずボックス本体2において給水栓側
開口部2bの口縁外周には、図1に示されるように、そ
の頂点に突片6が半径方向に突出して形成され、下方に
は前記突片6を中心として係合片7・7が左右対称位置
に形成されている。
の裏面側には、図2に示されるように、その口縁外周の
上方3箇所にアーチ状部材により前記突片6が嵌合する
位置決め孔8…8が形成され、さらに下方3箇所には前
記係合片7・7に弾性的に係合する弾性爪9…9が形成
されている。
明すると、先ず固定プレート1をビス等によって壁面等
に取り付けておき、この固定プレート1に対してボック
ス本体2をその下端接続部2aが鞘管の向きと一致する
ように、固定プレート1の位置決め孔8から特定の一つ
を選択して、ボックス本体2の突片6を嵌合することに
より取り付ける。このときボックス本体2を前傾した状
態で突片6と位置決め孔8との嵌合を行うが、この状態
からボックス本体2を壁面等と平行させることで、固定
プレート1の弾性爪9に係合片7・7を弾性的に係合す
ることができる。最後にボックス本体2の下端接続部2
aに鞘管を接続することによって組み立てが完了する。
ボックス本体2は固定プレート1に形成した複数の位置
決め孔8から選択した一に取り付けることができるた
め、鞘管の接続部2aを従来のように鉛直にも、また斜
めにも調整することができる。従って、鞘管が斜めに引
廻しされる場合であっても、無理なくボックス本体2に
接続することができる。
を鞘管接続部2aが鉛直となるように取り付けた場合、
係合片7と弾性爪9は2箇所で係合する。一方、ボック
ス本体2を斜めに取り付けたときは、係合片7と弾性爪
9は1箇所で係合することになるが、突片6と位置決め
孔8の嵌合も含めれば、2箇所で固定されることになる
ため、取付強度に問題は生じない。なお、ボックス本体
2の突片6を固定プレート1の位置決め孔8に嵌合した
ときに、係合片7と弾性爪9とが対応する位置および数
であれば、これらについては本実施形態に限定されな
い。この点、位置決め孔8、係合片7、弾性爪9の数を
増やせば、ボックス本体2の取付角度をより細かく調整
することができるし、また強固に取り付けることもでき
る。
よりボックス本体2の位置決めを容易にしたが、これを
省略し、全てを係合片と弾性爪とによる係合構造として
もよい。本発明で必要なことは、ボックス本体2を予め
決められた複数の角度から一を選択して固定プレート1
に取り付けることである。
ものであり、特に係合片7を突片6と同じように給水栓
側開口部2bの外縁から半径方向に突出して設けたもの
である。この構造では、上記実施形態に示したものと比
べて、成型上、係合片7を形成し易いという利点があ
る。
ックス本体の角度を任意に調整することができるので、
鞘管が斜めに引き回しされる場合であっても容易に取付
けることができる。また、固定プレートはボックス本体
を外した状態で壁面等にビス等により取付けることがで
きるため、取り付けのためのドライバーの邪魔がなく、
固定プレートの固定作業も容易にできる。
分解斜視図
Claims (4)
- 【請求項1】鞘管工法により配管される給水管と給水栓
とをエルボ継手を介して接続する際に該継手を壁面等に
固定するための給水栓ボックスにおいて、一端を給水栓
側開口部、他端を鞘管接続部として前記継手を収容可能
なエルボ状のボックス本体と、壁面等に貫設された給水
栓取付口との連通口を備え、壁面等に固定可能なプレー
トとを別体に構成してなり、前記給水栓側開口部と前記
連通口を合致させた状態でボックス本体を予め決められ
た複数の角度でプレートに取付可能としたことを特徴と
する給水栓ボックス。 - 【請求項2】ボックス本体のプレートに対する取り付け
は、給水栓側開口部と連通口との係合構造を採用した請
求項1記載の給水栓ボックス。 - 【請求項3】係合構造は、給水栓側開口部と連通口にそ
れぞれ設けた複数の弾性爪よりなる請求項2記載の給水
栓ボックス。 - 【請求項4】係合構造はさらに、給水栓側開口部あるい
は連通口に半径方向に突出する突片を形成すると共に、
連通口あるいは給水栓側開口部に前記突片を嵌合可能な
位置決め孔を複数形成した請求項3記載の給水栓ボック
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122617A JP4527840B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 給水栓ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000122617A JP4527840B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 給水栓ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001303627A true JP2001303627A (ja) | 2001-10-31 |
JP4527840B2 JP4527840B2 (ja) | 2010-08-18 |
Family
ID=18633071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000122617A Expired - Lifetime JP4527840B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 給水栓ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4527840B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101440572B1 (ko) | 2013-06-17 | 2014-09-15 | 코오롱글로벌 (주) | 각도조절이 가능하게 하는 수전의 연결구조 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0719385A (ja) * | 1993-05-07 | 1995-01-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | エルボ固定装置 |
JPH084065A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-01-09 | Ryowa Sanshi Kk | 二重配管における水栓ジョイントボックスの取付け構造 |
JPH10153204A (ja) * | 1996-11-22 | 1998-06-09 | Sony Corp | 取り付け部品のための着脱可能な取り付け装置 |
JPH111169A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Suzuki Motor Corp | ステアリングコラムジョイントカバー取付構造 |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000122617A patent/JP4527840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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---|---|
JP4527840B2 (ja) | 2010-08-18 |
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