JP2001358045A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JP2001358045A JP2001358045A JP2000174341A JP2000174341A JP2001358045A JP 2001358045 A JP2001358045 A JP 2001358045A JP 2000174341 A JP2000174341 A JP 2000174341A JP 2000174341 A JP2000174341 A JP 2000174341A JP 2001358045 A JP2001358045 A JP 2001358045A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- cooling
- temperature
- unit
- processing apparatus
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- Pending
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板毎の熱履歴を一定にできる。
【解決手段】 そこで本発明では、基板保持アーム7の
下面に設けられた電子天秤11により基板Wの重量が測
定され、測定された基板Wの重量データは、コントロー
ラ22の制御定数決定部29に送信される。制御定数決
定部29では、基準重量の基板と同様の温度勾配が得ら
れるようなPID定数を決定する。HP制御部30で
は、制御定数決定部29で決定されたPID定数を用い
て加熱機器20に対する操作量を順次決定し温度制御を
行う。
下面に設けられた電子天秤11により基板Wの重量が測
定され、測定された基板Wの重量データは、コントロー
ラ22の制御定数決定部29に送信される。制御定数決
定部29では、基準重量の基板と同様の温度勾配が得ら
れるようなPID定数を決定する。HP制御部30で
は、制御定数決定部29で決定されたPID定数を用い
て加熱機器20に対する操作量を順次決定し温度制御を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に加
熱処理や冷却処理を行う基板処理装置に関する。
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に加
熱処理や冷却処理を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記基板の製造工程において
は、種々の熱処理が行われている。一般には、基板処理
装置の加熱処理部や冷却処理部によりレジストの塗布の
前後や現像処理の前後において基板の熱処理が行われ
る。
は、種々の熱処理が行われている。一般には、基板処理
装置の加熱処理部や冷却処理部によりレジストの塗布の
前後や現像処理の前後において基板の熱処理が行われ
る。
【0003】例えば基板を加熱する熱処理を行なう場
合、加熱処理部において加熱用の板である加熱プレート
上に基板を載置し、加熱処理の目的に応じて所定の温度
にて所定時間加熱される。
合、加熱処理部において加熱用の板である加熱プレート
上に基板を載置し、加熱処理の目的に応じて所定の温度
にて所定時間加熱される。
【0004】一方、基板を冷却する熱処理を行なう場
合、冷却処理部において冷却用の板である冷却プレート
上に基板を載置し、所定の温度に冷却される。
合、冷却処理部において冷却用の板である冷却プレート
上に基板を載置し、所定の温度に冷却される。
【0005】このような加熱処理部あるいは冷却処理部
で熱処理を行なうときには、加熱プレートや冷却プレー
トは所定の温度に温調制御されており、通常はPID
(Proportional-Integral-Derivative)制御によって温
調されている。PID制御はフィードバック制御の一態
様であり、加熱プレートや冷却プレートに設けられた温
度センサからの検知信号に基づいて加熱プレートや冷却
プレートへの出力を制御するのである。
で熱処理を行なうときには、加熱プレートや冷却プレー
トは所定の温度に温調制御されており、通常はPID
(Proportional-Integral-Derivative)制御によって温
調されている。PID制御はフィードバック制御の一態
様であり、加熱プレートや冷却プレートに設けられた温
度センサからの検知信号に基づいて加熱プレートや冷却
プレートへの出力を制御するのである。
【発明が解決しようとする課題】ところでPID制御の
内容は、いわゆるPID定数によって異なる。そして、
従来においては、処理する基板ごとの温度履歴が一定と
なるように、即ち複数の基板間での温度履歴に差が生じ
ずに所定の目標温度に導けるように同一のPID定数で
個々の基板を温調していた。
内容は、いわゆるPID定数によって異なる。そして、
従来においては、処理する基板ごとの温度履歴が一定と
なるように、即ち複数の基板間での温度履歴に差が生じ
ずに所定の目標温度に導けるように同一のPID定数で
個々の基板を温調していた。
【0006】しかし、処理される基板間でその厚みが異
なる場合がある(厚みが異なるとそれに対応してその重
量も基板間で異なる)。厚みが異なる基板を同一のPI
D定数によってある所定の目標温度になるように温調す
ると、基板毎にその熱容量が異なるため、昇温速度或い
は降温速度に差が出て、基板毎の熱履歴が異なる結果と
なり、ひいてはレジスト塗布後の膜厚均一性や現像後の
線幅均一性が基板毎に異なるという悪影響を与えるよう
なことが生じていた。
なる場合がある(厚みが異なるとそれに対応してその重
量も基板間で異なる)。厚みが異なる基板を同一のPI
D定数によってある所定の目標温度になるように温調す
ると、基板毎にその熱容量が異なるため、昇温速度或い
は降温速度に差が出て、基板毎の熱履歴が異なる結果と
なり、ひいてはレジスト塗布後の膜厚均一性や現像後の
線幅均一性が基板毎に異なるという悪影響を与えるよう
なことが生じていた。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、基板毎の熱履歴を一定にできる基板処理装置を
提供することを目的とする。
であり、基板毎の熱履歴を一定にできる基板処理装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、請求項1に係る発明の基板処理装置は、加熱手段に
より加熱され、基板を支持して基板に加熱処理を施す加
熱プレートと加熱処理前の個々の基板の重量に応じた加
熱の制御態様を決定する制御態様決定手段と、制御態様
決定手段で決定された制御態様に基づいて加熱手段を制
御し、加熱プレートの温度を所定の目標温度に導く温度
制御手段とを備えたことを特徴とする。
に、請求項1に係る発明の基板処理装置は、加熱手段に
より加熱され、基板を支持して基板に加熱処理を施す加
熱プレートと加熱処理前の個々の基板の重量に応じた加
熱の制御態様を決定する制御態様決定手段と、制御態様
決定手段で決定された制御態様に基づいて加熱手段を制
御し、加熱プレートの温度を所定の目標温度に導く温度
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また請求項2に係る発明の基板処理装置
は、請求項1に記載の基板処理装置において、加熱処理
前の個々の基板の重量を測定する重量測定手段を備えた
ことを特徴とする。
は、請求項1に記載の基板処理装置において、加熱処理
前の個々の基板の重量を測定する重量測定手段を備えた
ことを特徴とする。
【0010】更に請求項3に係る発明の基板処理装置
は、請求項1または請求項2に記載の基板処理装置にお
いて、温度制御手段は、前記加熱プレートの温度につい
てPID制御を行い、制御態様決定手段は、加熱処理前
の個々の基板の重量に応じてPID制御のPID定数を
決定することを特徴とする。
は、請求項1または請求項2に記載の基板処理装置にお
いて、温度制御手段は、前記加熱プレートの温度につい
てPID制御を行い、制御態様決定手段は、加熱処理前
の個々の基板の重量に応じてPID制御のPID定数を
決定することを特徴とする。
【0011】また請求項4に係る発明の基板処理装置
は、請求項2又は3に記載の基板処理装置において、重
量測定手段は、基板収納容器から基板を取り出す基板搬
送手段に設けられて、基板収納容器から基板を取り出す
際に基板の重量を測定することを特徴とする。
は、請求項2又は3に記載の基板処理装置において、重
量測定手段は、基板収納容器から基板を取り出す基板搬
送手段に設けられて、基板収納容器から基板を取り出す
際に基板の重量を測定することを特徴とする。
【0012】また請求項5に係る発明の基板処理装置
は、加熱手段により加熱され、基板を支持して基板に加
熱処理を施す加熱プレートと、加熱処理前の個々の基板
の厚みに応じた加熱の制御態様を決定する制御態様決定
手段と、制御態様決定手段で決定された制御態様に基づ
いて加熱手段を制御し、加熱プレートの温度を所定の目
標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
は、加熱手段により加熱され、基板を支持して基板に加
熱処理を施す加熱プレートと、加熱処理前の個々の基板
の厚みに応じた加熱の制御態様を決定する制御態様決定
手段と、制御態様決定手段で決定された制御態様に基づ
いて加熱手段を制御し、加熱プレートの温度を所定の目
標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】また請求項6に係る発明の基板処理装置
は、請求項5に記載の基板処理装置において、加熱処理
前の個々の基板の厚みを測定する厚み測定手段を備えた
ことを特徴とする。
は、請求項5に記載の基板処理装置において、加熱処理
前の個々の基板の厚みを測定する厚み測定手段を備えた
ことを特徴とする。
【0014】また請求項7に係る発明の基板処理装置
は、請求項5または請求項6に記載の基板処理装置にお
いて、温度制御手段は、加熱プレートの温度についてP
ID制御を行い、制御態様決定手段は、加熱処理前の個
々の基板の厚みに応じて前記PID制御のPID定数を
決定することを特徴とする。
は、請求項5または請求項6に記載の基板処理装置にお
いて、温度制御手段は、加熱プレートの温度についてP
ID制御を行い、制御態様決定手段は、加熱処理前の個
々の基板の厚みに応じて前記PID制御のPID定数を
決定することを特徴とする。
【0015】また請求項8に係る発明の基板処理装置
は、請求項6または請求項7に記載の基板処理装置にお
いて、厚み測定手段は、基板収納容器から基板を取り出
す基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基板を
取り出す際に基板の厚みを測定することを特徴とする。
は、請求項6または請求項7に記載の基板処理装置にお
いて、厚み測定手段は、基板収納容器から基板を取り出
す基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基板を
取り出す際に基板の厚みを測定することを特徴とする。
【0016】また請求項9に係る発明の基板処理装置
は、冷却手段により冷却され、基板を支持して基板に冷
却処理を施す冷却プレートと、冷却処理前の個々の基板
の重量に応じた冷却の制御態様を決定する制御態様決定
手段と、制御態様決定手段で決定された制御態様に基づ
いて冷却手段を制御し、冷却プレートの温度を所定の目
標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
は、冷却手段により冷却され、基板を支持して基板に冷
却処理を施す冷却プレートと、冷却処理前の個々の基板
の重量に応じた冷却の制御態様を決定する制御態様決定
手段と、制御態様決定手段で決定された制御態様に基づ
いて冷却手段を制御し、冷却プレートの温度を所定の目
標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0017】また請求項10に係る発明の基板処理装置
は、請求項9に記載の基板処理装置において、冷却処理
前の個々の基板の重量を測定する重量測定手段を備えた
ことを特徴とする。
は、請求項9に記載の基板処理装置において、冷却処理
前の個々の基板の重量を測定する重量測定手段を備えた
ことを特徴とする。
【0018】また請求項11に係る発明の基板処理装置
は、請求項9または請求項10に記載の基板処理装置に
おいて、温度制御手段は冷却プレートの温度についてP
ID制御を行い、制御態様制御手段は、冷却処理前の個
々の基板の重量に応じてPID制御のPID定数を決定
することを特徴とする。
は、請求項9または請求項10に記載の基板処理装置に
おいて、温度制御手段は冷却プレートの温度についてP
ID制御を行い、制御態様制御手段は、冷却処理前の個
々の基板の重量に応じてPID制御のPID定数を決定
することを特徴とする。
【0019】また請求項12に係る発明の基板処理装置
は、請求項10または請求項11に記載の基板処理装置
において、重量測定手段は、基板収納容器から基板を取
り出す基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基
板を取り出す際に基板の重量を測定することを特徴とす
る。
は、請求項10または請求項11に記載の基板処理装置
において、重量測定手段は、基板収納容器から基板を取
り出す基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基
板を取り出す際に基板の重量を測定することを特徴とす
る。
【0020】また請求項13に係る発明の基板処理装置
は、冷却手段により冷却され、基板を支持して基板に冷
却処理を施す冷却プレートと、冷却処理前の個々の基板
の厚みに応じた冷却の制御態様を決定する制御態様決定
手段と、制御態様決定手段で決定された制御態様に基づ
いて冷却手段を制御し、冷却プレートの温度を所定の目
標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
は、冷却手段により冷却され、基板を支持して基板に冷
却処理を施す冷却プレートと、冷却処理前の個々の基板
の厚みに応じた冷却の制御態様を決定する制御態様決定
手段と、制御態様決定手段で決定された制御態様に基づ
いて冷却手段を制御し、冷却プレートの温度を所定の目
標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0021】また請求項14に係る発明の基板処理装置
は、請求項13に記載の基板処理装置において、冷却処
理前の個々の基板の厚みを測定する厚み測定手段を備え
たことを特徴とする。
は、請求項13に記載の基板処理装置において、冷却処
理前の個々の基板の厚みを測定する厚み測定手段を備え
たことを特徴とする。
【0022】また請求項15に係る発明の基板処理装置
は、請求項13または請求項14に記載の基板処理装置
において、温度制御手段は、冷却プレートの温度につい
てPID制御を行い、制御態様決定手段は、冷却処理前
の個々の基板の重量に応じてPID制御のPID定数を
決定することを特徴とする。
は、請求項13または請求項14に記載の基板処理装置
において、温度制御手段は、冷却プレートの温度につい
てPID制御を行い、制御態様決定手段は、冷却処理前
の個々の基板の重量に応じてPID制御のPID定数を
決定することを特徴とする。
【0023】また請求項16に係る発明の基板処理装置
は、請求項14または請求項15に記載の基板処理装置
において、厚み測定手段は、基板収納容器から基板を取
り出す基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基
板を取り出す際に基板の厚みを測定することを特徴とす
る。
は、請求項14または請求項15に記載の基板処理装置
において、厚み測定手段は、基板収納容器から基板を取
り出す基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基
板を取り出す際に基板の厚みを測定することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】〈1.基板処理装置の全体構成〉
まず本発明に係る基板処理装置の配置構成について説明
する。図1は、実施形態の配置構成を説明する図であ
る。
まず本発明に係る基板処理装置の配置構成について説明
する。図1は、実施形態の配置構成を説明する図であ
る。
【0025】図1に示すように、本実施の形態において
は、基板処理装置は、基板の搬入搬出を行うインデクサ
IDと、基板に処理を行う複数の処理ユニットおよび各
処理ユニットに基板を搬送する基板搬送手段が配置され
るユニット配置部MPと、図示しない露光装置とユニッ
ト配置部MPとの間で基板の搬入/搬出を行うために設
けられているインターフェイスIFBとを備えて構成さ
れている。
は、基板処理装置は、基板の搬入搬出を行うインデクサ
IDと、基板に処理を行う複数の処理ユニットおよび各
処理ユニットに基板を搬送する基板搬送手段が配置され
るユニット配置部MPと、図示しない露光装置とユニッ
ト配置部MPとの間で基板の搬入/搬出を行うために設
けられているインターフェイスIFBとを備えて構成さ
れている。
【0026】ユニット配置部MPの4隅には、基板に処
理液による処理を施す液処理ユニットとして、基板を回
転させつつレジスト塗布処理を行う塗布処理ユニットS
C1、SC2(スピンコータ)と、露光後の基板の現像
処理を行う現像処理ユニットSD1、SD2(スピンデ
ベロッパ)とが配置されている。さらにこれらの液処理
ユニットの上側には、基板に熱処理を行う多段熱処理ユ
ニット20が装置の前部及び後部に配置されている。
理液による処理を施す液処理ユニットとして、基板を回
転させつつレジスト塗布処理を行う塗布処理ユニットS
C1、SC2(スピンコータ)と、露光後の基板の現像
処理を行う現像処理ユニットSD1、SD2(スピンデ
ベロッパ)とが配置されている。さらにこれらの液処理
ユニットの上側には、基板に熱処理を行う多段熱処理ユ
ニット20が装置の前部及び後部に配置されている。
【0027】塗布処理ユニットSC1、SC2や現像処
理ユニットSD1、SD2に挟まれた装置中央部には、
周囲の全処理ユニットにアクセスしてこれらとの間で基
板の受け渡しを行うための基板搬送手段として、搬送ロ
ボットTR1が配置されている。この搬送ロボットTR
1は、鉛直方向に移動可能であるとともに中心の鉛直軸
回りに回転可能となっている。
理ユニットSD1、SD2に挟まれた装置中央部には、
周囲の全処理ユニットにアクセスしてこれらとの間で基
板の受け渡しを行うための基板搬送手段として、搬送ロ
ボットTR1が配置されている。この搬送ロボットTR
1は、鉛直方向に移動可能であるとともに中心の鉛直軸
回りに回転可能となっている。
【0028】塗布処理ユニットSC1の上方には、多段
熱処理ユニット20として、2段構成の熱処理ユニット
が配置されている。このうち最下段より数えて1段目の
位置には基板の冷却処理を行う冷却処理部CP1が設け
られており、2段目には基板に対して加熱しながら密着
強化処理を行う密着強化部AHが設けられている。なお
最上段は、本実施形態の装置の場合、空き状態となって
いるが、必要に応じて加熱処理部や冷却処理部、又はそ
の他の熱処理ユニットを組み込むことができる。
熱処理ユニット20として、2段構成の熱処理ユニット
が配置されている。このうち最下段より数えて1段目の
位置には基板の冷却処理を行う冷却処理部CP1が設け
られており、2段目には基板に対して加熱しながら密着
強化処理を行う密着強化部AHが設けられている。なお
最上段は、本実施形態の装置の場合、空き状態となって
いるが、必要に応じて加熱処理部や冷却処理部、又はそ
の他の熱処理ユニットを組み込むことができる。
【0029】塗布処理ユニットSC2の上方にも多段熱
処理ユニット20として、3段構成の熱処理ユニットが
配置されている。これらのうち最下段より1段目の位置
には冷却処理部CP2が設けられており、2段目から3
段目の位置には加熱処理部HP1、HP2が設けられて
いる。
処理ユニット20として、3段構成の熱処理ユニットが
配置されている。これらのうち最下段より1段目の位置
には冷却処理部CP2が設けられており、2段目から3
段目の位置には加熱処理部HP1、HP2が設けられて
いる。
【0030】現像処理ユニットSD1の上方にも多段熱
処理ユニット20として2段構成の熱処理ユニットが配
置されている。このうち最下段より1段目の位置には冷
却処理部CP3が設けられており、2段目の位置には基
板に対して露光後のベーキング処理を行う露光後加熱処
理部PEBが設けられている。なお、最上段は、本実施
形態の場合空き状態となっているが、必要に応じて加熱
処理部や冷却処理部、又はその他の熱処理ユニットを組
み込むことができる。
処理ユニット20として2段構成の熱処理ユニットが配
置されている。このうち最下段より1段目の位置には冷
却処理部CP3が設けられており、2段目の位置には基
板に対して露光後のベーキング処理を行う露光後加熱処
理部PEBが設けられている。なお、最上段は、本実施
形態の場合空き状態となっているが、必要に応じて加熱
処理部や冷却処理部、又はその他の熱処理ユニットを組
み込むことができる。
【0031】現像処理ユニットSD2の上方にも多段熱
処理ユニット20として、3段構成の熱処理ユニットが
配置されている。このうち最下段より1段目の位置には
冷却処理部CP4が設けられており、2段目から3段目
の位置には加熱処理部HP3、HP4が設けられてい
る。
処理ユニット20として、3段構成の熱処理ユニットが
配置されている。このうち最下段より1段目の位置には
冷却処理部CP4が設けられており、2段目から3段目
の位置には加熱処理部HP3、HP4が設けられてい
る。
【0032】なお、インターフェイスIFBは、ユニッ
ト配置部MPにおいてレジストの塗布が終了した基板を
露光装置側に渡したり露光後の基板を露光装置側から受
け取るべく、かかる基板を一時的にストックする機能を
有し、図示を省略しているが、搬送ロボットTR1との
間で基板を受け渡すロボットと、基板を載置するバッフ
ァカセットとを備えている。
ト配置部MPにおいてレジストの塗布が終了した基板を
露光装置側に渡したり露光後の基板を露光装置側から受
け取るべく、かかる基板を一時的にストックする機能を
有し、図示を省略しているが、搬送ロボットTR1との
間で基板を受け渡すロボットと、基板を載置するバッフ
ァカセットとを備えている。
【0033】このような基板処理装置における基板の処
理フローの一例について図2に基づき説明する。まずイ
ンデクサIDから搬出された処理前の基板は、1枚ずつ
ユニット配置部MPの搬送ロボットTR1に受け渡さ
れ、搬送ロボットTR1が基板を加熱しながら基板とレ
ジストとの密着性を強化させる密着強化部AH、密着強
化部AHで加熱された基板を冷却する冷却処理部CP
1、基板上にレジスト膜を塗布する塗布処理ユニットS
C1、レジストの塗布された基板を加熱して溶媒成分を
揮発させる加熱処理部HP1、加熱処理後の基板を冷却
する冷却処理部CP2へと順番に移動しながら各処理部
において先に入っていた基板を取り出すとともに処理し
ようとする基板を投入し、それぞれの各処理部により基
板に対し所要の処理が施される。これにより基板の主面
にレジスト膜が形成される。
理フローの一例について図2に基づき説明する。まずイ
ンデクサIDから搬出された処理前の基板は、1枚ずつ
ユニット配置部MPの搬送ロボットTR1に受け渡さ
れ、搬送ロボットTR1が基板を加熱しながら基板とレ
ジストとの密着性を強化させる密着強化部AH、密着強
化部AHで加熱された基板を冷却する冷却処理部CP
1、基板上にレジスト膜を塗布する塗布処理ユニットS
C1、レジストの塗布された基板を加熱して溶媒成分を
揮発させる加熱処理部HP1、加熱処理後の基板を冷却
する冷却処理部CP2へと順番に移動しながら各処理部
において先に入っていた基板を取り出すとともに処理し
ようとする基板を投入し、それぞれの各処理部により基
板に対し所要の処理が施される。これにより基板の主面
にレジスト膜が形成される。
【0034】次に表面にレジスト膜が形成された基板は
搬送ロボットTR1からインターフェイスIFBへと渡
され、インターフェイスIFBを通して図示しない露光
装置へ搬入される。そして、露光装置において基板が露
光され、露光処理が終了した基板は、インターフェイス
IFBに戻され、インターフェイスIFBを通して搬送
ロボットTR1へ受け渡される。
搬送ロボットTR1からインターフェイスIFBへと渡
され、インターフェイスIFBを通して図示しない露光
装置へ搬入される。そして、露光装置において基板が露
光され、露光処理が終了した基板は、インターフェイス
IFBに戻され、インターフェイスIFBを通して搬送
ロボットTR1へ受け渡される。
【0035】搬送ロボットTR1に戻された露光処理後
の基板は、搬送ロボットTR1によって加熱処理部PE
Bへ搬送され、加熱処理部PEBにより加熱処理され
る。この加熱処理により、露光部分における化学反応が
促進される。そして、搬送ロボットTR1によって基板
が加熱処理部PEBから冷却処理部CP3へ搬送され、
冷却処理部CP3で基板が冷却処理される。この冷却処
理により、レジストの露光部分における反応が停止す
る。その後、搬送ロボットTR1が、基板を冷却処理部
CP3から現像処理ユニットSD1或いはSD2に搬送
し、基板の現像処理が行われる。現像処理の終了した基
板は、現像処理後のいわゆるポストベークを行うためH
P2へと搬送され、ポストベークを行った後、CP4に
送られて冷却処理が施され、インデクサIDへと搬送さ
れる。
の基板は、搬送ロボットTR1によって加熱処理部PE
Bへ搬送され、加熱処理部PEBにより加熱処理され
る。この加熱処理により、露光部分における化学反応が
促進される。そして、搬送ロボットTR1によって基板
が加熱処理部PEBから冷却処理部CP3へ搬送され、
冷却処理部CP3で基板が冷却処理される。この冷却処
理により、レジストの露光部分における反応が停止す
る。その後、搬送ロボットTR1が、基板を冷却処理部
CP3から現像処理ユニットSD1或いはSD2に搬送
し、基板の現像処理が行われる。現像処理の終了した基
板は、現像処理後のいわゆるポストベークを行うためH
P2へと搬送され、ポストベークを行った後、CP4に
送られて冷却処理が施され、インデクサIDへと搬送さ
れる。
【0036】次にインデクサIDの詳細について説明す
る。図3は、インデクサIDの側部断面模式図である。
図3において、インデクサIDは、載置部2および基板
搬送部3を備える。載置部2の上面には、基板収納容器
として一体型カセット4が載置される。一体型カセット
4は基板搬送部3側に開口部5が向くように配置され
る。一体型カセット4aの蓋4aは蓋開閉機構(図示せ
ず)により取り出され基板搬送部3の下方に保持され
る。
る。図3は、インデクサIDの側部断面模式図である。
図3において、インデクサIDは、載置部2および基板
搬送部3を備える。載置部2の上面には、基板収納容器
として一体型カセット4が載置される。一体型カセット
4は基板搬送部3側に開口部5が向くように配置され
る。一体型カセット4aの蓋4aは蓋開閉機構(図示せ
ず)により取り出され基板搬送部3の下方に保持され
る。
【0037】基板搬送部3には基板搬送機構6が配置さ
れている。基板搬送機構6は、基板Wを保持する基板保
持アーム7と、基板保持アーム7を水平方向に進退移動
させ、鉛直軸回りに回動させるアーム駆動機構8と、基
板保持アーム7およびアーム駆動機構8を昇降移動させ
る昇降駆動部9と、基板保持アーム7、アーム駆動機構
8、および昇降駆動部9を水平方向(紙面垂直方向)に
沿って延びるレール10aに沿って移動させる水平方向
移動部10とから構成される。基板保持アーム7には、
その下面に基板保持アーム7が基板Wを保持した際に基
板Wの重量を測定する電子天秤11が設けられている。
この電子天秤11が本発明における重量測定手段に相当
する。
れている。基板搬送機構6は、基板Wを保持する基板保
持アーム7と、基板保持アーム7を水平方向に進退移動
させ、鉛直軸回りに回動させるアーム駆動機構8と、基
板保持アーム7およびアーム駆動機構8を昇降移動させ
る昇降駆動部9と、基板保持アーム7、アーム駆動機構
8、および昇降駆動部9を水平方向(紙面垂直方向)に
沿って延びるレール10aに沿って移動させる水平方向
移動部10とから構成される。基板保持アーム7には、
その下面に基板保持アーム7が基板Wを保持した際に基
板Wの重量を測定する電子天秤11が設けられている。
この電子天秤11が本発明における重量測定手段に相当
する。
【0038】インデクサIDの載置部2に一体型カセッ
トが載置されると、まず図示しない基板検出装置が作動
され、一体型カセット4内の各収納棚に基板Wが収納さ
れているか否かが検出される。基板の検出動作が終了す
ると、検出結果に基づいて基板搬送機構6のアーム駆動
機構8、昇降駆動部9、および水平方向移動部10が動
作して基板保持アーム7が一体型カセット4内に収納さ
れた未処理の基板Wを一体型カセット4から取り出して
基板の処理を行うためにユニット配置部の領域に払い出
し、一方、ユニット配備部MPの各板処理部で処理の終
了した基板を受け取って一体型カセット4内の収納棚に
収納する。この未処理の基板Wを基板保持アーム7によ
り取り出す際に、基板保持アームの下面に設けられた電
子天秤11により取り出した未処理の基板の重量が測定
される。そして、測定された結果は、加熱処理を行う密
着強化部AH、各加熱処理部HP1、PEB、HP2及
び冷却処理を行う冷却処理部CP1、CP2、CP3、
CP4のコントローラに送られる。
トが載置されると、まず図示しない基板検出装置が作動
され、一体型カセット4内の各収納棚に基板Wが収納さ
れているか否かが検出される。基板の検出動作が終了す
ると、検出結果に基づいて基板搬送機構6のアーム駆動
機構8、昇降駆動部9、および水平方向移動部10が動
作して基板保持アーム7が一体型カセット4内に収納さ
れた未処理の基板Wを一体型カセット4から取り出して
基板の処理を行うためにユニット配置部の領域に払い出
し、一方、ユニット配備部MPの各板処理部で処理の終
了した基板を受け取って一体型カセット4内の収納棚に
収納する。この未処理の基板Wを基板保持アーム7によ
り取り出す際に、基板保持アームの下面に設けられた電
子天秤11により取り出した未処理の基板の重量が測定
される。そして、測定された結果は、加熱処理を行う密
着強化部AH、各加熱処理部HP1、PEB、HP2及
び冷却処理を行う冷却処理部CP1、CP2、CP3、
CP4のコントローラに送られる。
【0039】<2.加熱処理部の構成>次に本実施の形
態における基板処理装置を構成する加熱処理部の構成に
ついて図4に基づき説明する。なお、密着強化部AH、
各加熱処理部HP1、PEB、HP2の主要部の構成な
概ね同一であるので、ここでは、加熱処理部HP1を例
にとり説明することとする。
態における基板処理装置を構成する加熱処理部の構成に
ついて図4に基づき説明する。なお、密着強化部AH、
各加熱処理部HP1、PEB、HP2の主要部の構成な
概ね同一であるので、ここでは、加熱処理部HP1を例
にとり説明することとする。
【0040】加熱処理部HP1は、加熱機器20により
加熱され、上面に基板Wを支持して基板Wに加熱処理を
施す載置プレートに相当する加熱プレート21や、コン
トロ―ラ22、電源ボックスや工場のユーティリティな
どで構成される電力供給源24から加熱プレート21内
の加熱機器20への電力を操作する操作機器25などを
備えている。
加熱され、上面に基板Wを支持して基板Wに加熱処理を
施す載置プレートに相当する加熱プレート21や、コン
トロ―ラ22、電源ボックスや工場のユーティリティな
どで構成される電力供給源24から加熱プレート21内
の加熱機器20への電力を操作する操作機器25などを
備えている。
【0041】加熱プレート21には、加熱手段に相当す
る加熱機器20と、加熱プレートの温度を検知する図示
しない温度センサとが内設されている。加熱機器20
は、マイカヒータなとの主加熱機器だけで構成されるこ
ともあるし、上記主加熱機器と、それに加えてペルチェ
素子などで構成される補助加熱機器を含んで構成される
こともある。
る加熱機器20と、加熱プレートの温度を検知する図示
しない温度センサとが内設されている。加熱機器20
は、マイカヒータなとの主加熱機器だけで構成されるこ
ともあるし、上記主加熱機器と、それに加えてペルチェ
素子などで構成される補助加熱機器を含んで構成される
こともある。
【0042】また、図4では、加熱プレート21の上面
に複数個のプロキシミティボール26が配設され、加熱
プレート21の上面から微少間隔隔てて基板Wにを支持
して基板Wに加熱処理を施すように構成しているが、こ
れらプロキシミティボール26を省略して、基板Wを加
熱プレート21の上面に直接支持して基板Wに加熱処理
を施すように構成することもある。
に複数個のプロキシミティボール26が配設され、加熱
プレート21の上面から微少間隔隔てて基板Wにを支持
して基板Wに加熱処理を施すように構成しているが、こ
れらプロキシミティボール26を省略して、基板Wを加
熱プレート21の上面に直接支持して基板Wに加熱処理
を施すように構成することもある。
【0043】さらに、加熱プレート21には、複数本の
基板支持ピン27が昇降可能に貫通されている。これら
の基板支持ピン27は加熱プレート21に対する基板W
の搬入/搬出を行うためのものであり、エアシリンダな
どのアクチュエータ28によって同期して昇降されるよ
うに構成されている。図の二点鎖線で示すように、基板
支持ピン27が上昇された状態で、加熱プレート21の
上方において、搬送ロボットTR1から基板支持ピン2
7に基板Wが受け渡されると、図の実線で示すように、
基板支持ピン27の先端部が加熱プレート21の内部に
収まる下降位置まで基板支持ピン27が下降し、受け取
った基板Wをプロキシミティボール26に(あるいは、
加熱プレート21の上面に直接)載置支持させて、加熱
プレート21に基板Wを搬入させる。また、加熱処理が
終わると、基板支持ピン27が下降位置から上昇して、
基板Wを加熱プレート21の上方に持ち上げて加熱プレ
ート21から基板Wを搬出する。加熱プレート21から
持ち上げられた基板Wは、搬送ロボットTR1によって
基板支持ピン27から受け取られて加熱処理部から運び
出される。
基板支持ピン27が昇降可能に貫通されている。これら
の基板支持ピン27は加熱プレート21に対する基板W
の搬入/搬出を行うためのものであり、エアシリンダな
どのアクチュエータ28によって同期して昇降されるよ
うに構成されている。図の二点鎖線で示すように、基板
支持ピン27が上昇された状態で、加熱プレート21の
上方において、搬送ロボットTR1から基板支持ピン2
7に基板Wが受け渡されると、図の実線で示すように、
基板支持ピン27の先端部が加熱プレート21の内部に
収まる下降位置まで基板支持ピン27が下降し、受け取
った基板Wをプロキシミティボール26に(あるいは、
加熱プレート21の上面に直接)載置支持させて、加熱
プレート21に基板Wを搬入させる。また、加熱処理が
終わると、基板支持ピン27が下降位置から上昇して、
基板Wを加熱プレート21の上方に持ち上げて加熱プレ
ート21から基板Wを搬出する。加熱プレート21から
持ち上げられた基板Wは、搬送ロボットTR1によって
基板支持ピン27から受け取られて加熱処理部から運び
出される。
【0044】コントローラ22は、メモリ32を備えた
制御態様決定手段に相当する制御定数決定部29と、温
度制御手段に相当するHP制御部30と、基板支持ピン
昇降制御部31とを備えている。このコントローラ22
は、例えば各部29〜31の処理制御をプログラムに従
って実行するマイクロコンピュータなどで構成されてい
る。
制御態様決定手段に相当する制御定数決定部29と、温
度制御手段に相当するHP制御部30と、基板支持ピン
昇降制御部31とを備えている。このコントローラ22
は、例えば各部29〜31の処理制御をプログラムに従
って実行するマイクロコンピュータなどで構成されてい
る。
【0045】このような構成のもと、加熱処理部HP1
では以下のようにして加熱の制御態様が決定され基板W
の加熱が行われる。即ち、まず基板の処理を行う前に設
定機構23から加熱処理の目標温度と、基準となる基板
Wの重量(以下「基準重量」という)のデータ及びそれ
に対応する加熱制御のPID定数とを設定し、コントロ
ーラ22の制御定数決定部29のメモリ32内に記憶さ
せておく。そして基板処理装置において基板処理開始の
指令がなされると、基板保持アーム7が、一体型カセッ
ト4に向けて移動し、未処理の基板Wを取り出す。この
とき、基板保持アーム7の下面に設けられた電子天秤1
1により基板Wの重力が測定される。測定された基板W
の重量のデータは、コントローラ22の制御定数決定部
29に送信されメモリ32に記憶される。
では以下のようにして加熱の制御態様が決定され基板W
の加熱が行われる。即ち、まず基板の処理を行う前に設
定機構23から加熱処理の目標温度と、基準となる基板
Wの重量(以下「基準重量」という)のデータ及びそれ
に対応する加熱制御のPID定数とを設定し、コントロ
ーラ22の制御定数決定部29のメモリ32内に記憶さ
せておく。そして基板処理装置において基板処理開始の
指令がなされると、基板保持アーム7が、一体型カセッ
ト4に向けて移動し、未処理の基板Wを取り出す。この
とき、基板保持アーム7の下面に設けられた電子天秤1
1により基板Wの重力が測定される。測定された基板W
の重量のデータは、コントローラ22の制御定数決定部
29に送信されメモリ32に記憶される。
【0046】ここで、図5(a)に示すように実線で示
した基準重量の基板Wの温度上昇の勾配に対して、厚み
の薄い即ち重量の軽い基板の温度上昇の勾配は2点鎖線
で示すように傾きの急なものとなり、一方厚みの厚い即
ち重量の重い基板の温度上昇の勾配は1点鎖線で示すよ
うな傾きのなだらかなものとなる。そこで、制御定数決
定部29では、メモリ32に記憶された基準重量のデー
タと今回測定された基板Wの重量のデータとが比較さ
れ、軽いと判断された場合は、基準重量の基板のPID
定数に変更を加え、基準重量の基板と同様の温度上昇の
勾配が得られるようにゲインを下げた出力が得られるよ
うなPID定数を決定し、メモリ32に記憶する。逆
に、重いと判断された場合は、制御定数決定部29は、
基準重量の基板のPID定数に変更を加え、基準重量の
基板と同様の温度上昇の勾配が得られるようにゲインを
上げた出力が得られるようなPID定数を決定し、メモ
リ32に記憶する。そして、当該基板Wを加熱処理部H
P1で加熱処理する際には、決定されたPID定数は制
御定数として目標温度とともにHP制御部30に送られ
る。
した基準重量の基板Wの温度上昇の勾配に対して、厚み
の薄い即ち重量の軽い基板の温度上昇の勾配は2点鎖線
で示すように傾きの急なものとなり、一方厚みの厚い即
ち重量の重い基板の温度上昇の勾配は1点鎖線で示すよ
うな傾きのなだらかなものとなる。そこで、制御定数決
定部29では、メモリ32に記憶された基準重量のデー
タと今回測定された基板Wの重量のデータとが比較さ
れ、軽いと判断された場合は、基準重量の基板のPID
定数に変更を加え、基準重量の基板と同様の温度上昇の
勾配が得られるようにゲインを下げた出力が得られるよ
うなPID定数を決定し、メモリ32に記憶する。逆
に、重いと判断された場合は、制御定数決定部29は、
基準重量の基板のPID定数に変更を加え、基準重量の
基板と同様の温度上昇の勾配が得られるようにゲインを
上げた出力が得られるようなPID定数を決定し、メモ
リ32に記憶する。そして、当該基板Wを加熱処理部H
P1で加熱処理する際には、決定されたPID定数は制
御定数として目標温度とともにHP制御部30に送られ
る。
【0047】HP制御部30では、制御定数決定部29
からPID定数と目標温度が与えられると、図示しない
温度センサからの検出信号によって加熱プレート21の
現在温度を監視し、制御定数決定部29によって決定さ
れたPID定数を用いて、加熱プレート1の現在温度と
目標温度との偏差を打ち消すような加熱機器20に対す
る操作量(電力供給源24から加熱機器20へ供給する
電力量)を順次決定して、その電力量の電力を加熱機器
20に与えるような操作を行う操作信号を操作機器25
に与えて操作機器25を操作しつつフィードバック制御
によって加熱プレート21の温度制御を行い、基板Wを
加熱処理する。
からPID定数と目標温度が与えられると、図示しない
温度センサからの検出信号によって加熱プレート21の
現在温度を監視し、制御定数決定部29によって決定さ
れたPID定数を用いて、加熱プレート1の現在温度と
目標温度との偏差を打ち消すような加熱機器20に対す
る操作量(電力供給源24から加熱機器20へ供給する
電力量)を順次決定して、その電力量の電力を加熱機器
20に与えるような操作を行う操作信号を操作機器25
に与えて操作機器25を操作しつつフィードバック制御
によって加熱プレート21の温度制御を行い、基板Wを
加熱処理する。
【0048】このような加熱プレート21の温度制御を
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて図5(b)
に示すような同一の温度上昇の勾配を持たせた熱処理が
行われる。このような制御を行うことによって基板毎の
昇温速度即ち温度上昇の勾配を同様にでき、基板毎の温
度履歴を同様にすることができる。
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて図5(b)
に示すような同一の温度上昇の勾配を持たせた熱処理が
行われる。このような制御を行うことによって基板毎の
昇温速度即ち温度上昇の勾配を同様にでき、基板毎の温
度履歴を同様にすることができる。
【0049】ここでは、加熱処理部HP1の場合を例に
とり説明したが、密着強化部AH1、各加熱処理部PE
B、HP2においてもHP1と同様の加熱制御が行わ
れ、基板毎の昇温速度即ち温度上昇の勾配を同様にで
き、基板毎の温度履歴を同様にすることができて、レジ
スト塗布後の膜厚均一性や現像後の線幅均一性を向上さ
せることができる。
とり説明したが、密着強化部AH1、各加熱処理部PE
B、HP2においてもHP1と同様の加熱制御が行わ
れ、基板毎の昇温速度即ち温度上昇の勾配を同様にで
き、基板毎の温度履歴を同様にすることができて、レジ
スト塗布後の膜厚均一性や現像後の線幅均一性を向上さ
せることができる。
【0050】<3.冷却処理部の構成>次に本実施の形
態における基板処理装置を構成する冷却処理部について
図6に基づき説明する。なお、他の冷却処理部CP1、
CP3、CP4の構成は概ね同一であるのでここでは冷
却処理部CP2を例にとり説明することとする。
態における基板処理装置を構成する冷却処理部について
図6に基づき説明する。なお、他の冷却処理部CP1、
CP3、CP4の構成は概ね同一であるのでここでは冷
却処理部CP2を例にとり説明することとする。
【0051】冷却処理部CP2は、冷却機器40により
冷却され、上面に基板Wを支持して基板Wに冷却処理を
施す載置プレートに相当する冷却プレート41や、コン
トロ―ラ42、電源ボックスや工場のユーティリティな
どで構成される電力供給源24から冷却機器40へ供給
する電力を操作する操作機器45などを備えている。
冷却され、上面に基板Wを支持して基板Wに冷却処理を
施す載置プレートに相当する冷却プレート41や、コン
トロ―ラ42、電源ボックスや工場のユーティリティな
どで構成される電力供給源24から冷却機器40へ供給
する電力を操作する操作機器45などを備えている。
【0052】冷却プレート41には、冷却プレート41
の温度を検知する図示しない温度センサが内設されてい
る。また、冷却プレート41と下板53との間には冷却
手段に相当する冷却機器40が設けられている。冷却機
器40は、例えば冷却プレートから吸熱して冷却プレー
トを冷却するペルチェ素子で構成されている。
の温度を検知する図示しない温度センサが内設されてい
る。また、冷却プレート41と下板53との間には冷却
手段に相当する冷却機器40が設けられている。冷却機
器40は、例えば冷却プレートから吸熱して冷却プレー
トを冷却するペルチェ素子で構成されている。
【0053】また、図6では、加熱プレート41の上面
に複数個のプロキシミティボール46が配設され、加熱
プレート41の上面から微少間隔隔てて基板Wを支持し
て基板Wに冷却処理を施すように構成しているが、これ
らプロキシミティボール46を省略して、基板Wを冷却
プレート41の上面に直接支持して基板Wに冷却処理を
施すように構成することもある。
に複数個のプロキシミティボール46が配設され、加熱
プレート41の上面から微少間隔隔てて基板Wを支持し
て基板Wに冷却処理を施すように構成しているが、これ
らプロキシミティボール46を省略して、基板Wを冷却
プレート41の上面に直接支持して基板Wに冷却処理を
施すように構成することもある。
【0054】さらに、冷却プレート21には、複数本の
基板支持ピン47が昇降可能に貫通されている。これら
の基板支持ピン47は冷却プレート41に対する基板W
の搬入/搬出を行うためのものであり、エアシリンダな
どのアクチュエータ48によって同期して昇降されるよ
うに構成されている。図の二点鎖線で示すように、基板
支持ピン47が上昇された状態で、冷却プレート41の
上方において、搬送ロボットTR1から基板支持ピン4
7に基板Wが受け渡されると、図の実線で示すように、
基板支持ピン47の先端部が冷却プレート41の内部に
収まる下降位置まで基板支持ピン27が下降し、受け取
った基板Wをプロキシミティボール46に(あるいは、
冷却プレート41の上面に直接)載置支持させて、冷却
プレート41に基板Wを搬入させる。また、冷却処理が
終わると、基板支持ピン47が下降位置から上昇して、
基板Wを冷却プレート41の上方に持ち上げて冷却プレ
ート41から基板Wを搬出する。冷却プレート41から
持ち上げられた基板Wは、搬送ロボットTR1によって
基板支持ピン47から受け取られて冷却処理部から運び
出される。
基板支持ピン47が昇降可能に貫通されている。これら
の基板支持ピン47は冷却プレート41に対する基板W
の搬入/搬出を行うためのものであり、エアシリンダな
どのアクチュエータ48によって同期して昇降されるよ
うに構成されている。図の二点鎖線で示すように、基板
支持ピン47が上昇された状態で、冷却プレート41の
上方において、搬送ロボットTR1から基板支持ピン4
7に基板Wが受け渡されると、図の実線で示すように、
基板支持ピン47の先端部が冷却プレート41の内部に
収まる下降位置まで基板支持ピン27が下降し、受け取
った基板Wをプロキシミティボール46に(あるいは、
冷却プレート41の上面に直接)載置支持させて、冷却
プレート41に基板Wを搬入させる。また、冷却処理が
終わると、基板支持ピン47が下降位置から上昇して、
基板Wを冷却プレート41の上方に持ち上げて冷却プレ
ート41から基板Wを搬出する。冷却プレート41から
持ち上げられた基板Wは、搬送ロボットTR1によって
基板支持ピン47から受け取られて冷却処理部から運び
出される。
【0055】コントローラ42は、メモリ52を備えた
制御態様決定手段に相当する制御定数決定部49と、温
度制御手段に相当するCP制御部50と、基板支持ピン
昇降制御部51とを備えている。このコントローラ42
は、例えば各部49〜51の処理制御をプログラムに従
って実行するマイクロコンピュータなどで構成されてい
る。
制御態様決定手段に相当する制御定数決定部49と、温
度制御手段に相当するCP制御部50と、基板支持ピン
昇降制御部51とを備えている。このコントローラ42
は、例えば各部49〜51の処理制御をプログラムに従
って実行するマイクロコンピュータなどで構成されてい
る。
【0056】このような構成のもと、冷却処理部CP2
では以下のようにして冷却の制御態様が決定され基板W
の冷却が行われる。即ち、加熱処理の場合と同様にまず
基板の処理を行う前に設定機構23から冷却処理の目標
温度と、基準となる基板Wの重量(以下「基準重量」と
いう)のデータ及びそれに対応する冷却制御のPID定
数とを設定し、コントローラ42の制御定数決定部49
のメモリ52内に記憶させておく。そして前述したごと
く、基板保持アーム7により、未処理の基板Wを取り出
た時に、電子天秤11により測定された基板Wの重量の
データが、コントローラ42の制御定数決定部49に送
信され、メモリ52に記憶される。
では以下のようにして冷却の制御態様が決定され基板W
の冷却が行われる。即ち、加熱処理の場合と同様にまず
基板の処理を行う前に設定機構23から冷却処理の目標
温度と、基準となる基板Wの重量(以下「基準重量」と
いう)のデータ及びそれに対応する冷却制御のPID定
数とを設定し、コントローラ42の制御定数決定部49
のメモリ52内に記憶させておく。そして前述したごと
く、基板保持アーム7により、未処理の基板Wを取り出
た時に、電子天秤11により測定された基板Wの重量の
データが、コントローラ42の制御定数決定部49に送
信され、メモリ52に記憶される。
【0057】ここで、図5(c)に示すように実線で示
した基準重量の基板Wの温度下降の勾配に対して、厚み
の薄い即ち重量の軽い基板の温度下降の勾配は2点鎖線
で示すように傾きの急なものとなり、一方厚みの厚い即
ち重量の重い基板の温度下降の勾配は1点鎖線で示すよ
うな傾きのなだらかなものとなる。そこで、制御定数決
定部49では、メモリ52に記憶された基準重量のデー
タと今回測定された基板Wの重量のデータとが比較さ
れ、軽いと判断された場合は、基準重量の基板のPID
定数に変更を加え、基準重量の基板と同様の温度下降の
勾配が得られるようにゲインを下げた出力が得られるよ
うなPID定数を決定し、メモリ52に記憶する。逆
に、重いと判断された場合は、制御定数決定部49は、
基準重量の基板のPID定数に変更を加え、基準重量の
基板と同様の温度下降の勾配が得られるようにゲインを
上げた出力が得られるようなPID定数を決定し、メモ
リ52に記憶する。そして、当該基板Wを冷却処理部C
P2で冷却処理する際には、決定されたPID定数は制
御定数として目標温度とともにCP制御部50に送られ
る。
した基準重量の基板Wの温度下降の勾配に対して、厚み
の薄い即ち重量の軽い基板の温度下降の勾配は2点鎖線
で示すように傾きの急なものとなり、一方厚みの厚い即
ち重量の重い基板の温度下降の勾配は1点鎖線で示すよ
うな傾きのなだらかなものとなる。そこで、制御定数決
定部49では、メモリ52に記憶された基準重量のデー
タと今回測定された基板Wの重量のデータとが比較さ
れ、軽いと判断された場合は、基準重量の基板のPID
定数に変更を加え、基準重量の基板と同様の温度下降の
勾配が得られるようにゲインを下げた出力が得られるよ
うなPID定数を決定し、メモリ52に記憶する。逆
に、重いと判断された場合は、制御定数決定部49は、
基準重量の基板のPID定数に変更を加え、基準重量の
基板と同様の温度下降の勾配が得られるようにゲインを
上げた出力が得られるようなPID定数を決定し、メモ
リ52に記憶する。そして、当該基板Wを冷却処理部C
P2で冷却処理する際には、決定されたPID定数は制
御定数として目標温度とともにCP制御部50に送られ
る。
【0058】CP制御部50では、制御定数決定部49
からPID定数と目標温度が与えられると、図示しない
温度センサからの検出信号によって冷却プレート41の
現在温度を監視し、制御定数決定部49によって決定さ
れたPID定数を用いて、冷却プレート1の現在温度と
目標温度との偏差を打ち消すような冷却機器40に対す
る操作量(電力供給源24から冷却機器40へ供給する
電力量)を順次決定して、その電力量の電力を冷却機器
40に与えるような操作を行う操作信号を操作機器45
に与えて操作機器45を操作しつつフィードバック制御
によって冷却プレート41の温度制御を行い、基板Wに
冷却処理を行う。
からPID定数と目標温度が与えられると、図示しない
温度センサからの検出信号によって冷却プレート41の
現在温度を監視し、制御定数決定部49によって決定さ
れたPID定数を用いて、冷却プレート1の現在温度と
目標温度との偏差を打ち消すような冷却機器40に対す
る操作量(電力供給源24から冷却機器40へ供給する
電力量)を順次決定して、その電力量の電力を冷却機器
40に与えるような操作を行う操作信号を操作機器45
に与えて操作機器45を操作しつつフィードバック制御
によって冷却プレート41の温度制御を行い、基板Wに
冷却処理を行う。
【0059】このような冷却プレート41の温度制御を
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて図5(d)
に示すような同一の温度下降の勾配を持たせた冷却処理
が行われる。このような制御を行うことによって基板毎
の降温速度即ち温度下降の勾配を同様にでき、基板毎の
温度履歴を同様にすることができる。
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて図5(d)
に示すような同一の温度下降の勾配を持たせた冷却処理
が行われる。このような制御を行うことによって基板毎
の降温速度即ち温度下降の勾配を同様にでき、基板毎の
温度履歴を同様にすることができる。
【0060】ここでは、冷却処理部CP2の場合を例に
とり説明したが、各冷却処理部CP1、CP3、CP4
においてもCP2と同様の冷却制御が行われ、基板毎の
降温速度即ち温度下降の勾配を同様にでき、基板毎の温
度履歴を同様にすることができて、レジスト塗布後の膜
厚均一性や現像後の線幅均一性を向上させることができ
る。
とり説明したが、各冷却処理部CP1、CP3、CP4
においてもCP2と同様の冷却制御が行われ、基板毎の
降温速度即ち温度下降の勾配を同様にでき、基板毎の温
度履歴を同様にすることができて、レジスト塗布後の膜
厚均一性や現像後の線幅均一性を向上させることができ
る。
【0061】<4.加熱・冷却処理部の構成>次に本発
明の基板処理装置を構成しうる他の形態の加熱・冷却処
理部の構成について図7に基づき説明する。図7に示し
た加熱・冷却処理部は、基板の加熱処理とともに、加熱
処理後の基板の冷却処理をも可能な形態となっている。
明の基板処理装置を構成しうる他の形態の加熱・冷却処
理部の構成について図7に基づき説明する。図7に示し
た加熱・冷却処理部は、基板の加熱処理とともに、加熱
処理後の基板の冷却処理をも可能な形態となっている。
【0062】図7に示す加熱・冷却処理部は、上面に基
板Wを支持して基板Wに加熱処理或いは冷却処理を施す
載置プレート61と、載置プレート61を加熱するマイ
カヒータからなる加熱機器60と、電源ボックスや工場
のユーティリティなどで構成される電力供給源24から
加熱機器60への電力を操作する操作機器85と、加熱
機器60の下に配置され、冷却液の流路73が形成され
た下板71と、冷却部77からポンプ79によって冷却
水が送液されて冷却液を所定の温度に冷却する熱交換器
78と、冷却液を下板71の流路73と熱交換器78と
の間で循環させるポンプ75と、循環させる冷却液の流
量調整を行う可変バルブ74と、逆止弁76と、コント
ローラ62などを備えている。基板に対して冷却処理を
行う場合、載置プレート61は、下板71の流路73を
流れる冷却液によって冷却される。なお、載置プレート
61には、載置プレートの温度を検知する図示しない温
度センサが内設されている。
板Wを支持して基板Wに加熱処理或いは冷却処理を施す
載置プレート61と、載置プレート61を加熱するマイ
カヒータからなる加熱機器60と、電源ボックスや工場
のユーティリティなどで構成される電力供給源24から
加熱機器60への電力を操作する操作機器85と、加熱
機器60の下に配置され、冷却液の流路73が形成され
た下板71と、冷却部77からポンプ79によって冷却
水が送液されて冷却液を所定の温度に冷却する熱交換器
78と、冷却液を下板71の流路73と熱交換器78と
の間で循環させるポンプ75と、循環させる冷却液の流
量調整を行う可変バルブ74と、逆止弁76と、コント
ローラ62などを備えている。基板に対して冷却処理を
行う場合、載置プレート61は、下板71の流路73を
流れる冷却液によって冷却される。なお、載置プレート
61には、載置プレートの温度を検知する図示しない温
度センサが内設されている。
【0063】コントローラ62は、メモリ82を備えた
制御態様決定手段に相当する制御定数決定部69と、そ
れぞれ温度制御手段に相当するCP制御部70、HP制
御部80とを備えている。このコントローラ62は、例
えば各部69、70、80の処理制御をプログラムに従
って実行するマイクロコンピュータなどで構成されてい
る。
制御態様決定手段に相当する制御定数決定部69と、そ
れぞれ温度制御手段に相当するCP制御部70、HP制
御部80とを備えている。このコントローラ62は、例
えば各部69、70、80の処理制御をプログラムに従
って実行するマイクロコンピュータなどで構成されてい
る。
【0064】このような構成のもと、加熱・冷却処理部
では以下のようにして加熱及び冷却の制御態様が決定さ
れ基板Wの加熱及び冷却が行われる。即ち、まず基板の
処理を行う前に設定機構23から加熱及び冷却処理の目
標温度と、基準となる基板Wの重量(以下「基準重量」
という)のデータ及びそれに対応する加熱制御及び冷却
制御のPID定数とを設定し、コントローラ62の制御
定数決定部69のメモリ82内に記憶させておく。そし
て前述したごとく、基板保持アーム7により、未処理の
基板Wを取り出た時に、電子天秤11により測定された
基板Wの重量のデータが、コントローラ62の制御定数
決定部69に送信され、メモリ82に記憶される。
では以下のようにして加熱及び冷却の制御態様が決定さ
れ基板Wの加熱及び冷却が行われる。即ち、まず基板の
処理を行う前に設定機構23から加熱及び冷却処理の目
標温度と、基準となる基板Wの重量(以下「基準重量」
という)のデータ及びそれに対応する加熱制御及び冷却
制御のPID定数とを設定し、コントローラ62の制御
定数決定部69のメモリ82内に記憶させておく。そし
て前述したごとく、基板保持アーム7により、未処理の
基板Wを取り出た時に、電子天秤11により測定された
基板Wの重量のデータが、コントローラ62の制御定数
決定部69に送信され、メモリ82に記憶される。
【0065】制御定数決定部69では、メモリ82に記
憶された基準重量のデータと今回測定された基板Wの重
量のデータとが比較され、軽いと判断された場合は、基
準重量の基板のPID定数に変更を加え、基準重量の基
板と同様の温度上昇の勾配及び温度下降の勾配が得られ
るようにゲインを下げた出力が得られるようなPID定
数を決定し、メモリ82に記憶する。逆に、重いと判断
された場合は、制御定数決定部69は、基準重量の基板
のPID定数に変更を加え、基準重量の基板と同様の温
度上昇の勾配及び温度下降の勾配が得られるようにゲイ
ンを上げた出力が得られるようなPID定数を決定し、
メモリ82に記憶する。そして、当該基板Wを加熱処
理、冷却処理する際には、決定されたPID定数は制御
定数として目標温度とともにそれぞれHP制御部80及
びCP制御部70に送られる。
憶された基準重量のデータと今回測定された基板Wの重
量のデータとが比較され、軽いと判断された場合は、基
準重量の基板のPID定数に変更を加え、基準重量の基
板と同様の温度上昇の勾配及び温度下降の勾配が得られ
るようにゲインを下げた出力が得られるようなPID定
数を決定し、メモリ82に記憶する。逆に、重いと判断
された場合は、制御定数決定部69は、基準重量の基板
のPID定数に変更を加え、基準重量の基板と同様の温
度上昇の勾配及び温度下降の勾配が得られるようにゲイ
ンを上げた出力が得られるようなPID定数を決定し、
メモリ82に記憶する。そして、当該基板Wを加熱処
理、冷却処理する際には、決定されたPID定数は制御
定数として目標温度とともにそれぞれHP制御部80及
びCP制御部70に送られる。
【0066】HP制御部80では、制御定数決定部69
からPID定数と目標温度が与えられると、図示しない
温度センサからの検出信号によって載置プレート61の
現在温度を監視し、制御定数決定部69によって決定さ
れたPID定数を用いて、載置プレート61の現在温度
と目標温度との偏差を打ち消すような加熱機器60に対
する操作量(電力供給源24から加熱機器60へ供給す
る電力量)を順次決定して、その電力量の電力を加熱機
器60に与えるような操作を行う操作信号を操作機器8
5に与えて操作機器85を操作しつつフィードバック制
御によって載置プレート61の温度制御を行い、基板W
の加熱処理を行う。なお、載置プレート61が加熱制御
されている時には、可変バルブ74は絞られており、下
板71の流路73に対する冷却液の流通が遮断されてい
る。
からPID定数と目標温度が与えられると、図示しない
温度センサからの検出信号によって載置プレート61の
現在温度を監視し、制御定数決定部69によって決定さ
れたPID定数を用いて、載置プレート61の現在温度
と目標温度との偏差を打ち消すような加熱機器60に対
する操作量(電力供給源24から加熱機器60へ供給す
る電力量)を順次決定して、その電力量の電力を加熱機
器60に与えるような操作を行う操作信号を操作機器8
5に与えて操作機器85を操作しつつフィードバック制
御によって載置プレート61の温度制御を行い、基板W
の加熱処理を行う。なお、載置プレート61が加熱制御
されている時には、可変バルブ74は絞られており、下
板71の流路73に対する冷却液の流通が遮断されてい
る。
【0067】このような載置プレート61の温度制御を
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて同一の温度
上昇の勾配を持たせた熱処理が行われる。このような制
御を行うことによって基板毎の昇温速度即ち温度上昇の
勾配を同様にでき、基板毎の温度履歴を同様にすること
ができる。
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて同一の温度
上昇の勾配を持たせた熱処理が行われる。このような制
御を行うことによって基板毎の昇温速度即ち温度上昇の
勾配を同様にでき、基板毎の温度履歴を同様にすること
ができる。
【0068】基板Wに対する載置プレート61での加熱
処理が終了すると加熱機器60への給電を断ち、そのま
ま引き続き載置プレート61で冷却処理を行う。CP制
御部70では、制御定数決定部69から与えられたPI
D定数と目標温度を基にして、図示しない温度センサか
らの検出信号によって載置プレート61の現在温度を監
視し、制御定数決定部69によって決定されたPID定
数を用いて、冷却プレート1の現在温度と目標温度との
偏差を打ち消す冷却液の流量となるように可変バルブ7
4の開閉量を順次決定して、可変バルブ74を操作しつ
つフィードバック制御によって載置プレート61の温度
制御を行い、基板Wの冷却処理を行う。
処理が終了すると加熱機器60への給電を断ち、そのま
ま引き続き載置プレート61で冷却処理を行う。CP制
御部70では、制御定数決定部69から与えられたPI
D定数と目標温度を基にして、図示しない温度センサか
らの検出信号によって載置プレート61の現在温度を監
視し、制御定数決定部69によって決定されたPID定
数を用いて、冷却プレート1の現在温度と目標温度との
偏差を打ち消す冷却液の流量となるように可変バルブ7
4の開閉量を順次決定して、可変バルブ74を操作しつ
つフィードバック制御によって載置プレート61の温度
制御を行い、基板Wの冷却処理を行う。
【0069】このような載置プレート41の温度制御を
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて同一の温度
下降の勾配を持たせた冷却処理が行われる。このような
制御を行うことによって基板毎の降温速度即ち温度下降
の勾配を同様にでき、基板毎の温度履歴を同様にするこ
とができる。
一体型カセット4内に収納された同一の処理を行う基板
W全てに対して行い、全ての基板Wについて同一の温度
下降の勾配を持たせた冷却処理が行われる。このような
制御を行うことによって基板毎の降温速度即ち温度下降
の勾配を同様にでき、基板毎の温度履歴を同様にするこ
とができる。
【0070】上述した実施の形態においては、インデク
サIDの基板保持アーム7に設けられた電子天秤11に
より基板Wの重量を測定し、測定された基板Wの重量の
データを基に加熱制御又は冷却制御を行う構成としてい
たが、基板Wの厚みと重量とは相関関係がある(厚みが
基準となる基板の厚みより厚い場合は、重量も基準とな
る基板の重量より重く、逆に基準となる基板の厚みより
薄い場合は、重量も基準となる基板の重量より軽い)た
め、図8に示すように、インデクサIDの基板搬送機構
6の一体型カセット4側の位置にブラケット90を介し
てCCDカメラ91を取り付け、基板保持アーム7が未
処理の基板Wを一体型カセット4から取り出す際に基板
Wを撮影して基板の厚みを測定し、測定された基板Wの
厚みを基に制御定数決定部29、49、69でその厚み
に応じたPID定数を決定し、重量測定の場合と同様の
加熱制御或いは冷却制御を行うようにしてもかまわな
い。ここでは、CCDカメラ91が厚み測定手段に相当
する。
サIDの基板保持アーム7に設けられた電子天秤11に
より基板Wの重量を測定し、測定された基板Wの重量の
データを基に加熱制御又は冷却制御を行う構成としてい
たが、基板Wの厚みと重量とは相関関係がある(厚みが
基準となる基板の厚みより厚い場合は、重量も基準とな
る基板の重量より重く、逆に基準となる基板の厚みより
薄い場合は、重量も基準となる基板の重量より軽い)た
め、図8に示すように、インデクサIDの基板搬送機構
6の一体型カセット4側の位置にブラケット90を介し
てCCDカメラ91を取り付け、基板保持アーム7が未
処理の基板Wを一体型カセット4から取り出す際に基板
Wを撮影して基板の厚みを測定し、測定された基板Wの
厚みを基に制御定数決定部29、49、69でその厚み
に応じたPID定数を決定し、重量測定の場合と同様の
加熱制御或いは冷却制御を行うようにしてもかまわな
い。ここでは、CCDカメラ91が厚み測定手段に相当
する。
【0071】上記実施の形態では、基板保持アーム7や
基板搬送機構6に電子天秤11やCCDカメラ91を設
けて、未処理の基板を基板保持アームで取り出す際に基
板Wの重量や厚みを測定し、それを基に加熱制御或いは
冷却制御を行うようにしていたが、例えば予め処理する
基板の重量や厚みがわかっている場合には、その重量や
厚みのデータを設定機構23を通じてコントローラに入
力し、それに基づいて加熱制御或いは冷却制御を行うよ
うにしてもかまわない。
基板搬送機構6に電子天秤11やCCDカメラ91を設
けて、未処理の基板を基板保持アームで取り出す際に基
板Wの重量や厚みを測定し、それを基に加熱制御或いは
冷却制御を行うようにしていたが、例えば予め処理する
基板の重量や厚みがわかっている場合には、その重量や
厚みのデータを設定機構23を通じてコントローラに入
力し、それに基づいて加熱制御或いは冷却制御を行うよ
うにしてもかまわない。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、基板毎の熱履歴を一定
にできる。
にできる。
【図1】実施の形態である基板処理装置の全体構成を示
す図である。
す図である。
【図2】実施の形態における基板処理装置におけるの処
理のフローを示す図である。
理のフローを示す図である。
【図3】実施の形態における基板処理装置を構成するイ
ンデクサを示す側部断面模式図である。
ンデクサを示す側部断面模式図である。
【図4】実施の形態における基板処理装置を構成する加
熱処理部を示す図である。
熱処理部を示す図である。
【図5】基板の熱勾配を示す説明図である。
【図6】実施の形態における基板処理装置を構成する冷
却処理部を示す図である。
却処理部を示す図である。
【図7】実施の形態における基板処理装置を構成する加
熱・冷却処理部の構成を示す図である。
熱・冷却処理部の構成を示す図である。
【図8】実施の形態における基板処理装置を構成するイ
ンデクサの他の例を例示した図である。
ンデクサの他の例を例示した図である。
2 一体型カセット 6 基板搬送機構 7 基板保持アーム 11 電子天秤 20、60 加熱機器 21 加熱プレート 22、42、62 コントローラ 29、49、69 制御定数決定部 30、80 HP制御部 40 冷却機器 41 冷却プレート 50、70 CP制御部 61 載置プレート 73 流路 32 コピー操作指定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/00 310 H05B 3/00 310E 5F046 3/68 3/68 H01L 21/30 567 Fターム(参考) 2H025 AB16 AB17 EA01 EA04 EA10 FA01 FA12 2H096 AA25 AA27 GB03 GB07 GB10 3K058 AA00 AA64 AA82 BA00 CA05 CA12 CA23 CA31 CB12 CB15 CB22 CB34 CE13 CE19 CE21 3K092 PP20 QA05 QB32 RF27 TT40 UC07 VV40 5F031 CA01 CA02 CA05 CA07 DA17 GA35 GA36 GA48 GA49 HA33 HA37 HA38 JA04 JA45 JA46 MA24 MA26 MA27 NA02 NA09 5F046 JA04 JA22 KA04 KA07 LA01 LB09
Claims (16)
- 【請求項1】 加熱手段により加熱され、基板を支持し
て基板に加熱処理を施す加熱プレートと、 加熱処理前の個々の基板の重量に応じた加熱の制御態様
を決定する制御態様決定手段と、 前記制御態様決定手段で決定された制御態様に基づいて
前記加熱手段を制御し、前記加熱プレートの温度を所定
の目標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴と
する基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、 加熱処理前の個々の基板の重量を測定する重量測定手段
を備えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板処
理装置において、 前記温度制御手段は、前記加熱プレートの温度について
PID制御を行い、 前記制御態様決定手段は、加熱処理前の個々の基板の重
量に応じて前記PID制御のPID定数を決定すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の基板処理
装置において、 前記重量測定手段は、基板収納容器から基板を取り出す
基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基板を取
り出す際に基板の重量を測定することを特徴とする基板
処理装置。 - 【請求項5】 加熱手段により加熱され、基板を支持し
て基板に加熱処理を施す加熱プレートと、 加熱処理前の個々の基板の厚みに応じた加熱の制御態様
を決定する制御態様決定手段と、 前記制御態様決定手段で決定された制御態様に基づいて
前記加熱手段を制御し、前記加熱プレートの温度を所定
の目標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴と
する基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の基板処理装置におい
て、 加熱処理前の個々の基板の厚みを測定する厚み測定手段
を備えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の基板処
理装置において、 前記温度制御手段は、前記加熱プレートの温度について
PID制御を行い、 前記制御態様決定手段は、加熱処理前の個々の基板の厚
みに応じて前記PID制御のPID定数を決定すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の基板処
理装置において、 前記厚み測定手段は、基板収納容器から基板を取り出す
基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基板を取
り出す際に基板の厚みを測定することを特徴とする基板
処理装置。 - 【請求項9】 冷却手段により冷却され、基板を支持し
て基板に冷却処理を施す冷却プレートと、 冷却処理前の個々の基板の重量に応じた冷却の制御態様
を決定する制御態様決定手段と、 前記制御態様決定手段で決定された制御態様に基づいて
前記冷却手段を制御し、前記冷却プレートの温度を所定
の目標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴と
する基板処理装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の基板処理装置におい
て、 冷却処理前の個々の基板の重量を測定する重量測定手段
を備えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の基
板処理装置において、 前記温度制御手段は前記冷却プレートの温度についてP
ID制御を行い、 前記制御態様制御手段は、前記冷却熱処理前の個々の基
板の重量に応じて前記PID制御のPID定数を決定す
ることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
基板処理装置において、 前記重量測定手段は、基板収納容器から基板を取り出す
基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基板を取
り出す際に基板の重量を測定することを特徴とする基板
処理装置。 - 【請求項13】 冷却手段により冷却され、基板を支持
して基板に冷却処理を施す冷却プレートと、 冷却処理前の個々の基板の厚みに応じた冷却の制御態様
を決定する制御態様決定手段と、 前記制御態様決定手段で決定された制御態様に基づいて
前記冷却手段を制御し、前記冷却プレートの温度を所定
の目標温度に導く温度制御手段とを備えたことを特徴と
する基板処理装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載の基板処理装置にお
いて、 冷却処理前の個々の基板の厚みを測定する厚み測定手段
を備えたことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項15】 請求項13または請求項14に記載の
基板処理装置において、 前記温度制御手段は、前記冷却プレートの温度について
PID制御を行い、 前記制御態様決定手段は、冷却処理前の個々の基板の重
量に応じて前記PID制御のPID定数を決定すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項16】請求項14または請求項15に記載の基
板処理装置において、 前記厚み測定手段は、基板収納容器から基板を取り出す
基板搬送手段に設けられて、基板収納容器から基板を取
り出す際に基板の厚みを測定することを特徴とする基板
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000174341A JP2001358045A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 基板処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001358045A true JP2001358045A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18676403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000174341A Pending JP2001358045A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 基板処理装置 |
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JP (1) | JP2001358045A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007294753A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置、熱処理方法、記憶媒体 |
JP2013051422A (ja) * | 2007-07-11 | 2013-03-14 | Semes Co Ltd | プレート、これを有する基板温度調節装置及びこれを有する基板処理装置。 |
CN111383960A (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-07 | 细美事有限公司 | 用于处理基板的装置和方法 |
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KR20220136647A (ko) * | 2021-04-01 | 2022-10-11 | 주식회사 코비스테크놀로지 | 질량 측정 장치 |
-
2000
- 2000-06-09 JP JP2000174341A patent/JP2001358045A/ja active Pending
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