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JP2001349228A - スタータ兼用ジェネレータ - Google Patents

スタータ兼用ジェネレータ

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Publication number
JP2001349228A
JP2001349228A JP2001012324A JP2001012324A JP2001349228A JP 2001349228 A JP2001349228 A JP 2001349228A JP 2001012324 A JP2001012324 A JP 2001012324A JP 2001012324 A JP2001012324 A JP 2001012324A JP 2001349228 A JP2001349228 A JP 2001349228A
Authority
JP
Japan
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sensor
rotor
stator
generator
crankshaft
Prior art date
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Application number
JP2001012324A
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English (en)
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Tomokazu Sakamoto
友和 坂本
Kazumi Shibata
和己 柴田
Kuniaki Ikui
邦明 生井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Priority to TW090107853A priority patent/TW483981B/zh
Priority to IT2001TO000313A priority patent/ITTO20010313A1/it
Priority to ES200100781A priority patent/ES2204225B1/es
Priority to KR10-2001-0017661A priority patent/KR100422281B1/ko
Priority to CNB011124296A priority patent/CN100385110C/zh
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/04Starting of engines by means of electric motors the motors being associated with current generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/06Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of circuit-makers or -breakers, or pick-up devices adapted to sense particular points of the timing cycle
    • F02P7/067Electromagnetic pick-up devices, e.g. providing induced current in a coil
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
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    • F02P7/067Electromagnetic pick-up devices, e.g. providing induced current in a coil
    • F02P7/0677Mechanical arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/30Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレス回転電機のロータ角度センサとパ
ルサセンサをコンパクトなスペースに装着し、かつ角度
検出精度を向上させる。 【解決手段】 ステータ兼用ジェネレータ1は、クラン
ク軸201の回りに配置されたステータ50と、クラン
ク軸201に固定され、ステータ50の外周に対向する
マグネット62を有するアウタロータ60とからなる。
ステータ50の内周には、センサケース28内に一体的
に収容されるクランク角度センサ29およびパルサセン
サ30が設けられる。ロータ60の、ハブ60aの外周
にはマグネットリング33が嵌め込まれる。クランク角
度センサ29およびパルサセンサ30は一体的に配置さ
れるので、小型化されるし、センサはステータ50に取
り付けられてロータ角度センサとステータとの位置精度
の向上が図られるので、ロータ60の角度位置検出精度
が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタータ兼用ジェ
ネレータに関し、特に、ブラシレスモータからなるスタ
ータの通電タイミングを制御するためのロータ角度セン
サおよびエンジンの点火トリガ用パルサセンサを有する
スタータ兼用ジェネレータに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンには、点火トリガ用としてパル
サセンサつまりパルスピックアップ装置が設けられる。
特開平7−103119号公報には、クランク軸と一体
に回転するフライホイールの外周面に設けられたピック
アップマグネットの通過周期を検出するピックアップセ
ンサをフライホイールカバーの内周面に設けたエンジン
が開示されている。
【0003】一方、クランク軸に固着したマグネットロ
ータとステータとからなるスタータ兼用ジェネレータに
おいて、この回転機をブラシレス方式にしようとした場
合、点火トリガ用パルサセンサとは別に通電タイミング
制御用のロータ角度センサが必要となる。このように、
ロータ角度センサとパルサセンサとを設ける場合、これ
らセンサやリラクタの設置スペースの確保が困難であ
る。また、リラクタをクランク軸のフライホイール上に
加工したり、別体のリラクタプレートを取り付けたりす
る手間がかかる。
【0004】上記状況に鑑み、クランクケースに前記ロ
ータ角度センサを取り付けるようにして、フライホイー
ルに対する加工を回避することが考えられる。図19
は、クランクケースにロータ角度センサを取り付けたス
タータ兼用ジェネレータの断面図、図20はスタータ兼
用ジェネレータの、特にステータ部分の正面図である。
両図において、クランク軸201は軸受209および図
示しない他方の軸受によってクランクケース202に支
持される。クランクケース202から外部に突出してい
るクランク軸201の端部には、マグネット62を内周
面に配置したカップ状のアウタロータ60が固定され
る。
【0005】クランクケース202に取り付けられた隔
壁202aには、クランク軸201と同心に配置された
ステータ50が3本のボルト279で取り付けられる。
また、隔壁202aとステータ50との間にはロータ角
度センサ29が配され、ねじ100で隔壁202aに取
り付けられる。アウタロータ60のハブ60aには環状
のロータ角度センサ用マグネット33aが設けられる。
マグネット33aと前記ロータ角度センサ29の感知部
分とは、互いに対向する。
【0006】アウタロータ60の外周にはリラクタ60
bが形成され、このリラクタ60bをアウタロータ60
の1回転毎に検出してタイミング信号を発するパルサセ
ンサ30Aが設けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記スタータ兼用ジェ
ネレータでは、ロータ角度センサ29とステータ50と
の相対位置関係の精度を高めることが容易ではなく、そ
のためにステータに対するロータの角度位置検出精度を
高めることが困難であった。また、ロータ角度センサは
比較的温度が高いクランクケースに直接取り付けられて
いるので、センサのケースや、センサ素子などに高い耐
熱性が要求されていた。
【0008】本発明の目的は、上記問題点を解消し、検
出精度の向上を図ることができ、小さいスペースにパル
サセンサおよびロータ角度センサならびにこれらのセン
サに対応するマグネットを配置することができるスター
タ兼用ジェネレータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、クランク軸部にブラシレス回転電機を設
けたスタータ兼用ジェネレータにおいて、前記回転電機
の回転角を検出するロータ角度センサを備え、前記ロー
タ角度センサが、前記回転電機のステータに取り付けら
れた点に第1の特徴がある。
【0010】第1の特徴によれば、ロータ角度センサが
ステータに取り付けられるので、両者の相対位置を予定
関係に精度良く合わせることができる。したがって、ス
テータに対するロータの角度位置検出精度を高めること
ができる。
【0011】また、本発明は、前記ロータ角度センサ
が、前記ステータの、エンジン側に配されるとともに、
前記ステータの、前記エンジンの反対側から係合する締
結手段によって取り付けられた点に第2の特徴がある。
【0012】第2の特徴によれば、エンジン側つまりク
ランク軸端から遠くて芯振れが少ない位置で角度検出で
きるので、検出精度が高められるとともに、外側から締
結手段でロータ角度センサの取り付けを行うことができ
るので、組み立て作業性を良好にできる上に、ステータ
ススペースを有効に利用できる。
【0013】また、本発明は、クランク軸に連結された
ロ−タと、ステータとを有するブラシレス形式のスター
タ兼用ジェネレータにおいて、前記ステータ上で共通の
センサケースに収容され、互いに近接して配置された点
火トリガ用のパルサセンサおよびロータ角度センサを具
備した点に第3の特徴がある。
【0014】第3の特徴によれば、パルサセンサおよび
ロータ角度センサをセンサケースに収容して一体に配置
したので、スペースを有効利用できるし、センサに対応
して設けられるリラクタも一体に構成できる。
【0015】また、本発明は、クランク軸方向で、前記
パルサセンサがエンジン寄りに、前記ロータ角度センサ
が前記クランク軸端寄りに配置された点に第4の特徴が
あり、前記パルサセンサおよび前記ロータ角度センサ
が、前記クランク軸回転方向に等間隔で配置された点に
第5の特徴がある。
【0016】さらに、本発明は、前記ロータ角度センサ
が前記クランク軸回転方向に1列に配置された複数の素
子からなり、前記パルサセンサが、前記複数の素子から
なるロータ角度センサの前記クランク軸回転方向幅内に
配置された点に第6の特徴がある。
【0017】第4の特徴によれば、エンジン点火制御に
対するクランク軸の芯ブレの影響を小さくすることがで
き、第5の特徴によれば、製造の容易化が図られる。ま
た、第6の特徴によれば、クランク軸回転方向における
センサのサイズを小さくすることができる。
【0018】またさらに、本発明は、前記ロータが、前
記ステータの外周に沿った内周面を持つ略円筒形状のロ
ータヨークを有するとともに、該ロータヨーク円周方向
には複数の磁石挿入孔が配置され、前記磁石挿入孔に
は、前記ロータヨーク間に一部の空隙を設けて永久磁石
が挿入されている点に第7の特徴がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係
るスタータ兼用ジェネレータを搭載したスクータ型自動
二輪車の本体構造を示す側面透視図である。同図におい
て、車体前部3aと車体後部3bとは低いフロア部4を
介して連結され、車体の骨格をなす車体フレームは、ダ
ウンチューブ6とメインパイプ7とで主要部を構成す
る。メインパイプ7によって支持される燃料タンクおよ
び収納ボックス(共に図示せず)の上方にはシート8が
配置される。
【0020】車体前部3aのステアリングヘッド5に
は、上方に延びたハンドル11および下方に延びたフロ
ントフォーク12が回動自在に軸支され、かつフロント
フォーク12の下端には前輪FWが軸支される。ハンド
ル11の上部は計器盤を含むハンドルカバー13で覆わ
れる。メインパイプ7の立上がり部下端にはブラケット
15が設けられ、このブラケット15には、スイングユ
ニット2のハンガーブラケット18がリンク部材16を
介して揺動自在に連結支持される。
【0021】スイングユニット2の前部には、単気筒の
4ストローク内燃機関Eが搭載される。この内燃機関E
から後方にかけてベルト式無段変速機26が設けられ
る。変速機26の後部には遠心クラッチを介して減速機
27が設けられ、減速機27には後輪RWが軸支され
る。減速機27の上端とメインパイプ7の上部屈曲部と
の間にはリヤクッション22が介装される。内燃機関E
から延出する吸気管23には気化器24が接続され、さ
らに気化器24にはエアクリーナ25が接続される。
【0022】図3は、スイングユニット2をクランク軸
の中心軸に沿って切断した断面図である。スイングユニ
ット2は、左クランクケース202Lおよび右クランク
ケース202Rを合体して構成されるクランクケース2
02で覆われる。クランク軸201は、クランクケース
202Rに固定された軸受208、209により回転自
在に支持される。クランク軸201には、クランクピン
213を介してコンロッド213aが連結される。
【0023】左クランクケース202Lは、ベルト式無
段変速室のケースを兼ねており、左クランクケース20
2Lまで延びたクランク軸201にはベルト駆動プーリ
210が回転可能に設けられる。ベルト駆動プーリ21
0は、固定側プーリ半体210Lと可動側プーリ半体2
10Rとからなり、固定側プーリ半体210Lはクラン
ク軸201の左端部にボス211を介して固着され、そ
の右側に可動側プーリ半体210Rがクランク軸201
にスプライン嵌合され、固定側プーリ半体210Lに接
近・離反することができる。両プーリ半体210L、2
10R間にはVベルト212が巻き掛けられる。
【0024】可動側プーリ半体210Rの右側では、カ
ムプレート215がクランク軸201に固着され、その
外周端に設けたスライドピース215aが、可動側プー
リ半体210Rの外周端で軸方向に形成したカムプレー
ト摺動ボス部210Raに摺動自在に係合する。可動側
プーリ半体210Rのカムプレート215は、外周寄り
がカムプレート215側に傾斜したテーパ面を有し、該
テーパ面と可動プーリ半体210Rとの間の空所にドラ
イウェイトボール216が収容される。
【0025】クランク軸201の回転速度が増大する
と、可動側プーリ半体210Rとカムプレート215間
にあって共に回転するドライウェイトボール216が、
遠心力により遠心方向に移動し、可動側プーリ半体21
0Rはドライウェイトボール216に押圧されて左方に
移動して固定側プーリ半体210Lに接近する。その結
果、両プーリ半体210L、210R間に挟まれたVベ
ルト212は遠心方向に移動し、その巻き掛け径が大き
くなる。
【0026】車両の後部には前記ベルト駆動プーリ21
0に対応する被動プーリ(図示せず)が設けられ、Vベ
ルト212はこの被動プーリに巻き掛けられている。こ
のベルト伝達機構により、内燃機関Eの動力は自動調整
されて遠心クラッチに伝えられ、前記減速機27等を介
して後輪RWを駆動する。
【0027】右クランクケース202R内には、スター
タモータとACジェネレータとを組み合わせたスタータ
兼用ジェネレータ1が配設されている。スタータ兼用ジ
ェネレータ1は、ステータ50と、このステータ50の
外周を回転するアウタロータ60とから構成される。ア
ウタロータ60は、クランク軸201に連結されるカッ
プ状のロータケース63と、このロータケース63の内
周面に収容されるマグネット62を有する。マグネット
62は後述するロータヨークの円周方向に交互に挿貫さ
れたN極およびS極の永久磁石によって構成される。
【0028】アウタロータ60は、クランク軸201の
先端テーパ部に取り付けられ、ボルト253により固定
される。アウタロータ60の内周側に配設されるステー
タ50は、クランクケース202にボルト279で固定
される。アウタロータ60には、その中央円錐部280
aの裾部分をボルト246により固着されるファン28
0が設けられる。ファン280に隣接してラジエータ2
82が設けられ、ラジエータ282はファンカバー28
1により覆われる。
【0029】スタータ兼用ジェネレータ1と軸受209
との間のクランク軸201上には、スプロケット231
が固定され、このスプロケット231にはクランク軸2
01からカムシャフト(図示せず)を駆動するためのチ
ェーンが巻き掛けられる。スプロケット231は、潤滑
オイルを循環させるポンプに動力を伝達するためのギヤ
232と一体的に形成される。
【0030】図11はアウタロータ60のロータヨーク
の要部側面図である。ロータヨーク61は、リング状の
ケイ素鋼板(薄板)を略円筒状に積層して構成され、ロ
ータヨーク61の円周方向に設けられた複数の開口部6
11が設けられる。この複数の開口部611内には、N
極およびS極の永久磁石が交互に配置されて軸方向に挿
入される。開口部611はロータヨーク61の円周方向
に30度間隔で12個形成される。隣接する各開口部6
11の間は補極部613として機能する。
【0031】各開口部611内に挿入される永久磁石6
2の断面形状は、中央部が厚肉の略太鼓状である。開口
部611の形状と永久磁石62の断面形状とは同一では
なく、開口部611に永久磁石62が挿入された状態で
は、各永久磁石62の円周方向に沿った両側部に第1空
隙612が形成され、かつ各永久磁石62の両端部にお
けるステータ側には第2空隙614が形成される。
【0032】永久磁石62を挿入孔(開口部)611の
内壁面に対して全面で当接させるのではなく、内周側つ
まりステータ側の両端部の2点および外周側中央部の1
点の合計3点で当接し、支持させることができる。この
当接点以外の空隙には永久磁石62を固定させるための
接着剤を充填することができる。
【0033】上記3点支持によれば、永久磁石62をロ
ータヨーク61の開口部611内で機械的に保持できる
ようにしながら、両者の間に接着剤の充填に必要十分な
空隙を確保できるので、組み付け工程での作業性の向上
と永久磁石の強固な固定とを両立できる。また、ロータ
ヨーク61の開口部611内で永久磁石62を3点で支
持することにより、開口部611内での永久磁石62の
位置ずれを防止しながら、接着剤の充填空隙を最大限に
確保でき、接着剤による極めて強固な固定が可能にな
る。
【0034】図12は、スタータ兼用ジェネレータ1の
制御系のブロック図であり、上述の各図面と同符号は同
一または同等部分を表している。制御ユニット40は、
バッテリ42の出力電圧VBATTをロジック電圧VDDに変
換してCPU101へ供給するDC−DC変換器102
と、IG(イグニッション)コイル41への給電を制御
して点火プラグ43を所定のタイミングで点火させる点
火制御装置103と、バッテリ電圧VBATTを3相交流電
力に変換してスタータ兼用ジェネレータ1のステータ巻
線53へ供給する3相ドライバ104とを含む。
【0035】スロットルセンサ45は、スロットル開度
θthを検知してCPU101へ通知する。ロータ角度セ
ンサ29は、アウタロータ60の回転位置を検知してC
PU101へ通知する。レギュレータ44は、アウタロ
ータ60の回転に応じて前記ステータ巻線53に発生し
た誘導起電力を所定のバッテリ電圧VBATTに制御して電
源ラインLへ供給する。
【0036】この構成において、エンジン始動時は、C
PU101がロータ角度センサ29により検知されたア
ウタロータ60の回転位置に基づいてステータ巻線53
の励磁タイミングを決定し、3相ドライバ104の各パ
ワーFETのスイッチングタイミングを制御してステー
タ巻線53の各相へ交流電力を供給する。3相ドライバ
104の各パワーFET(Tr1〜Tr6)はCPU1
01によりPWM制御され、そのデューティ比すなわち
駆動トルクは、前記スロットルセンサ45により検知さ
れたスロットル開度θthに基づいて制御される。
【0037】一方、エンジン(内燃機関)Eが始動され
ると、3相ドライバ104からステータ巻線53への給
電が中止され、今度はスタータ兼用ジェネレータ1が内
燃機関Eにより従動的に駆動される。このとき、ステー
タ巻線53には、クランク軸201の回転速度に応じて
起電力が発生する。この起電力はレギュレータ44によ
ってバッテリ電圧VBATTに制御され、その後、電気負荷
へ供給されると共に余剰電力はバッテリ42へ充電され
る。
【0038】次に、前記ロータヨーク61に設けた各空
隙部612,614の作用を説明する。図13は、スタ
ータ兼用ジェネレータ1をスタータモータとして機能さ
せた際の磁束密度分布を示した図であり、図14は、ス
タータ兼用ジェネレータ1をジェネレータとして機能さ
せた際の磁束密度分布を示した図である。
【0039】スタータ兼用ジェネレータ1をスタータモ
ータとして機能させる際、前記制御ユニット40を介し
てバッテリ42から各ステータ巻線53へ励磁電流を供
給すると、図13に示したように、N極に励磁されたス
テータ突極52Nから放射方向に発生した磁力線がS極
永久磁石62Sのステータ側表面から裏面へ抜け、その
多くはロータヨーク61のコア部615および補極部6
13を経由し、隣接するS極に励磁されたステータ突極
52S、ステータコア51を経由して前記N極に励磁さ
れたステータ突極52Nへ戻る。
【0040】ここで、各永久磁石62の円周方向に沿っ
た両側部に形成される第1空隙612により各永久磁石
62の側部から補極部613への漏れ磁束が減ぜられる
ので、磁力線の大部分は各永久磁石62からロータヨー
ク61のコア部615へ抜け、さらに前記補極部613
を経由してステータ50側へ達する。この結果、アウタ
ロータ60とステータ50との間のエアギャップを通過
する磁束の垂直成分が増えるので、空隙612を設けな
い場合に比べて駆動トルクが増加する。さらに、永久磁
石62の両端部におけるステータ側にも、円周方向の磁
路を制限するための空隙614が形成されているので、
ロータヨーク61の内側を通過する漏れ磁束も減少す
る。
【0041】すなわち、永久磁石の両側に形成した2か
所の空隙614のうち一方は、ロータヨーク61の補極
部613からステータ突極52Sへ磁束を効率良く導く
ように作用し、空隙614の他方は、永久磁石62Nか
らロータヨーク61の内側円周部を通過する磁束をステ
ータ突極52Sへ効率良く導くように作用する。この結
果、アウタロータ60とステータ50との間のエアギャ
ップを通過する磁束の垂直成分が更に増え、スタータモ
ータとしての駆動トルクを更に増加させることが可能に
なる。
【0042】一方、スタータ兼用ジェネレータ1をジェ
ネレータとして機能させる際は、図14に示したよう
に、各永久磁石62から発生する磁束がステータ突極お
よびステータコアと共に閉磁路を形成するので、ロータ
の回転数に応じた発電電流をステータ巻線に発生させる
ことができる。
【0043】このように、永久磁石の背面から磁束が流
入する部位613aと空隙614の近傍部位613b,
613cにおける磁力の流れが、始動時のトルクアップ
とジェネレータとしての動作時のフリクション低減に非
常に重要となるため、部位613a、613bおよび6
13cにおいてロータヨーク61と永久磁石62とが高
い精度で当接するよう位置決めすることにより、設計上
の磁力を確保することが可能となる。
【0044】次に、ロータ角度センサおよびパルサセン
サ(以下、両者を統合して「回転検出センサ」と呼ぶ)
のレイアウトについて説明する。図18は各センサの接
続図である。3相のステータ巻線53の端子は、前記3
相ドライバ104との接続のために制御ユニット40の
端子台40aに接続される。ステータ50に設けられた
ロータ角度センサ29は、3個1組で構成される。ま
た、パルサセンサ30は、後述のように、ロータ角度セ
ンサ29と近接配置するようにしてもよいし、アウタロ
ータ60の外周に配置するようにしてもよい。ロータ角
度センサ29およびパルサセンサ30はいずれもホール
ICまたは磁気抵抗(MR)素子から構成することがで
きる。各センサのリード線は、基板31に接続される。
【0045】図1は回転検出センサのレイアウトを示す
スタータ兼用ジェネレータ1の断面図、図4は無段変速
機側から見た回転検出センサのレイアウトを示す図であ
る。環状のステータ50の内周にはセンサケース28が
嵌め込まれ、このセンサケース28内には、前記アウタ
ロータ60のボスの外周に沿って互いに等間隔でロータ
角度センサ29およびパルサセンサ30が設けられる。
ロータ角度センサ29はブラシレスのスタータ兼用ジェ
ネレータ1のステータコイルに対する通電タイミングを
制御するためのものであり、パルサセンサ30はエンジ
ンの点火制御のためのものである。
【0046】ロータ角度センサ29およびパルサセンサ
30は、クランク軸201の軸方向で互いにずれてい
て、ロータ角度センサ29がクランク軸201の端部寄
りつまりファン280側に位置し、パルサセンサ30が
クランク軸201の中央寄りつまりエンジン中心寄りに
位置する。パルサセンサ30をクランク軸201の中央
寄りに位置させることにより、検出精度に対するクラン
ク軸201の芯ブレの影響が小さくなり、エンジン点火
制御の精度が向上する。回転検出センサ29,30のリ
ード線は基板31に接続され、さらに基板31にはワイ
ヤハーネス32が結合される。
【0047】アウタロータ60のハブ60aの外周に
は、ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30に磁
気作用を及ぼすマグネットリング33が嵌め込まれる。
マグネットリング33はロータ角度センサ29およびパ
ルサセンサ30にそれぞれ対応するよう2段着磁され
る。ロータ角度センサ29に対応するマグネットリング
33の一方33aには円周方向に30°ずつ交互にN極
とS極の磁極が形成される(図5参照)。また、パルサ
センサ30に対応するマグネットリング33の他方33
bには、クランク軸201の1回転毎にパルサセンサ3
0が1パルス出力するよう、円周方向の1か所に、15
°〜40°の角度範囲で磁極が形成される(図6参
照)。
【0048】マグネットリング33はプラスチックマグ
ネットリングであるのが好ましい。また、パルサセンサ
30に対応するマグネットリング33bに代えて、図7
のように、プラスチックリング部分33cにマグネット
33dを固着してもよい。
【0049】図4に示すように、ロータ角度センサ29
およびパルサセンサ30は、クランク軸201方向から
見て互いに重ならないよう配置してもよいが、センサケ
ース28をコンパクトにするためには、必ずしもこの配
置に限定されない。図8は、クランク軸201回転方向
でのセンサケース28のサイズを小さくした例を示すセ
ンサ部の要部斜視図である。同図において、パルサセン
サ30はクランク軸201の回転方向に並んだ3個のロ
ータ角度センサ29間、特に、3個のロータ角度センサ
29の真ん中のセンサと軸方向に並んで配置される。こ
の配置によれば、前記クランク軸201回転方向でのセ
ンサケース28のサイズはホールIC3個分の収容スペ
ースを考慮して設定すればよいので、小型化が可能であ
り、かつ、センサケース28内でのマス(質量)の集中
化や重量バランスが良い。なお、センサ29,30のリ
ード線が接続される基板31は平板であり、図示のよう
にその長手方向の端面が、鞍状のセンサケース28の内
壁に沿うよう円弧状に設定されるのがよい。
【0050】図9は、変形例に係るセンサ部の斜視図で
ある。この変形例では、図8と異なり、基板31を回転
検出センサ29,30の上部つまりステータ50の外周
寄りに設けるとともに、センサ29,30からの距離を
均等にするよう、基板31は平板ではなく円弧状に形成
するのがよい。例えば、可撓性のビニール基板を用いれ
ば、容易に円弧状にすることができる。このように、セ
ンサ29,30および基板31の距離を均等にすること
により、センサ29,30の端子の長さと形状が揃うの
で、基板31との接続が容易であり、センサケース28
内でのマスの集中化や重量バランスが良い。
【0051】センサケース28をステータ50に取り付
けるためには、例えば、センサケース28からブラケッ
ト28aを張り出し(図4参照)、このブラケット28
aをステータ50にねじ止めすればよい。また、センサ
ケース28をファン280側からねじ止めしてもよい。
図10はセンサケース28の取付例を示す断面図であ
り、図4と同符号は同一または同等部分を示す。同図に
おいて、センサケース28内にはインサートナット34
が埋め込まれる。なお、インサートナット34の設置位
置は図4に符号34aで示す。ステータ50の前記ファ
ン280側の面にはインシュレータ50aが端面に係合
しているプレート35が当てがわれ、このプレート35
を挟んで、ボルト36をインサ−トナット34に螺挿す
ることによりセンサケース28がステータ50に固定さ
れる。これによれば、センサケース28をステータ50
の径方向に小型化できるため、ステータのスペースが確
保され、コイル巻線を増やすこともできる。
【0052】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図15は、第2実施形態に係るスタータ兼用ジェネレー
タの断面図、図16は、ステータ部分をエンジン中央側
から見た図であり、図1と同符号は同一または同等部分
を示す。両図において、クランク軸201の端部のテー
パ部分には、ハブ60aを有するカップ状のアウタロー
タ60が固定される。ハブ60aはキー70によってク
ランク軸201に対する回転方向の位置が規定される一
方、クランク軸201端部のボルト部分に螺着されたナ
ット71で、クランク軸201の軸方向での動きが規制
されている。
【0053】アウタロータ60のカップ状部分の内周に
は、図1のものと同様、マグネット62を含むロータヨ
ークが設けられ、このロータヨークとハブ60aとの間
の空間にはアウタロータ60と同心でステータ50が配
される。ステータ50は、外側つまりクランク軸201
端部側から挿入された3本のボルト279でクランクケ
ース202の隔壁202aに取り付けられる。
【0054】ステータ50と隔壁202aとの間には、
ロータ角度センサ29を収容したセンサケース72が配
置され、このセンサケース72は前記ボルト279と同
方向からステータ50に挿通された、締結手段としての
ボルト73でステータ50に固定される。すなわち、セ
ンサケース72はボルト279間のスペースを有効に利
用して取り付けられる。
【0055】アウタロータ60のハブ60aには環状の
ロータ角度センサ用マグネット33aが設けられる。マ
グネット33aと前記ロータ角度センサ29の感知部分
とは、互いに対向するよう位置決めされる。
【0056】アウタロータ60の外周にはリラクタ60
bが形成され、このリラクタ60bをアウタロータ60
の1回転毎に検出してタイミング信号を発するパルサセ
ンサ30Aが設けられる。
【0057】前記各センサ29,30Aのリード線や、
ステータ巻線の引き出し部分は、ステータ50と隔壁2
02aとの間に布線され、ケーブルクリップ74で結束
され、ケーブルクリップ74はボルト75でステータ5
0に固定される。
【0058】続いて、ロータ角度センサ部分を更に詳述
する。図17はステータの要部断面図である。同図にお
いて、電気絶縁材料からなるセンサケース72には、イ
ンサートナット76が埋設されている。ステータ50を
貫通したボルト73をインサートナット76に螺挿させ
ることによって、センサケース72をステータ50の側
面に固着させる。センサケース72の、ステータ50内
周寄りにはロータ角度センサ29としてのホール素子が
埋設され、このホール素子のリード線は基板31Aに接
続される。ロータ角度センサ29は、上述のように、3
個1組であり、これらセンサのリード線は基板31A上
にまとめられ、被覆コード78で前記制御ユニット40
に引き出される。ステータ50の両側面には絶縁板77
が配され、この絶縁板77を介して、ステータ50に巻
線53が巻き回される。
【0059】この第2実施形態では、パルサセンサ30
Aをアウタロータ60の外周に配置してリラクタ60b
を検出するようにした。しかし、第1実施形態(図1)
と同様、ロータ角度センサ29とパルサセンサ30Aと
を隣接配置し、アウタロータ60のハブ60a外周に配
置されるマグネット33を検出するようにしても良い。
要は、ロータ角度センサ29およびパルサセンサ30A
のうち、少なくともロータ角度センサ29がステータ5
0に取り付けられていればよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1,2の発明によれば、ロータ角度センサがステータに
取り付けられるので、ロータ角度センサとステータとの
位置精度の向上が図られ、ステータに対するロータの角
度位置検出精度が良好となる。また、請求項2の発明に
よれば、ロータ角度センサをステータに取り付けるとき
の作業性の向上を図ることができる。
【0061】また、請求項2〜請求項7の発明によれ
ば、パルサセンサおよびロータ角度センサをセンサケー
スに収容して一体に配置したので、スペースを有効利用
できるし、センサに対応して設けられるリラクタも一体
に構成できる。特に、請求項4の発明によれば、エンジ
ン点火制御に対するクランク軸の芯ブレの影響を小さく
することができるので、点火時期の精度を向上すること
ができ、請求項5の発明によれば、製造の容易化が図ら
れる。また、請求項6の発明によれば、クランク軸回転
方向におけるセンサのサイズを小さくすることができ
る。
【0062】さらに、請求項7の発明によれば、スター
タとしての始動時のトルクアップとジェネレータとして
の動作時のフリクション低減を図るものにおいて、設計
上の磁力に影響を与えることなく、磁石を容易かつ強固
に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェ
ネレータの断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェ
ネレータを搭載したスクータ型自動二輪車の側面透視図
である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るスタータ兼用ジェ
ネレータを含むエンジンの要部を示す断面図である。
【図4】 無段変速機側から見た回転検出センサのレイ
アウトを示す図である。
【図5】 ロータ角度センサ用マグネットリングの模式
図である。
【図6】 パルサセンサ用マグネットリングの模式図で
ある。
【図7】 変形例に係るパルサセンサ用マグネットリン
グの模式図である。
【図8】 クランク角度センサおよびパルサセンサの配
置を示す斜視図である。
【図9】 クランク角度センサおよびパルサセンサの配
置の変形例を示す斜視図である。
【図10】 センサケースの取付例を示す断面図であ
る。
【図11】 アウタロータのロータヨークの要部側面図
である。
【図12】 スタータ兼用ジェネレータの制御系のブロ
ック図である。
【図13】 スタータ兼用ジェネレータをスタータとし
て機能させた際の磁束密度分布を示した図である。
【図14】 スタータ兼用ジェネレータをジェネレータ
として機能させた際の磁束密度分布を示した図である。
【図15】 第2実施形態に係るスタータ兼用ジェネレ
ータの断面図である。
【図16】 第2実施形態に係るスタータ兼用ジェネレ
ータの、ステータ部分をエンジン側から見た図である。
【図17】 ロータ角度センサの取り付け態様を示すス
テータの要部断面図である。
【図18】 センサの接続図である。
【図19】 従来装置に係るスタータ兼用ジェネレータ
の断面図である。
【図20】 従来技術に係るスタータ兼用ジェネレータ
の、ステータ部分をクランク軸軸端側から見た図であ
る。
【符号の説明】
1…スタータ兼用ジェネレータ、 2…スイングユニッ
ト、 28…センサケース、 29…ロータ角度セン
サ、 30…パルサセンサ、 31…基板、 32…ワ
イヤハーネス、 33…マグネットリング、 50…ス
テータ、 60…アウタロータ、 72…センサケー
ス、 73…ボルト(締結手段)、 201…クランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/18 H02K 7/18 B // G01B 7/30 101 G01B 7/30 101B G01D 5/245 G01D 5/245 X (72)発明者 生井 邦明 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2F063 AA35 BA30 BD16 DA05 DD05 EA03 GA52 GA68 KA02 PA01 ZA01 2F077 CC02 CC08 NN04 NN17 NN24 PP12 PP14 QQ02 QQ11 VV01 VV21 3G019 HA02 HA09 HA13 5H607 BB02 CC07 DD03 FF22 HH01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランク軸部にブラシレス回
    転電機を設けたスタータ兼用ジェネレータにおいて、 前記回転電機の回転角を検出するロータ角度センサを備
    え、 前記ロータ角度センサが、前記回転電機のステータに取
    り付けられたことを特徴とするスタータ兼用ジェネレー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ロータ角度センサが、前記ステータ
    の、エンジン側に配されるとともに、前記ステータの、
    前記エンジンの反対側から係合する締結手段によって取
    り付けられたことを特徴とする請求項1記載のスタータ
    兼用ジェネレータ。
  3. 【請求項3】 エンジンのクランク軸に連結されたロ−
    タと、ステータとを有するブラシレス形式のスタータ兼
    用ジェネレータにおいて、 前記ステータ上で共通のセンサケースに収容され、互い
    に近接して配置された点火トリガ用のパルサセンサおよ
    びロータ角度センサを具備したことを特徴とするスター
    タ兼用ジェネレータ。
  4. 【請求項4】 クランク軸方向で、前記パルサセンサが
    エンジン寄りに、前記ロータ角度センサが前記クランク
    軸端寄りに配置されたことを特徴とする請求項3記載の
    スタータ兼用ジェネレータ。
  5. 【請求項5】 前記パルサセンサおよび前記ロータ角度
    センサが、前記クランク軸回転方向に等間隔で配置され
    たことを特徴とする請求項3または請求項4記載のスタ
    ータ兼用ジェネレータ。
  6. 【請求項6】 前記ロータ角度センサが前記クランク軸
    回転方向に1列に配置された複数の素子からなり、前記
    パルサセンサが、前記複数の素子からなるロータ角度セ
    ンサの前記クランク軸回転方向幅内に配置されたことを
    特徴とする請求項3または請求項4記載のスタータ兼用
    ジェネレータ。
  7. 【請求項7】 前記ロータが、前記ステータの外周に沿
    った内周面を持つ略円筒形状のロータヨークを有すると
    ともに、該ロータヨーク円周方向には複数の磁石挿入孔
    が配置され、 前記磁石挿入孔には、前記ロータヨーク間に一部の空隙
    を設けて永久磁石が挿入されていることを特徴とする請
    求項3記載のスタータ兼用ジェネレータ。
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