JP2001347581A - 製函装置 - Google Patents
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- JP2001347581A JP2001347581A JP2000174970A JP2000174970A JP2001347581A JP 2001347581 A JP2001347581 A JP 2001347581A JP 2000174970 A JP2000174970 A JP 2000174970A JP 2000174970 A JP2000174970 A JP 2000174970A JP 2001347581 A JP2001347581 A JP 2001347581A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】箱体を製函する作業が確実且つ容易に行え、作
業の能率アップを図ることができる製函装置を提供す
る。 【解決手段】箱開口機構6を構成する可動台7を前後方
向に往復移動して、シート状に折畳まれた未製函の箱体
Aを、支持台4の始端側から終端側に向けて移送する。
同時に、前回の製函動作により支持台4の終端側に移送
された未製函の箱体Aを上下一対の吸着子15で吸着保
持した後、略筒状に開口しながら搬送方向に移送する。
略筒状に開口した箱体Aを箱閉塞機構21に供給して、
箱体Aの底部側周縁部に連設したプラップAa,Abを
閉塞し、一側面を開口した形態に製函する。
業の能率アップを図ることができる製函装置を提供す
る。 【解決手段】箱開口機構6を構成する可動台7を前後方
向に往復移動して、シート状に折畳まれた未製函の箱体
Aを、支持台4の始端側から終端側に向けて移送する。
同時に、前回の製函動作により支持台4の終端側に移送
された未製函の箱体Aを上下一対の吸着子15で吸着保
持した後、略筒状に開口しながら搬送方向に移送する。
略筒状に開口した箱体Aを箱閉塞機構21に供給して、
箱体Aの底部側周縁部に連設したプラップAa,Abを
閉塞し、一側面を開口した形態に製函する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばシート状
(又は偏平状)に折畳まれた未製函の箱体を所定形態に
製函する作業に用いられる製函装置に関する。
(又は偏平状)に折畳まれた未製函の箱体を所定形態に
製函する作業に用いられる製函装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の製函装置としては、例えば
図10に示すように、シート状に折畳まれた未製函の箱
体Aを箱送りコンベア40上の開口位置に供給して、未
製函の箱体Aを上下一対の吸着子41(又は保持爪等)
により吸着保持した後、吸着子41,41を離間する方
向に相対移動して、未製函の箱体Aを側面から見て略筒
状に開口保持する。この後、箱体Aの開口側周縁部に連
設されたフラップAa,Abを閉塞する製函装置42が
ある。
図10に示すように、シート状に折畳まれた未製函の箱
体Aを箱送りコンベア40上の開口位置に供給して、未
製函の箱体Aを上下一対の吸着子41(又は保持爪等)
により吸着保持した後、吸着子41,41を離間する方
向に相対移動して、未製函の箱体Aを側面から見て略筒
状に開口保持する。この後、箱体Aの開口側周縁部に連
設されたフラップAa,Abを閉塞する製函装置42が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の製函装
置42は、上下一対の吸着子41を速く開口動作させ
て、未製函の箱体Aを一挙(又は急激)に開口するの
で、箱体Aの一部が破損したり、折れ曲がったり、製函
途中の箱体Aが吸着子41から脱落する等して、開口ミ
スが発生することがある。
置42は、上下一対の吸着子41を速く開口動作させ
て、未製函の箱体Aを一挙(又は急激)に開口するの
で、箱体Aの一部が破損したり、折れ曲がったり、製函
途中の箱体Aが吸着子41から脱落する等して、開口ミ
スが発生することがある。
【0004】また、先に供給された箱体Aを開口する作
業が完了した後、製函済みの箱体Aを次工程に搬送し、
未製函の箱体Aを開口位置に搬送するので、先に供給さ
れたシート状箱体Aの開口動作が完了するまで、次のシ
ート状箱体Aを供給することができず、作業能率が悪い
という問題点を有している。
業が完了した後、製函済みの箱体Aを次工程に搬送し、
未製函の箱体Aを開口位置に搬送するので、先に供給さ
れたシート状箱体Aの開口動作が完了するまで、次のシ
ート状箱体Aを供給することができず、作業能率が悪い
という問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、シート状に折
畳まれた未製函の箱体を搬送方向に移送しながら所定形
態に製函することにより、箱体を製函する作業が確実に
行え、作業の能率アップを図ることができる製函装置の
提供を目的とする。
畳まれた未製函の箱体を搬送方向に移送しながら所定形
態に製函することにより、箱体を製函する作業が確実に
行え、作業の能率アップを図ることができる製函装置の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シート状に折畳まれた未製函の箱体を所定形態に製函す
る製函装置であって、上記未製函の箱体を搬送方向に移
送しながら該箱体を所定形態に製函する箱体製函手段を
備えた製函装置であることを特徴とする。
シート状に折畳まれた未製函の箱体を所定形態に製函す
る製函装置であって、上記未製函の箱体を搬送方向に移
送しながら該箱体を所定形態に製函する箱体製函手段を
備えた製函装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記箱体製函手段に、上記未製函の箱
体が供給される後退位置と、該箱体が放出される前進位
置とに移動する移動手段を備えた製函装置であることを
特徴とする。
の構成と併せて、上記箱体製函手段に、上記未製函の箱
体が供給される後退位置と、該箱体が放出される前進位
置とに移動する移動手段を備えた製函装置であることを
特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記箱体製函手段を、上記未製
函の箱体を略筒状に開口する箱開口手段で構成した製函
装置であることを特徴とする。
2記載の構成と併せて、上記箱体製函手段を、上記未製
函の箱体を略筒状に開口する箱開口手段で構成した製函
装置であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は3記載の構成と併せて、上記箱体製函手段の前段
に、該箱体製函手段に対して未製函の箱体を供給する箱
供給手段を備えた製函装置であることを特徴とする。
又は3記載の構成と併せて、上記箱体製函手段の前段
に、該箱体製函手段に対して未製函の箱体を供給する箱
供給手段を備えた製函装置であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1,2
又は3記載の構成と併せて、上記箱体製函手段の後段
に、上記箱体の開口部を閉塞する箱閉塞手段を備えた製
函装置であることを特徴とする。
又は3記載の構成と併せて、上記箱体製函手段の後段
に、上記箱体の開口部を閉塞する箱閉塞手段を備えた製
函装置であることを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、シート状に折畳まれ
た未製函の箱体を搬送方向に移送しながら所定形態に製
函するので、製函作業に要する移送時間を確保すること
ができると共に、製函に要する作業時間を短縮して、製
函作業の高速化及び能率アップを図ることができる。且
つ、搬送時間を利用して、未製函の箱体をゆっくりと製
函することができるので、箱体が破損したり、折れ曲が
ったりせず、所定形態に製函する作業が確実且つ容易に
行える。
た未製函の箱体を搬送方向に移送しながら所定形態に製
函するので、製函作業に要する移送時間を確保すること
ができると共に、製函に要する作業時間を短縮して、製
函作業の高速化及び能率アップを図ることができる。且
つ、搬送時間を利用して、未製函の箱体をゆっくりと製
函することができるので、箱体が破損したり、折れ曲が
ったりせず、所定形態に製函する作業が確実且つ容易に
行える。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はシート状に折畳まれた未製函の箱体を所
定形態に製函する作業に用いられる製函装置を示し、図
1及び図2に於いて、この製函装置1は、シート状(又
は偏平状)に折畳まれた未製函の箱体Aを上下に積層し
て、装置の始端側上部に配設したシート装填部2に複数
枚(又は多数枚)装填している。
述する。図面はシート状に折畳まれた未製函の箱体を所
定形態に製函する作業に用いられる製函装置を示し、図
1及び図2に於いて、この製函装置1は、シート状(又
は偏平状)に折畳まれた未製函の箱体Aを上下に積層し
て、装置の始端側上部に配設したシート装填部2に複数
枚(又は多数枚)装填している。
【0013】上述のシート装填部2は、上下に積層され
た段ボール紙製の箱体A…を、下部両側に軸支した左右
一対の支持爪3により略水平に支持し、左右一対の支持
爪3を、例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ、
カム等の駆動手段により箱体Aが放出される開角度と、
箱体Aが支持される閉角度とに間欠回動して、複数枚の
箱体A…を下段側から1枚ずつ分離し、搬送路両側部に
架設した支持台4上に放出する。また、連続して搬送さ
れるシート状の箱体Aを1枚ずつ支持台4上に供給して
もよい。
た段ボール紙製の箱体A…を、下部両側に軸支した左右
一対の支持爪3により略水平に支持し、左右一対の支持
爪3を、例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ、
カム等の駆動手段により箱体Aが放出される開角度と、
箱体Aが支持される閉角度とに間欠回動して、複数枚の
箱体A…を下段側から1枚ずつ分離し、搬送路両側部に
架設した支持台4上に放出する。また、連続して搬送さ
れるシート状の箱体Aを1枚ずつ支持台4上に供給して
もよい。
【0014】一方、搬送路下部に配設した箱開口機構6
は、可動台7を、搬送路の一側下部に架設した支持レー
ル9に対して搬送方向と略平行する方向に前後移動可能
に係合し、可動アーム10の上端部を、可動台7の略中
間部に形成した縦長のガイド孔8に係合し、下端部を、
装置下部(又は床部)に設けた枢支部11に連結して、
枢支部11を支点として、可動アーム10を前後揺動可
能に枢支している。
は、可動台7を、搬送路の一側下部に架設した支持レー
ル9に対して搬送方向と略平行する方向に前後移動可能
に係合し、可動アーム10の上端部を、可動台7の略中
間部に形成した縦長のガイド孔8に係合し、下端部を、
装置下部(又は床部)に設けた枢支部11に連結して、
枢支部11を支点として、可動アーム10を前後揺動可
能に枢支している。
【0015】且つ、スライダー12を、可動アーム10
全長に対して上下移動可能に係合すると共に、可動台7
と枢支部11との略中間部に軸支した略円板状を有する
回転板13の周縁部に連結している。
全長に対して上下移動可能に係合すると共に、可動台7
と枢支部11との略中間部に軸支した略円板状を有する
回転板13の周縁部に連結している。
【0016】且つ、回転板13を、減速機付きモータ
(図示省略)により一方向に回転又は正逆回転すると共
に、可動アーム10を前後方向(搬送方向)に揺動し
て、可動台7を、支持台4の始端側に載置された未製函
の箱体Aを受け取る後退位置と、製函済みの箱体Aを後
述する箱送りコンベア22の間に供給又は放出する前進
位置とに往復移動する。また、上述の可動台7を、例え
ばクランク機構やチェーン機構、ネジ送り機構等により
前後移動してもよい。
(図示省略)により一方向に回転又は正逆回転すると共
に、可動アーム10を前後方向(搬送方向)に揺動し
て、可動台7を、支持台4の始端側に載置された未製函
の箱体Aを受け取る後退位置と、製函済みの箱体Aを後
述する箱送りコンベア22の間に供給又は放出する前進
位置とに往復移動する。また、上述の可動台7を、例え
ばクランク機構やチェーン機構、ネジ送り機構等により
前後移動してもよい。
【0017】一方、可動台7の始端側に、プッシャー1
4(又はキッカー)を、支持台4の始端側に積載される
箱体Aの端部と対向して配設すると共に、支持台4上に
放出された箱体Aの端部に当接される突出位置と、その
当接が回避される降下位置とに出没動作する。また、プ
ッシャー14を、シート装填部2に装填された最下段の
箱体A端部に当接して、1枚ずつ繰り出してもよい。
4(又はキッカー)を、支持台4の始端側に積載される
箱体Aの端部と対向して配設すると共に、支持台4上に
放出された箱体Aの端部に当接される突出位置と、その
当接が回避される降下位置とに出没動作する。また、プ
ッシャー14を、シート装填部2に装填された最下段の
箱体A端部に当接して、1枚ずつ繰り出してもよい。
【0018】且つ、可動台7の始端側には、例えば吸気
ブロワーや真空ポンプ等の負圧発生源(図示省略)に接
続された柔軟性を有する吸着子15を、支持台4の終端
側に移送される箱体Aの上下面と対向して配設してい
る。
ブロワーや真空ポンプ等の負圧発生源(図示省略)に接
続された柔軟性を有する吸着子15を、支持台4の終端
側に移送される箱体Aの上下面と対向して配設してい
る。
【0019】上側の吸着子15は、可動台7の終端側上
部に水平軸架した支軸16の遊端側に取付けられ、支軸
16の基端側に連結したアーム17を、可動台7の前後
移動により搬送路の一側上部に架設したカムレール18
に沿って高位側と低位側とに走行移動して、箱体Aの上
面と対向する方向に回動する。
部に水平軸架した支軸16の遊端側に取付けられ、支軸
16の基端側に連結したアーム17を、可動台7の前後
移動により搬送路の一側上部に架設したカムレール18
に沿って高位側と低位側とに走行移動して、箱体Aの上
面と対向する方向に回動する。
【0020】アーム17を、カムレール18の高位側に
移動したとき、箱体Aの移送が許容される高さで、箱体
Aの上面と対向する姿勢に回動復帰し、低位側に移動し
たとき、箱体Aを略筒状に開口する姿勢に回動する。カ
ムレール18の高位側と低位側との間を滑らかな斜面又
は曲面に形成している。
移動したとき、箱体Aの移送が許容される高さで、箱体
Aの上面と対向する姿勢に回動復帰し、低位側に移動し
たとき、箱体Aを略筒状に開口する姿勢に回動する。カ
ムレール18の高位側と低位側との間を滑らかな斜面又
は曲面に形成している。
【0021】下側の吸着子15は、上側の吸着子15と
対向する位置に配設され、箱体Aの下面に押付けられる
上昇位置と、箱体Aの移送が許容される降下位置とに上
下動される。上昇時に於て、上側の吸着子15に対して
箱体A上面が押付けられる高さに持ち上げる(例えば略
5mm程度又は略5mm以上、以下の寸法でもよい)。
対向する位置に配設され、箱体Aの下面に押付けられる
上昇位置と、箱体Aの移送が許容される降下位置とに上
下動される。上昇時に於て、上側の吸着子15に対して
箱体A上面が押付けられる高さに持ち上げる(例えば略
5mm程度又は略5mm以上、以下の寸法でもよい)。
【0022】一方、支持台4の終端側に、ストッパー1
9を、プッシャー14により移送される箱体Aの端部と
対向して配設すると共に、箱体Aの端部に当接される突
出位置と、その当接が回避される降下位置とに出没動作
して、箱体Aを、上下の吸着子15により吸着可能な位
置に停止又は規制する。また、前述の支持台4及び下側
箱送りコンベア22は、プッシャー14及び下側吸着子
15の前後移動が許容される間隔に隔てて配設してい
る。
9を、プッシャー14により移送される箱体Aの端部と
対向して配設すると共に、箱体Aの端部に当接される突
出位置と、その当接が回避される降下位置とに出没動作
して、箱体Aを、上下の吸着子15により吸着可能な位
置に停止又は規制する。また、前述の支持台4及び下側
箱送りコンベア22は、プッシャー14及び下側吸着子
15の前後移動が許容される間隔に隔てて配設してい
る。
【0023】なお、プッシャー14と、吸着子15と、
ストッパー19は、例えばエアーシリンダやソレノイ
ド、等の駆動手段により駆動される。
ストッパー19は、例えばエアーシリンダやソレノイ
ド、等の駆動手段により駆動される。
【0024】一方、装置の終端側に配設した箱閉塞機構
21は、箱送りコンベア22を、上述の箱開口機構6に
より略筒状に開口される箱体Aの上下面と対向して架設
し、略筒状に組立てられた箱体Aを、上下に張架した無
端帯23(例えばベルトやチェーン等)で保持して搬送
方向に搬送する。
21は、箱送りコンベア22を、上述の箱開口機構6に
より略筒状に開口される箱体Aの上下面と対向して架設
し、略筒状に組立てられた箱体Aを、上下に張架した無
端帯23(例えばベルトやチェーン等)で保持して搬送
方向に搬送する。
【0025】上下の無端帯23は、減速機付きモータ
(図示省略)により搬送方向に連動して回転され、無端
帯23全長に対して所定間隔に隔てて取付けられた前後
の支持片24…により箱体Aを1箱ずつ保持して搬送す
る。
(図示省略)により搬送方向に連動して回転され、無端
帯23全長に対して所定間隔に隔てて取付けられた前後
の支持片24…により箱体Aを1箱ずつ保持して搬送す
る。
【0026】搬送路右側部に架設した折込みガイド25
は、箱送りコンベア22による搬送力を利用して、箱体
Aの前側短辺部に連設されたフラップAaを内側に折畳
みガイドする。その後方側に架設した折込みガイド26
は、箱体の両側長辺部に連設されたフラップAbを内側
に折畳みガイドする。
は、箱送りコンベア22による搬送力を利用して、箱体
Aの前側短辺部に連設されたフラップAaを内側に折畳
みガイドする。その後方側に架設した折込みガイド26
は、箱体の両側長辺部に連設されたフラップAbを内側
に折畳みガイドする。
【0027】搬送路右側部に軸支した折込みアーム27
は、箱体Aの後側短辺部に連設されたフラップAaを内
側に折畳む方向に水平回動され、通常は、箱体Aの搬送
が許容される待機位置に回動停止している。
は、箱体Aの後側短辺部に連設されたフラップAaを内
側に折畳む方向に水平回動され、通常は、箱体Aの搬送
が許容される待機位置に回動停止している。
【0028】折込みガイド25の両側部に配設した噴射
装置28は、接着剤Bを供給する接着剤供給源(図示省
略)に接続され、箱体Aの前側短辺部と後短辺部とに連
設したフラップAaが折畳まれたとき、そのフラップA
aの所定部分に対して適量の接着剤B(例えばホットメ
ルト等)を吹き付ける。また、25,26,27,28
を搬送路左側部に設けてもよい。
装置28は、接着剤Bを供給する接着剤供給源(図示省
略)に接続され、箱体Aの前側短辺部と後短辺部とに連
設したフラップAaが折畳まれたとき、そのフラップA
aの所定部分に対して適量の接着剤B(例えばホットメ
ルト等)を吹き付ける。また、25,26,27,28
を搬送路左側部に設けてもよい。
【0029】この後、短辺側のフラップAaに、折込み
ガイドにより折畳みガイドされる長辺側のフラップAb
を押付けて、閉塞状態に接着固定する。また、接着剤B
の代わりに、例えば止め金や粘着テープ等の閉塞手段を
用いてもよい。
ガイドにより折畳みガイドされる長辺側のフラップAb
を押付けて、閉塞状態に接着固定する。また、接着剤B
の代わりに、例えば止め金や粘着テープ等の閉塞手段を
用いてもよい。
【0030】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、製函装置1によりシート状に折畳まれた未製
函の箱体Aを所定形態に製函する動作を説明する。先
ず、図1、図3に示すように、シート装填部2から繰り
出されるシート状の箱体Aを支持台4の始端側に1枚載
置し、前回の送り動作により支持台4の終端側に移送さ
れた未製函の箱体Aを、下側の吸着子15により所定高
さに持ち上げて、上下一対の吸着子15により箱体Aの
上下面を吸着保持する。
て、以下、製函装置1によりシート状に折畳まれた未製
函の箱体Aを所定形態に製函する動作を説明する。先
ず、図1、図3に示すように、シート装填部2から繰り
出されるシート状の箱体Aを支持台4の始端側に1枚載
置し、前回の送り動作により支持台4の終端側に移送さ
れた未製函の箱体Aを、下側の吸着子15により所定高
さに持ち上げて、上下一対の吸着子15により箱体Aの
上下面を吸着保持する。
【0031】次に、図2、図4に示すように、箱開口機
構6を構成する可動台7を前進移動させて、下側の吸着
子15により箱体Aの下面側を吸着保持したまま、上側
の吸着子15を後方(矢印方向)に回動して、図6及び
図7に示すように、未製函の箱体Aを側面から見て略筒
状に開口しながら搬送方向に移送する。ストッパー19
を降下して、略筒状に開口した箱体Aを、箱閉塞機構2
1を構成する上下箱送りコンベア22,22の間に供給
する。
構6を構成する可動台7を前進移動させて、下側の吸着
子15により箱体Aの下面側を吸着保持したまま、上側
の吸着子15を後方(矢印方向)に回動して、図6及び
図7に示すように、未製函の箱体Aを側面から見て略筒
状に開口しながら搬送方向に移送する。ストッパー19
を降下して、略筒状に開口した箱体Aを、箱閉塞機構2
1を構成する上下箱送りコンベア22,22の間に供給
する。
【0032】同時に、支持台4の始端側に載置された未
製函の箱体Aを、予め突出したプッシャー14により搬
送方向に水平移動させ、支持台4の終端側に突出したス
トッパー19に当接して、定位置に供給停止又は規制す
る。
製函の箱体Aを、予め突出したプッシャー14により搬
送方向に水平移動させ、支持台4の終端側に突出したス
トッパー19に当接して、定位置に供給停止又は規制す
る。
【0033】続いて、次の箱体Aを製函する動作に移行
するとき、図5に示すように、プッシャー14を降下さ
せ、上下の吸着子15による吸着保持を解除した後、可
動台7を、図3に示す初期位置に後退移動させながら、
上側の吸着子15を前方(矢印方向)に回動し、下側の
吸着子15を降下して、次の箱体Aを吸着する位置まで
復帰する。
するとき、図5に示すように、プッシャー14を降下さ
せ、上下の吸着子15による吸着保持を解除した後、可
動台7を、図3に示す初期位置に後退移動させながら、
上側の吸着子15を前方(矢印方向)に回動し、下側の
吸着子15を降下して、次の箱体Aを吸着する位置まで
復帰する。
【0034】一方、箱開口機構6により略筒状に組立て
られた箱体Aを、上下の箱送りコンベア22により保持
して搬送方向に搬送すると共に、図8にも示すように、
箱体Aの前側短辺部に連設したフラップAaを折込みガ
イド25により内側に折畳み、箱体Aの後側短辺部に連
設したフラップAaを折込みアーム27により内側に折
畳む。且つ、短辺側のフラップAaを折畳んだとき、噴
射装置28から噴射される接着剤BをフラップAaに対
して適量を吹き付ける。
られた箱体Aを、上下の箱送りコンベア22により保持
して搬送方向に搬送すると共に、図8にも示すように、
箱体Aの前側短辺部に連設したフラップAaを折込みガ
イド25により内側に折畳み、箱体Aの後側短辺部に連
設したフラップAaを折込みアーム27により内側に折
畳む。且つ、短辺側のフラップAaを折畳んだとき、噴
射装置28から噴射される接着剤BをフラップAaに対
して適量を吹き付ける。
【0035】この後、箱体Aの両側長辺部に連設したフ
ラップAbを折込みガイド26により内側に折畳むと共
に、短辺側のフラップAaに長辺側のフラップAbを押
付けて閉塞状態に接着固定して、図9に示すように、未
製函の箱体Aを一側面を開口した形態に製函した後、次
工程(箱詰め工程)に搬送する。以下、上述と同様にし
て、シート状に折畳まれた未製函の箱体Aを供給する動
作と、略筒状に開口する動作とを略同時に行い、箱体B
の製函作業を継続して行う。
ラップAbを折込みガイド26により内側に折畳むと共
に、短辺側のフラップAaに長辺側のフラップAbを押
付けて閉塞状態に接着固定して、図9に示すように、未
製函の箱体Aを一側面を開口した形態に製函した後、次
工程(箱詰め工程)に搬送する。以下、上述と同様にし
て、シート状に折畳まれた未製函の箱体Aを供給する動
作と、略筒状に開口する動作とを略同時に行い、箱体B
の製函作業を継続して行う。
【0036】以上のように、シート状に折畳まれた未製
函の箱体Aを搬送方向に移送しながら所定形態に製函す
るので、略筒状に開口するのに要する移送時間を確保す
ることができると共に、製函作業に要する時間を短縮し
て、製函作業の高速化及び製函能力、作業能率の向上を
図ることができる。且つ、搬送時間を利用して、未製函
の箱体Aをゆっくりと製函することができるので、箱体
Aが破損したり、折れ曲がったりせず、所定形態に製函
する作業が確実且つ容易に行える。
函の箱体Aを搬送方向に移送しながら所定形態に製函す
るので、略筒状に開口するのに要する移送時間を確保す
ることができると共に、製函作業に要する時間を短縮し
て、製函作業の高速化及び製函能力、作業能率の向上を
図ることができる。且つ、搬送時間を利用して、未製函
の箱体Aをゆっくりと製函することができるので、箱体
Aが破損したり、折れ曲がったりせず、所定形態に製函
する作業が確実且つ容易に行える。
【0037】しかも、略筒状に開口された箱体Aを、上
下一対の箱送りコンベア22により保持して搬送間隔及
び搬送速度を制御するので、所定間隔に隔てて低速度で
搬送することができ、高い製函能力を有する装置の全長
を短縮して、小型化を図ることができる。
下一対の箱送りコンベア22により保持して搬送間隔及
び搬送速度を制御するので、所定間隔に隔てて低速度で
搬送することができ、高い製函能力を有する装置の全長
を短縮して、小型化を図ることができる。
【0038】さらに、可動台7を、後退位置と前進位置
とに往復移動して製函するので、供給作業及び製函作業
が能率的に行える。加えて、未製函の箱体Aを、シート
装填部2及びプッシャー14により供給したり、箱体A
の開口側周縁部に連設したプラップAa,Abを箱閉塞
機構21により閉塞したりするので、箱体Aを供給及び
閉塞する作業が機械的に行え、作業の省力化を図ること
ができる。
とに往復移動して製函するので、供給作業及び製函作業
が能率的に行える。加えて、未製函の箱体Aを、シート
装填部2及びプッシャー14により供給したり、箱体A
の開口側周縁部に連設したプラップAa,Abを箱閉塞
機構21により閉塞したりするので、箱体Aを供給及び
閉塞する作業が機械的に行え、作業の省力化を図ること
ができる。
【0039】さらにまた、シート状に折畳まれた箱体A
の上下面を上下一対の吸着子15で吸着保持して略筒状
に開口するので、搬送方向に移送しながら所定形態に製
函する作業がスムースに行える。
の上下面を上下一対の吸着子15で吸着保持して略筒状
に開口するので、搬送方向に移送しながら所定形態に製
函する作業がスムースに行える。
【0040】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の箱体製函手段及び箱開口手段は、
実施例の箱開口機構6及び吸着子15と、カムレール1
8とに対応し、以下同様に、移動手段は、可動台7と、
支持レール8と、可動アーム10と、支持板13とに対
応し、箱供給手段は、シート装填部2と、プッシャー1
4とに対応し、箱閉塞手段は、箱閉塞機構21及び箱送
りコンベア22と、折込みガイド25,26と、折込み
アーム27と、噴射装置28とに対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
において、この発明の箱体製函手段及び箱開口手段は、
実施例の箱開口機構6及び吸着子15と、カムレール1
8とに対応し、以下同様に、移動手段は、可動台7と、
支持レール8と、可動アーム10と、支持板13とに対
応し、箱供給手段は、シート装填部2と、プッシャー1
4とに対応し、箱閉塞手段は、箱閉塞機構21及び箱送
りコンベア22と、折込みガイド25,26と、折込み
アーム27と、噴射装置28とに対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0041】上述した製函装置1による製函速度を、例
えば箱体Aの材質や厚み、硬度等に応じて可変調節して
もよい。また、例えば厚紙や繊維、プラスチック等の材
質で形成した箱体を製函する作業にも用いることができ
る。
えば箱体Aの材質や厚み、硬度等に応じて可変調節して
もよい。また、例えば厚紙や繊維、プラスチック等の材
質で形成した箱体を製函する作業にも用いることができ
る。
【図1】 製函装置による箱体の製函動作を示す側面
図。
図。
【図2】 箱開口機構による箱送り動作を示す平面図。
【図3】 吸着子による吸着状態を示す側面図。
【図4】 箱体の開口動作及び箱送り動作を示す側面
図。
図。
【図5】 箱開口機構の後退動作を示す側面図。
【図6】 シート状に折畳まれた未製函の箱体を示す斜
視図。
視図。
【図7】 略筒状に開口した箱体を示す斜視図。
【図8】 箱体のフラップ折畳み状態を示す斜視図。
【図9】 上面側を開口した形態に製函された箱体を示
す斜視図。
す斜視図。
【図10】 従来例の製函装置による製函動作を示す側
面図。
面図。
A…箱体 Aa,Ab…フラップ B…接着剤 1…製函装置 2…シート装填部 4…支持台 6…箱開口機構 7…可動台 14…プッシャー 15…吸着子 18…カムレール 21…箱閉塞機構 22…箱送りコンベア 25,26…折込みガイド 27…折込みアーム 28…噴射装置
Claims (5)
- 【請求項1】シート状に折畳まれた未製函の箱体を所定
形態に製函する製函装置であって、上記未製函の箱体を
搬送方向に移送しながら該箱体を所定形態に製函する箱
体製函手段を備えた製函装置。 - 【請求項2】上記箱体製函手段に、上記未製函の箱体が
供給される後退位置と、該箱体が放出される前進位置と
に移動する移動手段を備えた請求項1記載の製函装置。 - 【請求項3】上記箱体製函手段を、上記未製函の箱体を
略筒状に開口する箱開口手段で構成した請求項1又は2
記載の製函装置。 - 【請求項4】上記箱体製函手段の前段に、該箱体製函手
段に対して未製函の箱体を供給する箱供給手段を備えた
請求項1,2又は3記載の製函装置。 - 【請求項5】上記箱体製函手段の後段に、上記箱体の開
口部を閉塞する箱閉塞手段を備えた請求項1,2又は3
記載の製函装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000174970A JP2001347581A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 製函装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000174970A JP2001347581A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 製函装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001347581A true JP2001347581A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18676916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000174970A Pending JP2001347581A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 製函装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001347581A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005001304A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Ushio Lighting Inc | 製函システム |
CN102756491A (zh) * | 2012-07-24 | 2012-10-31 | 宁夏金世纪包装印刷有限公司 | 单面多工位旋转压泡压盒机 |
CN103770371A (zh) * | 2014-01-03 | 2014-05-07 | 星光印刷(苏州)有限公司 | 面纸包覆复合层叠式机构 |
CN103770370A (zh) * | 2013-08-09 | 2014-05-07 | 曹臣明 | 方筒式纸盒糊盒机 |
-
2000
- 2000-06-12 JP JP2000174970A patent/JP2001347581A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005001304A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Ushio Lighting Inc | 製函システム |
CN102756491A (zh) * | 2012-07-24 | 2012-10-31 | 宁夏金世纪包装印刷有限公司 | 单面多工位旋转压泡压盒机 |
CN103770370A (zh) * | 2013-08-09 | 2014-05-07 | 曹臣明 | 方筒式纸盒糊盒机 |
CN103770371A (zh) * | 2014-01-03 | 2014-05-07 | 星光印刷(苏州)有限公司 | 面纸包覆复合层叠式机构 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050128 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070419 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070501 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070904 |