JP2001214988A - パイプ固定具 - Google Patents
パイプ固定具Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/22—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
- F16L3/223—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 パイプをボデーパネルに取付けるに際して、
簡単な取付け作業であって、十分な保持強度を維持しつ
つ、帯電したパイプの電荷をボデーに放電できるパイプ
固定具を提供する。 【解決手段】 スタッド受入穴が形成された基体9と、
開口部への押し込みによりパイプ19〜23を保持する
パイプグリップ11〜15を備え、基体9のスタッド受
入穴には、スタッド6に係止する係止爪27が形成され
た、プラスチック材料で成るパイプ保持具2と;脚25
によって該パイプ保持具に取付けられる、導電性材料で
成る電気接続部材3とから構成され;電気接続部材3は
該パイプグリップに保持されたパイプ21に接触するパ
イプ接触部29と、スタッド受入穴にあるスタッドに接
触するスタッド接触部30とを備え、パイプ21をスタ
ッド6を経由してボデーパネルに電気的に接続する。
簡単な取付け作業であって、十分な保持強度を維持しつ
つ、帯電したパイプの電荷をボデーに放電できるパイプ
固定具を提供する。 【解決手段】 スタッド受入穴が形成された基体9と、
開口部への押し込みによりパイプ19〜23を保持する
パイプグリップ11〜15を備え、基体9のスタッド受
入穴には、スタッド6に係止する係止爪27が形成され
た、プラスチック材料で成るパイプ保持具2と;脚25
によって該パイプ保持具に取付けられる、導電性材料で
成る電気接続部材3とから構成され;電気接続部材3は
該パイプグリップに保持されたパイプ21に接触するパ
イプ接触部29と、スタッド受入穴にあるスタッドに接
触するスタッド接触部30とを備え、パイプ21をスタ
ッド6を経由してボデーパネルに電気的に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の燃料やブレー
キ油等を給送するパイプを自動車の車体等のボデーパネ
ルに保持させるためのパイプ固定具に関する。
キ油等を給送するパイプを自動車の車体等のボデーパネ
ルに保持させるためのパイプ固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料パイプ等のパイプを自動車のボデー
パネルに保持させるため、プラスチック製のパイプ保持
具が幾つか開発され(例えば、実開平7−22189号
公報を参照されたい)、コストの低減に寄与している。
また、燃料パイプやブレーキパイプ等についても、ゴム
製パイプからナイロン製パイプにすることでコストを低
減することができた。ところが、ナイロン製パイプの場
合、燃料の給送中の燃料とパイプとの摩擦でパイプが帯
電してしまい、パイプの外表面においてスパークが発生
してパイプ表面のコーティングにピンホールができる不
具合が発生し、あるいは帯電したパイプと燃料とが反発
しあって燃料の給送が滑らかでなくなるといった不具合
があった。
パネルに保持させるため、プラスチック製のパイプ保持
具が幾つか開発され(例えば、実開平7−22189号
公報を参照されたい)、コストの低減に寄与している。
また、燃料パイプやブレーキパイプ等についても、ゴム
製パイプからナイロン製パイプにすることでコストを低
減することができた。ところが、ナイロン製パイプの場
合、燃料の給送中の燃料とパイプとの摩擦でパイプが帯
電してしまい、パイプの外表面においてスパークが発生
してパイプ表面のコーティングにピンホールができる不
具合が発生し、あるいは帯電したパイプと燃料とが反発
しあって燃料の給送が滑らかでなくなるといった不具合
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】燃料パイプ等の帯電に
よる不具合を解消するため、実開平4−58683号公
報は、パイプを導電性樹脂の支持部材によって支持して
パイプの電荷をボデーパネルに流すのを提案している。
しかしながら、この支持部材は、全体を導電性にするた
め、どうしてもポリプロピレン等の柔らかい材料を用い
てその中に導電性材料を混合している。このように支持
部材が柔らかいため、パイプの保持力を大きくできない
という不利がある。例えば、上記実開平4−58683
号公報の第3図のパイプ固定具の場合、自動車のような
振動の多い場所ではパイプが外れてしまい、第1図及び
第2図に示されるように、パイプ全体を包囲する等の面
倒な取付け作業になっていた。上記の実開平7−221
89号公報に図示のようなパイプ保持具の場合には、ポ
リアセタール等の剛性で且つ可撓性のプラスチック材料
で成形されて、パイプの保持力が大きく、パイプをグリ
ップに押し込むだけの簡単な操作でパイプの固定作業が
できるので、作業効率もよい。そこで、このポリアセタ
ール等の剛性で且つ可撓性のプラスチック材料を導電性
にすればよいのであるが、ポリアセタール樹脂は導電性
材料の混合によって硬くてもろくなってしまうので、必
要な保持強度が得られなかった。
よる不具合を解消するため、実開平4−58683号公
報は、パイプを導電性樹脂の支持部材によって支持して
パイプの電荷をボデーパネルに流すのを提案している。
しかしながら、この支持部材は、全体を導電性にするた
め、どうしてもポリプロピレン等の柔らかい材料を用い
てその中に導電性材料を混合している。このように支持
部材が柔らかいため、パイプの保持力を大きくできない
という不利がある。例えば、上記実開平4−58683
号公報の第3図のパイプ固定具の場合、自動車のような
振動の多い場所ではパイプが外れてしまい、第1図及び
第2図に示されるように、パイプ全体を包囲する等の面
倒な取付け作業になっていた。上記の実開平7−221
89号公報に図示のようなパイプ保持具の場合には、ポ
リアセタール等の剛性で且つ可撓性のプラスチック材料
で成形されて、パイプの保持力が大きく、パイプをグリ
ップに押し込むだけの簡単な操作でパイプの固定作業が
できるので、作業効率もよい。そこで、このポリアセタ
ール等の剛性で且つ可撓性のプラスチック材料を導電性
にすればよいのであるが、ポリアセタール樹脂は導電性
材料の混合によって硬くてもろくなってしまうので、必
要な保持強度が得られなかった。
【0004】従って、本発明の目的は、パイプをボデー
パネルに取付けるに際して、簡単な取付け作業であっ
て、十分な保持強度を維持しつつ、帯電したパイプの電
荷をボデーに放電することのできるパイプ固定具を提供
することにある。
パネルに取付けるに際して、簡単な取付け作業であっ
て、十分な保持強度を維持しつつ、帯電したパイプの電
荷をボデーに放電することのできるパイプ固定具を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、ボデーパネルに固着されたスタッ
ドに係止して、燃料パイプ等のパイプをボデーパネルに
固定するためのパイプ固定具であって、スタッド受入穴
が形成された基体と、該基体と一体成形されて、開口部
への押し込みによりパイプを保持するパイプグリップを
備え、前記基体のスタッド受入穴には、受入れたスタッ
ドに係止する係止爪が形成された、剛性のプラスチック
材料で成るパイプ保持具と;前記パイプ保持具に形成さ
れた係止手段によって該パイプ保持具に取付けられる、
導電性材料で成る電気接続部材とから構成され;電気接
続部材は、前記係止手段によってパイプ保持具に保持さ
れた状態で、パイプグリップに延びて該パイプグリップ
に保持されたパイプに接触するパイプ接触部と、スタッ
ド受入穴にあるスタッドに接触するスタッド接触部とを
備え、前記パイプ接触部に接触するパイプをスタッドを
経由してボデーパネルに電気的に接続することを特徴と
するパイプ固定具が提供され、これにより、パイプ保持
具を十分な強度を有する材料で成形して、簡単な取付け
作業と十分な保持強度を維持し、電気接続部材によって
パイプの蓄積電荷をボデーパネルに放電することがで
き、パイプの蓄積電荷に伴う不具合を解消できる。
め、本発明によれば、ボデーパネルに固着されたスタッ
ドに係止して、燃料パイプ等のパイプをボデーパネルに
固定するためのパイプ固定具であって、スタッド受入穴
が形成された基体と、該基体と一体成形されて、開口部
への押し込みによりパイプを保持するパイプグリップを
備え、前記基体のスタッド受入穴には、受入れたスタッ
ドに係止する係止爪が形成された、剛性のプラスチック
材料で成るパイプ保持具と;前記パイプ保持具に形成さ
れた係止手段によって該パイプ保持具に取付けられる、
導電性材料で成る電気接続部材とから構成され;電気接
続部材は、前記係止手段によってパイプ保持具に保持さ
れた状態で、パイプグリップに延びて該パイプグリップ
に保持されたパイプに接触するパイプ接触部と、スタッ
ド受入穴にあるスタッドに接触するスタッド接触部とを
備え、前記パイプ接触部に接触するパイプをスタッドを
経由してボデーパネルに電気的に接続することを特徴と
するパイプ固定具が提供され、これにより、パイプ保持
具を十分な強度を有する材料で成形して、簡単な取付け
作業と十分な保持強度を維持し、電気接続部材によって
パイプの蓄積電荷をボデーパネルに放電することがで
き、パイプの蓄積電荷に伴う不具合を解消できる。
【0006】上記パイプ固定具において、電気接続部材
のパイプ接触部は、パイプ保持具のパイプグリップの開
口部と反対側の面からパイプグリップの開口部の側に延
びるパイプ受け面を有し、スタッド接触部は、パイプ保
持具の基体のスタッド受入穴に整列して該受入穴から延
び出るスタッドの側面に係合するスタッド係合穴を有す
るようにできる。また、係止手段は、パイプグリップの
開口部と反対側の面に立設された係止脚であり、電気接
続部材には、係止脚を受け入れて係止する係止穴が設け
られ、電気接続部材は、その係止穴を前記係止脚に合わ
せて押し込むことによって、パイプ保持具へ取付けられ
るようできる。なお、パイプ保持具はポリアセタール等
の剛性で及び可撓性の樹脂で成形され、電気接続部材は
導電材料を混合したポリアセタール等の樹脂で成形され
るのが好ましい。また、パイプ接触部が接触するパイプ
は、代表的には燃料パイプである。更に、パイプ接触部
が接触するパイプは、1つであっても、2つ以上であっ
てもよく、帯電しているためにボデーパネルへの接地を
必要とするパイプに接触するように形成されているのが
好ましい。また、電気接続部材は、パイプ保持具に取り
外し可能に取付けられているのが好ましく、パイプを接
地する必要のない場合には、電気接続部材を取り外し
て、パイプ保持具だけを用いることができる。
のパイプ接触部は、パイプ保持具のパイプグリップの開
口部と反対側の面からパイプグリップの開口部の側に延
びるパイプ受け面を有し、スタッド接触部は、パイプ保
持具の基体のスタッド受入穴に整列して該受入穴から延
び出るスタッドの側面に係合するスタッド係合穴を有す
るようにできる。また、係止手段は、パイプグリップの
開口部と反対側の面に立設された係止脚であり、電気接
続部材には、係止脚を受け入れて係止する係止穴が設け
られ、電気接続部材は、その係止穴を前記係止脚に合わ
せて押し込むことによって、パイプ保持具へ取付けられ
るようできる。なお、パイプ保持具はポリアセタール等
の剛性で及び可撓性の樹脂で成形され、電気接続部材は
導電材料を混合したポリアセタール等の樹脂で成形され
るのが好ましい。また、パイプ接触部が接触するパイプ
は、代表的には燃料パイプである。更に、パイプ接触部
が接触するパイプは、1つであっても、2つ以上であっ
てもよく、帯電しているためにボデーパネルへの接地を
必要とするパイプに接触するように形成されているのが
好ましい。また、電気接続部材は、パイプ保持具に取り
外し可能に取付けられているのが好ましく、パイプを接
地する必要のない場合には、電気接続部材を取り外し
て、パイプ保持具だけを用いることができる。
【0007】また、本発明によれば、燃料パイプ等のパ
イプをボデーパネルに固定するためのパイプ固定具であ
って、ボデーパネルに固定される基体と、該基体と一体
成形されて、開口部への押し込みによりパイプを保持す
るパイプグリップを備えた、剛性のプラスチック材料で
成るパイプ保持具と;前記パイプ保持具に形成された係
止手段によって該パイプ保持具に取付けられる、導電性
材料で成る電気接続部材とから構成され;電気接続部材
は、前記係止手段によってパイプ保持具に保持された状
態で、パイプグリップに延びて該パイプグリップに保持
されたパイプに接触するパイプ接触部と、ボデーパネル
に固定されたパイプ保持具から前記ボデーパネルに直接
接触する位置に延びるボデーパネル接触部とを備え、前
記パイプ接触部に接触するパイプを直接ボデーパネルに
電気的に接続することを特徴とするパイプ固定具が提供
され、これによっても、パイプ保持具を十分な強度を有
する材料で成形して、簡単な取付け作業と十分な保持強
度を維持し、電気接続部材によってパイプの蓄積電荷を
ボデーパネルに放電することができ、蓄積電荷に伴う不
具合を解消できる。この場合、ボデーパネル接触部は、
ボデーパネルに固定された基体とボデーパネルとの間に
挟持される縁部を有するようにもできる。
イプをボデーパネルに固定するためのパイプ固定具であ
って、ボデーパネルに固定される基体と、該基体と一体
成形されて、開口部への押し込みによりパイプを保持す
るパイプグリップを備えた、剛性のプラスチック材料で
成るパイプ保持具と;前記パイプ保持具に形成された係
止手段によって該パイプ保持具に取付けられる、導電性
材料で成る電気接続部材とから構成され;電気接続部材
は、前記係止手段によってパイプ保持具に保持された状
態で、パイプグリップに延びて該パイプグリップに保持
されたパイプに接触するパイプ接触部と、ボデーパネル
に固定されたパイプ保持具から前記ボデーパネルに直接
接触する位置に延びるボデーパネル接触部とを備え、前
記パイプ接触部に接触するパイプを直接ボデーパネルに
電気的に接続することを特徴とするパイプ固定具が提供
され、これによっても、パイプ保持具を十分な強度を有
する材料で成形して、簡単な取付け作業と十分な保持強
度を維持し、電気接続部材によってパイプの蓄積電荷を
ボデーパネルに放電することができ、蓄積電荷に伴う不
具合を解消できる。この場合、ボデーパネル接触部は、
ボデーパネルに固定された基体とボデーパネルとの間に
挟持される縁部を有するようにもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1〜図4に本発明の第1
の実施例となるパイプ固定具1を示す。図1に図示のよ
うに、パイプ固定具1は、パイプ保持具2と電気接続部
材3とから構成される。パイプ保持具2は、例えば、ポ
リアセタール樹脂等の剛性のプラスチック材料の一体成
形品で成り、パイプの十分な保持強度を得る。また、電
気接続部材3は、導電性材料で形成される。この部材3
は、全体として導電性であれば、導電性金属のような剛
性材料であっても、導電性ゴム等の柔軟な材料であって
も、更に、ポリアセタール樹脂に導電性材料を混合した
ややもろい材料であってもい。電気接続部材3は、パイ
プ保持具に組み付けられて、パイプ固定具1を構成す
る。
面を参照しながら説明する。図1〜図4に本発明の第1
の実施例となるパイプ固定具1を示す。図1に図示のよ
うに、パイプ固定具1は、パイプ保持具2と電気接続部
材3とから構成される。パイプ保持具2は、例えば、ポ
リアセタール樹脂等の剛性のプラスチック材料の一体成
形品で成り、パイプの十分な保持強度を得る。また、電
気接続部材3は、導電性材料で形成される。この部材3
は、全体として導電性であれば、導電性金属のような剛
性材料であっても、導電性ゴム等の柔軟な材料であって
も、更に、ポリアセタール樹脂に導電性材料を混合した
ややもろい材料であってもい。電気接続部材3は、パイ
プ保持具に組み付けられて、パイプ固定具1を構成す
る。
【0009】図1〜図4において、パイプ固定具1のパ
イプ保持具2は、ボデーパネル5に固着されたねじスタ
ッド6を受入れるスタッド受入穴7が形成された基体9
と、基体9から側方に一体的に延び且つ開口した部分へ
の押し込みによりパイプを保持するパイプグリップ部1
0とを備える。この実施例において、パイプグリップ部
10は、基体9の左と右の側面にそれぞれ設けられて多
数のパイプを保持できるように形成されている。パイプ
グリップ部10には、上方が開口したほぼU字溝形状の
パイプグリップ11〜15が、必要に応じて所望数、形
成されている。このパイプグリップの数は配管の計画に
合わせて任意に選択され、また、各パイプグリップの大
きさも配管計画に沿ったパイプの大きさに合わせて任意
に選択される。各パイプグリップにおいて、その上端か
らは溝底面に斜めに延びる弾性ウイング17が形成さ
れ、押し込まれたパイプ19〜23を抜けないようにし
ている。この弾性ウイング17は、パイプ22及び23
のように太いパイプの場合には、パイプグリップ14及
び15にそれぞれ2つ設けることもできる。更に、各パ
イプグリップ部10において、各パイプグリップの開口
部と反対側の面に、電気接続部材3に係止する、係止手
段としての係止脚25が立設されている。係止脚25
は、図示のように2個設けられるのが好ましく、電気接
続部材3を確実にパイプ保持具に連結する。かかる連結
が確実になる限り、係止脚25は、1個であっても、3
個以上であってもよい。また、各係止脚25の先端に
は、電気接続部材3の取付けが容易であり、取付け後に
は連結強度が高くなるように、弾性爪26が設けられ
る。弾性爪26は、図3に図示のように、指等で押える
ことによって、電気接続部材との連結を解除できるよう
になっている。すなわち、電気接続部材は、パイプ保持
具に取り外し可能に取付けられる。これによって、どの
パイプも接地する必要のない場合には、電気接続部材3
をパイプ固定具1から取り外して、パイプ保持具2だけ
を用いることもできる。
イプ保持具2は、ボデーパネル5に固着されたねじスタ
ッド6を受入れるスタッド受入穴7が形成された基体9
と、基体9から側方に一体的に延び且つ開口した部分へ
の押し込みによりパイプを保持するパイプグリップ部1
0とを備える。この実施例において、パイプグリップ部
10は、基体9の左と右の側面にそれぞれ設けられて多
数のパイプを保持できるように形成されている。パイプ
グリップ部10には、上方が開口したほぼU字溝形状の
パイプグリップ11〜15が、必要に応じて所望数、形
成されている。このパイプグリップの数は配管の計画に
合わせて任意に選択され、また、各パイプグリップの大
きさも配管計画に沿ったパイプの大きさに合わせて任意
に選択される。各パイプグリップにおいて、その上端か
らは溝底面に斜めに延びる弾性ウイング17が形成さ
れ、押し込まれたパイプ19〜23を抜けないようにし
ている。この弾性ウイング17は、パイプ22及び23
のように太いパイプの場合には、パイプグリップ14及
び15にそれぞれ2つ設けることもできる。更に、各パ
イプグリップ部10において、各パイプグリップの開口
部と反対側の面に、電気接続部材3に係止する、係止手
段としての係止脚25が立設されている。係止脚25
は、図示のように2個設けられるのが好ましく、電気接
続部材3を確実にパイプ保持具に連結する。かかる連結
が確実になる限り、係止脚25は、1個であっても、3
個以上であってもよい。また、各係止脚25の先端に
は、電気接続部材3の取付けが容易であり、取付け後に
は連結強度が高くなるように、弾性爪26が設けられ
る。弾性爪26は、図3に図示のように、指等で押える
ことによって、電気接続部材との連結を解除できるよう
になっている。すなわち、電気接続部材は、パイプ保持
具に取り外し可能に取付けられる。これによって、どの
パイプも接地する必要のない場合には、電気接続部材3
をパイプ固定具1から取り外して、パイプ保持具2だけ
を用いることもできる。
【0010】基体9のスタッド受入穴7は、パイプグリ
ップ部3に保持されたパイプの長手方向(図2の上下の
方向)に平行な方向に長く形成され、ボデーパネル5に
立設された複数のねじスタッドの間隔すなわちピッチ誤
差に対応することができる。スタッド受入穴7には、受
入れたスタッドのねじ部分に係止する係止爪27が2対
形成されている。各係止爪27は、スタッド受入穴7の
長手方向に平行に延びる板状体で形成され、この板状体
が、中央のスタッド受入空間を挟んで対向配置されて対
をなしている。そして、各係止爪27は、スタッド6の
ねじピッチに合わせて高さ方向(図3の上下の方向)に
ずらされている。また、各係止爪27の先端部分を、図
示のように2股形状に形成して、スタッドへの係止部分
を多くするのも好ましい。
ップ部3に保持されたパイプの長手方向(図2の上下の
方向)に平行な方向に長く形成され、ボデーパネル5に
立設された複数のねじスタッドの間隔すなわちピッチ誤
差に対応することができる。スタッド受入穴7には、受
入れたスタッドのねじ部分に係止する係止爪27が2対
形成されている。各係止爪27は、スタッド受入穴7の
長手方向に平行に延びる板状体で形成され、この板状体
が、中央のスタッド受入空間を挟んで対向配置されて対
をなしている。そして、各係止爪27は、スタッド6の
ねじピッチに合わせて高さ方向(図3の上下の方向)に
ずらされている。また、各係止爪27の先端部分を、図
示のように2股形状に形成して、スタッドへの係止部分
を多くするのも好ましい。
【0011】電気接続部材3について図1〜図4を参照
して説明する。図1に示すように、電気接続部材3は、
パイプ保持具2の底面(図1の下面)の係止脚25を利
用してパイプ保持具2に連結保持され、その連結状態で
パイプ固定具1を構成する。電気接続部材3には、パイ
プ保持具2に保持された状態で、パイプグリップ13等
に延びてそのパイプグリップ13に保持されたパイプ2
1に接触するパイプ接触部29と、スタッド受入穴7に
あるスタッド6に接触するスタッド接触部30とが設け
られている。スタッド接触部30は、電気接続部材3の
ベースとなる平板として形成され、その中央にスタッド
が接触しながら貫通するスタッド係合穴31が形成され
ている。このスタッド係合穴31は、スタッド受入穴7
の長穴に合わせて長穴に形成され、複数スタッドのピッ
チ誤差に対応できる。スタッド係合穴31の長辺側の2
つの相互に対面する内壁は、スタッドに確実に係合する
スタッド接触壁となっている。このため、両内壁の間隔
は、スタッドの外径以下に形成され、スタッドがスタッ
ド係合穴31を貫通すると、スタッドのねじ山部分がス
タッド係合穴31の長辺側の内壁に食い込んで、スタッ
ド接触部30が確実にスタッド6に接触することができ
る。
して説明する。図1に示すように、電気接続部材3は、
パイプ保持具2の底面(図1の下面)の係止脚25を利
用してパイプ保持具2に連結保持され、その連結状態で
パイプ固定具1を構成する。電気接続部材3には、パイ
プ保持具2に保持された状態で、パイプグリップ13等
に延びてそのパイプグリップ13に保持されたパイプ2
1に接触するパイプ接触部29と、スタッド受入穴7に
あるスタッド6に接触するスタッド接触部30とが設け
られている。スタッド接触部30は、電気接続部材3の
ベースとなる平板として形成され、その中央にスタッド
が接触しながら貫通するスタッド係合穴31が形成され
ている。このスタッド係合穴31は、スタッド受入穴7
の長穴に合わせて長穴に形成され、複数スタッドのピッ
チ誤差に対応できる。スタッド係合穴31の長辺側の2
つの相互に対面する内壁は、スタッドに確実に係合する
スタッド接触壁となっている。このため、両内壁の間隔
は、スタッドの外径以下に形成され、スタッドがスタッ
ド係合穴31を貫通すると、スタッドのねじ山部分がス
タッド係合穴31の長辺側の内壁に食い込んで、スタッ
ド接触部30が確実にスタッド6に接触することができ
る。
【0012】パイプ接触部29は、パイプ保持具2のパ
イプグリップ(13等)の開口部と反対側の面すなわち
底面からパイプグリップの開口部の側に延びる。更に詳
しくは、パイプ接触部29は、平板形状のスタッド接触
部30の側縁からパイプグリップ(例えば、パイプグリ
ップ13)に向けて立ち上がるように形成されて、その
上部は、パイプグリップ13に保持された燃料パイプ2
1の外周面を受けてその面に接触するように円形状に凹
んだパイプ受け面33として形成されている。パイプ接
触部29は、図示のように、スタッド接触部30の両方
の縁部にそれぞれ形成されるのが好ましく、これによっ
て、パイプへの接触面積が大きくなるとともに、スタッ
ド接触部30の強度を高くでき、ひいては電気接続部材
3の強度を高くできる。この強度を一層高くするため
に、パイプ接触部29をより低い直立壁部34を、各パ
イプ接触部29に連続して、スタッド接触部30の縁部
に設けるのが好ましい。また、パイプ接触部29及び直
立壁部34の対の間隔(すなわちスタッド接触部30の
幅)を、パイプ保持具2の底面の幅にほぼ等しいかそれ
よりやや大きくするのが好ましい。これによって、パイ
プ接触部29及び直立壁部34が、電気接続部材3をパ
イプ保持具2に組み付けるときのガイドとすることがで
き、組み付け作業が一層容易になる。そして、パイプ接
触部29及び直立壁部34の対の前記間隔をパイプ保持
具2の底面幅に近づけることによって、がたつき無くし
っかりと組み付けられる。電気接続部材3のベースとな
るスタッド接触部30には、パイプ保持具2の係止脚2
5を受け入れて弾性爪26に係合する係止穴35が設け
られている。係止穴35の形状、位置及び数は、パイプ
保持具2の係止脚25に合わせて設定される。各係止穴
35には、各係止脚25が対応する係止穴35を貫通す
ると、弾性爪26が係止する縁部が形成されており(図
3参照)、電気接続部材3がパイプ保持具1の底面に簡
単に且つ確実に連結されて、パイプ固定具1となる。図
2〜図4は、連結状態にあるパイプ固定具1を示してい
る。かかる連結状態で、パイプ固定具1は、販売され、
あるいは使用者に納品されて、使用される。
イプグリップ(13等)の開口部と反対側の面すなわち
底面からパイプグリップの開口部の側に延びる。更に詳
しくは、パイプ接触部29は、平板形状のスタッド接触
部30の側縁からパイプグリップ(例えば、パイプグリ
ップ13)に向けて立ち上がるように形成されて、その
上部は、パイプグリップ13に保持された燃料パイプ2
1の外周面を受けてその面に接触するように円形状に凹
んだパイプ受け面33として形成されている。パイプ接
触部29は、図示のように、スタッド接触部30の両方
の縁部にそれぞれ形成されるのが好ましく、これによっ
て、パイプへの接触面積が大きくなるとともに、スタッ
ド接触部30の強度を高くでき、ひいては電気接続部材
3の強度を高くできる。この強度を一層高くするため
に、パイプ接触部29をより低い直立壁部34を、各パ
イプ接触部29に連続して、スタッド接触部30の縁部
に設けるのが好ましい。また、パイプ接触部29及び直
立壁部34の対の間隔(すなわちスタッド接触部30の
幅)を、パイプ保持具2の底面の幅にほぼ等しいかそれ
よりやや大きくするのが好ましい。これによって、パイ
プ接触部29及び直立壁部34が、電気接続部材3をパ
イプ保持具2に組み付けるときのガイドとすることがで
き、組み付け作業が一層容易になる。そして、パイプ接
触部29及び直立壁部34の対の前記間隔をパイプ保持
具2の底面幅に近づけることによって、がたつき無くし
っかりと組み付けられる。電気接続部材3のベースとな
るスタッド接触部30には、パイプ保持具2の係止脚2
5を受け入れて弾性爪26に係合する係止穴35が設け
られている。係止穴35の形状、位置及び数は、パイプ
保持具2の係止脚25に合わせて設定される。各係止穴
35には、各係止脚25が対応する係止穴35を貫通す
ると、弾性爪26が係止する縁部が形成されており(図
3参照)、電気接続部材3がパイプ保持具1の底面に簡
単に且つ確実に連結されて、パイプ固定具1となる。図
2〜図4は、連結状態にあるパイプ固定具1を示してい
る。かかる連結状態で、パイプ固定具1は、販売され、
あるいは使用者に納品されて、使用される。
【0013】パイプ保持具2が十分なパイプの保持力を
有するので、電気接続部材3は、任意の導電材料で形成
することができる。例えば、剛性の低い、導電性ゴムや
導電性材料を混合したポリプロピレン等であってもよ
く、逆に、剛性の高い導電性金属であってもよく、更
に、導電性材料を混合したポリアセタール等のもろい材
料であってもよい。なお、上記実施例では、パイプ接触
部29のパイプ受け面33が接触するパイプ21は燃料
パイプである。勿論、それ以外のパイプ、例えばブレー
キ油パイプ等に接触するようにしてもよい。更に、接触
するパイプの数は、図示の例では1つであるが、接地す
る必要のあるパイプの数に応じて2個以上にしてもよ
く、パイプ接触部29の数、及びパイプ受け面33の形
状は、接触するパイプの数及び形状に従って任意に形成
できる。
有するので、電気接続部材3は、任意の導電材料で形成
することができる。例えば、剛性の低い、導電性ゴムや
導電性材料を混合したポリプロピレン等であってもよ
く、逆に、剛性の高い導電性金属であってもよく、更
に、導電性材料を混合したポリアセタール等のもろい材
料であってもよい。なお、上記実施例では、パイプ接触
部29のパイプ受け面33が接触するパイプ21は燃料
パイプである。勿論、それ以外のパイプ、例えばブレー
キ油パイプ等に接触するようにしてもよい。更に、接触
するパイプの数は、図示の例では1つであるが、接地す
る必要のあるパイプの数に応じて2個以上にしてもよ
く、パイプ接触部29の数、及びパイプ受け面33の形
状は、接触するパイプの数及び形状に従って任意に形成
できる。
【0014】かかる構成で成るパイプ固定具1を用いて
パイプ19〜23をボデーパネル5に取付けた様子が図
3に示される。パイプ固定具1が、パイプ19〜23の
所定の位置に置かれて、そのパイプグリップ部10のパ
イプグリップ12〜15に対応するパイプを保持するよ
うに、パイプに押込んで把持させる。一般的には、パイ
プ固定具1は、パイプに所定の間隔で複数設けられ、複
数のねじスタッド6が所定の位置に固着されたボデーパ
ネル5のある位置に持ち込まれ、各パイプ固定具1が、
スタッド受入穴7に対応するねじスタッド6を受け入れ
ように押込められる。この押込みにより、係止爪27が
ねじスタッド6に係止してパイプ固定具1がボデーパネ
ル5に取付けられ、パイプ19〜23がボデーパネル5
に固定される。この押込みにおいて、電気接続部材3
は、そのパイプ接触部29のパイプ受け面33がパイプ
21の外面に接触して、電気的に接続される。また、ス
タッド接触部30のスタッド係合穴31の内壁部がねじ
スタッド6のねじ山に接触して電気接触部材3がスタッ
ド6に電気的に接続される。電気接続部材3は、導電性
であるので、パイプ接触部29に接触するパイプ21を
スタッド6を経由してボデーパネル5に電気的に接続す
る。これによって、例えば、燃料パイプ21が燃料の給
送に伴って帯電しても、その電荷は電気接続部材3及び
スタッド6を経由してボデーパネル5に流され、パイプ
21への電荷の蓄積が防止される。図3において、太い
実線37が電気接続ラインを示している。すなわち、電
気接続部材3は、パイプをボデーパネルに接地する役割
を果たす。なお、パイプの保持機能はパイプ保持具2に
負わせているので、電気接続部材3は剛性である必要は
ないが、剛性のものでもよいことは勿論である。
パイプ19〜23をボデーパネル5に取付けた様子が図
3に示される。パイプ固定具1が、パイプ19〜23の
所定の位置に置かれて、そのパイプグリップ部10のパ
イプグリップ12〜15に対応するパイプを保持するよ
うに、パイプに押込んで把持させる。一般的には、パイ
プ固定具1は、パイプに所定の間隔で複数設けられ、複
数のねじスタッド6が所定の位置に固着されたボデーパ
ネル5のある位置に持ち込まれ、各パイプ固定具1が、
スタッド受入穴7に対応するねじスタッド6を受け入れ
ように押込められる。この押込みにより、係止爪27が
ねじスタッド6に係止してパイプ固定具1がボデーパネ
ル5に取付けられ、パイプ19〜23がボデーパネル5
に固定される。この押込みにおいて、電気接続部材3
は、そのパイプ接触部29のパイプ受け面33がパイプ
21の外面に接触して、電気的に接続される。また、ス
タッド接触部30のスタッド係合穴31の内壁部がねじ
スタッド6のねじ山に接触して電気接触部材3がスタッ
ド6に電気的に接続される。電気接続部材3は、導電性
であるので、パイプ接触部29に接触するパイプ21を
スタッド6を経由してボデーパネル5に電気的に接続す
る。これによって、例えば、燃料パイプ21が燃料の給
送に伴って帯電しても、その電荷は電気接続部材3及び
スタッド6を経由してボデーパネル5に流され、パイプ
21への電荷の蓄積が防止される。図3において、太い
実線37が電気接続ラインを示している。すなわち、電
気接続部材3は、パイプをボデーパネルに接地する役割
を果たす。なお、パイプの保持機能はパイプ保持具2に
負わせているので、電気接続部材3は剛性である必要は
ないが、剛性のものでもよいことは勿論である。
【0015】図5及び図6は、第2の実施例に係るパイ
プ固定具38を示している。この実施例においては、電
気接続部材39に、スタッド接触部はなく、ボデーパネ
ルに直接接触する位置に延びるボデーパネル接触部41
が設けられている。それ以外の部分は、図1〜図4に示
す第1実施例に係るパイプ固定具1と同様であるので説
明を省略する。ボデーパネル接触部41は、その上部に
ボデーパネル接触面が形成され、パイプ固定具1をボデ
ーパネル5に向けて押し込むことによって、ボデーパネ
ル接触部41がボデーパネル5に接触し、電気接続部材
39がボデーパネル5に電気的に接続される。他方、パ
イプグリップ13に把持されたパイプ21にはパイプ接
触部29が接触しており、電気接続部材39はパイプ2
1に電気的に接続されている。従って、電気接続部材3
9(ひいてはパイプ固定具38)は、パイプ21を保持
することによってそのパイプ21を直接ボデーパネルに
電気的に接続し、パイプ21の電荷をボデーパネル5に
放電する。この電気接続ラインが、図5において太い実
線42で示されている。なお、この実施例の場合、スタ
ッド6を経由しないで、パイプをボデーパネルに接地で
きるので、パイプ固定具1はスタッドを使用しないでボ
デーパネルに取付けられるものであってもよい。例え
ば、パイプ保持具には錨脚が設けられ、これをボデーパ
ネルの取付穴に挿入することによってボデーパネルに固
定する形状のもの、例えば、ボルトナットによって固定
するもの、接着固定するもの等、任意の固定手段によっ
て固定されてもよい。
プ固定具38を示している。この実施例においては、電
気接続部材39に、スタッド接触部はなく、ボデーパネ
ルに直接接触する位置に延びるボデーパネル接触部41
が設けられている。それ以外の部分は、図1〜図4に示
す第1実施例に係るパイプ固定具1と同様であるので説
明を省略する。ボデーパネル接触部41は、その上部に
ボデーパネル接触面が形成され、パイプ固定具1をボデ
ーパネル5に向けて押し込むことによって、ボデーパネ
ル接触部41がボデーパネル5に接触し、電気接続部材
39がボデーパネル5に電気的に接続される。他方、パ
イプグリップ13に把持されたパイプ21にはパイプ接
触部29が接触しており、電気接続部材39はパイプ2
1に電気的に接続されている。従って、電気接続部材3
9(ひいてはパイプ固定具38)は、パイプ21を保持
することによってそのパイプ21を直接ボデーパネルに
電気的に接続し、パイプ21の電荷をボデーパネル5に
放電する。この電気接続ラインが、図5において太い実
線42で示されている。なお、この実施例の場合、スタ
ッド6を経由しないで、パイプをボデーパネルに接地で
きるので、パイプ固定具1はスタッドを使用しないでボ
デーパネルに取付けられるものであってもよい。例え
ば、パイプ保持具には錨脚が設けられ、これをボデーパ
ネルの取付穴に挿入することによってボデーパネルに固
定する形状のもの、例えば、ボルトナットによって固定
するもの、接着固定するもの等、任意の固定手段によっ
て固定されてもよい。
【0016】図7は、第3の実施例に係るパイプ固定具
43を示している。このパイプ固定具43は、第2実施
例に係るパイプ固定具38と殆ど同じであるが、電気接
続部材のボデーパネル接触部45が、ボデーパネル5に
固定されたパイプ保持具の基体9とボデーパネル5との
間に挟持される縁部46を有する点で違っている。この
ように、縁部46を設けることによって、ボデーパネル
接触部45がボデーパネル5へより強固に接触しその接
触面積も大きくなり、電気接続部材とボデーパネルとの
第2実施例より電気抵抗が低くなり、より確実に電気的
接続を成す。
43を示している。このパイプ固定具43は、第2実施
例に係るパイプ固定具38と殆ど同じであるが、電気接
続部材のボデーパネル接触部45が、ボデーパネル5に
固定されたパイプ保持具の基体9とボデーパネル5との
間に挟持される縁部46を有する点で違っている。この
ように、縁部46を設けることによって、ボデーパネル
接触部45がボデーパネル5へより強固に接触しその接
触面積も大きくなり、電気接続部材とボデーパネルとの
第2実施例より電気抵抗が低くなり、より確実に電気的
接続を成す。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、パイプ保持具を十分な
強度を有する材料で成形して、簡単な取付け作業と十分
な保持強度を維持し、電気接続部材によってパイプの蓄
積電荷をボデーパネルに放電することができ、パイプの
蓄積電荷に伴う不具合を解消でき、勿論、パイプをボデ
ーパネルに取付けるに際して、簡単な取付け作業であっ
て、十分な保持強度を維持することもできる。
強度を有する材料で成形して、簡単な取付け作業と十分
な保持強度を維持し、電気接続部材によってパイプの蓄
積電荷をボデーパネルに放電することができ、パイプの
蓄積電荷に伴う不具合を解消でき、勿論、パイプをボデ
ーパネルに取付けるに際して、簡単な取付け作業であっ
て、十分な保持強度を維持することもできる。
【図1】本発明の第1実施例に係るパイプ固定具の組み
付け前の斜視図である。
付け前の斜視図である。
【図2】図1のパイプ固定具の組み付け後の平面図であ
る。
る。
【図3】ボデーパネルとねじスタッドを付加して示す、
図2のA−A線断面図である。
図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るパイプ固定具の、図
3と同様の断面図である。
3と同様の断面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るパイプ固定具の、図
6と同様の断面図である。
6と同様の断面図である。
1 パイプ固定具 2 パイプ保持具 3 電気接続部材 5 ボデーパネル 6 ねじスタッド 7 スタッド受入穴 9 基体 10 パイプグリップ部 11〜15 パイプグリップ 17 弾性ウイング 19〜23 パイプ 25 係止脚 26 弾性爪 27 係止爪 29 パイプ接触部 30 スタッド接触部 31 スタッド係合穴 33 パイプ受け面 34 直立壁部 35 係止穴 38 パイプ固定具 39 電気接続部材 41 ボデーパネル接触部 43 パイプ固定具 45 ボデーパネル接触部 46 挟持縁部
Claims (8)
- 【請求項1】 ボデーパネルに固着されたスタッドに係
止して、燃料パイプ等のパイプをボデーパネルに固定す
るためのパイプ固定具において、 スタッド受入穴が形成された基体と、該基体と一体成形
されて、開口部への押し込みによりパイプを保持するパ
イプグリップを備え、前記基体のスタッド受入穴には、
受入れたスタッドに係止する係止爪が形成された、剛性
のプラスチック材料で成るパイプ保持具と、 前記パイプ保持具に形成された係止手段によって該パイ
プ保持具に取付けられる、導電性材料で成る電気接続部
材とから構成され、 電気接続部材は、前記係止手段によってパイプ保持具に
保持された状態で、パイプグリップに延びて該パイプグ
リップに保持されたパイプに接触するパイプ接触部と、
スタッド受入穴にあるスタッドに接触するスタッド接触
部とを備え、前記パイプ接触部に接触するパイプをスタ
ッドを経由してボデーパネルに電気的に接続することを
特徴とするパイプ固定具。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパイプ固定具におい
て、前記電気接続部材のパイプ接触部は、パイプ保持具
のパイプグリップの開口部と反対側の面からパイプグリ
ップの開口部の側に延びるパイプ受け面を有し、スタッ
ド接触部は、パイプ保持具の基体のスタッド受入穴に整
列して該受入穴から延び出るスタッドの側面に係合する
スタッド係合穴を有することを特徴とするパイプ固定
具。 - 【請求項3】 請求項2に記載のパイプ固定具におい
て、前記係止手段は、パイプグリップの開口部と反対側
の面に立設された係止脚であり、電気接続部材には、前
記係止脚を受け入れて係止する係止穴が設けられ、電気
接続部材は、該電気接続部材の係止穴を前記係止脚に合
わせて押し込むことによって、パイプ保持具へ取付けら
れることを特徴とするパイプ固定具。 - 【請求項4】 燃料パイプ等のパイプをボデーパネルに
固定するためのパイプ固定具において、 ボデーパネルに固定される基体と、該基体と一体成形さ
れて、開口部への押し込みによりパイプを保持するパイ
プグリップを備えた、剛性のプラスチック材料で成るパ
イプ保持具と、 前記パイプ保持具に形成された係止手段によって該パイ
プ保持具に取付けられる、導電性材料で成る電気接続部
材とから構成され、 電気接続部材は、前記係止手段によってパイプ保持具に
保持された状態で、パイプグリップに延びて該パイプグ
リップに保持されたパイプに接触するパイプ接触部と、
ボデーパネルに固定されたパイプ保持具から前記ボデー
パネルに直接接触する位置に延びるボデーパネル接触部
とを備え、前記パイプ接触部に接触するパイプを直接ボ
デーパネルに電気的に接続することを特徴とするパイプ
固定具。 - 【請求項5】 請求項4に記載のパイプ固定具におい
て、前記ボデーパネル接触部は、ボデーパネルに固定さ
れた基体とボデーパネルとの間に挟持される縁部を有す
ることを特徴とするパイプ固定具。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項にパイプ固
定具において、前記パイプ保持具はポリアセタール等の
剛性で及び可撓性の樹脂で成形されており、前記電気接
続部材は導電材料を混合したポリアセタール等の樹脂で
成形されていることを特徴とするパイプ固定具。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項にパイプ固
定具において、パイプ接触部が接触するパイプは燃料パ
イプであることを特徴とするパイプ固定具。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項にパイプ固
定具において、電気接続部材がパイプ保持具に取り外し
可能に取付れけられていることを特徴とするパイプ固定
具。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000023629A JP2001214988A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | パイプ固定具 |
US09/768,966 US6450459B2 (en) | 2000-02-01 | 2001-01-24 | Pipe fastener |
AT01300925T ATE272184T1 (de) | 2000-02-01 | 2001-02-01 | Rohrbefestigungsanordnung |
EP01300925A EP1122477B1 (en) | 2000-02-01 | 2001-02-01 | Pipe fastener |
DE60104456T DE60104456T2 (de) | 2000-02-01 | 2001-02-01 | Rohrbefestigungsanordnung |
ES01300925T ES2225420T3 (es) | 2000-02-01 | 2001-02-01 | Fijacion para tubos. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000023629A JP2001214988A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | パイプ固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001214988A true JP2001214988A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18549755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000023629A Pending JP2001214988A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | パイプ固定具 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6450459B2 (ja) |
EP (1) | EP1122477B1 (ja) |
JP (1) | JP2001214988A (ja) |
AT (1) | ATE272184T1 (ja) |
DE (1) | DE60104456T2 (ja) |
ES (1) | ES2225420T3 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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