JP2001211098A - 移動体通信機 - Google Patents
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Abstract
ョン方式を適用した送受信機において、部品点数を削減
しつつ、高速データ通信に対応できる移動体通信機を実
現する。 【解決手段】 フィルタ数を削減するためダイレクトコ
ンバージョン受信を用いる。また、分周器を利用して受
信機と送信機にRF帯の局部発振信号を供給することに
より、VCO数を削減する。受信機用の局部発振信号生
成には分周比固定の分周器を用い、送信機用の局部発振
信号生成には分周比の切り替えが可能な分周器を用い
る。次に、高速データ通信に対応するために、ベースバ
ンド信号用の可変利得増幅器に直流オフセット電圧検出
手段と、直流オフセット校正手段を設け、オフセット校
正用の帰還ループ内にフィルタを介在させないことで高
速に直流オフセットを校正する。
Description
きる移動体通信機に係り、特に大規模集積化に適したダ
イレクトコンバージョン方式を適用した送受信機に関す
るものである。
型、低コスト化への要求が強まっている。そのため、V
CO(電圧制御形発振器)や、フィルタ数を低減し、集
積度を上げた集積回路の適用が望まれている。送受信機
の従来例としては瀧川等によりアイ、イー、イー、イ
ー、1999年、第25回、欧州集積回路会議予稿集2
78頁から281頁に発表された「GSM、DCS18
00向けデュアルバンドトランシーバIC高周波技術
」(K. Takikawa et. al. RF Circuits Technique ofDu
al-Band Transceiver IC for GSM and DCS1800 applica
tions, IEEE 25th European Solid-State Circuits Con
ference pp. 278-281, 1999)狽ェ挙げられる。構成図を
図10(a)に示す。(1016)が集積回路で、他の
構成部品(1001〜1015)は外付けとなる。本従
来例は900MHz帯と1.8GHz帯の2つの周波数
帯に対応するものである。また、受信機としてスーパー
ヘテロダイン方式を適用し、送信機にはオフセットPL
L方式を採用している。スーパーヘテロダイン受信機で
は、帯域外妨害波を抑圧するRF(高周波)フィルタ
(1001,1002)2個と、周波数変換に伴うイメ
ージ周波数帯の妨害波を取り除くイメージ除去フィルタ
(1003,1004)2個と、受信チャネル近傍の妨
害波を除去するIF(中間周波)フィルタ(1005)
が必要になる。また900MHz帯と1.8GHz帯の
2つの周波数帯に対応するため局部発振器(1006,
1007)が2個必要となる。
ダイレクトコンバージョン方式がある。ダイレクトコン
バージョン受信機の従来例としてはアイ、イー、イー、
イー、1997年、VLSI回路シンポジウム予稿集1
13頁から114頁に発表された「900MHzダイレ
クトコンバージョン受信機」(Behzad Razavi, "A 900-
MHz CMOS Direct Conversion Receiver," IEEE Symposi
um on VLSI Circuits,pp. 113-114, 1997)が挙げられ
る。構成図を図10(b)に示す。原理的にイメージ応
答が存在しないので、ダイレクトコンバージョン方式に
はイメージ除去フィルタが不要である。また、IFフィ
ルタはICに集積化されたフィルタで代用できるため不
要となる。本実施例では、VCO(1025)は受信機
の入力周波数の2倍の周波数で発振し、その周波数は1
850〜1920MHzである。この受信機をGSM,
DCS1800のデュアルバンド受信機に適用する場
合、VCO(1025)は1850〜1920MHz
(GSM)と3610〜3760MHz(DCS180
0)で発振する必要がある。しかし、これらの周波数帯
を1つのVCOでカバーするのは困難でありVCOは2
個必要となる。
られた欠点は、直流オフセット電圧である。これは、ミ
キサ(1019,1020)の入力信号と局発発振信号
の周波数が等しいために生じる。例えば、局発発振信号
が入力信号の入力端子にリークすると局発発振信号同士
の掛け算が生じて直流オフセット電圧が発生する。直流
オフセット電圧を校正する方式の従来例としてはアイ、
イー、イー、イー、1995年、半導体素子回路ジャー
ナル1399頁から1410頁に発表された「デジタル
通信向けダイレクトコンバージョントランシーバ」(As
ad A. Abidi et. al., "Direct-Conversion Radio Tran
sceivers for Digital Communications," IEEE Journal
of Solid-State Circuits, pp. 1399-1410, vol. 30,
no. 12,Dec.,1995)が挙げられる。構成図を図11に示
す。可変利得増幅器(1101,1103,1105)
と低域通過フィルタ(1102,1104)からなる可
変利得増幅器の出力直流オフセット電圧は、DSP(1
106)で検知される。その情報に基づいてDSP(1
106)は、低域通過フィルタ(1101)の入力に直
流オフセット電圧校正信号を出力する。
トコンバージョン受信機は外付けフィルタ数を削減する
ことができる。しかし、図10(a)のGSM,DCS
1800デュアルバンド送受信機でスーパーへテロダイ
ン受信機の代わりにダイレクトコンバージョン受信機を
使用すると、局発発信器の数が増加してしまう問題があ
る。なぜなら、局発発振周波数として送信機では115
0〜1185MHz(GSM),1575〜1650M
Hz(DCS1800)が、受信機では1850〜19
20MHz(GSM),3610〜3760MHz(D
CS1800)が必要で、1つのVCOで複数の帯域を
カバーするのは困難だからである。さらなるコスト削減
のため、VCO数を削減することが第1の課題となる。
実現するGPRS(GeneralPacket Ra
dio Service)では受信または送信に複数の
スロットが割り当てられる。そのため高速な直流オフセ
ット電圧校正が要求される。また、直流オフセット電圧
校正は動作フレーム毎に行う必要がある。まず高速なオ
フセット校正の必要性から図4を用いて説明する。GS
Mの1フレームは8スロットから構成され、1スロット
の時間は577μsecである。直流オフセット電圧校
正にとって厳しい条件、すなわち受信(RX)に4スロ
ット、送信(TX)に1スロット割り当てられた場合を
想定する。送信スロットTX1’はスロット7に割り当
てられるが、基地局への伝播遅延を考慮してスロット7
から237μsec前のTX1のタイミングで送信され
る。また、送受信以外に約500μsecのモニタ期間
とPLLの同期期間が必要である。PLL同期期間に1
50μsec程度かかるとすると、送受信回路が動作せ
ず直流オフセット電圧校正を行える時間は、1154−
500−237−150*2=117μsecとなり、
高速なDCオフセット校正が要求される。
必要性について図5を用いて説明する。図5に、ミキサ
の出力直流オフセット電圧の受信周波数依存性を測るた
めの測定回路とその測定結果を示す。測定結果から、出
力直流オフセット電圧には周波数依存性があることが分
かる。したがって、GSM,DCS1800の様に通話
中の受信周波数が固定でなく、受信帯域内で周波数ホッ
ピングするシステムでは、前もって直流オフセット電圧
を予見することは困難である。したがって、動作フレー
ム毎に直流オフセット電圧を校正する必要がある。
用の帰還ループ内にフィルタが介在するため高速なオフ
セット校正が困難で高速データ通信に不向きである。し
たがって、高速データ通信に適した高速なオフセット校
正方式の実現が第2の課題である。
るために、本発明では1つのVCOから分周器を利用し
て受信機と送信機にRF帯の局部発振信号を供給する。
受信機用の局部発振信号生成には分周比固定の分周器を
用い、送信機用の局部発振信号生成には分周比の切り替
えが可能な分周器を用いる。
ではベースバンド信号用の可変利得増幅器に直流オフセ
ット電圧検出手段と、直流オフセット校正手段を設け、
オフセット校正用の帰還ループ内にフィルタを介在させ
ないことで高速に直流オフセットを校正する。
用いて説明する。ここではアプリケーションとして欧州
セルラ電話GSM(900MHz帯)、DCS1800
(1800MHz帯)に対応する例を用いる。
号に変換するダイレクトコンバージョン方式を適用し、
送信機には従来例ですでに示したオフセットPLL方式
を採用している。受信機は低雑音増幅器(101,10
2)、ミキサ(103,104)、可変利得低域通過フ
ィルタ(139)から構成される。ミキサでは信号周波
数をRF帯からベースバンド帯へ変換するとともに、si
n成分とcos成分に分離する復調も同時に行う。このため
ミキサ(103,104)に90°位相の異なる局部発
振信号を加える必要があり、分周器(105,115)
を用いて生成する。局部発振信号は、VCO(111)
とPLL(112)でPLLループを組むことで発生さ
せる。VCO(111)として3600MHz帯発振の
ものを用いれば、分周器(115)の出力は1800M
Hz帯となりDCS1800用の局部発振信号を得る。
また、分周器(116)を分周器(105)の前段に配
置することで、分周器(105)の出力周波数は900
MHz帯となり、GSM用局部発振信号を得る。ミキサ
(103,104)の出力ベースバンド信号は可変利得
低域通過フィルタ(139)に入力され、レベル調整と
妨害波除去が行われる。可変利得低域通過フィルタ(1
39)は、低域通過フィルタ(106,107,137,
138)と可変利得増幅器(108,109)から構成
される。また、可変利得低域通過フィルタ(139)出
力での直流オフセット電圧を抑圧するため、直流オフセ
ット電圧検出手段と直流オフセット校正手段をもった直
流オフセット電圧校正回路(110)を設ける。
受信機と同じVCO(111)を用いる。送信機で用い
るIF周波数(fIF)の決め方を以下に説明する。ア
ンテナ(136)で受信する受信周波数をfrG(GS
M)とfrD(DCS1800)、送信する送信周波数
をftG(GSM)とftD(DCS1800)とする。
前述の様に、VCO(111)の発振周波数はGSM受
信周波数の4倍、DCS1800受信周波数の2倍だか
ら、VCO(111)の発振周波数は、4・frG=2
・frDと表すことができる。この発振周波数をm分周
(GSM)、n分周(DCS1800)した信号をオフ
セットPLLのミキサ(126)の局部発振信号として
用いると、GSM時のIF周波数fIFGは数式1の様
に表せる。
FDは数式2の様に表せる。
80MHz, frD=1805MHz,ftD=1710
MHzとする。mに対してをfIFGを計算したものを
図12に、nに対してfIFDを計算したものを図13
に示す。分周には2分周器を用いるので、m,nとして
2のi乗(iは正の整数)を用いた。IF周波数生成の
ためのVCOを1個にするにはm,nは自由に選ぶこと
はできず、fIFGとfIFDはほぼ等しい必要がある。
または、2分周器を使用した場合は、fIFGとfIFD
の比が2のj乗(jは正の整数)にほぼ等しければよ
い。ここで、ほぼ等しいとは、2つの周波数が正確に一
致しなくてもそれら2つがVCOの発振周波数範囲に含
まれていればよいという意味である。図12、図13に
おいて、上記条件を満たすmとnの組み合わせは、例え
ば、(m,n)=(2,1)や(4,2)である。このm,
nの組み合わせから、消費電力や不要スプリアス信号発
生の有無等を考慮に入れて最終的にをfIFを決定す
る。本実施例では(m,n)=(4,2)としてある。分
周器(117,118)と切り替えスイッチ(121)
をVCO(111)後段に設け、GSM時にはVCO
(111)出力周波数を4分周、DCS1800時には
2分周する様に制御する。次に、VCO(114)の発
振周波数は、消費電力やICに内蔵する受動素子の規模
等によって決定される。本実施例では発振周波数を30
0MHz帯とし、VCO(114)後段に分周器(11
9,120)と切り替えスイッチ(122)を設けるこ
とで、GSM時には8分周、DCS1800時には4分
周してfIFG=45MHz、fIFD=95MHzが生
成される。
る。図17,18にIF周波数を固定し、局部発振周波
数を変化させた場合のスプリアスを示す。図17,18
はGSM、DCS1800に対応し、送信信号を送信用
発振器(128、124)から発生させたた場合に、I
F周波数の整数倍(m倍)と、局部発振周波数の差によ
って生じるスプリアスを示したものである。ここでfIF
はIF周波数、fVCOは送信周波数を示す。各欄に記入し
た数値はスプリアス信号と送信周波数の差をMHzの単
位で示したものである。ハッチをかけた部分は10MH
z以内の近傍にスプリアスが発生する場合で、送信機の
ループフィルタ(127)で除去するのが困難なもので
ある。図17,18より判るようにIF周波数を1つに
固定すると、送信帯域内でスプリアスが送信周波数の近
傍に現れる領域を避けることが困難であり、IF周波数
を送信周波数に応じて変化させることの有効性が理解さ
れる。例えば図17に示すGSMの例では、880MH
zから888MHzまで45MHzのIF周波数を選
び、888MHzから914MHzまで46MHzのI
F周波数を選ぶとスプリアスを回避できる。
6)に印加される局部発振信号が受信帯域内に存在す
る。図16に本実施例の送信部を拡大して示す。(23
09)で示す経路を通じて受信帯域内に有る局部発振信
号は漏洩し、後段の増幅器により増幅され放射される。
GSMのスプリアスのほうしゃに関する規格を図19に
まとめる。受信帯域のスプリアスは、5点に限り-36 dB
m以下のスプリアスが許容されるが、原則として-79dBm/
100kHzに抑圧することが望まれる。図20にこれまでの
実施例で説明したVCOの発振周波数をまとめる。DC
S1800の受信用帯域(2701)と送信用帯域(270
3)は一致しており、GSMの受信用帯域(2702)
と送信用帯域(2704)も同様に一致している。これ
をずらせる為図21のような周波数配置を考える。DC
S1800の受信用帯域(2701)とずらせた送信用帯域
(2705)は重なることなく、送信時に受信帯域内の
周波数を持つ局部発振漏洩は回避できる。GSMについ
ても同様である。
態について説明する。
サ(104)、分周器(105)、低域通過フィルタ
(106,137)、可変利得増幅器(108,20
1)、直流オフセット電圧校正回路(110,206)
及びデコーダ(205)から構成される。また、低雑音
増幅器は負荷抵抗(207)、トランジスタ(208)
及び容量(209)から構成され、直流オフセット電圧
校正回路(110)はデジタルアナログ変換器DAC
(202)、アナログデジタル変換器ADC(203)
及び制御回路(204)から構成される。ミキサ(10
4)は、ミキサ(210,206)から構成される。
はADC(203)でデジタル信号に変換され制御回路
(204)へ入力される。制御回路(204)で、可変
利得増幅器(108)出力での直流オフセット電圧が計
測され、直流オフセット電圧を校正するための校正信号
が出力される。該校正信号はDAC(202)でデジタ
ル信号からアナログ信号に変換され、DAC(202)
出力信号により可変利得増幅器(108)の直流オフセ
ット電圧が校正される。また、直流オフセット電圧校正
回路(110)はデコーダ(205)により選択され、
選択された回路だけが動作を行う。この様に、可変利得
増幅器と直流オフセット電圧校正回路からなる帰還ルー
プ内にフィルタが介在しないためフィルタでの遅延がな
くなり高速なオフセット校正が実現できる。ここでAD
Cのビット数は1ビットつまり単純な比較器を適用する
ことも可能である。
ット電圧校正回路の第3の実施形態について図3を用い
て説明する。
8,312)とトランジスタ(309,310,31
1)から構成される。トランジスタ(309,310)
のベースに入力電圧が入力され、コレクタから出力電圧
が出力される。利得は、例えば、トランジスタ(31
1)のベース電圧により制御することができる。DAC
(313)は、トランジスタ(301,302,30
3)と抵抗(304,305,306)から構成され
る。制御回路(204)の出力をトランジスタ(30
1,302,303)のベースに接続しているので、制
御回路(204)でトランジスタ(301,302,3
03)のコレクタ直流電流を制御することができる。該
コレクタ直流電流はトランジスタ(309)のコレクタ
電流と足し合わされ抵抗(307)で電圧に変換され
る。今、直流オフセット電圧ΔV(=V2−V1)がある
とする。抵抗(307,308)の抵抗値がRL、DA
C(313)の出力直流電流をIDAC1、DAC(31
4)の出力直流電流をIDAC2で表すことにする。この
時、数式3の関係が成り立つ様に制御回路(204)は
DAC(313,314)を制御する。
形態について図6を用いて説明する。図6(a)に直流
オフセット電圧のない理想的な可変利得増幅器(60
3)と可変利得増幅器(603)の入力換算直流オフセ
ット電圧源(606)を示す。この場合、オフセット電
圧を抑圧する手段がないので出力端子(604,60
5)の間にはオフセット電圧源(606)の出力電圧が
可変利得増幅器(603)の利得倍されたオフセットが
発生する。次に、本発明に係る第3の実施例である、切
り替えスイッチ(607,608)を可変利得増幅器
(603)の入出力に接続した構成を図6(b,c)に
示す。切り替えスイッチ(607,608)の接続関係
が図6(b)と(c)で逆になっているため、入出力端
子間の接続関係は維持しつつオフセット電圧源(60
6)出力電圧の伝わる出力端子は逆になる。したがっ
て、上記に示した切り替えスイッチ(607,608)
の切り替えを周期的に行えば、オフセット電圧源(60
6)の出力電圧は出力端子(604)と(605)に同
じ時間発生することになり、出力端子間のオフセット電
圧は0になる。
いて図7を用いて説明する。本実施例は、第2の実施例
において、可変利得増幅器(201)と直流オフセット
電圧校正回路(206)の代わりに第3の実施例で示し
た可変利得増幅器(609)を用い、可変利得増幅器
(609)後段に低域通過フィルタ(702)とバッフ
ァアンプ(701)を接続したことを特徴とする受信機
である。
いて図8を用いて説明する。本実施例は、第2の実施例
において、低域通過フィルタ(140)と可変利得増幅
器(201)の間にスイッチ(801)を接続したこと
を特徴とする受信機である。直流オフセット電圧校正時
には、スイッチ(801)をオンにして可変利得増幅器
(201)の入力を短絡し、校正時以外にはスイッチ
(801)をオフにする。校正時にスイッチ(801)
をオンにすることで、可変利得増幅器(201)は前段
からの直流オフセット電圧の影響を受けずに校正を行う
ことができる。
態について図9を用いて説明する。本実施例は、第1の
実施例にベースバンド回路(901)を追加したことを
特徴とする移動体通信機である。(907)には、第1
の実施例においてアンテナ(139)とICに内蔵され
る回路(143)以外のすべての回路が含まれる。ベー
スバンド回路(901)では、受信ベースバンド信号
(902,903)から音声信号への変換や、音声信号
から送信ベースバンド信号(905,906)への変換
等の信号処理を行う。さらに、ベースバンド回路(90
1)は、回路(143)での直流オフセット電圧の校正
を開始するタイミングを決めるDCオフセットキャンセ
ル開始信号(904)を出力し、回路(143)に入力
する。この開始信号は受信機が信号を受信開始する前に
送られ、信号を受信する前に(143)の回路で発生す
る直流オフセットを除去する。
態について図14を用いて説明する。フィルタ(14
0)の容量(1403)と抵抗(1404,1405)
の間にスイッチ(1401,1402)を挿入し、直流
オフセット校正時の時定数を小さくする。これによりフ
ィルタ(140)での伝搬遅延を短縮できるので図8に
示す入力短絡用スイッチ(801)を使うことなく高速
で直流オフセット校正が出来る。また、各増幅器(10
8,201)が図3に示すようにバイポーラトランジス
タで構成された場合は、フィルタ抵抗(1404,14
05)を介してベースバイアスが行われる。このため、
ベース電流ばらつき、フィルタ抵抗ばらつきによるバイ
アスオフセットも含めて直流オフセット電圧を校正でき
る。これに対して、短絡用スイッチ(801)を用いる
第6の実施例では該バイアスオフセットを校正できな
い。また、直流オフセットを前段から順に除去すると、
残留誤差は後段の直流オフセット校正機能が除去するた
め、より高精度の直流オフセット除去が達成できる。
態について図15を用いて説明する。第8の実施例の様
にフィルタの伝搬遅延を低減した場合は、直流オフセッ
ト電圧校正のための帰還ループ内にフィルタを介在でき
るの。そのため、第8の実施例に比べてADCの数を削
減でき回路規模を低減出来る。
ン形受信機を適用した場合に比べ、外付けフィルタ3
個、外付けVCO1個削減することができる。さらにダ
イレクトコンバージョン受信機で問題となる直流オフセ
ット電圧を高速で除去する方式をとることで、部品点数
を削減しつつ、高速パケット伝送モードにも対応できる
移動体通信機を実現できる。
成図。
路の詳細図。
方法と測定結果を示す図。
図。
した場合の実施形態。
変利得増幅器の直オフセット電圧校正を行う回路の構成
図。
ベースバンド回路から与えられることを示す図面。
用した移動体通信機構成図。(b)従来のダイレクトコ
ンバージョン受信機構成図。
示す図。
動作を加速する方法を示す図。
回路を簡略化する方法を示す図。
回路を示す図。
図。
CO発振周波数配置を示す図。
VCO発振周波数配置を示す図。
0、 1019、 1020 ミキサ 105、 115、 116、 117、 118、 11
9、 120、 139分周器 106、 107、 127、 131、 132、 13
7、 138、 702、1012、 1013, 102
1、 1022、 1101、 1103、 1105 低
域通過フィルタ 108、 109、 201、 603、 1102、 1
104 可変利得増幅器 110 直流オフセット電圧校正回路 111、 114、 128、 129、 1006、 1
007、 1008、 1009 VCO 112、 113 PLL 121、 122 切り替えスイッチ 127 位相比較器 130、 1010、 1011 電力増幅器 133、 134、 1001、 1002、 1003、
1004、 1005帯域通過フィルタ 135、 1014 アンテナスイッチ 136、 1015 アンテナ 139 可変利得低域通過フィルタ 140、 1016 IC内蔵回路 202 DAC 203 ADC 205 デコーダ 701 バッファアンプ 801、 1401、 1402、 スイッチ 901 ベースバンド回路 1403 容量 1404、 1405 抵抗 2301、 2302、 2305、 2306 リミッ
タ増幅器 2303、 2304、 2307、 2308 低域通
過フィルタ 2309 送信用局部発振信号漏洩経路 2701、 2702 受信時VCO発振周波数帯 2703、 2704、 2705、 2706 送信時
VCO発振周波数。
Claims (13)
- 【請求項1】第1のVCOと、該第1のVCOの出力に
接続された第1と第2の分周器と、該第1の分周器の出
力信号と第1のRF信号とが入力される第1のミキサ
と、該第2の分周器の出力信号と第2のRF信号とが入
力される第2のミキサと、を含む受信回路と、 該第1のVCOの出力に接続された第1の分周比と第2
の分周比を切り替える手段を有する第3の分周器と、第
2のVCOと、該第2のVCOの出力に接続された第3
と第4の分周比を切り替える手段を有する第4の分周器
と、該第4の分周器の出力信号とベースバンド信号とが
入力される第3のミキサと、該第3の分周器の出力信号
を用いて該第3のミキサの出力信号を周波数変換する周
波数変換回路と、を含む送信機と、を有することを特徴
とする送受信機。 - 【請求項2】請求項1記載の送受信機において、該第1
の分周器の分周比が2で、該第2の分周器の分周比が4
であることを特徴とする送受信機。 - 【請求項3】請求項2記載の送受信機において、該第1
のRF信号の周波数をfrf1、該第2のRF信号の周
波数をfrf2、該周波数変換回路の第1と第2の出力
周波数をそれぞれftx1、ftx2とするとき、該第
1の分周比mと該第2の分周比nは、該第2のVCOの
発振可能な周波数範囲内で、該第4の分周器の分周比を
切り替えることで該第3のミキサ出力周波数を|(2・
frf1)/n−ftx1|と|(4・frf2)/mー
ftx2|にすることができるという条件を満たすこと
を特徴とする送受信機。 - 【請求項4】請求項3記載の送受信機において、該周波
数変換回路は、位相比較器と、第1の低域通過フィルタ
と、第3と第4のVCOと、第4のミキサを有し、該位
相比較器は該第3のミキサ出力信号と該第4のミキサ出
力信号の位相差に比例した信号を出力し、該第1の低域
通過フィルタは該位相比較器の出力に接続され、該第3
と第4のVCOは該第1の低域通過フィルタの出力に接
続され、該第4のミキサは該第3もしくは第4のVCO
出力信号と該第3の分周器出力信号をミキシングするP
LLを用いた周波数変換回路であることを特徴とする送
受信機。 - 【請求項5】ベースバンド信号が入力される可変利得低
域通過フィルタと、該低域通過フィルタの直流オフセッ
ト電圧を校正する手段をもったオフセット電圧校正回路
を有し、該可変利得低域通過フィルタは、複数の可変利
得増幅器と複数の低域通過フィルタから構成されること
を特徴とする送受信機。 - 【請求項6】請求項5記載の送受信機において、該オフ
セット電圧校正回路は、該可変利得増幅器出力信号が入
力されるADCと、該ADC出力信号から該可変利得増
幅器の直流オフセット電圧を検知し該直流オフセット電
圧を校正する信号を出力する制御回路と、該制御回路出
力信号が入力され該可変利得増幅器に信号を出力するD
ACとから構成されることを特徴とする送受信機。 - 【請求項7】請求項6記載の送受信機において、該可変
利得増幅器は、互いのエミッタが接続した第1と第2の
トランジスタと、該第1のトランジスタのコレクタと電
源に接続した第1の抵抗と、該第2のトランジスタのコ
レクタと該電源に接続した第2の抵抗と、該エミッタに
接続した可変電流源から構成され、信号が該第1と第2
のトランジスタのベースから入力され、コレクタから信
号が出力されることを特徴とする可変利得増幅器であ
り、該DACは、第3のトランジスタと、該第3のトラ
ンジスタのエミッタとグランドに接続した第3の抵抗か
ら構成される電圧電流変換回路を複数有し、該第3のト
ランジスタのコレクタは、該第1のトランジスタのコレ
クタと接続し、該第3のトランジスタのベースは該制御
回路の出力に接続することを特徴とする送受信機。 - 【請求項8】請求項6記載の送受信機において、該可変
利得低域通過フィルタは差動回路により構成され、該可
変利得増幅器のうち少なくとも1つの可変利得増幅器の
第1と第2の入力端子の間に第1のスイッチが接続さ
れ、スイッチ切り替え制御により該第1のスイッチは短
絡状態または開放状態になることを特徴とする送受信
機。 - 【請求項9】請求項6記載の送受信機において、該可変
利得低域通過フィルタは差動回路により構成され、該低
域通過フィルタのうち少なくとも1つの第1の低域通過
フィルタは、第2と第3のスイッチと第1の容量を含
み、該第2のスイッチは該第1の低域通過フィルタの第
1の信号線と該第1の容量に接続され、該第3のスイッ
チは該第1の低域通過フィルタの第2の信号線と該第1
の容量に接続され、該第2と第3のスイッチは、スイッ
チ切り替え制御により同期して短絡状態または開放状態
になることを特徴とする送受信機。 - 【請求項10】請求項9記載の送受信機において、該第
1の低域通過フィルタの前段に接続される第1の可変利
得増幅器の直流オフセット電圧を校正する制御回路は、
第1のDACと第1の制御回路から構成され、該第1の
制御回路は、該第1の低域通過フィルタの後段に接続さ
れる第2の可変利得増幅器の直流オフセット電圧を校正
する制御回路と同一であることを特徴とする送受信機。 - 【請求項11】請求項5記載の送受信機において、該可
変利得低域通過フィルタは差動回路により構成され、該
可変利得増幅器のうち少なくとも1つを第3と第4の入
力端子と第1と第2の出力端子を有するチョッパ型増幅
器に換えたことを特徴とする送受信機であって、該チョ
ッパ型増幅器は、第5と第6の入力端子と第3と第4の
出力端子をもつ第3の可変利得増幅器と、第4のスイッ
チと、第5のスイッチを有し、該第4と第5のスイッチ
の切り替え制御により、該第3の入力端子と該第5の入
力端子、該第4の入力端子と該第6の入力端子、該第1
の出力端子と該第3の出力端子、該第2の出力端子と該
第4の出力端子が接続する第1の状態と、該第3の入力
端子と該第6の入力端子、該第4の入力端子と該第5の
入力端子、該第1の出力端子と該第4の出力端子、該第
2の出力端子と該第3の出力端子が接続する第2の状態
を切り替えることが可能であり、該第1と第2の状態は
周期的に切り替わることを特徴とする送受信機。 - 【請求項12】アンテナと、該アンテナに接続されたア
ンテナスイッチと、該アンテナスイッチに信号を出力す
る複数の電力増幅器と、該アンテナスイッチに接続され
た複数の帯域通過フィルタと、該帯域通過フィルタと該
電力増幅器とベースバンド回路と接続された送受信機を
有する移動体通信機であって、該送受信機が、請求項1
から11の何れかに記載の送受信機であって、該ベース
バンド回路から該送受信機に直流オフセット電圧校正動
作を開始するタイミングを規定する信号が出力されるこ
とを特徴とする移動体通信機。 - 【請求項13】請求項12記載の移動体通信機におい
て、該アンテナスイッチの代わりにデュプレクサを用い
ることを特徴とする移動体通信機。
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