JP2001208974A - 共焦点型顕微鏡及び一括照明型顕微鏡 - Google Patents
共焦点型顕微鏡及び一括照明型顕微鏡Info
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- G02B21/002—Scanning microscopes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】試料表面の凹凸高さに対応して開口絞りを設定
し、最大コントラストの画像を短時間で取得する。 【解決手段】対物レンズを通して観察対象に照射するス
ポット光を走査し、該観察対象の画像を観察する共焦点
型顕微鏡において、該対物レンズの開口数を調整する開
口絞りと、該対物レンズの焦点位置を光軸方向に変化さ
せながら、各焦点位置に対応する該観察対象の画像のコ
ントラストを計算し、該コントラストの変化から該観察
対象表面の凹凸高さを求め、該凹凸高さにほぼ等しい焦
点深度になるように該開口絞りを設定する制御部とを有
する。本発明によれば、共焦点型顕微鏡のセクショニン
グ機能を利用して観察対象表面の凹凸高さを測定し、そ
の観察対象の凹凸高さに相当する焦点深度になるように
開口絞りを自動的に設定するので、最適のコントラスト
の画像を短時間で取得することができる。
し、最大コントラストの画像を短時間で取得する。 【解決手段】対物レンズを通して観察対象に照射するス
ポット光を走査し、該観察対象の画像を観察する共焦点
型顕微鏡において、該対物レンズの開口数を調整する開
口絞りと、該対物レンズの焦点位置を光軸方向に変化さ
せながら、各焦点位置に対応する該観察対象の画像のコ
ントラストを計算し、該コントラストの変化から該観察
対象表面の凹凸高さを求め、該凹凸高さにほぼ等しい焦
点深度になるように該開口絞りを設定する制御部とを有
する。本発明によれば、共焦点型顕微鏡のセクショニン
グ機能を利用して観察対象表面の凹凸高さを測定し、そ
の観察対象の凹凸高さに相当する焦点深度になるように
開口絞りを自動的に設定するので、最適のコントラスト
の画像を短時間で取得することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の極微細構造
を観察可能な顕微鏡に関し、特に、試料表面の凹凸高さ
の度合いに応じて開口絞りを最適に調節し、最大コント
ラストの画像を取得できる顕微鏡に関する。
を観察可能な顕微鏡に関し、特に、試料表面の凹凸高さ
の度合いに応じて開口絞りを最適に調節し、最大コント
ラストの画像を取得できる顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡により試料の微細構造を観察する
場合、その解像力δは、 δ=λ/2NA …… (1) で表わされる。ここに、λは顕微鏡の照明光の波長であ
り、NAは対物レンズの開口数である。(1)式に示される
ように、顕微鏡の解像力δを上げるには、照明光の波長
λを短くするか、対物レンズの開口数NAを大きくすれば
よい。
場合、その解像力δは、 δ=λ/2NA …… (1) で表わされる。ここに、λは顕微鏡の照明光の波長であ
り、NAは対物レンズの開口数である。(1)式に示される
ように、顕微鏡の解像力δを上げるには、照明光の波長
λを短くするか、対物レンズの開口数NAを大きくすれば
よい。
【0003】観察対象が細胞等の生体試料の場合は、照
明光の波長λを紫外域以下にまで短くすると、光化学反
応等により生体試料そのものが損傷してしまう。このた
め、照明光の波長λを短くすることはあまり得策ではな
く、一般に、対物レンズの開口数NAを大きくして解像力
δを上げることが行われる。
明光の波長λを紫外域以下にまで短くすると、光化学反
応等により生体試料そのものが損傷してしまう。このた
め、照明光の波長λを短くすることはあまり得策ではな
く、一般に、対物レンズの開口数NAを大きくして解像力
δを上げることが行われる。
【0004】一方、観察対象が材料等の無機物で、大幅
な解像力δの向上を図る必要がある場合は、対物レンズ
の開口数NAを大きくするとともに照明光の波長λを短く
することが行われる。
な解像力δの向上を図る必要がある場合は、対物レンズ
の開口数NAを大きくするとともに照明光の波長λを短く
することが行われる。
【0005】例えば、半導体ウエハ等を観察する分野で
は、集積回路に代表される微細構造のスケールは縮小の
一途をたどっており、半導体プロセスにおいてライン&
スペースと呼称される微細構造の繰り返し周期構造は、
0.25μm を下回るような領域に突入している。
は、集積回路に代表される微細構造のスケールは縮小の
一途をたどっており、半導体プロセスにおいてライン&
スペースと呼称される微細構造の繰り返し周期構造は、
0.25μm を下回るような領域に突入している。
【0006】このような微細構造を観察するために、近
年、波長λが300nm 以下の深紫外光を照明光とした顕微
鏡が使用され、例えば、光源としてNd-YAGレーザの4倍
高調波であるλ=266nm の深紫外光を連続発振させるレ
ーザを使用し、かつNA=0.9程度の高開口数の対物レン
ズを使用して、0.10μm 程度の解像力δを得ている。
年、波長λが300nm 以下の深紫外光を照明光とした顕微
鏡が使用され、例えば、光源としてNd-YAGレーザの4倍
高調波であるλ=266nm の深紫外光を連続発振させるレ
ーザを使用し、かつNA=0.9程度の高開口数の対物レン
ズを使用して、0.10μm 程度の解像力δを得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の顕微
鏡において、凹凸の少ない平面的な試料を観察する場合
は、照明光の波長λを短くし、かつ対物レンズの開口数
NAを最大にすれば、解像力δが大きくコントラストの良
い画像を取得することができる。
鏡において、凹凸の少ない平面的な試料を観察する場合
は、照明光の波長λを短くし、かつ対物レンズの開口数
NAを最大にすれば、解像力δが大きくコントラストの良
い画像を取得することができる。
【0008】しかしながら、試料の表面に平面方向の幅
と同等程度の高さの凹凸が存在する場合には、開口絞り
を絞ったほうがコントラストの良い画像を取得できるこ
とが少なくない。このことは深紫外光を利用する顕微鏡
に限った問題ではないが、深紫外光を用いて極微細構造
を観察する高解像力顕微鏡において、特に顕著となる。
と同等程度の高さの凹凸が存在する場合には、開口絞り
を絞ったほうがコントラストの良い画像を取得できるこ
とが少なくない。このことは深紫外光を利用する顕微鏡
に限った問題ではないが、深紫外光を用いて極微細構造
を観察する高解像力顕微鏡において、特に顕著となる。
【0009】このことを図10により説明する。図10
は、表面に平面方向の幅wと同等程度の高さhの凹凸が
存在する試料704の断面図である。このような試料704を
顕微鏡で観察する場合、高開口数の光束701の周辺部
は、試料704の凸部に遮られフォーカス面703まで届かな
い。また、光束701の周辺部は試料704の凸部の表面で散
乱し、画像のコトラストを低下させる。
は、表面に平面方向の幅wと同等程度の高さhの凹凸が
存在する試料704の断面図である。このような試料704を
顕微鏡で観察する場合、高開口数の光束701の周辺部
は、試料704の凸部に遮られフォーカス面703まで届かな
い。また、光束701の周辺部は試料704の凸部の表面で散
乱し、画像のコトラストを低下させる。
【0010】そこで、開口絞りにより光束701の開口数N
Aを調整し、光束702のようにすると、試料704の凸部の
表面で散乱する散乱光がなくなり、画像のコントラスト
及び総合的な画質を向上させることができる。
Aを調整し、光束702のようにすると、試料704の凸部の
表面で散乱する散乱光がなくなり、画像のコントラスト
及び総合的な画質を向上させることができる。
【0011】しかしながら、最適なコントラストが得ら
れる開口絞りの値は、試料704の構造の幅w及び凹凸高
さhにより異なる。このため、観察者は、幅w及び高さ
hの異なる試料を観察するたびに、試行錯誤で開口絞り
を調整しなければならず、観察者の負担は大きかった。
れる開口絞りの値は、試料704の構造の幅w及び凹凸高
さhにより異なる。このため、観察者は、幅w及び高さ
hの異なる試料を観察するたびに、試行錯誤で開口絞り
を調整しなければならず、観察者の負担は大きかった。
【0012】しかも、深紫外光を利用する高解像力顕微
鏡では、深紫外光による試料704の損傷が発生するの
で、開口絞りを調整する時間をできるだけ短くしなけれ
ばならない。
鏡では、深紫外光による試料704の損傷が発生するの
で、開口絞りを調整する時間をできるだけ短くしなけれ
ばならない。
【0013】そこで、本発明の目的は、試料の極微細構
造を観察する高解像力顕微鏡において、試料表面の凹凸
高さに対応して開口絞りを設定し、最大コントラストの
画像を短時間で取得できる顕微鏡を提供することにあ
る。
造を観察する高解像力顕微鏡において、試料表面の凹凸
高さに対応して開口絞りを設定し、最大コントラストの
画像を短時間で取得できる顕微鏡を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの側面は、対物レンズを通して観察
対象に照射するスポット光を走査し、該観察対象の画像
を観察する共焦点型顕微鏡において、該対物レンズの開
口数を調整する開口絞りと、該対物レンズの焦点位置を
光軸方向に変化させながら、各焦点位置に対応する該観
察対象の画像のコントラストを計算し、該コントラスト
の変化から該観察対象表面の凹凸高さを求め、該凹凸高
さにほぼ等しい焦点深度になるように該開口絞りを設定
する制御部とを有することを特徴とする。
めに、本発明の一つの側面は、対物レンズを通して観察
対象に照射するスポット光を走査し、該観察対象の画像
を観察する共焦点型顕微鏡において、該対物レンズの開
口数を調整する開口絞りと、該対物レンズの焦点位置を
光軸方向に変化させながら、各焦点位置に対応する該観
察対象の画像のコントラストを計算し、該コントラスト
の変化から該観察対象表面の凹凸高さを求め、該凹凸高
さにほぼ等しい焦点深度になるように該開口絞りを設定
する制御部とを有することを特徴とする。
【0015】本発明によれば、共焦点型顕微鏡のセクシ
ョニング機能を利用して観察対象表面の凹凸高さを測定
し、その観察対象の凹凸高さに相当する焦点深度になる
ように開口絞りを自動的に設定するので、最適のコント
ラストの画像を短時間で取得することができる。
ョニング機能を利用して観察対象表面の凹凸高さを測定
し、その観察対象の凹凸高さに相当する焦点深度になる
ように開口絞りを自動的に設定するので、最適のコント
ラストの画像を短時間で取得することができる。
【0016】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、対物レンズを通して観察対象に均一光を照射
し、該観察対象の画像を観察する一括照明型顕微鏡にお
いて、該対物レンズの開口数を調整する開口絞りと、該
開口絞り及び該対物レンズの焦点位置を変化させながら
該観察対象の画像のコントラストを計算し、該開口絞り
及び該焦点位置を該コントラストが最大になる位置に設
定する制御部とを有することを特徴とする。
の側面は、対物レンズを通して観察対象に均一光を照射
し、該観察対象の画像を観察する一括照明型顕微鏡にお
いて、該対物レンズの開口数を調整する開口絞りと、該
開口絞り及び該対物レンズの焦点位置を変化させながら
該観察対象の画像のコントラストを計算し、該開口絞り
及び該焦点位置を該コントラストが最大になる位置に設
定する制御部とを有することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、開口絞り及び焦点位置を
変化させながら観察対象の画像のコントラストを計算
し、開口絞り及び焦点位置をコントラストが最大になる
位置に自動的に設定するので、最適なコントラストの画
像を短時間で取得することができる。
変化させながら観察対象の画像のコントラストを計算
し、開口絞り及び焦点位置をコントラストが最大になる
位置に自動的に設定するので、最適なコントラストの画
像を短時間で取得することができる。
【0018】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、対物レンズを通して観察対象の画像を観察す
る顕微鏡において、該対物レンズの開口数を調整する開
口絞りと、該観察対象表面の凹凸高さが入力され、該凹
凸高さにほぼ等しい焦点深度になるように該開口絞りを
設定する制御部とを有することを特徴とする。
の側面は、対物レンズを通して観察対象の画像を観察す
る顕微鏡において、該対物レンズの開口数を調整する開
口絞りと、該観察対象表面の凹凸高さが入力され、該凹
凸高さにほぼ等しい焦点深度になるように該開口絞りを
設定する制御部とを有することを特徴とする。
【0019】また、前記制御部は、前記凹凸高さのばら
つきに対応して前記開口絞りの設定を変化させ、前記開
口絞り及び前記対物レンズの焦点位置を前記観察対象の
画像のコントラストが最大になる位置に設定することを
特徴とする。
つきに対応して前記開口絞りの設定を変化させ、前記開
口絞り及び前記対物レンズの焦点位置を前記観察対象の
画像のコントラストが最大になる位置に設定することを
特徴とする。
【0020】本発明によれば、観察対象の凹凸高さの設
計値および設計値からのばらつきを直接入力して、最適
なコントラストを与える焦点深度を自動的に決定するこ
とができる。従って、観察対象が、半導体素子等のよう
に、凹凸高さ及びばらつきがはっきりしている場合は、
短時間で最適なコントラストの画像を取得することがで
きる。
計値および設計値からのばらつきを直接入力して、最適
なコントラストを与える焦点深度を自動的に決定するこ
とができる。従って、観察対象が、半導体素子等のよう
に、凹凸高さ及びばらつきがはっきりしている場合は、
短時間で最適なコントラストの画像を取得することがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態による
共焦点型レーザ走査顕微鏡の構成図である。共焦点型レ
ーザ走査顕微鏡は、共焦点の位置にピンホールを置いて
ピントはずれの光を排除するので、凹凸のある試料にお
ける特定の高さの面に焦点を合わせた画像を取得するこ
とができる。
共焦点型レーザ走査顕微鏡の構成図である。共焦点型レ
ーザ走査顕微鏡は、共焦点の位置にピンホールを置いて
ピントはずれの光を排除するので、凹凸のある試料にお
ける特定の高さの面に焦点を合わせた画像を取得するこ
とができる。
【0023】共焦点型レーザ走査顕微鏡において、深紫
外レーザ101から出射されたレーザ光102は、シャッタ10
3を通過し、減光フィルタ切換ユニット104内の減光フィ
ルタにて適正な光量に調整された後、ミラー123、124で
反射される。そして、ビームエキスパンダ105にて対物
レンズ111の瞳径を満たすように拡大された光束107とな
る。
外レーザ101から出射されたレーザ光102は、シャッタ10
3を通過し、減光フィルタ切換ユニット104内の減光フィ
ルタにて適正な光量に調整された後、ミラー123、124で
反射される。そして、ビームエキスパンダ105にて対物
レンズ111の瞳径を満たすように拡大された光束107とな
る。
【0024】光束107は、開口絞り106及びビームスプリ
ッタ108を透過した後、ミラー125,126を有する2次元ス
キャナユニット109にて互いに直角な方向に二次元的に
走査される。そして、ミラー127、リレーレンズ110を経
て、対物レンズ111により試料112上に微小スポット光11
3として結像される。
ッタ108を透過した後、ミラー125,126を有する2次元ス
キャナユニット109にて互いに直角な方向に二次元的に
走査される。そして、ミラー127、リレーレンズ110を経
て、対物レンズ111により試料112上に微小スポット光11
3として結像される。
【0025】試料112は試料ステージ114の上に乗せられ
ており、試料ステージ114は矢印128で示す光軸方向に移
動可能である。微小スポット光113は試料112上で反射
し、対物レンズ111、リレーレンズ110、ミラー127、2
次元スキャナユニット109を通過し、再び静止光ビーム1
15となる。
ており、試料ステージ114は矢印128で示す光軸方向に移
動可能である。微小スポット光113は試料112上で反射
し、対物レンズ111、リレーレンズ110、ミラー127、2
次元スキャナユニット109を通過し、再び静止光ビーム1
15となる。
【0026】静止光ビーム115は、ビームスプリッタ108
で反射され、集光レンズ116により集光されて、ピンホ
ール117を通り抜けた光のみが検出器118により光電変換
される。そして、画像処理装置119により画像信号に変
換されて、画像ディスプレイ120に映し出される。
で反射され、集光レンズ116により集光されて、ピンホ
ール117を通り抜けた光のみが検出器118により光電変換
される。そして、画像処理装置119により画像信号に変
換されて、画像ディスプレイ120に映し出される。
【0027】共焦点型レーザ走査顕微鏡は、ピンホール
117 によりピントはずれの光を排除するセクショニング
機能を有するので、観察する試料112に凹凸がある場
合、焦点位置を変化させることにより画像のコントラス
トが変化する。従って、コントラストが所定の値まで変
化する試料ステージ114の位置を、図示しないエンコー
ダ等で測定することにより、試料112の凹凸高さを測定
することができる。
117 によりピントはずれの光を排除するセクショニング
機能を有するので、観察する試料112に凹凸がある場
合、焦点位置を変化させることにより画像のコントラス
トが変化する。従って、コントラストが所定の値まで変
化する試料ステージ114の位置を、図示しないエンコー
ダ等で測定することにより、試料112の凹凸高さを測定
することができる。
【0028】制御部121 は、画像処理装置119の制御を
行うと共に、開口絞り106の径及び試料ステージ114の位
置を制御する。また、深紫外光による試料112の損傷を
制限するために、減光フィルタ切換ユニット104 により
深紫外光の光量を制御し、更に、試料112 の損傷が所定
の制限値に達した場合に、シャッタ103 を閉じて深紫外
光の照射を停止する。なお、共焦点型レーザ走査顕微鏡
は、高画質を保証するために除振台122 の上に置かれ
る。
行うと共に、開口絞り106の径及び試料ステージ114の位
置を制御する。また、深紫外光による試料112の損傷を
制限するために、減光フィルタ切換ユニット104 により
深紫外光の光量を制御し、更に、試料112 の損傷が所定
の制限値に達した場合に、シャッタ103 を閉じて深紫外
光の照射を停止する。なお、共焦点型レーザ走査顕微鏡
は、高画質を保証するために除振台122 の上に置かれ
る。
【0029】次に、本実施の形態の共焦点型レーザ走査
顕微鏡により試料を観察する場合の動作を、図2、図3
に示すフローチャートにより説明する。本実施の形態で
は、前述したセクショニング機能を利用して試料表面の
凹凸高さを測定し、その試料高さに相当する焦点深度に
なるように開口絞りを自動的に調整するので、最適のコ
ントラストの画像を短時間で取得することができる。
顕微鏡により試料を観察する場合の動作を、図2、図3
に示すフローチャートにより説明する。本実施の形態で
は、前述したセクショニング機能を利用して試料表面の
凹凸高さを測定し、その試料高さに相当する焦点深度に
なるように開口絞りを自動的に調整するので、最適のコ
ントラストの画像を短時間で取得することができる。
【0030】ここで、観察する試料の構造を図4により
説明する。観察する試料112は、図4(1)の平面図、
及び図4(2)の断面図に示すように、例えば、半導体
ウエハのパターン構造201のように凹凸のある構造物で
あるとする。また、以下の説明において、試料112の凹
凸高さは、図4(1)に示すモニタ走査線202における
画像信号強度を測定して求めるものとする。
説明する。観察する試料112は、図4(1)の平面図、
及び図4(2)の断面図に示すように、例えば、半導体
ウエハのパターン構造201のように凹凸のある構造物で
あるとする。また、以下の説明において、試料112の凹
凸高さは、図4(1)に示すモニタ走査線202における
画像信号強度を測定して求めるものとする。
【0031】図2、図3のフローチャートに示すよう
に、本実施の形態の顕微鏡で試料を観察するには、ま
ず、試料112の凹凸のほぼ中間位置にフォーカスを合わ
せ(ステップS1)、そのフォーカス位置をスタ−ト地
点として記憶する(ステップS2)。
に、本実施の形態の顕微鏡で試料を観察するには、ま
ず、試料112の凹凸のほぼ中間位置にフォーカスを合わ
せ(ステップS1)、そのフォーカス位置をスタ−ト地
点として記憶する(ステップS2)。
【0032】この場合の試料112とフォーカス位置の関
係を図5に示す。対物レンズ111により集光された微小
スポット光113は、フォーカス位置を保ったまま試料112
の表面を2次元的に走査されるが、ステップS1、S2
では、試料112の凹凸高さ306の中間位置301が、光軸方
向に対する走査面のスタート地点として制御部121のメ
モリに記憶される。
係を図5に示す。対物レンズ111により集光された微小
スポット光113は、フォーカス位置を保ったまま試料112
の表面を2次元的に走査されるが、ステップS1、S2
では、試料112の凹凸高さ306の中間位置301が、光軸方
向に対する走査面のスタート地点として制御部121のメ
モリに記憶される。
【0033】次に、画像のコントラストをモニタする構
造物を指定し(ステップS3)、コントラストのしきい
値およびフォーカス移動量を指定する(ステップS
4)。例えば、図5の場合は、コントラストをモニタす
る構造物として、試料中で最も凹凸が大きい構造物、又
は代表的な凹凸を有する構造物として構造物308を指定
する。
造物を指定し(ステップS3)、コントラストのしきい
値およびフォーカス移動量を指定する(ステップS
4)。例えば、図5の場合は、コントラストをモニタす
る構造物として、試料中で最も凹凸が大きい構造物、又
は代表的な凹凸を有する構造物として構造物308を指定
する。
【0034】コントラストのしきい値は、後で詳述する
ように、試料の凹凸高さをコントラストの変化で測定す
る場合のしきい値である。また、フォーカス移動量は、
光軸方向に対する走査面の移動量である。
ように、試料の凹凸高さをコントラストの変化で測定す
る場合のしきい値である。また、フォーカス移動量は、
光軸方向に対する走査面の移動量である。
【0035】次に、微小スポット光113により試料112の
表面を2次元的に走査し、画像ディスプレイ120に試料1
12の画像を表示して、モニタ走査線202上の画像信号強
度を取り込む(ステップS5)。
表面を2次元的に走査し、画像ディスプレイ120に試料1
12の画像を表示して、モニタ走査線202上の画像信号強
度を取り込む(ステップS5)。
【0036】図6は、フォーカス位置が異なる場合にお
いて、モニタ走査線202上の画像信号強度の変化を示す
グラフである。なお、図6の縦軸は、画像信号強度のパ
ーセント表示であり、例えば、画像信号強度のデジタル
変換を8ビットで行ったとすると、画像信号強度0を0
%、画像信号強度255を100%として示す。また、
横軸は、画像の水平方向座標、すなわちサンプリング画
素位置である。
いて、モニタ走査線202上の画像信号強度の変化を示す
グラフである。なお、図6の縦軸は、画像信号強度のパ
ーセント表示であり、例えば、画像信号強度のデジタル
変換を8ビットで行ったとすると、画像信号強度0を0
%、画像信号強度255を100%として示す。また、
横軸は、画像の水平方向座標、すなわちサンプリング画
素位置である。
【0037】また、図6(1)は、フォーカス位置が図
5に示す凹凸の上方境界位置304の場合であり、図6
(2)は凹凸の中間位置301の場合であり、図6(3)
は凹凸の下方境界位置305の場合である。なお、縦軸の
画像信号強度I1、I2は、画像信号強度の最小値と最大
値である。
5に示す凹凸の上方境界位置304の場合であり、図6
(2)は凹凸の中間位置301の場合であり、図6(3)
は凹凸の下方境界位置305の場合である。なお、縦軸の
画像信号強度I1、I2は、画像信号強度の最小値と最大
値である。
【0038】以上の画像信号強度のデータから、画像の
コントラストCを次式に従って計算する(ステップS
6)。
コントラストCを次式に従って計算する(ステップS
6)。
【0039】 C=(I2−I1)/(I2+I1)*100 [%] …… (2) 次に、現在のフォーカス位置301をステップS4で指定
した距離だけ上方に移動する(ステップS7)。これに
よりフォーカス位置は、例えば図5の位置302になる。
本実施の形態では、フォーカス位置の上方への移動は、
試料ステージ114を下方に移動することにより行うが、
対物レンズ111を上方に移動してもよい。なお、移動距
離は任意だが、観察する試料112の予想される凹凸高さ
の1/10、例えば0.1〜0.2ミクロン程度が適当
である。
した距離だけ上方に移動する(ステップS7)。これに
よりフォーカス位置は、例えば図5の位置302になる。
本実施の形態では、フォーカス位置の上方への移動は、
試料ステージ114を下方に移動することにより行うが、
対物レンズ111を上方に移動してもよい。なお、移動距
離は任意だが、観察する試料112の予想される凹凸高さ
の1/10、例えば0.1〜0.2ミクロン程度が適当
である。
【0040】次に、ステップS6で計算したコントラス
トCが、ステップS4で指定したしきい値よりも小さい
か否かを判断し(ステップS8)、コントラスト値Cが
しきい値より小さくない場合(No)は、ステップS5に戻
り、上方に移動したフォーカス位置で再びコントラスト
Cを計算する(ステップS6)。
トCが、ステップS4で指定したしきい値よりも小さい
か否かを判断し(ステップS8)、コントラスト値Cが
しきい値より小さくない場合(No)は、ステップS5に戻
り、上方に移動したフォーカス位置で再びコントラスト
Cを計算する(ステップS6)。
【0041】一方、ステップS8において、コントラス
トCがステップS4で指定したしきい値より小さい場合
(Yes)は、そのフォーカス位置を試料112の上方境界位置
304としてメモリに記憶する(ステップS9)。しきい
値は任意であるが10%程度が適当である。
トCがステップS4で指定したしきい値より小さい場合
(Yes)は、そのフォーカス位置を試料112の上方境界位置
304としてメモリに記憶する(ステップS9)。しきい
値は任意であるが10%程度が適当である。
【0042】次に、最初のスタート地点301にフォーカ
スを移動し(ステップS10)、今度はステップS4で指
定した移動量だけ下方にフォーカス位置を移動する(ス
テップS11)。そして、ステップS12からステップS15
で、上記のステップS5からステップS8と同様の処理
を行い、試料112の下方境界位置305を求めてメモリに記
憶する(ステップS16)。
スを移動し(ステップS10)、今度はステップS4で指
定した移動量だけ下方にフォーカス位置を移動する(ス
テップS11)。そして、ステップS12からステップS15
で、上記のステップS5からステップS8と同様の処理
を行い、試料112の下方境界位置305を求めてメモリに記
憶する(ステップS16)。
【0043】共焦点型レーザ走査顕微鏡は、フォーカス
面をはずれると検出器に届く光量が急激に減少するの
で、上方および下方境界位置304、305を精度良く求める
ことができる。従って、上方および下方境界位置304、3
05の差から試料112の凹凸高さ306を求めることができる
(ステップS17)。
面をはずれると検出器に届く光量が急激に減少するの
で、上方および下方境界位置304、305を精度良く求める
ことができる。従って、上方および下方境界位置304、3
05の差から試料112の凹凸高さ306を求めることができる
(ステップS17)。
【0044】次に、試料112の凹凸高306と同等の焦点深
度Δを与える開口絞り値を計算し(ステップS18)、顕
微鏡の開口絞り106を計算した値に設定する(ステップ
S19)。ここで、焦点深度Δは次式で与えられるので、 Δ = λ/(2*NA2) …… (3) (3)式を変形し、最適な開口数NAは、必要な焦点深度
Δに対して、 NA=(λ/2Δ)1/2 …… (4) から求まる。また、開口絞り値は、開口数NAと比例関
係を有しており、他の光学系との関係により一義的に決
定される。
度Δを与える開口絞り値を計算し(ステップS18)、顕
微鏡の開口絞り106を計算した値に設定する(ステップ
S19)。ここで、焦点深度Δは次式で与えられるので、 Δ = λ/(2*NA2) …… (3) (3)式を変形し、最適な開口数NAは、必要な焦点深度
Δに対して、 NA=(λ/2Δ)1/2 …… (4) から求まる。また、開口絞り値は、開口数NAと比例関
係を有しており、他の光学系との関係により一義的に決
定される。
【0045】次に、フォーカス位置を上方境界位置304
と下方境界位置305を二等分する位置に移動し(ステッ
プS20)、画像を取り込んでフリーズし(ステップS2
1)、シャッタを閉じて(ステップS22)一連の作業を
終える。なお、ステップS20において、フォーカス位置
をコントラストが最大となる位置に移動しても良い。
と下方境界位置305を二等分する位置に移動し(ステッ
プS20)、画像を取り込んでフリーズし(ステップS2
1)、シャッタを閉じて(ステップS22)一連の作業を
終える。なお、ステップS20において、フォーカス位置
をコントラストが最大となる位置に移動しても良い。
【0046】このように本実施の形態では、セクショニ
ング機能を利用して試料112の表面の凹凸高さ306を測定
し、その凹凸高さ306に相当する焦点深度Δになるよう
に開口絞り106を自動的に決定するので、最適のコント
ラストの画像を短時間で取得することができる。
ング機能を利用して試料112の表面の凹凸高さ306を測定
し、その凹凸高さ306に相当する焦点深度Δになるよう
に開口絞り106を自動的に決定するので、最適のコント
ラストの画像を短時間で取得することができる。
【0047】なお、上記の説明では、画像信号強度を1
本のモニタ走査線202に沿って取り込んだが、観察範囲
内の複数本の走査線にまたがって測定を行い、その平均
値を計算して測定精度を向上させることもできる。ま
た、試料112の凹凸高さ306を求める際に、最初のフォー
カス位置301から上方に移動し、その後下方に移動した
が、異なる順序で移動しても良い。
本のモニタ走査線202に沿って取り込んだが、観察範囲
内の複数本の走査線にまたがって測定を行い、その平均
値を計算して測定精度を向上させることもできる。ま
た、試料112の凹凸高さ306を求める際に、最初のフォー
カス位置301から上方に移動し、その後下方に移動した
が、異なる順序で移動しても良い。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図7は、第2の実施の形態の一括照明型顕微
鏡の構成図である。一括照明型顕微鏡にはセクショニン
グ機能はないが、試料全体に均一な深紫外光を照射する
ので、スポット光を照射する共焦点型レーザ走査顕微鏡
に比べ、深紫外光による試料の損傷を少なくすることが
できる。なお、一括照明型顕微鏡は、ケーラー照明型顕
微鏡とも呼ばれる。
説明する。図7は、第2の実施の形態の一括照明型顕微
鏡の構成図である。一括照明型顕微鏡にはセクショニン
グ機能はないが、試料全体に均一な深紫外光を照射する
ので、スポット光を照射する共焦点型レーザ走査顕微鏡
に比べ、深紫外光による試料の損傷を少なくすることが
できる。なお、一括照明型顕微鏡は、ケーラー照明型顕
微鏡とも呼ばれる。
【0049】一括照明型顕微鏡において、深紫外レーザ
601から出射されたレーザ光602は、シャッタ603を通過
し、減光フィルタ切換ユニット604内の減光フィルタに
て適正な光量に調整され、ミラー622、623で反射され
る。そして、拡散板605において有限な大きさの2次光
源ビームとなり、ビームエキスパンダ606により対物レ
ンズ611の瞳径を満たす径に拡大されて光束607となる。
601から出射されたレーザ光602は、シャッタ603を通過
し、減光フィルタ切換ユニット604内の減光フィルタに
て適正な光量に調整され、ミラー622、623で反射され
る。そして、拡散板605において有限な大きさの2次光
源ビームとなり、ビームエキスパンダ606により対物レ
ンズ611の瞳径を満たす径に拡大されて光束607となる。
【0050】光束607は、リレーレンズ608及び開口絞り
609を通過後、ビームスプリッタ610にて反射され、対物
レンズ611により試料612を均一に照明する均一照明光61
3(実線)となる。試料612は、試料ステージ614の上に
乗せられており、試料ステージ614は、フォーカス位置
を調整するために、矢印624で示す光軸方向に移動可能
である。
609を通過後、ビームスプリッタ610にて反射され、対物
レンズ611により試料612を均一に照明する均一照明光61
3(実線)となる。試料612は、試料ステージ614の上に
乗せられており、試料ステージ614は、フォーカス位置
を調整するために、矢印624で示す光軸方向に移動可能
である。
【0051】試料612からの反射光615(破線)は、対物
レンズ611に戻りビームスプリッタ610を透過して、第二
対物レンズ616によりCCD(Charge Coupled Device)カ
メラ617上に結像する。CCDカメラ617上の像は光電変換
され、画像処理装置618にて画像信号に変換されて、画
像ディスプレイ619に映し出される。
レンズ611に戻りビームスプリッタ610を透過して、第二
対物レンズ616によりCCD(Charge Coupled Device)カ
メラ617上に結像する。CCDカメラ617上の像は光電変換
され、画像処理装置618にて画像信号に変換されて、画
像ディスプレイ619に映し出される。
【0052】制御部620 は、画像処理装置618の制御を
行うと共に、開口絞り609の径及び試料ステージ614の位
置を制御する。また、深紫外光による試料612の損傷を
制限するために、減光フィルタ切換ユニット604 により
深紫外光の光量を制御し、更に、試料612 の損傷が所定
の制限値に達した場合に、シャッタ603 を閉じて深紫外
光の照射を停止する。なお、一括照明型顕微鏡は、高画
質を保証するために除振台621 の上に置かれる。
行うと共に、開口絞り609の径及び試料ステージ614の位
置を制御する。また、深紫外光による試料612の損傷を
制限するために、減光フィルタ切換ユニット604 により
深紫外光の光量を制御し、更に、試料612 の損傷が所定
の制限値に達した場合に、シャッタ603 を閉じて深紫外
光の照射を停止する。なお、一括照明型顕微鏡は、高画
質を保証するために除振台621 の上に置かれる。
【0053】第1の実施の形態の共焦点型レーザ走査顕
微鏡では、セクショニング機能を利用して試料の凹凸の
高さを測定し、その値から最適なコントラストを与える
焦点深度を自動決定した。しかしながら、一括照明型顕
微鏡には、セクショニング機能がないため、試料の凹凸
の高さを測定することができない。
微鏡では、セクショニング機能を利用して試料の凹凸の
高さを測定し、その値から最適なコントラストを与える
焦点深度を自動決定した。しかしながら、一括照明型顕
微鏡には、セクショニング機能がないため、試料の凹凸
の高さを測定することができない。
【0054】そこで、本実施の形態の一括照明型顕微鏡
では、試料の凹凸高さの設計値および設計値からの予想
ずれ量を直接入力して、最適なコントラストを与える焦
点深度を自動的に決定する。これは、試料が半導体素子
等の場合は、試料高さの設計値がはっきりしており、そ
の設計値を入力することにより、短時間で最適なコント
ラストの画像を取得することができるからである。
では、試料の凹凸高さの設計値および設計値からの予想
ずれ量を直接入力して、最適なコントラストを与える焦
点深度を自動的に決定する。これは、試料が半導体素子
等の場合は、試料高さの設計値がはっきりしており、そ
の設計値を入力することにより、短時間で最適なコント
ラストの画像を取得することができるからである。
【0055】次に、本実施の形態により凹凸高さの設計
値がわかっている試料を観察する場合の動作を、図8,
図9のフローチャートにより説明する。本実施の形態で
は、まず、試料の凹凸高さの設計値および設計値からの
予想ずれ量を入力する(ステップS31)。
値がわかっている試料を観察する場合の動作を、図8,
図9のフローチャートにより説明する。本実施の形態で
は、まず、試料の凹凸高さの設計値および設計値からの
予想ずれ量を入力する(ステップS31)。
【0056】予想ずれ量を入力するのは、実際の試料が
設計値どおりにできているとは限らず、最大コントラス
トを与える開口絞り値が凹凸高さの設計値だけでは決ま
らないためである。ここでは、例えば、試料高さの設計
値、設計値の110%の値、120%の値、90%の
値、80%の値という5種類の値を入力する場合を考え
る。
設計値どおりにできているとは限らず、最大コントラス
トを与える開口絞り値が凹凸高さの設計値だけでは決ま
らないためである。ここでは、例えば、試料高さの設計
値、設計値の110%の値、120%の値、90%の
値、80%の値という5種類の値を入力する場合を考え
る。
【0057】次に、上記5種類の凹凸高さに対応した焦
点深度を与える5種類の開口絞り値を計算し(ステップ
S32)、顕微鏡の開口絞り609を上記5種類の開口絞り
値の1つに設定する(ステップS33)。
点深度を与える5種類の開口絞り値を計算し(ステップ
S32)、顕微鏡の開口絞り609を上記5種類の開口絞り
値の1つに設定する(ステップS33)。
【0058】次に、ステップS34からステップS41にお
いて、第1の実施の形態のステップS1からステップS
8と同様に、フォーカス位置を上方に移動してコントラ
ストCを計算する。また、ステップS42からステップS
47において、第1の実施の形態のステップS10からステ
ップS15と同様に、フォーカス位置を下方に移動してコ
ントラストCを計算する。
いて、第1の実施の形態のステップS1からステップS
8と同様に、フォーカス位置を上方に移動してコントラ
ストCを計算する。また、ステップS42からステップS
47において、第1の実施の形態のステップS10からステ
ップS15と同様に、フォーカス位置を下方に移動してコ
ントラストCを計算する。
【0059】そして、上方および下方境界値間で最大コ
ントラストを与えるフォーカス位置をメモリに記憶する
(ステップS48)。このフォーカス位置及びステップS
33で設定した開口絞り値の組が、最終的に画像を取り込
む場合のフォーカス位置及び開口絞り値の候補の1つに
なる。
ントラストを与えるフォーカス位置をメモリに記憶する
(ステップS48)。このフォーカス位置及びステップS
33で設定した開口絞り値の組が、最終的に画像を取り込
む場合のフォーカス位置及び開口絞り値の候補の1つに
なる。
【0060】次に、顕微鏡の開口絞り609をステップS3
2で計算した他の開口絞り値に変更し(ステップS4
9)、更に、ステップS32で計算した5種類の開口絞り
値をすべて設定して測定したか否かを判断する(ステッ
プS50)。
2で計算した他の開口絞り値に変更し(ステップS4
9)、更に、ステップS32で計算した5種類の開口絞り
値をすべて設定して測定したか否かを判断する(ステッ
プS50)。
【0061】この場合、すべての開口絞り値を設定して
いなければ(No)、ステップS33に戻り、ステップS34
からステップS48において、別の開口絞り値を設定し、
最大コントラストを与えるフォーカス位置を記憶する。
いなければ(No)、ステップS33に戻り、ステップS34
からステップS48において、別の開口絞り値を設定し、
最大コントラストを与えるフォーカス位置を記憶する。
【0062】一方、ステップS50で、すべての開口絞り
値を設定したと判断した場合(Yes)は、顕微鏡の開口
絞り609を、これまでの測定で最大のコントラストを与
える値に設定し(ステップS51)、フォーカス位置を最
大のコントラストを与える位置に移動する(ステップS
52)。
値を設定したと判断した場合(Yes)は、顕微鏡の開口
絞り609を、これまでの測定で最大のコントラストを与
える値に設定し(ステップS51)、フォーカス位置を最
大のコントラストを与える位置に移動する(ステップS
52)。
【0063】そして、画像を取り込んでフリーズし(ス
テップS53)、シャッタを閉じる(ステップS54)。な
お、上記の説明では、試料の凹凸高さの予想ずれ量を±
10〜20%として5種類の高さを入力したが、予想ず
れ量の範囲は試料の特性により操作者が任意に決定する
ことができる。
テップS53)、シャッタを閉じる(ステップS54)。な
お、上記の説明では、試料の凹凸高さの予想ずれ量を±
10〜20%として5種類の高さを入力したが、予想ず
れ量の範囲は試料の特性により操作者が任意に決定する
ことができる。
【0064】このように、本実施の形態の一括照明型顕
微鏡では、試料の凹凸高さの設計値および設計値からの
予想ずれ量を直接入力して、最適なコントラストを与え
る開口絞り値を自動的に決定する。従って、半導体素子
等のように試料高さの設計値がはっきりしている場合
は、その設計値及び予想ずれ量を入力することにより、
短時間で最適なコントラストの画像を自動的に取得する
ことができる。
微鏡では、試料の凹凸高さの設計値および設計値からの
予想ずれ量を直接入力して、最適なコントラストを与え
る開口絞り値を自動的に決定する。従って、半導体素子
等のように試料高さの設計値がはっきりしている場合
は、その設計値及び予想ずれ量を入力することにより、
短時間で最適なコントラストの画像を自動的に取得する
ことができる。
【0065】次に、第2の実施の形態を簡略化した第3
の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、
試料の凹凸高さが設計値にほぼ等しく製造される場合、
例えば、凹凸高さのずれ量が設計値の±1〜2%以下の
場合に、設計値のみにて開口絞り値を決定してしまうも
のである。
の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、
試料の凹凸高さが設計値にほぼ等しく製造される場合、
例えば、凹凸高さのずれ量が設計値の±1〜2%以下の
場合に、設計値のみにて開口絞り値を決定してしまうも
のである。
【0066】本実施の形態によれば、図8,図9のフロ
ーチャートにおいて、複数の開口絞り値にわたって最大
コントラストを与えるフォーカス位置を求める必要がな
く、最適なコントラストの画像を取得するまでの時間を
更に短縮することができる。これは、深紫外光の露光に
よる試料の損傷が激しい場合に、特に有効な手段であ
る。
ーチャートにおいて、複数の開口絞り値にわたって最大
コントラストを与えるフォーカス位置を求める必要がな
く、最適なコントラストの画像を取得するまでの時間を
更に短縮することができる。これは、深紫外光の露光に
よる試料の損傷が激しい場合に、特に有効な手段であ
る。
【0067】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、共焦点型顕微鏡のセク
ショニング機能を利用して観察対象表面の凹凸高さを測
定し、その観察対象の凹凸高さに相当する焦点深度にな
るように開口絞りを自動的に設定するので、最適のコン
トラストの画像を短時間で取得することができる。
ショニング機能を利用して観察対象表面の凹凸高さを測
定し、その観察対象の凹凸高さに相当する焦点深度にな
るように開口絞りを自動的に設定するので、最適のコン
トラストの画像を短時間で取得することができる。
【0069】また、本発明によれば、開口絞り及び焦点
位置を変化させながら観察対象の画像のコントラストを
計算し、開口絞り及び焦点位置をコントラストが最大に
なる位置に自動的に設定するので、最適なコントラスト
の画像を短時間で取得することができる。
位置を変化させながら観察対象の画像のコントラストを
計算し、開口絞り及び焦点位置をコントラストが最大に
なる位置に自動的に設定するので、最適なコントラスト
の画像を短時間で取得することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の共焦点型レーザ走
査顕微鏡の構成図である。
査顕微鏡の構成図である。
【図2】共焦点型レーザ走査顕微鏡における動作フロー
チャートである。
チャートである。
【図3】共焦点型レーザ走査顕微鏡における動作フロー
チャート(続き)である。
チャート(続き)である。
【図4】観察対象の試料の説明図である。
【図5】試料の凹凸高さを求める方法の説明図である。
【図6】フォーカス位置が異なる場合のモニタ走査線上
の画像信号強度の変化を示す図である。
の画像信号強度の変化を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の一括照明型顕微鏡
の構成図である。
の構成図である。
【図8】一括照明型顕微鏡における動作フローチャート
である。
である。
【図9】一括照明型顕微鏡における動作フローチャート
(続き)である。
(続き)である。
【図10】観察する試料の構造と照明光との関係を示す
説明図である。
説明図である。
101、601 深紫外レーザ 103、603 シャッタ 104、604 減光フィルタ切換ユニット 105、606 ビームエキスパンダ 106、609 開口絞り 108、610 ビームスプリッタ 109 2次元スキャナユニット 110、608 リレーレンズ 111、611 対物レンズ 112、612 試料 113 微小スポット光 114、614 試料ステージ 116 集光レンズ 616 第二対物レンズ 117 ピンホール 118、617 検出器 119、618 画像処理装置 120、619 画像ディスプレイ 121、620 制御部 122、621 除振台
Claims (5)
- 【請求項1】対物レンズを通して観察対象に照射するス
ポット光を走査し、該観察対象の画像を観察する共焦点
型顕微鏡において、 該対物レンズの開口数を調整する開口絞りと、 該対物レンズの焦点位置を光軸方向に変化させながら、
各焦点位置に対応する該観察対象の画像のコントラスト
を計算し、該コントラストの変化から該観察対象表面の
凹凸高さを求め、該凹凸高さにほぼ等しい焦点深度にな
るように該開口絞りを設定する制御部とを有することを
特徴とする共焦点型顕微鏡。 - 【請求項2】請求項1において、 前記制御部は、前記対物レンズの焦点位置を前記コント
ラストが最大になる位置に設定することを特徴とする共
焦点型顕微鏡。 - 【請求項3】対物レンズを通して観察対象に均一光を照
射し、該観察対象の画像を観察する一括照明型顕微鏡に
おいて、 該対物レンズの開口数を調整する開口絞りと、 該開口絞り及び該対物レンズの焦点位置を変化させなが
ら該観察対象の画像のコントラストを計算し、該開口絞
り及び該焦点位置を該コントラストが最大になる位置に
設定する制御部とを有することを特徴とする一括照明型
顕微鏡。 - 【請求項4】対物レンズを通して観察対象の画像を観察
する顕微鏡において、 該対物レンズの開口数を調整する開口絞りと、 該観察対象表面の凹凸高さが入力され、該凹凸高さにほ
ぼ等しい焦点深度になるように該開口絞りを設定する制
御部とを有することを特徴とする顕微鏡。 - 【請求項5】請求項4において、 前記制御部は、前記凹凸高さのばらつきに対応して前記
開口絞りの設定を変化させ、前記開口絞り及び前記対物
レンズの焦点位置を前記観察対象の画像のコントラスト
が最大になる位置に設定することを特徴とする顕微鏡。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000013622A JP2001208974A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 共焦点型顕微鏡及び一括照明型顕微鏡 |
US09/767,717 US6449087B2 (en) | 2000-01-24 | 2001-01-24 | Confocal microscope and wide field microscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000013622A JP2001208974A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 共焦点型顕微鏡及び一括照明型顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001208974A true JP2001208974A (ja) | 2001-08-03 |
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ID=18541187
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---|---|---|---|
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---|---|
US (1) | US6449087B2 (ja) |
JP (1) | JP2001208974A (ja) |
Cited By (7)
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