JP2001293669A - レーザー光を利用した簡易穴狙い釘打機 - Google Patents
レーザー光を利用した簡易穴狙い釘打機Info
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Abstract
ち込むことを可能にする。 【解決手段】 釘打機本体1に設けられた打撃シリンダ
2内の打撃ピストン3にドライバ4を結合し、このドラ
イバ4を前記打撃シリンダ2の下方に連続形成された中
空のノーズ部6に摺動案内させ、前記シリンダ2内に供
給した高圧の空気圧によって打撃ピストン3とともにド
ライバ4を駆動し、このドライバ4によって前記ノーズ
部6に供給された釘を打撃して打ち出す釘打機におい
て、ノーズ部6またはその近傍には、前記ノーズ部6の
中心線の延長上で交わるように照射する複数のレーザー
光照射部10を設けた。
Description
た簡易穴狙い釘打機、詳しくはレーザー光をガイドとし
て釘穴を狙って釘を簡単に打ち込むことができる簡易穴
狙い釘打機に関する。
や、木材同士を連結させるのに使用されるL字形材など
の建築用金具は最初から釘穴が開いているので、この釘
穴を狙って釘の打ち込みが容易にできるように従来の釘
打機にあっては、ノーズ部に供給された釘の先端がこの
ノーズ部の先部からでるように設定したもの、或はノー
ズ部の先部に開閉自在なチャックを設けたものが知られ
ている。
釘打機にあってはノーズ部の先部から釘の先端がでた状
態において、この釘が落下しないように一時的に保持さ
せるための保持機構を設けなければならず、そのために
構造が複雑になってコスト高になるとともに、重量も嵩
むという問題点があった。また、後者の釘打機にあって
はチャックを開くときに建築用金具等の部品に傷を付け
るおそれがあるという問題点があった。
打ち込み作業時に釘穴を狙って釘を簡単に打ち込むこと
ができるレーザー光を利用した簡易穴狙い釘打機を提案
することをすることをその課題とする。
め、本発明に係るレーザー光を利用した簡易穴狙い釘打
機は、釘打機本体に設けられた打撃シリンダ内の打撃ピ
ストンにドライバを結合し、このドライバを前記打撃シ
リンダの下方に連続形成された中空のノーズ部に摺動案
内させ、前記シリンダ内に供給した高圧の空気圧によっ
て打撃ピストンとともにドライバを駆動し、このドライ
バによって前記ノーズ部に供給された釘を打撃して打ち
出す釘打機において、前記ノーズ部またはその近傍に
は、前記ノーズ部の中心線の延長上で交わるように照射
する複数のレーザー光照射部を設けたことを特徴とす
る。
の形態について説明する。
ザー光を利用した簡易穴狙い釘打機を示す。このレーザ
ー光を利用した簡易穴狙い釘打機1内には打撃シリンダ
2が設けられ、この打撃シリンダ2内には打撃ピストン
3が上下方向に摺動自在に収納され、この打撃ピストン
3にはドライバ4が一体に結合されている。
孔5を介して中空のノーズ部6が連続して形成され、こ
のノーズ部6の一側は開口部7がされ、釘打機1にはこ
の開口部7から釘8をノーズ部6に供給する釘送り機構
(図示せず)が設けられている。そして、打撃シリンダ
2内に高圧の圧縮空気を供給することによって打撃ピス
トン3とともにドライバ4を上下に駆動し、このドライ
バ4によって前記ノーズ部6に供給された釘8を打撃し
て打ち出すように構成されている。
ーム11が摺動自在に配置されているが、図1及び図2
(a) に示すように、その先端のコンタクトトップ11a
の端面には等間隔に4個のレーザー照射部10が形成さ
れている。このレーザー照射部10と釘打機1のグリッ
プ9内に設けたレーザー発振器12aとは光ファイバー
10aによって接続されている。レーザー照射部10は
ノーズ部6の中心線の延長上で光が交わるように内側に
向けて等角度に配列されている。また、前記グリップ9
内にはレーザー発振器12aの供給電源としての充電池
12bが収納されている。なお、供給電源は充電池12
bではなく、家庭用の電源であってもよい。この場合、
エアコンプレッサと釘打機とを接続するエアホースに沿
って電源コードを取り付ければよい。電源コードはエア
ホースに対しクリップ等の適宜の治具によって一定の間
隔をおいて固定すればよい。
接触を感知して作動するセンサ14を設け、このトリガ
レバー13に指を触れない限りレーザー発振器12aが
作動しにように設定され、また発光時には光ファイバー
10aの先端からレーザー光線が照射されるように設定
されている。
易穴狙い釘打機1によって被打込み材15を下地材16
に釘止する例について説明する。まず、トリガレバー1
3に指を触れることでセンサ14が作動してレーザー発
振器12aが作動すると、図2(a) に示すよう光ファイ
バー10aを通じて4個のレーザー照射部10からレー
ザー光が被打込み材15の表面に照射される。同図(b)
に示されるように照射された4個の点の中央部分に釘が
打ち出されるから、この中央部分に釘穴17が当たるよ
うに、釘打機1を動かしながらノーズ部6に設けたレー
ザー照射部10から照射されたレーザー光による4個の
照射点の中心が被打込み材15に穿けられている釘穴1
7に対応するようにした後、コンタクトトップ11aと
ノーズ部6の先端を被打込み材15の表面に押し当て
る。この状態でトリガレバー13を引いて打撃シリンダ
2内に圧縮空気を供給すると、打撃ピストン3とともに
ドライバ4が下方に駆動され、同図(c) のようにノーズ
部6内に供給された釘8を被打込み材15の釘穴17に
打ち込み、被打込み材15を下地材16に止着する。な
お、レーザー照射部10の先端から照射された4本のレ
ーザー光が交わる位置は、ノーズ部6と被打込み材15
に穿けられている釘穴16との距離が50ミリ程度以下
が望ましい。
狙い釘打機によれば、ノーズ部6の中心線の延長上で交
わるように内側に向けて4個のレーザー照射部10を配
設したから、各レーザー照射部10から被打込み材15
上に照射された照射点の位置関係から被打込み材15の
釘穴17の位置を簡単に推し測ることができる。したが
って、釘穴17を狙って釘8を素早く打ち込んでこの被
打込み材15を下地材16に止着することができ、作業
時間の短縮をはかることができる。また、構造が簡単で
コストの安いものが得られるとともに、重量も軽く持ち
運びが便利で作業能率の向上にもつながる。
中心線を中心とする円周上に配置すればよく、ノーズ部
6自体に設けてもよい。あるいは、例えば図3に示すよ
うにノーズ部6に特別の筒状部材18を取り付け、その
先端にレーザー照射部10を配設するようにしてもよ
い。
釘打機の断面図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 釘打機本体に設けられた打撃シリンダ内
の打撃ピストンにドライバを結合し、このドライバを前
記打撃シリンダの下方に連続形成された中空のノーズ部
に摺動案内させ、前記シリンダ内に供給した高圧の空気
圧によって打撃ピストンとともにドライバを駆動し、こ
のドライバによって前記ノーズ部に供給された釘を打撃
して打ち出す釘打機において、前記ノーズ部またはその
近傍には、前記ノーズ部の中心線の延長上で交わるよう
に照射する複数のレーザー光照射部を設けたことを特徴
とするレーザー光を利用した簡易穴狙い釘打機。
Priority Applications (1)
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JP2000115722A JP4192395B2 (ja) | 2000-04-17 | 2000-04-17 | レーザー光を利用した簡易穴狙い釘打機 |
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- 2000-04-17 JP JP2000115722A patent/JP4192395B2/ja not_active Expired - Fee Related
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