JP2001292048A - 圧電振動片のマウント構造とマウント方法及び圧電デバイス - Google Patents
圧電振動片のマウント構造とマウント方法及び圧電デバイスInfo
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Abstract
く、パッケージ内に圧電振動片を容易にマウントするた
めのマウント構造とマウント方法およびこれを利用した
圧電デバイスを提供すること。 【解決手段】 パッケージ12内に封止される圧電振動
片11のマウント構造であって、前記パッケージのマウ
ント部33にパッケージ外面と連通する貫通孔35を設
けて導通金属による金属部36が形成されており、この
金属部に導通金属による金属球41が配置され、この金
属球に前記圧電振動片11の電極部31を配置して、こ
の金属球41を溶融することにより前記圧電振動片が固
定されている。
Description
電振動片を収容固定するためのマウント構造とマウント
方法ならびにこのような方法でマウントされた圧電振動
片を有する圧電デバイスに関するものである。
止した圧電デバイスとして、一般的な圧電振動子の一例
を示す概略断面図である。
を収納する空間部3aが形成された箱状のパッケージ3
と、空間部3aを密封するようにパッケージ3に接合さ
れた板状の蓋体4を備えている。
電極5が設けられており、圧電振動片2は、一端部2a
が空間部3a内に露出している電極5上に導電性接着剤
5aを介して接続固定されていて、他端部2bは自由端
とされている。圧電振動片2の表面には励振電極等(図
示せず)が設けられて、前記電極5と接続されている。
圧によって、所定の振動数で振動できるようになってい
る。
電振動子1では、圧電振動片2をパッケージ3内に封止
する場合に、電極5の上に導電性接着剤5aを適用し
て、これを硬化させることにより固定している。
は、蓋体4にて封止した後でアウトガスが発生し、この
ガスの成分がパッケージ3内で圧電振動片2に付着して
しまって、振動特性等を劣化させてしまったり、封止温
度によっては、さらに圧電振動素子2に対して、直接悪
影響を及ぼす場合があった。
用いないで、これに代えて、半田を用いて圧電振動片2
を固定する方法もある。
と、高温下(例えば、100度C、6000時間)で、
半田成分が圧電振動片2の表面に形成した励振電極に拡
散し、振動周波数の低下をまねく場合がある。
イスの性能の劣化を生じることなく、パッケージ内に圧
電振動片を容易にマウントするためのマウント構造とマ
ウント方法およびこれを利用した圧電デバイスを提供す
ることを目的とする。
発明によれば、パッケージ内に封止される圧電振動片の
マウント構造であって、前記パッケージのマウント部に
パッケージ外面と連通する貫通孔を設けて導通金属によ
る金属部が形成されており、この金属部に導通金属によ
る金属球が配置され、この金属球に前記圧電振動片の電
極部を配置して、この金属球を溶融することにより前記
圧電振動片が固定されている、圧電振動片のマウント構
造により、達成される。
ウント部には、外部に通じる貫通孔が形成されて、ここ
に金属部を形成してある。このため、金属部は、その貫
通孔の周縁に沿って、凹部を形成することなる。この凹
部に金属球を配置すると、金属球は容易に凹部内に嵌ま
って位置決めされる。そして、金属球に前記圧電振動片
の電極部を配置した状態でこの金属球を溶融させれば、
溶融金属を介して、マウント部の金属部と圧電振動片の
電極部とが電気的に接続される。
する過程で、導電性接着剤を用いてないので、有害なア
ウトガスが発生することがない。また、半田を用いてな
いので、高温下において、半田成分が圧電振動片の励振
電極内に拡散して、その特性を変化させることがない。
また、半田を用いないことから、半田成分による環境に
対する悪影響を生じることがない。
接合固定することができる。
あることを必要としない。例えば、断面が楕円体のもの
や、その外面の一部に球面もしくは凸状の曲面を備えて
いるものも含んでいる。
ば、パッケージ内に封止される圧電振動片のマウント構
造であって、前記圧電振動片の電極に表面が球面状のバ
ンプを形成し、前記パッケージのマウント部にパッケー
ジ外面と連通する貫通孔を設けて導通金属による金属部
が形成されており、この金属部に対して、前記圧電振動
片の表面が球面状とされたバンプを配置して、このバン
プを溶融することにより前記圧電振動片が固定されてい
る、圧電振動片のマウント構造により、達成される。
ウント部には、外部に通じる貫通孔が形成されて、ここ
に金属部を形成してある。このため、金属部は、その貫
通孔の周縁に沿って、凹部を形成することなる。この凹
部に前記圧電振動片の表面が球面状とされたバンプが好
適にはまり込むので、容易に位置決めされる。この状態
で、バンプを溶融させれば、溶融金属を介して、マウン
ト部の金属部と圧電振動片の電極部とが電気的に接続さ
れる。
れば、パッケージ内に封止される圧電振動片のマウント
構造であって、前記パッケージのマウント部にパッケー
ジ外面と連通する貫通孔を設けて導通金属による金属部
と、この金属部の表面に導通金属によるバンプが形成さ
れており、このバンプに対して前記圧電振動片の電極部
を配置して、前記バンプを溶融することにより前記圧電
振動片が固定されている圧電振動片のマウント構造によ
り、達成される。
ウント部には、外部に通じる貫通孔が形成されて、ここ
に金属部が形成され、さらに、その上にバンプを形成し
てある。したがって、このバンプの上に圧電振動片の電
極部を載置するだけで、マウント状態に位置決めされ
る。この状態で、バンプを溶融させれば、溶融金属を介
して、マウント部の金属部と圧電振動片の電極部とが電
気的に接続される。
て、前記圧電振動片の前記電極部の一部に貫通孔が形成
されており、前記金属球の上にこの貫通孔を位置させて
圧電振動片を配置し、圧電振動片の前記金属球とは反対
の面から前記レーザ光を照射して、前記貫通孔を通った
レーザ光を前記金属球に照射させることにより溶融した
ことを特徴とする。
ーが不必要な障害物に遮られることなく、直接的に金属
球に照射される。
ば、パッケージ内に封止される圧電振動片のマウント方
法であって、前記パッケージのマウント部にパッケージ
外面と連通する貫通孔を設けて導通金属による金属部を
形成し、この金属部に導通金属による金属球を配置し、
さらに、この金属球に前記圧電振動片の電極部を配置
し、次いで、前記金属球を溶融することにより前記圧電
振動片を固定する、圧電振動片のマウント方法により、
達成される。
て、前記金属球を超音波により溶融して前記圧電振動片
を固定することを特徴とする。
て、前記金属球をレーザ光により溶融し前記圧電振動片
を固定することを特徴とする。
溶融させるための熱を集中させることができるため、圧
電デバイス全体を加熱する必要がないので、他の構成部
材に対する熱的悪影響を排除することができる。
て、前記電極部の一部に予め貫通孔が形成された圧電振
動片を、この貫通孔が前記金属球の上に位置するように
配置し、さらに、前記圧電振動片の上に所定の治具を配
置し、この治具により、前記圧電振動片を加圧しながら
吸着保持しつつ前記治具を介してレーザ光を照射し、こ
のレーサ光が前記貫通孔を通過して前記金属球を溶融さ
せることを特徴とする。
電振動片を吸着保持しながら、加圧しつつ金属球を溶融
させることができるので、例えば、一方向に長い圧電振
動片の端部に設けた電極部をマウントする場合に、その
マウント姿勢を適切に保持した状態で接合させることが
できる。
によれば、パッケージ内に圧電振動片がマウントされて
封止された圧電デバイスであって、前記パッケージのマ
ウント部にパッケージ外面と連通する貫通孔を設けて導
通金属による金属部が形成されており、この金属部に導
通金属による金属球が配置され、この金属球に前記圧電
振動片の電極部を配置して、この金属球を溶融すること
により前記圧電振動片が固定されている、圧電デバイス
により、達成される。
を図面を参照して説明する。
一例としての圧電振動子の構成例を示す概略斜視図であ
り、図2はその概略断面図である。
電子部品としての板状の圧電振動片11を収納する容器
として、空間部12aが形成された箱状のパッケージ1
2と、空間部12aを密封するように、パッケージ12
に接合される板状の蓋体13を備えている。
間部12a内に一体に設けた段部に配設されている電極
14上に、後述するマウント構造を適用して接続固定さ
れ、他端部11bが自由端とされている。パッケージ1
2と蓋体13は、好ましくは、封止材(ロウ材)15を
介して接合されている。
圧電作用を発揮する材料として、例えば人工水晶が用い
られており、その表面に圧電振動片11の駆動に必要と
される励振電極(後述)等の図示しない電極が形成され
ている。
アルミナ等のセラミックが用いられており、例えば、パ
ッケージ12は、グリーンシート等を用いて、下ベース
12bの上に上ベース12cを内部に空間12aを形成
するように積層して、図示のように箱状に成形された
後、焼成することにより形成される。
と近い材料が適しており、金属あるいはアルミナ等のセ
ラミックにより、例えば、平板な板状に形成されてい
る。金属の場合には、例えば、コバール,42アロイ,
ステンレス(SUS)等が好適である。
示しており、この場合圧電発振器20の封止構造を示し
ている。
振動子10と共通する構成には同一の符号を付して、重
複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
21では、第1のセラミックベース21aの上に内側に
空間を有する第2のセラミックベース21bを重ね、さ
らにその上に内側に空間を有する第3のセラミックベー
ス21cを重ねて形成している。これにより、図2と比
べると内部空間12aの下にさらに段部を設けて、一段
低いもうひとつの内部空間22aを形成している。
上面に形成した導電パターン上に集積回路23を実装
し、上記内部空間22aに収容して、電極部24と接続
している。これにより、圧電振動片11に所定の駆動電
圧を与えて、振動させ、その出力を上記集積回路23に
入力することにより、所定の周波数の信号を取り出すよ
うになっている。
ウント方法は、これらの圧電振動子10や圧電発振器2
0を含む圧電振動片を利用したあらゆる圧電デバイスに
適用されるものである。
構造について詳細に説明する。
略斜視図であり、この圧電振動片11は、例えば、一方
向,図示の場合紙面の左右方向に長く極めて薄い板状の
水晶片である。
晶を振動させるための駆動電圧を供給するために、所定
のパターンで励振電極が形成されており、その端部は、
水晶振動片11のマウント側である固定端11aの幅方
向両端付近に電極部31,31として露出している。こ
の電極部31は、例えば、AuやAl等の金属を蒸着や
フォトエッチングにより図示するようなパターンで設け
られる。
るようにバンプ45,45を形成してもよい。すなわ
ち、本発明のマウント構造は、数種類あり、電極部3
1,31にバンプ45,45を形成する場合もあるし、
別体の金属球を用いる場合等もある。
示す要部断面図である。
12aには、段部状となったマウント部33が形成され
ている。このマウント部33には、パッケージ12の外
部に通じる貫通孔35が設けられている。そして、この
貫通孔35の周縁を含む内面もしくは貫通孔35内に充
填するように導通金属による金属部(メタライズ)36
が形成されている。
タライズ等により形成され、パッケージ12外部には、
外部電極部38として露出している。
ジ12を上述したように焼成した際に凹部をなすように
凹んでいる。
a側の電極部31と、パッケージ12のマウント部33
の金属部36との間に、金属接合部材としての金属球4
1を配置して、この金属球41を溶融させることによ
り、圧電振動片11の電極部31を金属部36と電気的
に接続した状態で接合する。
しくは、例えば、電極31側に対向する(上)面42が
平坦で、金属部36に対向する(下)面43が曲面状に
形成されている。そして、この金属球41は、例えば、
導通性に優れたAuやAuSn合金により形成されてい
る。
て形成した場合には、金属球41を後述のように溶融す
る際において、このAuSn合金は、融点が、例えば3
00度(摂氏)程度と低く、水晶の転移温度(573度
摂氏)を越えることがない。また、電子部品の実装工程
における温度(約250度摂氏)を下回ることがない。
このため、本実施形態に係るマウント構造は、圧電振動
片11に、熱的悪影響を与えることがないという利点が
あると共に、電子部品の実装時の温度にも十分耐えられ
る。
ように構成されており、以下のような手順でマウント工
程が実行される。
3には、予めパッケージ外面と連通する貫通孔35を設
けて導通金属による金属部36を形成しておく。そし
て、金属部36の上に金属球41を載置する。この時、
金属球41の下面43は、曲面状に突出しているから、
貫通孔35の凹部34に適切にはめ込まれて位置決めさ
れるため、きわめて容易に金属球41の位置合わせがな
される。
るように圧電振動片11の固定端11a側が配置され
る。これにより、金属球41の上面42は平面状である
から、圧電振動片11の電極31の平らな下面に沿って
当接される。
より、金属球41は、溶融され、溶融金属が接合金属と
しての役割を果して、圧電振動片11の電極部31が、
パッケージ12のマウント部33の金属部36と電気的
に接続された状態で接合される。
くは、例えば、金属球41に集中的に熱を与えることに
より行われる。このような方法として好適なのは、金属
球41に対して、細いピン状の治具を介して、ヒータ等
の熱を接触させたり(図示せず)、金属球41にレーザ
光を照射することにより行われる。レーザ光の照射方法
については、後に詳しく説明する。また、これ以外に
も、金属球41に対して、例えば、ホーンを当接させ、
超音波を加えることにより(図示せず)、超音波振動に
よる熱で溶融するようにしてもよい。これにより、金属
球41を溶融させるための熱を集中させることができる
ため、圧電振動子10全体を加熱する必要がない。した
がって、圧電振動子10等の圧電デバイスを他の構成部
材に対する熱的悪影響を排除することができる。
定する上記工程では、従来のように、導電性接着剤を用
いてないので、振動特性を維持しつつ有害なアウトガス
が発生することがない。このため、アウトガスが圧電振
動片11に付着して、周波数特性に悪影響を与えること
がない。また、半田を用いてないので、高温下におい
て、半田成分が圧電振動片11の励振電極31内に拡散
して、その特性を変化させることがない。
示しており、図5と同一の符号を付した箇所は共通する
構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心
に説明する。
は、圧電振動片11の電極部31にバンプ45として予
め形成されている。
たように、AuやAuSn合金により形成されており、
その外面(図において下面)45aが球面とされてい
る。これにより、接合金属を別体で取り扱う必要がな
く、圧電振動片11をマウント部33に配置するだけ
で、電極31に形成したバンプ45の球面部45aが、
マウント部33の凹部34に対してセルフアライメント
することで、簡単に位置決めされるので、圧電振動片1
1の移載機構を簡単にすることができる。
示しており、図5及び図6と同一の符号を付した箇所は
共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違
点を中心に説明する。
は、パッケージ12のマウント部33にバンプ48とし
て予め形成されている。そして、このバンプ48の上に
圧電振動片11の電極部31を配置して、バンプ48を
加熱することにより、圧電振動片11の電極部31が、
パッケージ12のマウント部33の金属部36と電気的
に接続された状態で接合される。
AuやAuSn合金により形成されている。特に、バン
プ48をAuにて形成した場合には、これを図3に示し
たような圧電発振器20に適用した場合、集積回路23
のボンディング工程を利用してパッケージ12のマウン
ト部33にバンプ48を形成することができ、従来工程
を利用して簡単に実現できる点が便利である。
1にバンプを形成しないでよいことから、圧電振動片1
1に割れやカケ,クラックといったダメージを与えるお
それがなく、安全な工程とすることができる。
他の例を示しており、特に、マウント治具50を用いて
いる点に特徴を有している。図8において、上記図5な
いし図7と同一の符号を付した箇所は共通する構成であ
るから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明す
る。
1の電極部31に当接した状態を示した概略断面図であ
る。図示の場合、マウント治具50は、そのヘッド部の
みが示されている。
55には、その中央にノズル部52を備えている。ノズ
ル部52は、図示しない外部の真空ポンプ等の手段と接
続されており、矢印A方向に空気を吸引する機能を有し
ている。
振動片11の各電極部31,31に対応する位置に透明
材料等を充填したり、例えば光ファイバー等を装備した
りして設けた導光部51,51を有している。この導光
部51,51は、外部のレーザ光照射手段と接続される
ことにより、矢印Lで示すように、レーザ光を導くよう
になっている。
ように、圧電振動片11をパッケージ12側に押しつけ
るように加圧する手段を備えている。
部31,31の、上記マウント治具50側導光部51,
51に対応した領域に、貫通孔53及び54が形成され
ている。そして、上述の各実施形態と同様に、この電極
部31,31の各貫通孔53及び54の下で、パッケー
ジ12側マウント部33の金属部36上には、金属球体
41,41が配置されている。この金属球体41は、図
示のような完全な球体だけでなく、図5で説明したよう
な金属球体でもよい。
り、マウント治具50は、そのヘッド部55が、ノズル
部52により、圧電振動片11の各電極部31,31の
間の領域を吸引することによって、この圧電振動片11
をしっかりと保持する。この状態において、マウント治
具50は、図示のような位置で、圧電振動片11を下方
に押しつけると、この圧電振動片11は、図4で説明し
た固定端側11aをマウント部33上に押しつけられた
状態で、全体に水平な姿勢を保持される。
の各導光部51,51を介して、矢印Lで示すようにレ
ーザ光が照射される。このレーザ光は、圧電振動片11
の各電極部31,31の各貫通孔53を通過した後、透
明な水晶材料を透過してさらに貫通孔54を通過して、
直接金属球体41,41に照射される。
光の熱により瞬時に溶融して、溶融金属が接合金属とし
ての役割を果して、圧電振動片11の電極部31が、パ
ッケージ12のマウント部33の金属部36と電気的に
接続された状態で接合される。
5や図6で説明した場合と同様の作用効果を得ることが
できるとともに、電極部31,31には、貫通孔53及
び54が形成されていることにより、レーザ光が遮蔽さ
れないで直接的に金属球41に照射されるので、パワー
ロスがなく短時間に金属球41を溶融させることができ
る。本発明は上述の実施形態に限定されない。上述の各
実施形態の各構成は、省略したり、適宜任意に組み合わ
せることができる。
圧電振動子や圧電発振器に限らず、圧電振動片を用いた
あらゆる圧電デバイスに適用することができる。
電デバイスの性能の劣化を生じることなく、パッケージ
内に圧電振動片を容易にマウントするためのマウント構
造とマウント方法およびこれを利用した圧電デバイスを
提供することができる。
圧電振動子の一例を示す概略斜視図。
圧電発振器の一例を示す概略断面図。
れる圧電振動片の一例を示す概略斜視図。
要部拡大断面図。
要部拡大断面図。
要部拡大断面図。
具の構成を示す概略断面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 パッケージ内に封止される圧電振動片の
マウント構造であって、 前記パッケージのマウント部にパッケージ外面と連通す
る貫通孔を設けて導通金属による金属部が形成されてお
り、この金属部に導通金属による金属球が配置され、こ
の金属球に前記圧電振動片の電極部を配置して、この金
属球を溶融することにより前記圧電振動片が固定されて
いることを特徴とする、圧電振動片のマウント構造。 - 【請求項2】 パッケージ内に封止される圧電振動片の
マウント構造であって、 前記圧電振動片の電極に表面が球面状のバンプを形成
し、前記パッケージのマウント部にパッケージ外面と連
通する貫通孔を設けて導通金属による金属部が形成され
ており、この金属部に対して、前記圧電振動片の表面が
球面状とされたバンプを配置して、このバンプを溶融す
ることにより前記圧電振動片が固定されていることを特
徴とする、圧電振動片のマウント構造。 - 【請求項3】 パッケージ内に封止される圧電振動片の
マウント構造であって、 前記パッケージのマウント部にパッケージ外面と連通す
る貫通孔を設けて導通金属による金属部と、この金属部
の表面に導通金属によるバンプが形成されており、この
バンプに対して前記圧電振動片の電極部を配置して、前
記バンプを溶融することにより前記圧電振動片が固定さ
れていることを特徴とする、圧電振動片のマウント構
造。 - 【請求項4】 前記圧電振動片の前記電極部の一部に貫
通孔が形成されており、前記金属球の上にこの貫通孔を
位置させて圧電振動片を配置し、圧電振動片の前記金属
球とは反対の面から前記レーザ光を照射して、前記貫通
孔を通ったレーザ光を前記金属球に照射させることによ
り溶融したことを特徴とする、請求項1に記載の圧電振
動片のマウント構造。 - 【請求項5】 パッケージ内に封止される圧電振動片の
マウント方法であって、 前記パッケージのマウント部にパッケージ外面と連通す
る貫通孔を設けて導通金属による金属部を形成し、 この金属部に導通金属による金属球を配置し、 さらに、この金属球に前記圧電振動片の電極部を配置
し、 次いで、前記金属球を溶融することにより前記圧電振動
片を固定することを特徴とする、圧電振動片のマウント
方法。 - 【請求項6】 前記金属球を超音波により溶融して前記
圧電振動片を固定することを特徴とする、請求項5に記
載の圧電振動片のマウント方法。 - 【請求項7】 前記金属球をレーザ光により溶融し前記
圧電振動片を固定することを特徴とする、請求項5に記
載の圧電振動片のマウント方法。 - 【請求項8】 前記電極部の一部に予め貫通孔が形成さ
れた圧電振動片を、この貫通孔が前記金属球の上に位置
するように配置し、 さらに、前記圧電振動片の上に所定の治具を配置し、 この治具により、前記圧電振動片を加圧しながら吸着保
持しつつ前記治具を介してレーザ光を照射し、 このレーサ光が前記貫通孔を通過して前記金属球を溶融
させることを特徴とする、請求項7に記載の圧電振動片
のマウント方法。 - 【請求項9】 パッケージ内に圧電振動片がマウントさ
れて封止された圧電デバイスであって、 前記パッケージのマウント部にパッケージ外面と連通す
る貫通孔を設けて導通金属による金属部が形成されてお
り、この金属部に導通金属による金属球が配置され、こ
の金属球に前記圧電振動片の電極部を配置して、この金
属球を溶融することにより前記圧電振動片が固定されて
いることを特徴とする、圧電デバイス。
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