JP2001287452A - インクジェット記録要素 - Google Patents
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- B41M5/5263—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/25—Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク乾燥時間が迅速で、画質が良好で、光
沢が改良されたインクジェット記録要素を提供すること
である。 【解決手段】 無機アニオン顔料、有機アニオンバイン
ダー及び有機カチオン媒染剤を含む画像受容層、並びに
前記画像受容層の上に位置する多孔性オーバーコート層
を、その上に有する支持体を含んでなるインクジェット
記録要素であって、前記多孔性オーバーコート層が無機
顔料及び有機アニオンバインダーを含み、前記オーバー
コート層中の前記無機顔料の屈折率が前記画像受容層中
の前記無機アニオン性顔料の屈折率より、少なくとも
0.05屈折率単位小さいインクジェット記録要素。
沢が改良されたインクジェット記録要素を提供すること
である。 【解決手段】 無機アニオン顔料、有機アニオンバイン
ダー及び有機カチオン媒染剤を含む画像受容層、並びに
前記画像受容層の上に位置する多孔性オーバーコート層
を、その上に有する支持体を含んでなるインクジェット
記録要素であって、前記多孔性オーバーコート層が無機
顔料及び有機アニオンバインダーを含み、前記オーバー
コート層中の前記無機顔料の屈折率が前記画像受容層中
の前記無機アニオン性顔料の屈折率より、少なくとも
0.05屈折率単位小さいインクジェット記録要素。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット画
像記録要素に関する。更に詳細には、本発明は顔料を含
有するインクジェット記録要素に関する。典型的なイン
クジェット記録方式又はプリント方式では、インク液滴
をノズルから高スピードで記録要素又は記録媒体に向け
て射出して媒体上に画像を形成する。インク液滴又は記
録液は、一般に記録剤、例えば、色素もしくは顔料、及
び大量の溶剤を含む。溶剤もしくはキャリヤ液は、典型
的に水、有機材料、例えば、一価アルコール、多価アル
コール又はそれらの混合物から調製する。
像記録要素に関する。更に詳細には、本発明は顔料を含
有するインクジェット記録要素に関する。典型的なイン
クジェット記録方式又はプリント方式では、インク液滴
をノズルから高スピードで記録要素又は記録媒体に向け
て射出して媒体上に画像を形成する。インク液滴又は記
録液は、一般に記録剤、例えば、色素もしくは顔料、及
び大量の溶剤を含む。溶剤もしくはキャリヤ液は、典型
的に水、有機材料、例えば、一価アルコール、多価アル
コール又はそれらの混合物から調製する。
【0002】インクジェット記録要素は、典型的に、そ
の表面の少なくとも一面上に、インク受容層もしくは画
像形成層を有する支持体を含み、これらの要素として
は、反射により視るためのものであって不透明支持体を
有するもの、及び透過光により視るためのものであって
透明支持体を有するものが挙げられる。インクジェット
装置で使用するための画像記録要素として広範囲の各種
タイプの要素がこれまで提案されているが、当該技術分
野においては多くの未解決の課題があり、既知製品には
多くの欠点があり、それらの商業上の有用性が制限され
てきた。
の表面の少なくとも一面上に、インク受容層もしくは画
像形成層を有する支持体を含み、これらの要素として
は、反射により視るためのものであって不透明支持体を
有するもの、及び透過光により視るためのものであって
透明支持体を有するものが挙げられる。インクジェット
装置で使用するための画像記録要素として広範囲の各種
タイプの要素がこれまで提案されているが、当該技術分
野においては多くの未解決の課題があり、既知製品には
多くの欠点があり、それらの商業上の有用性が制限され
てきた。
【0003】このような画像記録要素に写真品質画像を
形成し且つ保持するためには、インクジェット記録要素
は以下の要件を満たさなければならないことは周知であ
る:不均一濃度原因となるプッディング、すなわち隣接
するインク液滴の凝集物が発生しないように、容易に湿
潤すること;画像ブリーディングを示さないこと;積重
ねた際、要素が次のプリント又は他の面とブロッキング
しないように、高濃度のインクを吸収でき、しかも迅速
乾燥ができる能力を示すこと;支持体及び/又は層間の
相互反応による不連続性又は欠損、例えば、クラッキン
グ、撥水性、櫛状の線等を示さないこと;吸収されない
色素が自由表面で凝集して、色素が結晶化し、その結
果、画像域にブルーム効果もしくはブロンジング効果を
引き起こすことがないこと;水との接触又は昼光、タン
グステン光もしくは蛍光の照射による退色を防止するた
めに、最適の画像堅牢性を有すること。
形成し且つ保持するためには、インクジェット記録要素
は以下の要件を満たさなければならないことは周知であ
る:不均一濃度原因となるプッディング、すなわち隣接
するインク液滴の凝集物が発生しないように、容易に湿
潤すること;画像ブリーディングを示さないこと;積重
ねた際、要素が次のプリント又は他の面とブロッキング
しないように、高濃度のインクを吸収でき、しかも迅速
乾燥ができる能力を示すこと;支持体及び/又は層間の
相互反応による不連続性又は欠損、例えば、クラッキン
グ、撥水性、櫛状の線等を示さないこと;吸収されない
色素が自由表面で凝集して、色素が結晶化し、その結
果、画像域にブルーム効果もしくはブロンジング効果を
引き起こすことがないこと;水との接触又は昼光、タン
グステン光もしくは蛍光の照射による退色を防止するた
めに、最適の画像堅牢性を有すること。
【0004】ほとんど瞬時にインクを乾燥し、同時に良
好な画質が得られるインクジェット記録要素が望まし
い。しかしながら、記録要素が適応しなければならない
インク組成及びインク容量の範囲が広いので、インクジ
ェット記録媒体に求められるこれらの要件を同時に達成
することは困難である。多孔性もしくは非多孔性支持体
の一面もしくは両面上の適切な画像受容層として作用す
る多孔性もしくは非多孔性単一層塗膜もしくは多層塗膜
を用いる、インクジェット記録要素が知られている。非
多孔性塗膜を用いる記録要素は、典型的に良好な画質を
有するが、インク乾燥時間については劣っている。多孔
性塗膜を用いる記録要素は、典型的に画質は良好ではな
いが、乾燥時間については優れている。
好な画質が得られるインクジェット記録要素が望まし
い。しかしながら、記録要素が適応しなければならない
インク組成及びインク容量の範囲が広いので、インクジ
ェット記録媒体に求められるこれらの要件を同時に達成
することは困難である。多孔性もしくは非多孔性支持体
の一面もしくは両面上の適切な画像受容層として作用す
る多孔性もしくは非多孔性単一層塗膜もしくは多層塗膜
を用いる、インクジェット記録要素が知られている。非
多孔性塗膜を用いる記録要素は、典型的に良好な画質を
有するが、インク乾燥時間については劣っている。多孔
性塗膜を用いる記録要素は、典型的に画質は良好ではな
いが、乾燥時間については優れている。
【0005】
【従来の技術】米国特許第5,104,730号は、支
持体及び支持体上に形成された多孔性インク吸収層を含
むインクジェット記録シートに関し、その底部層は偽ベ
ーム石とバインダーであり、頂部層は微細シリカ粉末で
ある。
持体及び支持体上に形成された多孔性インク吸収層を含
むインクジェット記録シートに関し、その底部層は偽ベ
ーム石とバインダーであり、頂部層は微細シリカ粉末で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,10
4,730号の要素は、プリント後その頂部層を剥がし
取らなければならないので、画像光学濃度が減少すると
いう課題がある。本発明の目的は、インク乾燥時間が迅
速なインクジェット記録要素を提供することである。本
発明の別の目的は、画質が良好なインクジェット記録要
素を提供することである。光沢が改良されたインクジェ
ット記録要素を提供することが本発明の更に別の目的で
ある。
4,730号の要素は、プリント後その頂部層を剥がし
取らなければならないので、画像光学濃度が減少すると
いう課題がある。本発明の目的は、インク乾燥時間が迅
速なインクジェット記録要素を提供することである。本
発明の別の目的は、画質が良好なインクジェット記録要
素を提供することである。光沢が改良されたインクジェ
ット記録要素を提供することが本発明の更に別の目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの及び他の目的
は、無機アニオン顔料、有機アニオンバインダー及び有
機カチオン媒染剤を含む画像受容層、並びに前記画像受
容層の上に位置する多孔性オーバーコート層を、その上
に有する支持体を含んでなるインクジェット記録要素で
あって、前記多孔性オーバーコート層が無機顔料及び有
機アニオンバインダーを含み、前記オーバーコート層中
の前記無機顔料の屈折率が前記画像受容層中の前記無機
アニオン顔料の屈折率より、少なくとも0.05屈折率
単位小さいインクジェット記録要素である本発明により
達成される。
は、無機アニオン顔料、有機アニオンバインダー及び有
機カチオン媒染剤を含む画像受容層、並びに前記画像受
容層の上に位置する多孔性オーバーコート層を、その上
に有する支持体を含んでなるインクジェット記録要素で
あって、前記多孔性オーバーコート層が無機顔料及び有
機アニオンバインダーを含み、前記オーバーコート層中
の前記無機顔料の屈折率が前記画像受容層中の前記無機
アニオン顔料の屈折率より、少なくとも0.05屈折率
単位小さいインクジェット記録要素である本発明により
達成される。
【0008】本発明のインクジェット記録要素は、画質
が良好で、インク乾燥時間が迅速で、しかも光沢も改良
される。
が良好で、インク乾燥時間が迅速で、しかも光沢も改良
される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において有用な画像受容層
中の無機アニオン顔料は、カオリンクレー、焼成クレ
ー、炭酸カルシウム、二酸化チタン、タルク又はシリケ
ートであってよい。本発明の好ましい態様において、使
用される無機アニオン顔料は、商標Hydraglos
s(登録商標)92(J.M.Huber Compan
y)の下に市販されているカオリンクレーである。無機
アニオン顔料の使用量は、画像受容層の50%〜95%
の範囲内であってよい。
中の無機アニオン顔料は、カオリンクレー、焼成クレ
ー、炭酸カルシウム、二酸化チタン、タルク又はシリケ
ートであってよい。本発明の好ましい態様において、使
用される無機アニオン顔料は、商標Hydraglos
s(登録商標)92(J.M.Huber Compan
y)の下に市販されているカオリンクレーである。無機
アニオン顔料の使用量は、画像受容層の50%〜95%
の範囲内であってよい。
【0010】本発明に有用な両層の有機アニオンバイン
ダーは、スチレンアクリルラテックス;スチレンブタジ
エンラテックス、例えば、Styronal(登録商
標)BN4606X(BASF Corp.);ポリ
(ビニルアルコール);ポリ(酢酸ビニル)、例えば、
Vinac(登録商標)884(Air Product
sInc.);セルロースバインダー又はポリウレタン
バインダーであってよい。本発明の好ましい態様におい
ては、市販のスチレンアクリルラテックス、例えば、A
cronal(登録商標)S−728(BASF Cor
p.)を画像受容層に使用する。本発明の別の好ましい
態様においては、市販のポリ(ビニルアルコール)、例
えば、Airvol(登録商標)21−205(Air
Products Inc.)をオーバーコート層に使
用する。
ダーは、スチレンアクリルラテックス;スチレンブタジ
エンラテックス、例えば、Styronal(登録商
標)BN4606X(BASF Corp.);ポリ
(ビニルアルコール);ポリ(酢酸ビニル)、例えば、
Vinac(登録商標)884(Air Product
sInc.);セルロースバインダー又はポリウレタン
バインダーであってよい。本発明の好ましい態様におい
ては、市販のスチレンアクリルラテックス、例えば、A
cronal(登録商標)S−728(BASF Cor
p.)を画像受容層に使用する。本発明の別の好ましい
態様においては、市販のポリ(ビニルアルコール)、例
えば、Airvol(登録商標)21−205(Air
Products Inc.)をオーバーコート層に使
用する。
【0011】有機アニオンバインダーは、画像受容層又
はオーバーコート層の5〜20%の量使用することがで
きる。一般に顔料:バインダー比が5:1〜8:1であ
る場合に、良好な結果が得られる。本発明に有用な有機
カチオン媒染剤は、ポリマーラテックス分散体又は水溶
性ポリマー溶液であってよい。本発明に有用な媒染剤の
例は、米国特許第5,474,843号に開示されてい
る。他の有用な媒染剤としては、商標、Witcobo
nd(登録商標) W−213及びWitcobond
(登録商標)W−215(Witco Coprpora
tion)の下で市販されているカチオンウレタン分散
体が挙げられる。
はオーバーコート層の5〜20%の量使用することがで
きる。一般に顔料:バインダー比が5:1〜8:1であ
る場合に、良好な結果が得られる。本発明に有用な有機
カチオン媒染剤は、ポリマーラテックス分散体又は水溶
性ポリマー溶液であってよい。本発明に有用な媒染剤の
例は、米国特許第5,474,843号に開示されてい
る。他の有用な媒染剤としては、商標、Witcobo
nd(登録商標) W−213及びWitcobond
(登録商標)W−215(Witco Coprpora
tion)の下で市販されているカチオンウレタン分散
体が挙げられる。
【0012】本発明の好ましい態様において、有機カチ
オン媒染剤として以下が挙げられる: M1:ポリ(N−ビニルベンジル−N−ベンジル−N,
N−ジメチルアンモニウムクロリド−コ−スチレン−コ
−ジビニルベンゼン)、 M2:ポリ(N−ビニルベンジル−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロリド−コ−エチレングリコールジ
メタクリレート)、又は M3:ポリ(N−ビニルベンジル−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロリド−コ−ジビニルベンゼン)。
オン媒染剤として以下が挙げられる: M1:ポリ(N−ビニルベンジル−N−ベンジル−N,
N−ジメチルアンモニウムクロリド−コ−スチレン−コ
−ジビニルベンゼン)、 M2:ポリ(N−ビニルベンジル−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロリド−コ−エチレングリコールジ
メタクリレート)、又は M3:ポリ(N−ビニルベンジル−N,N,N−トリメ
チルアンモニウムクロリド−コ−ジビニルベンゼン)。
【0013】一般に、媒染剤ポリマーが画像受容層の1
〜75重量%、好ましくは10〜20重量%の量存在す
る場合に良好な結果が得られている。他のバインダー、
例えば、Luviskol(登録商標)VA64W(B
ASF Corp.)として市販されているポリ(ビニ
ルピロリドン)又はLuviquat(登録商標)PQ
11PN(BASF Corp.)として市販されてい
るポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルアセテート)を
10%以下の量添加してもよい。前記の主成分の他に、
他の添加物、例えば、硝酸のようなpH改質剤、架橋
剤、流動性改質剤、界面活性剤、UV吸収剤、殺生剤、
滑剤、色素、蛍光増白剤等を必要に応じて添加してもよ
い。
〜75重量%、好ましくは10〜20重量%の量存在す
る場合に良好な結果が得られている。他のバインダー、
例えば、Luviskol(登録商標)VA64W(B
ASF Corp.)として市販されているポリ(ビニ
ルピロリドン)又はLuviquat(登録商標)PQ
11PN(BASF Corp.)として市販されてい
るポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルアセテート)を
10%以下の量添加してもよい。前記の主成分の他に、
他の添加物、例えば、硝酸のようなpH改質剤、架橋
剤、流動性改質剤、界面活性剤、UV吸収剤、殺生剤、
滑剤、色素、蛍光増白剤等を必要に応じて添加してもよ
い。
【0014】前記のように、オーバーコート層中の無機
顔料の屈折率は、画像受容層中の無機アニオン顔料の屈
折率より、少なくとも0.05、好ましくは0.15〜
0.25の屈折率単位低い。このオーバーコート層は、
一般に光学的に透明で、記録要素による光散乱を低下さ
せる。光散乱が低下すると、優れた光学濃度及び光沢が
得られる。
顔料の屈折率は、画像受容層中の無機アニオン顔料の屈
折率より、少なくとも0.05、好ましくは0.15〜
0.25の屈折率単位低い。このオーバーコート層は、
一般に光学的に透明で、記録要素による光散乱を低下さ
せる。光散乱が低下すると、優れた光学濃度及び光沢が
得られる。
【0015】本発明のオーバーコート層に有用な無機顔
料は、例えば、シリカ(例えば、コロイド状シリカ又は
ヒュームドシリカ又はシリカゲル)、アルミナ(アルミ
ナ酸化物、アルミナ水和物又は偽ベーム石)、炭酸カル
シウム、改質カオリンクレー、モンモリロナイトクレ
ー、ヒドロタルサイトクレー又はラポナイトクレーであ
ってよい。本発明の好ましい態様において、無機顔料
は、商標Dispal(登録商標)23N4−80(C
ondea Vista Company)の下に市販
されているアルミナ水和物である。
料は、例えば、シリカ(例えば、コロイド状シリカ又は
ヒュームドシリカ又はシリカゲル)、アルミナ(アルミ
ナ酸化物、アルミナ水和物又は偽ベーム石)、炭酸カル
シウム、改質カオリンクレー、モンモリロナイトクレ
ー、ヒドロタルサイトクレー又はラポナイトクレーであ
ってよい。本発明の好ましい態様において、無機顔料
は、商標Dispal(登録商標)23N4−80(C
ondea Vista Company)の下に市販
されているアルミナ水和物である。
【0016】無機顔料の使用量は、画像受容層の50%
〜95%である。支持体(基材)は、紙のように多孔性
であっても、又はセルロースアセテートもしくはポリエ
ステルフィルムのように非多孔性であってもよい。基材
表面は、画像受容層の支持体への接着性を向上させるた
めに、処理してもよい。例えば、画像受容層を支持体に
施す前に、その表面にコロナ放電処理を行ってもよい。
或いはアンダーコート層又は下塗り層、例えば、ハロゲ
ン化フェノール又は部分加水分解塩化ビニル−酢酸ビニ
ルコポリマーから形成した層を支持体表面に施すことも
できる。
〜95%である。支持体(基材)は、紙のように多孔性
であっても、又はセルロースアセテートもしくはポリエ
ステルフィルムのように非多孔性であってもよい。基材
表面は、画像受容層の支持体への接着性を向上させるた
めに、処理してもよい。例えば、画像受容層を支持体に
施す前に、その表面にコロナ放電処理を行ってもよい。
或いはアンダーコート層又は下塗り層、例えば、ハロゲ
ン化フェノール又は部分加水分解塩化ビニル−酢酸ビニ
ルコポリマーから形成した層を支持体表面に施すことも
できる。
【0017】インクジェット塗膜を支持体の一方の面も
しくは両面上に、慣用の予備計量又は後計量塗布法、例
えば、ブレード、エアナイフ、ロッド、ロール塗布法に
より施すことができる。塗布法の選択は、操作の経済性
の観点から決定し、塗布固形分、塗布粘度及び塗布スピ
ードのような配合仕様を決定する。好ましい態様におい
て、画像受容層の塗布仕様は、塗布固形分が40〜60
%及び低せん断粘度(100rpm Brookfie
ld)500〜2000センチポアズである。別の好ま
しい態様において、オーバーコート層の塗布仕様は、塗
布固形分が20〜40%及び低せん断粘度(100rp
m Brookfield)400〜2000センチポ
アズである。
しくは両面上に、慣用の予備計量又は後計量塗布法、例
えば、ブレード、エアナイフ、ロッド、ロール塗布法に
より施すことができる。塗布法の選択は、操作の経済性
の観点から決定し、塗布固形分、塗布粘度及び塗布スピ
ードのような配合仕様を決定する。好ましい態様におい
て、画像受容層の塗布仕様は、塗布固形分が40〜60
%及び低せん断粘度(100rpm Brookfie
ld)500〜2000センチポアズである。別の好ま
しい態様において、オーバーコート層の塗布仕様は、塗
布固形分が20〜40%及び低せん断粘度(100rp
m Brookfield)400〜2000センチポ
アズである。
【0018】画像受容層の厚さは、5〜60μm、好ま
しくは10〜30μmの範囲であってよい。オーバーコ
ート層の厚さは、2〜20μm、好ましくは4〜10μ
mの範囲であってよい。必要とされる塗膜厚さは、塗膜
がインク溶剤を吸収するための水溜めとして作用する必
要性、及び塗膜表面近郊のインクを保持する必要性に応
じて決定する。
しくは10〜30μmの範囲であってよい。オーバーコ
ート層の厚さは、2〜20μm、好ましくは4〜10μ
mの範囲であってよい。必要とされる塗膜厚さは、塗膜
がインク溶剤を吸収するための水溜めとして作用する必
要性、及び塗膜表面近郊のインクを保持する必要性に応
じて決定する。
【0019】塗布後、インクジェット記録要素をカレン
ダリング又はスーパーカレンダリングに付して表面の平
滑性を高める。本発明の好ましい態様においては、イン
クジェット記録要素を、65℃の温度及び14000k
g/mの圧力で、0.15m/秒〜0.3m/秒のスピ
ードの熱ソフトニップカレンダリングに付す。インクジ
ェット記録要素に用いられる支持体は、不透明、半透明
又は透明であってよい。例えば、平坦紙、樹脂被覆紙、
各種プラスチックス、例えば、ポリエステル樹脂、例え
ば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(エチレン
ナフタレート)及びポリ(エステルジアセテート)、ポ
リカーボネート樹脂、フッ素樹脂、例えば、ポリ(テト
ラフルオロエチレン)、金属箔、各種ガラス材料等を使
用してもよい。本発明に用いられる支持体の厚さは、1
2〜500μm、好ましくは75〜300μmであるこ
とができる。
ダリング又はスーパーカレンダリングに付して表面の平
滑性を高める。本発明の好ましい態様においては、イン
クジェット記録要素を、65℃の温度及び14000k
g/mの圧力で、0.15m/秒〜0.3m/秒のスピ
ードの熱ソフトニップカレンダリングに付す。インクジ
ェット記録要素に用いられる支持体は、不透明、半透明
又は透明であってよい。例えば、平坦紙、樹脂被覆紙、
各種プラスチックス、例えば、ポリエステル樹脂、例え
ば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ(エチレン
ナフタレート)及びポリ(エステルジアセテート)、ポ
リカーボネート樹脂、フッ素樹脂、例えば、ポリ(テト
ラフルオロエチレン)、金属箔、各種ガラス材料等を使
用してもよい。本発明に用いられる支持体の厚さは、1
2〜500μm、好ましくは75〜300μmであるこ
とができる。
【0020】本発明の記録要素を画像化するために用い
られるインクジェットインクは、当該技術分野において
周知である。インクジェット印刷に用いられるインク組
成物は、典型的に溶剤もしくはキャリヤ液、色素もしく
は顔料、保湿剤、有機溶剤、解膠剤、増量剤、保恒剤等
を含む液状組成物である。溶剤もしくはキャリヤ液は、
単に水であることも、又は他の水混和性溶剤、例えば、
多価アルコールとの混合物であることもできる。有機材
料、例えば、多価アルコールが主なキャリヤもしくは溶
剤液であるインクも使用できる。水と多価アルコールの
混合溶剤が特に有用である。このような組成物に用いら
れる色素は、典型的に水溶性の直接染料又は酸性染料で
ある。このような液状組成物は、従来技術、例えば、米
国特許第4,381,946号、米国特許第4,23
9,543号及び米国特許第4,781,758号にさ
らに詳細に記載されている。
られるインクジェットインクは、当該技術分野において
周知である。インクジェット印刷に用いられるインク組
成物は、典型的に溶剤もしくはキャリヤ液、色素もしく
は顔料、保湿剤、有機溶剤、解膠剤、増量剤、保恒剤等
を含む液状組成物である。溶剤もしくはキャリヤ液は、
単に水であることも、又は他の水混和性溶剤、例えば、
多価アルコールとの混合物であることもできる。有機材
料、例えば、多価アルコールが主なキャリヤもしくは溶
剤液であるインクも使用できる。水と多価アルコールの
混合溶剤が特に有用である。このような組成物に用いら
れる色素は、典型的に水溶性の直接染料又は酸性染料で
ある。このような液状組成物は、従来技術、例えば、米
国特許第4,381,946号、米国特許第4,23
9,543号及び米国特許第4,781,758号にさ
らに詳細に記載されている。
【0021】本明細書に開示した記録要素は、インクジ
ェットプリンターに有用なものとして主に記載してきた
が、ペンプロッタアセンブリ用の記録媒体としても使用
することができる。ペンプロッタは、キャピラリ状チュ
ーブの束からなるペンをインク溜めと接触させた状態で
使用して、記録媒体表面上に直接書き込むことにより作
動する。
ェットプリンターに有用なものとして主に記載してきた
が、ペンプロッタアセンブリ用の記録媒体としても使用
することができる。ペンプロッタは、キャピラリ状チュ
ーブの束からなるペンをインク溜めと接触させた状態で
使用して、記録媒体表面上に直接書き込むことにより作
動する。
【0022】以下の例により本発明を更に説明する。
【0023】
【実施例】例1 対照要素1 Nekoosa Solutions Smooth
(登録商標)(Georgia Pacific C
o.)、Grade5128(Carrara Whi
te(登録商標)、Color 9220)の紙ベース、
坪量150g/m2に、以下の表1に示したような(乾燥
g)画像受容層を塗布した。紙ベース上に、ワイヤ直径
0.51μmのワイヤ巻取りMeyerロッドを用い
て、40μmの湿潤塗布厚さの塗膜を施した。この要素
を風乾した。
(登録商標)(Georgia Pacific C
o.)、Grade5128(Carrara Whi
te(登録商標)、Color 9220)の紙ベース、
坪量150g/m2に、以下の表1に示したような(乾燥
g)画像受容層を塗布した。紙ベース上に、ワイヤ直径
0.51μmのワイヤ巻取りMeyerロッドを用い
て、40μmの湿潤塗布厚さの塗膜を施した。この要素
を風乾した。
【0024】画像受容層は、カオリンクレー(Hydr
agloss(登録商標)92)及びスチレンアクリルラ
テックスを含有し、これら両者は主にアニオン性であっ
た。画像受容層は、またカチオン性の媒染剤ポリマーM
3も含有した。このように、塗布配合物はアニオン材料
とカチオン材料の混合物を含んでいた。安定な配合物を
得るためには、アニオン電荷を最小にして、カチオン電
荷を一定に保つことが必要である。このことは、カオリ
ンクレー及びスチレンアクリルラテックスのpHを、硝
酸を用いて調整することにより達成した。安定な配合物
を得るために、カオリンクレー及びスチレンアクリルラ
テックスをカチオン媒染剤M3に添加し、その後pHを
調整した。対照要素2 対照要素1の一部に、表1に示すようなオーバーコート
層を、15mL注射器型塗布機を用いて、6cc/分の
予備計量塗布速度で、1.07m長さの支持体上にオー
バーコートし、その後風乾した。オーバーコート配合物
は、表1に示すように、30%固形分溶液を形成するよ
うに水中に分散したカオリンクレー(Digitex
(登録商標)1000)、及びポリ(ビニルアルコール)
であった。 本発明要素1 本要素は、表1に示すように、オーバーコート層にアル
ミナ水和物を添加した以外は、対照要素2と同様であっ
た。
agloss(登録商標)92)及びスチレンアクリルラ
テックスを含有し、これら両者は主にアニオン性であっ
た。画像受容層は、またカチオン性の媒染剤ポリマーM
3も含有した。このように、塗布配合物はアニオン材料
とカチオン材料の混合物を含んでいた。安定な配合物を
得るためには、アニオン電荷を最小にして、カチオン電
荷を一定に保つことが必要である。このことは、カオリ
ンクレー及びスチレンアクリルラテックスのpHを、硝
酸を用いて調整することにより達成した。安定な配合物
を得るために、カオリンクレー及びスチレンアクリルラ
テックスをカチオン媒染剤M3に添加し、その後pHを
調整した。対照要素2 対照要素1の一部に、表1に示すようなオーバーコート
層を、15mL注射器型塗布機を用いて、6cc/分の
予備計量塗布速度で、1.07m長さの支持体上にオー
バーコートし、その後風乾した。オーバーコート配合物
は、表1に示すように、30%固形分溶液を形成するよ
うに水中に分散したカオリンクレー(Digitex
(登録商標)1000)、及びポリ(ビニルアルコール)
であった。 本発明要素1 本要素は、表1に示すように、オーバーコート層にアル
ミナ水和物を添加した以外は、対照要素2と同様であっ
た。
【0025】前記要素中の層の成分は以下の通りであ
る:
る:
【0026】
【表1】
【0027】屈折率 例に用いた顔料の屈折率は以下の通りである:
【0028】
【表2】
【0029】印刷 前記要素の各々から得た試料に、Hewlett Pa
ckard Photosmart(登録商標)プリンタ
ーを用い、プリンター設定を「写真光沢紙、最良」とし
て印刷した。使用インクは、Hewlett Pack
ard Photosmart(登録商標)インクであっ
た。1cmx23cmの領域に、100%被覆面積のイ
エロー、シアン及びマゼンタ、200%被覆面積の赤、
緑及び青、並びに300%被覆面積の黒を含む縞模様タ
ーゲットを印刷した。黒縞について乾燥時間及び光学濃
度を調べた。乾燥時間及び光学濃度 乾燥時間(印刷後の乾燥時間であって、その時点では印
刷済み要素から吸取りシートに再転写されるインクが全
く認められない時間として定義される)を、吸取り手法
を用いて測定した。印刷直後、各要素をフォームベース
上に置き、コピー紙をその頂部に置き、重量を測定済み
の平滑なロッドで前記コピー紙上を圧延した。次にコピ
ー紙を取上げて再転写について調べた。
ckard Photosmart(登録商標)プリンタ
ーを用い、プリンター設定を「写真光沢紙、最良」とし
て印刷した。使用インクは、Hewlett Pack
ard Photosmart(登録商標)インクであっ
た。1cmx23cmの領域に、100%被覆面積のイ
エロー、シアン及びマゼンタ、200%被覆面積の赤、
緑及び青、並びに300%被覆面積の黒を含む縞模様タ
ーゲットを印刷した。黒縞について乾燥時間及び光学濃
度を調べた。乾燥時間及び光学濃度 乾燥時間(印刷後の乾燥時間であって、その時点では印
刷済み要素から吸取りシートに再転写されるインクが全
く認められない時間として定義される)を、吸取り手法
を用いて測定した。印刷直後、各要素をフォームベース
上に置き、コピー紙をその頂部に置き、重量を測定済み
の平滑なロッドで前記コピー紙上を圧延した。次にコピ
ー紙を取上げて再転写について調べた。
【0030】表3の結果は、1〜5のランクで示し、1
は、コピー紙への転写が全くない(迅速乾燥)場合に相
当し、5は、完全に転写される場合に相当する(コピー
紙上に完全な縞が見える)。印刷済み記録要素の光学濃
度を、ステータスAフィルタを備えたX−Rite(登
録商標)model820透過/反射濃度計を用いて測
定した。ターゲット上の黒縞を試験した。結果は、3回
の測定値の平均である。
は、コピー紙への転写が全くない(迅速乾燥)場合に相
当し、5は、完全に転写される場合に相当する(コピー
紙上に完全な縞が見える)。印刷済み記録要素の光学濃
度を、ステータスAフィルタを備えたX−Rite(登
録商標)model820透過/反射濃度計を用いて測
定した。ターゲット上の黒縞を試験した。結果は、3回
の測定値の平均である。
【0031】以下の結果が得られた:
【0032】
【表3】
【0033】前記結果は、本発明要素1は、迅速乾燥時
間を維持しながら、対照要素1及び2と比較してより高
い光学濃度を有することを示している。光沢 前記記録要素の光沢を、ASTM D523標準に従っ
て、GardnerTri−glossメーターを用
い、60度設定で測定した。以下の結果が得られた:
間を維持しながら、対照要素1及び2と比較してより高
い光学濃度を有することを示している。光沢 前記記録要素の光沢を、ASTM D523標準に従っ
て、GardnerTri−glossメーターを用
い、60度設定で測定した。以下の結果が得られた:
【0034】
【表4】
【0035】前記結果は、本発明要素1は、対象要素1
及び2と比較してより高い光沢を有することを示してい
る。
及び2と比較してより高い光沢を有することを示してい
る。
【0036】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録要素によれ
ば、良好な画質が得られ、インク乾燥時間が迅速で、光
沢も改良される。
ば、良好な画質が得られ、インク乾燥時間が迅速で、光
沢も改良される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スロダー サダシバン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14607, ロチェスター,パーク アベニュ 604− アパートメント ビー (72)発明者 パトリック ジェームズ ウィッタカー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,スプリングウッド ドライ ブ 25 (72)発明者 ジョン ダブリュ ジャンセン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14589, ウィリアムスン,タッカホー ロード 7004
Claims (1)
- 【請求項1】 無機アニオン顔料、有機アニオンバイン
ダー及び有機カチオン媒染剤を含む画像受容層、並びに
前記画像受容層の上に位置する多孔性オーバーコート層
を、その上に有する支持体を含んでなるインクジェット
記録要素であって、前記多孔性オーバーコート層が無機
顔料及び有機アニオンバインダーを含み、前記オーバー
コート層中の前記無機顔料の屈折率が前記画像受容層中
の前記無機アニオン顔料の屈折率より、少なくとも0.
05屈折率単位小さいインクジェット記録要素。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/513,629 US6447882B1 (en) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | Ink jet recording element |
US09/513629 | 2000-02-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287452A true JP2001287452A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=24044031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001053932A Pending JP2001287452A (ja) | 2000-02-28 | 2001-02-28 | インクジェット記録要素 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6447882B1 (ja) |
EP (1) | EP1127708B1 (ja) |
JP (1) | JP2001287452A (ja) |
DE (1) | DE60102606T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011529415A (ja) * | 2008-07-31 | 2011-12-08 | イーストマン コダック カンパニー | カチオン改質クレー粒子を含有するインクジェット記録媒体 |
JP2016190433A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 日本製紙株式会社 | インクジェット記録媒体 |
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US20010023272A1 (en) * | 1996-06-28 | 2001-09-20 | Stora Enso North America, Corp. | Ink jet recording media |
US6471811B1 (en) * | 2000-09-27 | 2002-10-29 | Eastman Kodak Company | Ink color proofing |
US6808767B2 (en) * | 2001-04-19 | 2004-10-26 | Stora Enso North America Corporation | High gloss ink jet recording media |
US20050008794A1 (en) * | 2003-07-10 | 2005-01-13 | Arkwright, Inc. | Ink-jet recording media having a microporous coating comprising cationic fumed silica and cationic polyurethane and methods for producing the same |
US20070098963A1 (en) * | 2005-10-27 | 2007-05-03 | Xiaoqi Zhou | Toner receiving compositions for electrophotographic toner receiving systems |
EP1986865A4 (en) * | 2006-02-24 | 2009-08-05 | Arkwright Inc | RAPID DRY INK JET STORAGE MEDIUM HAVING ANIONIC SURFACE LAYER AND CATIONIC UNDERCOAT |
EP2103736B1 (en) * | 2008-03-18 | 2016-05-25 | Agfa-Gevaert N.V. | Printanle paper; process for producing printable paper; and use thereof |
WO2020117254A1 (en) * | 2018-12-06 | 2020-06-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Imaging media |
US20210291528A1 (en) * | 2018-12-14 | 2021-09-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printhead service stations with spitrollers |
US11477346B2 (en) | 2019-01-10 | 2022-10-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Color calibration in a printing system |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4794067A (en) * | 1987-11-23 | 1988-12-27 | Polaroid Corporation, Patent Dept. | Copolymeric mordants and photographic products and processes containing same |
US5104730A (en) | 1989-07-14 | 1992-04-14 | Asahi Glass Company Ltd. | Recording sheet |
JP2686670B2 (ja) * | 1990-04-02 | 1997-12-08 | キヤノン株式会社 | インクジェット用被記録材 |
US5478631A (en) * | 1992-09-09 | 1995-12-26 | Kanzaki Paper Mfg. Co., Ltd. | Ink jet recording sheet |
JP3207007B2 (ja) * | 1993-01-27 | 2001-09-10 | 日清紡績株式会社 | インクジェット記録用シート |
US5589269A (en) | 1993-03-12 | 1996-12-31 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Ink receptive sheet |
JP2930287B2 (ja) * | 1994-11-08 | 1999-08-03 | 日本製紙株式会社 | 記録用紙及びその製造方法 |
CA2183723C (en) * | 1995-08-21 | 2006-11-21 | Bo Liu | Ink jet recording material and producing process thereof |
US5856023A (en) * | 1997-01-07 | 1999-01-05 | Polaroid Corporation | Ink jet recording sheet |
EP0869010B1 (en) | 1997-03-20 | 1999-05-19 | ILFORD Imaging Switzerland GmbH | Recording sheet for ink jet printing |
SG75135A1 (en) | 1997-09-24 | 2000-09-19 | Canon Kk | Recording medium image forming process using the same and process for the preparation of the same |
US6020032A (en) * | 1998-11-18 | 2000-02-01 | Eastman Kodak Company | Method for preparing an ink jet recording element |
US6110585A (en) * | 1998-12-22 | 2000-08-29 | Eastman Kodak Company | Ink jet recording element |
-
2000
- 2000-02-28 US US09/513,629 patent/US6447882B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-02-15 DE DE60102606T patent/DE60102606T2/de not_active Withdrawn - After Issue
- 2001-02-15 EP EP01200518A patent/EP1127708B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-02-28 JP JP2001053932A patent/JP2001287452A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
JP2011529415A (ja) * | 2008-07-31 | 2011-12-08 | イーストマン コダック カンパニー | カチオン改質クレー粒子を含有するインクジェット記録媒体 |
JP2016190433A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 日本製紙株式会社 | インクジェット記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1127708A1 (en) | 2001-08-29 |
US6447882B1 (en) | 2002-09-10 |
EP1127708B1 (en) | 2004-04-07 |
DE60102606D1 (de) | 2004-05-13 |
DE60102606T2 (de) | 2005-04-14 |
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