JP2001280324A - 薄頭付きねじ - Google Patents
薄頭付きねじInfo
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- JP2001280324A JP2001280324A JP2000099017A JP2000099017A JP2001280324A JP 2001280324 A JP2001280324 A JP 2001280324A JP 2000099017 A JP2000099017 A JP 2000099017A JP 2000099017 A JP2000099017 A JP 2000099017A JP 2001280324 A JP2001280324 A JP 2001280324A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】頭部厚さが薄く且つ呼び径の小さいねじにおい
てもねじ込み機能を損なうことなく、しかも、簡単に緩
めることのできないねじを得る。 【解決手段】頭部2とねじ山3を形成した脚部4とから
なるねじ1において、係合溝10を有する頭部2を比較
的薄く形成し、頭部2の座面5と脚部4のねじ山3との
間に頭部側が大きくねじ山側が小さいテーパ形状の補強
部20を形成し、しかも、係合溝10の少なくともねじ
締め方向回転時にドライバビットが係合する壁面11を
ねじの軸線にほぼ平行な平面とした薄頭付きねじである
ので、厚みの比較的薄い製品に使用するねじを本来の機
能を損なうことなく得ることができる。また、補強部に
より係合溝との間の首部の肉が薄くならないので、ねじ
の首飛び現象が生じない。更に、係合溝の壁面は直立し
ているので、ドライバビットに推力を加える必要がな
く、薄い板状のワークに使用しても撓みが生じない。
てもねじ込み機能を損なうことなく、しかも、簡単に緩
めることのできないねじを得る。 【解決手段】頭部2とねじ山3を形成した脚部4とから
なるねじ1において、係合溝10を有する頭部2を比較
的薄く形成し、頭部2の座面5と脚部4のねじ山3との
間に頭部側が大きくねじ山側が小さいテーパ形状の補強
部20を形成し、しかも、係合溝10の少なくともねじ
締め方向回転時にドライバビットが係合する壁面11を
ねじの軸線にほぼ平行な平面とした薄頭付きねじである
ので、厚みの比較的薄い製品に使用するねじを本来の機
能を損なうことなく得ることができる。また、補強部に
より係合溝との間の首部の肉が薄くならないので、ねじ
の首飛び現象が生じない。更に、係合溝の壁面は直立し
ているので、ドライバビットに推力を加える必要がな
く、薄い板状のワークに使用しても撓みが生じない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的薄い板状の
ワークに締め付ける際に締め付け時のドライバビットの
推力を受けないようにするとともに専用のドライバビッ
トでしか締め付け及び緩め作業ができないようにした薄
頭付きねじに関する。
ワークに締め付ける際に締め付け時のドライバビットの
推力を受けないようにするとともに専用のドライバビッ
トでしか締め付け及び緩め作業ができないようにした薄
頭付きねじに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電化製品及び情報関連機器製品に
おいては、性能が向上するとともに比較的小型化された
ものが多く使用されているが、その中でも、持ち運びが
便利なように厚みの薄い、例えば、電子手帳、パソコ
ン、携帯電話等の電子機器が広く普及している。このよ
うな製品においては、できるだけ軽く、しかも、厚みの
薄いこと及び使用者が簡単に分解できないようにするこ
とが条件であり、これを組み立てるためのねじも呼び径
が2mm以下の小さいねじが使用されているのが現状で
ある。そのため、近年ではこのねじをできるだけ小さく
し、係合溝もユーザが簡単にねじを緩めることができな
いように、例えば、その中心に突起を形成したものが開
発されているが、図4に示すように、ねじ101の頭部
102は+形状の溝110が広く普及している関係上、
その頭部102及び係合溝110の形状は依然として今
までの形状のものが主流となっている。このため、ドラ
イバビットに係合する係合溝110の壁面111は通常
角度α°だけ傾斜しているのが現状である。
おいては、性能が向上するとともに比較的小型化された
ものが多く使用されているが、その中でも、持ち運びが
便利なように厚みの薄い、例えば、電子手帳、パソコ
ン、携帯電話等の電子機器が広く普及している。このよ
うな製品においては、できるだけ軽く、しかも、厚みの
薄いこと及び使用者が簡単に分解できないようにするこ
とが条件であり、これを組み立てるためのねじも呼び径
が2mm以下の小さいねじが使用されているのが現状で
ある。そのため、近年ではこのねじをできるだけ小さく
し、係合溝もユーザが簡単にねじを緩めることができな
いように、例えば、その中心に突起を形成したものが開
発されているが、図4に示すように、ねじ101の頭部
102は+形状の溝110が広く普及している関係上、
その頭部102及び係合溝110の形状は依然として今
までの形状のものが主流となっている。このため、ドラ
イバビットに係合する係合溝110の壁面111は通常
角度α°だけ傾斜しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに厚みの薄い製品が要求されているにもかかわらず、
このねじの小型化に限界があることから製品の小型化に
対応できないことは将来の組み立て作業に大きな影響を
与えている。この問題を解決すべく呼び径の小さいだけ
の従来のねじに比べてその頭部も薄くしたねじが考えら
れているが、圧造加工により頭部を薄くする加工には頭
部にドライバビットが係合する係合溝がある関係上、脆
くなるとともに係合溝がねじの脚部まで達するため、脚
部の材料が薄くなったり、破れたりしてねじの機能が十
分に得られていない。また、係合溝はドライバビットと
の関係上、その壁面に角度α°の傾斜があるため、ドラ
イバビットの回転時にドライバビットには係合溝から抜
ける方向に力が作用し、そのため、ドライバビットに推
力を加えねばならず、薄い板状のワークにおいてはこの
推力により撓みが生じていた。更に、精密電子機器であ
ることからこれを簡単にあけてユーザが修理することは
予想できない故障が生じる恐れがあるにもかかわらず、
その防止策が完全でない等の諸々の課題を有している。
うに厚みの薄い製品が要求されているにもかかわらず、
このねじの小型化に限界があることから製品の小型化に
対応できないことは将来の組み立て作業に大きな影響を
与えている。この問題を解決すべく呼び径の小さいだけ
の従来のねじに比べてその頭部も薄くしたねじが考えら
れているが、圧造加工により頭部を薄くする加工には頭
部にドライバビットが係合する係合溝がある関係上、脆
くなるとともに係合溝がねじの脚部まで達するため、脚
部の材料が薄くなったり、破れたりしてねじの機能が十
分に得られていない。また、係合溝はドライバビットと
の関係上、その壁面に角度α°の傾斜があるため、ドラ
イバビットの回転時にドライバビットには係合溝から抜
ける方向に力が作用し、そのため、ドライバビットに推
力を加えねばならず、薄い板状のワークにおいてはこの
推力により撓みが生じていた。更に、精密電子機器であ
ることからこれを簡単にあけてユーザが修理することは
予想できない故障が生じる恐れがあるにもかかわらず、
その防止策が完全でない等の諸々の課題を有している。
【0004】本発明の目的は、このような課題を解消す
るとともに頭部厚さが薄く且つ呼び径の小さいねじにお
いてもねじ込み機能を損なうことなく、しかも、簡単に
緩めることのできないねじの提供である。
るとともに頭部厚さが薄く且つ呼び径の小さいねじにお
いてもねじ込み機能を損なうことなく、しかも、簡単に
緩めることのできないねじの提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ドライ
バビットが係合する係合溝10を形成した頭部2とこの
頭部2と一体となって且つねじ山3を形成した脚部4と
からなるねじ1において、係合溝10を有する頭部2を
比較的薄く形成し、この頭部2の座面5と脚部4のねじ
山3との間に頭部側が大きくねじ山側が小さいテーパ形
状の補強部20を形成し、しかも、前記係合溝10の少
なくともねじ締め方向回転時にドライバビットが係合す
る壁面11をねじ1の軸線にほぼ平行な平面とした薄頭
付きねじを提供することで達成される。また、前記目的
は、この構成における係合溝10をねじ1の頭部軸心を
中心とする円周上に等間隔をおいて三等分された位置に
放射状に形成されたY字形状としたり、この係合溝10
において、ねじ1の軸心から外周端までの距離を脚部4
に形成されているねじ山3の谷径の半径より小さくした
りすることで達成される。更に、このような構成の補強
部20において、頭部側がねじ山3の山径以上で脚部側
はねじ山3の谷径より大きく山径より小さく形成されて
いる薄頭付きねじを提供することで達成される。
バビットが係合する係合溝10を形成した頭部2とこの
頭部2と一体となって且つねじ山3を形成した脚部4と
からなるねじ1において、係合溝10を有する頭部2を
比較的薄く形成し、この頭部2の座面5と脚部4のねじ
山3との間に頭部側が大きくねじ山側が小さいテーパ形
状の補強部20を形成し、しかも、前記係合溝10の少
なくともねじ締め方向回転時にドライバビットが係合す
る壁面11をねじ1の軸線にほぼ平行な平面とした薄頭
付きねじを提供することで達成される。また、前記目的
は、この構成における係合溝10をねじ1の頭部軸心を
中心とする円周上に等間隔をおいて三等分された位置に
放射状に形成されたY字形状としたり、この係合溝10
において、ねじ1の軸心から外周端までの距離を脚部4
に形成されているねじ山3の谷径の半径より小さくした
りすることで達成される。更に、このような構成の補強
部20において、頭部側がねじ山3の山径以上で脚部側
はねじ山3の谷径より大きく山径より小さく形成されて
いる薄頭付きねじを提供することで達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図3に基づき説明する。図1及び図2において、1
は頭部2とこの頭部2と一体で且つねじ山3を有する脚
部4とからなるねじである。このねじ1の頭部2には脚
部4の中心線上にドライバビット(図示せず)と係合す
るY字形状の係合溝10が形成してあり、この係合溝1
0は先端が脚部4に達している。この頭部2はその厚み
が通常のねじの頭部より比較的薄く形成してあり、この
頭部2の厚さはねじ1の呼び径に対して、その1/3以
下程度に設定されている。この頭部2の上面はほぼ平坦
な形状となっている。
乃至図3に基づき説明する。図1及び図2において、1
は頭部2とこの頭部2と一体で且つねじ山3を有する脚
部4とからなるねじである。このねじ1の頭部2には脚
部4の中心線上にドライバビット(図示せず)と係合す
るY字形状の係合溝10が形成してあり、この係合溝1
0は先端が脚部4に達している。この頭部2はその厚み
が通常のねじの頭部より比較的薄く形成してあり、この
頭部2の厚さはねじ1の呼び径に対して、その1/3以
下程度に設定されている。この頭部2の上面はほぼ平坦
な形状となっている。
【0007】この頭部2の座面5に接近した位置の脚部
4には頭部側が脚部4のねじ山の山径以上で、具体的に
はねじ山3の山径より大きく、ねじ山側がねじ山3の谷
径より大きく山径より小さい直径のテーパ形状の補強部
20が形成されている。この補強部20のテーパは前記
係合溝10の壁面11及び底面12との間に所定の厚み
を有している。補強部20の下部には前記ねじ山3が脚
部4の先端にかけて形成してあり、補強部20にはこの
ねじ山3の不完全ねじ部21が設けられている。この不
完全ねじ部21はそのねじ山3の谷底が補強部20のテ
ーパの延長線上あるいはこれより外側に位置するように
形成されている。
4には頭部側が脚部4のねじ山の山径以上で、具体的に
はねじ山3の山径より大きく、ねじ山側がねじ山3の谷
径より大きく山径より小さい直径のテーパ形状の補強部
20が形成されている。この補強部20のテーパは前記
係合溝10の壁面11及び底面12との間に所定の厚み
を有している。補強部20の下部には前記ねじ山3が脚
部4の先端にかけて形成してあり、補強部20にはこの
ねじ山3の不完全ねじ部21が設けられている。この不
完全ねじ部21はそのねじ山3の谷底が補強部20のテ
ーパの延長線上あるいはこれより外側に位置するように
形成されている。
【0008】更に、頭部2にはY字状の係合溝10がね
じ1の軸心線上に中心を有して形成してあり、この係合
溝10は図3に示すように、放射方向に伸びる係合溝1
0の壁面11が軸線とほぼ平行な面、即ち、ねじ1の締
め付け方向及び緩め方向に対してほぼ垂直な面となって
いる。このため、この係合溝10にはドライバビットと
の間に駆動角がなく、ねじ締め付け力が作用してもドラ
イバビットには上方へ逃げる力が生じず、推力を加えな
くても確実な締め付け力がねじに加わることになる。一
方、三方向に放射方向に伸びている係合溝10はその隣
り合う壁面11を円弧面13で互いに接続しており、し
かも、この係合溝10は頭部2から補強部20にかけて
所定深さだけ軸線に沿い掘り下げられている。これによ
り、ドライバビットとの係合が確実となる。
じ1の軸心線上に中心を有して形成してあり、この係合
溝10は図3に示すように、放射方向に伸びる係合溝1
0の壁面11が軸線とほぼ平行な面、即ち、ねじ1の締
め付け方向及び緩め方向に対してほぼ垂直な面となって
いる。このため、この係合溝10にはドライバビットと
の間に駆動角がなく、ねじ締め付け力が作用してもドラ
イバビットには上方へ逃げる力が生じず、推力を加えな
くても確実な締め付け力がねじに加わることになる。一
方、三方向に放射方向に伸びている係合溝10はその隣
り合う壁面11を円弧面13で互いに接続しており、し
かも、この係合溝10は頭部2から補強部20にかけて
所定深さだけ軸線に沿い掘り下げられている。これによ
り、ドライバビットとの係合が確実となる。
【0009】このような薄頭付きねじ1を使用してワー
ク(図示せず)にねじ込む作業においては、ワークの下
穴(図示せず)に対してこのねじ1の係合溝10にドラ
イバビットを係合してねじ込み力を伝達してねじ込む。
この時、ドライバビットからのねじ込み力は係合溝10
の壁面11に加わるとともにドライバビットの上方、即
ち、ドライバビットが抜ける方向への力は加わらない。
そして係合溝10の壁面11からの締め付け力は補強部
20から脚部4に伝達され、ねじ山3はワークに所定の
ねじ込み力でねじ込まれる。この後、頭部2の座面5が
ワークに着座すると、ねじ込み作業は終了する。尚、こ
の実施の形態では、係合溝10をY字状としたが、この
他に十字溝であってもよい。
ク(図示せず)にねじ込む作業においては、ワークの下
穴(図示せず)に対してこのねじ1の係合溝10にドラ
イバビットを係合してねじ込み力を伝達してねじ込む。
この時、ドライバビットからのねじ込み力は係合溝10
の壁面11に加わるとともにドライバビットの上方、即
ち、ドライバビットが抜ける方向への力は加わらない。
そして係合溝10の壁面11からの締め付け力は補強部
20から脚部4に伝達され、ねじ山3はワークに所定の
ねじ込み力でねじ込まれる。この後、頭部2の座面5が
ワークに着座すると、ねじ込み作業は終了する。尚、こ
の実施の形態では、係合溝10をY字状としたが、この
他に十字溝であってもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明した実施の形態から明
らかなように、係合溝10を形成した頭部2とねじ山3
を形成した脚部4とからなるねじ1において、係合溝1
0を有する頭部2を比較的薄く形成し、この頭部2の座
面5と脚部4のねじ山3との間に頭部側が大きくねじ山
側が小さいテーパ形状の補強部20を形成し、しかも、
前記係合溝10の少なくともねじ締め方向回転時にドラ
イバビットが係合する壁面11をねじの軸線にほぼ平行
な平面とした薄頭付きねじであるので、小型で厚みの比
較的薄い製品に使用するねじをねじとしての本来の機能
を損なうことなく得ることができ、将来的にも薄い製品
をこのねじを使用して組み立てることが可能になる。ま
た、圧造加工により頭部を薄くする加工においても、補
強部により係合溝との間の首部の肉が薄くならないの
で、ねじの首飛び現象が生じず、ねじとしての機能を十
分に発揮することができる。更に、係合溝の壁面は直立
しているので、ドライバビットの回転時にドライバビッ
トが係合溝から抜ける方向の力が作用せず、そのため、
ドライバビットに推力を加える必要がなく、薄い板状の
ワークに使用してもワークに撓みが生じない。更に、精
密電子機器の組立に使用しても、専用のドライバビット
でなければ緩められないので、ユーザの誤った修理よる
予想できない故障が生じる恐れも減少し、その防止策と
しても期待できる等の特有の効果が得られる。
らかなように、係合溝10を形成した頭部2とねじ山3
を形成した脚部4とからなるねじ1において、係合溝1
0を有する頭部2を比較的薄く形成し、この頭部2の座
面5と脚部4のねじ山3との間に頭部側が大きくねじ山
側が小さいテーパ形状の補強部20を形成し、しかも、
前記係合溝10の少なくともねじ締め方向回転時にドラ
イバビットが係合する壁面11をねじの軸線にほぼ平行
な平面とした薄頭付きねじであるので、小型で厚みの比
較的薄い製品に使用するねじをねじとしての本来の機能
を損なうことなく得ることができ、将来的にも薄い製品
をこのねじを使用して組み立てることが可能になる。ま
た、圧造加工により頭部を薄くする加工においても、補
強部により係合溝との間の首部の肉が薄くならないの
で、ねじの首飛び現象が生じず、ねじとしての機能を十
分に発揮することができる。更に、係合溝の壁面は直立
しているので、ドライバビットの回転時にドライバビッ
トが係合溝から抜ける方向の力が作用せず、そのため、
ドライバビットに推力を加える必要がなく、薄い板状の
ワークに使用してもワークに撓みが生じない。更に、精
密電子機器の組立に使用しても、専用のドライバビット
でなければ緩められないので、ユーザの誤った修理よる
予想できない故障が生じる恐れも減少し、その防止策と
しても期待できる等の特有の効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態を示す薄頭付きねじの正面
図である。
図である。
【図2】図1の拡大平面図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿う展開断面図であ
る。
る。
【図4】従来のねじの係合溝の形状を示す要部断面図で
ある。
ある。
1 ねじ 2 頭部 3 ねじ山 4 脚部 5 座面 10 係合溝 11 壁面 12 底面 13 円弧面 20 補強部 21 不完全ねじ部
Claims (4)
- 【請求項1】 ドライバビットが係合する係合溝を形成
した頭部(2)とこの頭部と一体となって且つねじ山を
形成した脚部(4)とからなるねじにおいて、 係合溝(10)を有する頭部を比較的薄く形成し、この
頭部の座面(5)と脚部のねじ山(3)との間に頭部側
が大きくねじ山側が小さいテーパ形状の補強部(20)
を形成し、しかも、前記係合溝の少なくともねじ締め方
向回転時にドライバビットが係合する壁面(11)をね
じの軸線にほぼ平行な平面としたことを特徴とする薄頭
付きねじ。 - 【請求項2】 係合溝はねじの頭部軸心を中心とする円
周上に等間隔をおいて三等分された位置に放射状に形成
されたY字形状であることを特徴とする請求項1に記載
の薄頭付きねじ。 - 【請求項3】 係合溝はねじの軸心から外周端までの距
離が脚部(4)に形成されているねじ山(3)の谷径の
半径より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載
の薄頭付きねじ。 - 【請求項4】 補強部は頭部側がねじ山(3)の山径以
上で脚部側はねじ山の谷径より大きく山径より小さく形
成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記
載の薄頭付きねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000099017A JP2001280324A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 薄頭付きねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000099017A JP2001280324A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 薄頭付きねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001280324A true JP2001280324A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18613417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000099017A Pending JP2001280324A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 薄頭付きねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001280324A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003100272A1 (fr) * | 2002-05-27 | 2003-12-04 | Osg Corporation | Configuration pour serrage de vis, vis et outil de serrage de vis |
US8001874B2 (en) | 2003-11-14 | 2011-08-23 | Katsuyuki Totsu | Combination of screw with stabilized strength and screwdriver bit, and header punch for manufacturing the screw with stabilized strength |
JP2017525896A (ja) * | 2014-06-10 | 2017-09-07 | エスアール システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 拡径ヘッド留め具装置及び製造方法 |
US10473134B2 (en) | 2014-06-10 | 2019-11-12 | SR Systems, LLC | Enlarged head fastener device and method of manufacture |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000099017A patent/JP2001280324A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003100272A1 (fr) * | 2002-05-27 | 2003-12-04 | Osg Corporation | Configuration pour serrage de vis, vis et outil de serrage de vis |
CN1628219B (zh) * | 2002-05-27 | 2010-05-12 | Osg株式会社 | 螺纹紧固结构以及螺栓和螺纹紧固工具 |
US8001874B2 (en) | 2003-11-14 | 2011-08-23 | Katsuyuki Totsu | Combination of screw with stabilized strength and screwdriver bit, and header punch for manufacturing the screw with stabilized strength |
JP2017525896A (ja) * | 2014-06-10 | 2017-09-07 | エスアール システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 拡径ヘッド留め具装置及び製造方法 |
US10184505B2 (en) | 2014-06-10 | 2019-01-22 | SR Systems, LLC | Compressive indentation fastener device |
US10473134B2 (en) | 2014-06-10 | 2019-11-12 | SR Systems, LLC | Enlarged head fastener device and method of manufacture |
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