JP2001277658A - 複数の印刷ヘッドユニットを装着可能な印刷装置 - Google Patents
複数の印刷ヘッドユニットを装着可能な印刷装置Info
- Publication number
- JP2001277658A JP2001277658A JP2000090306A JP2000090306A JP2001277658A JP 2001277658 A JP2001277658 A JP 2001277658A JP 2000090306 A JP2000090306 A JP 2000090306A JP 2000090306 A JP2000090306 A JP 2000090306A JP 2001277658 A JP2001277658 A JP 2001277658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print head
- head unit
- unit
- main body
- side control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷装置において実際に使用する印刷ヘッド
に関する融通性を高める。 【解決手段】 複数のノズルからインクを吐出する印刷
ヘッドと、ヘッド側双方向インタフェースと、印刷ヘッ
ドとヘッド側双方向インタフェースとに接続されたヘッ
ド側制御部とを有する印刷ヘッドユニットを着脱可能に
装着するための複数のヘッドユニット装着部を有するキ
ャリッジと、印刷装置の本体内に設けられ、ヘッドユニ
ット装着部に装着された印刷ヘッドユニットとの間で双
方向通信を行うことが可能な本体側双方向インタフェー
スと、本体側双方向インタフェースに接続された本体側
制御部とを有する本体側回路と、を備えた印刷装置を用
いる。そして、本体側制御部は、キャリッジに装着され
ている1つ以上の印刷ヘッドユニットと個々に双方向通
信を行いつつ印刷を実行する。
に関する融通性を高める。 【解決手段】 複数のノズルからインクを吐出する印刷
ヘッドと、ヘッド側双方向インタフェースと、印刷ヘッ
ドとヘッド側双方向インタフェースとに接続されたヘッ
ド側制御部とを有する印刷ヘッドユニットを着脱可能に
装着するための複数のヘッドユニット装着部を有するキ
ャリッジと、印刷装置の本体内に設けられ、ヘッドユニ
ット装着部に装着された印刷ヘッドユニットとの間で双
方向通信を行うことが可能な本体側双方向インタフェー
スと、本体側双方向インタフェースに接続された本体側
制御部とを有する本体側回路と、を備えた印刷装置を用
いる。そして、本体側制御部は、キャリッジに装着され
ている1つ以上の印刷ヘッドユニットと個々に双方向通
信を行いつつ印刷を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の印刷ヘッド
ユニットを装着可能な印刷装置に関する。
ユニットを装着可能な印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
数色のインクを印刷ヘッドから吐出するタイプのカラー
プリンタが普及している。最近では、複数の印刷ヘッド
を用いて高速に印刷する印刷装置も提案されている。
数色のインクを印刷ヘッドから吐出するタイプのカラー
プリンタが普及している。最近では、複数の印刷ヘッド
を用いて高速に印刷する印刷装置も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、印刷
ヘッドは印刷装置の決まった場所に決まった個数だけ固
定されており、必要に応じて実際に使用する印刷ヘッド
の個数や場所を選択できるような融通性を持つ印刷装置
は存在しなかった。
ヘッドは印刷装置の決まった場所に決まった個数だけ固
定されており、必要に応じて実際に使用する印刷ヘッド
の個数や場所を選択できるような融通性を持つ印刷装置
は存在しなかった。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、印刷装置において実際に使用する印
刷ヘッドに関する融通性を高めることを目的とする。
されたものであり、印刷装置において実際に使用する印
刷ヘッドに関する融通性を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明で
は、複数のノズルからインクを吐出する印刷ヘッドと、
ヘッド側双方向インタフェースと、印刷ヘッドとヘッド
側双方向インタフェースとに接続されたヘッド側制御部
とを有する印刷ヘッドユニットを着脱可能に装着するた
めの複数のヘッドユニット装着部を有するキャリッジ
と、印刷装置の本体内に設けられ、ヘッドユニット装着
部に装着された印刷ヘッドユニットとの間で双方向通信
を行うことが可能な本体側双方向インタフェースと、本
体側双方向インタフェースに接続された本体側制御部と
を有する本体側回路と、を備えた印刷装置を用いる。そ
して、本体側制御部は、キャリッジに装着されている1
つ以上の印刷ヘッドユニットと双方向通信を行いつつ印
刷を実行する。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明で
は、複数のノズルからインクを吐出する印刷ヘッドと、
ヘッド側双方向インタフェースと、印刷ヘッドとヘッド
側双方向インタフェースとに接続されたヘッド側制御部
とを有する印刷ヘッドユニットを着脱可能に装着するた
めの複数のヘッドユニット装着部を有するキャリッジ
と、印刷装置の本体内に設けられ、ヘッドユニット装着
部に装着された印刷ヘッドユニットとの間で双方向通信
を行うことが可能な本体側双方向インタフェースと、本
体側双方向インタフェースに接続された本体側制御部と
を有する本体側回路と、を備えた印刷装置を用いる。そ
して、本体側制御部は、キャリッジに装着されている1
つ以上の印刷ヘッドユニットと双方向通信を行いつつ印
刷を実行する。
【0006】こうすれば、印刷装置において実際に使用
する印刷ヘッドに関する融通性を高めることができる。
即ち、複数のヘッドユニット装着部のうちの全ての箇所
に印刷ヘッドユニットが装着されていなくても、実際に
装着されている印刷ヘッドユニットと印刷装置の本体と
が双方向通信を行いつつ印刷を実行することができる。
する印刷ヘッドに関する融通性を高めることができる。
即ち、複数のヘッドユニット装着部のうちの全ての箇所
に印刷ヘッドユニットが装着されていなくても、実際に
装着されている印刷ヘッドユニットと印刷装置の本体と
が双方向通信を行いつつ印刷を実行することができる。
【0007】なお、複数のヘッドユニット装着部のうち
の任意の場所に任意の数の印刷ヘッドユニットを装着可
能な構成にしてもよい。こうすれば、必要な数の印刷ヘ
ッドユニットを好ましい場所に配置することが可能であ
る。
の任意の場所に任意の数の印刷ヘッドユニットを装着可
能な構成にしてもよい。こうすれば、必要な数の印刷ヘ
ッドユニットを好ましい場所に配置することが可能であ
る。
【0008】あるいは、複数のヘッドユニット装着部
に、所定の順序に従って任意の数の印刷ヘッドユニット
を装着可能な構成にしてもよい。
に、所定の順序に従って任意の数の印刷ヘッドユニット
を装着可能な構成にしてもよい。
【0009】上記印刷装置において、各印刷ヘッドユニ
ットは、それぞれ副走査方向に沿って配列された複数の
ノズル列を有しているとともに、前記複数のノズル列を
用いて複数の異なるインクを吐出可能としてもよい。
ットは、それぞれ副走査方向に沿って配列された複数の
ノズル列を有しているとともに、前記複数のノズル列を
用いて複数の異なるインクを吐出可能としてもよい。
【0010】こうすれば、実際に装着されている印刷ヘ
ッドユニットと印刷装置の本体とが双方向通信を行いつ
つカラー印刷を実行することができる。
ッドユニットと印刷装置の本体とが双方向通信を行いつ
つカラー印刷を実行することができる。
【0011】複数のヘッドユニット装着部は、装着され
た複数の印刷ヘッドユニットに関して、同色インクを吐
出可能なノズル列の主走査方向のノズル位置が互いに重
ならないように配列されていることが好ましい。
た複数の印刷ヘッドユニットに関して、同色インクを吐
出可能なノズル列の主走査方向のノズル位置が互いに重
ならないように配列されていることが好ましい。
【0012】こうすれば、副走査方向に沿って実効的な
ノズル数を増加させることができる。この結果、印刷速
度を向上することができる。
ノズル数を増加させることができる。この結果、印刷速
度を向上することができる。
【0013】なお、複数のヘッドユニット装着部に、装
着された場所を示す装着場所識別情報を持たない印刷ヘ
ッドユニットに対して、装着場所識別情報を与えるため
の装着場所識別情報部を備えるようにして、本体側制御
部とヘッド側制御部は、装着場所識別情報部から取得し
た装着場所識別情報を用いて双方向通信を行うようにし
てもよい。
着された場所を示す装着場所識別情報を持たない印刷ヘ
ッドユニットに対して、装着場所識別情報を与えるため
の装着場所識別情報部を備えるようにして、本体側制御
部とヘッド側制御部は、装着場所識別情報部から取得し
た装着場所識別情報を用いて双方向通信を行うようにし
てもよい。
【0014】こうすれば、印刷ヘッドユニットが装着さ
れたヘッドユニット装着部の場所を自動的に識別して、
印刷装置の本体と印刷ヘッドユニットとの間で双方向通
信を行うことができる。
れたヘッドユニット装着部の場所を自動的に識別して、
印刷装置の本体と印刷ヘッドユニットとの間で双方向通
信を行うことができる。
【0015】また、各印刷ヘッドユニットに、印刷ヘッ
ドユニットがヘッドユニット装着部に装着される場所を
手動で設定するための装着場所識別情報設定部を備える
ようにして、本体側制御部とヘッド側制御部は、設定さ
れた装着場所識別情報を用いて双方向通信を行うように
してもよい。
ドユニットがヘッドユニット装着部に装着される場所を
手動で設定するための装着場所識別情報設定部を備える
ようにして、本体側制御部とヘッド側制御部は、設定さ
れた装着場所識別情報を用いて双方向通信を行うように
してもよい。
【0016】こうすれば、印刷装置の組み立て作業者や
ユーザが印刷ヘッドユニットをヘッドユニット装着部の
どの場所に装着するかを予め手動で設定してから装着し
て、本体側制御部と印刷ヘッドユニットとの間で双方向
通信を行うようにすることができる。
ユーザが印刷ヘッドユニットをヘッドユニット装着部の
どの場所に装着するかを予め手動で設定してから装着し
て、本体側制御部と印刷ヘッドユニットとの間で双方向
通信を行うようにすることができる。
【0017】なお、上記印刷装置において、各印刷ヘッ
ドユニットに、印刷ヘッドユニットに関する情報を記憶
しておくためのメモリを備えるようにし、本体側制御部
は、印刷ヘッドユニットのメモリから取得した印刷ヘッ
ドユニットに関する情報の中から、印刷データの生成に
影響する特定の情報を、印刷データを生成する印刷制御
装置に供給する機能を有するようにしてもよい。
ドユニットに、印刷ヘッドユニットに関する情報を記憶
しておくためのメモリを備えるようにし、本体側制御部
は、印刷ヘッドユニットのメモリから取得した印刷ヘッ
ドユニットに関する情報の中から、印刷データの生成に
影響する特定の情報を、印刷データを生成する印刷制御
装置に供給する機能を有するようにしてもよい。
【0018】印刷ヘッドユニットに関する情報には、例
えば印刷ヘッドのインク吐出特性や印刷ヘッドのID等
が含まれる。従って、このような印刷装置によれば、印
刷ヘッドユニットに関する情報を用いて印刷制御装置で
印刷データの生成を行い、最適な印刷を実行するように
することができる。
えば印刷ヘッドのインク吐出特性や印刷ヘッドのID等
が含まれる。従って、このような印刷装置によれば、印
刷ヘッドユニットに関する情報を用いて印刷制御装置で
印刷データの生成を行い、最適な印刷を実行するように
することができる。
【0019】各印刷へッドユニットには、更に、複数の
ノズルからインク滴を吐出させるための複数の駆動素子
と、駆動素子を駆動させるための駆動波形を生成する駆
動波形生成回路と、駆動素子に駆動波形を選択的に供給
することによって駆動素子を駆動させる駆動素子駆動部
と、を備えるようにしてもよい。
ノズルからインク滴を吐出させるための複数の駆動素子
と、駆動素子を駆動させるための駆動波形を生成する駆
動波形生成回路と、駆動素子に駆動波形を選択的に供給
することによって駆動素子を駆動させる駆動素子駆動部
と、を備えるようにしてもよい。
【0020】こうすれば、印刷ヘッドユニットにおいて
駆動波形を生成することができるので、印刷ヘッドの制
御性を向上させることができる。
駆動波形を生成することができるので、印刷ヘッドの制
御性を向上させることができる。
【0021】各印刷ヘッドユニットに、更に、各印刷ヘ
ッドの温度を検出するための温度センサを備えるように
して、ヘッド側制御部は、双方向インタフェースを介し
て本体側制御部から与えられた温度要求信号に応じて温
度センサで検出した温度を本体側制御部に伝送するよう
にしてもよい。
ッドの温度を検出するための温度センサを備えるように
して、ヘッド側制御部は、双方向インタフェースを介し
て本体側制御部から与えられた温度要求信号に応じて温
度センサで検出した温度を本体側制御部に伝送するよう
にしてもよい。
【0022】こうすれば、印刷装置の本体側制御部にお
いて、装着されている印刷ヘッドの温度に基づいて駆動
波形を生成するために使用する温度補正された駆動波形
データを装着されている印刷ヘッドユニットに供給する
ようにすることができる。
いて、装着されている印刷ヘッドの温度に基づいて駆動
波形を生成するために使用する温度補正された駆動波形
データを装着されている印刷ヘッドユニットに供給する
ようにすることができる。
【0023】また、各印刷ヘッドユニットに、更に、イ
ンクカートリッジに関する情報を記憶するメモリを有す
るインクカートリッジを搭載するためのインクカートリ
ッジ搭載部を備えるようにして、ヘッド側制御部は、双
方向インタフェースを介して本体側制御部から与えられ
たカートリッジ情報要求信号に応じてインクカートリッ
ジに関する情報を本体側制御部に伝送するようにしても
よい。
ンクカートリッジに関する情報を記憶するメモリを有す
るインクカートリッジを搭載するためのインクカートリ
ッジ搭載部を備えるようにして、ヘッド側制御部は、双
方向インタフェースを介して本体側制御部から与えられ
たカートリッジ情報要求信号に応じてインクカートリッ
ジに関する情報を本体側制御部に伝送するようにしても
よい。
【0024】こうすれば、印刷装置の本体側制御部にお
いて、装着されている印刷ヘッドユニットに搭載された
インクカートリッジに関する各種情報を用いて所望の処
理を行うようにすることができる。
いて、装着されている印刷ヘッドユニットに搭載された
インクカートリッジに関する各種情報を用いて所望の処
理を行うようにすることができる。
【0025】また、各印刷ヘッドユニットに、更に、イ
ンクカートリッジのインク残量を検出するインク残量検
出部を備えるようにして、ヘッド側制御部は、双方向イ
ンタフェースを介して本体側制御部から与えられたイン
ク残量要求信号に応じてインク残量検出部で検出したイ
ンク残量を本体側制御部に伝送するようにしてもよい。
ンクカートリッジのインク残量を検出するインク残量検
出部を備えるようにして、ヘッド側制御部は、双方向イ
ンタフェースを介して本体側制御部から与えられたイン
ク残量要求信号に応じてインク残量検出部で検出したイ
ンク残量を本体側制御部に伝送するようにしてもよい。
【0026】こうすれば、印刷装置の本体側制御部にお
いて、インク残量に基づいて所望の処理を行うようにす
ることができる。
いて、インク残量に基づいて所望の処理を行うようにす
ることができる。
【0027】なお、本発明は、印刷装置および方法、そ
の装置または方法の機能を実現するためのコンピュータ
プログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記
録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に
具現化されたデータ信号、等の種々の態様で実現するこ
とができる。
の装置または方法の機能を実現するためのコンピュータ
プログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記
録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に
具現化されたデータ信号、等の種々の態様で実現するこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例に基づき以下の順で説明する。 A.印刷装置の構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
て、実施例に基づき以下の順で説明する。 A.印刷装置の構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
【0029】A.印刷装置の構成:図1は、インクジェ
ットプリンタ20の主要な構成を示す概略斜視図であ
る。このプリンタ20は、用紙スタッカ22と、図示し
ないステップモータで駆動される紙送りローラ24と、
プラテン板26と、キャリッジ30と、ステップモータ
23と、ステップモータ23によって駆動される牽引ベ
ルト32と、キャリッジ30のためのガイドレール34
とを備えている。キャリッジ30には、多数のノズルを
備えた6つの印刷ヘッドユニット60a〜60fが搭載
されている。また、6つの印刷ヘッドユニット60a〜
60fには、それぞれブラックインクカートリッジと、
シアン,ライトシアン,マゼンタ,ライトマゼンタ,イ
エロの5色のインクを収容したカラーインクカートリッ
ジとを含むインクカートリッジ70a〜70fが搭載さ
れている。
ットプリンタ20の主要な構成を示す概略斜視図であ
る。このプリンタ20は、用紙スタッカ22と、図示し
ないステップモータで駆動される紙送りローラ24と、
プラテン板26と、キャリッジ30と、ステップモータ
23と、ステップモータ23によって駆動される牽引ベ
ルト32と、キャリッジ30のためのガイドレール34
とを備えている。キャリッジ30には、多数のノズルを
備えた6つの印刷ヘッドユニット60a〜60fが搭載
されている。また、6つの印刷ヘッドユニット60a〜
60fには、それぞれブラックインクカートリッジと、
シアン,ライトシアン,マゼンタ,ライトマゼンタ,イ
エロの5色のインクを収容したカラーインクカートリッ
ジとを含むインクカートリッジ70a〜70fが搭載さ
れている。
【0030】印刷用紙Pは、用紙スタッカ22から紙送
りローラ24によって巻き取られて、プラテン板26の
表面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ30は、ス
テップモータ23により駆動される牽引ベルト32に牽
引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動
する。主走査方向は、副走査方向に垂直である。印刷用
紙Pには、プラテン26上で6つの印刷ヘッドユニット
60a〜60fにより画像が記録される。
りローラ24によって巻き取られて、プラテン板26の
表面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ30は、ス
テップモータ23により駆動される牽引ベルト32に牽
引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動
する。主走査方向は、副走査方向に垂直である。印刷用
紙Pには、プラテン26上で6つの印刷ヘッドユニット
60a〜60fにより画像が記録される。
【0031】図2は、キャリッジ30に装着された6つ
の印刷ヘッドユニット60a〜60fにおけるノズルN
zの配列を示す説明図である。各印刷ヘッドユニットに
おけるノズルNzは、各色毎にインクを吐出する6組の
ノズルアレイから構成されている。6組のノズルアレイ
のノズルNzからは、それぞれブラック(K),シアン
(C),ライトシアン(LC),マゼンタ(M),ライ
トマゼンタ(LM),イエロ(Y)のインクが吐出され
る。各ノズルアレイには、複数のノズルNzが一定のノ
ズルピッチkで千鳥状に配列されている。この例では、
各ノズルアレイの副走査方向の位置が互いに一致するよ
うに、複数の印刷ヘッドユニットが副走査方向に沿って
配置されている。
の印刷ヘッドユニット60a〜60fにおけるノズルN
zの配列を示す説明図である。各印刷ヘッドユニットに
おけるノズルNzは、各色毎にインクを吐出する6組の
ノズルアレイから構成されている。6組のノズルアレイ
のノズルNzからは、それぞれブラック(K),シアン
(C),ライトシアン(LC),マゼンタ(M),ライ
トマゼンタ(LM),イエロ(Y)のインクが吐出され
る。各ノズルアレイには、複数のノズルNzが一定のノ
ズルピッチkで千鳥状に配列されている。この例では、
各ノズルアレイの副走査方向の位置が互いに一致するよ
うに、複数の印刷ヘッドユニットが副走査方向に沿って
配置されている。
【0032】図3は、キャリッジ30の構成を示す概略
斜視図である。キャリッジ30は、プラテン26とほぼ
平行に面する水平プレート30aと、水平プレート30
aにほぼ垂直に設けられた垂直プレート30bとによっ
て構成されている。また、キャリッジ30は、6つの印
刷ヘッドユニット60a〜60fを着脱可能に装着する
ための6つのヘッドユニット装着部300a〜300f
を有している。水平プレート30aには、6つの窓30
1a〜301fが設けられている。これらの窓301a
〜301fは、印刷ヘッドユニットが装着されるとき
に、その底面に設けられた印刷ヘッドを貫通させるため
のものである。垂直プレート30bには、6つのキャリ
ッジ側接点101a〜101fが設けられている。これ
らの接点101a〜101fは、印刷ヘッドユニットが
装着されたときに、装着された印刷ヘッドユニットに装
着場所識別情報を与える装着場所識別情報部として機能
する。
斜視図である。キャリッジ30は、プラテン26とほぼ
平行に面する水平プレート30aと、水平プレート30
aにほぼ垂直に設けられた垂直プレート30bとによっ
て構成されている。また、キャリッジ30は、6つの印
刷ヘッドユニット60a〜60fを着脱可能に装着する
ための6つのヘッドユニット装着部300a〜300f
を有している。水平プレート30aには、6つの窓30
1a〜301fが設けられている。これらの窓301a
〜301fは、印刷ヘッドユニットが装着されるとき
に、その底面に設けられた印刷ヘッドを貫通させるため
のものである。垂直プレート30bには、6つのキャリ
ッジ側接点101a〜101fが設けられている。これ
らの接点101a〜101fは、印刷ヘッドユニットが
装着されたときに、装着された印刷ヘッドユニットに装
着場所識別情報を与える装着場所識別情報部として機能
する。
【0033】図4は、印刷ヘッドユニット60を示す説
明図である。図4(B)に示したように、印刷ヘッドユ
ニット60は、ほぼ箱型の形状をしている。この印刷ヘ
ッドユニット60にはネジ穴61が設けられており、こ
れを用いてキャリッジ30にネジ止めされる。印刷ヘッ
ドユニット60のキャリッジ30と面する側面には、後
述する制御回路等を備えた回路基板65(図4(A))
が設けられている。回路基板65には、印刷ヘッドユニ
ット側接点102が設けられている。この印刷ヘッドユ
ニット側接点102は、印刷ヘッドユニット60がキャ
リッジ30に装着されたときに、キャリッジ側接点10
1と接する。印刷ヘッドユニット60の内側には、イン
クカートリッジ70が搭載されたときにインクカートリ
ッジ70を固定するための支持バネ601が設けられて
いる。
明図である。図4(B)に示したように、印刷ヘッドユ
ニット60は、ほぼ箱型の形状をしている。この印刷ヘ
ッドユニット60にはネジ穴61が設けられており、こ
れを用いてキャリッジ30にネジ止めされる。印刷ヘッ
ドユニット60のキャリッジ30と面する側面には、後
述する制御回路等を備えた回路基板65(図4(A))
が設けられている。回路基板65には、印刷ヘッドユニ
ット側接点102が設けられている。この印刷ヘッドユ
ニット側接点102は、印刷ヘッドユニット60がキャ
リッジ30に装着されたときに、キャリッジ側接点10
1と接する。印刷ヘッドユニット60の内側には、イン
クカートリッジ70が搭載されたときにインクカートリ
ッジ70を固定するための支持バネ601が設けられて
いる。
【0034】また、印刷ヘッドユニット60は仕切壁6
3によって2つのインク搭載部に区分されており、各イ
ンク搭載部の内側には、接点69が設けられている。こ
の接点69は、インクカートリッジに関する情報を示す
データを記憶したメモリ77を備えたインクカートリッ
ジ70からインクカートリッジ情報を取得するためのも
のである。メモリ77には、カートリッジのインクタン
ク内のインク色,インク使用量,およびインク粘度,カ
ートリッジの製造番号,および開封時期等のインクカー
トリッジに関する種々の情報を示すデータを記憶可能で
ある。なお、このメモリ77としては、EEPROM等
の書き換え可能な不揮発性メモリを用いることができ
る。
3によって2つのインク搭載部に区分されており、各イ
ンク搭載部の内側には、接点69が設けられている。こ
の接点69は、インクカートリッジに関する情報を示す
データを記憶したメモリ77を備えたインクカートリッ
ジ70からインクカートリッジ情報を取得するためのも
のである。メモリ77には、カートリッジのインクタン
ク内のインク色,インク使用量,およびインク粘度,カ
ートリッジの製造番号,および開封時期等のインクカー
トリッジに関する種々の情報を示すデータを記憶可能で
ある。なお、このメモリ77としては、EEPROM等
の書き換え可能な不揮発性メモリを用いることができ
る。
【0035】なお、印刷ヘッド28と回路基板65とイ
ンクカートリッジの搭載部とを含む構成全体を「印刷ヘ
ッドユニット60」と呼ぶのは、この印刷ヘッドユニッ
ト60が1つの部品としてプリンタ20に着脱されるか
らである。即ち、印刷ヘッド28を交換しようとする際
には、印刷ヘッドユニット60を交換することになる。
ンクカートリッジの搭載部とを含む構成全体を「印刷ヘ
ッドユニット60」と呼ぶのは、この印刷ヘッドユニッ
ト60が1つの部品としてプリンタ20に着脱されるか
らである。即ち、印刷ヘッド28を交換しようとする際
には、印刷ヘッドユニット60を交換することになる。
【0036】図5は、キャリッジ側接点101と印刷ヘ
ッドユニット側接点102との関係を示す説明図であ
る。印刷ヘッドユニット側接点102には、GND電極
および電極1〜6の7つの電極が設けられている。図5
(a)に示した印刷ヘッドユニット側接点102の黒塗
りした電極は、それぞれ図5(b)に示したキャリッジ
側接点101と接触したときに短絡する電極を示してい
る。図5(b)に示したように、キャリッジ側接点10
1a〜101fには、それぞれキャリッジ30に印刷ヘ
ッドユニット60が装着されているときに、GND電極
と電極1〜6が短絡するように導電部が設けられてい
る。また、それらは、キャリッジ30上に順番に設けら
れている。なお、破線で表した四角は、印刷ヘッドユニ
ット側接点102の電極が接触する箇所を示している。
ッドユニット側接点102との関係を示す説明図であ
る。印刷ヘッドユニット側接点102には、GND電極
および電極1〜6の7つの電極が設けられている。図5
(a)に示した印刷ヘッドユニット側接点102の黒塗
りした電極は、それぞれ図5(b)に示したキャリッジ
側接点101と接触したときに短絡する電極を示してい
る。図5(b)に示したように、キャリッジ側接点10
1a〜101fには、それぞれキャリッジ30に印刷ヘ
ッドユニット60が装着されているときに、GND電極
と電極1〜6が短絡するように導電部が設けられてい
る。また、それらは、キャリッジ30上に順番に設けら
れている。なお、破線で表した四角は、印刷ヘッドユニ
ット側接点102の電極が接触する箇所を示している。
【0037】印刷ヘッドユニット60は、キャリッジ3
0に装着されているときに、キャリッジ側接点101と
接触してGND電極と電極1〜6のいずれかを短絡させ
ることにより、キャリッジ30上のいずれの場所に装着
されているかを識別することができる。即ち、例えば、
印刷ヘッドユニット60をキャリッジ30上の接点10
1cを有する3番目のヘッド装着部に装着したときに
は、GND電極と電極3が短絡して、印刷ヘッドユニッ
ト60は、キャリッジ30上の3番目の場所に装着され
た印刷ヘッドユニットであることを識別することができ
る。
0に装着されているときに、キャリッジ側接点101と
接触してGND電極と電極1〜6のいずれかを短絡させ
ることにより、キャリッジ30上のいずれの場所に装着
されているかを識別することができる。即ち、例えば、
印刷ヘッドユニット60をキャリッジ30上の接点10
1cを有する3番目のヘッド装着部に装着したときに
は、GND電極と電極3が短絡して、印刷ヘッドユニッ
ト60は、キャリッジ30上の3番目の場所に装着され
た印刷ヘッドユニットであることを識別することができ
る。
【0038】上述した印刷ヘッドユニット側接点102
とキャリッジ側接点101との関係は、図6のような変
形例によっても実現可能である。図6の例では、印刷ヘ
ッドユニット側接点102’には、GND電極および電
極1,2,4,8の5つの電極が設けられており、いわ
ゆるバイナリ方式を適用している。従って、例えば、図
6(a)の接点102’を有する印刷ヘッドユニット6
0’が、接点101e’を有する5番目のヘッド装着部
に装着されると、キャリッジ側接点101’によってG
ND電極と電極1および電極4が短絡されて、キャリッ
ジ30上の5番目の場所に装着されていることを識別す
る。
とキャリッジ側接点101との関係は、図6のような変
形例によっても実現可能である。図6の例では、印刷ヘ
ッドユニット側接点102’には、GND電極および電
極1,2,4,8の5つの電極が設けられており、いわ
ゆるバイナリ方式を適用している。従って、例えば、図
6(a)の接点102’を有する印刷ヘッドユニット6
0’が、接点101e’を有する5番目のヘッド装着部
に装着されると、キャリッジ側接点101’によってG
ND電極と電極1および電極4が短絡されて、キャリッ
ジ30上の5番目の場所に装着されていることを識別す
る。
【0039】B.第1実施例:図7は、本発明の第1実
施例としてのインクジェットプリンタ20の回路構成を
示すブロック図である。インクジェットプリンタ20の
回路は、プリンタ本体44の回路と、印刷ヘッドユニッ
ト60a〜60f内の回路とに分けられている。プリン
タ本体44は、主制御回路40と、双方向インタフェー
ス42とを備えている。印刷ヘッドユニット60a〜6
0fは、それぞれ双方向インタフェース62と、制御回
路64と、駆動波形生成回路46と、ピエゾ素子駆動ド
ライバ用のIC50と、複数のピエゾ素子55と、温度
センサ66と、インクカートリッジのインク残量を検出
するインク残量検出部68と、装着場所識別情報を取得
するための接点69と、を備えている。また、印刷ヘッ
ドユニット60a〜60fは、双方向通信用の信号線4
3に並列に接続されている。
施例としてのインクジェットプリンタ20の回路構成を
示すブロック図である。インクジェットプリンタ20の
回路は、プリンタ本体44の回路と、印刷ヘッドユニッ
ト60a〜60f内の回路とに分けられている。プリン
タ本体44は、主制御回路40と、双方向インタフェー
ス42とを備えている。印刷ヘッドユニット60a〜6
0fは、それぞれ双方向インタフェース62と、制御回
路64と、駆動波形生成回路46と、ピエゾ素子駆動ド
ライバ用のIC50と、複数のピエゾ素子55と、温度
センサ66と、インクカートリッジのインク残量を検出
するインク残量検出部68と、装着場所識別情報を取得
するための接点69と、を備えている。また、印刷ヘッ
ドユニット60a〜60fは、双方向通信用の信号線4
3に並列に接続されている。
【0040】印刷ヘッドユニット60a〜60fには、
それぞれインクカートリッジ70が搭載される。インク
カートリッジ70は、インクカートリッジ70に関する
データを記憶したメモリ77を備えている。このメモリ
77には、前述したように、カートリッジの各インクタ
ンク内のインク色,インク使用量,およびインク粘度、
カートリッジの製造番号,および開封時期等のインクカ
ートリッジに関する各種の情報を示すデータを記憶可能
である。
それぞれインクカートリッジ70が搭載される。インク
カートリッジ70は、インクカートリッジ70に関する
データを記憶したメモリ77を備えている。このメモリ
77には、前述したように、カートリッジの各インクタ
ンク内のインク色,インク使用量,およびインク粘度、
カートリッジの製造番号,および開封時期等のインクカ
ートリッジに関する各種の情報を示すデータを記憶可能
である。
【0041】印刷ヘッドユニット60a〜60fの制御
回路64は、それぞれ図示しないRAM,ROM,発振
回路などを備えており、駆動波形生成回路46や、ピエ
ゾ素子駆動ドライバ用のIC50に必要な各種信号を生
成する。ROMには、印刷へドユニットのIDや、印刷
ヘッド28の各ノズルから吐出されるインクの吐出量や
吐出速度等の吐出特性データを含むデータ(以下、印刷
ヘッドのID等という)が記憶されている。なお、制御
回路64の機能の一部をプリンタ本体44の主制御回路
40で行うようにしてもよい。あるいは、プリンタ本体
44の主制御回路40の機能の一部を制御回路64で行
うようにしてもよい。
回路64は、それぞれ図示しないRAM,ROM,発振
回路などを備えており、駆動波形生成回路46や、ピエ
ゾ素子駆動ドライバ用のIC50に必要な各種信号を生
成する。ROMには、印刷へドユニットのIDや、印刷
ヘッド28の各ノズルから吐出されるインクの吐出量や
吐出速度等の吐出特性データを含むデータ(以下、印刷
ヘッドのID等という)が記憶されている。なお、制御
回路64の機能の一部をプリンタ本体44の主制御回路
40で行うようにしてもよい。あるいは、プリンタ本体
44の主制御回路40の機能の一部を制御回路64で行
うようにしてもよい。
【0042】温度センサ66は、印刷ヘッド28(図4
参照)の内部、あるいは、その近傍に設けられており、
印刷ヘッド28の温度を測定するためのものである。印
刷ヘッド28の温度は、種々の目的のために利用可能で
ある。例えば、印刷へッド28の温度に応じて、駆動波
形COMを補正することによって、インク滴の吐出量を
適正に保つことができる。この理由は、インクの粘度は
温度によって異なるからである。即ち、インクの温度が
高いときにはその粘度は低く、一方、インクの温度が低
いときにはその粘度は高い。従って、印刷ヘッド28か
ら吐出されるインク滴の吐出量を適正に保つためには、
温度に応じて駆動波形COMを補正することが有効であ
る。
参照)の内部、あるいは、その近傍に設けられており、
印刷ヘッド28の温度を測定するためのものである。印
刷ヘッド28の温度は、種々の目的のために利用可能で
ある。例えば、印刷へッド28の温度に応じて、駆動波
形COMを補正することによって、インク滴の吐出量を
適正に保つことができる。この理由は、インクの粘度は
温度によって異なるからである。即ち、インクの温度が
高いときにはその粘度は低く、一方、インクの温度が低
いときにはその粘度は高い。従って、印刷ヘッド28か
ら吐出されるインク滴の吐出量を適正に保つためには、
温度に応じて駆動波形COMを補正することが有効であ
る。
【0043】インク残量検出部68は、印刷ヘッドユニ
ット60に搭載されたインクカートリッジ70のインク
残量を物理的に検出する。この手段としては、電気的に
検出する手段や、光学的に検出する手段などの種々の公
知技術を用いることが可能である。例えば、インクカー
トリッジ70のインクタンク内に電極を設けておき、イ
ンクの抵抗を測定することによってインク残量を検出す
る方法や、インクタンク内のインク吸収体の光反射率を
測定することによってインク残量を検出する方法を利用
することが可能である。
ット60に搭載されたインクカートリッジ70のインク
残量を物理的に検出する。この手段としては、電気的に
検出する手段や、光学的に検出する手段などの種々の公
知技術を用いることが可能である。例えば、インクカー
トリッジ70のインクタンク内に電極を設けておき、イ
ンクの抵抗を測定することによってインク残量を検出す
る方法や、インクタンク内のインク吸収体の光反射率を
測定することによってインク残量を検出する方法を利用
することが可能である。
【0044】印刷装置本体44と印刷ヘッドユニット6
0a〜60fに設けられた双方向インタフェース42,
62は、プリンタ本体44の主制御回路40と印刷ヘッ
ドユニット60a〜60fとの間での双方向通信を行う
ためのインタフェースである。プリンタ本体44から印
刷ヘッドユニット60a〜60fへは、それぞれの印刷
ヘッドユニットに対応した印刷データや、駆動波形デー
タや、データリクエスト信号などが送られる。データリ
クエスト信号は、印刷ヘッドユニット60のID等や、
各温度センサ66が検出した温度データや、インク残量
検出部68が検出したインク残量データや、インクカー
トリッジ70に備えたメモリ77に記憶したデータを要
求する信号である。一方、印刷ヘッドユニット60a〜
60fからプリンタ本体44へは、制御回路64内のR
OMに記憶された印刷ヘッドユニットのID等や、温度
センサ66が検出した温度データや、インク残量検出部
68が検出したインク残量データや、メモリ77に記憶
されたデータや、駆動波形データが送られる。なお、駆
動波形データが印刷ヘッドユニット60a〜60fから
プリンタ本体44に送られるのは、実際にに駆動波形生
成回路46に送られた駆動波形データが正しいか否か、
即ち、正しい駆動波形COMが生成されたか否かをチェ
ックするためである。
0a〜60fに設けられた双方向インタフェース42,
62は、プリンタ本体44の主制御回路40と印刷ヘッ
ドユニット60a〜60fとの間での双方向通信を行う
ためのインタフェースである。プリンタ本体44から印
刷ヘッドユニット60a〜60fへは、それぞれの印刷
ヘッドユニットに対応した印刷データや、駆動波形デー
タや、データリクエスト信号などが送られる。データリ
クエスト信号は、印刷ヘッドユニット60のID等や、
各温度センサ66が検出した温度データや、インク残量
検出部68が検出したインク残量データや、インクカー
トリッジ70に備えたメモリ77に記憶したデータを要
求する信号である。一方、印刷ヘッドユニット60a〜
60fからプリンタ本体44へは、制御回路64内のR
OMに記憶された印刷ヘッドユニットのID等や、温度
センサ66が検出した温度データや、インク残量検出部
68が検出したインク残量データや、メモリ77に記憶
されたデータや、駆動波形データが送られる。なお、駆
動波形データが印刷ヘッドユニット60a〜60fから
プリンタ本体44に送られるのは、実際にに駆動波形生
成回路46に送られた駆動波形データが正しいか否か、
即ち、正しい駆動波形COMが生成されたか否かをチェ
ックするためである。
【0045】プリンタ本体44に電源が投入されると、
主制御回路40は、装着されている印刷ヘッドユニット
60やインクカートリッジ70を認識し、これらが以前
のものと交換されていないかをチェックする。これらの
チェックは、主制御回路40内の図示しないROMに記
憶されているデータと、電源投入後に制御回路64内の
ROMやインクカートリッジ70のメモリ77から新た
に読み出したデータとを比較することによって行う。両
者が異なっていれば交換されたことになる。もし印刷ヘ
ッドユニット60やインクカートリッジ70が以前のも
のと交換されていれば、ノズルの目づまりのチェックや
クリーニングやインクの空吐出等のメインテナンス動作
を行う。
主制御回路40は、装着されている印刷ヘッドユニット
60やインクカートリッジ70を認識し、これらが以前
のものと交換されていないかをチェックする。これらの
チェックは、主制御回路40内の図示しないROMに記
憶されているデータと、電源投入後に制御回路64内の
ROMやインクカートリッジ70のメモリ77から新た
に読み出したデータとを比較することによって行う。両
者が異なっていれば交換されたことになる。もし印刷ヘ
ッドユニット60やインクカートリッジ70が以前のも
のと交換されていれば、ノズルの目づまりのチェックや
クリーニングやインクの空吐出等のメインテナンス動作
を行う。
【0046】また、制御回路64は、印刷制御装置とし
てのホストコンピュータ(図示せず)内のプリンタドラ
イバが印刷データを生成する際に影響を与えるデータ
を、ホストコンピュータに供給する。このようなデータ
には、制御回路64内のROMから読み出したデータの
うちの印刷ヘッド28のインク吐出特性を表すデータ
や、インクカートリッジ70のメモリ77から読み出し
たデータなどが含まれる。プリンタドライバは、これら
のデータを考慮した印刷データの生成を行う。なお、印
刷データを生成する印刷制御装置の機能は、主制御回路
40によって実現することも可能である。
てのホストコンピュータ(図示せず)内のプリンタドラ
イバが印刷データを生成する際に影響を与えるデータ
を、ホストコンピュータに供給する。このようなデータ
には、制御回路64内のROMから読み出したデータの
うちの印刷ヘッド28のインク吐出特性を表すデータ
や、インクカートリッジ70のメモリ77から読み出し
たデータなどが含まれる。プリンタドライバは、これら
のデータを考慮した印刷データの生成を行う。なお、印
刷データを生成する印刷制御装置の機能は、主制御回路
40によって実現することも可能である。
【0047】プリンタ本体44の主制御回路40が印刷
ヘッド28の温度を必要とするときには、温度データを
要求するデータリクエスト信号を双方向インタフェース
42,62を介して印刷ヘッド60a〜60fの各制御
回路64に送る。各制御回路64は、主制御回路40か
ら与えられた温度データを要求するデータリクエスト信
号に応じて、温度センサ66が検出した印刷ヘッド28
の温度を取得し、双方向インタフェース42,62を介
して主制御回路40に温度データを送る。主制御回路4
0は、検出された温度データに基づいて温度補正された
駆動波形データをそれぞれの駆動波形生成回路46に送
る。なお、駆動波形COMを生成するために使用する温
度補正された駆動波形データは、予め図示しないROM
に記憶しておくことができる。あるいは、基準となる駆
動波形データを検出した温度に応じて補正するようにし
てもよい。また、主制御回路40は、温度センサ66が
異常温度を検出した場合には、印刷を中止して警告を発
する処理を行うこともできる。このとき、どの印刷ヘッ
ドユニットに異常が発生しているかを警告することもで
きる。
ヘッド28の温度を必要とするときには、温度データを
要求するデータリクエスト信号を双方向インタフェース
42,62を介して印刷ヘッド60a〜60fの各制御
回路64に送る。各制御回路64は、主制御回路40か
ら与えられた温度データを要求するデータリクエスト信
号に応じて、温度センサ66が検出した印刷ヘッド28
の温度を取得し、双方向インタフェース42,62を介
して主制御回路40に温度データを送る。主制御回路4
0は、検出された温度データに基づいて温度補正された
駆動波形データをそれぞれの駆動波形生成回路46に送
る。なお、駆動波形COMを生成するために使用する温
度補正された駆動波形データは、予め図示しないROM
に記憶しておくことができる。あるいは、基準となる駆
動波形データを検出した温度に応じて補正するようにし
てもよい。また、主制御回路40は、温度センサ66が
異常温度を検出した場合には、印刷を中止して警告を発
する処理を行うこともできる。このとき、どの印刷ヘッ
ドユニットに異常が発生しているかを警告することもで
きる。
【0048】主制御回路40が、インク残量データを要
求するデータリクエスト信号を発信すると、各制御回路
64は、このデータリクエスト信号に応じて、インクカ
ートリッジ70のインク残量を返信する。そして、主制
御回路40は、検出されたインク残量に基づいて所望の
処理を行う。例えば、インクがなくなったときや、なく
なりそうなときに、どのインクカートリッジのインク残
量が少ないかを警告して、ユーザにインクカートリッジ
の交換を促すメッセージを出す処理を行うことができ
る。
求するデータリクエスト信号を発信すると、各制御回路
64は、このデータリクエスト信号に応じて、インクカ
ートリッジ70のインク残量を返信する。そして、主制
御回路40は、検出されたインク残量に基づいて所望の
処理を行う。例えば、インクがなくなったときや、なく
なりそうなときに、どのインクカートリッジのインク残
量が少ないかを警告して、ユーザにインクカートリッジ
の交換を促すメッセージを出す処理を行うことができ
る。
【0049】また、主制御回路40が、インクカートリ
ッジに関する情報を要求するデータリクエスト信号を発
信すると、各制御回路64は、このデータリクエスト信
号に応じて、各インクカートリッジ70に設けられたメ
モリ77から上述した各種データを取得して返信する。
そして、主制御回路40は、このデータに応じて、例え
ば、インクの濃度に応じてプリンタドライバの色変換処
理を変更する処理をしたり、インク粘度に応じて駆動波
形データを変更したりする処理を実行する。また、イン
ク使用量データの書き換え等を行うことができる。
ッジに関する情報を要求するデータリクエスト信号を発
信すると、各制御回路64は、このデータリクエスト信
号に応じて、各インクカートリッジ70に設けられたメ
モリ77から上述した各種データを取得して返信する。
そして、主制御回路40は、このデータに応じて、例え
ば、インクの濃度に応じてプリンタドライバの色変換処
理を変更する処理をしたり、インク粘度に応じて駆動波
形データを変更したりする処理を実行する。また、イン
ク使用量データの書き換え等を行うことができる。
【0050】前述したように、キャリッジ30に装着さ
れている印刷ヘッドユニット60a〜60fは、キャリ
ッジ30の接点101a〜101fと接触することによ
って、装着されているキャリッジ30上の場所を個々に
識別している。従って、上述した双方向通信は、装着場
所識別情報を用いて行われる。
れている印刷ヘッドユニット60a〜60fは、キャリ
ッジ30の接点101a〜101fと接触することによ
って、装着されているキャリッジ30上の場所を個々に
識別している。従って、上述した双方向通信は、装着場
所識別情報を用いて行われる。
【0051】図8は、印刷ヘッドユニットの実装方法を
示す説明図である。図8(a)の例では、4つの印刷ヘ
ッドユニット60a〜60dがキャリッジ30の第1な
いし第4のヘッドユニット装着部300a〜300dに
連続的に並べて装着されており、他の2つのヘッドユニ
ット装着部300e,300fには印刷ヘッドユニット
は装着されていない。図8(b)の例では、4つの印刷
ヘッドユニット60a〜60dがキャリッジ30の第2
および第4ないし第6のヘッドユニット装着部300
b,300d〜300fに装着されており、他の2つの
ヘッドユニット装着部300a,300cには印刷ヘッ
ドユニットは装着されていない。これらの例から理解で
きるように、第1実施例では、複数のへッドユニット装
着部300a〜300fのうちの任意の場所に印刷ヘッ
ドユニットを装着可能である。また、装着する印刷ヘッ
ドユニットの数は1つ以上の任意の数とすることができ
る。このようにしても、それぞれの印刷ヘッドユニット
60a〜60dは、それぞれの装着場所識別情報を用い
てプリンタ本体40と個々に双方向通信が可能である。
示す説明図である。図8(a)の例では、4つの印刷ヘ
ッドユニット60a〜60dがキャリッジ30の第1な
いし第4のヘッドユニット装着部300a〜300dに
連続的に並べて装着されており、他の2つのヘッドユニ
ット装着部300e,300fには印刷ヘッドユニット
は装着されていない。図8(b)の例では、4つの印刷
ヘッドユニット60a〜60dがキャリッジ30の第2
および第4ないし第6のヘッドユニット装着部300
b,300d〜300fに装着されており、他の2つの
ヘッドユニット装着部300a,300cには印刷ヘッ
ドユニットは装着されていない。これらの例から理解で
きるように、第1実施例では、複数のへッドユニット装
着部300a〜300fのうちの任意の場所に印刷ヘッ
ドユニットを装着可能である。また、装着する印刷ヘッ
ドユニットの数は1つ以上の任意の数とすることができ
る。このようにしても、それぞれの印刷ヘッドユニット
60a〜60dは、それぞれの装着場所識別情報を用い
てプリンタ本体40と個々に双方向通信が可能である。
【0052】図9は、駆動波形生成回路46の内部構成
を示すブロック図である。駆動波形生成回路46は、制
御部回路64から与えられる駆動波形データを記憶する
メモリ80と、メモリ80から読み出された駆動波形デ
ータを一時的に保持する第1ラッチ81と、第1ラッチ
81の出力と後述する第2ラッチ83の出力とを加算す
る加算器82と、第2ラッチ83と、第2ラッチ83の
出力をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換
器85と、を備えている。また変換されたアナログ信号
をピエゾ素子が動作する電圧まで増幅する電圧増幅部8
6と、増幅された電圧信号に対応した電流供給を行うた
めの電流増幅部87も備えている。加算器82と第2ラ
ッチ83とは、駆動波形データを累算する累算部84を
構成する。駆動波形生成回路46には、制御回路64か
ら種々の信号が供給される。即ち、メモリ80には、第
1のクロック信号CLK1と、駆動波形データを表すデ
ータ信号と、アドレス信号A0〜A4と、イネーブル信
号と、が供給されている。また、第1ラッチ81には、
第2のクロック信号CLK2と、リセット信号RESE
Tとが供給されている。第2ラッチ83には、第3のク
ロック信号CLK3と、リセット信号RESETとが供
給されている。第1と第2のラッチ81,83に供給さ
れるリセット信号RESETは、同じものである。
を示すブロック図である。駆動波形生成回路46は、制
御部回路64から与えられる駆動波形データを記憶する
メモリ80と、メモリ80から読み出された駆動波形デ
ータを一時的に保持する第1ラッチ81と、第1ラッチ
81の出力と後述する第2ラッチ83の出力とを加算す
る加算器82と、第2ラッチ83と、第2ラッチ83の
出力をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換
器85と、を備えている。また変換されたアナログ信号
をピエゾ素子が動作する電圧まで増幅する電圧増幅部8
6と、増幅された電圧信号に対応した電流供給を行うた
めの電流増幅部87も備えている。加算器82と第2ラ
ッチ83とは、駆動波形データを累算する累算部84を
構成する。駆動波形生成回路46には、制御回路64か
ら種々の信号が供給される。即ち、メモリ80には、第
1のクロック信号CLK1と、駆動波形データを表すデ
ータ信号と、アドレス信号A0〜A4と、イネーブル信
号と、が供給されている。また、第1ラッチ81には、
第2のクロック信号CLK2と、リセット信号RESE
Tとが供給されている。第2ラッチ83には、第3のク
ロック信号CLK3と、リセット信号RESETとが供
給されている。第1と第2のラッチ81,83に供給さ
れるリセット信号RESETは、同じものである。
【0053】図10は、メモリ80内に駆動波形データ
を書きこむタイミングを示すタイミングチャートであ
る。駆動波形COMの生成に先立って、駆動波形データ
を示すデータ信号と、そのデータ信号のアドレスとが、
第1のクロック信号CLK1に同期して、制御回路64
からメモリ80に供給される。データ信号は1ビットで
あるが、図10に示したように、第1のクロック信号C
LK1を同期信号とするシリアル転送によって、駆動波
形データが1ビットずつ転送される。即ち、制御回路6
4からメモリ80へ駆動波形データを転送する場合に
は、まず、第1のクロック信号CLK1に同期してデー
タ信号を複数ビット分供給する。その後、このデータを
格納するための書きこみアドレスを表すアドレス信号A
0〜A4と、イネーブル信号とを供給する。メモリ80
は、このイネーブル信号が供給されたタイミングでアド
レス信号を読み取り、受け取った駆動波形データをその
アドレスに書きこむ。アドレス信号A0〜A4は5ビッ
トなので、最大32種類の駆動波形データをメモリ80
に記憶しておくことができる。
を書きこむタイミングを示すタイミングチャートであ
る。駆動波形COMの生成に先立って、駆動波形データ
を示すデータ信号と、そのデータ信号のアドレスとが、
第1のクロック信号CLK1に同期して、制御回路64
からメモリ80に供給される。データ信号は1ビットで
あるが、図10に示したように、第1のクロック信号C
LK1を同期信号とするシリアル転送によって、駆動波
形データが1ビットずつ転送される。即ち、制御回路6
4からメモリ80へ駆動波形データを転送する場合に
は、まず、第1のクロック信号CLK1に同期してデー
タ信号を複数ビット分供給する。その後、このデータを
格納するための書きこみアドレスを表すアドレス信号A
0〜A4と、イネーブル信号とを供給する。メモリ80
は、このイネーブル信号が供給されたタイミングでアド
レス信号を読み取り、受け取った駆動波形データをその
アドレスに書きこむ。アドレス信号A0〜A4は5ビッ
トなので、最大32種類の駆動波形データをメモリ80
に記憶しておくことができる。
【0054】図11は、駆動波形生成回路46において
駆動波形を生成していく過程を示す説明図である。メモ
リ80内への駆動波形データの書き込みが終了した後、
読出しアドレスBがアドレス信号A0〜A4として出力
されると、メモリ80から最初の駆動波形データΔV1
が出力される。その後、第2のクロック信号CLK2の
パルスが発生すると、この駆動波形データΔV1が第1
ラッチ81に保持される。この状態で、次に第3のクロ
ック信号CLK3のパルスが発生すると、第2ラッチ8
3の18ビットの出力と、第1ラッチ81の16ビット
の出力とが加算器82により加算され、その加算結果が
第2ラッチ83に保持される。即ち、図11に示したよ
うに、一旦、アドレス信号に対応した駆動波形データが
選択されると、その後、第3のクロック信号CLK3の
パルスを受けるたびに、第2ラッチ83の出力には、そ
の駆動波形データの値が累算されていく。なお、第3の
クロック信号CLK3のパルスの発生周期は一定である
必要はなく、所望の累算タイミングが得られるように変
化させてもよい。
駆動波形を生成していく過程を示す説明図である。メモ
リ80内への駆動波形データの書き込みが終了した後、
読出しアドレスBがアドレス信号A0〜A4として出力
されると、メモリ80から最初の駆動波形データΔV1
が出力される。その後、第2のクロック信号CLK2の
パルスが発生すると、この駆動波形データΔV1が第1
ラッチ81に保持される。この状態で、次に第3のクロ
ック信号CLK3のパルスが発生すると、第2ラッチ8
3の18ビットの出力と、第1ラッチ81の16ビット
の出力とが加算器82により加算され、その加算結果が
第2ラッチ83に保持される。即ち、図11に示したよ
うに、一旦、アドレス信号に対応した駆動波形データが
選択されると、その後、第3のクロック信号CLK3の
パルスを受けるたびに、第2ラッチ83の出力には、そ
の駆動波形データの値が累算されていく。なお、第3の
クロック信号CLK3のパルスの発生周期は一定である
必要はなく、所望の累算タイミングが得られるように変
化させてもよい。
【0055】図11に示した例では、アドレスBには、
第3のクロック信号CLK3の1周期t当たりの電圧を
ΔV1だけ上昇させることを示す駆動波形データが格納
されている。従って、第2のクロック信号CLK2によ
りアドレスBが有効になると、ΔV1ずつ電圧が上昇し
ていくことになる。また、アドレスAには、駆動波形デ
ータとしてΔV2=0、即ち、電圧を保持することを示
す値が格納されている。従って、第2のクロック信号C
LK2によりアドレスAが有効になると、駆動信号の波
形は、増減のないフラットな状態に保たれる。また、ア
ドレスCには、第3のクロック信号CLK3の1周期t
当たりの電圧をΔV3だけ低下させることを示す駆動波
形データが格納されている。従って、第2のクロック信
号CLK2によりアドレスCが有効になった後は、ΔV
3ずつ電圧が低下していくことになる。なお、増加か減
少かは、各アドレスに格納されたデータの符号により決
定される。
第3のクロック信号CLK3の1周期t当たりの電圧を
ΔV1だけ上昇させることを示す駆動波形データが格納
されている。従って、第2のクロック信号CLK2によ
りアドレスBが有効になると、ΔV1ずつ電圧が上昇し
ていくことになる。また、アドレスAには、駆動波形デ
ータとしてΔV2=0、即ち、電圧を保持することを示
す値が格納されている。従って、第2のクロック信号C
LK2によりアドレスAが有効になると、駆動信号の波
形は、増減のないフラットな状態に保たれる。また、ア
ドレスCには、第3のクロック信号CLK3の1周期t
当たりの電圧をΔV3だけ低下させることを示す駆動波
形データが格納されている。従って、第2のクロック信
号CLK2によりアドレスCが有効になった後は、ΔV
3ずつ電圧が低下していくことになる。なお、増加か減
少かは、各アドレスに格納されたデータの符号により決
定される。
【0056】こうして、加算器82により加算された1
8ビットの加算結果のうち、上位10ビットの電圧レベ
ルデータD0は、デジタル/アナログ変換器85に入力
される。また、18ビットの加算結果全体は、加算器8
2に再入力される。この結果、第2ラッチ83から出力
される電圧レベルデータD0は、図11(a)に示した
ように段階的に変化する。この電圧レベルデータD
0は、デジタル/アナログ変換器85により変換され、
図11(b)に示した駆動波形が形成される。
8ビットの加算結果のうち、上位10ビットの電圧レベ
ルデータD0は、デジタル/アナログ変換器85に入力
される。また、18ビットの加算結果全体は、加算器8
2に再入力される。この結果、第2ラッチ83から出力
される電圧レベルデータD0は、図11(a)に示した
ように段階的に変化する。この電圧レベルデータD
0は、デジタル/アナログ変換器85により変換され、
図11(b)に示した駆動波形が形成される。
【0057】図12は、ピエゾ素子駆動ドライバ用のI
C50の電気的な構成を示すブロック図である。ピエゾ
素子駆動ドライバ用のIC50は、ノズルの数に対応し
た複数のシフトレジスタ51A〜51Nと、複数のラッ
チ回路52A〜52Nと、複数のレベルシフタ53A〜
53Nと、複数のスイッチ回路54A〜54Nと、複数
のピエゾ素子55A〜55Nと、を備えている。印刷信
号SIは、制御回路64内の発振回路からのクロック信
号CLKに同期してシフトレジスタ51A〜51Nに入
力される。そして、ラッチ信号LATに同期してラッチ
回路52A〜52Nにラッチされる。ラッチされた印刷
信号SIは、レベルシフタ53A〜53Nによりスイッ
チ回路54A〜54Nを駆動できる電圧まで増幅され、
スイッチ回路54A〜54Nに供給される。スイッチ回
路54A〜54Nの入力側には、駆動波形生成回路46
からの駆動信号COMが入力され、出力側にはピエゾ素
子55A〜55Nが接続されている。
C50の電気的な構成を示すブロック図である。ピエゾ
素子駆動ドライバ用のIC50は、ノズルの数に対応し
た複数のシフトレジスタ51A〜51Nと、複数のラッ
チ回路52A〜52Nと、複数のレベルシフタ53A〜
53Nと、複数のスイッチ回路54A〜54Nと、複数
のピエゾ素子55A〜55Nと、を備えている。印刷信
号SIは、制御回路64内の発振回路からのクロック信
号CLKに同期してシフトレジスタ51A〜51Nに入
力される。そして、ラッチ信号LATに同期してラッチ
回路52A〜52Nにラッチされる。ラッチされた印刷
信号SIは、レベルシフタ53A〜53Nによりスイッ
チ回路54A〜54Nを駆動できる電圧まで増幅され、
スイッチ回路54A〜54Nに供給される。スイッチ回
路54A〜54Nの入力側には、駆動波形生成回路46
からの駆動信号COMが入力され、出力側にはピエゾ素
子55A〜55Nが接続されている。
【0058】スイッチ回路54A〜54Nは、例えば、
印刷信号SIが「1」の場合は駆動信号COMをピエゾ
素子55A〜55Nに供給して動作させ、「0」の場合
は遮断して動作させない。ピエゾ素子は、周知のよう
に、電圧の印加により結晶構造が歪み、電気−機械エネ
ルギの変換を極めて高速に行う素子である。図示しない
が、駆動信号COMがピエゾ素子55A〜55Nに供給
されると、それに応じてピエゾ素子55A〜55Nは変
形し、インク室の壁も変形する。これによりノズルから
のインク滴の吐出を制御する。吐出されたインク滴が印
刷媒体に付着することにより印刷が行われる。
印刷信号SIが「1」の場合は駆動信号COMをピエゾ
素子55A〜55Nに供給して動作させ、「0」の場合
は遮断して動作させない。ピエゾ素子は、周知のよう
に、電圧の印加により結晶構造が歪み、電気−機械エネ
ルギの変換を極めて高速に行う素子である。図示しない
が、駆動信号COMがピエゾ素子55A〜55Nに供給
されると、それに応じてピエゾ素子55A〜55Nは変
形し、インク室の壁も変形する。これによりノズルから
のインク滴の吐出を制御する。吐出されたインク滴が印
刷媒体に付着することにより印刷が行われる。
【0059】上記実施例によれば、キャリッジ30に装
着された1つ以上の印刷ヘッドユニットのそれぞれが双
方向インタフェースを介して各種データの通信を行う。
このため、印刷装置において、実際に使用する印刷ヘッ
ドに関する融通性を高めることができる。即ち、複数の
ヘッドユニット装着部のうちの全てに印刷ヘッドユニッ
トが装着されていなくても、実際に装着されている印刷
ヘッドユニットと印刷装置の本体側制御部とが双方向通
信を行いつつ印刷を実行することができる。
着された1つ以上の印刷ヘッドユニットのそれぞれが双
方向インタフェースを介して各種データの通信を行う。
このため、印刷装置において、実際に使用する印刷ヘッ
ドに関する融通性を高めることができる。即ち、複数の
ヘッドユニット装着部のうちの全てに印刷ヘッドユニッ
トが装着されていなくても、実際に装着されている印刷
ヘッドユニットと印刷装置の本体側制御部とが双方向通
信を行いつつ印刷を実行することができる。
【0060】また、それぞれの印刷ヘッドユニットがキ
ャリッジ30上の装着されたヘッドユニット装着部の場
所を自動的に識別して、本体側制御部と印刷ヘッドユニ
ットとの間で個々に双方向通信を行うことができる。な
お、上記実施例から理解できるように、印刷ヘッドユニ
ットは、装着場所識別情報を持っていない。即ち、印刷
ヘッドユニットは、キャリッジ30上の装着場所が予め
定められておらず、任意の場所に装着することができ
る。従って、装着可能な印刷ヘッドユニットを共通部品
化することができる。
ャリッジ30上の装着されたヘッドユニット装着部の場
所を自動的に識別して、本体側制御部と印刷ヘッドユニ
ットとの間で個々に双方向通信を行うことができる。な
お、上記実施例から理解できるように、印刷ヘッドユニ
ットは、装着場所識別情報を持っていない。即ち、印刷
ヘッドユニットは、キャリッジ30上の装着場所が予め
定められておらず、任意の場所に装着することができ
る。従って、装着可能な印刷ヘッドユニットを共通部品
化することができる。
【0061】また、印刷ヘッドユニット60とプリンタ
本体44との通信のための信号線の数を従来よりも減ら
すことができる。この結果、信号線の引き廻しが容易に
なり、プリンタ20の製造やメインテナンスがしやすく
なるという効果もある。
本体44との通信のための信号線の数を従来よりも減ら
すことができる。この結果、信号線の引き廻しが容易に
なり、プリンタ20の製造やメインテナンスがしやすく
なるという効果もある。
【0062】また、印刷ヘッドユニット60に駆動波形
生成回路46を設置しているため、信号電圧の振幅の大
きな駆動波形信号COMをプリンタ本体44から印刷ヘ
ッドユニット60へ送る必要はない。この結果、信号線
のノイズを抑制することもできる。
生成回路46を設置しているため、信号電圧の振幅の大
きな駆動波形信号COMをプリンタ本体44から印刷ヘ
ッドユニット60へ送る必要はない。この結果、信号線
のノイズを抑制することもできる。
【0063】また、印刷ヘッドユニット60は、駆動波
形生成回路46や、制御回路64や、ピエゾ素子駆動ド
ライバ用のIC50等を一体的に備えているため、各回
路等の特性を合わせやすいという利点もある。
形生成回路46や、制御回路64や、ピエゾ素子駆動ド
ライバ用のIC50等を一体的に備えているため、各回
路等の特性を合わせやすいという利点もある。
【0064】また、プリンタ本体44と印刷ヘッドユニ
ット60との間で双方向通信を行うデータの規格を統一
しておけば、印刷ヘッドユニット60のみのバージョン
アップをすることが可能になる。
ット60との間で双方向通信を行うデータの規格を統一
しておけば、印刷ヘッドユニット60のみのバージョン
アップをすることが可能になる。
【0065】C.第2実施例:図13は、本発明の第2
実施例としてのインクジェットプリンタ20の回路構成
を示すブロック図である。第2実施例の回路構成は、印
刷ヘッドユニット60a〜60fの双方向インタフェー
ス62が順次直列に接続されていること以外は第1実施
例と同じである。
実施例としてのインクジェットプリンタ20の回路構成
を示すブロック図である。第2実施例の回路構成は、印
刷ヘッドユニット60a〜60fの双方向インタフェー
ス62が順次直列に接続されていること以外は第1実施
例と同じである。
【0066】図14は、第2実施例における印刷ヘッド
ユニットの実装方法を示す説明図である。図14(a)
の例では、4つの印刷ヘッドユニット60a〜60dが
キャリッジ30の第1ないし第4のヘッドユニット装着
部300a〜300dに連続的に並べて装着されてお
り、他の2つのヘッドユニット装着部300e,300
fには印刷ヘッドユニットは装着されていない。図8
(b)の例では、5つの印刷ヘッドユニット60a〜6
0eがキャリッジ30の第1ないし第5のヘッドユニッ
ト装着部300a〜300eに連続的に並べて装着され
ている。この例から理解できるように、第2実施例で
は、印刷ヘッドユニットは、複数のヘッドユニット装着
部300a〜300fの第1のヘッドユニット装着部3
00aから順に順次直列に装着可能である。また、装着
する印刷ヘッドユニットの数は1つ以上の任意の数とす
ることができる。但し、第1実施例の実装方法(図8
(b)参照)に示したような間隔を開けて装着すること
はできない。このようにしても、それぞれの印刷ヘッド
ユニットがキャリッジ30上の装着されたヘッドユニッ
ト装着部の場所を自動的に識別して、本体側制御部と印
刷ヘッドユニットとの間で個々に双方向通信を行いつつ
印刷を実行することができる。
ユニットの実装方法を示す説明図である。図14(a)
の例では、4つの印刷ヘッドユニット60a〜60dが
キャリッジ30の第1ないし第4のヘッドユニット装着
部300a〜300dに連続的に並べて装着されてお
り、他の2つのヘッドユニット装着部300e,300
fには印刷ヘッドユニットは装着されていない。図8
(b)の例では、5つの印刷ヘッドユニット60a〜6
0eがキャリッジ30の第1ないし第5のヘッドユニッ
ト装着部300a〜300eに連続的に並べて装着され
ている。この例から理解できるように、第2実施例で
は、印刷ヘッドユニットは、複数のヘッドユニット装着
部300a〜300fの第1のヘッドユニット装着部3
00aから順に順次直列に装着可能である。また、装着
する印刷ヘッドユニットの数は1つ以上の任意の数とす
ることができる。但し、第1実施例の実装方法(図8
(b)参照)に示したような間隔を開けて装着すること
はできない。このようにしても、それぞれの印刷ヘッド
ユニットがキャリッジ30上の装着されたヘッドユニッ
ト装着部の場所を自動的に識別して、本体側制御部と印
刷ヘッドユニットとの間で個々に双方向通信を行いつつ
印刷を実行することができる。
【0067】D.第3実施例:図15は、本発明の第3
実施例としてのインクジェットプリンタ20の回路構成
を示すブロック図である。第3実施例では、図3に示し
たキャリッジ30の接点101a〜101fが設けられ
ておらず、その代わりに、各印刷ヘッドユニット60
a’〜60f’に、装着場所識別情報を手動で設定する
ためのスイッチ69’が設けられている。このスイッチ
69’としては、ジャンパースイッチやディップスイッ
チ等を用いることができる。プリンタの組み立て作業者
やユーザは、印刷ヘッドユニットをキャリッジ30に装
着する際に、その装着場所を示す値にスイッチ69’を
設定する。従って、制御回路64は、このスイッチ6
9’の設定から装着場所を認識することが可能である。
また、この装着場所の情報を用いてプリンタ本体44と
印刷ヘッドユニット60a’〜60f’との間で双方向
通信を行いつつ印刷を実行することができる。
実施例としてのインクジェットプリンタ20の回路構成
を示すブロック図である。第3実施例では、図3に示し
たキャリッジ30の接点101a〜101fが設けられ
ておらず、その代わりに、各印刷ヘッドユニット60
a’〜60f’に、装着場所識別情報を手動で設定する
ためのスイッチ69’が設けられている。このスイッチ
69’としては、ジャンパースイッチやディップスイッ
チ等を用いることができる。プリンタの組み立て作業者
やユーザは、印刷ヘッドユニットをキャリッジ30に装
着する際に、その装着場所を示す値にスイッチ69’を
設定する。従って、制御回路64は、このスイッチ6
9’の設定から装着場所を認識することが可能である。
また、この装着場所の情報を用いてプリンタ本体44と
印刷ヘッドユニット60a’〜60f’との間で双方向
通信を行いつつ印刷を実行することができる。
【0068】E.変形例:以上、本発明のいくつかの実
施の形態について説明したが、本発明はこのような実施
の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能で
ある。例えば、以下のような変形例も可能である。
施の形態について説明したが、本発明はこのような実施
の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能で
ある。例えば、以下のような変形例も可能である。
【0069】E1.変形例1:上記実施例では、ピエゾ
素子を用いたインクジェットプリンタを用いているが、
他の方法によりインク滴を吐出するプリンタを用いるも
のとしても良い。例えば、インク通路に配置したヒータ
に通電し、インク通路内に発生する気泡(バブル)によ
りインク滴を吐出するタイプのプリンタである。
素子を用いたインクジェットプリンタを用いているが、
他の方法によりインク滴を吐出するプリンタを用いるも
のとしても良い。例えば、インク通路に配置したヒータ
に通電し、インク通路内に発生する気泡(バブル)によ
りインク滴を吐出するタイプのプリンタである。
【0070】E2.変形例2:上記実施例では、温度補
正された駆動波形データの供給をプリンタ本体44内の
主制御回路40が行っているが、この代わりに、印刷ヘ
ッドユニット60の制御回路64内にCPUを備えるよ
うにして、制御回路64が行うようにしてもよい。
正された駆動波形データの供給をプリンタ本体44内の
主制御回路40が行っているが、この代わりに、印刷ヘ
ッドユニット60の制御回路64内にCPUを備えるよ
うにして、制御回路64が行うようにしてもよい。
【0071】E3.変形例3:上記実施例では、6つの
印刷ヘッドユニットを装着可能なキャリッジを用いてい
るが、本発明は、一般に、複数の印刷ヘッドユニットを
装着可能なキャリッジを用いる印刷装置に適用可能であ
る。
印刷ヘッドユニットを装着可能なキャリッジを用いてい
るが、本発明は、一般に、複数の印刷ヘッドユニットを
装着可能なキャリッジを用いる印刷装置に適用可能であ
る。
【0072】E4.変形例4:上記実施例では、印刷ヘ
ッドユニットを副走査方向に沿って配列しているが、こ
れに限定されるものではない。従って、主走査方向に沿
って配列してもよいし、また、千鳥状に配列してもよ
い。なお、複数のヘッドユニット装着部は、装着された
複数の印刷ヘッドユニットに関して、印刷ヘッドの同色
インクを吐出可能なノズル列の主走査方向のノズル位置
が互いに重ならないように配列することが好ましい。
ッドユニットを副走査方向に沿って配列しているが、こ
れに限定されるものではない。従って、主走査方向に沿
って配列してもよいし、また、千鳥状に配列してもよ
い。なお、複数のヘッドユニット装着部は、装着された
複数の印刷ヘッドユニットに関して、印刷ヘッドの同色
インクを吐出可能なノズル列の主走査方向のノズル位置
が互いに重ならないように配列することが好ましい。
【0073】以上で説明した本実施例の印刷装置は、コ
ンピュータによる処理を含んでいることから、この処理
を実現するためのプログラムを記録した記録媒体として
の実施の態様を採ることもできる。このような記録媒体
としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁
気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチ
カード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コ
ンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモ
リ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り
可能な種々の媒体を利用できる。
ンピュータによる処理を含んでいることから、この処理
を実現するためのプログラムを記録した記録媒体として
の実施の態様を採ることもできる。このような記録媒体
としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁
気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチ
カード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コ
ンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモ
リ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り
可能な種々の媒体を利用できる。
【図1】インクジェットプリンタ20の主要な構成を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図2】キャリッジ30に装着された6つの印刷ヘッド
ユニット60a〜60fにおけるノズルの配列を示す説
明図である。
ユニット60a〜60fにおけるノズルの配列を示す説
明図である。
【図3】キャリッジ30の構成を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図4】印刷ヘッドユニット60を示す説明図である。
【図5】キャリッジ側接点101と印刷ヘッドユニット
側接点102との関係を示す説明図である。
側接点102との関係を示す説明図である。
【図6】キャリッジ側接点101’と印刷ヘッドユニッ
ト側接点102’との関係を示す説明図である。
ト側接点102’との関係を示す説明図である。
【図7】本発明の第1実施例としてのインクジェットプ
リンタ20の回路構成を示すブロック図である。
リンタ20の回路構成を示すブロック図である。
【図8】印刷ヘッドユニットの実装方法を示す説明図で
ある。
ある。
【図9】駆動波形生成回路46の内部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図10】メモリ80内に駆動波形データを書きこむタ
イミングを示すタイミングチャートである。
イミングを示すタイミングチャートである。
【図11】駆動波形生成回路46において駆動波形を生
成していく過程を示す説明図である。
成していく過程を示す説明図である。
【図12】ピエゾ素子駆動ドライバ用のIC50の電気
的な構成を示すブロック図である。
的な構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2実施例としてのインクジェット
プリンタ20の回路構成を示すブロック図である。
プリンタ20の回路構成を示すブロック図である。
【図14】第2実施例における印刷ヘッドユニットの実
装方法を示す説明図である。
装方法を示す説明図である。
【図15】本発明の第3実施例としてのインクジェット
プリンタ20の回路構成を示すブロック図である。
プリンタ20の回路構成を示すブロック図である。
20…インクジェットプリンタ 22…用紙スタッカ 23…キャリッジモータ 24…紙送りローラ 26…プラテン板 28…印刷ヘッド 30…キャリッジ 31…仕切り板 32…牽引ベルト 34…ガイドレール 40…主制御回路 42…双方向インタフェース 43…信号線 44…プリンタ本体 46…駆動波形生成回路 50…ピエゾ素子駆動ドライバ用のIC 51A〜51N…シフトレジスタ 52A〜52N…ラッチ回路 53A〜53N…レベルシフタ 54A〜54N…スイッチ回路 55,55A〜55N…ピエゾ素子 60,60a〜60f…印刷ヘッドユニット 61…ネジ穴 62…双方向インタフェース 63…仕切壁 64…制御回路 65…回路基板 66…温度センサ 68…インク残量検出部 69…接点 70,70a〜70f…インクカートリッジ 77…メモリ 80…メモリ 81…第1ラッチ 82…加算器 83…第2ラッチ 84…累算部 85…D/A変換器 86…電圧増幅部 87…電流増幅部 101,101a〜101f…キャリッジ側接点 102…印刷ヘッドユニット側接点 300a〜300f…ヘッドユニット装着部 301,301a〜301f…窓 601…支持バネ
Claims (13)
- 【請求項1】 印刷すべき画像の印刷データに基づい
て、印刷媒体上に画像を記録する印刷装置であって、 複数のノズルからインクを吐出する印刷ヘッドと、ヘッ
ド側双方向インタフェースと、前記印刷ヘッドと前記ヘ
ッド側双方向インタフェースとに接続されたヘッド側制
御部とを有する印刷ヘッドユニットを着脱可能に装着す
るための複数のヘッドユニット装着部を有するキャリッ
ジと、 前記印刷装置の本体内に設けられ、前記ヘッドユニット
装着部に装着された印刷ヘッドユニットとの間で双方向
通信を行うことが可能な本体側双方向インタフェース
と、前記本体側双方向インタフェースに接続された本体
側制御部とを有する本体側回路と、 を備え、 前記本体側制御部は、前記キャリッジに装着されている
1つ以上の印刷ヘッドユニットと双方向通信を行いつつ
印刷を実行することを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記複数のヘッドユニット装着部のうちの任意の場所に
任意の数の前記印刷ヘッドユニットを装着可能である印
刷装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記複数のヘッドユニット装着部に、所定の順序に従っ
て任意の数の前記印刷ヘッドユニットを装着可能である
印刷装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の印
刷装置であって、 各印刷ヘッドユニットは、それぞれ副走査方向に沿って
配列された複数のノズル列を有しているとともに、前記
複数のノズル列を用いて複数の異なるインクを吐出可能
である、印刷装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の印刷装置であって、 前記複数のヘッドユニット装着部は、装着された複数の
印刷ヘッドユニットに関して、同色インクを吐出可能な
ノズル列の主走査方向のノズル位置が互いに重ならない
ように配列されている、印刷装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の印
刷装置であって、 前記複数のヘッドユニット装着部は、装着された場所を
示す装着場所識別情報を持たない印刷ヘッドユニットに
対して、前記装着場所識別情報を与えるための装着場所
識別情報部を備えており、 前記本体側制御部と前記ヘッド側制御部は、前記装着場
所識別情報部から取得した前記装着場所識別情報を用い
て双方向通信を行う、印刷装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の印
刷装置であって、 各印刷ヘッドユニットは、前記印刷ヘッドユニットが前
記ヘッドユニット装着部に装着される場所を手動で設定
するための装着場所識別情報設定部を備えており、 前記本体側制御部と前記ヘッド側制御部は、前記設定さ
れた装着場所識別情報を用いて双方向通信を行う、印刷
装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の印
刷装置であって、 各印刷ヘッドユニットは、前記印刷ヘッドユニットに関
する情報を記憶しておくためのメモリを備えており、 前記本体側制御部は、前記印刷ヘッドユニットのメモリ
から取得した前記印刷ヘッドユニットに関する情報の中
から、前記印刷データの生成に影響する特定の情報を、
前記印刷データを生成する印刷制御装置に供給する機能
を有する、印刷装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の印
刷装置であって、 各印刷へッドユニットは、更に、 前記複数のノズルからインク滴を吐出させるための複数
の駆動素子と、 前記駆動素子を駆動させるための駆動波形を生成する駆
動波形生成回路と、 前記駆動素子に前記駆動波形を選択的に供給することに
よって前記駆動素子を駆動させる駆動素子駆動部と、 を備える、印刷装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
印刷装置であって、 各印刷ヘッドユニットは、更に、 前記印刷ヘッドの温度を検出するための温度センサを備
えており、 前記ヘッド側制御部は、前記双方向インタフェースを介
して前記本体側制御部から与えられた温度要求信号に応
じて前記温度センサで検出した温度を前記本体側制御部
に伝送する、 印刷装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
の印刷装置であって、 各印刷ヘッドユニットは、更に、 インクカートリッジに関する情報を記憶するメモリを有
するインクカートリッジを搭載するためのインクカート
リッジ搭載部を備えており、 前記ヘッド側制御部は、前記双方向インタフェースを介
して前記本体側制御部から与えられたカートリッジ情報
要求信号に応じて前記インクカートリッジに関する情報
を前記本体側制御部に伝送する、 印刷装置。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
の印刷装置であって、 各印刷ヘッドユニットは、更に、 インクカートリッジのインク残量を検出するインク残量
検出部を備えており、前記ヘッド側制御部は、前記双方
向インタフェースを介して前記本体側制御部から与えら
れたインク残量要求信号に応じて前記インク残量検出部
で検出したインク残量を前記本体側制御部に伝送する、 印刷装置。 - 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
の印刷装置を制御するためのコンピュータプログラムを
コンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体であっ
て、 前記1つ以上の印刷へッドユニットと前記本体側制御部
との間で双方向通信を行う機能を前記コンピュータに実
現させるためのコンピュータプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000090306A JP2001277658A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 複数の印刷ヘッドユニットを装着可能な印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000090306A JP2001277658A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 複数の印刷ヘッドユニットを装着可能な印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001277658A true JP2001277658A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18605926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000090306A Pending JP2001277658A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | 複数の印刷ヘッドユニットを装着可能な印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001277658A (ja) |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003205629A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-07-22 | Seiko Epson Corp | インクカートリッジおよび記録装置 |
JP2003266726A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-24 | Seiko Epson Corp | 印刷方法、印刷システム及び印刷プログラム |
JP2003291334A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法 |
JP2003341037A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Seiko Epson Corp | 複数の印刷ヘッドを用いる印刷 |
JP2004025551A (ja) * | 2002-06-24 | 2004-01-29 | Seiko Epson Corp | 複数の印刷ヘッドを有する印刷装置 |
JP2004130740A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP2004130739A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP2004261647A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-24 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置、電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器 |
US6890058B2 (en) | 2002-05-08 | 2005-05-10 | Seiko Epson Corporation | Printing with multiple print heads |
JP2005181472A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | パターン形成装置、パターン形成方法 |
JP2006068664A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置及び方法並びにデバイスの製造方法及びデバイス |
US7052099B2 (en) | 2002-09-11 | 2006-05-30 | Seiko Epson Corporation | Liquid drop ejecting device and liquid drop ejecting method, layer forming device and layer forming method, manufacturing for device, and electronic apparatus |
JP2006231806A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Sii Printek Inc | インクジェット式記録装置 |
JP2008189000A (ja) * | 2008-05-08 | 2008-08-21 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP2009035012A (ja) * | 2008-11-17 | 2009-02-19 | Seiko Epson Corp | 複数の印刷ヘッドを有する印刷装置 |
US7766441B2 (en) | 2002-10-11 | 2010-08-03 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus |
WO2012067064A1 (ja) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インクジェットプリンタおよびその印刷方法 |
JP2018176586A (ja) * | 2017-04-17 | 2018-11-15 | 富士ゼロックス株式会社 | データ処理装置 |
CN112571954A (zh) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 精工爱普生株式会社 | 打印头及液体喷出装置 |
CN112571949A (zh) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 精工爱普生株式会社 | 打印头驱动电路和液体喷出装置 |
CN114450165A (zh) * | 2019-10-11 | 2022-05-06 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 模块化打印机滑架 |
JP7468477B2 (ja) | 2021-07-12 | 2024-04-16 | ブラザー工業株式会社 | ヘッドシステム、液体吐出装置及び液体吐出方法 |
US12145380B2 (en) | 2019-10-11 | 2024-11-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Modular printer carriage |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000090306A patent/JP2001277658A/ja active Pending
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003205629A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-07-22 | Seiko Epson Corp | インクカートリッジおよび記録装置 |
JP2003266726A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-24 | Seiko Epson Corp | 印刷方法、印刷システム及び印刷プログラム |
JP2003291334A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法 |
US6890058B2 (en) | 2002-05-08 | 2005-05-10 | Seiko Epson Corporation | Printing with multiple print heads |
US7543902B2 (en) | 2002-05-24 | 2009-06-09 | Seiko Epson Corporation | Printing with multiple print heads |
JP2003341037A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Seiko Epson Corp | 複数の印刷ヘッドを用いる印刷 |
JP2004025551A (ja) * | 2002-06-24 | 2004-01-29 | Seiko Epson Corp | 複数の印刷ヘッドを有する印刷装置 |
US7311379B2 (en) | 2002-06-24 | 2007-12-25 | Seiko Epson Corporation | Multi-print head printing device |
US7052099B2 (en) | 2002-09-11 | 2006-05-30 | Seiko Epson Corporation | Liquid drop ejecting device and liquid drop ejecting method, layer forming device and layer forming method, manufacturing for device, and electronic apparatus |
JP2004130739A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP2004130740A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
US7766441B2 (en) | 2002-10-11 | 2010-08-03 | Seiko Epson Corporation | Printing apparatus |
JP2004261647A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-24 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置、電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器 |
JP2005181472A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Dainippon Printing Co Ltd | パターン形成装置、パターン形成方法 |
JP2006068664A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置及び方法並びにデバイスの製造方法及びデバイス |
JP4662544B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2011-03-30 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | インクジェット式記録装置 |
JP2006231806A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Sii Printek Inc | インクジェット式記録装置 |
JP2008189000A (ja) * | 2008-05-08 | 2008-08-21 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP4636116B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2011-02-23 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
JP2009035012A (ja) * | 2008-11-17 | 2009-02-19 | Seiko Epson Corp | 複数の印刷ヘッドを有する印刷装置 |
WO2012067064A1 (ja) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インクジェットプリンタおよびその印刷方法 |
JP2012121317A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-28 | Mimaki Engineering Co Ltd | インクジェットプリンタおよびその印刷方法 |
CN103221218A (zh) * | 2010-11-18 | 2013-07-24 | 株式会社御牧工程 | 喷墨打印机及其印刷方法 |
JP2018176586A (ja) * | 2017-04-17 | 2018-11-15 | 富士ゼロックス株式会社 | データ処理装置 |
CN112571954A (zh) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 精工爱普生株式会社 | 打印头及液体喷出装置 |
CN112571949A (zh) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 精工爱普生株式会社 | 打印头驱动电路和液体喷出装置 |
JP2021054041A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | セイコーエプソン株式会社 | プリントヘッド、及び液体吐出装置 |
JP2021054040A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | セイコーエプソン株式会社 | プリントヘッド駆動回路、及び液体吐出装置 |
CN112571954B (zh) * | 2019-09-27 | 2022-07-22 | 精工爱普生株式会社 | 打印头及液体喷出装置 |
CN112571949B (zh) * | 2019-09-27 | 2022-07-22 | 精工爱普生株式会社 | 打印头驱动电路和液体喷出装置 |
CN114450165A (zh) * | 2019-10-11 | 2022-05-06 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 模块化打印机滑架 |
US12145380B2 (en) | 2019-10-11 | 2024-11-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Modular printer carriage |
JP7468477B2 (ja) | 2021-07-12 | 2024-04-16 | ブラザー工業株式会社 | ヘッドシステム、液体吐出装置及び液体吐出方法 |
US11993081B2 (en) | 2021-07-12 | 2024-05-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Head system, liquid discharge device, and method of discharging liquid |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001277658A (ja) | 複数の印刷ヘッドユニットを装着可能な印刷装置 | |
EP1775132B1 (en) | Identification of container for printing recording material | |
US8033629B2 (en) | Liquid jetting apparatus and control method for the same | |
JP4232793B2 (ja) | 液体消費装置および液体消費量管理方法 | |
US7413274B2 (en) | Printing method, printing apparatus, and head unit | |
US6871925B2 (en) | Inkjet printing apparatus, control method therefor, and program | |
US7331645B2 (en) | Method of detecting liquid amount, printer, and printing system | |
US7758138B2 (en) | Liquid jetting apparatus and control method configured to reduce effects of electrical fluctuations | |
US20160059549A1 (en) | Liquid ejecting device, method of controlling liquid ejection device, and control program of liquid ejecting device | |
JP2001205807A (ja) | 双方向インタフェースを備える印刷ヘッドユニットおよび印刷装置 | |
US8007066B2 (en) | Printing apparatus, printing method and method of manufacturing printing apparatus | |
JP4650008B2 (ja) | 液体収容容器 | |
JP2016172393A (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出方法 | |
JP5151841B2 (ja) | 液体噴射装置、および、液体噴射装置の制御方法 | |
US11993079B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP7585922B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
US12043030B2 (en) | Printing apparatus, control method thereof, and medium | |
JP4682654B2 (ja) | 記録ヘッド用駆動信号出力装置、記録ヘッド用駆動信号出力方法及び印刷装置 | |
JP2004351703A (ja) | 固有周期計測装置及びその計測方法 | |
JP2000280467A (ja) | インクジェット記録装置およびその製造方法 | |
JP2001180009A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
CN118205303A (zh) | 液体喷出装置及打印头 | |
JP2010228200A (ja) | 液体噴射装置、液体収容容器、及び、液体噴射装置本体から送信されたデータを複数の液体収容容器に記憶させる方法 | |
JP2001179966A (ja) | インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 | |
JP2000225691A (ja) | インクジェット記録装置 |