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JP2001245334A - 徘徊者位置検知システム - Google Patents

徘徊者位置検知システム

Info

Publication number
JP2001245334A
JP2001245334A JP2000051217A JP2000051217A JP2001245334A JP 2001245334 A JP2001245334 A JP 2001245334A JP 2000051217 A JP2000051217 A JP 2000051217A JP 2000051217 A JP2000051217 A JP 2000051217A JP 2001245334 A JP2001245334 A JP 2001245334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wanderer
information
door
disaster prevention
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000051217A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Noji
善孝 野地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP2000051217A priority Critical patent/JP2001245334A/ja
Publication of JP2001245334A publication Critical patent/JP2001245334A/ja
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高い位置検出精度で徘徊者等の状況確認や捜索
依頼が可能な徘徊者位置検知システムを提供する。 【解決手段】統制局1は防災や広報用の防災無線回線6
により無線電波を送信する。屋外拡声子局3は統制局1
からの無線電波を受信し屋外で拡声する。戸別受信機
5,5a,5bは統制局1からの無線電波を受信し拡声
する。徘徊者送信機4は徘徊者が携帯する間欠発信機で
ある。徘徊者管理装置2は戸別受信機5,5a,5bか
ら公衆有線回線7,7a,7b経由で伝送される情報を
収集管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は徘徊者位置検知シス
テムに関し、特に徘徊者用送信機を徘徊者に携行させ、
この電波を同報系防災無線システムを利用して屋外拡声
子局や各住民宅に設置されている戸別受信機を活用する
ことで、徘徊者位置や状況等を把握できる徘徊者位置検
知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、我が国も高齢化社会に突入し、特
に痴呆症による老人の徘徊等に伴う介護者への心身的負
担が増加し、一種の社会問題になりつつある。このため
徘徊者や独居老人宅の徘徊位置や緊急状況を把握するこ
とが、各市町村で重要視されてきており、こうした背景
からすでに防災用として導入が進められている同報系防
災無線システムを利用することが考えられている。
【0003】このような老人監視技術の一例として、特
開平5−120583号公報記載の「老人監視システ
ム」が知られている。
【0004】この公報では、徘徊老人が携帯する送信機
の無線信号を、同報システムの子局の受信機が受信し、
タイマーにより一定時間受信した徘徊老人に関する情報
を子局の送信機により同報システムの親局に送信する。
親局は受信した情報を周囲に一斉に送信することで、家
族が携帯する受信機で受信し徘徊老人に関する情報を知
る技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の徘徊者
位置検知システムは、親局と複数の子局との間での送受
信機能を介して、徘徊者送信機と徘徊者の家族の受信機
とを接続する構成であるため、子局の数が少ないと徘徊
者等の状況確認を高い検出位置精度で行えないという欠
点を有している。
【0006】また、徘徊者が携帯する送信機が常時発信
されているため電力消費が大きく、このためバッテリー
による送信機の大型化と重量増になるという欠点を有し
ている。
【0007】本発明の目的は、徘徊者が携帯する送信機
が小型軽量かつ電源切断することなく電源常時投入状態
で動作でき、同報防災無線システムの戸別受信機を利用
して高い位置検出精度で徘徊者等の状況確認や捜索依頼
が可能な徘徊者位置検知システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の徘徊者位置検知
システムは、徘徊者の個人識別信号や状態情報を送信す
る徘徊者用送信機を前記徘徊者に携行させ、前記徘徊者
用送信機が送信する電波を屋外拡声子局および各住民宅
に設置されている複数の戸別受信機で受信し、受信した
前記個人識別信号や状態情報を同報系防災無線システム
が有する統制局および徘徊者管理装置で収集管理し、最
新の徘徊者位置や状況等を把握できることを特徴として
いる。
【0009】前記徘徊者管理装置は、前記屋外拡声子局
から前記個人識別信号や状態情報を無線回線により前記
統制局で受信することで収集し、前記複数の戸別受信機
から伝送される前記個人識別信号や状態情報を公衆有線
回線により収集することを特徴としている。
【0010】前記徘徊者が前記住民宅の周辺に位置する
ときや独居者が緊急状況の場合には前記徘徊者管理装置
で認識し、前記徘徊者管理装置から前記統制局経由で近
隣の前記複数の戸別受信機に対して、捜索や駆けつけ依
頼の情報を前記無線回線で伝達し協力依頼を行い、この
協力依頼を住民が承諾したときは前記戸別受信機の「承
諾」ボタンを押すことで、承諾信号が前記公衆有線回線
経由で前記徘徊者管理装置に伝達されることを特徴とし
ている。
【0011】防災や広報用の無線回線により無線電波を
送信する統制局と、この統制局からの前記無線電波を受
信し屋外で拡声する屋外拡声子局と、前記無線電波を同
時に受信する各個人宅の屋内に設置されている戸別受信
機と、徘徊者が携帯する徘徊者送信機と、前記戸別受信
機から公衆有線回線経由で伝送される情報を収集管理す
る徘徊者管理装置とを備えたことを特徴としている。
【0012】前記統制局は、統制局無線装置と、統制台
とを有し、前記統制局無線装置は、前記統制台や前記徘
徊者管理装置からの音声やデータ信号を前記屋外拡声子
局および前記複数の戸別受信機に対して送信し、前記統
制台は前記屋外拡声子局との通信、前記複数の戸別受信
機への拡声および前記徘徊者管理装置からの情報を表示
検索することを特徴としている。
【0013】前記徘徊者管理装置は無線を使用した前記
屋外拡声子局からの常時情報や、徘徊者指定検索後の前
記複数の戸別受信機からの徘徊者情報を前記公衆有線回
線経由で収集分析し、前記徘徊者の位置等を特定するこ
とを特徴としている。
【0014】前記屋外拡声子局は、防災用送受信部と、
第1の情報蓄積論理制御部と、第1の徘徊者用受信部
と、防災情報拡声屋外スピーカとを有し、前記防災用送
受信部は前記統制局からの電波を受信し、防災や広報情
報等を防災情報拡声屋外スピーカで周囲に拡声し、前記
第1の情報蓄積論理制御部は常時、前記徘徊者からの位
置情報等を前記第1の徘徊者用受信部から収集し、前記
徘徊者の個人識別信号、受信時間、状況情報や受信電界
強度等を蓄積し、防災無線未使用時の空き時間に徘徊者
情報を前記防災用送受信部から前記統制局へ送信し、前
記第1の徘徊者用受信部は前記徘徊者送信機からの電波
を受信することを特徴としている。
【0015】前記戸別受信機は、防災用受信部と、第2
の情報蓄積論理制御部と、第2の徘徊者用受信部と、防
災情報拡声スピーカとを有し、前記防災用受信部は前記
統制局からの電波を受信し、防災や広報情報等を前記防
災情報拡声スピーカで屋内に拡声し、前記第2の情報蓄
積論理制御部は常時、前記徘徊者からの位置情報等を前
記第2の徘徊者用受信部から収集し、前記徘徊者の個人
識別信号、受信時間、状況情報や受信電界強度等を蓄積
し、徘徊者検索情報を受信したときに前記公衆有線回線
を経由し前記統制局へ伝送し、前記第2の徘徊者用受信
部は前記徘徊者送信機からの電波を受信することを特徴
としている。
【0016】また、前記徘徊者送信機は、送信部と、I
D符号送出兼状態情報送出部と、状態情報入力スイッチ
とを有し、電波を間欠発信することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の徘徊者位置検知システムの
一つの実施の形態を示すブロック図である。
【0019】図1に示す本実施の形態は、防災や広報用
の防災無線回線6により無線電波を送信する統制局1
と、統制局1からの無線電波を受信し屋外で拡声する屋
外拡声子局3および各個人宅の屋内に設置されている戸
別受信機5,5a,5bと、徘徊者が携帯する徘徊者送
信機4と、戸別受信機5,5a,5bからそれぞれ公衆
有線回線7,7a,7b経由で伝送される情報を収集管
理する徘徊者管理装置2とから構成されている。
【0020】図1を参照して動作を説明すると、本発明
は同報系防災無線システムにおいて統制局1から送出さ
れる防災や広報用の防災無線回線6により無線電波を受
信し、屋外で拡声する屋外拡声子局3と各個人宅の屋内
に設置されている戸別受信機5,5a,5bとを活用し
て徘徊者の位置を検知するシステムである。
【0021】位置検出が必要とされる徘徊者には、電波
を間欠送信する徘徊者送信機4を常時携行させる。この
間欠電波8を通常は屋外拡声子局3で受信し、防災用の
拡声放送が行われていない任意の時間に、間欠電波8の
受信情報を統制局1へ市町村防災用の電波で送信し、統
制局1内に構成された徘徊者管理装置2で徘徊者の位置
情報等を蓄積させる。
【0022】蓄積した位置情報が予め規定した任意の設
定条件を逸脱したり、住民からの位置検索依頼等が生じ
たときには、屋外拡声子局3周辺の複数の戸別受信機
5,5a,5bに対して、検索対象となる徘徊者の個人
識別データであるIDを紹介するための検索依頼電波を
統制局1から送信する。検索依頼電波を受信した戸別受
信機5,5a,5bでは検索対象である徘徊者のIDが
受信されていたかどうかの受信履歴を調査照合し、照合
の結果一致したときには受信時間や受信電界強度等の情
報を公衆有線回線7,7a,7b経由で統制局1内の徘
徊者管理装置2に伝送する。徘徊者管理装置2では複数
の戸別受信機5,5a,5bからの情報をもとに、最新
の受信データでありかつ電界強度が大きい戸別受信機
5,5a,5bを選別の上確定する。確定された戸別受
信機5,5a,5bの設置場所から徘徊者の位置を割り
出すことができる。
【0023】さらに確定した戸別受信機5,5a,5b
に対し、統制局1は徘徊者の発見依頼を防災無線電波で
送信する。発見依頼を受けた戸別受信機宅では協力でき
るときには「了承」ボタンを、対応不可能なときには
「不可」ボタンを押す。この応答信号は戸別受信機5,
5a,5bからそれぞれ公衆有線回線7,7a,7bを
経由し、統制局1内の徘徊者位置管理装置2に伝送され
るので徘徊者検知を迅速に行うことができる。
【0024】図2は屋外拡声子局と戸別受信機のサービ
スエリアの関係を示す図である。
【0025】一般に市町村防災無線システムでは、屋外
拡声子局3の設置は音響拡声条件から、サービスエリア
内に約600から700m間隔のメッシュ状に設置され
ている。さらに戸別受信機5,5a,5bの設置は約1
00m間隔のメッシュ状で各住民宅に設置されているた
め、戸別受信機5,5a,5bからの位置精度は屋外拡
声子局3からの情報より明らかに高いので、徘徊者の早
期発見を実現できる。
【0026】なお、徘徊者送信機4に情報伝送スイッチ
を備えることにより、独居老人宅の緊急情報伝送システ
ムとしても活用することができる。
【0027】図3は図1の統制局の一例を示す詳細ブロ
ック図である。
【0028】なお、図3において図1に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
【0029】統制局1は統制局無線装置10と統制台1
1とから構成される。
【0030】統制局無線装置10は、統制台11や徘徊
者管理装置2からの音声やデータ信号を屋外拡声子局3
や戸別受信機5,5a,5bに対して伝送する。統制台
11は屋外拡声子局3との通信や戸別受信機5,5a,
5bへの拡声や徘徊者管理装置2からの情報を表示検索
することが可能である。徘徊者管理装置2は無線を使用
した屋外拡声子局3からの常時情報や、徘徊者指定検索
後の戸別受信機5,5a,5bからの徘徊者情報をそれ
ぞれ公衆有線回線7,7a,7b経由で収集分析し、徘
徊者の位置等を特定することになる。
【0031】図4は図1の屋外拡声子局の一例を示す詳
細ブロック図である。
【0032】屋外拡声子局3は、防災用送受信部12
と、情報蓄積論理制御部13と、徘徊者用受信部14
と、防災情報拡声屋外スピーカ15とから構成される。
【0033】防災用送受信部12は統制局1からの電波
を受信し、防災や広報情報等を防災情報拡声屋外スピー
カ15で周囲に拡声する。情報蓄積論理制御部13は常
時、徘徊者からの位置情報等を徘徊者用受信部14から
収集し、徘徊者ID、受信時間、状況情報や受信電界強
度等を蓄積し、防災無線未使用時の空き時間に徘徊者情
報を防災用送受信部12から統制局1へ送信する。徘徊
者用受信部14は徘徊者送信機4からの電波を受信す
る。
【0034】図5は図1の戸別受信機の一例を示す詳細
ブロック図である。
【0035】なお、図5において図1に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
【0036】戸別受信機5,5a,5bは、防災用受信
部22と、情報蓄積論理制御部23と、徘徊者用受信部
24と、防災情報拡声スピーカ25とから構成される。
【0037】防災用受信部22は統制局1からの電波を
受信し、防災や広報情報等を防災情報拡声スピーカ25
で屋内に拡声する。情報蓄積論理制御部23は常時、徘
徊者からの位置情報等を徘徊者用受信部24から収集
し、徘徊者ID、受信時間、状況情報や受信電界強度等
を蓄積し、徘徊者検索情報を受信したときにそれぞれ公
衆有線回線7,7a,7bを経由し統制局1へ伝送す
る。徘徊者用受信部24では徘徊者送信機4からの電波
を受信する。
【0038】図6は図1の徘徊者送信機の一例を示す詳
細ブロック図である。
【0039】徘徊者送信機は、送信部27と、ID符号
送出兼状態情報送出部28と、状態情報入力スイッチ2
9とから構成される。
【0040】図7は徘徊者位置検知システムの検索動作
を説明する信号フロー図である。
【0041】図7を参照すると、(平常時)モードと
(検索時)モードの場合について、各々の動作が示され
ている。
【0042】また、図8は徘徊者位置検知システムの状
況確認依頼動作を説明する信号フロー図である。
【0043】図8を参照すると、(状況情報伝送時)モ
ードと(状況確認依頼時)モードの場合について、各々
の動作が示されている。
【0044】次に、図1、図3、図4、図7および図8
を参照して本実施の形態の動作を各動作モード毎により
詳細に説明する。
【0045】<(平常時)モード>平常時は徘徊者送信
機4からID符号で変調された電波が他局との混信を考
慮して間欠的に発射されている。屋外拡声子局3のエリ
ア内に存在する複数の徘徊者送信機4からの間欠電波を
屋外拡声子局3が受信し、ID符号、受信時間、電界強
度や状況情報等を記憶し、防災無線未使用時に記憶情報
を統制局1向けに送信する。統制局1ではこの受信情報
を徘徊者管理装置2に伝送することにより、各屋外拡声
子局3に存在する徘徊者を認識する。
【0046】<(検索時)モード>任意に設定する状況
変化(夜間12時以降に屋外拡声子局が変更される等)
や住民からの検索要求等により特定IDの徘徊者を検索
する必要が生じたときは、徘徊者管理装置2から統制局
無線装置10経由で電波を発射させ、屋外拡声子局3と
戸別受信機5,5a,5bに検索信号を送出する。この
検索信号を受信した屋外拡声子局3では、検索ID徘徊
者情報が情報蓄積論理制御部13に蓄積されているかを
調査し、蓄積されている場合は統制局1に最新の蓄積情
報を検索情報として防災無線で統制局1へ返信する。返
信された検索情報は徘徊者管理装置2に登録される。
【0047】また、戸別受信機5,5a,5bでは屋外
拡声子局3と同様に、検索ID徘徊者情報が情報蓄積論
理制御部23に蓄積されているかを調査し、蓄積されて
いる場合は統制局1に最新の蓄積情報を検索情報として
それぞれ公衆有線回線7,7a,7b経由で統制局1へ
返信する。返信された検索情報は徘徊者管理装置2に登
録される。
【0048】徘徊者管理装置2では、半径約300mの
エリアを有する屋外拡声子局3と、半径約50mのエリ
アを有する戸別受信機5,5a,5bからの情報から徘
徊者の位置を確定することができる。
【0049】<(状況情報伝送時)モード>徘徊者送信
機4に徘徊者緊急情報等を入力すると、通常は間欠送信
の間隔を密にして徘徊者送信機4から電波を送信させ
る。この電波を受信した屋外拡声子局3や戸別受信機
5,5a,5bでは各々防災無線や公衆有線回線7,7
a,7b経由で徘徊者管理装置2に緊急情報等を伝送す
る。この情報から徘徊者が自宅にいても緊急情報伝送手
段としても活用できる。
【0050】<(状況確認依頼時)モード>徘徊者が住
民宅の周辺にいたり、独居者が緊急状況になったときに
は徘徊者管理装置2で認識できるため、徘徊者管理装置
2から統制局1経由で近隣の戸別受信機5,5a,5b
に対して、捜索や駆けつけ依頼の情報を防災無線で伝達
し協力依頼を行う。この協力依頼を住民が承諾したとき
は戸別受信機5,5a,5bの「承諾」ボタンを押すこ
とで、承諾信号が公衆有線回線7,7a,7b経由で徘
徊者管理装置2に伝達される。
【0051】上述の通り徘徊者送信機4は電波を間欠発
信させているので、電力消費が少なく、バッテリー容量
も少なくできるので、小型軽量化が図ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の徘徊者位
置検知システムは、同報系防災無線システムの屋外拡声
子局と戸別受信機とを活用できるので、徘徊者の位置検
出精度が高いという効果を有している。
【0053】また、徘徊者に携行させる徘徊者送信機が
間欠発信動作のため、小型軽量で電源を常時投入状態で
動作でき電源の接断動作が不要にできるという効果を有
している。
【0054】さらに戸別受信機を利用して徘徊者等の状
況確認や捜索依頼に対して、依頼可能且つ承諾の確認も
することができるいう効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の徘徊者位置検知システムの一つの実施
の形態を示すブロック図である。
【図2】屋外拡声子局と戸別受信機のサービスエリアの
関係を示す図である。
【図3】図1の統制局の一例を示す詳細ブロック図であ
る。
【図4】図1の屋外拡声子局の一例を示す詳細ブロック
図である。
【図5】図1の戸別受信機の一例を示す詳細ブロック図
である。
【図6】図1の徘徊者送信機の一例を示す詳細ブロック
図である。
【図7】徘徊者位置検知システムの検索動作を説明する
信号フロー図である。
【図8】徘徊者位置検知システムの状況確認依頼動作を
説明する信号フロー図である。
【符号の説明】
1 統制局 2 徘徊者管理装置 3 屋外拡声子局 4 徘徊者送信機 5,5a,5b 戸別受信機 6 防災無線回線 7,7a,7b 公衆有線回線 10 統制局無線装置 11 統制台 12 防災用送受信部 13 情報蓄積論理制御部 14 徘徊者用受信部 15 防災情報拡声屋外スピーカ 22 防災用受信部 23 情報蓄積論理制御部 24 徘徊者用受信部 25 防災情報拡声スピーカ 27 送信部 28 ID符号送出兼状態情報送出部 29 状態情報入力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA37 AA44 BB12 BB18 BB46 DD03 DD49 EE01 EE10 FF01 FF02 GG12 GG32 GG36 GG62 GG67 5K067 AA21 BB15 BB41 CC22 DD17 EE02 EE16 FF03 HH22 HH23 JJ51 JJ55 KK15 LL01 LL05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 徘徊者の個人識別信号や状態情報を送信
    する徘徊者用送信機を前記徘徊者に携行させ、前記徘徊
    者用送信機が送信する電波を屋外拡声子局および各住民
    宅に設置されている複数の戸別受信機で受信し、受信し
    た前記個人識別信号や状態情報を同報系防災無線システ
    ムが有する統制局および徘徊者管理装置で収集管理し、
    最新の徘徊者位置や状況等を把握できることを特徴とす
    る徘徊者位置検知システム。
  2. 【請求項2】 前記徘徊者管理装置は、前記屋外拡声子
    局から前記個人識別信号や状態情報を無線回線により前
    記統制局で受信することで収集し、前記複数の戸別受信
    機から伝送される前記個人識別信号や状態情報を公衆有
    線回線により収集することを特徴とする請求項1記載の
    徘徊者位置検知システム。
  3. 【請求項3】 前記徘徊者が前記住民宅の周辺に位置す
    るときや独居者が緊急状況の場合には前記徘徊者管理装
    置で認識し、前記徘徊者管理装置から前記統制局経由で
    近隣の前記複数の戸別受信機に対して、捜索や駆けつけ
    依頼の情報を前記無線回線で伝達し協力依頼を行い、こ
    の協力依頼を住民が承諾したときは前記戸別受信機の
    「承諾」ボタンを押すことで、承諾信号が前記公衆有線
    回線経由で前記徘徊者管理装置に伝達されることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の徘徊者位置検知シス
    テム。
  4. 【請求項4】 防災や広報用の無線回線により無線電波
    を送信する統制局と、この統制局からの前記無線電波を
    受信し屋外で拡声する屋外拡声子局と、前記無線電波を
    同時に受信する各個人宅の屋内に設置されている戸別受
    信機と、徘徊者が携帯する徘徊者送信機と、前記戸別受
    信機から公衆有線回線経由で伝送される情報を収集管理
    する徘徊者管理装置とを備えたことを特徴とする徘徊者
    位置検知システム。
  5. 【請求項5】 前記統制局は、統制局無線装置と、統制
    台とを有し、 前記統制局無線装置は、前記統制台や前記徘徊者管理装
    置からの音声やデータ信号を前記屋外拡声子局および前
    記複数の戸別受信機に対して送信し、 前記統制台は前記屋外拡声子局との通信、前記複数の戸
    別受信機への拡声および前記徘徊者管理装置からの情報
    を表示検索することを特徴とする請求項4記載の徘徊者
    位置検知システム。
  6. 【請求項6】 前記徘徊者管理装置は無線を使用した前
    記屋外拡声子局からの常時情報や、徘徊者指定検索後の
    前記複数の戸別受信機からの徘徊者情報を前記公衆有線
    回線経由で収集分析し、前記徘徊者の位置等を特定する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の徘徊者位
    置検知システム。
  7. 【請求項7】 前記屋外拡声子局は、防災用送受信部
    と、第1の情報蓄積論理制御部と、第1の徘徊者用受信
    部と、防災情報拡声屋外スピーカとを有し、 前記防災用送受信部は前記統制局からの電波を受信し、
    防災や広報情報等を防災情報拡声屋外スピーカで周囲に
    拡声し、 前記第1の情報蓄積論理制御部は常時、前記徘徊者から
    の位置情報等を前記第1の徘徊者用受信部から収集し、
    前記徘徊者の個人識別信号、受信時間、状況情報や受信
    電界強度等を蓄積し、防災無線未使用時の空き時間に徘
    徊者情報を前記防災用送受信部から前記統制局へ送信
    し、 前記第1の徘徊者用受信部は前記徘徊者送信機からの電
    波を受信することを特徴とする請求項4、5又は6記載
    の徘徊者位置検知システム。
  8. 【請求項8】 前記戸別受信機は、防災用受信部と、第
    2の情報蓄積論理制御部と、第2の徘徊者用受信部と、
    防災情報拡声スピーカとを有し、 前記防災用受信部は前記統制局からの電波を受信し、防
    災や広報情報等を前記防災情報拡声スピーカで屋内に拡
    声し、 前記第2の情報蓄積論理制御部は常時、前記徘徊者から
    の位置情報等を前記第2の徘徊者用受信部から収集し、
    前記徘徊者の個人識別信号、受信時間、状況情報や受信
    電界強度等を蓄積し、徘徊者検索情報を受信したときに
    前記公衆有線回線を経由し前記統制局へ伝送し、 前記第2の徘徊者用受信部は前記徘徊者送信機からの電
    波を受信することを特徴とする請求項4、5、6又は7
    記載の徘徊者位置検知システム。
  9. 【請求項9】 前記徘徊者送信機は、送信部と、ID符
    号送出兼状態情報送出部と、状態情報入力スイッチとを
    有し、電波を間欠発信することを特徴とする請求項4、
    5、6、7又は8記載の徘徊者位置検知システム。
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