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JP2001243439A - 物品管理システム、応答ユニットおよび光質問ユニット - Google Patents

物品管理システム、応答ユニットおよび光質問ユニット

Info

Publication number
JP2001243439A
JP2001243439A JP2000056533A JP2000056533A JP2001243439A JP 2001243439 A JP2001243439 A JP 2001243439A JP 2000056533 A JP2000056533 A JP 2000056533A JP 2000056533 A JP2000056533 A JP 2000056533A JP 2001243439 A JP2001243439 A JP 2001243439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
management information
response
article
light beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000056533A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Sato
邦雄 佐藤
Norio Iizuka
宣男 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000056533A priority Critical patent/JP2001243439A/ja
Publication of JP2001243439A publication Critical patent/JP2001243439A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品に近づくことなく、その物品の管理情報
を知ることができ、特に、遠方に置かれた物品または放
射性物質や爆発物等のように人の接近が制限されている
物品に用いて好適な物品管理システムを提供する。 【解決手段】 光質問ユニット30は任意の光応答ユニ
ット11に向けて質問光ビーム20を発射する。質問光
ビーム20を受光した光応答ユニット11は管理情報2
4を乗せた応答光ビーム23を発射する。光質問ユニッ
ト30は応答光ビーム23に乗せられた管理情報28を
再生して表示部35に表示しまたは拡声部36で音声出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品管理システ
ム、応答ユニットおよび光質問ユニットに関し、特に、
遠方に置かれた物品または放射性物質や爆発物等のよう
に人の接近が制限されている物品に用いて好適な物品管
理システム、応答ユニットおよび光質問ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、物品の管理には“タグ”と呼
ばれる物品票が用いられてきた。例えば、図9に示すよ
うに、物品1にタグ2を張り付けまたは取り付け、その
タグ2に物品1の品名や品番等の管理情報を記入し管理
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記タ
グ方式の物品管理手法にあっては、タグの記載内容を目
視確認しなければならないから、特に、遠方に置かれた
物品または放射性物質や爆発物等のように人の接近が制
限されている物品のタグの記載内容を確認することが困
難であるという問題点があった。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、物品に近づくことなく、その物品の管理情報を知
ることができ、特に、遠方に置かれた物品または放射性
物質や爆発物等のように人の接近が制限されている物品
に用いて好適な物品管理システム、応答ユニットおよび
光質問ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る物品管理シ
ステムは、任意の物品に取り付け可能な形状を有する応
答ユニットと、可搬可能な形状を有する光質問ユニット
とを含み、前記応答ユニットは、取り付け対象物品の管
理情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入
力された管理情報を記憶する記憶手段と、質問光ビーム
を受信する受信手段と、前記受信手段が質問光ビームを
受信したときに記憶手段の管理情報を変調して出力する
変調出力手段とを備え、前記光質問ユニットは、所定の
操作に応答して質問光ビームを発射する発射手段と、前
記応答ユニットから出力された管理情報を受信して再生
する再生手段と、再生された管理情報を可視化して表示
しもしくは音声変換して出力する出力手段とを備える。
本発明に係る応答ユニットは、任意の物品に取り付け可
能な形状を有するケースに収められ、且つ、取り付け対
象物品の管理情報を入力する入力手段と、前記入力手段
によって入力された管理情報を記憶する記憶手段と、質
問光ビームを受信する受信手段と、前記受信手段が質問
光ビームを受信したときに記憶手段の管理情報を変調し
て出力する変調出力手段とを備える。本発明に係る光質
問ユニットは、可搬可能な形状を有するケースに収めら
れ、且つ、所定の操作に応答して質問光ビームを発射す
る発射手段と、応答ユニットから変調出力された管理情
報を受信して再生する再生手段と、再生された管理情報
を可視化して表示しもしくは音声変換して出力する出力
手段とを備えを備える。好ましい実施態様によれば、前
記変調出力手段は、前記管理情報を所定の輝度に変調し
た光信号を出力し、あるいは、前記変調出力手段は、前
記管理情報を所定の周波数帯に変調した無線信号を出力
する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は物品管理システム10のブ
ロック構成図である。図において、物品管理システム1
0は不図示の物品(例えば、図9の物品1)に取り付け
られる光応答ユニット11と、ユーザ(物品管理担当
者)に携行して用いられる光質問ユニット30とからな
る。光応答ユニット11の台数は管理対象の物品数nに
依存し、少なくともn台必要であり、また、光質問ユニ
ット30は同時に活動する物品管理担当者の人数mに依
存し、少なくともm台必要である。光応答ユニット11
は物品への取り付けが容易で且つ多少の衝撃を受けても
脱落しない適切な形状のケースに収められており、ま
た、光質問ユニット30は持ち運びが容易な適切な形状
のケースに収められている。
【0007】光応答ユニット11は、応答側受光部1
2、応答側発光部13、応答側制御部14、記憶部1
5、情報入力部16および不図示のバッテリ電源部など
を備え、光質問ユニット30は、質問側発光部31、質
問側受光部32、質問側制御部33、操作部34、表示
部35、拡声部36、カメラ37、モニタ38および不
図示のバッテリ電源部などを備える。これら各部の詳細
は以下のとおりである。
【0008】(1)光応答ユニット11 ・応答側受光部12 応答側受光部12は、光質問ユニット30からの光ビー
ム(以下「質問光ビーム20」という)を受光し、質問
要求信号21に変換して応答側制御部14に伝える。 ・応答側発光部13 応答側発光部13は、応答側制御部14からの応答信号
22を符号分割多重化したもので輝度変調した光ビーム
(以下「応答光ビーム23」という)を発射する。 ・応答側制御部14 応答側制御部14は、主に二つの処理を実行する。第一
の処理は情報入力部16を介してパソコン等の外部装置
17から入力された管理情報24を記憶部15に記憶す
る処理である。管理情報24はその光応答ユニット11
の取り付け対象物品の管理情報(例えば、品名や品番
等)である。第二の処理は質問要求信号21の受信イベ
ント時に記憶部15から管理情報24を読み出してその
管理情報24を符号分割多重化し、所定形式の信号フォ
ーマットに変換して応答信号22を生成し、その応答信
号22を応答側発光部13に出力するという処理であ
る。 ・記憶部15 記憶部15は、上記管理情報24を書き換え可能且つ不
揮発的に記憶するもので、例えば、フラッシュメモリ等
の半導体メモリである。図2は記憶部15の記憶構造例
を示す模式図であり、この例では、“品名”、“品番”
および“備考”と命名されたいくつかの記憶領域に、管
理情報24の具体例として、“○○××”、“A000
1”および“△△○○”などの文字情報が記憶格納され
ている。 ・情報入力部16 情報入力部16は、パソコン等の外部装置17で編集さ
れた管理情報24を入力するためのインターフェースで
ある。
【0009】(2)光質問ユニット30 ・質問側発光部31 質問側発光部31は、質問側制御部33からの質問要求
信号25を符号分割多重化したもので輝度変調した質問
光ビーム20を発射する。 ・質問側受光部32 質問側受光部32は、光応答ユニット11からの応答光
ビーム23を受光し、応答信号26に変換して質問側制
御部33に伝える。 ・質問側制御部33 質問側制御部33は、操作部34からのユーザ操作信号
27に応答して、まず、質問要求信号25を生成して質
問側発光部34に出力し、次いで、質問側発光部32か
らの応答信号26を取り込み、その応答信号26に含ま
れる管理情報28を再生して表示部35に出力するとい
う処理を実行する。 ・操作部34 操作部34は、所定の質問キーを備え、この質問キーが
ユーザによって操作されたときにユーザ操作信号27を
生成して質問側制御部33に出力する。 ・表示部35 表示部35は、例えば、液晶ディスプレイで構成されて
おり、質問側制御部33からの管理情報28を可視化し
て表示する。図3は表示部35の表示例を示す図であ
る。この例では、“品名”、“品番”および“備考”と
命名されたいくつかの表示領域に、管理情報28の具体
例として、“○○××”、“A0001”および“△△
○○”などの文字情報が表示されている。 ・拡声部36 拡声部36は、警告音や操作音などを拡声出力する。な
お、上記管理情報28の音声合成データを、この拡声部
36から出力するようにしてもよい。・カメラ37カメ
ラ37は、質問側発光部31から照射された質問光ビー
ム20のターゲットが、応答側受光部12になっている
か否かをユーザーが確認できるようビームの輝度変調に
対応した感度で撮像するものである。 ・モニタ38 モニタ38は、カメラ37によって撮像された物品にお
いて、応答側受光部12をターゲットとして質問光ビー
ム20が照射されているか否かをユーザが判断するため
のものである。
【0010】以上の構成を備える光応答ユニット11お
よび光質問ユニット30は、以下のとおり動作する。 (3)光応答ユニット11の動作 図4は光応答ユニット11の動作フローチャートであ
る。光応答ユニット11は、まず、ステップS11で記
憶部15への管理情報24の書込み動作であるか否かを
判定する。そして、記憶部15への管理情報24の書込
みであれば、ステップS12で情報入力部16を介して
外部装置17から管理情報24を取り込み、その管理情
報24を記憶部15に書き込んだ後、ステップS13に
進む。一方、記憶部15への管理情報24の書込みでな
ければ、ステップS12をパスして直接、ステップS1
3に進み、いずれの場合も、ステップS13で質問光ビ
ーム20の受光を判定するまで、上記のステップS11
以降のループを繰り返し実行する。
【0011】ループ中に光質問ユニット30からの質問
光ビーム20が当該光応答ユニット11の応答側受光部
12で受光されると、ステップS13の判定結果が“Y
ES”となり、ステップS14で記憶部15から管理情
報24を読み出す。そして、ステップS15でその管理
情報24を内容に含む応答信号22を生成し、この応答
信号22を応答側発光部13に出力することにより、光
応答ユニット11から上記応答信号22を符号分割多重
化したもので輝度変調された応答光ビーム23が発射さ
れる。
【0012】以上の動作によれば、光応答ユニット11
は、必要に応じて外部装置17から管理情報24を取り
込んで記憶部15に書込むことができるとともに、光質
問ユニット30からの質問光ビーム20を受光した場合
には、記憶部15から管理情報24を読み出してその管
理情報24の内容を含む応答信号22を生成し、この応
答信号22を符号分割多重化したもので輝度変調した応
答光ビーム23を発射することができる。
【0013】(4)光質問ユニット30の動作 図5は光質問ユニット30の動作フローチャートであ
る。光質問ユニット30は、まず、ステップS21で、
ユーザによるカメラ37による映像をモニタ38で確認
し、質問光ビーム20がターゲットとなる光応答ユニッ
ト11の応答側受光部12に重なることを確認、及び操
作部34の質問キー操作の有無を判定し、判定結果が
“有”となると、ステップS22で質問光ビーム20を
発射する。そして、ステップS23で光応答ユニット1
1からの応答光ビーム23の受光有無を判定し、受光無
しであれば、ステップS24でリプレイ回数n(nは例
えば3程度)に達したか否かを判定して達していなけれ
ば再びステップS22以降を実行する一方、リプレイ回
数nに達していれば最初のステップS21に復帰する。
【0014】今、質問光ビーム20の照射先に光応答ユ
ニット11が存在している場合、上記の動作説明(光応
答ユニット11の動作説明)より、その光応答ユニット
11からは応答光ビーム23が照射される。そして、こ
の応答光ビーム23が光質問ユニット30の質問側受光
部32で受光されると、上記ステップS23の判定結果
が“YES”となって、ステップS25に進み、応答光
ビーム23に乗せられた管理情報28を再生して、ステ
ップS26でその管理情報28を表示部35に表示した
後、最初のステップS21に復帰する。
【0015】以上の動作によれば、光質問ユニット30
は、操作部34の質問ボタンが操作されると、質問光ビ
ーム20を発射するとともに、光応答ユニット11から
の応答光ビーム23を受光して、その応答光ビーム23
に乗せられた管理情報28を再生し、表示部35に表示
することができる。
【0016】このように、第1の実施の形態の物品管理
システム10によれば、各々の物品に光応答ユニット
11を取り付けておき、任意の物品の管理情報を知り
たい場合は、その物品に取り付けられた光応答ユニット
11に向けて、光質問ユニット30から質問光ビーム2
0を照射するだけで、その光応答ユニット11からの応
答光ビーム23を光質問ユニット30で受光して管理情
報28を再生し、光質問ユニット30の表示部35に表
示することができる。
【0017】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図6〜図8を用いて詳述する。尚、当該
第2の実施の形態のにおいて、上記第1の実施の形態と
同じ番号が付されているものについては、構成が第1の
実施の形態と同一のものであるので説明を省略する。図
6において、無線応答ユニット41は、応答側受光部1
2、応答側制御部14、記憶部15、情報入力部16、
無線信号変調部42、送信アンテナ43および不図示の
バッテリ電源部などを備え、光質問ユニット30は、質
問側発光部31、質問側制御部33、操作部34、表示
部35、拡声部36、カメラ37、モニタ38および不
図示のバッテリ電源部などを備える。これら各部の詳細
は以下のとおりである。
【0018】(5)無線応答ユニット41 ・無線信号変調部42 無線信号変調部42は、応答側制御部14からの応答信
号22(質問ID、応答内容を含む)を無線送信すべ
く、応答信号22を所定の周波数帯で変調し、応答無線
信号44を生成する。 ・送信アンテナ43 送信アンテナ43は、無線信号変調部42により生成さ
れた応答無線信号44を光質問ユニット30の受信アン
テナ45に送信するためのものである。 (6)光質問ユニット30 ・受信アンテナ45 無線応答ユニット41の送信アンテナ43から送信され
た応答無線信号44を受信し、後述の無線信号復調部4
6に出力するためのものである。 ・無線信号復調部46 上述の受信アンテナ45により受信された応答無線信号
44を復調し、質問IDと応答内容とを含む応答信号2
6に変換して質問側制御部33に伝える。
【0019】以上の構成を備える無線応答ユニット41
および光質問ユニット30は、以下のとおり動作する。 (7)無線応答ユニット41の動作 図7は無線応答ユニット41の動作フローチャートであ
る。無線応答ユニット41は、まず、ステップS11で
記憶部15への管理情報24の書込み動作であるか否か
を判定する。そして、記憶部15への管理情報24の書
込みであれば、ステップS12で情報入力部16を介し
て外部装置17から管理情報24を取り込み、その管理
情報24を記憶部15に書き込んだ後、ステップS13
に進む。一方、記憶部15への管理情報24の書込みで
なければ、ステップS12をパスして直接、ステップS
13に進み、いずれの場合も、ステップS13で質問光
ビーム20の受光を判定するまで、上記のステップS1
1以降のループを繰り返し実行する。ループ中に光質問
ユニット30からの質問光ビーム20が当該無線応答ユ
ニット41の応答側受光部12で受光されると、ステッ
プS13の判定結果が“YES”となり、ステップS1
4で記憶部15から応答内容として管理情報24を読み
出す。そして、ステップS35で、光質問ユニット30
からの質問光ビームに含まれていた質問IDと上記管理
情報24とを内容に含む応答信号22を生成し、さらに
この応答信号22に基づいて無線信号変調部42で応答
無線信号44を変調する。応答無線信号44は送信アン
テナ43より送信出力される。
【0020】以上の動作によれば、無線応答ユニット4
1は、必要に応じて外部装置17から管理情報24を取
り込んで記憶部15に書込むことができるとともに、光
質問ユニット30からの質問光ビーム20を受光した場
合には、光質問ユニット30からの質問光ビームに含ま
れていた質問IDと、記憶部15から管理情報24を読
み出してその管理情報24の内容とを含む応答信号22
を生成し、この応答信号22を所定の周波数帯で変調し
た応答無線信号44を、光質問ユニット30に送信する
ことができる。 (8)光質問ユニット30の動作 図8は光質問ユニット30の動作フローチャートであ
る。光質問ユニット30は、まず、ステップS21で、
ユーザによるカメラ37による映像をモニタ38で確認
し、質問光ビーム20がターゲットとなる無線応答ユニ
ット41の応答側受光部12に重なることを確認、及び
操作部34の質問キー操作の有無を判定し、判定結果が
“有”となると、ステップS22で質問光ビーム20を
発射する。そして、ステップS23で無線応答ユニット
41からの応答無線信号44の受信有無を判定し、受信
しなければ、ステップS24でリプレイ回数n(nは例
えば3程度)に達したか否かを判定して達していなけれ
ば再びステップS22以降を実行する一方、リプレイ回
数nに達していれば最初のステップS21に復帰する。
【0021】今、質問光ビーム20の照射先に無線応答
ユニット41が存在している場合、上記の動作説明(無
線応答ユニット41の動作説明)より、その無線応答ユ
ニット41からは応答無線信号44が送信される。そし
て、この応答無線信号44が光質問ユニット30の受信
アンテナ45で受信され、無線信号復調部46により応
答信号26に変換されると、上記ステップS43の判定
結果が“YES”となって、ステップS44に進む。さ
らにステップS44において、受信した無線応答信号に
含まれる質問IDと自ユニットが照射した光質問ビーム
20の質問IDとを照合し、一致した場合、ステップS
25に進み、応答無線信号44に乗せられた管理情報2
8を再生して、ステップS26でその管理情報28を表
示部35に表示した後、最初のステップS21に復帰す
る。一致しなければ、ステップS24でリプレイ回数n
(nは例えば3程度)に達したか否かを判定して達して
いなければ再びステップS22以降を実行する一方、リ
プレイ回数nに達していれば最初のステップS21に復
帰する。
【0022】以上の動作によれば、光質問ユニット30
は、操作部34の質問ボタンが操作されると、質問光ビ
ーム20を発射するとともに、無線応答ユニット41か
らの応答無線信号44を受信して、その応答無線信号4
4に乗せられた管理情報28を再生し、表示部35に表
示することができる。このように、第2の実施の形態の
物品管理システム10によれば、各々の物品に無線応
答ユニット11を取り付けておき、任意の物品の管理
情報を知りたい場合は、その物品に取り付けられた無線
応答ユニット41に向けて、光質問ユニット30から質
問光ビーム20を照射するだけで、その無線応答ユニッ
ト41からの応答無線信号を光質問ユニット30で受信
して管理情報28を再生し、光質問ユニット30の表示
部35に表示することができる。
【0023】したがって、質問光ビーム20および応答
光ビーム23の到達距離内であれば、物品に近づくこと
なく、その物品の管理情報を知ることができるから、遠
方に置かれた物品はもちろんのこと、放射性物質や爆発
物等のように人の接近が制限されている物品であっても
支障なく管理を行なうことができるという利点が得られ
る。さらに、第2の実施の形態によれば、指向性が強く
距離拡散し易い応答光ビーム23に代えて、指向性が弱
く、距離に対する減衰が小さい無線応答信号を使用する
ので、コンベアなどにより移動する物品に対して、その
物品の管理情報を知ることができるという利点が得られ
る。なお、上記第1の実施の形態では、光ビームの変調
輝度については特に限定していないが赤外光が望まし
く、したがってカメラ37も赤外光を良く検出するもの
が望ましい。また、可視光レーザーを発光する発光部を
光質問ユニット30の質問側発光部31で発光する質問
光ビーム20と光軸が同一方向になるように設置し、ユ
ーザによる目視で物品にターゲットを合わせるようにし
てもよい。さらに、第2の実施の形態においては、所定
の周波数帯で変調した応答無線信号44を使用したが、
これに限らず、符合分割多重化されたもので変調しても
よい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る物品管理システムによれ
ば、光質問ユニットから任意の応答ユニットに向けて質
問光ビームを発射すると、応答ユニットから応答光ビー
ムが発射される。そして、その応答光ビームが光質問ユ
ニットで受光されると、応答光ビームに乗せられた管理
情報が再生され、表示または音声出力される。したがっ
て、特に、容易に近づくことのできない物品の管理を支
障なく行うことができる。本発明に係る応答ユニットに
よれば、入力手段によって入力された管理情報を記憶す
るとともに、外部からの質問光ビームを受信すると、そ
の管理情報を変調して外部に出力することができる。し
たがって、当該応答ユニットを、容易に近づくことので
きない物品に取り付けるとともに、その物品の情報を前
記管理情報として応答ユニットに記憶させておけば、離
れた場所からその物品の管理情報を容易に知ることがで
きる。本発明に係る光質問ユニットによれば、所定の操
作に応答して質問光ビームを発射するとともに、この質
問光ビームに対応して応答ユニットから変調出力された
管理情報を再生表示することができる。したがって、離
れた位置から応答ユニット内部の管理情報を知ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における物品管理システム1
0のブロック構成図である。
【図2】記憶部15の記憶構造例を示す模式図である。
【図3】表示部35の表示例を示す図である。
【図4】光応答ユニット11の動作フローチャートであ
る。
【図5】光質問ユニット30の動作フローチャートであ
る。
【図6】第2の実施の形態における物品管理システム1
0のブロック構成図である。
【図7】無線応答ユニット41の動作フローチャートで
ある。
【図8】光質問ユニット30の動作フローチャートであ
る。
【図9】タグ方式による従来の物品管理手法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 物品 10 物品管理システム 11 光応答ユニット(応答ユニット) 12 応答側受光部(受信手段) 13 応答側発光部(変調出力手段) 15 記憶部(記憶手段) 16 情報入力部(入力手段) 20 質問光ビーム 23 応答光ビーム 30 光質問ユニット 31 質問側発光部(発射手段) 33 質問側制御部(再生手段) 35 表示部(出力手段) 36 拡声部(出力手段) 41 無線応答ユニット 43 送信アンテナ(送信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 MM08 QQ17 5B035 AA00 BB09 BC00 CA23 CA24 5B058 CA15 CA16 KA02 KA06 KA13 YA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の物品に取り付け可能な形状を有す
    る応答ユニットと、 可搬可能な形状を有する光質問ユニットとを含み、 前記応答ユニットは、 取り付け対象物品の管理情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された管理情報を記憶する記
    憶手段と、 質問光ビームを受信する受信手段と、 前記受信手段が質問光ビームを受信したときに記憶手段
    の管理情報を変調して出力する変調出力手段とを備え、 前記光質問ユニットは、 所定の操作に応答して質問光ビームを発射する発射手段
    と、 前記応答ユニットから出力された管理情報を受信して再
    生する再生手段と、 再生された管理情報を可視化して表示しもしくは音声変
    換して出力する出力手段とを備えたことを特徴とする物
    品管理システム。
  2. 【請求項2】 前記変調出力手段は、前記管理情報を所
    定の輝度に変調した光信号を出力することを特徴とする
    請求項1に記載の物品管理システム。
  3. 【請求項3】 前記変調出力手段は、前記管理情報を所
    定の周波数帯に変調した無線信号を出力することを特徴
    とする請求項1に記載の物品管理システム。
  4. 【請求項4】 任意の物品に取り付け可能な形状を有す
    るケースに収められ、且つ、 取り付け対象物品の管理情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された管理情報を記憶する記
    憶手段と、 質問光ビームを受信する受信手段と、 前記受信手段が質問光ビームを受信したときに記憶手段
    の管理情報を変調して出力する変調出力手段とを備えた
    ことを特徴とする応答ユニット。
  5. 【請求項5】 前記変調出力手段は、前記管理情報を所
    定の輝度に変調した光信号を出力することを特徴とする
    請求項4に記載の応答ユニット。
  6. 【請求項6】 前記変調出力手段は、前記管理情報を所
    定の周波数帯に変調した無線信号を出力することを特徴
    とする請求項4に記載の応答ユニット。
  7. 【請求項7】 可搬可能な形状を有するケースに収めら
    れ、且つ、 所定の操作に応答して質問光ビームを発射する発射手段
    と、 応答ユニットから変調出力された管理情報を受信して再
    生する再生手段と、 再生された管理情報を可視化して表示しもしくは音声変
    換して出力する出力手段とを備えを備えたことを特徴と
    する光質問ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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