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JP2001242510A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2001242510A
JP2001242510A JP2000054536A JP2000054536A JP2001242510A JP 2001242510 A JP2001242510 A JP 2001242510A JP 2000054536 A JP2000054536 A JP 2000054536A JP 2000054536 A JP2000054536 A JP 2000054536A JP 2001242510 A JP2001242510 A JP 2001242510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
camera
charging
flash device
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000054536A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Otaka
幸夫 尾高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000054536A priority Critical patent/JP2001242510A/ja
Publication of JP2001242510A publication Critical patent/JP2001242510A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュの繰り返し発光による発熱を抑え
るために、カメラの状態や使用状況にかかわらず固定し
た制御を行うと必ずしも適切な制御を行うことができな
い。 【解決手段】 電源1の電圧を昇圧して主コンデンサ1
8を充電し、フラッシュ発光させるフラッシュ装置を備
えたカメラにおいて、カメラ状態若しくはカメラ使用状
況を判別し、この判別結果に応じて、フラッシュ装置に
おける繰り返し発光および充電による発熱を抑制するた
めの制御内容を変更する制御手段125を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ装置を
備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラには、フラッシュ装置が組み込ま
れているものが多く、またカメラとしても従来の固定焦
点タイプからズームレンズを備えるズームカメラが一般
化してきている。そして、このようなズームカメラによ
って遠距離にある被写体を拡大して撮影する際に、被写
体に適正なフラッシュ光量を与えるため、フラッシュ発
光量も大きくなってきている。特に、ズームの高倍率化
が進み、テレ側のレンズの明るさを示すFNo.が大き
くなってきているため、必要なフラッシュ発光量、つま
りは発光エネルギーの増大に拍車がかかっている。
【0003】このように1回のフラッシュ発光により消
費されるエネルギー量が大きくなるのに伴って、1回の
フラッシュ発光およびエネルギー充電により発生する発
熱量も大きくなっている。
【0004】一般的なフラッシュ装置では、例えば発振
用トランス、発振用トランジスタ、放電管および電池が
発熱源となるが、上記のように発熱量が増大することに
よって、これら発熱源自体の熱による特性の劣化が生じ
たり、発熱源から熱を受ける光反射部材や発光部前面の
透明パネルといった周辺部材やカメラ外周の温度上昇が
大きくなって使用者に不快感を与えたりする可能性があ
る。
【0005】このため、フラッシュ装置の使用を制限す
ることで、過度の発熱を抑える手段が備えられたカメラ
が種々提案されている。
【0006】例えば、特開平5−216096号公報に
は、充電手段の充放電動作に対応して推定温度を決定す
る推定温度決定手段を備え、この推定温度決定手段によ
る推定温度に対応して昇圧手段の昇圧動作を制御する構
成が提案されている。
【0007】また、特開平2−242241号公報に
は、充電の禁止時間をカウントする禁止時間カウント手
段を設け、カウント中は充電を禁止する充電手段と、発
熱の判定手段により発熱が大きいと判定された場合に充
電を延長し、小さいと判断された場合には禁止時間を短
縮する構成が提案されている。
【0008】さらに、特開平9−61907号公報に
は、主コンデンサへの充電動作の間隔と充電回数に応じ
て充電禁止信号を発生させる構成が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの公報にて提案の構成も、フラッシュの繰り返し発
光による発熱を抑えるシーケンスとして、カメラの状態
や使用状況にかかわらず固定した制御を行うようになっ
ており、カメラの状態や使用状況に必ずしも適切な制御
を行っていないのが現実である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、電源電圧を昇圧して主コンデンサを
充電し、フラッシュ発光させるフラッシュ装置を備えた
カメラにおいて、カメラ状態若しくはカメラ使用状況を
判別し、この判別結果に応じて、フラッシュ装置におけ
る繰り返し発光および充電による発熱を抑制するための
制御内容を変更する制御手段を設けている。
【0011】具体的には、例えば、カメラ状態若しくは
カメラ使用状況(フィルムが装填されているか否か、所
定の撮影モードが設定されているか否か、周囲温度が所
定温度よりも低いか否か等)の判別結果に応じて、フラ
ッシュ装置の所定回数の繰り返し発光後に所定時間が経
過するまでフラッシュ装置の充電および発光を禁止する
第1の制御と、フラッシュ装置の所定回数の繰り返し発
光後に所定の使用者操作が行われるまでフラッシュ装置
の充電および発光を禁止する制御、フラッシュ装置の所
定回数の繰り返し発光後に主コンデンサの充電時間を長
くする制御およびフラッシュ装置の所定回数の繰り返し
発光後に主コンデンサの充電完了レベルを低くする制御
のうちいずれかである第2の制御との間で変更するよう
にする。
【0012】これにより、フラッシュ装置の繰り返し発
光による発熱を抑えるために、カメラ状態若しくはカメ
ラ使用状況に対して適切な制御を行え、使用者に不快感
を与えず、使い勝手の良いカメラを提供することが可能
となる。
【0013】なお、上記制御内容の切り換えを、使用者
によるスイッチ等の操作に応じて行えるようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図2には、本発
明の第1実施形態であるカメラにおけるフラッシュ装置
側の回路およびカメラ側の制御回路の構成を示してい
る。
【0015】この図において、1は電源である電池、2
は電池1と並列に接続された電源コンデンサ、3は抵
抗、4はコンデンサである。
【0016】5は発振トランジスタで、ベース−エミッ
タ間に抵抗3とコンデンサ4の並列回路が接続されてい
る。6はスイッチ素子、7は抵抗、8はダイオード、9
は発振トランスである。
【0017】発振トランジスタ5のベースと発振トラン
ス9の2次巻線Sとフィードバック巻線Fの接続点との
間にはスイッチ素子6が接続され、この接続点と電池1
の負極間には図示の極性でダイオード8が挿入されてい
る。スイッチ素子6の制御電極には、プルダウン抵抗7
が電池1の負極との間に接続されている。
【0018】10は抵抗で、発振トランス9のフィード
バック巻線Fの電流制限用として接続されている。11
は整流用ダイオード、12,14は抵抗、13はスイッ
チ素子である。抵抗12、スイッチ素子13および抵抗
14の直列回路は、後述する主コンデンサに並列に接続
されている。
【0019】15は抵抗で、スイッチ素子13の制御電
極と電池1の負極との間に接続されるプルダウン抵抗で
ある。16はトリガー回路、17は放電管である。
【0020】18は主コンデンサであり、トリガー回路
16の出力が放電管17に与えられると主コンデンサ1
8に蓄えられた電気エネルギーが放電管17内にて放電
し、放電管17が発光する。
【0021】a〜dはカメラ制御部との接続ラインで、
aはスイッチ素子6の制御電極に、bはスイッチ素子1
3の制御電極に、cは抵抗14とスイッチ素子13の接
続点に、dはトリガー回路16の起動端子としてそれぞ
れ接続されている。
【0022】カメラ制御回路において、120は定電圧
ブロックであり、マイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと称する)からなる制御ブロック125からVCCE
N端子を介して制御され、各回路ブロックに電源である
VCCを供給する。
【0023】121はスイッチ回路ブロックであり、電
池1またはVCC電源により作動して各スイッチの状態
や変化などを制御ブロック125へ伝達する。
【0024】122は温度検出回路ブロック、123は
フィルム感度及び駒数などの情報を得るフィルム感度検
出ブロック、126測距回路ブロック、127は測光回
路ブロックである。これらブロック122〜127は、
制御ブロック125に各端子を介して必要な情報を伝え
る。
【0025】124はシャッターを駆動するシャッター
駆動回路、129はレンズを駆動するためのレンズ駆動
回路、130はフィルムを給送するためのフィルム駆動
回路である。これら駆動回路124,129,130
は、制御ブロック125の制御により各動作を行う。
【0026】128は表示ブロックであり、例えばLC
D等に必要な情報を表示するものである。
【0027】次に、図1に示すフローチャートに従って
カメラの制御シーケンスを説明する。ここでは、カメラ
制御回路の電源はすでに投入された状態であり、かつ制
御ブロック125のマイコンは低消費モードとなってい
て動作が停止しているものとして説明を始める。
【0028】まず、スイッチ検知回路ブロック121内
の電源スイッチが投入されると、制御ブロック125が
作動を開始する。制御ブロック125は低電圧回路ブロ
ック120にVCCEN端子を介して信号を与え、低電
圧ブロック120は各回路ブロックに電源Vccを供給
する。
【0029】ここで、制御ブロック125に必要な初期
設定が行われる(ステップ〈以下、Sと略す〉1)。次
に、スイッチ検知回路ブロック121内のフィルムの有
無を検知するフィルム在否検知スイッチの状態を検出し
てフィルムの装填の有無を検出する(S2)。さらに、
スイッチ検知回路ブロック121の情報によりフィルム
の装填の有無を判別し(S3)、フィルムが装填されて
いる場合には第一発熱抑制制御をセットする(S4)。
また、フィルムが装填されていない場合には第二発熱抑
制制御をセットする(S5)。これら第一および第二の
発熱抑制制御セットにより、後述するフラッシュモード
において異なったフラッシュ装置の制御が行われる。
【0030】第一および第二の発熱抑制制御のうちいず
れかがセットされると、撮影準備を開始させるレリーズ
ボタンの第1ストローク操作(半押し操作)の信号がス
イッチ検知回路ブロック121から出力されるのを待ち
(S6)、スイッチ信号が発生すると所定のカウンタを
初期状態にセットして(S7)、更にバッテリー(電
源)チェックを行う(S8)。
【0031】そしてこのバッテリーチェックの結果に基
づいて、電源1がカメラ撮影に必要な電源状態にあるか
否かを判断し(S9)、充分でない場合はS2に戻る。
また、電源が充分と判断されると、端子AFENに信号
を与え、測距回路ブロック126を作動させて被写体ま
での距離を測定する(S10)。なお、測距情報はAF
D端子より制御ブロック125に与えられる。
【0032】続いて、AEEN端子に信号を送ることで
被写体の輝度を測定し、この情報を端子AEDを介して
制御ブロック125に与える(S11)。そして、この
輝度データから被写体輝度が所定輝度より明るいか暗い
かを判定し(S12)、輝度が低い場合にはフラッシュ
モードに進む(S13)。
【0033】このフラッシュモードでは、S3で判定し
たフィルム装填の有無に応じて、第一または第二の発熱
抑制制御が実行される。
【0034】フィルム装填有りの場合には、図3に示す
第一発熱抑制制御シーケンスが実行される。この第一発
熱抑制制御では、まず所定回数N、フラッシュ装置を連
続で発光・充電動作させた場合に放熱時間を確保するた
めのタイマーである発光タイマーを作動させる。この発
光タイマーは、例えば1〜5分程度のタイマーである。
また、所定回数Nは、この回数、発光・充電を行っても
フラッシュ装置の発熱が過度に高くならない回数であ
り、例えば30回に設定される。
【0035】次に、発光タイマーが作動しているか否か
をチェックし(S30)、発光タイマーが所定時間をカ
ウントアップしたかを判定する(S31)。所定時間が
カウントアップされていれば、発光タイマーの作動を停
止させ(32)、フラッシュ発光ごとに主コンデンサ1
8を充電した回数をカウントするための充電カウンタを
リセットする(S33)。
【0036】発光タイマーが所定時間をカウントアップ
していなければ、フラッシュ発光回数をカウントする発
光カウンタをチェックし(S34)、所定回数N以上の
フラッシュ発光があったか否かを判定する(S35)。
【0037】そして所定回数N以上のフラッシュ発光が
あった場合はS30,S31,S34のループで発光カ
ウンターが所定時間をカウントするまで待ち、S32,
S33で発光タイマーを停止させるとともに充電カウン
タをリセットしてS36に進む。S35でフラッシュ発
光回数が所定回数Nに達していない場合はS36に進
む。
【0038】S36では、主コンデンサ18の充電時間
が長くなった場合に充電を打ち切るためのタイマーであ
る充電タイマーをセットする(S36)。この充電タイ
マーは、例えば10〜15秒程度の時間である。
【0039】続いて主コンデンサ18の充電を開始する
ため、図2に示す制御ブロック125から接続端子a,
bにハイレベルの信号を与える(S37)。これによ
り、スイッチ素子6,13の制御電極にハイレベル信号
が与えられ、これらスイッチ素子6,13は導通状態と
なる。スイッチ素子6の導通により電池1から発振トラ
ンジスタ5のベース−エミッタ、スイッチ素子6、発振
トランス9のフィードバック巻線Fおよび抵抗10を介
して発振トランジスタ5のベースに電流が流れる。さら
に、hfe倍のコレクタ電流が発振トランス9の一次巻
線を介して流れる。このため、発振トランス9の二次巻
線Sには誘導起電力が発生し、これにより、整流ダイオ
ード11、主コンデンサ18、電池1、発振トランジス
タ5のベース−エミッタ、スイッチ素子6および発振ト
ランス9のループで主コンデンサ18に充電される。ま
た、これと同時に発振トランジスタ5のベース電流が増
加し戻るため、正帰還がかかり、発振トランジスタ5の
コレクタ−エミッタ間電圧は瞬時にして飽和状態とな
る。
【0040】こうしてしばらくの間電流が流れると、発
振トランス9のコア内の磁束が飽和し、発振トランス9
には逆起起電力が発生する。発振トランス9の二次巻線
に発生した逆起電力は、スイッチ素子6、発振トランジ
スタ5のベース−エミッタ間、電池1、主コンデンサ1
8および整流ダイオード11の寄生容量のループで発振
トランジスタ5にベース逆バイアスを与えるとともに、
フィードバック巻線Fの逆起電力もスイッチ素子6、発
振トランジスタ5のベースーエミッタ間、電池1、抵抗
10のループで発振トランジスタ5のベース逆バイアス
を与えるため、発振トランジスタ5は急激に非導通とな
る。発振トランス9のコア内の磁束飽和が解消される
と、再び発振トランジスタのベース電流が流れ、同様な
動作で発振トランジスタ5が導通/非導通を繰り返して
主コンデンサ18に充電を行う。
【0041】主コンデンサ18の充電電圧は、スイッチ
素子13が導通していることから、抵抗12,14にて
分圧された電圧として制御ブロック125へ接続端子c
を介して与えられる。
【0042】こうして充電が行われる間、図3のシーケ
ンスで主コンデンサ18の充電電圧が所定の電圧に充電
されるまで、つまり抵抗12,14にて分圧される電圧
が所定のレベルになるのをチェックし(S38)、電圧
が低い場合には、充電タイマーが所定時間をカウントし
たかどうかを判定する(S39)。このループで充電タ
イマーのカウントアップ以前に充電が完了すると、充電
が完了したことを示すフラグを立てて(S41)、S4
2に進む。
【0043】S42では充電を停止させるために、接続
端子a,bをハイレベルからロウレベルとする。
【0044】一方、S39で充電完了以前に充電タイマ
ーがカウントアップすると、充電が完了しないことを示
すNGフラグを立てて(S40)、接続端子a,bをハ
イレベルからロウレベルとして充電を停止させる(S4
2)。従って、スイッチ素子6,13は非導通となる。
【0045】スイッチ素子6が非導通となると、発振ト
ランジスタ5のベース電流が遮断され発振が停止し、ス
イッチ素子13の非導通により主コンデンサ18に充電
されたエネルギーが分圧抵抗12,14により放電され
ることも防止される。
【0046】次に、充電タイマーをリセットして(S4
3)、充電タイマーを停止させ、フラッシュモードを終
了し、図1のシーケンスに戻る。
【0047】フラッシュモードを抜けると、フラッシュ
モードのS40,S41でのフラグを確認し、充電が完
了していないNGの場合はS2に戻り、OKで有ればS
15へ進む(S14)。
【0048】次に、レリーズスイッチの第1ストローク
操作状態で、第2ストローク操作(全押し操作)の信号
が入るのを待つ(S15,S16)。第2ストローク操
作の信号入力により、S10での測距データに基づきレ
ンズ駆動回路ブロック129を制御して焦点調整を行う
(S17)。
【0049】さらに、S11で得られた被写体の輝度と
フィルム感度データによりシャッターをシャッター駆動
回路ブロック124を介して制御すると共に、輝度が低
くフラッシュ発光が必要な場合には測距データとフィル
ム感度データによりシャッター制御を行い、適正な絞り
値でフラッシュ装置を発光させる(S18)。
【0050】フラッシュ装置の発光は、図2に示す端子
dにハイレベル信号を与えることにより行う。端子dに
ハイレベル信号が与えられると、トリガー回路ブロック
16の出力に高圧のパルス電圧が発生し、これが放電管
17のトリガー電極に与えられ、放電管17が励起され
る。
【0051】この励起により、放電管17は一気にイン
ピーダンスが低下し、主コンデンサ18の充電エネルギ
ーを放電して光エネルギーに変換し、被写体を照明す
る。なお、フラッシュ装置を使用した場合、フラッシュ
フラグFALを1にセットするとともに、発光カウンタ
に1を加算する。
【0052】シャッターが閉成されると、焦点位置にあ
ったレンズを初期位置に戻す(S19)。そして、撮影
の終了したフィルムをフィルム駆動回路ブロック130
を制御して1駒分巻き上げる(S20)。
【0053】次に、フラッシュ装置を発光させたことを
示すフラッシュフラグに“1”が立っているか否かを確
認する(S21)。フラッシュフラグ“1”が立ってい
るときは、フラッシュモードにして(S22)、S13
と同様に主コンデンサ18の充電を行なって一連のシー
ケンスを終了する。なお、フラッシュフラグ“1”が立
っていない場合には、S22をスキップしてS2に戻
り、一連のシーケンスを終了する。
【0054】次に、図1のシーケンスにおけるS3での
判定がフィルム装填無しで、第二発熱抑制制御がセット
された(S4)場合の動作を図4に示すフローチャート
を用いて説明する。
【0055】まずS50では、フラッシュ発光ごとに行
われる主コンデンサ18の充電回数を確認する。ここ
で、上記充電回数がフラッシュを連続発光させても発熱
があまり大きくならない所定回数N(例えば、30回)
に達すると、表示ブロック128に、ユーザーに警告す
るための表示を行い(S60)、特定のスイッチ入力を
待つ(S61)。特定スイッチとしては、電源スイッチ
やズームスイッチなどである。特定スイッチの入力があ
ると、上記充電回数をカウントする発光カウンタをリセ
ットし、警告を解除してフラッシュのシーケンスを終了
する(S62,S63) また、S51で充電回数が所定回数に達していない場合
には、充電時間が長くなった場合に充電を打ち切るため
の充電タイマーをセットし(S53)、図2に示す接続
端子a,bをハイレベルとして主コンデンサ18の充電
のための発振をスタートさせる(S53)、なお、この
S53およびこれ以下のシーケンスS54〜S59は、
図3のシーケンスのS37〜S43と同様である。
【0056】以上説明したように、本実施形態では、フ
ィルム装填がされている場合には、所定回数Nの連続発
光・充電によって発光タイマーが作動し、この発光タイ
マーによる所定時間のカウント後に主コンデンサ18の
充電を開始する第一発熱抑制制御が行われる。一方、フ
ィルムが装填されていない場合には、所定回数Nの連続
発光・充電が行われた後は、特定スイッチが入力される
まで主コンデンサ18の充電を行わない第二発熱抑制制
御が行われる。
【0057】なお、第一発熱抑制制御の内容としては、
発光・充電回数が所定回数に達したときに、主コンデン
サの充電時間を延長させる制御を行うようにしてもよ
い。
【0058】(第2実施形態)図5には、本発明の第2
実施形態であるカメラの制御シーケンスを示している。
本実施形態は、第1実施形態におけるフィルム装填が無
い場合の第二発熱抑制制御を、図5に示す制御で置き換
えたものであり、メインシーケンス(図1)および第一
発熱抑制制御(図3)は第1実施形態と同じである。
【0059】本実施形態の第二発熱抑制制御では、ま
ず、主コンデンサ18の充電が完了する電圧を変更する
(S70)。例えば、フィルム装填が有る場合の充電完
了電圧が330Vであれば、放電管17の発光可能電圧
以上であって330Vよりも低い電圧(例えば、280
V程度)に変更する。
【0060】そして次に、充電時間が長くなった場合に
充電を打ち切るためのタイマーである充電タイマー(例
えば、10〜15秒程度)をセットし(S72)、充電
を開始させるために、図2に示す制御ブロック125か
ら接続端子a,bにハイレベルの信号を与える(S7
3)。
【0061】これによりスイッチ素子6,13の制御電
極にハイレベル信号が与えられ、スイッチ素子6,13
が導通し、前述した発振動作を行う。主コンデンサ18
の充電電圧は、スイッチ素子13が導通していることか
ら、抵抗12,14にて分圧された電圧として制御ブロ
ック125へ接続端子cを介して与えられる。
【0062】こうして充電が行われる間、主コンデンサ
18の充電電圧が上記変更後の充電完了電圧に達したか
否か、つまり抵抗12,14にて分圧された電圧が所定
レベルになったか否かをチェックし(S74)、電圧が
低い場合には、充電タイマーが所定時間をカウントアッ
プしたかどうかを判定する(S78)。このループで充
電タイマーのカウントアップ以前に、充電電圧が上記変
更後の充電完了電圧に達すると、充電が完了したことを
示すフラグを立てて(S75)、S76に進む。 S7
6では、充電を停止させるために、接続端子a,bをハ
イレベルからロウレベルとする。
【0063】一方、S78で充電完了以前に充電タイマ
ーがカウントアップすると、充電が完了しないことを示
すNGフラグを立てて(S79)、接続端子a,bをハ
イレベルからロウレベルとして充電を停止させる(S7
6)。
【0064】これにより、スイッチ素子6,13が非導
通となり、スイッチ素子6が非導通となると、発振トラ
ンジスタ5のベース電流が遮断されて発振が停止し、さ
らにスイッチ素子13の非導通により主コンデンサ18
に充電されたエネルギーが分圧抵抗12,14により放
電されることも防止される。
【0065】次に、充電タイマーをリセットして(S7
7)、充電タイマーのカウントを停止させ、フラッシュ
モードを終了してメインシーケンスに戻る。フラッシュ
モードを抜けると、フラッシュモードのS75,S79
でのフラグを確認し、充電が完了していないNGの場合
はS2に戻り、OKで有ればS15へ進む(S14)。
以下は、第1実施形態にて説明したシーケンスと同様で
ある。
【0066】このように、本実施形態では、フィルム装
填が無い場合には、主コンデンサ18への充電エネルギ
ーを少なくして発熱を抑える第二発熱抑制制御を行う。
1回当りの充電エネルギーは主コンデンサ18の充電電
圧の自乗比で低減されるため、高い発熱抑制効果を得る
ことができる。
【0067】なお、主コンデンサ18への充電エネルギ
ーを低減しても、このシーケンスではフィルム装填がな
されていないため、撮影に対する光量不足とは無関係で
ある。
【0068】また、本実施形態においては、フィルム装
填が無いことをもって主コンデンサ18への充電エネル
ギーを低減させる場合について説明したが、図4に示し
たシーケンス中のS51のように、連続発光・充電が行
われた回数が所定回数以上である場合に充電エネルギー
を低減させる制御を行ってもよい。この場合、「所定回
数」を第1実施形態中の所定回数Nよりも多い回数Mと
してもよい。
【0069】(第3実施形態)図6には、本発明の第3
実施形態であるカメラの制御シーケンスを示している。
このシーケンスの各ステップは、図1で示したシーケン
スの各ステップとほぼ同等であり、図1の各ステップ番
号に対応するステップには、図1中のステップ番号に1
00を加えた番号で示している。従って、S1とS10
1の処理は同等である。
【0070】ここでは、異なる部分の説明を行う。図1
のシーケンスでは、S3でフィルムが装填されているか
否かで第一および第二の発熱抑制制御を選択したが、本
実施形態では、連続撮影を行う連写モードが設定されて
いるか一般的な単独撮影を行うモードが設定されている
かで第一および第二の発熱抑制制御を選択したり、ユー
ザーがスイッチ操作により第一および第二の発熱抑制制
御を選択したりする。
【0071】例えば、第1実施形態の第一発熱抑制制御
では、所定回数のフラッシュ撮影をカウントして、所定
回数Nに達したときに、所定時間の間の撮影を禁止する
制御を行う。つまり、連続撮影では主コンデンサ18の
充電時間を短くして最大の連続撮影可能回数(N回)で
連続撮影を制限する。なお、連続撮影可能な回数を事前
に表示するような構成としてもよい。
【0072】しかしながら、温度を低下させるための待
ち時間を作る発光タイマーは、分オーダーの時間であ
り、一般的な撮影では、むしろ1回ごとの充電時間を2
〜5秒程延ばしても連続的に撮影できる方が好ましい場
合もある。
【0073】そこで、本実施形態では、図6のS103
で、連写モードが設定されているか一般的な撮影モード
が設定されているかを判別し、連写モードが設定されて
いる場合には、例えば図3で説明した制御を第一発熱抑
制制御としてセットする一方(s104)、一般的な撮
影モードが設定されている場合には、図7に示すシーケ
ンスを内容とする第二発熱抑制制御をセット(S10
5)する。
【0074】ここでは、S114およびS122で行わ
れるフラッシュシーケンスを図7を用いて説明する。
【0075】まず、発光間隔タイマーのカウントした時
間データを確認する(S130)、この発光間隔タイマ
ーは、所定時間内でフラッシュ撮影が何回行われたかを
判別するためのタイマーであり、前回のフラッシュ撮影
が行われた時点からカウントされる、例えば10〜15
秒程度のタイマーである。
【0076】発光間隔タイマーをN秒とすると、N秒以
内か否かを判別し(S131)、N秒以内で有ればフラ
ッシュ撮影回数を数えるための充電カウンタの値に1を
加算する(S133)。一方、N秒を越えている場合に
は、カウンタ値から1を減算する(S132)。
【0077】そして、充電時間が長くなった場合に充電
を打ち切るためのタイマーである充電タイマー(例え
ば、10〜15秒程度のタイマー)をセットし(S13
4)、充電を開始させるため、図2に示す制御ブロック
125から接続端子a,bにハイレベルの信号を与える
(S135)。
【0078】これにより、スイッチ素子6,13の制御
電極にハイレベル信号が与えられ、スイッチ素子6,1
3は導通し、前述した発振動作を行う。主コンデンサ1
8の充電電圧は、スイッチ素子13が導通していること
から、抵抗12,14にて分圧された電圧として制御ブ
ロック125に接続端子cを介して与えられる。
【0079】こうして充電が行われる間、図7のシーケ
ンスで主コンデンサ18の充電電圧が所定の充電完了電
圧に達すること、つまり抵抗12,14にて分圧された
電圧が所定レベルになるのをチェックする(S13
6)。電圧が低い場合には、充電タイマーが所定時間を
カウントしたかどうかを判定し(S142)、このルー
プで充電タイマーのカウントアップ以前に充電が完了す
ると、充電が完了したことを示すフラグを立てて(S1
37)、S138に進む。
【0080】S138では充電を停止させるために、接
続端子a,bをハイレベルからロウレベルとする。
【0081】そして、充電カウンタの値が所定回数M以
上か否かを判別し、N秒以内にM回以上となった場合は
終電時間を所定時間延長し(s141)、S145に進
む。ここで、充電時間を延長するために設定される所定
時間は、フラッシュが充電完了状態であっても撮影を禁
止するためのタイマーであり、充電エネルギーの大きさ
にもよるが、おおよそ2〜5秒程度のタイマーである。
また、M回に達しない場合はそのままS145に進む。
【0082】S142で充電が完了する以前に充電タイ
マーがカウントアップすると、充電が完了しないことを
示すNGフラグを立てて(S143)、接続端子a,b
をハイレベルからロウレベルとして充電を停止させ、ス
イッチ素子6,13を非導通とする。
【0083】スイッチ素子6が非導通となると、発振ト
ランジスタ5のベース電流が遮断されて発振が停止し
(S144)、スイッチ素子13の非導通により主コン
デンサ18に充電されたエネルギーが分圧抵抗12、1
4により放電されることも防止される。
【0084】次に、S145に進み、充電タイマーをリ
セットして、充電タイマーを停止させる。さらに、発光
間隔タイマーをリセットし、更にリスタートさせる(S
146)。そしてフラッシュモードを終了し、図6のシ
ーケンスに戻る。
【0085】フラッシュモードを抜けると、フラッシュ
モードのS113,S114でフラグを確認し、充電が
完了していないNGの場合はS102に戻り、OKであ
ればS115へ進む(S14)。以下は前述のシーケン
スと同様である。
【0086】(第4実施形態)図8には、本発明の第4
実施形態であるカメラの制御シーケンスを示す。このシ
ーケンスの各ステップは、図1で示したシーケンスの各
ステップとほぼ同等であり、図1の各ステップ番号に対
応するステップには、図1中のステップ番号に200を
加えた番号で示している。従って、S2とS201の処
理は同等である。
【0087】ここでは、異なる部分の説明を行う。図1
のシーケンスではS3でフィルムが装填されているか否
かで第一および第二の発熱抑制制御を選択したが、本実
施形態では、カメラの周囲温度により発熱抑制制御を切
り換えるようにしている(S302)。
【0088】カメラの周囲温度は、図2に示した温度検
出回路ブロック122により検出される。これは撮影の
準備動作を行うレリーズスイッチが第1ストローク操作
された状態で検出され(S302)、この検出周囲温度
が所定温度未満のときは第一発熱抑制制御がセットされ
(S204)、所定温度以上のときは第二発熱抑制制御
がセットされる(S205)動作が選択される。
【0089】第一発熱抑制制御では、例えば、図3に示
したシーケンスのように、連続フラッシュ撮影回数が所
定回数Nに達した場合に、所定時間の間、撮影を禁止す
る。つまり、周囲温度が所定温度未満のときは、主コン
デンサ18の充電時間を短くして最大の連続撮影回数N
回で連続撮影を制限する。なお、連続撮影可能な回数を
事前に表示するような構成としてもよい。
【0090】また、第二発熱抑制制御では、例えば30
〜40℃の場合には、最大の連続撮影回数をN回より小
さいM回に変更してもよいが、M回が数回と小さくな
り、数回の連続発光後に分オーダーの発光タイマー時間
を待たなければならなくなるため、使用上不快感が生じ
るおそれがある。このため、30〜40℃の場合には、
前述の一般的な撮影と同様に、1回ごとの充電時間を4
〜10秒程延ばしても連続的に使用できる方が好まし
い。
【0091】従って、周囲温度が所定温度以上の場合に
は、第二発熱抑制制御として、図7に示すシーケンスを
選択する方が好ましい。
【0092】なお、以上の実施形態では、カメラの状態
や使用状況の判別結果に応じて制御ブロック125が自
動的に第1および第2発熱抑制制御を切り換える場合に
ついて説明したが、同様の内容の第1および第2発熱抑
制制御を使用者がスイッチ操作等により任意に選択でき
るようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フラッシュ装置の繰り返し発光による発熱を抑えるため
に、カメラ状態若しくはカメラ使用状況に対して適切な
若しくは使用者の意図を反映して制御内容を切り換える
ようにしているので、使用者に不快感を与えず、使い勝
手の良いカメラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの動作シー
ケンスを示すフローチャートである。
【図2】上記カメラの構成を示す図である。
【図3】上記カメラにおける第一発熱抑制制御のシーケ
ンスを示すフローチャートである。
【図4】上記カメラにおける第二発熱抑制制御のシーケ
ンスを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態であるカメラにおける第
二発熱抑制制御のシーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3実施形態であるカメラの動作シー
ケンスを示すフローチャートである。
【図7】上記第3実施形態のカメラにおける第一発熱抑
制制御のシーケンスを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4実施形態であるカメラの動作シー
ケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電源電池 5 発振トランジスタ 6 スイッチ素子 7 発振トランス 17 放電管 18 主コンデンサ 125 制御ブロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を昇圧して主コンデンサを充電
    し、フラッシュ発光させるフラッシュ装置を備えたカメ
    ラにおいて、 カメラ状態若しくはカメラ使用状況を判別し、この判別
    結果に応じて、前記フラッシュ装置の繰り返し発光およ
    び充電による発熱を抑制するための制御内容を変更する
    制御手段を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、カメラ状態若しくはカ
    メラ使用状況の判別結果に応じて、前記フラッシュ装置
    の繰り返し発光および充電による発熱を抑制するための
    制御内容を、 前記フラッシュ装置の所定回数の繰り返し発光後に所定
    時間が経過するまでこのフラッシュ装置の充電および発
    光を禁止する制御である第1の制御と、 前記フラッシュ装置の所定回数の繰り返し発光後に所定
    の使用者操作が行われるまで前記フラッシュ装置の充電
    および発光を禁止する制御、前記フラッシュ装置の所定
    回数の繰り返し発光後に前記主コンデンサの充電時間を
    長くする制御および前記フラッシュ装置の所定回数の繰
    り返し発光後に前記主コンデンサの充電完了レベルを低
    くする制御のうちいずれかである第2の制御との間で変
    更することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記カメラ状態若しくはカメラ使用状況
    として、フィルムが装填されているか否かを判別し、 フィルムが装填されているときには前記第1の制御を、
    フィルムが装填されていないときには前記第2の制御を
    行うことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラ状態若しくは前記カメラ使用
    状況として、所定の撮影モードが設定されているか否か
    を判別し、 前記所定の撮影モードが設定されているときには前記第
    1の制御を、前記所定の撮影モードが設定されていない
    ときには前記第2の制御を行うことを特徴とする請求項
    2に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記所定の撮影モードが、連続撮影モー
    ドであることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記カメラ状態若しくは前記カメラ使用
    状況として、周囲温度が所定温度より低いか否かを判別
    し、 前記所定温度よりも低いときには前記第1の制御を、前
    記所定温度以上のときには前記第2の制御を行うことを
    特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 電源電圧を昇圧して主コンデンサを充電
    し、フラッシュ発光させるフラッシュ装置を備えたカメ
    ラにおいて、 使用者操作に応じて、前記フラッシュ装置の繰り返し発
    光および充電による発熱を抑制するための制御内容を変
    更する制御手段を有することを特徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、使用者操作に応じて、
    前記フラッシュ装置の繰り返し発光および充電による発
    熱を抑制するための制御内容を前記フラッシュ装置の所
    定回数の繰り返し発光後に所定時間が経過するまでこの
    フラッシュ装置の充電および発光を禁止する制御である
    第1の制御と、 前記フラッシュ装置の所定回数の繰り返し発光後に所定
    の使用者操作が行われるまで前記フラッシュ装置の充電
    および発光を禁止する制御、前記フラッシュ装置の所定
    回数の繰り返し発光後に前記主コンデンサの充電時間を
    長くする制御および前記フラッシュ装置の所定回数の繰
    り返し発光後に前記主コンデンサの充電完了レベルを低
    くする制御のうちいずれかである第2の制御との間で変
    更することを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7359632B2 (en) 2004-08-18 2008-04-15 Canon Kabushiki Kaisha Flash apparatus, image capture apparatus having a flash apparatus, and method of controlling a flash apparatus
US7427838B2 (en) 2004-04-22 2008-09-23 Nec Corporation Light source controlling circuit and portable electronic apparatus
JP2017134218A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 キヤノン株式会社 発光装置およびその制御方法

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