JP2001137098A

JP2001137098A - シーツしわ取り具

Info

Publication number: JP2001137098A
Application number: JP36142699A
Authority: JP
Inventors: Hisafumi Matsumoto; 久文松本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-11-16
Filing date: 1999-11-16
Publication date: 2001-05-22

Abstract

(57)【要約】【課題】シーツに発生するしわの防止と、しわ取り効
果により、身体に対する苦痛や血行障害などの悪影響を
改善し健康と安眠に役立てる。【解決手段】金属製で棒状の重り（１）と、重り
（１）の両端部へ、シーツの縁片を掴むための、滑り止
め（１３）、軸（１５）、軸支持台（１４）、指押し片
（１２）から成る掴み片（１０）、（１１）を軸（１
５）を支点に向かい合って回動自在に設け、かつ、滑り
止め（１３）が圧接するようにバネ（１６）を配した掴
み具（２）をそれぞれ設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する分野】この発明は、シーツのしわ防止
と、しわ取りを目的とした、シーツしわ取り具に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、シーツのしわを防止するには、シ
ーツの各縁片を布団の下に巻き込む方法や、シーツ自体
を袋状にして布団をシーツの中に入れたりする方法であ
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。（イ）シーツの各縁片を布団の下に挟み込む方法は、
しわの発生を少なくする方法であり、一度発生したしわ
を取る効果はない。（ロ）シーツ自体が袋状のものは、しわの発生を少な
くする方法であり、一度発生したしわを取る効果はな
く、かつ、シーツの脱着に手間を要した。本発明は、こ
れらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】（イ）金属製で任意重
量の、棒状の重り（１）を設ける。（ロ）重り（１）の端部と嵌合する挿嵌穴（４）を内
側面に有した筒状のホルダ（３）を設ける。（ハ）波状の滑り止め（１３）と軸支持台（１４）を
内面に有し、ホルダ（３）と一体成形で構成されたシー
ツの掴み片（１１）を設ける。（ニ）波状の滑り止め（１３）と軸支持台（１４）を
内面に有し、下方部が外側方向へ任意傾斜する指押し片
（１２）から成るシーツの掴み片（１０）を設ける。（ホ）上記（ハ）、（ニ）の対面する両シーツ掴み片
（１０）、（１１）を、軸（１５）を支点に回動自在に
設け、さらに、両滑り止め（１３）部が圧接するように
バネ（１６）を配する。（ヘ）上記（ロ）、（ホ）で構成されたホルダ（３）
を重り（１）の両端部へそれぞれ設ける。本発明は、以
上の構成より成るシーツしわ取り具である。

【０００５】

【発明の形態】以下、本発明の実施形態について説明す
る。（イ）金属製で任意重量の、棒状の重り（１）を設け
る。（ロ）重り（１）の端部と嵌合する挿嵌穴（４）を内
側面に有した筒状のホルダ（３）を設ける。（ハ）波状の滑り止め（１３）と軸支持台（１４）を
内面に有し、ホルダ（３）と一体成形で構成されたシー
ツの掴み片（１１）を設ける。（ニ）波状の滑り止め（１３）と軸支持台（１４）を
内面に有し、下方部が外側方向へ任意傾斜する指押し片
（１２）から成るシーツの掴み片（１０）を設ける。（ホ）上記（ハ）、（ニ）の対面する両シーツ掴み片
（１０）、（１１）を、軸（１５）を支点に回動自在に
設け、さらに、両滑り止め（１３）部が圧接するように
バネ（１６）を配する。（ヘ）上記（ロ）、（ホ）で構成されたホルダ（３）
を重り（１）の両端部へそれぞれ設ける。

【０００６】本発明は以上のような構造で、これを使用
するときは、シーツ（１００）を布団上へシーツ各縁片
を自然に垂らして装着し、しわ取り具（２）の指押し片
（１２）を指で押して、掴み片（１０）先端部を開き、
シーツ縁片を掴み片の滑り止め（１３）間に入れ、その
ままの状態で指を離し、バネ（１６）の力で掴み込む。

【０００７】さらに、しわ取り具（５）をシーツ縁片の
任意適所へ、任意個数吊り下げればよい。

【０００８】これにより、シーツは重り（１）の重量
で、常に外側方向へ引っ張られることとなり、しわの発
生を抑え、かつ、発生したしわを取ることができる。

【０００９】なお、掴み具（２）は、重りの保持に関し
十分な掴み力を有するものであればどのような形態や方
法であってもよく、また、重り（１）との接続も図５に
示すように、重り（１）と分離して、接続片（２１）、
接続穴（２２）等を掴み具（２）側と重り（１）側へ設
け、紐等の接続材（２３）を介し接続してもよい。

【００１０】重りについては図１１に示すように重りを
鎖状材（３０）にしたもの、図１１は長細棒状材（４
０）にしたもの、図１２は分銅状重り（５０）にしたも
の、図１３は水などの液体（６１）を注入口（６２）よ
り容器（６０）に入れて重りとしたもの、図１４は金属
や砂などの粒状材（７１）を注入口（７２）より容器に
入れて重りとしたもの、図１５は袋状容器（８０）の中
に粒状材（８１）を入れたものなど、重りとしての役目
を果たすものであればよく、効果は同じである。

【００１１】本発明における上記実施形態の各部構成
は、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の技術的変形
が可能であり、特に発明を限定し、或いは範囲を減縮す
るものではなく、あくまでも本発明の説明である。

【００１２】

【発明の効果】本発明を使用することによって、シーツ
のしわを常時取る作用があり、しわの発生による身体の
痛みや血行不良などの悪影響を改善することができ健康
と安眠に役立つ。しかも、シーツ自体に特別な加工など
は不要であり、通常の標準的なシーツがそのまま使用で
きるため、脱着、洗濯なども容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の全体を示す斜視図である。

【図２】本発明の重りと挟み具を切り離した状態での構
成を示す斜視図である。

【図３】本発明の掴み具がシーツを掴んだ状態を示すも
ので、シーツおよび重りを図１に示すＸ、Ｘ方向で断面
にした掴み具の側面図である。

【図４】本発明のシーツしわ取り具をシーツに取り付け
た状態で示した斜視図である。

【図５】本発明の別形態を示す斜視図である。

【図６】本発明の掴み具の構成を示す分解斜視図であ
る。

【図７】本発明の掴み具を、図６のＹ、Ｙ方向で一部断
面にした構成図である。

【図８】本発明のしわ取り具をシーツに装着した実施例
を示す斜視図である。

【図９】本発明のしわ取り具をシーツに装着した実施例
を示す平面図である。

【図１０】本発明の重りの別形態と実施例を示す斜視図
である。

【図１１】本発明の重りの別形態と実施例を示す斜視図
である。

【図１２】本発明の重りの別形態を示す斜視図である。

【図１３】本発明の重りの別形態を示す斜視図である。

【図１４】本発明の重りの別形態を示す斜視図である。

【図１５】本発明の重りと掴み具の別形態を示す斜視図
である。

【符号の説明】

１重り２掴み具３ホルダ４挿嵌穴５シーツしわ取り具１０掴み片１１掴み片１２指押し片１３滑り止め１４軸支持台１５軸１６バネ１７軸穴２０ホルダ２１接続片２２接続穴２３接続材３０鎖状材４０長細棒状材５０分銅状重り６０容器６１液体６２注入口７０容器７１粒状材７２注入口８０袋状容器８１粒状材１００シーツ１０１ベッド

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】重り（１）にシーツ掴み具（２）を設け
たシーツしわ取り具