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JP2001103232A - データ処理装置及びその制御方法 - Google Patents

データ処理装置及びその制御方法

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Publication number
JP2001103232A
JP2001103232A JP2000216263A JP2000216263A JP2001103232A JP 2001103232 A JP2001103232 A JP 2001103232A JP 2000216263 A JP2000216263 A JP 2000216263A JP 2000216263 A JP2000216263 A JP 2000216263A JP 2001103232 A JP2001103232 A JP 2001103232A
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JP
Japan
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data
user
job
server
unit
Prior art date
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Application number
JP2000216263A
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English (en)
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Inventor
Takekazu Kumagai
武和 熊谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000216263A priority Critical patent/JP2001103232A/ja
Publication of JP2001103232A publication Critical patent/JP2001103232A/ja
Publication of JP2001103232A5 publication Critical patent/JP2001103232A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LANに接続されたファクシミリに関するじょ
うほうをLAN上の端末で共有する。 【解決手段】LAN上のファクシミリ1010に対して
操作が行われると、ファクシミリ1010はその操作に
関する情報をサーバ1001に送信する。また、操作の
結果などが画像で送信されると、その結果に関する情報
もサーバ1001に送信する。サーバ1001は、受信
したファクシミリ操作に関する情報、送信された画像、
送信結果に関する情報をデータベースに蓄積する。サー
バへこれた情報を送信するか否かはクライアント毎に設
定される。クライアントはこのデータベースを参照して
ファクシミリの動作履歴情報を獲得できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばローカルエ
リアネットワーク上に、ファクシミリ機能等を含むマル
チファンクションデバイスや、サーバ、クライアント等
を接続して文書等の管理を行うためのデータ処理装置及
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LAN等のネットワークにファク
シミリモデム等のファクシミリ通信機能を有する端末を
接続し、それをファクシミリサーバとして電話回線と接
続したシステムがある。このようなLANシステムにお
いては、LAN上のクライアント端末からの指示でファ
クシミリ通信が行えるほか、ファクシミリ装置単体も、
スタンドアロンのファクシミリ装置と同様に使用するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したLANシステ
ムには、クライアント端末からユーザがファクシミリ送
信した送信記録を後から確認可能なものがある。また、
LANシステムへの接続の有無に関わらず、単体のファ
クシミリ装置においては、ファクシミリ送信終了後に、
送信を行ったファクシミリから送信結果に送信画像を付
加して送信レポートとしてプリント出力することができ
るものがある。
【0004】しかしながら、LANシステムに接続され
たファクシミリ装置をLAN経由ではなくその操作パネ
ル等により直接操作して、ファクシミリ送信を行った場
合には、その送信履歴は、ファクシミリ装置を直接操作
することによって得られるかもしれないが、LAN上の
所望のクライアント端末あるいはサーバ端末から参照す
ることはできなかった。
【0005】また、ファクシミリ装置を直接操作してフ
ァクシミリ送信する場合に、クライアント端末やサーバ
端末などに電話帳等のユーザ毎の個別データが用意され
ていたとしても、それを参照してファクシミリ送信を行
うことはできなかった。
【0006】また、このようなLANシステムにおい
て、ファクシミリ装置を、スキャナやプリンタなどとし
ても使用できる多機能端末を用いた場合、ファクシミリ
通信の記録は履歴として残るのに対して、印刷やスキャ
ン、あるいはファクシミリ受信したデータのLAN上の
端末への配信といった、電話回線を用いたファクシミリ
通信以外の履歴は残していなかった。なお、今後、多機
能端末を、マルチファンクションデバイス、あるいはM
FD、あるいは単にデバイスと呼ぶ。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、単独で操作可能な通信端末が接続されたネットワー
クシステムにおいて、前記通信端末を単独で操作して行
った通信の履歴を、ネットワーク上の端末から参照可能
なデータ処理装置及びその制御方法を提供することを第
1の目的とする。
【0008】更に、単独で操作可能な通信端末が接続さ
れたネットワークシステムにおいて、前記通信端末を単
独で操作して通信を行う際に、ネットワーク上の端末に
格納されたデータを参照して通信を行えるデータ処理装
置及びその制御方法を提供することを第2の目的とす
る。
【0009】更に、多機能端末を用いた処理の履歴を記
録として残すことができるデータ処理装置及びその制御
方法を提供することを第3の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成からなる。
【0011】ネットワークに接続する接続手段と、ジョ
ブを実行する処理手段と、前記処理手段によるジョブの
実行をマニュアル指示するための操作部と、前記処理手
段により実行したジョブの結果を示す情報を前記接続手
段を介してネットワーク上の端末に転送するか否かをユ
ーザ毎に設定する設定手段と、前記操作部により指示を
行ったユーザを判定する判定手段と、前記設定手段によ
る設定及び前記判定手段による判定に応じて、前記処理
手段で処理したジョブの結果を示す情報を、前記接続手
段を介してネットワーク上の端末に転送するか否かを制
御する制御手段とを備える。
【0012】更に好ましくは、前記ジョブの結果は前記
処理手段により実行されたジョブの内容を示す。
【0013】更に好ましくは、前記ジョブの結果は前記
処理手段により処理されたジョブに係る画像データであ
る。
【0014】更に好ましくは、原稿画像を読み取るリー
ダを更に備え、前記処理手段は前記リーダから出力され
る画像データを処理する。
【0015】更に好ましくは、電話回線と接続する第2
接続手段を更に備え、前記処理手段は前記リーダから出
力される画像データを前記第2接続手段を介して送信す
る。
【0016】更に好ましくは、画像をプリントするプリ
ンタを更に備え、前記処理手段は前記リーダから出力さ
れる画像データに基づく画像を前記プリンタによりプリ
ントする。
【0017】更に好ましくは、前記処理手段でジョブを
実行させる際に用いるべき設定データを前記接続手段を
介して接続されている端末から受信する受信手段を更に
備え、前記処理手段は受信手段で受信した設定データに
基づきジョブを実行する。
【0018】あるいは、少なくとも、電話回線を介して
データを受信するデータ通信装置及び複数のクライアン
トを有するLANと接続する接続手段と、前記データ通
信装置が電話回線を介して受信したデータをLANを介
して受信する受信手段と、前記受信手段で受信したデー
タを、前記接続手段を介して接続されているクライアン
トに配信する配信手段と、前記配信手段による配信結果
を示す情報をクライアント毎に区別して蓄積する蓄積手
段とを備える。。
【0019】更に好ましくは、前記配信手段は、前記受
信手段で受信したデータに応じて自動的に配信する。
【0020】更に好ましくは、前記配信手段は、前記受
信手段で受信したデータを手動操作に基づいて配信す
る。
【0021】更に好ましくは、前記蓄積手段は、配信結
果を示す情報を、クライアント毎に区別して蓄積すると
共に複数のクライアントで強要できるエリアにも蓄積す
る。
【0022】あるいは、ネットワークに接続されたデー
タ処理装置の制御方法であって、データ処理装置の操作
部からの操作に基づき、データ処理装置が実行した結果
を示す情報をネットワーク上の端末に転送させるか否か
をユーザ毎に設定する設定工程と、操作部から指示を行
ったユーザを判定する判定工程と、前記設定工程におけ
る設定及び前記判定工程における判定に応じて、データ
処理装置が操作部からの指示に基づき実行したジョブの
結果を示す情報をネットワーク上の端末に転送するか否
かを制御する制御工程とを備える。
【0023】あるいは、少なくとも、電話回線を介して
データを受信するデータ通信装置及び複数のクライアン
トを有するLANに接続されるデータ処理装置の制御方
法であって、データ通信装置が電話回線を介して受信し
たデータをLANを介して受信する受信工程と、前記受
信工程で受信したデータを、LAN上のクライアントに
配信する配信工程と、前記配信工程による配信結果を示
す情報をクライアント毎に区別して蓄積する蓄積工程と
を備える。
【0024】あるいは、ネットワークに接続されたデー
タ処理装置を制御するためのプログラムを記録したコン
ピュータ可読の記憶媒体であって、前記プログラムは、
データ処理装置の操作部からの操作に基づき、データ処
理装置が実行した結果を示す情報をネットワーク上の端
末に転送させるか否かをユーザ毎に設定する設定工程
と、操作部から指示を行ったユーザを判定する判定工程
と、前記設定工程における設定及び前記判定工程におけ
る判定に応じて、データ処理装置が操作部からの指示に
基づき実行したジョブの結果を示す情報をネットワーク
上の端末に転送するか否かを制御する制御工程との各工
程のコードを含む。
【0025】あるいは、少なくとも、電話回線を介して
データを受信するデータ通信装置及び複数のクライアン
トを有するLANに接続されるデータ処理装置を制御す
るためのプログラムを記録したコンピュータ可読の記憶
媒体であって、前記プログラムは、データ通信装置が電
話回線を介して受信したデータをLANを介して受信す
る受信工程と、前記受信工程で受信したデータを、LA
N上のクライアントに配信する配信工程と、前記配信工
程による配信結果を示す情報をクライアント毎に区別し
て蓄積する蓄積工程との各工程のコードを含む。
【0026】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。図
1は、本実施形態による文書配信システムの構成図の例
である。
【0027】LAN上に、文書配信/管理サーバ100
1をおき、それと接続して各種サービスを実行させるた
めの一台のマルチファンクションデバイス(MFD)1
010と、各ユーザ用のサービス環境として複数(ここ
では例として3台)のクライアント端末1020、10
211022をイーサネット(登録商標)等の同一LA
N上に配置した例を示している。MFD1010は、F
AX通信のために公衆網(電話回線)に接続されてい
る。
【0028】図2は、マルチファンクションデバイス
(MFD)のブロック構成図を示している。
【0029】2001はリソース管理部であり、デバイ
スとしてサポートしている各種リソース2010〜20
51全体を管理して、リクエストされた各種ジョブのス
ケジューリング等を行なっている。
【0030】2010は、ユーザによるマニュアル指示
を受け付けたり表示部による表示を行う操作部であり、
端末としての機能をユーザに提供するためのユーザイン
ターフェースとなっている。
【0031】2015は読取制御部であり、原稿上の画
像を読み取るスキャナ2016の制御を行なう。
【0032】2020は記録制御部であり、記録市場に
画像をプリントするプリンタ2021の制御を行なう。
【0033】2025は通信制御部であり、回線制御部
2026を介してFAX送受信を制御する。
【0034】2030はメモリ管理部であり、メモリ2
031資源を各制御部に割り当て、各種文書データ等の
蓄積管理や短縮ダイヤルデータや読取りモードデータな
どのデバイス設定データの登録管理等を行なう。
【0035】2035は画像処理部であり、紙サイズ変
換、解像度変換、スムージング処理等特にFAX送信、
受信記録時に必要な画像処理を行なう。
【0036】2040は符号化処理部であり、特にFA
X送受信用に標準的に使用されているMH,MR,MM
R,JBIGといった符号化、復号化処理を中心に行なって
いる。
【0037】2045はPDL制御部であり、本実施形
態においてはLANを介して受け付けたページ記述言語
で記述されたデータ(PDLデータ)をPDL処理部2
046を用いてビデオデータに変換する。そのデータ
は、記録制御部2020に渡されてプリンタ2021で
出力される。
【0038】2050は、外部i/f制御部であり、こ
の例ではLAN制御部2051を介して、LAN上のサ
ーバと所定のデータ通信、ジョブ管理、制御を行なう。
例えば、サーバからの送信ジョブ、プリントジョブを受
けたり、サーバ側に受信データ、スキャナ読取データを
転送したり、といった処理をリソース管理部2001の
管理下で行なう。
【0039】また、ネットワーク上の特定のユーザ(ク
ライアント)用にスキャナ読取データをサーバ側に転送
するために、操作部2010上から、クライアントを指
定させる機能も設けられている。
【0040】さらに、MFD1010はサーバ1001
と通信して以下の処理を行う。 (1)「ユーザ認証」 ユーザによる操作部2010からの操作により、ユーザ
IDとパスワードが入力されると、LANを経由してサ
ーバ1001に問い合わせ、ユーザ認証(ログイン)の
結果を取得する。認証に成功した場合、サーバ1001
から認証されたユーザのデバイス設定データを取得して
メモリ2031に記憶する。また、ユーザが操作部20
10によりログアウト操作を行うと、ログアウト処理が
行われる。この操作がなされなかった場合には、最後の
処理から一定時間経過後に自動的にログアウトの処理を
行う。ログアウト処理はログイン時にメモリ2031に
記憶されたデータをすべて消去する処理である。 (2)「短縮ダイヤルデータ登録」 操作部2010からの操作により、短縮ダイヤルデータ
の登録、編集、削除を行いデバイス上のメモリ2031
に記憶するとともに、サーバ1001に図8で説明され
るユーザごとのアドレスデータの更新を依頼するように
リソース管理部2001の管理下で各関連制御部が制御
される。 (3)「コピー動作」 操作部2010からの操作により、スキャナ2016に
セットした原稿が読み取られて、プリンタ2016に出
力されるようにリソース管理部2001の管理下で各関
連制御部が制御される。 (4)「FAX送信」 操作部2010からの操作により、スキャナ2016に
セットした原稿上の画像が読み取られて、回線制御部2
026からデータが転送されるように、リソース管理部
2001の管理下で各関連制御部が制御される。送信が
終了した画像データは、サーバ1001のハードディス
ク上に構築されたデータベースに保存されるようになっ
ている。 (5)「FAX受信」 回線制御部2060を介して受信した画像データを、一
旦メモリ2031に蓄積し、一般的には、この画像デー
タを受信文書出力として、プリンタ2021からプリン
ト出力されるように、または、LAN制御2051を介
してサーバ1001へデータ転送されるように、リソー
ス管理部2001の管理下で各関連制御部が制御され
る。 (6)「スキャン」 スキャナ2016で画像を読みとらせ、読みとられた画
像データをLAN制御部2051を介してサーバに転送さ
れるように、リソース管理部2001の管理下で各関連
制御部が制御される。 (7)「プリント」 LAN上の端末から送られてきたPDLデータ等の印刷
データを、プリンタ2021により印刷する。
【0041】以上、例示した処理をMFD1010は実
行できる。
【0042】図3は、マルチファンクションデバイスに
おける、特にユーザが操作部2010を操作して各種ジ
ョブを処理する場合のフローチャートを示している。
【0043】マルチファンクションデバイスは、待機状
態において操作部2010の表示部にユーザにログイン
を促す画面を表示している。この画面上で利用者が所定
の操作を行うと、図3の手順が実行される。
【0044】ステップ2101では、この待機状態にお
いて、ユーザが操作部2010の入力部からユーザI
D、パスワードの入力操作を行うとステップ2102に
処理を進める。ログイン操作が行われない場合には、再
びステップ2101に戻り待機状態を継続する。
【0045】ステップ2102では、ユーザが入力した
情報を用いてサーバ1001と通信し、ユーザの認証処
理を行う。
【0046】ステップ2110では、ユーザ認証が成功
すれば、ステップ2111でサーバ1001からログイ
ンしたユーザ固有のアドレスデータやスキャナ読み取り
モード、スキャンデータ送信宛先などのデバイス設定デ
ータを取得しデバイスのメモリ2031に設定する。そ
の後、表示部にコピー、ファクシミリ送信、データ登録
などの操作が可能であることを示す表示を行い、ステッ
プ2120に処理を進める。このとき、強制ログアウト
処理を開始するためのタイマを起動する。
【0047】また、認証に失敗した場合は警告音を鳴動
し、または、警告表示などを行った後に、再度ログイン
画面を表示し、ステップ2101に処理を戻す。
【0048】ステップ2120では、ユーザ操作を待
ち、操作が行われればステップ2130へ、そうでなけ
ればステップ2121に処理を進める。
【0049】ステップ2121は強制ログアウトを監視
するタイマの計時がタイムアウトした場合にはステップ
2133へ処理を進め、そうでなければ再びステップ2
120の処理にもどる分岐処理である。タイムアウトの
時間はあらかじめ設定してあるものとする。
【0050】ステップ2130ではコピー操作、ファク
シミリ送信操作、データ登録操作などの操作の種類によ
り次に行う処理を分岐する。FAX送信操作が行なわれ
たときはステップ2131へ、コピー操作が行われたと
きはステップ2132へ、スキャン操作が行われたとき
はステップ2133へ、ログアウト操作が行なわれたと
きはステップ2134へ、それ以外はステップ2135
に処理を進める。
【0051】ステップ2131は送信操作が行なわれた
時の処理である、詳細は図4を用いて後述する。
【0052】ステップ2132はコピー操作が行われた
ときの処理である。ここでは、コピー処理と同時に処理
に関する情報がサーバ1001に通知される。これは、
図4で説明されるFAX送信処理の時に行われるのと同
様の処理であり、操作者、プリントに使用された記録紙
種別と枚数などがサーバに通知される。
【0053】ステップ2133はスキャン操作が行われ
たときの処理である。ここでは、スキャナ2016から
原稿上の画像を読み取り、サーバ1001にデータを転
送する。データの転送に先立ち、スキャン処理に関する
情報をサーバ1001に転送する。
【0054】ステップ2134はログアウト処理であり
ログイン時に設定されたユーザごとの設定データをクリ
アする。ステップ2135ではデータ登録など上記以外
の処理である。
【0055】図4は、ユーザがマルチファンクションデ
バイスの操作部2010を操作して原稿をファクシミリ
送信するときに、デバイス内で行われる処理を説明する
フローチャートである。この処理は図3のステップ21
31に相当する。
【0056】ステップ2201では、ユーザのファクシ
ミリ送信操作情報をサーバ1001に通知するかどうか
を判断する。この通知するかどうかの情報はあらかじめ
メモリ2031にユーザ毎に設定されているものとす
る。ここでログインしたユーザが通知する設定になって
いる場合は、ステップ2002でユーザが操作した情報
をサーバ1001に通知する。
【0057】ここでは入力された宛先の電話番号、宛先
名称、使用された発信人名称、ジョブIDなどが通知さ
れる。そうでなければ処理をスキップしステップ220
5に処理を進める。
【0058】ステップ2205では、スキャナ2016
にセットされた原稿の読取を開始する。操作部2010
に設けられた解像度選択キー、読取濃度調整キー、読取
モード(文字モード/写真モード)などの設定条件にし
たがってスキャナ2016を駆動し、適切な画像処理を
行った上で、メモリ2031に設けられた画像メモリに
順次読取データを蓄積する。ここでは、この処理を行な
う別のプロセスを起動するだけで、実際の読取制御はそ
の別のプロセスで実行される。
【0059】ステップ2210はユーザが入力した宛先
にダイヤルし回線を接続する処理である。
【0060】ステップ2211では宛先との回線接続が
成功したかどうかにより処理を分岐する。成功すればス
テップ2220に、失敗すればステップ2212に処理
を進め、あらかじめ設定された内容に応じてリダイヤル
処理を行う。
【0061】ステップ2220は、ステップ2202の
処理により読取られた画像データをファクシミリ符号に
変換してファクシミリ送信バッファに移し、ファクシミ
リ送信する処理である。ファクシミリ符号に変換する際
に相手機の受信能力に応じて解像度変換処理を行うこと
もある。また、ファクシミリ送信バッファはメモリ部2
031に設けられている。ここでは、ITU−T勧告
T.30で規定される手順にしたがってファクシミリ送
信されるものとする。ここではこの処理を起動するだけ
で実際にこの処理はほかのプロセスで実行される。
【0062】ステップ2225は、送信された画像デー
タをサーバ1001に転送するかどうかを判断する分岐
処理である。この転送するかどうかの情報はあらかじめ
ユーザ毎に設定されているものとする。ログインしたユ
ーザが転送するように設定されている場合は2230に
処理を進め,そうでない場合は2240に処理を進め
る。
【0063】ステップ2230は、ステップ2220で
ファクシミリ送信し終わった画像データをファクシミリ
送信バッファから同じくメモリ部2031に設けられて
いるi/f用データバッファに転送し、さらにバッファ
からサーバ1001へ転送する処理である。ここではこ
の送信処理の起動を行なうだけであり、実際にはほかの
プロセスで実行される。サーバ1001はステップ20
02であらかじめ通知された送信ジョブIDにより未転
送の送信画像データの有無の問い合わせを行い、あれば
画像データの転送を要求する。
【0064】ステップ2240では、ファクシミリ送信
の終了後に回線の切断を行なう。ステップ2245はフ
ァクシミリ送信結果情報をサーバ1001に通知するか
をユーザ毎の設定に基づき判断する処理である。通知す
る場合には、2250に、そうでなければ処理を終了す
る。
【0065】ステップ2250では、サーバ1001に
ファクシミリ送信に関わる情報を通知する。ここでは、
たとえば送信結果(正常/異常)、通信開始時刻、通信
時間、通信料金、通信ページ数などが通知される。な
お、ここで送信された情報は、後述するようにサーバ1
001にユーザ毎に区別して格納される。
【0066】図5は、ユーザがマルチファンクションデ
バイスの操作部2010を操作して原稿をコピーすると
きに、デバイス内で行われる処理を説明するフロー図で
ある。この処理は図3のステップ2132に相当する。
【0067】ステップ2301では、ユーザのコピー操
作情報をサーバに通知するかどうかを判断する。この通
知するかどうかの情報はあらかじめユーザ毎にメモリ2
031に設定されているものとする。ここでログインし
たユーザが通知する設定になっている場合は、ステップ
2302でユーザが操作した情報をサーバに通知する。
【0068】ここでは操作者の識別情報、入力されたコ
ピー枚数、読取編集モード情報(変倍率、トリミング情
報、マスキング情報、文字/写真モードなど)、ジョブ
IDなどが通知される。そうでなければ処理をスキップ
しステップ2305に処理を進める。
【0069】ステップ2305では、スキャナ2016
にセットされた原稿の読取を開始する。操作部2010
に設けられた読取編集モードなどの設定条件にしたがっ
てスキャナ2016を駆動し、適切な画像処理を行った
上で、メモリ2031に設けられた画像メモリに順次読
取データを蓄積する。ここでは、この処理を行なう別の
プロセスを起動するだけで、実際の読取制御は別のプロ
セスで実行される。
【0070】ステップ2310はユーザが入力したコピ
ー枚数に応じてプリントを行う処理である。ステップ2
305で画像メモリに蓄積された読み取りデータに基づ
く画像をプリンタ2021を制御して記録紙上にプリン
トする。ここでは、この処理を行う別のプロセスを起動
するだけで、実際のプリント制御は別のプロセスで実行
される。
【0071】ステップ2311は、プリント終了した画
像データをサーバに転送するかどうかを判断する分岐処
理である。この転送するかどうかの情報はあらかじめユ
ーザ毎に設定されているものとする。ログインしたユー
ザが転送するよう設定されている場合は2320に処理
を進め,そうでない場合は2330に処理を進める。
【0072】ステップ2320は、ステップ2310で
プリントし終わった画像データをメモリ2031上に設
けられたプリントバッファから同じくメモリ部2031
に設けられているi/f用データバッファに転送し、さ
らにバッファからサーバへ転送する処理である。ここで
はこの転送処理の起動を行なうだけであり、実際にはほ
かのプロセスで実行される。サーバ1001はあらかじ
めステップ2302で通知されたコピージョブIDによ
り画像データの有無の問い合わせを行い、あれば画像デ
ータの転送を要求する。
【0073】ステップ2325はコピー結果情報をサー
バに通知するかをユーザ毎の設定に基づき判断する処理
である。通知する場合には、2330に、そうでなけれ
ば処理を終了する。
【0074】ステップ2330では、サーバ1001に
コピーに関わる情報を通知する。
【0075】ここでは、たとえばコピー結果(正常/異
常)、コピーページ数などが通知される。なお、ここで
送信された情報は、後述するようにサーバ1001にユ
ーザ毎に格納される。
【0076】図6は、本実施形態の文書配信管理サーバ
1001のブロック構成図である。
【0077】3001はLAN制御部であり、基本的な
機能はサーバアプリケションがインストールされるネッ
トワークOSにより提供される。
【0078】3002はトランザクション管理部であ
り、サーバ管理下のLAN上のデバイス、クライアント
端末との個別の通信処理を、内部処理の結果を踏まえつ
つ、LAN制御部3001を介して行なう。
【0079】3003はリクエストQueue管理部であ
り、基本的にはデバイス側、クライアント側からの非同
期に転送される各種要求メッセージを一旦内部的にキュ
ー管理し、逐次要求内容に応じた処理をしている。ただ
し、サーバ内でスケジューリングを必要とする要求が発
生する場合も想定されている。
【0080】3004はジョブ管理部であり、デバイス
側、クライアント側、場合によってはサーバ内からの要
求内容に添って、各種ジョブ処理部に処理を渡す。
【0081】3005はユーザ管理に関するジョブを処
理するユーザ管理部で、基本的には管理下にあるユーザ
(クライアント)、デバイスの管理に関するジョブの処
理を行なう。例えば、各クライアント、デバイスからの
接続(ログイン)要求処理の判断、各ユーザ用に管理さ
れた文書情報、アドレス情報のハンドリング、ならびに
デバイス側のジョブ処理状況、リソース状態等を管理、
制御する。
【0082】3006はサーバ管理に関するジョブを処
理するサーバ管理部で、基本的にはサーバの管理者向け
に、サーバの設定、データのバックアップ、サービス用
ログデータの取得等のサービス機能を提供する。
【0083】3007では本サーバでの文書処理全般に
関する処理を扱う文書処理部である。必要に応じてスケ
ジューラ3010に制御権を渡し、その管理下で各種ジ
ョブ群3020を実行するようになっている。
【0084】なお、各種ジョブ群3020の具体例につ
いては図7に示す。
【0085】3030はメモリ管理部となっており、サ
ーバで扱う各種データは、原則としてその管理下でデー
タベース3031に蓄積、管理され、必要に応じて参
照、読み出しが行なわれる。なお、データベース303
1の具体例については図7に示す。また、データベース
に蓄積されるデータは、データバッファ3310を介し
てMFD1010と交換される。
【0086】文書配信管理サーバ1001はこのような
構成を有するが、これら各ブロックは、パーソナルコン
ピュータ等のハードディスクに上述した各種機能を実現
するためのアプリケーションプログラムをインストール
し、それをロード・実行することで実現できる。
【0087】<ジョブの種類>図7は、本実施形態の文
書配信管理サーバ1001の各種文書処理ジョブ群を示
す図である。大分類として、サーバとデバイスとの間で
のジョブデータの転送処理を伴う対デバイスジョブ31
10と、サーバ内で処理される、もしくはサーバとクラ
イアントとの間でのデータ処理に限定されるサーバ内部
ジョブ3120に分けてスケジュール管理されている。
【0088】(1)対デバイスジョブ 3111はFax送信ジョブであり、各クライアントか
らの送信要求ジョブデータを受け取り、デバイスに対し
てFax送信を要求する。
【0089】3112はFax受信ジョブであり、デバ
イス側からFax受信データを受けて、サーバ内にFa
x受信データを蓄積管理する。なお、デバイス側から配
信先クライアントのデータが付加されている場合は、そ
のクライアント(ユーザ)固有のデータとして管理する
ことで配信処理を行なう。配信先が不明の場合は、後述
する自動ルーティングジョブ3126に処理を移すこと
により、受信したイメージデータから配信先を抽出処理
することにより配信処理ができるようになつている。
【0090】3113はプリントジョブであり、ここで
は、クライアント側からの、特にサーバ内に蓄積管理さ
れたイメージ文書の印刷要求ジョブに関して処理を制御
する。
【0091】3114はスキャンジョブであり、デバイ
スが原稿上の画像を読み取って得たデータを受け取り、
所定のユーザの読取専用フォルダにファイルとして管理
して当該ユーザからアクセスできるようになっている。
【0092】3115はデバイス送信ジョブであり、デ
バイスの操作部2010を操作してFAX送信したデー
タおよび通信情報をデバイスから受け取り、所定のユー
ザの送信済みデータとしてデータベースで管理する。こ
こでは、ユーザのSentFaxフォルダに管理される
こととする。
【0093】3116はデータ設定ジョブであり、ユー
ザごとのデバイス設定データをデバイスに転送しデバイ
スに設定できるようになっている。
【0094】3117はデバイスコピージョブであり、
デバイスの操作部2010を操作して原稿をコピーした
データおよびコピー処理情報をデバイスから受け取り、
所定のユーザのコピー済みデータとしてデータベースで
管理する。ここでは、ユーザのScanフォルダに管理され
ることとする。
【0095】(2)サーバ内ジョブ 3121はOCR解析ジョブであり、イメージデータと
して蓄積管理される受信文書、スキャナ読取文書等に対
してOCR処理をする。ここでは、直接指定された文書
全体をOCR処理する場合と、他の文書要約ジョブ31
22、ルーティングジョブ3126から目的に応じて起
動されることも可能になっている。例えば、受信文書か
ら宛先データを抽出処理したり、イメージデータ全体を
OCR処理して、全文を文字コードを含むデータに電子
データ化したりすることが可能になっている。
【0096】3122は文書要約ジョブであり、サーバ
内に蓄積された文字コード化された文書に対する、内容
の要約処理を行なうためのものである。
【0097】3123は文書検索ジョブであり、サーバ
内に蓄積されたを検索の手段するものである。
【0098】3124は暗号処理部であり、必要に応じ
てサーバに蓄積された文書に対して暗号化処理を施し、
文書に対するセキュリテイを保障するものである。
【0099】3125は文書データ転送ジョブであり、
クライアント側にイメージデータを転送処理する。この
時、表示サイズの縮小要求があれば、縮小処理した表示
データを転送する。
【0100】3126は自動ルーティングジョブであ
り、特には、受信文書に対して、宛先をOCR解析ジョ
ブ3121により抽出し、抽出された宛先に対応するユ
ーザ別の管理エリアに当該文書を移動させることで配信
処理を行なう。
【0101】3127は手動ルーティングジョブであ
り、特に一時的に蓄積された受信文書に対して、特別に
許可されたクライアント側のユーザに対して各文書を視
覚的に内容を見せて、所定の宛先を確認させる機能と、
ネットワーク上の各ユーザのフォルダに当該文書をサー
バ内で手動的に移動させる機能とを提供するものになっ
ている。
【0102】3128は文書登録ジョブであり、クライ
アント側の要求に応じてサーバ内に文書の登録を行なう
ことが可能になっている。
【0103】<文書配信サーバにおけるデータベースの
構成>図8は、本実施形態の文書配信管理サーバ100
1のデータベース構成を示す図である。このデータベー
スはサーバ1001のハードディスク上に構築される。
データは、ユーザ毎に管理されるユーザ固有データと、
ユーザが共有する共有データに分類される。共有データ
として以下のデータを管理する。 (1)ユーザ管理情報 ユーザ名、ユーザパスワード、ユーザ別設定、デバイス
設定情報等を含む。 (2)サーバ管理情報 ユーザライセンス数、時刻、サーバアプリケーションバ
ージョン等を含む。 (3)共有アドレスデータ 各ユーザで共有するアドレスデータ。ネットワーク上の
各ユーザのLAN上のアドレスについては、自動的に登
録する。 (4)共有文書データ 各ユーザで共有する文書データ。 (5)共有文書アノテーションデータ 共有する文書に対するアノテーション情報。 (6)履歴管理データ デバイスを使用して行った、ジョブの実行履歴。FAX
通信記録や、コピー処理記録が管理されている。 (7)一時保存データ 特に、宛先が明示されずに転送されたFAX受信文書。
【0104】また、各ユーザ単位のデータとして以下の
データを管理する。 (1)Inboxデータ 主としてデバイス側から転送される受信文書データ。 (2)OutBoxデータ デバイス側に転送されるべき送信要求されたの文書デー
タ。 (3)Scanデータ スキャンジョブによって読み取られ、転送された文書デ
ータ。 (4)SentFaxデータ 送信処理済みの文書データ。 (5)Trashデータ 不要指示され一時保存された文書データ。 (6)ユーザ専用フォルダデータ ユーザが個別に設定したフォルダに、ユーザが移動、複
写させた文書。 (7)ユーザ専用アドレスデータ ユーザが独自に設定したアドレス情報。この中には、デ
バイスに短縮データとして転送される情報も含まれてい
る。 (8)デバイス設定用データ デバイスからのログイン時にデバイスにダウンロードさ
れる読取りモードなどのデバイス設定データ。
【0105】図9は、本実施形態の文書配信サーバ10
01を介したシステムにおけるデータフローを示す図で
ある。マルチファンクションデバイス(MFD)101
0とサーバ1001とは、データバッファ3310を介
してデータ転送処理が行なわれる。データバッファ33
10には、 (1)FAX送信要求用データバッファ (2)FAX受信用データバッファ (3)プリントデータ用データバッファ (4)スキャナデータ用データバッファ (5)デバイス送信データ用データバッファ (6)デバイス設定データ用データバッファ がそれぞれ用意され、これらのデータバッファ内のデー
タは、MFD1010とデータパケット単位に混在させ
て転送が可能になっている。
【0106】サーバ内では、MFD1010側のデータ
バッファ3310と、データベース3032側で内部的
に必要に応じたデータ転送が行なわれる。
【0107】各クライアント1020〜1022は、サ
ーバ1001におけるデータベース3032に対してデ
ータ転送(アクセス)を行なうことにより、各種サービ
スの提供を受けることが基本になっている。
【0108】例えばクライアントとしてのユーザ1(1
020)は、サーバにおける共通データエリアのデータ
領域と、ユーザ1用として個別に管理されたユーザ1デ
ータ領域をアクセスすることで、各種サービスの提供を
受けることができるようになっている。
【0109】図10は、文書配信管理サーバ1001に
おける基本処理の手順を示すフローチャートである。
【0110】ステップ3401は、電源立ち上げ時に行
なうデータベースのチェック処理である。
【0111】ステップ3410は、各種クライアント、
ならびにデバイスからの、サーバへのログイン要求の確
認である。ログイン要求があれば、ステップ3411に
おいて、パスワードチェック等を含めたログイン処理を
行なう。この処理は、図6のユーザ管理部3005で処
理される。
【0112】ステップ3415は、クライアントからの
ユーザ情報要求の確認である。ユーザ情報要求があれ
ば、ステップ3416で、要求内容に応じて各ユーザ個
別のデータ、および共有データをクライアント側に転送
処理する。この処理は、図6のユーザ管理部3005で
処理される。
【0113】ステップ3420は、クライアントからの
サーバ情報要求の確認である。サーバ情報要求があれ
ば、ステップ3421で、要求内容に応じてサーバ固有
のデータをクライアント側に転送する。この処理は、図
6のサーバ管理部3006で処理される。
【0114】なおここでは、図4のステップ2202及
び図5のステップ2302でデバイス1010から受信
し、後述するステップでデータベースの履歴データとし
て格納したユーザ毎の操作情報や、図4のステップ22
50で及び図5のステップ2330でデバイス1010
から受信し、後述するステップでデータベースに格納し
たユーザ毎のジョブ処理結果を含む通信履歴を読み出し
て、クライアントに送信する処理も行われる。
【0115】ステップ3425は、クライアントからの
文書データ要求の確認である。文書データ要求があれ
ば、ステップ3426で、指定された文書のデータ転送
処理を行なう。この処理は、図6の文書処理部3007
で処理される。
【0116】ステップ3430は、クライアント、ある
いはデバイスからの各種ジョブ要求の確認である。ジョ
ブ要求があれば、ステップ3431で、指定されたジョ
ブの種類に応じたジョブデータの処理を行なう。各種ジ
ョブの処理は、図6の文書処理部3007で処理され
る。
【0117】ステップ3435は、アドレスブック処理
に関する処理要求の確認である。処理要求があれば、ス
テップ3436でアドレス情報の収集、登録、変更に関
する処理を行なう。
【0118】ステップ3440は、ログアウト要求の確
認である。ログアウト要求があれば、ステップ3441
でログアウト処理を行なう。
【0119】ステップ3445は、サーバ停止要求の確
認である。要求があれば、ステップ3446で停止処理
を行なう。
【0120】ステップ3450では、図4のステップ2
250、および図5のステップ2330においてデバイ
ス1010から送信されたジョブ処理結果通知を受信し
たか判定する。受信した場合には、ステップ3451に
おいてジョブ処理結果をデータベース3031のログ管
理領域に格納する。
【0121】ステップ3455では、図4のステップ2
202および図5のステップ2302においてデバイス
1010から送信された操作情報通知を受信したか判定
する。受信した場合には、ステップ3456において操
作情報をデータベース3031の履歴領域に格納する。
【0122】以上の手順により、サーバ1001は、ク
ライアント端末からの要求やオペレータによるサーバ1
001のキーボードを用いた操作、あるいはMFD10
10による各種要求に応えて、各種処理を遂行する。
【0123】<クライアント端末の構成>図11は、ク
ライアント端末のブロック構成図である。
【0124】4001は一般の文書作成アプリケーショ
ン、4002はOSが提供するグラフィックデバイスイ
ンターフェース部、4003はプリンタドライバであ
り、4004は、一般的にはOSが提供するプリントマ
ネージャであり、アプリケーション4001から要求さ
れた印刷系のジョブは、これらのモジュール4002〜
4004を通り、LAN制御部4030を介してネット
ワークOSが提供する印刷システム上で処理される。
【0125】4005はFAXドライバであり、アプリ
ケーションから送信要求する場合はこちらのドライバが
選択されて後述するジョブ管理部4020を介して送信
要求ジョブとして処理される。
【0126】4010は、本実施形態において提供され
る文書配信/管理アプリケーションであり、文書配信/
管理サーバへアクセスするためのグラフィックユーザイ
ンタフェース(GUI)を提供している。
【0127】具体的には、各種データ(FAX送受信文
書、スキャナ文書、通信履歴情報等)の表示、文書編集
機能、各種設定機能(個人文書を共有文書にするモード
設定、アドレス帳設定含む)、各種ジョブ指定操作(F
AX送信、文書印刷、等)などを提供している。
【0128】なお、本実施形態においては、一般ユーザ
用アプリケーションとは別に、いくつか管理者用アプリ
ケーションも用意してある。その一つには、受信文書の
手動配信アプリケーションがある。これは、宛先が不明
(解析不能含む)でサーバ内に一時保存されたの受信文
書の内容をビューアで表示し、目視で宛先を確認できる
ようにして、当該文書を所定のユーザ用の文書として設
定できるものである。
【0129】また、サーバ管理者用のアプリケーション
として、本サーバを使用するクライアント(ユーザ)設
定、デバイスのリモート設定等が可能な管理者用アプリ
ケーションも用意されている。
【0130】4011は、同様に提供される文書配信/
管理ドライバであり、アプリケーションから要求される
各種ジョブデータのハンドリングをジョブ管理部402
0を介して行なっている。
【0131】4020は、ジョブ管理部であり、アプリ
ケーション4010から要求されたジョブの管理を行な
う。
【0132】4021は、ジョブ制御部であり、各種ジ
ョブに対して、サーバとのデータ転送処理を行なうもの
である。
【0133】4030は、LAN制御部であり、一般的
には、OSメーカが提供するLAN上の通信を制御す
る。
【0134】図12は、クライアント端末による処理フ
ローチャートである。
【0135】ステップ4101で、サーバ1001への
接続(Login)処理を行なう。ここで、まず、本実施形態
におけるシステムのユーザとしてのユーザ認証(例え
ば、ユーザID,パスワードと使用する)を行なう。
【0136】ステップ4102は、サーバ1001から
のデータアップロード、表示処理であり、ログインした
結果、当該ユーザ用のデータとしてサーバ側ですでに管
理されているデータを吸い上げ、GUI上に所定のデー
タを表示させる。図21はクライアントアプリケーショ
ンでの表示例である。この例ではユーザーのアクセス可
能なフォルダ一覧と選択しているフォルダに含まれるデ
ータ一覧が表示されるように構成されている。
【0137】ステップ4110は、ユーザからのジョブ
要求の有無を検索するもので、ステップ4111は、何
らかのジョブ要求があれば、その処理を行なう。ここで
遂行されるジョブとして、サーバからの通信ログの読み
出しが含まれる。読み出された通信ログは、画面上に表
示あるいは印刷される。
【0138】ステップ4120では、アプリケーション
の終了要求を見ており、終了要求がなければステップ4
102にもどり再度サーバ側のデータをアップロード
し、配信された文書の有無等のステータスの確認を行
う。
【0139】ステップ4121は、ステップ4120で
アプリケーションの終了要求があった場合の処理でサー
バとの切断(Logout)処理を行い、処理を終了させる。
【0140】以上のようにして、本実施形態の文書配信
システムによれば、LANに接続されたマルチファンク
ションデバイスによる処理履歴を、たとえLANを介さ
ない処理であってもLANサーバに記録し、アクセスの
許可されたLANクライアントからそれを参照すること
ができる。
【0141】[第2実施形態]本実施形態のシステムは
第1実施形態とほぼ同様であるために、その説明は省略
する。ただし、本実施形態では通信ログはサーバに記録
されなくとも良いために、図16のように、サーバのデ
ータバッファ3310には通信ログの領域はない。
【0142】マルチファンクションデバイス1010の
処理手順としては、図3の代わりに、図13となる。
【0143】MFD1010は、まずステップ1201
でサーバとの接続要求があるか判定する。サーバとの接
続要求の指示は、操作部2010からでもLAN経由で
も行えるようになっている。このとき接続するサーバも
複数の中から指定できる。なお、MFD1010におい
てサーバに設定されたアドレスリスト等を利用する場合
にも、その旨をオペレータが指定することでサーバへの
接続要求が発生する。サーバへの接続要求は、前述した
ように利用者の認証を伴う。すなわち、ユーザID及び
パスワードの入力を要求し、認証された利用者に対して
だけ、サーバとの接続を認める。
【0144】ステップ1202では、接続要求があり、
かつユーザが認証された場合に、サーバとの接続処理を
行う。接続するサーバが指定されている場合には、その
サーバ名を示すパラメータをLAN上に流すデータに付
加することで、サーバに通知する。なお、ここではサー
バ1001に接続した場合の説明を行う。
【0145】ステップ1210では、MFD1010
に、サーバ1001に転送すべきジョブデータがあるか
確認し、例えば受信文書転送ジョブ、スキャナ読取りジ
ョブ等があった場合には、ステップ1211でサーバ1
001にジョブデータの転送等を行う。
【0146】ステップ1220では、サーバ1001に
MFD1010へのジョブ要求があるか確認し、要求が
あればステップ1221でMFD1010内のリソース
の空き状況を確認し、ジョブがその時点で受け付けられ
ない状態であると判定されれば、ステップ1222でサ
ーバ1001にビジーを通知し、ジョブを受け付けられ
る状態であれば、ステップ1223でジョブ処理を遂行
する。ジョブ処理の際には、いったんジョブデータをメ
モリ2031に蓄積し、その後必要な処理、例えばファ
クシミリ送信やプリントアウト処理を行う。
【0147】ステップ1230では、アドレスリスト等
の、共通のあるいはユーザ毎の設定データを要求するジ
ョブであるか判定され、そうであればステップ1231
でサーバに対して必要なデータを要求し、取得する。サ
ーバは、アドレス等の設定データが要求されれば、共有
アドレスデータあるいはユーザ毎のアドレスデータ等の
設定データをデータベースから読んで、それをMFD1
010に返す。
【0148】ステップ1240では、サーバ1001と
の接続を解放する要求が出ているか確認し、特に指示が
なければ再度ステップ1210に移行して処理を継続す
る。
【0149】なお、サーバ1001においてアドレスリ
ストをデータベースに3031に登録する処理は、図1
0のステップ3416において行われる。この登録は、
サーバ1001で作成あるいは修正したデータをデータ
ベースに登録することで行われる。また、クライアント
端末で作成したデータを、クライアントからの要求に応
じて登録することもできる。さらに、MFD1010で
作成したデータをサーバに登録することもできる。
【0150】以上のようにして、MFD1010からフ
ァクシミリ送信、スキャンジョブなどを行う場合にも、
サーバ1001に送信先のアドレスデータ(電話番号な
ど)を要求し、それを取得して、取得したアドレスを送
信先としてファクシミリ送信やスキャンジョブの指示等
を行える。そして、ファクシミリ送信やスキャンジョブ
が行われた後は前述のように設定に応じて履歴等がサー
バ1001に転送されることは言うまでもない。
【0151】[第3実施形態]本実施形態の文書配信シ
ステムは、第1実施形態のそれとほぼ同様の構成である
ために、共通の構成については説明を省略する。
【0152】図14は本実施形におけるネットワーク構
成を示す図である。図14に示したとおり、LANには
2台のMFD1010及び1011が接続されている。
また、ユーザは各ユーザごとに管理されるのみならず、
所望のグループにユーザを分け、グループごとに共有す
るデータを持たせたり、グループを単位として文書の配
信先を指定することもできる。MFDやサーバ、クライ
アントそれぞれの構成は第1実施形態と同様である。
【0153】ただし、本実施形態のシステムではMFD
により遂行されたジョブの履歴がサーバに記録されるた
めに、図7に示したジョブの内、体デバイスジョブ群の
処理内容に、ログを記録する機能が付け加わっている。
【0154】図7において、Fax送信ジョブ3111
は、各クライアントからの送信要求ジョブデータを受け
取り、デバイスに対してFax送信を要求する。このと
き、送信宛先名、送信宛先番号、送信開始時刻、通信時
間、通信ページ数、ジョブを実行したデバイスのIDな
どがログ情報として保存される。ログの保存先は、図1
5に示したサーバのデータベース中の文書ログデータ領
域1501である。これは、対デバイスジョブに関して
は全て同様である。
【0155】Fax受信ジョブ3112は、デバイス側
からFax受信データを受けて、サーバ内にFax受信
データを蓄積管理する。このとき、画像データのほか
に、通信開始時刻、通信時間、通信相手、通信ページ
数、デバイスのIDなどの情報をデバイスから取得し、
ジョブを依頼したユーザのIDなどとともにログ情報と
して画像と関連づけて保存する。
【0156】なお、デバイス側から配信先クライアント
のデータが付加されている場合は、そのクライアント
(ユーザ)固有のデータとして管理することで配信処理
を行なう。このとき、配信時刻、配信宛先等がログ情報
として画像と関連づけて蓄積される。配信先が不明の場
合は、自動ルーティングジョブ3126に処理を移すこ
とにより、受信したイメージデータから配信先を抽出処
理することにより配信処理ができるようになつている。
ここで、配信先のユーザーが特定できた文書に関して
は、そのユーザ固有のデータとして管理することで配信
処理を行なう。このとき、配信時刻、配信宛先等がログ
情報として画像と関連づけて蓄積される。配信先抽出処
理を行ってもなお配信先が特定できない場合には、受信
文書は文書を受信したデバイスに対応するデバイスデー
タの受信文書配送グループを参照し、該当するグループ
データの受信文書データとして保存される。
【0157】プリントジョブ3113は、クライアント
側からの、特にサーバ内に蓄積管理されたイメージ文書
の印刷要求ジョブに関して処理を制御する。このとき、
ジョブを依頼したユーザのID、印刷開始時刻、印刷に
要した時間、印刷ページ数、ジョブを実行したデバイス
のIDなどがログ情報として保存される。
【0158】スキャンジョブ3114は、デバイスが原
稿上の画像を読み取って得たデータを受け取り、所定の
ユーザの読取専用フォルダにファイルとして管理して当
該ユーザからアクセスできるようになっている。このと
き、データの転送先、スキャン開始時刻、スキャンに要
した時間、スキャンページ数、デバイスのIDなどがロ
グ情報として保存される。また、文書の蓄積先として、
ユーザーフォルダのほかに、共有フォルダやグループの
共有フォルダを選択することも可能である。この場合に
は、これらのフォルダへのアクセスを許されているユー
ザーがクライアントアプリケーションによりスキャン文
書を参照可能である。グループデータに関しては図1
5、図16により後ほど説明する。
【0159】これら各ジョブは、第1実施形態と同じく
図3のステップ2131で実行される。したがって、ロ
グ情報もステップ2131で保存される。
【0160】本実施形態ではデバイス送信ジョブ及びデ
ータ設定ジョブに関しては、とくに第1実施形態とかわ
りはない。
【0161】図15は本実施形態の文書配信管理サーバ
1001のデータベース構成を示す図である。このデー
タベースはサーバ1001のハードディスク上に構築さ
れる。本実施形態では複数のグループを構成可能であ
り、前述した図8の構成に加えて、グループごとにグル
ープデータが追加されている。グループデータには以下
のものが含まれる。 (1) ユーザーリスト グループに所属するユーザーの一覧。 (2) 利用可能デバイスリスト グループに属するマルチファンクションデバイスの一
覧。 (3) 文書データ A) 受信文書データ グループに属するデバイスが受信した未配信の文書。
【0162】B) 共有文書データ グループに属するユーザー間で共有される文書データ。
【0163】C) 共有文書アノテーション情報 共有文書に付加されるアノテーション情報。
【0164】図16は、本実施形態において文書配信管
理サーバ1001における受信文書の配信処理のデータ
フローを示す図である。図9と異なる点は、MFDが2
台接続されている点と、ユーザをグループ化して、グル
ープ毎のデータを保持するグループ領域1601が用意
されている点である。つまり、サーバ100は複数のM
FDに関するデータを一元管理する。例えば、ユーザ1
は、共通データ領域1602のほかに、ユーザ1データ
領域1603、グループ1データ領域1601にアクセ
スすることができる。
【0165】図17はMFDからファクシミリ受信文書
の転送が行われたときにサーバ1001で行われる処理
を説明するフローチャートである。
【0166】ステップ3501では、データベースをチ
ェックし、デバイスからの受信文書の転送要求があるか
確認する。ステップ3510で受信文書の有無により処
理を分岐する。受信文書がなければこの処理を終了す
る。ステップ3520では、受信情報を参照して自動配
信可能であるか判定する。ここでは配信用のデータ、例
えばSUB(サブアドレス)やDTMF信号情報が付加
されていれば自動配信可能と判定し、ステップ3560
の自動配信処理を行う。
【0167】ステップ3530では、受信した文書をO
CR解析ジョブ3121によりOCR解析を行い、配信
用のデータの抽出処理を行う。ステップ3540では、
配信用の識別情報、たとえば、受信者名もしくは受信者
特定用のコード情報などを特定できれば、自動配信可能
と判定し、ステップ3560の自動配信処理を行う。
【0168】ステップ3550では、受信デバイスのデ
バイスデータを照合し、配信不可能な受信文書の処理方
法を照合し、手動配信を行う設定の場合はステップ35
71に、グループの共有フォルダに蓄積する設定の場合
はS3572に、デバイスで印刷する場合にはS357
3に処理を分岐する。ステップ3560では、配信用の
情報を図7及び図15で説明したユーザ管理情報と照合
し、該当するユーザのInBoxデータ領域に文書を蓄積す
る。このとき、ログ情報として配信時刻、配信用データ
(SUB、DTMF、OCRなど)をログファイルに保
存する。ステップ3571では、受信文書配信ツールを
用いて手動配信を行わせるために、配送先のグループの
受信文書データとして受信したデータをデータベースに
登録する。ステップ3572では、デバイスが属するグ
ループのユーザーが文書を共有できるように、グループ
の共有データとして受信したデータをデータベースに登
録する。このとき、ログ情報として蓄積時刻、蓄積者
(サーバ)、蓄積方法(自動配信)をログファイルに保
存する。ステップ3573では、受信した文書をデバイ
スで印刷するように印刷ジョブを生成し印刷をおこな
う。このとき、ログ情報として印刷を行ったMFD、印
刷依頼者(サーバ)、印刷部数、印刷時刻等をログファ
イルに保存する。
【0169】図18は、受信文書配信クライアント端末
の処理フローチャートである。ステップ4201では、
サーバ1001への接続を行う。ここで、まず本実施形
態におけるシステムのユーザとしてユーザ認証(例えば
ユーザID及びパスワードを照合する)を行う。このと
き配信処理を行うグループ名の入力を行う。
【0170】ステップ4202は、サーバ1001から
のデータダウンロード及びその表示処理であり、サーバ
1001に接続した結果、入力されたグループのデータ
としてサーバ側で既に管理されている受信文書データ及
び指定されたグループに属するユーザ名を吸い上げ、そ
れをGUI上に表示させる。ここでは、図22で示した
図のように、少なくともグループデータのうち、受信文
書が一覧表示できる部分と、グループ内のユーザ及びグ
ループ共有用のフォルダが一覧表示できる部分とからな
る画面を表示する。また、一覧表示された文書の中から
文書を選択すると、選択された文書のイメージが表示さ
れる構成になっている。ユーザは表示されたイメージの
中の宛先情報を読みとり、配信すべきユーザを特定でき
るようになっている。
【0171】ステップ4210では、ユーザからの配信
処理の要求の有無により分岐する。ステップ4211で
は、配信処理の要求があれば、選択された受信データを
配信先として選択されたユーザのInBoxに転送する。こ
こでは、単一のユーザだけではなく、複数のユーザやグ
ループの共有フォルダを配信宛先として一度に選択可能
であり、複数のユーザ宛に配信する場合には、受信デー
タを複製した後に配送処理を行う。このとき、ログ情報
として配信処理者、配信宛先、配信時刻などをログファ
イルに保存する。
【0172】ステップ4215では、ユーザからの印刷
処理要求の有無に応じて分岐する。ステップ4216で
は、印刷処理があれば、選択された受信データを印刷す
る。
【0173】このとき、ログ情報として印刷を行ったM
FD、印刷依頼者、印刷部数、印刷時刻等をログファイ
ルに保存する。印刷がMFD1010あるいは1011
により行われた場合には、ログデータの保存先は、サー
バ1001の文書ログデータ領域であることが望まし
く、その場合にはサーバ1001にログデータ保存の要
求を発行することになる。
【0174】ステップ4220では、アプリケーション
の終了要求を見ており、終了要求がなければステップ4
220に戻り、再度サーバ1001のデータをダウンロ
ードし、配信された文書の有無等のステータスの確認を
行う。
【0175】ステップ4221は、ステップ4220で
アプリケーションの終了要求があった場合の処理で、サ
ーバ1001との切断処理を行い、処理を終了させる。
【0176】以上のように、本実施形態の文書配信シス
テムによれば、サーバ1001からの要求に応じてMF
Dで遂行されたジョブの履歴を全てサーバに保存してお
くことができる。また、クライアントからの要求による
文書の印刷等の履歴もサーバに保存できる。
【0177】さらに、ユーザをグループ分けし、グルー
プ毎に文書を配信することができる。
【0178】なお、本実施形態のシステム構成において
も、第1、第2の実施形態の処理を行うことは言うまで
もない。
【0179】以上説明したように本実施形態によれば、
プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能等を有す
るマルチファンクションデバイスをネットワーク上に配
置し、当該デバイスをスタンドアローンで使用できるだ
けでなく、ネットワーク上の各クライアントから、当該
デバイスの有するこれらの機能を有効に活用できるよう
な文書配信システムを提供することが可能になった。
【0180】さらに、各ユーザに関する文書データ等を
サーバに一元管理することにより、文書データに対する
管理機能(検索、OCR解析等)を容易に拡張すること
が可能になっている。
【0181】また、各ユーザは、任意の場所から自分の
データ、ならびに、共有化されたデータをアクセス可能
となっている。
【0182】また、各ユーザは、マルチファンクション
デバイスを従来のファクシミリ装置と同様に操作部を操
作して使う場合にも、コンピュータで作成したアドレス
データを使用可能になりユーザの使い勝手が向上する。
【0183】さらに、単独で操作可能なマルチファンク
ションデバイスが接続されたネットワークシステムにお
いて、このマルチファンクションデバイスを単独で操作
して行った通信の履歴を、ネットワーク上の端末から参
照可能となる。
【0184】更に、単独で操作可能なマルチファンクシ
ョンデバイスが接続されたネットワークシステムにおい
て、このマルチファンクションデバイスを単独で操作し
て通信を行う際に、ネットワーク上の端末に格納された
アドレス等のデータを参照して通信を行うことができ
る。
【0185】また、使用するユーザ毎にマルチファンク
ションデバイスの設定データを入れ替えるため、デバイ
スで、ユーザごと設定データをすべて保持する必要がな
くデータ保持用のメモリ量を削減できる。
【0186】更に、ネットワークに接続されたマルチフ
ァンクションデバイスを用いた処理の履歴を記録として
残すことができる。
【0187】また、ユーザ毎に区別して設定を行い、ロ
グインしたユーザの認証により異なる処理を行うので、
各ユーザの所望する処理を容易に行わせることができ
る。
【0188】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0189】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。これを達成するための構成は、MFDに関しては図
19に示した構成であり、CPU1901により、CD
ROM等のファイル格納デバイス1903からメモリ1
902にロードされたプログラムを実行して、図3,
4,5,13のフローチャートに示された手順を遂行す
る。なお、1901〜1904はリソース管理部200
1に含まれれる。
【0190】また、サーバ及びクライアントに関しては
図20の構成であり、これもまた、CPU2001によ
り、CDROM等のファイル格納デバイス2003から
メモリ2002にロードされたプログラムを実行して、
図10,12,17,18のフローチャートに示された
手順を遂行する。
【0191】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0192】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれる。
【0193】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0194】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能等を有する
マルチファンクションデバイスをネットワーク上に配置
し、当該デバイスをスタンドアローンで使用できるだけ
でなく、ネットワーク上の各クライアントから、当該デ
バイスの有するこれらの機能を有効に活用できるような
文書配信システムを提供することが可能になった。
【0195】さらに、各ユーザに関する文書データ等を
サーバに一元管理することにより、文書データに対する
管理機能(検索、OCR解析等)を容易に拡張すること
が可能になっている。
【0196】また、各ユーザは、任意の場所から自分の
データ、ならびに、共有化されたデータをアクセス可能
となっている。
【0197】また、各ユーザは、マルチファンクション
デバイスを従来のファクシミリ装置と同様に操作部を操
作して使う場合にも、コンピュータで作成したアドレス
データを使用可能になりユーザの使い勝手が向上する。
【0198】さらに、単独で操作可能な通信端末が接続
されたネットワークシステムにおいて、前記通信端末を
単独で操作して行った通信の履歴を、ネットワーク上の
端末から参照可能となる。
【0199】更に、単独で操作可能な通信端末が接続さ
れたネットワークシステムにおいて、前記通信端末を単
独で操作して通信を行う際に、ネットワーク上の端末に
格納されたアドレス等のデータを参照して通信を行うこ
とができる。
【0200】また、使用するユーザ毎にデータ通信端末
の設定データを入れ替えるため、デバイスで、ユーザご
と設定データをすべて保持する必要がなくデータ保持用
のメモリ量を削減できる。
【0201】更に、ネットワークに接続された多機能端
末を用いた処理の履歴を記録として残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2実施形態における文書配信システ
ムの構成図である。
【図2】マルチファンクションデバイスのブロック構成
図である。
【図3】第1及び第3の実施形態におけるマルチファン
クションデバイスにおける処理フローチャートである。
【図4】マルチファンクションデバイスにおけるファク
シミリ送信処理フローチャートである。
【図5】マルチファンクションデバイスにおけるコピー
処理フローチャートである。
【図6】文書配信管理サーバのブロック構成図である。
【図7】文書配信管理サーバの文書処理ジョブ群の例を
示す図である。
【図8】第1及び第2実施形態における文書配信管理サ
ーバのデータベース構成図である。
【図9】第1実施形態における文書配信管理サーバを介
したデータフローチャートである。
【図10】文書配信管理サーバにおける基本処理フロー
チャートである。
【図11】クライアント側のブロック構成図である。
【図12】クライアント側の処理フローチャートであ
る。
【図13】第2実施形態におけるマルチファンクション
デバイスにおける処理フローチャートである。
【図14】第3実施形態における文書配信システムの構
成図である。
【図15】第3実施形態における文書配信管理サーバの
データベース構成図である。
【図16】第3実施形態における文書配信管理サーバを
介したデータフローチャートである。
【図17】第3実施形態における文書配信管理サーバに
よる文書配信処理のフローチャートである。
【図18】第3実施形態における文書配信クライアント
による文書配信処理のフローチャートである。
【図19】マルチファンクションデバイスを構成する他
のブロック図である。
【図20】サーバあるいはクライアントを構成する他の
ブロック図である。
【図21】クライアントアプリケーションの表示例であ
る。
【図22】手動配信アプリケーションの表示例である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続する接続手段と、 ジョブを実行する処理手段と、 前記処理手段によるジョブの実行をマニュアル指示する
    ための操作部と、 前記処理手段により実行したジョブの結果を示す情報を
    前記接続手段を介してネットワーク上の端末に転送する
    か否かをユーザ毎に設定する設定手段と、 前記操作部により指示を行ったユーザを判定する判定手
    段と、 前記設定手段による設定及び前記判定手段による判定に
    応じて、前記処理手段で処理したジョブの結果を示す情
    報を、前記接続手段を介してネットワーク上の端末に転
    送するか否かを制御する制御手段とを備えることを特徴
    とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョブの結果は前記処理手段により
    実行されたジョブの内容を示すことを特徴とする請求項
    1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ジョブの結果は前記処理手段により
    処理されたジョブに係る画像データであることを特徴と
    する請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を読み取るリーダを更に備え、
    前記処理手段は前記リーダから出力される画像データを
    処理することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理
    装置。
  5. 【請求項5】 電話回線と接続する第2接続手段を更に
    備え、前記処理手段は前記リーダから出力される画像デ
    ータを前記第2接続手段を介して送信することを特徴と
    する請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 画像をプリントするプリンタを更に備
    え、前記処理手段は前記リーダから出力される画像デー
    タに基づく画像を前記プリンタによりプリントすること
    を特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段でジョブを実行させる際に
    用いるべき設定データを前記接続手段を介して接続され
    ている端末から受信する受信手段を更に備え、前記処理
    手段は受信手段で受信した設定データに基づきジョブを
    実行することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理
    装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも、電話回線を介してデータを
    受信するデータ通信装置及び複数のクライアントを有す
    るLANと接続する接続手段と、 前記データ通信装置が電話回線を介して受信したデータ
    をLANを介して受信する受信手段と、 前記受信手段で受信したデータを、前記接続手段を介し
    て接続されているクライアントに配信する配信手段と、 前記配信手段による配信結果を示す情報をクライアント
    毎に区別して蓄積する蓄積手段とを備えることを特徴と
    するデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記配信手段は、前記受信手段で受信し
    たデータに応じて自動的に配信することを特徴とする請
    求項8に記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記配信手段は、前記受信手段で受信
    したデータを手動操作に基づいて配信することを特徴と
    する請求項8に記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 前記蓄積手段は、配信結果を示す情報
    を、クライアント毎に区別して蓄積すると共に複数のク
    ライアントで強要できるエリアにも蓄積することを特徴
    とする請求項8に記載のデータ処理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続されたデータ処理
    装置の制御方法であって、 データ処理装置の操作部からの操作に基づき、データ処
    理装置が実行した結果を示す情報をネットワーク上の端
    末に転送させるか否かをユーザ毎に設定する設定工程
    と、 操作部から指示を行ったユーザを判定する判定工程と、 前記設定工程における設定及び前記判定工程における判
    定に応じて、データ処理装置が操作部からの指示に基づ
    き実行したジョブの結果を示す情報をネットワーク上の
    端末に転送するか否かを制御する制御工程とを備えるこ
    とを特徴とするデータ処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも、電話回線を介してデータ
    を受信するデータ通信装置及び複数のクライアントを有
    するLANに接続されるデータ処理装置の制御方法であ
    って、 データ通信装置が電話回線を介して受信したデータをL
    ANを介して受信する受信工程と、 前記受信工程で受信したデータを、LAN上のクライア
    ントに配信する配信工程と、 前記配信工程による配信結果を示す情報をクライアント
    毎に区別して蓄積する蓄積工程とを備えることを特徴と
    するデータ処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続されたデータ処理
    装置を制御するためのプログラムを記録したコンピュー
    タ可読の記憶媒体であって、前記プログラムは、 データ処理装置の操作部からの操作に基づき、データ処
    理装置が実行した結果を示す情報をネットワーク上の端
    末に転送させるか否かをユーザ毎に設定する設定工程
    と、 操作部から指示を行ったユーザを判定する判定工程と、 前記設定工程における設定及び前記判定工程における判
    定に応じて、データ処理装置が操作部からの指示に基づ
    き実行したジョブの結果を示す情報をネットワーク上の
    端末に転送するか否かを制御する制御工程との各工程の
    コードを含むことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 少なくとも、電話回線を介してデータ
    を受信するデータ通信装置及び複数のクライアントを有
    するLANに接続されるデータ処理装置を制御するため
    のプログラムを記録したコンピュータ可読の記憶媒体で
    あって、前記プログラムは、 データ通信装置が電話回線を介して受信したデータをL
    ANを介して受信する受信工程と、 前記受信工程で受信したデータを、LAN上のクライア
    ントに配信する配信工程と、 前記配信工程による配信結果を示す情報をクライアント
    毎に区別して蓄積する蓄積工程との各工程のコードを含
    むことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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