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JP2001103233A - 情報入出力システム、移動体通信端末および入出力制御装置 - Google Patents

情報入出力システム、移動体通信端末および入出力制御装置

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Publication number
JP2001103233A
JP2001103233A JP2000216600A JP2000216600A JP2001103233A JP 2001103233 A JP2001103233 A JP 2001103233A JP 2000216600 A JP2000216600 A JP 2000216600A JP 2000216600 A JP2000216600 A JP 2000216600A JP 2001103233 A JP2001103233 A JP 2001103233A
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Japan
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Takahiro Mizuguchi
貴裕 水口
Toshio Shiina
敏雄 椎名
Kyoji Kunitomo
享二 国友
Hiroki Uchiyama
博喜 内山
Takahiro Asai
貴浩 浅井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体通信端末の使用者が、各種サービスを
提供するホストコンピュータ内の情報を容易にアクセス
可能とし、さらに、該端末の操作により入出力制御装置
の使用者を認証後、該情報を容易に入出力可能な情報入
出力システムを得ること。 【解決手段】 移動体通信端末1と、無線伝送路を介し
て端末1との通信を行い、端末1の使用者に提供可能な
サービスに関するデータベースを備えるホストコンピュ
ータ4と、前記使用者が各種サービスの提供を受けられ
る契約者かどうかを確認する入出力用ゲートウェイサー
バ5と、前記データベースからのデータを、既知の回線
を介して受け取り、出力する入出力制御装置6と、を備
える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信端末を
利用し、使用者がホストコンピュータから情報を出力可
能な情報入出力システムに関するものであり、より詳細
には、本人を認証後、情報を入出力可能な情報入出力シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の情報入出力システムについ
て説明する。近年、ノートパソコンおよびPDA(Pers
onal Digital Assistants)等の携帯情報端末、PHS
(Personal Handy-Phone System)および携帯電話等の
移動体通信端末の普及により、使用場所に左右されるこ
となく、文書の作成処理や、電子メール等の通信処理を
容易に行えるようになった。また、これらの端末におい
ては、備えられた通信機能を利用することにより、ネッ
トワーク(通信回線)を介して通信事業者から各種サー
ビス(銀行の各種サービス(残高照会、振込、振替)、
各種チケットの予約、航空券予約等)の提供をうけるこ
とができる。
【0003】しかしながら、従来の携帯情報端末では、
作成した文書や上記各種サービスにより得られた情報の
印刷出力を行うプリンタについては、装備しておらず、
たとえば、移動中に印刷出力を容易に行うことができな
かった。そこで、最近では、携帯情報端末の使用者が、
出先(移動先)の指定場所(プリンタ)に、所望の情報
を印刷出力可能な情報入出力システムが提案されてい
る。
【0004】たとえば、図34は、特開平10−222
527に記載された情報入出力システムにおける情報出
力処理を示すフローチャートである。ここでは、PD
A、および出先の指定場所に所望の情報を印刷出力する
サービスを提供するサービスセンター間の処理が示され
ている。なお、図34では、特に旅行情報サービスの提
供を受ける場合について記載されている。
【0005】まず、PDAの使用者は、端末の入力操作
により、各種サービスの中から旅行情報サービスを選択
する(ステップS201)。そして、PDAから使用者
の移動先情報、すなわち、出発地、目的地、交通手段、
およびデータ出力先等を示す検索出力依頼データを入力
し(ステップS202)、この検索出力依頼データに関
する検索出力要求情報をサービスセンターに送信する
(ステップS203)。
【0006】一方、サービスセンターでは、上記検索出
力要求情報を受け取り(ステップS211)、まず、交
通手段を確認する(ステップS212)。たとえば、交
通手段が自動車である場合(ステップS212,車)、
サービスセンターでは、同時に受け取る出発地および目
的地の情報に基づいて、たとえば、既存のデータベース
から地図情報を検索し、道路地図を編集する(ステップ
S213)。また、交通手段が電車である場合(ステッ
プS212,鉄道)、サービスセンターでは、同時に受
け取る出発地および目的地の情報に基づいて、既存のデ
ータベースから時刻表情報を検索し、出発地から目的地
までの鉄道時刻表を編集する(ステップS214)。
【0007】つぎに、サービスセンターでは、ステップ
S213およびステップS214にて編集した情報に付
帯する情報を作成する処理を行う(ステップS21
5)。ここでは、たとえば、目的地近隣の観光に関する
情報や天候情報等を作成する。そして、ここまでに作成
された情報を出力する場所(プリンタまたはPDAの表
示画面等)を、使用者から指定されるデータ出力先に基
づいて(ステップS204)指定する処理を行う(ステ
ップS216)。
【0008】たとえば、PDAの表示画面が指定された
場合(ステップS204,自機、ステップ216,PD
A)、サービスセンターでは、先に作成した情報をPD
Aに送信し(ステップS217)、PDAでは、その情
報を表示画面に出力する(ステップS205)。
【0009】一方、プリンタが指定された場合(ステッ
プS204,他のプリンタ、ステップS216,他のプ
リンタ)、サービスセンターでは、データベースに格納
されているプリンタが設置されている各種施設(たとえ
ば、コンビニ、ガソリンスタンド、SA、高速道路の料
金所等)を検索して出力先候補リストを生成し、そのリ
ストをPDAに送信する(ステップS218)。つぎ
に、PDAでは、そのリストを表示画面に表示し(ステ
ップS206)、使用者は、その中から出力先を選択し
て、出力先指定情報をサービスセンターに送信する(ス
テップS207)。最後に、サービスセンターでは、上
記出力先指定情報を受け取り(ステップS219)、指
定された出力先のプリンタに、先に作成しておいた地図
または時刻表等の情報を印刷出力させる制御を行う(ス
テップS220)。
【0010】このように、従来の情報入出力システムで
は、携帯情報端末(PDA等)の使用者が移動する場合
においても、サービスセンターから提供されるサービス
により、移動先の変更にあわせて出力先を選択的に変更
することができ、所望の情報を、指定場所に設置された
プリンタに容易に印刷可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の情報入出力システムにおいては、出力対象のプリ
ンタ等の入出力制御装置にて本人認証を行っていないた
め、この端末(携帯情報端末、PHS、携帯電話等の移
動体通信端末)の操作により誰もが印刷可能となる。す
なわち、移動体通信端末の使用者が、本来の端末の持ち
主かどうかがわからないため、情報の安全性(セキュリ
ティ)について信頼性を確保できない、という問題があ
った。
【0012】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、移動体通信端末の使用者が、各種サービスを提供す
るホストコンピュータ内の情報を容易にアクセス可能と
し、さらに、該端末の操作により入出力制御装置の使用
者を認証後、該情報を容易に入出力可能な情報入出力シ
ステムを得ることを目的とする。
【0013】また、本発明は、移動体通信端末の使用者
が、インターネット上にあるコンテンツを、インターネ
ットに接続されているプリンタサーバやファクシミリサ
ーバを介して任意のプリンタやファクシミリに出力する
ことができる情報入出力システムを提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、請求項1に係る情報入出力シス
テムにあっては、移動体通信端末(後述する実施の形態
の端末1に相当)と、無線伝送路を介して前記端末との
通信を行い、前記端末の使用者に提供可能なサービスに
関するデータベースを備え、前記使用者が前記各種サー
ビスの提供を受けられる契約者かどうかを確認するサー
ビス提供手段(ホストコンピュータ4、入出力用ゲート
ウェイサーバ5に相当)と、前記サービス提供手段から
のデータを、既知の回線を介して受け取り、出力する入
出力制御装置(入出力制御装置6に相当)と、を備え、
前記端末と前記サービス提供手段との通信を確立後、前
記端末からの操作で、前記データベース内のデータを読
み出し、該データの出力を希望する前記入出力制御装置
に対して認証コードを入力し、前記サービス提供手段に
て前記サービスの提供を受けられる契約者として認証さ
れた場合に、前記入出力制御装置が所定のタイミングで
該データを受け取り、その後、出力するものである。
【0015】すなわち、たとえば、端末の操作またはキ
ーボードの操作で、入出力制御装置に対して認証コード
を入力することにより、特定の認証コードを知る端末の
使用者だけが、サービス提供手段に保管された所望のデ
ータを出力する。すなわち、端末の使用者が、端末の持
ち主(契約者)である場合にだけ所望のデータを出力さ
せることができるため、従来と比較して、情報の安全性
(セキュリティ)について、高い信頼性が確保される。
【0016】また、請求項2に係る情報入出力システム
にあっては、移動体通信端末(端末1aに相当)と、無
線伝送路を介して前記端末との通信を行い、前記端末の
使用者に提供可能なサービスに関するデータベースを備
えたサービス提供手段(ホストコンピュータ4aに相
当)と、前記端末の使用者が前記各種サービスの提供を
受けられる契約者かどうかを確認する確認手段(入出力
用ゲートウェイサーバ5aに相当)と、前記サービス提
供手段内のデータを前記端末から受け取り、出力する入
出力制御装置(入出力制御装置6に相当)と、を備え、
前記端末と前記サービス提供手段との通信を確立後、前
記端末からの操作で、前記データベース内のデータを読
み出し、該データの出力を希望する前記入出力制御装置
に対して認証コードを入力し、前記確認手段にて前記サ
ービスの提供を受けられる契約者として認証された場合
に、前記入出力制御装置が所定のタイミングで該データ
を受け取り、その後、出力するものである。
【0017】すなわち、端末の操作で、入出力制御装置
に対して認証コードを入力することにより、特定の認証
コードを知る端末の使用者だけが、端末を経由して所望
のデータを出力する。すなわち、端末の使用者が、端末
の持ち主(契約者)である場合にだけ所望のデータを出
力させることができるため、従来と比較して、情報の安
全性(セキュリティ)について、より高い信頼性が確保
される。
【0018】また、請求項3に係る情報入出力システム
において、前記入出力制御装置は、前記認証後、出力コ
マンドが入力された時点で、前記データを受け取り、そ
の後、出力するものである。
【0019】すなわち、たとえば、端末またはキーボー
ドからの本人IDが入出力制御装置に入力され、本人認
証後、端末の使用者が出力コマンド(出力ジョブコー
ド)を送信することにより、入出力制御装置が出力制御
を行う。そのため、出力が必要なときにだけ出力ジョブ
コードを送信することとなる。
【0020】また、請求項4に係る情報入出力システム
にあっては、予め所定の金額の入金しておく現金回収装
置や、ICカードや磁気カードの電子マネーを用いて課
金処理を行うものである。
【0021】すなわち、課金処理において、たとえば、
予め所定の金額の入金しておく現金回収装置や、電子マ
ネーを用いることにより、課金を確実に行うことができ
る。
【0022】また、請求項5に係る情報入出力システム
にあっては、前記端末に前記入出力制御装置の設置場所
への道順を表示するものである。
【0023】すなわち、前記端末の表示画面に地図が表
示されるため、効率良く近隣に設置された入出力制御装
置を特定することができる。
【0024】また、請求項6に係る情報入出力システム
にあっては、契約者に提供可能なサービスに関するデー
タベースを備え、該データベースへアクセスを行った人
が前記各種サービスの提供を受けられる契約者かどうか
を確認するサービス提供手段(ホストコンピュータ4、
入出力用ゲートウェイサーバ5に相当)と、前記サービ
ス提供手段からのデータを受け取り、出力する入出力制
御装置(入出力制御装置6に相当)と、を備え、前記入
出力制御装置からの操作で、前記データベース内のデー
タを読み出し、該データの出力を希望する前記入出力制
御装置に対して認証コードを入力し、前記サービス提供
手段にて前記サービスの提供を受けられる契約者として
認証された場合に、前記入出力制御装置が該データを受
け取り、その後、出力するものである。
【0025】すなわち、キーボードの操作で、入出力制
御装置に対して認証コードを入力することにより、特定
の認証コードを知る入出力制御装置の使用者だけが、サ
ービス提供手段内のデータを出力する。すなわち、入出
力制御装置の使用者が、サービス提供手段内のデータを
アクセス可能な契約者である場合にだけ所望のデータを
出力させることができるため、情報の安全性(セキュリ
ティ)について、高い信頼性が確保される。
【0026】また、請求項7に係る情報入出力システム
にあっては、データ入力用の装置で取り込んだデータを
入力可能とし、内部に取り込まれたデータをデータ出力
用の装置に出力可能とする複数の入出力制御装置(入出
力制御装置6a,6bに相当)と、前記複数の入出力制
御装置の使用者が、複数の入出力制御装置間の通信が可
能な契約者かどうかを確認する確認手段(入出力ゲート
ウェイサーバ5に相当)と、を備え、出力を希望するあ
る特定の入出力制御装置に対して認証コードを入力し、
前記確認手段にて入出力制御装置間の通信が可能な契約
者として認証された場合に、所望の入出力制御装置から
データを受け取り、その後、出力するものである。
【0027】すなわち、キーボードの操作で、入出力制
御装置に対して認証コードを入力することにより、特定
の認証コードを知る入出力制御装置の使用者だけが、他
の入出力制御装置内のデータを出力する。すなわち、特
定の入出力制御装置の使用者が、他の入出力制御装置内
のデータをアクセス可能な契約者である場合にだけ所望
のデータを出力させることができるため、情報の安全性
(セキュリティ)について、高い信頼性が確保される。
【0028】また、請求項8に係る情報入出力システム
にあっては、前記出力されるデータが、新聞または出版
物に関するデータであるものである。すなわち、入出力
制御装置では、出力のための外部機器として、たとえ
ば、プリンタや記憶装置(メモリ)を備えることにな
る。
【0029】また、請求項9に係る情報入出力システム
にあっては、前記出力されるデータが、音源データであ
るものである。すなわち、入出力制御装置では、出力の
ための外部機器として、たとえば、音源データ再生装置
や記憶装置(メモリ)を備えることになる。
【0030】また、請求項10に係る情報入出力システ
ムにあっては、前記出力されるデータが、静止画像デー
タおよび動画データであるものである。すなわち、入出
力制御装置では、出力のための外部機器として、たとえ
ば、カラープリンタ、デジタルカメラ、記憶装置(メモ
リ)を備えることになる。
【0031】また、請求項11に係る移動体通信端末に
あっては、データの出力を希望する入出力制御装置に対
して、使用者を認証するための認証コードを、無線伝送
路を介してまたは既知のケーブルを用いて、入力するも
のである。すなわち、端末の操作で、入出力制御装置に
対して認証コードを入力する。そのため、端末の使用者
が、端末の持ち主(契約者)である場合にだけ所望のデ
ータを出力させることができる。
【0032】また、請求項12に係る入出力制御装置に
あっては、移動体通信端末から、出力コマンドが入力さ
れた時点で、データを受け取り、同時に、予め所定の金
額の入金しておく現金回収装置や、ICカードや磁気カ
ードの電子マネーを用いて課金処理を開始するものであ
る。すなわち、課金処理において、たとえば、予め所定
の金額の入金しておく現金回収装置や、電子マネーを用
いることにより、課金を確実に行うことができる。
【0033】また、請求項13に係る情報入出力システ
ムは、インターネット(106)に接続でき、プリント
すべきコンテンツを特定するドキュメントIDおよび印
刷する装置(ファクシミリ110,プリンタ112に相
当)を特定する印刷出力先IDを少なくとも含むプリン
ト要求データを送出する端末(端末1、すなわち携帯電
話やPDAなどの移動体通信端末)と、インターネット
(106)に接続されたプリント要求管理サーバ(10
5),プリンタサーバ(108,108’),およびフ
ァクシミリサーバ(107,107’)と、前記プリン
タサーバ(108,108’)に接続されたプリンタ
(112)と、前記ファクシミリサーバ(107,10
7’)に接続されたファクシミリ(110)からなり、
プリント要求管理サーバ(105)は、端末(1)から
送信されたプリント要求データに含まれる「印刷出力先
ID」を解析して得られた出力先に従って適当なファク
シミリサーバまたはプリンタサーバへ印刷要求を送信す
ることを特徴とするものである。例えば、出力先のファ
クシミリ番号の市外局番に従って近いファクシミリサー
バを選択する。または出力先のプリンタのドメイン名、
IPアドレスに従って同じあるいは近いドメイン内にあ
るプリンタサーバを選択する。
【0034】また、請求項14に係る情報入出力システ
ムは、前記プリント要求管理サーバが課金情報を管理す
る。課金情報は、例えば当該情報入出力システムの使用
料、コンテンツの著作権に対する使用料、出力装置へデ
ータを送信する際の通信料などである。課金方法は定額
制度、従量制度のいずれの方式でも構わない。
【0035】プリント要求管理サーバは、プリント要求
データに含まれる「ドキュメントID」に関連付けられた
課金情報、例えばコンテンツの著作権に対する使用料等
が存在する場合は、その課金情報をプリント要求データ
と関連付けてこれを保持する。またファックスサーバへ
印刷指示を行った後、ファックスサーバが送信ステータ
スとして「成功」を返した場合は、ファックス通信に関
する課金情報、例えば通話料をプリント要求データと関
連付けてこれを保持する。あるいはファックスサーバが
送信ステータスとして「失敗」を返した場合には、当印
刷要求に関する課金情報を破棄する。このとき情報入出
力システムの利用料等、当印刷要求と直接関連のない課
金情報は破棄してもしなくてもよい。
【0036】また、請求項15に係る情報入出力システ
ムは、前記ファクシミリサーバ(107など)およびプ
リンタサーバ(108など)が受信したプリント要求デ
ータに含まれる「ドキュメントID」を解析し、当該フ
ァクシミリサーバまたはプリンタサーバ内に含まれるデ
ータであればそれを取得し、なければインターネット
(106)上のデータを取得することを特徴とするもの
である。
【0037】例えば、ドキュメントIDがURLの場
合、“http://”で始まればインターネット上を検索
し、データを取得する。“file:/”で始まれば、サーバ
自身の持つデータ保持部(ディスク)等からデータを取
得する。
【0038】また、請求項16に係る情報入出力システ
ムにおいては、前記ファクシミリサーバ(107など)
または前記プリンタサーバ(108など)が、取得した
データを変換した後にファクシミリまたはプリンタへ送
信することを特徴とするものである。例えば、ファクシ
ミリサーバの場合、得られたHTML(ハイパーテキス
ト)ファイル、画像ファイル等をG3ファックス形式に
変換する。
【0039】また、請求項17に係る情報入出力システ
ムは、前記プリンタ要求データがさらに「印刷時刻」を
含み、プリント要求管理サーバ(105)が該「印刷時
刻」に従って、プリント要求をファクシミリサーバ(1
07など)またはプリンタサーバ(108など)へ送信
することを特徴とするものである。
【0040】プリント要求管理サーバ(105)が指定
された「印刷時刻」に、「印刷時刻」を「ただちに」と
してファックスサーバあるいはプリンタサーバへ送信す
る方法と、プリント要求管理サーバが「印刷時刻」を含
む印刷指示をファックスサーバあるいはプリンタサーバ
へ送信し、印刷指示を受信したファックスサーバあるい
はプリンタサーバが指示された「印刷時刻」にファック
スあるいはプリンタへの印刷を開始する方法がある。
【0041】また、請求項18に係る情報入出力システ
ムにおいては、前記プリンタサーバ(108など)がフ
ァイヤウォール(防火壁)により保護されているLAN
内に存在し、プリント要求管理サーバ(105)が、防
火壁を通過できるプロトコル形式(例えば、電子メー
ル)でプリント要求を送信することを特徴とするもので
ある。
【0042】また、請求項19に係る情報入出力システ
ムにおいては、印刷出力先のファクシミリ(110)か
らファクシミリサーバ(107など)へ回線を確保した
後に、該ファクシミリサーバ(107など)により当該
ファクシミリ(110)へ印刷データを送信することを
特徴とするものである。これにより、印刷先のファクシ
ミリに課金することができる。
【0043】また、請求項20に係る情報入出力システ
ムにおいては、ファクシミリサーバ(107など)ある
いはプリンタサーバ(108など)が、プリント要求デ
ータ内の「印刷出力先ID」を解析し、該解析結果に従
って出力すべきファクシミリ(110)を選択すること
を特徴とするものである。これは、例えばインターネッ
トファクシミリに対応するものである。その他は電話回
線網を使用する。
【0044】また、請求項21に係る情報入出力システ
ムにおいては、ファクシミリサーバ(107など)ある
いはプリンタサーバ(108など)が、プリント要求デ
ータ内の「ドキュメントID」で示されるドキュメント
のデータの全部あるいは一部を取得し、そのドキュメン
トデータ内に「出力用ドキュメントID」が指定されて
いるかどうかを解析する。解析の結果、ドキュメント内
に「出力用ドキュメントID」が指定されている場合に
は、「ドキュメントID」で指定されたドキュメントの
代わりに「出力用ドキュメントID」で指定された出力
用代替データを出力する。
【0045】また、請求項22に係る端末は、インター
ネットに接続でき、出力すべきドキュメントを特定する
ドキュメントIDおよび出力先装置を特定する出力先I
Dを少なくとも含むプリント要求データを送出するよう
にしたものである。これによって、端末の操作により、
所望のドキュメントを所望の出力先装置に出力すること
が可能になる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の情報入出力シス
テムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。な
お、この実施の形態により本発明が限定されるものでは
ない。
【0047】<実施の形態1>図1は、本発明にかかる
情報入出力システムの実施の形態1の構成を示す図であ
る。図1において、1は、表示画面の操作により、各種
サービスを提供するホストコンピュータの情報を容易に
アクセス可能とし、さらに、操作を行う使用者が、該情
報をアクセス可能な使用者かどうかを認証するための認
証コードを後述する入出力制御装置に対して送信する、
携帯情報端末、PHS、および携帯電話等の移動体通信
端末(以降、単に端末1と呼ぶ)である。なお、ここで
いう携帯電話は、たとえば、FDMA(Frequency Divi
sion Multiple Access)、TDMA(Time Division Mu
ltiple Access)、またはCDMA(Code Division Mul
tiple Access)の通信方式を採用したものである。
【0048】また、2は無線伝送路を介して端末1との
通信を行う無線基地局(以降、単に基地局2と呼ぶ)で
あり、3は端末1からの発信先に応じて接続先を割り振
る移動通信制御局(または移動通信制御局内のコンピュ
ータ)であり、4は端末1の使用者に提供可能なサービ
スに関するデータベースを備えたホストコンピュータで
あり、5はホストコンピュータ4からのデータを保管し
てそのデータを回線接続(一般電話回線、ISDN回
線、専用線等)された外部機器に送信する入出力用ゲー
トウェイサーバであり、6は入出力用ゲートウェイサー
バ5からのデータに基づいて外部装置(プリンタ等)を
制御する入出力制御装置である。
【0049】なお、本実施の形態の入出力制御装置6に
おいて、「入力」とは、スキャナおよびデジタルカメラ
等の入力装置や、有線または無線を利用した外部の通信
機器等、からの情報の入力を示すものであり、「出力」
とは、プリンタ、記録媒体、画像処理装置、音源データ
再生装置、および有線または無線を利用した外部の通信
機器等、への情報の出力を示すものである。また、上記
ホストコンピュータ4からのデータは、テキストデータ
(新聞または出版物等)、バイナリデータ、ファックス
データ、画像データ(写真、ビデオ映像等)、または音
源データ等である。また、入出力制御装置6は、移動可
能な端末1に対応して複数の場所に設置されていること
から、本実施の形態では、移動先の変更にあわせて近隣
の入出力制御装置に所望のデータを出力する。
【0050】また、図2は、上記入出力制御装置6内の
詳細な構成、および入出力制御装置6周辺の構成を示す
図である。図2において、61は入出力制御装置6の動
作を制御する制御部であり、62は入出力用ゲートウェ
イサーバ5との送受信を行う通信インターフェースであ
り、63はFDおよびMO等にデータを記憶するための
書込/読出インターフェースであり、64は端末1との
通信を行う携帯用インターフェースであり、65はプリ
ンタ(またはその他の情報出力用の外部機器)に接続さ
れるプリンタインターフェースであり、66はスキャナ
(またはその他の情報入力用の外部機器)に接続される
スキャナインターフェースである。
【0051】以下、上記のように構成される情報入出力
システムの動作を図3、図4、図5、および図6にした
がって説明する。なお、図3は、端末1の処理フローチ
ャート(第1次制御および第2次制御に対応)を示す図
であり、図5は、情報入出力システムにおける第1次制
御および第2次制御の動作を示す図である。具体的にい
うと、ここでは、端末1の使用者が、表示画面を操作す
ることにより、各種サービスを提供するホストコンピュ
ータ4内の情報を、入出力ゲートウェイサーバ5に送信
するまでの動作を示す。
【0052】また、図4は、端末1の処理(第3次制御
に対応)および課金処理のフローチャートを示す図であ
り、図6は、情報入出力システムにおける第3次制御の
動作を示す図である。具体的にいうと、ここでは、端末
1を操作することにより、端末1の使用者を認証後、入
出力ゲートウェイサーバ5に保管された情報を、入出力
制御装置6に送信し、入出力制御装置6が、受け取った
情報をプリンタ等の外部機器に出力するまでの動作を示
す。
【0053】まず、第1次制御として、たとえば、端末
1の使用者は、表示画面に表示されたメニューの中から
所望の処理(大項目:銀行へのアクセス、チケットまた
は航空券の購入等)を選択し(ステップS1)、つぎの
操作に移行する(ステップS2,Yes)。なお、つぎ
の操作に移行しない場合(ステップS2,No)は、こ
こで、処理を終了する。ここでは、端末1とホストコン
ピュータ4が基地局2および移動通信制御局を介して通
信を行うことになり、以降、端末1では、ホストコンピ
ュータ4の制御によるメニューを選択する。
【0054】つぎに、第2次制御として、たとえば、端
末1の使用者は、ホストコンピュータ4からの制御で表
示画面に表示されたメニューの中から所望の処理(小項
目:出力する情報および画面表示、または出力する情報
およびプリントアウト等)を選択し(ステップS3)、
つぎの操作に移行する(ステップS4,Yes)。
【0055】このとき、端末1からは、たとえば、選択
項目の1つである「プリントアウト」に対応する入出力
用ゲートウェイサーバ5のアドレスが送信される(ステ
ップS21)。そして、このアドレスを受け取ったホス
トコンピュータ4では、該アドレスに対応する入出力用
ゲートウェイサーバ5に対して、プリントアウトを行う
ときに必要となる出力ジョブコードを要求する(ステッ
プS22)。
【0056】その後、この要求を受け取った入出力用ゲ
ートウェイサーバ5では、プリントアウト処理に対応す
る出力ジョブコードを発行する(ステップS23)。出
力ジョブコードを受け取ったホストコンピュータ4で
は、たとえば、出力する情報が格納された場所を示すU
RL(Uniform Resource Locator)を、入出力用ゲート
ウェイサーバ5に対して送信する(ステップS24)。
そして、第2次制御の最後の処理として、入出力用ゲー
トウェイサーバ5では、URLに基づいて出力対象のデ
ータをデータベースから読み出し、そのデータを一時的
に保存し(ステップS25)、ホストコンピュータ4
は、端末1に対して、プリント枚数、データ量、および
出力ジョブコード等の情報を表示するための制御を行う
(ステップS26)。なお、ステップS4の処理におい
て、たとえば、操作を途中で停止するような場合(ステ
ップS4,No)には、ここで、処理を終了する。
【0057】つぎに、第3次制御として、端末1の使用
者は、端末1の操作またはキーボード13の操作によ
り、入出力制御装置6に対して、本人ID(たとえば、
暗証番号や自分の電話番号等)を入力する(ステップS
11,ステップS31)。このとき、入出力制御装置6
では、受け取った本人IDを入出力用ゲートウェイサー
バ5に送信する(ステップS32)。ここで、入出力用
ゲートウェイサーバ5は、受け取った本人IDと、内部
に予め登録してあるIDと、を比較し、一致した場合
(ステップS12,Yes)に、端末1の使用者が先に
保管しておいたデータをアクセス可能であることを認証
する(ステップS33)。なお、一致しない場合(ステ
ップS12,No)には、端末1にエラーを表示する制
御を行い(ステップS13)、再度、本人IDの入力処
理を行う(ステップS11)。
【0058】そして、入出力ゲートウェイサーバ5によ
る認証後、端末1の使用者は、先に第2次制御にて表示
された出力ジョブコードを、端末1の操作またはキーボ
ード13の操作により、入出力制御装置6に対して送信
する(ステップS14,ステップS34)。このとき、
入出力制御装置6では、受け取った出力ジョブコードを
入出力用ゲートウェイサーバ5に送信する(ステップS
35)。
【0059】ここで、入出力用ゲートウェイサーバ5
は、受け取った出力ジョブコードと、第2次制御にて受
け取った出力ジョブコードと、を比較し、一致した場合
(ステップS15,Yes)に、入出力制御装置6にて
出力処理に伴う課金処理を行う(ステップS17)。そ
して、第3次制御の最後の処理として、入出力制御装置
6では、先に入出力用ゲートウェイサーバ5に保管して
おいたデータを読み出し、最も近隣に設置されたプリン
タ等の外部機器に出力(印刷)する(ステップS18,
ステップS36)。なお、ここでは、最も近隣に設置さ
れたプリンタを特定するため、たとえば、端末1に設置
場所への道順を表示することとしてもよい。また、ステ
ップS15の処理において、一致しない場合(ステップ
S15,No)には、端末1にエラーを表示する制御を
行い(ステップS16)、再度、出力ジョブコードの入
力処理を行う(ステップS14)。
【0060】なお、本実施の形態においては、端末1の
操作およびキーボードの操作により本人IDの入力を行
ったが、これに限らず、たとえば、図2に示す磁気カー
ドやICカードを用いて本人IDの入力を行うこととし
てもよい。また、本実施の形態における課金処理は、た
とえば、予め所定の金額の入金しておく現金回収装置1
5を用いることとしてもよいし、電子マネーを用いるこ
ととしてもよい。また、本実施の形態における第2次制
御では、図6に示すとおり、URLに基づいて出力対象
のデータを入出力ゲートウェイサーバ5に取り込むが、
この方法に限らず、すなわち、URLによらず、たとえ
ば、図7に示すように、端末1からの操作により、直
接、ホストコンピュータ4が入出力用ゲートウェイサー
バ5に、出力対象のデータを送信する(ステップS2
7)こととしてもよい。また、移動通信制御局3および
ホストコンピュータ4については、一体型の構成であっ
てもよい。
【0061】以上、本実施の形態によれば、端末1の操
作およびキーボード13の操作で、入出力制御装置6に
対して本人IDを入力することにより、特定の本人ID
を知る端末1の使用者だけが、入出力用ゲートウェイサ
ーバ5に保管された所望のデータを出力(印刷)可能で
ある。すなわち、端末1の使用者が、端末1の持ち主
(契約者)である場合にだけ所望のデータを出力させる
ことができるため、従来と比較して、情報の安全性(セ
キュリティ)について、高い信頼性を確保することがで
きる。これにより、本実施の形態では、端末1の使用者
が、各種サービスを提供するホストコンピュータ4内の
情報を容易にアクセスすることができ、さらに、情報の
安全性を確保しつつ、該情報を容易に外部機器に出力さ
せることができる。
【0062】また、本実施の形態によれば、端末1また
はキーボード13からの本人IDが入出力制御装置6に
入力され、本人認証後、端末1の使用者が出力ジョブコ
ードを送信することにより、入出力制御装置6が出力制
御を行う。そのため、本実施の形態では、出力が必要な
ときにだけ出力ジョブコードを送信することとなり、そ
れに伴って、通信料金の無駄がなくなる。
【0063】また、本実施の形態によれば、課金処理に
おいて、たとえば、予め所定の金額の入金しておく現金
回収装置15や、電子マネーを用いることにより、課金
を確実に行うことができる。
【0064】<実施の形態2>図8は、本発明にかかる
情報入出力システムの実施の形態2の構成を示す図であ
る。図8において、1aは、実施の形態1と同様のもの
であり、表示画面の操作により、各種サービスを提供す
るホストコンピュータの情報を容易にアクセス可能と
し、さらに、操作を行う使用者が、該情報をアクセス可
能な使用者かどうかを認証するための認証コードを後述
する入出力制御装置に対して送信する、携帯情報端末、
PHS、および携帯電話等の移動体通信端末(以降、単
に端末1と呼ぶ)である。端末1aにおいて、実施の形
態1の端末1と異なる点は、たとえば、出力(印刷)処
理を行う場合、直接、ホストコンピュータから出力対象
のデータを受け取り、そのデータを入出力制御装置に送
信する点である。
【0065】また、4aは端末1の使用者に提供可能な
サービスに関するデータベースを備え、前記出力対象と
なるデータを、移動通信制御局3および基地局2を介し
て、端末1aに送信するホストコンピュータであり、5
aは回線接続(一般電話回線、ISDN回線、専用線
等)された入出力制御装置6との間で本人認証を行う入
出力用ゲートウェイサーバである。なお、その他の構成
については、先に説明した実施の形態1の構成と同様で
あるため、同一の符号を付して説明を省略する。
【0066】以下、上記のように構成される情報入出力
システムの動作を説明する。なお、第1次制御について
は、先に説明した実施の形態1と同様であるため、説明
を省略する。第2次制御として、たとえば、端末1aの
使用者は、ホストコンピュータ4aからの制御で表示画
面に表示されたメニューの中から所望の処理(小項目:
出力する情報および画面表示、または出力する情報およ
びプリントアウト等)を選択する。
【0067】このとき、端末1aからは、たとえば、選
択項目の1つである「プリントアウト」に対応するコマ
ンドが送信される。そして、このコマンドを受け取った
ホストコンピュータ4aでは、出力対象となるデータを
データベースから読み出し、端末1aに対して送信す
る。最後に、ホストコンピュータ4aは、端末1aに対
して、プリント枚数、およびデータ量等の情報を送信す
る。
【0068】つぎに、第3次制御として、端末1aの使
用者は、端末1aの操作またはキーボード13の操作に
より、入出力制御装置6に対して、本人ID(たとえ
ば、暗証番号や自分の電話番号等)を入力する。このと
き、入出力制御装置6では、受け取った本人IDを入出
力用ゲートウェイサーバ5aに送信する。ここで、入出
力用ゲートウェイサーバ5aは、受け取った本人ID
と、内部に予め登録してあるIDと、を比較し、一致し
た場合に、端末1aの使用者が先に保管しておいたデー
タをアクセス可能であることを認証する。なお、一致し
ない場合には、端末1aにエラーを表示する制御を行
い、再度、本人IDの入力処理を行う。
【0069】そして、入出力ゲートウェイサーバ5aに
よる認証後、端末1aの使用者は、先に第2次制御にて
保管しておいたデータを、端末1aの操作により、入出
力制御装置6に対して送信する。このとき、入出力制御
装置6では、出力処理に伴う課金処理(実施の形態1と
同様の方法で行う)を行う。その後、第3次制御の最後
の処理として、入出力制御装置6では、端末1aからの
データを、近隣に設置されたプリンタ等の外部機器に出
力(印刷)する。なお、本実施の形態においては、上記
に示す本人認証処理に限らず、たとえば、実施の形態1
にて説明した方法を用いて処理を行うこととしてもよ
い。
【0070】以上、本実施の形態によれば、端末1aの
操作で、入出力制御装置6に対して本人IDを入力する
ことにより、特定の本人IDを知る端末1aの使用者だ
けが、所望のデータを出力(印刷)可能である。すなわ
ち、端末1aの使用者が、端末1aの持ち主(契約者)
である場合にだけ所望のデータを出力させることができ
るため、従来と比較して、情報の安全性(セキュリテ
ィ)について、より高い信頼性を確保することができ
る。これにより、本実施の形態では、端末1aの使用者
が、各種サービスを提供するホストコンピュータ4a内
の情報を容易にアクセスすることができ、さらに、情報
の安全性を確保しつつ、該情報を容易に外部機器に出力
させることができる。
【0071】また、本実施の形態によれば、端末1aま
たはキーボード13からの本人IDが入出力制御装置6
に入力され、本人認証後、端末1aの使用者が所望のデ
ータを送信することにより、入出力制御装置6が出力制
御を行う。そのため、本実施の形態では、出力が必要な
ときにだけ所望のデータを送信することとなり、それに
伴って、通信料金の無駄がなくなる。
【0072】また、本実施の形態によれば、課金処理に
おいて、たとえば、予め所定の金額を入金しておく現金
回収装置15や、電子マネーを用いることにより、課金
を確実に行うことができる。
【0073】<実施の形態3>図9は、本発明にかかる
情報入出力システムの実施の形態3の構成を示す図であ
る。なお、図9に用いられている各部の動作について
は、先に説明した実施の形態1と同様であるため、同一
の符号を付して説明を省略する。
【0074】以下、上記のように構成される情報入出力
システムの動作を説明する。本実施の形態において、ホ
ストコンピュータ4内のデータを出力する場合は、ま
ず、入出力装置6が、キーボード13の操作により、入
出力用ゲートウェイサーバ5に対して、本人ID(たと
えば、暗証番号等)を入力する。このとき、入出力用ゲ
ートウェイサーバ5では、受け取った本人IDと、内部
に予め登録してあるIDと、を比較し、一致した場合
に、ホストコンピュータ1内のデータへのアクセスを認
証する。なお、一致しない場合には、入出力制御装置6
にエラーを表示する制御を行い、再度、本人IDの入力
処理を行う。
【0075】そして、入出力ゲートウェイサーバ5によ
る認証後、入出力制御装置6の使用者は、キーボード1
3の操作により、入出力用ゲートウェイサーバ5に対し
て所望のデータを要求する。ここで、入出力用ゲートウ
ェイサーバ5は、ホストコンピュータ内のデータを読み
出し、そのデータを入出力制御装置6に送信する制御を
行う。最後に、入出力制御装置6では、近隣に設置され
たプリンタ等の外部機器に受け取ったデータを出力(印
刷)する。なお、本実施の形態においては、キーボード
13の操作により本人IDの入力を行ったが、これに限
らず、たとえば、図2に示す磁気カードやICカードを
用いて本人IDの入力を行うこととしてもよい。
【0076】以上、本実施の形態によれば、キーボード
13の操作で、入出力制御装置6に対して本人IDを入
力することにより、特定の本人IDを知る入出力制御装
置6の使用者だけが、ホストコンピュータ4内のデータ
を出力(印刷)可能である。すなわち、入出力制御装置
6の使用者が、ホストコンピュータ4内のデータをアク
セス可能な契約者である場合にだけ所望のデータを出力
させることができるため、情報の安全性(セキュリテ
ィ)について、高い信頼性を確保することができる。こ
れにより、本実施の形態では、入出力制御装置6の使用
者が、各種サービスを提供するホストコンピュータ4内
の情報を容易にアクセスすることができ、さらに、情報
の安全性を確保しつつ、該情報を容易に外部機器に出力
させることができる。
【0077】<実施の形態4>図10は、本発明にかか
る情報入出力システムの実施の形態4の構成を示す図で
ある。なお、図10に用いられている入出力制御装置6
a,6bおよび入出力用ゲートウェイサーバ5の動作に
ついては、先に説明した実施の形態1と同様である。
【0078】以下、上記のように構成される情報入出力
システムの動作を説明する。ここでは、たとえば、スキ
ャナ12で取り込んだ入出力制御装置6b内のデータ
を、入出力制御装置6aにてプリントアウトする動作を
説明する。まず、入出力装置6aが、キーボード13の
操作により、入出力用ゲートウェイサーバ5に対して、
本人ID(たとえば、暗証番号等)を入力する。このと
き、入出力用ゲートウェイサーバ5では、受け取った本
人IDと、内部に予め登録してあるIDと、を比較し、
一致した場合に、入出力制御装置6b内のデータへのア
クセスを認証する。なお、一致しない場合には、入出力
制御装置6aにエラーを表示する制御を行い、再度、本
人IDの入力処理を行う。
【0079】そして、入出力ゲートウェイサーバ5によ
る認証後、入出力制御装置6aの使用者は、キーボード
13の操作により、入出力用ゲートウェイサーバ5に対
して所望のデータを要求する。ここで、入出力用ゲート
ウェイサーバ5は、入出力制御装置6b内のデータを読
み出し、そのデータを入出力制御装置6aに送信する制
御を行う。最後に、入出力制御装置6aでは、近隣に設
置されたプリンタ等の外部機器に受け取ったデータを出
力(印刷)する。なお、本実施の形態においては、キー
ボード13の操作により本人IDの入力を行ったが、こ
れに限らず、たとえば、図2に示す磁気カードやICカ
ードを用いて本人IDの入力を行うこととしてもよい。
【0080】以上、上記実施の形態によれば、キーボー
ド13の操作で、入出力制御装置6aに対して本人ID
を入力することにより、特定の本人IDを知る入出力制
御装置6aの使用者だけが、入出力制御装置6b内のデ
ータを出力(印刷)可能である。すなわち、入出力制御
装置6aの使用者が、入出力制御装置6b内のデータを
アクセス可能な契約者である場合にだけ所望のデータを
出力させることができるため、情報の安全性(セキュリ
ティ)について、高い信頼性を確保することができる。
これにより、本実施の形態では、入出力制御装置6aの
使用者が、入出力制御装置6b内の情報を容易にアクセ
スすることができ、さらに、情報の安全性を確保しつ
つ、該情報を容易に外部機器に出力させることができ
る。
【0081】<実施の形態5>図11は、本発明にかか
る情報入出力システムの実施の形態5の構成を示す図で
ある。図11において、101は表示画面の操作によ
り、指定したファクシミリまたはプリンタに指定したド
キュメントを出力させるコマンダとして機能する携帯電
話やPDA(Personal Digital Assistants)などの移
動体通信端末(以降、単に端末101と呼ぶ)であり、
実施の形態1における端末1と同様のものである。
【0082】102は無線パケット網、103はゲート
ウェイ、104はISP(InternetService Provide
r)、105はプリント要求管理サーバ、106はイン
ターネットなどのネットワーク、107および107’
はファクシミリサーバ、108および108’はプリン
タサーバ、109は公衆電話回線やISDN(Integrat
ed Services Digital Network)、110はファクシミ
リ装置、111はLAN(local Area Network)、11
2はプリンタ、113はファイアウォール(firewall:
防火壁)である。
【0083】なお、112はインターネットファクシミ
リであっても構わない。また、以降の実施の形態では端
末101を利用した例を示すが、端末は無線パケット網
に接続された移動体通信端末には限らず、ISP104
に接続されるパーソナルコンピュータやワークステーシ
ョン、モデムで接続されたPDA等の端末であっても構
わない。
【0084】本実施の形態においては、端末101の表
示画面を操作(データ入力/表示項目の選択など)し、
ドキュメントID,印刷出力先ID、印刷時刻などを含
むプリント要求データを生成してインターネットに送出
することによって、特定のコンテンツ(ドキュメント)
を、印刷出力先IDから得られた適当な出力先(プリン
タ,ファクシミリ,あるいはディスプレイなど)に、指
定された印刷日時にプリント出力することが可能にな
る。
【0085】以下、図面を用いて本実施の形態を詳細に
説明する。図12は、本実施例にかかるプリント要求管
理サーバ105の一構成例を示す図である。同図におい
て、1051はインターネット106を介してデータ
(ドキュメント)や制御信号を入出力するための入出力
部、1052は制御部、1053は各種ドキュメントな
どを保持するハードディスクやキャッシュなどからなる
データ保持部である。
【0086】制御部1052は、端末101からインタ
ーネット106を介して受信したプリント要求データに
基づいて、ユーザを識別するためのユーザIDの管理、
端末1から送出されたプリント要求データの管理、時刻
の管理、課金の管理、ユーザインタフェースの表示、プ
リント要求の入力、プリント要求送信先の決定、プリン
ト要求の送信、ステータスやログデータの受信などの制
御を行う。また、印刷出力先IDから求められたプリン
タサーバまたはファクシミリサーバに該プリント要求デ
ータを送信する。
【0087】なお、プリンタサーバ108’は、ファイ
アーウォール(防火壁)113で保護されているLAN
中に存在するため、プリント要求管理サーバ105は、
ファイアーウォール(防火壁)を通過できるプロトコル
形式(例えば、電子メール)でプリント要求を送信する
ようにしている。
【0088】図13は、ユーザID毎のプリント要求デ
ータの構成例を説明するための図である。同図に示すよ
うに、ユーザID1(131)のプリント要求データ1
(1311)としては、“ドキュメントID”、“印刷
出力先ID”、“印刷時刻”、“課金情報”・・などを
含む「プリント要求データ」と、そのプリント要求デー
タが、待機状態にあるものなのか、取り消しされたもの
なのか、送信中のものなのか、成功したものものなのか
失敗したものなのかを示す「状態」と、プリント要求デ
ータの「ログ」などからなる。
【0089】なお、説明を省略するが、同一ユーザの他
のユーザ要求データ2、ユーザ要求データ3・・につい
ても同様であり、また他のユーザIDについてもユーザ
ID1の場合と同様である。
【0090】図14は、本実施例にかかるファクシミリ
サーバ107の一構成例を示す図である。同図に示すよ
うに、ファクシミリサーバ107は、インターネットか
らの入出力を行う入出力部1071と、制御部1072
と、データ変換部1073と、ハードディスクやRAM
などの作業用記憶装置1074と、ドキュメントなどの
データを保持するディスクやキャッシュなどからなるデ
ータ保持部1075と、公衆回線網などからの入出力を
行うFAXモデム1076からなる。
【0091】複数のファクシミリサーバのうち、例え
ば、出力先のファクシミリ番号の市外局番に従って近い
ファクシミリサーバ、あるいは回線が空いているファク
シミリサーバ、負荷が低いファクシミリサーバなどを検
索し、選択するようにする。なお、後述するプリンタサ
ーバの場合は、出力先のプリンタのドメイン名やIPア
ドレスに従って、同じドメインや近いドメイン内のプリ
ンタサーバ、負荷が低いプリンタサーバなどを検索し、
選択するようにする。
【0092】図15は、ファクシミリサーバ107の制
御部1072が行う処理フローチャートである。まず、
インターネット106を介して端末1からのプリント要
求データをプリント要求管理サーバ105から受信する
と(ステップS101)、該プリント要求データに含ま
れているドキュメントIDを解析する(ステップS10
2)。
【0093】解析の結果、要求するドキュメントがロー
カルデータであるか否かを判定する(ステップS10
3)。例えば、“file:/”で始まればサーバ自身のもつ
データ保持部1075(ディスクやキャッシュ)からド
キュメントを取得する。自サーバのデータ保持部107
5にあった場合(ステップS105:Y)、そのドキュ
メントに対する課金情報を端末1に表示し端末1の使用
者に対し、課金に対する承諾を得る(ステップS10
6)。課金情報とは、そのドキュメントの著作権に対す
る使用料、あるいはそのドキュメントのファイルサイズ
に従った通信料等である。
【0094】課金に対する承諾を得られた場合(ステッ
プS107:Y)は、ドキュメントをデータ変換部10
73で変換する(ステップS107)。例えば、得られ
たHTMLファイル、画像ファイルなどをデータ変換部
1073でG3ファックス形式に変換する。エラーがな
ければ(ステップS109:N)、次にプリント要求デ
ータ内の印刷出力先IDを解析して印刷出力先を求め
(ステップS110)、求めた印刷出力先にドキュメン
トデータを送信する(ステップS111)。正常に送信
できたら(ステップS112:N)、送信成功のステー
タスやログを書き込み、プリント要求管理サーバ105
に返信する(ステップS113)。プリント要求管理サ
ーバ105は、ステップS113で返信された送信の成
功と不成功の通知に基づいて、課金の管理を行うことが
可能となる。
【0095】ステップS102でプリント要求データ内
のドキュメントIDを解析した結果、要求されたドキュ
メントがローカルデータでない場合は(ステップS10
3:N)、要求されたドキュメントをインターネットか
ら取得する(ステップS114)。例えば、ドキュメン
トIDがURLの場合、“http://”で始まればそのU
RLで示されたインターネット上の場所からドキュメン
トを取得する。所望のドキュメントを取得できたら(ス
テップS115:N)、前述したステップS106以降
の処理を行う。
【0096】要求されたドキュメントがローカルデータ
であるにもかかわらず、自サーバに存在しない場合(ス
テップS105:N)、ドキュメントの変換においてエ
ラーが生じた場合(ステップS109:Y)、要求され
たドキュメントがローカルデータでなく(ステップS1
03:N)、かつ該ドキュメントがインターネットから
取得できなかった場合(ステップS115:Y)は、送
信不成功のステータスやログを書き込み、プリント要求
管理サーバ105に返信する(ステップS113)。
【0097】課金に対する承諾を得られなかった場合
(ステップS107:N)は、課金に対する承諾を得ら
れなかった旨を示すログを書き込み、プリント要求管理
サーバ105に返信する(ステップS113)。
【0098】図16は、本実施例にかかるプリンタサー
バ108の一構成例を示す図である。同図に示すよう
に、プリンタサーバ108は、インターネット106か
らドキュメントなどを入出力する入出力部1081、デ
ータ変換部1083、作業用データ保持部1084、デ
ータ保持部1085、および制御部1082からなり、
前述したファクシミリサーバの構成(図14参照)と同
様の構成を有しており、制御部1082の処理フローチ
ャートも図15と同様であるので、説明を省略する。な
お、複数のプリンタサーバのうち、出力先のプリンタの
ドメイン名やIPアドレスに従って使用するプリンタサ
ーバを選択するようにする。
【0099】プリンタサーバ108は、ファイヤウォー
ル(防火壁)により保護されているLAN内に存在して
いる場合があり、その場合はプリント要求管理サーバ1
05から防火壁を通過できるプロトコル形式(例えば、
電子メール)でプリント要求を受信する。またステータ
ス等をプリント要求管理サーバ105へ送信する際も同
様に、防火壁を通過できるプロトコル形式(例えば、電
子メール)で送信を行う。
【0100】図17〜図33は、端末1の表示部に表示
されるユーザーインターフェースを説明するための図で
ある。
【0101】図17は、端末1の表示部に表示される初
期選択画面の例である。本例では、初期メニューとし
て、「遠隔プリント」をするのか、またはよく使うプリ
ンタリストの編集、あるいはよく印刷するブックマーク
の編集、あるいは宛先等が記載されるカバーページ(表
紙)フォーマットの変更等のファクシミリやプリンタの
使用者毎の属性に関する操作を行う「プリンタ操作」を
するのかを選択させる画面を表示する。
【0102】図18は、何をプリントするのかを選択さ
せる印刷内容選択画面の例であり、例えば、本例では、
「1.コンテンツを選択」および「2.印刷したいUR
Lを入力」が表示される。
【0103】図19は、印刷内容(コンテンツ、ドキュ
メント)を選択させるコンテンツ選択画面の例であり、
例えば、本例では、「1.ニュース」,「2.天気予
報」,「3.映画情報」,「4.株価チャート」および
「5.地図」の選択コンテンツ候補が表示される。
【0104】図20は、コンテンツを印刷するか否かの
確認を行うコンテンツ印刷要求確認画面の例であり、例
えば、図19のコンテンツ選択画面でコンテンツを選択
した後、その選択されたコンテンツを印刷することを確
認する「OK」、印刷を取り消す「キャンセル」ボタン
が表示される。
【0105】図21は、図18の印刷内容選択画面で
「印刷したいURLを入力」を選択した場合に表示され
るURLの入力方法選択画面の例であり、「URLを直
接入力」および「ブックマークから選択」が表示され
る。また、これらの選択を確認する「OK」、取り消す
「キャンセル」ボタンも表示される。
【0106】図22は、図21のURLの入力方法選択
画面で「URLを直接入力」を選択した場合に表示され
るURL直接入力画面の例であり、本例では入力したU
RLをブックマークに登録するための「このURLをブ
ックマークに登録」も表示される。また、入力されたU
RLを印刷する操作を続行するための「OK」、これら
を取り消す「キャンセル」ボタンも表示される。「O
K」が選択された場合、「このURLをブックマークに
登録」がチェックされていれば、当使用者がよく印刷す
るURLのリストであるブックマークリストへ当URL
を登録する。チェックされていなければブックマークリ
ストへの登録は行われない。
【0107】図23は、図21のURLの入力方法選択
画面で「ブックマークから選択」を選択した場合に表示
されるURL選択画面の例であり、複数のURLが表示
され選択可能になっている。選択されているURLは反
転表示などにより使用者が判別できるようになってい
る。また、URLを選択して印刷操作を続行するための
「OK」、選択されたURLを取り消す「キャンセル」
ボタンも表示される。
【0108】図24は、選択されたコンテンツ(ドキュ
メント)を印刷する際にかかる課金情報の表示画面の例
である。本例では、選択されたコンテンツの著作権に対
する課金が「100円」、コンテンツを印刷するための
通信料に対する課金が「20円」で、合計「120円」
が利用者に課金されることを示している。表示される課
金の値や課金の種類は、選択されたコンテンツによる。
また、課金情報への承諾を行うための「OK」、承諾せ
ずに印刷操作を取り消す「キャンセル」ボタンも表示さ
れる。
【0109】図25は、選択されたコンテンツ(ドキュ
メント)をどこに出力するかを選択する出力先デバイス
選択画面の例であり、本例では、「プリンタ」と「ファ
クシミリ」が候補として表示されている。また、選択さ
れた出力デバイスを確認する「OK」、取り消す「キャ
ンセル」も表示される。
【0110】なお、コンテンツの出力先候補として「プ
リンタ」と「ファクシミリ」の他に「ディスプレイ」を
追加し、データプロジェクタに接続されたパソコンに対
し、表示したいインターネット上のコンテンツのURL
を送り、プロジェクタに接続されたパソコンが、指定さ
れたURLのコンテンツを取り込み、データプロジェク
タで画像を表示することも可能である。
【0111】図26は、印刷時刻を指定する方法を選択
する印刷時刻指定方法の選択画面の例であり、本例で
は、印刷時刻指定方法として「今すぐに」,「何時何分
で指定」,「何分後で指定」を表示し、このどれかを選
択するようにしている。選択された指定方法に従って次
の操作へ進むための「OK」、取り消す「キャンセル」
ボタンも表示される。
【0112】図27は、図26で「何時何分で指定」を
選択した場合に表示される印刷日時指定画面の例であ
り、日時入力欄が表示される。また、入力した印刷日時
を確認する「OK」、取り消す「キャンセル」も表示さ
れる。
【0113】図28は、図26で「何分後で指定」を選
択した場合に表示される印刷時間指定画面の例であり、
本例では、何時間、何分後に印刷するかを入力する欄が
表示され、図27と同様、入力した時間データを確認す
る「OK」、取り消す「キャンセル」も表示される。
【0114】図29は、図25で「ファクシミリ」にプ
リントすることが選択された場合に表示されるファクシ
ミリ番号入力方法選択画面の例であり、本例では、「直
接番号入力」と「リストから選択」の選択方法の候補が
表示される。選択されたファクシミリ番号を入力して印
刷操作を続行するための「OK」と取り消す「キャンセ
ル」ボタンも表示される。
【0115】図30は、図29で「直接番号入力」を選
択した場合に表示されるファクシミリ番号直接入力画面
の例であり、本例では、直接入力したファクシミリ番号
をリストに登録するメニューも表示され、また、これら
の入力を確認する「OK」と取り消す「キャンセル」も
表示される。
【0116】図31は、図29で「リストから選択」を
選択した場合に表示されるファクシミリ番号選択画面の
例であり、複数の選択候補が一覧で表示される。なお、
図29および図30には、入力または選択されたファク
シミリ番号を使って送信するための「送信」と送信を取
り消す「キャンセル」も表示される。
【0117】なお、図17〜図31では、前画面に戻る
ために「0.もどる」も選択候補として表示される。ま
た、図17〜図30の操作において、図17での遠隔プ
リントかプリント操作かの選択、図18〜図19の印刷
内容の選択、図24の出力先デバイスの選択、図25〜
図27の印刷時刻の指定、ファクシミリに出力する場合
のファクシミリ番号の指定、のそれぞれの順序は説明の
順番ではなく任意の順番でよい。
【0118】また図30の「送信」ボタンで送信指示を行
う前に、コンテンツの場所や課金情報をまとめて使用者
に表示し、最終確認させる画面を追加してもよい。
【0119】本説明ではファクシミリに送信する際の例
を示したが、出力先がプリンタ等の場合であっても同様
な操作を行うことができる。このとき出力先IDとし
て、例えばプリンタの場合はファクシミリ番号の代わり
にIPアドレス等を指定する画面となる。
【0120】図32は本発明により使用者の端末画面上
に印刷用ボタンを表示させ、「ドキュメントID」の入
力を簡略化する例である。この例では「既存のコンテン
ツサーバ」上にHTML等で記述されたWebページが
存在し、使用者はそのWebページを端末を利用して閲
覧している状態を示している。プリント要求管理サーバ
はプリント要求データを入力するためのCGI(Com
mand Gateway Interface)プログ
ラムを有している。
【0121】今、例としてWebページに次のようなア
ンカー(リンク)を埋め込む。 <A HREF="http://preqserver/cginame?docname=http://
contserver/doc.html"> 印刷</A> このアンカーの例において、preqserverはプリント要求
管理サーバ名、cginameはプリント要求管理サーバpreqs
erverが有するプリント要求データ入力用CGIプログ
ラム名、contserverはコンテンツサーバ名、doc.htmlは
コンテンツサーバcontserver上のWebページ名をそれ
ぞれ表す。
【0122】埋め込まれたアンカー(リンク)は図32
の端末画面の「印刷」のように表示される。ここで使用
者が端末から「印刷」のアンカー(リンク)を選択する
と、プリント要求管理サーバpreqserverの有するCGI
プログラムcginameは、パラメータdocnameにdoc.htmlの
URLであるhttp://contserver/doc.htmlが設定されて
起動される。従ってCGIプログラムcginameはプリン
ト要求データのドキュメントIDとしてhttp://contser
ver/doc.htmlを知ることができる。
【0123】例えば、パラメータdocnameに端末に表示
しているWebページ自身のURLを指定することによ
り、今使用者が画面で閲覧しているページをURLの指
定なしに印刷することが可能となる。当然のことなが
ら、今画面で閲覧しているページと異なるURLを設定
してもよい。例えば今使用者が閲覧しているWebペー
ジと内容は同等であるがデザインの異なる印刷専用ドキ
ュメントを用意し、この印刷専用ドキュメントのURL
を設定することで表示用ドキュメントと印刷用ドキュメ
ントを切り替えることが可能である。このようにURL
を入力するための操作が必要なくなり、使用者の端末操
作を簡略化することができる。
【0124】これ以降の印刷までの操作は、前述の図2
4の例以降と同様であるため省略する。本実施例ではア
ンカーとして「印刷」というテキストを用いたが、これ
を画像にして印刷アイコンとして表示することが可能で
ある。また本実施例ではアンカー(リンク)を用いてC
GIプログラムを起動する例を示したが、フォーム(<FO
RM>)等を利用して同様の機能を実現することも可能であ
る。
【0125】次に、図33を用いて請求項21記載の発
明について説明する。図33の左側の端末画面は、コン
テンツサーバ上のWebページを使用者が端末を利用し
て閲覧している状態を示している。一般に、特に移動体
通信端末等ではCPU(中央演算装置)の性能やメモリ
搭載量等の制約により、データサイズの大きなWebペ
ージの表示が困難である場合が多い。従ってそういった
制約のある端末のために作成するWebページは文字を
中心としたページにせざるを得ないのが現状である。一
方で印刷等の出力を行うために作成するページにはそう
いった制約がない場合が多い。
【0126】そこで請求項21記載の発明においては、
ファクシミリサーバやプリントサーバへ印刷専用ドキュ
メントIDを通知させるために専用のタグを定義し、W
ebページのヘッダ部分等に記述する。タグの例は以下
のようなものである。 <META type="g3fax" url=http://contserver/printabl
e.g3>
【0127】このタグの例において、typeは出力先装置
の種類を表すパラメータ名、g3faxは出力先装置がG3
ファクシミリであることを表す識別子、urlはURLを
表すパラメータ名、contserverはドキュメントが存在す
るコンテンツサーバ名、printable.g3はドキュメント名
である。この例では出力先装置がG3ファクシミリであ
る場合の印刷専用データが存在し、その印刷専用データ
のURLが http://contserver/printable.g3 であることを示している。
【0128】同様に出力先装置がプリンタである場合に
は、 <META type="psprinter" url=http://contserver/prin
table.ps> のように記述でき、ディスプレイ等の他の出力機器も同
様である。これらのタグは複数存在することも可能であ
る。当然のことながら、これらの表記は一例であり、フ
ァクシミリサーバやプリンタサーバ等の出力サーバが理
解できればどのような表記を用いても構わない。
【0129】プリント要求管理サーバから印刷指示を受
けたファクシミリサーバあるいはプリントサーバは、プ
リント要求データ内のドキュメントIDで示されるドキ
ュメントをローカルサーバ上あるいはインターネット経
由で取得し、取得したデータを解析して上記の<META>タ
グを検索する。検索の結果、該当する<META>タグが見つ
かった場合には、その解析内容に従って、プリント要求
データで指定されたドキュメントIDの代わりに<META>
タグで指定されたドキュメントIDを用いて以降の処理
を行う。これにより図33で示されるように、左側の図
で示される端末表示用の文字主体のWebページと、そ
のページに対応する印刷用の画像主体のWebページ、
あるいはディスプレイ用の動画像データとを切り替える
ことが可能となる。
【0130】ファクシミリサーバあるいはプリントサー
バが、プリント要求データ内のドキュメントIDで示さ
れるドキュメントをローカルサーバ上あるいはインター
ネット経由で取得する際に、<META>タグがヘッダにある
と決められている場合は、ドキュメント全てを取得する
必要はなく、ヘッダ部分だけを取得すれば解析可能であ
る。また、解析をプリント要求サーバ側で行い、出力用
ドキュメントIDをプリント要求データに含ませてファ
クシミリサーバやプリンタサーバ等に送信するように情
報入出力システムを構成することも可能である。
【0131】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明の情報入
出力システム(請求項1)によれば、たとえば、端末の
操作またはキーボードの操作で、入出力制御装置に対し
て認証コードを入力することにより、特定の認証コード
を知る端末の使用者だけが、サービス提供手段に保管さ
れた所望のデータを出力する。すなわち、端末の使用者
が、端末の持ち主(契約者)である場合にだけ所望のデ
ータを出力させることができるため、従来と比較して、
情報の安全性(セキュリティ)について、高い信頼性が
確保される。これにより、端末の使用者が、サービス提
供手段内の情報を容易にアクセスすることができ、さら
に、情報の安全性を確保しつつ、該情報を容易に外部機
器に出力可能な情報入出力システムを得ることができ
る、という効果を奏する。
【0132】また、本発明の情報入出力システム(請求
項2)によれば、端末の操作で、入出力制御装置に対し
て認証コードを入力することにより、特定の認証コード
を知る端末の使用者だけが、端末を経由して所望のデー
タを出力する。すなわち、端末の使用者が、端末の持ち
主(契約者)である場合にだけ所望のデータを出力させ
ることができるため、従来と比較して、情報の安全性
(セキュリティ)について、より高い信頼性が確保され
る。これにより、端末の使用者が、サービス提供手段内
の情報を容易にアクセスすることができ、さらに、情報
の安全性を確保しつつ、該情報を容易に外部機器に出力
可能な情報入出力システムを得ることができる、という
効果を奏する。
【0133】また、本発明の情報入出力システム(請求
項3)によれば、たとえば、端末またはキーボードから
の本人IDが入出力制御装置に入力され、本人認証後、
端末の使用者が出力コマンド(出力ジョブコード)を送
信することにより、入出力制御装置が出力制御を行う。
そのため、出力が必要なときにだけ出力ジョブコードを
送信することとなり、それに伴って、通信料金の無駄を
なくすことができる、という効果を奏する。
【0134】また、本発明の情報入出力システム(請求
項4)によれば、課金処理において、たとえば、予め所
定の金額の入金しておく現金回収装置や、電子マネーを
用いることにより、課金を確実に行うことができる、と
いう効果を奏する。
【0135】また、本発明の情報入出力システム(請求
項5)によれば、前記端末の表示画面に地図が表示され
るため、効率良く近隣に設置された入出力制御装置を特
定することができる、という効果を奏する。
【0136】また、本発明の情報入出力システム(請求
項6)によれば、キーボードの操作で、入出力制御装置
に対して認証コードを入力することにより、特定の認証
コードを知る入出力制御装置の使用者だけが、サービス
提供手段内のデータを出力する。すなわち、入出力制御
装置の使用者が、サービス提供手段内のデータをアクセ
ス可能な契約者である場合にだけ所望のデータを出力さ
せることができるため、情報の安全性(セキュリティ)
について、高い信頼性が確保される。これにより、入出
力制御装置の使用者が、サービス提供手段内の情報を容
易にアクセスすることができ、さらに、情報の安全性を
確保しつつ、該情報を容易に外部機器に出力可能な情報
入出力システムを得ることができる、という効果を奏す
る。
【0137】また、本発明の情報入出力システム(請求
項7)によれば、キーボードの操作で、入出力制御装置
に対して認証コードを入力することにより、特定の認証
コードを知る入出力制御装置の使用者だけが、他の入出
力制御装置内のデータを出力する。すなわち、特定の入
出力制御装置の使用者が、他の入出力制御装置内のデー
タをアクセス可能な契約者である場合にだけ所望のデー
タを出力させることができるため、情報の安全性(セキ
ュリティ)について、高い信頼性が確保される。これに
より、特定の入出力制御装置の使用者が、他の入出力制
御装置内の情報を容易にアクセスすることができ、さら
に、情報の安全性を確保しつつ、該情報を容易に外部機
器に出力可能な情報入出力システムを得ることができ
る、という効果を奏する。
【0138】また、本発明の情報入出力システム(請求
項8)によれば、入出力制御装置では、出力のための外
部機器として、たとえば、プリンタや記憶装置(メモ
リ)等を備えることになる。これにより、新聞または出
版物を、検索した新聞または出版物をすぐに読むことが
でき、さらに、保存しておくこともできる、という効果
を奏する。
【0139】また、本発明の情報入出力システム(請求
項9)によれば、入出力制御装置では、出力のための外
部機器として、たとえば、音源データ再生装置や記憶装
置(メモリ)等を備えることになる。これにより、受け
取った音源データからすぐに音楽を再生することがで
き、さらに、保存しておくこともできる、という効果を
奏する。
【0140】また、本発明の情報入出力システム(請求
項10)によれば、入出力制御装置では、出力のための
外部機器として、たとえば、カラープリンタ、デジタル
カメラ、記憶装置(メモリ)等を備えることになる。こ
れにより、受け取った写真や映像をすぐに再生すること
ができ、さらに、保存しておくこともできる、という効
果を奏する。
【0141】また、本発明の移動体通信端末(請求項1
1)によれば、端末の操作で、入出力制御装置に対して
認証コードを入力する。これにより、端末の使用者が、
端末の持ち主(契約者)である場合にだけ所望のデータ
を出力させることができるため、情報の安全性(セキュ
リティ)について、高い信頼性を確保することができ
る、という効果を奏する。
【0142】また、本発明の入出力制御装置(請求項1
2)によれば、課金処理において、たとえば、予め所定
の金額の入金しておく現金回収装置や、電子マネーを用
いることにより、課金を確実に行うことができる、とい
う効果を奏する。
【0143】また、本発明の情報入出力システム(請求
項13)によれば、プリント要求管理サーバが最適な出
力サーバを選択して印刷要求を送信することが可能とな
るため、出力装置との物理的距離の近い出力サーバを選
択することで通信料を下げる、あるいは出力速度を上げ
る、といった効果を奏する。
【0144】また、本発明の情報入出力システム(請求
項14)によれば、プリント要求管理サーバが、プリン
ト要求データ毎に、コンテンツに関連する課金情報と、
ファクシミリサーバ等から返信される出力結果のステー
タスに従った通信料等の課金情報とを管理することによ
り、使用者へ公正な課金を行うことが可能となる、とい
う効果を奏する。
【0145】また、本発明の情報入出力システム(請求
項15)によれば、ドキュメントIDを解析することに
より、同じ表記方法でローカルサーバに存在するコンテ
ンツやキャッシュ、インターネット上に存在するコンテ
ンツとを指示することが可能となり、システムを簡略化
できる、という効果を奏する。
【0146】また、本発明の情報入出力システム(請求
項16)によれば、ドキュメントを出力装置へ送信する
前にデータを変換することにより、様々な異なる形式
(フォーマット)のドキュメントを同一の出力装置へ出
力することが可能となる、という効果を奏する。
【0147】また、本発明の情報入出力システム(請求
項17)によれば、ドキュメントを出力装置へ送信する
時刻を指定でき、望ましい時刻に出力を得られる、とい
う効果を奏する。
【0148】また、本発明の情報入出力システム(請求
項18)によれば、従来の方法では印刷することが不可
能であるファイヤフォール内のネットワークプリンタ等
の出力機器への出力が可能となる、という効果を奏す
る。
【0149】また、本発明の情報入出力システム(請求
項19)によれば、受信側のファクシミリへ通信料の課
金を行うことが可能となる、という効果を奏する。
【0150】また、本発明の情報入出力システム(請求
項20)によれば、公衆電話回線網等を利用する通常の
ファクシミリとインターネットを利用するインターネッ
トファクシミリとの両方の機器への送信が可能となる、
という効果を奏する。
【0151】また、本発明の情報入出力システム(請求
項21)によれば、端末表示用のデータの代替データと
して、出力機器に合わせて最適化された出力用データを
出力用に用いることが可能となる、という効果を奏す
る。
【0152】また、本発明の端末(請求項22)によれ
ば、端末の操作で、プリント要求管理サーバへプリント
要求データを入力する。これにより、端末の使用者が、
出力したいドキュメントを出力させたい出力機器へ出力
を行うことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる情報入出力システムの実施の形
態1の構成を示す図である。
【図2】入出力制御装置6内の詳細な構成、および入出
力制御装置6周辺の構成を示す図である。
【図3】端末1の処理フローチャート(第1次制御およ
び第2次制御に対応)を示す図である。
【図4】端末1の処理(第3次制御に対応)および課金
処理のフローチャートを示す図である。
【図5】情報入出力システムにおける第1次制御および
第2次制御の動作の一例を示す図である。
【図6】情報入出力システムにおける第3次制御の動作
を示す図である。
【図7】情報入出力システムにおける第1次制御および
第2次制御の動作の一例を示す図である。
【図8】本発明にかかる情報入出力システムの実施の形
態2の構成を示す図である。
【図9】本発明にかかる情報入出力システムの実施の形
態3の構成を示す図である。
【図10】本発明にかかる情報入出力システムの実施の
形態4の構成を示す図である。
【図11】本発明にかかる情報入出力システムの実施の
形態5の構成を示す図である。
【図12】本実施例にかかるプリント要求管理サーバの
一構成例を示す図である。
【図13】ユーザID毎のプリント要求データの構成例
を説明するための図である。
【図14】本実施例にかかるファクシミリサーバの一構
成例を示す図である。
【図15】ファクシミリサーバの制御部が行う処理フロ
ーチャートである。
【図16】本実施例にかかるプリンタサーバ108の一
構成例を示す図である。
【図17】端末の表示部に表示される初期選択画面の例
を示す図である。
【図18】何をプリントするのかを選択させる印刷内容
選択画面の例を示す図である。
【図19】印刷内容(コンテンツ、ドキュメント)を選
択させるコンテンツ選択画面の例を示す図である。
【図20】コンテンツを印刷するか否かの確認を行うコ
ンテンツ印刷要求確認画面の例を示す図である。
【図21】図18の印刷内容選択画面で「印刷したいU
RLを入力」を選択した場合に表示されるURLの入力
方法選択画面の例を示す図である。
【図22】図21のURLの入力方法選択画面で「UR
Lを直接入力」を選択した場合に表示されるURL直接
入力画面の例を示す図である。
【図23】図21のURLの入力方法選択画面で「ブッ
クマークから選択」を選択した場合に表示されるURL
選択画面の例を示す図である。
【図24】選択されたコンテンツ(ドキュメント)を印
刷する際にかかる課金情報の表示画面の例を示す図であ
る。
【図25】選択されたコンテンツ(ドキュメント)をど
こに出力するかを選択する出力先デバイス選択画面の例
を示す図である。
【図26】印刷時刻を指定する方法を選択する印刷時刻
指定方法の選択画面の例を示す図である。
【図27】図26で「何時何分で指定」を選択した場合
に表示される印刷日時指定画面の例を示す図である。
【図28】図26で「何分後で指定」を選択した場合に
表示される印刷時間指定画面の例を示す図である。
【図29】図25で「ファクシミリ」にプリントするこ
とが選択された場合に表示されるファクシミリ番号入力
方法選択画面の例を示す図である。
【図30】図29で「直接番号入力」を選択した場合に
表示されるファクシミリ番号直接入力画面の例を示す図
である。
【図31】図29で「リストから選択」を選択した場合
に表示されるファクシミリ番号選択画面の例を示す図で
ある。
【図32】本発明により使用者の端末画面上に印刷アン
カー(リンク)を表示させ、「ドキュメントID」の入
力を簡略化する例を説明するための図である。
【図33】端末表示用のデータの代替データとして、出
力機器に合わせて最適化された出力用データを出力用に
用いることを説明するための図である。
【図34】従来例の情報入出力システムの情報出力処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a 端末 2 基地局 3 移動通信制御局 4,4a ホストコンピュータ 5,5a 入出力用ゲートウェイサーバ 6,6a,6b 入出力制御装置 11 プリンタ 12 スキャナ 13 キーボード 14 表示装置 15 現金回収装置 16 記憶装置 17 磁気カード読取装置 18 ICカード読取装置 61 制御部 62 通信インターフェース 63 書込/読出インターフェース 64 携帯用インターフェース 65 プリンタインターフェース 66 スキャナインターフェース 101 端末(例えば、移動体通信端末) 102 無線パケット網 103 ゲートウェイ 104 ISP(インターネット・サービス・プロバイ
ダ) 105 プリント要求管理サーバ 1051 入出力部 1052 制御部 1053 データ保持部 106 ネットワーク(インターネット) 107,107’ ファクシミリサーバ 1071 入出力部 1072 制御部 1073 データ変換部 1074 作業用記憶装置 1075 データ保持部 108,108’ プリントサーバ 1081 入出力部 1082 制御部 1083 データ変換部 1084 作業用データ保持部 1085 データ保持部 109 公衆電話回線,ISDN 110 ファクシミリ 111 LAN(ローカル・エリア・ネットワーク) 112 プリンタ(インターネットファクシミリ) 113 ファイアウォール(防火壁) 131 ユーザID 1311 プリント要求データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 H04M 11/08 H04N 1/32 H04N 1/32 Z 1/44 1/44 // H04L 9/32 H04L 9/00 673A (72)発明者 国友 享二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 内山 博喜 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 浅井 貴浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信端末と、 無線伝送路を介して前記端末との通信を行い、前記端末
    の使用者に提供可能なサービスに関するデータベースを
    備え、前記使用者が前記各種サービスの提供を受けられ
    る契約者かどうかを確認するサービス提供手段と、 前記サービス提供手段からのデータを、既知の回線を介
    して受け取り、出力する入出力制御装置と、 を備え、 前記端末と前記サービス提供手段との通信を確立後、前
    記端末からの操作で、前記データベース内のデータを読
    み出し、 該データの出力を希望する前記入出力制御装置に対して
    認証コードを入力し、前記サービス提供手段にて前記サ
    ービスの提供を受けられる契約者として認証された場合
    に、前記入出力制御装置が所定のタイミングで該データ
    を受け取り、その後、出力することを特徴とする情報入
    出力システム。
  2. 【請求項2】 移動体通信端末と、 無線伝送路を介して前記端末との通信を行い、前記端末
    の使用者に提供可能なサービスに関するデータベースを
    備えたサービス提供手段と、 前記端末の使用者が前記各種サービスの提供を受けられ
    る契約者かどうかを確認する確認手段と、 前記サービス提供手段内のデータを前記端末から受け取
    り、出力する入出力制御装置と、 を備え、 前記端末と前記サービス提供手段との通信を確立後、前
    記端末からの操作で、前記データベース内のデータを読
    み出し、 該データの出力を希望する前記入出力制御装置に対して
    認証コードを入力し、前記確認手段にて前記サービスの
    提供を受けられる契約者として認証された場合に、前記
    入出力制御装置が所定のタイミングで該データを受け取
    り、その後、出力することを特徴とする情報入出力シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記入出力制御装置は、前記認証後、出
    力コマンドが入力された時点で、前記データを受け取
    り、その後、出力することを特徴とする請求項1または
    2に記載の情報入出力システム。
  4. 【請求項4】 予め所定の金額の入金しておく現金回収
    装置や、ICカードや磁気カードの電子マネーを用いて
    課金処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報
    入出力システム。
  5. 【請求項5】 前記端末に前記入出力制御装置の設置場
    所への道順を表示することを特徴とする請求項3または
    4に記載の情報入出力システム。
  6. 【請求項6】 契約者に提供可能なサービスに関するデ
    ータベースを備え、該データベースへアクセスを行った
    人が前記各種サービスの提供を受けられる契約者かどう
    かを確認するサービス提供手段と、 前記サービス提供手段からのデータを受け取り、出力す
    る入出力制御装置と、 を備え、 前記入出力制御装置からの操作で、前記データベース内
    のデータを読み出し、 該データの出力を希望する前記入出力制御装置に対して
    認証コードを入力し、 前記サービス提供手段にて前記サービスの提供を受けら
    れる契約者として認証された場合に、前記入出力制御装
    置が該データを受け取り、その後、出力することを特徴
    とする情報入出力システム。
  7. 【請求項7】 データ入力用の装置で取り込んだデータ
    を入力可能とし、内部に取り込まれたデータをデータ出
    力用の装置に出力可能とする複数の入出力制御装置と、 前記複数の入出力制御装置の使用者が、複数の入出力制
    御装置間の通信が可能な契約者かどうかを確認する確認
    手段と、 を備え、 出力を希望するある特定の入出力制御装置に対して認証
    コードを入力し、前記確認手段にて入出力制御装置間の
    通信が可能な契約者として認証された場合に、所望の入
    出力制御装置からデータを受け取り、その後、出力する
    ことを特徴とする情報入出力システム。
  8. 【請求項8】 前記出力されるデータが、新聞または出
    版物に関するデータであることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1つに記載の情報入出力システム。
  9. 【請求項9】 前記出力されるデータが、音源データで
    あることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記
    載の情報入出力システム。
  10. 【請求項10】 前記出力されるデータが、静止画像デ
    ータおよび動画データであることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1つに記載の情報入出力システム。
  11. 【請求項11】 データの出力を希望する入出力制御装
    置に対して、使用者を認証するための認証コードを、無
    線伝送路を介してまたは既知のケーブルを用いて、入力
    することを特徴とする移動体通信端末。
  12. 【請求項12】 移動体通信端末から、出力コマンドが
    入力された時点で、データを受け取り、同時に、予め所
    定の金額の入金しておく現金回収装置や、ICカードや
    磁気カードの電子マネーを用いて課金処理を開始するこ
    とを特徴とする入出力制御装置。
  13. 【請求項13】 インターネットに接続でき、プリント
    すべきコンテンツを特定するコンテンツIDおよび印刷
    する装置を特定する印刷出力先IDを少なくとも含むプ
    リント要求データを送出する端末と、インターネットに
    接続されたプリント要求管理サーバ,プリンタサーバ,
    およびファクシミリサーバと、前記プリンタサーバに接
    続されたプリンタと、前記ファクシミリサーバに接続さ
    れたファクシミリからなる情報入出力システムであっ
    て、 前記プリント要求管理サーバは、前記端末から送信され
    たプリント要求データに含まれる前記「印刷出力先I
    D」を解析して得られた出力先に従って適当なファクシ
    ミリサーバまたはプリンタサーバへ印刷要求を送信する
    ことを特徴とする情報入出力システム。
  14. 【請求項14】 前記プリント要求管理サーバは、前記
    端末から送信されたプリント要求データに対する課金情
    報を管理し、管理される課金情報に従って、前記端末の
    使用者へ課金を行うことを特徴とする請求項13記載の
    情報入出力システム。
  15. 【請求項15】 前記ファクシミリサーバおよびプリン
    タサーバは、受信したプリント要求データに含まれる
    「ドキュメントID」を解析し、ファクシミリサーバま
    たはプリンタサーバ内に含まれるデータであればそれを
    取得し、ファクシミリサーバまたはプリンタサーバ内に
    なければインターネット上のデータを取得することを特
    徴とする請求項13または14記載の情報入出力システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記ファクシミリサーバまたは前記プ
    リンタサーバは、取得した前記データを変換した後に前
    記ファクシミリまたは前記プリンタへ送信することを特
    徴とする請求項15記載の情報入出力システム。
  17. 【請求項17】 前記プリンタ要求データはさらに「印
    刷時刻」を含み、前記プリント要求管理サーバは該「印
    刷時刻」に従って、プリント要求をファクシミリサーバ
    またはプリンタサーバへ送信することを特徴とする請求
    項13〜16のいずれか1項に記載の情報入出力システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記プリンタサーバはファイヤウォー
    ル(防火壁)により保護されているLAN内に存在し、
    前記プリント要求管理サーバは、防火壁を通過できるプ
    ロトコル形式でプリント要求を送信することを特徴とす
    る請求項13〜17のいずれか1項に記載の情報入出力
    システム。
  19. 【請求項19】 印刷出力先の前記ファクシミリから前
    記ファクシミリサーバへ回線を確保した後に、前記ファ
    クシミリサーバにより当該ファクシミリへ印刷データを
    送信することを特徴とする請求項13〜18のいずれか
    1項に記載の情報入出力システム。
  20. 【請求項20】 前記ファクシミリサーバまたは前記プ
    リンタサーバは、前記プリント要求データ内の前記「印
    刷出力先ID」を解析し、該解析結果に従って出力すべ
    きファクシミリを選択することを特徴とする請求項13
    〜19のいずれか1項に記載の情報入出力システム。
  21. 【請求項21】 前記ファクシミリサーバまたは前記プ
    リンタサーバは、取得した前記データを出力先へ送信す
    る際にデータを解析し、データ内に出力用代替データの
    情報が存在する場合には、その情報に従って出力用代替
    データを出力することを特徴とする請求項13〜20の
    いずれか1項に記載の情報入出力システム。
  22. 【請求項22】 インターネットに接続でき、出力すべ
    きドキュメントを特定するドキュメントIDおよび出力
    先装置を特定する出力先IDを少なくとも含むプリント
    要求データを送出する端末。
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