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JP2001196494A - 光・電気素子搭載用チップキャリア及びその製造方法並びにその実装方法並びに光・電気配線基板及びその製造方法並びに実装基板 - Google Patents

光・電気素子搭載用チップキャリア及びその製造方法並びにその実装方法並びに光・電気配線基板及びその製造方法並びに実装基板

Info

Publication number
JP2001196494A
JP2001196494A JP2000002777A JP2000002777A JP2001196494A JP 2001196494 A JP2001196494 A JP 2001196494A JP 2000002777 A JP2000002777 A JP 2000002777A JP 2000002777 A JP2000002777 A JP 2000002777A JP 2001196494 A JP2001196494 A JP 2001196494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
wiring
forming
metal pad
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000002777A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketo Tsukamoto
健人 塚本
Mamoru Ishizaki
守 石崎
Atsushi Sasaki
淳 佐々木
Kenta Yotsui
健太 四井
Koji Ichikawa
浩二 市川
Takao Minato
孝夫 湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2000002777A priority Critical patent/JP2001196494A/ja
Publication of JP2001196494A publication Critical patent/JP2001196494A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/43Arrangements comprising a plurality of opto-electronic elements and associated optical interconnections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/1517Multilayer substrate
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    • H01L2924/15174Fan-out arrangement of the internal vias in different layers of the multilayer substrate
    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高速で入出力端子の多い電気素子を実装できる
光・電気素子搭載用チップキャリア並びに従来と同じ方
法で実装できる光・電気配線基板を提供する。 【解決手段】絶縁基板1と、絶縁基板上に設置され、光
を伝搬させるコア2とそのコアを埋没させるクラッド3
とを有する第1の光配線層4と、絶縁基板の反対の面
に、電気素子と電気接続するための第1の金属パッド6
と、第1の光配線層表面に、光素子と電気接続するため
の第2の金属パッド8と、第2の金属パッドと同一面内
に、外部基板と電気接続するための第3の金属パッド7
と、絶縁基板表面あるいは内部あるいは第1の光配線層
内部に位置する、第1の金属パッドと第2の金属パッド
を接続する電気配線と、第1の金属パッドと第3の金属
パッドを接続する電気配線と、光配線の一部に設けられ
たミラー9とを有することを特徴とする光・電気素子搭
載用チップキャリアに発光素子等を実装し、更に、光・
電気配線基板と電気接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光素子と電気素子
とを搭載するための光・電気素子搭載用チップキャリア
及びそのその製造方法と、そのチップキャリアに光素子
と電気素子を実装した実装方法と、光配線と電気配線が
混在する光・電気配線基板及びその製造方法と、その基
板に光素子と電気素子を搭載したチップキャリアを実装
した実装基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体大規模集積回路(LSI)
等の電気素子ではトランジスターの集積度が高まり、そ
の動作速度はクロック周波数で1GHzに達するもの
が、また、入出力端子数では1000を越えるものが出
現するに至っている。
【0003】この高集積化された電気素子を電気配線基
板に実装するために、BGA(Ball Grid A
rray)やCSP(Chip Size Packa
ge)等のチップキャリアが開発され、実用化されてい
る。図17はBGAに電気素子を実装し電気配線基板へ
実装した構造の概略を示したものである。
【0004】ガラス布にエポキシ樹脂等を含浸した銅貼
基板をベースに、絶縁層、導体層を交互に積層したいわ
ゆるビルドアップ多層積層板152の片側表面に金等で
バンプ153が形成され、電気素子151の電極と電気
接続が取られている。また、反対表面には金等で表面処
理されたパッド157が形成され、半田ボール154を
介して電気配線基板155上に半田接続されている。周
辺の電気素子(図示せず)とは電気配線156を介し
て、電気信号のやりとりを行うようになっている。
【0005】電気素子内部のクロック周波数が高くなる
につれて、電気素子外部の素子間信号速度も高くなる傾
向にある。しかし、素子間の電気配線に高速の信号が流
れると、電気配線の形状不良による反射等のノイズの影
響が避けられなくなる。また、入出力端子の増加によ
り、電気配線基板の電気配線密度が高くなり、配線間の
クロストークも避けられなくなる。さらには、電気配線
から電磁波が発生して周囲に悪影響を与えるという問題
も発生する。このため、現状では、電気素子間の信号速
度をわざわざ落とし、これらの問題が起こらない程度に
システムが構築されている。したがって、これでは、高
集積された電気素子の機能が充分生かされていないこと
になる。
【0006】このような問題を解決するために、電気配
線基板上の銅による電気配線の一部を光ファイバーによ
る光配線に置き換え、電気信号の代わりに光信号を利用
することが考えられている。なぜなら、光信号の場合
は、ノイズ及び電磁波の発生を抑えられるからである。
【0007】電気配線基板上の銅配線の一部を光ファイ
バによる光配線に置き換えた光・電気配線基板として、
たとえば、特開平3−29905号公報にて述べられて
いるように、電気配線基板上に光ファイバを絶縁膜にて
固定した基板が提案されている。
【0008】しかし、このように電気信号を光信号に置
き換えた系では、電気信号は電気素子からチップキャリ
アの電気配線を通り、さらに、基板上の電気配線を経
て、同基板上に設置された光素子で光信号に変換され、
同基板上の光ファイバに伝える必要がある。すなわち、
図18のように、BGAチップキャリア162の周辺部
にレーザ等の発光素子やフォトダイオード等の受光素子
である光素子166を配置させることになる。このた
め、電気素子の入出力端子数によっては、光素子の設置
されるエリアが大きくなり、基板の実装密度が低下して
しまう。また、光素子までの配線長が長くなり、ノイズ
の問題等が顕著になるため、光信号を用いるメリットが
なくなってしまう。
【0009】また、従来の光・電気配線基板は、レーザ
ダイオード等の発光素子やフォトダイオード等の受光素
子の光軸と光配線の光軸とを光学的に一致させることが
難しく、一般に熟練労働者に頼らなければ一致させられ
なかった。従って、リフロー炉などで自動的にハンダ付
けできる電気素子チップキャリアと比較して、光素子を
光・電気配線基板に実装することは、非常に高価なもの
になるという欠点があった。
【0010】さらに、光配線として光ファイバを用いる
場合、その屈曲性の限界から、複雑な形状の光配線には
対応しきれず、設計の自由度が低くなってしまい、高密
度配線あるいは基板の小型化に対応できないという問題
があった。
【0011】このため、電気配線基板の上に、光配線と
して、いわゆる、光導波路を用いた光・電気配線基板の
構成がいくつか提案されている。光導波路の構成は光信
号が伝搬するコアが、光信号をコアに閉じこめるクラッ
ド層に埋設されている。コアパターンの形成方法は、フ
ォトリソグラフィ技術により、メタルマスクを形成し、
ドライエッチングで作製するか、コア材料に感光性が付
与されている場合は露光、現像処理にて作製できる。こ
のため、フォトマスクのパターンを基に光配線を形成で
きるため、その設計の自由度は高くなる。また、比較的
短距離の伝送にも対応が可能となる。
【0012】しかし、電気配線基板上に光導波路を形成
する際、光配線層の下地としての電気配線基板表面は、
電気配線が多層化されていることで、非常に大きな凹凸
が形成されている。このため、その表面直に光導波路を
形成すると、その凹凸のために光信号の伝搬損失が大き
くなるという問題点が発生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来技術
の欠点に鑑みてなされたもので、高速で入出力端子の多
い電気素子を実装できる光・電気素子搭載用チップキャ
リア並びに従来と同じ方法で実装できる光・電気配線基
板を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、まず請求項1の発明では、絶縁基
板と、絶縁基板上に設置され、光を伝搬させるコアとそ
のコアを埋没させるクラッドとを有する第1の光配線層
と、絶縁基板の反対の面に、電気素子と電気接続するた
めの第1の金属パッドと、第1の光配線層表面に、光素
子と電気接続するための第2の金属パッドと、第2の金
属パッドと同一面内に、外部基板と電気接続するための
第3の金属パッドと、絶縁基板表面あるいは内部あるい
は第1の光配線層内部に位置する、第1の金属パッドと
第2の金属パッドを接続する電気配線と、第1の金属パ
ッドと第3の金属パッドを接続する電気配線と、光配線
の一部に設けられたミラーとを有することを特徴とする
光・電気素子搭載用チップキャリアとしたものである。
【0015】また請求項2の発明では、第3の金属パッ
ド周辺部にクラッド層と同一材料の凸部を具備すること
を特徴とした請求項1に記載の光・電気素子搭載用チッ
プキャリアとしたものである。
【0016】また請求項3の発明では、ミラー上部の第
1の光配線層表面にクラッド層と同一材料の凸状レンズ
を具備することを特徴とした請求項1〜2いずれか1項
記載の光・電気素子搭載用チップキャリアとしたもので
ある。
【0017】また請求項4の発明では、支持体に第1の
クラッド層を形成する工程と、光配線となるコア層を形
成する工程と、その上から第2のクラッド層を形成する
工程と、コアの一部にミラーを形成する工程と、支持体
から剥離して光配線フィルムを形成する工程と、光配線
フィルムを、上下の導通のための電気配線を有する絶縁
基板に接着する工程と、絶縁基板上の電気配線と、ビア
ホールを介して第2の金属パッド及び第3の金属パッド
を電気接続する工程を含むことを特徴とする請求項1に
記載の光・電気素子搭載用チップキャリアの製造方法と
したものである。
【0018】また請求項5の発明では、支持体にあらか
じめ第3の金属パッド周辺部に配置された凸部に対応す
る型を形成する工程と、その上に第1のクラッド層を形
成する工程と、光配線となるコア層を形成する工程と、
その上から第2のクラッド層を形成する工程と、コアの
一部にミラーを形成する工程と、支持体から剥離して光
配線フィルムを形成する工程と、光配線フィルムを、上
下の導通のための電気配線を有する絶縁基板に接着する
工程と、絶縁基板上の電気配線と、ビアホールを介して
第2の金属パッド及び第3の金属パッドを電気接続する
工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の光・電気
素子搭載用チップキャリアの製造方法としたものであ
る。
【0019】また請求項6の発明では、支持体にあらか
じめレンズに対応する型、並びに、第3の金属パッド周
辺部に配置された凸部に対応する型を形成する工程と、
その上に第1のクラッド層を形成する工程と、光配線と
なるコア層を形成する工程と、その上から第2のクラッ
ド層を形成する工程と、コアの一部にミラーを形成する
工程と、支持体から剥離して光配線フィルムを形成する
工程と、光配線フィルムを、上下の導通のための電気配
線を有する絶縁基板に接着する工程と、絶縁基板上の電
気配線と、ビアホールを介して第2の金属パッド及び第
3の金属パッドを電気接続する工程を含むことを特徴と
する請求項3に記載の光・電気素子搭載用チップキャリ
アの製造方法としたものである。
【0020】また請求項7の発明では、請求項1〜3い
ずれか1項記載の光・電気素子搭載用チップキャリアの
第1の金属パッドに電気素子を実装し、反対面の第2の
金属パッドに光素子を、第1の光配線層中のコアに設け
たミラーに向くように実装することを特徴とする光・電
気素子搭載用チップキャリアの実装方法としたものであ
る。
【0021】また請求項8の発明では、電気配線を有す
る基板の電気配線の上に、光を伝搬させるコアとそのコ
アを埋没させるクラッドとを有する第2の光配線層を備
える光・電気配線基板であって、コアの一部に設けら
れ、該光・電気素子搭載用チップキャリアのミラー面に
対向する位置に配置されたミラーと、第3の金属パッド
と対向する位置に配置された第4の金属パッドと、第4
の金属パッドと基板の電気配線とを電気接続するビアホ
ールと、を具備することを特徴とする光・電気配線基板
としたものである。
【0022】また請求項9の発明では、電気配線を有す
る基板の電気配線の上に、光を伝搬させるコアとそのコ
アを埋没させるクラッドとを有する第2の光配線層を備
える光・電気配線基板であって、コアの一部に設けら
れ、該光・電気素子搭載用チップキャリアのミラー面に
対向する位置に配置されたミラーと、第3の金属パッド
と対向する位置に配置された第4の金属パッドと、第4
の金属パッドと基板の電気配線とを電気接続するビアホ
ールと、第2の光配線層上に設けられた電気配線と、を
具備することを特徴とする光・電気配線基板としたもの
である。
【0023】また請求項10の発明では、第4の金属パ
ッド周辺部にクラッド層と同一材料の凸部を具備するこ
とを特徴とした請求項8、9いずれか1項記載の光・電
気配線基板としたものである。
【0024】また請求項11の発明では、ミラー上部の
光配線層表面にクラッド層と同一材料の凸状レンズを具
備することを特徴とした請求項8〜10いずれか1項記
載の光・電気配線基板としたものである。
【0025】また請求項12の発明では、支持体に第3
のクラッド層を形成する工程と、光配線となるコア層を
形成する工程と、その上から第4のクラッド層を形成す
る工程と、コアの一部にミラーを形成する工程と、支持
体から剥離して光配線フィルムを形成する工程と、光配
線フィルムを電気配線を有する基板に接着する工程と、
基板上の電気配線とビアホールを介して第4の金属パッ
ドを電気接続する工程を含むことを特徴とする請求項
8、9いずれか1項記載の光・電気配線基板の製造方法
としたものである。
【0026】また請求項13の発明では、支持体にあら
かじめ第4の金属パッド周辺部に配置された凸部に対応
する型を形成する工程と、その上に第3のクラッド層を
形成する工程と、光配線となるコア層を形成する工程
と、その上から第4のクラッド層を形成する工程と、コ
アの一部にミラーを形成する工程と、該支持体から剥離
して光配線フィルムを形成する工程と、光配線フィルム
を電気配線を有する基板に接着する工程と、基板上の電
気配線とビアホールを介して第4の金属パッドを電気接
続する工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の
光・電気配線基板の製造方法としたものである。
【0027】また請求項14の発明では、支持体にあら
かじめレンズに対応する型、並びに、第4の金属パッド
周辺部に配置された凸部に対応する型を形成する工程
と、その上に第3のクラッド層を形成する工程と、光配
線となるコア層を形成する工程と、その上から第4のク
ラッド層を形成する工程と、コアの一部にミラーを形成
する工程と、該支持体から剥離して光配線フィルムを形
成する工程と、光配線フィルムを電気配線を有する基板
に接着する工程と、基板上の電気配線とビアホールを介
して第4の金属パッドを電気接続する工程を含むことを
特徴とする請求項11に記載の光・電気配線基板の製造
方法としたものである。
【0028】また請求項15の発明では、請求項1〜3
いづれか1項記載の光・電気素子搭載用チップキャリア
に光素子及び電気素子を実装し、さらに、請求項8〜1
1の何れか1項記載の光・電気配線基板に光素子及び電
気素子を実装した光・電気素子搭載用チップキャリアを
実装したことを特徴とする実装基板としたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】1.光・電気素子搭載用チップキ
ャリア 本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアの例を図1
〜3に示す。図1(a)は、単層の絶縁基板1の両面に
導体を形成し、その間を貫通孔の内壁面または内部に導
体を形成したスルーホール10で接続し、さらに、絶縁
基板の一方の面に第1の光配線層4が設置された断面図
である。電気素子を搭載する側には電気配線5と電気素
子の電極と接続するための第1の金属パッド6が形成さ
れている。また、光・電気配線基板と接続する側には、
光素子を搭載するための第2の金属パッド8と光・電気
配線基板と電気接続するための第3の金属パッド7が形
成されている。第2の金属パッド8、及び、第3の金属
パッド7はビアホール11を介して絶縁基板1上の電気
配線12と電気接続されている。
【0030】第1の光配線層4は、光信号が伝搬するコ
ア2と光信号をコアに閉じこめるクラッド3からなる。
一般的に、コアを形成する材料の屈折率をクラッドのそ
れに比べ高くすることにより、光信号はコア内を伝搬す
る。
【0031】また、第2の金属パッド8直下のコア2に
は45°のミラー9aが設置されている。さらに、コア
2の一端には、光・電気配線基板との光信号のやりとり
を行うための同様な45°のミラー9bが設置されてい
る。ミラー面界面はコアより屈折率の低い樹脂を接触さ
せるか、空気と接触させても良い。また、金属薄膜を形
成しても良い。
【0032】本発明の構造によると、光素子を電気素子
の直下に設置することができ、電気配線長を最短で形成
することができる。このため、電気素子と光素子間に高
速信号が流れる際のノイズの問題を抑えることができ
る。また、図18で示した従来構造のように、光素子を
周辺部に設置する必要がなく、配線基板の高密度実装が
可能となる。
【0033】さらに、光・電気配線基板との光信号の接
続部は、チップキャリア内の光配線を経由するため、ノ
イズを発生させないで、自由に設置することができ、レ
イアウトの自由度をあげることができる。
【0034】絶縁基板としては、ポリイミドフィルムや
ガラス布にエポキシ樹脂等を含浸させた基板等を用いる
ことができる。厚さは前者で、30μm 〜100μm 、
後者は300μm 〜1.6mmである。スルーホールを
形成するための貫通孔は、前者では主に炭酸ガスレーザ
やエキシマレーザ加工で径が30〜100μm 、後者は
ドリル加工で100μm 〜500μm のものが得られ
る。
【0035】図1(b)は、本発明のもう一つの光・電
気素子搭載用チップキャリアを示した断面図である。第
3の金属パッド7の周辺部に凸部13を配置したもので
ある。また、図1(c)は、さらに、本発明のもう一つ
の光・電気素子搭載用チップキャリアを示した断面図で
ある。光・電気配線基板との光信号のやりとりを行うた
めのミラー9b上にレンズ14を設置したものである。
【0036】図2(a)、(c)は第3の金属パッド周
辺部に形成した凸部の形状の例を示す。図2(a)のよ
うに周囲を取り囲んでも良いし、図2(c)のように数
個の凸部を配置しても良い。図2(b)は図2(a)の
A−A‘に沿った断面図である。同様に、図2(d)は
図2(c)のB−B‘に沿った断面図である。
【0037】図3(a)は本発明の光・電気素子搭載用
チップキャリアの第2の金属パッド8及び第3の金属パ
ッド7が形成されている側の1例を示す上面図である。
図のように、第2の金属パッド8と第3の金属パッド7
をアレイ状に配置することも可能である。また、ミラー
9aと9bは光配線であるコア2で接続されているが、
光配線の自由度があるため光・電気配線基板との光信号
を行うためのミラー9bを自由に配置することができ
る。
【0038】一方、図3(b)は本発明の光・電気素子
搭載用チップキャリアの第2の金属パッド8及び第3の
金属パッド7が形成されている側のもう一つの1例を示
す上面図である。本構造では、第3の金属パッド7は直
接ビアホール11と接続されず、第1の光配線層上の電
気配線15を介して接続されいる。第3の金属パッド7
は、電源やグランド層との接続のためのものであり、高
速信号を通すためのものでないため、電気配線長を多少
長くすることが可能であり、このため、本構造では、第
3の金属パッド7の位置を必要に応じて動かすことがで
きる。
【0039】2.光・電気素子搭載用チップキャリアの
製造方法 本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアの製造方法
は、基本的には、次の通りである。まず、電気配線を有
する絶縁基板とは別に、支持体の上で第1の光配線層を
作る。次に、コアの一部にミラーを設けて光配線層を基
板に接着する。さらに、ビアホールによって基板上の電
気配線と電気接続しているパッドを光配線層上に作る。
【0040】本製造方法では、光配線を凹凸のある電気
配線を有する絶縁基板上に直に、積み上げて作製するの
ではなく、あらかじめ別の支持体に作製し、電気配線基
板に貼り付けている。これにより、下地の電気配線基板
の凹凸を緩和し、凹凸による光信号の損失をある程度、
低減することができる。
【0041】以下、2つの実施の形態を説明する。
【0042】<光・電気素子搭載用チップキャリアの製
造方法の第1の実施の形態>光・電気素子搭載用チップ
キャリアの製造方法の第1の実施の形態を、図4、図5
の(a)〜(m)の流れに従って説明する。
【0043】図4の(a)のように、支持体21である
シリコンウエハの上に、剥離層として、Cr、Cuの薄
膜層をスパッタし、その後、硫酸銅めっき浴中にてCu
層を約10μm 形成し、さらに、剥離層の上に、第1の
クラッド22としてポリイミドOPI−N1005(日
立化成工業(株)製)をスピンコートし、350℃にて
イミド化させた。この時の膜厚は20μm であった。
【0044】さらに、図4の(b)のように、第1のク
ラッド22の層の上にコア層23としてポリイミドOP
I−N1305(日立化成(株)製)を同様にスピンコ
ートし、350℃でイミド化させた。この時の膜厚は8
μm であった。この光配線層に用いられるコア並びにク
ラッド材料はポリイミド樹脂に限らず、フッ素化あるい
は重水素化したエポキシ樹脂、メタクリル酸エステル樹
脂等の高分子材料の中で、光信号に用いられる光の波長
により損失の少ない材料を選ぶことができる。
【0045】コア層表面にAlを蒸着し、フォトレジス
トの所定のパターンを形成し、エッチング処理を行い、
Alのメタルマスク24を形成した(図4の(c))。
【0046】図4の(d)のように、酸素ガスを用い、
反応性イオンエッチングにてコア23をエッチングし
た。さらに、メタルマスクであるAl膜をエッチング除
去して光配線パターン25を形成した。コアパターンと
同時にアライメントマーク(図示せず)を形成した。
【0047】図4の(e)のように、第2のクラッド2
6としてOPI−1005を同様にコートしてイミド化
させる。この時のクラッド厚は、コア光配線層上で20
μmであった。
【0048】図4の(f)のように、コアパターン25
を形成する際に同時に形成していたアライメントマーク
(図示せず)を基準に、コアパターン25の一部に機械
加工で基板と45°の角度にミラー27を形成した。
【0049】図4の(g)のように、塩化第2鉄液を用
いて剥離層中のCu層を溶解し、光配線層を剥離して光
配線フィルムを作製した。
【0050】図5の(h)のように、第1の金属パッド
29、スルーホール30、及び、電気配線31を有する
基板28上に、接着剤として熱可塑性を示す変成ポリイ
ミド樹脂を20μm コーティング、乾燥させ、光配線層
のミラー加工した面を貼り合わせ加熱接着した。
【0051】図5の(i)のように、ビアホールを形成
する位置に、レーザにてビアホール用の孔32を形成し
た。レーザとしては、エキシマレーザ、炭酸ガスレー
ザ、YAGレーザなどが適している。
【0052】図5の(j)のように、光配線層表面に並
びにレーザ加工を施した孔内部に、スパッタにてCr、
Cuの金属薄膜33を形成した。
【0053】図5の(k)のように、所望の位置にフォ
トレジストのパターン34を形成した。
【0054】図5の(l)のように、金属薄膜33を陰
極にして、硫酸銅めっき浴中で孔32内部並びに第2の
金属パッド部、第3の金属パッド部に厚さ20μm のC
uめっきを施した。
【0055】図5の(m)のように、フォトレジストパ
ターン34を剥離して、スパッタCr、Cuの金属薄膜
をエッチング除去して、本発明の第1の実施形態の光・
電気素子搭載用チップキャリアを得た。
【0056】<光・電気素子搭載用チップキャリアの製
造方法の第2の実施の形態>光・電気素子搭載用チップ
キャリアの製造方法の第2の実施の形態を、図6、図7
の(a)〜(o)の流れに従って説明する。
【0057】図6の(a)のように、支持体41である
シリコンウエハの上に熱酸化膜を形成し、所望のパター
ン42に反応性イオンエッチングを行う。
【0058】ウエットエッチングにて凹部43を形成
後、図6の(b)のように、支持体41であるシリコン
ウエハの表面上並びに凹部内部に、剥離層として、C
r、Cuの薄膜層をスパッタし、その後、硫酸銅めっき
浴中にてCu層を約10μm 形成した。
【0059】図6の(c)のように、剥離層の上に、第
1のクラッド44としてポリイミドOPI−N1005
(日立化成工業(株)製)をスピンコートし、350℃
にてイミド化させた。この時の膜厚は20μm であっ
た。
【0060】さらに、図6の(d)のように、第1のク
ラッド44の層の上にコア層45としてポリイミドOP
I−N1305(日立化成(株)製)を同様にスピンコ
ートし、350℃でイミド化させた。この時の膜厚は8
μm であった。この光配線層に用いられるコア並びにク
ラッド材料はポリイミド樹脂に限らず、フッ素化あるい
は重水素化したエポキシ樹脂、メタクリル酸エステル樹
脂等の高分子材料の中で、光信号に用いられる光の波長
により損失の少ない材料を選ぶことができる。
【0061】コア層表面にAlを蒸着し、フォトレジス
トの所定のパターンを形成し、エッチング処理を行い、
Alのメタルマスク46を形成した(図6の(e))。
【0062】図6の(f)のように、酸素ガスを用い、
反応性イオンエッチングにてコア45をエッチングし
た。さらに、メタルマスクであるAl膜をエッチング除
去して光配線パターン47を形成した。コアパターンと
同時にアライメントマーク(図示せず)を形成した。
【0063】図6の(g)のように、第2のクラッド4
8としてOPI−1005を同様にコートしてイミド化
させる。この時のクラッド厚は、コア光配線層上で20
μmであった。
【0064】図6の(h)のように、コアパターン47
を形成する際に同時に形成していたアライメントマーク
(図示せず)を基準に、コアパターン47の一部に機械
加工で基板と45°の角度にミラー49を形成した。
【0065】図7の(i)のように、塩化第2鉄液を用
いて剥離層中のCu層を溶解し、光配線層を剥離して光
配線フィルムを作製した。ミラー加工面と反対側には第
3の金属パッド61周辺部に位置する凸部50並びにレ
ンズ51が形成できた。
【0066】図7の(j)のように、第1の金属パッド
53、スルーホール54、及び、電気配線55を有する
基板52上に、接着剤として熱可塑性を示す変成ポリイ
ミド樹脂を20μm コーティング、乾燥させ、光配線層
のミラー加工した面を貼り合わせ加熱接着した。
【0067】図7の(k)のように、ビアホールを形成
する位置に、レーザにてビアホール用の孔56を形成し
た。レーザとしては、エキシマレーザ、炭酸ガスレー
ザ、YAGレーザなどが適している。
【0068】図7の(l)のように、光配線層表面に並
びにレーザ加工を施した孔内部に、スパッタにてCr、
Cuの金属薄膜57を形成した。
【0069】図7の(m)のように、所望の位置にフォ
トレジストのパターン58を形成した。
【0070】図7の(n)のように、金属薄膜57を陰
極にして、硫酸銅めっき浴中で孔56内部並びに第2の
金属パッド部、及び、第3の金属パッドに厚さ20μm
のCuめっきを施した。
【0071】図7の(o)のように、フォトレジストパ
ターン58を剥離して、スパッタCr、Cuの金属薄膜
をエッチング除去して、本発明の第2の実施形態の光・
電気素子搭載用チップキャリアを得た。
【0072】3.光・電気素子搭載用チップキャリアの
実装 図8の(a)〜(c)は、それぞれ、図1の(a)〜
(c)における光・電気素子搭載用チップキャリアに光
素子62及び電気素子63を実装した1例を示す図であ
る。第1の金属パッドにめっき等にて金のバンプ65を
形成し、そのバンプと電気素子63の電極を接続する。
場合によっては、電気素子とチップキャリアの間隙に光
硬化性樹脂層を形成する。一方、反対面の第2の金属パ
ッドには同様にめっきにて半田バンプ66を形成し、そ
の上に光素子62を、第3の金属パッドには半田ボール
64を半田付けする。
【0073】光素子の発光面や受光面は第1の光配線層
69におけるミラー68aに対向するように設置され
る。また、コアの一端に設置されたミラー68bを介し
て、光信号をチップキャリアと光・電気配線基板の間
で、空間伝送することができる。
【0074】このようにして作製した光・電気搭載用チ
ップキャリアは、従来の電気素子チップキャリアと同様
に半田リフローにて光・電気配線基板に実装することが
できる。
【0075】4.光・電気配線基板 本発明の光・電気配線基板の1例の断面図を図9(a)
に示す。電気配線75を有する基板74上に、第2の光
配線層71が接着剤79で固定された構造になってい
る。第2の光配線層の最表面には、前記半田ボールと接
続するための第4の金属パッド76が形成されており、
第4の金属パッドはビアホール77を介して電気配線7
5と接続されている。基板74は単層の絶縁基板でも、
多層電気配線基板でも良い。
【0076】第2の光配線層71には、光信号が伝搬す
るコア72と光信号をコアに閉じこめるクラッド73か
らなる。一般的に、コアを形成する材料の屈折率をクラ
ッドのそれに比べ高くすることにより、光信号はコア内
を伝搬する。
【0077】また、板面と並行に伝搬してきた光信号を
基板上部に位置する本発明のチップキャリアの受光面
に、あるいは、基板上部に位置する本発明のチップキャ
リアの発光面から放出された光信号をコアへ導入するた
めにコアの一部にミラー78を設置する。ミラー面界面
はコアより屈折率の低い樹脂を接触させるか、空気と接
触させても良い。また、金属薄膜を形成しても良い。
【0078】図9(b)は本発明の、もう一つの光・電
気配線基板の一例を示す断面図である。第4の金属パッ
ド76の周辺部に光配線層のクラッドと同一材料の凸部
80を形成するものである。本凸部により、半田ボール
の接続位置が自動的に決まる。また、チップキャリア上
の第2の金属パッドと光素子との位置関係は半田のセル
フアライメント効果により精度良く決まる。さらに、第
3の金属パッド周辺部に形成した凸部により半田ボール
の位置関係も精度良く決まる。さらに、ミラーの位置も
アライメントマーク(図示せず)を基準に所定の位置に
加工可能である。
【0079】このため、本発明の光・電気素子搭載用チ
ップキャリアを光・電気配線基板上に仮固定し、半田リ
フロー炉に通すだけで、自動的に光素子と光配線の光軸
を合わせることが可能になり、光軸合わせがより簡単に
なる。
【0080】図9(c)は本発明の、もう一つの光・電
気配線基板の一例を示す断面図である。この場合、第4
の金属パッド76の周辺部に設けた凸部80と同時にク
ラッド材料にてレンズ81を形成する。これにより、さ
らに、光軸合わせが容易になる。
【0081】図10(a)は本発明のチップキャリア搭
載部近傍の第2の光配線層上面図の一例である。コアパ
ターン72はフォトリソグラフィで形成可能なため、光
配線の自由度が高い。同様に図10(b)は光配線層表
面に第4の金属パッド76と接続する電気配線82を形
成した場合である。この場合、第4の金属パッド直下に
ビアホール77を形成する必要がなく、第4の金属パッ
ド直下にもコアパターンを形成することが可能になり、
さらに、光配線の設計の自由度が高くなる。
【0082】図11(a)、(c)は第4の金属パッド
76周辺部に形成した凸部80の形状の例を示す。図1
1(a)のように周囲を取り囲んでも良いし、図11
(c)のように数個の凸部を配置しても良い。図11
(b)は図11(a)のA−A‘に沿った断面図であ
る。同様に、図11(d)は図11(c)のB−B‘に
沿った断面図である。
【0083】5.光・電気配線基板の製造方法 本発明の光・電気配線基板の製造方法は、基本的には、
次の通りである。まず、電気配線を有する基板とは別
に、支持体の上で光配線層を作る。次に、コアの一部に
ミラーを設けて光配線層を基板に接着する。さらに、ビ
アホールによって基板上の電気配線と電気接続している
パッドを光配線層上に作る。
【0084】本製造方法では、光配線を凹凸のある電気
配線を有する絶縁基板上に直に、積み上げて作製するの
ではなく、あらかじめ別の支持体に作製し、電気配線基
板に貼り付けている。これにより、下地の電気配線基板
の凹凸を緩和し、凹凸による光信号の損失をある程度、
低減することができる。
【0085】以下、2つの実施の形態を説明する。
【0086】<光・電気配線基板の製造方法の第1の実
施の形態>光・電気配線基板の製造方法の第1の実施の
形態を、チップキャリアの搭載するための第4の金属パ
ッド周辺部に焦点を当てて、図12、図13の(a)〜
(n)の流れに従って説明する。
【0087】図12の(a)のように、支持体91であ
るシリコンウエハの上に、剥離層92として、Cr、C
uの薄膜層をスパッタし、その後、硫酸銅めっき浴中に
てCu層を約10μm 形成した。
【0088】図12の(b)のように、剥離層92の上
に、第3のクラッド93としてポリイミドOPI−N1
005(日立化成工業(株)製)をスピンコートし、3
50℃にてイミド化させた。この時の膜厚は20μm で
あった。
【0089】さらに、図12の(c)のように、第1の
クラッド93の層の上にコア層94としてポリイミドO
PI−N1305(日立化成(株)製)を同様にスピン
コートし、350℃でイミド化させた。この時の膜厚は
8μm であった。この光配線層に用いられるコア並びに
クラッド材料はポリイミド樹脂に限らず、フッ素化ある
いは重水素化したエポキシ樹脂、メタクリル酸エステル
樹脂等の高分子材料の中で、光信号に用いられる光の波
長により損失の少ない材料を選ぶことができる。
【0090】コア層表面にAlを蒸着し、フォトレジス
トの所定のパターンを形成し、エッチング処理を行い、
Alのメタルマスク95を形成した(図12の
(d))。
【0091】図12の(e)のように、酸素ガスを用
い、反応性イオンエッチングにてコア94をエッチング
した。さらに、メタルマスクであるAl膜をエッチング
除去して光配線パターン96を形成した。コアパターン
と同時にアライメントマーク(図示せず)を形成した。
【0092】図12の(f)のように、第4のクラッド
97としてOPI−1005を同様にコートしてイミド
化させる。この時のクラッド厚は、コア光配線層上で2
0μm であった。
【0093】図12の(g)のように、コアパターン9
6を形成する際に同時に形成していたアライメントマー
ク(図示せず)を基準に、コアパターン96の一部に機
械加工で基板と45°の角度にミラー98を形成した。
【0094】図13の(h)のように、塩化第2鉄液を
用いて剥離層中のCu層を溶解し、第2の光配線層を剥
離して光配線フィルムを作製した。
【0095】図13の(i)のように、電気配線100
を有する基板99上に、接着剤101として熱可塑性を
示す変成ポリイミド樹脂を20μm コーティング、乾燥
させ、第2の光配線層のミラー加工した面を貼り合わせ
加熱接着した。
【0096】図13の(j)のように、ビアホールを形
成する位置に、レーザにてビアホール用の孔102を形
成した。レーザとしては、エキシマレーザ、炭酸ガスレ
ーザ、YAGレーザなどが適している。
【0097】図13の(k)のように、第2の光配線層
表面に並びにレーザ加工を施した孔内部に、スパッタに
てCr、Cuの金属薄膜103を形成した。
【0098】図13の(l)のように、所望の位置にフ
ォトレジストのパターン104を形成した。
【0099】図13の(m)のように、金属薄膜103
を陰極にして、硫酸銅めっき浴中で孔102内部並びに
第4の金属パッド部に厚さ20μm のCuめっきを施し
た。
【0100】図13の(n)のように、フォトレジスト
パターン104を剥離して、スパッタCr、Cuの金属
薄膜をエッチング除去して、本発明の第1の実施形態の
光・電気配線基板を得た。
【0101】<光・電気配線基板の製造方法の第2の実
施の形態>光・電気配線基板の製造方法の第2の実施の
形態を、チップキャリアの搭載するための第4の金属パ
ッド周辺部に焦点を当てて、図14、図15の(a)〜
(o)の流れに従って説明する。
【0102】図14の(a)のように、支持体111で
あるシリコンウエハの上に熱酸化膜を形成し、所望のパ
ターン112に反応性イオンエッチングを行う。
【0103】ウエットエッチングにて凹部113を形成
後、図14の(b)のように、支持体111であるシリ
コンウエハの表面上並びに凹部内部に、剥離層113と
して、Cr、Cuの薄膜層をスパッタし、その後、硫酸
銅めっき浴中にてCu層を約10μm 形成した。
【0104】図14の(c)のように、剥離層113の
上に、第3のクラッド115としてポリイミドOPI−
N1005(日立化成工業(株)製)をスピンコート
し、350℃にてイミド化させた。この時の膜厚は20
μm であった。
【0105】さらに、図14の(d)のように、第3の
クラッド115の層の上にコア層116としてポリイミ
ドOPI−N1305(日立化成(株)製)を同様にス
ピンコートし、350℃でイミド化させた。この時の膜
厚は8μm であった。この光配線層に用いられるコア並
びにクラッド材料はポリイミド樹脂に限らず、フッ素化
あるいは重水素化したエポキシ樹脂、メタクリル酸エス
テル樹脂等の高分子材料の中で、光信号に用いられる光
の波長により損失の少ない材料を選ぶことができる。
【0106】コア層表面にAlを蒸着し、フォトレジス
トの所定のパターンを形成し、エッチング処理を行い、
Alのメタルマスク117を形成した(図14の
(e))。
【0107】図14の(f)のように、酸素ガスを用
い、反応性イオンエッチングにてコア116をエッチン
グした。さらに、メタルマスクであるAl膜をエッチン
グ除去して光配線パターン118を形成した。コアパタ
ーンと同時にアライメントマーク(図示せず)を形成し
た。
【0108】図14の(g)のように、第4のクラッド
119としてOPI−1005を同様にコートしてイミ
ド化させる。この時のクラッド厚は、コア光配線層上で
20μm であった。
【0109】図14の(h)のように、コアパターン1
18を形成する際に同時に形成していたアライメントマ
ーク(図示せず)を基準に、コアパターン118の一部
に機械加工で基板と45°の角度にミラー120を形成
した。
【0110】図15の(i)のように、塩化第2鉄液を
用いて剥離層中のCu層を溶解し、第2の光配線層を剥
離して光配線フィルムを作製した。ミラー加工面と反対
側には第4の金属パッド130周辺部に位置する凸部1
22並びにレンズ121が形成できた。
【0111】図15の(j)のように、電気配線125
を有する基板123上に、接着剤124として熱可塑性
を示す変成ポリイミド樹脂を20μm コーティング、乾
燥させ、第2の光配線層のミラー加工した面を貼り合わ
せ加熱接着した。
【0112】図15の(k)のように、ビアホールを形
成する位置に、レーザにてビアホール用の孔126を形
成した。レーザとしては、エキシマレーザ、炭酸ガスレ
ーザ、YAGレーザなどが適している。
【0113】図15の(l)のように、第2の光配線層
表面に並びにレーザ加工を施した孔内部に、スパッタに
てCr、Cuの金属薄膜127を形成した。
【0114】図15の(m)のように、所望の位置にフ
ォトレジストのパターン128を形成した。
【0115】図15の(n)のように、金属薄膜127
を陰極にして、硫酸銅めっき浴中で孔126内部並びに
第4の金属パッド部に厚さ20μm のCuめっきを施し
た。
【0116】図15の(o)のように、フォトレジスト
パターン128を剥離して、スパッタCr、Cuの金属
薄膜をエッチング除去して、本発明の第2の実施形態の
光・電気配線基板を得た。
【0117】6.実装基板 本発明のチップキャリア137に、電気素子131、受
光素子133、発光素子132を搭載し、本発明の光・
電気配線基板に、実装した形態を図16の(a)に示
す。
【0118】光・電気配線基板中のコア140を伝搬し
てきたレーザ光138はミラー141で反射され、基板
上部のチップキャリアのコアに形成されたミラー144
へ到達する。さらに、チップキャリアのコアを経由し
て、ミラー145で反射され、受光素子133へ到達す
る。一方、発光素子132より放出されたレーザ光13
9はミラー146で反射され、コアを経由し、さらに、
ミラー147で反射され、光・電気配線基板中のミラー
142に到達する。そして、コア140を伝搬する。
【0119】また、同様に、本発明のチップキャリア1
37に、電気素子131、受光素子133、発光素子1
32を搭載し、本発明の光・電気配線基板に、実装した
もう一つの形態を図16の(b)に示す。
【0120】光・電気配線基板中のコア140を伝搬し
てきたレーザ光138はミラー141で反射して、レン
ズ149を介し集光される。さらに、チップキャリアの
レンズ150を介してミラー144へ集光される。一
方、発光素子132より放出されたレーザ光139は、
チップキャリア中のミラー146、147で反射され、
レンズ150を介し集光され、光・電気配線基板上のレ
ンズ149を介してミラー142に集光される。
【0121】
【発明の効果】本発明は、次のような効果がある。
【0122】第1に、高速で入出力端子数の多い高集積
化された電気素子を、ノイズ、クロストーク、電磁波の
影響を受けず、その機能を落とすことなく実装するこた
ができるという効果がある。
【0123】第2に、チップキャリアにおける第3の金
属パッド並びに光接続部の位置が自由に設計できるとい
う効果がある。
【0124】第3に、光素子をチップキャリアの裏面に
搭載することにより、光電気配線基板の高密度実装が可
能になるという効果がある。
【0125】第4に、従来のリフロー工程が使え、同時
に光素子と光配線の光軸合わせが容易にできるという効
果がある。
【0126】第5に、電気配線を有する基板とは別に、
支持体の上に光配線層を作製し、その光配線層を基板に
接着するので、基板上の電気配線の上に直接光配線層を
作製する場合と比較して、基板上の電気配線の凹凸の影
響を少なくでき、コアの光伝搬損出を低減できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアを
示す断面図。
【図2】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアに
おいて、第3の金属パッド周辺部に形成される凸部を説
明する上面図並びに断面図。
【図3】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアを
示す上面図。
【図4】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアの
製造方法を示す断面図。
【図5】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアの
製造方法を示す断面図。
【図6】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアの
製造方法を示す断面図。
【図7】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアの
製造方法を示す断面図。
【図8】本発明の光・電気素子搭載用チップキャリアに
光素子及び電気素子を搭載した実装構造を示す断面図。
【図9】本発明の光・電気配線基板において、本発明の
光・電気素子搭載用チップキャリアを搭載する部分を示
す断面図。
【図10】本発明の光・電気配線基板において、本発明
の光・電気素子搭載用チップキャリアを搭載する部分を
示す上面図。
【図11】本発明の光・電気配線基板において、第4の
金属パッド周辺部に形成される凸部を説明する上面図並
びに断面図。
【図12】本発明の光・電気配線基板の製造方法を説明
する断面図。
【図13】本発明の光・電気配線基板の製造方法を説明
する断面図。
【図14】本発明の光・電気配線基板の製造方法を説明
する断面図。
【図15】本発明の光・電気配線基板の製造方法を説明
する断面図。
【図16】本発明の光・電気配線基板に本発明の光・電
気素子搭載用チップキャリアを搭載した実装基板の断面
図。
【図17】従来のチップキャリアに電気素子を搭載し、
従来の電気配線基板に実装した構造を示す断面図。
【図18】従来のチップキャリアに電気素子を搭載し、
従来の光・電気配線基板に実装した構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…絶縁基板 2…コア 3…クラッド 4…第1の光配線層 5…電気配線 6…第1の金属パッド 7…第3の金属パッド 8…第2の金属パッド 9…ミラー 10…スルーホール 11…ビアホール 12…電気配線 13…凸部 14…レンズ 15…電気配線 21…支持体 22…第1のクラッド 23…コア 24…メタルマスク 25…コアパターン 26…第2のクラッド 27…ミラー 28…絶縁基板 29…第1の金属パッド 30…スルーホール 31…電気配線 32…孔 33…金属薄膜 34…フォトレジスト 35…ビアホール 36…第2の金属パッド 37…第3の金属パッド 41…支持体 42…酸化膜マスク 43…型 44…第1のクラッド 45…コア 46…メタルマスク 47…コアパターン 48…第2のクラッド 49…ミラー 50…凸部 51…レンズ 52…絶縁基板 53…第1の金属パッド 54…スルーホール 55…電気配線 56…孔 57…金属薄膜 58…フォトレジスト 59…ビアホール 60…第2の金属パッド 61…第3の金属パッド 62…光素子 63…電気素子 64…半田ボール 65…バンプ 66…バンプ 67…チップキャリア 68…ミラー 69…第1の光配線層 71…第2の光配線層 72…コア 73…クラッド 74…基板 75…電気配線 76…第4の金属パッド 77…ビアホール 78…ミラー 79…接着剤 80…凸部 81…レンズ 82…電気配線 91…支持体 92…剥離層 93…第3のクラッド 94…コア 95…メタルマスク 96…コアパターン 97…第4のクラッド 98…ミラー 99…基板 100…電気配線 101…接着剤 102…孔 103…金属薄膜 104…フォトレジスト 105…ビアホール 106…第4の金属パッド 111…支持体 112…酸化膜パターン 113…型 114…剥離層 115…第3のクラッド 116…コア 117…メタルマスク 118…コアパターン 119…第4のクラッド 120…ミラー 121…レンズ 122…凸部 123…基板 124…接着剤 125…電気配線 126…孔 127…金属薄膜 128…フォトレジスト 129…ビアホール 130…第4の金属パッド 131…電気素子 132…発光素子 133…受光素子 134…半田ボール 135…バンプ 136…バンプ 137…チップキャリア 138…レーザ光 139…レーザ光 140…コア 141…ミラー 142…ミラー 143…凸部 144…ミラー 145…ミラー 146…ミラー 147…ミラー 148…凸部 149…レンズ 150…レンズ 151…電気素子 152…ビルドアップ多層積層板 153…バンプ 154…半田ボール 155…電気配線基板 156…電気配線 157…パッド 161…電気素子 162…チップキャリア 163…半田ボール 164…電気配線基板 165…電気配線 166…光素子 167…光ファイバ
フロントページの続き (72)発明者 四井 健太 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 市川 浩二 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 湊 孝夫 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 KA15 KB09 LA09 MA03 MA07 PA00 RA00 TA13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板と、絶縁基板上に設置され、光を
    伝搬させるコアとそのコアを埋没させるクラッドとを有
    する第1の光配線層と、絶縁基板の反対の面に、電気素
    子と電気接続するための第1の金属パッドと、第1の光
    配線層表面に、光素子と電気接続するための第2の金属
    パッドと、第2の金属パッドと同一面内に、外部基板と
    電気接続するための第3の金属パッドと、絶縁基板表面
    あるいは内部あるいは第1の光配線層内部に位置する、
    第1の金属パッドと第2の金属パッドを接続する電気配
    線と、第1の金属パッドと第3の金属パッドを接続する
    電気配線と、光配線の一部に設けられたミラーとを有す
    ることを特徴とする光・電気素子搭載用チップキャリ
    ア。
  2. 【請求項2】第3の金属パッド周辺部にクラッド層と同
    一材料の凸部を具備することを特徴とした請求項1に記
    載の光・電気素子搭載用チップキャリア。
  3. 【請求項3】ミラー上部の第1の光配線層表面にクラッ
    ド層と同一材料の凸状レンズを具備することを特徴とし
    た請求項1〜2いずれか1項記載の光・電気素子搭載用
    チップキャリア。
  4. 【請求項4】支持体に第1のクラッド層を形成する工程
    と、光配線となるコア層を形成する工程と、その上から
    第2のクラッド層を形成する工程と、コアの一部にミラ
    ーを形成する工程と、支持体から剥離して光配線フィル
    ムを形成する工程と、光配線フィルムを、上下の導通の
    ための電気配線を有する絶縁基板に接着する工程と、絶
    縁基板上の電気配線と、ビアホールを介して第2の金属
    パッド及び第3の金属パッドを電気接続する工程を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の光・電気素子搭載用
    チップキャリアの製造方法。
  5. 【請求項5】支持体にあらかじめ第3の金属パッド周辺
    部に配置された凸部に対応する型を形成する工程と、そ
    の上に第1のクラッド層を形成する工程と、光配線とな
    るコア層を形成する工程と、その上から第2のクラッド
    層を形成する工程と、コアの一部にミラーを形成する工
    程と、支持体から剥離して光配線フィルムを形成する工
    程と、光配線フィルムを、上下の導通のための電気配線
    を有する絶縁基板に接着する工程と、絶縁基板上の電気
    配線と、ビアホールを介して第2の金属パッド及び第3
    の金属パッドを電気接続する工程を含むことを特徴とす
    る請求項2に記載の光・電気素子搭載用チップキャリア
    の製造方法。
  6. 【請求項6】支持体にあらかじめレンズに対応する型、
    並びに、第3の金属パッド周辺部に配置された凸部に対
    応する型を形成する工程と、その上に第1のクラッド層
    を形成する工程と、光配線となるコア層を形成する工程
    と、その上から第2のクラッド層を形成する工程と、コ
    アの一部にミラーを形成する工程と、支持体から剥離し
    て光配線フィルムを形成する工程と、光配線フィルム
    を、上下の導通のための電気配線を有する絶縁基板に接
    着する工程と、絶縁基板上の電気配線と、ビアホールを
    介して第2の金属パッド及び第3の金属パッドを電気接
    続する工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の光
    ・電気素子搭載用チップキャリアの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜3いずれか1項記載の光・電気
    素子搭載用チップキャリアの第1の金属パッドに電気素
    子を実装し、反対面の第2の金属パッドに光素子を、第
    1の光配線層中のコアに設けたミラーに向くように実装
    することを特徴とする光・電気素子搭載用チップキャリ
    アの実装方法。
  8. 【請求項8】電気配線を有する基板の電気配線の上に、
    光を伝搬させるコアとそのコアを埋没させるクラッドと
    を有する第2の光配線層を備える光・電気配線基板であ
    って、 コアの一部に設けられ、該光・電気素子搭載用チップキ
    ャリアのミラー面に対向する位置に配置されたミラー
    と、第3の金属パッドと対向する位置に配置された第4
    の金属パッドと、第4の金属パッドと基板の電気配線と
    を電気接続するビアホールと、を具備することを特徴と
    する光・電気配線基板。
  9. 【請求項9】電気配線を有する基板の電気配線の上に、
    光を伝搬させるコアとそのコアを埋没させるクラッドと
    を有する第2の光配線層を備える光・電気配線基板であ
    って、 コアの一部に設けられ、該光・電気素子搭載用チップキ
    ャリアのミラー面に対向する位置に配置されたミラー
    と、第3の金属パッドと対向する位置に配置された第4
    の金属パッドと、第4の金属パッドと基板の電気配線と
    を電気接続するビアホールと、第2の光配線層上に設け
    られた電気配線と、を具備することを特徴とする光・電
    気配線基板。
  10. 【請求項10】第4の金属パッド周辺部にクラッド層と
    同一材料の凸部を具備することを特徴とした請求項8、
    9いずれか1項記載の光・電気配線基板。
  11. 【請求項11】ミラー上部の光配線層表面にクラッド層
    と同一材料の凸状レンズを具備することを特徴とした請
    求項8〜10いずれか1項記載の光・電気配線基板。
  12. 【請求項12】支持体に第3のクラッド層を形成する工
    程と、光配線となるコア層を形成する工程と、その上か
    ら第4のクラッド層を形成する工程と、コアの一部にミ
    ラーを形成する工程と、支持体から剥離して光配線フィ
    ルムを形成する工程と、光配線フィルムを電気配線を有
    する基板に接着する工程と、基板上の電気配線とビアホ
    ールを介して第4の金属パッドを電気接続する工程を含
    むことを特徴とする請求項8、9いずれか1項記載の光
    ・電気配線基板の製造方法。
  13. 【請求項13】支持体にあらかじめ第4の金属パッド周
    辺部に配置された凸部に対応する型を形成する工程と、
    その上に第3のクラッド層を形成する工程と、光配線と
    なるコア層を形成する工程と、その上から第4のクラッ
    ド層を形成する工程と、コアの一部にミラーを形成する
    工程と、該支持体から剥離して光配線フィルムを形成す
    る工程と、光配線フィルムを電気配線を有する基板に接
    着する工程と、基板上の電気配線とビアホールを介して
    第4の金属パッドを電気接続する工程を含むことを特徴
    とする請求項10に記載の光・電気配線基板の製造方
    法。
  14. 【請求項14】支持体にあらかじめレンズに対応する
    型、並びに、第4の金属パッド周辺部に配置された凸部
    に対応する型を形成する工程と、その上に第3のクラッ
    ド層を形成する工程と、光配線となるコア層を形成する
    工程と、その上から第4のクラッド層を形成する工程
    と、コアの一部にミラーを形成する工程と、該支持体か
    ら剥離して光配線フィルムを形成する工程と、光配線フ
    ィルムを電気配線を有する基板に接着する工程と、基板
    上の電気配線とビアホールを介して第4の金属パッドを
    電気接続する工程を含むことを特徴とする請求項11に
    記載の光・電気配線基板の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項1〜3いづれか1項記載の光・電
    気素子搭載用チップキャリアに光素子及び電気素子を実
    装し、さらに、請求項8〜11の何れか1項記載の光・
    電気配線基板に光素子及び電気素子を実装した光・電気
    素子搭載用チップキャリアを実装したことを特徴とする
    実装基板。
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