JP2001179699A - 二重マイクロ−電子機械アクチュエータ装置 - Google Patents
二重マイクロ−電子機械アクチュエータ装置Info
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- JP2001179699A JP2001179699A JP2000315660A JP2000315660A JP2001179699A JP 2001179699 A JP2001179699 A JP 2001179699A JP 2000315660 A JP2000315660 A JP 2000315660A JP 2000315660 A JP2000315660 A JP 2000315660A JP 2001179699 A JP2001179699 A JP 2001179699A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H59/00—Electrostatic relays; Electro-adhesion relays
- H01H59/0009—Electrostatic relays; Electro-adhesion relays making use of micromechanics
Landscapes
- Micromachines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】二重動作が可能なマイクロ電子機械アクチュエ
ータ装置を提供する。 【解決手段】 第1基板12と、前記第1基板12上に
形成された第1作動電極20と、前記第1基板から離間
して形成された第2基板52と、前記第1作動電極とは
離間した位置で前記第2基板上に形成された第2作動電
極54と、前記第1作動電極20と第2作動電極54の
間に配置されたマイクロマシーン14とからなり、前記
第1作動電極は、前記マイクロマシーンを前記第1基板
の方向の第1位置に移動させるために前記第1作動電極
に選択的に印加された電圧に応答して前記マイクロマシ
ーンに静電気引力を加え、前記第2作動電極は、前記マ
イクロマシーンを前記第2基板の方向の第2位置に移動
させるために前記第2作動電極に選択的に印加された電
圧に応答して前記マイクロマシーンに静電気引力を加え
ることを特徴とする。
ータ装置を提供する。 【解決手段】 第1基板12と、前記第1基板12上に
形成された第1作動電極20と、前記第1基板から離間
して形成された第2基板52と、前記第1作動電極とは
離間した位置で前記第2基板上に形成された第2作動電
極54と、前記第1作動電極20と第2作動電極54の
間に配置されたマイクロマシーン14とからなり、前記
第1作動電極は、前記マイクロマシーンを前記第1基板
の方向の第1位置に移動させるために前記第1作動電極
に選択的に印加された電圧に応答して前記マイクロマシ
ーンに静電気引力を加え、前記第2作動電極は、前記マ
イクロマシーンを前記第2基板の方向の第2位置に移動
させるために前記第2作動電極に選択的に印加された電
圧に応答して前記マイクロマシーンに静電気引力を加え
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ電子機械
システム(micro-electromechanical systems(MEM
S)に関し、特にフリップチップ結合の形態をとるME
MSデバイスの静電気による作動化技術に関する。
システム(micro-electromechanical systems(MEM
S)に関し、特にフリップチップ結合の形態をとるME
MSデバイスの静電気による作動化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ電子機械システム(MEMS)
は、特に交換機能、リレー機能、波長ルーティング機能
を実行する通信システムで幅広く用いられている。静電
気による作動機能を用いて、上記のデバイスで用いられ
る薄い膜に相対的な動きを与えている。薄い膜が、広い
面積に亘って接触するようになると、膜は、表面引力に
より互いにくっつき合うようになる。一旦接触すると表
面対体積比が大きいことおよび薄い膜が柔軟性があるた
めに膜を分離することが困難となる。
は、特に交換機能、リレー機能、波長ルーティング機能
を実行する通信システムで幅広く用いられている。静電
気による作動機能を用いて、上記のデバイスで用いられ
る薄い膜に相対的な動きを与えている。薄い膜が、広い
面積に亘って接触するようになると、膜は、表面引力に
より互いにくっつき合うようになる。一旦接触すると表
面対体積比が大きいことおよび薄い膜が柔軟性があるた
めに膜を分離することが困難となる。
【0003】機械的デバイスが多結晶シリコンのような
薄い構造体デバイスのプレートを構成するような表面の
マイクロマシーンデバイスにおいては、この現象は、ス
ティクション(stiction)と称する。静電気による作動
力のみが引力をあたえるために、一旦マイクロマシーン
が基板に接着すると、デバイスを元に戻したり、例えば
リセットすることが困難となる。元に戻す唯一の方法
は、梁状プルーブでもってマイクロマシーンを基板から
機械的に取り外すことである。
薄い構造体デバイスのプレートを構成するような表面の
マイクロマシーンデバイスにおいては、この現象は、ス
ティクション(stiction)と称する。静電気による作動
力のみが引力をあたえるために、一旦マイクロマシーン
が基板に接着すると、デバイスを元に戻したり、例えば
リセットすることが困難となる。元に戻す唯一の方法
は、梁状プルーブでもってマイクロマシーンを基板から
機械的に取り外すことである。
【0004】公知のMEMSリレーデバイスは、電気的
接続を行うために2枚の膜を互いに接触するよう動かす
ような静電気作動力を用いている。通常のリレー装置
は、2つの表面間に電気的絶縁が必要とされた場合に
は、2つの表面を分離するために機械的回復力あるいは
スプリングの力に依存している。例えば、公知のMEM
Sデバイス10を図1に示す。同図において、MEMS
デバイス10は基板12と可動マイクロマシーン、例え
ば基板12に取り付けられる固定端16と可動端18と
を有する片持ち梁14を有する。片持ち梁14は、電圧
を片持ち梁14と作動電極プレート20との間に加えた
ときに、可動端18を基板12の方向に動かすために片
持ち梁14に静電気の引っ張り力を与えるような作動電
極プレート20を作動させることにより制御される。
接続を行うために2枚の膜を互いに接触するよう動かす
ような静電気作動力を用いている。通常のリレー装置
は、2つの表面間に電気的絶縁が必要とされた場合に
は、2つの表面を分離するために機械的回復力あるいは
スプリングの力に依存している。例えば、公知のMEM
Sデバイス10を図1に示す。同図において、MEMS
デバイス10は基板12と可動マイクロマシーン、例え
ば基板12に取り付けられる固定端16と可動端18と
を有する片持ち梁14を有する。片持ち梁14は、電圧
を片持ち梁14と作動電極プレート20との間に加えた
ときに、可動端18を基板12の方向に動かすために片
持ち梁14に静電気の引っ張り力を与えるような作動電
極プレート20を作動させることにより制御される。
【0005】接触用電極22は片持ち梁14の下に配置
され、可動端18が第1位置ある時にスイッチを閉にし
(「オン」状態)、可動端18が第2状態にあるときス
イッチを開にする(「オフ」状態)にする切り換え接点
として機能する。MEMSデバイス10をオンの位置に
維持しておくためには、電圧は作動電極に常に印加され
ていなければならない。電圧が印加されなくなる(即
ち、スイッチが切られる)と片持ち梁内の力が基板12
を第2位置に戻すよう機能する。
され、可動端18が第1位置ある時にスイッチを閉にし
(「オン」状態)、可動端18が第2状態にあるときス
イッチを開にする(「オフ」状態)にする切り換え接点
として機能する。MEMSデバイス10をオンの位置に
維持しておくためには、電圧は作動電極に常に印加され
ていなければならない。電圧が印加されなくなる(即
ち、スイッチが切られる)と片持ち梁内の力が基板12
を第2位置に戻すよう機能する。
【0006】距離dだけ離れた面積Aの2枚の平行な金
属プレート(例えば、膜)が、真空(空気)中に配置さ
れたときには、2枚のプレートの間のキャパシタンスC
は次式で与えられる。 C=ε0A/d ここで、ε0 は真空の誘電率で、A>>d2 の場合に
は、Vの電圧差がこれらの2枚のプレートにかけられる
と、引っ張り力Fは次式で与えられる。
属プレート(例えば、膜)が、真空(空気)中に配置さ
れたときには、2枚のプレートの間のキャパシタンスC
は次式で与えられる。 C=ε0A/d ここで、ε0 は真空の誘電率で、A>>d2 の場合に
は、Vの電圧差がこれらの2枚のプレートにかけられる
と、引っ張り力Fは次式で与えられる。
【0007】F=−CV2/d この力が2枚のプレートを互いの方向に引き合う。この
力を用いて金属製のマイクロマシーンを作動させるが、
電圧を加えるだけで力が得られるために、実行すること
が非常に容易である。さらにまたマイクロマシーンが移
動しない限りパワーは消滅しない、その理由は電流はデ
バイス内を実際には流れないからである。
力を用いて金属製のマイクロマシーンを作動させるが、
電圧を加えるだけで力が得られるために、実行すること
が非常に容易である。さらにまたマイクロマシーンが移
動しない限りパワーは消滅しない、その理由は電流はデ
バイス内を実際には流れないからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この作動メカニズム
は、多くの利点があるが制約もある。最も重要な制約
は、引っ張り力しか与えることができず、その結果動き
は一方向のみとなる。他の制約は、接点材料が摩耗した
ときには、表面引力が増加する点である。同時に図1に
示したデバイスにおいては、機械的な片持ち梁が疲労す
ると、復元力も減少する。これらの影響が組み合わさっ
て、マイクロリレーはくっつき合い、デバイスの動作が
不可能となる。このような故障は、接着が機械部品の動
きを止めるような多くのMEMSデバイスで共通のこと
である。
は、多くの利点があるが制約もある。最も重要な制約
は、引っ張り力しか与えることができず、その結果動き
は一方向のみとなる。他の制約は、接点材料が摩耗した
ときには、表面引力が増加する点である。同時に図1に
示したデバイスにおいては、機械的な片持ち梁が疲労す
ると、復元力も減少する。これらの影響が組み合わさっ
て、マイクロリレーはくっつき合い、デバイスの動作が
不可能となる。このような故障は、接着が機械部品の動
きを止めるような多くのMEMSデバイスで共通のこと
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ダイヤ
フラムあるいは片持ち梁のようなマイクロマシーンに第
1方向と第2方向の両方に制御した動きを加えることの
できる二重動作が可能なマイクロ電子機械アクチュエー
タが得られる。このアクチュエータは、第1作動電極が
その上に形成される第1基板とこの第1基板から離れて
第2作動電極がその上に形成される第2基板とを有す
る。マイクロマシーンが第1作動電極と第2作動電極と
の間に配置される。作動電極の一方が選択的に活性化さ
れると、例えば電圧を加えることにより、静電気の引っ
張り力がマイクロマシーンと活性化された電極との間に
発生し、マイクロマシーンを活性化された電極の方向
に、即ち第1基板あるいは第2基板のいずれかの方向に
動かす。
フラムあるいは片持ち梁のようなマイクロマシーンに第
1方向と第2方向の両方に制御した動きを加えることの
できる二重動作が可能なマイクロ電子機械アクチュエー
タが得られる。このアクチュエータは、第1作動電極が
その上に形成される第1基板とこの第1基板から離れて
第2作動電極がその上に形成される第2基板とを有す
る。マイクロマシーンが第1作動電極と第2作動電極と
の間に配置される。作動電極の一方が選択的に活性化さ
れると、例えば電圧を加えることにより、静電気の引っ
張り力がマイクロマシーンと活性化された電極との間に
発生し、マイクロマシーンを活性化された電極の方向
に、即ち第1基板あるいは第2基板のいずれかの方向に
動かす。
【0010】このような作動メカニズムをMEMSリレ
ーで用いる。リレーの実施例の場合においては、マイク
ロマシーンは片持ち梁として形成され、その一端は第1
基板に取り付けられ、他端は第1基板と第2基板の間で
移動可能である。一対の接点用電極も含まれる。この接
点用電極の一方は第2基板により支持され、他方はマイ
クロマシーンにより支持される。マイクロマシーンが第
2基板の方向に移動すると、接点用電極との間に電気的
な接触が発生し、そしてマイクロマシーンが第1基板の
方向に移動すると、接点用基板の間での電気的接触が切
られる。
ーで用いる。リレーの実施例の場合においては、マイク
ロマシーンは片持ち梁として形成され、その一端は第1
基板に取り付けられ、他端は第1基板と第2基板の間で
移動可能である。一対の接点用電極も含まれる。この接
点用電極の一方は第2基板により支持され、他方はマイ
クロマシーンにより支持される。マイクロマシーンが第
2基板の方向に移動すると、接点用電極との間に電気的
な接触が発生し、そしてマイクロマシーンが第1基板の
方向に移動すると、接点用基板の間での電気的接触が切
られる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に本発明による二重静電力ア
クチュエータの一般的概念を示し、この構成は、離間し
平行に配置された3枚の導電性のプレート、即ち上部作
動電極プレート42、下部作動電極プレート44、中間
電極プレート46を有する。上部作動電極プレート42
と下部作動電極プレート44は異なる基板(図示せず)
に取り付けられ、中間電極プレート46は上部作動電極
プレート42と下部作動電極プレート44に対し機械的
に移動可能である。中間電極プレート46は、マイクロ
マシーンと称し、例えばダイヤフラム、片持ち梁あるい
は他のタイプの可動素子として構成される。第1電圧源
が電圧V1 を上部作動電極プレート42と中間電極プレ
ート46との間にかけ、第2電圧源が電圧V2 を下部作
動電極プレート44と中間電極プレート46との間にか
ける。
クチュエータの一般的概念を示し、この構成は、離間し
平行に配置された3枚の導電性のプレート、即ち上部作
動電極プレート42、下部作動電極プレート44、中間
電極プレート46を有する。上部作動電極プレート42
と下部作動電極プレート44は異なる基板(図示せず)
に取り付けられ、中間電極プレート46は上部作動電極
プレート42と下部作動電極プレート44に対し機械的
に移動可能である。中間電極プレート46は、マイクロ
マシーンと称し、例えばダイヤフラム、片持ち梁あるい
は他のタイプの可動素子として構成される。第1電圧源
が電圧V1 を上部作動電極プレート42と中間電極プレ
ート46との間にかけ、第2電圧源が電圧V2 を下部作
動電極プレート44と中間電極プレート46との間にか
ける。
【0012】中間電極プレート46を上部作動電極プレ
ート42の方向、即ち図では上方向に移動させるために
は、正(または負)電圧V1 をかけ、一方V2 は0であ
る。中間電極プレート46を下部作動電極プレート44
の図では下側に移動させるためには、正(または負)電
圧がV2にかけられ、一方電圧V1は0である。かくして
所望の方向の動きに依存して、正の作動力を選択したい
ずれかの方法(例えば上方向または下方向)にマイクロ
マシーンにかけることができる。
ート42の方向、即ち図では上方向に移動させるために
は、正(または負)電圧V1 をかけ、一方V2 は0であ
る。中間電極プレート46を下部作動電極プレート44
の図では下側に移動させるためには、正(または負)電
圧がV2にかけられ、一方電圧V1は0である。かくして
所望の方向の動きに依存して、正の作動力を選択したい
ずれかの方法(例えば上方向または下方向)にマイクロ
マシーンにかけることができる。
【0013】この実施例においては、上部作動電極プレ
ート42、下部作動電極プレート44、中間電極プレー
ト46の大きさは、一側が1−10,000μmで、そ
の厚さは0.01−10μmである。プレート間のスペ
ースは、0.5−500μmである。この範囲において
は、電圧V1とV2の値は、0.1−500Vである。
ート42、下部作動電極プレート44、中間電極プレー
ト46の大きさは、一側が1−10,000μmで、そ
の厚さは0.01−10μmである。プレート間のスペ
ースは、0.5−500μmである。この範囲において
は、電圧V1とV2の値は、0.1−500Vである。
【0014】図3はMEMSリレーの実施例を表す。図
1の従来技術と同様にこのデバイスは、基板12と可動
マイクロマシーン、例えば片持ち梁14を有し、この片
持ち梁14は可動端18と基板12に取り付けられた固
定端16とを有する。片持ち梁14は作動電極プレート
20を作動させることにより制御され、これにより電圧
が片持ち梁14と作動電極プレート20との間にかけら
れたときには可動端18を基板12の下方向に動かすた
めに片持ち梁14に対し静電気の引っ張り力を与える。
接触用電極22が片持ち梁14の上に配置され、スイッ
チ接点として機能する。
1の従来技術と同様にこのデバイスは、基板12と可動
マイクロマシーン、例えば片持ち梁14を有し、この片
持ち梁14は可動端18と基板12に取り付けられた固
定端16とを有する。片持ち梁14は作動電極プレート
20を作動させることにより制御され、これにより電圧
が片持ち梁14と作動電極プレート20との間にかけら
れたときには可動端18を基板12の下方向に動かすた
めに片持ち梁14に対し静電気の引っ張り力を与える。
接触用電極22が片持ち梁14の上に配置され、スイッ
チ接点として機能する。
【0015】図3AのMEMSデバイス10と共に使用
される第2アクチュエータ部分50を図3Bに示す。こ
の第2アクチュエータ部分50は第2基板52と第2作
動電極54と第2接触用電極56とを有し、この第2接
触用電極56は電極ヘッド58を有する。第2作動電極
54は電圧がかけられたときには図2の上部作動電極プ
レート42として機能し、第2作動電極54の近傍に配
置された片持ち梁14に静電気の引っ張り力がかかる。
第2アクチュエータ部分50を図3AのMEMSデバイ
ス10と組み合わせたときに、図4−6に示すように二
重アクチュエータデバイス60が構成される。図を明瞭
にするために、第2基板52は図4には示していない。
される第2アクチュエータ部分50を図3Bに示す。こ
の第2アクチュエータ部分50は第2基板52と第2作
動電極54と第2接触用電極56とを有し、この第2接
触用電極56は電極ヘッド58を有する。第2作動電極
54は電圧がかけられたときには図2の上部作動電極プ
レート42として機能し、第2作動電極54の近傍に配
置された片持ち梁14に静電気の引っ張り力がかかる。
第2アクチュエータ部分50を図3AのMEMSデバイ
ス10と組み合わせたときに、図4−6に示すように二
重アクチュエータデバイス60が構成される。図を明瞭
にするために、第2基板52は図4には示していない。
【0016】二重アクチュエータデバイス60は片持ち
梁14を移動マイクロマシーン作動部材として用いた機
械的リレーである。片持ち梁14は、導電材料製あるい
は導電材料が堆積された絶縁材料製である。片持ち梁1
4の固定端16は基板12に取り付けられ、第1作動電
極は下部基板と片持ち梁14との間に配置される。接触
用電極22が片持ち梁14の上に形成され、この実施例
ではリレースイッチの一部として機能する。上記したよ
うに、電圧が作動電極プレート20に加えられると引っ
張り力が生成され片持ち梁14を固定端16の周囲に回
転させ、その結果可動端18が基板12の方向に引きつ
けられる。
梁14を移動マイクロマシーン作動部材として用いた機
械的リレーである。片持ち梁14は、導電材料製あるい
は導電材料が堆積された絶縁材料製である。片持ち梁1
4の固定端16は基板12に取り付けられ、第1作動電
極は下部基板と片持ち梁14との間に配置される。接触
用電極22が片持ち梁14の上に形成され、この実施例
ではリレースイッチの一部として機能する。上記したよ
うに、電圧が作動電極プレート20に加えられると引っ
張り力が生成され片持ち梁14を固定端16の周囲に回
転させ、その結果可動端18が基板12の方向に引きつ
けられる。
【0017】第2アクチュエータ部分50、特に第2接
触用電極56をその上に有する第2作動電極54を図4
に示すように、片持ち梁14から離間して配置する。接
触用電極22と第2接触用電極56の間で電気的接続を
行うために正電圧が第2作動電極54と片持ち梁14と
の間に加えられ、それに応答して片持ち梁14を第2基
板52の方向に引きつける(静電気)力を生成する。そ
してこれが次に片持ち梁14の上に配置された接触用電
極22を第2接触用電極56に電気的に接触させるが、
これは片持ち梁14の本来有しているバネ力に依存せず
に行われる。
触用電極56をその上に有する第2作動電極54を図4
に示すように、片持ち梁14から離間して配置する。接
触用電極22と第2接触用電極56の間で電気的接続を
行うために正電圧が第2作動電極54と片持ち梁14と
の間に加えられ、それに応答して片持ち梁14を第2基
板52の方向に引きつける(静電気)力を生成する。そ
してこれが次に片持ち梁14の上に配置された接触用電
極22を第2接触用電極56に電気的に接触させるが、
これは片持ち梁14の本来有しているバネ力に依存せず
に行われる。
【0018】電気的接触を維持するために、正電圧は第
2作動電極54に継続してかけられる。接触用電極22
と第2接触用電極56との間の電気的接触がその後必要
でない場合には、電圧は第2作動電極54にはかけず、
その代わり作動電極プレート20と片持ち梁14との間
にかけて、片持ち梁14を基板12の方向に移動させ、
接触用電極22と第2接触用電極56との間を物理的に
分離する。
2作動電極54に継続してかけられる。接触用電極22
と第2接触用電極56との間の電気的接触がその後必要
でない場合には、電圧は第2作動電極54にはかけず、
その代わり作動電極プレート20と片持ち梁14との間
にかけて、片持ち梁14を基板12の方向に移動させ、
接触用電極22と第2接触用電極56との間を物理的に
分離する。
【0019】リレーの別の好ましい特性は、開状態の最
大電圧特性が高いことである。この特性は、リレーの状
態を変化させずあるいはリレーそのものに損傷を与えず
にスイッチが開放状態のときにリレーの接点電極にかか
る電圧を意味する。静電気のアクチュエータにおいて
は、接点電極間に係る電圧は、作動力として機能する、
即ち2つの接点電極間にかけられた電圧は、接点電極を
互いに引き合いスイッチを閉じる傾向にある。
大電圧特性が高いことである。この特性は、リレーの状
態を変化させずあるいはリレーそのものに損傷を与えず
にスイッチが開放状態のときにリレーの接点電極にかか
る電圧を意味する。静電気のアクチュエータにおいて
は、接点電極間に係る電圧は、作動力として機能する、
即ち2つの接点電極間にかけられた電圧は、接点電極を
互いに引き合いスイッチを閉じる傾向にある。
【0020】そのため作動電圧を低減させる最適のデザ
インでは、静電気により作動するMEMSリレーの開状
態の最大電圧を減らしている。本発明の二重アクチュエ
ータデバイス60の別の利点は、第2作動電極54は接
点電極間の大きな電位差により生成される力に対向する
ために、開状態の間バイアスがかけられる点である。こ
れによりさらに開状態の最大電圧を増加させることがで
きる。
インでは、静電気により作動するMEMSリレーの開状
態の最大電圧を減らしている。本発明の二重アクチュエ
ータデバイス60の別の利点は、第2作動電極54は接
点電極間の大きな電位差により生成される力に対向する
ために、開状態の間バイアスがかけられる点である。こ
れによりさらに開状態の最大電圧を増加させることがで
きる。
【0021】二重アクチュエータデバイス60の好まし
い実施例では、フリップチップ結合形態を用いている。
この形態においては、作動電極プレート20と片持ち梁
14は単一基板(例、基板12)上に表面マイクロマシ
ーン技術を用いて形成され、一方第2作動電極54は第
2基板52の上に形成される。適正に動作させるため
に、第2作動電極54は片持ち梁14と作動電極プレー
ト20に対し、プロップチップ結合手段により適宜の場
所に組み立てられ、その結果得られた静電気作動力が適
正に方向付けられる。
い実施例では、フリップチップ結合形態を用いている。
この形態においては、作動電極プレート20と片持ち梁
14は単一基板(例、基板12)上に表面マイクロマシ
ーン技術を用いて形成され、一方第2作動電極54は第
2基板52の上に形成される。適正に動作させるため
に、第2作動電極54は片持ち梁14と作動電極プレー
ト20に対し、プロップチップ結合手段により適宜の場
所に組み立てられ、その結果得られた静電気作動力が適
正に方向付けられる。
【0022】正しく測定された厚さを有するスペーサ
(図示せず)を上部基板と下部基板との間に配置して片
持ち梁14と第2作動電極54との間のギャップ即ちス
ペースを制御することができる。片持ち梁14と第2作
動電極54との間のスペース即ちギャップがある電圧に
対する上部作業電極により生成される力の大きさを決定
する。
(図示せず)を上部基板と下部基板との間に配置して片
持ち梁14と第2作動電極54との間のギャップ即ちス
ペースを制御することができる。片持ち梁14と第2作
動電極54との間のスペース即ちギャップがある電圧に
対する上部作業電極により生成される力の大きさを決定
する。
【0023】様々な導電性素子の間の電気的絶縁を確保
するために、本発明の好ましい実施例では絶縁層64,
65,66を有する。これらの絶縁層は、二酸化シリコ
ンまたは窒化シリコン製である。図5,6に示すよう
に、絶縁層64は第2基板52を第2作動電極54から
絶縁し、絶縁層65は片持ち梁14を接触用電極22か
ら絶縁し、絶縁層66は基板12を作動電極プレート2
0から絶縁している。
するために、本発明の好ましい実施例では絶縁層64,
65,66を有する。これらの絶縁層は、二酸化シリコ
ンまたは窒化シリコン製である。図5,6に示すよう
に、絶縁層64は第2基板52を第2作動電極54から
絶縁し、絶縁層65は片持ち梁14を接触用電極22か
ら絶縁し、絶縁層66は基板12を作動電極プレート2
0から絶縁している。
【0024】本発明の好ましい実施例においては、作動
電極プレート20、第2作動電極54と片持ち梁14と
の間の電気的短絡を回避しなければならないが、その理
由は作動させるのに必要な高電圧が微細なマイクロマシ
ーン構成素子のスパーク溶接を引き起こすからである。
電気的短絡は、作動電極を絶縁層68(二酸化シリコン
製または窒化シリコン製)の下に埋め込むことにより、
あるいは作動電極とマイクロマシーンとの間の接点領域
の電位がゼロとなるように整形することにより回避する
ことができる。
電極プレート20、第2作動電極54と片持ち梁14と
の間の電気的短絡を回避しなければならないが、その理
由は作動させるのに必要な高電圧が微細なマイクロマシ
ーン構成素子のスパーク溶接を引き起こすからである。
電気的短絡は、作動電極を絶縁層68(二酸化シリコン
製または窒化シリコン製)の下に埋め込むことにより、
あるいは作動電極とマイクロマシーンとの間の接点領域
の電位がゼロとなるように整形することにより回避する
ことができる。
【図1】従来技術に係るマイクロ電子機械リレーを表す
図
図
【図2】本発明による二重静電気アクチュエータを表す
図
図
【図3】本発明の一実施例で用いられる二重アクチュエ
ータの一部を表す図
ータの一部を表す図
【図4】本発明の一実施例による二重アクチュエータに
よるマイクロ電子機械リレーを表す図
よるマイクロ電子機械リレーを表す図
【図5】図4の線A−A′に沿った断面図
【図6】図4の線B−B′に沿った断面図
10 MEMSデバイス 12 基板 14 片持ち梁 16 固定端 18 可動端 20 作動電極プレート 22 接触用電極 24 電極ヘッド 42 上部作動電極プレート 44 下部作動電極プレート 46 中間電極プレート 50 第2アクチュエータ部分 52 第2基板 54 第2作動電極 56 第2接触用電極 58 電極ヘッド 60 二重アクチュエータデバイス 64,65,66,68 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 デビッド ジョン ビショップ アメリカ合衆国、07901 ニュージャージ ー、サミット、オーク クノル ロード 7 (72)発明者 クリスチャン エー.ボレ アメリカ合衆国、07060 ニュージャージ ー、ノース プレイン フィールド、ウェ スターベルト アベニュー 114、アパー トメント 31 (72)発明者 ジュンサン キム アメリカ合衆国、07920 ニュージャージ ー、バスキング リッジ、モナーク サー クル 46
Claims (11)
- 【請求項1】 (A) 第1基板(12)と、 (B) 前記第1基板(12)上に形成された第1作動
電極(20)と、 (C) 前記第1基板から離間して形成された第2基板
(52)と、 (D) 前記第1作動電極とは離間した位置で前記第2
基板上に形成された第2作動電極(54)と、 (E) 前記第1作動電極(20)と第2作動電極(5
4)の間に配置されたマイクロマシーン(14)とから
なり、 前記第1作動電極は、前記マイクロマシーンを前記第1
基板の方向の第1位置に移動させるために前記第1作動
電極に選択的に印加された電圧に応答して前記マイクロ
マシーンに静電気引力を加え、 前記第2作動電極は、前記マイクロマシーンを前記第2
基板の方向の第2位置に移動させるために前記第2作動
電極に選択的に印加された電圧に応答して前記マイクロ
マシーンに静電気引力を加えることを特徴とする二重マ
イクロ電子機械アクチュエータ装置。 - 【請求項2】(F) 前記マイクロマシーンに支持され
た第1接触電極(22)と、 (G) 前記第2基板により支持された第2接触電極
(56)と、 をさらに有し、 前記マイクロマシーンによりマイクロマシーンが第2方
向に移動したときに、前記第1接触電極と第2接触電極
と間を電気的に接触させ、 前記マイクロマシーンが第1位置に移動したときに、前
記第1接触電極と第2接触電極との間を絶縁することを
特徴とする請求項1記載のデバイス。 - 【請求項3】 前記マイクロマシーンは、ダイアフラム
を有することを特徴とする請求項1記載のデバイス。 - 【請求項4】 前記マイクロマシーンは、前記第1基板
により支持された固定端(16)と、前記第1位置と第
2位置との間を移動可能な可動端(18)とを有する片
持ち梁(14)を有することを特徴とする請求項1記載
のデバイス。 - 【請求項5】 前記マイクロマシーンは、前記第1基板
により支持された固定端と、前記第1位置と第2位置と
の間を移動可能な可動端とを有する片持ち梁を有するこ
とを特徴とする請求項2記載のデバイス。 - 【請求項6】 (H) 前記第1基板(12)と第1作
動電極(20)との間および前記第2基板(52)と第
2作動電極(54)との間に絶縁材料(66、64)を
有することを特徴とする請求項1記載のデバイス。 - 【請求項7】 前記第1基板(12)と第1作動電極
(20)との間および前記第2基板(52)と第2作動
電極(54)との間および前記マイクロマシーン(1
8)と第1接触電極(22)との間に絶縁材料(66、
64、65)を有することを特徴とする請求項2記載の
デバイス。 - 【請求項8】 (I) 前記マイクロマシーンと第1作
動電極との間および前記マイクロマシーンと第2作動電
極との間が直接接触するのを阻止する手段(68)をさ
らに有することを特徴とする請求項1記載のデバイス。 - 【請求項9】 前記(I)の直接接触を阻止する手段
は、 前記マイクロマシーンと第1作動電極との間および前記
マイクロマシーンと第2作動電極との間に絶縁材料を有
することを特徴とする請求項8記載のデバイス。 - 【請求項10】 前記マイクロマシーンと第1作動電極
は、前記第1基板上に形成されることを特徴とする請求
項1記載のデバイス。 - 【請求項11】 前記第2作動電極と第2基板とは前記
第1基板と第1作動電極にフリップチップ接合されるこ
とを特徴とする請求項1記載のデバイス。
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KR20050083929A (ko) * | 2002-11-19 | 2005-08-26 | 바오랍 마이크로시스템스 에스.엘. | 소형화된 전기-광학 장치 및 대응하는 용도 |
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- 2000-10-13 CA CA 2323189 patent/CA2323189A1/en not_active Abandoned
- 2000-10-16 EP EP20000203564 patent/EP1093142A2/en not_active Withdrawn
- 2000-10-16 JP JP2000315660A patent/JP2001179699A/ja active Pending
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