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JP2001178779A - 立上がり補助椅子 - Google Patents

立上がり補助椅子

Info

Publication number
JP2001178779A
JP2001178779A JP36569099A JP36569099A JP2001178779A JP 2001178779 A JP2001178779 A JP 2001178779A JP 36569099 A JP36569099 A JP 36569099A JP 36569099 A JP36569099 A JP 36569099A JP 2001178779 A JP2001178779 A JP 2001178779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
base block
rising
reclining
backrest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36569099A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hayashi
美津雄 林
Kazumi Okawa
和己 大川
Hironobu Sakagami
博信 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP36569099A priority Critical patent/JP2001178779A/ja
Priority to US09/745,393 priority patent/US6557940B2/en
Publication of JP2001178779A publication Critical patent/JP2001178779A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/10Parts, details or accessories
    • A61G5/14Standing-up or sitting-down aids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/10Parts, details or accessories
    • A61G5/12Rests specially adapted therefor, e.g. for the head or the feet
    • A61G5/125Rests specially adapted therefor, e.g. for the head or the feet for arms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/006Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs convertible to stretchers or beds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S297/00Chairs and seats
    • Y10S297/10Occupant-arising assist

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立ち座りを楽に行うことができ、安全性及び
使用性に優れた立上がり補助椅子を提供する。 【解決手段】 リクライニングブロック1と基台ベース
ブロック20と中間ベースブロック15とに分離された
立上がり補助椅子Aである。背もたれ3と中間ベースブ
ロック15とを第1のリンク4を介して枢支し、基台ベ
ースブロック20と中間ベースブロック15とを前後2
つの第2のリンク5、第3のリンク6を介して枢支す
る。第1のリンク4を回転させて背もたれ3を定常位置
から後方に倒れた状態に移動させる。第2のリンク5及
び第3のリンク6をそれぞれ回転させて中間ベースブロ
ック15とリクライニングブロック1の座面2aとを定
常位置から所定高さまで立上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立上がり補助椅子
に関し、詳しくはリクライニング機能、立上がり機能を
有する立上がり補助椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、楽な姿勢がとれるように、背
もたれを後方に倒すことができるリクライニング機能を
備えた椅子が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のリク
ライニング機能などを有する椅子では、人が腰掛けた
り、或いは立ち上がったりするときに、中腰の姿勢をと
ることになるため、足腰の弱い人にとって負担となって
いる。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、立ち座りを楽に行
うことができ、安全性及び使用性に優れた立上がり補助
椅子を提供するにあり、別の目的とするところは、立上
がり時、着座時或いはリクライニング時の使用性がよ
く、安全でしかも楽な姿勢を得ることができ、またアー
ムレストの使い勝手が良く、さらに制御回路ボックスか
らの配線を短くすることができ、さらに、背の低い人
用、背の高い人用の高さ調整を容易に行うことができる
立上がり補助椅子を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、座面2aと後方に倒すことができ
る背もたれ3とを有するリクライニングブロック1と、
床面に設置される基台ベースブロック20と、その間に
配置される中間ベースブロック15とで構成された立上
がり補助椅子であって、リクライニングブロック1を中
間ベースブロック15の後端部15bに回転自在に連結
する第1のリンク4と、基台ベースブロック20の前部
20fを中間ベースブロック15の前端部15aに回転
自在に連結する第2のリンク5と、基台ベースブロック
20の後部20gを中間ベースブロック15の後端部1
5bに回転自在に連結する第3のリンク6とを備えると
共に、第1のリンク4の回転により背もたれ3を定常位
置から後方に倒れた状態に移動させるリクライニング動
作機構7と、第2のリンク5及び第3のリンク6の回転
により中間ベースブロック15を介してリクライニング
ブロック1の座面2aを定常位置から所定高さまで立上
げるための立上がり動作機構8とを備えていることを特
徴としており、このように構成することで、リクライニ
ングブロック1の背もたれ3を倒すことによって楽な姿
勢を得ることができ、また坐るときや立ち上がるときに
は、中間ベースブロック15を上昇移動させることによ
って、座面を適切な高さまで上昇させることができ、中
腰姿勢をとらなくても、楽に立ち座りができるようにな
る。
【0006】また上記立上がり動作時に中間ベースブロ
ック15の後端部15bがその前端部15aよりも高く
なるように、第2のリンク5と第3のリンク6の長さを
異ならせるのが好ましく、この場合、立上がり動作時に
中間ベースブロック15が前下がりに傾斜するように押
し上げられることによって、座面2aが前下がりに傾く
ようになり、着座者は、より楽に、立ち座りができるよ
うになる。
【0007】また上記立上がり動作時に、第2のリンク
5及び第3のリンク6にかかる荷重がリンクの回転途中
で反転しない構造を有しているのが好ましく、つまり、
上からの荷重が常に第2のリンク5(第3のリンク6も
同様)に対して一方向にかかるようにすることで、立上
がり動作時のギクシャク感をなくすことができる。
【0008】また上記中間ベースブロック15に、基台
ベースブロック20に載置されて中間ベースブロック1
5を定常位置に保持するための受け金具21を設けるの
が好ましく、この場合、中間ベースブロック15が定常
位置に戻ったときに、受け金具21が基台ベースブロッ
ク20に乗ることによって、着座時やリクライニング時
にがたつきが発生するのを防止できる。
【0009】また上記リクライニングブロック1の座面
2aの前端側にフットレスト12が回転自在に連結さ
れ、フットレスト12及び背もたれ3が定常位置にある
ときのみ、立上がり動作を可能にする制御部16を備え
ているのが好ましく、この場合、背もたれ3のリクライ
ニング動作時やフットレスト12の使用中に、誤ってリ
クライニングブロック1が上昇移動する恐れがなくな
る。
【0010】また上記制御部16は、背もたれ3及びフ
ットレスト12が定常位置にないときに立上がり動作の
操作がされたときには、背もたれ3及びフットレスト1
2が定常位置に復帰した後に、立上がり動作を実施する
ようにするのが好ましく、この場合、何回も上昇スイッ
チを操作するという煩わしさを解消できる。
【0011】また上記背もたれ3のリクライニング動作
時に座面2aの角度を変化させる機構を備えているのが
好ましく、この場合、リクライニング動作時において、
座面2aの角度が変化することにより、使用者は自然な
姿勢で楽に横たわることができる。
【0012】また上記座面2aの中央側を中間ベースブ
ロック15に回転自在に支持すると共に、座面2aの後
端部2bを吊り下げ用リンク9を介して背もたれ3に吊
り下げてなるのが好ましく、この場合、背もたれ3をリ
クライニングしたときに座面2aの角度を変化させる機
構を小型且つ軽量に実現できる。
【0013】また上記座面2aには、座面2aに対する
角度が常に一定に保たれるように、アームレスト11が
固定されているのが好ましく、この場合、背もたれ3を
リクライニングしたときに、背もたれ3と連動して座面
2aが下がっても、アームレスト11も一緒に下がるた
め、腕を置く姿勢が不自然にならないものである。
【0014】また上記制御部16を内蔵する制御回路ボ
ックスが中間ベースブロック15に取り付けられるのが
好ましく、この場合、リクライニング動作や立上がり動
作をしても、制御回路ボックスからの配線を短くするこ
とが可能となる。
【0015】また上記立上がり動作機構8が、第2のリ
ンク5及び第3のリンク6を回転させるための立上げ用
電動アクチュエーター8aからなり、この立上げ用電動
アクチュエーター8aを床面22と略水平に配置するの
が好ましく、この場合、立上がり補助椅子の内部機構を
低くすることができ、座面2aを低く保つことができ
る。
【0016】また上記床面22に対する座面2aの高さ
を調整するためのアダプター23を備えているのが好ま
しく、この場合、背の低い人用、背の高い人用の高さ調
整がアダプター23の有無によって可能となる。
【0017】また上記背もたれ3のリクライニング動作
時に座面2aの高さを定常位置よりも低くする機構を備
えているのが好ましく、この場合、リクライニング動作
時に楽な姿勢が得られるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0019】本実施形態の立上がり補助椅子Aは、図
1、図2に示すように、座面2aと後方に倒すことがで
きる背もたれ3とを有するリクライニングブロック1
と、床面に設置される基台ベースブロック20と、その
間に配置される中間ベースブロック15とに分離されて
いる。リクライニングブロック1と基台ベースブロック
20とが、後述のリンクを介して中間ベースブロック1
5にそれぞれ接続されていると共に、リクライニングブ
ロック1と中間ベースブロック15と基台ベースブロッ
ク20とは、互いに独立して動くことができる構造とな
っている。本例では、座面ブロック2に対してアームレ
スト11が固定されている。これによりアームレスト1
1は、リクライニング動作時に高さや角度が変化する座
面2aに対して、角度が常に一定に保たれるように固定
されている。さらに背もたれ3の上部3aは、枢支部3
cを介して本体部3dと分離されており、本体部3dに
対して上部3aの角度を可変できる構造となっており、
リクライニングしたときに頭の高さを容易に調整可能と
なっている。さらにリクライニングブロック1の座面2
aの前端部2cにはフットレスト12が後述するフット
レスト用電動アクチュエーター30(図8〜図11)に
よって出し入れ自在に設けられている。
【0020】上記リクライニングブロック1は、座面2
aを有する座面ブロック2と、背もたれ3とに分離され
ている。
【0021】背もたれ3の下端部3bには、図6に示す
第1のリンク4が固着されている。この第1のリンク4
には、中間ベースブロック15の後端部15bに対して
前端部4cが回転自在に連結される連結片4aと、連結
片4aの上端から斜め上方に突出した背もたれ固着部4
eと、連結片4aの下端から下方に突出した突出片4b
とが一体に形成されている。
【0022】座面ブロック2の中央側の下面には、図2
に示すように、可動金具2eが突設され、中間ベースブ
ロック15には可動金具2eを回転自在に支持する固定
金具17が突設されており、座面ブロック2は固定金具
17と連結金具との枢着部2fを回転中心として角度が
可変自在となっている。また座面ブロック2の後端部2
bには、下方に垂下した垂下片2dが一体に設けられ、
この垂下片2dに吊り下げ用リンク9の一端9bが回転
自在に連結され、吊り下げ用リンク9の他端9aが上記
第1のリンク4の連結片4aの後端部4dに回転自在に
連結されている。
【0023】中間ベースブロック15には、第1のリン
ク4を回転させて背もたれ3を定常位置から後方に倒れ
た状態に移動させるリクライニング動作機構7が設けら
れている。本例のリクライニング動作機構7は、リクラ
イニング用電動アクチュエーター7aで構成されてお
り、ロッド部7cが第1のリンク4の下端部3bに回転
自在に連結され、本体部が中間ベースブロック15の前
端部15aに回転自在に連結されている。そして、ロッ
ド部7cの伸張により、第1のリンク4が反時計回り方
向に回転して背もたれ3を前方に起こす方向に移動さ
せ、逆にロッド部7cの収縮により、第1のリンク4が
反時計回り方向ロに回転して背もたれ3を後方に倒れる
方向に移動させるようになっている。また、背もたれ3
のリクライニング動作時に第1のリンク4が時計回り方
向に回転すると、吊り下げ用リンク9が下降して座面2
aの高さを定常位置よりも低くする機構が構成され、ま
たこのとき、座面2aの中央側は中間ベースブロック1
5に回転自在に支持されているため、座面2aの後端部
2bのみが下降することで、座面2aの角度を変化させ
る機構も同時に構成されている。
【0024】基台ベースブロック20は、基台部20a
と、基台部20aから上方に立設された固定枠部20b
とからなる。基台部20aには立上げ用電動アクチュエ
ーター8aが水平姿勢で取り付けられている。立上げ用
電動アクチュエーター8aのロッド部8cは、第2のリ
ンク5と第3のリンク6とを相互に連結するリンク連結
バー10に連結されており、これにより中間ベースブロ
ック15を上昇移動させるための立上がり動作機構8が
構成されている。
【0025】基台ベースブロック20の固定枠部20b
は、前枠20cと後枠20dと上横枠20eとからな
り、前枠20cの上端部には略L字状の第2のリンク5
の中央部が回転自在に連結され、後枠20dの上端部に
は略L字状の第3のリンク6の中間部6aが回転自在に
連結されている。
【0026】第2のリンク5の短リンク5bは、立上げ
用電動アクチュエーター8aに連結されたリンク連結バ
ー10の前側の突起部10aに回転自在に連結され、短
リンク5cは中間ベースブロック15の前側から垂下し
た前側垂下片15cに回転自在に連結されている。第3
のリンク6の短リンク6bは、リンク連結バー10の後
端側に回転自在に連結され、長リンク6cは中間ベース
ブロック15の後側から垂下した後側垂下片15dの下
端側に回転自在に連結されている。そして、立上げ用電
動アクチュエーター8aのロッド部8cはリンク連結バ
ー10の前端部10に軸支されており、ロッド部8cの
収縮により、リンク連結バー10が後方に移動して、第
2のリンク5と第3のリンク6とが共に反時計回り方向
に回転して、中間ベースブロック15を上昇させ、逆に
ロッド部8cの伸張により、リンク連結バー10が前方
に移動して、第2のリンク5と第3のリンク6とが共に
時計回り方向に回転して中間ベースブロック15を下降
させるようになっている。
【0027】本例では、上記第3のリンク6の長リンク
6cが、第2のリンク5の短リンク5cよりも長尺とさ
れており、これにより中間ベースブロック15の立上が
り動作時に中間ベースブロック15の後端部15bが前
端部15aよりも高くなるように構成されている。ま
た、中間ベースブロック15が図1に示す下限位置から
図4に示す上限位置に至る範囲内で、第2のリンク5及
び第3のリンク6にかかる荷重が途中で反転しない構造
となっている。つまり、第2のリンク5(第3のリンク
6も同様)の回動範囲内では、第2のリンク5の連結点
5adと連結点5eとを結ぶ線が床面22に対して垂直
になることがなく、上からの荷重は常に第2のリンク5
を一方向(本例では時計回り方向)に対してかかるよう
になる。これにより、上からの荷重が第2のリンク5に
対して一方向(時計回り方向)にかかったり、他方向
(反時計回り方向)にかかったりすることがなくなり、
この結果、立上がり動作時のギクシャク感をなくすこと
ができるようになっている。
【0028】上記中間ベースブロック15には、制御回
路ボックス(図示せず)が取り付けられており、その内
部にマイクロコンピューター等によって実現される制御
部16が収納されている。制御部16は、図5に示すス
イッチ操作器に設けた「リクライニング動作スイッチ2
6」の操作により、リクライニング用電動アクチュエー
ター7aを伸張動作させるものであり、「リクライニン
グ戻しスイッチ27」の操作により、リクライニング用
電動アクチュエーター7aを収縮動作させるものであ
る。また「上昇スイッチ(立上がりのボタン)24」の
操作により、立上げ用電動アクチュエーター8aを収縮
動作させるものであり、「下降スイッチ25」の操作に
より、立上げ用電動アクチュエーター8aを伸張動作さ
せるものである。また本例では、制御部16は、背もた
れ3及びフットレスト12が定常位置にないときに「上
昇スイッチ24」の操作がされたときには、すぐに立上
げ用電動アクチュエーター8aを駆動させずに、背もた
れ3及びフットレスト12が定常位置に復帰するまで待
機し、復帰した後に、立上がり動作を実施するように構
成されている。ここでは、フットレスト12の定常位置
とは、座面2aの下方に折り畳まれて収納される位置を
いう。また、背もたれ3の定常位置とは、後方に倒れて
いない通常の使用位置をいい、このときの座面2aの位
置を座面2aの定常位置という。
【0029】また、上記中間ベースブロック15の下面
には、基台ベースブロック20の上横枠20e上に支持
される受け金具21が設けられており、中間ベースブロ
ック15を下限位置にて保持できるようになっている。
【0030】次に動作の一例を説明する。リクライニン
グ動作スイッチ26を操作すると、リクライニング用電
動アクチュエーター7aが伸張して、第1のリンク4が
時計回り方向ロに回転し、図3に示すように、背もたれ
3がリクライニング動作を行う。このとき背もたれ3に
吊り下げ用リンク9を介して吊り下げられている座面ブ
ロック2が、リクライニング動作に連動して、座面ブロ
ック2と中間ベースブロック15との枢着部2fを支点
として下降することにより、使用者は楽な姿勢を得るこ
とができる。なお、リクライニング戻しスイッチ27を
操作すると、リクライニング用電動アクチュエーター7
aが収縮して、第1のリンク4が反時計回り方向に回転
し、背もたれ3が図1に示す定常位置に戻る。
【0031】次に上昇スイッチ(立上がりのボタン)2
4を操作すると、図7の動作フローが実施される。つま
りステップn1からステップn2に移行して、制御部1
6が背もたれ3とフットレスト12の位置を確認する。
このとき、背もたれ3及びフットレスト12が共に正常
な位置にないときは、ステップn6に移行して背もたれ
3とフットレスト12を正常位置に戻す。背もたれ3及
びフットレスト12が共に正常な位置にあるときは、ス
テップn5に移行して、立上がり動作を実施する。つま
り、立上げ用電動アクチュエーター8aが収縮して、リ
ンク連結バー10を後方に移動させる。これにより、第
2のリンク5及び第3のリンク6が共に反時計回り方向
イに回転して、中間ベースブロック15を上方に押し上
げ、図4に示すように、リクライニングブロック1が所
定高さまで上昇移動する。このとき、前方の第2のリン
ク5よりも後方の第3のリンク6の方が長いために、中
間ベースブロック15が前下がりに傾斜した状態とな
り、この結果、リクライニングブロック1の座面2aも
前下がりに傾斜した状態で押し上げられることとなり、
楽に立ち座りができるようになる。
【0032】また下降スイッチ25を操作すると、立上
げ用電動アクチュエーター8aが伸張して、リンク連結
バー10を前方に移動させ、これにより、第2のリンク
5及び第3のリンク6が共に時計回り方向に回転して、
中間ベースブロック15を下降させる。このときリクラ
イニングブロック1が下降移動することで、中間ベース
ブロック15は前下がりに傾斜した状態から水平状態に
戻り、中間ベースブロック15の受け金具21が基台ベ
ースブロック20に当たることで、リクライニングブロ
ック1は図1に示す定常位置に戻る。
【0033】しかして、座面2aに坐るときや立ち上が
るときに、リクライニングブロック1を適切な高さまで
上昇させることによって、座面2aの部分を上げること
によって、中腰姿勢をとらなくても、楽に立ち上がった
り、楽に座ったりすることができる。しかも、前側に位
置する第2のリンク5よりも後側に位置する第3のリン
ク6を長くしてあるので、立上がり動作時に中間ベース
ブロック15が前下がりに傾斜するように押し上げられ
るようになり、これにより、リクライニングブロック1
の座面2aが前下がりに傾くことによって、着座者は、
より楽に、立ち座りができるようになる。殊に足腰の弱
い人にとって、背もたれ3と座面2aがそのまま斜め上
に上昇移動することによって、立上がり易くなる。また
電動アクチュエーターを使用することで、リクライニン
グ動作機構7及び立上がり動作機構8を電動駆動によっ
て簡易に駆動させることができる。
【0034】また、リクライニング動作時において、上
記背もたれ3をリクライニングさせた時には座面2aの
角度が変化することにより、使用者は自然な姿勢で楽に
横たわることができる。しかも、座面2aの後端部2b
を吊り下げ用リンク9を介して背もたれ3に吊り下げ支
持したことによって、背もたれ3をリクライニングした
ときに座面2aの角度を変化させる機構を小型且つ軽量
に実現できるものである。つまり、背もたれ3はリクラ
イニング時に下降するので、これに伴い、吊り下げ用リ
ンク9によって背もたれ3に吊り下げられた座面2aの
後端部2bも同じように下降するようになり、このとき
座面2aの中央側は中間ベースブロック15に枢支され
ているため、座面2aの角度が後ろ下がりに傾斜して、
背もたれ3と座面2aとの連続性が得られ、より楽な姿
勢で横たわることができるものである。
【0035】また座面2aには、座面2aに対する角度
が常に一定に保たれるように、アームレスト11が固定
されているので、腕をアームレスト11に置く姿勢が楽
になる。ちなみに、従来では、アームレスト11が本体
フレームに対して固定されている場合が多く、このた
め、リクライニングしたときなど、座面2aに対してア
ームレスト11の角度が不自然となり、腕を置く姿勢が
決して楽なものではなかった。こに対して本例では、リ
クライニングしたときに、背もたれ3と連動して座面2
aが下がり、このときアームレスト11も一緒に下がる
ため、腕を置く姿勢が不自然にならず、楽な姿勢を得る
ことができる。そのうえ、背もたれ3の上部3aの角度
が可変となっているので、リクライニングしたときに頭
の高さを容易に調整でき、例えばテレビ等が見やすい姿
勢を得ることができる。
【0036】また、背もたれ3のリクライニング動作時
に、第1のリンク4が時計回り方向の回転することで吊
り下げ用リンク9が下降して座面2aの後端部2bが下
降することで、座面2aの高さを定常位置よりも低くで
きると共に、座面2aの後端部2bのみが下降すること
で、座面2aの角度が背もたれ3と連続するような角度
に変化することとなり、楽な姿勢が得られるようにな
る。
【0037】さらに、立上がり動作時において、前述の
ように、第2のリンク5及び第3のリンク6にかかる荷
重が途中で反転しない構造となっているため、立上がり
動作時のギクシャク感をなくすことができると共に、立
上がり動作機構8の信頼性を高めることができる。
【0038】また、中間ベースブロック15に、基台ベ
ースブロック20に載置されて中間ベースブロック15
を定常位置に保持するための受け金具21を設けたの
で、中間ベースブロック15が定常位置に戻ったとき
に、受け金具21が基台ベースブロック20に乗ること
によって、着座時やリクライニング時に、中間ベースブ
ロック15にがたつきが発生するのを防止でき、リクラ
イニングブロック1の安定化を図ることができる。
【0039】また、制御部16は、フットレスト12及
び背もたれ3が定常位置にあるときのみ、立上がり動作
を可能にするので、フットレスト12と背もたれ3とが
定常位置にないときや、一方が定常位置にないときに、
立上がり動作が実施される心配がない。また本例では、
背もたれ3及びフットレスト12が定常位置にないとき
に上昇スイッチが操作されたときは、背もたれ3及びフ
ットレスト12が定常位置に復帰するまで待機し、復帰
後に、立上がり動作を実施するように構成されているの
で、背もたれ3のリクライニング動作時やフットレスト
12の使用中に、誤操作或いは子供の悪戯等によって、
リクライニングブロック1が上昇移動する恐れがなく、
特に高齢者や身体障害者等にとって使用の安全性を確保
できるものとなり、また、何回も上昇スイッチを操作す
るという煩わしさも解消できる。
【0040】さらに、制御部16を内蔵する制御回路ボ
ックスは中間ベースブロック15に取り付けられている
ため、配線を短くできるという利点がある。つまり、リ
クライニング動作機構7であるリクライニング用電動ア
クチュエーター7aをリクライニングブロック1に取り
付け、立上がり動作機構8である立上げ用電動アクチュ
エーター8aを基台ベースブロック20に取り付けた場
合において、制御回路ボックスを中間ベースブロック1
5に取り付けることで、リクライニング動作や立上がり
動作をしても、リクライニング用電動アクチュエーター
7aと制御回路ボックスとの距離を短く保つことがで
き、従って、制御回路ボックスからリクライニング用電
動アクチュエーター7aまでの配線を短くすることが可
能となる。
【0041】しかも立上がり動作機構8を構成する立上
げ用電動アクチュエーター8aは床面22と略水平に配
置されているため、立上がり補助椅子Aの内部機構を低
くさせることができ、結果として座面2aを低く保つこ
とができ、背の低い人でも楽に使用できるものである。
【0042】また、床面22に対する座面2aの高さを
調整するためのアダプター23を備えているのが望まし
い。図12に示すように、基台ベースブロック20の基
台部20aと固定枠部20bとの間に所定高さを有する
アダプター23を組み込むことによって、座面2aを高
くすることができ、背の高い人が座り易くなる。また、
アダプター23を取り外して基台ベースブロック20の
基台部20aと固定枠部20bとを直結することで、座
面2aを低くすることができ、背の低い人が座り易くな
る。ちなみに、背の高い人用、背の低い人用のために、
立上がり補助椅子Aのサイズ(例えばリクライニングブ
ロック1、中間ベースブロック15、基台ベースブロッ
ク20の各サイズ)を変えることによって対応すること
もできるが、本例では、基台ベースブロック20にアダ
プター23の有無によって、背の高い人用と背の低い人
用とに対応させることができるようになる。
【0043】図8〜図11は、リクライニングブロック
1の座面2aの前端部2cに設けられたフットレスト1
2の駆動機構を示している。フットレスト12は電動ア
クチュエーター30により出し入れされるが、電動又は
それ以外の動力で出し入れされるものであってもよい。
本例では、図11に示すように、フットレスト用電動ア
クチュエーター30の一端30aが中間ベースブロック
15の後端部15bに回転自在に連結され、フットレス
ト用電動アクチュエーター30のロッド部31は、駆動
プレート45の後端部に回転自在に連結されている。駆
動プレート45は、図9に示すように、中間ベースブロ
ック15の前端部15aより垂設されたレバー取り付け
軸32の下端部にレバー41と共に回転自在に取り付け
られている。駆動プレート45の表面には、レバー41
を挟んで後側に押圧用突起50、前側に復帰用突起51
がそれぞれ突設されている。さらに、レバー41の下端
部及びレバー取り付け軸32の中央部には、パンタグラ
フ式リンク機構60の各一端60a,60bがそれぞれ
枢着されていると共に、フットレスト12の上下2箇所
にはパンタグラフ式リンク機構60の各他端端60c,
60dがそれぞれ枢着されている。図中の70はパンタ
グラフ式リンク機構60を折り畳む方向に付勢するため
の復帰バネである。
【0044】しかして、電動アクチュエーター30のロ
ッド部31を伸張させると、押圧用突起50がレバー4
1を押して、パンタグラフ式リンク機構60が伸びるこ
とによって、フットレスト12が持ち上げられる。また
ロッド部31を収縮させると、図8のようにパンタグラ
フ式リンク機構60が折り畳まれて、復帰用突起51が
レバー41を戻すことによって、フットレスト12を電
動アクチュエーター47によって元の収納位置に戻すこ
とができる。
【0045】ここで、上記復帰用突起51が設けられな
い場合は、フットレスト12が上死点位置(図9の状
態)まで持ち上げられたときには、復帰バネ70によっ
てパンタグラフ式リンク機構60を折り畳む方向に戻す
ことができなくなる。つまり、フットレスト12の上死
点位置ではパンタグラフ式リンク機構60のリンク60
eと復帰バネ70とが直線状になることで、復帰バネ7
0が働かなくなり、いくら電動アクチュエーター30の
ロッド部31を戻してもフットレスト12が上死点位置
に保持されたままとなり、操作レバーによる手動操作に
よって戻す必要が生じる。そこで本実施形態のように復
帰用突起51を設けることで、フットレスト12を電動
アクチュエーター47によって戻すことができ、手動操
作が不要となり、操作性の向上を図ることができる。
【0046】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、座面と後方に倒すことができる背もたれとを有す
るリクライニングブロックと、床面に設置される基台ベ
ースブロックと、その間に配置される中間ベースブロッ
クとで構成された立上がり補助椅子であって、リクライ
ニングブロックを中間ベースブロックの後端部に回転自
在に連結する第1のリンクと、基台ベースブロックの前
部を中間ベースブロックの前端部に回転自在に連結する
第2のリンクと、基台ベースブロックの後部を中間ベー
スブロックの後端部に回転自在に連結する第3のリンク
とを備えると共に、第1のリンクの回転により背もたれ
を定常位置から後方に倒れた状態に移動させるリクライ
ニング動作機構と、第2のリンク及び第3のリンクの回
転により中間ベースブロックを介してリクライニングブ
ロックの座面を定常位置から所定高さまで立上げるため
の立上がり動作機構とを備えているので、リクライニン
グブロックの背もたれを倒すことによって楽な姿勢を得
ることができ、また坐るときや立ち上がるときには、中
間ベースブロックを上昇移動させることによって、座面
を適切な高さまで上昇させることができ、中腰姿勢をと
らなくても、楽に立ち座りができるものである。
【0047】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、立上がり動作時に中間ベースブロック
の後端部がその前端部よりも高くなるように、第2のリ
ンクと第3のリンクの長さを異ならせたので、立上がり
動作時に中間ベースブロックが前下がりに傾斜するよう
に押し上げられることによって、座面が前下がりに傾く
ようになり、着座者は、より楽に、立ち座りができるよ
うになる。殊に足腰の弱い人にとって、背もたれと座面
がそのまま斜め上に上昇移動することによって、立上が
り易くなる。
【0048】また請求項3記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、立上がり動作時に、第2
のリンク及び第3のリンクにかかる荷重がリンクの回転
途中で反転しない構造を有しているので、上からの荷重
が常に第2のリンク(第3のリンクも同様)に対して一
方向にかかるようになり、立上がり動作時のギクシャク
感をなくすことができると共に、立上がり動作機構の信
頼性を高めることができる。
【0049】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、中間ベースブロックに、基台ベースブ
ロックに載置されて中間ベースブロックを定常位置に保
持するための受け金具を設けたので、中間ベースブロッ
クが定常位置に戻ったときに、受け金具が基台ベースブ
ロックに乗ることによって、着座時やリクライニング時
に、中間ベースブロックにがたつきが発生するのを防止
でき、リクライニングブロックの安定化を図ることがで
きる。
【0050】また請求項5記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、リクライニングブロックの座面の前端
側にフットレストが回転自在に連結され、フットレスト
及び背もたれが定常位置にあるときのみ、立上がり動作
を可能にする制御部を備えているので、背もたれのリク
ライニング動作時やフットレストの使用中に、誤ってリ
クライニングブロックが上昇移動する恐れがなく、特に
高齢者や身体障害者等にとって使用の安全性を確保でき
るものとなる。
【0051】また請求項6記載の発明は、請求項5記載
の効果に加えて、制御部は、背もたれ及びフットレスト
が定常位置にないときに立上がり動作の操作がされたと
きには、背もたれ及びフットレストが定常位置に復帰し
た後に、立上がり動作を実施するようにしたので、何回
も上昇スイッチを操作するという煩わしさを解消でき
る。
【0052】また請求項7記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、背もたれのリクライニング動作時に座
面の角度を変化させる機構を備えているので、背もたれ
をリクライニングさせた時には座面の角度が変化するこ
とにより、使用者は自然な姿勢で楽に横たわることがで
きる。
【0053】また請求項8記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、座面の中央側を中間ベースブロックに
回転自在に支持すると共に、座面の後端部を吊り下げ用
リンクを介して背もたれに吊り下げてなるので、背もた
れをリクライニングしたときに座面の角度を変化させる
機構を小型且つ軽量に実現できる。
【0054】また請求項9記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、座面には、座面に対する角度が常に一
定に保たれるように、アームレストが固定されているの
で、背もたれをリクライニングしたときに、背もたれと
連動して座面が下がっても、アームレストも一緒に下が
るため、腕を置く姿勢が不自然にならず、楽な姿勢を得
ることができる。
【0055】また請求項10記載の発明は、請求項5又
は請求項6記載の効果に加えて、制御部を内蔵する制御
回路ボックスが中間ベースブロックに取り付けられるの
で、リクライニング動作や立上がり動作をしても、制御
回路ボックスからの配線を短くすることが可能となる。
【0056】また請求項11記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、立上がり動作機構が、第2のリンク
及び第3のリンクを回転させるための立上げ用電動アク
チュエーターからなり、この立上げ用電動アクチュエー
ターを床面と略水平に配置したので、立上がり補助椅子
の内部機構を低くすることができ、結果として座面を低
く保つことができ、背の低い人でも楽に使用できるもの
である。
【0057】また請求項12記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、床面に対する座面の高さを調整する
ためのアダプターを備えているので、背の低い人用、背
の高い人用の高さ調整をアダプターの有無によって可能
となる。従って、1つの立上がり補助椅子で背の低い人
用、背の高い人用に対応可能となる。
【0058】また請求項13記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、背もたれのリクライニング動作時に
座面の高さを定常位置よりも低くする機構を備えている
ので、リクライニング動作時に楽な姿勢が得られるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す側面図である。
【図2】同上の分解図である。
【図3】同上の背もたれをリクライニングした状態を説
明する側面図である。
【図4】同上の中間ベースブロック及びリクライニング
ブロックを上昇移動させた状態を説明する側面図であ
る。
【図5】同上のブロック図である。
【図6】同上の第1のリンクの正面図である。
【図7】同上の動作を説明するフローチャートである。
【図8】同上のフットレストの駆動機構を示す側面図で
ある。
【図9】同上のフットレストを上死点位置まで突出させ
た状態を示す側面図である。
【図10】同上のリクライニング動作時におけるフット
レストの位置を説明する側面図である。
【図11】同上の立上がり動作時におけるフットレスト
の位置を説明する側面図である。
【図12】同上の高さ調整用のアダプターを取り付けた
状態を説明する背面図である。
【符号の説明】
A 立上がり補助椅子 1 リクライニングブロック 2 座面ブロック 2a 座面 2b 後端部 2c 前端部 3 背もたれ 3a 上部 3b 下端部 4 第1のリンク 5 第2のリンク 6 第3のリンク 7 リクライニング動作機構 8 立ち上げ動作機構 9 吊り下げ用リンク 11 アームレスト 12 フットレスト 15 中間ベースブロック 15a前端部 15b後端部 16 制御部 20 基台ベースブロック 20f 前部 20g 後部 21 受け金具 22 床面 23 アダプター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂上 博信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B099 AA03 BA09 BA10 BA13 CA35 CA36 CB01 CB06 CB07 DA06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座面と後方に倒すことができる背もたれ
    とを有するリクライニングブロックと、床面に設置され
    る基台ベースブロックと、その間に配置される中間ベー
    スブロックとで構成された立上がり補助椅子であって、
    リクライニングブロックを中間ベースブロックの後端部
    に回転自在に連結する第1のリンクと、基台ベースブロ
    ックの前部を中間ベースブロックの前端部に回転自在に
    連結する第2のリンクと、基台ベースブロックの後部を
    中間ベースブロックの後端部に回転自在に連結する第3
    のリンクとを備えると共に、第1のリンクの回転により
    背もたれを定常位置から後方に倒れた状態に移動させる
    リクライニング動作機構と、第2のリンク及び第3のリ
    ンクの回転により中間ベースブロックを介してリクライ
    ニングブロックの座面を定常位置から所定高さまで立上
    げるための立上がり動作機構とを備えていることを特徴
    とする立上がり補助椅子。
  2. 【請求項2】 立上がり動作時に中間ベースブロックの
    後端部がその前端部よりも高くなるように、第2のリン
    クと第3のリンクの長さを異ならせたことを特徴とする
    請求項1記載の立上がり補助椅子。
  3. 【請求項3】 立上がり動作時に、第2のリンク及び第
    3のリンクにかかる荷重がリンクの回転途中で反転しな
    い構造を有していることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の立上がり補助椅子。
  4. 【請求項4】 中間ベースブロックに、基台ベースブロ
    ックに載置されて中間ベースブロックを定常位置に保持
    するための受け金具を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の立上がり補助椅子。
  5. 【請求項5】 リクライニングブロックの座面の前端側
    にフットレストが回転自在に連結され、フットレスト及
    び背もたれが定常位置にあるときのみ、立上がり動作を
    可能にする制御部を備えていることを特徴とする請求項
    1記載の立上がり補助椅子。
  6. 【請求項6】 制御部は、背もたれ及びフットレストが
    定常位置にないときに立上がり動作の操作がされたとき
    には、背もたれ及びフットレストが定常位置に復帰した
    後に、立上がり動作を実施することを特徴とする請求項
    5記載の立上がり補助椅子。
  7. 【請求項7】 背もたれのリクライニング動作時に座面
    の角度を変化させる機構を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の立上がり補助椅子。
  8. 【請求項8】 座面の中央側を中間ベースブロックに回
    転自在に支持すると共に、座面の後端部を吊り下げ用リ
    ンクを介して背もたれに吊り下げてなることを特徴とす
    る請求項1記載の立上がり補助椅子。
  9. 【請求項9】 座面には、座面に対する角度が常に一定
    に保たれるように、アームレストが固定されていること
    を特徴とする請求項1記載の立上がり補助椅子。
  10. 【請求項10】 制御部を内蔵する制御回路ボックスが
    中間ベースブロックに取り付けられることを特徴とする
    請求項5又は請求項6記載の立上がり補助椅子。
  11. 【請求項11】 立上がり動作機構が、第2のリンク及
    び第3のリンクを回転させるための立上げ用電動アクチ
    ュエーターからなり、この立上げ用電動アクチュエータ
    ーを床面と略水平に配置したことを特徴とする請求項1
    記載の立上がり補助椅子。
  12. 【請求項12】 床面に対する座面の高さを調整するた
    めのアダプターを備えていることを特徴とする請求項1
    記載の立上がり補助椅子。
  13. 【請求項13】 背もたれのリクライニング動作時に座
    面の高さを定常位置よりも低くする機構を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の立上がり補助椅子。
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