JP2001176934A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP2001176934A JP2001176934A JP36200999A JP36200999A JP2001176934A JP 2001176934 A JP2001176934 A JP 2001176934A JP 36200999 A JP36200999 A JP 36200999A JP 36200999 A JP36200999 A JP 36200999A JP 2001176934 A JP2001176934 A JP 2001176934A
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- JP
- Japan
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- chip
- tape
- bonding
- semiconductor device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フリップチップボンディング後のチップとテ
ープの位置決め精度を高い精度で評価する。 【解決手段】 チップ3を保持するマウントヘッド5と
ステージ上のテープ4との間に、退避可能なプリズム型
ミラー2と、このプリズム型ミラー2の二つの反射面2
bと反射面2cに映じたチップ3のパッドおよびテープ
4のバンプ4bの画像等を撮影するカメラ1を配置し、
ボンディング直前のチップ3のパッドおよびテープ4の
バンプ4bの位置ずれ量を正確に測定し、フリップチッ
プボンディング完了後の、パッドとバンプ4bの位置ず
れの良否を高精度判定する。
ープの位置決め精度を高い精度で評価する。 【解決手段】 チップ3を保持するマウントヘッド5と
ステージ上のテープ4との間に、退避可能なプリズム型
ミラー2と、このプリズム型ミラー2の二つの反射面2
bと反射面2cに映じたチップ3のパッドおよびテープ
4のバンプ4bの画像等を撮影するカメラ1を配置し、
ボンディング直前のチップ3のパッドおよびテープ4の
バンプ4bの位置ずれ量を正確に測定し、フリップチッ
プボンディング完了後の、パッドとバンプ4bの位置ず
れの良否を高精度判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術に関し、特に、半導体装置の組み立て工程における
フリップチップボンディング等に適用して有効な技術に
関する。
技術に関し、特に、半導体装置の組み立て工程における
フリップチップボンディング等に適用して有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体装置の組み立て工程で
は、絶縁フィルム上に実装電極パターンが形成されたキ
ャリアテープのバンプ電極に、半導体ペレットの表面電
極を一括してフリップチップボンディングするTAB
(Tape AutomatedBonding)技術
を用いることが知られている。
は、絶縁フィルム上に実装電極パターンが形成されたキ
ャリアテープのバンプ電極に、半導体ペレットの表面電
極を一括してフリップチップボンディングするTAB
(Tape AutomatedBonding)技術
を用いることが知られている。
【0003】このようなフリップチップボンディングを
行うフリップチップマウンタは半導体ペレット(チッ
プ)のパターン面とテープの表面を接着面としてマウン
トする。
行うフリップチップマウンタは半導体ペレット(チッ
プ)のパターン面とテープの表面を接着面としてマウン
トする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなフリップ
チップボンディングでは、ボンディング完了後は、ボン
ディング部位が外部から見えないため、マウント後に、
半導体ペレットの表面電極と、対応するテープ側のバン
プ電極との位置ずれ等のマウント精度を測定する事が出
来ない、という技術的課題がある。
チップボンディングでは、ボンディング完了後は、ボン
ディング部位が外部から見えないため、マウント後に、
半導体ペレットの表面電極と、対応するテープ側のバン
プ電極との位置ずれ等のマウント精度を測定する事が出
来ない、という技術的課題がある。
【0005】なお、チップのエッヂ面とテープの基準面
を用いても両者の位置ずれを測定できるが、チップエッ
ヂ面の加工精度以上のボンディング精度が計算できな
い、という他の技術的課題が生じる。
を用いても両者の位置ずれを測定できるが、チップエッ
ヂ面の加工精度以上のボンディング精度が計算できな
い、という他の技術的課題が生じる。
【0006】本発明の目的は、半導体ペレットおよびボ
ンディング対象物の寸法精度等に影響されることなく、
フリップチップボンディングのボンディング位置精度を
高精度に評価することが可能な技術を提供することにあ
る。
ンディング対象物の寸法精度等に影響されることなく、
フリップチップボンディングのボンディング位置精度を
高精度に評価することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、フリップチップボン
ディングの完了後に、ボンディング結果の良否を迅速に
判定することが可能な技術を提供することにある。
ディングの完了後に、ボンディング結果の良否を迅速に
判定することが可能な技術を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ボンディング結果の
正確な評価により、半導体装置の信頼性を向上させるこ
とが可能な技術を提供することにある。
正確な評価により、半導体装置の信頼性を向上させるこ
とが可能な技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】本発明は、半導体ペレット上に設けられた
複数の第1の電極と、ボンディング対象物上に設けられ
た複数の第2の電極とを一括してボンディングするフリ
ップチップボンダを用いて半導体装置の組み立てを行う
半導体装置の製造方法において、フリップチップボンダ
に、ボンディング直前の互いに対向した状態の第1およ
び第2の電極を同時に観察する電極位置観察機構を設け
たものである。
複数の第1の電極と、ボンディング対象物上に設けられ
た複数の第2の電極とを一括してボンディングするフリ
ップチップボンダを用いて半導体装置の組み立てを行う
半導体装置の製造方法において、フリップチップボンダ
に、ボンディング直前の互いに対向した状態の第1およ
び第2の電極を同時に観察する電極位置観察機構を設け
たものである。
【0012】より具体的には、マウント直前に、チップ
とテープ等のボンディング対象物のの各々の電極位置を
測定し、ボンディング後の両者の電極同士のボンディン
グ精度を理論的に算出する機構を持つフリップチップマ
ウンタを用いてフリップチップボンディングを行う。マ
ウント直前のテープマウント面の真上にチップが来た状
態で、テープのバンプ位置とそのバンプに接合されるチ
ップのパット位置を測定する。その時の位置関係からボ
ンディング後のマウント精度として算出する。これによ
り、ボンディング後の精度をより正確に算出できる。ま
た、フリップチップボンディングにて接合した半導体装
置の良、不良がマウント直後に判別できる。
とテープ等のボンディング対象物のの各々の電極位置を
測定し、ボンディング後の両者の電極同士のボンディン
グ精度を理論的に算出する機構を持つフリップチップマ
ウンタを用いてフリップチップボンディングを行う。マ
ウント直前のテープマウント面の真上にチップが来た状
態で、テープのバンプ位置とそのバンプに接合されるチ
ップのパット位置を測定する。その時の位置関係からボ
ンディング後のマウント精度として算出する。これによ
り、ボンディング後の精度をより正確に算出できる。ま
た、フリップチップボンディングにて接合した半導体装
置の良、不良がマウント直後に判別できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態である半導
体装置の製造方法に用いられるフリップチップ組立て装
置の構成の一例を示す斜視図であり、図2は、その一部
を示す斜視図、図3は、その作用の一例を示す説明図で
ある。
体装置の製造方法に用いられるフリップチップ組立て装
置の構成の一例を示す斜視図であり、図2は、その一部
を示す斜視図、図3は、その作用の一例を示す説明図で
ある。
【0015】図1において、3はチップ、4はテープ、
5はマウントヘッド、5aはボンディングアーム、6は
ステージ、7は位置決め用カメラ、8はローダ、9はア
ンローダ、10はプリベーク炉、11はアフターベーク
炉、12はモニタ、13はウェハカセット、14は保護
テープ、である。
5はマウントヘッド、5aはボンディングアーム、6は
ステージ、7は位置決め用カメラ、8はローダ、9はア
ンローダ、10はプリベーク炉、11はアフターベーク
炉、12はモニタ、13はウェハカセット、14は保護
テープ、である。
【0016】ローダ8で保護テープ14から分離されて
繰り出されたテープ4は、プリベーク炉10を通過して
予熱された後、ステージ6とマウントヘッド5の間を通
過し、位置決め用カメラ7にて位置決めが行われ、ステ
ージ6とマウントヘッド5の間で挟圧されることでチッ
プ3がフリップチップボンディングされた後、アフター
ベーク炉11を通過してアンローダ9に至り、保護テー
プ14とともに巻き取られる。
繰り出されたテープ4は、プリベーク炉10を通過して
予熱された後、ステージ6とマウントヘッド5の間を通
過し、位置決め用カメラ7にて位置決めが行われ、ステ
ージ6とマウントヘッド5の間で挟圧されることでチッ
プ3がフリップチップボンディングされた後、アフター
ベーク炉11を通過してアンローダ9に至り、保護テー
プ14とともに巻き取られる。
【0017】本実施の形態の場合、ステージ6とマウン
トヘッド5の間には、両者の間に図示しない移動機構に
てボンディング動作時には退避可能に位置決めされ、チ
ップ3のパッド3aの画像、およびテープ4上のバンプ
4bの画像を、二つの反射面2bおよび反射面2cを介
して同時に観察するプリズム型ミラー2と、このプリズ
ム型ミラー2の二つの反射面2bおよび反射面2cに映
じた画像を取り込むカメラ1が設けられている。
トヘッド5の間には、両者の間に図示しない移動機構に
てボンディング動作時には退避可能に位置決めされ、チ
ップ3のパッド3aの画像、およびテープ4上のバンプ
4bの画像を、二つの反射面2bおよび反射面2cを介
して同時に観察するプリズム型ミラー2と、このプリズ
ム型ミラー2の二つの反射面2bおよび反射面2cに映
じた画像を取り込むカメラ1が設けられている。
【0018】すなわち、図2に例示されるように、カメ
ラ1とプリズム型ミラー2にて、チップ3とテープ4の
各々のボンディング面の画像を取り込み、モニタ12等
に写しだし、両者のパッド3aおよびバンプ4b等の位
置を測定する。この測定後、プリズム型ミラー2を退避
させた後、マウントヘッド5を垂直に降下させてチップ
3をテープ4にマウントする。
ラ1とプリズム型ミラー2にて、チップ3とテープ4の
各々のボンディング面の画像を取り込み、モニタ12等
に写しだし、両者のパッド3aおよびバンプ4b等の位
置を測定する。この測定後、プリズム型ミラー2を退避
させた後、マウントヘッド5を垂直に降下させてチップ
3をテープ4にマウントする。
【0019】図2において、マウントヘッド5に保持さ
れたチップ3の位置はマウント直前の位置となってい
る。チップ3を垂直に降ろし、テープ4に圧着すればマ
ウント終了となる(図2では破線でボンディング完了状
態のチップ3の位置が示されている)。
れたチップ3の位置はマウント直前の位置となってい
る。チップ3を垂直に降ろし、テープ4に圧着すればマ
ウント終了となる(図2では破線でボンディング完了状
態のチップ3の位置が示されている)。
【0020】上述のように、本実施の形態では、プリズ
ム型ミラー2とカメラ1を用いてチップ3とテープ4の
マウント直前の位置が同時に撮影できるようになってい
る。なお、図2の例では、一つのカメラ1にて、プリズ
ム型ミラー2の二つの反射面2bおよび反射面2cを介
してチップ3およびテープ4の画像を撮影しているが、
プリズム型ミラー2の二つの反射面2bおよび反射面2
cの各々に映じたチップ3およびテープ4の画像を別々
のカメラで撮影する構成としてもよい。
ム型ミラー2とカメラ1を用いてチップ3とテープ4の
マウント直前の位置が同時に撮影できるようになってい
る。なお、図2の例では、一つのカメラ1にて、プリズ
ム型ミラー2の二つの反射面2bおよび反射面2cを介
してチップ3およびテープ4の画像を撮影しているが、
プリズム型ミラー2の二つの反射面2bおよび反射面2
cの各々に映じたチップ3およびテープ4の画像を別々
のカメラで撮影する構成としてもよい。
【0021】図3に、図2の状態の時のモニタ12のカ
メラ映像1aを示す。テープ表面4aのターゲットとな
るバンプ4bと、チップ3表面のターゲットとなるパッ
ド3aと、プリズム境界2aの位置関係と、プリズム型
ミラー2とカメラ1の位置関係によりチップ3とテープ
4の水平方向位置ズレ15が測定できる。
メラ映像1aを示す。テープ表面4aのターゲットとな
るバンプ4bと、チップ3表面のターゲットとなるパッ
ド3aと、プリズム境界2aの位置関係と、プリズム型
ミラー2とカメラ1の位置関係によりチップ3とテープ
4の水平方向位置ズレ15が測定できる。
【0022】測定したチップ3とテープ4の水平方向位
置ズレ15にマウントヘッド5の水平方向精度を加える
事により、マウント精度が高精度で算出できる。
置ズレ15にマウントヘッド5の水平方向精度を加える
事により、マウント精度が高精度で算出できる。
【0023】図4は、本実施の形態のフリップチップ組
立て装置のボンディング部位の構成の変形例を示す斜視
図である。
立て装置のボンディング部位の構成の変形例を示す斜視
図である。
【0024】この図4の変形例の場合、図1および図2
におけるプリズム型ミラー2とカメラ1の代わりに、チ
ップ3およびテープ4の位置検出の為の構成として、上
カメラ18および下カメラ19を、光軸を同軸としかつ
当該光軸が垂直方向となる姿勢で、当該チップ3とテー
プ4の間から退避自在に配置し、上カメラ18にてチッ
プ3の画像(位置)を検出し、下カメラ19にてテープ
4の画像(位置)を検出する構造となっている。そし
て、図4の測定の後、マウントヘッド5を垂直に降下さ
せてチップ3をテープ4にマウントする。
におけるプリズム型ミラー2とカメラ1の代わりに、チ
ップ3およびテープ4の位置検出の為の構成として、上
カメラ18および下カメラ19を、光軸を同軸としかつ
当該光軸が垂直方向となる姿勢で、当該チップ3とテー
プ4の間から退避自在に配置し、上カメラ18にてチッ
プ3の画像(位置)を検出し、下カメラ19にてテープ
4の画像(位置)を検出する構造となっている。そし
て、図4の測定の後、マウントヘッド5を垂直に降下さ
せてチップ3をテープ4にマウントする。
【0025】すなわち、上カメラ18および下カメラ1
9の各々にて検出されるチップ3およびテープ4の画像
(位置)はマウント直前の位置となっており、この位置
検出後に、チップ3を垂直に降下させて、テープ4に圧
着すればマウント終了となる。
9の各々にて検出されるチップ3およびテープ4の画像
(位置)はマウント直前の位置となっており、この位置
検出後に、チップ3を垂直に降下させて、テープ4に圧
着すればマウント終了となる。
【0026】このように、図4の変形例では、上カメラ
18と下カメラ19を用いて、フリップチップボンディ
ング直前の位置決め完了状態でのチップ3とテープ4の
画像が同時に撮影できるので、撮影した映像からチップ
3とテープ4の水平方向位置ズレ16を高精度に測定お
よび評価できる。この結果、上カメラ18と下カメラ1
9を用いて測定したチップ3とテープ4の水平方向位置
ズレ16にマウントヘッド5の水平方向精度を加える事
によりマウント精度が高精度で算出できる。
18と下カメラ19を用いて、フリップチップボンディ
ング直前の位置決め完了状態でのチップ3とテープ4の
画像が同時に撮影できるので、撮影した映像からチップ
3とテープ4の水平方向位置ズレ16を高精度に測定お
よび評価できる。この結果、上カメラ18と下カメラ1
9を用いて測定したチップ3とテープ4の水平方向位置
ズレ16にマウントヘッド5の水平方向精度を加える事
によりマウント精度が高精度で算出できる。
【0027】以上説明したように、本実施の形態の半導
体装置の製造方法におけるフリップチップ組立て装置に
よれば、マウント直前のチップ3とテープ4の位置関係
を正確に測定できるので、マウント精度はその位置関係
のばらつきに最後のマウント動作による誤差を加えたも
のとなる。そのデータをマウント精度としてマウント前
に出力すれば、ボンディング完了後には外部からボンデ
ィング部位が見えないためマウント精度の測定がわかり
にくいフリップチップボンディングにおいても、ボンデ
ィング精度を正確に評価することができる。
体装置の製造方法におけるフリップチップ組立て装置に
よれば、マウント直前のチップ3とテープ4の位置関係
を正確に測定できるので、マウント精度はその位置関係
のばらつきに最後のマウント動作による誤差を加えたも
のとなる。そのデータをマウント精度としてマウント前
に出力すれば、ボンディング完了後には外部からボンデ
ィング部位が見えないためマウント精度の測定がわかり
にくいフリップチップボンディングにおいても、ボンデ
ィング精度を正確に評価することができる。
【0028】この結果、チップ3のテープ4に対するフ
リップチップボンディング時の位置ずれ等の良否判定を
より正確に行うことが可能となり、フリップチップボン
ディング工程における歩留りを向上させることが可能と
なる。
リップチップボンディング時の位置ずれ等の良否判定を
より正確に行うことが可能となり、フリップチップボン
ディング工程における歩留りを向上させることが可能と
なる。
【0029】また、プリズム型ミラー2を用いる場合に
は、1台のカメラ1にて、チップ3とテープ4の画像を
同時に検出でき、必要以上に多数のカメラを用いる必要
がなく、組み立て装置全体を小さく設計できる。
は、1台のカメラ1にて、チップ3とテープ4の画像を
同時に検出でき、必要以上に多数のカメラを用いる必要
がなく、組み立て装置全体を小さく設計できる。
【0030】また、フリップチップボンディング組み立
て装置のボンディング精度を算出および評価できるの
で、当該組み立て装置を用いて組み立てられた半導体装
置等の製品の信頼性が向上する。
て装置のボンディング精度を算出および評価できるの
で、当該組み立て装置を用いて組み立てられた半導体装
置等の製品の信頼性が向上する。
【0031】さらに、プリズム型ミラー2およびカメラ
1の構成、あるいは上カメラ18と下カメラ19を用い
て測定したチップ3とテープ4の水平方向位置ズレ16
を、それ以降の位置決め用カメラ7による位置決め制御
系に実時間でフィードバックすることで、フリップチッ
プボンディングにおけるチップ3とテープ4の位置決め
精度を向上させることができる。
1の構成、あるいは上カメラ18と下カメラ19を用い
て測定したチップ3とテープ4の水平方向位置ズレ16
を、それ以降の位置決め用カメラ7による位置決め制御
系に実時間でフィードバックすることで、フリップチッ
プボンディングにおけるチップ3とテープ4の位置決め
精度を向上させることができる。
【0032】また、フリップチップボンディング組み立
て装置の保守管理等における位置決め制御系の調整に、
プリズム型ミラー2およびカメラ1の構成、あるいは上
カメラ18と下カメラ19を用いて測定したチップ3と
テープ4の水平方向位置ズレ16を反映させることで、
フリップチップボンディング組み立て装置の高精度な保
守管理が可能となる。
て装置の保守管理等における位置決め制御系の調整に、
プリズム型ミラー2およびカメラ1の構成、あるいは上
カメラ18と下カメラ19を用いて測定したチップ3と
テープ4の水平方向位置ズレ16を反映させることで、
フリップチップボンディング組み立て装置の高精度な保
守管理が可能となる。
【0033】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0035】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
半導体ペレットおよびボンディング対象物の寸法精度等
に影響されることなく、フリップチップボンディングの
ボンディング位置精度を高精度に評価することができ
る、という効果が得られる。
半導体ペレットおよびボンディング対象物の寸法精度等
に影響されることなく、フリップチップボンディングの
ボンディング位置精度を高精度に評価することができ
る、という効果が得られる。
【0036】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
フリップチップボンディングの完了後に、ボンディング
結果の良否を迅速に判定することができる、という効果
が得られる。
フリップチップボンディングの完了後に、ボンディング
結果の良否を迅速に判定することができる、という効果
が得られる。
【0037】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
ボンディング結果の正確な評価により、半導体装置の信
頼性を向上させることができる、という効果が得られ
る。
ボンディング結果の正確な評価により、半導体装置の信
頼性を向上させることができる、という効果が得られ
る。
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
方法に用いられるフリップチップ組立て装置の構成の一
例を示す斜視図である。
方法に用いられるフリップチップ組立て装置の構成の一
例を示す斜視図である。
【図2】その一部を示す斜視図である。
【図3】その作用の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
方法に用いられるフリップチップ組立て装置のボンディ
ング部位の構成の変形例を示す斜視図である。
方法に用いられるフリップチップ組立て装置のボンディ
ング部位の構成の変形例を示す斜視図である。
1 カメラ 1a カメラ映像 2 プリズム型ミラー 2a プリズム境界 2b 反射面 2c 反射面 3 チップ 3a パッド 4 テープ 4a テープ表面 4b バンプ 5 マウントヘッド 5a ボンディングアーム 6 ステージ 7 位置決め用カメラ 8 ローダ 9 アンローダ 10 プリベーク炉 11 アフターベーク炉 12 モニタ 13 ウェハカセット 14 保護テープ 15 水平方向位置ズレ 16 水平方向位置ズレ 18 上カメラ 19 下カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 修 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5F044 KK16 MM31 NN03 PP17
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体ペレット上に設けられた複数の第
1の電極と、ボンディング対象物上に設けられた複数の
第2の電極とを一括してボンディングするフリップチッ
プボンダを用いて半導体装置の組み立てを行う半導体装
置の製造方法であって、前記フリップチップボンダに、
ボンディング直前の互いに対向した状態の前記第1およ
び第2の電極を同時に観察する電極位置観察機構を設け
たことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36200999A JP2001176934A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36200999A JP2001176934A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001176934A true JP2001176934A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18475605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36200999A Pending JP2001176934A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001176934A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7044182B2 (en) | 2003-06-05 | 2006-05-16 | Kabushiki Kaisha Shinkawa | Bonding apparatus with position deviation correction |
JP2017203769A (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | ハンミ セミコンダクター カンパニー リミテッド | ビジョン検査装置 |
JP2019201009A (ja) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ボンディング装置 |
CN110491800A (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-22 | 松下知识产权经营株式会社 | 键合装置 |
WO2024224891A1 (ja) * | 2023-04-28 | 2024-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 処理装置および処理方法 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36200999A patent/JP2001176934A/ja active Pending
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JP2019201009A (ja) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ボンディング装置 |
CN110491800A (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-22 | 松下知识产权经营株式会社 | 键合装置 |
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