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JP2001163161A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ装置

Info

Publication number
JP2001163161A
JP2001163161A JP34685799A JP34685799A JP2001163161A JP 2001163161 A JP2001163161 A JP 2001163161A JP 34685799 A JP34685799 A JP 34685799A JP 34685799 A JP34685799 A JP 34685799A JP 2001163161 A JP2001163161 A JP 2001163161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
vehicle
inflator
gas
inflation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34685799A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Ono
光由 大野
Etsuhisa Mimura
悦久 三村
Takuya Otsuka
卓也 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP34685799A priority Critical patent/JP2001163161A/ja
Publication of JP2001163161A publication Critical patent/JP2001163161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内の側部にてカーテン状に膨張展開する
エアバッグの膨張展開性能(特に、膨張展開開始時の性
能)を向上させること。 【解決手段】 車両のルーフサイドレール部21aに沿
って折り畳んだ状態で収納されて天井材(ルーフヘッド
ライニング)31の周縁部によって被覆されるエアバッ
グ11と、車両のルーフ部21に配置されてエアバッグ
11にガスを供給するインフレータとを備えてなり、前
記インフレータからエアバッグ11にガスが供給される
ことによりエアバッグ11が車室内の側部にてカーテン
状に膨張展開するようにした頭部保護エアバッグ装置に
おいて、エアバッグ11と前記インフレータを接続して
前記インフレータからエアバッグ11にガスを導くガス
導入部11eを膨張可能に構成して、このガス導入部1
1eの膨張により天井材31の周縁部が車室内方に向け
て押し開かれるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装備される
頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部保護エアバッグ装置の一つとして、
車両のルーフサイドレール部に沿って折り畳んだ状態で
収納されるエアバッグと、車両のルーフ部に配置されて
前記エアバッグにガスを供給するインフレータとを備え
て、前記インフレータから前記エアバッグにガスが供給
されることにより前記エアバッグが車室内の側部にてカ
ーテン状に膨張展開して、同エアバッグが備える膨張部
(ガスによって膨張する部分)にて乗員の頭部を側方か
ら保護するようにしたものがあり、例えば国際公開特許
WO96/26087の図6に示されている。また、ル
ーフサイドレール部に沿って折り畳んだ状態で収納され
るエアバッグは、一般に天井材の周縁部によって被覆さ
れていて、天井材の周縁部を車室内方に向けて押し開き
ながら膨張展開するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した国際公開特許
WO96/26087の図6に示されている頭部保護エ
アバッグ装置においては、エアバッグとインフレータを
接続してインフレータからエアバッグにガスを導くガス
導入部において特別な配慮がなされていない。このた
め、エアバッグはその膨張展開開始時から天井材の周縁
部を車室内方に向けて押し開きながら膨張展開すること
となり、エアバッグの膨張展開がスムーズに行われない
おそれがある。
【0004】また、ガス導入部が車両の中間ピラー部
(例えば、Bピラー部)に対応して設けられていて、膨
張展開途中のエアバッグが中間ピラー部の車室内側に組
付けたピラーガーニッシュの上端部と干渉して、エアバ
ッグの膨張展開を遅らせるおそれがある。なお、膨張展
開途中のエアバッグとピラーガーニッシュの上端部との
干渉を防止するために、ピラーガーニッシュの上端部や
ボディにエアバッグの展開方向規制手段を設けたものは
ある(例えば、特開平10−138858号公報、特開
平11−91490号公報参照)ものの、構造が複雑
で、製造や組付性が煩雑であって、改善の余地がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、車両のルーフサイド
レール部に沿って折り畳んだ状態で収納されて天井材の
周縁部によって被覆されるエアバッグと、車両のルーフ
部に配置されて前記エアバッグにガスを供給するインフ
レータとを備えてなり、前記インフレータから前記エア
バッグにガスが供給されることにより前記エアバッグが
車室内の側部にてカーテン状に膨張展開するようにした
頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグと前
記インフレータを接続して前記インフレータから前記エ
アバッグにガスを導くガス導入部を膨張可能に構成し
て、このガス導入部の膨張により前記天井材の周縁部が
車室内方に向けて押し開かれるように構成したこと(請
求項1に係る発明)に特徴がある。
【0006】この場合において、前記ガス導入部を、前
記エアバッグと前記インフレータ間の取付間隔より長く
形成し、車両の中間ピラー部に対応する前記エアバッグ
の上方位置または車室外側位置にて、折り畳んで収納す
ること(請求項2に係る発明)、または3列シートの車
両に前記エアバッグが適用され、ファーストシートに対
応する前方の中間ピラー部とセカンドシートに対応する
後方の中間ピラー部に対応して前記ガス導入部を形成す
ること(請求項3に係る発明)が望ましい。また、これ
らの場合において、前記ガス導入部を前記エアバッグに
同素材にて一体的に形成すること(請求項4に係る発
明)が望ましい。
【0007】
【発明の作用・効果】本発明による頭部保護エアバッグ
装置(請求項1に係る発明)においては、インフレータ
からエアバッグにガスを導くガス導入部を膨張可能に構
成して、このガス導入部の膨張によりエアバッグを被覆
する天井材の周縁部が車室内方に向けて押し開かれるよ
うに構成した。このため、インフレータからエアバッグ
にガスが供給されるとき、エアバッグの膨張展開に先だ
って、ガス導入部が膨張して天井材の周縁部を車室内方
に向けて押し開く。したがって、エアバッグをその膨張
展開開始時からスムーズに膨張展開させることができ
て、エアバッグの膨張展開性能を向上させることができ
る。
【0008】また、上記した発明の実施に際して、ガス
導入部を、エアバッグとインフレータ間の取付間隔より
長く形成し、車両の中間ピラー部に対応するエアバッグ
の上方位置または車室外側位置にて、折り畳んで収納し
た場合(請求項2に係る発明)においては、インフレー
タからエアバッグにガスが供給されるとき、エアバッグ
の膨張展開に先だって、ガス導入部が膨張して、中間ピ
ラー部に対応する天井材の周縁部を車室内方に向けて押
し開く。このため、エアバッグをその膨張展開開始時か
らスムーズに膨張展開させることができて、エアバッグ
の膨張展開性能を向上させることができるとともに、中
間ピラー部の車室内側に組付けられるピラーガーニッシ
ュの上端部に膨張展開途中のエアバッグが干渉すること
を効果的に抑制することができる。特に、ガス導入部を
エアバッグの車室外側位置にて折り畳んで収納した場合
においては、ガス導入部の膨張によってエアバッグも車
室内方に向けて押し出されるため、ピラーガーニッシュ
の上端部と膨張展開途中のエアバッグとの干渉を更に効
果的に抑制することができる。
【0009】また、上記した発明の実施に際して、3列
シートの車両に前記エアバッグが適用され、ファースト
シートに対応する前方の中間ピラー部とセカンドシート
に対応する後方の中間ピラー部に対応してガス導入部を
形成した場合(請求項3に係る発明)においては、イン
フレータからエアバッグにガスが供給されるとき、エア
バッグの膨張展開に先だって、ガス導入部が膨張して、
両中間ピラー部に対応する天井材の周縁部を車室内方に
向けて押し開く。このため、エアバッグをその膨張展開
開始時からスムーズに膨張展開させることができて、エ
アバッグの膨張展開性能を向上させることができるとと
もに、各中間ピラー部の車室内側に組付けられる各ピラ
ーガーニッシュの上端部に膨張展開途中のエアバッグが
干渉することを効果的に抑制することができる。また、
ガス導入部を通してインフレータからエアバッグの前後
にガスを供給することができるため、エアバッグを前後
バランスよく膨張展開させることができる。
【0010】また、上記した各発明の実施に際して、ガ
ス導入部をエアバッグに同素材にて一体的に形成した場
合(請求項4に係る発明)においては、ガス導入部をエ
アバッグと同様に折り畳んでコンパクトに収納すること
ができるとともに、エアバッグに一体的に形成したもの
であるため、ガス導入部を別部材で構成してエアバッグ
に組付ける場合に比して安価に製作可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の第1実施
形態を示していて、この第1実施形態においては、頭部
保護エアバッグ装置10が、車室内の側部にてカーテン
状に膨張展開してファーストシートS1の乗員頭部H1
とセカンドシートS2の乗員頭部H2とサードシートS
3の乗員頭部H3を保護するエアバッグ11と、車両の
ルーフ部21に配置されてエアバッグ11にガスを供給
するインフレータ12と、エアバッグ11に張りを与え
るテンションベルト13等を備えている。
【0012】エアバッグ11は、図4に示したように、
膨張展開時に上方となる部位にて互いに連通する前方膨
張部11aと中央膨張部11bと後方膨張部11cと補
助膨張部11dを備えるとともに、中間部に車両のルー
フ部21に向けて延びるガス導入部11eを備えてい
る。また、上縁部に複数個の取付片11fを備えてい
て、各取付片11fにて、ボルトとナット(共に図示省
略)を用いて、車両のAピラー部(フロントピラー部)
22とルーフサイドレール部21a(ルーフ部21の左
右両側部)に組付けられている。また、図2に示したよ
うに蛇腹状に折り畳んだ状態にて、図1に示したように
ルーフサイドレール部21aとAピラー部22に沿って
収納されていて、弾性変形可能なルーフヘッドライニン
グ(天井材)31の周縁部と、下縁部が弾性変形可能な
Aピラーガーニッシュ32とにより被覆されるようにな
っている。
【0013】エアバッグ11の前方膨張部11aは、フ
ァーストシートS1の乗員頭部H1を側方から保護する
ものであり、その前方には非膨張部11gと補助膨張部
11dが連続的に形成されていて、補助膨張部11dに
よって乗員頭部H1がAピラー部22に当接する際の衝
撃を緩和するようになっている。エアバッグ11の中央
膨張部11bは、セカンドシートS2の乗員頭部H2を
側方から保護するものであり、前方膨張部11aとの間
には非膨張部11hが設けられている。後方膨張部11
cは、サードシートS3の乗員頭部H3を側方から保護
するものであり、中央膨張部11bとの間には非膨張部
11iが設けられている。
【0014】エアバッグ11のガス導入部11eは、B
ピラー部(前方の中間ピラー部)23に対応して設けら
れていて、エアバッグ11の前方膨張部11aとインフ
レータ12を接続してインフレータ11からエアバッグ
11にガスを導くようになっており、エアバッグ11に
同素材にて一体的に形成されている。また、ガス導入部
11eは、エアバッグ11とインフレータ12間の取付
間隔より長く形成されていて、図2に示したように、B
ピラー部23に対応するエアバッグ11の車室外側位置
にて折り畳んで収納されている。また、インフレータ1
2からエアバッグ11にガスが供給されるときに、図3
に示したように膨張して、エアバッグ11の中間部を車
室内方に向けて押し出すとともに、ルーフヘッドライニ
ング31の周縁部を車室内方に向けて押し開くようにな
っている。
【0015】インフレータ12は、車両の側突時(図示
省略のセンサーによって検出される)等にガスをエアバ
ッグ11に向けて噴出するものであり、ルーフ部21に
ブラケット(図示省略)を用いて組付けられていて、そ
の先端部12aはエアバッグ11のガス導入部11e内
に気密的に嵌合している。また、インフレータ12は、
エアバッグ11のガス導入部11eとともに、ルーフヘ
ッドライニング31によって覆われるようになってい
る。
【0016】テンションベルト13は、折り畳み易くて
延び難い素材で構成されていて、一端13aをエアバッ
グ11の前方非膨張部11gにおける下方位置に縫合に
よって固定され、他端13bをAピラー部22の下部に
ボルト等の固定具(図示省略)を用いて固定されてい
る。なお、テンションベルト13は、エアバッグ11が
折り畳まれた状態にてルーフサイドレール部21とAピ
ラー部22に沿って収納されているとき、Aピラー部2
2に沿って収納されて、Aピラーガーニッシュ32によ
り被覆されるようになっている。
【0017】上記のように構成した第1実施形態におい
ては、通常時、図1及び図2に示したように、エアバッ
グ11及びテンションベルト13が折り畳まれて収納さ
れている。また、車両の側突時等においてインフレータ
12からガスが噴出し、このガスがエアバッグ11のガ
ス導入部11eを経て折り畳まれて収納されているエア
バッグ11内に供給されると、エアバッグ11がルーフ
ヘッドライニング31とAピラーガーニッシュ32の周
縁部とを車室内に向けて押し開いて下方に展開し、図4
に示したように車室内の側部にてカーテン状に膨張展開
する。この際、エアバッグ11において、インフレータ
12から供給されるガスによって各膨張部11a〜11
dがそれぞれ膨張する。
【0018】ところで、この第1実施形態においては、
図2にて示したように、ガス導入部11eを、エアバッ
グ11とインフレータ12間の取付間隔より長く形成し
て、Bピラー部23に対応するエアバッグ11の車室外
側位置にて、折り畳んで収納した。このため、インフレ
ータ12からエアバッグ11にガスが供給されるときに
は、図3に示したように、エアバッグ11の膨張展開に
先だって、ガス導入部11eが膨張して、Bピラー部2
3に対応するエアバッグ11を車室内方に向けて押し出
すとともに、Bピラー部23に対応するルーフヘッドラ
イニング31の周縁部を車室内方に向けて押し開く。し
たがって、エアバッグ11をその膨張展開開始時からス
ムーズに膨張展開させることができて、エアバッグ11
の膨張展開性能を向上させることができるとともに、B
ピラー部23の車室内側に組付けられるBピラーガーニ
ッシュ33の上端部に膨張展開途中のエアバッグ11が
干渉することを効果的に抑制することができる。
【0019】また、この第1実施形態においては、ガス
導入部11eをエアバッグ11に同素材にて一体的に形
成したため、ガス導入部11eをエアバッグ11と同様
に折り畳んでコンパクトに収納することができるととも
に、ガス導入部11eを別部材で構成してエアバッグ1
1に組付ける場合に比して安価に製作可能である。
【0020】上記第1実施形態においては、ガス導入部
11eをエアバッグ11とインフレータ12間の取付間
隔より長く形成して、Bピラー部23に対応するエアバ
ッグ11の車室外側位置にて折り畳んで収納したが、図
5に示した第2実施形態のように、エアバッグ11とイ
ンフレータ12間の取付間隔より長く形成したガス導入
部11eをエアバッグの上方位置にて折り畳んで収納し
て実施することも可能である。
【0021】この第2実施形態においては、インフレー
タ12からエアバッグ11にガスが供給されるとき、エ
アバッグ11の膨張展開に先だって、ガス導入部11e
が膨張して、Bピラー部23に対応するルーフヘッドラ
イニング31の周縁部を車室内方に向けて押し開く。こ
のため、エアバッグ11をその膨張展開開始時からスム
ーズに膨張展開させることができて、エアバッグ11の
膨張展開性能を向上させることができるとともに、Bピ
ラー部23の車室内側に組付けられるBピラーガーニッ
シュ33の上端部に膨張展開途中のエアバッグ11が干
渉することを効果的に抑制することができる。
【0022】また、上記各実施形態においては、ガス導
入部11eをエアバッグ11とインフレータ12間の取
付間隔より長く形成し、エアバッグ11の上方位置また
は車室外側位置にて、折り畳んで収納するようにした
が、図6に示した第3実施形態のように、ガス導入部1
1eの途中に膨出可能部11e1を形成し、この膨出可
能部11e1の膨張によって少なくともルーフヘッドラ
イニング31の周縁部が車室内方に向けて押し開かれる
ようにして実施することも可能である。なお、この第3
実施形態においても、上記各実施形態と同様の作用効果
を得ることができる。
【0023】また、上記各実施形態においては、ガス導
入部11eがBピラー部23に対応して形成されるよう
にしたが、図7に示した第4実施形態のように、ガス導
入部11eがBピラー部(前方の中間ピラー部)23と
Cピラー部(後方の中間ピラー部)24に対応して形成
されるようにして実施することも可能である。この場合
には、インフレータ12からエアバッグ11にガスが供
給されるとき、エアバッグ11の膨張展開に先だって、
ガス導入部11eが膨張して、両ピラー部23,24に
対応するルーフヘッドライニング31の周縁部を車室内
方に向けて押し開く。
【0024】このため、エアバッグ11をその膨張展開
開始時からスムーズに膨張展開させることができて、エ
アバッグ11の膨張展開性能を向上させることができる
とともに、各ピラー部23,24の車室内側に組付けら
れる各ピラーガーニッシュ33,34の上端部に膨張展
開途中のエアバッグ11が干渉することを効果的に抑制
することができる。また、ガス導入部11eを通してイ
ンフレータ12からエアバッグ11の前後にガスを供給
することができるため、エアバッグ11を前後バランス
よく膨張展開させることができる。
【0025】上記各実施形態においては、Bピラー部2
3に対応してガス導入部11eとインフレータ12を設
けて実施したが、ガス導入部11eとインフレータ12
の配置は車両のルーフ部21であればよく適宜変更可能
である。また、3列シートの車両、すなわちAピラー部
(フロントピラー部)22とDピラー部(クォーターピ
ラー部)25間にBピラー部23とCピラー部24(二
つの中間ピラー部)を有する車両に適用されるエアバッ
グ11に本発明を実施したが、本発明はフロントピラー
部(Aピラー部)とクォーターピラー部(Cピラー部)
間に一つの中間ピラー部(Bピラー部)を有する車両に
適用されるエアバッグにも同様にまたは適宜変更して実
施し得るものである。なお、Dピラー部25の車室内側
には、Dピラーガーニッシュ35が組付けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の第1
実施形態を概略的に示した側面図である。
【図2】 図1の2−2線に沿った拡大断面図である。
【図3】 図1に示したインフレータからエアバッグに
ガスが供給されるときの作動説明図である。
【図4】 図1に示したエアバッグが膨張展開した状態
の側面図である。
【図5】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の第2
実施形態を示した図2相当図である。
【図6】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の第3
実施形態(車両に組付ける前の状態)を示した側面図で
ある。
【図7】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の第4
実施形態(車両に組付ける前の状態)を示した側面図で
ある。
【符号の説明】
10…頭部保護エアバッグ装置、11…エアバッグ、1
1a…前方膨張部、11b…中央膨張部、11c…後方
膨張部、11d…補助膨張部、11e…ガス導入部、1
1e1…膨出可能部、11f…取付片、12…インフレ
ータ、13…テンションベルト、21…ルーフ部、21
a…ルーフサイドレール部、22…Aピラー部、23…
Bピラー部(前方の中間ピラー部)、24…Cピラー部
(後方の中間ピラー部)、25…Dピラー部、31…ル
ーフヘッドライニング(天井材)、32…Aピラーガー
ニッシュ、33…Bピラーガーニッシュ、34…Cピラ
ーガーニッシュ、35…Dピラーガーニッシュ、S1…
ファーストシート、S2…セカンドシート、S3…サー
ドシート、H1,H2,H3…乗員頭部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 卓也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA04 AA07 AA16 AA18 AA20 BB24 BB26 BB30 CC04 CC08 CC11 CC50 EE20 FF17 FF20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフサイドレール部に沿って折
    り畳んだ状態で収納されて天井材の周縁部によって被覆
    されるエアバッグと、車両のルーフ部に配置されて前記
    エアバッグにガスを供給するインフレータとを備えてな
    り、前記インフレータから前記エアバッグにガスが供給
    されることにより前記エアバッグが車室内の側部にてカ
    ーテン状に膨張展開するようにした頭部保護エアバッグ
    装置において、前記エアバッグと前記インフレータを接
    続して前記インフレータから前記エアバッグにガスを導
    くガス導入部を膨張可能に構成して、このガス導入部の
    膨張により前記天井材の周縁部が車室内方に向けて押し
    開かれるように構成したことを特徴とする頭部保護エア
    バッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス導入部を、前記エアバッグと前
    記インフレータ間の取付間隔より長く形成し、車両の中
    間ピラー部に対応する前記エアバッグの上方位置または
    車室外側位置にて、折り畳んで収納したことを特徴とす
    る請求項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 3列シートの車両に前記エアバッグが適
    用され、ファーストシートに対応する前方の中間ピラー
    部とセカンドシートに対応する後方の中間ピラー部に対
    応して前記ガス導入部を形成したことを特徴とする請求
    項1記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス導入部を前記エアバッグに同素
    材にて一体的に形成したことを特徴とする請求項1、2
    または3記載の頭部保護エアバッグ装置。
JP34685799A 1999-12-06 1999-12-06 頭部保護エアバッグ装置 Pending JP2001163161A (ja)

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