JP2001141563A - 分光測定方法と装置および温度測定装置と膜圧測定装置 - Google Patents
分光測定方法と装置および温度測定装置と膜圧測定装置Info
- Publication number
- JP2001141563A JP2001141563A JP32660099A JP32660099A JP2001141563A JP 2001141563 A JP2001141563 A JP 2001141563A JP 32660099 A JP32660099 A JP 32660099A JP 32660099 A JP32660099 A JP 32660099A JP 2001141563 A JP2001141563 A JP 2001141563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- fiber
- measurement
- spectrometer
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定帯域全般に亘って、同時に測定のできる
広帯域分光方法と装置を提供すること。 【解決手段】 分光器5、6、7、15、16、17を
波長域の異なる複数個から構成し、かつ、光伝達手段
9、50は分光器5、6、7、15、16、17の波長
域に対応した複数の光伝送路2、3、4、32、33、
34、42、43、44で形成する。
広帯域分光方法と装置を提供すること。 【解決手段】 分光器5、6、7、15、16、17を
波長域の異なる複数個から構成し、かつ、光伝達手段
9、50は分光器5、6、7、15、16、17の波長
域に対応した複数の光伝送路2、3、4、32、33、
34、42、43、44で形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の透過光、反
射光や放射光等の広帯域の分光測定を行う分光測定方法
と分光測定装置、および、それを用いた温度測定装置と
膜圧測定装置に関する。
射光や放射光等の広帯域の分光測定を行う分光測定方法
と分光測定装置、および、それを用いた温度測定装置と
膜圧測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、広帯域分光測定装置は測定対象
に応じて交換可能な検出器を備え、分光測定の際に分光
素子と検出器を測定波長に合わせて交換することにより
測定する方式が取られている。また、測定光を取込むた
めにファイバを使う場合には、測定波長に合わせてファ
イバも全部を交換している。
に応じて交換可能な検出器を備え、分光測定の際に分光
素子と検出器を測定波長に合わせて交換することにより
測定する方式が取られている。また、測定光を取込むた
めにファイバを使う場合には、測定波長に合わせてファ
イバも全部を交換している。
【0003】次に、分光測定装置の一例を、赤外線を対
象とした場合について、特開平7−83826号公報を
引用して説明する。
象とした場合について、特開平7−83826号公報を
引用して説明する。
【0004】図11は赤外線分光光度計の構造を示す模
式図である。干渉計室82内にはビームスプリッタ8
4、固定鏡86及び移動鏡88からなるマイケルソン型
干渉計と、赤外光源90が設けられており、赤外光源9
0からの赤外光90aが集光鏡92、93を経て干渉計
に導入される。赤外光90aは赤外分光データを収集す
るためのものである。一方、そのマイケルソン型干渉計
でデータ収集の起動や移動鏡88の摺動速度を安定化す
るために用いられるコントロール干渉計も同時に構成す
るために、可視光源として例えばHe−Ne(へリウム
ーネオン)レーザ94が干渉計室82の外部に設けら
れ、レーザ94からの可視光(レーザ光)94aがミラ
ー95によってこの干渉計に導入されている。
式図である。干渉計室82内にはビームスプリッタ8
4、固定鏡86及び移動鏡88からなるマイケルソン型
干渉計と、赤外光源90が設けられており、赤外光源9
0からの赤外光90aが集光鏡92、93を経て干渉計
に導入される。赤外光90aは赤外分光データを収集す
るためのものである。一方、そのマイケルソン型干渉計
でデータ収集の起動や移動鏡88の摺動速度を安定化す
るために用いられるコントロール干渉計も同時に構成す
るために、可視光源として例えばHe−Ne(へリウム
ーネオン)レーザ94が干渉計室82の外部に設けら
れ、レーザ94からの可視光(レーザ光)94aがミラ
ー95によってこの干渉計に導入されている。
【0005】赤外光90aと可視光94aがビームスプ
リッタ84に入射して分割され、固定鏡86と移動鏡8
8でそれぞれ反射した光がビームスプリッタ84に戻っ
て会合する。
リッタ84に入射して分割され、固定鏡86と移動鏡8
8でそれぞれ反射した光がビームスプリッタ84に戻っ
て会合する。
【0006】赤外干渉光と可視干渉光は同じ光軸上を進
み、反射鏡96によって光ファイバプローブ室98へ導
かれる。ビームスプリッタ84と反射鏡96の問の光軸
上には可視干渉光の一部を取りだし、可視用の検出系に
導いて検出し、赤外光によるデータ収集の起動や移動鏡
の摺動速度安定化に用いるための可視検出系が設けられ
ているが、可視光の検出系の図示は省略されている。
み、反射鏡96によって光ファイバプローブ室98へ導
かれる。ビームスプリッタ84と反射鏡96の問の光軸
上には可視干渉光の一部を取りだし、可視用の検出系に
導いて検出し、赤外光によるデータ収集の起動や移動鏡
の摺動速度安定化に用いるための可視検出系が設けられ
ているが、可視光の検出系の図示は省略されている。
【0007】光ファイバプロープ室98には光ファイバ
プローブ100の光ファイバ束100aと100bの基
端部が接続されており、ミラー96で導かれた赤外光と
可視光が平面鏡102、104を経て楕円面鏡106で
1点に集光されて光ファイバ束100aに導かれる。一
方、光ファイバ束100bを戻ってきた赤外光と可視光
は楕円面鏡108により集光され、平面鏡110、11
2を経て赤外検出部113へ導かれる。赤外検出部11
3には集光鏡114と、集光鏡114で集められた赤外
光を検出する赤外検出器116が配置されている。
プローブ100の光ファイバ束100aと100bの基
端部が接続されており、ミラー96で導かれた赤外光と
可視光が平面鏡102、104を経て楕円面鏡106で
1点に集光されて光ファイバ束100aに導かれる。一
方、光ファイバ束100bを戻ってきた赤外光と可視光
は楕円面鏡108により集光され、平面鏡110、11
2を経て赤外検出部113へ導かれる。赤外検出部11
3には集光鏡114と、集光鏡114で集められた赤外
光を検出する赤外検出器116が配置されている。
【0008】光ファイバブローブ100の先端部には赤
外分光光度計本体の外部にある試料120に赤外光と可
視光を照射し、試料120からの透過光や散乱光を受光
するために、光ファイバ束100aの出射端122から
の光を試料120へ導く楕円面鏡124と、試料120
を透過又は散乱してきた光を集光して光ファイバ束10
0bの入射端128へ導く楕円面鏡126が配置されて
いる。試料120はシート状試料など、通常の赤外分光
光度計の試料室には設置できない形状の試科や、生産ラ
インやプラントでの試料などである。赤外検出部113
の赤外検出器116による検出信号は増幅器130で増
幅されてデータ処理部132へ取り込まれる。データ処
理部132は測定結果の計算や表示を行っている。
外分光光度計本体の外部にある試料120に赤外光と可
視光を照射し、試料120からの透過光や散乱光を受光
するために、光ファイバ束100aの出射端122から
の光を試料120へ導く楕円面鏡124と、試料120
を透過又は散乱してきた光を集光して光ファイバ束10
0bの入射端128へ導く楕円面鏡126が配置されて
いる。試料120はシート状試料など、通常の赤外分光
光度計の試料室には設置できない形状の試科や、生産ラ
インやプラントでの試料などである。赤外検出部113
の赤外検出器116による検出信号は増幅器130で増
幅されてデータ処理部132へ取り込まれる。データ処
理部132は測定結果の計算や表示を行っている。
【0009】光ファイバプローブ100の光ファイバ束
100a、100bの一例を図12に示す。軸心部に赤
外用の太径の第1の光ファイバ134が1本配置され、
その周囲に赤外用の細径の第2の光ファイバ136の複
数本と可視光用の細径の光ファイバ138の複数本が配
置され、外皮140により被覆されている。赤外用の光
ファイバ134と第2の光ファイバ136とは互いに低
損失波長域の異なる光ファイバであり、全体として透過
波長範囲を広げるためにこのように複数種類の赤外用光
ファイバを組み合わせて束ねている。測定が可能な低損
失波長域は光ファイバ材料によって定まっており、例え
ば代表的組成がAs+SであるAs−S系カルコゲン化
物ガラスの低損失波長域は0.92〜66μmにあり、
代表的組成がAs+Ge+SeであるAS−Ge−Se
系かレコゲン化物ガラスの低損失波長域は1.3〜9.
5μmにあり、フッ化物ガラスの低損失波長域は0.4
〜4.3μmにある。
100a、100bの一例を図12に示す。軸心部に赤
外用の太径の第1の光ファイバ134が1本配置され、
その周囲に赤外用の細径の第2の光ファイバ136の複
数本と可視光用の細径の光ファイバ138の複数本が配
置され、外皮140により被覆されている。赤外用の光
ファイバ134と第2の光ファイバ136とは互いに低
損失波長域の異なる光ファイバであり、全体として透過
波長範囲を広げるためにこのように複数種類の赤外用光
ファイバを組み合わせて束ねている。測定が可能な低損
失波長域は光ファイバ材料によって定まっており、例え
ば代表的組成がAs+SであるAs−S系カルコゲン化
物ガラスの低損失波長域は0.92〜66μmにあり、
代表的組成がAs+Ge+SeであるAS−Ge−Se
系かレコゲン化物ガラスの低損失波長域は1.3〜9.
5μmにあり、フッ化物ガラスの低損失波長域は0.4
〜4.3μmにある。
【0010】これらの2種類又は3種類以上の光ファイ
バを束ねて1つの光ファイバ束とした場合には、0.4
〜10μmにわたる広い波長域で測定を行なうことがで
きるようになる。
バを束ねて1つの光ファイバ束とした場合には、0.4
〜10μmにわたる広い波長域で測定を行なうことがで
きるようになる。
【0011】可視光用の光ファイバ138としては、例
えば石英ファイバが用いられる。赤外用光ファイバと可
視光用光ファイバの束ね方は、図12に示されるものに
限らない。例えば、多数の光ファイバ素線を種類ごとの
片寄りがないように均質に分散させて束ねてもよい。
えば石英ファイバが用いられる。赤外用光ファイバと可
視光用光ファイバの束ね方は、図12に示されるものに
限らない。例えば、多数の光ファイバ素線を種類ごとの
片寄りがないように均質に分散させて束ねてもよい。
【0012】なお、上述の赤外線分光光度計では、測定
用の赤外光用の他に可視光用の光路が設けられている
が、それらは、分光測定そのものには関係がなく、上述
のように光ファイバプローブを経て試料から戻ってきた
光をミラー等の光学素子を用いて検出器へ導くような構
成にした場合、光学系を調整するための光路追跡が不可
欠であるためである。つまり、光ファイバプローブを設
けた赤外分光光度計ではその光ファイバプローブが赤外
線のみしか通さないため、光ファイバプローブを透過し
た後の光路を追跡するには、光路を特定するための専用
の光学系を用いる必要があることによる。
用の赤外光用の他に可視光用の光路が設けられている
が、それらは、分光測定そのものには関係がなく、上述
のように光ファイバプローブを経て試料から戻ってきた
光をミラー等の光学素子を用いて検出器へ導くような構
成にした場合、光学系を調整するための光路追跡が不可
欠であるためである。つまり、光ファイバプローブを設
けた赤外分光光度計ではその光ファイバプローブが赤外
線のみしか通さないため、光ファイバプローブを透過し
た後の光路を追跡するには、光路を特定するための専用
の光学系を用いる必要があることによる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
広帯域の分光測定装置では、測定波長に応じて波長レン
ジを変えるには、グレーティングなどの分光素子を交換
する必要がある。この交換作業は自動であっても、交換
には時間がかかり、また、交換した領域のみを測定でき
ても、同時に広帯域の波長を測定することは出来ない。
また、交換の際にはグレーティングが機械的に移動する
のに伴い波長の信頼性が低下する。
広帯域の分光測定装置では、測定波長に応じて波長レン
ジを変えるには、グレーティングなどの分光素子を交換
する必要がある。この交換作業は自動であっても、交換
には時間がかかり、また、交換した領域のみを測定でき
ても、同時に広帯域の波長を測定することは出来ない。
また、交換の際にはグレーティングが機械的に移動する
のに伴い波長の信頼性が低下する。
【0014】さらに、これまでのバンドルファイバは、
分光測定用については同種類のファイバをバンドルして
いるため、異なる波長帯域の分光測定を行う場合には、
その都度、その測定波長帯域に適合するファイバに交換
して測定を行う必要がある。
分光測定用については同種類のファイバをバンドルして
いるため、異なる波長帯域の分光測定を行う場合には、
その都度、その測定波長帯域に適合するファイバに交換
して測定を行う必要がある。
【0015】本発明はこれらの事情にもとづいて成され
たもので、測定帯域全般に亘って、同時に測定のできる
広帯域の分光測定方法と装置、および、それを用いた温
度測定装置と膜圧測定装置を提供することを目的として
いる。
たもので、測定帯域全般に亘って、同時に測定のできる
広帯域の分光測定方法と装置、および、それを用いた温
度測定装置と膜圧測定装置を提供することを目的として
いる。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、波長域の異なる複数の分光器を備え、測定
体からの測定光を前記分光器の波長域に対応した複数の
光伝送路で形成した光伝達手段を介して、前記分光器へ
導いて測定することを特徴とする分光測定方法である。
段によれば、波長域の異なる複数の分光器を備え、測定
体からの測定光を前記分光器の波長域に対応した複数の
光伝送路で形成した光伝達手段を介して、前記分光器へ
導いて測定することを特徴とする分光測定方法である。
【0017】また請求項2の発明による手段によれば、
測定体からの測定光を伝達する光伝達手段と、この光伝
達手段で伝達された測定光を測定する分光器とを具備し
た分光測定装置において、前記分光器は波長域の異なる
複数個で構成され、かつ、前記光伝達手段は前記分光器
の波長域に対応した複数の光伝送路を有していることを
特徴とする分光測定装置である。
測定体からの測定光を伝達する光伝達手段と、この光伝
達手段で伝達された測定光を測定する分光器とを具備し
た分光測定装置において、前記分光器は波長域の異なる
複数個で構成され、かつ、前記光伝達手段は前記分光器
の波長域に対応した複数の光伝送路を有していることを
特徴とする分光測定装置である。
【0018】また請求項3の発明による手段によれば、
前記分光器はそれぞれ、ファイバを介して各波長帯域に
合わせた参照用の光源に接続され、前記ファイバには、
前記光源の光を前記測定体に投光し、かつ、前記測定体
からの反射または放射光を受光する光分岐結合手段が接
続されていることを特徴とする分光測定装置である。
前記分光器はそれぞれ、ファイバを介して各波長帯域に
合わせた参照用の光源に接続され、前記ファイバには、
前記光源の光を前記測定体に投光し、かつ、前記測定体
からの反射または放射光を受光する光分岐結合手段が接
続されていることを特徴とする分光測定装置である。
【0019】また請求項4の発明による手段によれば、
前記光分岐結合手段は、通過する光の一部を反射し、か
つ、一部を透過する機能を有した光学素子で、その反射
機能により参照用の照明光を、投光受光用の前記光伝達
手段へ導き、かつ、前記測定体からの反射および放射光
を、検出器に導くように構成されていることを特徴とす
る分光測定装置である。
前記光分岐結合手段は、通過する光の一部を反射し、か
つ、一部を透過する機能を有した光学素子で、その反射
機能により参照用の照明光を、投光受光用の前記光伝達
手段へ導き、かつ、前記測定体からの反射および放射光
を、検出器に導くように構成されていることを特徴とす
る分光測定装置である。
【0020】また請求項5の発明による手段によれば、
前記光伝達手段は、それぞれ可視域から近赤外、近赤外
から中赤外および中赤外から遠赤外の異なる応答波長帯
域を持った異種類のファイバで形成され、それらを直線
状、サークル状、あるいはランダムにバンドルしたこと
を特徴とする分光測定装置である。
前記光伝達手段は、それぞれ可視域から近赤外、近赤外
から中赤外および中赤外から遠赤外の異なる応答波長帯
域を持った異種類のファイバで形成され、それらを直線
状、サークル状、あるいはランダムにバンドルしたこと
を特徴とする分光測定装置である。
【0021】また請求項6の発明の手段によれば、前記
バンドルされたファイバの先端は、レンズ効果を持つ形
状に研磨されているか、あるいはHOE素子が組み込ま
れており、参照用の照明光を平行あるいは任意位置に集
光させ、反射光を受光部のファイバに集光させるように
形成されていることを特徴とする分光測定装置である。
バンドルされたファイバの先端は、レンズ効果を持つ形
状に研磨されているか、あるいはHOE素子が組み込ま
れており、参照用の照明光を平行あるいは任意位置に集
光させ、反射光を受光部のファイバに集光させるように
形成されていることを特徴とする分光測定装置である。
【0022】また請求項7の発明による手段によれば、
上記のいずれかに記載されている分光測定装置により測
定された分光測定情報を用いて前記測定体の温度を算出
する温度算出手段を備えたことを特徴とする温度測定装
置である。
上記のいずれかに記載されている分光測定装置により測
定された分光測定情報を用いて前記測定体の温度を算出
する温度算出手段を備えたことを特徴とする温度測定装
置である。
【0023】また請求項8の発明による手段によれば、
上記のいずれかに記載されている分光測定装置により測
定された分光測定情報を用いて前記測定体の膜厚を算出
する膜厚算出手段を備えたことを特徴とする膜厚測定装
置である。
上記のいずれかに記載されている分光測定装置により測
定された分光測定情報を用いて前記測定体の膜厚を算出
する膜厚算出手段を備えたことを特徴とする膜厚測定装
置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の広帯域分光装置の
実施の形態の一例を図面を参照して説明する。
実施の形態の一例を図面を参照して説明する。
【0025】図1は照明用光源を持たない広帯域分光装
置の模式図である。測定体1からの光は、光伝達体であ
るバンドルされたファイバ2、3、4を介してそれぞれ
分光器5、6、7に伝達され入力される。また、この分
光器5、6、7から出力された信号は制御部8へ入力さ
れる。
置の模式図である。測定体1からの光は、光伝達体であ
るバンドルされたファイバ2、3、4を介してそれぞれ
分光器5、6、7に伝達され入力される。また、この分
光器5、6、7から出力された信号は制御部8へ入力さ
れる。
【0026】バンドルファイバ9は、可視光用ファイバ
である石英ファイバ2と、近赤外用ファイバであるサフ
ァイアファイバ3と、中赤外用ファイバであるカルコゲ
ナイトファイバ4とで構成され、図2にその断面を示す
ようにバンドルされてバンドルファイバ9を形成してい
る。このバンドルファイバ9の被測定体1に対面する端
面は、平面に研磨された研磨面である。バンドルの方法
は、接着によっても接合してもよいし、各ファイバ2、
3、4を溶融させて接合してバンドルさせてもよい。
である石英ファイバ2と、近赤外用ファイバであるサフ
ァイアファイバ3と、中赤外用ファイバであるカルコゲ
ナイトファイバ4とで構成され、図2にその断面を示す
ようにバンドルされてバンドルファイバ9を形成してい
る。このバンドルファイバ9の被測定体1に対面する端
面は、平面に研磨された研磨面である。バンドルの方法
は、接着によっても接合してもよいし、各ファイバ2、
3、4を溶融させて接合してバンドルさせてもよい。
【0027】なお、各ファイバ2、3、4の種類は上記
の材質に限定されず、必要な透過率特性に合わせてそれ
ぞれ選定することが出来る。また、ファイバ2、3、4
ではなく、単結晶同士のロッドを用いることもできる。
の材質に限定されず、必要な透過率特性に合わせてそれ
ぞれ選定することが出来る。また、ファイバ2、3、4
ではなく、単結晶同士のロッドを用いることもできる。
【0028】また、バンドルファイバ9は途中から各々
ファイバ2、3、4に分岐し、もう一方の端面は分光器
5、6、7に接続させるためのコネクタ(不図示)が取
り付けられている。これらのコネクタは、それぞれ、独
立して配置されている分光器5、6、7に接続してい
る。
ファイバ2、3、4に分岐し、もう一方の端面は分光器
5、6、7に接続させるためのコネクタ(不図示)が取
り付けられている。これらのコネクタは、それぞれ、独
立して配置されている分光器5、6、7に接続してい
る。
【0029】図3は各分光器5、6、7の基本構成を示
す模式図である。
す模式図である。
【0030】各分光器5、6、7は、各ファイバ2、
3、4が接続された入力側から、光軸上の光路の順にコ
リメートレンズ10、バンドバスフィルタ11、集光レ
ンズ12、スリット13、ミラー14、グレーティング
15、ミラー16、検出器17が光学筐体(不図示)内
に配置されている。
3、4が接続された入力側から、光軸上の光路の順にコ
リメートレンズ10、バンドバスフィルタ11、集光レ
ンズ12、スリット13、ミラー14、グレーティング
15、ミラー16、検出器17が光学筐体(不図示)内
に配置されている。
【0031】これらの構成により、ファイバ2、3、4
を経由して入力された測定体1からの光19は、コリメ
ートレンズ10で平行光束になり、所望の帯域の光を透
過するバンドパスフィルタ11を透過し光20となり、
集光レンズ12でスリット13に集光する。スリット1
3を通過した光21は、ミラー14で反射されグレーテ
ィング15に入射する。ここで、光21はグレーティン
グ15により分光され光22となる。分光された光22
は、ミラー16で反射され、検出器17面に結像する。
を経由して入力された測定体1からの光19は、コリメ
ートレンズ10で平行光束になり、所望の帯域の光を透
過するバンドパスフィルタ11を透過し光20となり、
集光レンズ12でスリット13に集光する。スリット1
3を通過した光21は、ミラー14で反射されグレーテ
ィング15に入射する。ここで、光21はグレーティン
グ15により分光され光22となる。分光された光22
は、ミラー16で反射され、検出器17面に結像する。
【0032】検出器17は、各応答波長帯域に感度を持
つセンサが直線状に並べられたリニアアレイセンサ(不
図示)で構成されている。本実施の形態の場合、リニア
アレイセンサの素子は可視光用にはSi、近赤外用には
Ge、中赤外光用にはInSbを用いている。また、グ
レーティング15の分散能によって、リニアアレイの素
子位置とそれに対応する波長は定まっている。それによ
り、リニアアレイの素子位置とその位置での輝度を測定
することにより、分光波長分布が求めることができる。
つセンサが直線状に並べられたリニアアレイセンサ(不
図示)で構成されている。本実施の形態の場合、リニア
アレイセンサの素子は可視光用にはSi、近赤外用には
Ge、中赤外光用にはInSbを用いている。また、グ
レーティング15の分散能によって、リニアアレイの素
子位置とそれに対応する波長は定まっている。それによ
り、リニアアレイの素子位置とその位置での輝度を測定
することにより、分光波長分布が求めることができる。
【0033】なお、リニアアレイセンサの素子にSi、
Ge、InSbを用いたが、測定波長帯域に合わせて、
それらを組み合わせて用いることもできる。
Ge、InSbを用いたが、測定波長帯域に合わせて、
それらを組み合わせて用いることもできる。
【0034】これらの構成により、図1に示したよう
に、測定体1から発せられる光は、ファイバ2、3、4
に入射し、これらのファイバ2、3、4を通過して、各
々分光器5、6、7に入射する。各ファイバ2、3、4
を透過してきた光の内、応答波長帯域以外の光は減衰さ
れているが、各分光器5、6、7内にそれぞれ設置され
ているバンドパスフィルタ11で、応答波長帯域以外の
光はカットされ、ノイズの少ない分光測定が可能とな
る。分光器5では測定体1の可視光領域を、分光器6で
は測定体1の近赤外領域を、分光器7では測定体1の中
赤外領域を、それそれ分光測定する。
に、測定体1から発せられる光は、ファイバ2、3、4
に入射し、これらのファイバ2、3、4を通過して、各
々分光器5、6、7に入射する。各ファイバ2、3、4
を透過してきた光の内、応答波長帯域以外の光は減衰さ
れているが、各分光器5、6、7内にそれぞれ設置され
ているバンドパスフィルタ11で、応答波長帯域以外の
光はカットされ、ノイズの少ない分光測定が可能とな
る。分光器5では測定体1の可視光領域を、分光器6で
は測定体1の近赤外領域を、分光器7では測定体1の中
赤外領域を、それそれ分光測定する。
【0035】このように、異なる応答波長領域を持った
バンドルファイバ9と分光器5、6、7を組み合わせる
ことにより、同時に広い波長帯域の分光測定を行うこと
が実現できる。
バンドルファイバ9と分光器5、6、7を組み合わせる
ことにより、同時に広い波長帯域の分光測定を行うこと
が実現できる。
【0036】図4は上述の実施の形態の第1の応用例を
示す模式図である。この応用例では各分光器15、1
6、17に接続した照明用の光源23a、23b、23
cを備え、また、測定用の各分光器15、16、17と
共に補正用分光器33a、33b、33cを備えてい
る。それらにより高精度で反射率や放射率測定が可能な
広帯域分光測定装置を構成している。
示す模式図である。この応用例では各分光器15、1
6、17に接続した照明用の光源23a、23b、23
cを備え、また、測定用の各分光器15、16、17と
共に補正用分光器33a、33b、33cを備えてい
る。それらにより高精度で反射率や放射率測定が可能な
広帯域分光測定装置を構成している。
【0037】すなわち、全体の大略構成は上述の実施の
形態と同様であるので、同一箇所には同一符号を付して
個々の説明を省略する。ただし、この応用例では、各測
定用の各分光器15、16、17と補正用分光器33
a、33b、33cと測定体1を照明するための光源2
3a、23b、23cとの間に分岐光学系が設けられて
いる。なお、測定波長域に対応して設けられた3つの分
光測定部の基本構成は同じであるので、その一つについ
て説明する。
形態と同様であるので、同一箇所には同一符号を付して
個々の説明を省略する。ただし、この応用例では、各測
定用の各分光器15、16、17と補正用分光器33
a、33b、33cと測定体1を照明するための光源2
3a、23b、23cとの間に分岐光学系が設けられて
いる。なお、測定波長域に対応して設けられた3つの分
光測定部の基本構成は同じであるので、その一つについ
て説明する。
【0038】分岐光学系は、光源23a側から順次光軸
に沿って、光源23aからの光をON、OFFするため
のシヤッタ24、光源23aからの光を伝達するファイ
バ25、ファイバ25の光を平行にする対物レンズ2
6、光源23aからの光を一部反射するプリズム27、
プリズム27で反射された光をファイバ2の端面に集光
する対物レンズ28、測定体1からの反射光を集光する
対物レンズ29、この対物レンズ29で集光された光を
分光器15に伝達するファイバ30、プリズム27で透
過した光を集光する対物レンズ31と、この対物レンズ
31で集光された光を補正用分光器33aに伝達するフ
ァイバ32が設けられている。
に沿って、光源23aからの光をON、OFFするため
のシヤッタ24、光源23aからの光を伝達するファイ
バ25、ファイバ25の光を平行にする対物レンズ2
6、光源23aからの光を一部反射するプリズム27、
プリズム27で反射された光をファイバ2の端面に集光
する対物レンズ28、測定体1からの反射光を集光する
対物レンズ29、この対物レンズ29で集光された光を
分光器15に伝達するファイバ30、プリズム27で透
過した光を集光する対物レンズ31と、この対物レンズ
31で集光された光を補正用分光器33aに伝達するフ
ァイバ32が設けられている。
【0039】これらの構成により、光源23aからの光
は、ファイバ25により伝達されて対物レンズ26で平
行光34となり、プリズム27で一部反射され反射光3
5となって対物レンズ28でファイバ2の端面上に集光
する。ファイバ2に入射した光35はファイバ2内を伝
達して測定体1を照明する。測定体1からの反射光36
は、再びファイバ2を伝達し、対物レンズ28で平行と
なり、プリズム27を透過し、対物レンズ29で、ファ
イバ30の端面上に集光され、分光器15に入射する。
また、プリズム27を透過した光源23aからの光38
は対物レンズ31により、ファイバ32の端面上に集光
して補正用分光器33aに入射する。
は、ファイバ25により伝達されて対物レンズ26で平
行光34となり、プリズム27で一部反射され反射光3
5となって対物レンズ28でファイバ2の端面上に集光
する。ファイバ2に入射した光35はファイバ2内を伝
達して測定体1を照明する。測定体1からの反射光36
は、再びファイバ2を伝達し、対物レンズ28で平行と
なり、プリズム27を透過し、対物レンズ29で、ファ
イバ30の端面上に集光され、分光器15に入射する。
また、プリズム27を透過した光源23aからの光38
は対物レンズ31により、ファイバ32の端面上に集光
して補正用分光器33aに入射する。
【0040】反射率の測定は、標準サンプルを所定の位
置に置き、分光器15、で標準サンプルの分光輝度を測
定し、この値を100%と正規化する。次に、測定体1
に置き換え、分光器15で分光輝度を測定し、標準サン
プルの分光輝度と比較し、相対反射率を求める。標準サ
ンプルを測定した時と測定体1を測定した時の光源23
aの輝度分布が異なると測定誤差を生むので、補正用分
光器33で常に光源23a輝度の分光輝度を測定して補
正する。
置に置き、分光器15、で標準サンプルの分光輝度を測
定し、この値を100%と正規化する。次に、測定体1
に置き換え、分光器15で分光輝度を測定し、標準サン
プルの分光輝度と比較し、相対反射率を求める。標準サ
ンプルを測定した時と測定体1を測定した時の光源23
aの輝度分布が異なると測定誤差を生むので、補正用分
光器33で常に光源23a輝度の分光輝度を測定して補
正する。
【0041】さらに、シャッタ24aをON、OFFさ
せ、シャッタ24aがONの場合は、分光器15では測
定体1の反射光の分光輝度分布を、シャッタ24aがO
FFの場合は、分光器15では測定体1の放射光の分光
輝度分布の測定を行うことができる。
せ、シャッタ24aがONの場合は、分光器15では測
定体1の反射光の分光輝度分布を、シャッタ24aがO
FFの場合は、分光器15では測定体1の放射光の分光
輝度分布の測定を行うことができる。
【0042】同様な機構をファイバ3、4にそれぞれ組
み込み、広帯域の分光測定を可能にした。なお、ファイ
バ3、4に組み込まれる光源23b、23cや分光器1
6、17は、それぞれ各応答波長帯域に対応したものを
用いている。
み込み、広帯域の分光測定を可能にした。なお、ファイ
バ3、4に組み込まれる光源23b、23cや分光器1
6、17は、それぞれ各応答波長帯域に対応したものを
用いている。
【0043】図5は上述の実施の形態の第2の応用例を
示す基本配置の模式図である。この応用例では投光専用
のファイバ32、33、34と受光専用のファイバ4
2、43、44をバンドルしたバンドルファイバ50を
用いている。
示す基本配置の模式図である。この応用例では投光専用
のファイバ32、33、34と受光専用のファイバ4
2、43、44をバンドルしたバンドルファイバ50を
用いている。
【0044】すなわち、投光専用ファイバ32、33、
34の入力端には、それぞれ、図4で示した場合に用い
たものと同様の光源23a、23b、23cが接続され
ており、また、受光専用ファイバ42、43、44の出
力端には、図4で示した場合に用いたものと同様の分光
器15、16、17が接続されている。この場合、投光
専用ファイバ32、33、34と受光専用ファイバ4
2、43、44とは、それぞれ同じ応答波長帯域を持っ
た同種のファイバである。
34の入力端には、それぞれ、図4で示した場合に用い
たものと同様の光源23a、23b、23cが接続され
ており、また、受光専用ファイバ42、43、44の出
力端には、図4で示した場合に用いたものと同様の分光
器15、16、17が接続されている。この場合、投光
専用ファイバ32、33、34と受光専用ファイバ4
2、43、44とは、それぞれ同じ応答波長帯域を持っ
た同種のファイバである。
【0045】これらの構成により、光源23a、23
b、23cからの光は、各々のファイバ32、33、3
4を伝達して測定体1を照明する。測定体1の反射光は
ファイバ42、43、44を伝達して分光器15、1
6、17に入射され、測定体1の分光輝度分布を測定す
る。
b、23cからの光は、各々のファイバ32、33、3
4を伝達して測定体1を照明する。測定体1の反射光は
ファイバ42、43、44を伝達して分光器15、1
6、17に入射され、測定体1の分光輝度分布を測定す
る。
【0046】なお、ファイバのバンドルの仕方には様々
な方法がある。図6および図7はそれらの一例を示す模
式図である。
な方法がある。図6および図7はそれらの一例を示す模
式図である。
【0047】図6は、測定帯域の異なるそれぞれ3本の
投光専用のファイバ32、33、34と受光専用のファ
イバ42、43、44とを隣り合わせに配置し、縦一列
に並べてバンドルした例である。
投光専用のファイバ32、33、34と受光専用のファ
イバ42、43、44とを隣り合わせに配置し、縦一列
に並べてバンドルした例である。
【0048】図7(a)に示したものは、それそれ一本
づつの投光専用ファイバ32、33、34と、それぞれ
三本からなる受光専用ファイバ42、43、44とがバ
ンドルされている。中心に投光専用ファイバ32、3
3、34を、周辺に図示したような配置で受光専用ファ
イバ42、43、44をバンドルする。この場合、分光
器15、16、17に接続するファイバ42、43、4
4の出力端は、図7(b)に示すようにスリットの縦方
向に直線状にバンドルする。
づつの投光専用ファイバ32、33、34と、それぞれ
三本からなる受光専用ファイバ42、43、44とがバ
ンドルされている。中心に投光専用ファイバ32、3
3、34を、周辺に図示したような配置で受光専用ファ
イバ42、43、44をバンドルする。この場合、分光
器15、16、17に接続するファイバ42、43、4
4の出力端は、図7(b)に示すようにスリットの縦方
向に直線状にバンドルする。
【0049】なお、このようなバンドルの場合、測定体
1の測定位置は、ファイバ42、43、44の視野によ
り若干異なる。このずれを補正するには、図8に模式図
を示すように、ファイバ32、33、34、42、4
3、44の先端にHOE45を取り付け、同一測定位置
を照明し、同一測定位置の光を受光するようにすること
で改善できる。
1の測定位置は、ファイバ42、43、44の視野によ
り若干異なる。このずれを補正するには、図8に模式図
を示すように、ファイバ32、33、34、42、4
3、44の先端にHOE45を取り付け、同一測定位置
を照明し、同一測定位置の光を受光するようにすること
で改善できる。
【0050】なお、上述の実施の形態では、光伝達手段
としてファイバを用いたが、それ以外にも、単結晶ロッ
トや中空伝達手段(例えば、パイプの内面に反射面を形
成したもの)を用いることができる。
としてファイバを用いたが、それ以外にも、単結晶ロッ
トや中空伝達手段(例えば、パイプの内面に反射面を形
成したもの)を用いることができる。
【0051】以上に述べたように、本発明では異なる透
過波長帯域を持ったファイバ等の光伝達手段同士をバン
ドルすることで、同時に測定可能な広帯域の応答波長領
域を実現し、各波長領域に最適化されたグレーティング
と検出器を数種類組み合わせることで、広帯域の波長を
同時に分光できる。
過波長帯域を持ったファイバ等の光伝達手段同士をバン
ドルすることで、同時に測定可能な広帯域の応答波長領
域を実現し、各波長領域に最適化されたグレーティング
と検出器を数種類組み合わせることで、広帯域の波長を
同時に分光できる。
【0052】また、各ファイバ等には、各応答波長領域
に一致させた光源の光を測定体に照射するファイバ等
と、測定体1からの反射光、透過光、放射光を受光する
ファイバ等とを組み合わせたり、或いは、測定光学系の
中に、ハーフミラーなど光分岐結合素子を組み入れるこ
とで、測定体の、反射率、透過率や放射率を高精度に測
定することができる。
に一致させた光源の光を測定体に照射するファイバ等
と、測定体1からの反射光、透過光、放射光を受光する
ファイバ等とを組み合わせたり、或いは、測定光学系の
中に、ハーフミラーなど光分岐結合素子を組み入れるこ
とで、測定体の、反射率、透過率や放射率を高精度に測
定することができる。
【0053】また、広帯域の同時分光測定が可能にな
り、分光特性の時間変化を克明に捕らえて測定すること
が出来る。それらは、例えば、半導体製造工程における
成膜時の分光特性の時間変化を求める場合や、膜の厚さ
や、温度を随時、高精度に測定することができる。
り、分光特性の時間変化を克明に捕らえて測定すること
が出来る。それらは、例えば、半導体製造工程における
成膜時の分光特性の時間変化を求める場合や、膜の厚さ
や、温度を随時、高精度に測定することができる。
【0054】例えば、膜厚の測定は多色光を被測定体に
照射し、それぞれの反射光を検出して分光すると、それ
ぞれの反射光は膜厚値の情報を含んでいるため、予め定
められている分光スペクトル信号との差が最小になるカ
ーブフィッティングにより理論波形を選択し、その理論
波形の算出に使用した膜厚値から実際の値を求めること
ができる。
照射し、それぞれの反射光を検出して分光すると、それ
ぞれの反射光は膜厚値の情報を含んでいるため、予め定
められている分光スペクトル信号との差が最小になるカ
ーブフィッティングにより理論波形を選択し、その理論
波形の算出に使用した膜厚値から実際の値を求めること
ができる。
【0055】膜厚測定系の一例を図9にブロック図で示
すと、膜厚測定系は光干渉法を用いたもので、光源60
に投・受光部61が接続し、この投・受光部61に膜厚
測定部62が接続している。また、膜厚測定部62は、
投・受光部61からの出力が接続されている分光スペク
トル検出部63と、この分光スペクトル検出部63から
の出力が接続されている極値算出部64と、さらに、こ
の極値算出部64の出力が接続されている膜厚算出部6
5とで構成されている。
すと、膜厚測定系は光干渉法を用いたもので、光源60
に投・受光部61が接続し、この投・受光部61に膜厚
測定部62が接続している。また、膜厚測定部62は、
投・受光部61からの出力が接続されている分光スペク
トル検出部63と、この分光スペクトル検出部63から
の出力が接続されている極値算出部64と、さらに、こ
の極値算出部64の出力が接続されている膜厚算出部6
5とで構成されている。
【0056】すなわち、光源60から出射した光は投・
受光部61を介して被測定体66に入射光Iinとして
入射される。そして、被測定体66で反射された反射光
Ioutは投・受光部61で受光される。この投・受光
部61で受光された反射光Ioutは膜厚測定部62の
分光スペクトル検出部63に入力される。この分光スペ
クトル検出部63は、被測定体66に入射される光の波
長に対する反射率の関係を予め格納されているデータか
ら検出する。分光スペクトル検出部63で検出された波
長に対する反射率の関係より極値算出部64で反射分光
スぺクトルの極大値と極小値が算出される。さらに、極
値算出部64で算出された反射分光スぺクトルの極大値
と極小値に基づいて膜厚算出部65において膜厚が算出
される。
受光部61を介して被測定体66に入射光Iinとして
入射される。そして、被測定体66で反射された反射光
Ioutは投・受光部61で受光される。この投・受光
部61で受光された反射光Ioutは膜厚測定部62の
分光スペクトル検出部63に入力される。この分光スペ
クトル検出部63は、被測定体66に入射される光の波
長に対する反射率の関係を予め格納されているデータか
ら検出する。分光スペクトル検出部63で検出された波
長に対する反射率の関係より極値算出部64で反射分光
スぺクトルの極大値と極小値が算出される。さらに、極
値算出部64で算出された反射分光スぺクトルの極大値
と極小値に基づいて膜厚算出部65において膜厚が算出
される。
【0057】また、温度の測定は、例えば、輝度温度に
よる測定を行うことで測定することができる。すなわ
ち、所定波長における被測定体の分光スペクトル放射輝
度と完全放射体の分光スペクトル放射輝度とを比較して
温度を測定する。波長λにおける被測定体のスペクトル
分光輝度と温度Tsの完全放射体の波長λにおけるスペ
クトル分光輝度が等しい場合、温度Tsを被測定体の温
度としている。
よる測定を行うことで測定することができる。すなわ
ち、所定波長における被測定体の分光スペクトル放射輝
度と完全放射体の分光スペクトル放射輝度とを比較して
温度を測定する。波長λにおける被測定体のスペクトル
分光輝度と温度Tsの完全放射体の波長λにおけるスペ
クトル分光輝度が等しい場合、温度Tsを被測定体の温
度としている。
【0058】温度測定系の一例を図10にブロック図で
示すと、温度測定系は光干渉法を用いたもので、光源7
0に投・受光部71が接続し、この投・受光部71に温
度測定部72が接続している。また、温度測定部72
は、投・受光部71からの出力が接続されている分光ス
ペクトル検出部73と、この分光スペクトル検出部73
からの出力が接続されている放射輝度比較部74と、さ
らに、この放射輝度比較部74の出力が接続されている
温度算出部75とで構成されている。
示すと、温度測定系は光干渉法を用いたもので、光源7
0に投・受光部71が接続し、この投・受光部71に温
度測定部72が接続している。また、温度測定部72
は、投・受光部71からの出力が接続されている分光ス
ペクトル検出部73と、この分光スペクトル検出部73
からの出力が接続されている放射輝度比較部74と、さ
らに、この放射輝度比較部74の出力が接続されている
温度算出部75とで構成されている。
【0059】すなわち、光源70から出射した光は投・
受光部71を介して被測定体76に入射光Iinとして
入射される。そして、被測定体76で反射された反射光
Ioutは投・受光部71で受光される。この投・受光
部71で受光された反射光Ioutは温度測定部72の
分光スペクトル検出部73に入力される。この分光スペ
クトル検出部73は、被測定体76に入射される光の波
長に対する反射率の関係を予め格納されているデータか
ら検出する。放射輝度比較部74では分光スペクトル検
出部73で検出された波長に対するデータと、被測定体
66の反射分光スぺクトル輝度が比較される。この比較
結果により温度算出部75で被測定体76の温度が算出
される。
受光部71を介して被測定体76に入射光Iinとして
入射される。そして、被測定体76で反射された反射光
Ioutは投・受光部71で受光される。この投・受光
部71で受光された反射光Ioutは温度測定部72の
分光スペクトル検出部73に入力される。この分光スペ
クトル検出部73は、被測定体76に入射される光の波
長に対する反射率の関係を予め格納されているデータか
ら検出する。放射輝度比較部74では分光スペクトル検
出部73で検出された波長に対するデータと、被測定体
66の反射分光スぺクトル輝度が比較される。この比較
結果により温度算出部75で被測定体76の温度が算出
される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、分光測定装置を構成し
ている光伝達手段であるファイバ等やグレーティングを
交換することなく、随時、広帯域の分光測定を同時に行
う事ができる。
ている光伝達手段であるファイバ等やグレーティングを
交換することなく、随時、広帯域の分光測定を同時に行
う事ができる。
【0061】また、測定体からの反射光と放射光とをそ
れぞれ測定することができる。
れぞれ測定することができる。
【図1】本発明の広帯域分光装置の模式図。
【図2】本発明のバンドルファイバの断面図。
【図3】分光器の基本構成図。
【図4】本発明の広帯域分光装置の第1の応用例の模式
図。
図。
【図5】本発明の広帯域分光装置の第2の応用例の模式
図。
図。
【図6】本発明のバンドルファイバの断面図。
【図7】(a)本発明のバンドルファイバの断面図、
(b)はその出力端の断面図。
(b)はその出力端の断面図。
【図8】本発明のバンドルファイバの端部の断面側面
図。
図。
【図9】膜圧測定系のブロック図。
【図10】温度測定系のブロック図。
【図11】従来の分光測定装置の構成図。
【図12】ファイバ束の断面図。
1…測定体、2、3、4、32、33、34、42、4
3、44…ファイバ、5、6、7、15、16、17…
分光器、、9、50…バンドルファイバ
3、44…ファイバ、5、6、7、15、16、17…
分光器、、9、50…バンドルファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01K 11/12 G01K 11/12 B 2H046 G01N 21/27 G01N 21/27 B 21/35 21/35 Z G02B 6/04 G02B 6/04 Z Fターム(参考) 2F056 VF11 VF16 2F065 AA30 DD06 FF41 FF51 FF61 JJ02 JJ25 LL01 LL03 LL22 LL28 LL30 LL42 LL46 LL67 NN03 QQ25 QQ29 RR06 2G020 AA03 AA04 BA20 CA14 CB42 CB43 CC02 CC28 CC47 CC48 CC49 CC63 CD04 CD24 CD38 2G059 AA03 BB08 EE02 EE11 EE12 GG01 GG03 HH01 HH02 JJ02 JJ05 JJ14 JJ17 JJ22 KK04 MM04 NN06 2G066 AA01 AA04 AB02 AB06 AB08 BA12 BA38 BC15 2H046 AA46 AA48 AD02 AD09
Claims (8)
- 【請求項1】 波長域の異なる複数の分光器を備え、測
定体からの測定光を前記分光器の波長域に対応した複数
の光伝送路で形成した光伝達手段を介して、前記分光器
へ導いて測定することを特徴とする分光測定方法。 - 【請求項2】 測定体からの測定光を伝達する光伝達手
段と、この光伝達手段で伝達された測定光を測定する分
光器とを具備した分光測定装置において、 前記分光器は波長域の異なる複数個で構成され、かつ、
前記光伝達手段は前記分光器の波長域に対応した複数の
光伝送路を有していることを特徴とする分光測定装置。 - 【請求項3】 前記分光器はそれぞれ、ファイバを介し
て各波長帯域に合わせた参照用の光源に接続され、前記
ファイバには、前記光源の光を前記測定体に投光し、か
つ、前記測定体からの反射または放射光を受光する光分
岐結合手段が接続されていることを特徴とする請求項2
記載の分光測定装置。 - 【請求項4】 前記光分岐結合手段は、通過する光の一
部を反射し、かつ、一部を透過する機能を有した光学素
子で、その反射機能により参照用の照明光を、投光受光
用の前記光伝達手段へ導き、かつ、前記測定体からの反
射および放射光を、検出器に導くように構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の分光測定装置。 - 【請求項5】 前記光伝達手段は、それぞれ可視域から
近赤外、近赤外から中赤外および中赤外から遠赤外の異
なる応答波長帯域を持った異種類のファイバで形成さ
れ、それらを直線状、サークル状、あるいはランダムに
バンドルしたことを特徴とする請求項3記載の分光測定
装置。 - 【請求項6】 前記バンドルされたファイバの先端は、
レンズ効果を持つ形状に研磨されているか、あるいはH
OE素子が組み込まれており、参照用の照明光を平行あ
るいは任意位置に集光させ、反射光を受光部のファイバ
に集光させるように形成されていることを特徴とする請
求項5記載の分光測定装置。 - 【請求項7】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
されている分光測定装置により測定された分光測定情報
を用いて前記測定体の温度を算出する温度算出手段を備
えたことを特徴とする温度測定装置。 - 【請求項8】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
されている分光測定装置により測定された分光測定情報
を用いて前記測定体の膜厚を算出する膜厚算出手段を備
えたことを特徴とする膜厚測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32660099A JP2001141563A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 分光測定方法と装置および温度測定装置と膜圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32660099A JP2001141563A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 分光測定方法と装置および温度測定装置と膜圧測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001141563A true JP2001141563A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18189636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32660099A Pending JP2001141563A (ja) | 1999-11-17 | 1999-11-17 | 分光測定方法と装置および温度測定装置と膜圧測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001141563A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003114107A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-18 | Omron Corp | 膜厚測定装置 |
JP2004294150A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Univ Waseda | 分光分析装置及び分光分析法 |
JP2005504313A (ja) * | 2001-10-01 | 2005-02-10 | ユーディー テクノロジー コーポレーション | 実時間ir分光法の装置および方法 |
JP2005504980A (ja) * | 2001-10-01 | 2005-02-17 | ユーディー テクノロジー コーポレーション | 同時マルチビーム平面アレイir(pair)分光法 |
JP2006106006A (ja) * | 2005-11-22 | 2006-04-20 | Ud Technology Corp | 実時間ir分光法の装置および方法 |
JP2008209160A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Hitachi Cable Ltd | 中空ファイババンドル |
JP2009063407A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Yokogawa Electric Corp | 照射集光装置 |
JP2009168711A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Yokogawa Electric Corp | 近赤外光及び赤外光の分光分析装置 |
WO2010084956A1 (ja) * | 2009-01-22 | 2010-07-29 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 標準分光放射計 |
JP2012508875A (ja) * | 2008-11-17 | 2012-04-12 | マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ | 物体の厚さを干渉分析法によって光学的に計測するための方法、計測装置、及び、計測システム |
JP2012088495A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | バンドルファイバ及びその製造方法 |
JP2012181303A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Toyota Motor Corp | 温度分布測定装置及びイメージガイド |
JP5319856B1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-10-16 | 株式会社シンクロン | 膜厚測定装置及び成膜装置 |
JP2014025929A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Snu Precision Co Ltd | デジタル光学技術を用いた厚さ測定装置及び方法 |
KR20160143536A (ko) * | 2015-06-05 | 2016-12-14 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 연마 장치 |
JP2018509601A (ja) * | 2015-04-30 | 2018-04-05 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 光学分光計 |
JP2018072279A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | ジオテクノス株式会社 | 分光装置および反射スペクトルの接合処理方法 |
JPWO2017199721A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2019-06-06 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 吸収分光測定用の光吸収測定装置およびこれを用いた吸収分光測定システム |
JP2019144498A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | オリンパス株式会社 | 温度測定システム及び内視鏡 |
JP2020501160A (ja) * | 2016-12-06 | 2020-01-16 | エァーエスペィ・システムス・アーエスRsp Systems A/S | 分析物検出装置および分析物を検出する方法 |
CN111430257A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-07-17 | 长江存储科技有限责任公司 | 测量装置及方法 |
CN113916733A (zh) * | 2020-07-09 | 2022-01-11 | 北京智感度衡科技有限公司 | 一种传感器和颗粒物检测装置 |
-
1999
- 1999-11-17 JP JP32660099A patent/JP2001141563A/ja active Pending
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005504313A (ja) * | 2001-10-01 | 2005-02-10 | ユーディー テクノロジー コーポレーション | 実時間ir分光法の装置および方法 |
JP2005504980A (ja) * | 2001-10-01 | 2005-02-17 | ユーディー テクノロジー コーポレーション | 同時マルチビーム平面アレイir(pair)分光法 |
JP2003114107A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-18 | Omron Corp | 膜厚測定装置 |
JP2004294150A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Univ Waseda | 分光分析装置及び分光分析法 |
JP2006106006A (ja) * | 2005-11-22 | 2006-04-20 | Ud Technology Corp | 実時間ir分光法の装置および方法 |
JP2008209160A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Hitachi Cable Ltd | 中空ファイババンドル |
JP2009063407A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Yokogawa Electric Corp | 照射集光装置 |
JP2009168711A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Yokogawa Electric Corp | 近赤外光及び赤外光の分光分析装置 |
JP2012508875A (ja) * | 2008-11-17 | 2012-04-12 | マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ | 物体の厚さを干渉分析法によって光学的に計測するための方法、計測装置、及び、計測システム |
WO2010084956A1 (ja) * | 2009-01-22 | 2010-07-29 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 標準分光放射計 |
JP2010169492A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 標準分光放射計 |
JP2012088495A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | バンドルファイバ及びその製造方法 |
JP2012181303A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Toyota Motor Corp | 温度分布測定装置及びイメージガイド |
JP5319856B1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-10-16 | 株式会社シンクロン | 膜厚測定装置及び成膜装置 |
WO2013186879A1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-19 | 株式会社シンクロン | 膜厚測定装置及び成膜装置 |
CN104395690A (zh) * | 2012-06-13 | 2015-03-04 | 株式会社新柯隆 | 膜厚测量装置和成膜装置 |
CN103579037A (zh) * | 2012-07-24 | 2014-02-12 | Snu精度株式会社 | 利用数字光学技术的厚度检测装置及方法 |
JP2014025929A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Snu Precision Co Ltd | デジタル光学技術を用いた厚さ測定装置及び方法 |
JP2018509601A (ja) * | 2015-04-30 | 2018-04-05 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 光学分光計 |
US10240978B2 (en) | 2015-04-30 | 2019-03-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Optical spectrometer |
CN106239352B (zh) * | 2015-06-05 | 2020-06-12 | 株式会社荏原制作所 | 研磨装置 |
KR20160143536A (ko) * | 2015-06-05 | 2016-12-14 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 연마 장치 |
CN106239352A (zh) * | 2015-06-05 | 2016-12-21 | 株式会社荏原制作所 | 研磨装置 |
JP2017005014A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 株式会社荏原製作所 | 研磨装置 |
KR102246521B1 (ko) | 2015-06-05 | 2021-04-30 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 연마 장치 |
US10124462B2 (en) | 2015-06-05 | 2018-11-13 | Ebara Corporation | Polishing apparatus |
JPWO2017199721A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2019-06-06 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 吸収分光測定用の光吸収測定装置およびこれを用いた吸収分光測定システム |
JP2018072279A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | ジオテクノス株式会社 | 分光装置および反射スペクトルの接合処理方法 |
JP2020501160A (ja) * | 2016-12-06 | 2020-01-16 | エァーエスペィ・システムス・アーエスRsp Systems A/S | 分析物検出装置および分析物を検出する方法 |
JP7185628B2 (ja) | 2016-12-06 | 2022-12-07 | エァーエスペィ・システムス・アーエス | 分析物検出装置および分析物を検出する方法 |
JP2019144498A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | オリンパス株式会社 | 温度測定システム及び内視鏡 |
CN111430257A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-07-17 | 长江存储科技有限责任公司 | 测量装置及方法 |
CN111430257B (zh) * | 2020-04-02 | 2023-04-07 | 长江存储科技有限责任公司 | 测量装置及方法 |
CN113916733A (zh) * | 2020-07-09 | 2022-01-11 | 北京智感度衡科技有限公司 | 一种传感器和颗粒物检测装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001141563A (ja) | 分光測定方法と装置および温度測定装置と膜圧測定装置 | |
US7495762B2 (en) | High-density channels detecting device | |
US5771094A (en) | Film measurement system with improved calibration | |
US6862092B1 (en) | Spectrometer | |
US5764352A (en) | Process and apparatus for spectral reflectance and transmission measurements | |
JPS6049847B2 (ja) | 光の強度を測定する方法及び分光計 | |
JP2002031510A (ja) | 楕円偏光計を備えた光学的測定装置 | |
TWI245114B (en) | Apparatus for measuring imaging spectrograph | |
JPS628729B2 (ja) | ||
US11585758B2 (en) | Microspectroscopic device and microspectroscopic method | |
US7446317B2 (en) | Multipass cell for gas analysis using a coherent optical source | |
JPH01308930A (ja) | 顕微分光装置 | |
JP2022541364A (ja) | スペクトル共焦点測定装置及び測定方法 | |
GB2077421A (en) | Displacement sensing | |
WO2003091676A1 (fr) | Petite unite de capteur spectroscopique mise sous boitier | |
CN111879239A (zh) | 光谱共焦测量装置及测量方法 | |
JP2002005823A (ja) | 薄膜測定装置 | |
JPS634650B2 (ja) | ||
JPS61292043A (ja) | 分光測色計の光検出プロ−ブ | |
EP1447651B1 (en) | Optical measuring device with wavelength-selective light source | |
US20050062964A1 (en) | Real-time goniospectrophotometer | |
EP0176826A2 (en) | Method and apparatus for dual-beam spectral transmission measurements | |
EP0735350A2 (en) | Spectroscope comprising an optical fibre branching | |
US6870617B2 (en) | Accurate small-spot spectrometry systems and methods | |
JPS5821527A (ja) | フ−リエ変換型赤外分光光度計 |